JPH08187637A - パレットクランプ装置 - Google Patents

パレットクランプ装置

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JPH08187637A
JPH08187637A JP6328843A JP32884394A JPH08187637A JP H08187637 A JPH08187637 A JP H08187637A JP 6328843 A JP6328843 A JP 6328843A JP 32884394 A JP32884394 A JP 32884394A JP H08187637 A JPH08187637 A JP H08187637A
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JP
Japan
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pallet
clamp
shaft
claw
clamped
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JP6328843A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hosokawa
川 裕 細
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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    • B23Q7/00—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B31/02—Chucks
    • B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
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    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パレットクランプ時のパレットの変形が抑制
し、また、パレットクランプ装置へのパレットの引き込
み、引き出し動作をなくしてパレット交換の高速化に寄
与するようしたパレットクランプ装置を提供する。 【構成】 パレット30の下面中央部に開口する内径部
34に突出する係止部41を設け、円盤状のクランプ部
材36の外周部に前記係止部37に係合、離脱可能な係
合部37を設け、前記クランプ部材36をクランプ軸4
6を介して回転自在かつ昇降可能に支持するとともに、
前記クランプ部材36を前記クランプ軸46を介してク
ランプ力を発生する駆動部50に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作物を登載して工作
機械に供給するパレットをテーブルのパレットベース上
で固定するパレットクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動パレット交換装置が設けられた工作
機械では、工作物を登載したパレットを工作機械のテー
ブルに移送した後で、そのパレットをテーブル上に固定
してから加工が開始される。
【0003】図7は、パレットクランプ装置の従来例の
一般的な構成を示す。この図7において、符号10は、
パレットクランプ装置を示す。このパレットクランプ装
置10は、図示されない自動パレット交換装置の作動に
よって、パレット12がテーブルのパレットベース14
上に引き込まれると、平板16を下に引き付けてパレッ
ト12を固定する。
【0004】パレット12の下面には、パレット12の
移送方向に縦断するT溝18が形成されており、このT
溝18の走る方向に沿って平板16が係合する段部20
が形成されている。パレット12にクランプ力を与える
油圧シリンダは、テーブルの内部に設けられており、平
板16はパレットベース14の下に設けられた図示され
ない油圧シリンダのピストンと連結されている。平板1
6がテーブル側に引き付けられると、カムフォロア22
を介して平板は段部20に係合したまま、パレット12
を引き付けクランプする。
【0005】一方、パレット12をアンクランプするに
は、平板16がわずかに上昇して段部20から離れるの
で、パレット12はアンクランプされる。そして、パレ
ット12をT溝18の長さ方向に引き出すと、カムフォ
ロア22がT溝18を転動してパレットの離脱を円滑に
