JPH0818468A - Fm受信機のノイズ抑圧回路 - Google Patents
Fm受信機のノイズ抑圧回路Info
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- JPH0818468A JPH0818468A JP14769394A JP14769394A JPH0818468A JP H0818468 A JPH0818468 A JP H0818468A JP 14769394 A JP14769394 A JP 14769394A JP 14769394 A JP14769394 A JP 14769394A JP H0818468 A JPH0818468 A JP H0818468A
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Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】FM受信機において、電波が弱くてノイズが多
い時にそれを抑えて、低周波増幅部の消費電流を小さ
く、スピーカー又はイヤホンの劣化や破損を少なくし
て、しかも聴神経に障害を与えないノイズ抑圧回路を提
供する。 【構成】中間周波信号aは振幅制限器2で出力電圧が一
定にされ、周波数検波器3で周波数検波されて復調信号
cとして出力される。その後、フィルタを通ってプリア
ンプ5に出力される。また、中間周波信号aはSメータ
電圧出力回路8で整流平滑されてSメータ電圧bとして
出力され、OPアンプ9のマイナス入力端子に入力さ
れ、増幅される。一方、プリアンプ5は、電圧で増幅率
が制御される構成で、Sメータ電圧bが設定値より小さ
い(ノイズが多い)ほど、増幅率が小さくなるよう構成
されている。ここで、OPアンプ9のプラス入力端子の
電圧は可変で、これでオフセット電圧を調節して、先の
設定値を加減する。
い時にそれを抑えて、低周波増幅部の消費電流を小さ
く、スピーカー又はイヤホンの劣化や破損を少なくし
て、しかも聴神経に障害を与えないノイズ抑圧回路を提
供する。 【構成】中間周波信号aは振幅制限器2で出力電圧が一
定にされ、周波数検波器3で周波数検波されて復調信号
cとして出力される。その後、フィルタを通ってプリア
ンプ5に出力される。また、中間周波信号aはSメータ
電圧出力回路8で整流平滑されてSメータ電圧bとして
出力され、OPアンプ9のマイナス入力端子に入力さ
れ、増幅される。一方、プリアンプ5は、電圧で増幅率
が制御される構成で、Sメータ電圧bが設定値より小さ
い(ノイズが多い)ほど、増幅率が小さくなるよう構成
されている。ここで、OPアンプ9のプラス入力端子の
電圧は可変で、これでオフセット電圧を調節して、先の
設定値を加減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FM受信機で弱い電波
を受信した時のノイズ出力を抑圧する回路に関するもの
である。
を受信した時のノイズ出力を抑圧する回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のFM(周波数変調)波の受
信機の一例のブロック図である。FM受信機において
は、周波数成分のみを検出すればよいので、RF・IF
部11で利得を十分大きくとって増幅し、振幅制限器1
2で振幅を一定にしてパルス性ノイズを含むAM成分等
をカットした後、FM検波器13で復調する。そのため
復調信号eは、アンテナに入力される電波がある電界強
度以上の強さであれば、パルス性ノイズやフェージング
等の影響を受けることが少なく、S/N比の高い良質の
音声出力が得られる。
信機の一例のブロック図である。FM受信機において
は、周波数成分のみを検出すればよいので、RF・IF
部11で利得を十分大きくとって増幅し、振幅制限器1
2で振幅を一定にしてパルス性ノイズを含むAM成分等
をカットした後、FM検波器13で復調する。そのため
復調信号eは、アンテナに入力される電波がある電界強
度以上の強さであれば、パルス性ノイズやフェージング
等の影響を受けることが少なく、S/N比の高い良質の
音声出力が得られる。
【0003】しかし、復調信号eは受信電界強度に関係
なく出力レベルは一定となるので、目的の電波が弱い
(電界強度が小さい)時には、復調される音声が小さく
なる分だけ、音声出力には大きなノイズが表れる。この
耳障りなノイズを消去するために、無線通信用のFM受
信機においてはスケルチ、FM放送の受信機においては
ミューティングと呼ばれる機構が設けられていることが
多い。例えば、図4に示すFM受信機には、検波された
復調信号eのノイズ成分だけを、スケルチアンプ14で
