JPH08186015A - 金属磁性粉末 - Google Patents
金属磁性粉末Info
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- JPH08186015A JPH08186015A JP6339653A JP33965394A JPH08186015A JP H08186015 A JPH08186015 A JP H08186015A JP 6339653 A JP6339653 A JP 6339653A JP 33965394 A JP33965394 A JP 33965394A JP H08186015 A JPH08186015 A JP H08186015A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 凝集が少なく、かつ高温下に長期間保存して
も磁気特性等を劣化させることなく維持し得るFe金属
磁性粉末を提供する。 【構成】 Feに対して6〜40wt%のコバルト(C
o)を含有する金属磁性粉末であって、該金属磁性粉末
1gから水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度が40
0ppm以下であり、かつナトリウム/カリウムイオン
比(溶出濃度比)が100以下であることを特徴とする
金属磁性粉末。
も磁気特性等を劣化させることなく維持し得るFe金属
磁性粉末を提供する。 【構成】 Feに対して6〜40wt%のコバルト(C
o)を含有する金属磁性粉末であって、該金属磁性粉末
1gから水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度が40
0ppm以下であり、かつナトリウム/カリウムイオン
比(溶出濃度比)が100以下であることを特徴とする
金属磁性粉末。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFeを主成分とする金属
磁性粉末に係り、特に、凝集が少なく、高温下に長期間
保存しても磁気特性等を劣化させることなく維持し得る
Co含有金属磁性粉末に関する。
磁性粉末に係り、特に、凝集が少なく、高温下に長期間
保存しても磁気特性等を劣化させることなく維持し得る
Co含有金属磁性粉末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の記録装置の普及に伴い、
磁気記録の高密度化が要望されるようになり、このよう
な需要に適した磁気記録媒体として、保磁力が高く、S
FD(保磁力分布)が小さく、しかも飽和磁化が大きい
ことが要求されている。
磁気記録の高密度化が要望されるようになり、このよう
な需要に適した磁気記録媒体として、保磁力が高く、S
FD(保磁力分布)が小さく、しかも飽和磁化が大きい
ことが要求されている。
【0003】このため、特に8ミリビデオやDAT等の
磁気記録媒体では、保磁力が高く、飽和磁化の大きい、
鉄を主成分とするFe金属磁性粉末が磁性層に用いられ
ている。磁気記録媒体はまた、良好な記録特性を得ると
同時に長期保存に耐え得ることが要求されることから、
Feにさらに希土類元素、Al、Si、Co等を添加し
たFe金属磁性粉末がこれら要求の実現のために種々提
案されている(特開昭58−60504号、特開昭56
−35705号公報、等)。
磁気記録媒体では、保磁力が高く、飽和磁化の大きい、
鉄を主成分とするFe金属磁性粉末が磁性層に用いられ
ている。磁気記録媒体はまた、良好な記録特性を得ると
同時に長期保存に耐え得ることが要求されることから、
Feにさらに希土類元素、Al、Si、Co等を添加し
たFe金属磁性粉末がこれら要求の実現のために種々提
案されている(特開昭58−60504号、特開昭56
−35705号公報、等)。
【0004】特に最近、金属磁性粉末中にCoを従来に
比してより多く含有させることによって記録特性の向上
並びに長期保存性の向上を図る技術が注目され、研究・
開発が行われている。このような例として、例えば特開
平1−257309号公報には、CoをFeに対して6
wt%以上含有させた磁気記録媒体用金属磁性粉末が記
載され、これにより大きい飽和磁化が維持でき、保存特
性が良好になることが開示されている。また特開平6−
36265号公報には、Feに対して希土類元素を1〜
10wt%、Alおよび/またはSiを0.5〜5.0
wt%、Coを6〜20wt%含有させた金属磁性粉末
を用いた磁性層を有する磁気記録媒体が記載され、これ
により保磁力や磁化量等の磁気特性が向上することが開
示されている。
比してより多く含有させることによって記録特性の向上
並びに長期保存性の向上を図る技術が注目され、研究・
開発が行われている。このような例として、例えば特開
平1−257309号公報には、CoをFeに対して6
wt%以上含有させた磁気記録媒体用金属磁性粉末が記
載され、これにより大きい飽和磁化が維持でき、保存特
性が良好になることが開示されている。また特開平6−
36265号公報には、Feに対して希土類元素を1〜
10wt%、Alおよび/またはSiを0.5〜5.0
wt%、Coを6〜20wt%含有させた金属磁性粉末
を用いた磁性層を有する磁気記録媒体が記載され、これ
により保磁力や磁化量等の磁気特性が向上することが開
示されている。
【0005】ところで、金属磁性粉中にCo等を添加す
るには、一般にCoを含んだオキシ水酸化鉄または酸化
鉄を還元する方法がとられており、このCoを含んだオ
キシ水酸化鉄または酸化鉄は次の方法で得られることが
知られている。 (1)第一鉄塩と第一コバルト塩の混合水溶液にアルカ
リ水溶液を添加し、水酸化第一鉄と水酸化第一コバルト
をコロイド状に共沈させ、空気などの酸化性ガスを吹き
込み、Co含有オキシ水酸化鉄(Co含有ゲータイト)
さらにはCo含有酸化鉄を生成する方法。 (2)オキシ水酸化鉄あるいは酸化鉄をCo含有水溶液
に懸濁させ、上記酸化反応により表面にCoを含む酸化
物層を成長させる方法。 (3)オキシ水酸化鉄あるいは酸化鉄をCo含有水溶液
に懸濁させ、アルカリ水溶液の添加により、水酸化コバ
ルトを析出させる方法。
るには、一般にCoを含んだオキシ水酸化鉄または酸化
鉄を還元する方法がとられており、このCoを含んだオ
キシ水酸化鉄または酸化鉄は次の方法で得られることが
知られている。 (1)第一鉄塩と第一コバルト塩の混合水溶液にアルカ
リ水溶液を添加し、水酸化第一鉄と水酸化第一コバルト
をコロイド状に共沈させ、空気などの酸化性ガスを吹き
込み、Co含有オキシ水酸化鉄(Co含有ゲータイト)
さらにはCo含有酸化鉄を生成する方法。 (2)オキシ水酸化鉄あるいは酸化鉄をCo含有水溶液
に懸濁させ、上記酸化反応により表面にCoを含む酸化
物層を成長させる方法。 (3)オキシ水酸化鉄あるいは酸化鉄をCo含有水溶液
に懸濁させ、アルカリ水溶液の添加により、水酸化コバ
ルトを析出させる方法。
【0006】これ以外の方法としては、ゲータイト表面
に水酸化第二コバルトを付着させる方法(特公昭58−
55203号公報)、Coのキレート化合物で磁性粉表
面を処理する方法(特開昭60−175215号公報)
等が提案されている。
に水酸化第二コバルトを付着させる方法(特公昭58−
55203号公報)、Coのキレート化合物で磁性粉表
面を処理する方法(特開昭60−175215号公報)
等が提案されている。
【0007】さらに最近、「針状」磁性粉末の形状を検
討することにより高磁気特性、流動特性の向上を図る試
みがなされている。ここでいう「針状」とは、金属磁性
粉末の長軸径が軸全長に亘ってほぼ同一径をなすものの
みならず、長軸端部に向って徐々に径が狭まり長軸端部
が比較的に尖鋭になっているもの(一般に紡錘状と呼ば
れる)から長軸端部が半球または平坦に近いものまでを
含む広い概念である。より具体的には、(X/k)n +
Yn =1の式を満たすX,YをX軸を中心に回転させて
作られる形状であり、上記式中、nが取り得る数値は1
<n<100であり、好ましくは1.2≦n≦20、よ
り好ましくは1.5≦n≦10である。なおkは、いわ
ゆる軸比(長軸径/短軸径の比)を表し、好ましくは3
〜10である。このような「針状」磁性粉末形状を長軸
端部に向って徐々に径が狭まり長軸端部が比較的に尖鋭
になっているものとすることにより、流動特性を向上さ
せることができる。
討することにより高磁気特性、流動特性の向上を図る試
みがなされている。ここでいう「針状」とは、金属磁性
粉末の長軸径が軸全長に亘ってほぼ同一径をなすものの
みならず、長軸端部に向って徐々に径が狭まり長軸端部
が比較的に尖鋭になっているもの(一般に紡錘状と呼ば
れる)から長軸端部が半球または平坦に近いものまでを
含む広い概念である。より具体的には、(X/k)n +
Yn =1の式を満たすX,YをX軸を中心に回転させて
作られる形状であり、上記式中、nが取り得る数値は1
<n<100であり、好ましくは1.2≦n≦20、よ
り好ましくは1.5≦n≦10である。なおkは、いわ
ゆる軸比(長軸径/短軸径の比)を表し、好ましくは3
〜10である。このような「針状」磁性粉末形状を長軸
端部に向って徐々に径が狭まり長軸端部が比較的に尖鋭
になっているものとすることにより、流動特性を向上さ
せることができる。
【0008】なお、本明細書中において、以下、磁性粉
