JPH08187576A - 交直両用アーク加工装置 - Google Patents
交直両用アーク加工装置Info
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- JPH08187576A JPH08187576A JP33865594A JP33865594A JPH08187576A JP H08187576 A JPH08187576 A JP H08187576A JP 33865594 A JP33865594 A JP 33865594A JP 33865594 A JP33865594 A JP 33865594A JP H08187576 A JPH08187576 A JP H08187576A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】交直両用のアーク加工用電源装置の改良に関す
るものである。 【構成】直流電源の出力を正および逆の極性にきりかえ
てアーク加工負荷に供給する主スイッチング回路と、あ
らかじめリアクトルに流しておいた電流を遮断すること
によってパルス状の高電圧を発生させてアーク起動時に
アーク加工負荷に供給するための直流高電圧発生回路
と、直流電源と負荷出力端子との間に直列にされて直流
高電圧発生回路と同極性のダイオードと、直流高電圧発
生回路の出力極性と逆の極性の出力を通過させる副スイ
ッチング回路と、アーク起動に際して直流高電圧発生回
路の出力と主スイッチング回路の出力とをアーク加工負
荷に供給し、アーク起動後は副スイッチング回路を導通
させ、かつ所定の順序で主スイッチング回路をON-OFF制
御する制御回路とを備えた交直両用アーク加工装置。
るものである。 【構成】直流電源の出力を正および逆の極性にきりかえ
てアーク加工負荷に供給する主スイッチング回路と、あ
らかじめリアクトルに流しておいた電流を遮断すること
によってパルス状の高電圧を発生させてアーク起動時に
アーク加工負荷に供給するための直流高電圧発生回路
と、直流電源と負荷出力端子との間に直列にされて直流
高電圧発生回路と同極性のダイオードと、直流高電圧発
生回路の出力極性と逆の極性の出力を通過させる副スイ
ッチング回路と、アーク起動に際して直流高電圧発生回
路の出力と主スイッチング回路の出力とをアーク加工負
荷に供給し、アーク起動後は副スイッチング回路を導通
させ、かつ所定の順序で主スイッチング回路をON-OFF制
御する制御回路とを備えた交直両用アーク加工装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交直両用のアーク溶
接、切断またはアーク加熱等に使われるアーク加工用電
源において、アーク起動のための回路の改良に関するも
のである。
接、切断またはアーク加熱等に使われるアーク加工用電
源において、アーク起動のための回路の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1は、アーク溶接の従来装置例であ
る。図1において、1ないし3は1次入力線、4は溶接
電源、5は電極側ケーブル、6は電極、7は被溶接物、
8は被溶接物側ケーブル、TS1は起動スイッチであ
る。溶接電源4において、11は第1の直流電源装置、
15は第2の直流電源装置すなわち直流高電圧発生回
路、16はダイオードであり第2の直流電源装置が発生
する直流高電圧に耐えかつ溶接電流を流す容量のものが
必要である。18はアーク発生検出手段であり通常アー
ク電流が流れているかいないかを検出する。19はスイ
ッチ手段であり起動スイッチTS1からの起動信号を受
けて、図示を省略されたガス供給回路に指令を出し、電
極の周囲にシールドガスの供給を開始させ、シールドガ
スが電極周囲に達する頃を見計らって第1の直流電源装
置11および第2の直流電源装置15を動作させる。第
2の直流電源装置15が発生する直流高電圧はダイオー
ド16に阻止されて第1の直流電源装置11にはかから
ず、電極6と被溶接物7間にかかり、この間の絶縁を破
って火花放電を発生させる。この火花放電に第1の直流
電源装置から電力が供給され火花放電は溶接アークに成
長する。
る。図1において、1ないし3は1次入力線、4は溶接
電源、5は電極側ケーブル、6は電極、7は被溶接物、
8は被溶接物側ケーブル、TS1は起動スイッチであ
る。溶接電源4において、11は第1の直流電源装置、
15は第2の直流電源装置すなわち直流高電圧発生回
路、16はダイオードであり第2の直流電源装置が発生
する直流高電圧に耐えかつ溶接電流を流す容量のものが
必要である。18はアーク発生検出手段であり通常アー
ク電流が流れているかいないかを検出する。19はスイ
ッチ手段であり起動スイッチTS1からの起動信号を受
けて、図示を省略されたガス供給回路に指令を出し、電
極の周囲にシールドガスの供給を開始させ、シールドガ
スが電極周囲に達する頃を見計らって第1の直流電源装
置11および第2の直流電源装置15を動作させる。第
2の直流電源装置15が発生する直流高電圧はダイオー
ド16に阻止されて第1の直流電源装置11にはかから
ず、電極6と被溶接物7間にかかり、この間の絶縁を破
って火花放電を発生させる。この火花放電に第1の直流
電源装置から電力が供給され火花放電は溶接アークに成
長する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1の場合、第1の直
流電源装置11は直流を出力するものであるから、ダイ
オード16で第2の直流電源装置の直流高電圧が第1の
直流電源装置11に印加しないように阻止してかつ溶接
電流を流すことができる。しかし、交流アーク溶接を行
う場合、第1の直流電源装置11に換えて交流電源装置
に単に置き換えても、ダイオード16のために交流溶接
電流を流せない問題がある。
流電源装置11は直流を出力するものであるから、ダイ
オード16で第2の直流電源装置の直流高電圧が第1の
直流電源装置11に印加しないように阻止してかつ溶接
電流を流すことができる。しかし、交流アーク溶接を行
う場合、第1の直流電源装置11に換えて交流電源装置
に単に置き換えても、ダイオード16のために交流溶接
電流を流せない問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流電源の出
力を正および逆の極性にきりかえてアーク加工負荷に供
給する主スイッチング回路と、あらかじめリアクトルに
流しておいた電流を遮断することによってパルス状の高
電圧を発生させてアーク起動時にアーク加工負荷に供給
するための直流高電圧発生回路と、直流電源と負荷出力
端子との間に直列にされた直流高電圧発生回路の出力と
同極性のダイオードと、直流高電圧発生回路の出力極性
と逆の極性の出力を通過させる副スイッチング回路と、
アーク起動に際して直流高電圧発生回路の出力と主スイ
ッチング回路の出力とをアーク加工負荷に供給し、アー
ク起動後は副スイッチング回路を導通させ、かつ所定の
順序で主スイッチング回路をON-OFF制御する制御回路と
を備えた構造とすることによって上記従来装置の問題点
を解決したものである。
力を正および逆の極性にきりかえてアーク加工負荷に供
給する主スイッチング回路と、あらかじめリアクトルに
流しておいた電流を遮断することによってパルス状の高
電圧を発生させてアーク起動時にアーク加工負荷に供給
するための直流高電圧発生回路と、直流電源と負荷出力
端子との間に直列にされた直流高電圧発生回路の出力と
同極性のダイオードと、直流高電圧発生回路の出力極性
と逆の極性の出力を通過させる副スイッチング回路と、
アーク起動に際して直流高電圧発生回路の出力と主スイ
ッチング回路の出力とをアーク加工負荷に供給し、アー
ク起動後は副スイッチング回路を導通させ、かつ所定の
順序で主スイッチング回路をON-OFF制御する制御回路と
を備えた構造とすることによって上記従来装置の問題点
を解決したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例によって説明す
る。図2は、本発明を交直両用のアーク溶接に適用した
ときの実施例を示す接続図であり、請求項1、2および
10の発明の実施例に相当する。図2において、1ない
し3は1次入力線、5は電極側ケーブル、6は電極、7
は被溶接物、8は被溶接物側ケーブル、TS1は起動ス
イッチ、RV1は出力電流調整器である。溶接電源10
において、DR1は1次整流器、C1は平滑コンデン
サ、TR1はインバータ回路、T1はインバータトラン
ス、L1は直流リアクトルであり、TR2aないしTR
2dは主スイッチング回路を構成するトランジスタ、C
T1は電流検出器、CL2は制御回路、Tm1は電極側
出力端子、Tm2は被溶接物側出力端子である。
る。図2は、本発明を交直両用のアーク溶接に適用した
ときの実施例を示す接続図であり、請求項1、2および
10の発明の実施例に相当する。図2において、1ない
し3は1次入力線、5は電極側ケーブル、6は電極、7
は被溶接物、8は被溶接物側ケーブル、TS1は起動ス
イッチ、RV1は出力電流調整器である。溶接電源10
において、DR1は1次整流器、C1は平滑コンデン
サ、TR1はインバータ回路、T1はインバータトラン
ス、L1は直流リアクトルであり、TR2aないしTR
2dは主スイッチング回路を構成するトランジスタ、C
T1は電流検出器、CL2は制御回路、Tm1は電極側
出力端子、Tm2は被溶接物側出力端子である。
【0006】また、図2において、DR3はダイオー
ド、S1は副スイッチング回路を構成する電磁接触器、
L2はリアクトルであり1次巻線L2pと2次巻線L2
sとからなる。R1は電流制限用抵抗器、TR3は自己
消孤形のスイッチング素子であり、トランジスタの他に
適当な消孤回路を設けたサイリスタや真空スイッチのよ
うな機械式スイッチでもよい。ここで、リアクトルL2
p、L2s、抵抗器R1およびスイッチング素子TR3
は直流高電圧発生回路を構成している。また、リアクト
ルL2pとL2sとは図中に・印で示したようにスイッ
チング素子TR3が遮断したときにリアクトルL2pに
流れていた電流が急変するのを妨げるように発生するサ
ージ電圧が電極6側が負になるようにそれぞれの巻方向
を定めてある。なお、通常はトランジスタTR2aない
しトランジスタTR2dには逆電圧から保護するために
それぞれ逆並列にダイオードが接続されるが、図が煩雑
になることをさけるために、それらのダイオードは図示
を省略している。
ド、S1は副スイッチング回路を構成する電磁接触器、
L2はリアクトルであり1次巻線L2pと2次巻線L2
sとからなる。R1は電流制限用抵抗器、TR3は自己
消孤形のスイッチング素子であり、トランジスタの他に
適当な消孤回路を設けたサイリスタや真空スイッチのよ
うな機械式スイッチでもよい。ここで、リアクトルL2
p、L2s、抵抗器R1およびスイッチング素子TR3
は直流高電圧発生回路を構成している。また、リアクト
ルL2pとL2sとは図中に・印で示したようにスイッ
チング素子TR3が遮断したときにリアクトルL2pに
流れていた電流が急変するのを妨げるように発生するサ
ージ電圧が電極6側が負になるようにそれぞれの巻方向
を定めてある。なお、通常はトランジスタTR2aない
しトランジスタTR2dには逆電圧から保護するために
それぞれ逆並列にダイオードが接続されるが、図が煩雑
になることをさけるために、それらのダイオードは図示
を省略している。
【0007】図2において、1次入力線1ないし3から
3相の商用周波交流が供給され、1次整流器DR1はこ
れを整流して直流とし、平滑コンデンサC1により平滑
される。インバータ回路TR1は平滑コンデンサC1に
よって平滑された出力を商用周波数より高い周波数の交
番電圧に変換してインバータトランスT1の1次巻線に
供給する。インバータトランスT1は2次巻線に溶接に
適した電圧が得られるようにその巻数比が選ばれる。2
次整流回路DR2はインバータトランスT1の出力電圧
を整流して再び直流とする。主スイッチング回路を構成
するトランジスタTR2aないしトランジスタTR2d
はブリッジ回路を構成しており、その直流端子側はリア
クトルL1を介して2次整流回路DR2の出力端子に接
続され、交流端子側はリアクトルL2の2次巻線L2s
とダイオードDR3とを介して出力端子Tm1とTm2
とに接続される。トランジスタTR2aとTR2d、ト
ランジスタTR2bとTR2cとはそれぞれ1組となっ
て1組内のトランジスタは同時にかつそれぞれの組が交
互にいずれか一方がONで他方がOFFとなって溶接出
力の極性を切り替える。いまトランジスタTR2aとT
