JPH08188976A - 化学パルプのオゾン漂白 - Google Patents
化学パルプのオゾン漂白Info
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- JPH08188976A JPH08188976A JP134295A JP134295A JPH08188976A JP H08188976 A JPH08188976 A JP H08188976A JP 134295 A JP134295 A JP 134295A JP 134295 A JP134295 A JP 134295A JP H08188976 A JPH08188976 A JP H08188976A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 化学パルプのオゾン漂白において、得られる
化学パルプの白色度が向上し、カッパー価を低下させ、
更にパルプの粘度を向上させることのできる化学パルプ
のオゾン漂白を提供する。 【構成】 化学パルプのオゾン漂白において、化学パル
プをオゾンを使用して漂白の際に、該パルプスラリー中
に界面活性剤とキレート剤を添加し、均一に攪拌混合し
反応することを特徴とする。好ましくは、パルプ濃度、
オゾンの添加率、界面活性剤とキレート剤の添加率を特
定範囲内で行うものである。
化学パルプの白色度が向上し、カッパー価を低下させ、
更にパルプの粘度を向上させることのできる化学パルプ
のオゾン漂白を提供する。 【構成】 化学パルプのオゾン漂白において、化学パル
プをオゾンを使用して漂白の際に、該パルプスラリー中
に界面活性剤とキレート剤を添加し、均一に攪拌混合し
反応することを特徴とする。好ましくは、パルプ濃度、
オゾンの添加率、界面活性剤とキレート剤の添加率を特
定範囲内で行うものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学パルプをオゾンに
より漂白する化学パルプのオゾン漂白に関し、更に詳し
くは、オゾン処理の際に、界面活性剤とキレート剤を添
加して粘度低下を抑制し、脱リグニン反応を促進させる
ことを特徴とする化学パルプのオゾン漂白に関するもの
である。
より漂白する化学パルプのオゾン漂白に関し、更に詳し
くは、オゾン処理の際に、界面活性剤とキレート剤を添
加して粘度低下を抑制し、脱リグニン反応を促進させる
ことを特徴とする化学パルプのオゾン漂白に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パルプ漂白の目的は、パルプ繊維の内部
や表面に付着しているリグニンや着色物質を分解、変質
させたり、可溶性にして取り除き、白色度を上昇させる
ことである。従来、化学パルプの漂白は、塩素、次亜塩
素酸塩、過酸化水素、二酸化塩素等を用いて段階的に処
理する方法が取られてきたが、近年に至っては、漂白白
水の回収が可能で、又、後段の塩素使用量を減少可能な
酸素漂白法が多く採用されてきている。
や表面に付着しているリグニンや着色物質を分解、変質
させたり、可溶性にして取り除き、白色度を上昇させる
ことである。従来、化学パルプの漂白は、塩素、次亜塩
素酸塩、過酸化水素、二酸化塩素等を用いて段階的に処
理する方法が取られてきたが、近年に至っては、漂白白
水の回収が可能で、又、後段の塩素使用量を減少可能な
酸素漂白法が多く採用されてきている。
【0003】一方、最近は、ダイオキシンを含むAOX
規制による塩素系薬品使用の制限等により、オゾンを使
用したパルプの漂白が開発されつつある。このオゾン漂
白は、近年、低コストのオゾン発生機や反応の均一性を
高める撹拌機等の開発により、新しい展開を迎えつつあ
る。
規制による塩素系薬品使用の制限等により、オゾンを使
用したパルプの漂白が開発されつつある。このオゾン漂
白は、近年、低コストのオゾン発生機や反応の均一性を
高める撹拌機等の開発により、新しい展開を迎えつつあ
る。
【0004】オゾン漂白は、パルプを導入した反応容器
中に酸及びオゾンを加えて、リグニンや樹脂等を酸化分
解して漂白を行うものである。この中でも、最近では、
