JPH08188808A - 高炉の操業方法 - Google Patents
高炉の操業方法Info
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- JPH08188808A JPH08188808A JP1558695A JP1558695A JPH08188808A JP H08188808 A JPH08188808 A JP H08188808A JP 1558695 A JP1558695 A JP 1558695A JP 1558695 A JP1558695 A JP 1558695A JP H08188808 A JPH08188808 A JP H08188808A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、微粉炭が大量に吹き込まれた状況
にあっても高炉下部における通気を良好な状態に保ち、
高炉の炉芯を常に活性状態に維持する方法に関する。 【構成】 高炉操業中に、高炉羽口の送風圧力、高炉の
朝顔部の圧力と高炉のボッシュガス量から下部K値を求
め、該下部K値が高炉の基準下部K値より10%以上高
くなった場合に、CRIが20〜26未満のコークスを
高炉の中心部に装入することを特徴とする高炉の操業方
法。
にあっても高炉下部における通気を良好な状態に保ち、
高炉の炉芯を常に活性状態に維持する方法に関する。 【構成】 高炉操業中に、高炉羽口の送風圧力、高炉の
朝顔部の圧力と高炉のボッシュガス量から下部K値を求
め、該下部K値が高炉の基準下部K値より10%以上高
くなった場合に、CRIが20〜26未満のコークスを
高炉の中心部に装入することを特徴とする高炉の操業方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉の炉芯部の通気抵
抗を下げ、高炉を安定状態で操業する技術に関する。
抗を下げ、高炉を安定状態で操業する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年高炉内への微粉炭の吹き込み量が増
大し、日本では銑鉄t当たりの微粉炭吹き込み量は試験
的レベルではあるが200kg/tにならんとしてい
る。特に欧州においては通常の操業でも200kg/t
を越える実績の高炉もある。オールコークス操業ではコ
ークス比は約500kg/tであるのに対して、微粉炭
200kg/tの操業ではコークス比は300kg/t
前後となる。
大し、日本では銑鉄t当たりの微粉炭吹き込み量は試験
的レベルではあるが200kg/tにならんとしてい
る。特に欧州においては通常の操業でも200kg/t
を越える実績の高炉もある。オールコークス操業ではコ
ークス比は約500kg/tであるのに対して、微粉炭
200kg/tの操業ではコークス比は300kg/t
前後となる。
【0003】一方、高炉の炉心部はレースウェイで発生
したコークス粉、レースウェイで燃焼しなかった未燃チ
ャーが堆積しやすい部位でもある。このような微粉の蓄
積は高炉内の通気性、通液性を悪化させ、いわゆる不活
性状態に陥りやすい原因となる。このことはガスによる
充填層の昇温を阻害する原因ともなるので炉芯の中には
常にガスが回るように健全な状態に保つことが望まし
い。炉芯を形成するコークスは通気、通液性のよい大粒
子径のまま保たれることが望まれる。
したコークス粉、レースウェイで燃焼しなかった未燃チ
ャーが堆積しやすい部位でもある。このような微粉の蓄
積は高炉内の通気性、通液性を悪化させ、いわゆる不活
性状態に陥りやすい原因となる。このことはガスによる
充填層の昇温を阻害する原因ともなるので炉芯の中には
常にガスが回るように健全な状態に保つことが望まし
い。炉芯を形成するコークスは通気、通液性のよい大粒
子径のまま保たれることが望まれる。
【0004】この炉芯コークスは固体流れ実験あるいは