増幅して整流し、ノイズ成分が多いときにはスケルチス
イッチ16を制御して、プリアンプ15の出力をオフに
して、メインアンプ17の出力を消すスケルチが設けら
れている。
なく出力レベルは一定となるので、目的の電波が弱い
(電界強度が小さい)時には、復調される音声が小さく
なる分だけ、音声出力には大きなノイズが表れる。この
耳障りなノイズを消去するために、無線通信用のFM受
信機においてはスケルチ、FM放送の受信機においては
ミューティングと呼ばれる機構が設けられていることが
多い。例えば、図4に示すFM受信機には、検波された
復調信号eのノイズ成分だけを、スケルチアンプ14で
増幅して整流し、ノイズ成分が多いときにはスケルチス
イッチ16を制御して、プリアンプ15の出力をオフに
して、メインアンプ17の出力を消すスケルチが設けら
れている。
【0004】このように、ノイズレベル又は信号強度を
測定して、ノイズレベルが高いとき又は所定の電界強度
レベル以下の電波が入力された時には、低周波出力(以
下、AF出力)を完全にカットしてしまうので、ノイズ
が多くて聞きづらい弱い電波は受信できない仕組みにな
っている。
測定して、ノイズレベルが高いとき又は所定の電界強度
レベル以下の電波が入力された時には、低周波出力(以
下、AF出力)を完全にカットしてしまうので、ノイズ
が多くて聞きづらい弱い電波は受信できない仕組みにな
っている。
【0005】図4のFM受信機のスケルチの動作を更に
分かりやすくするために、FM受信機への受信電界強度
とAF出力のノイズレベルの関係の一例を表す図5のグ
ラフを用いて説明する。先ず、図5に示すように、前記
FM受信機のスピーカーからのAF(信号+ノイズ)レ
ベルは、受信電界強度に関係なく一定となっている。ま
た、10dBμ以上の受信電界強度においては、ノイズが
一定レベルに抑圧されており、この時のS/N比は、ふ
つう、30dB以上ある。しかし、受信電界強度が10dB
μあたりから小さくなるにつれて、ノイズが増えはじ
め、最後にはノイズだけになって聞いていられなくな
る。
分かりやすくするために、FM受信機への受信電界強度
とAF出力のノイズレベルの関係の一例を表す図5のグ
ラフを用いて説明する。先ず、図5に示すように、前記
FM受信機のスピーカーからのAF(信号+ノイズ)レ
ベルは、受信電界強度に関係なく一定となっている。ま
た、10dBμ以上の受信電界強度においては、ノイズが
一定レベルに抑圧されており、この時のS/N比は、ふ
つう、30dB以上ある。しかし、受信電界強度が10dB
μあたりから小さくなるにつれて、ノイズが増えはじ
め、最後にはノイズだけになって聞いていられなくな
る。
【0006】そこで、スケルチスイッチ16をオフにす
るスケルチアンプ14のスケルチレベルは、受信電界強
度でいうと−10dBμぐらい、S/N比でいうと受信電
界強度の十分大きい時のノイズレベルより15dBぐらい
悪くなった点に設定されている。この時点でスケルチ機
構が働くと、図6に示すように受信電界強度が、−10
dBμ以下ではスピーカーからのAF出力が0になる。し
かし、このスケルチが動作する瞬間に、「ザッ」や「ボ
コッ」といった耳障りな雑音が発生するFM受信機も多
い。
るスケルチアンプ14のスケルチレベルは、受信電界強
度でいうと−10dBμぐらい、S/N比でいうと受信電
界強度の十分大きい時のノイズレベルより15dBぐらい
悪くなった点に設定されている。この時点でスケルチ機
構が働くと、図6に示すように受信電界強度が、−10
dBμ以下ではスピーカーからのAF出力が0になる。し
かし、このスケルチが動作する瞬間に、「ザッ」や「ボ
コッ」といった耳障りな雑音が発生するFM受信機も多
い。
【0007】さて、FM放送のための受信機において
は、S/N比が最も重要で、無理にS/N比の悪い弱い
電波を聞く必要がないので、ミューティング機構だけ
で、ノイズ対策は十分であった。
は、S/N比が最も重要で、無理にS/N比の悪い弱い
電波を聞く必要がないので、ミューティング機構だけ
で、ノイズ対策は十分であった。
【0008】
【発明を解決しようとする課題】ところが、無線通信用
のFM受信機においては、電波の伝播状態が悪かった
り、通信する相手方と離れすぎたりして電波が弱いと
き、スケルチを開放気味にするが、スケルチが動作する
までは、猛烈なノイズの中から目的の信号を聞かなけれ
ばならない。このようなノイズは、常時受信している者
に、耳鳴りや難聴などの聴覚障害をひき起こす可能性も
ある。また、ノイズを消すスケルチ自体も、動作するた
びに雑音がでて、聴神経には好ましくなかった。これら
の音は、外勤警察官のように、イヤホンで聞く場合に、