設備費や得られるパルプの品質との関係で有利な中濃度
オゾン漂白と称される方法が主として採用されてきてい
る。
中に酸及びオゾンを加えて、リグニンや樹脂等を酸化分
解して漂白を行うものである。この中でも、最近では、
設備費や得られるパルプの品質との関係で有利な中濃度
オゾン漂白と称される方法が主として採用されてきてい
る。
【0005】通常、パルプとオゾンとの反応は、数秒で
達成されることから、オゾンとパルプとの混合が不十分
である場合には、オゾンが無駄に消費されることにな
る。中濃度オゾン漂白は、8〜15重量%の範囲(低濃
度は8%未満、高濃度は15%以上)にあるパルプの濃
度で実施するものであるが、このようなパルプ濃度の場
合、十分に流動化させてオゾンとの接触を大とする必要
がある。そのため、パルプとオゾンとの混合について
は、従来より種々の特殊な攪拌装置が開発され、使用さ
れている(特開平6−33389号公報等)。
達成されることから、オゾンとパルプとの混合が不十分
である場合には、オゾンが無駄に消費されることにな
る。中濃度オゾン漂白は、8〜15重量%の範囲(低濃
度は8%未満、高濃度は15%以上)にあるパルプの濃
度で実施するものであるが、このようなパルプ濃度の場
合、十分に流動化させてオゾンとの接触を大とする必要
がある。そのため、パルプとオゾンとの混合について
は、従来より種々の特殊な攪拌装置が開発され、使用さ
れている(特開平6−33389号公報等)。
【0006】しかし、開発された種々の攪拌装置を用い
て、中濃度パルプのオゾン漂白を行うことが可能となっ
てきたが、未だオゾンとの反応が不均一で、オゾンが無
駄に消費されているのが現状であり、漂白されたパルプ
は、カッパー価が高く、白色度も低く、更にパルプ粘度
も低下するという問題もあった。
て、中濃度パルプのオゾン漂白を行うことが可能となっ
てきたが、未だオゾンとの反応が不均一で、オゾンが無
駄に消費されているのが現状であり、漂白されたパルプ
は、カッパー価が高く、白色度も低く、更にパルプ粘度
も低下するという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、化学
パルプのオゾン漂白における上記問題点を解決し、低カ
ッパー価、高白色度、高粘度のパルプを得ることのでき
る化学パルプのオゾン漂白を提供することである。
パルプのオゾン漂白における上記問題点を解決し、低カ
ッパー価、高白色度、高粘度のパルプを得ることのでき
る化学パルプのオゾン漂白を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の問
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オゾンを用い
たパルプ漂白時に、界面活性剤とキレート剤をともに添
加することにより、オゾンのパルプ繊維への浸透を促進
させることにより、オゾンとリグニンとの選択的に反応
が向上し、且つ粘度の低下を抑制することを見いだし、
この知見に基づき本発明を完成するに至った。即ち、本
発明の化学パルプのオゾン漂白法は、化学パルプのオゾ
ン漂白において、化学パルプをオゾンを用いて漂白する
際に、酸性条件下で該パルプスラリー中に界面活性剤と
キレート剤を添加し、機械的攪拌装置にて混合反応する
ことを特徴とするものである。
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オゾンを用い
たパルプ漂白時に、界面活性剤とキレート剤をともに添
加することにより、オゾンのパルプ繊維への浸透を促進
させることにより、オゾンとリグニンとの選択的に反応
が向上し、且つ粘度の低下を抑制することを見いだし、
この知見に基づき本発明を完成するに至った。即ち、本
発明の化学パルプのオゾン漂白法は、化学パルプのオゾ
ン漂白において、化学パルプをオゾンを用いて漂白する
際に、酸性条件下で該パルプスラリー中に界面活性剤と
キレート剤を添加し、機械的攪拌装置にて混合反応する
ことを特徴とするものである。
【0009】以下、本発明の化学パルプのオゾン漂白に
ついて詳細に説明する。本発明に使用される界面活性剤
