JPH08188079A - 車両用リフターのプラットホームスライド装置 - Google Patents
車両用リフターのプラットホームスライド装置Info
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- JPH08188079A JPH08188079A JP7003433A JP343395A JPH08188079A JP H08188079 A JPH08188079 A JP H08188079A JP 7003433 A JP7003433 A JP 7003433A JP 343395 A JP343395 A JP 343395A JP H08188079 A JPH08188079 A JP H08188079A
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用リフターにおいて、単一の駆動源によ
りプラットホームの昇降動作とスライド動作とを可能と
し、乗降性を向上する。 【構成】 ランナー3を前後方向に水平移動させてこれ
に平行リンク機構8を介して連結されたプラットホーム
ホルダー9を昇降及び水平移動させる車両用リフターに
おいて、ランナー3の水平動作を利用してプラットホー
ム10を牽引移動する引き込み用と引出し用のワイヤケ
ーブル16,17を設ける。また、両ケーブルのランナ
ー側端部を、プラットホームホルダー9の昇降過程では
ランナー3と共に移動することを許容し、プラットホー
ムホルダー9のスライド過程では拘束するストッパ機構
21を設けた。
りプラットホームの昇降動作とスライド動作とを可能と
し、乗降性を向上する。 【構成】 ランナー3を前後方向に水平移動させてこれ
に平行リンク機構8を介して連結されたプラットホーム
ホルダー9を昇降及び水平移動させる車両用リフターに
おいて、ランナー3の水平動作を利用してプラットホー
ム10を牽引移動する引き込み用と引出し用のワイヤケ
ーブル16,17を設ける。また、両ケーブルのランナ
ー側端部を、プラットホームホルダー9の昇降過程では
ランナー3と共に移動することを許容し、プラットホー
ムホルダー9のスライド過程では拘束するストッパ機構
21を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてバン型車両に
設置される車両用リフターに係り、詳しくは車両後部の
ドア開口部から身障者が車椅子ごと乗降するのに好適な
車両用リフターのプラットホームスライド装置に関す
る。
設置される車両用リフターに係り、詳しくは車両後部の
ドア開口部から身障者が車椅子ごと乗降するのに好適な
車両用リフターのプラットホームスライド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用リフターとしては、例え
ば図10に示すものがある。この車両用リフターは、車
両後部のドア開口部からプラットホーム10を出入させ
るものであり、フロア1に設置された前後方向に延在す
る左右一対のスライドレール2と、そのスライドレール
2に沿って水平移動可能なランナー3と、そのランナー
3を移動させるための引き込み用単動式油圧シリンダ4
及び押し出し用リターンスプリング5と、左右各2本の
アーム6,7からなる平行リンク機構8を介してランナ
ー3に連結されたプラットホームホルダー9と、そのプ
ラットホームホルダー9に前後方向に水平移動可能に取
付けられた手摺10a付きのプラットホーム10とから
構成されている。そして、ボデーの側面に備え付けのリ
モコンスイッチ35による油圧シリンダ40の操作にて
ランナー3を前後方向に水平移動させてプラットホーム
ホルダー9を昇降及び前後方向にスライドさせるように
したものであり、図11にその作動態様が示されてい
る。なお、リモコンスイッチ35はカールコード35a
付きで手持ちが可能とされている。
ば図10に示すものがある。この車両用リフターは、車
両後部のドア開口部からプラットホーム10を出入させ
るものであり、フロア1に設置された前後方向に延在す
る左右一対のスライドレール2と、そのスライドレール
2に沿って水平移動可能なランナー3と、そのランナー
3を移動させるための引き込み用単動式油圧シリンダ4
及び押し出し用リターンスプリング5と、左右各2本の
アーム6,7からなる平行リンク機構8を介してランナ
ー3に連結されたプラットホームホルダー9と、そのプ
ラットホームホルダー9に前後方向に水平移動可能に取
付けられた手摺10a付きのプラットホーム10とから
構成されている。そして、ボデーの側面に備え付けのリ
モコンスイッチ35による油圧シリンダ40の操作にて
ランナー3を前後方向に水平移動させてプラットホーム
ホルダー9を昇降及び前後方向にスライドさせるように
したものであり、図11にその作動態様が示されてい
る。なお、リモコンスイッチ35はカールコード35a
付きで手持ちが可能とされている。
【0003】図11の(D)にはプラットホームホルダ
ー9が地上に降ろされた状態が示されている。この状態
において、ランナー3が油圧シリンダ4の縮小作動によ
りスライドレール2に沿って車両前方へ引き込まれる
と、平行リンク機構8を構成する一方の略く字状のアー
ム6が、ボデー側に固定のガイドローラ13によって押
し上げられ、これによりプラットホームホルダー9が
(C)に示す如く平行状態を保持して上昇される。
ー9が地上に降ろされた状態が示されている。この状態
において、ランナー3が油圧シリンダ4の縮小作動によ
りスライドレール2に沿って車両前方へ引き込まれる
と、平行リンク機構8を構成する一方の略く字状のアー
ム6が、ボデー側に固定のガイドローラ13によって押
し上げられ、これによりプラットホームホルダー9が
(C)に示す如く平行状態を保持して上昇される。
【0004】そして、その上昇途中で前記アーム6に取
付けた支持ローラ15がスライドレール2に備えられた
ガイドレール14に乗り移り、アーム6はガイドローラ
13から離れ、ガイドレール14に沿った軌道で上昇さ
れ、そして(B)に示す如くプラットホームホルダー9
がフロア1上面に整合する水平位置まで上昇されると、
その後は(A)に示す如くフロア1のリヤ端部からフロ
ア上面に引き込まれる。そして、油圧シリンダ4のスト
ロークエンドに達したとき、プラットホームホルダー9
が完全に車内に引き込まれる。その後は手動でプラット
ホーム10をプラットホームホルダー9に押し込むこと
により車両内に収納する。
付けた支持ローラ15がスライドレール2に備えられた
ガイドレール14に乗り移り、アーム6はガイドローラ
13から離れ、ガイドレール14に沿った軌道で上昇さ
れ、そして(B)に示す如くプラットホームホルダー9
がフロア1上面に整合する水平位置まで上昇されると、
その後は(A)に示す如くフロア1のリヤ端部からフロ
ア上面に引き込まれる。そして、油圧シリンダ4のスト
ロークエンドに達したとき、プラットホームホルダー9
が完全に車内に引き込まれる。その後は手動でプラット
ホーム10をプラットホームホルダー9に押し込むこと
により車両内に収納する。
【0005】なお、プラットホーム10の車外への引出
しは、まず、プラットホーム10を手動で後方へ引き出
してから、油圧シリンダ4の作動油を排出してスプリン
