JPH08185809A - カラーcrt用多重ビーム・グループ電子銃 - Google Patents

カラーcrt用多重ビーム・グループ電子銃

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JPH08185809A
JPH08185809A JP31350194A JP31350194A JPH08185809A JP H08185809 A JPH08185809 A JP H08185809A JP 31350194 A JP31350194 A JP 31350194A JP 31350194 A JP31350194 A JP 31350194A JP H08185809 A JPH08185809 A JP H08185809A
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grid
screen
electron
electron gun
row
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JP31350194A
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Hsing-Yao Chen
ヤオ チェン シン
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Chunghwa Picture Tubes Ltd
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Chunghwa Picture Tubes Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 垂直方向に整列しグループ化されたビームを
使って、隣接する垂直方向に一定の間隔で配置された水
平走査線上にカラービデオイメージ情報を同時に提供す
るための多重ビーム電子銃を提供する。 【構成】 複数の垂直方向に一定の間隔で水平方向に一
列に並んだビームは赤、緑、青の三原色を提供し、画面
上の共通スポットに集束され変調される結果、隣接の垂
直方向の配列が、カラービデオイメージの隣接部分を同
時に形成する際、複数のビデオイメージ情報を画面上に
書き込むことを可能にする。電子銃のビーム形成域で、
通電されたグリッドは、上、下列の水平方向に整列した
開口88b,88g,88r,90b,90g,90r
を含み、一列に並んだビーム配列を通過させる。上、下
列の各開口間の垂直方向の間隔SV 、垂直方向に整列し
た開口グループ間の水平方向の間隔SH は1/20SH
V ≦1/2 SH とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概してカラー陰極線管
(CRT)で使用される多重ビーム電子銃に関するもの
で、特にCRT画面のカラービデオイメージの一部を1
本以上の水平走査線上で同時に提供するため、グループ
化した電子ビームを持つ電子銃を対象とします。
【0002】
【従来の技術】将来のカラーCRTの発展傾向は明らか
に、高解像度テレビ(HDTV)表示の方向へと向かっ
ています。これは、NTSC標準あるいはPAL構成の
いずれに従う場合でも同様です。カラー・テレビのシス
テムが何であろうとも、高解像度テレビ(HDTV)表
示には、高周波数磁気偏向ヨーク、およびビデオイメー
ジの高解像度および高輝度が要求されます。CRTの磁
気偏向ヨークの走査周波数を増大するには、ヨークに対
してより大量の偏向入力電力、およびより高価なヨーク
組立が要求されます。大型16:9のカラーCRTに満
足できる輝度および解像度を提供するためには、ビーム
電流の増大、およびビデオイメージ解像度の高度化が要
求されます。CRTエンベロープ・ネックのサイズを増
大することは、CRTの画面以外の部分の縮小を追求す
る現在の傾向に逆行します。より大量のビーム電流を使
用することでビデオイメージに十分な輝度を提供するア
プローチの一つは、高電子放出密度を提供するディスペ
ンサー陰極の採用です。しかし、ディスペンサー陰極を
使用すると、陰極の原価がかなり高くなります。つま
り、従来のオキシド陰極の原価の50倍にもなり、この
珍しい陰極をCRTで使用することは、現在では商業的
に生存不可能です。前述のアプローチの幾つかは、高解
像度テレビ(HDTV)CRTに採用されてはいるもの
の、CRT原価の増大および複雑性の故に、液晶表示
(LCD)、プラズマ表示パネル(PDP)などのその
他の表示技術に比較して、商業的競争力が減少します。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1を参照。カラーC
RTに使用する典型的な従来の技術による多重ビーム電
子銃10の等角投影図で、一部が局部透視図で表示され
ています。図1に表示された電子銃10の設置ライン2
−2に沿った断面図が、図2に表示されています。電子
銃10は、一定の間隔で一列に並んだ複数の開口18
a、18b、および18cを持つ概してG1制御グリッ
ド18の方向に、複数の活発な電子提供する一定の間隔
で一列に並んだ複数の陰極12、14、および16を含
みます。活発な電子は、一列に並んだ開口18a、18
b、および18cを通過して、一列に並んだ開口配列2
0a、20b、および20cを持つG2画面グリッド2
0の方向へ向けられます。G1制御グリッド18、およ
びG2画面グリッド20は、ビーム形成域(BFR)4
6を構成して、そこで多数の活発な電子が、点線で表示
されている3本の一列に並んだ電子ビーム22、24、
および26に形成されます。更に電子銃10は、電子銃
の縦軸に沿って整列したG3グリッド28およびG4グ
リッド36を含みます。G3グリッド28は、典型的に
G2画面グリッド20に面して一列に並んだ複数の開口
28a、28b、および28cと、一列に並んだ複数の
内部開口30a、30b、および30cを持つ内部金属
プレートを含みます。G3グリッドは更に、G4グリッ
ド36に面して、水平方向に整列した拡大した連鎖形共
通開口34を含みます。G4グリッド36も同様に、G
3グリッド28に面して、水平方向に整列した拡大した
連鎖形共通開口39を含みます。G4グリッド36は更
に、電子ビーム22、24、および26をそれぞれ通過
させる3つの一列に並んだ開口36a、36b、および
36cを含む内部金属プレート38を含みます。G3グ
リッド28とG4グリッド36は共同して高電圧焦点レ
ンズ48を形成し、3本の電子ビームトリオ22、2
4、および26を加速し、且つCRTの画面あるいは画
板40上に集束します。画面40の内表面上に配置され
ているのは、電子ビームが投射されると反応して光を放
射する燐層52です。G1グリッド18およびG2グリ
ッド20はそれぞれ、VG1およびV G2の電圧源41と4
3に接続されています。G3グリッド28とG4グリッ
ド36はそれぞれ、焦点(VF )電圧源45と加速(V
A )電圧源47に接続されており、(VF )によって通
電され、(VA )で加速されます。
【0004】CRTの画面40の立面図が、図3に表示
されています。そこではまた、水平走査線42を図解
し、画面上にビデオイメージを追跡する際に、CRTの
磁気偏向ヨーク手段(簡略化のために表示されていませ
ん)によって電子ビームが走査線上を掃引される様子を
図示します。簡略化のため、図示された走査線は12本
だけですが、典型的なCRTではそれよりずっと多数の
水平走査線があることは知られています。第一の水平走
査線の電子ビーム追跡の開始は、図3の上部左隅に矢印
で表示されている一方、最後の水平走査線の電子ビーム
追跡の開始は図の下部左隅に点線で表示されています。
電子ビームは画面40でスポット44の形態で集束さ
れ、図3に見られるように、左から右へ、上から下へラ
スタ状に進行し、画面を横切って追跡されます。画板4
0の電子ビームの各水平掃引は、画面に表示されるビデ
オイメージの単一の水平ラインを提供します。電子銃1
0は、従来の一列に並んだカラーCRTで使用される電
子銃の典型で、それは一般に前述した設計および操作上
の制約を受けます。本発明は、カラーCRTで使用する
多重ビーム・グループ(MBG)電子銃を提供すること
によって、従来の技術の前述した制限に答えるものであ
ります。カラーCRTでは、2つ以上の垂直方向に一定
の間隔で水平方向に一列に並ぶ電子ビーム配列(アレ
ー)によって、赤、緑、青の三原色をCRT画面上の隣
接する水平走査線に提供し、ビデオイメージの2つ以上
の隣接するラインを同時に画面上に形成することが可能
になります。
【0005】従って、本発明の目的は、隣接する垂直方
向に一定間隔を持つ水平走査線上にカラービデオイメー
ジの情報を同時に提供するために、垂直方向に整列しグ
ループ化された電子ビームで多重ビーム電子銃を提供す
ることにあります。本発明のもう一つの目的は、一列に
並んだカラーCRT内の電子ビームの画素滞在時間を増
大することで、ビデオイメージの解像度を増進する反
面、ビデオイメージの輝度を犠牲にせずに水平走査周波
数およびピーク・ビーム電流の減少を可能にすることに
あります。本発明の更に別の目的は、CRTのネックの
サイズを増大せずに、あるいは偏向電力の需要を増大せ
ずに、電子ビーム・スポットの高解像度を維持しなが
ら、多重ビームのカラーCRTにおける磁気偏向ヨーク
および陰極放出の必要条件を緩和することにあります。
本発明の更に別の目的は、CRT画面の各水平走査で表
示されるビデオイメージの部分を増大するために、受信
したカラービデオイメージ情報を後で呼び出して第一の
水平走査線上に表示し、更に第二の隣接する走査線上に