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パレットクランプ装置では、パレット12をテーブルに
固定するのに、パレット12の端から端まで縦断するよ
うに走るT溝18を利用しているのが普通である。この
T溝18の場合、その両側に平板16が係合する段部2
0が形成されており、T溝18の縦断によってパレット
12の剛性が弱まるので、パレット12を平板16でテ
ーブル側に引き付けて固定するときにパレット12の変
形が生じ、この変形が加工精度に悪影響を及ぼすという
不都合があった。
【0007】また、このT溝18には、工作物の加工中
に飛び散る切粉やクーラントが侵入しやすいため、切粉
の詰まりによってパレット12の引き込みに支障をきた
すなど、種々のトラブルの原因となっている。
【0008】一方、このT溝18を利用する形式のパレ
ットクランプ装置では、前述したように、パレット12
をテーブルに搬出入するためには、T溝18に平板16
を嵌合させたままT溝18の長さ方向に沿ってパレット
12を前後に移動して引き込み、引き出しをしなければ
ならないので、自動パレット交換装置の動作が大きいた
め、パレット交換のための所要時間が長くなり、加工効
率の向上が制限され、また、自動パレット交換装置の構
成が複雑化、大形化する問題点が指摘されている。
【0009】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、パレットクランプ時のパレット
の変形が抑制し、また、パレットクランプ装置へのパレ
ットの引き込み、引き出し動作をなくしてパレット交換
の高速化に寄与するようしたパレットクランプ装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、工作物を取り付けたパレットの下面側
からパレットにクランプ部材を係合させ、前記クランプ
部材をパレットベースに引き付け前記パレットを固定す
るパレットクランプ装置において、前記パレットの下面
中央部に開口する内径部に突出する係止部を設け、円盤
状のクランプ部材の外周部に前記係止部に係合、離脱可
能な係合部を設け、前記クランプ部材をクランプ軸を介
して回転自在かつ昇降可能に支持するとともに、前記ク
ランプ部材を前記クランプ軸を介してクランプ力を発生
する駆動部に連結したことを特徴とするものである。
【0011】前記係止部は、クランプ部材の外周部に中
心と隣合う爪が一定の角度をなす複数のクランプ爪から
なり、前記係合部は、パレット内径部に前記クランプ爪
の配列角度に対応して設けられた被クランプ爪からな
り、隣合う前記被クランプ爪の間に前記クランプ爪の通
過を許容する空間が形成されていることを特徴とする。
【0012】また、前記クランプ爪と、被クランプ爪と
の角度位相を合わせるため、前記クランプ部材の下降時
には、クランプ爪が被クランプ爪に係合可能な回転位置
となり、クランプ部材の上昇時にはクランプ爪がパレッ
トから離脱可能な回転位置とする角度位相合わせ手段を
有することを特徴とする。
【0013】前記角度位相合わせ手段は、前記クランプ
軸の外周面に形成され前記クランプ部材の昇降と伴ない
クランプ爪の係合、離脱をする回転を与えるカム溝と、
パレットベース側に固定され、前記カム溝に係合するピ
ンからなることを特徴とする。
【0014】また、前記クランプ軸は、その下端面でス
ラストベアリングにより回転自在に支承されていること
が好ましい。
【0015】また、前記クランプ軸の上下動に連動する
軸部材と、この軸部材に設けたドグと、前記ドグの位置
を検出するセンサとからパレットのクランプ、アンクラ
ンプ状態を検出するように構成することができる。
【0016】さらに、パレットベース上面には、クラン
プ部材がパレットの内径部に挿入可能なようにパレット
を位置決めするテーパコーンを設け、前記パケットの裏
面に前記テーパコーンが嵌合するロケートブッシュを設
けることができる。
【0017】前記ロケートブッシュには、エア噴出口が
開口し、前記エア噴出口から噴出する圧縮空気を供給す
るクリーニングエア管路を設けたことが好ましく、前記
パレットの有無を前記クリーニングエア管路内に配設し
た圧力スイッチの出力信号に基づき検知することができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明によるパレットクランプ装置の
一実施例について添付の図面を参照して説明する。図1
は、本実施例によるパレットクランプ装置の構成を示す
縦断面図である。
【0019】この図1において、符号30は、パレット
を示す。このパレット30は、図5に示すパレット交換
装置100の交換アーム102に載せられて待機位置と