シミュレーションから高炉の中心部に装入されたコーク
スが主体であることが明らかになっている。ところで高
炉上部に装入されたコークスはソリューションロス反応
(2)式により、粒径が縮小する。 C+CO2 =2CO ・・・(2) 銑鉄t当たりのソリューションロス反応量はコークスで
100kg近い値となっている。オールコークス操業で
は500kg/tのコークス比に対してこのソリューシ
ョンロス反応として100kg/tの減量であるが、微
粉炭吹き込み量が仮に200kg/tレベルでは300
kg/tのコークス比のうち、100kg/tがソリュ
ーションロス反応による減量であるから、オールコーク
ス操業に比べて減量割合すなわち粒径縮小割合が大きく
なる。
シミュレーションから高炉の中心部に装入されたコーク
スが主体であることが明らかになっている。ところで高
炉上部に装入されたコークスはソリューションロス反応
(2)式により、粒径が縮小する。 C+CO2 =2CO ・・・(2) 銑鉄t当たりのソリューションロス反応量はコークスで
100kg近い値となっている。オールコークス操業で
は500kg/tのコークス比に対してこのソリューシ
ョンロス反応として100kg/tの減量であるが、微
粉炭吹き込み量が仮に200kg/tレベルでは300
kg/tのコークス比のうち、100kg/tがソリュ
ーションロス反応による減量であるから、オールコーク
ス操業に比べて減量割合すなわち粒径縮小割合が大きく
なる。
【0005】このように特に微粉炭吹き込み操業ではコ
ークスの小粒径化が顕在化する。ひいては炉芯を形成す
るコークスの粒径の低下は炉芯不活性の原因となる。従
来の技術では炉芯のコークス粒径を健全に維持すること
は困難であった。
ークスの小粒径化が顕在化する。ひいては炉芯を形成す
るコークスの粒径の低下は炉芯不活性の原因となる。従
来の技術では炉芯のコークス粒径を健全に維持すること
は困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題の解決を図るために、微粉炭が大量に吹き込まれた
状況にあっても高炉下部における通気を良好な状態に保
ち、高炉の炉芯を常に活性状態に維持する方法に関す
る。それによって高炉内のガス、固体、液体の流通を順
調に行なわせ、高炉を安定に操業することを目的とす
る。
問題の解決を図るために、微粉炭が大量に吹き込まれた
状況にあっても高炉下部における通気を良好な状態に保
ち、高炉の炉芯を常に活性状態に維持する方法に関す
る。それによって高炉内のガス、固体、液体の流通を順
調に行なわせ、高炉を安定に操業することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、高炉操業中に、高炉羽口の送風圧力
(P1)、高炉の朝顔部の圧力(P2)と高炉のボッシ
ュガス量(G)から(1)式により下部K値を求め、該
下部K値が高炉の基準下部K値より10%以上高くなっ
た場合に、CRIが20〜26未満のコークスを高炉の
中心部に装入することを特徴とする高炉の操業方法であ
る。
解決するために、高炉操業中に、高炉羽口の送風圧力
(P1)、高炉の朝顔部の圧力(P2)と高炉のボッシ
ュガス量(G)から(1)式により下部K値を求め、該
下部K値が高炉の基準下部K値より10%以上高くなっ
た場合に、CRIが20〜26未満のコークスを高炉の
中心部に装入することを特徴とする高炉の操業方法であ
る。
【0008】 K=(P12 −P22 )/G1.7 ・・・(1) P1:送風圧力(g/cm2 ) P2:朝顔部圧力(g/cm2 ) G:高炉のボッシュガス量(Nm3 /min) ここで、基準下部K値とは安定操業中の高炉における下
部K値の1ヶ月の平均値である。
部K値の1ヶ月の平均値である。
【0009】
【作用】本発明は、高炉下部の通気抵抗が上昇した場合
に、炉芯内の通気抵抗を下げるために炉芯内のコークス
粒径を大きくする方法に関し、ソリューションロス反応
