JPH08186201A - ヒートシンク組み立て方法及びヒートシンク - Google Patents
ヒートシンク組み立て方法及びヒートシンクInfo
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- JPH08186201A JPH08186201A JP33749394A JP33749394A JPH08186201A JP H08186201 A JPH08186201 A JP H08186201A JP 33749394 A JP33749394 A JP 33749394A JP 33749394 A JP33749394 A JP 33749394A JP H08186201 A JPH08186201 A JP H08186201A
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- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 5
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、熱伝導性が向上したヒートシンク
組み立て方法及びヒートシクを提供することにある。 【構成】 ベース板とその上に複数のフィン板材を嵌合
して組み立てられるヒートシンクの組み立て方法におい
て、前記フィン板材及び前記ベース板の結合部分に互い
に所定の間隔をおいて配置された複数の突条部を形成
し、前記フィン板材及び前記ベース板の突条部の嵌合時
に、前記フィン板材とベース板の各突条部の酸化面が互
いに剥ぎ取られるように嵌合して、剥ぎ取られた後の新
生面同志が互いにカジリによる接合状態になるように組
み立てるものである。
組み立て方法及びヒートシクを提供することにある。 【構成】 ベース板とその上に複数のフィン板材を嵌合
して組み立てられるヒートシンクの組み立て方法におい
て、前記フィン板材及び前記ベース板の結合部分に互い
に所定の間隔をおいて配置された複数の突条部を形成
し、前記フィン板材及び前記ベース板の突条部の嵌合時
に、前記フィン板材とベース板の各突条部の酸化面が互
いに剥ぎ取られるように嵌合して、剥ぎ取られた後の新
生面同志が互いにカジリによる接合状態になるように組
み立てるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒートシンク組み立て方
法及びヒートシンクに関する。
法及びヒートシンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパワートランジスタ等の発熱素子
用の強制空冷式ヒートシンクは、押出し技術の制約上い
かに理論上冷却効率はフィンの総面積に影響されるとし
ながらも、ベース板上のフインの間隔とフィン自体の厚
みをその技術に制約されてしまうため、押出し技術のみ
に頼るヒートシンクは、軽量でかつ冷却効率のよい製品
を製造するのは困難であった。
用の強制空冷式ヒートシンクは、押出し技術の制約上い
かに理論上冷却効率はフィンの総面積に影響されるとし
ながらも、ベース板上のフインの間隔とフィン自体の厚
みをその技術に制約されてしまうため、押出し技術のみ
に頼るヒートシンクは、軽量でかつ冷却効率のよい製品
を製造するのは困難であった。
【0003】この欠点を補うため、押出し技術にロー付
技術を合体させることによりフィン間隔及びその総面積
を増加させることができたが、ロー付け技術は炉を使用
するため大規模な設備投資をしなければならなかった。
また、ロー付けは外観上接合されたかの様に見えても、
接合面はボイドが形成されていたりしており、その接合
は十分なものでなかった、これを補うため、押し出され
たベース材とフインのカシメによる接合などが試みられ
ているが、ベース及びフィンとなる押出し材は切削され
た材料と異なり図面通り精密な寸法をたもつことは困難
であるため生産制約を受けている。
技術を合体させることによりフィン間隔及びその総面積
を増加させることができたが、ロー付け技術は炉を使用
するため大規模な設備投資をしなければならなかった。
また、ロー付けは外観上接合されたかの様に見えても、
接合面はボイドが形成されていたりしており、その接合