R2dとがONでトランジスタTR2bとTR2cとが
OFFとすると、溶接電流は、2次整流回路DR2の正
出力端子、リアクトルL1、トランジスタTR2a、被
溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケーブル8、被溶
接物7、電極6、電極側ケーブル5、電極側出力端子T
m1、ダイオードDR3、リアクトルL2の2次巻線L
2s(または電磁接触器S1)、トランジスタTR2
d、出力電流検出器CT1、2次整流回路DR2の負出
力端子の経路を流れ、被溶接物7と電極6の間に正極性
のアークを発生させる。出力電流検出器CT1はアーク
電流を検出して、検出信号を制御回路CL2に送る。制
御回路CL2は出力調整器RV1からの出力電流指令信
号と出力電流検出器CT1の検出信号とを比較し、その
差が減ずるような指令信号をインバータ回路TR1に送
る。この結果、出力電流は出力調整器RV1の設定値に
保たれる。
3相の商用周波交流が供給され、1次整流器DR1はこ
れを整流して直流とし、平滑コンデンサC1により平滑
される。インバータ回路TR1は平滑コンデンサC1に
よって平滑された出力を商用周波数より高い周波数の交
番電圧に変換してインバータトランスT1の1次巻線に
供給する。インバータトランスT1は2次巻線に溶接に
適した電圧が得られるようにその巻数比が選ばれる。2
次整流回路DR2はインバータトランスT1の出力電圧
を整流して再び直流とする。主スイッチング回路を構成
するトランジスタTR2aないしトランジスタTR2d
はブリッジ回路を構成しており、その直流端子側はリア
クトルL1を介して2次整流回路DR2の出力端子に接
続され、交流端子側はリアクトルL2の2次巻線L2s
とダイオードDR3とを介して出力端子Tm1とTm2
とに接続される。トランジスタTR2aとTR2d、ト
ランジスタTR2bとTR2cとはそれぞれ1組となっ
て1組内のトランジスタは同時にかつそれぞれの組が交
互にいずれか一方がONで他方がOFFとなって溶接出
力の極性を切り替える。いまトランジスタTR2aとT
R2dとがONでトランジスタTR2bとTR2cとが
OFFとすると、溶接電流は、2次整流回路DR2の正
出力端子、リアクトルL1、トランジスタTR2a、被
溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケーブル8、被溶
接物7、電極6、電極側ケーブル5、電極側出力端子T
m1、ダイオードDR3、リアクトルL2の2次巻線L
2s(または電磁接触器S1)、トランジスタTR2
d、出力電流検出器CT1、2次整流回路DR2の負出
力端子の経路を流れ、被溶接物7と電極6の間に正極性
のアークを発生させる。出力電流検出器CT1はアーク
電流を検出して、検出信号を制御回路CL2に送る。制
御回路CL2は出力調整器RV1からの出力電流指令信
号と出力電流検出器CT1の検出信号とを比較し、その
差が減ずるような指令信号をインバータ回路TR1に送
る。この結果、出力電流は出力調整器RV1の設定値に
保たれる。
【0008】つぎに、トランジスタTR2a、TR2d
がOFFにトランジスタTR2b、TR2cがONにな
ると、溶接電流は2次整流回路DR2の正出力端子、リ
アクトルL1、トランジスタTR2c、リアクトルL2
s(または電磁接触器S1)、電極側出力端子Tm1、
電極側ケーブル5、電極6、被溶接物7、被溶接物側ケ
ーブル8、被溶接物側出力端子Tm2、トランジスタT
R2b、出力電流検出器CT1、2次整流回路DR2の
負出力端子の経路を流れ、電極6と被溶接物7の間に逆
極性のアークを発生させる。これらの状態を交互に繰り
返すことよって電極6と被溶接物7間に交流アークが得
られる。
がOFFにトランジスタTR2b、TR2cがONにな
ると、溶接電流は2次整流回路DR2の正出力端子、リ
アクトルL1、トランジスタTR2c、リアクトルL2
s(または電磁接触器S1)、電極側出力端子Tm1、
電極側ケーブル5、電極6、被溶接物7、被溶接物側ケ
ーブル8、被溶接物側出力端子Tm2、トランジスタT
R2b、出力電流検出器CT1、2次整流回路DR2の
負出力端子の経路を流れ、電極6と被溶接物7の間に逆
極性のアークを発生させる。これらの状態を交互に繰り
返すことよって電極6と被溶接物7間に交流アークが得
られる。
【0009】つぎにアーク起動時の動作について説明す
る。図2において、起動スイッチTS1が押されると制
御回路CL2は、図示を省略したガス供給回路に指令を
出し、電極の周囲にシールドガスの供給を開始させる。
シールドガスが電極周囲に達する頃を見計らって制御回
路CL2は、インバータ回路TR1に動作の開始を、ト
ランジスタTR2a、TR2dおよびスイッチング素子
TR3にONを、電磁接触器S1にOFFを指令する。
これによりリアクトルL2pには2次整流回路DR2か
ら電流が流れ始めて抵抗器R1によって制限される値ま
で次第に増加してゆく。リアクトルL2pに流れる電流
が適当な値になった頃にスイッチング素子TR3を遮断
するとリアクトルL2pはそれまで流れていた電流iが
急減するためにこれを阻止する方向に図示の極性にe=
L・di/dtの電圧を発生する(ただし、Lはリアク
トルL2pのインダクタンス)。この電圧eはスイッチ
ング素子TR3の遮断速度が速いほどまたその直前に流
れていた電流値が大きいほど高くなるので、これらを適
宜選定することによって必要なパルス状電圧を得ること
ができる。また、この電圧はリアクトルL2の2次巻線
L2sに巻数比に応じて誘起される。リアクトルL2の
1次巻線L2pと2次巻線L2sとの極性を図示のよう
に定めておくとリアクトルL2の2次巻線L2sには図
示のようにトランジスタTR2cとTR2dとの接続点
側がプラスとなる極性の電圧となる。この電圧は導通し
ているトランジスタTR2d、2次整流回路DR2、リ
アクトルL1、導通しているトランジスタTR2aを通
して(または、トランジスタTR2aないしTR2dに
それぞれ逆並列のダイオードが接続されているときはト
ランジスタTR2cの逆並列ダイオード、トランジスタ
TR2aを通して)被溶接物7に正、電極6に負の極性
で印加される。このとき、リアクトルL2の巻数比を適
当に選定しておき、また電極6と被溶接物7との距離が
近いと両者間の絶縁が破壊されて火花放電が発生する。
この火花放電によって2次整流回路DR2からの出力に
よってトランジスタTR2a、TR2dを通して溶接ア
ークが発生する。一方、もしこのとき電極6と被溶接物
7との距離が遠くて火花放電が発生しないときは、リア
クトルL2sに発生した電圧は被溶接物側ケーブル8と
電極側ケーブル5との間の浮遊容量に充電されることに
なるが、この充電電圧の極性は被溶接物側がプラスであ
るのでダイオードDR3に阻止されて他のスイッチング
素子やトランジスタなどを破壊することはない。この場
合は、スイッチング素子TR3を再びONとして所定時
間導通させた後にOFFすることを繰り返せばケーブル
間の浮遊容量に充電される電圧が次第に上昇し、ついに
は火花放電が発生することになる。
る。図2において、起動スイッチTS1が押されると制
御回路CL2は、図示を省略したガス供給回路に指令を
出し、電極の周囲にシールドガスの供給を開始させる。
シールドガスが電極周囲に達する頃を見計らって制御回
路CL2は、インバータ回路TR1に動作の開始を、ト
ランジスタTR2a、TR2dおよびスイッチング素子
TR3にONを、電磁接触器S1にOFFを指令する。
これによりリアクトルL2pには2次整流回路DR2か
ら電流が流れ始めて抵抗器R1によって制限される値ま
で次第に増加してゆく。リアクトルL2pに流れる電流
が適当な値になった頃にスイッチング素子TR3を遮断
するとリアクトルL2pはそれまで流れていた電流iが
急減するためにこれを阻止する方向に図示の極性にe=
L・di/dtの電圧を発生する(ただし、Lはリアク
トルL2pのインダクタンス)。この電圧eはスイッチ
ング素子TR3の遮断速度が速いほどまたその直前に流
れていた電流値が大きいほど高くなるので、これらを適
宜選定することによって必要なパルス状電圧を得ること
ができる。また、この電圧はリアクトルL2の2次巻線
L2sに巻数比に応じて誘起される。リアクトルL2の
1次巻線L2pと2次巻線L2sとの極性を図示のよう
に定めておくとリアクトルL2の2次巻線L2sには図
示のようにトランジスタTR2cとTR2dとの接続点
側がプラスとなる極性の電圧となる。この電圧は導通し
ているトランジスタTR2d、2次整流回路DR2、リ
アクトルL1、導通しているトランジスタTR2aを通
して(または、トランジスタTR2aないしTR2dに
それぞれ逆並列のダイオードが接続されているときはト
ランジスタTR2cの逆並列ダイオード、トランジスタ
TR2aを通して)被溶接物7に正、電極6に負の極性
で印加される。このとき、リアクトルL2の巻数比を適
当に選定しておき、また電極6と被溶接物7との距離が
近いと両者間の絶縁が破壊されて火花放電が発生する。
この火花放電によって2次整流回路DR2からの出力に
よってトランジスタTR2a、TR2dを通して溶接ア
ークが発生する。一方、もしこのとき電極6と被溶接物
7との距離が遠くて火花放電が発生しないときは、リア
クトルL2sに発生した電圧は被溶接物側ケーブル8と
電極側ケーブル5との間の浮遊容量に充電されることに
なるが、この充電電圧の極性は被溶接物側がプラスであ
るのでダイオードDR3に阻止されて他のスイッチング
素子やトランジスタなどを破壊することはない。この場
合は、スイッチング素子TR3を再びONとして所定時
間導通させた後にOFFすることを繰り返せばケーブル
間の浮遊容量に充電される電圧が次第に上昇し、ついに
は火花放電が発生することになる。
【0010】このケーブル間の浮遊容量に充電された電
荷は、火花放電が発生すれば消耗されるが、火花放電が
発生しなかったときには充電されたままとなり、電極6
と被溶接物7との間に高電圧が印加されたままとなって
しまう。抵抗器R2は、この充電電荷を放電させるため
のものであり、出力端子Tm1とTm2との間に接続さ
れている。通常、ケーブル間の浮遊容量は数10pFな
いし数100pF程度であるので抵抗器R2の抵抗値は
数10ないし数100MΩに選定すればよい。
荷は、火花放電が発生すれば消耗されるが、火花放電が
発生しなかったときには充電されたままとなり、電極6
と被溶接物7との間に高電圧が印加されたままとなって
しまう。抵抗器R2は、この充電電荷を放電させるため
のものであり、出力端子Tm1とTm2との間に接続さ
れている。通常、ケーブル間の浮遊容量は数10pFな
いし数100pF程度であるので抵抗器R2の抵抗値は
数10ないし数100MΩに選定すればよい。
【0011】溶接アークが発生すると、出力電流検出器
CT1は電流検出信号を制御回路CL2に送り、この検
出信号によって制御回路CL2は、直流アーク溶接を行
う場合はトランジスタTR2aとTR2dとをONと
し、トランジスタTR2bとTR2cとをOFFとし、
電磁接触器S1をOFFのままとして溶接を行い、交流
アーク溶接を行う場合は電磁接触器S1をONとした
後、トランジスタTR2a、TR2dとトランジスタT
R2b、TR2cとをそれぞれ1組として交互にON、
OFFさせる。なお、副スイッチング回路として用いる
電磁接触器S1はダイオードDR3とは逆向きの電流を
流すサイリスタなどの半導体スイッチング素子を用いて
もよい。
CT1は電流検出信号を制御回路CL2に送り、この検
出信号によって制御回路CL2は、直流アーク溶接を行
う場合はトランジスタTR2aとTR2dとをONと
し、トランジスタTR2bとTR2cとをOFFとし、
電磁接触器S1をOFFのままとして溶接を行い、交流
アーク溶接を行う場合は電磁接触器S1をONとした
後、トランジスタTR2a、TR2dとトランジスタT
R2b、TR2cとをそれぞれ1組として交互にON、
OFFさせる。なお、副スイッチング回路として用いる
電磁接触器S1はダイオードDR3とは逆向きの電流を
流すサイリスタなどの半導体スイッチング素子を用いて
もよい。
【0012】なお、TIGアーク溶接においては、上記
のように被溶接物7側がプラス電位となる正極性からア
ーク起動を行うとアークの確立が不安定になることがあ
る。このような場合には、ダイオードDR3の極性を図
と逆にして、起動時にはトランジスタTR2bとTR2
cとをONとし、トランジスタTR2aとTR2dとを
OFFとして、かつ、リアクトルL2の2次巻線L2s
の極性も逆として、電極6がプラスとなる逆極性から起
動し、アークが確立したことを検出してから所望の極性
