JPH0818840A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH0818840A
JPH0818840A JP6150119A JP15011994A JPH0818840A JP H0818840 A JPH0818840 A JP H0818840A JP 6150119 A JP6150119 A JP 6150119A JP 15011994 A JP15011994 A JP 15011994A JP H0818840 A JPH0818840 A JP H0818840A
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JP6150119A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Oishi
宏明 大石
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 目的とする画像の撮像範囲を電子ビューファ
インダ等により確認しながら所望の倍率を選択して撮像
を行うエリアセンサ方式を採用した画像読み取り装置で
あって、当該画像読み取り装置を把持して撮像を行う。
この際、マイコン12が、1回の撮像動作で複数回画像
データが読み出されるようにCCDイメージセンサ1を
読み出し制御する。また、垂直方向用角速度センサ8及
び水平方向用角速度センサ9が上記画像データの読み出
し枚に各方向の手振れ量を検出し、この検出出力を上記
マイコン12に供給する。上記マイコン12は、上記手
振れ量に応じて上記複数の画像データを合成することに
より高解像度な合成画像データを形成して出力する。 【効果】 手振れを利用して高解像度な合成画像データ
を構成簡単にして形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、把持した状態で予め撮
像範囲を設定し、この設定した撮像範囲の画像を読み取
る画像読み取り装置に関し、特に、上記撮像範囲の画像
を所定のタイミングで複数回読み取る間に生ずる手振れ
量に基づいて、該複数回の読み取りにより形成された画
像情報を合成することにより、出力する画像情報の高解
像度化等を図った画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば文書ファイリングシステム
等に用いられるイメージスキャナ装置が知られている。
【0003】このイメージスキャナ装置は、一般にリニ
アセンサ方式を採用しており、例えばガラス板で形成さ
れた原稿読み取り台と、該ガラス板を介して原稿読み取
り台に載置された原稿を読み取るように設けられたCC
Dラインセンサとを有している。
【0004】このようなイメージスキャナ装置により原
稿の読み取りを行う場合、ユーザは、上記原稿の読み取
り面が上記CCDラインセンサと相対向するように、該
原稿を原稿読み取り台に載置する。次に、上記原稿のサ
イズを指定し読み取り開始スイッチをオン操作する。上
記指定された原稿のサイズは、上記イメージスキャナ装
置により原稿の読み取り範囲として認識され、上記イメ
ージスキャナ装置は、上記原稿に光を照射するととも
に、指定された原稿のサイズに応じた範囲を走査するよ
うに上記CCDラインセンサを駆動する。
【0005】上記CCDラインセンサは、上記原稿に照
射される反射光をライン毎に読み取り、これを画像情報
として出力する。この画像情報は、データ処理回路等に
供給され、所定のプロセス処理が施され、例えばプリン
タ装置やモニタ装置等に供給される。
【0006】これにより、上記原稿に記載されている文
字や図形等を上記プリンタ装置でプリントすることがで
き、また、上記原稿に記載されている文字や図形等の再
生画像を上記モニタ装置に表示することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のイメー
ジスキャナ装置は、原稿の読み取りを行う際に、読み取
り面を上記CCDラインセンサと相対向させるために原
稿を裏返しにして、該原稿を原稿読み取り台に設置する
作業が必要であり、大変面倒であった。
【0008】また、上記原稿を原稿読み取り台に裏返し
に載置して読み取り動作を行うため、本当に自分の意図
している範囲の画像が読み取られているか否かを認識す
るとができなかった。
【0009】また、上記原稿の読み取りを行うことがで
きる範囲は、上記原稿設置台の大きさが限界となるた
め、該原稿設置台の大きさを越えるような大きな原稿は
