JPH08184659A - 試料管回転用スピンナー - Google Patents

試料管回転用スピンナー

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JPH08184659A
JPH08184659A JP6339140A JP33914094A JPH08184659A JP H08184659 A JPH08184659 A JP H08184659A JP 6339140 A JP6339140 A JP 6339140A JP 33914094 A JP33914094 A JP 33914094A JP H08184659 A JPH08184659 A JP H08184659A
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JP
Japan
Prior art keywords
spinner
sample tube
holding
fitting hole
test tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP6339140A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Shigesane
正博 重実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIGEMI KK
Original Assignee
SHIGEMI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHIGEMI KK filed Critical SHIGEMI KK
Priority to JP6339140A priority Critical patent/JPH08184659A/ja
Publication of JPH08184659A publication Critical patent/JPH08184659A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成のスピンナーを用いて、高
速回転時に試料管がズレたり捩れたりしない優れた保持
力を発揮でき、また、試料管をスピンナーに対して挿入
したり引抜いたりする時に発生する破損の確率を少くす
る。 【構成】 試料管Pを挿通する嵌込穴1Aを貫設したス
ピンナー本体1の内部に、挿通された試料管Pを保持す
る保持筒4,5を取付け、この保持筒4,5の端面に
は、内周に肉厚の薄い内壁4c,5cを残した状態で環
状の逃げ溝4d,5dを凹設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超伝導磁石を用いて微
量の試料を分析する核磁気共鳴装置(NMR)の技術分
野で利用されるものであって、具体的には、核磁気共鳴
装置で使用する高感度用試料管を回転するためのスピン
ナーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】試料管に入れた微量試料を核磁気共鳴装
置で分析するに当っては、図6に示すように先ず試料S
を入れた試料管Pに回転用のタービン羽根HSを備えた
スピンナーHを取付けて、これを回転装置(図示せず)
で高速回転して試料Sを均一に整えた後、分析を行う仕
組に成っている。
【0003】尚、図6に於いてHTはタービン羽根HS
を設けたスピンナーHのヘッド、Haは試料管Pを挿通
するためにスピンナーHの軸線方向に貫設した嵌込穴、
Rはこの嵌込穴Haに挿通した試料管Pを支持するOリ
ングであって、この様に試料管Pを挿通したスピンナー
Hは回転装置にセットされ、且つ、タービン羽根HSに
ガス等の運動エネルギを与えて高速回転することによっ
て、試料Sを均一に整えるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様にスピンナーH
は高速回転するため、挿通した試料管PをOリングRで
しっかりと保持する必要があるが、核磁気共鳴装置用の
試料管Pはその外径が例えば5〜8mm前後と極めて細
く造られており、加えて、高感度で測定するためにその
肉厚を例えば0.3〜0.4mmと極薄に造っている関
係上、あまりOリングRの保持力を強くすると抜き差し
する時に試料管Pが破損してしまう危険があり、また、
反対にこのOリングRの保持力を弱くすると、高速回転
時に試料管Pがズレたり抜け出たりする場合があるた
め、OリングRの保持力の調整が非常に微妙で難しく、
このことがスピンナーの製造コストを高くする原因にな
っていた。
【0005】更に上記OリングRによる試料管Pの保持
は、そのOリングRの内側面の線で保持するため、総体
的に保持力が弱くて高速回転中に試料管Pが捩れたりズ
レたりして、試料Sの分析に支障が生じる問題もあっ
た。
【0006】従って本発明の技術的課題は、比較的簡単
な構成のスピンナーを用いて、高速回転時に試料管がズ