になるようにトランジスタTR2b、TR2cまたはT
R2a、TR2dをONあるいはOFFし、これにあわ
せて電磁接触器S1を開閉すればよい。
のように被溶接物7側がプラス電位となる正極性からア
ーク起動を行うとアークの確立が不安定になることがあ
る。このような場合には、ダイオードDR3の極性を図
と逆にして、起動時にはトランジスタTR2bとTR2
cとをONとし、トランジスタTR2aとTR2dとを
OFFとして、かつ、リアクトルL2の2次巻線L2s
の極性も逆として、電極6がプラスとなる逆極性から起
動し、アークが確立したことを検出してから所望の極性
になるようにトランジスタTR2b、TR2cまたはT
R2a、TR2dをONあるいはOFFし、これにあわ
せて電磁接触器S1を開閉すればよい。
【0013】図3は、本発明をアーク溶接に適用したと
きの別の実施例であり、請求項1、3および10の発明
の実施例に相当する。同図において、10は溶接電源で
あり、図2に示した実施例と異なり、高電圧を発生させ
るためのリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力
回路に直列接続してある。
きの別の実施例であり、請求項1、3および10の発明
の実施例に相当する。同図において、10は溶接電源で
あり、図2に示した実施例と異なり、高電圧を発生させ
るためのリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力
回路に直列接続してある。
【0014】アークの起動に際して、スイッチング素子
TR3を導通状態から遮断することによって図2の実施
例と同様にリアクトルL2sにパルス状の高電圧が発生
し、この高電圧は被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物
側ケーブル8を経て被溶接物7に、また負側出力はダイ
オードDR3を経て電極側出力端子Tm1、電極側ケー
ブル5を経て電極6にそれぞれ供給される。この高電圧
によって電極6と被溶接物7間に火花放電が発生した後
は図2に示した実施例の動作と同様である。なお、図2
および図3の各実施例において、リアクトルL2sとダ
イオードDR3との順序は図示と逆でもよい。また、図
3の実施例において、リアクトルL1は省略してもよ
い。
TR3を導通状態から遮断することによって図2の実施
例と同様にリアクトルL2sにパルス状の高電圧が発生
し、この高電圧は被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物
側ケーブル8を経て被溶接物7に、また負側出力はダイ
オードDR3を経て電極側出力端子Tm1、電極側ケー
ブル5を経て電極6にそれぞれ供給される。この高電圧
によって電極6と被溶接物7間に火花放電が発生した後
は図2に示した実施例の動作と同様である。なお、図2
および図3の各実施例において、リアクトルL2sとダ
イオードDR3との順序は図示と逆でもよい。また、図
3の実施例において、リアクトルL1は省略してもよ
い。
【0015】図4は本発明をアーク溶接に適用したとき
の別の実施例を示す接続図であり、請求項1、4および
10の発明の実施例に相当する。同図においては、リア
クトルL2sとダイオードDR3との直列回路を主スイ
ッチング回路の直流入力側に直列に挿入し、また副スイ
ッチング回路の電磁接触器S1はS1aとS1bとの2
個とし主スイッチング回路を構成するトランジスタブリ
ッジ回路のうちアーク起動時に導通しないトランジスタ
にそれぞれ直列に接続されている。その他は図2の実施
例と同機能の部分には同符号を付して詳細な説明は省略
する。
の別の実施例を示す接続図であり、請求項1、4および
10の発明の実施例に相当する。同図においては、リア
クトルL2sとダイオードDR3との直列回路を主スイ
ッチング回路の直流入力側に直列に挿入し、また副スイ
ッチング回路の電磁接触器S1はS1aとS1bとの2
個とし主スイッチング回路を構成するトランジスタブリ
ッジ回路のうちアーク起動時に導通しないトランジスタ
にそれぞれ直列に接続されている。その他は図2の実施
例と同機能の部分には同符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0016】図4において、アーク起動時はトランジス
タTR2aとTR2dとをON、トランジスタTR2b
とTR2cとをOFF、電磁接触器S1aとS1bとを
OFFとするとともにスイッチング素子TR3を所定時
間導通させた後に遮断する。スイッチング素子TR3の
遮断によってリアクトルL2pはパルス状の高電圧を発
生し、これによってリアクトルL2sにも高電圧が誘起
されて、そのプラス側はダイオードDR3、トランジス
タTR2a、被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケ
ーブル8を経て被溶接物側7に、また負側は2次整流回
路DR2、トランジスタTR2dを経て電極側出力端子
Tm1、電極側ケーブル5を経て電極6に加わり、被溶
接物7と電極6との間に火花放電を発生させ、この火花
放電に2次整流回路DR2、リアクトルL2s、トラン
ジスタTR2a、TR2dを経て電流が流れ火花放電は
溶接アークに成長する。
タTR2aとTR2dとをON、トランジスタTR2b
とTR2cとをOFF、電磁接触器S1aとS1bとを
OFFとするとともにスイッチング素子TR3を所定時
間導通させた後に遮断する。スイッチング素子TR3の
遮断によってリアクトルL2pはパルス状の高電圧を発
生し、これによってリアクトルL2sにも高電圧が誘起
されて、そのプラス側はダイオードDR3、トランジス
タTR2a、被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケ
ーブル8を経て被溶接物側7に、また負側は2次整流回
路DR2、トランジスタTR2dを経て電極側出力端子
Tm1、電極側ケーブル5を経て電極6に加わり、被溶
接物7と電極6との間に火花放電を発生させ、この火花
放電に2次整流回路DR2、リアクトルL2s、トラン
ジスタTR2a、TR2dを経て電流が流れ火花放電は
溶接アークに成長する。
【0017】ダイオードDR3はトランジスタTR3を
遮断したときに電極6と被溶接物7との間に火花放電が
発生しなかったときにケーブル5と8との間の浮遊容量
に充電された高電圧が2次整流回路DR2および主スイ
ッチング回路のトランジスタTR2aとTR2dとに高
電圧が印加されないように阻止し、電磁接触器S1a、
S1bはトランジスタTR2b、TR2cに高電圧が印
加されないように阻止するとともに、交流溶接時にはO
NとなってトランジスタTR2bとTR2cに電流を流
す。なお、同図においてもリアクトルL2sとダイオー
ドDR3の接続の順序は図示の通りでなくてもよい。
遮断したときに電極6と被溶接物7との間に火花放電が
発生しなかったときにケーブル5と8との間の浮遊容量
に充電された高電圧が2次整流回路DR2および主スイ
ッチング回路のトランジスタTR2aとTR2dとに高
電圧が印加されないように阻止し、電磁接触器S1a、
S1bはトランジスタTR2b、TR2cに高電圧が印
加されないように阻止するとともに、交流溶接時にはO
NとなってトランジスタTR2bとTR2cに電流を流
す。なお、同図においてもリアクトルL2sとダイオー
ドDR3の接続の順序は図示の通りでなくてもよい。
【0018】図5は、本発明をアーク溶接に適用したと
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、5およ
び10の発明の実施例に相当する。図5は図4の実施例
のリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力端子に
直列に挿入したもので、その他は図4の実施例と同機能
のものに同符号を付してあり、動作も図4に示した実施
例と同様である。また、図5においても、リアクトルL
2sとダイオードDR3との順序および電磁接触器S1
a、S1bとトランジスタTR2b、TR2cとの順序
は図示の通りでなくてもよい。
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、5およ
び10の発明の実施例に相当する。図5は図4の実施例
のリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力端子に
直列に挿入したもので、その他は図4の実施例と同機能
のものに同符号を付してあり、動作も図4に示した実施
例と同様である。また、図5においても、リアクトルL
2sとダイオードDR3との順序および電磁接触器S1
a、S1bとトランジスタTR2b、TR2cとの順序
は図示の通りでなくてもよい。
【0019】なお、図4および図5において、トランジ
スタTR2bとTR2cとをリアクトルL2sが発生す
る高電圧に耐えるトランジスタを用いるときは電磁接触
器S1を省略してもよい。
スタTR2bとTR2cとをリアクトルL2sが発生す
る高電圧に耐えるトランジスタを用いるときは電磁接触
器S1を省略してもよい。
【0020】図6は、本発明をアーク溶接に適用したと
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、2、1
0および12の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は図2に示した実施例にリアクトルL3(1/2)とリ
アクトルL3(2/2)とを主スイッチング回路を構成
するトランジスタブリッジ回路の交流出力側の各極性の
出力回路に直列に挿入した点のみが異なり、その他は図
2の実施例と同様である。
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、2、1
0および12の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は図2に示した実施例にリアクトルL3(1/2)とリ
アクトルL3(2/2)とを主スイッチング回路を構成
するトランジスタブリッジ回路の交流出力側の各極性の
出力回路に直列に挿入した点のみが異なり、その他は図
2の実施例と同様である。
【0021】ここで、リアクトルL3(1/2)とリア
クトルL3(2/2)とは、1個の鉄心に巻かれた2個
の巻線の各巻線を使用するものであり、かつそれぞれの
巻線の極性を図中に・印で示すように各巻線に流れる電
流によって共有する鉄心に同じ方向の磁束が発生するよ
うにその巻き方向を決定しておく。
クトルL3(2/2)とは、1個の鉄心に巻かれた2個
の巻線の各巻線を使用するものであり、かつそれぞれの
巻線の極性を図中に・印で示すように各巻線に流れる電
流によって共有する鉄心に同じ方向の磁束が発生するよ
うにその巻き方向を決定しておく。
【0022】リアクトルL3(1/2)とL3(2/
2)とを上記のようにしておくと、交流出力時には、極
性の反転に際してトランジスタTR2aとTR2dとが
ONからOFFになるときにその直前にリアクトルL3
(1/2)に流れていた電流がそのままリアクトルL3
(2/2)に移って流れようとする。このためにトラン
ジスタTR2a、TR2dのOFFと同時に高いサージ
電圧が発生し、アークの再生を助ける。
2)とを上記のようにしておくと、交流出力時には、極
性の反転に際してトランジスタTR2aとTR2dとが
ONからOFFになるときにその直前にリアクトルL3
(1/2)に流れていた電流がそのままリアクトルL3
(2/2)に移って流れようとする。このためにトラン
ジスタTR2a、TR2dのOFFと同時に高いサージ
電圧が発生し、アークの再生を助ける。
【0023】図7は、本発明をアーク溶接に適用したと
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、3、1
0および12の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は、図6に示した実施例のリアクトルL2pを2次整流
回路DR2の出力端子の一方に直列に接続したものであ
り、その他は図6に示した実施例と同様であり、動作も
図6の実施例と同様である。
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、3、1
0および12の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は、図6に示した実施例のリアクトルL2pを2次整流