末の形状が「針状」であるとは、特に記さない限り、上
記の定義に準じた意味で用いるものとする。
末の形状が「針状」であるとは、特に記さない限り、上
記の定義に準じた意味で用いるものとする。
【0009】さらに、磁性層の高性能化を図るために、
第一鉄塩をNaOH等のアルカリ水溶液で中和してFe
(OH)2 とする代わりにNa2 CO3 等の炭酸アルカ
リ等で中和してFeCO3 とし、これを経由してCo含
有オキシ水酸化鉄を生成する方法が提案され、実用化さ
れている。この方法によりCoの含有率が増加し、飽和
磁化量(σs)、保磁力(Hc)が格段に向上したり、
ポアや枝分れのない表面を持ち、これを用いることによ
り高性能の磁気テープが得られる。
第一鉄塩をNaOH等のアルカリ水溶液で中和してFe
(OH)2 とする代わりにNa2 CO3 等の炭酸アルカ
リ等で中和してFeCO3 とし、これを経由してCo含
有オキシ水酸化鉄を生成する方法が提案され、実用化さ
れている。この方法によりCoの含有率が増加し、飽和
磁化量(σs)、保磁力(Hc)が格段に向上したり、
ポアや枝分れのない表面を持ち、これを用いることによ
り高性能の磁気テープが得られる。
【0010】しかしながら、上記のようにして得られた
Co含有オキシ水酸化鉄を脱水、熱処理後、還元して得
られるCo含有Fe金属磁性粉末は、ナトリウムイオン
等の可溶性イオンを外部から取り込みやすく、このよう
な可溶性イオン量が増大したFe金属磁性粉末を用いて
磁気記録媒体を作製した場合、初期特性に優れるが、高
温高湿下での保存において可溶性イオンが不溶化塩とな
って析出することがあり、製品のドロップアウト(D
O)や出力低下等を引き起こしやすいという問題があ
る。この現象については、磁性粉末に含まれるナトリウ
ムイオンの水中への溶出が引き金となって、磁気記録媒
体中に含まれるカルシウムイオン、バリウムイオン等が
不溶性の脂肪酸塩となって析出すると考えられるという
ことが本出願人らにより既に示されている(特願平5−
303441号明細書)。
Co含有オキシ水酸化鉄を脱水、熱処理後、還元して得
られるCo含有Fe金属磁性粉末は、ナトリウムイオン
等の可溶性イオンを外部から取り込みやすく、このよう
な可溶性イオン量が増大したFe金属磁性粉末を用いて
磁気記録媒体を作製した場合、初期特性に優れるが、高
温高湿下での保存において可溶性イオンが不溶化塩とな
って析出することがあり、製品のドロップアウト(D
O)や出力低下等を引き起こしやすいという問題があ
る。この現象については、磁性粉末に含まれるナトリウ
ムイオンの水中への溶出が引き金となって、磁気記録媒
体中に含まれるカルシウムイオン、バリウムイオン等が
不溶性の脂肪酸塩となって析出すると考えられるという
ことが本出願人らにより既に示されている(特願平5−
303441号明細書)。
【0011】したがって、上記問題点の対処策の1つと
して、金属磁性粉末や磁気記録媒体に含まれる可溶性イ
オン量、特にナトリウムイオン量の低減化が考えられ
る。可溶性イオン量を低減する従来技術としては、磁性
粉末中のカルシウムイオン量をあらかじめ0.003重
量%以下にしておくこと(特公昭60−20807号公
報)や、磁性粉末中の水溶性カルシウム量を100pp
m以下とすること(特開平4−146519号公報)等
が提案されている。これら以外にも、例えば特開昭60
−150228号公報には強磁性合金粉末と結合剤を主
体とする磁性層面から溶出される水溶性金属イオン量を
10ppm/m2 ・100ml以下とする磁気記録媒体
が記載され、特開昭58−100402号公報には、熱
処理後、水洗、加熱還元して得られた強磁性金属粉末を
用いた磁気記録媒体が記載されている。
して、金属磁性粉末や磁気記録媒体に含まれる可溶性イ
オン量、特にナトリウムイオン量の低減化が考えられ
る。可溶性イオン量を低減する従来技術としては、磁性
粉末中のカルシウムイオン量をあらかじめ0.003重
量%以下にしておくこと(特公昭60−20807号公
報)や、磁性粉末中の水溶性カルシウム量を100pp
m以下とすること(特開平4−146519号公報)等
が提案されている。これら以外にも、例えば特開昭60
−150228号公報には強磁性合金粉末と結合剤を主
体とする磁性層面から溶出される水溶性金属イオン量を
10ppm/m2 ・100ml以下とする磁気記録媒体
が記載され、特開昭58−100402号公報には、熱
処理後、水洗、加熱還元して得られた強磁性金属粉末を
用いた磁気記録媒体が記載されている。
【0012】しかしながら従来のいずれの方法において
も、磁性粉末や磁気記録媒体の特性を損なわずに維持し
つつ、しかも可溶性イオンを低減化するという、両者を
同時に満足させることは難しかった。例えば特公昭60
−20807号公報や特開平4−146519号公報の
ものでは、磁性粉末中の水溶性カルシウム含有量が低く
なりすぎ、不溶化カルシウム塩の析出を防ぐことはでき
るものの、磁性粉の凝集が起こって分散性が悪くなり、
結果として磁気特性の低下を招くという不具合がある。
また特開昭60−150228号公報のものでは、磁性
層からの水溶性金属イオン量を上記所定量以下とするた
めには、水溶性金属イオンのなかでも特にDO発生の主
要因と考えられるナトリウムイオン量、カルシウムイオ
ン量の磁性層中の含有量を少なくとも上記溶出量以下に
抑えることとなり、そのため磁性層成分中に含まれるこ
れら可溶性イオン量が低くなり過ぎて凝集が起こり、磁
性塗料の分散性の低下を招くおそれがある。特開昭58
−100402号公報のものにおいても、酸化鉄を熱処
理後、水洗を行う際、蒸留水を用いて濾液の電離度が変
化しなくなるまで水洗を行うことから、得られた磁性粉
末中の可溶性イオンの含有量が低下し過ぎてしまい、同
様に分散性の低下を招くおそれがある。
も、磁性粉末や磁気記録媒体の特性を損なわずに維持し
つつ、しかも可溶性イオンを低減化するという、両者を
同時に満足させることは難しかった。例えば特公昭60
−20807号公報や特開平4−146519号公報の
ものでは、磁性粉末中の水溶性カルシウム含有量が低く
なりすぎ、不溶化カルシウム塩の析出を防ぐことはでき
るものの、磁性粉の凝集が起こって分散性が悪くなり、
結果として磁気特性の低下を招くという不具合がある。
また特開昭60−150228号公報のものでは、磁性
層からの水溶性金属イオン量を上記所定量以下とするた
めには、水溶性金属イオンのなかでも特にDO発生の主
要因と考えられるナトリウムイオン量、カルシウムイオ
ン量の磁性層中の含有量を少なくとも上記溶出量以下に
抑えることとなり、そのため磁性層成分中に含まれるこ
れら可溶性イオン量が低くなり過ぎて凝集が起こり、磁
性塗料の分散性の低下を招くおそれがある。特開昭58
−100402号公報のものにおいても、酸化鉄を熱処
理後、水洗を行う際、蒸留水を用いて濾液の電離度が変
化しなくなるまで水洗を行うことから、得られた磁性粉
末中の可溶性イオンの含有量が低下し過ぎてしまい、同
様に分散性の低下を招くおそれがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、凝集が少なく、高温下に長期
間保存しても磁気特性等を劣化させることなく維持し得
るCo含有Fe金属磁性粉末を提供することを目的とす
る。
みてなされたものであり、凝集が少なく、高温下に長期
間保存しても磁気特性等を劣化させることなく維持し得
るCo含有Fe金属磁性粉末を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、Feを主成分とし、Feに対して6
〜40wt%のCoを含有する金属磁性粉末であって、
該金属磁性粉末1gから水中へ溶出されるナトリウムイ
オン濃度が400ppm以下であり、かつナトリウム/
カリウムイオン比(溶出濃度比)が100以下であるこ
とを特徴とする金属磁性粉末が提供される。
に本発明によれば、Feを主成分とし、Feに対して6
〜40wt%のCoを含有する金属磁性粉末であって、
該金属磁性粉末1gから水中へ溶出されるナトリウムイ
オン濃度が400ppm以下であり、かつナトリウム/
カリウムイオン比(溶出濃度比)が100以下であるこ
とを特徴とする金属磁性粉末が提供される。
【0015】以下、本発明について詳細に説明する。
【0016】本発明におけるFeを主成分とする金属磁
性粉末は、優れた磁気特性保持や磁性層の薄膜化などの
ためにFeに対してCoが6〜40wt%、好ましくは
10〜40wt%、より好ましくは20〜40wt%の
割合で含有される。また、このFe金属磁性粉末1gか
ら水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度は400pp
m以下、好ましくは300ppm以下、より好ましくは
200ppm以下である。ここで「Fe金属磁性粉末1
gから水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度が400
ppm以下」とは、該Fe金属磁性粉末を水や水溶液な
どの水分に接触させた場合、これら水分中へのナトリウ
ムイオンの遊離が濃度400ppm以下であることを意
味し、具体的には、上記Fe金属磁性粉末を結合剤、有
機溶剤等で分散して磁性層成分を作成した場合、該Fe
金属磁性粉末1gから磁性層成分中へ溶出されるナトリ
ウムイオンが400ppm以下の濃度になる可能性があ