より聴神経への悪影響が大きい、という問題があった。
のFM受信機においては、電波の伝播状態が悪かった
り、通信する相手方と離れすぎたりして電波が弱いと
き、スケルチを開放気味にするが、スケルチが動作する
までは、猛烈なノイズの中から目的の信号を聞かなけれ
ばならない。このようなノイズは、常時受信している者
に、耳鳴りや難聴などの聴覚障害をひき起こす可能性も
ある。また、ノイズを消すスケルチ自体も、動作するた
びに雑音がでて、聴神経には好ましくなかった。これら
の音は、外勤警察官のように、イヤホンで聞く場合に、
より聴神経への悪影響が大きい、という問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題点にかんがみて提案
されたもので、FM受信機において、入力される電波が
弱くてノイズが多いときでも、スケルチが動作するまで
は、低周波増幅部の消費電流が小さく、スピーカー又は
イヤホンの劣化や破損が少なく、且つ聴神経に悪影響を
与えないノイズ抑圧回路を提供することを目的としてい
る。
されたもので、FM受信機において、入力される電波が
弱くてノイズが多いときでも、スケルチが動作するまで
は、低周波増幅部の消費電流が小さく、スピーカー又は
イヤホンの劣化や破損が少なく、且つ聴神経に悪影響を
与えないノイズ抑圧回路を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるFM受
信機のノイズ抑圧回路においては、上記課題を解決する
ために、受信した電波の電界強度に応じた制御信号を出
力する電界強度検出手段と、前記制御信号に応じて出力
を低減する低周波増幅器とを備えた。
信機のノイズ抑圧回路においては、上記課題を解決する
ために、受信した電波の電界強度に応じた制御信号を出
力する電界強度検出手段と、前記制御信号に応じて出力
を低減する低周波増幅器とを備えた。
【0011】また、請求項2にかかるFM受信機のノイ
ズ抑圧回路においては、受信した電波を増幅して高周波
信号を出力する高周波増幅器と、前記高周波信号を整流
してSメータ電圧を出力するSメータ電圧出力回路と、
前記高周波信号の振幅を制限して出力電圧を一定にして
出力する振幅制限器と、該振幅制限器の出力を周波数検
波して復調信号を出力する周波数検波器と、前記復調信
号を増幅する低周波増幅器とを備えたFM受信機のノイ
ズ抑圧回路において、前記Sメータ電圧を増幅して制御
信号を出力する制御信号出力手段と、前記制御信号に応
じて前記低周波増幅器の入力,出力若しくは増幅率を制
御して出力を低減する出力制御手段とを備えるという構
成とした。なお、制御信号はアナログデータでもデジタ
ルデータのいずれでもよい。
ズ抑圧回路においては、受信した電波を増幅して高周波
信号を出力する高周波増幅器と、前記高周波信号を整流
してSメータ電圧を出力するSメータ電圧出力回路と、
前記高周波信号の振幅を制限して出力電圧を一定にして
出力する振幅制限器と、該振幅制限器の出力を周波数検
波して復調信号を出力する周波数検波器と、前記復調信
号を増幅する低周波増幅器とを備えたFM受信機のノイ
ズ抑圧回路において、前記Sメータ電圧を増幅して制御
信号を出力する制御信号出力手段と、前記制御信号に応
じて前記低周波増幅器の入力,出力若しくは増幅率を制
御して出力を低減する出力制御手段とを備えるという構
成とした。なお、制御信号はアナログデータでもデジタ
ルデータのいずれでもよい。
【0012】
【作用】請求項1にかかるFM受信機のノイズ抑圧回路
においては、先ず、電界強度検出手段によって、受信し
た電波の電界強度に応じた制御信号が出力される。この
制御信号に応じて、低周波増幅器の出力が低減されるの
で、受信した電波の電界強度が小さいときには低周波増
幅器の出力が小さくなる。
においては、先ず、電界強度検出手段によって、受信し
た電波の電界強度に応じた制御信号が出力される。この
制御信号に応じて、低周波増幅器の出力が低減されるの
で、受信した電波の電界強度が小さいときには低周波増
幅器の出力が小さくなる。
【0013】請求項2にかかるFM受信機のノイズ抑圧
回路においては、先ず、受信した電波が高周波増幅器で
増幅され、それが高周波信号としてSメータ電圧出力回
路と振幅制限器とに出力される。振幅制限器では、入力
された高周波信号の振幅が制限されて、出力電圧が一定
にされた後、周波数検波器に出力される。その後、周波
数検波器で検波され、低周波増幅器でそれが増幅され
る。一方、前記Sメータ電圧出力回路から出力されたS
メータ電圧が、制御信号出力手段で増幅されて制御信号
として出力される。この制御信号に応じて出力制御手段
が制御されて、前記低周波増幅器の入力,出力若しくは