保存されたビデオイメージ情報も追加して同時に表示す
るために、受信したカラービデオイメージ情報を保存す
ることにあります。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のこのような目的
は、多重ビームのカラー陰極線管(CRT)用に、一列
に並んだ電子銃によって達成され、且つ従来の技術の欠
点が排除されます。このCRTに含まれる画面上で、複
数の水平方向に一定の間隔で整列された電子ビームを、
複数の垂直方向に一定の間隔で水平走査線上をラスタ状
に掃引することでビデオイメージは形成されます。そこ
で、各電子ビームはビデオイメージの赤、緑、青の三原
色の一つを提供します。電子銃は次のもので構成されま
す。すなわち、活発な電子を提供する複数の陰極。陰極
に隣接して配置され、且つ活発な電子を複数ビームに形
成するための一定の間隔で第一および第二の開口配列を
それぞれに持つ一定間隔に置かれた第一および第二の通
電されたグリッドを含むビーム形成域(BFR)。ま
た、グリッドの第一および第二の開口配列はそれぞれ、
上列および下列の水平走査線それぞれに対して、赤、
緑、青の三原色を提供する水平方向に整列した電子ビー
ムを通過させる上列および下列の水平方向に整列した開
口を含みます。また、第一および第二の配列における開
口は、それぞれの水平走査線上に三原色の1つを提供す
るために、垂直方向にグループ化された電子ビームを形
成するために、更に垂直方向にも整列してグループ化さ
れています。そこでは、隣接する上列と下列の開口間の
垂直方向の間隔はSV で表示され、垂直方向に整列した
開口グループ間の水平方向の間隔は、SH で表示されま
す。
【0007】1/20 SH ≦SV ≦1/2 SH です。 電子ビームを画面上に集束するため、ビーム形成域(B
FR)とCRT画面との中間に配置された、集束手段。
焦点レンズと画面との中間に配置された集束手段は、電
子ビームを画面の上部および下部スポットに集中するた
めです。画面では、上部および下部のスポットはそれぞ
れ、上列および下列の水平走査線上で掃引されます。本
発明は更に、カラー陰極線管(CRT)用のG1制御グ
リッドを考察します。制御グリッドは、活発な電子を陰
極から受け取り、且つ画面上にビデオイメージを形成す
る際、CRTの画面を横切ってラスタ状に多数の走査線
上で水平掃引するために、活発な電子を複数の電子ビー
ムに形成するために採用されます。このグリッドは、第
一のそれぞれのビデオ信号源に接続するために採用され
た第一、第二、および第三の水平方向に一列に並んだ上
列導電部分と、第二のそれぞれのビデオ信号源に接続す
るために採用された、第一、第二、および第三の水平方
向に一列に並んだ下列導電部分とで構成されます。G1
制御グリッドは更に、導電部分を電気的に絶縁するため
に隣接する導電部分の中間に配置された絶縁装置を含み
ます。本発明のG1制御グリッドは更に、上列導電部分
のそれぞれ1つの範囲に、それぞれ配置された第一、第
二、および第三の水平方向に整列した上列開口を含みま
す。この上列の各開口は、画面上にビデオイメージの
赤、緑、青の三原色の1つを形成する対応する上列電子
ビームを、第一の上走査線上に水平方向に掃引される上
列電子ビームと併せて通過させます。また本発明にG1
制御グリッドは、下列導電部分のそれぞれ1つの範囲内
にそれぞれ配置された第一、第二、および第三の水平方
向に整列した下列開口を含みます。この下列の各開口
は、第二の下列走査線上で水平方向に掃引される上列電
子ビームと併せて、ビデオイメージの赤、緑、青の三原
色の1つを画面上に形成するそれぞれの下列電子ビーム
を通過させます。上列開口および下列開口の第一、第
二、および第三の各グループは水平方向に整列して、同
一の原色を画面上に形成する電子ビームを通過させま
す。垂直方向に整列した開口グループ間の垂直方向の間
隔は、SV で表示され、垂直方向に整列した開口グルー
プ間の水平方向の間隔は、SH で表示されます。
【0008】1/20 SH ≦SV ≦1/2 SH です。
【0009】
【実施例】図4を参照。本発明の原理に従って、カラー
CRT用の多重ビーム・グループ電子銃60の、一部が
局部透視図で表示された等角投影図が図示されていま
す。図5は、図4に図示された多重ビーム・グループ電
子銃60の、設置線5−5に沿った縦方向垂直断面図で
す。電子銃60は二極電位型の電子銃であり、G1制御
グリッド74の方向に向けて活発な電子を提供するため
の一列に配列した複数陰極62、64、および66を含
みます。G1制御グリッド74の更に詳細は、図7の立
面図に図示されて、また次で説明されます。G1制御グ
リッド74は、G2画面グリッド76との組み合わせ
て、電子銃60にビーム形成域(BFR)を提供し、活
発な電子を3対の垂直方向に整列した電子ビーム72に
形成します。中央の1対の電子ビームが、上列電子ビー
ム72aおよび下列電子ビーム72bとして、図5の断
面図に図示されています。電子銃60は更に、G3グリ
ッド78およびG4グリッド80の組み合わせを含み、
それらが共同して高電圧焦点レンズ70を形成し、CR
Tの画面61上に電子ビームを集束します。画面61の
内表面上に配置されている燐層あるいは燐被膜63は、
それに電子ビームが投射されると、反応して光を放射し
て画面上にビデオイメージを形成します。
【0010】G1制御グリッド74、およびG2画面グ
リッド76は両方共、6本の電子ビーム72を通過させ
るための3対の垂直方向に整列した開口を持つ、概して
平板な形です。G2画面グリッド76は、それぞれが垂
直方向に整列されたビーム通過開口を1対づつ持つ一列
に並んだ3つの圧印加工された部分76a、76b、お
よび76cを含みます。G1制御グリッド74は、3つ
の陰極62、63、および64に面して、第一、第二、
および第三の圧印加工あるいはエンボス加工された部分
82、84、および86を持つ非導電性セラミック基板
103で構成されます。第一の圧印加工された部分82
の範囲に配置され、且つセラミック基板103を貫通し
て伸びるのは、垂直方向に整列した1対の開口88bと
90bです。同様に、第二および第三の圧印加工された
部分84および86の範囲内にそれぞれ配置され、且つ
セラミック基板を貫通して伸びるのは、垂直方向に整列
した第二と第三の対になった開口88gと90g、およ
び開口88rと90rです。開口88bと90bは青色
の電子ビームを通過させ、開口88gと90gは緑色の
電子ビームを通過させ、開口88rは90rは赤色の電
子ビームを通過させます。このように、上列開口トリオ
88b、88g、および88rは三原色を生成するため
の3本の電子ビームを通過させ、一方下列開口トリオの
90b、90g、および90rは画面上に三原色を形成
する3本の電子ビームを通過させます。この実施例の他
に、次に説明する実施例で、隣接する開口間の垂直方向
の間隔は、50ミル(1.25ミリメートル)の規模であ
るのに反して、従来の一列に配置された電子銃では20
0ミル(6ミリメートル)です。本発明に従って、次の
詳細説明にあるように、上列開口88b、88g、およ
び88rを通過する3本の電子ビームは、画面で第一の
上部スポットに集束される一方、下列開口90b、90
g、および90rを通過する電子ビームは、第二の下部
スポットに集束されます。上列の電子ビームは第一の上
列の水平走査線上でCRTの磁気偏向ヨークによって追
跡される一方、第二の電子ビームの対は、CRTの画面
上で第二の下列に隣接する水平走査線上で追跡されま
す。この手順によって、画面61上でビデオイメージの
隣接する部分が、画面を横切って掃引される2本以上の
一列に並んだ電子ビームによって同時に形成されること
が可能になります。
【0011】G1制御グリッド74は更に、G2画面グ
リッド76に面した表面に配置された、6個の薄い導電
部分92、94、96、98、100、および102を
含みます。導電部分は、薄い導電性の金属層をハンダ付
け又はクランプしてセラミック基板へ取付けることで形
成されます。そのあとで、各導電部分を分離する連続す
る非導電性絶縁ギャップを形成するために、化学薬品に
よるエッチング法などの従来の方法で導電層の一部を取
り除きます。絶縁ギャップ104によって、その下層に
あるセラミック基板が露出され、前述の6つの導電部分
92、94、96、98、100、および102が定義
されます。各導電部分92、94、96、98、10
0、および102が、G1制御グリッドのビーム通過開
口88b、88g、88r、90b、90g、および9
0rのそれぞれ1つを包囲し、各導電部分に提供される
それぞれのビデオ信号によって、各電子ビームを個々に
変調することを可能にします。上列の3つの導電部分9
2、94、および96にそれぞれに連結されているの
は、V1AB 、V1AG 、およびV1AR ビデオ信号源10
6、108、および110です。同様に、3つの下列導
電部分98、100、および102それぞれに連結され
ているのは、V1BB 、V1BG 、およびV1BR ビデオ信号
源112、114、および116です。前述の各ビデオ
信号源が、対応する導電部分に対してそれぞれのビデオ
信号を提供すると、特定の導電部分の範囲内にある開口
を通過する電子ビームが変調されます。このように、V
1AB 、V1AG 、およびV1AR ビデオ信号源106、10
8、および110はそれぞれに、開口88b、88g、
および88rを通過する電子ビームを変調します。同様
に、V1BB 、V1BG 、およびV 1BR ビデオ信号源11
2、114、および116はそれぞれ、開口90b、9
0g、および90rを通過する電子ビームを変調しま
す。このようにして、ビデオイメージの第一の部分が、