ることを示している。さらに本発明では、該Fe金属磁
性粉末1g中から水中へ溶出されるナトリウム/カリウ
ムイオン比(溶出濃度比)が100以下、好ましくは6
0以下である。この溶出されるナトリウムイオン濃度お
よびナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)をと
もに上記範囲内とすることにより、磁気特性、表面性に
優れ(すなわち分散性が良好)、かつ保存特性が優れる
という作用、効果が得られ、これらナトリウムイオン溶
出濃度、ナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)
の少なくともいずれか一方が上記範囲を外れると上記効
果が得られない。例えば、溶出されるナトリウムイオン
濃度が400ppmを超えると磁性粉末そのものの保存
特性の劣化(σs、Hcの低下)や、テープ化後にNa
Clや脂肪酸の塩等の不溶性の塩がテープ表面に析出
し、ドロップアウトの増加、出力低下等の原因となる。
またナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)が1
00を超えると磁性粉末の凝集および塗料化時の分散性
は問題がないが、保存特性が悪化したものとなる。ここ
で磁性粉末の凝集の度合いは、磁性粉末のフルイによる
透過率を測定すればよく、フルイ目開き1190では7
0%以上、好ましくは82%以上の透過率が好ましい。
また、カリウムはイオン化傾向がナトリウムイオンより
唯一高く、イオンとして遊離しやすく、また水洗度の目
安としても適当である。
性粉末は、優れた磁気特性保持や磁性層の薄膜化などの
ためにFeに対してCoが6〜40wt%、好ましくは
10〜40wt%、より好ましくは20〜40wt%の
割合で含有される。また、このFe金属磁性粉末1gか
ら水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度は400pp
m以下、好ましくは300ppm以下、より好ましくは
200ppm以下である。ここで「Fe金属磁性粉末1
gから水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度が400
ppm以下」とは、該Fe金属磁性粉末を水や水溶液な
どの水分に接触させた場合、これら水分中へのナトリウ
ムイオンの遊離が濃度400ppm以下であることを意
味し、具体的には、上記Fe金属磁性粉末を結合剤、有
機溶剤等で分散して磁性層成分を作成した場合、該Fe
金属磁性粉末1gから磁性層成分中へ溶出されるナトリ
ウムイオンが400ppm以下の濃度になる可能性があ
ることを示している。さらに本発明では、該Fe金属磁
性粉末1g中から水中へ溶出されるナトリウム/カリウ
ムイオン比(溶出濃度比)が100以下、好ましくは6
0以下である。この溶出されるナトリウムイオン濃度お
よびナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)をと
もに上記範囲内とすることにより、磁気特性、表面性に
優れ(すなわち分散性が良好)、かつ保存特性が優れる
という作用、効果が得られ、これらナトリウムイオン溶
出濃度、ナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)
の少なくともいずれか一方が上記範囲を外れると上記効
果が得られない。例えば、溶出されるナトリウムイオン
濃度が400ppmを超えると磁性粉末そのものの保存
特性の劣化(σs、Hcの低下)や、テープ化後にNa
Clや脂肪酸の塩等の不溶性の塩がテープ表面に析出
し、ドロップアウトの増加、出力低下等の原因となる。
またナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)が1
00を超えると磁性粉末の凝集および塗料化時の分散性
は問題がないが、保存特性が悪化したものとなる。ここ
で磁性粉末の凝集の度合いは、磁性粉末のフルイによる
透過率を測定すればよく、フルイ目開き1190では7
0%以上、好ましくは82%以上の透過率が好ましい。
また、カリウムはイオン化傾向がナトリウムイオンより
唯一高く、イオンとして遊離しやすく、また水洗度の目
安としても適当である。
【0017】なお、Fe金属磁性粉末1gから水中へ溶
出されるナトリウムイオン、カリウムイオン濃度は公知
の方法により測定することができ、例えば、純水20m
l中に金属磁性粉末1gを加え、これを温度80℃で1
時間保持した後、超音波分散を1時間行い、濾過後、濾
液を原子吸光法により分析して測定できる。また、ナト
リウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)は、原子吸光
法により測定した各イオン溶出濃度から算出することが
できる。
出されるナトリウムイオン、カリウムイオン濃度は公知
の方法により測定することができ、例えば、純水20m
l中に金属磁性粉末1gを加え、これを温度80℃で1
時間保持した後、超音波分散を1時間行い、濾過後、濾
液を原子吸光法により分析して測定できる。また、ナト
リウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)は、原子吸光
法により測定した各イオン溶出濃度から算出することが
できる。
【0018】本発明におけるFe金属磁性粉末の好まし
い製造法の一つは、Coを添加した第一鉄塩溶液にアル
カリ金属を含まない炭酸アルカリを加えてFeCO3 を
生成し、これを酸素含有気体と接触させてオキシ水酸化
鉄とした後、脱水し、次いで熱処理後、還元してFe金
属磁性粉末を得る方法である。
い製造法の一つは、Coを添加した第一鉄塩溶液にアル
カリ金属を含まない炭酸アルカリを加えてFeCO3 を
生成し、これを酸素含有気体と接触させてオキシ水酸化
鉄とした後、脱水し、次いで熱処理後、還元してFe金
属磁性粉末を得る方法である。
【0019】ここで第一鉄塩としてはFeCl2 、Fe
SO4 、Fe(NO3 )2 等が挙げられ、なかでもFe
Cl2 、FeSO4 が好適に用いられる。またアルカリ
金属を含まない炭酸アルカリとしては、(NH4 )2 C
O3 、NH4 HCO3 、NH4 HCO3 ・NH4 CO2
NH2 等が挙げられる。
SO4 、Fe(NO3 )2 等が挙げられ、なかでもFe
Cl2 、FeSO4 が好適に用いられる。またアルカリ
金属を含まない炭酸アルカリとしては、(NH4 )2 C
O3 、NH4 HCO3 、NH4 HCO3 ・NH4 CO2
NH2 等が挙げられる。
【0020】まず、第一鉄塩溶液にCoを添加するが、
具体的には硫酸コバルト、塩化コバルト等のCo化合物
を用い、これらCo化合物を第一鉄塩溶液に溶解し攪拌
混合する。
具体的には硫酸コバルト、塩化コバルト等のCo化合物
を用い、これらCo化合物を第一鉄塩溶液に溶解し攪拌
混合する。
【0021】次にここへアルカリ金属を含まない炭酸ア
ルカリを加える。このアルカリ金属を含まない炭酸アル
カリで第一鉄塩を中和することによって、金属磁性粉末
中への外部からのアルカリ金属イオン(ナトリウムイオ
ン、カリウムイオンなど)の取り込みを防止することが
でき、最終的に得られるFe金属磁性粉末中の可溶性イ
オンの含有量を低減化することができる。また、第一鉄
塩溶液に、NaOH等のアルカリ水溶液を添加してFe
(OH)2 とする代わりに、炭酸アルカリを添加してF
eCO3 とし、これに酸化性ガスを吹き込んでオキシ水
酸化鉄(=ゲータイト;FeOOH)を生成することに
より、最終的に得られる磁性粉末が可溶性アルカリ金属
の含有量が少なく、針状形状をなす。すなわち得られた
磁性粉末は磁気特性が高く、長軸長が短い微粒子であ
り、粒度分布がシャープで、かつ表面のポアが少ないな
どの特徴を有するため磁性塗料の流動特性に優れ、その
ため磁性層の薄膜化を図ることができ、高性能の磁気記
録媒体を作製することができる。なお、アルカリ金属を
含まない炭酸アルカリの添加量は、第一鉄塩溶液に対し
てモル当量で1〜10倍程度とするのが好ましい。
ルカリを加える。このアルカリ金属を含まない炭酸アル
カリで第一鉄塩を中和することによって、金属磁性粉末
中への外部からのアルカリ金属イオン(ナトリウムイオ
ン、カリウムイオンなど)の取り込みを防止することが
でき、最終的に得られるFe金属磁性粉末中の可溶性イ
オンの含有量を低減化することができる。また、第一鉄
塩溶液に、NaOH等のアルカリ水溶液を添加してFe
(OH)2 とする代わりに、炭酸アルカリを添加してF
eCO3 とし、これに酸化性ガスを吹き込んでオキシ水
酸化鉄(=ゲータイト;FeOOH)を生成することに
より、最終的に得られる磁性粉末が可溶性アルカリ金属
の含有量が少なく、針状形状をなす。すなわち得られた
磁性粉末は磁気特性が高く、長軸長が短い微粒子であ
り、粒度分布がシャープで、かつ表面のポアが少ないな
どの特徴を有するため磁性塗料の流動特性に優れ、その
ため磁性層の薄膜化を図ることができ、高性能の磁気記
録媒体を作製することができる。なお、アルカリ金属を
含まない炭酸アルカリの添加量は、第一鉄塩溶液に対し
てモル当量で1〜10倍程度とするのが好ましい。
【0022】このようにしてオキシ水酸化鉄のスラリー
を得る。このスラリーを濾過、水洗した後、再度蒸留水
