JPH08189476A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH08189476A
JPH08189476A JP7001064A JP106495A JPH08189476A JP H08189476 A JPH08189476 A JP H08189476A JP 7001064 A JP7001064 A JP 7001064A JP 106495 A JP106495 A JP 106495A JP H08189476 A JPH08189476 A JP H08189476A
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air conditioner
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Junji Morimoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単で安価な構成により、回路の異常を検出
でき、異常を検出した場合にその異常の程度によって
は、運転を継続させることにより使用者への不利益を低
減したり、あるいは運転停止させることにより空気調和
機に重大な損傷を与えないようにする空気調和機の制御
装置の提供。 【構成】 圧縮機3、室外機熱交換器4等よりなる室外
機1と、絞り装置6、室内機熱交換器5等よりなる室内
機2とを冷媒配管7で連通してなる空気調和機の、圧縮
機3を駆動制御する制御装置であり、この制御装置によ
れば、先ず、抵抗器電圧検出手段16が抵抗器13の入
出力端間の電圧を検出する。そして、リレー不良判定手
段17は検出された電圧からリレー14の接点状態を判
定する。そこで、第1の調整手段41は判定結果に基づ
いて、リレー14の接点に異常が発生した場合には逆変
換回路11への逆変換回路制御手段12の出力を調整
し、異常の程度のよって装置の運転を継続させたり、停
止させたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機を構成する
圧縮機を駆動制御する制御装置に係り、特に、この制御
装置の保護機能の向上化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機の制御装置に用いら
れる制御回路は、図11に示すような回路で構成されて
いる。図において、1は室外機、2は室内機、3は圧縮
機、4は室外機熱交換器、5は室内機熱交換器、6は絞
り装置であり、これらを冷媒配管7で連通して空気調和
機の冷媒回路が形成されている。引き続き、8は交流電
源、9は交流電源8を整流する整流回路、10は整流回
路9の出力側に並列接続された平滑コンデンサ、11は
平滑コンデンサ10の出力側に接続され、圧縮機3を可
変速に駆動制御する逆変換回路、12は逆変換回路11
の駆動を制御する逆変換回路制御手段、15は逆変換回
路制御手段12の目標出力を調整する調整手段、13は
電源投入時に平滑コンデンサ10への突入電流を抑制す
る抵抗器、14は抵抗器13と並列に接続されたリレー
である。
【0003】上記のように構成された空気調和機の制御
装置においては、制御回路に異常が発生した場合に、異
常を検知し、他に被害を与えることがないよう速やかに
対応制御するための保護装置が必要である。
【0004】従来、このような要求に応える空気調和機
の制御装置としては、図12に示すように、特開平5−
164058号公報に開示された空気調和機の制御装置
に係る保護装置が提案されている。図において、29は
整流回路9の入力電流を検出する電流検出回路、30は
電流検出回路29の出力側に接続された判定手段、18
は判定手段30の判定結果を表示する表示手段である。
【0005】従来の空気調和機の制御装置は、上記のよ
うに構成されており、電源投入時の入力電流を電流検出
回路29で検出し、判定手段30により予め記憶された
通常運転時の入力電流設定値と上記の入力電流とを比較
し、検出された入力電流値が入力電流設定値を超えない
場合に、リレー接点の不良と判定し、その旨を表示手段
18に警報表示するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来技術においては、リレー接点等の不良を検出する
場合に、新たに電流検出回路が必要であり、回路の構成
が複雑かつ高価になるという不具合があった。また、リ
レーの接点不良等を検知した場合でも、警報を表示する
のみで、保護動作は行えないため、最終的にリレーの溶
着等といった重大な損傷につながることがあり、空気調
和機の運転停止により使用者への多大な不利益を及ぼす
といった問題点があった。更に、制御装置を構成する他
の回路の異常を検出して、保護動作を行ったりすること
ができないという問題点もあった。