は十分なものでなかった、これを補うため、押し出され
たベース材とフインのカシメによる接合などが試みられ
ているが、ベース及びフィンとなる押出し材は切削され
た材料と異なり図面通り精密な寸法をたもつことは困難
であるため生産制約を受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
欠点を解消したヒートシンク組み立て方法及びヒートシ
クを提供することにある。
欠点を解消したヒートシンク組み立て方法及びヒートシ
クを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヒートシン
クの組み立て方法は、ベース板とその上に複数のフィン
板材を嵌合して組み立てられるヒートシンクの組み立て
方法において、前記フィン板材及び前記ベース板の結合
部分に互いに所定の間隔をおいて配置された複数の突条
部を形成し、前記フィン板材及び前記ベース板の突条部
の嵌合時に、前記フィン板材とベース板の各突条部の酸
化面が互いに剥ぎ取られるように嵌合して、剥ぎ取られ
た後の新生面同志が互いにカジリによる接合状態になる
ように組み立てるものである。
クの組み立て方法は、ベース板とその上に複数のフィン
板材を嵌合して組み立てられるヒートシンクの組み立て
方法において、前記フィン板材及び前記ベース板の結合
部分に互いに所定の間隔をおいて配置された複数の突条
部を形成し、前記フィン板材及び前記ベース板の突条部
の嵌合時に、前記フィン板材とベース板の各突条部の酸
化面が互いに剥ぎ取られるように嵌合して、剥ぎ取られ
た後の新生面同志が互いにカジリによる接合状態になる
ように組み立てるものである。
【0006】また、本発明に係るヒートシンクは、ベー
ス板とその上に複数のフィン板材を嵌合して組み立てら
れるヒートシンクにおいて、前記フィン板材及び前記ベ
ース板の結合部分に互いに所定の間隔をおいて配置され
た複数の突条部を形成し、前記フィン板材及び前記ベー
ス板の各突条部断面形状を、嵌合時に、酸化面が互いに
剥ぎ取られて、剥ぎ取られた後の新生面同志が互いにカ
ジリによる接合状態になるような形状としたものであ
る。
ス板とその上に複数のフィン板材を嵌合して組み立てら
れるヒートシンクにおいて、前記フィン板材及び前記ベ
ース板の結合部分に互いに所定の間隔をおいて配置され
た複数の突条部を形成し、前記フィン板材及び前記ベー
ス板の各突条部断面形状を、嵌合時に、酸化面が互いに
剥ぎ取られて、剥ぎ取られた後の新生面同志が互いにカ
ジリによる接合状態になるような形状としたものであ
る。
【0007】また、本発明に係るヒートシンクは、前記
フィン板材の突条部は第1の位置決め部と第1のカシメ
部とからなり、前記ベース板の突条部は第2の位置決め
部と第2のカシメ部とからなり、前記フィン板材及び前
記ベース板の嵌合時に、第1の位置決め部と第2のカシ
メ部、及び第2の位置決め部と第1のカシメ部が、それ
ぞれ酸化面が互いに剥ぎ取られ、剥ぎ取られた後の新生
面同志が互いにカジリによる接合状態をなす接合部とな
るものである。
フィン板材の突条部は第1の位置決め部と第1のカシメ
部とからなり、前記ベース板の突条部は第2の位置決め
部と第2のカシメ部とからなり、前記フィン板材及び前
記ベース板の嵌合時に、第1の位置決め部と第2のカシ
メ部、及び第2の位置決め部と第1のカシメ部が、それ
ぞれ酸化面が互いに剥ぎ取られ、剥ぎ取られた後の新生
面同志が互いにカジリによる接合状態をなす接合部とな
るものである。
【0008】また、本発明に係るヒートシンクは、前記
フィン板材の突条部の第1のカシメ部は垂直方向に対し
て所定の角度を有し、前記ベース板の突条部の第2のカ
シメ部は垂直方向に対して前記第1のカシメ部に対応す
る角度を有するものである。
フィン板材の突条部の第1のカシメ部は垂直方向に対し
て所定の角度を有し、前記ベース板の突条部の第2のカ
シメ部は垂直方向に対して前記第1のカシメ部に対応す
る角度を有するものである。
【0009】また、本発明に係るヒートシンクは、前記
フィン板材の突条部の第1の位置決め部と前記ベース板
の突条部の第2の位置決め部は共に、垂直方向にくさび
形状とされているものである。
フィン板材の突条部の第1の位置決め部と前記ベース板