グ5のバネ力でランナー3を車両後方に向かって押し出
せば、プラットホームホルダー9が上記と逆に動作して
プラットホーム10が地上に降ろされる。
しは、まず、プラットホーム10を手動で後方へ引き出
してから、油圧シリンダ4の作動油を排出してスプリン
グ5のバネ力でランナー3を車両後方に向かって押し出
せば、プラットホームホルダー9が上記と逆に動作して
プラットホーム10が地上に降ろされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の車両用リフターでは、プラットホームのスライド動
作が手動方式であることから、プラットホーム10に車
椅子ごと乗り込んだ身障者は、自ら操作スイッチを操作
してプラットホーム10をフロア1上面と同一高さまで
上昇させることはできても、その後は介護者の手助けに
よるプラットホーム10の車内への押し込みを必要とし
ていた。すなわち、従来の車両用リフターではプラット
ホーム10を自動昇降できるものの、プラットホームホ
ルダー9に対するプラットホーム10のスライド動作が
手動であることから、乗降に際しての煩雑さを伴うもの
であった。
来の車両用リフターでは、プラットホームのスライド動
作が手動方式であることから、プラットホーム10に車
椅子ごと乗り込んだ身障者は、自ら操作スイッチを操作
してプラットホーム10をフロア1上面と同一高さまで
上昇させることはできても、その後は介護者の手助けに
よるプラットホーム10の車内への押し込みを必要とし
ていた。すなわち、従来の車両用リフターではプラット
ホーム10を自動昇降できるものの、プラットホームホ
ルダー9に対するプラットホーム10のスライド動作が
手動であることから、乗降に際しての煩雑さを伴うもの
であった。
【0007】なお、プラットホーム10のプラットホー
ムホルダー9に対するスライド作動は、例えばプラット
ホームホルダー9に電動モータや油圧モータ又は油圧シ
リンダ等の作動装置を駆動源としてプラットホーム10
をスライドさせるプラットホームスライド機構を追加設
定することで達成できると考えられる。しかしながら、
このような方式はリフター自体の重量が増大したり組付
スペースの確保が困難であったりコストが高くなったり
する等々の問題が生じる関係で、実用的とは言いがた
い。
ムホルダー9に対するスライド作動は、例えばプラット
ホームホルダー9に電動モータや油圧モータ又は油圧シ
リンダ等の作動装置を駆動源としてプラットホーム10
をスライドさせるプラットホームスライド機構を追加設
定することで達成できると考えられる。しかしながら、
このような方式はリフター自体の重量が増大したり組付
スペースの確保が困難であったりコストが高くなったり
する等々の問題が生じる関係で、実用的とは言いがた
い。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、車両用リフター
において、単一の駆動源によりプラットホームの昇降動
作とスライド動作とを可能とし、乗降性を向上すること
にある。
ものであり、その目的とするところは、車両用リフター
において、単一の駆動源によりプラットホームの昇降動
作とスライド動作とを可能とし、乗降性を向上すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じている。すなわち、請求
項1の発明は、作動装置と、その作動装置により車両の
フロアに沿って水平移動されるランナーと、該ランナー
に平行リンク機構を介して連結され、ランナーの水平移
動によりボデー側に設置されたガイド部材を介して水平
方向にスライド動作されるとともにフロア面と地上面間
を昇降動作されるプラットホームホルダーと、該プラッ
トホームホルダーに水平移動可能に取付けられたプラッ
トホームとを備えた車両用リフターのプラットホームス
ライド装置であって、前記ランナーの水平動作時に前記
プラットホームを牽引して水平移動させるための一端が
前記プラットホームに固定された引き込み用と引き出し
用の牽引部材と、ボデー側に設けられ、前記牽引部材の
他端を、前記プラットホームホルダーの昇降過程では前
記ランナーと共に移動することを許容し、プラットホー
ムホルダーのスライド過程では固定するストッパ機構と
を備えたことを特徴とする。
に、本発明は以下の手段を講じている。すなわち、請求
項1の発明は、作動装置と、その作動装置により車両の
フロアに沿って水平移動されるランナーと、該ランナー
に平行リンク機構を介して連結され、ランナーの水平移
動によりボデー側に設置されたガイド部材を介して水平
方向にスライド動作されるとともにフロア面と地上面間
を昇降動作されるプラットホームホルダーと、該プラッ
トホームホルダーに水平移動可能に取付けられたプラッ
トホームとを備えた車両用リフターのプラットホームス
ライド装置であって、前記ランナーの水平動作時に前記
プラットホームを牽引して水平移動させるための一端が
前記プラットホームに固定された引き込み用と引き出し
用の牽引部材と、ボデー側に設けられ、前記牽引部材の
他端を、前記プラットホームホルダーの昇降過程では前
記ランナーと共に移動することを許容し、プラットホー
ムホルダーのスライド過程では固定するストッパ機構と
を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の車両用リフ
ターのプラットホームスライド装置において、前記牽引
部材を、前記ランナーに該ランナーの移動方向と同方向
にスライド可能に取付けられたプーリに掛装したことを
特徴とする。
ターのプラットホームスライド装置において、前記牽引
部材を、前記ランナーに該ランナーの移動方向と同方向
にスライド可能に取付けられたプーリに掛装したことを
特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の車両用リフ
ターのプラットホームスライド装置において、前記牽引
部材を、前記ランナーに該ランナーの移動方向と同方向
にスライド可能に取付けられたスライダーに固定したこ
とを特徴とする。
ターのプラットホームスライド装置において、前記牽引
部材を、前記ランナーに該ランナーの移動方向と同方向
にスライド可能に取付けられたスライダーに固定したこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の車両用リフ
ターのプラットホームスライド装置において、前記作動
装置が油圧シリンダから構成され、その油圧シリンダの
作動速度制御用の油量調整弁を前記プラットホームホル
ダーのスライド過程では低速側に、昇降行程では高速側
に切換可能としたことを特徴とする。
ターのプラットホームスライド装置において、前記作動
装置が油圧シリンダから構成され、その油圧シリンダの
作動速度制御用の油量調整弁を前記プラットホームホル
ダーのスライド過程では低速側に、昇降行程では高速側
に切換可能としたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上述のように構成された請求項1の発明に係る
車両用リフターにおいては、プラットホームホルダーが
フロアと地上との間を昇降する昇降過程では、ストッパ
機構が牽引部材を解放するため、プラットホームには牽