【0007】この発明は、かかる問題を解決するために
なされたものであり、空気調和機の制御装置において従
来用いられている検出手段を使用し、または簡単で安価
に構成できる手段を付加することにより、制御装置を構
成する回路の異常を検出することを目的とし、さらに異
常を検出した場合には、異常の重要度を判定し、この重
要度に応じて制御装置の出力を調整するとともに、空気
調和機に重大な損傷を与えることなく、異常の程度によ
っては運転を継続させて、使用者への不利益を低減する
空気調和機の制御装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る空気調和機の制御装置は、圧縮機、室
外機熱交換器、絞り装置及び室内機熱交換器を冷媒配管
で連通して形成された冷媒回路を有してなる空気調和機
の、圧縮機を駆動制御する制御装置において、交流電源
を整流する整流回路と、整流回路の出力側に接続された
平滑コンデンサと、平滑コンデンサの出力側に接続され
圧縮機を可変速に駆動させる駆動電源を制御出力する逆
変換回路と、逆変換回路の駆動を制御する逆変換回路制
御手段と、整流回路と平滑コンデンサとの間に接続され
電源投入時に平滑コンデンサへの突入電流を抑制する抵
抗器と、抵抗器と並列に接続されたリレーと、抵抗器の
入出力端間の電圧を検出する抵抗器電圧検出手段と、抵
抗器電圧検出手段により検出された電圧からリレーの接
点状態を判定するリレー不良判定手段と、リレー不良判
定手段による判定結果に基づいて逆変換回路制御手段の
出力を調整する第1の調整手段とを備えた構成を採用し
たものである。
【0009】また、圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置
及び室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷
媒回路を有してなる空気調和機の、圧縮機を駆動制御す
る制御装置において、交流電源を整流する整流回路と、
整流回路の出力側に接続された平滑コンデンサと、平滑
コンデンサの出力側に接続され圧縮機を可変速に駆動さ
せる駆動電源を制御出力する逆変換回路と、逆変換回路
の駆動を制御する逆変換回路制御手段と、整流回路と平
滑コンデンサとの間に接続され電源投入時に平滑コンデ
ンサへの突入電流を抑制する抵抗器と、抵抗器と並列に
接続されたリレーと、抵抗器の入出力端間の電圧を検出
する抵抗器電圧検出手段と、抵抗器電圧検出手段により
検出された電圧から平滑コンデンサの容量を判定する第
1のコンデンサ容量判定手段と、第1のコンデンサ容量
判定手段による判定結果に基づいて逆変換回路制御手段
の出力を調整する第2の調整手段とを備えたものであ
る。
【0010】また、圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置
及び室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷
媒回路を有してなる空気調和機の、圧縮機を駆動制御す
る制御装置において、交流電源を直流に変換する順変換
回路と、順変換回路の出力側に接続され圧縮機を可変速
に駆動させる駆動電源を制御出力する逆変換回路と、逆
変換回路の駆動を制御する逆変換回路制御手段と、順変
換回路と逆変換回路との間に接続され圧縮機への電流を
検出する電流検出手段と、電流検出手段の出力から電流
の脈動を検出する電流脈動検出手段と、電流脈動検出手
段により検出された電流脈動から順変換回路の入力の欠
相を判定する入力欠相判定手段と、入力欠相判定手段に
よる判定結果に基づいて逆変換回路制御手段の出力を調
整する第3の調整手段とを備えたものである。
【0011】また、圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置
及び室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷
媒回路を有してなる空気調和機の、圧縮機を駆動制御す
る制御装置において、交流電源を直流に変換する順変換
回路と、順変換回路の出力側に接続され圧縮機を可変速
に駆動させる駆動電源を制御出力する逆変換回路と、逆
変換回路の駆動を制御する逆変換回路制御手段と、順変
換回路と逆変換回路との間に接続され圧縮機への電流を
検出する電流検出手段と、電流検出手段の出力から電流
の脈動を検出する電流脈動検出手段と、電流脈動検出手
段により検出された電流脈動から逆変換回路の出力の欠
相を判定する出力欠相判定手段と、出力欠相判定手段に
よる判定結果に基づいて逆変換回路制御手段の出力を調
整する第4の調整手段とを備えたものである。
【0012】また、圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置
