JPH08188725A - 結露成長抑制性コーティング剤 - Google Patents

結露成長抑制性コーティング剤

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JPH08188725A
JPH08188725A JP7059686A JP5968695A JPH08188725A JP H08188725 A JPH08188725 A JP H08188725A JP 7059686 A JP7059686 A JP 7059686A JP 5968695 A JP5968695 A JP 5968695A JP H08188725 A JPH08188725 A JP H08188725A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
coating agent
aqueous dispersion
modified silicone
surfactant
Prior art date
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Pending
Application number
JP7059686A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ogino
裕之 荻野
Takekazu Nakazawa
剛和 中沢
Shizuo Maruyama
静男 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahipen Corp
Original Assignee
Asahipen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は建築物室内面に発生する結露を可及
的に均一に微小化させ、気化を促進し、結露の成長を抑
制させることにより結露水の流下を遅延させるコーティ
ング剤を提供することを目的とする。 【構成】 変性シリコーンオイル0.01〜10.0重
量%および界面活性剤0.001 〜5.0重量%を水
性分散媒中に含んでなる建築用結露成長抑制性コーティ
ング剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物室内面に発生する
結露を可及的に均一に微小化させ、気化を促進し、結露
の成長を抑制させることにより結露水の流下を遅延させ
るコーティング剤に関するもので、さらに詳しくはかか
るユニークな機能を有する変性シリコーンオイル系組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物内に発生する結露は、建築物の外
気に接する窓ガラスや壁面が外気温度により冷却され、
それらに対応した室内面が、室内雰囲気の露点温度以下
となった場合に室内面に発生することは周知の現象であ
るが、油汚れがあったり微小なごみが凝縮核となったり
するので、通常は不均一に発生し、比較的大粒の水滴は
益々成長して大きくなり、ついには面上をつたって流下
し、窓枠や壁面下部に溜り、さらに床面へと流出するに
至る。かかる現象は室内の美観を損なうだけでなく、細
菌、黴類の発生を促し、内装材料の劣化を招く。
【0003】このような不都合を極力防止する方法とし
て、従来種々の対策がなされてきた。従来から行われて
きた対策の一つは、壁体に断熱材を設置したり、窓を二
重ガラス窓としたりして、建築物内部から外部への熱貫
流係数を減少させることである。また、吸水性塗料を壁
面に塗布して結露水を吸着する方法が提示されている。
(例えば、特公昭63−50382号公報、特開平3−
162478号公報)さらには、内面をつたって流下す
る結露水を吸水性シート、テープ等で吸水したりするこ
とも行われてきた。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】建築物の窓ガラスの
二重構造化あるいは、壁体の断熱性強化は、経済的かつ
技術的に簡単に実施できるものでなく、吸水性塗料を壁
面に塗布したり、結露水の流下部分に吸水性材料を配置
したりすることは、吸水量に限界もあり建築物内装の外
観上、あるいは衛生上問題が残る。
【0005】一方、建築物における結露現象は、すべて
の内装面において四季を通じて四六時中問題になること
は稀有のことであり、一般には室内の一部分に於て限定
された季節内の特に一部の時間帯において不都合を生じ
ることが多い。従って必要に応じて建築物の内面部分に
簡単にコーティングできて適当な時間結露水の流下を遅
延させ、不要時にあっては簡単に拭除できるコーティン