読み取ることができない等、読み取り範囲が限定される
問題があった。従って、上記原稿読み取り台は、ある程
度大きなものに設計する必要があり、装置の小型化の障
害となっていた。
【0010】また、原稿に照射される光以外の光が該原
稿に照射されないように、原稿読み取りの際に、原稿読
み取り台を読み取り蓋で覆う必要があるため、読み取り
を行う原稿が厚手の本であったりすると、上記読み取り
蓋が閉まらず、正確な原稿の読み取りを行うことができ
ないという問題があった。
【0011】さらに、上記CCDラインセンサにより所
定のライン毎に画像の読み取りを行うため、1枚の画像
を読み取る時間は、上記CCDラインセンサのスキャニ
ングが行われる時間となり、読み取りに長時間を要する
問題があった。
【0012】なお、所望の読み取り範囲が設定可能なエ
リアセンサ方式を採用しているイメージスキャナ装置も
知られているが、このイメージスキャナ装置は、画素数
が充分でないため解像度が低い問題がある。この解像度
の問題を解決するためには、CCDイメージセンサとし
て高品位テレビジョン用のいわゆるHDCCDを用いれ
ばよいが、該HDCCDを設けると装置自体がコスト高
となってしまう。
【0013】また、上記高解像度化を図るために、通常
画素数のCCDイメージセンサを設け、撮像光の光路
を、1/2画素ピッチ分、縦方向或いは横方向にシフト
しながら撮像を行うことにより空間サンプル数を増加さ
せて高解像度化を図る光路シフトの手法が知られている
が、縦方向或いは横方向の何れかにしか空間サンプル数
を増やすことができず、結局、解像度の向上は2倍に止
まってしまううえ、複数のCCDを必要とし、また、上
記光路シフト用の圧電素子等の特別な機構を必要とする
ため、コスト高となるうえ、装置自体が大型化する問題
を生ずる。
【0014】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像の読み取り範囲が限定されることなく自
由に設定可能であるうえ、読み取り時間を短縮化するこ
とができ、また、特別な機構等を設けることなく出力画
像情報の高解像度化、装置の小型化及びローコスト化を
図ることができるような画像読み取り装置の提供を目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読み取
り装置は、把持した状態で予め撮像範囲を設定し、この
設定した撮像範囲の画像を読み取る画像読み取り装置で
あって、1回の読み取り動作で所定のタイミングで上記
撮像範囲を複数回撮像して複数の画像情報を形成する画
像読み取り手段と、把持した状態で撮像を行うことによ
り生ずる手振れ量を検出する手振れ検出手段とを有す
る。また、上記手振れ検出手段により検出された手振れ
量に基づいて、上記1回の読み取り動作で形成された複
数の画像情報を合成することにより1枚分の画像情報を
形成して出力する合成画像情報形成手段を有する。
【0016】また、本発明に係る画像読み取り装置は、
上記1回の読み取り動作で形成された複数の画像情報を
記憶する記憶手段と、上記手振れ検出手段により検出さ
れた手振れ量に基づいて、上記記憶手段に記憶された複
数の画像情報の中から、高解像度化に適した画像情報を
選択して合成することにより、上記1枚分の画像情報を
形成して出力する合成手段とで構成される上記合成画像
情報形成手段を有する。
【0017】
【作用】本発明に係る画像読み取り装置は、把持した状
態で(手に持って)予め撮像範囲を設定し、例えばシャ
ッタボタンをオン操作すると、画像読み取り手段が、1
回の読み取り動作で所定のタイミングで上記撮像範囲を
複数回撮像して複数の画像情報を形成して合成画像情報
形成手段に供給する。
【0018】上記合成画像情報形成手段は、記憶手段及
び合成手段で構成されており、上記画像読み取り手段で
形成された複数の画像情報は、それぞれ該記憶手段に供
給され一旦記憶される。
【0019】ここで、把持した状態での撮像を行うと必
ず手振れが生ずる。手振れ検出手段は、上記所定のタイ
ミングで行われる複数回の撮像毎に手振れ量を検出し、
この手振れ検出出力を上記合成画像情報形成手段の合成
手段に供給する。
【0020】上記合成手段は、上記手振れ検出手段によ
り検出された手振れ量に基づいて、上記記憶手段に記憶
された複数の画像情報の中から、高解像度化に適した画
像情報を選択して合成することにより、1枚分の画像情
報を形成して出力する。
【0021】このように、当該画像読み取り装置を把持