パレットベース32直上の位置との間を180゜旋回し
て移送されるようになっている。なお、このパレット交
換装置100については、後述する。
【0020】パレット30の底部には、円形の段付孔部
34によって内径部が形成されている。パレット30を
パレットベース32上でクランプする部材であるクラン
プ板36は、前記段付孔部34に嵌まり合う円盤状のプ
レートであって、その外周部には、係合部としてクラン
プ爪37が円周方向に一定の間隔をおいて形成されてい
る。図2は、パレットベース32を上から表わした平面
図で、前記クランプ板36のクランプ爪37は、この実
施例の場合、互いに隣り合う爪37、37が中心に対し
て60゜角度をなすように中心に関して対称的に設けら
れている。
【0021】一方、図3は、パレットを下面側から表わ
した平面図で、段付孔部34の開口縁部に形成される段
部には、クランプ爪37が通過できるような切欠き40
が一定の間隔をとって、隣同士が中心と60゜の角度を
なすように形成されている。また、切欠き40、40の
間には内側に突出する係止部としての被クランプ爪41
が60゜の配列角度で形成されている。
【0022】従って、パレット30をクランプ板36の
直上位置に位置決めすると、クランプ板36のクランプ
爪37と、段付孔部34の切欠き40の角度位相が合う
ようになっており、ことときクランプ板36を上昇させ
ると、段付孔部34にクランプ板36を挿入することが
できる。さらに、クランプ板36を60゜回転させて、
クランプ爪37と被クランプ爪41との角度位相を合せ
ると、被クランプ爪41にクランプ爪37が係合できる
ようになっている。なお、段付孔部34にクランプ板3
6が貫入した状態では、クランプ板36が上下に昇降す
るストロークを確保するためのスペースが確保されてい
る。
【0023】このようなパレットベース32の下側に
は、パレット30をアンクランプ、クランプし、クラン
プ力を与える駆動部が設けられている。この駆動部は、
パレットベース32に一体的な円筒部42の内部に配設
されている。なお、パレットベース32の全体は、テー
ブル割り出し駆動部44に連結されて水平面上を回転で
きるように構成されている。このテーブル割り出し駆動
部44については、後述する。
【0024】次に、クランプ装置の駆動部について説明
する。クランプ板36は、クランプ軸46を介して鉛直
な姿勢でその下端面でスラストベアリング48によって
回転自在に支承されている。このクランプ軸46は、上
下に昇降可能であるとともに、前記クランプ爪37の角
度位相を合せる機能を持った、後述する角度位相合せ手
段によって昇降に回転運動が伴うように構成されてい
る。
【0025】クランプ軸46に上下運動を与えるアクチ
ュエータとしては、油圧シリンダ50がクランプベース
32と一体の円筒ボディ42の内部に組み込まれてい
る。すなわち、この油圧シリンダ50は、クランプ軸4
6に外嵌するシリンダカバー52と、ピストン54とか
ら構成されている。ロッド側のシリンダ室Aには油路5
8から圧油が供給される。他方、シリンダ室Bには、油
路60から圧油が供給される。
【0026】このような油圧シリンダ50を用いた駆動
部において、ピストン54では、クランプ軸46のフラ
ンジ部59がピストン54の段部61と、スラストベア
リング48の間に挟まれるようにして係合している。従
って、クランプ軸46は、ピストン54と一体的なスラ
ストベアリング48で支承されているので、角度位相合
せ手段による回転が許容されるような構造になってい
る。このような連結構造のため、スラストベアリング4
8は、ピストン54の短円柱状の連結部63の上面にも
取付られて、クランプ軸46の下端面と連結部63の間
には、隙間62が形成されている。
【0027】前記角度位相合せ手段は、クランプ軸46
の外周部に形成されたカム溝65と、パレットベース3
2に固定されてその先端がカム溝65に係合するピン6
4とから構成されている。この実施例の場合、カム溝6
5は、図4に示すように斜めに傾斜するように形成され
た溝からなり、クランプ軸46のストロークに対応させ
て、1ストロークの間にピンの頭が下端部64aと上端
部65bの間に沿って摺動すると、クランプ軸46は6
0゜回転するように設計されている。
【0028】図1において、前記ピストン54の連結部
63からは、ロッド66が垂直に下に向かって延びるよ
うに連結されており、油圧シリンダ50の動作と連動す
るロッドの変位からクランプ板36によるクランプ、ア
ンクランプの動作が検知される。この場合、ロッド66
の先端は、円錐状に形成され、この円錐部67には、水
平方向に移動自在に挿通されているドグ軸68の半球状
