JPH08188475A - ハイアルミナ質耐火物 - Google Patents
ハイアルミナ質耐火物Info
- Publication number
- JPH08188475A JPH08188475A JP7001384A JP138495A JPH08188475A JP H08188475 A JPH08188475 A JP H08188475A JP 7001384 A JP7001384 A JP 7001384A JP 138495 A JP138495 A JP 138495A JP H08188475 A JPH08188475 A JP H08188475A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractory
- alumina
- alumina refractory
- refractory product
- molten steel
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 製鋼に使用したハイアルミナ質ポーラスプラ
グから溶鋼浸潤部分を除去したものや、溶鋼取鍋内張り
のハイアルミナ質レンガからスラグと接触して変質した
部分を除去したものを、適宜の粒度に破砕してそれに他
の耐火物粉末を配合してキャスタブル耐火物とするか、
粉砕して他の耐火物粉末を配合して成形・焼成してレン
ガにする。 【効果】 未変質のハイアルミナ質耐火物を容易に回収
でき、バージン原料を使用した耐火物に劣らない製品と
することができる。
グから溶鋼浸潤部分を除去したものや、溶鋼取鍋内張り
のハイアルミナ質レンガからスラグと接触して変質した
部分を除去したものを、適宜の粒度に破砕してそれに他
の耐火物粉末を配合してキャスタブル耐火物とするか、
粉砕して他の耐火物粉末を配合して成形・焼成してレン
ガにする。 【効果】 未変質のハイアルミナ質耐火物を容易に回収
でき、バージン原料を使用した耐火物に劣らない製品と
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として製鋼の分野で
使用されるハイアルミナ質耐火物に関する。
使用されるハイアルミナ質耐火物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にAl2O3成分が55%(重量)以
上を占める耐火物をハイアルミナ質耐火物と呼び、製鋼
の諸分野で広く使用している。 Al2O3の量は要求さ
れる耐火度に応じて異なるが、取鍋の内張りは85%以
上、不活性ガス吹込み用炉底ポーラスプラグには87%
以上の高いアルミナ含有量が採用されている。
上を占める耐火物をハイアルミナ質耐火物と呼び、製鋼
の諸分野で広く使用している。 Al2O3の量は要求さ
れる耐火度に応じて異なるが、取鍋の内張りは85%以
上、不活性ガス吹込み用炉底ポーラスプラグには87%
以上の高いアルミナ含有量が採用されている。
【0003】耐火物用のアルミナは高純度でなければな
らないため、通常は電融アルミナを粉砕したものを原料
としている。 この材料は高価であるが、現在のところ
使用ずみのハイアルミナ質耐火物は、耐火物として再利
用する途がない。
らないため、通常は電融アルミナを粉砕したものを原料
としている。 この材料は高価であるが、現在のところ
使用ずみのハイアルミナ質耐火物は、耐火物として再利
用する途がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用ずみハ
イアルミナ質耐火物をリサイクルし耐火物として再使用
することを意図してなされたものであって、この種の使
用ずみ耐火物から不純分を除去することが容易であって
高純度の原料が安価に得られることの発見にもとづき、
産業廃棄物の発生を抑制して資源の有効利用をはかると
ともに、製鋼のコストを低減することを目的としたもの
である。
イアルミナ質耐火物をリサイクルし耐火物として再使用
することを意図してなされたものであって、この種の使
用ずみ耐火物から不純分を除去することが容易であって
高純度の原料が安価に得られることの発見にもとづき、
産業廃棄物の発生を抑制して資源の有効利用をはかると
ともに、製鋼のコストを低減することを目的としたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のハイアルミナ質
耐火物は、使用ずみのハイアルミナ質耐火物製品から汚
染の少ない部分を回収し、破砕して粒度を調整したもの
に粉末状の耐火物成分を配合して不定形耐火物とする
か、または粉砕して耐火物成分を配合し焼成または不焼
成レンガとしたハイアルミナ質耐火物である。
耐火物は、使用ずみのハイアルミナ質耐火物製品から汚
染の少ない部分を回収し、破砕して粒度を調整したもの
に粉末状の耐火物成分を配合して不定形耐火物とする
か、または粉砕して耐火物成分を配合し焼成または不焼
成レンガとしたハイアルミナ質耐火物である。
【0006】使用ずみのハイアルミナ質耐火物のうち、
最も利用しやすいのは、製鋼に当って炉底から撹拌用の
不活性ガスを吹き込むために使用するポーラスプラグ
の、使用ずみのものである。 これは、その表面の溶鋼
が浸潤している部分を除去して、残りを使用する。
最も利用しやすいのは、製鋼に当って炉底から撹拌用の
不活性ガスを吹き込むために使用するポーラスプラグ
の、使用ずみのものである。 これは、その表面の溶鋼
が浸潤している部分を除去して、残りを使用する。
【0007】溶鋼取鍋の内張りレンガも使用可能であっ
て、内部にあらわれていて溶鋼やスラグとの接触により
変質した部分を除去すれば、残りの部分は使用できる。
て、内部にあらわれていて溶鋼やスラグとの接触により
変質した部分を除去すれば、残りの部分は使用できる。
【0008】また、電気炉の天井や連鋳用タンディッシ
ュに使用した耐火物も、使用ずみハイアルミナ質耐火物
として原料にできる。