レたり移動しない優れた保持力を発揮でき、且つ、試料
管の抜き差し時にも、試料管を破損することなく簡単
に、而かも、安全に取扱えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】(1) 周面に回転用のタービン羽根を設
け、内部軸線方向には嵌込穴を貫設して、この嵌込穴に
核磁気共鳴装置用の試料管を挿通して取付けるように構
成した回転用のスピンナーであって、上記嵌込穴の軸線
上に挿入された試料管を保持する保持筒を組込み、この
保持筒の端面には、内周に肉厚の薄い内壁を残した状態
で環状の逃げ溝を凹設し、且つ、この内壁を保持筒の内
周面より少し内側に張出した状態に形成すること。
【0009】(2) 少し内側に張出し形成した内壁と
逃げ溝を備える保持筒を、嵌込穴の軸線上に間隔をあけ
て複数個組込むこと。
【0010】(3) 少し内側に張出し形成した内壁と
逃げ溝を備える保持筒をネジ込み式に構成して、この保
持筒を嵌込穴の軸線上にネジ込んで組付けること。
【0011】
【作用】上記(1),(2),(3)で述べた手段は以
下の如く作用する。
【0012】上記(1)で述べた手段によれば、スピン
ナーの嵌込穴に挿入された試料管は、この嵌込穴の内部
に組込んだ保持筒の内壁によって保持されるが、特に、
この内壁は内側に少し張出した状態に形成され、而か
も、その外側は逃げ溝に成っていて、内壁自体に充分な
屈曲作用、即ち、弾性作用を発揮させることができるた
め、挿入されて試料管の周面をこの保持筒の内壁が面で
保持して、高速回転中に試料管がズレたり捩れたりする
ことがなく、また、抜け出たりすることもないから、試
料を均一に整えて核磁気共鳴装置による分析を正確に行
うことを可能にする。
【0013】加えて上記(1)で述べた手段によれば、
挿入された試料管を面で保持する内壁の外側は逃げ溝に
なっていて、この内壁を内外方向に自由に屈曲できる弾
性を発揮するため、試料管の挿入時及び引抜き時に、試
料管を破損する事故を可及的に少くすることを可能にす
る。
【0014】上記(2)で述べた手段によれば、スピン
ナーに形成した嵌込穴の軸線上に、少し内側に張出し形
成した内壁を備える保持筒を複数個組込んで、試料管を
複数個所で内壁の面が保持するため、試料管をより完全
に保持してその移動とかズレ、或は、捩れ等の問題を確
実に解消することを可能にする。
【0015】上記(3)で述べた手段によれば、保持筒
をスピンナーの嵌込穴の軸線上にネジ込み式に組込んで
いるため、これを自由にネジ込んだり取外したりして、
保持筒の交換とかメンテナンス等を容易に行うことを可
能にする。
【0016】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0017】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る試料管回転用
スピンナーの好適な実施例を添付した図面と共に詳細に
説明する。
【0018】図1は本発明に係るスピンナーを取付けた
試料管の一部断面正面図、図2は図1のX−X線に沿っ
た断面図を示したものであって、これ等の図面に於いて
1はスピンナーの本体、1Aはスピンナー本体1の中心
に貫設した嵌込穴、2はスピンナー本体1のヘッド、3
…はこのヘッド2に設けた回転用のタービン羽根、4と
5は上記嵌込穴1A内に組込んだ保持筒、Pはこれ等保
持筒4,5の内部と上記嵌込穴1A内に挿通して取付け
た核磁気共鳴装置用の試料管、Sはこの試料管Pに収容
した試料であって、試料管Pは図示の如くスピンナー本
体1に装着された状態で回転装置(図示せず)にセット
され、且つ、タービン羽根3…にガス等の運動エネルギ
ーを与えることによって高速回転される仕組に成ってい
る。
【0019】図3は上下の保持筒4,5をスピンナー本
体1から取外した状態を示した一部断面正面図で、図4
はこれ等の保持筒4,5をスピンナー本体1側に組付け
た状態を示した正断面図であって、これ等の図面に於い
て、2Tと1Tはスピンナー本体1の上面と底面に凹設
した上記保持筒4,5用の嵌合穴で、これ等各穴2T,
1Tの内周面と保持筒4,5の外周面にはネジ2Ta,
1Taと4b,5bが形成されていて、各保持筒4,5
を各穴2T,1T内に夫々ネジ込んで組付けることがで
きる仕組に成っている。
【0020】4aと5aは上記各保持筒4,5の中心部
軸線方向に貫設した挿通穴で、上述したスピンナー本体
1の嵌込穴1Aと同一径に造ったこれ等各挿通穴4a,
5aは、保持筒4,5をスピンナー本体1の嵌合穴2T
と1Tにネジ込んで組付けると、図4に示すように上記
の嵌込穴1Aと同一軸線上に位置して、図5の如く試料
管Pを挿通できるように構成されている。
【0021】また、図3と図4に於いて夫々符号4dと
5dで示したのは、上記上下の保持筒4,5の各底面
に、夫々内側に肉厚の薄い内壁4c,5cを残した状態
で上向きに、且つ、環状(サークル状)に凹設した逃げ
溝であって、これ等各内壁4c,5cは夫々内側に約
0.1mm程度張出した状態に形成されていて、その内