回路DR2の出力端子の一方に直列に接続したものであ
り、その他は図6に示した実施例と同様であり、動作も
図6の実施例と同様である。
【0024】図8は、本発明をアーク溶接に適用したと
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、6およ
び10の発明の実施例に相当する。同図においては、副
スイッチング回路は電磁接触器S1である。電磁接触器
S1は主スイッチング回路を構成するトランジスタブリ
ッジ回路のうちアーク起動時に導通しないトランジスタ
にまたダイオードDR3は主スイッチング回路を構成す
るトランジスタブリッジ回路のうちアーク起動時に導通
するトランジスタにそれぞれ直列になるように図示の位
置に接続されている。その他は図2の実施例と同機能の
部分には同符号を付して詳細な説明は省略する。
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、6およ
び10の発明の実施例に相当する。同図においては、副
スイッチング回路は電磁接触器S1である。電磁接触器
S1は主スイッチング回路を構成するトランジスタブリ
ッジ回路のうちアーク起動時に導通しないトランジスタ
にまたダイオードDR3は主スイッチング回路を構成す
るトランジスタブリッジ回路のうちアーク起動時に導通
するトランジスタにそれぞれ直列になるように図示の位
置に接続されている。その他は図2の実施例と同機能の
部分には同符号を付して詳細な説明は省略する。
【0025】図8において、アーク起動時はトランジス
タTR2aとTR2dとをON、トランジスタTR2b
とTR2cとをOFF、電磁接触器S1をOFFとする
とともにスイッチング素子TR3を所定時間導通させた
後に遮断する。スイッチング素子TR3の遮断によって
リアクトルL2pはパルス状の高電圧を発生し、これに
よってリアクトルL2sにも高電圧が誘起されて、その
プラス側はトランジスタTR2d、ダイオードDR3、
2次整流回路DR2、リアクトルL1、トランジスタT
R2a(またはトランジスタTR2bに逆並列にダイオ
ードが接続されているときはそのダイオードを通し
て)、被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケーブル
8を経て被溶接物側7に、また負側は電極側出力端子T
m1、電極側ケーブル5を経て電極6に加わり、被溶接
物7と電極6との間に火花放電を発生させ、この火花放
電に2次整流回路DR2、リアクトルL1、トランジス
タTR2a、リアクトルL2s、トランジスタTR2d
を経て電流が流れて火花放電は溶接アークに成長する。
ダイオードDR3はトランジスタTR3を遮断したとき
に電極6と被溶接物7との間に火花放電が発生しなかっ
たときにケーブル5と8との間の浮遊容量に充電された
高電圧が2次整流回路DR2および主スイッチング回路
のトランジスタTR2bに高電圧が印加されないように
阻止し、電磁接触器S1はトランジスタTR2cに高電
圧が印加されないように阻止する。なお、図示していな
いが、電磁接触器S1と同時にON、OFFする別の電
磁接触器をL2sに並列に接続すると交流溶接時にはO
NとなってトランジスタTR2bとTR2cに電流を流
しやすくするともににトランジスタTR2aないしTR
2dのON、OFF時に発生するサージ電圧を低減でき
る。
タTR2aとTR2dとをON、トランジスタTR2b
とTR2cとをOFF、電磁接触器S1をOFFとする
とともにスイッチング素子TR3を所定時間導通させた
後に遮断する。スイッチング素子TR3の遮断によって
リアクトルL2pはパルス状の高電圧を発生し、これに
よってリアクトルL2sにも高電圧が誘起されて、その
プラス側はトランジスタTR2d、ダイオードDR3、
2次整流回路DR2、リアクトルL1、トランジスタT
R2a(またはトランジスタTR2bに逆並列にダイオ
ードが接続されているときはそのダイオードを通し
て)、被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケーブル
8を経て被溶接物側7に、また負側は電極側出力端子T
m1、電極側ケーブル5を経て電極6に加わり、被溶接
物7と電極6との間に火花放電を発生させ、この火花放
電に2次整流回路DR2、リアクトルL1、トランジス
タTR2a、リアクトルL2s、トランジスタTR2d
を経て電流が流れて火花放電は溶接アークに成長する。
ダイオードDR3はトランジスタTR3を遮断したとき
に電極6と被溶接物7との間に火花放電が発生しなかっ
たときにケーブル5と8との間の浮遊容量に充電された
高電圧が2次整流回路DR2および主スイッチング回路
のトランジスタTR2bに高電圧が印加されないように
阻止し、電磁接触器S1はトランジスタTR2cに高電
圧が印加されないように阻止する。なお、図示していな
いが、電磁接触器S1と同時にON、OFFする別の電
磁接触器をL2sに並列に接続すると交流溶接時にはO
NとなってトランジスタTR2bとTR2cに電流を流
しやすくするともににトランジスタTR2aないしTR
2dのON、OFF時に発生するサージ電圧を低減でき
る。
【0026】図9は、本発明をアーク溶接に適用したと
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、7およ
び10の発明の実施例に相当する。図9は図8の実施例
のリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力端子に
直列に挿入したもので、その他は図8の実施例と同機能
のものに同符号を付してあり、動作も図8に示した実施
例と同様である。
きの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、7およ
び10の発明の実施例に相当する。図9は図8の実施例
のリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力端子に
直列に挿入したもので、その他は図8の実施例と同機能
のものに同符号を付してあり、動作も図8に示した実施
例と同様である。
【0027】図10は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、8お
よび10の発明の実施例に相当する。同図においては、
副スイッチング回路は電磁接触器S1である。ダイオー
ドDR3は主スイッチング回路を構成するトランジスタ
ブリッジ回路のうちアーク起動時に導通するトランジス
タに、また電磁接触器S1はアーク起動時に導通しない
トランジスタにそれぞれ直列に接続されている。その他
は図2の実施例と同機能の部分には同符号を付して詳細
な説明は省略する。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、8お
よび10の発明の実施例に相当する。同図においては、
副スイッチング回路は電磁接触器S1である。ダイオー
ドDR3は主スイッチング回路を構成するトランジスタ
ブリッジ回路のうちアーク起動時に導通するトランジス
タに、また電磁接触器S1はアーク起動時に導通しない
トランジスタにそれぞれ直列に接続されている。その他
は図2の実施例と同機能の部分には同符号を付して詳細
な説明は省略する。
【0028】図10において、アーク起動時はトランジ
スタTR2aとTR2dとをON、トランジスタTR2
bとTR2cとをOFF、電磁接触器S1をOFFとす
るとともにスイッチング素子TR3を所定時間導通させ
た後に遮断する。スイッチング素子TR3の遮断によっ
てリアクトルTR2pはパルス状の高電圧を発生し、こ
れによってリアクトルL2sにも高電圧が誘起されて、
そのプラス側はダイオードDR3、2次整流回路DR
2、リアクトルL1、トランジスタTR2a(またはト
ランジスタTR2bに逆並列ダイオードが接続されてい
るときはそのダイオードを通して)、被溶接物側出力端
子Tm2、被溶接物側ケーブル8を経て被溶接物側7
に、また負側はトランジスタTR2d、電極側出力端子
Tm1、電極側ケーブル5を経て電極6に加わり、被溶
接物7と電極6との間に火花放電を発生させ、この火花
放電に2次整流回路DR2、リアクトルL1、トランジ
スタTR2a、トランジスタTR2d、リアクトルL2
s、ダイオードDR3を経て電流が流れ火花放電は溶接
アークに成長する。ダイオードDR3はトランジスタT
R3を遮断したときに電極6と被溶接物7との間に火花
放電が発生しなかったときにケーブル5と8との間の浮
遊容量に充電された高電圧が2次整流回路DR2および
主スイッチング回路のトランジスタTR2bに高電圧が
印加されないように阻止し、電磁接触器S1はトランジ
スタTR2cに高電圧が印加されないように阻止する。
スタTR2aとTR2dとをON、トランジスタTR2
bとTR2cとをOFF、電磁接触器S1をOFFとす
るとともにスイッチング素子TR3を所定時間導通させ
た後に遮断する。スイッチング素子TR3の遮断によっ
てリアクトルTR2pはパルス状の高電圧を発生し、こ
れによってリアクトルL2sにも高電圧が誘起されて、
そのプラス側はダイオードDR3、2次整流回路DR
2、リアクトルL1、トランジスタTR2a(またはト
ランジスタTR2bに逆並列ダイオードが接続されてい
るときはそのダイオードを通して)、被溶接物側出力端
子Tm2、被溶接物側ケーブル8を経て被溶接物側7
に、また負側はトランジスタTR2d、電極側出力端子
Tm1、電極側ケーブル5を経て電極6に加わり、被溶
接物7と電極6との間に火花放電を発生させ、この火花
放電に2次整流回路DR2、リアクトルL1、トランジ
スタTR2a、トランジスタTR2d、リアクトルL2
s、ダイオードDR3を経て電流が流れ火花放電は溶接
アークに成長する。ダイオードDR3はトランジスタT
R3を遮断したときに電極6と被溶接物7との間に火花
放電が発生しなかったときにケーブル5と8との間の浮
遊容量に充電された高電圧が2次整流回路DR2および
主スイッチング回路のトランジスタTR2bに高電圧が
印加されないように阻止し、電磁接触器S1はトランジ
スタTR2cに高電圧が印加されないように阻止する。
【0029】図11は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、9お
よび10の発明の実施例に相当する。図11は図10の
実施例のリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力
端子に直列に挿入したもので、その他は図10の実施例
と同機能のものに同符号を付してあり、動作も図10に
示した実施例と同様である。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、9お
よび10の発明の実施例に相当する。図11は図10の
実施例のリアクトルL2pを2次整流回路DR2の出力
端子に直列に挿入したもので、その他は図10の実施例
と同機能のものに同符号を付してあり、動作も図10に
示した実施例と同様である。
【0030】図12は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、6、
10および12の発明の実施例に相当する。同図におい
ては、図8の実施例に2個のリアクトルL3(1/2)
とL3(2/2)とを主スイッチング回路を構成するブ
リッジ回路のうち交流出力側の正極性出力回路および逆
極性出力回路に直列にそれぞれ接続したもので、その他
は図8に示した実施例と同様である。同図において、リ
アクトルL3(1/2)とL3(2/2)とは図6の実
施例において用いたリアクトルリアクトルL3(1/
2)とL3(2/2)と同様に鉄心を共有し、各リアク
トルに流れる電流によって共有する鉄心に同方向の磁束
を発生する極性に各リアクトルの巻線の巻き方向が定め
られている。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、6、
10および12の発明の実施例に相当する。同図におい
ては、図8の実施例に2個のリアクトルL3(1/2)
とL3(2/2)とを主スイッチング回路を構成するブ
リッジ回路のうち交流出力側の正極性出力回路および逆
極性出力回路に直列にそれぞれ接続したもので、その他
は図8に示した実施例と同様である。同図において、リ
アクトルL3(1/2)とL3(2/2)とは図6の実
施例において用いたリアクトルリアクトルL3(1/
2)とL3(2/2)と同様に鉄心を共有し、各リアク
トルに流れる電流によって共有する鉄心に同方向の磁束
を発生する極性に各リアクトルの巻線の巻き方向が定め