の突条部の第2の位置決め部は共に、垂直方向にくさび
形状とされているものである。
【0010】
【作用】前記フィン板材及び前記ベース板の結合部分に
互いに所定の間隔をおいて配置された複数の突条部を形
成し、前記フィン板材及び前記ベース板の嵌合時に、前
記フィン板材とベース板の各突条部の酸化面が互いに剥
ぎ取られ、剥ぎ取られた後の新生面同志が互いにカジリ
による接合状態になるようにしているので、双方の密着
性が増加し熱伝導性が向上する。
互いに所定の間隔をおいて配置された複数の突条部を形
成し、前記フィン板材及び前記ベース板の嵌合時に、前
記フィン板材とベース板の各突条部の酸化面が互いに剥
ぎ取られ、剥ぎ取られた後の新生面同志が互いにカジリ
による接合状態になるようにしているので、双方の密着
性が増加し熱伝導性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明が適用されるヒートシンク
の一実施例の斜視図、図2はフィン板材とベース板の結
合状態を示す部分図、図3はフィン板材の正面図、図4
はフィン板材及びベース板の嵌合部の拡大図、図5はフ
ィン板材及びベース板の嵌合部の詳細図である。図にお
いて、1は発熱素子(図示しない)を取り付ける面11
を有するベース板、2はベース板1の発熱素子取付面1
1と対向する面12に取り付けられ、発熱素子の熱を風
などの接触により冷却させる面を持つフィン板材であ
る。ベース板1及びフィン板材2は、熱伝導の高い材料
例えばアルミ材による切削材で構成されている。フィン
板材2は、図3に示すように、一端にベース板1に取り
付けるための突条部2aを有すると共に側板2b1及び
2b2が3つの小室になるように仕切られた放熱フィン
を構成し、ヒートシンクの所定の放熱特性を得るため
に、ベース板1に複数個連結して取り付けられる。
て説明する。図1は、本発明が適用されるヒートシンク
の一実施例の斜視図、図2はフィン板材とベース板の結
合状態を示す部分図、図3はフィン板材の正面図、図4
はフィン板材及びベース板の嵌合部の拡大図、図5はフ
ィン板材及びベース板の嵌合部の詳細図である。図にお
いて、1は発熱素子(図示しない)を取り付ける面11
を有するベース板、2はベース板1の発熱素子取付面1
1と対向する面12に取り付けられ、発熱素子の熱を風
などの接触により冷却させる面を持つフィン板材であ
る。ベース板1及びフィン板材2は、熱伝導の高い材料
例えばアルミ材による切削材で構成されている。フィン
板材2は、図3に示すように、一端にベース板1に取り
付けるための突条部2aを有すると共に側板2b1及び
2b2が3つの小室になるように仕切られた放熱フィン
を構成し、ヒートシンクの所定の放熱特性を得るため
に、ベース板1に複数個連結して取り付けられる。
【0012】各フィン板材2の端部の突条部2aは、所
定の幅w1(例えば1.6mm)を有する位置決め部2
a1とカシメ部2a2で構成され、位置決め部2a1は
垂直方向に先細(例えば先端幅w2=1.2mm)のく
さび形状を有し、カシメ部2a2は垂直方向に対してわ
ずかな角度θだけ傾けられて形成されている。各突条部
2a間の間隔dは幅w1と同一かまたはわずかに大きめ
になっている。
定の幅w1(例えば1.6mm)を有する位置決め部2
a1とカシメ部2a2で構成され、位置決め部2a1は
垂直方向に先細(例えば先端幅w2=1.2mm)のく
さび形状を有し、カシメ部2a2は垂直方向に対してわ
ずかな角度θだけ傾けられて形成されている。各突条部
2a間の間隔dは幅w1と同一かまたはわずかに大きめ
になっている。
【0013】一方、ベース板1の取付面1bには、フィ
ン板材2の突条部2aに対応する突条部1aが形成され
ている。この突条部1aは、所定の幅w1(例えば1.
6mm)を有する位置決め部1a1とカシメ部1a2で
構成され、位置決め部2a1は垂直方向に先細(例えば
先端幅w2=1.2mm)のくさび形状を有し、カシメ
部2a2は、カシメ部2a2に対応して垂直方向に対し
てわずかな角度θだけ傾けられて形成されている。各突
条部1a間の間隔dは幅w1と同一かまたはわずかに大
きめになっている。
ン板材2の突条部2aに対応する突条部1aが形成され
ている。この突条部1aは、所定の幅w1(例えば1.