及び室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷
媒回路を有してなる空気調和機の、圧縮機を駆動制御す
る制御装置において、交流電源を整流する整流回路と、
整流回路の出力側に接続された平滑コンデンサと、平滑
コンデンサの出力側に接続され圧縮機を可変速に駆動さ
せる駆動電源を制御出力する逆変換回路と、逆変換回路
の駆動を制御する逆変換回路制御手段と、平滑コンデン
サの電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、コンデ
ンサ電圧検出手段により検出された電圧脈動を検出する
電圧脈動検出手段と、電圧脈動検出手段により検出され
た電圧脈動から平滑コンデンサの容量を判定する第2の
コンデンサ容量判定手段と、第2のコンデンサ容量判定
手段による判定結果に基づいて逆変換回路制御手段の出
力を調整する第5の調整手段とを備えたものである。
【0013】
【作用】上記のように構成された空気調和機の制御装置
においては、抵抗器電圧検出手段が抵抗器の入出力端間
の電圧を検出する。すると、リレー不良判定手段は検出
された電圧からリレーの接点状態を判定する。そこで、
第1の調整手段はリレー不良判定手段による判定結果に
基づいて逆変換回路制御手段の出力を調整する。例え
ば、リレーの接点不良が発生した場合には、リレーの接
点不良の重要度に応じて逆変換回路制御手段の出力が調
整される。即ち、異常の程度によっては装置の運転を継
続させたり、停止させたりする。
【0014】また、抵抗器電圧検出手段が例えば電源投
入時に抵抗器の入出力端間の電圧を検出する。すると、
第1のコンデンサ容量判定手段は検出された電圧から平
滑コンデンサの容量を判定する。そこで、第2の調整手
段は第1のコンデンサ容量判定手段による判定結果に基
づいて逆変換回路制御手段の出力を調整する。例えば、
平滑コンデンサの容量が一定容量よりも減少した場合に
は、平滑コンデンサの容量に応じて逆変換回路制御手段
の出力が調整される。即ち、異常の程度によっては装置
の運転を継続させたり、停止させたりする。
【0015】また、電圧検出手段が圧縮機への電流を検
出し、電流脈動検出手段が電流検出手段の出力から電流
の脈動を検出する。そして、入力欠相判定手段は検出さ
れた電流脈動から順変換回路の入力の欠相を判定する。
そこで、第3の調整手段は入力欠相判定手段による判定
結果に基づいて逆変換回路制御手段の出力を調整する。
例えば、入力の欠相が発生した場合には、逆変換回路制
御手段の出力が調整される。即ち、異常の程度によって
は装置の運転を継続させたり、停止させたりする。
【0016】また、電圧検出手段が圧縮機への電流を検
出し、電流脈動検出手段が電流検出手段の出力から電流
の脈動を検出する。続いて、出力欠相判定手段は検出さ
れた電流脈動から逆変換回路の出力の欠相を判定する。
そこで、第4の調整手段は出力欠相判定手段による判定
結果に基づいて逆変換回路制御手段の出力を調整する。
例えば、出力の欠相が発生した場合には、逆変換回路制
御手段の出力が調整される。即ち、異常の程度によって
は装置の運転を継続させたり、停止させたりする。
【0017】また、コンデンサ電圧検出手段が平滑コン
デンサの電圧を検出し、電流脈動検出手段が検出された
電圧から電圧脈動を検出する。そして、第2のコンデン
サ容量判定手段は検出された電圧脈動から平滑コンデン
サの容量を判定する。そこで、第5の調整手段は第2の
コンデンサ容量判定手段による判定結果に基づいて逆変
換回路制御手段の出力を調整する。例えば、平滑コンデ
ンサの容量が一定容量よりも減少した場合には、平滑コ
ンデンサの容量に応じて逆変換回路制御手段の出力が調
整される。即ち、異常の程度によっては装置の運転を継
続させたり、停止させたりするものである。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例であって、特に抵
抗器13の両端電圧を検出し、この電圧に基づいてリレ
ー14の接点不良を検出し、また異常の程度によっては
運転を継続させる空気調和機の制御装置の図である。
尚、図中符号1〜14の構成要素は図11に示した従来
装置のものと同一であり、ここでは詳細な説明を省略す
る。図1において、16は抵抗器13の入出力端間の電
圧を検出する抵抗器電圧検出手段、17は抵抗器電圧検
出手段16の出力側に接続され、リレー14の接点状態
の良否を判定するリレー不良判定手段、42はリレー不
良判定手段17の判定結果を表示する第1の表示手段、
41はリレー不良判定手段17による判定結果を基に逆
変換回路制御手段12の出力を調整する第1の調整手段
である。
【0019】続いて、この空気調和機の制御装置による
制御動作を図2のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ステップS11では、抵抗器電圧検出手段16によ