量が少ない低反応性のコークスを高炉の中心部に装入す
ることにより、炉頂から装入したコークスが炉芯に到達
するまでのコークスの減量を抑制して、炉芯内に粒径の
大きなコークスを供給することにある。
に、炉芯内の通気抵抗を下げるために炉芯内のコークス
粒径を大きくする方法に関し、ソリューションロス反応
量が少ない低反応性のコークスを高炉の中心部に装入す
ることにより、炉頂から装入したコークスが炉芯に到達
するまでのコークスの減量を抑制して、炉芯内に粒径の
大きなコークスを供給することにある。
【0010】コークスの炉内における反応性は炉外のテ
ストによって通常CRI(CokeReactivit
y Index)指数によって評価している。CRIの
測定法を以下に述べる。小型反応炉内に粒度20±1m
mのコークス試料200±2gを装入し、CO2 ガス5
Nl/minによって温度1100℃で120分反応さ
せた後、反応率を測定する。CRI反応率は CRI=( 反応後の重量減少量(g)/200(g))×100(%) ・・・(3) によって表す。
ストによって通常CRI(CokeReactivit
y Index)指数によって評価している。CRIの
測定法を以下に述べる。小型反応炉内に粒度20±1m
mのコークス試料200±2gを装入し、CO2 ガス5
Nl/minによって温度1100℃で120分反応さ
せた後、反応率を測定する。CRI反応率は CRI=( 反応後の重量減少量(g)/200(g))×100(%) ・・・(3) によって表す。
【0011】通常このCRI値は26〜30(%)程度
をとる。このCRI値はコークスの原料となる石炭の炭
種の組み合わせを変えることによって目標とする数値に
合わせることができる。CRI値を下げると言うことは
コークスの反応量を下げると同時にコークスの反応後の
強度を増加させることにつながるため、炉芯のコークス
にとっては粒径の拡大・強度向上の二重の効果を生ず
る。
をとる。このCRI値はコークスの原料となる石炭の炭
種の組み合わせを変えることによって目標とする数値に
合わせることができる。CRI値を下げると言うことは
コークスの反応量を下げると同時にコークスの反応後の
強度を増加させることにつながるため、炉芯のコークス
にとっては粒径の拡大・強度向上の二重の効果を生ず
る。
【0012】また、同時に炉中心部はガス利用率(ηC
O=CO2 /(CO+CO2 ))が一般的に低いが、炉
の下部でC+CO2 の反応を抑制することは炉の中心部
のガス利用率を上げる効果ももつことになる。
O=CO2 /(CO+CO2 ))が一般的に低いが、炉
の下部でC+CO2 の反応を抑制することは炉の中心部
のガス利用率を上げる効果ももつことになる。
【0013】高炉下部の通気抵抗は下部K値という指標
であらわされ、管理されている。 K=(P12 −P22 )/G1.7 ・・・(1) ただし、P1:送風圧力(kg/cm2 ) P2:高炉下部の圧力(朝顔部圧力)(kg/cm2 ) G:高炉の朝顔部を通過するガスの質量速度(kg/m
2 s) と定義されている。通常の管理ではより簡便な入力の数
値としてつぎのような値を使うことが多い。 P1:送風圧力(kg/cm2 )×1000+1033
(g/cm2 ) P2:朝顔部圧力(kg/cm2 )×1000+103
3(g/cm2 ) G:高炉のボッシュガス量(Nm3 /min)
であらわされ、管理されている。 K=(P12 −P22 )/G1.7 ・・・(1) ただし、P1:送風圧力(kg/cm2 ) P2:高炉下部の圧力(朝顔部圧力)(kg/cm2 ) G:高炉の朝顔部を通過するガスの質量速度(kg/m
2 s) と定義されている。通常の管理ではより簡便な入力の数
値としてつぎのような値を使うことが多い。 P1:送風圧力(kg/cm2 )×1000+1033
(g/cm2 ) P2:朝顔部圧力(kg/cm2 )×1000+103