開口88b、88g、および88rを通過する上列電子
ビームトリオによってCRTの画面上に提供される一
方、隣接するビデオイメージの下列部分も同様に、開口
90b、90g、および90rを通過する電子ビームト
リオによって提供されます。
【0012】図6を参照。そこには、CRT画面61の
簡略化した立面図、および図4と図5で図示された電子
銃60の手段によって、あるビデオイメージが形成され
る様子を図示されています。図6の上部左手部分に表示
されるように、上で説明した上列の電子ビームトリオ
は、画面61上に上部スポット95aの形態に集束され
る一方、下列の電子ビームトリオは、画面上に下部スポ
ット95bの形態に集束されます。上部および下部電子
ビームスポットの95aと95bは、水平方向に整列し
ており、且つ簡略化のために表示されていないがCRT
磁気偏向ヨークの手段によって、それぞれの水平走査線
83a、83bに沿って、図中の矢印の方向で示される
ように、右方向へ同調して変位されます。上列および下
列の電子ビームトリオは、画面61の右手終端に到着す
ると即時に左方向へ偏向されて画面上の第三および第四
の走査線の追跡を開始します。この走査と再追跡は連続
して、上列および下列の電子ビームトリオが、図6の下
方左部分に点線で表示される最後の2本の水平走査線8
5aと85bを走査するまで繰り返されます。画面61
の最後の2本の走査線85aと85bの走査を終了する
と即時に、上列および下列の電子ビームトリオは、第一
の2本の走査線83aと83bの再追跡を開始するため
に、磁気偏向ヨークの手段によって再追跡されて、画面
の上段に位置されます。2つ以上の水平走査線を同時に
追跡することで、電子ビーム走査周波数および偏向周波
数率を減少させ、ヨーク電源の必要条件もまた減少させ
ます。このため、より簡単で安価な磁気偏向ヨークを使
用することが可能になります。ビーム走査周波数の減少
に対応して、画面の燐層構成要素上での電子ビームの
「滞在時間」が増大します。電子ビーム滞在時間が増大
すると、それに対応して、電子ビームのピーク電流密度
が減少し、ビデオイメージの輝度を犠牲にせずに電子ビ
ームのスポットのサイズおよびビデオイメージの解像度
を増進させます。
【0013】図7に図示されるように、前述した各ビデ
オ信号源は、それぞれの記憶を含みます。従って、V
1AB 、VIAG 、およびV1AR ビデオ信号源106、10
8、および110はそれぞれに、ビデオ記憶106a、
108a、および110aを含みます。同様に、
1BB 、VIBG 、およびV1BR ビデオ信号112、11
4、および116はそれぞれに、ビデオ記憶112a、
114a、および116aを含みます。前述の各ビデオ
記憶は、ビデオデータを保存し、その後保存したビデオ
データを関連ビデオ信号源回路に書き込み、画面61に
表示されるビデオイメージに従って接続されたそれぞれ
の導電部分を励振するために採用されます。上列開口8
8b、88g、および88rを通過する上列電子ビーム
はそれぞれ、上列の水平走査線を横切って掃引されま
す。他方、下列開口90b、90g、および90rを通
過する3本の電子ビームはそれぞれ、画面上で隣接する
下列の水平走査線を横切って掃引されます。従って、3
本の上列電子ビームと3本の下列電子ビームは、同時
に、青色を提供するビーム通過開口88bと90b、緑
色を提供するビーム開口88gと90g、および赤色を
提供するビーム開口88rと90rを通過するビーム
で、画面61上にカラーイメージのそれぞれの隣接ライ
ンを書き込みます。電子銃60が、テレビ受信機などの
カラーCRTに採用される場合には、受信したテレビ信
号からのデータを前述の各種ビデオ記憶が保存し、その
後そのデータは記憶から読み出されて、G1制御グリッ
ド74の導電部分のそれぞれ1つへ提供されます。上列
および下列の電子ビームトリオは画面61を横切って水
平方向に、且つ2本の電子ビーム間に垂直方向に一定の
間隔で、掃引される故に、上列3本の電子ビームのビデ
オデータがこれらのビームと関連するそれぞれのビデオ
記憶内に保存される期間は、下列3本の電子ビームに関
連する記憶に対応するビデオデータが保存される期間よ
りも長くなります。この配列によって、画面上の垂直方
向に一定の間隔で隣接する部分に、ビデオイメージの情
報を同時に書き込むことが出来ます。
【0014】図5に図示されるように、G2画面グリッ
ド76は、電子ビームを正しく偏向するために、VG2
圧源65に接続されています。同様に、G3グリッド7
8は、画面61に電子ビームを集束するために、焦点電
圧(VF ) 源67に接続されています。G4グリッド8
0は、画面の方へ電子を加速するために、加速電圧(V
A )源69に接続されています。上記の説明および図9
で更に詳細に表示されているのは、G2画面グリッド7
6の部分的な垂直断面図です。このグリッドの圧印加工
あるいはエンボス加工された部分76bは、上列電子ビ
ーム72aおよび下列電子ビーム72bをそれぞれ通過
させる一定の間隔で垂直方向に整列した一対の開口76
dと76eを含みます。G3グリッド78は、G2画面
グリッド76に面して、数字8形の開口78a、78
b、および78cを含み、それぞれ対になった電子ビー
ムを通過させます。G3グリッド78は更に、一定に間
隔に配置された3つの内部の楕円形開口78d、78e
および78fを含み、これらの開口は上列および下列の
電子ビームのそれぞれの対を通過させます。最後に、G
3グリッド78は、G4グリッド80に面して、水平方
向に整列し拡大した連鎖形共通開口78gを含み、6本
の電子ビームを通過させます。G4グリッド80も同様
に、G3グリッド78に面して、水平方向に整列した連
鎖形開口80aを含みます。G4グリッド80は更に、
一定の間隔に配置された3つの内部の楕円形開口80
b、80c、および80dを含み、上列および下列の電
子ビームのそれぞれの対を通過させます。
【0015】図10を参照。本発明に従って、カラーC
RT118における図4と図5の多重ビーム・グループ
電子銃60の部分的な縦方向垂直断面図が表示されてい
ます。CRT118は、円筒形ネック部分120aおよ
び直径が次第に大きくなっている漏斗部分120bを含
む、ガラスエンベロープ120を含みます。CRT11
8は更に、複数の茎状ピン122を含みます。これは、
CRTのガラスエンベロープ120のネック部分120
aの終端を貫通して伸び、電子銃60を始めとするCR
Tのガラスエンベロープ内のその他の構成部分に、各種
の電気信号を提供します。また、CRTのガラスエンベ
ロープ120内の漏斗部分120bに配置されているの
は、簡略化のため図示されていませんが、陽極電圧源に
接続されている導電性被膜126です。G4グリッド8
0は、G4グリッドを陽極電圧(VA )に充電するため
に、一定間隔に配置された複数の導電性位置設定用スペ
ーサー128と130の手段で、内部導電被膜126へ
接続されています。磁気偏向ヨーク124はCRTの漏
斗部分120bの周囲に配置されて、画面61上でラス
タ状に電子ビームを偏向します。図10および図5から
省かれているのは、カラーCRTのシャドーマスクで
す。これは、一定の間隔を持った多数の開口あるいはス
ロットを含み、且つカラー選択電極として働き、画面6
1の内表面上の燐層63の特定カラー燐要素の上に、確
実に各電子ビームが放射されるようにします。シャドー
マスクの設計および操作は従来の技術によるものである
ため、ここではこれ以上説明しません。
【0016】図10に表示されるように、2本の垂直方
向に整列した中央の電子ビーム72aおよび72bは、
垂直方向に一定の間隔でCRTの画面61上に投射され
ます。電子ビームの外側の対も同様に、垂直方向に一定
の間隔で画面61上に投射されます。これによって、上
列および下列の電子ビームトリオそれぞれが、画面61
の各追跡中に、それぞれ隣接の水平走査線を追跡するこ
とができます。CRT118の周囲に電子銃60と磁気
偏向ヨークのほぼ中間あたりに配置されているのは、第
一および第二の多極磁気アラインメント装置132およ
び134です。第一の磁気アラインメント装置132
は、二極磁石(あるいは双極子)132a、四極磁石
(あるいはカッド型)132b、および六極磁石132
cで構成されます。第二の磁気アラインメント装置13
4は、四極磁石134aおよび六極磁石134bを含み
ます。画面61上で垂直方向に一定の間隔で電子ビーム
を整列させる際、第一および第二のの多極磁気アライン
メント装置132および134の操作と構成の詳しい説
明は、電子銃中に3本の垂直方向に一定の間隔でグルー
プ化された電子ビームを含む本発明の電子銃のもう一つ
別の次に述べる実施例を参照してください。
【0017】図11を参照。本発明に従って、カラーC
ETで使用の多重ビーム・グループ電子銃140のもう
一つ別の実施例を図示します。図12は、図11に図示
された多重ビーム・グループ電子銃140の設置線12
−12に沿った縦方向垂直断面図です。電子銃140
は、活発な電子を提供する3個の一列に並んだ陰極14
2、144、および146を含みます。陰極142、1
44、および146に隣接して配置されているのはビー
ム形成域(BFR)148で、それはG1制御グリッド
152とG2画面グリッド154の組み合わせを含みま
す。電子銃140は更に、図12の断面図に図示されて
いるように、ビーム形成域148とCRTの画面168
との間に配置された高電圧焦点レンズ150を含みま
す。高電圧焦点レンズ150は、G3グリッド156、
G4グリッド158、G5グリッド160、およびG6
グリッド162を含みます。G2グリッド154、およ
びG4グリッド158はVG2電圧源172へ接続されて