り抵抗器13の入出力端間の電圧を測定し、ステップS
12へ進む。ステップS12では、ステップS11の出
力と、リレー不良判定手段17において予め記憶してお
いた記憶値とを比較し、接点状態が不良と検出されれば
(NG)ステップS13へ進み、不良が検出されなけれ
ば(OK)、本制御を終了する。ステップS13では、
リレー不良判定手段17において予め記憶しておいた記
憶値を用い、この記憶値とステップS11にて検出した
検出値との比較結果を基に、不良の程度を表す重要度を
判定し、ステップS14へ進む。ステップS14では、
ステップS13の出力に応じ、不良の重要度を第1の表
示手段42に示し、ステップS15に進む。ステップS
15では、ステップS13の出力に応じ、リレー不良判
定手段17にて不良の重要度に基づいて運転継続または
異常停止を選択し、運転継続の場合(YES)はステッ
プS16へ進み、異常停止の場合(NO)にはステップ
S17に進む。ステップS16では、第1の調整手段4
1においてリレー不良の重要度に応じて逆変換回路制御
手段12の出力を調整して、逆変換回路11の出力を低
下させ、本制御を終了する。ステップS17では、第1
の調整手段41において逆変換回路制御手段12の出力
を停止し、これによって逆変換回路11の出力を停止さ
せて、本制御を終了する。
【0020】このように空気調和機の制御装置を構成す
ることにより、電圧検出手段といった比較的安価な手段
を用いて、リレーの接点不良を検出でき、さらにリレー
の不良を検出した場合に、そのときの重要度を判定し、
これを第1の表示手段により使用者へ伝え、メンテナン
スを要求すると同時に、重要度に応じて制御装置の出力
を調整することによって、空気調和機に重大な損傷を与
えることなく、異常の程度によっては運転を継続させ
て、使用者への不利益を低減し得る空気調和機の制御装
置を実現できる。
【0021】実施例2.図3は抵抗器13の両端電圧か
ら平滑コンデンサ10の容量を判定し、また異常の程度
によっては運転を継続させる空気調和機の制御装置の実
施例の図であり、19は抵抗器電圧検出手段16の出力
側に接続され、抵抗器電圧検出手段16により検出され
た電圧から平滑コンデンサ10の容量を判定する第1の
コンデンサ容量判定手段、44は第1のコンデンサ容量
判定手段19の判定結果を表示する第2の表示手段、4
3は第1のコンデンサ容量判定手段19による判定結果
に基づいて逆変換回路制御手段12の出力を調整する第
2の調整手段である。
【0022】引き続き、この空気調和機の制御装置によ
る制御動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS21では、抵抗器電圧検出手段16に
より電源投入時の抵抗器13の入出力端間の電圧を測定
し、ステップS22へ進む。ステップS22では、ステ
ップS21の出力を第1のコンデンサ容量判定手段19
において予め記憶しておいた値と比較し、コンデンサ容
量の異常が検出されれば(NG)ステップS23へ進
み、異常が検出されなければ(OK)、本制御を終了す
る。ステップS23では、第1のコンデンサ容量判定手
段19において予め記憶しておいた記憶値を用い、この
記憶値とステップS21にて検出した検出値との比較結
果を基に、コンデンサ容量を判定し、ステップS24へ
進む。ステップS24では、ステップS23の出力に応
じ、コンデンサ容量の低下度合いを表す重要度を第2の
表示手段44に示し、ステップS25に進む。ステップ
S25では、ステップS23の出力に応じ、第1のコン
デンサ容量判定手段19にて、空気調和機の運転状態と
コンデンサ容量低下の重要度とにより、運転開始または
運転中止を選択し、運転開始の場合(YES)はステッ
プS26へ進み、運転停止の場合(NO)にはステップ
S27に進む。ステップS26では、第2の調整手段4
3が、空気調和機の運転状態とコンデンサ容量低下の重
要度とに基づいて逆変換回路制御手段12の出力を調整
する。これにより、逆変換回路11の出力を調整して、
本制御を終了する。ステップS27では、第2の調整手
段43が、逆変換回路制御手段12の出力を中止する。
これによって、逆変換回路11から出力しない状態で、
本制御を終了する。
【0023】このように空気調和機の制御装置を構成す
ることにより、電圧検出手段といった比較的安価な手段
を用いて、コンデンサ容量の異常を判定でき、さらに異
常を検出した場合に、そのときのコンデンサ容量を判定
し、これを第2の表示手段により使用者へ伝えて、メン
テナンスを要求すると同時に、コンデンサ容量の低下の
重要度に応じて制御装置の出力を調整することによっ
て、空気調和機に重大な損傷を与えることなく、異常の
程度によっては運転を継続させて、制御装置の動作が不
安定となることによる運転停止がなくなり、使用者への
