JPH0818429A - 光受信機 - Google Patents

光受信機

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JPH0818429A
JPH0818429A JP6151902A JP15190294A JPH0818429A JP H0818429 A JPH0818429 A JP H0818429A JP 6151902 A JP6151902 A JP 6151902A JP 15190294 A JP15190294 A JP 15190294A JP H0818429 A JPH0818429 A JP H0818429A
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JP
Japan
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voltage
output
circuit
differential amplifier
peak value
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Withdrawn
Application number
JP6151902A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Osada
浩和 長田
Masayuki Yoita
正幸 与板
Masahiko Yamashita
雅彦 山下
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光パルス信号を受信して電気パルス信号に変
換する光受信機に関し、電流/電圧変換器、電圧増幅
器、識別器をそれぞれ独立した回路構成として扱え、そ
れぞれの回路に要求される特性を満足させるための回路
設計ができるようにすることを目的とする。 【構成】 電流/電圧変換器2が、オフセット調整を行
う電圧増幅差動増幅器3とは独立に設定される。そし
て、基準値出力回路6が、ピーク値検出回路5で検出さ
れたピーク値を所定比で分割し、得られた電圧にオフセ
ット調整回路4の出力を加算して電圧増幅差動増幅器3
の反転入力端子に供給する。したがって、電圧増幅差動
増幅器3は、基準値出力回路6から供給された電圧値を
閾値として電流/電圧変換器2からの出力電圧を比較し
て電圧の差動増幅を行うとともに、オフセット調整も同
時に行い、その出力を識別器7へ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光パルス信号を受信し
て電気パルス信号に変換する光受信機に関し、特に、複
数の加入者側装置ONU(Optical Network Unit)からT
DMA(TimeDivision Multiple Access)方式により送
られた光パルス信号を受信するセンタ側装置OSU(Opt
ical Subscriber Unit)に設けられる光受信機に関す
る。
【0002】将来の通信インフラストラクチャを支える
基本技術として、光加入者伝送システムの技術開発に大
きな期待が寄せられている。通信を利用するサービスニ
ーズは、電話主体から徐々に多様性、高速性を求める方
向に推移しており、これらの要望にタイムリーに応える
ために、ニーズの顕在化に先んじた加入者網の光化が望
まれている。本発明は、こうした加入者網の光化を担う
装置の1つを提供するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、光加入者伝送システムは、図12
に示すように、センタ側装置OSU101と複数の加入
者側装置ONU102〜104とがスターカプラ105
を介して1本の光ファイバ106で接続されている。そ
して、センタ側装置OSU101が、電気パルス信号を
光強度変調により光パルス信号に変換して光ファイバ1
06へ出力し、その光パルス信号がスターカプラ105
で分岐されて加入者側装置ONU102〜104へ送ら
れる。加入者側装置ONU102〜104では、光パル
ス信号を電気パルス信号に復調する。また、その逆方向
への伝送も同様に行われる。センタ側装置OSU101
と加入者側装置ONU102〜104との間では双方向
多重伝送が行われ、1本の光ファイバ106を利用して
時間領域で多重するTCM(Time Compression Multipl
exing)が採用されている。
【0004】すなわち、図13に示すように、TCMで
は1フレームの前半でセンタ側装置OSU101から加
入者側装置ONU102〜104への下り光信号を送出