中に分散させ、再びスラリーとする。
を得る。このスラリーを濾過、水洗した後、再度蒸留水
中に分散させ、再びスラリーとする。
【0023】本発明では、結晶制御剤としてNi塩や、
Ca塩、Ba塩、Sr塩等の周期表2A族の塩、Cr
塩、Zn塩等を共存させてもよく、このような塩を適宜
選択して用いることによって粒子形状(軸比)等をコン
トロールすることができる。なおNi塩としては塩化ニ
ッケル等の塩化物が好ましく、Ca塩、Ba塩、Sr
塩、Cr塩、Zn塩等としてはそれぞれ、塩化カルシウ
ム、塩化バリウム、塩化ストロンチウム、塩化クロム、
塩化亜鉛等の塩化物が好ましい。
Ca塩、Ba塩、Sr塩等の周期表2A族の塩、Cr
塩、Zn塩等を共存させてもよく、このような塩を適宜
選択して用いることによって粒子形状(軸比)等をコン
トロールすることができる。なおNi塩としては塩化ニ
ッケル等の塩化物が好ましく、Ca塩、Ba塩、Sr
塩、Cr塩、Zn塩等としてはそれぞれ、塩化カルシウ
ム、塩化バリウム、塩化ストロンチウム、塩化クロム、
塩化亜鉛等の塩化物が好ましい。
【0024】また、焼結防止剤等の添加成分を加えても
よい。これら成分を添加することにより、後工程での還
元の際の焼結を防止することができる。焼結防止剤とし
てはAl、Si、希土類元素等が挙げられる。導入方法
としては、Coを含有するオキシ水酸化鉄のスラリーを
調製した後、このスラリーにAl化合物、Si化合物等
を含有する水溶液と、希土類元素の化合物を含有する水
溶液とを各々添加し、攪拌混合するのが好ましいが、A
l化合物、Si化合物、希土類元素の化合物等をすべて
含む水溶液を調製し、これを添加してもよい。また、第
一鉄塩溶液にCoと同時に添加してもよい。Al化合物
としてはアルミン酸ナトリウム、メタアルミン酸ナトリ
ウム等が、Si化合物としてはケイ酸ナトリウム等が、
それぞれ例示される。また希土類元素としてはNd、S
m、Gd、Dy、La、Y等が挙げられ、これら希土類
元素の化合物としては塩化ネオジウム、塩化サマリウ
ム、塩化ガドリニウム、塩化ジスプロシウム、塩化ラン
タン、塩化イットリウム等の塩化物や、硝酸ネオジウ
ム、硝酸ダドリニウム等の硝酸塩等が挙げられる。
よい。これら成分を添加することにより、後工程での還
元の際の焼結を防止することができる。焼結防止剤とし
てはAl、Si、希土類元素等が挙げられる。導入方法
としては、Coを含有するオキシ水酸化鉄のスラリーを
調製した後、このスラリーにAl化合物、Si化合物等
を含有する水溶液と、希土類元素の化合物を含有する水
溶液とを各々添加し、攪拌混合するのが好ましいが、A
l化合物、Si化合物、希土類元素の化合物等をすべて
含む水溶液を調製し、これを添加してもよい。また、第
一鉄塩溶液にCoと同時に添加してもよい。Al化合物
としてはアルミン酸ナトリウム、メタアルミン酸ナトリ
ウム等が、Si化合物としてはケイ酸ナトリウム等が、
それぞれ例示される。また希土類元素としてはNd、S
m、Gd、Dy、La、Y等が挙げられ、これら希土類
元素の化合物としては塩化ネオジウム、塩化サマリウ
ム、塩化ガドリニウム、塩化ジスプロシウム、塩化ラン
タン、塩化イットリウム等の塩化物や、硝酸ネオジウ
ム、硝酸ダドリニウム等の硝酸塩等が挙げられる。
【0025】このようにして得られたCo含有オキシ水
酸化鉄を濾過、水洗後、再度濾過した後、乾燥器中で乾
燥し、脱水する。
酸化鉄を濾過、水洗後、再度濾過した後、乾燥器中で乾
燥し、脱水する。
【0026】次いでこれを窒素雰囲気中、400〜70
0℃の温度で熱処理を行う。
0℃の温度で熱処理を行う。
【0027】熱処理後、還元を行うが、還元は還元性雰
囲気中で加熱しながら行うことが好ましい。還元性雰囲
気としては一般に水素ガス雰囲気とすることが好まし
く、水素ガスの流量は適宜選択することができる。ま
た、加熱温度は300〜600℃程度である。
囲気中で加熱しながら行うことが好ましい。還元性雰囲
気としては一般に水素ガス雰囲気とすることが好まし
く、水素ガスの流量は適宜選択することができる。ま
た、加熱温度は300〜600℃程度である。
【0028】本発明におけるFe金属磁性粉末のもう一
つの好ましい製造法は、Coを添加した第一鉄塩溶液に
炭酸アルカリを加えてFeCO3 を生成し、これを酸素
含有気体と接触させてオキシ水酸化鉄とした後、脱水
し、次いで水洗−熱処理もしくは熱処理−水洗のいずれ
かの処理後、還元してFe金属磁性粉末を得る方法であ
る。
つの好ましい製造法は、Coを添加した第一鉄塩溶液に
炭酸アルカリを加えてFeCO3 を生成し、これを酸素
含有気体と接触させてオキシ水酸化鉄とした後、脱水
し、次いで水洗−熱処理もしくは熱処理−水洗のいずれ
かの処理後、還元してFe金属磁性粉末を得る方法であ
る。
【0029】この製造方法は、第一鉄塩溶液に「炭酸ア
ルカリ」を加えて中和すること、および、脱水工程後、
熱処理工程の前後いずれかにおいて水洗工程を設けると
いう点において上記第一の製造方法と異なるが、それ以
外の点においては上記第一の方法と同様にして行うこと
ができる。
ルカリ」を加えて中和すること、および、脱水工程後、
熱処理工程の前後いずれかにおいて水洗工程を設けると
いう点において上記第一の製造方法と異なるが、それ以
外の点においては上記第一の方法と同様にして行うこと
ができる。
【0030】ここで「炭酸アルカリ」としては、(NH
4 )2 CO3 のほかにNa2 CO3、K2 CO3 、Na
HCO3 、KHCO3 等が挙げられ、特にはNa2 CO
3 が好適に用いられる。この炭酸アルカリの添加量は、
第一鉄塩溶液に対してモル当量で2〜10倍程度とする
のが好ましい。
4 )2 CO3 のほかにNa2 CO3、K2 CO3 、Na
HCO3 、KHCO3 等が挙げられ、特にはNa2 CO
3 が好適に用いられる。この炭酸アルカリの添加量は、
第一鉄塩溶液に対してモル当量で2〜10倍程度とする
のが好ましい。
【0031】また、脱水工程の後に、熱処理工程の前後
いずれかにおいて水洗工程を設けるが、これによりオキ
シ水酸化鉄中に含まれる可溶性イオンを洗い出してその
含有量を低減化するとともに、ナトリウムイオンとカリ
ウムイオンの比を所定範囲内に調整する。具体的には、
最終的に金属磁性粉末1gから水中へ溶出されるナトリ
ウムイオン濃度が400ppm以下であり、かつナトリ
ウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)が100以下と
なるような程度にまで水洗時間、水洗と熱処理工程の順
位、使用する水の種類等を調節しながら水洗する。Fe
金属磁性粉末1gから水中へ溶出されるナトリウムイオ
ン濃度、ナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)
の測定は、上記第一の好ましい製造法において述べたよ
うに公知の方法により行うことができる。
いずれかにおいて水洗工程を設けるが、これによりオキ
シ水酸化鉄中に含まれる可溶性イオンを洗い出してその
含有量を低減化するとともに、ナトリウムイオンとカリ
ウムイオンの比を所定範囲内に調整する。具体的には、
最終的に金属磁性粉末1gから水中へ溶出されるナトリ
ウムイオン濃度が400ppm以下であり、かつナトリ
ウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)が100以下と
なるような程度にまで水洗時間、水洗と熱処理工程の順
位、使用する水の種類等を調節しながら水洗する。Fe
金属磁性粉末1gから水中へ溶出されるナトリウムイオ
ン濃度、ナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)
の測定は、上記第一の好ましい製造法において述べたよ
うに公知の方法により行うことができる。
【0032】なお、水洗工程で用いる水は、可溶性イオ
ンを含まないものであれば任意に使用でき、蒸留水、水
道水、脱イオン水、地下水等を用いることができる。
ンを含まないものであれば任意に使用でき、蒸留水、水
道水、脱イオン水、地下水等を用いることができる。
【0033】このようにして得られた本発明のCo含有
Fe金属磁性粉末では、Coが粉末内部に、あるいは粉
末内部と粉末表面の両方に存在すると考えられる。ま
た、Co以外の添加成分はおもに磁性粉末の表面付近に
存在し、添加した化合物の形のままで、あるいは酸化物
や水酸化物等となって、さらには合金等を形成して存在
していると考えられる。これらの添加元素はこれらの状
態が混在したものであってもよい。このことはESCA
等によって確認することができる。また、各元素の含有
量はICP発光分析によって確認することができる。
Fe金属磁性粉末では、Coが粉末内部に、あるいは粉
末内部と粉末表面の両方に存在すると考えられる。ま
た、Co以外の添加成分はおもに磁性粉末の表面付近に
存在し、添加した化合物の形のままで、あるいは酸化物
や水酸化物等となって、さらには合金等を形成して存在
していると考えられる。これらの添加元素はこれらの状
態が混在したものであってもよい。このことはESCA
等によって確認することができる。また、各元素の含有
量はICP発光分析によって確認することができる。
【0034】本発明で得られる金属磁性粉末は、好まし
くは「針状」形状をなし、長軸は平均で0.05〜0.