引力が作用せず、プラットホームはプラットホームホル
ダーと一体に昇降される。一方、プラットホームホルダ
ーがフロア上面に沿って水平移動されるスライド過程で
は、牽引部材がストッパ機構により固定されるため、ラ
ンナーの動きが牽引部材を介してプラットホームに牽引
力として作用し、プラットホームはプラットホームホル
ダーに沿って水平移動される。すなわち、本発明の車両
用リフターによれば、プラットホームの昇降動作及びス
ライド動作の自動化が達成される。
車両用リフターにおいては、プラットホームホルダーが
フロアと地上との間を昇降する昇降過程では、ストッパ
機構が牽引部材を解放するため、プラットホームには牽
引力が作用せず、プラットホームはプラットホームホル
ダーと一体に昇降される。一方、プラットホームホルダ
ーがフロア上面に沿って水平移動されるスライド過程で
は、牽引部材がストッパ機構により固定されるため、ラ
ンナーの動きが牽引部材を介してプラットホームに牽引
力として作用し、プラットホームはプラットホームホル
ダーに沿って水平移動される。すなわち、本発明の車両
用リフターによれば、プラットホームの昇降動作及びス
ライド動作の自動化が達成される。
【0014】請求項2の発明に係る車両用リフターにあ
っては、プラットホームホルダーのスライド過程におい
て、プーリ掛けされた牽引部材を介して牽引されるプラ
ットホームは、プラットホームホルダーに沿ってランナ
ーの2倍のストロークで移動され、またプラットホーム
ホルダー自体がランナーと同じストロークで移動され
る。従って、プラットホームはフロアに対してはランナ
ーのストロークの3倍のストロークで移動される。
っては、プラットホームホルダーのスライド過程におい
て、プーリ掛けされた牽引部材を介して牽引されるプラ
ットホームは、プラットホームホルダーに沿ってランナ
ーの2倍のストロークで移動され、またプラットホーム
ホルダー自体がランナーと同じストロークで移動され
る。従って、プラットホームはフロアに対してはランナ
ーのストロークの3倍のストロークで移動される。
【0015】請求項3の発明に係る車両用リフターにあ
っては、プラットホームホルダーのスライド過程におい
て、牽引部材を介して牽引されるプラットホームはプラ
ットホームホルダーに沿ってランナーと同じストローク
で移動され、またプラットホームホルダー自体がランナ
ーと同じストロークで移動される。従って、プラットホ
ームはフロアに対してランナーの2倍のストロークで移
動される。
っては、プラットホームホルダーのスライド過程におい
て、牽引部材を介して牽引されるプラットホームはプラ
ットホームホルダーに沿ってランナーと同じストローク
で移動され、またプラットホームホルダー自体がランナ
ーと同じストロークで移動される。従って、プラットホ
ームはフロアに対してランナーの2倍のストロークで移
動される。
【0016】請求項4の発明に係る車両用リフターにあ
っては、油圧シリンダの作動速度調整用の油量調整弁
を、プラットホームホルダーの昇降過程では高速側に、
スライド過程では低速側に切り換えることにより、プラ
ットホームの水平移動速度を昇降速度を低下させること
なく安全上好ましい速度に調整することができる。
っては、油圧シリンダの作動速度調整用の油量調整弁
を、プラットホームホルダーの昇降過程では高速側に、
スライド過程では低速側に切り換えることにより、プラ
ットホームの水平移動速度を昇降速度を低下させること
なく安全上好ましい速度に調整することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。まず、実施例1を説明する。本実施例に
係る車両用リフターは、バン型車両に適用され、車両後
部のドア開口部から昇降動作と前後方向のスライド動作
との組み合わせによりプラットホームを出入させるもの
であり、その全体構成については従来と同様であるた
め、図10を主体にし、かつ図1〜図3に基づいて説明
する。
的に説明する。まず、実施例1を説明する。本実施例に
係る車両用リフターは、バン型車両に適用され、車両後
部のドア開口部から昇降動作と前後方向のスライド動作
との組み合わせによりプラットホームを出入させるもの
であり、その全体構成については従来と同様であるた
め、図10を主体にし、かつ図1〜図3に基づいて説明
する。
【0018】車両用リフターは、フロア1に設置された
前後方向に延在するチャンネル状の左右一対のスライド
レール2を備え、このスライドレール2に略横長溝形に
形成されたランナー3がその左右の直立部3aの外面下
部に備えたローラ3bを介して水平移動可能に取付けら
れている。そして、ランナー3は作動装置としての引き
込み用の単動式油圧シリンダ4及び押し出し用リターン
スプリング5により水平移動されるようになっている。
前後方向に延在するチャンネル状の左右一対のスライド
レール2を備え、このスライドレール2に略横長溝形に
形成されたランナー3がその左右の直立部3aの外面下
部に備えたローラ3bを介して水平移動可能に取付けら
れている。そして、ランナー3は作動装置としての引き
込み用の単動式油圧シリンダ4及び押し出し用リターン
スプリング5により水平移動されるようになっている。
【0019】略溝形に形成されたプラットホームホルダ
ー9は、その両側の直立部9aが左右各2本のアーム
6,7からなる平行リンク機構8を介して前記ランナー
3の両側の直立部3aに連結され、常に水平姿勢に保持
された状態で昇降動作及びスライドレール2に対するス
ライド動作が行われるようになっている。なお、プラッ
トホームホルダー9のスライドレール2に対するスライ
ド動作は直立部9aに備えたローラ9bを介して行われ
る。
ー9は、その両側の直立部9aが左右各2本のアーム
6,7からなる平行リンク機構8を介して前記ランナー
3の両側の直立部3aに連結され、常に水平姿勢に保持
された状態で昇降動作及びスライドレール2に対するス
ライド動作が行われるようになっている。なお、プラッ
トホームホルダー9のスライドレール2に対するスライ
ド動作は直立部9aに備えたローラ9bを介して行われ
る。
【0020】また、身障者が車椅子ごと乗り込むための
プラットホーム10は、図1及び図2の断面図に示すよ
うにプラットホームホルダー9の直立部9aの内面側に
設けたローラ11に左右両端部のレール12を介して前
後方向に水平移動可能に支持されている。なお、ボデー
の側面には油圧シリンダ4操作用の手持ち可能なカール
コード35a付きのリモコンスイッチ35が備付けられ
ている。
プラットホーム10は、図1及び図2の断面図に示すよ
うにプラットホームホルダー9の直立部9aの内面側に
設けたローラ11に左右両端部のレール12を介して前
後方向に水平移動可能に支持されている。なお、ボデー
の側面には油圧シリンダ4操作用の手持ち可能なカール
コード35a付きのリモコンスイッチ35が備付けられ
ている。
【0021】一方、ボデー側にはプラットホームホルダ
ー9の昇降動作の軌道を定めるガイド部材としてのガイ
ドローラ13と、ガイドレール14とを備えている。ド
ア開口部の下縁部付近に取付けられたガイドローラ13
は昇降過程の地上寄りを担当し、平行リンク機構8にお
ける一方のく字状のアーム6に当接してこれを案内す