し、後半で加入者側装置ONU102〜104からセン
タ側装置OSU101への上り光信号を送出する。下り
光信号では、各加入者側装置ONUあての全ての信号が
時分割多重されて伝送され、各加入者側装置ONU10
2〜104は、下り光信号の先頭位置のオーバーヘッド
(OH)に記されたアドレス指定情報により自分あての
信号(♯1〜♯n)だけを取り出す。なお、センタ側装
置OSU101は各加入者側装置ONU102〜104
までの伝送遅延時間を予め測定しておき、それらの伝送
遅延時間および加入者側装置ONU102〜104から
の各上りバースト信号の長さを基に、オーバーヘッド
に、各加入者側装置ONU102〜104が上りバース
ト信号をそれぞれ送出すべきタイミングを指定する送出
タイミング指定情報を記しておく。したがって、上り光
信号においては、各加入者側装置ONU102〜104
は、この送出タイミング指定情報に従い自局からのバー
スト信号(♯1〜♯n)を送信する。送出タイミング指
定情報は、各加入者側装置ONU102〜104からの
バースト信号が重ならなくするために各バースト信号間
にガードタイムが挟まるように設定されている。
【0005】以上の伝送システムに使用するための光受
信機として、従来、例えば図14に示すような装置があ
った。すなわち、受光素子110の出力を、差動入出力
のトランスインピーダンス型増幅器111の正転入力端
子(+)に接続し、この増幅器111の正転出力端子に
ピーク検出器112を接続し、このピーク検出器112
の出力を増幅器111の反転入力端子(−)に帰還させ
る。ピーク検出器112は、増幅器111の正転出力の
ピーク値を検出し、そのピーク値の半分の電圧値を閾値
として増幅器111の反転入力端子に入力する。したが
って、増幅器111は、正転入力端子に入力する受光素
子110からのパルス状信号を閾値と比較してパルス状
の電圧信号に変換する。
【0006】この差動入出力のトランスインピーダンス
型増幅器111のみでは、センタ側装置OSU101と
各加入者側装置ONU102〜104とが遠く離れてい
る場合やスターカプラ105での分岐数が多い場合など
では受信レベルが微小となるため、識別器116で信号
の「0」、「1」を判別するための振幅が不足する。こ
のため、増幅器111の後段に電圧増幅器113を接続
している。さらに、トランスインピーダンス型増幅器1
11で発生するオフセット電圧、送信光信号の消光比劣
化、スターカプラ105で発生する反射光、受光素子1
10の暗電流による電流オフセット等に起因して光信号
の無入力時に識別器116が識別誤りを発生させる可能
性があるので、オフセット調整回路114,115を差
動入出力のトランスインピーダンス型増幅器111の正
転入力端子および反転入力端子に接続して、光信号無入
力時に識別誤りを起こさせる原因をキャンセルするよう
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この受信機で
は、差動入出力のトランスインピーダンス型増幅器11
1で電流/電圧変換回路を構成しているために、得られ
る無帰還利得は1/2以下に減少し、さらにオフセット
調整回路114,115が増幅器111の入力端子に接
続されることから、寄生容量が増幅器111に付加さ
れ、増幅器111の出力信号の帯域が劣化する。またオ
フセット調整回路114,115から発生する雑音も信
号電流に重畳されるため、増幅器111のS/Nの劣化
となり、最小受信レベル劣化につながる。また、オフセ
ット調整回路114,115のオフセット調整は、初期
設定した後は電源電圧変化、温度変化等による増幅器1
11のオフセット電圧の変動に対して、オフセット調整
回路114,115の特性に従う所謂フィード・フォワ
ード制御となり、オフセット電圧の変動に対して適正な
補正ができない。また、この光受信機をセンタ側装置O
SU101に適用するためには、加入者側装置ONU1
02〜104からの各上りバースト信号を受信したとき
の各受信レベルが異なるため、ピーク検出器112は高
速応答し、かつ各上りバースト信号間の短い時間内に前
のバースト信号によるピーク値を保持するコンデンサの
放電を完了しなくてはならず、これが実現できないと、
受信機出力の信号パルス幅変動が生じ、次段に接続され
る回路で同期再生が不可能となる場合が考えられる。こ
うした不具合を解消するような回路定数の設定には制約
があるため、最適設計が困難であるという問題点があっ
た。
【0008】本発明は、このような問題点を解消して、
電流/電圧変換器、電圧増幅器、識別器をそれぞれ独立
した回路構成として扱え、それぞれの回路に要求される
特性を満足させるための回路設計が可能となる光受信機