られている。
【0031】同図の実施例においても、アーク起動時に
トランジスタTR2aとTR2dとを導通させ、トラン
ジスタTR3を所定時間だけ導通させた後に遮断するこ
とによって電極と被溶接物との間に火花放電が発生し、
溶接アークに移行する。溶接アーク起動後は、副スイッ
チング回路S1をONとすることによつて溶接を行う。
このときリアクトルL3(1/2)とL3(2/2)と
の作用によつて図6に示した実施例と同様に極性の切り
替え時に急峻に電流が切り替えられ、かつこの極性切り
替えの瞬間にアークが一旦消滅したときに高いサージ電
圧が発生するのでアークの再点孤が確実となる。
トランジスタTR2aとTR2dとを導通させ、トラン
ジスタTR3を所定時間だけ導通させた後に遮断するこ
とによって電極と被溶接物との間に火花放電が発生し、
溶接アークに移行する。溶接アーク起動後は、副スイッ
チング回路S1をONとすることによつて溶接を行う。
このときリアクトルL3(1/2)とL3(2/2)と
の作用によつて図6に示した実施例と同様に極性の切り
替え時に急峻に電流が切り替えられ、かつこの極性切り
替えの瞬間にアークが一旦消滅したときに高いサージ電
圧が発生するのでアークの再点孤が確実となる。
【0032】図13は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、7、
10および12の発明の実施例に相当する。同図におい
ては、図9の実施例に2個のリアクトルL3(1/2)
とL3(2/2)とを主スイッチング回路を構成するブ
リッジ回路の交流出力回路のうち正極性出力回路および
逆極性出力回路にそれぞれ直列に接続したもので、その
他は図9に示した実施例と同様である。また、図13は
図12の実施例のリアクトルL2pを2次整流回路DR
2の出力端子に直列に挿入したもので、その他は図12
の実施例と同機能のものに同符号を付してあり、動作も
図12に示した実施例と同様である。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、7、
10および12の発明の実施例に相当する。同図におい
ては、図9の実施例に2個のリアクトルL3(1/2)
とL3(2/2)とを主スイッチング回路を構成するブ
リッジ回路の交流出力回路のうち正極性出力回路および
逆極性出力回路にそれぞれ直列に接続したもので、その
他は図9に示した実施例と同様である。また、図13は
図12の実施例のリアクトルL2pを2次整流回路DR
2の出力端子に直列に挿入したもので、その他は図12
の実施例と同機能のものに同符号を付してあり、動作も
図12に示した実施例と同様である。
【0033】図14は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、10
および11の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は、図5に示した実施例のリアクトルL2p、L2sを
1個のリアクトルL2としたもので、回路構成上は図5
の実施例のL2sを省略したものに相当する。それ故、
その動作もリアクトルL2が発生する高電圧がそのまま
電極6と被溶接物7との間に供給される点のみが図5の
実施例と異なるのみであり、その他は図5の実施例と同
様である。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、10
および11の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は、図5に示した実施例のリアクトルL2p、L2sを
1個のリアクトルL2としたもので、回路構成上は図5
の実施例のL2sを省略したものに相当する。それ故、
その動作もリアクトルL2が発生する高電圧がそのまま
電極6と被溶接物7との間に供給される点のみが図5の
実施例と異なるのみであり、その他は図5の実施例と同
様である。
【0034】図15は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、1
0、11および12の発明の実施例に相当する。同図の
実施例は、図14の実施例のうちアーク起動時にリアク
トルL2に強制的に電流を流すためのスイッチング素子
TR3と抵抗器R1の直列回路をダイオードDR3と主
スイッチング回路との接続点と2次整流回路DR2の負
出力端子との間に接続替えしたものであり、さらに主ス
イッチング回路の交流端子側には、トランジスタTR2
cとTR2dとにそれぞれ直列にリアクトルL3(1/
2)L3(2/2)が接続してある。ここで、リアクト
ルL3(1/2)とリアクトルL3(2/2)とは、1
個の鉄心に巻かれた2個の巻線の各巻線を使用するもの
であり、かつそれぞれの巻線の極性を各巻線に流れる電
流によって共有する鉄心に同じ方向の磁束が発生するよ
うにその巻き方向を決定しておく。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、1
0、11および12の発明の実施例に相当する。同図の
実施例は、図14の実施例のうちアーク起動時にリアク
トルL2に強制的に電流を流すためのスイッチング素子
TR3と抵抗器R1の直列回路をダイオードDR3と主
スイッチング回路との接続点と2次整流回路DR2の負
出力端子との間に接続替えしたものであり、さらに主ス
イッチング回路の交流端子側には、トランジスタTR2
cとTR2dとにそれぞれ直列にリアクトルL3(1/
2)L3(2/2)が接続してある。ここで、リアクト
ルL3(1/2)とリアクトルL3(2/2)とは、1
個の鉄心に巻かれた2個の巻線の各巻線を使用するもの
であり、かつそれぞれの巻線の極性を各巻線に流れる電
流によって共有する鉄心に同じ方向の磁束が発生するよ
うにその巻き方向を決定しておく。
【0035】リアクトルL3(1/2)とL3(2/
2)とを上記のようにしておくと、交流出力時には、極
性の反転に際してトランジスタTR2aとTR2dとが
ONからOFFになるときにリアクトルL3(1/2)
に流れていた電流がそのままリアクトルL3(2/2)
に移って流れようとする。このためにトランジスタTR
2a、TR2dのOFFと同時に高いサージ電圧が発生
し、アークの再生を助ける。図15において、リアクト
ルL3(1/2)、L3(2/2)以外の動作は図14
の実施例と同じである。
2)とを上記のようにしておくと、交流出力時には、極
性の反転に際してトランジスタTR2aとTR2dとが
ONからOFFになるときにリアクトルL3(1/2)
に流れていた電流がそのままリアクトルL3(2/2)
に移って流れようとする。このためにトランジスタTR
2a、TR2dのOFFと同時に高いサージ電圧が発生
し、アークの再生を助ける。図15において、リアクト
ルL3(1/2)、L3(2/2)以外の動作は図14
の実施例と同じである。
【0036】図16は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、10
および11の発明の実施例に相当する。同図の実施例は
図14の実施例のうちアーク起動時にリアクトルL2に
強制的に電流を流すためのスイッチング素子TR3と抵
抗器R1の直列回路を主スイッチング回路の交流出力端
子間に接続替えしたものであり、その動作は図14の実
施例と同じである。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、10
および11の発明の実施例に相当する。同図の実施例は
図14の実施例のうちアーク起動時にリアクトルL2に
強制的に電流を流すためのスイッチング素子TR3と抵
抗器R1の直列回路を主スイッチング回路の交流出力端
子間に接続替えしたものであり、その動作は図14の実
施例と同じである。
【0037】なお、図2ないし図16において、トラン
ジスタTR2aとTR2dとの組とトランジスタTR2
bとTR2cとの組とを導通期間が極く短時間の重なり
をもって交互にON−OFFするようにして各極性の電
流を流すトランジスタを実質的に間隙なく制御するとよ
い。このようにするときは、トランジスタTR2a、T
R2dとトランジスタTR2b、TR2cとの重なり時
間の間は電極6と被溶接物7との間は短絡されるのでア
ークは消滅するが、電流は直列リアクトルを通じてトラ
ンジスタTR2aないしTR2dによって短絡されて流
れ続け、その値は直列リアクトルによって抑制される。
この状態でさきに導通していたトランジスタTR2aと
TR2dとがOFFするとその直前にリアクトルに流れ
ていた電流を維持するように高いサージ電圧がトランジ
スタTR2bとTR2cの純方向に発生する。このサー
ジ電圧はそのときすでにトランジスタTR2bとTR2
cが導通しているので電極6と被溶接物7との間に先と
は逆の極性で印加されることになり、極性反転時のアー
クの再生がより確実となる。トランジスタTR2bとT
R2cとが導通していてトランジスタTR2aとTR2
dとが遮断状態にあるときから極性が反転するときも同
様に動作する。
ジスタTR2aとTR2dとの組とトランジスタTR2
bとTR2cとの組とを導通期間が極く短時間の重なり
をもって交互にON−OFFするようにして各極性の電
流を流すトランジスタを実質的に間隙なく制御するとよ
い。このようにするときは、トランジスタTR2a、T
R2dとトランジスタTR2b、TR2cとの重なり時
間の間は電極6と被溶接物7との間は短絡されるのでア
ークは消滅するが、電流は直列リアクトルを通じてトラ
ンジスタTR2aないしTR2dによって短絡されて流
れ続け、その値は直列リアクトルによって抑制される。
この状態でさきに導通していたトランジスタTR2aと
TR2dとがOFFするとその直前にリアクトルに流れ
ていた電流を維持するように高いサージ電圧がトランジ
スタTR2bとTR2cの純方向に発生する。このサー
ジ電圧はそのときすでにトランジスタTR2bとTR2
cが導通しているので電極6と被溶接物7との間に先と
は逆の極性で印加されることになり、極性反転時のアー
クの再生がより確実となる。トランジスタTR2bとT
R2cとが導通していてトランジスタTR2aとTR2
dとが遮断状態にあるときから極性が反転するときも同
様に動作する。
【0038】図17は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1および
13の発明の実施例に相当する。同図において、L4
(1/2)、L4(2/2)はリアクトルであり、両リ
アクトルは共通の鉄心に巻かれたコイルからなり、各コ
イルは図中に・印で示すように直列に接続されたスイッ
チング素子TR2aおよびTR2bの導通によってそれ
ぞれに流れる電流によって共有する鉄心に同方向の磁束
を発生する極性に定められている。また、DR2は2次
整流回路であるがその出力は図示のように正・負・零の
3出力端子を有する。さらにリアクトルL2は1次巻線
L2pと2次巻線L2s(1/2)とL2s(2/2)
とからなり、2次巻線L2s(1/2)とL2s(2/
2)とは、共通の鉄心に巻かれたコイルからなり、各コ
イルは図中に・印で示すようにそれぞれに流れる電流に
よって共有する鉄心に同方向の磁束を発生する極性に定
められている。図17において、その他は図2ないし図
16に示した各実施例と同機能のものに同符号を付して
詳細な説明を省略する。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1および
13の発明の実施例に相当する。同図において、L4
(1/2)、L4(2/2)はリアクトルであり、両リ
アクトルは共通の鉄心に巻かれたコイルからなり、各コ
イルは図中に・印で示すように直列に接続されたスイッ
チング素子TR2aおよびTR2bの導通によってそれ
ぞれに流れる電流によって共有する鉄心に同方向の磁束
を発生する極性に定められている。また、DR2は2次
整流回路であるがその出力は図示のように正・負・零の
3出力端子を有する。さらにリアクトルL2は1次巻線
L2pと2次巻線L2s(1/2)とL2s(2/2)
とからなり、2次巻線L2s(1/2)とL2s(2/
2)とは、共通の鉄心に巻かれたコイルからなり、各コ
イルは図中に・印で示すようにそれぞれに流れる電流に
よって共有する鉄心に同方向の磁束を発生する極性に定
められている。図17において、その他は図2ないし図
16に示した各実施例と同機能のものに同符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0039】図17において、トランジスタTR2aと
トランジスタTR2bはいずれか一方がONで他方がO