して撮像を行うことにより必ず生ずる手振れに応じた複
数の画像情報を形成し、この画像情報を合成することに
より、高品位テレビジョン用のCCD等のような高価な
画像読み取り手段を設けることなく、また、光路シフト
のための圧電素子等のような特別な機構を設けることな
く、空間サンプル数を増やし、出力画像情報の高解像度
化を図ることができる。しかも、上記手振れは、縦方
向,横方向等様々な方向に生ずるため、1回の撮像動作
において、縦方向の光路シフトと同様の画像情報,横方
向の光路シフトと同様の画像情報,斜め方向の光路シフ
トと同様の画像情報等のような様々な画像情報を形成す
ることができ、この各画像情報を合成して1枚分の画像
情報を形成するため、1つの画像読み取り手段で、空間
サンプル数を2倍以上としたのと同様の高解像度な出力
画像情報を得ることができる。
【0022】従って、上記高価な画像読み取り手段を設
ける必要がないこと、光路シフトのための特別な機構を
設ける必要がないこと等から当該画像読み取り装置のロ
ーコスト化及び小型化を図ることができる。
【0023】また、予め撮像範囲を設定して目的とする
画像の読み取りを行うエリアセンサ方式を採用している
ため、読み取りを行う画像を裏返しに読み取り台の上に
設置する等の面倒な作業を省略することができるうえ、
読み取りを行う画像の寸法に制限されることなく、読み
取り範囲を認識しながら画像の読み取り範囲を自由に設
定することができる。
【0024】また、例えば我が国の標準テレビジョン方
式であるNTSC方式に準じて、1回の撮像動作で6枚
の画像を取り込むこととすると、該NTSC方式では1
秒間に30枚(30フレーム)の画像が形成されるた
め、上記6枚の画像を取り込む1回の撮像動作にかかる
時間は0.2秒ということとなり、従来のイメージスキ
ャナ等の比べて大幅に撮像時間を短縮化することができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る画像読み取り装置の好ま
しい実施例について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0026】まず、本発明の実施例に係る画像読み取り
装置は、図1に示すようにCCDイメージセンサ1及び
ズームエンコーダ2からなり、目的とする画像を1回の
撮像動作で複数回撮像する光学系3と、撮像中に生ずる
垂直方向及び水平方向の手振れ量を検出する垂直方向用
角速度センサ8,水平方向用角速度センサ9と、上記光
学系3により撮像された画像データが記憶されるメモリ
13と、上記各角速度センサ8,9により検出された手
振れ量に基づいて、上記メモリ13に記憶されている複
数の画像データを合成して1枚分の画像データを形成し
て出力するマイクロコンピュータ(マイコン)12とを
有している。
【0027】上記光学系3、各角速度センサ8,9、マ
イコン12等は、図2に示すように把持可能な大きさの
スキャナ本体25内に収納されており、該スキャナ本体
25は、撮像レンズ26の倍率を可変制御して画像Pを
拡大,縮小した所望のサイズの画像を取り込むようにな
っている(エリアセンサ方式)。
【0028】次に、このような構成を有する本実施例に
係る画像読み取り装置の動作説明をする。この画像読み
取り装置の1回の撮像は、図3及び図4に示すフローチ
ャートに示すルーチンを実行することにより行われるよ
うになっている。
【0029】まず、上記図3に示すフローチャートは、
当該画像読み取り装置のメイン電源がオン操作されるこ
とによりスタートとなりステップS1に進む。
【0030】当該画像読み取り装置は、上記メイン電源
がオン操作されると、上記CCDイメージセンサ1が、
上記撮像レンズ26を介して取り込まれた撮像光に応じ
た画像データを形成し、これを電子ビューファインダ等
のようなモニタ装置に表示するようになっている。ユー
ザは、撮像を行う前に、目的とする画像を撮像できるよ
うに上記スキャナ本体25を把持するとともに、上記モ
ニタ装置に表示される画像を認識しながら撮像レンズ2
6の倍率を可変制御して画像の撮像範囲を設定する。そ
して、上記撮像範囲の設定が終了したときに、図示しな
いシャッタスイッチをオン操作する。
【0031】上記ステップS1では、上記マイコン12
が、上記シャッタスイッチがオン操作されたか否かを検
出しており、オン操作されていないときには該シャッタ
スイッチがオン操作されるまでこのステップS1を繰り
返し、該シャッタスイッチがオン操作されたときにステ
ップS2に進む。
【0032】上記ステップS2では、上記シャッタスイ