6mm)を有する位置決め部1a1とカシメ部1a2で
構成され、位置決め部2a1は垂直方向に先細(例えば
先端幅w2=1.2mm)のくさび形状を有し、カシメ
部2a2は、カシメ部2a2に対応して垂直方向に対し
てわずかな角度θだけ傾けられて形成されている。各突
条部1a間の間隔dは幅w1と同一かまたはわずかに大
きめになっている。
【0014】ベース板1の位置決め部1a1及びフィン
板材2の位置決め部2a1は、フィン板材2上方、また
はベース1面からの力を確実にフィン板材とベース板の
締結に変換するため、フィン板材2をベース板1に嵌合
する際の直角度を保つ役割を行なう。
板材2の位置決め部2a1は、フィン板材2上方、また
はベース1面からの力を確実にフィン板材とベース板の
締結に変換するため、フィン板材2をベース板1に嵌合
する際の直角度を保つ役割を行なう。
【0015】各突条部1a及び2a間の間隔dは、上記
のように寸法交差上各突条部1a及び2aの幅w1と同
じまたはやや大きめに作られており、かつ位置決め部1
a1及び2a1はくさび形状であるため、フィン板材2
をベース板1に嵌合する際、フィン板材1上方から大き
な押圧力を加えることにより、フィン板材2の突条部2
aとベース板1の突条部1aとの接触面は摩擦力のた
め、すなわち、位置決め部1a1及び2a1の先端がそ
れぞれ垂直方向にたいして所定の角度を有するカシメ部
2a2及び1a2の側面に当たる摩擦力のため、互いに
その酸化面をはぎ取り新生面を形成し、位置決め部1a
1とカシメ部2a2、及び位置決め部2a1とカシメ部
1a2は互いにカジリによる接合状態を形成する。この
とき、双方の接合部分はくさび形状であるため、垂直方
向の圧力でその接触面水平方向に応力を生じ締結をより
確実なものにできる。
のように寸法交差上各突条部1a及び2aの幅w1と同
じまたはやや大きめに作られており、かつ位置決め部1
a1及び2a1はくさび形状であるため、フィン板材2
をベース板1に嵌合する際、フィン板材1上方から大き
な押圧力を加えることにより、フィン板材2の突条部2
aとベース板1の突条部1aとの接触面は摩擦力のた
め、すなわち、位置決め部1a1及び2a1の先端がそ
れぞれ垂直方向にたいして所定の角度を有するカシメ部
2a2及び1a2の側面に当たる摩擦力のため、互いに
その酸化面をはぎ取り新生面を形成し、位置決め部1a
1とカシメ部2a2、及び位置決め部2a1とカシメ部
1a2は互いにカジリによる接合状態を形成する。この
とき、双方の接合部分はくさび形状であるため、垂直方
向の圧力でその接触面水平方向に応力を生じ締結をより
確実なものにできる。
【0016】また、フィン板材2の位置決め部1a1の
くさび部分は、挿入の際、ベース板1のカシメ部2a2
の角度θにより、この部分において垂直方向に対し強制
的に曲げられるので、ベース板1とフィン板材2の締結
をより確実なものにする。発熱素子から発生した熱は、
このフィン板材2とベース板1の接合面を介してフィン
板材2に送られ、フィン板材2は、ヒートシンクに取り
つけられたファン(図示しない)の風によりベース板1
から伝わる熱を奪いさる働きを行なう。
くさび部分は、挿入の際、ベース板1のカシメ部2a2
の角度θにより、この部分において垂直方向に対し強制
的に曲げられるので、ベース板1とフィン板材2の締結
をより確実なものにする。発熱素子から発生した熱は、
このフィン板材2とベース板1の接合面を介してフィン
板材2に送られ、フィン板材2は、ヒートシンクに取り
つけられたファン(図示しない)の風によりベース板1
から伝わる熱を奪いさる働きを行なう。
【0017】なお、フィン板材2とベース板1のカジリ
による接合が上記に説明した通りであれば問題はない
が、フィン板材2とベース板1が押出し材の場合、切削
材と異なり押出し時における歪みなどがあるので、フィ
ン板材2とベース板1のカジリ部分が安定して構成され
ないことがある。この場合は、フィン板材2及びベース
板1の接合部分先端の強制的に曲げられる部分(すなわ
ち位置決め部1a1及び2a1)が元に戻ろうとするス
プリングバック力を発生して、フィン板材固定部分と違
った応力を起こすので、これがフィン板材2のベース板
1への固定力(フィン板材2とベース板1の接合力=熱
伝導性)となる。つまり、この部分は、生産品の寸法の
バラツキによるヒートシンク性能のばらつきをカバーす
る役割をなす。また、酸化面が厚くて十分なカジリの状
態に移行できない場合においても、加えられる圧力によ
り生じる接合面の応力が熱伝導を向上させることができ
る。
による接合が上記に説明した通りであれば問題はない
が、フィン板材2とベース板1が押出し材の場合、切削
材と異なり押出し時における歪みなどがあるので、フィ
ン板材2とベース板1のカジリ部分が安定して構成され
ないことがある。この場合は、フィン板材2及びベース
板1の接合部分先端の強制的に曲げられる部分(すなわ
ち位置決め部1a1及び2a1)が元に戻ろうとするス
プリングバック力を発生して、フィン板材固定部分と違
った応力を起こすので、これがフィン板材2のベース板
1への固定力(フィン板材2とベース板1の接合力=熱