2μm、短軸は平均で0.006〜0.1μmであり、
軸比は平均で3〜10であることが好ましい。これらは
TEM写真等によって確認することができる。この金属
磁性粉末は、保磁力(Hc)が1500〜2500O
e、飽和磁化量(σs)が120〜160emu/g、
BET法による比表面積が40〜80m2 /g程度であ
るのが好ましい。さらにこの金属磁性粉末は表面に酸化
皮膜を有するものであってもよく、このような酸化皮膜
をもつ金属磁性粉末を用いた磁気記録媒体は、温度、湿
度などの外部環境による磁化量の低下に対して有利であ
る。
くは「針状」形状をなし、長軸は平均で0.05〜0.
2μm、短軸は平均で0.006〜0.1μmであり、
軸比は平均で3〜10であることが好ましい。これらは
TEM写真等によって確認することができる。この金属
磁性粉末は、保磁力(Hc)が1500〜2500O
e、飽和磁化量(σs)が120〜160emu/g、
BET法による比表面積が40〜80m2 /g程度であ
るのが好ましい。さらにこの金属磁性粉末は表面に酸化
皮膜を有するものであってもよく、このような酸化皮膜
をもつ金属磁性粉末を用いた磁気記録媒体は、温度、湿
度などの外部環境による磁化量の低下に対して有利であ
る。
【0035】かかる本発明の金属磁性粉末は、例えば磁
気記録媒体の磁性層に用いる場合、上記Fe金属磁性粉
末に、結合剤、潤滑剤や、帯電防止効果、分散効果、可
塑効果等を発現させるための添加剤、無機質粉末、カー
ボンブラック、非強磁性有機質粉末等を加え、これを有
機溶剤に混練、分散して高濃度磁性層成分を調製し、次
いでこの高濃度磁性層成分をさらに溶媒で希釈して磁性
層成分(磁性塗料)を調製した後、非磁性支持体の表面
に塗布して磁性層を形成する。本発明の金属磁性粉末
は、高温下においても磁気特性の劣化がみられなく、か
つ磁性粉末の凝集が少ないため、これを磁性塗料として
用いることにより、同様に高温高湿下においても電磁変
換特性の劣化のない、高品質な磁気記録媒体を得ること
が可能となる。
気記録媒体の磁性層に用いる場合、上記Fe金属磁性粉
末に、結合剤、潤滑剤や、帯電防止効果、分散効果、可
塑効果等を発現させるための添加剤、無機質粉末、カー
ボンブラック、非強磁性有機質粉末等を加え、これを有
機溶剤に混練、分散して高濃度磁性層成分を調製し、次
いでこの高濃度磁性層成分をさらに溶媒で希釈して磁性
層成分(磁性塗料)を調製した後、非磁性支持体の表面
に塗布して磁性層を形成する。本発明の金属磁性粉末
は、高温下においても磁気特性の劣化がみられなく、か
つ磁性粉末の凝集が少ないため、これを磁性塗料として
用いることにより、同様に高温高湿下においても電磁変
換特性の劣化のない、高品質な磁気記録媒体を得ること
が可能となる。
【0036】なお、磁性層成分の作製においては、通
常、プレミックス、例えばニーダー等を用いて高固形ま
たは高濃度で混練を行ったり、あるいは高速攪拌機で材
料を混合した後、希釈し若しくはそのままで、サンドグ
ラインダーミル等のメディア攪拌型ミルを用いて分散を
行うなど、常法により作製行うことができる。
常、プレミックス、例えばニーダー等を用いて高固形ま
たは高濃度で混練を行ったり、あるいは高速攪拌機で材
料を混合した後、希釈し若しくはそのままで、サンドグ
ラインダーミル等のメディア攪拌型ミルを用いて分散を
行うなど、常法により作製行うことができる。
【0037】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明するが、本発明の範囲はこれによって何ら制限される
ものでないことはいうまでもない。
明するが、本発明の範囲はこれによって何ら制限される
ものでないことはいうまでもない。
【0038】なお、本実施例における金属磁性粉末試料
の特性評価は、下記基準に従った。
の特性評価は、下記基準に従った。
【0039】[金属磁性粉末の特性評価] 〔ナトリウムイオン、カリウムイオン溶出濃度〕純水2
0mlをパイレックス製ビーカーに入れ、ここに試料を
1g加えて密封した。これを温度80℃にて1時間保持
した後、超音波分散を1時間行い、次いで試料を濾過
し、濾液を原子吸光法で常法により分析し、各試料1g
からの水中へのナトリウムイオン、カリウムイオン溶出
濃度を測定した。
0mlをパイレックス製ビーカーに入れ、ここに試料を
1g加えて密封した。これを温度80℃にて1時間保持
した後、超音波分散を1時間行い、次いで試料を濾過
し、濾液を原子吸光法で常法により分析し、各試料1g
からの水中へのナトリウムイオン、カリウムイオン溶出
濃度を測定した。
【0040】〔ナトリウム/カリウムイオン比〕上記測
定から比を求めた。
定から比を求めた。
【0041】〔アルカリ金属イオン比〕ナトリウム、カ
リウムイオン溶出量を測定した濾液を用いて、ICPに
てカルシウムイオン、マグネシウムイオン溶出量を求め
た。(Na+ 、K+ 、Ca2+およびMg2+)合計溶出濃
度に対する(Na+ とK+ )合計溶出濃度の比率をアル
カリ金属イオン比とする。
リウムイオン溶出量を測定した濾液を用いて、ICPに
てカルシウムイオン、マグネシウムイオン溶出量を求め
た。(Na+ 、K+ 、Ca2+およびMg2+)合計溶出濃
度に対する(Na+ とK+ )合計溶出濃度の比率をアル
カリ金属イオン比とする。
【0042】〔保磁力Hc、飽和磁化量σs〕東英工業
(株)製VSMを用いて、印加磁界10KOeで磁気測
定を行い、保磁力(Hc)、飽和磁化量(σs)を測定
した。
(株)製VSMを用いて、印加磁界10KOeで磁気測
定を行い、保磁力(Hc)、飽和磁化量(σs)を測定
した。
【0043】〔保存特性〕温度60℃、ドライな環境下
に7日間保存した後の飽和磁化量の変化{△σs=
〔(保存後σs−保存前σs)/保存前σs〕×100
(%)}を測定した。
に7日間保存した後の飽和磁化量の変化{△σs=
〔(保存後σs−保存前σs)/保存前σs〕×100
(%)}を測定した。
【0044】〔磁性粉透過率〕試料50gを円筒形のカ
ゴ(フルイ目開き1190の金網)に入れ、このカゴを
回転数700rpmで回転させて試料を解砕させ、カゴ
のフルイからの透過率を求めた。 (実施例1−1)FeCl2 ・4H2 O 1000g
(5.0mol)を45℃に保温した10リットルのH
2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(CoCl2 )を
Co量がFeに対して20.0重量%となるように溶解
し攪拌混合した。この溶液に、(NH4 )2 CO3 8
65g(9.0mol)を10リットルのH2 Oに溶解
させた45℃の水溶液を徐々に添加しながら攪拌して懸
濁液とし、終了後60分間攪拌混合した。
ゴ(フルイ目開き1190の金網)に入れ、このカゴを
回転数700rpmで回転させて試料を解砕させ、カゴ
のフルイからの透過率を求めた。 (実施例1−1)FeCl2 ・4H2 O 1000g
(5.0mol)を45℃に保温した10リットルのH
2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(CoCl2 )を
Co量がFeに対して20.0重量%となるように溶解
し攪拌混合した。この溶液に、(NH4 )2 CO3 8
65g(9.0mol)を10リットルのH2 Oに溶解
させた45℃の水溶液を徐々に添加しながら攪拌して懸
濁液とし、終了後60分間攪拌混合した。
【0045】この懸濁液の温度を45℃に保ちながら、
10リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間
攪拌を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水
洗し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄
を得た。
10リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間
攪拌を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水
洗し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄
を得た。
【0046】得られたオキシ水酸化鉄100gを6リッ
トルのH2 O中に投入して攪拌混合し、これに塩化イッ
トリウム(YCl3 ・6H2 O)をY量がFeに対して
8.0重量%になるように溶解した1リットルの水溶液
を加えて攪拌混合し、さらにpHが8になるようにNa
OH水溶液を加え、攪拌混合した。次に塩化アルミニウ
ム(AlCl3 )をAl量がFeに対して7.0重量%
になるように溶解した1リットルの水溶液を加え、さら
に、pHが8になるようにNaOH水溶液を添加した。
これを十分攪拌した後、濾別し、残渣を水洗した後、乾
燥を行った。
トルのH2 O中に投入して攪拌混合し、これに塩化イッ
トリウム(YCl3 ・6H2 O)をY量がFeに対して
8.0重量%になるように溶解した1リットルの水溶液
を加えて攪拌混合し、さらにpHが8になるようにNa
OH水溶液を加え、攪拌混合した。次に塩化アルミニウ
ム(AlCl3 )をAl量がFeに対して7.0重量%
になるように溶解した1リットルの水溶液を加え、さら
に、pHが8になるようにNaOH水溶液を添加した。
これを十分攪拌した後、濾別し、残渣を水洗した後、乾
燥を行った。
【0047】このようにして得られたオキシ水酸化鉄を
窒素雰囲気下で600℃、1時間熱処理した。
窒素雰囲気下で600℃、1時間熱処理した。
【0048】次にこれを50g採取し、温度480℃、
水素流量1リットル/minで6時間かけて還元した。
次いで、これを室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々
に空気を流し込み、徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、
金属磁性粉末を得た。これを磁性粉末試料No.1とす
る。
水素流量1リットル/minで6時間かけて還元した。
次いで、これを室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々
に空気を流し込み、徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、
金属磁性粉末を得た。これを磁性粉末試料No.1とす
る。
【0049】得られた磁性粉末試料No.1は、TEM
写真から、平均長軸長(L)=0.13μm、軸比(L
w)=7であった。なお、磁性粉末試料No.1におけ
るCo量、Al量、Y量はICP発光分析により確認し