不利益を低減し得る空気調和機の制御装置を実現でき
る。
【0024】実施例3.図5は母線電流の脈動成分から
入力側の欠相を判定し、異常の程度によっては運転を継
続させる空気調和機の制御装置の実施例の図であり、2
1は交流電源8を直流に変換する順変換回路、22は順
変換回路21と逆変換回路11との間に接続され、圧縮
機3への出力電流と関連する母線電流を検出する母線電
流検出手段(電流検出手段の一例)、23は母線電流検
出手段22の出力から電流の脈動を検出する電流脈動検
出手段、24は電流脈動検出手段22の出力から順変換
回路21の入力の欠相を判定する入力欠相判定手段、4
6は入力欠相判定手段24の判定結果を表示する第3の
表示手段、45は入力欠相判定手段24による判定結果
に基づいて逆変換回路制御手段12の出力を調整する第
3の調整手段である。
【0025】そこで、この空気調和機の制御装置による
制御動作を図6のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ステップS31では、母線電流検出手段22により
母線電流を検出し、ステップS32へ進む。ステップS
32では、ステップS31の出力の周期性を判定し、こ
の判定結果と、入力欠相判定手段24において予め記憶
しておいた記憶値とを比較し、周期が異常と判断されれ
ば(NG)ステップS33へ進み、異常が検出されなけ
れば(OK)、本制御を終了する。ステップS33で
は、異常状態を第3の表示手段46に示し、ステップS
34に進む。ステップS34では、第3の調整手段45
が、空気調和機の運転状態も考慮して継続運転可能とな
るよう逆変換回路制御手段12の出力を調整する。これ
によって、逆変換回路11の出力を低下させて、本制御
を終了する。
【0026】このように空気調和機の制御装置を構成す
ることにより、従来、過電流を検出するために汎用され
る電流検出手段を流用するだけで、入力側の欠相を判定
でき、さらに欠相を検出した場合に、これを第3の表示
手段により使用者へ伝えて、メンテナンスを要求すると
同時に、制御装置の出力を調整することによって、空気
調和機に重大な損傷を与えることなく、異常の程度によ
っては運転を継続させて、制御装置の動作が不安定とな
ることによる運転停止がなくなり、使用者への不利益を
低減し得る空気調和機の制御装置を実現できる。
【0027】実施例4.図7は母線電流の脈動成分から
出力側の欠相を判定し、異常の程度によっては運転を継
続させる空気調和機の制御装置の実施例の図であり、2
5は電流脈動検出手段23の出力側に接続され、電流脈
動検出手段23により検出された電流脈動から逆変換回
路11の出力の欠相を判定する出力欠相判定手段、48
は出力欠相判定手段25の判定結果を表示する第4の表
示手段、47は出力欠相判定手段25による判定結果に
基づいて逆変換回路制御手段12の出力を調整する第4
の調整手段である。
【0028】続いて、この空気調和機の制御装置による
制御動作を図8のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ステップS41では、母線電流検出手段22により
母線電流を測定し、ステップS42へ進む。ステップS
42では、ステップS41の出力の周期性を判定し、こ
の判定結果と、出力欠相判定手段25において予め記憶
しておいた記憶値とを比較し、周期が異常と検出されれ
ば(NG)ステップS43へ進み、異常が検出されなけ
れば(OK)、本制御を終了する。ステップS43で
は、異常状態を第4の表示手段48に示し、ステップS
44に進む。ステップS44では、第4の調整手段47
が、空気調和機の運転状態も考慮して継続運転可能とな
るよう逆変換回路制御手段12の出力を調整する。これ
によって、逆変換回路11の出力を低下させ、本制御を
終了する。
【0029】このように空気調和機の制御装置を構成す
ることにより、従来、過電流を検出するために汎用され
る電流検出手段を流用するだけで、出力側の欠相を判定
でき、さらに欠相を検出した場合に、これを第4の表示
手段により使用者へ伝えて、メンテナンスを要求すると
同時に、制御装置の出力を調整することによって、空気
調和機に重大な損傷を与えることなく、異常の程度によ
っては運転を継続させて、制御装置の動作が不安定とな
ることによる運転停止がなくなり、使用者への不利益を
低減し得る空気調和機の制御装置を実現できる。
【0030】実施例5.図9は平滑コンデンサ電圧の脈
動成分から平滑コンデンサの容量を判定し、異常の程度
によっては運転を継続させる空気調和機の制御装置の実
施例の図であり、26は平滑コンデンサ10の電圧を検
出するコンデンサ電圧検出手段、27はコンデンサ電圧
検出手段26の出力側に接続され、コンデンサ電圧検出
回路26により検出された電圧から電圧脈動を検出する