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、受光素子1と、受光
素子1からの電流を電圧に変換して出力する電流/電圧
変換器2と、電流/電圧変換器2の出力を自己の正転入
力端子(+)に接続した、正転出力端子および反転出力
端子を有する電圧増幅差動増幅器3と、電圧増幅差動増
幅器3の正転出力端子および反転出力端子の各出力をそ
れぞれ平均化した上で差を取り、その差を平均化して出
力するオフセット調整回路4と、電流/電圧変換器2の
出力振幅のピーク値を検出するピーク値検出回路5と、
ピーク値検出回路5で検出されたピーク値を所定比で分
割し、得られた電圧にオフセット調整回路4の出力を加
算して電圧増幅差動増幅器3の反転入力端子(−)に供
給する基準値出力回路6と、電圧増幅差動増幅器3の出
力に基づき電気パルス信号を出力する識別器7とを有す
ることを特徴とする光受信機が、提供される。
【0010】
【作用】以上のような構成において、電流/電圧変換器
2が、オフセット調整を行う電圧増幅差動増幅器3とは
独立に設定される。そして、電圧増幅差動増幅器3に
は、オフセット調整回路4とピーク値検出回路5と基準
値出力回路6とが接続され、オフセット調整回路4が、
電圧増幅差動増幅器3の正転出力端子および反転出力端
子の各出力をそれぞれ平均化した上で差を取り、その差
を平均化して基準値出力回路6へ出力する。一方、ピー
ク値検出回路5が、電流/電圧変換器2の出力振幅のピ
ーク値を検出し、基準値出力回路6へ出力する。基準値
出力回路6は、ピーク値検出回路5で検出されたピーク
値を所定比で分割し、得られた電圧にオフセット調整回
路4の出力を加算して電圧増幅差動増幅器3の反転入力
端子(−)に供給する。したがって、電圧増幅差動増幅
器3は、基準値出力回路6から供給された電圧値を閾値
として電流/電圧変換器2からの出力電圧を比較して電
圧の差動増幅を行うとともに、オフセット調整も同時に
行い、その出力を識別器7へ送る。
【0011】このように、電流/電圧変換器2、電圧増
幅差動増幅器3、および識別器7が独立した回路構成に
なっているので、各回路を他の回路とは無関係に最適化
することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は、本発明の光受信機の第1実施例の構成を
示すブロック図である。この光受信機はセンタ側装置O
SUに設けられる。
【0013】図中、受光素子10の出力が電流/電圧変
換回路11に入力される。電流/電圧変換回路11は、
エミッタ接地増幅器とエミッタホロワ増幅器から成る入
出力並列帰還回路と、極性反転回路とから構成される。
この電流/電圧変換回路11の出力端子は、電圧増幅用
の差動増幅器12の正転入力端子(+)に接続されると
ともに、ピーク検出器13、分圧器14、加算器15を
順に経由して差動増幅器12の反転入力端子(−)に接
続される。ピーク検出器13は、電流/電圧変換回路1
1の出力振幅のピーク値を検出し、分圧器14は、その
ピーク値を1/2に分割する。
【0014】一方、差動増幅器12の正転出力端子およ
び反転出力端子にはローパスフィルタ(LPF1)1
6、差動増幅器17、ローパスフィルタ(LPF2)1
8が順に接続され、ローパスフィルタ18の出力は加算
器15に入力される。ローパスフィルタ16、差動増幅
器17、およびローパスフィルタ18は、差動増幅器1
2のオフセット電圧、送信光信号の消光比劣化、スター
カプラで発生する反射光、受光素子10の暗電流による
電流オフセット等をキャンセルするための帰還回路であ
り、まず、差動増幅器12の正転出力および反転出力を
ローパスフィルタ16によりそれぞれ平均値化する。つ
ぎに差動増幅器17が、各平均値の差分をとり、所定量
だけ増幅する。そしてローパスフィルタ18が帰還回路
の応答速度を決めるとともに、その差分に含まれる不要
な高周波成分を除き、DC電圧として加算器15に出力
する。このDC電圧は、差動増幅器12の出力にオフセ
ットがないときには0となる。
【0015】加算器15は、ピーク値の半分の電圧とオ
フセット調整DC電圧とを加算して差動増幅器12の反
転入力端子に基準電圧(閾値)として出力する。差動増
幅器12は、電流/電圧変換回路11から入力する電圧
を基準電圧と比較し、比較結果に従い、高レベルおよび
低レベルの信号を正転出力端子から識別器19の正転入
力端子(+)へ出力する。識別器19の反転入力端子
(−)には基準電圧VREFが供給されており、識別器
19は、入力された高レベルおよび低レベルの信号を基
準電圧VREFと比較して「0」,「1」の電気パルス