る。また、スライドレール2の内面下部側に取付けられ
たガイドレール14は昇降過程のフロア寄りを担当し、
く字状のアーム6に備えられた支持ローラ15を案内す
る。
ー9の昇降動作の軌道を定めるガイド部材としてのガイ
ドローラ13と、ガイドレール14とを備えている。ド
ア開口部の下縁部付近に取付けられたガイドローラ13
は昇降過程の地上寄りを担当し、平行リンク機構8にお
ける一方のく字状のアーム6に当接してこれを案内す
る。また、スライドレール2の内面下部側に取付けられ
たガイドレール14は昇降過程のフロア寄りを担当し、
く字状のアーム6に備えられた支持ローラ15を案内す
る。
【0022】このように、本実施例に係る車両用リフタ
ーは、プラットホーム10のスライド装置を除いては従
来と同様に構成されており、従って、プラットホームホ
ルダー9の昇降動作及びスライド動作は従来と同様に行
われることになる。
ーは、プラットホーム10のスライド装置を除いては従
来と同様に構成されており、従って、プラットホームホ
ルダー9の昇降動作及びスライド動作は従来と同様に行
われることになる。
【0023】即ち、ランナー3のスライドレール2に沿
った前後方向の水平移動のうち、前寄りの水平移動スト
ロークでは、プラットホームホルダー9が前後方向に水
平移動されてフロア1(スライドレール2)から押し出
し又は引き込まれる、いわゆるスライド動作が行われ、
後ろ寄りの水平移動ストロークでは、プラットホームホ
ルダー9がガイドレール14及びガイドローラ13にて
決定される軌道に沿ってフロア1と地上間を昇降動作さ
れることになる。
った前後方向の水平移動のうち、前寄りの水平移動スト
ロークでは、プラットホームホルダー9が前後方向に水
平移動されてフロア1(スライドレール2)から押し出
し又は引き込まれる、いわゆるスライド動作が行われ、
後ろ寄りの水平移動ストロークでは、プラットホームホ
ルダー9がガイドレール14及びガイドローラ13にて
決定される軌道に沿ってフロア1と地上間を昇降動作さ
れることになる。
【0024】しかして、本実施例に係るプラットホーム
スライド装置は、上記のプラットホームホルダー9のス
ライド過程におけるランナー3の水平移動を利用してプ
ラットホーム10をプラットホームホルダー9に対して
自動的に水平移動させようとするものであり、以下これ
について図1〜6に基づいて説明する。プラットホーム
スライド装置は、ランナー3の水平移動動作を利用して
プラットホーム10をランナー3の移動方向と同方向に
牽引する牽引部材としての引き込み用と引き出し用の2
本のワイヤケーブル16,17と、それらワイヤケーブ
ル16,17が掛けられる2列掛け式のプーリ18とを
備え、それらは図1に示す如く車幅方向の端部、つまり
側面部分に配設されている。
スライド装置は、上記のプラットホームホルダー9のス
ライド過程におけるランナー3の水平移動を利用してプ
ラットホーム10をプラットホームホルダー9に対して
自動的に水平移動させようとするものであり、以下これ
について図1〜6に基づいて説明する。プラットホーム
スライド装置は、ランナー3の水平移動動作を利用して
プラットホーム10をランナー3の移動方向と同方向に
牽引する牽引部材としての引き込み用と引き出し用の2
本のワイヤケーブル16,17と、それらワイヤケーブ
ル16,17が掛けられる2列掛け式のプーリ18とを
備え、それらは図1に示す如く車幅方向の端部、つまり
側面部分に配設されている。
【0025】図1及び図5に示すように、引き込み用の
ワイヤケーブル16のワイヤアウタ16aは一端がプラ
ットホームホルダー9の直立部9aの後端部bに、他端
がランナー3の直立部3aの前端部cにそれぞれ固定さ
れ、ケーブル16bは一端がプラットホーム10の側面
後端部aに固定され、他端がランナー3に取付けられた
プーリ18の一方の溝に掛けてからランナー3の直立部
3aの前端部dに固定されている。
ワイヤケーブル16のワイヤアウタ16aは一端がプラ
ットホームホルダー9の直立部9aの後端部bに、他端
がランナー3の直立部3aの前端部cにそれぞれ固定さ
れ、ケーブル16bは一端がプラットホーム10の側面
後端部aに固定され、他端がランナー3に取付けられた
プーリ18の一方の溝に掛けてからランナー3の直立部
3aの前端部dに固定されている。
【0026】一方、引き出し用のワイヤケーブル17の
ワイヤアウタ17aは一端がプラットホームホルダー9
の直立部9aの前端部fに、他端がランナー3の直立部
3aの後端部eにそれぞれ固定され、ケーブル17bは
一端がプラットホーム10の側面前端部gに固定され、
他端がランナー3に取付けられたプーリ18の他方の溝
に巻き掛け後、ランナー3の直立部3aの後端部hに固
定されている。
ワイヤアウタ17aは一端がプラットホームホルダー9
の直立部9aの前端部fに、他端がランナー3の直立部
3aの後端部eにそれぞれ固定され、ケーブル17bは
一端がプラットホーム10の側面前端部gに固定され、
他端がランナー3に取付けられたプーリ18の他方の溝
に巻き掛け後、ランナー3の直立部3aの後端部hに固
定されている。
【0027】しかして、図3及び図4に示すように、ラ
ンナー3の直立部3aとその外面に取付けられたチャン
ネル状のブラケット19にはランナー3の移動方向に沿
ってそれぞれガイド溝20が形成されており、これらガ
イド溝20にプーリ18の軸が摺動可能に取付けられて
いる。プーリ軸のブラケット19からの突出端部にはフ
ランジ部18aが形成されており、そして、このフラン
ジ部18aをその軌道線上のボデー側に設けたストッパ
機構21により固定することにより、ランナー3の水平
移動時にワイヤケーブル16,17を介してプラットホ
ーム10がプラットホームホルダー9に対してスライド
する牽引力として作用させる構成としている。
ンナー3の直立部3aとその外面に取付けられたチャン
ネル状のブラケット19にはランナー3の移動方向に沿
ってそれぞれガイド溝20が形成されており、これらガ
イド溝20にプーリ18の軸が摺動可能に取付けられて
いる。プーリ軸のブラケット19からの突出端部にはフ
ランジ部18aが形成されており、そして、このフラン
ジ部18aをその軌道線上のボデー側に設けたストッパ
機構21により固定することにより、ランナー3の水平
移動時にワイヤケーブル16,17を介してプラットホ
ーム10がプラットホームホルダー9に対してスライド
する牽引力として作用させる構成としている。
【0028】ストッパ機構21はプーリ18をプラット
ホームホルダー9の昇降過程ではランナー3と共に移動
することを許容し、スライド過程ではその移動を拘束す
るものであり、図1、図3及び図6に示すように、プー
リ軸のフランジ部18aを間にして所定間隔を置いて対
向設置される固定ストッパ22及び可動ストッパ23
と、可動ストッパ23の動きを拘束又は許容するロック
レバー24とから構成されている。
ホームホルダー9の昇降過程ではランナー3と共に移動
することを許容し、スライド過程ではその移動を拘束す
るものであり、図1、図3及び図6に示すように、プー
リ軸のフランジ部18aを間にして所定間隔を置いて対
向設置される固定ストッパ22及び可動ストッパ23
と、可動ストッパ23の動きを拘束又は許容するロック
