JPH08184010A - 吊 橋 - Google Patents

吊 橋

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Publication number
JPH08184010A
JPH08184010A JP32706394A JP32706394A JPH08184010A JP H08184010 A JPH08184010 A JP H08184010A JP 32706394 A JP32706394 A JP 32706394A JP 32706394 A JP32706394 A JP 32706394A JP H08184010 A JPH08184010 A JP H08184010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
girder
box
width
flutter
suspension bridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP32706394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Matsuda
一俊 松田
Masanao Suzuki
政直 鈴木
Yuuichi Higami
▲ゆう▼一 樋上
Nauemon Uno
名右衛門 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP32706394A priority Critical patent/JPH08184010A/ja
Publication of JPH08184010A publication Critical patent/JPH08184010A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱型補剛桁のフラッター発生風速を向上させ
る。 【構成】 上面に所要の幅員Wを有する車道8が設けら
れ、該車道8の両側に沿って防護柵9が設けられた桁本
体7の側部から直接ハンガー定着部材13を突設するこ
とにより、全桁幅Bの狭い箱型補剛桁12を構成する。
そして、メインケーブル4に吊下げられたハンガー5に
箱型補剛桁12のハンガー定着部材13を取付けるよう
にする。 【効果】 箱型補剛桁12の全桁幅Bが減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箱型補剛桁を有する吊
橋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の吊橋の一例の側面図であ
る。
【0003】図中、1,1はアンカーレイジ、2,2は
橋脚基礎であり、該橋脚基礎2,2上に主塔3,3を立
設し、前記のアンカーレイジ1,1に両端部を固定され
た左右一対のメインケーブル4を前記の主塔3,3の各
塔頂部に所定のたるみを持たせて架け渡し、各メインケ
ーブル4の長手方向へ所定の間隔を置いて多数のハンガ
ー5を吊下げ、該各ハンガー5の下端部に箱型補剛桁6
を取付けた構造を有している。
【0004】この箱型補剛桁6は、図4・図5に示すよ
うに、桁本体7の上面に、建築限界により定められた所
定の幅員Wを備えた複数の車線を形成するための車道8
を有し、該車道8の両外側に防護柵9,9を有し、該防
護柵9,9から所定の間隔を隔てた外側位置に、桁本体
7の長手方向へ所定の間隔を置いて複数のハンガー定着
構造部10を配置し、更に、桁本体7のハンガー定着構
造部10よりも外側の位置に、断面が三角形状の側端部
11,11を備え、全体として空気力学的に安定な断面
形状となるように形成されており、前記の各ハンガー定
着構造部10に対して前記の各ハンガー5の下端部がそ
れぞれ定着されている。
【0005】上述した箱型補剛桁6は、車道8の幅員W
に加えて、防護柵9からハンガー定着構造部10までの
間隔、ハンガー定着構造部10から側端部11までの間
隔を必要とし、吊橋の使用条件により要求される建築限
界により定められた車道8の幅員Wに比べて、かなりの
広さの桁幅Aを有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような吊橋、特
に、主塔3,3間の長さ、即ち、中央支間長が2000
mを超えるような長大吊橋の設計においては、風の作用
によって生じる破壊的振動、即ち、フラッターに対する
安全確保が最大の課題となっており、桁幅Aが広い箱型
補剛桁6ほど、箱型補剛桁6に作用するフラッター誘起
風力が高まり、その分、フラッターが発生する風速(フ
ラッター発生風速)が低くなって、低い風速でもフラッ
ターを生じ易くなるので、通常設計の板厚の桁本体7で
は耐風設計基準を満足できなくなるおそれがある。
【0007】フラッター発生風速を引き上げるために
は、桁本体7を構成する部材の板厚を増やして箱型補剛
桁6の剛性を増加させることが考えられるが、そのよう
にすると、桁本体7の構成に必要となる鋼材の重量が増
えるため、吊橋全体の強度や重量に与える影響が大きく
なり、不経済になるという問題があった。
【0008】本発明は、前述の実情に鑑み、建築限界に
よる車道の幅員を満足し得る最小幅の箱型補剛桁とする
ことによって、箱型補剛桁に作用するフラッター誘起風
力を減少させ且つフラッター発生風速を上げ得る吊橋を
提供することを目的としてなしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面に所要の
幅員を有する車道が設けられ、該車道の両側に沿って防
護柵が設けられた桁本体の側部から直接ハンガー定着部
材を突設し、メインケーブルに吊下げられたハンガーに
ハンガー定着部材を取付けたことを特徴とする吊橋にか
かるものである。
【0010】
【作用】従って、本発明では、桁本体の側部からハンガ
ー定着部材を直接突出させることによって、箱型補剛桁
の全桁幅が減少される。
【0011】これにより、フラッター誘起風力が減少さ
れ、低い風速でフラッターが生じるのが防止され、フラ