いる一方、G3グリッド156およびG5グリッド16
0は焦点電圧(VF ) 源174へ接続されています。G
6グリッド162は加速電圧(VA ) 源176へ接続さ
れています。このように、電子銃140はカッド型で
す。
【0018】前項で説明した実施例で、G1制御グリッ
ド152およびG2画面グリッド154はそれぞれ、6
本の電子ビームを形成するため、垂直方向に整列した3
対の開口を含みます。垂直方向に整列した1対の開口を
通過する各電子ビームは、赤、緑、青の三原色の内の1
つをCRTの画面168に提供します。燐層170は、
画面168の内表面上に配置されています。3本の水平
方向に整列した電子ビームは、CRTの画面168上で
1つの共通スポットに集束され、且つ画面の各掃引によ
って、共通水平走査線に沿って同調して変位されます。
このようにして、上列の電子ビームトリオは、第一の水
平走査線上でビデオイメージの第一の上部を形成し、下
列の電子ビームトリオは、隣接する下列の水平走査線上
でビデオイメージの第二の下部を形成することができま
す。G3グリッド156は、G2画面グリッド154に
面して、数字8形の開口の第一トリオ、156a、15
6b、および156cを含みます。G3は更に、G4グ
リッド158に面して、更に大きい数字8形の開口の第
二トリオ、156d、156e、および156fを含み
ます。数字8形の各開口の上部および下部の拡大した部
分は、それぞれの電子ビームを通過させるために採用さ
れ、垂直方向に一定の間隔でそれぞれの対になった電子
ビームを通過させるために、開口156aと156d、
開口156bと156e、および開口156cと156
fはそれぞれ共通のアラインメントです。G4グリッド
158も同様に、垂直方向に整列したそれぞれ対を成す
電子ビームを通過させるために、3つの一定の間隔で配
置された数字8字形の開口158a、158b、および
158cを含みます。G5グリッド160は、G4グリ
ッド158に面して、3つは一列に並んだ数字8形の開
口160a、160b、および160cを含みます。G
5グリッド160は更に、3個の一列に並んだ楕円形開
口160d、160e、および160fを含み、これは
それぞれは、垂直方向に整列したそれぞれ対を成す開口
に電子ビームを通過させるために、開口160a、16
0b、および160cに対応して整列しています。G5
グリッド160は更に、G6グリッド162に面して、
6本の電子ビーム全部を通過させる水平方向に整列し拡
大された連鎖形共通開口160gを含みます。G6グリ
ッド162も同様に、水平方向に整列した連鎖形共通開
口162aを含み、3個の一列に並んだ楕円形開口16
2b、162c、および162dを含みます。共通開口
162aは、6本の電子ビーム全部を通過させ、一方の
楕円形開口162b、162c、および162dは、垂
直方向に整列した電子ビームのそれぞれの対を通過させ
ます。図12の断面図は、2本の中央の電子ビーム16
4と166が、画面を横切って偏向される際に、CRT
の画面168上に垂直方向に一定の間隔で投射されて、
隣接の水平走査線を追跡する様子が図示されています。
【0019】図13を参照。本発明に原理に従って、カ
ラーCRT用の多重ビーム・グループ電子銃190のも
う一つ別の実施例の等角投影図で、一部が局部透視図で
表示されています。図14は、図13に図示された多重
ビーム・グループ電子銃190の設置線14−14に沿
った縦方向垂直断面図です。前述の図4で図示された電
子銃50の場合のように、図13および図14で図示さ
れた電子銃190は、二極子型の電子銃です。しかし電
子銃190では、各原色の垂直方向に一定の間隔を持つ
電子ビーム・グループを2本だけではなく、赤、緑、青
の原色それぞれの垂直方向に一定の間隔を持つ電子ビー
ム3本をCRTの画面に向けます。電子銃190は、G
1制御グリッド198の方向へ、それぞれの多数の活発
な電子を向ける3個の一列に並んだ陰極192、19
4、および196を含みます。G1制御グリッド198
はG2画面グリッド200との組み合わせで、活発な電
子を9本のビームに形成するビーム形成域(BFR)2
16を構成し、そこでは、中央の垂直方向に整列した電
子ビームは、構成要素184g、186g、および18
8gとして図14に表示されています。電子銃190は
更に、G3グリッド202およびG4グリッド204を
含み、この組み合わせが、高電圧焦点レンズ218を構
成して電子をCRT画面61の方へ加速し、且つCRT
画面61上に電子ビームを集束します。G2画面グリッ
ド200は、VG2電圧源210に接続されている一方
で、G3グリッド202およびG4グリッド204はそ
れぞれ、VG3電圧源212およびVG4電圧源214に接
続されています。G1制御グリッド198は、次で説明
されるように、複数のビデオ信号源に接続されていま
す。
【0020】発明のこの実施例に従って、図15の画面
の立面図で図示されるように、水平方向に整列した3つ
の上中下の電子ビームトリオそれぞれは、画面61でそ
れぞれの共通スポットに集束されます。画面61の上左
手隅に表示される通り、集束され水平方向に整列した原
色電子ビームによって形成された、3つの垂直方向に整
列したスポットは、CRTの磁気偏向ヨーク(図示され
ていない)の手段によって、画面上のそれぞれの水平走
査線に沿って右の方へ、つまり矢印の方向へ変位されま
す。3つの垂直方向に整列したスポットを画面61に形
成する9本の電子ビームは、図15で画面61の下方左
部分に点線で表示されるように、3本の最後の水平走査
線が追跡されるまで、ラスタ状に変位されます。最下列
の水平走査線が電子ビームによって追跡された後は、水
平走査線の最上列の追跡を再び開始するために、ビーム
は上方へ偏向されます。3本の隣接する走査線上で同時
に複数のビデオイメージを同時に表示することで、画面
61上のビデオイメージの各完全走査のフレーム時間を
同一に維持しながら、ビーム走査周波数を減少させるこ
とが可能になります。水平走査周波の減少に伴って、画
面上での電子ビームの滞在時間の増大が個々のビームの
電子密度を減少させる一方で、ビーム滞在時間の相対的
な増大によって、ビームスポットのサイズを小さく且つ
ビデオイメージの解像度および輝度を高度に維持するこ
とが可能になります。
【0021】図19を参照。これは、本発明に従って、
多重ビーム・グループ電子銃190を具体化するカラー
CRT118の部分的断面図です。CRT118は、円
筒形ネック部分120a、および次第に直径が増大する
漏斗部分120bから成るガラスエンベロープを含みま
す。CRT118は更に、CRTのネック部分120a
の終端を貫通して伸びる複数の茎状ピン122を含みま
す。CRTガラスエンベロープ120の漏斗部分120
bの内側に配置されているものに、導電性被膜126が
あり、これは陽極電圧源(図示されていません)へ接続
されています。G4グリッド204は、一定の間隔を持
つ複数の導電性位置設定スペーサー128および130
の手段で内部の導電性被膜125へ接続されていて、陽
極電圧(VA )に充電されます。磁気偏向ヨーク124
は、CRTの漏斗部分120bの周囲に配置され、電子
ビームの画面61上でラスタ状に偏向します。図19の
断面図に図示されるように、3本の中央の垂直方向に整
列した電子ビーム178g、180g、および182g
は、CRTの画面61に、垂直方向に一定の間隔で投射
されます。これによって、この3本の各電子ビームばか
りでなく、中央のこれらのビームの外側にある他の2対
のビームも同様に、画面61の各走査中に、それぞれの
隣接水平走査線を追跡することが可能になります。
【0022】CRT118の周囲に電子銃190および
磁気偏向ヨーク124のほぼ中間に配置されているの
は、第一および第二の多極磁気アラインメント装置の1
32および134です。第一の磁気アラインメント装置
132は、二極磁石(双極子)132a、四極磁石(あ
るいはカッド)132b、および六極磁石132cで構
成されます。第二の多極磁気アラインメント装置134
は、四極磁石134aおよび六極磁石134bで構成さ
れます。前述の各磁石は、2つの密接したリング状の平
板な円盤形の磁極部品を含みます。簡略化のために、図
には各磁気アラインメント装置の平板な円盤1つだけが
表示されています。第一の多極磁気アラインメント装置
132は、第一の回転実装136に配置され、第二の多
極磁気アラインメント装置134は第二の回転実装13
8に配置されています。第一および第二の回転実装13
6および138によって、それに装着された磁石をCR
Tのエンベロープ120の周囲で回転式に配置すること
ができ、且つ各磁石の磁極部品は、電子ビームを整列す
るために次で説明されるように、磁界強度を調整するた
めに相互に回転式に設置することができます。各磁石は
更に、二極、四極、および六極の磁石の磁界強度の増減
を素早く且つ容易にするためのタップ装置を含みます。
電子ビームを整列させるためにCRT内の磁界強度を調
整するそのような装置は、この技術の熟練者にはよく知
られているので、ここではこれ以上説明しません。
【0023】図20、21aと21b、22aと22b
を参照。それぞれ、二極磁石132a、四極磁石132
b、および六極磁石132cの立面図です。磁石内の長
い矢印は磁界線を表わし、短い矢印は、磁石を貫通する
電子ビームに磁石によって加えられる力を表わします。
磁石132a、132b、および132cは、この技術
の熟練者によく知られている従来の方法を使用して、各
種の電子ビームを正しいアラインメントに維持すること
ができます。電子ビームを整列する際、水平方向の2列
の電子ビームをオフにして、第三列のビームを第一磁気
アラインメント装置の磁石を使って整列させます。この