た。また、ESCA等の結果から、Al、Yはおもに粉
体表面に存在していることがわかった。
写真から、平均長軸長(L)=0.13μm、軸比(L
w)=7であった。なお、磁性粉末試料No.1におけ
るCo量、Al量、Y量はICP発光分析により確認し
た。また、ESCA等の結果から、Al、Yはおもに粉
体表面に存在していることがわかった。
【0050】(実施例1−2、1−3、1−7)磁性粉
末試料No.1において、塩化コバルト量を、Co量が
Feに対してそれぞれ30、40、50重量%となるよ
うに添加量を調整した以外は、上記と同様にして、磁性
粉末試料No.2、3、7を得た。
末試料No.1において、塩化コバルト量を、Co量が
Feに対してそれぞれ30、40、50重量%となるよ
うに添加量を調整した以外は、上記と同様にして、磁性
粉末試料No.2、3、7を得た。
【0051】(比較例1−4)FeCl2 ・4H2 O
1000g(5.0mol)を45℃に保温した10リ
ットルのH2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(Co
Cl2 )をCo量がFeに対して20.0重量%となる
ように溶解し攪拌混合した。この溶液に、Na2 CO3
930g(8.8mol)とNaOH50g(1.2
5mol)を10リットルのH2 Oに溶解させた45℃
の水溶液を徐々に添加しながら攪拌して懸濁液とし、終
了後60分間攪拌混合した。
1000g(5.0mol)を45℃に保温した10リ
ットルのH2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(Co
Cl2 )をCo量がFeに対して20.0重量%となる
ように溶解し攪拌混合した。この溶液に、Na2 CO3
930g(8.8mol)とNaOH50g(1.2
5mol)を10リットルのH2 Oに溶解させた45℃
の水溶液を徐々に添加しながら攪拌して懸濁液とし、終
了後60分間攪拌混合した。
【0052】この懸濁液の温度を45℃に保ちながら、
10リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間
攪拌を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水
洗し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄
を得た後、実施例1−1と同様に処理して比較磁性粉末
試料No.4を得た。
10リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間
攪拌を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水
洗し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄
を得た後、実施例1−1と同様に処理して比較磁性粉末
試料No.4を得た。
【0053】(比較例1−5、1−6)比較磁性粉末試
料No.4において、塩化コバルト(CoCl2 )をC
o量がFeに対してそれぞれ30、40重量%となるよ
うに添加量を調整した以外は上記比較磁性粉末試料N
o.4と同様にして、比較磁性粉末試料No.5、6を
得た。
料No.4において、塩化コバルト(CoCl2 )をC
o量がFeに対してそれぞれ30、40重量%となるよ
うに添加量を調整した以外は上記比較磁性粉末試料N
o.4と同様にして、比較磁性粉末試料No.5、6を
得た。
【0054】(比較例1−8)比較磁性粉末試料No.
4において、Na2 CO3 930gの代わりにK2C
O3 1,210gを用いた以外は上記比較磁性粉末試
料No.4と同様にして、比較磁性粉末試料No.8を
得た。
4において、Na2 CO3 930gの代わりにK2C
O3 1,210gを用いた以外は上記比較磁性粉末試
料No.4と同様にして、比較磁性粉末試料No.8を
得た。
【0055】上記磁性粉末試料No.1〜3および7、
並びに比較磁性粉末試料No.4〜6および8を用い
て、上記基準にしたがって、金属磁性粉末の特性を評価
した。結果を表1、表2に示す。
並びに比較磁性粉末試料No.4〜6および8を用い
て、上記基準にしたがって、金属磁性粉末の特性を評価
した。結果を表1、表2に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】 (実施例2−1)FeCl2 ・4H2 O 1000g
(5.0mol)を45℃に保温した10リットルのH
2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(CoCl2 )を
Co量がFeに対して25.0重量%となるように溶解
し攪拌混合した。この溶液に、Na2 CO3 930g
(8.8mol)とNaOH50g(1.25mol)
を10リットルのH2 Oに溶解させた45℃の水溶液を
徐々に添加しながら攪拌して懸濁液とし、さらに60分
間攪拌混合した。
(5.0mol)を45℃に保温した10リットルのH
2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(CoCl2 )を
Co量がFeに対して25.0重量%となるように溶解
し攪拌混合した。この溶液に、Na2 CO3 930g
(8.8mol)とNaOH50g(1.25mol)
を10リットルのH2 Oに溶解させた45℃の水溶液を
徐々に添加しながら攪拌して懸濁液とし、さらに60分
間攪拌混合した。
【0058】この懸濁液の温度を45℃に保ちながら、
10リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間
攪拌を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水
洗し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄
を得た。
10リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間
攪拌を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水
洗し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄
を得た。
【0059】得られたオキシ水酸化鉄100gを6リッ
トルのH2 O中に投入して攪拌混合し、これに塩化ネオ
ジウム(NdCl3 ・6H2 O)をNd量がFeに対し
て5.0重量%になるように溶解した1リットルの水溶
液を加えて攪拌混合し、さらにpHが8になるようにN
aOH水溶液を加え、攪拌混合した。次にケイ酸ナトリ
ウム(Na2 SiO3 )をSi量がFeに対して2.0
重量%、アルミン酸ナトリウム(Na3 AlO3 )をA
l量がFeに対して4.0重量%になるように溶解した
1リットルの水溶液を加え、さらにpHが8になるよう
にNaOH水溶液を添加した。これを十分攪拌した後、
濾別し、120℃にて乾燥した。
トルのH2 O中に投入して攪拌混合し、これに塩化ネオ
ジウム(NdCl3 ・6H2 O)をNd量がFeに対し
て5.0重量%になるように溶解した1リットルの水溶
液を加えて攪拌混合し、さらにpHが8になるようにN
aOH水溶液を加え、攪拌混合した。次にケイ酸ナトリ
ウム(Na2 SiO3 )をSi量がFeに対して2.0
重量%、アルミン酸ナトリウム(Na3 AlO3 )をA
l量がFeに対して4.0重量%になるように溶解した
1リットルの水溶液を加え、さらにpHが8になるよう
にNaOH水溶液を添加した。これを十分攪拌した後、
濾別し、120℃にて乾燥した。
【0060】さらに、この残渣を45℃に保温した水道
水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定になるまで水
洗を行った後、再度120℃にて乾燥した。この試料を
G−1とする。
水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定になるまで水
洗を行った後、再度120℃にて乾燥した。この試料を
G−1とする。
【0061】このようにして得られたオキシ水酸化鉄
(試料G−1)を窒素雰囲気中にて600℃で1時間熱
処理し、α−酸化鉄とした。
(試料G−1)を窒素雰囲気中にて600℃で1時間熱
処理し、α−酸化鉄とした。
【0062】次にこれを50g採取し、温度480℃、
水素流量1リットル/minで6時間かけて還元した。
次いで室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を
流し込み徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、金属磁性粉
末試料を得た。これを磁性粉末試料No.9とする。
水素流量1リットル/minで6時間かけて還元した。
次いで室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を
流し込み徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、金属磁性粉
末試料を得た。これを磁性粉末試料No.9とする。
【0063】(実施例2−2)磁性粉末試料No.9の
水洗において、水道水に代えて蒸留水を用い(試料G−
2)、その後は上記と同様に還元、酸化処理を行い、磁
性粉末試料N0.10を得た。
水洗において、水道水に代えて蒸留水を用い(試料G−
2)、その後は上記と同様に還元、酸化処理を行い、磁
性粉末試料N0.10を得た。
【0064】(実施例2−3)実施例2−1において、
試料G−1を窒素雰囲気中で300℃で1時間熱処理
し、α−酸化鉄とした。このα−酸化鉄を45℃に保温
した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定にな
るまで水洗を行った後、120℃で再度乾燥した(試料
α−1)。
試料G−1を窒素雰囲気中で300℃で1時間熱処理
し、α−酸化鉄とした。このα−酸化鉄を45℃に保温
した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定にな
るまで水洗を行った後、120℃で再度乾燥した(試料
α−1)。
【0065】その後は磁性粉末試料No.9と同様に還
元、酸化処理を行い、磁性粉末試料No.11を得た。
元、酸化処理を行い、磁性粉末試料No.11を得た。
【0066】(実施例2−4)磁性粉末試料No.11
の水洗において、水道水に代えて蒸留水を用いた(試料