信号を出力するようにする。
【0016】図3および図4は、第1実施例の具体的な
回路構成を示す図である。電流/電圧変換回路11は、
入出力並列帰還回路が、エミッタ接地トランジスタQ
1、エミッタホロワトランジスタQ3、およびトランジ
スタQ3のエミッタとトランジスタQ1のベースとを繋
ぐ帰還抵抗RFで構成され、また極性反転回路が、トラ
ンジスタQ4およびトランジスタQ5で構成させる。
【0017】ピーク検出器13は、エミッタホロワトラ
ンジスタQ10とダイオードD10とコンデンサC10
とから構成され、電流/電圧変換回路11の出力をダイ
オードD10で整流してコンデンサC10に充電する。
したがって、コンデンサC10には電流/電圧変換回路
11の出力振幅のピーク値が保持される。なお、コンデ
ンサC10には並列にトランジスタQ80が接続され、
後述のリセットパルスがトランジスタQ80のベースに
入力されることにより、コンデンサC10に保持された
電荷は放電され、ピーク値の保持が解消される。これに
関しては詳しく後述する。
【0018】分圧器14および加算器15は、2つのエ
ミッタホロワトランジスタQ20,Q21と、それらの
各エミッタに接続された直列接続の2つの抵抗R22,
R23とから構成される。エミッタホロワトランジスタ
Q20のベースには、ピーク検出器13で検出されたピ
ーク値が入力され、エミッタホロワトランジスタQ21
のベースには、ローパスフィルタ18の出力が入力され
る。2つの抵抗R22,R23の抵抗値は同一であり、
互いの接続点が差動増幅器12の反転入力端子に接続さ
れる。
【0019】なお、電流/電圧変換回路11の出力端と
差動増幅器12の正転入力端との間には、ピーク検出器
13および分圧器14によるレベル増幅と同じレベル増
幅になるように、エミッタホロワトランジスタQ11、
ダイオードD11、エミッタホロワトランジスタQ2
2、及び抵抗R11,R24,R25が挿入されてい
る。これらの挿入部品の特性値は、対応するトランジス
タQ10、ダイオードD10、トランジスタQ20、及
び抵抗R10,R20,R22の特性値とそれぞれ同じ
ものである。
【0020】ローパスフィルタ16は、抵抗R30,R
31およびコンデンサC30から構成され、ローパスフ
ィルタ18は、抵抗R32およびコンデンサC31から
構成される。なお、ローパスフィルタ16は、図10に
示すローパスフィルタLPF3の回路構成にしてもよ
い。
【0021】識別器19の基準電圧VREFは、定電流
源19aと抵抗R40とによって発生され、その値は、
光信号の無入力時の雑音電圧よりも高い電圧値に設定さ
れる。なお、従来のように基準電圧を差動増幅器12に
設定するのではなく、差動増幅器12の後段の識別器1
9に設定するので、基準電圧の設定が非常に容易にな
る。
【0022】図5は、差動増幅器12および識別器19
の内部を示す回路図である。すなわち、差動増幅器12
はトランジスタQ30,Q31,Q32で構成され、識
別器19はトランジスタQ35,Q36,Q37で構成
される。さらに定電流源19aは、トランジスタQ3
3,Q34によるカレントミラー型回路によって構成さ
れる。なお、図には差動増幅器12からローパスフィル
タ16への信号線の図示が省略されている。
【0023】つぎに、リセットパルスに関して説明す
る。図6は、従来装置におけるピーク値を説明するグラ
フである。すなわち、図13に示す上り信号をセンタ側
装置OSUが受信したときに、図に示すようにバースト
信号♯2の振幅がバースト信号♯1の振幅よりもかなり
小さい場合や、図6に示すようにバースト信号♯1のな
かに低レベル符号の連続がある場合につぎのような問題
が生じる。
【0024】まず、バースト信号♯1のなかに低レベル
符号の連続がある場合に、ピーク検出回路の整流の時定
数が小さいと、その低レベル符号の連続の直後(t1)
にはピーク値が大きく低下してしまい、その結果、パル
ス幅変動を引き起こしてしまう。また、バースト信号♯
2の振幅がバースト信号♯1の振幅よりもかなり小さい
場合に、ピーク検出回路の整流の時定数が大きいと、ガ
ードタイムの間にピーク値が十分低下しないためにバー
スト信号♯2を再生できないという不具合が発生する。
この両方の不具合が生じないようにピーク検出回路の整
流の時定数を設定することは難しい。
【0025】そのため、本発明では図7に示すように、
ピーク検出器13の整流の時定数を大きく設定してバー
スト信号のなかに低レベル符号の連続がある場合でも不
具合が生じないようにした上で、ガードタイムの期間に
リセットパルスによって、ピーク検出器13内のピーク
値を保持するコンデンサC10の電荷を放電させてしま
うようにする。