増幅率の少なくとも一つが制御され、低周波増幅器の出
力が低減させられる。この出力制御手段によって、低周
波増幅器の出力が低減させられるので、受信した電波の
電界強度に比例するかたちで、低周波増幅器の出力が小
さくなる。
回路においては、先ず、受信した電波が高周波増幅器で
増幅され、それが高周波信号としてSメータ電圧出力回
路と振幅制限器とに出力される。振幅制限器では、入力
された高周波信号の振幅が制限されて、出力電圧が一定
にされた後、周波数検波器に出力される。その後、周波
数検波器で検波され、低周波増幅器でそれが増幅され
る。一方、前記Sメータ電圧出力回路から出力されたS
メータ電圧が、制御信号出力手段で増幅されて制御信号
として出力される。この制御信号に応じて出力制御手段
が制御されて、前記低周波増幅器の入力,出力若しくは
増幅率の少なくとも一つが制御され、低周波増幅器の出
力が低減させられる。この出力制御手段によって、低周
波増幅器の出力が低減させられるので、受信した電波の
電界強度に比例するかたちで、低周波増幅器の出力が小
さくなる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明にかかるFM受信機のノイ
ズ抑圧回路の一実施例のブロック図、図2は図1の実施
例の回路を用いた電界強度とノイズレベルの関係を表す
グラフ,図3はOPアンプの入出力特性図である。
細に説明する。図1は本発明にかかるFM受信機のノイ
ズ抑圧回路の一実施例のブロック図、図2は図1の実施
例の回路を用いた電界強度とノイズレベルの関係を表す
グラフ,図3はOPアンプの入出力特性図である。
【0015】図1において、1は受信した電波を増幅し
周波数変換して中間周波信号aとして出力するRF・I
F部,2は中間周波信号aの振幅を制限して出力電圧を
一定にする振幅制限器,3は振幅制限器2の出力を周波
数検波して復調信号cとして出力する周波数検波器,4
は復調信号cに含まれるノイズだけを検出増幅し整流し
て出力するスケルチアンプである。5は復調信号cを増
幅する、増幅率(以下、利得)が20dBのプリアンプ
で、後述するOPアンプ9からの電圧によってその利得
が制御される構成となっている。6はスケルチアンプ4
で検出したノイズが所定値より大きい時にプリアンプ5
の出力信号をカットするスケルチスイッチ,7はスケル
チスイッチ6に接続されてその出力信号を増幅しスピー
カーを駆動するメインアンプである。なお、プリアンプ
5の利得を一定にして、その前又は後ろに電子ボリウム
又はアッテネータを設け、電圧制御によってプリアンプ
5の入力電圧又は出力電圧を制御してもよい。
周波数変換して中間周波信号aとして出力するRF・I
F部,2は中間周波信号aの振幅を制限して出力電圧を
一定にする振幅制限器,3は振幅制限器2の出力を周波
数検波して復調信号cとして出力する周波数検波器,4
は復調信号cに含まれるノイズだけを検出増幅し整流し
て出力するスケルチアンプである。5は復調信号cを増
幅する、増幅率(以下、利得)が20dBのプリアンプ
で、後述するOPアンプ9からの電圧によってその利得
が制御される構成となっている。6はスケルチアンプ4
で検出したノイズが所定値より大きい時にプリアンプ5
の出力信号をカットするスケルチスイッチ,7はスケル
チスイッチ6に接続されてその出力信号を増幅しスピー
カーを駆動するメインアンプである。なお、プリアンプ
5の利得を一定にして、その前又は後ろに電子ボリウム
又はアッテネータを設け、電圧制御によってプリアンプ
5の入力電圧又は出力電圧を制御してもよい。
【0016】8は中間周波信号aを整流平滑し、それを
Sメータ電圧bとして出力するSメータ電圧出力回路,
8aはSメータ電圧bによって作動する、受信信号の強
度を表すSメータ,9はSメータ電圧bを増幅してこれ
を制御電圧dとして出力するOPアンプである。また、
可変抵抗Rの両端には一定電圧が印加されていて、OP
アンプ9のプラス入力端子にかかるオフセット電圧を調
節できる。ここで、中間周波信号aが高周波信号に,制
御電圧dが制御信号に,RF・IF部1とSメータ電圧
出力回路8とOPアンプ9が電界強度検出手段に,OP
アンプ9が制御信号出力手段に,プリアンプ5が低周波
増幅器と出力制御手段に対応している。
Sメータ電圧bとして出力するSメータ電圧出力回路,
8aはSメータ電圧bによって作動する、受信信号の強
度を表すSメータ,9はSメータ電圧bを増幅してこれ
を制御電圧dとして出力するOPアンプである。また、
可変抵抗Rの両端には一定電圧が印加されていて、OP
アンプ9のプラス入力端子にかかるオフセット電圧を調
節できる。ここで、中間周波信号aが高周波信号に,制