の先端を当接させている。このドグ軸68の末端は外部
に突出して、この突出部にドグ70を設け、このドグが
リミットスイッチなどの位置検出センサを作動させるよ
うになっている。なお、この場合、ドグ軸68は、圧縮
ばね71の弾性力によって付勢されてその半球状先端
は、円錐部67に常時当接するように構成されている。
【0029】次に、パレットベース32の上面には、載
せたパレット30を位置決めして、クランプ、アンクラ
ンプ切り換え際の角度位相合せを円滑にするためのテー
パコーン80が配設されている。このテーパコーン80
は、図2に示すようにパレットベース32の中心に関し
て120度対称な位置に3箇所設けられている。図3に
示すように、このテーパコーン80がそれぞれ嵌まり合
うロケートブッシュ82はパレット30の下面に3箇所
埋め込まれている。テーパコーン80の円錐台状の先端
にはテーパ81がつけられ、このテーパ81に対応して
ロケートブッシュ82には、同じテーパを有する凹部8
3が形成されている。また、テーパコーン82では、そ
の頂部に開口するエア噴出通路84が形成され、このエ
ア噴出通路84には、通路85を通じて図示されないエ
ア供給回路から圧縮エアが供給されるようになってい
る。また、テーパコーン80に供給されるエアが設定圧
力以上になると作動する図示されない圧力スイッチが設
けられており、この圧力スイッチの作動信号からパレッ
トベース32のロケートブッシュ82がテーパコーン8
2に着座したことを検出し、その検出信号を受信後、エ
アの供給回路に設けられた切換弁の開かれ圧縮エアがテ
ーパコーン80の噴出通路84から吹き出るように制御
される。
【0030】次に、図2において、符号90は、テーブ
ル割り出し機構の駆動モータを示す。図1に示すよう
に、この駆動モータ90の駆動軸は、テーブル本体31
の内部で潤滑油のたまっているギヤ室91の内部に収納
されているウォーム92に連結され、このウォーム92
に噛み合うウォーム歯車44は、パレットベース32の
円筒部42の下端に固定されている。また、ウォーム歯
車44はそのボス部で下からスラストベアリング96に
よって回転自在に支承されている。
【0031】本実施例は、以上のように構成されるもの
であり、次に、自動パレット交換工程との関連におい
て、実施例の作用について説明する。ここで、図5は、
自動パレット交換装置を示した側面図で、図6は、自動
パレット交換装置の交換フォークの平面図である。
【0032】符号100は,自動パレット交換装置の全
体を、符号102で交換フォークの全体を表す。この交
換フォーク100は、中心部の旋回軸104の両側にそ
れぞれパレット30を支持して、180゜旋回すること
によってパレット30、30を工作機械側と、待機位置
との間を移送するものである。
【0033】交換フォーク102の長さ方向のフレーム
部材103、104の両端部側には、パレット30を載
せられるように支持台105、106が取り付けられて
おり、この支持台105、106は、パレット30の形
に対応してパレット30が嵌まり合うようになってお
り、パレット30は、その肩部30aで支持台105、
106の上に係止できるようになっている。
【0034】図5に示されるように、交換フォーク10
2は、自動パレット交換装置100の旋回軸104に連
結されている。この自動パレット交換装置では、交換フ
ォーク102は、旋回動作に加えて旋回軸104ごと上
下に昇降できるように構成されており、交換フォーク1
02の全体が図に示す高さ位置まで上昇したあとで、旋
回軸104が回転して旋回し、その後、交換フォーク1
02が下降するというように一連のパレット交換動作を
行う。交換フォーク102の旋回した後は、交換フォー
ク102に180゜対称に設けてある位置決めスリーブ
107に、交換装置本体側に取り付けてある位置決めピ
ン108が嵌合して、それまで工作機械側にあったパレ
ット30は待機ベース109上の待機位置に、待機位置
にあったパレット30は工作機械側のパレットベース上
へそれぞれ位置決めされるようになっている。
【0035】そこで、以下、パレット交換に伴う実施例
のクランプ動作について説明する。
【0036】図1において、パレット交換装置にパレッ
ト交換指令信号が発せられると、クランプされていたパ
レット30をアンクランプするために、油圧シリンダ5
0のシリンダ室Bに圧油が導入され、クランプ軸46は
ピストン54と一体に上昇する。このクランプ軸46に
は、その外周面のカム溝65にピン64の先端が嵌入さ
れているので、クランプ軸46は、上昇に同時に60゜
回転する。
【0037】図2、図3において、このクランプ軸46