アラインメント処理は、電子ビームの水平方向の3つの
列それぞれに対して別々に順序に実行されます。電子ビ
ームの水平方向の各列のビームが一旦整列されると、第
二の磁気アラインメント装置134の磁石の手段によっ
て、電子ビームの隣接する列の間の垂直方向に一定の間
隔が提供されます。図16を参照。本発明のもう一つの
別の実施例に従って、四極型の多重ビーム・グループ電
子銃220の実施例が図示されています。図17に図示
されているのは、図16の設置線17−17に沿った多
重ビーム・グループ電子銃220の縦断面図です。電子
銃220は、一定の間隔で一列に並んだ3つの陰極22
2、224、および226を含み、これらの陰極が活発
な電子をG1制御グリッド228の方向へ向けます。G
1制御グリッド228とG2画面グリッド230とが共
同で、ビーム形成域(BFR)241を構成します。ビ
ーム形成域(BFR)は、活発な電子を、3本の垂直方
向に整列した電子ビームの一定間隔を持った3グループ
で構成された9本の電子ビーム240(点線状に図示さ
れている)に形成します。従って、G1制御グリッド2
28およびG2画面グリッド230はそれぞれ、電子ビ
ーム9本を通過させるために、整列した2つのグリッド
内にはそれぞれ対に成った9個の開口を含みます。電子
銃220は更に、G3グリッド232、G4グリッド2
34、G5グリッド236、およびG6グリッド238
から成る高電圧焦点レンズ242を含み、それで電子ビ
ームを加速し、内面に燐被膜246を持つCRT画面2
44の方へ向かわせて、画面上に集束します。G2画面
グリッド230およびG4グリッド234はVG2電圧源
248に接続されている一方、G3グリッド232およ
びG5グリッド236は焦点電圧(VF )源250に接
続されています。G6グリッド238は加速電圧
(VA )源252に接続されています。
【0024】図18を参照。これは、本発明に従ったG
1制御グリッド228の立面図です。電子銃220用の
G1制御グリッド228、およびそれに対する各種信号
の接続は、前述の電子銃190のG1制御グリッド19
8とそれに対する接続と、本質的に同一です。G1制御
グリッド228の表面は、3つの陰極222、224、
および226に面して、3つの一定間隔で圧印加工ある
いはエンボス加工された点線で図示された部分228
a、228b、および228cを含みます。第一の圧印
加工された部分228aの範囲内に配置されているの
は、図18に図示されている垂直方向に整列した3つの
開口280b、282b、および284bです。同様
に、中央の圧印加工された部分228bも、垂直方向に
整列した3つの開口280g、282g、および284
gを含みます。最後に、第三の圧印加工された部分22
8cは、垂直方向に整列した3つの開口280r、28
2r、および284rを含みます。第一の3つの垂直方
向に整列した開口は青色を提供する電子ビームを通過さ
せ、垂直方向に整列した開口の第二および第三グループ
は、それぞれ緑色および赤色を提供する電子ビームを通
過させます。G1制御グリッド228は、非導電性セラ
ミック基板260で構成されていて、G2画面グリッド
230に面した表面には、複数の薄い導電性要素がそれ
ぞれのビーム通過開口を1つ取り囲んでいます。これら
の各導電要素は、それぞれのビデオ信号源へ接続されて
いて、関連の開口を通過する電子ビームを変調します。
このように、上列のビーム通過開口280b、280
g、および280rはそれぞれ、セラミック基板260
の表面の導電部分262、264、および266に配置
されています。同様に、下列のビーム通過開口284
b、284g、および284rはそれぞれ、導電部分2
69、271、および273のそれぞれ1つに配置され
ています。最後に、中央列のビーム通過開口282b、
282g、および282rはそれぞれ、導電部分27
5、277、および279に配置されています。導電部
分は、セラミック基板260の表面に、薄い金属層をハ
ンダ付けであるいはクランプなどの方法で付着形成され
ます。このようにして取付けられた金属層の部分は、化
学薬品によるエッチングなどの従来の手段で取り除かれ
て、図に示された分離された離散的導電部分を形成しま
す。このように、絶縁ギャップは、導電部分を電気的に
相互に隔離するために、隣接の対を成す導電部分の間に
形成されます。前述の各導電部分は、本質的に同一の表
面領域を持ち、従って本質的に同等の静電容量を各導電
部分に提供します。
【0025】図18に図示されるように、前述の導電部
分はそれぞれ、それぞれのビデオ信号源に接続されてお
り、且つそれによって励振されます。このように、上列
の導電部分262、264、および266はそれぞれ、
1AB 、V1AG 、およびV1A R ビデオ信号源286、2
88、および290に接続されています。同様に、下列
の導電部分269、271、および273もそれぞれ、
1CB 、V1CG 、およびV1CR ビデオ信号源298、3
00、および302のそれぞれ1つに接続されていま
す。最後に、中間あるいは中央の導電部分275、27
7、および279はそれぞれ、V1BB 、V1BG 、および
1GR ビデオ信号源292、294、および296のそ
れぞれ1つに接続されています。導電部分のそれぞれ1
つの範囲内で且つそれを貫通して配置された各ビーム通
過開口によって、導電部分のそれぞれに対して提供され
たビデオ信号の変動が、画面に表示されるビデオイメー
ジに従って、各開口を通過する電子ビームを変調するこ
とを可能にします。このようにして、図18に表示され
ているG1制御グリッド228は、9つの別個のビデオ
信号に従って9本の電子ビームを変調することができま
す。前述の各ビデオ信号源は、それぞれのビデオ記憶を
含みます。したがって、V1AB 、V1AG 、V1AR ビデオ
信号源286、288、290はそれぞれ、ビデオ記憶
286a、288a、および290aを含みます。同様
に、V1BB 、V1B G 、およびV1BR ビデオ信号源29
2、294、および296はそれぞれビデオ記憶292
a、294a、および296aを含みます。最後に、V
1CB 、V1CG、およびV1CR ビデオ信号源298、30
0、および302はそれぞれ、ビデオ記憶298a、3
00a、および302aを含みます。各ビデオ記憶は、
ビデオイメージデータを保存して、その後G1グリッド
内の開口を通過する電子ビームのそれぞれ1つを制御す
るG1グリッドの導電部分のそれぞれ1つに書き込むた
めに採用されます。ビデオ記憶内にデータを一次保存す
ることによって、記憶からデータを読み出し、G1グリ
ッドの導電部分へ提供することを可能にするので、上列
3本の電子ビーム、中列3本の電子ビーム、および下列
3本の電子ビームが、あるイメージを画面上に形成する
隣接走査線用のビデオデータを含むことが可能になりま
す。例えば、上列3本の電子ビーム用に受信されたテレ
ビ信号中のビデオ情報は、下列2本の電子ビームに提供
されるビデオデータがそれぞれの記憶内に保存される時
間よりも長く記憶内に保存されることになります。その
理由は、他よりも早く受信された上列の3本のビームの
データで、あるビデオイメージの一部を全電子ビームが
同時に追跡するからです。
【0026】図23を参照。本発明で使用のG1制御グ
リッド261のもう一つ別の実施例の後方立面図です。
図24に図示されているのは、図23で図示されたG1
制御グリッド261の設置線24−24に沿った横断面
図です。G1制御グリッド261は、点線で表示された
開口マトリックス3x3で、上列開口260a、260
b、260c、中列開口260d、260e、260
f、下列開口260g、260h、260iを含みま
す。前述の開口それぞれの後方に隣接して配置されてい
るのは、それぞれの陰極です。従って、上列の陰極26
2b、262g、262rは、開口260a、260
b、および260cに対してそれぞれの後方に隣接して
配置されています。同様に、中列の陰極264b、26
4g、264rは、開口260d、260e、260f
に対して後方に隣接して配置されています。最後に、下
列の陰極266b、266g、266rは、開口260
g、260h、260iに対して後方に隣接して配置さ
れています。G1制御グリッド261は、開口マトリッ
クスを持つ概して平板な終端壁261bを含み、且つ側
壁261aは終端壁の周囲に伸びています。終端壁26
1bの内部に配置され、且つ各陰極を受け入れ、且つ支
えるために一定間隔を持つ複数の開口を含むのは、絶縁
性のセラミック基板263です。G1制御グリッド26
1はできれば、導電性金属で構成され、VG1電圧源28
6によってバイアスされるのが望ましい。各陰極は、熱
せられるとそれぞれが多数の活発な電子を発生し、電子
はG1制御グリッド261の隣接する開口を通過して方
向付けられます。このようにして、9本の一定の間隔で
3x3マトリックスで配列された電子ビームは、G1制
御グリッド261によって形成されて、簡略化のために
図示されていないが電子銃中のG2画面グリッドの方へ
向けられます。
【0027】各陰極は、それぞれのビデオ信号源に接続
されており、それによって電圧が加えられます。従っ
て、上列の陰極262b、262g、および262rは
それぞれ、VKAB 、VKAG 、およびVKAR ビデオ信号源
268、270、および272に接続されています。同
様に、中列の陰極264b、264g、および264r
はそれぞれ、VKBB 、VKBG 、およびVKBR ビデオ信号
源274、276、および278に接続されています。
最後に、下列の陰極266b、266g、266rはそ
れぞれ、VKCB 、VKCG 、VKCR ビデオ信号源280、