α−2)以外は、上記と同様にして、磁性粉末試料N
0.12を得た。
の水洗において、水道水に代えて蒸留水を用いた(試料
α−2)以外は、上記と同様にして、磁性粉末試料N
0.12を得た。
【0067】(実施例2−5)磁性粉末試料No.11
の窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を600℃に変
えた(試料α−3)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.13を得た。
の窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を600℃に変
えた(試料α−3)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.13を得た。
【0068】(実施例2−6)磁性粉末試料No.11
において、窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を60
0℃に変え、水道水に代えて蒸留水を用いて水洗を行っ
た(試料α−4)以外は、上記と同様にして、磁性粉末
試料N0.14を得た。
において、窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を60
0℃に変え、水道水に代えて蒸留水を用いて水洗を行っ
た(試料α−4)以外は、上記と同様にして、磁性粉末
試料N0.14を得た。
【0069】(実施例2−7)磁性粉末試料No.11
の窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を900℃に代
えた(試料α−5)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.15を得た。
の窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を900℃に代
えた(試料α−5)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.15を得た。
【0070】(実施例2−8)磁性粉末試料No.11
において、窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を90
0℃に変え、水道水に代えて蒸留水を用いて水洗を行っ
た(試料α−6)以外は、上記と同様にして、磁性粉末
試料N0.14を得た。
において、窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を90
0℃に変え、水道水に代えて蒸留水を用いて水洗を行っ
た(試料α−6)以外は、上記と同様にして、磁性粉末
試料N0.14を得た。
【0071】(比較例2−9)試料α−3(実施例2−
5のα−酸化鉄)を50gを採取し、温度480℃、水
素流量1リットル/minでマグネタイトまで還元し
た。次いで室温まで冷却した後、45℃に保温した水道
水で濾液のNa/Kイオン比が変化しなくなるまで水洗
し、乾燥後、温度480℃、水素流量1リットル/mi
nでさらに還元し、次に窒素ガス中に徐々に空気を流し
込み徐酸化皮膜を形成し、比較磁性粉末試料No.17
を得た。
5のα−酸化鉄)を50gを採取し、温度480℃、水
素流量1リットル/minでマグネタイトまで還元し
た。次いで室温まで冷却した後、45℃に保温した水道
水で濾液のNa/Kイオン比が変化しなくなるまで水洗
し、乾燥後、温度480℃、水素流量1リットル/mi
nでさらに還元し、次に窒素ガス中に徐々に空気を流し
込み徐酸化皮膜を形成し、比較磁性粉末試料No.17
を得た。
【0072】(比較例2−10、11)試料α−3(実
施例2−5におけるα−酸化鉄)50gを採取し、温度
480℃、水素流量1リットル/minで還元した。次
いで室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を流
し込み、徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、比較磁性粉
末試料試料No.19(比較例2−11)を得た。
施例2−5におけるα−酸化鉄)50gを採取し、温度
480℃、水素流量1リットル/minで還元した。次
いで室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を流
し込み、徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、比較磁性粉
末試料試料No.19(比較例2−11)を得た。
【0073】さらにこの比較磁性粉末No.19を45
℃に保温した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が
変化しなくなるまで水洗し、120℃で乾燥を行い、比
較磁性粉末試料N0.18を得た(比較例2−10)。
℃に保温した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が
変化しなくなるまで水洗し、120℃で乾燥を行い、比
較磁性粉末試料N0.18を得た(比較例2−10)。
【0074】上記磁性粉末試料No.9〜16、比較磁
性粉末試料No.17〜19を用いて、それぞれ記基準
に従って、金属磁性粉末の磁気特性の評価を行った。結
果を表3、表4に示す。
性粉末試料No.17〜19を用いて、それぞれ記基準
に従って、金属磁性粉末の磁気特性の評価を行った。結
果を表3、表4に示す。
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】 (実施例3−1)FeCl2 ・4H2 O 1000g
(5.0mol)を45℃に保温した10リットルのH
2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(CoCl2 )を
Co量がFeに対して10.0重量%となるように溶解
し攪拌混合した。この溶液に、NaOH 1000g
(25.0mol)を10リットルのH2 Oに溶解させ
た45℃の水溶液を徐々に添加しながら攪拌して懸濁液
とし、さらに60分間攪拌混合した。
(5.0mol)を45℃に保温した10リットルのH
2 Oに溶解させ、これに塩化コバルト(CoCl2 )を
Co量がFeに対して10.0重量%となるように溶解
し攪拌混合した。この溶液に、NaOH 1000g
(25.0mol)を10リットルのH2 Oに溶解させ
た45℃の水溶液を徐々に添加しながら攪拌して懸濁液
とし、さらに60分間攪拌混合した。
【0077】懸濁液の温度を45℃に保ちながら、10
リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間攪拌
を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水洗
し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄を
得た。
リットル/分の流量で空気を吹き込みながら6時間攪拌
を続けた。その後室温まで放冷、濾過し、残渣を水洗
し、60℃で24時間乾燥して針状のオキシ水酸化鉄を
得た。
【0078】得られたオキシ水酸化鉄100gを6リッ
トルのH2 O中に投入して攪拌混合し、これに塩化ネオ
ジウム(NdCl3 ・6H2 O)をNd量がFeに対し
て5.0重量%になるように溶解した1リットルの水溶
液を加えて攪拌混合し、さらにpHが8になるようにN
aOH水溶液を加え、攪拌混合した。次にケイ酸ナトリ
ウム(Na2 SiO3 )をSi量がFeに対して2.0
重量%、アルミン酸ナトリウム(Na3 AlO3 )をA
l量がFeに対して3.0重量%になるように溶解した
1リットルの水溶液を加え、さらにpHが8になるよう
にNaOH水溶液を添加した。これを十分攪拌した後、
濾別し、120℃にて乾燥した。
トルのH2 O中に投入して攪拌混合し、これに塩化ネオ
ジウム(NdCl3 ・6H2 O)をNd量がFeに対し
て5.0重量%になるように溶解した1リットルの水溶
液を加えて攪拌混合し、さらにpHが8になるようにN
aOH水溶液を加え、攪拌混合した。次にケイ酸ナトリ
ウム(Na2 SiO3 )をSi量がFeに対して2.0
重量%、アルミン酸ナトリウム(Na3 AlO3 )をA
l量がFeに対して3.0重量%になるように溶解した
1リットルの水溶液を加え、さらにpHが8になるよう
にNaOH水溶液を添加した。これを十分攪拌した後、
濾別し、120℃にて乾燥した。
【0079】さらに、この残渣を45℃に保温した水道
水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定になるまで水
洗を行った後、再度120℃にて乾燥した。この試料を
G−3とする。
水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定になるまで水
洗を行った後、再度120℃にて乾燥した。この試料を
G−3とする。
【0080】このようにして得られたオキシ水酸化鉄
(試料G−3)を窒素雰囲気中にて600℃で1時間熱
処理し、α−酸化鉄とした。
(試料G−3)を窒素雰囲気中にて600℃で1時間熱
処理し、α−酸化鉄とした。
【0081】次にこれを50g採取し、温度480℃、
水素流量1リットル/minで6時間かけて還元した。
次いで室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を
流し込み徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、金属磁性粉
末試料を得た。これを磁性粉末試料No.20とする。
水素流量1リットル/minで6時間かけて還元した。
次いで室温まで冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を
流し込み徐酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、金属磁性粉
末試料を得た。これを磁性粉末試料No.20とする。
【0082】(実施例3−2)磁性粉末試料No.20
の水洗において、水道水に代えて蒸留水を用い(試料G
−4)、その後は上記と同様に還元、酸化処理を行い、
磁性粉末試料N0.21を得た。
の水洗において、水道水に代えて蒸留水を用い(試料G
−4)、その後は上記と同様に還元、酸化処理を行い、
磁性粉末試料N0.21を得た。
【0083】(実施例3−3)実施例3−1において、