ッチがオン操作されたため、上記マイコン12が、取り
込んだ画像データの枚数をカウントするタイマ(図示せ
ず)をリセットしてステップS3に進む。なお、本実施
例の場合、1回の撮像動作で都合4枚分の画像データを
取り込むように設定されているものとする。
【0033】上記ステップS3では、上記マイコン12
が、基準となる1枚の画像を取り込み、図4に示すステ
ップS4に進む。
【0034】すなわち、当該画像読み取り装置は、以下
説明していくが、1回の撮像動作で所定のタイミングで
連続して次々と画像データの取り込みを行うとともに、
各画像データに対応する手振れ情報を取り込むようにな
っている。
【0035】このため、上記マイコン12は、上記シャ
ッタスイッチがオン操作されると、上記ステップS3に
おいて、ドライバ4を介して上記CCDイメージセンサ
1を読み出し制御することにより上記基準となる画像情
報の取り込みを行うとともに、所定のタイミングで連続
して次々と画像データの取り込みを行うように上記CC
Dイメージセンサ1を駆動制御する。
【0036】上記CCDイメージセンサ1から読み出さ
れた画像情報は、信号処理回路5に供給される。上記信
号処理回路5には、上記ドライバ4の動作に同期して動
作する信号発生回路6からのタイミング信号が供給され
る。上記信号処理回路5は、上記タイミング信号が供給
されると、上記CCDイメージセンサ1から供給された
画像情報に所定のプロセス処理を施し、これをA/D変
換器7に供給する。上記A/D変換器7は、上記画像情
報をデジタル化することにより画像データを形成し、こ
れをマイコン12の画像データ処理部14に供給する。
【0037】画像合成回路15は、上記シャッタスイッ
チがオン操作されてから一番最初に供給される画像デー
タを基準画像データとして一旦メモリ13に記憶するよ
うに上記画像データ処理部14を制御する。
【0038】上記マイコン12は、上記メモリ13に基
準画像データが記憶されると、上記タイマのカウント値
を“1”にカウントアップする。
【0039】次に、上記ステップS4では、上記マイコ
ン12が、上記タイマのカウント値が“1”にカウント
アップされているか否かを判別し、カウントアップされ
ている場合は基準画像データの取り込みが良好に行われ
たことを示しているためステップS5に進み、カウント
アップされていない場合は基準画像データの取り込みに
不具合が生じたことを示しているためステップS11に
進んで警告用のアラームを鳴らして終了する。ユーザ
は、上記アラームにより、読み取り不良等が生じたこと
を認識することができ、撮像を再度やり直す等の措置を
とることができる。
【0040】ここで、上述のようにスキャナ本体25を
把持して撮像を行うと、必ず手振れが生ずる。このた
め、上記垂直方向用角速度センサ8及び水平方向用角速
度センサ9は、それぞれ撮像の際における垂直方向の手
振れ量及び水平方向の手振れ量を検出し、この垂直角速
度情報及び水平角速度情報をA/D変換器10,11に
供給する。上記各A/D変換器10,11は、それぞれ
上記垂直角速度情報及び水平角速度情報をデジタル化し
て垂直角速度データ及び水平角速度データを形成し、こ
れらを上記マイコン12内の積分回路16,17に供給
する。
【0041】上記積分回路16,17は、それぞれ上記
垂直角速度データ及び水平角速度データを積分処理する
ことにより、垂直角度データ及び水平角度データを形成
し、これらを角度変位回路18,19に供給する。上記
角度変位回路18,19は、前回の画像データの取り込
み時に供給された垂直角度データ及び水平角度データ
と、新たな画像データの取り込み時に供給された垂直角
度データ及び水平角度データとを比較することにより、
垂直方向の角度変位量を示す垂直角度変位データ及び水
平方向の角度変位量を示す水平角度変位データを形成
し、これらを画素ずれ量検出回路20に供給する。
【0042】上記画素ずれ量検出回路20には、別にズ
ームエンコーダ2からのユーザにより設定された上記撮
像レンズの倍率を示す倍率データが供給されている。上
記画素ずれ量検出回路20は、上記倍率データ,垂直角
度変位データ及び水平角度変位データに基づいて、取り
込まれた画像データのずれ量を検出し、上記基準画像デ
ータの他、該基準画像データに対して横方向に1/2画
素ピッチ分ずれた画像データ,該基準画像データに対し
て縦方向に1/2画素ピッチ分ずれた画像データ、及
び、該基準画像データに対して斜め方向に1/2画素ピ
ッチ分ずれた画像データの計4枚の画像データの取り込