282、284に接続されています。各ビデオ信号源
は、関連する陰極へ変調信号を送り、陰極によって放出
される電子を制御し、その結果電子ビームによってビデ
オイメージが形成されます。各ビデオ信号源は、ビデオ
記憶から読み出され且つ関連する陰極へ提供されるビデ
オデータを保存するため、それぞれの記憶を含みます。
従って、VKAB 、VKAG 、およびVKAR ビデオ信号源2
68、270、および272はそれぞれ、ビデオ記憶2
68a、270a、および272aを含みます。
KBB、VKBG 、およびVKBR ビデオ信号源274、2
76、および278はそれぞれ、ビデオ記憶274a、
276a、および278aを含みます。最後に、
KCB、VKCG 、およびVKCR ビデオ信号源280、2
82、および284はそれぞれ、ビデオ記憶280a、
282a、および284aを含みます。ビデオ記憶によ
って、異なる水平走査線に関連するビデオ信号源が、後
で隣接する走査線に関連するビデオデータで呼び出して
同時に表示するために、受信したテレビ信号などのビデ
オデータを一時保存することが可能になります。
【0028】図25および図26を参照。そこでは、本
発明のもう一つ別の実施例に従った電子銃に使用するG
2画面グリッド310とG1制御グリッド323のそれ
ぞれの立面図が表示されます。G1制御グリッド323
およびG2画面グリッド310は、両方とも概して平板
で、簡略化のために図に表示されていないが6本の電子
ビームを通過させる3対の垂直方向に整列した開口を持
っています。G1制御グリッド323は、これも簡略化
のために表示されていない電子銃の陰極に面して、第
一、第二、および第三の圧印あるいはエンボス加工され
た部分344、346、および348を持つ非導電性セ
ラミック基板で構成されています。第一の圧印加工され
た部分344の範囲内に配置されているのは、垂直方向
に整列した1対の開口338bおよび340bです。同
様に、第二および第三の圧印加工された部分346およ
び348の範囲内にそれぞれに配置され、且つG1制御
グリッド323のセラミック基板を貫通しているのは、
第二および第三の垂直方向に整列した開口338gと3
40g、および338rと340rです。開口338b
と340bは1対の青色の電子ビームを通過させ、開口
338gと334gは1対の緑色の電子ビームを通過さ
せ、および開口338rと340rは一対の赤色の電子
ビームを通過させます。このように、上列開口トリオ3
38b、338g、および338rは、原色を生成する
3本の電子ビームを通過させる一方、下列開口トリオ3
40b、340g、および340rも同様に、画面上に
原色を形成する電子ビームを通過させます。
【0029】G1制御グリッド323は更に、G2画面
グリッド310に面した表面に6個の薄い導電部分32
4、326、328、330、332、および334を
含みます。導電部分は、G1制御グリッドのセラミック
基板上に、薄い導電性の金属層を、はんだ付けあるいは
クランプなどの手法で取付けて形成されます。その後
で、各種の伝導部分を分離する連続的非導電性の絶縁ギ
ャップ336を形成するために、導電層の一部が化学薬
品によるエッチング法などの従来の方法で取り除かれま
す。絶縁ギャップ336は、その下にあるセラミック基
板を露出させ、前述の6個の導電部分324、326、
328、330、332、および334を定義します。
これらの各導電部分は、G1制御グリッドのビーム通過
開口338b、338g、338r、340b、340
gおよび340rのそれぞれ1つを包囲しているため
に、前述の各導電部分に対して提供されたそれぞれのビ
デオ信号によって、個々に変調されます。特別に図25
を参照。G2画面グリッド310もまた、第一、第二、
および第三の水平方向に整列した圧印あるいはエンボス
加工された部分318、320、あるいは322を含ん
で表示されています。第一、第二、および第三の各圧印
加工された部分318、320、および322は、簡略
化のために表示されていないが電子銃のG3グリッドに
面しています。第一の圧印加工された部分318は、第
一と第二の垂直方向に整列したビーム通過開口312b
と314bを含みます。同様に、第二と第三の圧印加工
された部分320と322はそれぞれ、垂直方向に整列
した第一と第二の対を成すビーム通過開口312gと3
14g、および312rと314rを含みます。開口3
12bと314bは、G1制御グリッド323内の開口
338bと340bのそれぞれに整列して、青色の電子
ビームを通過させます。開口312gと314gは、G
1制御グリッド323内の開口338gと340gのそ
れぞれに整列して緑色の電子ビームを通過させます。最
後に、開口312rと314rは、G1制御グリッド3
23内の開口338rと340rのそれぞれに整列し
て、赤色の電子ビームを通過させます。
【0030】本発明のこの局面に従って、隣接する垂直
方向に整列するビーム通過開口間の水平方向の間隔は、
距離SH によって表示されます。従って、垂直方向に整
列する開口312b・314bと開口312g・314
gとの間の水平方向の間隔は、SH です。同様に、開口
312g・314gと開口312r・314rとの間の
水平方向の距離は、SH です。隣接する垂直方向に整列
した開口間の垂直方向の間隔は、距離SV によって表示
されます。従って、開口312b・314bと開口31
2g・314gとの間の垂直方向の距離は、SV です。
類似の垂直方向および水平方向の間隔距離は、図26に
図示されるように、G1制御グリッド323内の隣接す
るビーム通過開口間に提供されます。図25および図2
6で示されるように、垂直方向に整列した開口の外側の
2対との間の水平方向の間隔、すなわちG2画面グリッ
ド310における開口312b・314bと開口312
r・314r、およびG1制御グリッド323における
開口338b・340bと開口338r・340rとの
間の水平方向の間隔は、距離2SH によって表示されま
す。G1制御グリッド323およびG2画面グリッド3
10の選ばれた実施例では、SV は1/20 と1/2 SH
間か、あるいは 1/20 SH ≦SH ≦1/2 SH で、 そこでは、 SH =水平方向に沿ってビームの中心線からビームの中
心線までの間隔、および SV =垂直方向に沿ってビームの中心線からビームの中
心線までの間隔。
【0031】図27および図28を参照。本発明のもう
一つの実施例に従って電子銃に使用の、G2画面グリッ
ド354およびG1制御グリッド380の立面図が表示
されています。G2画面グリッド354は、第一、第
二、および第三の水平方向に整列した圧印加工された部
分362、364、および366を含みます。第一の圧
印加工された部分362の範囲内に配置されているの
は、3つの垂直方向に整列したビーム通過開口365
b、358b、および3360bです。同様に、第二お
よび第三の圧印加工された部分364および366の範
囲内にそれぞれ配置されているのは、垂直方向に整列し
た開口356g・358g・360g、および開口35
6r・358r・360rです。3つの中央の垂直方向
に整列した開口356g・358g・360gと、外側
の垂直方向に整列した開口2組との間の水平方向の間隔
は、距離SH で表示されます。垂直方向に整列した開口
356b・358b・360bと、垂直方向に整列した
開口356r・358r・360rとの間の水平方向の
間隔は、距離2SH によって表示されます。垂直方向に
整列した各圧印加工された部分の範囲内の隣接するビー
ム通過開口間の垂直方向の間隔は、距離SV で表示され
ます。3つの圧印加工された部分の各範囲内の、上列お
よび下列のビーム通過開口間の垂直方向の間隔は、距離
2SV で表示されます。
【0032】図28には、G1制御グリッド380が表
示されています。それは、非導電性セラミック基板38
1で構成されています。その基板表面には、G2画面グ
リッドに面して、複数の薄い導電性要素382、38
4、386、388、390、392、394、39
6、および398があり、それぞれ1つのビーム通過開
口を包囲しています。ビーム通過開口は、マトリックス
配列内に配置され、垂直方向に整列した開口の水平方向
に一列の3つのグループ、つまり、第一、第二、および
第三の開口トリオ406b・408b・410b、40
6g・408g・410g、および406r・408r
・410rを含みます。各導電性要素はそれぞれのビデ
オ信号に接続されていて、前述の関連開口を通過する電
子ビームを変調します。従って、上列のビーム通過開口
406b、406g、および406rは、それぞれに導
電部分383、384、および386の範囲内に配置さ
れています。同様に、下列の各ビーム開口410b、4
10g、および410rは、それぞれ導電部分394、
396、および398に配置されています。最後に、中
列の電子ビーム通過開口408b、408g、および4
08rは、導電部分388、390、および392の範
囲内にそれぞれ配置されています。前述の各導電部分
は、各導電部分に基本的に同等の静電容量を提供するた
めに、表面領域は基本的に同じです。前述のように、絶
縁ギャップが各導電部分を分離しています。
【0033】図25で表示され、および上記で説明され
たG2画面グリッド310の場合のように、隣接する垂
直方向に整列したビーム通過開口間の水平方向の間隔
は、G1制御グリッド380では、距離SH で表示され
ます。従って、外側の垂直方向に整列した2つのビーム
通過開口配列間の距離は、G1制御グリッド380で
は、距離2SH で表示されます。同様に、3つの垂直方
向に整列した各開口グループ内の、隣接する開口間の垂
直方向の間隔は、距離SV で表示されます。垂直方向に