御電圧dが制御信号に,RF・IF部1とSメータ電圧
出力回路8とOPアンプ9が電界強度検出手段に,OP
アンプ9が制御信号出力手段に,プリアンプ5が低周波
増幅器と出力制御手段に対応している。
【0017】次に、図1のFM受信機のノイズ抑圧回路
の動作について、図2のグラフを用いて説明する。図2
のグラフは、スケルチアンプ4とスケルチスイッチ6か
ら成るスケルチ回路を動作させず、プリアンプ5の出力
とメインアンプ7の入力を接続した状態で測定したもの
とする。なお、図2のAF出力はスピーカーからの出力
である。
の動作について、図2のグラフを用いて説明する。図2
のグラフは、スケルチアンプ4とスケルチスイッチ6か
ら成るスケルチ回路を動作させず、プリアンプ5の出力
とメインアンプ7の入力を接続した状態で測定したもの
とする。なお、図2のAF出力はスピーカーからの出力
である。
【0018】先ず、図1のRF・IF部1のアンテナに
到達する受信電界強度が、図2において、例えば30dB
μと十分大きい時は、従来のFM受信機と同じようにノ
イズレベルは、AFレベルに比べて十分小さい。次に、
受信電界強度が10dBμ以下になった時は、従来の例で
あれば、一点鎖線で示したようにノイズレベルがどんど
ん上がって、最終的にはノイズレベルがAFレベルまで
達する。通常は、ここまでにスケルチスイッチ6が復調
信号cをカットする。しかし、図1のノイズ抑圧回路に
よれば、Sメータ電圧出力回路8から出力されたSメー
タ電圧bがOPアンプ9で反転増幅され、それが制御電
圧dとしてプリアンプ5に加わるので、プリアンプ5の
利得は小さく押さえられる。そのため、受信電界強度の
低下に応じて全体のAFレベルは実線のように下がって
いく。当然、そこに含まれるノイズレベルもAFレベル
に応じて低下していくので、結果としてノイズレベルは
大きくならない。
到達する受信電界強度が、図2において、例えば30dB
μと十分大きい時は、従来のFM受信機と同じようにノ
イズレベルは、AFレベルに比べて十分小さい。次に、
受信電界強度が10dBμ以下になった時は、従来の例で
あれば、一点鎖線で示したようにノイズレベルがどんど
ん上がって、最終的にはノイズレベルがAFレベルまで
達する。通常は、ここまでにスケルチスイッチ6が復調
信号cをカットする。しかし、図1のノイズ抑圧回路に
よれば、Sメータ電圧出力回路8から出力されたSメー
タ電圧bがOPアンプ9で反転増幅され、それが制御電
圧dとしてプリアンプ5に加わるので、プリアンプ5の
利得は小さく押さえられる。そのため、受信電界強度の
低下に応じて全体のAFレベルは実線のように下がって
いく。当然、そこに含まれるノイズレベルもAFレベル
に応じて低下していくので、結果としてノイズレベルは
大きくならない。
【0019】本回路の動作を開始させる回路動作点Aの
設定は、半固定抵抗RによってOPアンプ9のオフセッ
ト電圧を変化させて行う。これを図3の入出力特性図で
説明する。図に示すように、Sメータ電圧bが小さく
(雑音が大きく)なるほど、制御電圧dが高くなり、プ
リアンプ5の利得が減って(減衰が増えて)、その出力
電圧は小さくなる。よって、スピーカーからのAF出力
は小さくなる。ここで、制御電圧dとプリアンプ5の利
得との関係は、0ボルトで利得20dB(減衰0dB),1
ボルトで利得10dB(減衰10dB),2ボルト以上で利
得0dB(減衰20dB)であるものとする。
設定は、半固定抵抗RによってOPアンプ9のオフセッ
ト電圧を変化させて行う。これを図3の入出力特性図で
説明する。図に示すように、Sメータ電圧bが小さく
(雑音が大きく)なるほど、制御電圧dが高くなり、プ
リアンプ5の利得が減って(減衰が増えて)、その出力
電圧は小さくなる。よって、スピーカーからのAF出力
は小さくなる。ここで、制御電圧dとプリアンプ5の利
得との関係は、0ボルトで利得20dB(減衰0dB),1
ボルトで利得10dB(減衰10dB),2ボルト以上で利
得0dB(減衰20dB)であるものとする。
【0020】以上の例を図3で具体的に説明する。実線
の入出力特性グラフの場合、Sメータ電圧bが 2.0ボル
ト以上で制御電圧dが0ボルトとなり、プリアンプ5の
利得は20dBで最高である。しかし、Sメータ電圧bが
2.0ボルトより小さくなる(ノイズが大きくなる)にし
たがって、プリアンプ5の利得は小さくなり、その出力
電圧もだんだん小さくなっていく。よって、メインアン
プ7のAF出力も小さくなっていく。因みに、Sメータ
電圧bが 1.5ボルトでは、制御電圧dは1ボルトで利得
は10dB、Sメータ電圧bが 1.0ボルト以下では、制御
電圧dは2ボルトで利得は0dBである。
の入出力特性グラフの場合、Sメータ電圧bが 2.0ボル