【0026】このリセットパルスに関しては、センタ側
装置OSUが予め各加入者側装置ONUの送信すべきタ
イミングを、送出タイミング指定情報によって指定する
ことを行なっているので、センタ側装置OSUは各バー
スト信号の終了タイミングも分かっている。そこで、セ
ンタ側装置OSUはガードタイムの間にリセットパルス
を発生するようにする。
【0027】図8はリセットパルス発生回路の構成を示
すブロック図である。すなわち、各加入者側装置ONU
に対応してメモリ21〜23を設け、各メモリ21〜2
3にリセットパルスを発生させるべきタイミングを記憶
させる。そして、これらの記憶された各タイミングを、
比較器24において、内部動作カウンタ25から送られ
るカウント値と比較し、一致したときに比較器24がパ
ルス発生器26にリセットパルスを発生させる。
【0028】図9は、図3に示すピーク検出器13とは
異なるタイプのピーク検出器を示す回路図である。すな
わち、ダイオードD10の非直線性の改善と電圧降下の
補償のためにオペアンプ30をボルテージホロワ帰還内
に取り込んだ構成にしている。図3のピーク検出器13
をこうした回路構成にしてもよい。なお、図9の中で図
3に示す構成部分と同じ部分には同一の符号を付してい
る。
【0029】つぎに、本発明の光受信機の第2実施例を
説明する。図11は第2実施例の構成を示すブロック図
である。図中、第1実施例と同一な第2実施例の構成部
分には同一の符号を付し、説明を省略する。なお、受光
素子10および電流/電圧変換回路11の図示は省略し
た。
【0030】オペアンプ30の正転入力端子(+)には
トランジスタQ5(図3)の出力が入力される。オペア
ンプ30は図9に示したものである。第2実施例では、
電圧増幅用の差動増幅器12の正転入力端子には、トラ
ンジスタQ22、抵抗R24,R25が接続されるが、
これらは分圧器14によるレベル増幅と同じレベル増幅
になるように設けられるもので、対応するトランジスタ
Q20、抵抗R20,R22とそれぞれ同じ特性値を有
する。
【0031】また、差動増幅器12の正転出力および反
転出力を、識別器19を構成する差動増幅器35の正転
入力端子および反転入力端子にそれぞれ入力させてい
る。差動増幅器12の両出力は、光信号の無入力時には
同レベルになるので、この場合に差動増幅器35の出力
が雑音に起因して「0」信号になったり、「1」信号に
なったりとバタつく。これを防止するために、ピーク検
出器13の出力端(コンデンサC10の+端子側)と差
動増幅器35との間に差動増幅器36を設け、差動増幅
器36により光信号の無入力を検出し、差動増幅器35
の出力を強制的に「0」信号にするようにしている。
【0032】以上のように第2実施例では、識別器(差
動増幅器35)に第1実施例のような基準電圧VREF
を備えないでもよい構成となっている。なお、上記いず
れの実施例もセンタ側装置OSUに設けられる光受信機
として説明したが、リセットパルスの入力を除けば、い
ずれの実施例も加入者側装置ONUにも使用可能であ
る。
【0033】また、上記いずれの実施例でも、分圧器1
4の抵抗R22,R23は同じ抵抗値を持ち、したがっ
て、ピーク値はこの分圧器14によって半分にされるも
のとして説明したが、抵抗R22,R23の抵抗値を別
の比に設定してピーク値を他の分割比で分割するように
してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、電流/
電圧変換器が、オフセット調整を行う電圧増幅差動増幅
器とは独立に設定され、電圧増幅差動増幅器は、ピーク
値を基にした電圧値を閾値として電流/電圧変換器から
の出力電圧を比較して電圧の差動増幅を行うとともに、
オフセット調整も同時に行い、その出力を識別器へ送る
ようにする。このように、電流/電圧変換器、電圧増幅
差動増幅器、および識別器が独立した回路構成になって
いるので、それぞれの回路に要求される特性を満足させ
るための回路設計が可能となる。すなわち、電流/電圧
変換器に対してはS/Nを改善することができるととも
に、高速負帰還の安定性を図ることができ、電圧増幅差
動増幅器に対してはオフセット補償のための負帰還の安
定性を図ることができ、また識別器に対しては閾値を容
易に設定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の光受信機の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】第1実施例の具体的な回路構成を示す図であ
る。
【図4】第1実施例の具体的な回路構成を示す図であ
る。