みが行われたか否かの検出を行う。
【0043】すなわち、上記ステップS5では、上記画
素ずれ量検出回路20が、上記基準画像データの取り込
み後に取り込まれた画像データが、該基準画像データに
対して横方向に1/2画素ピッチ分ずれた画像データで
あるか否かを判別し、YESの場合はステップS6に進
み、NOの場合はステップS12に進む。
【0044】上記ステップS12では、上記画像データ
が上記基準画像データに対して縦方向に1/2画素ピッ
チ分ずれた画像データであるか否かを判別し、YESの
場合はステップS13に進み、NOの場合は後に説明す
る高解像度化のための画像合成に使用することができな
い画像データ(縦方向にも横方向にもずれていないとい
うことは上記基準データと同じ画像データであることを
示す。)であるためステップS4に戻り上述のルーチン
を繰り返す。
【0045】上記ステップS13では、上記ステップS
12においてYESと判別されたため(取り込まれた画
像データが基準画像データに対して縦方向に1/2画素
ピッチ分ずれた画像データであると判別されたため)、
画像合成回路15が、既にこの縦方向に1/2画素ピッ
チ分ずれた画像データが上記メモリ13に記憶されてい
るか否かを判別し、YESの場合は上記ステップS4に
戻り上述のルーチンを繰り返し、NOの場合はステップ
S14に進む。
【0046】上記ステップS14では、上記画像合成回
路15が、上記基準画像データに対して縦方向に1/2
画素ピッチ分ずれた画像データをメモリ13に一旦記憶
するように上記画像データ処理回路15を制御してステ
ップS9に進む。
【0047】一方、上記ステップS5において、取り込
まれた画像データが基準画像データに対して横方向に1
/2画素ピッチ分ずれた画像データであると判別されス
テップS6に進むと、上記ステップS6において、上記
画像合成回路15が、その画像データは、縦方向に対し
ても1/2画素ピッチ分ずれている画像データであるか
否かを判別し、YESの場合はステップS7に進み、N
Oの場合はステップS15に進む。
【0048】上記ステップS6においてNOと判別され
た場合は、新たに取り込まれた画像データが基準画像デ
ータに対して横方向にのみ1/2画素ピッチ分ずれた画
像データであることを示しているため、上記画像合成回
路15は、上記ステップS15において、該横方向にの
み1/2画素ピッチ分ずれた画像データが既に上記メモ
リ13に記憶されているか否かを判別し、YESの場合
は上記ステップS4に戻り上述のルーチンを繰り返し、
NOの場合はステップS16に進む。
【0049】上記ステップS16では、上記画像合成回
路15が、上記基準画像データに対して横方向にのみ1
/2画素ピッチ分ずれた画像データを上記メモリ13に
一旦記憶するように上記画像データ処理回路14を制御
しステップS9に進む。
【0050】上記ステップS6においてYESと判別さ
れた場合は、新たに取り込まれた画像データが基準画像
データに対して縦方向及び横方向、すなわち、斜め方向
に1/2画素ピッチ分ずれた画像データであることを示
しているため、上記画像合成回路15は、上記ステップ
S7において、該斜め方向に1/2画素ピッチ分ずれた
画像データが既に上記メモリ13に記憶されているか否
かを判別し、YESの場合は上記ステップS4に戻り上
述のルーチンを繰り返し、NOの場合はステップS8に
進む。
【0051】上記ステップS8では、上記画像合成回路
15が、上記基準画像データに対して斜め方向に1/2
画素ピッチ分ずれた画像データを上記メモリ13に一旦
記憶するように上記画像データ処理回路14を制御しス
テップS9に進む。
【0052】このように、基準画像データ,該基準画像
データに対して縦方向にのみ1/2画素ピッチ分ずれた
画像データ,該基準画像データに対して横方向にのみ1
/2画素ピッチ分ずれた画像データ及び該基準画像デー
タに対して斜め方向にのみ1/2画素ピッチ分ずれた画
像データがそれぞれ上記メモリ13に記憶される毎に上
記カウンタのカウント値が1ずつカウントアップされ
る。
【0053】次に、上記ステップS9では、上記画像合
成回路15が、上記4枚の画像データが全て上記メモリ
13に記憶されたか否かを判別し、NOの場合は上記ス
テップS4に戻り、該4枚の画像データが全て上記メモ
リ13に記憶されるまで上述のルーチンを繰り返し、Y
ESの場合はステップS10に進む。
【0054】上記ステップS10では、上記4枚の画像
データが全て取り込まれたため、上記画像合成回路15