としては、有機系、高分子系、アニオン性、カチオン
性、両性、ノニオン性のいずれの界面活性剤でもよい
が、例えば、アニオン性としては、ポリアクリル酸塩、
ポリカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩等;カチオン
性として、ポリアクリルアミド、アルキルアンモニウム
ブロマイド、アルキルアンモニウクロリド等;両性とし
て、N−アルキルベタイン、N−アルキルスルホタイン
等;ノニオン性として、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステ
ル等;等が挙げられる。 これらの中で、特に好ましい
界面活性剤としては、アニオン性であるポリアクリル酸
塩を挙げることができる。更に、他の界面活性剤1種以
上を併用することもできる。
ついて詳細に説明する。本発明に使用される界面活性剤
としては、有機系、高分子系、アニオン性、カチオン
性、両性、ノニオン性のいずれの界面活性剤でもよい
が、例えば、アニオン性としては、ポリアクリル酸塩、
ポリカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩等;カチオン
性として、ポリアクリルアミド、アルキルアンモニウム
ブロマイド、アルキルアンモニウクロリド等;両性とし
て、N−アルキルベタイン、N−アルキルスルホタイン
等;ノニオン性として、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステ
ル等;等が挙げられる。 これらの中で、特に好ましい
界面活性剤としては、アニオン性であるポリアクリル酸
塩を挙げることができる。更に、他の界面活性剤1種以
上を併用することもできる。
【0010】本発明に使用されるキレート剤としては、
有機系、高分子系の塩で、例えば、EDTA−Mg、D
TPA−Mg、Na、Ca等を挙げることができる。更
に、他のキレート剤1種以上を併用することもできる。
有機系、高分子系の塩で、例えば、EDTA−Mg、D
TPA−Mg、Na、Ca等を挙げることができる。更
に、他のキレート剤1種以上を併用することもできる。
【0011】化学パルプに対する界面活性剤とキレート
剤の添加方法としては、水に分散させた水性分散液とし
てパルプスラリーに添加することが望ましいが、直接パ
ルプスラリーに界面活性剤とキレート剤を添加し、撹拌
分散して使用することも可能である。
剤の添加方法としては、水に分散させた水性分散液とし
てパルプスラリーに添加することが望ましいが、直接パ
ルプスラリーに界面活性剤とキレート剤を添加し、撹拌
分散して使用することも可能である。
【0012】界面活性剤とキレート剤の添加場所は、混
合機の前後、或はオゾン反応機の中の何れでも可能であ
るが、本発明の効果を効率よく発揮させるためには、混
合機の前で、更にオゾンを添加する前に添加するのが好
ましい。
合機の前後、或はオゾン反応機の中の何れでも可能であ
るが、本発明の効果を効率よく発揮させるためには、混
合機の前で、更にオゾンを添加する前に添加するのが好
ましい。
【0013】界面活性剤とキレート剤の添加率はパルプ
(対絶乾パルプ)に対して、0.05〜10.0重量
%、好ましくは0.1〜5.0重量%である。ここで、
添加率が0.01重量%未満では、オゾンによる漂白効
果が少なく、又、10.0重量%を超えて多い場合に
は、効果が十分に現れず経済的にも不利である。
(対絶乾パルプ)に対して、0.05〜10.0重量
%、好ましくは0.1〜5.0重量%である。ここで、
添加率が0.01重量%未満では、オゾンによる漂白効
果が少なく、又、10.0重量%を超えて多い場合に
は、効果が十分に現れず経済的にも不利である。
【0014】オゾンの添加率はパルプ(対絶乾パルプ)
に対して、0.05〜10.0重量%、好ましくは0.
1〜3.0重量%である。ここで、添加率が0.05重
量%未満では、オゾンによる漂白効果が少なく、又、1
0.0重量%を超えて多い場合には、効果が十分に現れ
ず経済的にも不利である。
に対して、0.05〜10.0重量%、好ましくは0.