電圧脈動検出手段、28は電圧脈動検出手段27の出力
側に接続され、電圧脈動検出手段27により検出された
電圧脈動から平滑コンデンサ10の容量を判定する第2
のコンデンサ容量判定手段、50は第2のコンデンサ容
量判定手段28の判定結果を表示する第5の表示手段、
49は第2のコンデンサ容量判定手段28による判定結
果に基づいて逆変換回路制御手段12の出力を調整する
第5の調整手段である。
【0031】ここで、この空気調和機の制御装置による
制御動作を図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS51では、コンデンサ電圧検出手段2
7により母線電圧を測定し、ステップS52へ進む。ス
テップS52では、ステップS51の出力の最大値と最
小値の差と、第2のコンデンサ容量判定手段28におい
て予め記憶しておいた記憶値とを比較し、異常が検出さ
れれば(NG)ステップS53へ進み、異常が検出され
なければ(OK)、本制御を終了する。ステップS53
では、第2のコンデンサ容量判定手段28において予め
記憶しておいた記憶値または空気調和機の運転状態によ
り決まる値を用い、ステップS51にて検出した値の最
大値と最小値の差に応じてコンデンサ容量を判定し、ス
テップS54へ進む。ステップS54では、ステップS
53の出力に応じ、コンデンサ容量の低下の重要度を求
め、これを第5の表示手段50に示し、ステップS55
に進む。ステップS55では、ステップS53の出力に
応じ、第2のコンデンサ容量判定手段28にて、空気調
和機の運転状態とコンデンサ容量低下の重要度とによ
り、運転継続または運転停止を選択し、運転継続の場合
(YES)はステップS56へ進み、異常停止の場合
(NO)にはステップS57に進む。ステップS56で
は、第5の調整手段49が、空気調和機の運転状態とコ
ンデンサ容量低下の重要度とに基づいて逆変換回路制御
手段12の出力を調整することによって、逆変換回路1
1の出力を低下させて、本制御を終了する。ステップS
57では、第5の調整手段49が逆変換回路11への出
力を停止し、本制御を終了する。
【0032】このように空気調和機の制御装置を構成す
ることにより、電圧検出手段といった比較的安価な手段
を用いて、コンデンサ容量の異常を判定でき、さらに異
常を検出した場合に、そのときのコンデンサ容量を判定
し、これを第5の表示手段により使用者へ伝え、メンテ
ナンスを促すとともに、コンデンサ容量の低下の重要度
に応じて制御装置の出力を調整することによって、空気
調和機に重大な損傷を与えることなく、異常の程度によ
っては運転を継続させて、制御装置の動作が不安定とな
ることによる運転停止がなくなり、使用者への不利益を
低減し得る空気調和機の制御装置を実現できるのであ
る。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】即ち、この発明によれば、抵抗器に発生す
る電圧を検知し、リレーの接点不良を判定することか
ら、簡単な制御装置の構成が可能となる。加えて、その
ときのリレーの接点状態に係る判定結果に基づいて圧縮
機への出力を調整し、例えば接点不良の程度によっては
運転を継続させることにより、運転停止による使用者へ
の不利益を低減できる一方、場合によっては運転停止さ
せることにより、空気調和機の損傷を回避することが可
能となる。
【0035】また、例えば電源投入時に抵抗器に発生す
る電圧を電圧検出手段により検知し、平滑コンデンサの
容量を判定することから、簡単な制御装置の構成が可能
となる。加えて、一定容量より低下した場合には、その
ときの平滑コンデンサの容量に基づいて圧縮機への出力
を調整し運転を継続させることによって、運転停止によ
る使用者への不利益を低減できる一方、場合によっては
運転停止させることにより、空気調和機の損傷を回避す
ることが可能となる。
【0036】また、一般に過電流等の検出に用いられる
電流検出手段と電流脈動検出手段とで検出された電流脈
動から順変換回路の入力の欠相を判定することにより、
簡単な構成で制御装置の構成が可能となる。加えて、順
変換回路の入力の欠相が発生した場合には、圧縮機への
出力を調整し運転を継続させることにより、運転停止に
よる使用者への不利益を低減できる一方、場合によって
は運転停止させることにより、空気調和機の損傷を回避
することが可能となる。
【0037】また、一般に過電流等の検出に用いられる
電流検出手段と電流脈動検出手段とで検出された電流脈
動から逆変換回路の出力の欠相を判定することにより、
簡単な構成で制御装置の構成が可能となる。加えて、逆
変換回路の出力の欠相が発生した場合には、圧縮機への
出力を調整し運転を継続させることによって、運転停止
による使用者への不利益を低減できる一方、場合によっ
ては運転停止させることにより、空気調和機の損傷を回
避することが可能となる。