側を上述した嵌込穴1A及び挿通穴4a,5aよりも若
干小径に造った保持穴4a1,5a1にしている。
【0022】本発明に係る試料管回転用スピンナーは以
上述べた如き構成であるから、図4に示す様にスピンナ
ー本体1の上下の嵌合穴2Tと1Tに上下の保持筒4,
5を夫々ネジ込んで組付けた後、これ等保持筒4,5の
挿通穴4a,5a及びスピンナー本体1の嵌込穴1Aを
通して試料管Pを図1並びに図5の如く挿通すれば、各
保持筒4,5に設けた肉薄の内壁4c,5cが試料管P
の周面を弾性的に押圧してこれを保持するため、この状
態でスピンナー本体1を回転装置にセットして高速回転
すれば、試料管Pがズレたり捩れたりせずに一体に回転
して、内部に収容した試料Sを均一に整えることができ
る。
【0023】また、各保持筒4,5の内壁4c,5cは
その内側面で幅広く試料管Pを保持するため、従来のO
リングの線による保持よりも強い力で確実に試料管Pを
保持して、回転中のズレとか捩れ、或は、抜け出しを完
全に防止することができる。
【0024】更に各保持筒4,5の内壁4c,5cは肉
薄に形成され、而かも、その外側には環状に凹設した逃
げ溝4d,5dが存在するため、内外方向に自由に屈曲
して弾力性を発揮することができるから、試料管Pの挿
入と引抜きをあまり抵抗を受けることなく簡単に行うこ
とができ、従って、これ等挿入と引抜きの作業中に試料
管Pを破損する確率も少くすることができる。
【0025】尚、図示した実施例ではスピンナー本体1
に対して上下2つの保持筒4,5を取付けて、試料管P
を上下2ケ所で保持しているが、この保持筒の数は1個
でも、或は、3個以上の複数個であってもよく、また、
スピンナー本体1と保持筒4,5は耐薬品性を備えたプ
ラスチック材料を用いて夫々一体成形するが、その材料
の選定と成形方法は任意である。
【0026】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る試料管
回転用スピンナーによれば、試料を収容した試料管をズ
ラしたり捩ったりすることなく確実に高速回転して、試
料を均一に整えることができると共に、試料管の破損を
可及的に少くできる利点を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピンナーに試料管を挿通して取
付けた状態を示した一部断面正面図である。
【図2】図1のX−X線に沿った断面図である。
【図3】本発明に係るスピンナー本体の全体を分解して
示した一部断面正面図である。
【図4】本発明に係るスピンナーの正断面図である。
【図5】試料管を挿通した状態を示したスピンナーの正
断面図である。
【図6】従来のスピンナーの構成を説明した一部断面正
面図である。
【符号の説明】
1 スピンナー本体 1A 嵌込穴 3 タービン羽根 4,5 保持筒 4c,5c 内壁 4d,5d 逃げ溝 P 試料管 S 試料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に回転用のタービン羽根を設け、内
    部軸線方向には嵌込穴を貫設して、この嵌込穴に核磁気
    共鳴装置用の試料管を挿通して取付けるように構成した
    回転用のスピンナーであって、上記嵌込穴の軸線上に挿
    入された試料管を保持する保持筒を組込み、この保持筒
    の端面には、内周に肉厚の薄い内壁を残した状態で環状
    の逃げ溝を凹設し、且つ、この内壁を保持筒の内周面よ
    り少し内側に張出した状態に形成したことを特徴とする
    試料管回転用スピンナー。
  2. 【請求項2】 少し内側に張出し形成した内壁と逃げ溝
    を備える保持筒を、嵌込穴の軸線上に間隔をあけて複数
    個組込んだことを特徴とする請求項1記載の試料管回転
    用スピンナー。
  3. 【請求項3】 少し内側に張出し形成した内壁と逃げ溝
    を備える保持筒を、ネジ込み式に構成して、この保持筒
    を嵌込穴の軸線上にネジ込んで組付けたことを特徴とす
    る請求項1記載の試料管回転用スピンナー。
JP6339140A 1994-12-28 1994-12-28 試料管回転用スピンナー Pending JPH08184659A (ja)

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JP6339140A JPH08184659A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 試料管回転用スピンナー

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JP6339140A JPH08184659A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 試料管回転用スピンナー

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