1〜3.0重量%である。ここで、添加率が0.05重
量%未満では、オゾンによる漂白効果が少なく、又、1
0.0重量%を超えて多い場合には、効果が十分に現れ
ず経済的にも不利である。
【0015】反応温度0〜60℃で好ましくは10〜5
0、反応時間1〜60分で好ましくは3〜50分、反応
pH6以下で好ましくはpH1〜5の条件で行うことが
良い。
0、反応時間1〜60分で好ましくは3〜50分、反応
pH6以下で好ましくはpH1〜5の条件で行うことが
良い。
【0016】機械的攪拌措置として、ニーダー、マイカ
プロセッサー、フローターパルパー等の混合攪拌するこ
とでオゾンと均一に混合し反応することで結束や未漂白
部分がなくなる。
プロセッサー、フローターパルパー等の混合攪拌するこ
とでオゾンと均一に混合し反応することで結束や未漂白
部分がなくなる。
【0017】
【作用】本発明の化学パルプのオゾン漂白法において、
オゾンを用いて化学パルプを漂白する際に、パルプスラ
リー中に界面活性剤とキレート剤を添加することで、カ
ッパー価が低く、高白色度及び高粘度のパルプを得るこ
とのできる。これは、化学パルプ漂白時に、界面活性剤
とキレート剤をともに添加することにより、オゾンのパ
ルプ繊維への浸透を促進させることで、オゾンとリグニ
ンとの選択的に反応が向上するものと考えられる。
オゾンを用いて化学パルプを漂白する際に、パルプスラ
リー中に界面活性剤とキレート剤を添加することで、カ
ッパー価が低く、高白色度及び高粘度のパルプを得るこ
とのできる。これは、化学パルプ漂白時に、界面活性剤
とキレート剤をともに添加することにより、オゾンのパ
ルプ繊維への浸透を促進させることで、オゾンとリグニ
ンとの選択的に反応が向上するものと考えられる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を実施例によって更に具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。以下における部、%はすべて重量%(対絶
乾パルプあたり)によるものである。尚、白色度は、J
IS P8123によるハンター白色度法、カッパー価
は、TAPPI T236hm−85、パルプ粘度は、
TAPPI T230om−82によって測定した。
又、オゾン漂白装置としては、2枚羽式の攪拌装置付き
オゾン漂白テスト機(以下、オゾン漂白テスト機と略
す)を使用し、全て回転数は800rpmで漂白した。
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。以下における部、%はすべて重量%(対絶
乾パルプあたり)によるものである。尚、白色度は、J
IS P8123によるハンター白色度法、カッパー価
は、TAPPI T236hm−85、パルプ粘度は、
TAPPI T230om−82によって測定した。
又、オゾン漂白装置としては、2枚羽式の攪拌装置付き
オゾン漂白テスト機(以下、オゾン漂白テスト機と略
す)を使用し、全て回転数は800rpmで漂白した。
【0019】比較例1 国産広葉樹をクラフト蒸解後、酸素漂白したパルプ(カ
ッパー価9.8)をパルプ濃度を12重量%に調整した
後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリーとし
た。続いて、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾンを
0.5重量%、反応温度25℃、反応時間10分の条件
で漂白を行った。
ッパー価9.8)をパルプ濃度を12重量%に調整した
後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリーとし
た。続いて、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾンを
0.5重量%、反応温度25℃、反応時間10分の条件
で漂白を行った。
【0020】比較例2 国産広葉樹をクラフト蒸解後、酸素漂白したパルプ(カ
ッパー価9.8)をパルプ濃度を12重量%に調整した
後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリーとし
た。続いて、調整したパルプスラリー中に、ノニオン性
界面活性剤(日本油脂社製204.5)を0.5重量%
(対絶乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白用テス
ト機を用いて、オゾンを0.5重量%、反応温度25
℃、反応時間10分の条件で漂白を行った。
ッパー価9.8)をパルプ濃度を12重量%に調整した
後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリーとし
た。続いて、調整したパルプスラリー中に、ノニオン性
界面活性剤(日本油脂社製204.5)を0.5重量%
(対絶乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白用テス
ト機を用いて、オゾンを0.5重量%、反応温度25
℃、反応時間10分の条件で漂白を行った。
【0021】比較例3 比較例1と同様のパルプをパルプ濃度を12重量%に調
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、アニオ
ン性界面活性剤(プライマール社製プライマール85
0)を0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度25℃、反応時間10分の条件で漂白を行
った。
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、アニオ
ン性界面活性剤(プライマール社製プライマール85
0)を0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度25℃、反応時間10分の条件で漂白を行
った。
【0022】比較例4 比較例1と同様のパルプをパルプ濃度を12重量%に調
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、キレー