の回転によって、クランプ板36のクランプ爪37とパ
レット30の被クランプ爪41との噛み合いが外れると
ともに、クランプ板36のクランプ爪37と、被クラン
プ爪41との角度位相が60゜ずれる結果、逆に、クラ
ンプ爪37と切欠き40の角度位相が合い、これにより
クランプ板36は、パレット30の段付き孔34から離
脱できる状態になる。
【0038】このアンクランプ動作の間、クランプ軸4
6はスラストベアリング48によって支持されているた
め、円滑に回転することができる。
【0039】このクランプ板36が上昇し、パレット3
0がアンクランプされたことは、クランプ軸46の上昇
に連動してドグ軸68が引っ込むため確認することがで
きる。
【0040】次に、パレット30がアンクランプされる
と、前述したように、パレット30交換フォーク102
が上昇するとともに、パレット30はパレットベース3
2から離脱する。この後、パレット交換フォーク102
は、180゜旋回して、新旧のパレット30は交換され
て待機位置にあったパレット30がパレットベース32
上まで移送される。その後、パレット交換フォーク10
2は下降するので、パレット30はパレットベース32
の上に位置決めされる。
【0041】なお、パレット30はパレット交換フォー
ク102とともにパレットベース32に上に降下する
と、既に、クランプ板36のクランプ爪37と、パレッ
ト30における被クランプ爪41の間の切欠き40との
角度位相が合っているため、また、多少角度位相がずれ
ていてもパレット30ベース上に配設されているテーパ
コーン80と、パレット30の底面に取り付けられてい
るロケートブッシュ82の各テーパ面81、83が嵌り
合うので、確実に角度位相が合い、パレット30は、そ
の底面の段付き孔34にパレット板36が嵌入する状態
でパレットベース32上にセットすることができるよう
になっている。
【0042】次に、パレット30をパレットベース32
上でクランプする場合、油圧シリンダ50には、そのロ
ッド側のシリンダ室Aに圧油が供給され、クランプ軸4
6は下降する。この時、クランプ板36は、カム溝65
に係合するピン64の係合によって60゜回転しながら
下降し、この回転によって、クランプ爪37と切欠き4
0との角度位相がずれるため、クランプ爪37は被クラ
ンプ爪41に係合する。この結果、油圧シリンダ50
は、そのクランプ力を発揮してパレット30をパレット
ベース32に対して引き付けるようにして強固に固定す
る。
【0043】クランプされる間は、前記したように圧力
スイッチの検出信号に基づいてテーパコーン80に開口
するエア噴出通路84から圧縮エアが噴出された状態で
行われるため、テーパコーン80、ロケートブッシュ8
2のそれぞれテーパ面81、83に付着している切粉
や、クーラントは吹き飛ばれるので、切粉等の詰まりが
クランプ動作を阻害せずにクランプ動作を確実にする。
【0044】また、クランプ板36が下降してパレット
30をクランプするときには、クランプ軸46を支承す
るスラストベアリング48は、クランク軸46、ピスト
ン54と一体で下降するので、スラストベアリング48
には、クランプ力が直接作用しない構造となっており、
スラストベアリング48に過大な荷重がかからないよう
になっている。
【0045】こうして、パレット30がクランプされた
ことは、ドッグ軸68先端のドグ70がテーブル本体3
1から突き出で、そのドグ70を検知するリミットスイ
ッチセンサの出力信号を受信することにより確認するこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、パレットの下面中央部に開口する内径部に突
出する係止部を設け、円盤状のクランプ部材の外周部に
前記係止部に係合、離脱可能な係合部を設け、前記クラ
ンプ部材をクランプ軸を介して回転自在かつ昇降可能に
支持するとともに、前記クランプ部材を前記クランプ軸
を介してクランプ力を発生する駆動部に連結して構成
し、円板状のクランプ部材を昇降しながら回転させてク
ランプ、アンクランプを行えるように構成されている。
このため、パレットを縦走するT溝をクランプに利用し
ないので、パレットクランプ時のパレットの変形を抑制
できるため、パレットの厚み寸法を薄くすることができ
る。また、パレットを従来のようにパレットベースに対
して引き込み、引き出しをせずに、クランプ、アンクラ
ンプの動作をできるので、ローディング装置が不要とな
るとともに、パレット交換の所要時間を短縮化してパレ
ット交換の高速化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパレットクランプ装置の一実施例
を示す断面図。