グ剤が要請される。本発明者はかかる課題に着目し、各
種のコーティング剤について鋭意研究を続けた結果、特
定組成の変形シリコーン系組成物がかかる機能を有する
ことを究明するに至り、本発明に到達した。
【0006】本発明において提示する変形シリコーン系
組成物のかかる機能は、従来全く知られていない斬新的
なものであり、因に、従来揆水剤、防曇剤、防滴剤、無
滴剤等の呼称で開示されているシリコン系組成物は、自
動車窓ガラスの透視性を維持したり、電子機器部品面の
防湿を目的とし、水滴付着防止機能しか知られていなか
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、変性シリコー
ンオイル0.01〜10.0重量%および界面活性剤
0.001 〜5.0重量%を水性分散媒中に含んでな
る建築用結露成長抑制性コーティング剤であり、特に前
記発明において、変性シリコーンオイルがアミノ変性シ
リコーンオイルであり、界面活性剤がカチオン系/およ
びノニオン系である場合において、本発明の目的に対し
てより良い効果が得られる。
【0008】本発明に使用される変性シリコーンオイル
は分子量1000以下のものが用いられる。それらの中
で好ましいものとしては、アルキルポリシロキサンの側
鎖や主鎖末端にアミノ基を導入したアミノ変性シリコー
ンオイルが用いられる。
【0009】本発明では、変性シリコーンオイルの配合
割合は0.01〜10.0重量%である。10.0重量
%をこえても効果は維持されるが、拭き取る時にガラス
面上に必要以上の変性シリコーンが残存して不均一な膜
を形成しガラス自身の透明性および美観を損なう。0.
01重量%未満だと結露水抑制効果を得るに十分な量の
変性シリコーンがガラス面上に残らないからである。
【0010】本発明に使用される界面活性剤としては、
カチオン、アニオン、ノニオン、両性などの界面活性剤
が挙げられるが、好ましくはノニオン系、またはカチオ
ン系が挙げられる。
【0011】カチオン系界面活性剤としては1、2、3
級のアミン塩類および4級アンモニウム塩類が良い。そ
の中で好ましい例としては、モノアルキルトリメチルア
ンモニウムクロライド、ジアルキルジメチルアンモニウ
ムクロライドが挙げられる。
【0012】本発明では、界面活性剤の配合割合は0.
001〜5.0重量%である。5.0重量%を超えても
効果は維持されるが、拭き取る時にガラス面上に必要以
上の界面活性剤が残存して不均一な膜を形成しガラス自
身の透明性および美観を損なう恐れがあり、0.001
重量%未満だと水溶化が十分でないからである。
【0013】本発明ではカチオン系界面活性剤で水溶化
させるのが好ましい。カチオン系界面活性剤を用いた方
がガラスへの密着がよいからである。5重量%以上配合
すると溶液を増粘することがある。また、汚れの拭き取
り効果をあげるため、及び溶液の安定性を向上するため
にノニオン系界面活性剤を配合することができる。
【0014】このような目的で用いられるノニオン系界
面活性剤の好ましい例としては、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキ
シエチレンアシルエステル、アルキルアミンエチレンオ
キサイド付加体、アルキルアミンオキサイドが挙げら
れ、HLB8〜20のもの(アミノシリコーンを水中に
可溶化することができる)が挙げられる。
【0015】本発明に使用される水性分散媒としては、
水、水溶性溶剤もしくは水と水溶性溶剤の混合系が挙げ
られる。使用される水溶性溶剤の好ましい例としては、
例えばメチルアルコール、エチルアルコール、2−プロ
パノール(IPA)、t−ブタノールなどの1価のアル
コール、エチレングリコール、プロピレングリコールな
どの多価アルコール、2ーメトキシエタノール、2ーエ
トキシエタノール、2ーブトキシエタノール、1−メト
キシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノ
ール、1−ブトキシ−2−プロパノール、2−(2−メ
トキシエトキシ)エタノール、2−(2−エトキシエト
キシ)エタノール、2−(2−ブトキシエトキシ)エタ
ノールなどのグリコールエ−テル類、一部のケトン、エ
ーテル、脂肪酸あるいはアミン[例えばアセトン、メチ
ルエチルケトンなどのケトン、モノ、ジ、トリのアルカ
ノールアミン(例えばエタノールアミン、ジエタノール
アミン、トリエタノールアミンなど)]、などが挙げら
れる。
【0016】本発明で用いられる水性分散媒としては、
好ましくは水と水溶性溶剤の混合系が用いられる。混合
系の方が拭き取り時のガラス面上の汚れを取り、水溶性