【0038】また、例えば通常運転時の平滑コンデンサ
にかかる電圧を電圧検出手段により検知し、平滑コンデ
ンサの容量を判定することから、簡単な制御装置の構成
が可能となる。加えて、一定容量より低下した場合に
は、そのときの平滑コンデンサの容量に基づいて圧縮機
への出力を調整し運転を継続させることによって、運転
停止による使用者への不利益を低減できる一方、場合に
よっては運転停止させることにより、空気調和機の損傷
を回避できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例1を示すブロック図である。
【図2】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例1の動作を示す制御フローチャートである。
【図3】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例2を示すブロック図である。
【図4】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例2の動作を示す制御フローチャートである。
【図5】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例3を示すブロック図である。
【図6】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例3の動作を示す制御フローチャートである。
【図7】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例4を示すブロック図である。
【図8】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例4の動作を示す制御フローチャートである。
【図9】 この発明による空気調和機の制御装置の実施
例5を示すブロック図である。
【図10】 この発明による空気調和機の制御装置の実
施例5の動作を示す制御フローチャートである。
【図11】 一般的な空気調和機の制御装置を示すブロ
ック図である。
【図12】 従来例の空気調和機の制御装置の保護装置
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 室外機、2 室内機、3 圧縮機、4 室外機熱交
換器、5 室内機熱交換器、6 絞り装置、7 冷媒配
管、8 交流電源、9 整流回路、10 平滑コンデン
サ、11 逆変換回路、12 逆変換回路制御手段、1
3 抵抗器、14 リレー、16 抵抗器電圧検出手
段、17 リレー不良判定手段、19 第1のコンデン
サ容量判定手段、21 順変換回路、22 母線電流検
出手段、23 電流脈動検出手段、24 入力欠相判定
手段、25 出力欠相判定手段、26 コンデンサ電圧
検出手段、27 電圧脈動検出手段、28 第2のコン
デンサ容量判定手段、41 第1の調整手段、43 第
2の調整手段、45 第3の調整手段、47 第4の調
整手段、49 第5の調整手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置及び
    室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷媒回
    路を有してなる空気調和機の、前記圧縮機を駆動制御す
    る制御装置において、交流電源を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力側に接続された平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサの出力側に接続され前記圧縮機を可
    変速に駆動させる駆動電源を制御出力する逆変換回路
    と、前記逆変換回路の駆動を制御する逆変換回路制御手
    段と、前記整流回路と前記平滑コンデンサとの間に接続
    され電源投入時に前記平滑コンデンサへの突入電流を抑
    制する抵抗器と、前記抵抗器と並列に接続されたリレー
    と、前記抵抗器の入出力端間の電圧を検出する抵抗器電
    圧検出手段と、前記抵抗器電圧検出手段により検出され
    た電圧から前記リレーの接点状態を判定するリレー不良
    判定手段と、前記リレー不良判定手段による判定結果に
    基づいて前記逆変換回路制御手段の出力を調整する第1
    の調整手段とを備えた特徴とする空気調和機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置及び
    室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷媒回
    路を有してなる空気調和機の、前記圧縮機を駆動制御す