整列したビーム通過開口の各トリオの範囲内での、上列
および下列のビーム通過開口間の間隔は、距離2SV
表示されます。選ばれた実施例のG1制御グリッド38
0およびG2画面グリッド354は、SV は1/20 と1
/2の間か、あるいは 1/20 SH ≦SV ≦1/2 SH そこでは、 SH =水平方向に沿ってビームの中心線からビームの中
心線までの間隔で且つ、 SV =垂直方向に沿ってビームの中心線からビームの中
心線までの間隔です。
【0034】これまで本発明の特定の実施例が示され説
明されてきましたが、この技術に熟練された方には、変
更および修正は本発明の基本から外れることなしに成し
得ること明らかでしょう。従って、付随の特許請求項の
目的は、本発明の真髄および範囲にあてはまるそのよう
な変更および修正を全て網羅することであります。前出
の説明および添付の図面は、例としてだけ提示されたも
のであり、これによって限定されるものではありませ
ん。本発明の真の範囲は、従来の技術と比較して検討さ
れる時、特許請求項として定義されます。
【0035】
【発明の効果】これまでに図示してきたのは、カラーC
RT用の多重ビーム電子銃です。それは、複数の垂直方
向に一定の間隔で水平方向に一列に並ぶ電子ビームを含
み、電子ビームはCRTの画面にスポットのマトリック
スを形成します。水平方向の各ビーム配列は、赤、緑、
青の三原色を提供し、画面上で共通スポットに集束され
ます。隣接する垂直方向に整列して一列に並んだビーム
配列は、CRTの画面で隣接する水平走査線を追跡しま
す。全ビームは、画面を横切って同調して偏向されま
す。ビームの一列に並んだ各配列は、ビームが形成する
ビデオイメージのその部分に従って変調されます。その
結果、隣接の垂直方向に一定の間隔で一列に並んだ配列
が、ビデオイメージの隣接部分を同時に形成する際、異
なるビデオイメージ情報を画面上に書き込むことができ
ます。多重ビーム電子銃は、二極電位あるいは四極電子
銃などのカラーCRTで使用された更に古い型である可
能性があります。電子ビームは、G1制御グリッド内の
ビーム通過開口を含む複数の各導電部分に対してビデオ
信号を提供することによって変調されるか、あるいはG
1制御グリッド内のそれぞれの開口に整列した2つの個
別の陰極によって変調される可能性があります。1本以
上の水平走査線上にビデオ情報を同時に提供すること
で、水平走査周波数および関連の磁気偏向ヨークの操作
基準を減少させることができます。電子ビームの走査率
を減少させることは、画面の燐層上にビーム滞在時間を
増大させることでもあり、ビデオイメージの輝度を犠牲
にせずにビーム電流密度を減少させることができる一
方、ビデオイメージの解像度を増進させます。選ばれた
実施例では、G1制御グリッドおよびG2画面グリッド
での、ビーム通過開口の垂直方向に整列した配列間の水
平方向の間隔は、距離SH で表示され、また隣接する垂
直方向に整列したビーム通過開口間の垂直方向の間隔
は、距離SV で表示されます。尚、SV は、SH の20
分の1(1/20)と2分の1(1/2 )の間か、あるいは 1/20 SH ≦SV ≦1/2 SH です。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラーCRTに使用された従来の多重ビ
ーム一列に並んだ電子銃の簡略化した等角投影図で、一
部が局部透視図で表示されています。
【図2】図1に図示された電子銃の、設置線2−2に沿
った縦断面図です。
【図3】CRT画面の簡略化した立面図で、画面上にカ
ラービームイメージを形成する際、画面が図1および図
2の電子銃の電子ビームによってラスタ状に掃引される
様子を図示します。
【図4】本発明の1つの実施例に従って、カラーCRT
に使用した多重ビーム・グループ電子銃の簡略化した等
角投影図で、一部が局部透視図で表示されています。
【図5】図4に図示された本発明の多重ビーム・グルー
プ電子銃の、設置線5−5に沿った概して垂直縦断面図
です。
【図6】CRT画面の簡略化した立面図で、本発明に従
って、図4および図5の電子銃の複数電子ビームによっ
て画面が掃引される様子を図示します。
【図7】図4に図示された電子銃のG1制御グリッドの
立面図です。また、本発明の1つの実施例に従って、G
1制御グリッドに接続されたビデオ信号励振器を簡略化
したブロック図表で図示します。
【図8】図7で図解されたG1制御グリッドの部分拡大
図です。
【図9】図4の電子銃のG2画面グリッドの部分断面図
で、それを貫通して垂直方向に一定の間隔で2本の電子
ビームが通過する様子を図示します。
【図10】カラーCRTの部分的垂直断面図で、本発明
に従って、図4に図示された多重ビーム・グループ電子
銃を具体化したものです。
【図11】本発明の原理に従って、カラーCRT用の多
重ビーム・グループ電子銃のもう一つ別の簡略化した等
角投影図で、一部が局部透視図で表示されています。
【図12】図11に図示された電子銃の、設置線12−
12に沿った概して垂直方向の縦断面図です。
【図13】本発明の原理に従って、多重ビーム・グルー
プ電子銃のもう一つ別の実施例の、部分的に局部透視図
で表示した簡略化した等角投影図です。
【図14】図13に図示された電子銃の、設置線14−
14に沿った、概して垂直方向の縦断面図です。
【図15】CRT画面の簡略化した立面図で、本発明の
もう一つ別の実施例に従って、カラービデオイメージを
形成する際、図13の電子銃の垂直方向に一定の間隔で
垂直方向に整列した複数電子ビームが、画面を掃引する
様子を図示します。
【図16】本発明の更に別に実施例に従って、カラーC
RT用の多重ビーム・グループ電子銃の、一部を局部透
視図で表示した簡略化した等角透視図です。
【図17】図16に図示された電子銃の、設置線17−
17に沿った、概して垂直方向の縦断面図です。
【図18】図16に図示された電子銃のG1制御グリッ
ドの立面図です。またこれは、G1制御グリッドに接続
されたビデオ励振器を簡略化したブロック図表で図示し
ます。
【図19】本発明に従って、図13に図示された多重ビ
ーム・グループ電子銃を具体化するカラーCRTの一部
分の垂直断面図です。
【図20】6本の電子ビームを整列するために、図19
に図示されたCRTの磁気集束装置に使用された二極磁
石の簡略化した図面です。
【図21】a、b共に6本の電子ビームを整列するため
に、図19で図示されたCRT磁気集束装置における四
極子磁石の簡略化した図面です。
【図22】a、b共に6本の電子ビームを整列するため
に、図19に図示されたCRT磁気集束装置における六
極子磁石の簡略化した図面です。
【図23】本発明における複数陰極とG1制御グリッド
の組み合わせのもう一つ別の後方立面図で、それぞれの
ビデオ信号源に接続された各陰極を図示します。
【図24】図22に示された陰極およびG1制御グリッ
ドの組み合わせの、設置線24−24に沿った縦断面図
です。
【図25】本発明の実施例に従ったG2画面グリッドの
立面図です。
【図26】本発明の実施例に従ったG1制御グリッドの
立面図です。
【図27】本発明のもう一つ別の実施例に従ったG2画
面グリッドの立面図です。
【図28】本発明のもう一つ別の実施例に従ったG1制
御グリッドの立面図です。
【符号の説明】
60 多重ビーム電子銃 62,64,66 一列に並んだ陰極 68 ビーム形成域(BFR) 70 高電圧焦点レンズ 72 3対の垂直方向に整列した(6)電子ビーム 74 G1制御グリッド 76 G2制御グリッド 76a 内部の圧印加加工された部分 76b 内部の圧印あるいはエンボス加工された部分 76c 内部の圧印加工された部分 78 G3制御グリッド 78a 一定間隔を持つ数字8形の開口 78b 一定間隔を持つ数字8形の開口 78c 一定間隔を持つ数字8形の開口 78d 内部の一定間隔を持つ楕円形開口 78e 内部の一定間隔を持つ楕円形開口 78f 内部の一定間隔を持つ楕円形開口 78g 水平方向に整列し拡大された連鎖形共通開口 80 G4グリッド 80a 水平方向に整列した連鎖形開口 80b 内部の一定間隔を持つ楕円形開口 80c 内部の一定間隔を持つ楕円形開口 80d 内部の一定間隔を持つ楕円形開口 82 第一の圧印加工あるいはエンボス加工された部分 84 第二の圧印加工あるいはエンボス加工された部分 86 第三の圧印加工あるいはエンボス加工された部分 92 薄い上列の導電部分 94 薄い上列の導電部分 96 薄い上列の導電部分 98 薄い下列の導電部分 103 (G1制御グリッド)非導電性の絶縁ギャップ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重ビーム・カラー陰極線管(CRT)
    用の一列に並んだ電子銃には画面が含まれており、その
    画面上に、複数の水平方向に配列された電子ビームを垂
    直方向に一定の間隔で複数の走査線上をラスタ状に掃引
    することによって、ビデオイメージが形成され、また、
    各電子ビームは、ビデオイメージの赤、緑、あるいは青
    の三原色の一つを画面に提供し、該電子銃は次の構成要
    素からなる: 活発な電子を提供する陰極手段; 該陰極手段に隣接して配置されたビーム形成域(BF
    R);これは、活発な電子を複数のビームに形成するた
    めの第一および第二の一定の間隔で通電されたグリッド
    を持ち、各グリッドには活発な電子を複数のビームに形
    成するための第一および第二の一定の間隔を持つ開口配
    列があり、各グリッドの該第一および第二開口配列に
    は、上列および下列の水平走査線に、赤、緑、青の三原
    色をそれぞれに提供する水平方向に一列に並んだ電子ビ