伝導性)となる。つまり、この部分は、生産品の寸法の
バラツキによるヒートシンク性能のばらつきをカバーす
る役割をなす。また、酸化面が厚くて十分なカジリの状
態に移行できない場合においても、加えられる圧力によ
り生じる接合面の応力が熱伝導を向上させることができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によるヒートシンクの組み立て方
法によれば、ロー付け用の設備や、カシメを行う高価な
専用機械を必要とせず、汎用油圧プレス等と簡単な治具
とを併用することで、容易に製造できる。
法によれば、ロー付け用の設備や、カシメを行う高価な
専用機械を必要とせず、汎用油圧プレス等と簡単な治具
とを併用することで、容易に製造できる。
【0019】また、本発明によるヒートシンクによれ
ば、ベース板とフィン板材部分の接合面を嵌合の際に互
いに強く擦り合わせ、その酸化面を剥取ることにより互
いの新生面がカジリによる接合状態にし、その熱伝導性
を高めることができる。
ば、ベース板とフィン板材部分の接合面を嵌合の際に互
いに強く擦り合わせ、その酸化面を剥取ることにより互
いの新生面がカジリによる接合状態にし、その熱伝導性
を高めることができる。
【0020】また、押出し技術及び熱処理工程をも考慮
し、酸化面が厚くて十分に新生面を構成できない場合、
また押出し精度が多少変化した場合などの多様な状況変
化においても、フィン板材とベース板の締結をより確実
なものとすることはできる。
し、酸化面が厚くて十分に新生面を構成できない場合、
また押出し精度が多少変化した場合などの多様な状況変
化においても、フィン板材とベース板の締結をより確実
なものとすることはできる。
【図1】本発明が適用されるヒートシンクの一実施例の
斜視図。
斜視図。
【図2】フィン板材とベース板の結合状態を示す部分
図。
図。
【図3】フィン板材の正面図。
【図4】フィン板材及びベース板の突条部の拡大図。
【図5】(A)はフィン板材の突条部の詳細図、(B)
はベース板の突条部の詳細図。
はベース板の突条部の詳細図。
1 ベース板 1a 突条部 1a1 位置決め部 1a2 カシメ部 2 フィン板材 2a 突条部 2a1 位置決め部 2a2 カシメ部
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明が適用されるヒートシンク
の一実施例の斜視図、図2はフィン板材とベース板の結
合状態を示す部分図、図3はフィン板材の正面図、図4
はフィン板材及びベース板の嵌合部の拡大図、図5はフ
ィン板材及びベース板の嵌合部の詳細図である。図にお
いて、1は発熱素子(図示しない)を取り付ける面11
を有するベース板、2はベース板1の発熱素子取付面1
1と対向する面12に取り付けられ、発熱素子の熱を風
などの接触により冷却させる面を持つフィン板材であ
る。ベース板1及びフィン板材2は、熱伝導の高い材料
例えばアルミ材で構成されている。フィン板材2は、図
3に示すように、一端にベース板1に取り付けるための
突条部2aを有すると共に側板2b1及び2b2が3つ
の小室になるように仕切られた放熱フィンを構成し、ヒ
ートシンクの所定の放熱特性を得るために、ベース板1
に複数個連結して取り付けられる。 ─────────────────────────────────────────────────────
て説明する。図1は、本発明が適用されるヒートシンク
の一実施例の斜視図、図2はフィン板材とベース板の結
合状態を示す部分図、図3はフィン板材の正面図、図4
はフィン板材及びベース板の嵌合部の拡大図、図5はフ
ィン板材及びベース板の嵌合部の詳細図である。図にお
いて、1は発熱素子(図示しない)を取り付ける面11
を有するベース板、2はベース板1の発熱素子取付面1
1と対向する面12に取り付けられ、発熱素子の熱を風
などの接触により冷却させる面を持つフィン板材であ
る。ベース板1及びフィン板材2は、熱伝導の高い材料
例えばアルミ材で構成されている。フィン板材2は、図
3に示すように、一端にベース板1に取り付けるための
突条部2aを有すると共に側板2b1及び2b2が3つ
の小室になるように仕切られた放熱フィンを構成し、ヒ
ートシンクの所定の放熱特性を得るために、ベース板1
に複数個連結して取り付けられる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (5)
- 【請求項1】 ベース板とその上に複数のフィン板材を
嵌合して組み立てられるヒートシンクの組み立て方法に
おいて、前記フィン板材及び前記ベース板の結合部分に
互いに所定の間隔をおいて配置された複数の突条部を形
成し、前記フィン板材及び前記ベース板の突条部の嵌合
時に、前記フィン板材とベース板の各突条部の酸化面が
互いに剥ぎ取られるように嵌合して、剥ぎ取られた後の
新生面同志が互いにカジリによる接合状態になるように
組み立てることを特徴とするヒートシンクの組み立て方
法。 - 【請求項2】 ベース板とその上に複数のフィン板材を
嵌合して組み立てられるヒートシンクにおいて、前記フ
ィン板材及び前記ベース板の結合部分に互いに所定の間
