JPH08189522A - ボルトまたはナットの緩み止め装置 - Google Patents

ボルトまたはナットの緩み止め装置

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JPH08189522A
JPH08189522A JP57295A JP57295A JPH08189522A JP H08189522 A JPH08189522 A JP H08189522A JP 57295 A JP57295 A JP 57295A JP 57295 A JP57295 A JP 57295A JP H08189522 A JPH08189522 A JP H08189522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
nut
seat
nuts
loosening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP57295A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ogawara
彰 小河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP57295A priority Critical patent/JPH08189522A/ja
Publication of JPH08189522A publication Critical patent/JPH08189522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ボルトまたはナットの確実な緩み止めが可能
であるとともに容易に緩めることができ、再使用が可能
で作業性も向上させる。 【構成】 ボルトまたはナットと被締結物との間に回転
不可に挿入される座台7とボルトまたはナットとの間に
回転台6が挿入され座台とラチェット機構11を介して
締付け方向にのみボルトまたはナットとともに回転可能
に嵌合するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロケット、航空機など
の外、高い振動を伴う環境などに適用されるボルト、ま
たはナットの緩み止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は高い振動を伴う環境などに使用さ
れている従来のボルトまたはナットの緩み止め機構の説
明図である。図において、従来はボルト、ナットの緩み
止め機構としてダブルナットやタブワッシャなどが使用
されており、ダブルナットは同図(a)に示すようにボ
ルト03をナット04により締結する場合にナット04
を2つ締め込むことにより2つのナット04が互いに接
触摩擦で固着し合い、ナット04が緩むことを防ぐよう
になっている。また、タブワッシャは同図(b)に示す
ように爪17aの付いたワッシャ17をボルト03とフ
ランジ18との間に挟み、爪17aを交互にボルト03
側とフランジ18側とに折り曲げることによりボルト0
3が緩むことを防ぐようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来は
ボルト、ナットの緩み止め機構としてダブルナットやタ
ブワッシャなどが使用されているが、ダブルナットはナ
ット4間の接触摩擦が増しているだけのため、緩み止め
効果が低く、またタブワッシャはフランジ18面にタブ
ワッシャ17の爪17aを折って固定するための座を設
ける必要があり、取付け、取外しに時間を要するととも
に、取外す度にタブワッシャ17を交換する必要があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るボルトまた
はナットの緩み止め装置は上記課題の解決を目的にして
おり、ボルトまたはナットと被締結物との間に回転不可
に挿入される座台と、該座台と上記ボルトまたはナット
との間に挿入され上記座台とラチェット機構を介して締
付け方向にのみ上記ボルトまたはナットとともに回転可
能に嵌合する回転台とを備えた構成を特徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係るボルトまたはナットの緩み
止め装置においては、ボルトまたはナットと被締結物と
の間に回転不可に挿入される座台とボルトまたはナット
との間に回転台が挿入され座台とラチェット機構を介し
て締付け方向にのみボルトまたはナットとともに回転可
能に嵌合するようになっており、座台は被締結物に対し
て回転しない。また、回転台は座台に対して締付け方向
にはボルトまたはナットとともに容易に回転するが、逆
の緩み方向にはラチェットにより回転せずボルトまたは
ナットを回転させない。これにより、ボルトまたはナッ
トは本装置を挟んだ状態で容易に被締結物を締め込むこ
とができるが、締め込んだ後はラチェットによりボルト