    ームを通すために、水平方向に一列に並んだ上列開口と
    下列開口があり、また、各グリッドの該第一および第二
    のの開口配列は更に、垂直方向に整列されてグループ化
    されており、これは、それぞれの水平走査線上に原色の
    一つを提供する各垂直グループにおける電子ビームで垂
    直方面にグループ化された電子ビームを形成するためで
    あり、またそこでは、上列と下列の開口間の垂直方向の
    間隔はSV で表示され、垂直方向に整列した開口グルー
    プはSH 表示され、1/20 SH ≦SV ≦1/2 SH であ
    る、 レンズ手段;これは、該ビーム形成域(BFR)および
    CRTの画面の中間に配置されて、画面上に電子ビーム
    を集束する、および、 集束手段;これは、該レンズ手段および画面の中間に配
    置されて、電子ビームを画面の上部および下部スポット
    に集束し、画面の上部および下部のスポットは、それぞ
    れ隣接する上列および下列の水平走査線上で掃引され
    る。
  2. 【請求項2】 電子銃の該第一および第二のの開口配列
    は、垂直方向に一列に並び、赤、緑、青の三原色のそれ
    ぞれのカラーに対して第一および第二の垂直方向に一列
    に並んだ電子ビームを通過させるために、グループ化さ
    れた3対の開口を含む、請求項1の電子銃。
  3. 【請求項3】 電子銃の該第一グリッドは、垂直方向に
    一定の間隔で水平方向に一列に並んだ第一および第二の
    通電された部分を含む、請求項2の電子銃の該第一グリ
    ッド。各部分は、該第一の開口配列のそれぞれの開口を
    含み、且つ基本的に同等の静電容量を持ちます。
  4. 【請求項4】 電子銃中の該第一グリッドは更に、該複
    数の通電された部分の中間に配置された非導電部分を含
    む、請求項3の電子銃。
  5. 【請求項5】 電子銃の該通電された部分は金属から成
    り、また非導電部分は隣接する導電部分との間のギャッ
    プを定義する手段を含む、請求項4の電子銃。
  6. 【請求項6】 更に、電子銃は、対応するビデオ信号を
    グリッドへ提供するために、それぞれが該第一グリッド
    の該第一の通電された部分のそれぞれ1つに接続された
    第一の複数ビデオ信号源、およびそれぞれが該第一グリ
    ッドの該第二の通電された部分のそれぞれ1つに接続さ
    れた第二の複数ビデオ信号源で構成される、請求項5の
    電子銃。
  7. 【請求項7】 電子銃の該第一および第二の複数ビデオ
    信号源それぞれは、受信したビデオ信号を保存して、後
    で該電子ビームによって画面上に表示するための記憶手
    段を含む、請求項6の電子銃。
  8. 【請求項8】 電子銃の該レンズ手段は、少なくとも第
    三および第四の通電されたグリッドを含み、且つ該第三
    および第四のグリッドの内少なくとも1個は、共通カラ
    ーの電子ビームを通過させるための垂直方向に拡大され
    水平方向に一列に並んだ開口を含む、請求項7の電子
    銃。
  9. 【請求項9】 電子銃の該第一および第二の通電された
    グリッドは、それぞれG1制御グリッド、およびG2画
    面グリッドである、請求項8の電子銃。
  10. 【請求項10】 電子銃の該第三および第四の通電され
    たグリッドは、それぞれG3グリッド、およびG4グリ
    ッドである、請求項9の電子銃。
  11. 【請求項11】 該電子銃は二極電位の電子銃である、
    請求項10の電子銃。
  12. 【請求項12】 該電子銃は四極子電子銃である、請求
    項10の電子銃。
  13. 【請求項13】 多重ビームカラー陰極線管(CRT)
    用の一列に並んだ電子銃は画面を含み、複数の水平方向
    に一定の間隔でを持つ電子ビームを、複数の垂直方向に
    一定の間隔を持つ水平走査線上を、ラスタ状に掃引する
    ことによってビデオイメージが画面状に形成され、また
    そこで、各電子ビームは、ビデオイメージの赤、緑、お
    よび青の三原色の一つを提供する、該電子銃は次のもの
    で構成されている: 活発は電子を提供する陰極手段; ビーム形成域(BFR);これは、該陰極手段に隣接し
    て配置され、第一および第二の一定の間隔を持つ通電さ
    れたグリッドを含み、それぞれのグリッドは、第一およ
    び第二の一定の間隔を持つ開口配列を持ち、活発な電子
    を複数のビームに形成し、またそこでは、該第一および
    第二の各開口配列は、上中下の水平方向に整列した開口
    を含み、上中下の水平走査線それぞれに赤、緑および青
    の三原色を提供するために、水平方向に整列した電子ビ
    ームを通過させ、またそこでは、該第一および第二の開
    口配列は更に、それぞれの水平走査線上に原色の一つを
    提供する各垂直方向グループにおける電子ビームで垂直
    方向にグループ化された電子を形成するために、垂直方
    向にグループ化されており、そこでは、該上中下の各開
    口間の垂直方向の間隔は、SV で表現され、垂直方向に
    整列した開口グループ間の水平方向の間隔は、SH で表
    示され、1/20 SH ≦SV ≦1/2 SH である、 レンズ手段;これは、該ビーム形成域(BFR)とCR
    Tの画面との中間に配置され、電子ビームを画面上に集
    束する、および、 集束手段;これは、該レンズ手段と画面との中間に配置
    され、電子ビームを画面上に上部スポットおよび下部ス
    ポットに集束し、画面の該上部および下部スポットは隣
    接する上列および下列走査線上でそれぞれに掃引され
    る。
  14. 【請求項14】 カラー陰極線管(CRT)用のG1グ
    リッドは、陰極からの活発な電子を受信し、該活発な電
    子を複数の電子ビームに形成するために採用され、電子
    ビームは、該画面上に画イメージを形成する際、該CR
    Tの画面を横切ってラスタ状に複数の走査線上を水平に
    掃引し、該グリッドは次のもので構成されている: 第一、第二、および第三の水平方向に整列した上列の各
    導電部分;これは、対応する第一ビデオ信号源に接続す
    るために採用される、 第一、第二、および第三の水平方向に整列した下列の各
    導電部分;これは、対応する第二ビデオ信号源に接続す
    るために採用される、 隣接する導電部分の中間に配置された絶縁手段;これ
    は、該導電部分を電気的に隔離するためである、 第一、第二、および第三の水平方向に整列した上列開口
    を定義するための手段;各上列開口は、該上列導電部分
    のそれぞれ1つの範囲内に配置され、また、該上列開口
    それぞれは、画面のビデオイメージの赤、緑、青の原色
    の1つを形成する対応する対応する上列電子ビームを通
    過させ、また上列電子ビームは画面上で、第一の上列走
    査線上を水平方向に掃引される、また、 第一、第二、および第三の水平方向に整列した下列開口
    を定義するための手段;それぞれが、該下列導電部分の
    それぞれ1つの範囲内に位置し、そこでは該下列開口そ
    れぞれは、画面のビデオイメージの赤、緑、青の原色の
    1つを形成するそれぞれの下列電子ビームを通過させ、
    また、該下列電子ビームは、第二の隣接する下列走査線
    上を水平方向に掃引され、また、第一、第二、および第
    三の上列および下列の各一対の開口は、水平方向に整列
    して、且つ画面上で同一の原色を形成する電子ビームを
    通過させ、そこでは、該上列および下列の各開口間の垂
    直方向の間隔は、SV で表示され、垂直方向に整列した
    開口グループは、SH で表示され、1/20 SH ≦SV
    1/2 SH である。
  15. 【請求項15】 該グリッドは、該導電部分および該絶
    縁手段を含む第一の開放終端と第二の反対側の閉鎖終端
    を含む、請求項14のグリッド。
  16. 【請求項16】 グリッドの該上下の各開口は、中心か
    ら中心までの間隔は50ミル(1.25ミリメートル)の
    単位で離れている、請求項15のグリッド。
  17. 【請求項17】 グリッドの該上下の各開口は、中心か
    ら中心までの間隔は50ミル(1.25ミリメートル)の
    単位で離れている、請求項16のグリッド。
  18. 【請求項18】 グリッドの該上下の各導電部分は、基
    本的に同等の静電容量を持つ請求項14のグリッド。
  19. 【請求項19】 グリッドの該導電部分はそれぞれ、金
    属で構成される、請求項18のグリッド。
  20. 【請求項20】 グリッドの該絶縁部分は、隣接する導
    電部分間の絶縁ギャップを定義する手段を含む、請求項
    19のグリッド。
  21. 【請求項21】 該グリッドは、上列と下列のハンダ付
    けされた金属性導電部分を持つセラミック基板から成
    る、請求項20のグリッド。
  22. 【請求項22】 該グリッドは、クランプ付けされた上
    下金属性導電部分を持つセラミックの基板から成る、請
    求項20のグリッド。
  23. 【請求項23】 グリッドの該絶縁手段は、該上下導電
    部分をエッチングによって形成される、請求項20のグ
    リッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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