レバー24とから構成されている。
【0029】固定ストッパ22はフランジ部18aの前
方においてスライドレール2内の側面部に直立状に固定
され、ランナー3が最もフロア1の前寄りに移動された
プラットホーム10の格納状態でプーリ18をスライド
溝20の後端部に位置させることのできる部位に位置づ
けられている。
方においてスライドレール2内の側面部に直立状に固定
され、ランナー3が最もフロア1の前寄りに移動された
プラットホーム10の格納状態でプーリ18をスライド
溝20の後端部に位置させることのできる部位に位置づ
けられている。
【0030】プーリ軸のフランジ部18aの後方に位置
づけられる可動ストッパ23は、該フランジ部18aと
の対向面を直立面とし、ロックレバー24と当接する下
面を水平面とする略二等辺三角形に形成され、その下部
がスライドレール2内の側面部に支持ピン25にて水平
軸線回りに回動自在に取付けられている。そして、常に
は支持ピン25の軸線上に配置されたねじりバネ26に
よりロックレバー24に当接する方向に回動付勢される
とともにロックレバー24にて規制される位置を初期位
置として保持されている。なお、可動ストッパ23の下
方に配置されるロックレバー24はスライドレール2に
ピン27にて水平軸線回りに回動自在に取付けられる。
づけられる可動ストッパ23は、該フランジ部18aと
の対向面を直立面とし、ロックレバー24と当接する下
面を水平面とする略二等辺三角形に形成され、その下部
がスライドレール2内の側面部に支持ピン25にて水平
軸線回りに回動自在に取付けられている。そして、常に
は支持ピン25の軸線上に配置されたねじりバネ26に
よりロックレバー24に当接する方向に回動付勢される
とともにロックレバー24にて規制される位置を初期位
置として保持されている。なお、可動ストッパ23の下
方に配置されるロックレバー24はスライドレール2に
ピン27にて水平軸線回りに回動自在に取付けられる。
【0031】また、ロックレバー24は後方に向かって
延在するリンク28を介してロック解除レバー29と連
結され、このロック解除レバー29はランナー3の軌道
上に配置されるとともにスライドレール2にピン30に
て水平軸線回りに回動自在に取付けられ、常には引張ス
プリング31にて直立姿勢に保持されている。なお、引
張スプリング31のバネ力は可動ストッパ23付勢用の
ねじりバネ26のバネ力よりも大きく設定されている。
延在するリンク28を介してロック解除レバー29と連
結され、このロック解除レバー29はランナー3の軌道
上に配置されるとともにスライドレール2にピン30に
て水平軸線回りに回動自在に取付けられ、常には引張ス
プリング31にて直立姿勢に保持されている。なお、引
張スプリング31のバネ力は可動ストッパ23付勢用の
ねじりバネ26のバネ力よりも大きく設定されている。
【0032】ロック解除レバー29はランナー3の車両
後方への移動時において、プラットホームホルダー9が
スライド動作から下降動作に移行する際に該ランナー3
の後端部にて押し倒され、その動きでロックレバー24
による可動ストッパ23のロックを解除するようになっ
ており、ランナー3によるロック解除レバー29の倒伏
動作はランナー3が押し倒し開始位置に戻るまで継続さ
れる。
後方への移動時において、プラットホームホルダー9が
スライド動作から下降動作に移行する際に該ランナー3
の後端部にて押し倒され、その動きでロックレバー24
による可動ストッパ23のロックを解除するようになっ
ており、ランナー3によるロック解除レバー29の倒伏
動作はランナー3が押し倒し開始位置に戻るまで継続さ
れる。
【0033】本実施例に係るプラットホームスライド装
置は上述のように構成したものであり、以下その作用効
果を説明する。図5の(C)はプラットホーム10が車
内に格納された状態を示している。このとき、ランナー
3はスライドレール2の最前端部に位置しており、プー
リ18はガイド溝20の後端部に位置している。この状
態でランナー3が後方へ移動されると、可動ストッパ2
3により後方への移動を阻止されるプーリ18はガイド
溝20に沿って移動する、つまりランナー3に対して相
対的に移動し、このことにより引き出し用のワイヤケー
ブル17のケーブル17bが引っ張られ、プラットホー
ム10が後方へ移動される。かくして、プラットホーム
10はプラットホームホルダー9から引き出され、図5
の(D)の状態を経て最終的には(E)の状態となる。
置は上述のように構成したものであり、以下その作用効
果を説明する。図5の(C)はプラットホーム10が車
内に格納された状態を示している。このとき、ランナー
3はスライドレール2の最前端部に位置しており、プー
リ18はガイド溝20の後端部に位置している。この状
態でランナー3が後方へ移動されると、可動ストッパ2
3により後方への移動を阻止されるプーリ18はガイド
溝20に沿って移動する、つまりランナー3に対して相
対的に移動し、このことにより引き出し用のワイヤケー
ブル17のケーブル17bが引っ張られ、プラットホー
ム10が後方へ移動される。かくして、プラットホーム
10はプラットホームホルダー9から引き出され、図5
の(D)の状態を経て最終的には(E)の状態となる。
【0034】即ち、図5の(E)はプラットホームホル
ダー9のスライド過程が完了した状態を示しており、プ
ラットホーム10がプラットホームホルダー9から完全
に引き出されている。従って、その後のランナー3の後
方への移動ではプラットホームホルダー9が下降動作を
開始するが、そのとき、図6に仮想線で示すように、ラ
ンナー3がロック解除レバー29を押し倒してロックレ
バー24による可動ストッパ23のロックを解除するた
め、可動ストッパ23がねじりバネ26にて回動され、
プーリ18の拘束を解除する。従って、拘束を解かれた
プーリ18はその後は可動ストッパ23を越えてランナ
ー3と共に後方へ移動し、プラットホーム10はプラッ
トホームホルダー9と一体となって下降することにな
る。
ダー9のスライド過程が完了した状態を示しており、プ
ラットホーム10がプラットホームホルダー9から完全
に引き出されている。従って、その後のランナー3の後
方への移動ではプラットホームホルダー9が下降動作を
開始するが、そのとき、図6に仮想線で示すように、ラ
ンナー3がロック解除レバー29を押し倒してロックレ
バー24による可動ストッパ23のロックを解除するた
め、可動ストッパ23がねじりバネ26にて回動され、
プーリ18の拘束を解除する。従って、拘束を解かれた
プーリ18はその後は可動ストッパ23を越えてランナ
ー3と共に後方へ移動し、プラットホーム10はプラッ
トホームホルダー9と一体となって下降することにな
る。
【0035】一方、地上に搬出されたプラットホーム1
0を車内に格納すべくランナー3を前方へ引き込んだと
きは、プラットホーム10はプラットホームホルダー9
の上昇動作完了までは、該ホルダー9と一体のまま上昇
し、図5の(A)に示す状態となる。そして、この状態
からプラットホームホルダー9がスライド過程に移行す
ると、プーリ18が固定ストッパ22に当接し、その移
動を阻止されてランナー3のガイド溝20に沿って相対
移動する。このことにより、引き込み用のワイヤケーブ