FFとなって溶接出力の極性を切り替える。いまトラン
ジスタTR2aがONでトランジスタTR2bがOFF
とすると、溶接電流は2次整流回路DR2の正出力端
子、リアクトルL4(1/2)、トランジスタTR2
a、ダイオードDR3、リアクトルL2s(1/2)、
被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケーブル8、被
溶接物7、電極6、電極側ケーブル5、電極側出力端子
Tm1、リアクトルL2s(1/2)、電流検出器CT
1、2次整流回路DR2の零出力端子の経路を流れ、被
溶接物7と電極6の間に正極性のアークを発生させる。
つぎに、トランジスタTR2aがOFFにトランジスタ
TR2bがONになると、トランジスタTR2aを通し
てリアクトルL4(1/2)に流れる電流とトランジス
タTR2bを通してリアクトルL4(2/2)に流れる
電流は鉄心を同じ方向に磁化するので、リアクトルL4
(1/2)に流れていた電流は直流リアクトルL4(2
/2)に直ちに移って流れることになる。その結果、溶
接電流は2次整流回路DR2の零出力端子、出力電流検
出器CT1、電極側出力端子Tm1、電極側ケーブル
5、電極6、被溶接物7、被溶接物側ケーブル8、被溶
接物側出力端子Tm2、リアクトルL2s(2/2)、
電磁接触器S1、トランジスタTR2b、直流リアクト
ルL4(2/2)、2次整流回路DR2の負出力端子の
経路を流れ、電極6と被溶接物7の間に逆極性のアーク
を発生させる。トランジスタTR2aがONでトランジ
スタTR2bがOFFの状態と、トランジスタTR2a
がOFFでトランジスタTR2bがONの状態とを交互
に繰り返すことよって電極6と被溶接物7間に交流アー
クが得られる。
トランジスタTR2bはいずれか一方がONで他方がO
FFとなって溶接出力の極性を切り替える。いまトラン
ジスタTR2aがONでトランジスタTR2bがOFF
とすると、溶接電流は2次整流回路DR2の正出力端
子、リアクトルL4(1/2)、トランジスタTR2
a、ダイオードDR3、リアクトルL2s(1/2)、
被溶接物側出力端子Tm2、被溶接物側ケーブル8、被
溶接物7、電極6、電極側ケーブル5、電極側出力端子
Tm1、リアクトルL2s(1/2)、電流検出器CT
1、2次整流回路DR2の零出力端子の経路を流れ、被
溶接物7と電極6の間に正極性のアークを発生させる。
つぎに、トランジスタTR2aがOFFにトランジスタ
TR2bがONになると、トランジスタTR2aを通し
てリアクトルL4(1/2)に流れる電流とトランジス
タTR2bを通してリアクトルL4(2/2)に流れる
電流は鉄心を同じ方向に磁化するので、リアクトルL4
(1/2)に流れていた電流は直流リアクトルL4(2
/2)に直ちに移って流れることになる。その結果、溶
接電流は2次整流回路DR2の零出力端子、出力電流検
出器CT1、電極側出力端子Tm1、電極側ケーブル
5、電極6、被溶接物7、被溶接物側ケーブル8、被溶
接物側出力端子Tm2、リアクトルL2s(2/2)、
電磁接触器S1、トランジスタTR2b、直流リアクト
ルL4(2/2)、2次整流回路DR2の負出力端子の
経路を流れ、電極6と被溶接物7の間に逆極性のアーク
を発生させる。トランジスタTR2aがONでトランジ
スタTR2bがOFFの状態と、トランジスタTR2a
がOFFでトランジスタTR2bがONの状態とを交互
に繰り返すことよって電極6と被溶接物7間に交流アー
クが得られる。
【0040】アーク起動時にはスイッチング素子TR3
を所定時間だけ導通させた後に遮断する。このときリア
クトルL2pにはスイッチング素子TR3の導通時に流
れていた電流が急減するのを妨げるように図示の極性に
パルス状の高電圧が発生する。この高電圧はリアクトル
L2s(1/2)とLSs(2/2)とに巻数比に応じ
て誘起され、電極6と被溶接物7とに両リアクトルの誘
起電圧が加算されて印加され、両者間の絶縁を破壊して
火花放電が発生する。火花放電が発生すると、2次整流
回路DR2から直流リアクトルL4(1/2)、トラン
ジスタTR2a、ダイオードDR3を経て同極性の電流
が流れ、火花放電は溶接アークに成長する。このときリ
アクトルL2sは2分割されてL2s(1/2)とL2
s(2/2)となって電極側6および被溶接物側7にそ
れぞれ挿入されるので電極6の対地電位の上昇が1/2
となりノイズ発生が少なくなる。
を所定時間だけ導通させた後に遮断する。このときリア
クトルL2pにはスイッチング素子TR3の導通時に流
れていた電流が急減するのを妨げるように図示の極性に
パルス状の高電圧が発生する。この高電圧はリアクトル
L2s(1/2)とLSs(2/2)とに巻数比に応じ
て誘起され、電極6と被溶接物7とに両リアクトルの誘
起電圧が加算されて印加され、両者間の絶縁を破壊して
火花放電が発生する。火花放電が発生すると、2次整流
回路DR2から直流リアクトルL4(1/2)、トラン
ジスタTR2a、ダイオードDR3を経て同極性の電流
が流れ、火花放電は溶接アークに成長する。このときリ
アクトルL2sは2分割されてL2s(1/2)とL2
s(2/2)となって電極側6および被溶接物側7にそ
れぞれ挿入されるので電極6の対地電位の上昇が1/2
となりノイズ発生が少なくなる。
【0041】溶接アークが発生すると制御回路CL3
は、これを出力電流検出器CT1によって検出し、直流
アーク溶接を行う場合はトランジスタTR2aをON、
トランジスタTR2bをOFF、電磁接触器S1をOF
Fのままとし、交流アーク溶接を行う場合は電磁接触器
S1をONとした後、トランジスタTR2aとトランジ
スタTR2bを所定の順序と間隔で交互にON、OFF
させる。
は、これを出力電流検出器CT1によって検出し、直流
アーク溶接を行う場合はトランジスタTR2aをON、
トランジスタTR2bをOFF、電磁接触器S1をOF
Fのままとし、交流アーク溶接を行う場合は電磁接触器
S1をONとした後、トランジスタTR2aとトランジ
スタTR2bを所定の順序と間隔で交互にON、OFF
させる。
【0042】図17の実施例においても、交流出力時に
は、リアクトルL4(1/2)とリアクトルL4(1/
2)との巻線を前述のように各コイルに流れる電流によ
って共有する鉄心に同じ方向の磁束が発生するようにそ
の巻き方向を決定しておくと、極性の反転に際してトラ
ンジスタTR2aがONからOFFになるときにリアク
トルL4(1/2)に流れていた電流がそのままリアク
トルL4(2/2)に移って流れようとする。このため
にトランジスタTR2aのOFFと同時に高いサージ電
圧が発生し、アークの再生を助ける。
は、リアクトルL4(1/2)とリアクトルL4(1/
2)との巻線を前述のように各コイルに流れる電流によ
って共有する鉄心に同じ方向の磁束が発生するようにそ
の巻き方向を決定しておくと、極性の反転に際してトラ
ンジスタTR2aがONからOFFになるときにリアク
トルL4(1/2)に流れていた電流がそのままリアク
トルL4(2/2)に移って流れようとする。このため
にトランジスタTR2aのOFFと同時に高いサージ電
圧が発生し、アークの再生を助ける。
【0043】図18は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1および
13の発明の実施例に相当する。同図の実施例は、図1
7の実施例のリアクトルL2の1次巻線L2pを2次整
流回路DR2の正出力端子とトランジスタTR2aとの
間に直列に接続し、かつ、スイッチング素子TR3と抵
抗器R1の直列回路をリアクトルL2pとトランジスタ
TR2aとの接続点と2次整流回路DR2の零出力端子
との間に接続し、かつリアクトルL2の2次巻線L2s
は1個として2次整流回路DR2の零出力端子と電極側
出力端子Tm1との間に直列接続したものである。その
他は図17の実施例と同様であり、その動作も図17の
実施例と同様である。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1および
13の発明の実施例に相当する。同図の実施例は、図1
7の実施例のリアクトルL2の1次巻線L2pを2次整
流回路DR2の正出力端子とトランジスタTR2aとの
間に直列に接続し、かつ、スイッチング素子TR3と抵
抗器R1の直列回路をリアクトルL2pとトランジスタ
TR2aとの接続点と2次整流回路DR2の零出力端子
との間に接続し、かつリアクトルL2の2次巻線L2s
は1個として2次整流回路DR2の零出力端子と電極側
出力端子Tm1との間に直列接続したものである。その
他は図17の実施例と同様であり、その動作も図17の
実施例と同様である。
【0044】図19は、本発明をアーク溶接に適用した
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、13
および14の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は、図17および図18の実施例のリアクトルL2を削
除し、スイッチング素子TR3と抵抗器R1との直列回
路を溶接負荷に対する出力端子Tm1とTm2との間に
接続したものである。同図の実施例においては、アーク
起動に際して、スイッチング素子TR3とトランジスタ
TR2aとを導通させると、2次整流回路DR2からリ
アクトルL4(1/2)、ダイオードDR3、トランジ
スタTR2a、抵抗器R1、スイッチング素子TR3、
2次整流回路DR2の零出力端子の経路で電流が流れ、
リアクトルL4(1/2)に電磁エネルギーが蓄えられ
る。動作する。所定時間の後にトランジスタTR2aは
導通のままで、スイッチング素子TR3を遮断するとリ
アクトルL4(1/2)に蓄えられていた電磁エネルギ
ーによってパルス状の高電圧がリアクトルL4(1/
2)に図示の極性に発生する。この高電圧によって電極
6と被溶接物7との間に火花放電が発生し、これによっ
て溶接アークが誘発される。溶接アークが発生した後
は、図17および図18に示した実施例と同様にして直
流アーク溶接または交流アーク溶接がおこなわれる。
ときの別の実施例を示す接続図であり、請求項1、13
および14の発明の実施例に相当する。同図の実施例
は、図17および図18の実施例のリアクトルL2を削
除し、スイッチング素子TR3と抵抗器R1との直列回
路を溶接負荷に対する出力端子Tm1とTm2との間に
接続したものである。同図の実施例においては、アーク
起動に際して、スイッチング素子TR3とトランジスタ
TR2aとを導通させると、2次整流回路DR2からリ
アクトルL4(1/2)、ダイオードDR3、トランジ
スタTR2a、抵抗器R1、スイッチング素子TR3、
2次整流回路DR2の零出力端子の経路で電流が流れ、
リアクトルL4(1/2)に電磁エネルギーが蓄えられ
る。動作する。所定時間の後にトランジスタTR2aは
導通のままで、スイッチング素子TR3を遮断するとリ
アクトルL4(1/2)に蓄えられていた電磁エネルギ
ーによってパルス状の高電圧がリアクトルL4(1/
2)に図示の極性に発生する。この高電圧によって電極
6と被溶接物7との間に火花放電が発生し、これによっ
て溶接アークが誘発される。溶接アークが発生した後
は、図17および図18に示した実施例と同様にして直
流アーク溶接または交流アーク溶接がおこなわれる。
【0045】図19の実施例においてスイッチング素子
TR3と抵抗器R1の直列回路は、図示の位置に限ら
ず、アーク起動時にリアクトルL4(1/2)に電流を
流す位置であればよく、例えば、図19のリアクトルL
4(1/2)とダイオードDR3との接続点(またはダ
イオードDR3とトランジスタTR2aとの接続点)と
2次整流回路DR2の零出力端子との間でもよく、リア
クトルL4(1/2)とダイオードDR3との接続点
(またはダイオードDR3とトランジスタTR2aとの
接続点)とリアクトルL4(2/2)と電磁接触器S1
との接続点との間に接続してもよい。
TR3と抵抗器R1の直列回路は、図示の位置に限ら
ず、アーク起動時にリアクトルL4(1/2)に電流を
流す位置であればよく、例えば、図19のリアクトルL
4(1/2)とダイオードDR3との接続点(またはダ
イオードDR3とトランジスタTR2aとの接続点)と
2次整流回路DR2の零出力端子との間でもよく、リア
クトルL4(1/2)とダイオードDR3との接続点
(またはダイオードDR3とトランジスタTR2aとの
接続点)とリアクトルL4(2/2)と電磁接触器S1
との接続点との間に接続してもよい。
【0046】なお、図17ないし図19に示した実施例
において、トランジスタTR2aとTR2bとを導通期