3(g/cm2 ) G:高炉のボッシュガス量(Nm3 /min)
【0014】高炉のボッシュガス量は、羽口から送風し
たガス量に対し、ガス中の酸素がコークスと反応しCO
ガスとなった後のガス量を表し、ボッシュガス量は羽口
送風量の約1.2倍である。通常下部K値は1.4〜
1.4程度をとるが、炉芯の通気抵抗が上昇した場合は
下部K値の上昇となって現れる。
たガス量に対し、ガス中の酸素がコークスと反応しCO
ガスとなった後のガス量を表し、ボッシュガス量は羽口
送風量の約1.2倍である。通常下部K値は1.4〜
1.4程度をとるが、炉芯の通気抵抗が上昇した場合は
下部K値の上昇となって現れる。
【0015】高炉の炉頂部に装入されるコークスのうち
中心より半径1mの範囲に装入されるコークス(以下中
心コークスという)が炉芯を形成するとされている。し
たがって、下部K値を監視して上昇した場合には中心コ
ークスのCRI値を通常の数値より下げることによっ
て、炉芯のコークスを大粒子化することができる。
中心より半径1mの範囲に装入されるコークス(以下中
心コークスという)が炉芯を形成するとされている。し
たがって、下部K値を監視して上昇した場合には中心コ
ークスのCRI値を通常の数値より下げることによっ
て、炉芯のコークスを大粒子化することができる。
【0016】前記下部K値が高炉の基準下部K値より1
0%以上高くなると、高炉下部の通気抵抗が上昇したと
判断でき、通気抵抗を下げる操業が必要になる。そこ
で、CRIが20〜26未満のコークスを高炉の中心部
に装入することにより、通常のCRIが26〜30のコ
ークスよりソリューションロス反応量が減少するため、
炉芯部でのコークスの粒径が通常のコークスに対し大き
くなり、高炉下部の通気抵抗を改善できる。
0%以上高くなると、高炉下部の通気抵抗が上昇したと
判断でき、通気抵抗を下げる操業が必要になる。そこ
で、CRIが20〜26未満のコークスを高炉の中心部
に装入することにより、通常のCRIが26〜30のコ
ークスよりソリューションロス反応量が減少するため、
炉芯部でのコークスの粒径が通常のコークスに対し大き
くなり、高炉下部の通気抵抗を改善できる。
【0017】ここでCRIが26以上のコークスではソ
リューションロス反応量が大きく、炉芯部の通気性を改
善できないので好ましくない。CRIが20未満のコー
クスは製造が困難である。また、通気性の改善の点で
は、高炉への装入コークスの全量をCRIが20〜26
のコークスを用いても良いが、製造コストが高いため通
気性改善が必要な場合に高炉の中心部に装入した方が好
ましい。
リューションロス反応量が大きく、炉芯部の通気性を改
善できないので好ましくない。CRIが20未満のコー
クスは製造が困難である。また、通気性の改善の点で
は、高炉への装入コークスの全量をCRIが20〜26
のコークスを用いても良いが、製造コストが高いため通
気性改善が必要な場合に高炉の中心部に装入した方が好
ましい。
【0018】以下図面により本発明の要旨を説明する。
図1に本発明方法の概要を示す。高炉1下部の圧力検出
端2はシャフト下段、炉腹部、あるい朝顔部の炉壁に取
り付けられている。送風圧力を検出する圧力検出端3
は、通常送風本管あるいは環状管4に設置されているが
羽口ノズル部5に取り付けられているものも含む。高炉
羽口6の粉体吹き込み部7からは通常微粉炭が吹き込ま
れるが、酸化鉄、フラックス等の粉体も含まれる。微粉
炭の場合はレースウェイ8で燃焼し、未燃焼のチヤーは
炉芯部10に入り込む。
図1に本発明方法の概要を示す。高炉1下部の圧力検出
端2はシャフト下段、炉腹部、あるい朝顔部の炉壁に取
り付けられている。送風圧力を検出する圧力検出端3
は、通常送風本管あるいは環状管4に設置されているが
羽口ノズル部5に取り付けられているものも含む。高炉
羽口6の粉体吹き込み部7からは通常微粉炭が吹き込ま
れるが、酸化鉄、フラックス等の粉体も含まれる。微粉