ュに使用した耐火物も、使用ずみハイアルミナ質耐火物
として原料にできる。
【0009】
【作用】使用ずみハイアルミナ質耐火物の再利用を意図
した発明者らが調べたところ、上記の使用ずみポーラス
プラグにせよ使用ずみ取鍋レンガにせよ、溶鋼の浸潤や
スラグとの反応で変質した部分を除去した残りは意外に
良質であって、新しい耐火物原料にひけをとらないばか
りか、長期にわたって十分に熱を受けた履歴を有するか
ら、もはやそれ以上の熱的変化は生じないという利点が
あることがわかった。 問題は、良質の部分をいかに少
ない労力や費用で回収するかにあるが、これも予想外に
好都合に行なえることがわかった。
した発明者らが調べたところ、上記の使用ずみポーラス
プラグにせよ使用ずみ取鍋レンガにせよ、溶鋼の浸潤や
スラグとの反応で変質した部分を除去した残りは意外に
良質であって、新しい耐火物原料にひけをとらないばか
りか、長期にわたって十分に熱を受けた履歴を有するか
ら、もはやそれ以上の熱的変化は生じないという利点が
あることがわかった。 問題は、良質の部分をいかに少
ない労力や費用で回収するかにあるが、これも予想外に
好都合に行なえることがわかった。
【0010】よく知られているように、ポーラスプラグ
は円錐台形をした多孔性ハイアルミナ質耐火物の底部に
ガス供給用パイプをとりつけ、周囲を密なハイアルミナ
質のスリーブで囲んだ構造を有している。 使用によ
り、頂部が溶損して次第に短くなる。 使用に耐えない
長さまで短くなったところでとり出すと、図1に示すよ
うに、ポーラスプラグ(1)の頂部には、ある厚さにわ
たって溶鋼が浸潤した部分(12)がある。 この部分
は衝撃を与えることにより未浸潤の部分(11)から容
易に割れ、除去することができる。 図1の符号(1
3)は、溶損して失われた部分を示す。
は円錐台形をした多孔性ハイアルミナ質耐火物の底部に
ガス供給用パイプをとりつけ、周囲を密なハイアルミナ
質のスリーブで囲んだ構造を有している。 使用によ
り、頂部が溶損して次第に短くなる。 使用に耐えない
長さまで短くなったところでとり出すと、図1に示すよ
うに、ポーラスプラグ(1)の頂部には、ある厚さにわ
たって溶鋼が浸潤した部分(12)がある。 この部分
は衝撃を与えることにより未浸潤の部分(11)から容
易に割れ、除去することができる。 図1の符号(1
3)は、溶損して失われた部分を示す。
【0011】同様に、図2に示すように、使用ずみ取鍋
内張りレンガ(2)も、溶損部分(23)が去ったあと
に、スラグ反応部分(22)が未変質部分(21)に連
なっている。 この両者は膨脹率に差があるため、冷え
た状態ではほぼ境界面に沿って亀裂が入っていることが
多い。 従って、比較的小さな衝撃でも分離することが
でき、汚染した部分の混入量が少ないハイアルミナ質耐
火物を回収することができる。
内張りレンガ(2)も、溶損部分(23)が去ったあと
に、スラグ反応部分(22)が未変質部分(21)に連
なっている。 この両者は膨脹率に差があるため、冷え
た状態ではほぼ境界面に沿って亀裂が入っていることが
多い。 従って、比較的小さな衝撃でも分離することが
でき、汚染した部分の混入量が少ないハイアルミナ質耐
火物を回収することができる。
【0012】回収したハイアルミナ質耐火物の破砕また
は粉砕、および他の耐火物成分の配合による不定形耐火
物の形成、または他の耐火物成分と配合し成形(および
場合により焼成)することによるレンガの形成は、バー
ジン原料を使用して行なう耐火物の製造において確立さ
れた技術に従って、容易に実施できる。
は粉砕、および他の耐火物成分の配合による不定形耐火
物の形成、または他の耐火物成分と配合し成形(および
場合により焼成)することによるレンガの形成は、バー
ジン原料を使用して行なう耐火物の製造において確立さ
れた技術に従って、容易に実施できる。
【0013】
【実施例】Al2O3の87%(重量%、以下同じ)、S
iO2の8%およびCaOの2%を主成分とするハイア
ルミナ多孔質体を用いたポーラスプラグを製鋼に使用し
た。多孔質のプラグ部分は円錐台形で、底部の径150
mm、頂部の径100mm、高さ250mmである。 これを
3回の溶解に使用したのちとり出したところ、高さが1
50〜160mmに減っていた。 頂部の厚さ10〜20
mmの範囲に溶鋼が浸潤していた。 未浸潤の部分との境
界にタガネを当ててハンマーで叩くことにより、溶鋼浸
潤部が容易に割れて除去され、変質していないハイアル
ミナ質耐火物を回収することができた。
iO2の8%およびCaOの2%を主成分とするハイア
ルミナ多孔質体を用いたポーラスプラグを製鋼に使用し
た。多孔質のプラグ部分は円錐台形で、底部の径150
mm、頂部の径100mm、高さ250mmである。 これを
3回の溶解に使用したのちとり出したところ、高さが1
50〜160mmに減っていた。 頂部の厚さ10〜20
mmの範囲に溶鋼が浸潤していた。 未浸潤の部分との境
界にタガネを当ててハンマーで叩くことにより、溶鋼浸
潤部が容易に割れて除去され、変質していないハイアル
ミナ質耐火物を回収することができた。
【0014】回収した耐火物を破砕し、平均粒径1.0
mmの骨材とした。 この骨材を30%(重量)、粒度20
0メッシュ以下のアルミナ粉末を30%、さらにムライ
ト原料を40%配合し、十分に撹拌してハイアルミナ質
キャスタブル耐火物とした。
mmの骨材とした。 この骨材を30%(重量)、粒度20
0メッシュ以下のアルミナ粉末を30%、さらにムライ
ト原料を40%配合し、十分に撹拌してハイアルミナ質
キャスタブル耐火物とした。
【0015】このキャスタブル耐火物は、鋼の連続鋳造
用タンディッシュの内張り用耐火物として使用したと
き、従来から使用して来たキャスタブルと同様な耐久性
を示した。
用タンディッシュの内張り用耐火物として使用したと
き、従来から使用して来たキャスタブルと同様な耐久性
を示した。
【0016】