【図5】差動増幅器および識別器の内部を示す回路図で
ある。
【図6】従来装置におけるピーク値を説明するグラフで
ある。
【図7】本発明におけるピーク値を説明するグラフであ
る。
【図8】リセットパルス発生回路の構成を示すブロック
図である。
【図9】ピーク検出器を示す回路図である。
【図10】ローパスフィルタの回路図である。
【図11】第2実施例の構成を示すブロック図である。
【図12】光加入者伝送システムを示す図である。
【図13】TCMフレーム構成図である。
【図14】従来の光受信機の構成図である。
【符号の説明】
1 受光素子 2 電流/電圧変換器 3 電圧増幅差動増幅器 4 オフセット調整回路 5 ピーク値検出回路 6 基準値出力回路 7 識別器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 10/04 10/06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光パルス信号を受信して電気パルス信号
    に変換する光受信機において、 受光素子と、 前記受光素子からの電流を電圧に変換して出力する電流
    /電圧変換器と、 前記電流/電圧変換器の出力を自己の正転入力端子に接
    続した、正転出力端子および反転出力端子を有する電圧
    増幅差動増幅器と、 前記電圧増幅差動増幅器の正転出力端子および反転出力
    端子の各出力をそれぞれ平均化した上で差を取り、その
    差を平均化して出力するオフセット調整回路と、 前記電流/電圧変換器の出力の振幅のピーク値を検出す
    るピーク値検出回路と、 前記ピーク値検出回路で検出されたピーク値を所定比で
    分割し、得られた電圧に前記オフセット調整回路の出力
    を加算して前記電圧増幅差動増幅器の反転入力端子に供
    給する基準値出力回路と、 前記電圧増幅差動増幅器の出力に基づき電気パルス信号
    を出力する識別器と、 を有することを特徴とする光受信機。
  2. 【請求項2】 前記識別器が差動増幅器で構成され、そ
    の正転入力端子に前記電圧増幅差動増幅器の出力が接続
    され、その反転入力端子に閾値としての所定電圧が接続
    されることを特徴とする請求項1記載の光受信機。
  3. 【請求項3】 前記識別器が差動増幅器で構成され、そ
    の正転入力端子および反転入力端子に前記電圧増幅差動
    増幅器の正転出力端子および反転出力端子がそれぞれ接
    続され、さらに、前記識別器の差動増幅器に、送信機か
    らの光パルス信号が入力しないときに、前記識別器の差
    動増幅器の出力を強制的に低レベルにする回路が接続さ
    れることを特徴とする請求項1記載の光受信機。
  4. 【請求項4】 前記電流/電圧変換器が、エミッタ接地
    増幅器およびエミッタホロワ増幅器から成る入出力並列
    帰還回路と、極性反転回路とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の光受信機。
  5. 【請求項5】 前記ピーク値検出回路が、オペアンプお
    よびこのオペアンプの帰還回路を構成するダイオードか
    ら成るボルテージホロワ回路を含むことを特徴とする請
    求項1記載の光受信機。
  6. 【請求項6】 前記基準値出力回路は、前記ピーク値検
    出回路で検出されたピーク値および前記オフセット調整
    回路の出力が各ベースにそれぞれ入力された2つのエミ
    ッタホロワ増幅器と、前記2つのエミッタホロワ増幅器
    の各エミッタに接続され、直列接続され、互いの接続点
    が前記電圧増幅差動増幅器の反転入力端子に接続された
    同じ抵抗値の2つの抵抗器とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の光受信機。
  7. 【請求項7】 オーバーヘッド情報を基に各光パルス信
    号の終了毎にリセット信号を発生するリセット信号発生
    手段をさらに有し、前記ピーク値検出回路は、各送信機
    からの光パルス信号の入力毎にピーク値を検出して保持
    するコンデンサを含む整流回路と、前記コンデンサに並
    列に接続され、ベースに前記リセット信号発生手段から
    の各リセット信号が入力され、各リセット信号の入力時
    に前記コンデンサを放電するトランジスタとを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の光受信機。
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