炭の場合はレースウェイ8で燃焼し、未燃焼のチヤーは
炉芯部10に入り込む。
【0019】旋回シュートタイプの装入装置11によ
り、コークスを中心のみに装入する機能を備えている。
また装入装置がベルタイプの場合はコークスのみを中心
に装入する機能をもった特別の装入装置12を設ける。
通常、炉内中心から半径1m以内のコークス13が高炉
内の融着帯16で(2)式に示すソリューションロス反
応を受けながら降下し、炉芯内部に入り込む。
り、コークスを中心のみに装入する機能を備えている。
また装入装置がベルタイプの場合はコークスのみを中心
に装入する機能をもった特別の装入装置12を設ける。
通常、炉内中心から半径1m以内のコークス13が高炉
内の融着帯16で(2)式に示すソリューションロス反
応を受けながら降下し、炉芯内部に入り込む。
【0020】通常、差圧検出装置18で朝顔部の圧力2と
送風圧力3との差圧を検出し、高炉操業を管理してい
る。送風圧力、朝顔部圧力、高炉のボッシュガス量から
(1)式により下部K値を求める。下部K値と炉芯内の
コークスの平均粒径(Dp)とは(4)式の関係があ
る。 K 1/Dp K/K0 =Dp0 /Dp ・・・(4) ここで、 Dp:炉芯内のコークスの平均粒径(mm) K0 :基準K値 DP0 :基準K値における炉芯内のコークスの平均粒径
(mm)
送風圧力3との差圧を検出し、高炉操業を管理してい
る。送風圧力、朝顔部圧力、高炉のボッシュガス量から
(1)式により下部K値を求める。下部K値と炉芯内の
コークスの平均粒径(Dp)とは(4)式の関係があ
る。 K 1/Dp K/K0 =Dp0 /Dp ・・・(4) ここで、 Dp:炉芯内のコークスの平均粒径(mm) K0 :基準K値 DP0 :基準K値における炉芯内のコークスの平均粒径
(mm)
【0021】高炉に装入するコークスのCRIを低下さ
せるとDpを拡大することができるが、高炉により操業
条件が異なるため、あらかじめDpとCRIの関係を調
べておけば、下部K値が上昇した場合に最適なCRIの
値を決定することができる。
せるとDpを拡大することができるが、高炉により操業
条件が異なるため、あらかじめDpとCRIの関係を調
べておけば、下部K値が上昇した場合に最適なCRIの
値を決定することができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づき詳細に示す。
図2は実高炉において微粉炭吹き込み量と中心コークス
の反応性、炉芯コークス推定粒径、下部K値の変化を示
している。ここで、この高炉では通常、装入コークスの
CRIは28%で、Dpは30mmであり、安定操業下
における下部K値の基準値は1.7であった。
図2は実高炉において微粉炭吹き込み量と中心コークス
の反応性、炉芯コークス推定粒径、下部K値の変化を示
している。ここで、この高炉では通常、装入コークスの
CRIは28%で、Dpは30mmであり、安定操業下
における下部K値の基準値は1.7であった。
【0023】微粉炭の吹き込み量を120から190
(kg/t−pig)へと大幅に増加させていく過程で
中心コークスの反応性の効果を調べた。炉下部K値は送
風圧力と炉腹中段の差圧から(1)式より算出してい
る。微粉炭の吹き込み量を増加させていく過程で炉下部
圧力損失の増加を生じ、150(kg/t−pig)レ
ベルで下部K値は管理基準の1.7を越え、190(k
g/t−pig)で管理基準に対して約12%増の1.
9に上昇した。
(kg/t−pig)へと大幅に増加させていく過程で
中心コークスの反応性の効果を調べた。炉下部K値は送
風圧力と炉腹中段の差圧から(1)式より算出してい
る。微粉炭の吹き込み量を増加させていく過程で炉下部
圧力損失の増加を生じ、150(kg/t−pig)レ
ベルで下部K値は管理基準の1.7を越え、190(k
g/t−pig)で管理基準に対して約12%増の1.