ル16のケーブル16bが引っ張られ、プラットホーム
10が前方へ移動される。
0を車内に格納すべくランナー3を前方へ引き込んだと
きは、プラットホーム10はプラットホームホルダー9
の上昇動作完了までは、該ホルダー9と一体のまま上昇
し、図5の(A)に示す状態となる。そして、この状態
からプラットホームホルダー9がスライド過程に移行す
ると、プーリ18が固定ストッパ22に当接し、その移
動を阻止されてランナー3のガイド溝20に沿って相対
移動する。このことにより、引き込み用のワイヤケーブ
ル16のケーブル16bが引っ張られ、プラットホーム
10が前方へ移動される。
【0036】かくして、プラットホーム10はプラット
ホームホルダー9に引き込まれ、図5の(B)の状態を
経て最終的には(C)の状態となる。即ち、プラットホ
ーム10は車内に格納される。なお、上昇行程からスラ
イド過程に移行する段階でランナー3によるロック解除
レバー29の押さえ込みが解放されるので、ロック解除
レバー29及びロックレバー24は引張スプリング31
により初期位置に復帰され、可動ストッパ23をコイル
バネ26に抗してロック位置に起立させ、次回のプラッ
トホーム10の引出し作用に備える。
ホームホルダー9に引き込まれ、図5の(B)の状態を
経て最終的には(C)の状態となる。即ち、プラットホ
ーム10は車内に格納される。なお、上昇行程からスラ
イド過程に移行する段階でランナー3によるロック解除
レバー29の押さえ込みが解放されるので、ロック解除
レバー29及びロックレバー24は引張スプリング31
により初期位置に復帰され、可動ストッパ23をコイル
バネ26に抗してロック位置に起立させ、次回のプラッ
トホーム10の引出し作用に備える。
【0037】このように、本実施例のプラットホームス
ライド装置は、ランナー3の移動によるプラットホーム
ホルダー9の昇降動作とスライド動作のうちのスライド
動作を利用してプラットホーム10の前後方向へのスラ
イド動作を行わせるようにしたものであるから、プラッ
トホーム10のフロア1からの出入を合理的に行うこと
ができる。また、1つの作動装置でプラットホーム10
の昇降とスライドとを自動で動作させることができるた
め、車両への乗降が容易となり、しかもプラットホーム
スライド用としての特別の作動装置が不要なことに加
え、ワイヤケーブル16,17を利用してプラットホー
ム10を動作させる構成であるため、構造の簡略化及び
低コストが達成される。また、身障者自らが昇降及びス
ライドの全操作を行い得るため、介護者への負担を軽減
できる。
ライド装置は、ランナー3の移動によるプラットホーム
ホルダー9の昇降動作とスライド動作のうちのスライド
動作を利用してプラットホーム10の前後方向へのスラ
イド動作を行わせるようにしたものであるから、プラッ
トホーム10のフロア1からの出入を合理的に行うこと
ができる。また、1つの作動装置でプラットホーム10
の昇降とスライドとを自動で動作させることができるた
め、車両への乗降が容易となり、しかもプラットホーム
スライド用としての特別の作動装置が不要なことに加
え、ワイヤケーブル16,17を利用してプラットホー
ム10を動作させる構成であるため、構造の簡略化及び
低コストが達成される。また、身障者自らが昇降及びス
ライドの全操作を行い得るため、介護者への負担を軽減
できる。
【0038】さらにまた、本実施例では、プラットホー
ム10牽引用のワイヤケーブル16,17をプーリ掛け
としてあるため、図5に示すように、プラットホームホ
ルダー9のスライド過程でランナー3がフロア1に沿っ
て移動するとき、プーリ18に掛けられたワイヤケーブ
ル16,17を介して牽引されるプラットホーム10
は、プラットホームホルダー9に沿ってランナー3の2
倍のストロークで移動される。またプラットホームホル
ダー9自体がランナー3と同じストロークで移動される
ため、結局プラットホーム10はフロア1に対してラン
ナー3のストロークLの3倍のストローク3Lで移動さ
れることになる。従って、ランナー3の小さいストロー
クでプラットホーム10に所要ストロークを容易に設定
することが可能となる。
ム10牽引用のワイヤケーブル16,17をプーリ掛け
としてあるため、図5に示すように、プラットホームホ
ルダー9のスライド過程でランナー3がフロア1に沿っ
て移動するとき、プーリ18に掛けられたワイヤケーブ
ル16,17を介して牽引されるプラットホーム10
は、プラットホームホルダー9に沿ってランナー3の2
倍のストロークで移動される。またプラットホームホル
ダー9自体がランナー3と同じストロークで移動される
ため、結局プラットホーム10はフロア1に対してラン
ナー3のストロークLの3倍のストローク3Lで移動さ
れることになる。従って、ランナー3の小さいストロー
クでプラットホーム10に所要ストロークを容易に設定
することが可能となる。
【0039】また、本実施例のプラットホームスライド
装置は、既存の車両用リフターに容易に適用することが
可能であり、ランナー3の動きをプラットホーム10に
伝える手段としてワイヤケーブル16,17を採用した
ので、自由度の高い取り回しが可能となる。
装置は、既存の車両用リフターに容易に適用することが
可能であり、ランナー3の動きをプラットホーム10に
伝える手段としてワイヤケーブル16,17を採用した
ので、自由度の高い取り回しが可能となる。
【0040】なお、上述した実施例では、ワイヤケーブ
ル16,17によりプラットホーム10の側面部を牽引
する取り回しの場合が図示されているが、これを図7に
示すように、プラットホーム10の中央部を牽引するよ
うな取り回しに変更することが可能である。即ち、プー
リ18はランナー3の一方の直立部3aに取付けられ、
これに伴いワイヤケーブル16,17はランナー3に対
しては直立部3aに取付けられるが、プラットホーム1
0及びプラットホームホルダー9については該ホルダー
9の直立部9aを貫通してその上面とプラットホーム1
0下面間に導入後、各端部がそれらプラットホーム10
及びホルダー9の幅方向の中央部に固定されている。
ル16,17によりプラットホーム10の側面部を牽引
する取り回しの場合が図示されているが、これを図7に
示すように、プラットホーム10の中央部を牽引するよ
うな取り回しに変更することが可能である。即ち、プー
リ18はランナー3の一方の直立部3aに取付けられ、
これに伴いワイヤケーブル16,17はランナー3に対
しては直立部3aに取付けられるが、プラットホーム1
0及びプラットホームホルダー9については該ホルダー
9の直立部9aを貫通してその上面とプラットホーム1
0下面間に導入後、各端部がそれらプラットホーム10
及びホルダー9の幅方向の中央部に固定されている。
【0041】このことにより、ワイヤケーブル16,1
7の牽引力がプラットホーム10の中央部に作用し、プ
ラットホーム10のスライド動作の円滑化が図られるこ
ととなる。また、このような構成を採用したときは、ワ
イヤケーブル16,17及びプーリ18が必要最小限で
済むこと、プーリ18の設置スペースの確保が容易であ
ることこと等の点で有利となる。
7の牽引力がプラットホーム10の中央部に作用し、プ
ラットホーム10のスライド動作の円滑化が図られるこ