が、上記画像データ処理回路14を介して該4枚分の画
像データを読み出すようにメモリ13を読み出し制御す
るとともに、この4枚分の画像データを合成することに
より1枚分の画像データを形成し、これを合成画像デー
タとして出力端子21を介して外部に出力する。そし
て、この一連の動作が終了すると、ブザーを鳴らすよう
に図示しない終了ブザーを制御する。これにより、1回
の撮像動作が終了する。
【0055】上述のように、上記各画像データは、基準
画像データを基準にして、縦,横,斜め方向にそれぞれ
1/2画素ピッチ分ずれたものである。このため、この
4枚分の画像データを合成することにより、画素間,ラ
イン間の補間された高解像度な合成画像データを形成し
て出力することができる。
【0056】以上の説明から明らかなように、本実施例
に係る画像読み取り装置は、スキャナ本体25を把持し
て撮像を行うことにより必ず生ずる手振れに応じた複数
の画像データを取り込み、この各画像データを合成する
ことにより、高品位テレビジョン用のCCD等のような
高価な画像読み取り手段を設けることなく、また、光路
シフトのための圧電素子等のような特別な機構を設ける
ことなく、空間サンプル数を増やし、出力画像情報の高
解像度化を図ることができる。
【0057】また、上記基準画像データ、及び、該基準
画像データに対して縦,横,斜め方向にそれぞれ1/2
画素ピッチ分ずれた画像データを合成して1枚分の画像
データを形成するため、標準画素数のCCDイメージセ
ンサを用いながらにして、空間サンプル数を2倍以上と
したのと同様の高解像度な合成画像データを得ることが
できる。
【0058】従って、上記高価なCCDイメージセンサ
を設ける必要がないこと、光路シフトのための特別な機
構を設ける必要がないこと等から当該画像読み取り装置
のローコスト化及び小型化を図ることができる。
【0059】また、予め撮像範囲を設定して目的とする
画像の読み取りを行うエリアセンサ方式を採用している
ため、読み取りを行う画像を裏返しに読み取り台の上に
設置する等の面倒な作業を省略することができるうえ、
読み取りを行う画像の寸法に制限されることなく、読み
取り範囲を認識しながら画像の読み取り範囲を自由に設
定することができるうえ、撮像時間の短縮化を図ること
ができる。
【0060】なお、上述の実施例の説明では、当該画像
読み取り装置は上記4枚の画像データが取り込まれるま
で1回の撮像を継続することとしたが、これは、1回の
撮像で所定時間分、所定枚数の画像データを取り込み、
この複数の画像データの中から高解像度化に適した複数
の画像データを選択して合成する構成としてもよい。
【0061】また、一例として上記4枚の画像データを
取り込むこととしたが、これは5枚,6枚等のように設
計に応じて可変することは自由であり、また、この取り
込み枚数は、得たい解像度に応じてユーザにより可変設
定可能なる構成としてもよい。
【0062】この場合、例えば我が国の標準テレビジョ
ン方式であるNTSC方式に準じて、1回の撮像動作で
6枚の画像を取り込むこととすると、該NTSC方式で
は1秒間に30枚(30フレーム)の画像が形成される
ため、上記6枚の画像を取り込む1回の撮像動作にかか
る時間は0.2秒ということとなり、従来のイメージス
キャナ等の比べて大幅に撮像時間を短縮化することがで
きる。
【0063】
【発明の効果】本発明に係る画像読み取り装置は、予め
撮像範囲を設定して目的とする画像の読み取りを行うエ
リアセンサ方式を採用しているため、読み取りを行う画
像を裏返しに読み取り台の上に設置する等の面倒な作業
を省略することができるうえ、読み取りを行う画像の寸
法に制限されることなく、読み取り範囲を認識しながら
画像の読み取り範囲を自由に設定することができる。
【0064】また、例えば1回の読み取り動作で6枚の
画像を取り込むこととすると、該NTSC方式では1秒
間に30枚(30フレーム)の画像が形成されるため、
上記6枚の画像を取り込む1回の撮像動作にかかる時間
は0.2秒ということとなり、従来のイメージスキャナ
等の比べて大幅に撮像時間を短縮化することができる。
【0065】また、1回の読み取り動作で手振れに応じ
た複数の画像情報を取り込み、この複数の画像情報を合
成して1枚の画像情報を形成するようにしているため、
高品位テレビジョン用のCCD等のような高価な画像読
み取り手段を設けることなく、また、光路シフトのため
の圧電素子等のような特別な機構を設けることなく、空
間サンプル数を増やし、出力画像情報の高解像度化を図
ることができる。