ト剤(DTPA−Na)を0.5重量%(対絶乾パル
プ)添加した。次いで、オゾン漂白用テスト機を用い
て、オゾン0.5重量%、反応温度25℃、反応時間1
0分の条件で漂白を行った。
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、キレー
ト剤(DTPA−Na)を0.5重量%(対絶乾パル
プ)添加した。次いで、オゾン漂白用テスト機を用い
て、オゾン0.5重量%、反応温度25℃、反応時間1
0分の条件で漂白を行った。
【0023】実施例1 比較例1と同様のパルプをパルプ濃度を12重量%に調
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、ノニオ
ン性界面活性剤(日本油脂社製NS204.5)とキレ
ート剤(DTPA−Mg)をともに0.5重量%(対絶
乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白用テスト機を
用いて、オゾン0.5重量%、反応温度25℃、反応時
間10分の条件で漂白を行った。
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、ノニオ
ン性界面活性剤(日本油脂社製NS204.5)とキレ
ート剤(DTPA−Mg)をともに0.5重量%(対絶
乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白用テスト機を
用いて、オゾン0.5重量%、反応温度25℃、反応時
間10分の条件で漂白を行った。
【0024】実施例2 比較例1と同様のパルプをパルプ濃度を12重量%に調
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、アニオ
ン性界面活性剤(プライマール社製プライマール85
0)とキレート剤(DTPA−Mg)をともに0.5重
量%(対絶乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白用
テスト機を用いて、オゾン0.5重量%、反応温度25
℃、反応時間10分の条件で漂白を行った。
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、アニオ
ン性界面活性剤(プライマール社製プライマール85
0)とキレート剤(DTPA−Mg)をともに0.5重
量%(対絶乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白用
テスト機を用いて、オゾン0.5重量%、反応温度25
℃、反応時間10分の条件で漂白を行った。
【0025】実施例3 比較例1と同様のパルプをパルプ濃度を12重量%に調
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、ノニオ
ン性界面活性剤(日本油脂社製NS204.5)とアニ
オン性界面活性剤(プライマール社製プライマール85
0)とキレート剤(DTPA−Mg)をともに0.25
重量%(対絶乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白
用テスト機を用いて、オゾン0.5重量%、反応温度2
5℃、反応時間10分の条件で漂白を行った。
整した後、硫酸でpH2.0に調整してパルプスラリー
とした。続いて、調整したパルプスラリー中に、ノニオ
ン性界面活性剤(日本油脂社製NS204.5)とアニ
オン性界面活性剤(プライマール社製プライマール85
0)とキレート剤(DTPA−Mg)をともに0.25
重量%(対絶乾パルプ)添加した。次いで、オゾン漂白
用テスト機を用いて、オゾン0.5重量%、反応温度2
5℃、反応時間10分の条件で漂白を行った。
【0026】実施例4 実施例1と同様で、ノニオン性界面活性剤(日本油脂社
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン5重量%、
反応温度25℃、反応時間5分の条件で漂白を行った。
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン5重量%、
反応温度25℃、反応時間5分の条件で漂白を行った。
【0027】実施例5 実施例1と同様で、ノニオン性界面活性剤(日本油脂社
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度25℃、反応時間30分の条件で漂白を行
った。
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度25℃、反応時間30分の条件で漂白を行
った。
【0028】実施例6 実施例1と同様で、ノニオン性界面活性剤(日本油脂社
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度0℃、反応時間30分の条件で漂白を行っ
た。
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度0℃、反応時間30分の条件で漂白を行っ
た。
【0029】実施例7 実施例1と同様で、ノニオン性界面活性剤(日本油脂社
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度60℃、反応時間30分の条件で漂白を行
った。
製NS204.5)とキレート剤(DTPA−Mg)を
ともに0.5重量%(対絶乾パルプ)添加した。次い
で、オゾン漂白用テスト機を用いて、オゾン0.5重量
%、反応温度60℃、反応時間30分の条件で漂白を行
った。
【0030】実施例8 実施例1の脱水白水を酸素漂白の希釈水として使用し、
酸素漂白したパルプ(カッパー価9.6)を実施例1と
同様の条件にてオゾン漂白した。
酸素漂白したパルプ(カッパー価9.6)を実施例1と
同様の条件にてオゾン漂白した。
【0031】
【表1】
【0032】実施例1〜8及び比較例1〜4から、本発
明の界面活性剤とキレート剤をオゾン漂白時に添加する
ことによって、無添加よりも白色度が高く、低いカッパ