ととなる。また、このような構成を採用したときは、ワ
イヤケーブル16,17及びプーリ18が必要最小限で
済むこと、プーリ18の設置スペースの確保が容易であ
ることこと等の点で有利となる。
【0042】次に、本発明の実施例2を図8に基づいて
説明する。この実施例はランナー3の動きをプラットホ
ーム10に伝える手段としてのワイヤケーブル16,1
7のケーブル16b,17bの固定方式を変更したもの
であって、引き込み用及び引き出し用のワイヤケーブル
16,17のケーブル16b,17bは、プラットホー
ムホルダー9及びプラットホーム10に対しては前述の
実施例1と同様の固定とされるが、ランナー3に対して
は該ランナー3のガイド溝20に移動可能に取付けられ
たスライダー32に取付けられている。即ち、この実施
例はワイヤケーブル16,17のプーリ掛けを廃止し、
ケーブル16b,17bの端部をランナー3のガイド溝
20に沿って移動するスライダー32に直接固定したも
のであり、その他については実施例1と同様に構成され
ている。
説明する。この実施例はランナー3の動きをプラットホ
ーム10に伝える手段としてのワイヤケーブル16,1
7のケーブル16b,17bの固定方式を変更したもの
であって、引き込み用及び引き出し用のワイヤケーブル
16,17のケーブル16b,17bは、プラットホー
ムホルダー9及びプラットホーム10に対しては前述の
実施例1と同様の固定とされるが、ランナー3に対して
は該ランナー3のガイド溝20に移動可能に取付けられ
たスライダー32に取付けられている。即ち、この実施
例はワイヤケーブル16,17のプーリ掛けを廃止し、
ケーブル16b,17bの端部をランナー3のガイド溝
20に沿って移動するスライダー32に直接固定したも
のであり、その他については実施例1と同様に構成され
ている。
【0043】従って、この実施例2によるときは、プラ
ットホームホルダー9のスライド過程時において、ラン
ナー3がフロア1に沿って移動するとき、ワイヤケーブ
ル16,17を介して牽引されるプラットホーム10は
プラットホームホルダー9に沿ってランナー3と同じス
トロークで移動され、またプラットホームホルダー9自
体がランナー3と同じストロークで移動される。即ち、
プラットホーム10がフロア1に対してランナー3のス
トロークLの2倍のストローク2Lで移動される点にお
いて実施例1と異なり、その他については実施例1と同
様である。
ットホームホルダー9のスライド過程時において、ラン
ナー3がフロア1に沿って移動するとき、ワイヤケーブ
ル16,17を介して牽引されるプラットホーム10は
プラットホームホルダー9に沿ってランナー3と同じス
トロークで移動され、またプラットホームホルダー9自
体がランナー3と同じストロークで移動される。即ち、
プラットホーム10がフロア1に対してランナー3のス
トロークLの2倍のストローク2Lで移動される点にお
いて実施例1と異なり、その他については実施例1と同
様である。
【0044】ところで、上記した実施例1及び2によれ
ば、プラットホーム10のスライド動作のストロークを
拡大できる反面、その速度も増速されることになり、乗
降速度としては好ましくない場合もあり得る。このこと
に鑑み、プラットホーム10のスライド速度を調整する
ため、油圧シリンダ4の速度制御用としての油量調整弁
を設け、その流量調整弁を図9に示すような切換レバー
33によって切り換えるように構成することが望まし
い。
ば、プラットホーム10のスライド動作のストロークを
拡大できる反面、その速度も増速されることになり、乗
降速度としては好ましくない場合もあり得る。このこと
に鑑み、プラットホーム10のスライド速度を調整する
ため、油圧シリンダ4の速度制御用としての油量調整弁
を設け、その流量調整弁を図9に示すような切換レバー
33によって切り換えるように構成することが望まし
い。
【0045】即ち、切換レバー33はランナー3の軌道
上に設定されており、そしてプラットホームホルダー9
の昇降過程では、通常の油量を保持する高速側にスプリ
ングにて保持され、スライド過程では図示仮想線の如く
ランナー3の前端部の当接により低速側へ切替え保持さ
れるようにしている。このことにより、プラットホーム
10のスライド速度を乗降に好適な速度に設定すること
が可能となる。
上に設定されており、そしてプラットホームホルダー9
の昇降過程では、通常の油量を保持する高速側にスプリ
ングにて保持され、スライド過程では図示仮想線の如く
ランナー3の前端部の当接により低速側へ切替え保持さ
れるようにしている。このことにより、プラットホーム
10のスライド速度を乗降に好適な速度に設定すること
が可能となる。
【0046】なお、本発明は図示の実施例に限定される
ものではなく、例えば牽引部材としてのワイヤケーブル
16,17は、ロープやチェーンであっても差し支えな
く、また、油量調整弁の切換レバー33による機械的切
換え方式は、油量調整弁を電磁式とし、そしてプラット
ホームホルダー9の昇降過程とスライド過程との切り換
わりを検出するセンサーからの信号に基づいてその電磁
式油量調整弁を切り換えるように変更することも可能で
ある。
ものではなく、例えば牽引部材としてのワイヤケーブル
16,17は、ロープやチェーンであっても差し支えな
く、また、油量調整弁の切換レバー33による機械的切
換え方式は、油量調整弁を電磁式とし、そしてプラット
ホームホルダー9の昇降過程とスライド過程との切り換
わりを検出するセンサーからの信号に基づいてその電磁
式油量調整弁を切り換えるように変更することも可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、プラットホームの搬出入をその全行程にわたっ
て自動で動作させることができるため、一部を手動で行
うという煩雑さが解消され、乗降の容易化が達成され
る。また、1つの駆動源で昇降とスライドとの異なる動
作を行い得るため、構造の簡素化とコストの低減を図る
上で有効となる。
よれば、プラットホームの搬出入をその全行程にわたっ
て自動で動作させることができるため、一部を手動で行
うという煩雑さが解消され、乗降の容易化が達成され
る。また、1つの駆動源で昇降とスライドとの異なる動
作を行い得るため、構造の簡素化とコストの低減を図る
上で有効となる。
【0048】また、請求項2及び3の発明によれば、ラ
ンナーのストロークをプラッホームに増大して伝達でき
るため、ランナーのストロークを小さく抑えて限られた
スペースでのレイアウトを容易とし、かつ作動装置の小
型化に有効となる。さらにまた、請求項4の発明によれ
ば、プラットホームの水平移動速度を乗降に好ましい速
度に調整して乗降時の安全性を高めることができる。
ンナーのストロークをプラッホームに増大して伝達でき
るため、ランナーのストロークを小さく抑えて限られた
スペースでのレイアウトを容易とし、かつ作動装置の小
型化に有効となる。さらにまた、請求項4の発明によれ
ば、プラットホームの水平移動速度を乗降に好ましい速
度に調整して乗降時の安全性を高めることができる。
【図1】本発明の実施例1に係る車両用リフターのプラ
ットホームスライド装置を示す概略斜視図である。