間が極く短時間の重なりをもって交互にON−OFFす
るようにして両トランジスタを実質的に間隙なく制御す
るとよい。このようにするときは、トランジスタTR2
aとトランジスタTR2bとの重なり時間の間は、アー
クは消滅するが電流は直列リアクトルを通じてトランジ
スタTR2aとトランジスタTR2bとによって短絡さ
れて流れ続け、その値は直列リアクトルによって抑制さ
れる。この状態でトランジスタTR2aがOFFすると
その直前にリアクトルに流れていた電流を維持するよう
に高いサージ電圧がトランジスタTR2bの順方向に発
生する。このサージ電圧は電極6と比溶接物7との間に
先とは逆の極性で印加され、かつトランジスタTR2b
がすでにON状態にあるので、トランジスタTR2aが
OFFとなる瞬間に発生することになりアークの再生が
より確実となる。トランジスタTR2bとTR2cとが
導通状態にありトランジスタTR2aとTR2dとが遮
断状態にあって極性が反転するときも同様に動作する。
において、トランジスタTR2aとTR2bとを導通期
間が極く短時間の重なりをもって交互にON−OFFす
るようにして両トランジスタを実質的に間隙なく制御す
るとよい。このようにするときは、トランジスタTR2
aとトランジスタTR2bとの重なり時間の間は、アー
クは消滅するが電流は直列リアクトルを通じてトランジ
スタTR2aとトランジスタTR2bとによって短絡さ
れて流れ続け、その値は直列リアクトルによって抑制さ
れる。この状態でトランジスタTR2aがOFFすると
その直前にリアクトルに流れていた電流を維持するよう
に高いサージ電圧がトランジスタTR2bの順方向に発
生する。このサージ電圧は電極6と比溶接物7との間に
先とは逆の極性で印加され、かつトランジスタTR2b
がすでにON状態にあるので、トランジスタTR2aが
OFFとなる瞬間に発生することになりアークの再生が
より確実となる。トランジスタTR2bとTR2cとが
導通状態にありトランジスタTR2aとTR2dとが遮
断状態にあって極性が反転するときも同様に動作する。
【0047】また、図17ないし図19に示した実施例
において、リアクトルL4(1/2)、ダイオードDR
3およびトランジスタTR2aの接続順序およびリアク
トルL4(2/2)、電磁接触器(副スイッチング素
子)S1およびトランジスタTR2bの接続順序はいず
れも図示の通りでなくてもよい。
において、リアクトルL4(1/2)、ダイオードDR
3およびトランジスタTR2aの接続順序およびリアク
トルL4(2/2)、電磁接触器(副スイッチング素
子)S1およびトランジスタTR2bの接続順序はいず
れも図示の通りでなくてもよい。
【0048】さらに、上記いずれの実施例においても、
主スイッチング回路を構成するトランジスタTR2aな
いしTR2dに高耐圧の素子を使用するときは電磁接触
器(副スイッチング素子)S1はなくてもよい。同様に
2次整流回路DR2に逆耐圧の高いものを使用するとき
は、ダイオードDR3は省略できる。
主スイッチング回路を構成するトランジスタTR2aな
いしTR2dに高耐圧の素子を使用するときは電磁接触
器(副スイッチング素子)S1はなくてもよい。同様に
2次整流回路DR2に逆耐圧の高いものを使用するとき
は、ダイオードDR3は省略できる。
【0049】また、上記各実施例は、本発明をアーク溶
接に適用するときについて説明したが、本発明はアーク
溶接以外にアーク切断、アーク加熱、アーク溶融などの
アーク加工に適用できる。
接に適用するときについて説明したが、本発明はアーク
溶接以外にアーク切断、アーク加熱、アーク溶融などの
アーク加工に適用できる。
【0050】上記の説明では、スイッチング素子TR
2、抵抗器R2、リアクトルL2Pの回路は溶接出力回
路に接続したが、別に用意する電源に接続してもよい。
2、抵抗器R2、リアクトルL2Pの回路は溶接出力回
路に接続したが、別に用意する電源に接続してもよい。
【0051】
【発明の効果】従来よく行われていた高周波高電圧を用
いる方法のように、アークが発生するまでの間中高周波
高電圧を出し放しにすると、電極と被溶接物間の電位が
高周波高電圧によって強制的に変動する。この結果、大
地に高周波電流が流れ出し、近くの電子機器にノイズ障
害を引き起こす。これに対し本発明の場合、スイッチン
グ素子TR2を続けてON・OFFしても高電圧出力は直
流であるためつぎのような効果がある。スイッチング素
子TR2のON・OFFの周期が電極と被溶接物間の静
電容量と電気抵抗による時定数より長いときは、その静
電容量の充電・放電を繰り返すが、放電は電極と被溶接
物間の電気抵抗へ行うので、強制的な電極・被溶接物間
の電位変動による大地への高周波電流の流れ出しは充電
の時だけである。したがって、本発明においては従来の
高周波高電圧を用いる方式のものよりノイズは少ない。
また、ON・OFFの周期が電極と被溶接物間の静電容
量と電気抵抗による時定数より短いときは、その静電容
量が充電されると電極・被溶接物間の電位変動がなくな
るので、ノイズは極端に少なくなる。
いる方法のように、アークが発生するまでの間中高周波
高電圧を出し放しにすると、電極と被溶接物間の電位が
高周波高電圧によって強制的に変動する。この結果、大
地に高周波電流が流れ出し、近くの電子機器にノイズ障
害を引き起こす。これに対し本発明の場合、スイッチン
グ素子TR2を続けてON・OFFしても高電圧出力は直
流であるためつぎのような効果がある。スイッチング素
子TR2のON・OFFの周期が電極と被溶接物間の静
電容量と電気抵抗による時定数より長いときは、その静
電容量の充電・放電を繰り返すが、放電は電極と被溶接
物間の電気抵抗へ行うので、強制的な電極・被溶接物間
の電位変動による大地への高周波電流の流れ出しは充電
の時だけである。したがって、本発明においては従来の
高周波高電圧を用いる方式のものよりノイズは少ない。
また、ON・OFFの周期が電極と被溶接物間の静電容
量と電気抵抗による時定数より短いときは、その静電容
量が充電されると電極・被溶接物間の電位変動がなくな
るので、ノイズは極端に少なくなる。
【0052】また、図1の従来の場合は、第1の直流電
源装置が故障しても直流高電圧発生装置である第2の直
流電源装置は働いていて無駄な直流項電圧が出力された
ままになることがある。また、第1の直流電源装置が正
常でも第2の直流電源装置の出力電流を制限する回路が
故障すると大きな電流が流れて第2の直流電源が破壊さ
れることがある。これに対して本発明においては、予め
リアクトルに電流を流しておき、この電流を遮断するこ
とによって高電圧を得るので、上記のような無駄な出力
が続くことや装置が破壊されるようなことはない。
源装置が故障しても直流高電圧発生装置である第2の直
流電源装置は働いていて無駄な直流項電圧が出力された
ままになることがある。また、第1の直流電源装置が正
常でも第2の直流電源装置の出力電流を制限する回路が
故障すると大きな電流が流れて第2の直流電源が破壊さ
れることがある。これに対して本発明においては、予め
リアクトルに電流を流しておき、この電流を遮断するこ
とによって高電圧を得るので、上記のような無駄な出力
が続くことや装置が破壊されるようなことはない。
【図1】従来のアーク加工装置の例を示接続図。
【図2】本発明の請求項1、2および10の発明を交直
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図3】本発明の請求項1、3および10の発明を交直
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図4】本発明の請求項1、4および10の発明を交直
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図5】本発明の請求項1、5および10の発明を交直
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図6】本発明の請求項1、2、10および12の発明
を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
【図7】本発明の請求項1、3、10および12の発明
を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
【図8】本発明の請求項1、6および10の発明を交直
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図9】本発明の請求項1、7および10の発明を交直
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図10】本発明の請求項1、8および10の発明を交
直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図11】本発明の請求項1、9および10の発明を交
直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図12】本発明の請求項1、6、10および12の発
明を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接
続図。
明を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接
続図。
【図13】本発明の請求項1、7、10および12の発
明を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接
続図。
明を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接
続図。
【図14】本発明の請求項1、10および11の発明を
交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
【図15】本発明の請求項1、10、11および12の
発明を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す
接続図。
発明を交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す
接続図。
【図16】本発明の請求項1、10および11の発明を
交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
【図17】本発明の請求項1および13の発明を交直両
用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図18】本発明の請求項1および13の発明を交直両
用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続図。
【図19】本発明の請求項1、13および14の発明を
交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
交直両用アーク溶接機に実施したときの例を示す接続
図。
1ないし3 1次入力線 4 溶接電源 5 電極側ケーブル 6 電極 7 被溶接物 8 被溶接物側ケーブル 10 溶接電源 11 第1の直流電源装置 15 第2の直流電源装置 16 ダイオード 18 アーク発生検出手段 19 スイッチ手段 DR1 1次整流器 DR2 2次整流回路 DR3 ダイオード TR1 インバータ回路 T1 インバータトランス L1 リアクトル L1(1/2)、L1(2/2) リアクトル L2 リアクトル L2p、L2s リアクトル L2s(1/2)、L2s(2/2) リアクトル L4(1/2)、L4(2/2) リアクトル TR2aないしTR2d トランジスタ TR3 スイッチング素子 S1 副スイッチング回路(電磁接触器) S1a、S1b 副スイッチング回路(電磁接触器) R1、R2 抵抗器 TS1 起動スイッチ RV1 出力電流調整器 CT1 出力電流検出器 CL2 制御回路 Tm1 電極側出力端子 Tm2 被溶接物側出力端子
Claims (17)
- 【請求項1】電極と被加工物とを接触させずにアークス
タートさせる交直両用アーク加工装置において、直流電
源と、前記直流電源の出力を正および逆の極性にきりか
えて電極と被加工物とからなるアーク加工負荷に供給す
る主スイッチング回路と、あらかじめリアクトルに流し
ておいた電流を遮断することによってパルス状の高電圧
を発生させてアーク起動時に前記直流電源からの出力に
重畳して前記アーク加工負荷に供給するための直流高電
圧発生回路と、前記直流電源と負荷出力端子との間に直
列に設けられて前記直流高電圧発生回路の出力と同極性