【0066】また、上記手振れに応じた複数の画像情報
から1枚の画像情報を形成するため、縦方向の光路シフ
トと同様の画像情報,横方向の光路シフトと同様の画像
情報,斜め方向の光路シフトと同様の画像情報等のよう
な様々な画像情報を形成することができ、1つの画像読
み取り手段で、空間サンプル数を2倍以上としたのと同
様の出力画像情報の高解像度化を図ることができる。
【0067】従って、上記高価な画像読み取り手段を設
ける必要がないこと、光路シフトのための特別な機構を
設ける必要がないこと等から当該画像読み取り装置のロ
ーコスト化及び小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像読み取り装置のブロ
ック図である。
【図2】上記実施例に係る画像読み取り装置の外観を示
す斜視図である。
【図3】上記実施例に係る画像読み取り装置の前半の読
み取り動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】上記実施例に係る画像読み取り装置の後半の読
み取り動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CCDイメージセンサ 2 ズームエンコーダ 3 光学系 4 ドライバ 5 信号処理回路 6 信号発生回路 7 A/D変換器 8 垂直方向用角速度センサ 9 水平方向用角速度センサ 10,11 A/D変換器 12 マイクロコンピュータ(マイコン) 13 メモリ 14 画像データ処理回路 15 画像合成回路 16,17 積分回路 18,19 角度変位回路 20 画素ずれ量検出回路 21 合成画像データの出力端子 25 スキャナ本体 26 撮像レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持した状態で予め撮像範囲を設定し、
    この設定した撮像範囲の画像を読み取る画像読み取り装
    置であって、 1回の読み取り動作で所定のタイミングで上記撮像範囲
    を複数回撮像して複数の画像情報を形成する画像読み取
    り手段と、 把持した状態で撮像を行うことにより生ずる手振れ量を
    検出する手振れ検出手段と、 上記手振れ検出手段により検出された手振れ量に基づい
    て、上記1回の読み取り動作で形成された複数の画像情
    報を合成することにより1枚分の画像情報を形成して出
    力する合成画像情報形成手段とを有する画像読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】 上記合成画像情報形成手段は、 上記1回の読み取り動作で形成された複数の画像情報を
    記憶する記憶手段と、 上記手振れ検出手段により検出された手振れ量に基づい
    て、上記記憶手段に記憶された複数の画像情報の中か
    ら、高解像度化に適した画像情報を選択して合成するこ
    とにより、上記1枚分の画像情報を形成して出力する合
    成手段とで構成されることを特徴とする請求項1記載の
    画像読み取り装置。
JP6150119A 1994-06-30 1994-06-30 画像読み取り装置 Withdrawn JPH0818840A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09214988A (ja) * 1996-02-05 1997-08-15 Olympus Optical Co Ltd 静止画像撮像装置
JP2003087647A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Minolta Co Ltd デジタルスチルカメラ
US7583860B2 (en) 2003-02-21 2009-09-01 Inventec Appliances Corporation Method for producing enhanced-resolution image by use of a plurality of low-resolution images
US7929019B2 (en) 1997-11-05 2011-04-19 Nikon Corporation Electronic handheld camera with print mode menu for setting printing modes to print to paper

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