ト以上で制御電圧dが0ボルトとなり、プリアンプ5の
利得は20dBで最高である。しかし、Sメータ電圧bが
2.0ボルトより小さくなる(ノイズが大きくなる)にし
たがって、プリアンプ5の利得は小さくなり、その出力
電圧もだんだん小さくなっていく。よって、メインアン
プ7のAF出力も小さくなっていく。因みに、Sメータ
電圧bが 1.5ボルトでは、制御電圧dは1ボルトで利得
は10dB、Sメータ電圧bが 1.0ボルト以下では、制御
電圧dは2ボルトで利得は0dBである。
【0021】図1の可変抵抗Rを動かすと、OPアンプ
9のオフセット電圧が変わるので、図3の入出力特性グ
ラフは上下いずれかに移動する。今、そのようにして移
動した上側の一点鎖線の入出力特性グラフによれば、S
メータ電圧bが2.25ボルトから利得が落ちはじめ、 1.5
ボルトの時点では、制御電圧dも 1.5ボルト,利得5dB
となる。つまり可変抵抗Rを調節することによって、A
F出力は実線の入出力特性より全体に5dB早めに減衰す
るのである。図2でいうと、回路動作点Aが電界強度の
大きい方(右)に移動したことを意味する。また、可変
抵抗Rを先の場合と反対方向に動かせば、図3の下側の
一点鎖線の入出力特性グラフによれば、Sメータ電圧b
が1.75ボルトから利得が落ちはじめ、 1.5ボルトの時点
では、制御電圧dも 0.5ボルト,利得15dBとなる。つ
まり可変抵抗Rを調節することによって、AF出力は実
線の入出力特性より全体に5dB遅めに減衰するのであ
る。図2でいうと、回路動作点Aが電界強度の小さい方
(左)に移動したことを意味する。つまり、ノイズが大
きい状態が長くなるということである。このように、回
路の動作開始点を調節する。
9のオフセット電圧が変わるので、図3の入出力特性グ
ラフは上下いずれかに移動する。今、そのようにして移
動した上側の一点鎖線の入出力特性グラフによれば、S
メータ電圧bが2.25ボルトから利得が落ちはじめ、 1.5
ボルトの時点では、制御電圧dも 1.5ボルト,利得5dB
となる。つまり可変抵抗Rを調節することによって、A
F出力は実線の入出力特性より全体に5dB早めに減衰す
るのである。図2でいうと、回路動作点Aが電界強度の
大きい方(右)に移動したことを意味する。また、可変
抵抗Rを先の場合と反対方向に動かせば、図3の下側の
一点鎖線の入出力特性グラフによれば、Sメータ電圧b
が1.75ボルトから利得が落ちはじめ、 1.5ボルトの時点
では、制御電圧dも 0.5ボルト,利得15dBとなる。つ
まり可変抵抗Rを調節することによって、AF出力は実
線の入出力特性より全体に5dB遅めに減衰するのであ
る。図2でいうと、回路動作点Aが電界強度の小さい方
(左)に移動したことを意味する。つまり、ノイズが大
きい状態が長くなるということである。このように、回
路の動作開始点を調節する。
【0022】また、信号が全く無く、ノイズばかりにな
った状態の最終的なAFレベルの出力Bは、OPアンプ
9の増幅度(図3のグラフの傾き)を変えるか、又はプ
リアンプ5の制御電圧の入力感度を変えるか、又はメイ
ンアンプ7のメインボリウムを変えて調節する。スケル
チアンプ4とスケルチスイッチ6から成るスケルチ回路
を動作させた時は、図2のスケルチ動作点Cでプリアン
プ5の出力信号がカットされ、AF出力は太い破線で示
したように0になる。ここでスケルチ動作点Cは、もち
ろん可変である。
った状態の最終的なAFレベルの出力Bは、OPアンプ
9の増幅度(図3のグラフの傾き)を変えるか、又はプ
リアンプ5の制御電圧の入力感度を変えるか、又はメイ
ンアンプ7のメインボリウムを変えて調節する。スケル
チアンプ4とスケルチスイッチ6から成るスケルチ回路
を動作させた時は、図2のスケルチ動作点Cでプリアン
プ5の出力信号がカットされ、AF出力は太い破線で示
したように0になる。ここでスケルチ動作点Cは、もち
ろん可変である。
【0023】本発明のノイズ抑圧回路においては、Sメ
ータ電圧で、プリアンプ5を直接制御してもよく、その
場合は回路が簡単になる。また、OPアンプ9の代わり
にA/D変換器を用いて、Sメータ電圧をディジタルデ
ータに変換し、それをシフトして本回路の動作開始点を
調節し、その後D/A変換してプリアンプ5の利得を制
御してもよい。更に、プリアンプ5をディジタル制御の
アンプにして、ディジタルデータのまま、その利得を制
御してもよい。実施例のノイズ抑圧回路によれば、OP
アンプ9のプラス入力端子に加えるオフセット電圧を変
えることによって、本回路の動作開始点が変更できる。
ータ電圧で、プリアンプ5を直接制御してもよく、その
場合は回路が簡単になる。また、OPアンプ9の代わり