ットホームスライド装置を示す概略斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】プーリの取付構造を示す側面図である。
【図5】プラットホームスライド装置の動作説明図であ
る。
る。
【図6】ストッパ機構を示す説明図である。
【図7】ワイヤケーブルの取り回しに関する変更例を示
す概略平面図である。
す概略平面図である。
【図8】本発明の実施例2に係るプラットホームスライ
ド装置の説明図である。
ド装置の説明図である。
【図9】プラットホームスライド速度調整に関する説明
図である。
図である。
【図10】従来の車両用リフターを示す斜視図である。
【図11】従来の車両用リフターの動作説明図である。
1…フロア 2…スライドレー 3…ランナー 4…油圧シリンダ 8…平行リンク機構 9…プラットホームホルダー 10…プラットホーム 16,17…ワイヤケーブル 18…プーリ 20…ガイド溝 21…ストッパ機構
Claims (4)
- 【請求項1】 作動装置と、その作動装置により車両の
フロアに沿って水平移動されるランナーと、該ランナー
に平行リンク機構を介して連結され、ランナーの水平移
動によりボデー側に設置されたガイド部材を介して水平
方向にスライド動作されるとともにフロア面と地上面間
を昇降動作されるプラットホームホルダーと、該プラッ
トホームホルダーに水平移動可能に取付けられたプラッ
トホームとを備えた車両用リフターのプラットホームス
ライド装置であって、 前記ランナーの水平動作時に前記プラットホームを牽引
して水平移動させるための一端が前記プラットホームに
固定された引き込み用と引き出し用の牽引部材と、ボデ
ー側に設けられ、前記牽引部材の他端を、前記プラット
ホームホルダーの昇降過程では前記ランナーと共に移動
することを許容し、プラットホームホルダーのスライド
過程では固定するストッパ機構とを備えた車両用リフタ
ーのプラットホームスライド装置。 - 【請求項2】 請求項1の車両用リフターのプラットホ
ームスライド装置において、前記牽引部材を、前記ラン
ナーに該ランナーの移動方向と同方向にスライド可能に
取付けられたプーリに掛装したプラットホームスライド
装置。 - 【請求項3】 請求項1の車両用リフターのプラットホ
ームスライド装置において、前記牽引部材を、前記ラン
ナーに該ランナーの移動方向と同方向にスライド可能に
取付けられたスライダーに固定したプラットホームスラ
イド装置。 - 【請求項4】 請求項1の車両用リフターのプラットホ
ームスライド装置において、前記作動装置が油圧シリン
ダから構成され、その油圧シリンダの作動速度制御用の
油量調整弁を前記プラットホームホルダーのスライド過
程では低速側に、昇降過程では高速側に切換可能とした
プラットホームスライド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003433A JPH08188079A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 車両用リフターのプラットホームスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003433A JPH08188079A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 車両用リフターのプラットホームスライド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188079A true JPH08188079A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11557239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7003433A Pending JPH08188079A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 車両用リフターのプラットホームスライド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08188079A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002007666A1 (en) * | 2000-07-25 | 2002-01-31 | Workman Industries Pty Ltd | Wheel chair swing arm lift |
| JP2006122567A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Isuzu Motors Ltd | 車両用の車椅子リフト装置 |
| JP2008188138A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Toshiharu Wada | 下半身障害者用移動車輌。 |
| US8122553B1 (en) | 2011-01-27 | 2012-02-28 | Lift-U, Division Of Hogan Mfg., Inc. | Fold out ramp |
| US8250693B1 (en) | 2011-01-27 | 2012-08-28 | Lift-U, Division Of Hogan Mfg., Inc. | Fold out ramp |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP7003433A patent/JPH08188079A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002007666A1 (en) * | 2000-07-25 | 2002-01-31 | Workman Industries Pty Ltd | Wheel chair swing arm lift |
| JP2006122567A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Isuzu Motors Ltd | 車両用の車椅子リフト装置 |
| JP2008188138A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Toshiharu Wada | 下半身障害者用移動車輌。 |
| US8122553B1 (en) | 2011-01-27 | 2012-02-28 | Lift-U, Division Of Hogan Mfg., Inc. | Fold out ramp |
| US8181300B1 (en) | 2011-01-27 | 2012-05-22 | Lift-U, Division Of Hogan Mfg., Inc. | Fold out ramp |
| US8250693B1 (en) | 2011-01-27 | 2012-08-28 | Lift-U, Division Of Hogan Mfg., Inc. | Fold out ramp |
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