溶剤単独の液状と比べて水と水溶性溶剤の混合系の方が
安全である。混合割合は制限されるものではないが、好
ましくは水溶性溶媒1〜20重量%との水と水溶性溶媒
の混合系が用いられる。尚本発明においてはガラス面以
外にも陶器面、タイル面にも使用可能であり、金属面、
塗装面にも若干の効果がある。
【0017】本発明の建築用結露成長抑制性コーティン
グ剤には必要に応じて、防錆剤、香料、消臭剤、抗菌
剤、防カビ剤及び着色剤などを添加することができる。
【0018】本発明の結露成長抑制コーティング剤は例
えば次のようにして製造される。水90.0重量%に対
し、全体量で市販のアミノシリコーンオイル(すでにカ
チオン界面活性剤が配合されたもの)0.1〜1.0重
量%、水溶性溶剤1.0〜5.0重量%、カチオン系界
面活性剤0.1〜0.5重量%になるように、予め均一
になるまで混合したものを添加し、最後に全体が100
重量%になるように水を加えさらに均一になるまで攪拌
する。
【0019】本発明の結露成長抑制コーティング剤の使
用は、例えばハンドスプレー、エアゾールの形態でガラ
スに吹き付けて抜き取るか、または容器に充填されたも
のを布にしみこませてガラスに塗り付けることにより行
う。
【0020】
【作用効果】本発明の結露成長抑制コーティング剤を、
建築物内の所望の部分例えば窓ガラス面にコーティング
した場合、空気中の水蒸気がガラス面に接触してガラス
になじんで液化されるのをガラス面を疎水性にすること
によって遅らせることができ、さらに結露発生の場合、
全面にわたりほぼ均一で微小な水滴を形成し、あたかも
すりガラスの如き半透明ないし不透明な外観を呈する。
かかる微小な水滴は水滴容積に比べて表面積が大きいか
ら、室内が高温の場合水蒸気となって揮散する割合が多
く、結露の成長が抑制され容易に流下するほどの大水滴
にならない。結果として結露水の流下の遅延効果をもた
らし、相当時間内の結露の流下量を抑制することができ
る。
【0021】極寒地方(東北や北海道など)では、結露
した水が窓や扉などに凍りついてそれが成長し、ひどい
場合は窓や扉が開かなくなる。当発明品でその面を処理
しておくと、付着する水滴量が少ないため氷結量も少な
く、また凍りついても取れやすい。以下、結露成長抑制
コーティング剤に用いられる各成分の配合割合を変化さ
せたものを実施例、比較例として下記表に示す。
【0022】
【表1】 * ジアルキルジメチルアンモニウムクロライド ** ポリオキシエチレンアルキルエーテルHLB11
【0023】拭き取り性の評価方法として1〜2回で拭
き取れるものを◎、3〜5回かかるものを△、それ以上
かかるものを×とした。結露成長抑制効果の評価方法と
して室温が20〜30℃、ガラスの表面温度5℃、湿度
48〜58%、8時間後の未処理ガラス面における結露
流水量に対する各実施例品で処理したときの結露流水量
の割合(%)を抑制効果として示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変性シリコーンオイル0.01〜1
    0.0重量%および界面活性剤0.001 〜5.0重
    量%を水性分散媒中に含んでなる建築用結露成長抑制性
    コーティング剤。
  2. 【請求項2】 変性シリコーンオイルがアミノ変性シ
    リコーンオイルであり、界面活性剤がカチオン系および
    /またはノニオン系であることを特徴とする請求項1記
    載のコーティング剤。
JP7059686A 1995-01-09 1995-01-09 結露成長抑制性コーティング剤 Pending JPH08188725A (ja)

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JP7059686A JPH08188725A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 結露成長抑制性コーティング剤

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JP7059686A JPH08188725A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 結露成長抑制性コーティング剤

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JPH08188725A true JPH08188725A (ja) 1996-07-23

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