試料G−3を窒素雰囲気中で300℃で1時間熱処理
し、α−酸化鉄とした。このα−酸化鉄を45℃に保温
した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定にな
るまで水洗を行った後、120℃で再度乾燥した(試料
α−7)。
試料G−3を窒素雰囲気中で300℃で1時間熱処理
し、α−酸化鉄とした。このα−酸化鉄を45℃に保温
した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が一定にな
るまで水洗を行った後、120℃で再度乾燥した(試料
α−7)。
【0084】その後は磁性粉末試料No.20と同様に
還元、酸化処理を行い、磁性粉末試料No.22を得
た。
還元、酸化処理を行い、磁性粉末試料No.22を得
た。
【0085】(実施例3−4)磁性粉末試料No.22
の水洗において、水道水に代えて蒸留水を用いた(試料
α−8)以外は、上記と同様にして、磁性粉末試料N
0.23を得た。
の水洗において、水道水に代えて蒸留水を用いた(試料
α−8)以外は、上記と同様にして、磁性粉末試料N
0.23を得た。
【0086】(実施例3−5)磁性粉末試料No.22
の窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を600℃に代
えた(試料α−9)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.24を得た。
の窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を600℃に代
えた(試料α−9)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.24を得た。
【0087】(実施例3−6)磁性粉末試料No.22
において、窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を60
0℃に変え、水道水に代えて蒸留水を用いて水洗を行っ
た(試料α−10)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.25を得た。
において、窒素雰囲気中での熱処理温度300℃を60
0℃に変え、水道水に代えて蒸留水を用いて水洗を行っ
た(試料α−10)以外は、上記と同様にして、磁性粉
末試料N0.25を得た。
【0088】(比較例3−7)試料α−7(実施例3−
3のα−酸化鉄)を50gを採取し、温度480℃、水
素流量1リットル/minでマグネタイトまで還元し
た。次いで室温まで冷却した後、45℃に保温した水道
水で濾液のNa/Kイオン比が変化しなくなるまで水洗
し、乾燥後、温度480℃、水素流量1リットル/mi
nでさらに還元し、次に窒素ガス中に徐々に空気を流し
込み徐酸化皮膜を形成し、比較磁性粉末試料No.26
を得た。
3のα−酸化鉄)を50gを採取し、温度480℃、水
素流量1リットル/minでマグネタイトまで還元し
た。次いで室温まで冷却した後、45℃に保温した水道
水で濾液のNa/Kイオン比が変化しなくなるまで水洗
し、乾燥後、温度480℃、水素流量1リットル/mi
nでさらに還元し、次に窒素ガス中に徐々に空気を流し
込み徐酸化皮膜を形成し、比較磁性粉末試料No.26
を得た。
【0089】(比較例3−8、9)試料α−7(実施例
3−3のα−酸化鉄)50gを採取し、温度480℃、
水素流量1リットル/minで還元した。次いで室温ま
で冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を流し込み、徐
酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、比較磁性粉末試料試料
No.28(比較例3−9)を得た。
3−3のα−酸化鉄)50gを採取し、温度480℃、
水素流量1リットル/minで還元した。次いで室温ま
で冷却した後、窒素ガス中に徐々に空気を流し込み、徐
酸化皮膜を磁性粉表面に形成し、比較磁性粉末試料試料
No.28(比較例3−9)を得た。
【0090】さらにこの比較磁性粉末No.28を45
℃に保温した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が
変化しなくなるまで水洗し、120℃で乾燥を行い、比
較磁性粉末試料N0.27を得た(比較例3−8)。
℃に保温した水道水を用いて濾液のNa/Kイオン比が
変化しなくなるまで水洗し、120℃で乾燥を行い、比
較磁性粉末試料N0.27を得た(比較例3−8)。
【0091】上記磁性粉末試料No.20〜25、比較
磁性粉末試料No.26〜28を用いて、それぞれ上記
基準に従って、金属磁性粉末の電磁特性の評価を行っ
た。結果を表5、表6に示す。
磁性粉末試料No.26〜28を用いて、それぞれ上記
基準に従って、金属磁性粉末の電磁特性の評価を行っ
た。結果を表5、表6に示す。
【0092】
【表5】
【0093】
【表6】
【0094】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明では、Fe
を主成分とし、Feに対して6〜40wt%のCoを含
有する金属磁性粉末において、該金属磁性粉末1gから
水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度が400ppm
以下であり、かつナトリウム/カリウムイオン比(溶出
濃度比)100以下とするよう構成したので、凝集が少
なく、高温保存下においても保存以前の高い磁気特性を
維持できる金属磁性粉末を提供することができるという
効果を奏する。
を主成分とし、Feに対して6〜40wt%のCoを含
有する金属磁性粉末において、該金属磁性粉末1gから
水中へ溶出されるナトリウムイオン濃度が400ppm
以下であり、かつナトリウム/カリウムイオン比(溶出
濃度比)100以下とするよう構成したので、凝集が少
なく、高温保存下においても保存以前の高い磁気特性を
維持できる金属磁性粉末を提供することができるという
効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 豊 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 磯辺 亮介 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄(Fe)を主成分とし、Feに対して
6〜40wt%のコバルト(Co)を含有する金属磁性
粉末であって、該金属磁性粉末1gから水中へ溶出され
るナトリウムイオン濃度が400ppm以下であり、か
つナトリウム/カリウムイオン比(溶出濃度比)が10
0以下であることを特徴とする金属磁性粉末。 - 【請求項2】 前記金属磁性粉末は、Coを添加した第
一鉄塩溶液にアルカリ金属を含まない炭酸アルカリを加
えてFeCO3 を生成し、これを酸素含有気体と接触さ
せてオキシ水酸化鉄とした後、脱水し、次いで熱処理
後、還元して得られたものである、請求項1に記載の金
属磁性粉末。 - 【請求項3】 前記金属磁性粉末は、Coを添加した第
一鉄塩溶液に炭酸アルカリを加えてFeCO3 を生成
し、これを酸素含有気体と接触させてオキシ水酸化鉄と
した後、脱水し、次いで水洗−熱処理もしくは熱処理−
水洗のいずれかの処理後、還元して得られたものであ
る、請求項1に記載の金属磁性粉末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339653A JPH08186015A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 金属磁性粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339653A JPH08186015A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 金属磁性粉末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08186015A true JPH08186015A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18329540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6339653A Pending JPH08186015A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 金属磁性粉末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08186015A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000212610A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Tsurumi Soda Co Ltd | 合金粉及び鉄粉の製造方法 |
| JP2001237114A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Sony Corp | 金属磁性粉末及び磁気記録媒体 |
| US6548160B2 (en) | 1999-12-01 | 2003-04-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording media |
-
1994
- 1994-12-30 JP JP6339653A patent/JPH08186015A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000212610A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Tsurumi Soda Co Ltd | 合金粉及び鉄粉の製造方法 |
| US6548160B2 (en) | 1999-12-01 | 2003-04-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording media |
| JP2001237114A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Sony Corp | 金属磁性粉末及び磁気記録媒体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030812 |