にA/D変換器を用いて、Sメータ電圧をディジタルデ
ータに変換し、それをシフトして本回路の動作開始点を
調節し、その後D/A変換してプリアンプ5の利得を制
御してもよい。更に、プリアンプ5をディジタル制御の
アンプにして、ディジタルデータのまま、その利得を制
御してもよい。実施例のノイズ抑圧回路によれば、OP
アンプ9のプラス入力端子に加えるオフセット電圧を変
えることによって、本回路の動作開始点が変更できる。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかるFM受信機のノイズ抑圧
回路は、以上のように構成されており、受信した電波が
弱い時は自動的に音量を小さくするので、低周波増幅部
の消費電流が小さくなるとともに、ノイズの過大入力に
よるスピーカー又はイヤホンの劣化や破損が少なくな
る。また、受信電波が弱い時の猛烈なノイズによって、
聴神経が障害を受けることが少なくなる。また、既成の
Sメータ電圧を利用するので、少しの追加回路で構成で
きる。更に、電波が弱いとFM受信機の音量が小さくな
るので、これによって振幅変調(AM)波のように自局
と相手局間の距離を推定できるという効果もある。
回路は、以上のように構成されており、受信した電波が
弱い時は自動的に音量を小さくするので、低周波増幅部
の消費電流が小さくなるとともに、ノイズの過大入力に
よるスピーカー又はイヤホンの劣化や破損が少なくな
る。また、受信電波が弱い時の猛烈なノイズによって、
聴神経が障害を受けることが少なくなる。また、既成の
Sメータ電圧を利用するので、少しの追加回路で構成で
きる。更に、電波が弱いとFM受信機の音量が小さくな
るので、これによって振幅変調(AM)波のように自局
と相手局間の距離を推定できるという効果もある。
【図1】本発明にかかるFM受信機のノイズ抑圧回路の
一実施例のブロック図である。
一実施例のブロック図である。
【図2】図1の回路を用いた実施例の電界強度とノイズ
レベルの関係を表すグラフである。
レベルの関係を表すグラフである。
【図3】OPアンプの入出力特性のグラフである。
【図4】スケルチの付いた従来のFM受信機の一例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】従来のFM受信機においてスケルチを動作させ
ない時の、電界強度とノイズレベルの関係の一例を表す
グラフである。
ない時の、電界強度とノイズレベルの関係の一例を表す
グラフである。
【図6】従来のFM受信機においてスケルチが動作した
時の、電界強度とノイズレベルの関係の一例を表すグラ
フである。
時の、電界強度とノイズレベルの関係の一例を表すグラ
フである。
1 RF・IF部(電界強度検出手段)(高周波増幅
器) 2 振幅制限器 3 周波数検波器 4 スケルチアンプ 5 プリアンプ(低周波増幅器)(出力制御手段) 6 スケルチスイッチ 7 メインアンプ 8 Sメータ電圧出力回路(電界強度検出手段) 8a Sメータ 9 OPアンプ(電界強度検出手段)(制御信号出力手
段) a 中間周波信号(高周波信号) b Sメータ電圧 c 復調信号 d 制御電圧(制御信号)
器) 2 振幅制限器 3 周波数検波器 4 スケルチアンプ 5 プリアンプ(低周波増幅器)(出力制御手段) 6 スケルチスイッチ 7 メインアンプ 8 Sメータ電圧出力回路(電界強度検出手段) 8a Sメータ 9 OPアンプ(電界強度検出手段)(制御信号出力手
段) a 中間周波信号(高周波信号) b Sメータ電圧 c 復調信号 d 制御電圧(制御信号)
Claims (2)
- 【請求項1】受信した電波の電界強度に応じた制御信号
を出力する電界強度検出手段と、 前記制御信号に応じて出力を低減する低周波増幅器と、
を備えたことを特徴とするFM受信機のノイズ抑圧回
路。 - 【請求項2】受信した電波を増幅して高周波信号を出力
する高周波増幅器と、前記高周波信号を整流してSメー
タ電圧を出力するSメータ電圧出力回路と、前記高周波
信号の振幅を制限して出力電圧を一定にして出力する振
幅制限器と、該振幅制限器の出力を周波数検波して復調
信号を出力する周波数検波器と、前記復調信号を増幅す
る低周波増幅器とを備えたFM受信機のノイズ抑圧回路
において、 前記Sメータ電圧を増幅して制御信号を出力する制御信
号出力手段と、 前記制御信号に応じて前記低周波増幅器の入力,出力若
しくは増幅率を制御して出力を低減する出力制御手段と