隔をおいて配置された複数の突条部を形成し、前記フィ
ン板材及び前記ベース板の各突条部の断面形状は、嵌合
時に、酸化面が互いに剥ぎ取られて、剥ぎ取られた後の
新生面同志が互いにカジリによる接合状態になる形状と
されていることを特徴とするヒートシンク。 - 【請求項3】 請求項2記載のヒートシンクにおいて、
前記フィン板材の突条部は第1の位置決め部と第1のカ
シメ部とからなり、前記ベース板の突条部は第2の位置
決め部と第2のカシメ部とからなり、前記フィン板材及
び前記ベース板の嵌合時に、第1の位置決め部と第2の
カシメ部、及び第2の位置決め部と第1のカシメ部が、
それぞれ酸化面が互いに剥ぎ取られ、剥ぎ取られた後の
新生面同志が互いにカジリによる接合状態をなす接合部
となるヒートシンク。 - 【請求項4】 請求項3記載のヒートシンクにおいて、
前記フィン板材の突条部の第1のカシメ部は垂直方向に
対して所定の角度を有し、前記ベース板の突条部の第2
のカシメ部は垂直方向に対して前記第1のカシメ部に対
応する角度を有するヒートシンク。 - 【請求項5】 請求項4記載のヒートシンクにおいて、
前記フィン板材の突条部の第1の位置決め部と前記ベー
ス板の突条部の第2の位置決め部は共に、垂直方向にく
さび形状とされているヒートシンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33749394A JP2733748B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ヒートシンク組み立て方法及びヒートシンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33749394A JP2733748B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ヒートシンク組み立て方法及びヒートシンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08186201A true JPH08186201A (ja) | 1996-07-16 |
| JP2733748B2 JP2733748B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=18309174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33749394A Expired - Fee Related JP2733748B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ヒートシンク組み立て方法及びヒートシンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733748B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6520248B2 (en) * | 2000-05-18 | 2003-02-18 | Aavid Thermalloy Llc | Heat sink having bonded cooling fins |
| JP2011187470A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Nec Personal Products Co Ltd | ヒートシンクおよび電子機器 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3164749B2 (ja) | 1995-04-20 | 2001-05-08 | 厚 寺田 | ヒートシンク組み立て方法及びヒートシンク |
| JP2917105B2 (ja) | 1995-04-19 | 1999-07-12 | 厚 寺田 | 押し出し材同志の結合方法及び結合構造 |
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-
1994
- 1994-12-28 JP JP33749394A patent/JP2733748B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6520248B2 (en) * | 2000-05-18 | 2003-02-18 | Aavid Thermalloy Llc | Heat sink having bonded cooling fins |
| JP2011187470A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Nec Personal Products Co Ltd | ヒートシンクおよび電子機器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2733748B2 (ja) | 1998-03-30 |
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