    る制御装置において、交流電源を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力側に接続された平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサの出力側に接続され前記圧縮機を可
    変速に駆動させる駆動電源を制御出力する逆変換回路
    と、前記逆変換回路の駆動を制御する逆変換回路制御手
    段と、前記整流回路と前記平滑コンデンサとの間に接続
    され電源投入時に前記平滑コンデンサへの突入電流を抑
    制する抵抗器と、前記抵抗器と並列に接続されたリレー
    と、前記抵抗器の入出力端間の電圧を検出する抵抗器電
    圧検出手段と、前記抵抗器電圧検出手段により検出され
    た電圧から前記平滑コンデンサの容量を判定する第1の
    コンデンサ容量判定手段と、前記第1のコンデンサ容量
    判定手段による判定結果に基づいて前記逆変換回路制御
    手段の出力を調整する第2の調整手段とを備えたことを
    特徴とする空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置及び
    室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷媒回
    路を有してなる空気調和機の、前記圧縮機を駆動制御す
    る制御装置において、交流電源を直流に変換する順変換
    回路と、前記順変換回路の出力側に接続され前記圧縮機
    を可変速に駆動させる駆動電源を制御出力する逆変換回
    路と、前記逆変換回路の駆動を制御する逆変換回路制御
    手段と、前記順変換回路と前記逆変換回路との間に接続
    され前記圧縮機への電流を検出する電流検出手段と、前
    記電流検出手段の出力から電流の脈動を検出する電流脈
    動検出手段と、前記電流脈動検出手段により検出された
    電流脈動から前記順変換回路の入力の欠相を判定する入
    力欠相判定手段と、前記入力欠相判定手段による判定結
    果に基づいて前記逆変換回路制御手段の出力を調整する
    第3の調整手段とを備えたことを特徴とする空気調和機
    の制御装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置及び
    室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷媒回
    路を有してなる空気調和機の、前記圧縮機を駆動制御す
    る制御装置において、交流電源を直流に変換する順変換
    回路と、前記順変換回路の出力側に接続され前記圧縮機
    を可変速に駆動させる駆動電源を制御出力する逆変換回
    路と、前記逆変換回路の駆動を制御する逆変換回路制御
    手段と、前記順変換回路と前記逆変換回路との間に接続
    され前記圧縮機への電流を検出する電流検出手段と、前
    記電流検出手段の出力から電流の脈動を検出する電流脈
    動検出手段と、前記電流脈動検出手段により検出された
    電流脈動から前記逆変換回路の出力の欠相を判定する出
    力欠相判定手段と、前記出力欠相判定手段による判定結
    果に基づいて前記逆変換回路制御手段の出力を調整する
    第4の調整手段とを備えたことを特徴とする空気調和機
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、室外機熱交換器、絞り装置及び
    室内機熱交換器を冷媒配管で連通して形成された冷媒回
    路を有してなる空気調和機の、前記圧縮機を駆動制御す
    る制御装置において、交流電源を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力側に接続された平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサの出力側に接続され前記圧縮機を可
    変速に駆動させる駆動電源を制御出力する逆変換回路
    と、前記逆変換回路の駆動を制御する逆変換回路制御手
    段と、前記平滑コンデンサの電圧を検出するコンデンサ
    電圧検出手段と、前記コンデンサ電圧検出手段により検
    出された電圧脈動を検出する電圧脈動検出手段と、前記
    電圧脈動検出手段により検出された電圧脈動から前記平
    滑コンデンサの容量を判定する第2のコンデンサ容量判
    定手段と、前記第2のコンデンサ容量判定手段による判
    定結果に基づいて前記逆変換回路制御手段の出力を調整
    する第5の調整手段とを備えたことを特徴とする空気調
    和機の制御装置。
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