ッター発生風速を上げることができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0013】図1・図2は本発明の一実施例であり、図
1は本発明の吊橋の概略を表す断面図、図2は図1に関
連する吊橋の局部的斜視図である。
【0014】又、図中、図3と同じものには同じ符号を
付すことによって説明を省略する。
【0015】本実施例では、上面に車道8が設けられ、
車道8の両側に沿って防護柵9,9が設けられた桁本体
7の側部から、先端部がハンガー5を連結し得るように
形成された複数のハンガー定着部材13を、桁本体7の
長手方向へ所定の間隔を置いて直接突設し、更に、前記
のハンガー定着部材13を取付けた部分を除く桁本体7
の幅方向の最外側部に、断面が三角形状の側端部14,
14を設け、全体として空気力学的に安定な断面形状と
なるように形成し、前記の各ハンガー定着部材13のそ
れぞれにハンガー5を連結している。
【0016】上記構造の箱型補剛桁12によれば、桁本
体7の側部から直接ハンガー定着部材13を突出させる
ことにより、箱型補剛桁12の全幅が減少し、全桁幅B
が車道8の幅員Wにハンガー定着部材13或いは側端部
14,14を足した幅になる。
【0017】これは、図4に示す従来の箱型補剛桁6の
全桁幅Aに比し、約77%程度の数値となることが実証
されている。
【0018】このようにして、箱型補剛桁12の桁幅を
減少させて、全桁幅Bとした場合のフラッターが発生す
る風速、即ち、フラッター発生風速は、下記の数式1に
よって求めることができる。
【0019】
【数1】 VF=(θm)1/4 /b1/2 *ω(1−ωB 2 /ωT 21/2 ・・・・(1) ここに、 VF :フラッター発生風速 θ :単位長さ当りの極慣性モーメント m :単位長さ当りの質量 b :桁幅/2 ωB :鉛直曲げ固有円振動数(対称1次) ωT :捩れ固有円振動数(対称1次) である。
【0020】上記の数式1は、フラッター発生風速VF
が箱型補剛桁12の全桁幅Bの1/2であるbの1/2
乗に反比例して増減することを表しており、箱型補剛桁
12の全桁幅Bを減少させるとフラッター発生風速VF
が向上し、箱型補剛桁12に作用するフラッター誘起風
力が減少することを明らかにしている。
【0021】因みに、図4に示す従来例の全桁幅Aなる
箱型補剛桁6を有する吊橋と、本発明によって桁幅を削
減して全桁幅Bとした箱型補剛桁12(図1参照)を有
する吊橋とを比較し、各箱型補剛桁6,12に作用する
フラッター発生風速VFを解析した結果を下記の表1に
示す。
【0022】
【表1】
【0023】このように、ハンガー定着部材13を桁本
体7の側方から直接突出させることにより箱型補剛桁1
2の全桁幅Bを削減したので、フラッター発生風速VF
を上げることができ、箱型補剛桁12に作用するフラッ
ター誘起風力が減少する。
【0024】尚、本発明は前述の実施例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明の吊橋によれば、下記の如き種々
の優れた効果を奏し得る。
【0026】I)箱型補剛桁の全桁幅を削減し得るの
で、フラッター発生風速を上げることができ、箱型補剛
桁に作用するフラッター誘起風力を減少させることがで
きる。
【0027】II)従って、長大吊橋のフラッター耐風
性を経済的に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊橋の一実施例の概略を表す断面図で
ある。
【図2】図1に関連する吊橋の局部的斜視図である。
【図3】従来の吊橋の一例の概略を表す側面図である。
【図4】図3に関連する箱型補剛桁の断面図である。
【図5】図4に関連する吊橋の局部的斜視図である。
【符号の説明】
4 メインケーブル 5 ハンガー 7 桁本体 8 車道 9 防護柵 12 箱型補剛桁 13 ハンガー定着部材 W 幅員
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 名右衛門 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に所要の幅員を有する車道が設けら
    れ、該車道の両側に沿って防護柵が設けられた桁本体の
    側部から直接ハンガー定着部材を突設し、メインケーブ
    ルに吊下げられたハンガーにハンガー定着部材を取付け
    たことを特徴とする吊橋。
JP32706394A 1994-12-28 1994-12-28 吊 橋 Pending JPH08184010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32706394A JPH08184010A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 吊 橋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32706394A JPH08184010A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 吊 橋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08184010A true JPH08184010A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18194891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32706394A Pending JPH08184010A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 吊 橋

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JP (1) JPH08184010A (ja)

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