【図2】パレットクランプ装置の平面図。
【図3】パレットを裏面から表した平面図。
【図4】クランプ軸に設けたカム溝を表した説明図。
【図5】パレットクランプ装置と組み合わされるパレッ
ト自動交換装置を表した側面図。
【図6】パレット自動交換装置の交換フォークの平面
図。
【図7】従来のパレットクランプ装置の構成を示す断面
図。
【符号の説明】
30 パレット 32 パレットベース 34 段付孔部(内径部) 36 クランプ板(クランプ部材) 37 クランプ爪(係合部) 40 切欠き 41 被クランプ爪(係止部) 48 スラストベアリング 50 油圧シリンダ 54 ピストン 64 ピン 65 カム溝 68 ドグ軸 70 ドグ 80 テーパコーン 82 ロケートブッシュ 100 自動パレット交換装置 102 交換フォーク 104 旋回軸

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作物を取り付けたパレットの下面側から
    パレットにクランプ部材を係合させ、前記クランプ部材
    をパレットベースに引き付け前記パレットを固定するパ
    レットクランプ装置において、前記パレットの下面中央
    部に開口する内径部に突出する係止部を設け、円盤状の
    クランプ部材の外周部に前記係止部に係合、離脱可能な
    係合部を設け、前記クランプ部材をクランプ軸を介して
    回転自在かつ昇降可能に支持するとともに、前記クラン
    プ部材を前記クランプ軸を介してクランプ力を発生する
    駆動部に連結したことを特徴とするパレットクランプ装
    置。
  2. 【請求項2】前記係止部は、クランプ部材の外周部に中
    心と隣合う爪が一定の角度をなす複数のクランプ爪から
    なり、前記係合部は、パレット内径部に前記クランプ爪
    の配列角度に対応して設けられた被クランプ爪からな
    り、隣合う前記被クランプ爪の間に前記クランプ爪の通
    過を許容する空間が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のパレットクランプ装置。
  3. 【請求項3】前記クランプ爪と、被クランプ爪との角度
    位相を合わせるため、前記クランプ部材の下降時には、
    クランプ爪が被クランプ爪に係合可能な回転位置とな
    り、クランプ部材の上昇時にはクランプ爪がパレットか
    ら離脱可能な回転位置とする角度位相合わせ手段を有す
    ることを特徴とする請求項2に記載のパレットクランプ
    装置。
  4. 【請求項4】前記角度位相合わせ手段は、前記クランプ
    軸の外周面に形成され前記クランプ部材の昇降と伴ない
    クランプ爪の係合、離脱をする回転を与えるカム溝と、
    パレットベース側に固定され、前記カム溝に係合するピ
    ンからなることを特徴とする請求項3に記載のパレット
    クランプ装置。
  5. 【請求項5】前記クランプ軸は、その下端面でスラスト
    ベアリングにより回転自在に支承されていることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパレット
    クランプ装置。
  6. 【請求項6】前記クランプ軸の上下動に連動する軸部材
    と、この軸部材に設けたドグと、前記ドグの位置を検出
    するセンサとからパレットのクランプ、アンクランプ状
    態を検出することを特徴とする請求項1乃至5項のいず
    れか1項に記載のパレットクランプ装置。
  7. 【請求項7】パレットベース上面には、クランプ部材が
    パレットの内径部に挿入可能なようにパレットを位置決
    めするテーパコーンを設け、前記パレットの裏面に前記
    テーパコーンが嵌合するロケートブッシュを設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至6項のいずれか1項に記載の
    パレットクランプ装置。
  8. 【請求項8】ロケートブッシュには、エア噴出口が開口
    し、前記エア噴出口から噴出する圧縮空気を供給するク
    リーニングエア管路を設けたことを特徴とする請求項1
    乃至7項のいずれか1項に記載のパレットクランプ装
    置。
  9. 【請求項9】前記パレットの有無を前記クリーニングエ
    ア管路内に配設した圧力スイッチの出力信号に基づき検
    知することを特徴とする請求項8に記載のパレットクラ
    ンプ装置。
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