に接続方向が定められたダイオードと、前記直流高電圧
発生回路の出力極性とは逆の極性の出力を通過させる副
スイッチング回路と、アーク起動に際して前記直流高電
圧発生回路を起動するとともに前記主スイッチング回路
を前記直流高電圧発生回路の出力と同極性の出力を前記
アーク加工負荷に供給するように駆動し、アーク起動後
は前記副スイッチング回路を導通させ、かつ所定の順序
で前記主スイッチング回路をON-OFF制御する制御回路と
を備えた交直両用アーク加工装置。 - 【請求項2】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
出力端子に接続されたリアクトルの1次巻線とスイッチ
ング素子との直列回路と前記主スイッチング回路の一方
の出力と前記負荷出力端子との間に直列に接続された前
記リアクトルの2次巻線とからなり、前記ダイオードは
前記リアクトルの巻線と直列接続され、前記副スイッチ
ング回路は前記リアクトルの2次巻線と前記ダイオード
との直列回路と並列接続されている請求項1に記載の交
直両用アーク加工装置。 - 【請求項3】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
一方の出力端子と前記主スイッチング回路とのあいだに
接続されたリアクトルの1次巻線と前記リアクトルの1
次巻線と前記主スイッチング回路との接続点と前記直流
電源の他方の出力端子との間に接続されたスイッチング
素子と前記主スイッチング回路と出力端子との間に直列
に接続された前記リアクトルの2次巻線とからなり、前
記ダイオードは前記リアクトルの2次巻線と直列に接続
され、前記副スイッチング回路は前記リアクトルの2次
巻線と前記ダイオードとの直列回路と並列接続された請
求項1に記載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項4】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
出力端子に接続されたリアクトルの1次巻線とスイッチ
ング素子との直列回路と前記直流電源の出力端子と前記
主スイッチング回路との間に直列に接続された前記リア
クトルの2次巻線とからなり、前記ダイオードは前記リ
アクトルの2次巻線と直列に接続され、前記副スイッチ
ング回路は前記主スイッチング回路のうち前記直流高電
圧発生回路の発生電圧とは逆の極性の出力を通過させる
回路に直列に接続された請求項1に記載の交直両用アー
ク加工装置。 - 【請求項5】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
一方の出力端子と前記主スイッチング回路とのあいだに
接続されたリアクトルの1次巻線と2次巻線とからなる
直列回路と前記リアクトルの1次巻線と2次巻線との接
続点と前記直流電源の他方の出力端子との間に接続され
たスイッチング素子とからなり、前記ダイオードは前記
リアクトルの2次巻線に直列接続され、前記副スイッチ
ング回路は前記主スイッチング回路のうち前記直流高電
圧発生回路の発生電圧とは逆の極性の出力を通過させる
回路に直列に接続されている請求項1に記載の交直両用
アーク加工装置。 - 【請求項6】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
出力端子に接続されたリアクトルの1次巻線とスイッチ
ング素子との直列回路と前記主スイッチング回路の一方
の出力と前記負荷出力端子との間に直列に接続された前
記リアクトルの2次巻線とからなり、前記ダイオードは
前記主スイッチング回路のうち前記直流高電圧発生回路
の出力と同極性の電流を流す回路内に直列に接続されて
おり、前記副スイッチング回路は前記主スイッチング回
路のうち前記ダイオードが接続されている極性とは逆の
極性の電流を流す回路内に直列に接続されている請求項
1に記載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項7】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
一方の出力端子と前記主スイッチング回路との間に接続
されたリアクトルの1次巻線と、前記リアクトルの1次
巻線と前記主スイッチング回路との接続点と前記直流電
源の他方の出力端子との間に接続されたスイッチング素
子と前記主スイッチング回路と出力端子との間に直列に
接続された前記リアクトルの2次巻線とからなり、前記
ダイオードは前記主スイッチング回路のうち前記直流高
電圧発生回路の出力と同極性の電流を流す回路内に直列
に接続されており、前記副スイッチング回路は前記主ス
イッチング回路のうちの前記ダイオードが接続されてい
る極性とは逆の極性の電流を流す回路内に直列に接続さ
れている請求項1に記載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項8】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
出力端子に接続されたリアクトルの1次巻線とスイッチ
ング素子との直列回路と前記主スイッチング回路のうち
アークスタート時に流す電流と同方向の電流を流す回路
内に直列にかつ前記ダイオードと直列にして接続された
前記リアクトルの2次巻線とからなり、前記副スイッチ
ング回路は前記主スイッチング回路のうちの前記ダイオ
ードと前記リアクトルの2次巻線との直列回路が接続さ
れている極性とは逆の極性の回路内に直列に接続されて
いる請求項1に記載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項9】前記直流高電圧発生回路は前記直流電源の
一方の出力端子と前記主スイッチング回路とのあいだに
接続されたリアクトルの1次巻線と前記主スイッチング
回路のうちアークスタート時に流す電流と同方向の電流
を流す回路内に直列に接続されかつ前記ダイオードと直
列接続した前記リアクトルの2次巻線と前記リアクトル
の1次巻線と前記主スイッチング回路との接続点と前記
直流電源の他方の出力端子との間に接続されたスイッチ
ング素子とからなり、前記副スイッチング回路は前記主
スイッチング回路のうちの前記ダイオードと前記リアク
トルの2次巻線との直列回路が接続されている極性とは
逆の極性の回路内に直列に接続されている請求項1に記
載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項10】前記直流電源は正および負の出力端子を
有する直流電源であり、前記主スイッチング回路はブリ
ッジ回路を構成する4個のスイッチング素子からなり、
前記ブリッジ回路の直流端子に前記直流電源から電力を
供給し、前記ブリッジ回路の交流端子からアーク加工用
出力を取り出す請求項1に記載の交直両用アーク加工装
置。 - 【請求項11】前記直流電源の出力端子の一方には1個
のリアクトルが接続されており、前記主スイッチング回
路はブリッジ回路を構成する4個のスイッチング素子か
らなり、前記ブリッジ回路の直流端子側の一方と前記リ
アクトルとの間に前記ダイオードを直列に接続し、前記
ブリッジ回路の直流端子の他端を前記直流電源の他方の
出力端子に接続し、前記ブリッジ回路の交流端子からア
ーク加工用出力を取り出すとともに、前記直流高電圧発
生回路は前記リアクトルを介して前記直流電源の出力を
所定時間短絡する回路であり、前記副スイッチング回路
は前記ブリッジ回路のうちの前記直流高電圧発生回路の
出力極性とは逆の極性の回路を遮断する位置に接続され
ている請求項1に記載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項12】前記主スイッチング回路の正および負の
各極性の電流を流す回路にはそれぞれ補助リアクトルが
直列に接続されており、前記各補助リアクトルは共通の
鉄心に巻かれた2個のリアクトル巻線のうちの各一方を
使用し、前記各巻線は共有する鉄心をそれぞれの巻線に
流れる電流によって同方向に磁化する極性に巻方向が定
められている請求項1ないし請求項11のいずれかに記
載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項13】前記直流電源は正・零・負の3出力を有
する直流電源であり、前記主スイッチング回路は前記直
流電源の正および負の各出力端子に接続され他端を共通
接続されたリアクトルとスイッチング素子との2組の直
列回路からなり、前記各リアクトルは共通の鉄心に巻か
れた2個のリアクトル巻線のうちの各一方を使用し、か
つ前記各リアクトル巻線は共有する鉄心をそれぞれに直
列接続されたスイッチング素子の導通時に流れる電流に
よって同方向に磁化する極性に巻方向が定められている
リアクトルであり、前記直列回路の一方に前記ダイオー
ドを直列に接続し、前記直列回路の他方に直列に前記副
スイッチング回路を接続して両直列回路の共通接続点を
アーク加工負荷に対する一方の出力端子とし、前記直流
電源の零出力端子を他方の負荷出力端子とした請求項1
に記載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項14】前記直流高電圧発生回路は前記リアクト
ルの少なくとも一方を介して前記直流電源の出力をアー
ク起動時に所定時間短絡した後に開放することによって
パルス状の高電圧を発生する回路である請求項13に記
載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項15】前記直流高電圧発生回路は前記アーク加
工負荷に電極側を正とする逆極性の高電圧を供給する極
性とし、前記制御回路はアーク起動時は前記直流高電圧
発生回路を起動するとともに前記主スイッチング回路を
逆極性出力となるように制御し、アーク起動後は前記直
流高電圧発生回路の動作を停止させるとともに前記副ス
イッチング回路を導通させ、かつ前記主スイッチング回
路を直流出力時は被溶接物側を正とする正極性とし交流
出力時は所定の順序でON-OFF制御する回路である請求項
1ないし請求項14のいずれかに記載の交直両用アーク
加工装置。 - 【請求項16】前記主スイッチング回路は、出力極性の
切替時にスイッチング回路を構成する正逆各極性の出力
を負担するスイッチング素子の導通期間を実質的に間隙
なく切替える回路である請求項1ないし請求項15のい
ずれかに記載の交直両用アーク加工装置。 - 【請求項17】前記直流高電圧発生回路のスイッチング
素子は、アーク起動時に火花放電が発生するまでのあい
だ所定の間隔で導通と遮断とを繰り返す請求項1ないし
請求項16に記載の交直両用アーク加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33865594A JP3607334B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 交直両用アーク加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33865594A JP3607334B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 交直両用アーク加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08187576A true JPH08187576A (ja) | 1996-07-23 |
| JP3607334B2 JP3607334B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=18320228
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP33865594A Expired - Fee Related JP3607334B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 交直両用アーク加工装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3607334B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP33865594A patent/JP3607334B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3607334B2 (ja) | 2005-01-05 |
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