【発明の効果】本発明により使用ずみのハイアルミナ質
耐火物からハイアルミナ質耐火材料を回収して再使用す
れば、安い回収コストで良質の耐火材料を取得すること
ができ、バージン原料を使用した場合に劣らない使用成
績をあげることができる。 それにより、製鋼産業にお
ける省資源およびコスト低減の要請にこたえることがで
きる。
耐火物からハイアルミナ質耐火材料を回収して再使用す
れば、安い回収コストで良質の耐火材料を取得すること
ができ、バージン原料を使用した場合に劣らない使用成
績をあげることができる。 それにより、製鋼産業にお
ける省資源およびコスト低減の要請にこたえることがで
きる。
【図1】 使用ずみポーラスプラグの一例を示す断面
図。
図。
【図2】 使用ずみ耐火レンガの一例を示す断面図。
1 使用ずみポーラスプラグ 11 未浸潤部分 12 溶鋼浸潤部分 13 溶
損部分 2 使用ずみ耐火レンガ 21 未変質部分 22 変質部分 23 溶損部
分
損部分 2 使用ずみ耐火レンガ 21 未変質部分 22 変質部分 23 溶損部
分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22D 41/02 A C04B 35/00 35/101
Claims (4)
- 【請求項1】 使用ずみのハイアルミナ質耐火物製品か
ら汚染の少ない部分を回収し、破砕して粒度を調整した
ものに粉末状の耐火物成分を配合して不定形耐火物とす
るか、または粉砕して耐火物成分を配合し焼成または不
焼成レンガとしたハイアルミナ質耐火物。 - 【請求項2】 使用ずみのハイアルミナ質耐火物製品が
使用ずみポーラスプラグであって、溶鋼またはスラグの
浸潤した表面を除去して使用した請求項1のハイアルミ
ナ質耐火物。 - 【請求項3】 使用ずみのハイアルミナ質耐火物製品が
溶鋼取鍋の回収レンガであって、変質部分を除去して使
用した請求項1のハイアルミナ質耐火物。 - 【請求項4】 使用ずみのハイアルミナ質耐火物製品が
使用ずみの電気炉天井用またはタンディッシュ用の耐火
物である請求項1のハイアルミナ質耐火物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001384A JPH08188475A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | ハイアルミナ質耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001384A JPH08188475A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | ハイアルミナ質耐火物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188475A true JPH08188475A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11499998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7001384A Pending JPH08188475A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | ハイアルミナ質耐火物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08188475A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000143355A (ja) * | 1998-11-02 | 2000-05-23 | Nisshin Steel Co Ltd | 不定形耐火物 |
| JP2003088845A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-25 | Nippon Steel Corp | 使用済耐火物の処理方法 |
| JP2011174143A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Jfe Steel Corp | インジェクションランス |
| CN115677362A (zh) * | 2022-11-15 | 2023-02-03 | 甘肃酒钢集团科力耐火材料股份有限公司 | 一种再生铝质耐火喷补料 |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP7001384A patent/JPH08188475A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000143355A (ja) * | 1998-11-02 | 2000-05-23 | Nisshin Steel Co Ltd | 不定形耐火物 |
| JP2003088845A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-25 | Nippon Steel Corp | 使用済耐火物の処理方法 |
| JP2011174143A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Jfe Steel Corp | インジェクションランス |
| CN115677362A (zh) * | 2022-11-15 | 2023-02-03 | 甘肃酒钢集团科力耐火材料股份有限公司 | 一种再生铝质耐火喷补料 |
| CN115677362B (zh) * | 2022-11-15 | 2023-08-01 | 甘肃酒钢集团科力耐火材料股份有限公司 | 一种再生铝质耐火喷补料 |
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