を備えたことを特徴とするFM受信機のノイズ抑圧回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14769394A JPH0818468A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | Fm受信機のノイズ抑圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14769394A JPH0818468A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | Fm受信機のノイズ抑圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818468A true JPH0818468A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15436140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14769394A Pending JPH0818468A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | Fm受信機のノイズ抑圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818468A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007028517A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Kenwood Corp | Fm受信機及びfm受信方法 |
| WO2007055090A1 (ja) | 2005-11-10 | 2007-05-18 | Pioneer Corporation | 受信感度検出装置 |
| WO2007066528A1 (ja) | 2005-12-08 | 2007-06-14 | Pioneer Corporation | 受信感度検出装置及び受信装置 |
| US8644780B2 (en) | 2011-09-29 | 2014-02-04 | Icom Incorporated | Gain control circuit, FM receiver and computer program product |
| JP2016066903A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | アルパイン株式会社 | ラジオ受信機 |
| JP2024019832A (ja) * | 2022-08-01 | 2024-02-14 | 株式会社デンソーテン | 受信装置および受信方法 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP14769394A patent/JPH0818468A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007028517A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Kenwood Corp | Fm受信機及びfm受信方法 |
| WO2007055090A1 (ja) | 2005-11-10 | 2007-05-18 | Pioneer Corporation | 受信感度検出装置 |
| JPWO2007055090A1 (ja) * | 2005-11-10 | 2009-04-30 | パイオニア株式会社 | 受信感度検出装置 |
| JP4650846B2 (ja) * | 2005-11-10 | 2011-03-16 | パイオニア株式会社 | 受信感度検出装置 |
| WO2007066528A1 (ja) | 2005-12-08 | 2007-06-14 | Pioneer Corporation | 受信感度検出装置及び受信装置 |
| US8644780B2 (en) | 2011-09-29 | 2014-02-04 | Icom Incorporated | Gain control circuit, FM receiver and computer program product |
| JP2016066903A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | アルパイン株式会社 | ラジオ受信機 |
| JP2024019832A (ja) * | 2022-08-01 | 2024-02-14 | 株式会社デンソーテン | 受信装置および受信方法 |
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