ー価、高い粘度のパルプが得られることが判る。但し、
オゾンが過剰であると粘度が低下するが白色度の上昇と
カッパー価の低下が余り見られない。従って、オゾンと
リグニンとが効率良く反応する必要がある。
明の界面活性剤とキレート剤をオゾン漂白時に添加する
ことによって、無添加よりも白色度が高く、低いカッパ
ー価、高い粘度のパルプが得られることが判る。但し、
オゾンが過剰であると粘度が低下するが白色度の上昇と
カッパー価の低下が余り見られない。従って、オゾンと
リグニンとが効率良く反応する必要がある。
【0033】
【発明の効果】本発明の化学パルプのオゾン漂白を用い
れば、従来法の化学パルプによるオゾン漂白と比較べ
て、白色度が高く、低いカッパー価、高い粘度の化学パ
ルプが得られるという利点がある。
れば、従来法の化学パルプによるオゾン漂白と比較べ
て、白色度が高く、低いカッパー価、高い粘度の化学パ
ルプが得られるという利点がある。
Claims (4)
- 【請求項1】 化学パルプのオゾン漂白において、パル
プをオゾンを用いて漂白する際に、酸性条件下で該パル
プスラリー中に界面活性剤とキレート剤の両方を添加
し、攪拌することを特徴とする化学パルプのオゾン漂
白。 - 【請求項2】 オゾン漂白条件は、パルプ濃度が2〜3
5重量%、オゾン添加率がパルプ(対絶乾パルプあた
り)に対して0.05〜10.0重量%、界面活性剤と
キレート剤の添加率がともにパルプ(対絶乾パルプあた
り)に対して0.05〜10.0重量%、反応温度0〜
60℃、反応時間1〜60分、反応pH6以下の条件で
行うことを特徴とする請求項1記載の化学パルプのオゾ
ン漂白。 - 【請求項3】 キレート剤が、窒素を含む有機、又は高
分子の塩で、界面活性剤が、有機でカチオン性、アニオ
ン性、ノニオン性、両性から選ばれる1種類以上を添加
することを特徴とする請求項1及び2記載の化学パルプ
の漂白。 - 【請求項4】 オゾン漂白の排水を向流的に前の処理段
に戻し、最終的に黒液回収工程に送ることを特徴とする
請求項1記載の化学パルプの漂白。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP134295A JPH08188976A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 化学パルプのオゾン漂白 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP134295A JPH08188976A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 化学パルプのオゾン漂白 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188976A true JPH08188976A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11498829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP134295A Pending JPH08188976A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 化学パルプのオゾン漂白 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08188976A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096682A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Oji Paper Co Ltd | 漂白パルプの製造方法及び該パルプ含有電子写真用転写紙 |
| WO2008088077A1 (ja) | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Nihon Cellulose Co., Ltd. | パルプの製造方法 |
| WO2008108506A1 (ja) | 2007-03-07 | 2008-09-12 | Nihon Cellulose Co., Ltd. | 硫化物を含有しない黒液の処理方法 |
| US8262852B2 (en) | 2006-11-03 | 2012-09-11 | Nalco Company | Method for improving fiber quality and process efficiency in mechanical pulping |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP134295A patent/JPH08188976A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096682A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Oji Paper Co Ltd | 漂白パルプの製造方法及び該パルプ含有電子写真用転写紙 |
| US8262852B2 (en) | 2006-11-03 | 2012-09-11 | Nalco Company | Method for improving fiber quality and process efficiency in mechanical pulping |
| WO2008088077A1 (ja) | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Nihon Cellulose Co., Ltd. | パルプの製造方法 |
| WO2008108506A1 (ja) | 2007-03-07 | 2008-09-12 | Nihon Cellulose Co., Ltd. | 硫化物を含有しない黒液の処理方法 |
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