9に上昇した。
【0024】この間生産量は一定であるので送風量はほ
ぼ一定、従って炉内ガス流速レベルも大きくは変化して
いないことから、この圧力上昇は炉芯コークスの粒径の
低下が原因と判断した。そこで、中心コークスのCRI
を28%から24%まで下げた。その結果、Dpが38
mmに拡大し、このアクションで圧力損失が低下し高炉
は安定操業領域に復帰した。このときのコークスの反応
性の効果はCRIが1%の低下で下部K値0.1の低下
をみたことになる。このように中心コークスの反応性の
制御は高炉下部の通気のコントロールにきわめて効果が
高い。
ぼ一定、従って炉内ガス流速レベルも大きくは変化して
いないことから、この圧力上昇は炉芯コークスの粒径の
低下が原因と判断した。そこで、中心コークスのCRI
を28%から24%まで下げた。その結果、Dpが38
mmに拡大し、このアクションで圧力損失が低下し高炉
は安定操業領域に復帰した。このときのコークスの反応
性の効果はCRIが1%の低下で下部K値0.1の低下
をみたことになる。このように中心コークスの反応性の
制御は高炉下部の通気のコントロールにきわめて効果が
高い。
【0025】
【発明の効果】この方法によれば高炉の通気のコントロ
ールをコークスの反応性制御を介して炉芯のコークス粒
径の制御という、数少ない制御手段の一つとなりうるこ
とで価値がある。またこの方法は高炉下部の通気の悪化
に対して速効性のある制御手段となりうる。そして高炉
のアクションの遅れを防止することが出来る。このよう
な簡単な原理で従来不可能と考えられていた高炉の活性
化を比較的短期に図ることができる。そして高炉不調か
らの脱出する手段を持つことができるという点で革新的
な技術である。
ールをコークスの反応性制御を介して炉芯のコークス粒
径の制御という、数少ない制御手段の一つとなりうるこ
とで価値がある。またこの方法は高炉下部の通気の悪化
に対して速効性のある制御手段となりうる。そして高炉
のアクションの遅れを防止することが出来る。このよう
な簡単な原理で従来不可能と考えられていた高炉の活性
化を比較的短期に図ることができる。そして高炉不調か
らの脱出する手段を持つことができるという点で革新的
な技術である。
【図1】本発明の原理を示す構成図。
【図2】本発明の1実施例の高炉操業結果を示す図。
1 高炉 2 圧力検出端 3 送風圧力検出端 4 環状管部 5 羽口ノズル 6 羽口 7 粉体吹き込み部 8 レースウェイ 9 炉芯を形成するコークス 10 高炉炉芯部 11 旋回シュートタイプの装入装置 12 中心装入装置 13 中心より半径1m以内のコークス 14 上部で装入されてからの固体の降下軌跡 15 燃焼帯で発生したガスの流れ線 16 融着帯 18 差圧検出装置 19 下部K値演算器 20 炉心コークス径を推定する演算器 21 最適炉芯コークス粒径の演算器 22 最適差圧値を演算し、圧力の変化量を指示する指
示器 23 中心コークスのCRI値の演算器 24 CRI値の指示値をもとに石炭の配合を指示する
演算器 25 中心装入コークスの装入量指示器
示器 23 中心コークスのCRI値の演算器 24 CRI値の指示値をもとに石炭の配合を指示する
演算器 25 中心装入コークスの装入量指示器
Claims (1)
- 【請求項1】 高炉操業中に、高炉羽口の送風圧力(P
1)、高炉の朝顔部の圧力(P2)と高炉のボッシュガ
ス量(G)から(1)式により下部K値を求め、該下部
K値が高炉の基準下部K値より10%以上高くなった場
合に、CRIが20〜26未満のコークスを高炉の中心
部に装入することを特徴とする高炉の操業方法。 K=(P12 −P22 )/G1.7 ・・・(1) P1:送風圧力(g/cm2 ) P2:朝顔部圧力(g/cm2 ) G:高炉のボッシュガス量(Nm3 /min)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1558695A JPH08188808A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 高炉の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1558695A JPH08188808A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 高炉の操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188808A true JPH08188808A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11892838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1558695A Withdrawn JPH08188808A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 高炉の操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08188808A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022149214A (ja) * | 2021-03-25 | 2022-10-06 | 日本製鉄株式会社 | 高炉の操業方法 |
| CN115874001A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-31 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 确定多介质喷吹高炉炉腹煤气成分的方法 |
| WO2024171511A1 (ja) * | 2023-02-14 | 2024-08-22 | Jfeスチール株式会社 | 高炉の操業方法 |
-
1995
- 1995-01-06 JP JP1558695A patent/JPH08188808A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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