またはナットの確実な緩み止めが可能である。また、ラ
チェットを操作することにより容易に緩めることができ
る。
【0006】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係るボ
ルト、ナットの緩み止め機構の説明図、図3はその応用
例に係るボルト、ナットの緩み止め機構の説明図であ
る。図1および図2において、本実施例に係るボルト、
ナットの緩み止め機構はロケット、航空機などの外、高
い振動を伴う環境、高速流体中に設置される機構、メン
テナンスが不可能な場所などに使用されるボルト、ナッ
トの緩み止め機構で、図1に示すように2枚のフランジ
2をボルト3とナット4とにより締結する場合にボルト
3とフランジ2との間、ナット4とフランジ2との間に
それぞれワッシャ式の廻り止め装置1を挟み込むことに
よって振動など外部からの力によってボルト3やナット
4などが緩むのを防ぐようになっており、ワッシャ式の
廻り止め装置1の両面に設けられている突起9が、ボル
ト3、ナット4、フランジ2にそれぞれ刻設された溝5
内に嵌まり込み、ボルト3、ナット4、フランジ2の座
面が互いに滑り合うのを防ぐようになっている。このよ
うに、ボルト3、ナット4、フランジ2それぞれの側面
が溝5の形状をなすように既設のボルト3、ナット4、
フランジ2なども容易に加工することができ、ワッシャ
式の廻り止め装置1を簡単に適用することができる。図
2に示すように、回転台6はベアリング8を介して座台
7に組み込まれている。回転台6は底部の外周に歯車1
0を有しており、ラチェット機構11と組み合わせるこ
とにより座台7に対して一方向には自由に回転するが、
逆方向には回転しないようになっている。これにより、
ボルト3、ナット4を締め付けることは容易となり、緩
むことは防止される。また、回転台6と座台7とはベア
リング8を介して支持されているので、従来のボルト
3、ナット4を締付ける際に締付けトルクの大部分を占
めている座面の摩擦を大幅に低減することができ、これ
により締付けトルクを低くすることが可能になってい
る。
【0007】ラチェット機構11の歯車10は中心線に
対して左右で異なる半頂角(左側:θ、右側:α、θ>
α)を有しており、歯車10が正方向に回転する場合に
はスプリング13により支持されたボール12を容易に
押し下げて回転するが、逆方向に回転する場合には抵抗
が非常に大きくなる。これにより、ボルト3、ナット4
を容易に締め込むことが可能であると同時に、緩み方向
には一定の抵抗を持つことにより緩まなくなる。ボルト
3、ナット4を緩める場合には、この抵抗以上の力で回
転させればよい。なお、角度αを変えることにより抵抗
値を調整することが可能で、使用する環境により最適な
ものを選択することができる。ワッシャ式の廻り止め装
置1は座台7と座台7上にベアリング8を介して支持さ
れた回転台6とからなっており、座台7は座台7に設け
られた突起9とフランジ2に刻設された溝5とが嵌合し
ていることによりフランジ2に対して回転しない。ま
た、回転台6も回転台6に設けられた突起9とボルト
3、ナット4に刻設された溝5とが嵌合していることに
よりボルト3とともに回転し、面摺れを起こさない。回
転台6底部の歯車10と座台7に取付けられたスプリン
グ13などで構成されるラチェット機構11により、回
転台6は座台7に対して締付け方向には容易に回転する
が、逆の緩み方向には回転し難く、通常では回転しな
い。これにより、ボルト3はワッシャ式の廻り止め装置
1を挟んだ状態で容易にフランジ2を締め込むことがで
きるが、一回締め込んだならば確実に緩み止めが行われ
る。
【0008】なお、ラチェット機構11は図3に示すよ
うに歯車10とボール12との間に支点15を中心に回
転するアダプタ14を有する構造でもよく、これにより
同図(a)に示す状態では歯車10は図における反時計
廻り方向には容易に回転するが、時計廻り方向には回転
しない。また、アダプタ14を支点15ごと回転させて
同図(b)に示す状態にすると歯車10は図における時
計廻りには回転するが反時計廻りには回転しない。この
ようなラチェット機構により、支点15と直結している
図示しないハンドルを切替え操作することによってボル
ト3、ナット4の締付け、取外しがともに容易になる。
上記の実施例に係るボルト、ナットの緩み止め機構と同
様に確実な緩み止めを期待することができる。
【0009】従来はボルト、ナットの緩み止め機構とし
てダブルナットやタブワッシャなどが使用されている
が、ダブルナットはナット間の接触摩擦が増しているだ
けのため、緩み止め効果が低く、またタブワッシャはフ
ランジ面にタブワッシャの爪を折って固定するための座
を設ける必要があり、取付け、取外しに時間を要すると
ともに、取外す度にタブワッシャを交換する必要があ
る。これに対し、上述の各ボルト、ナットの緩み止め機
構においてはボルト3、ナット4とフランジ2との間に
ラチェット機構11を有するワッシャ式の廻り止め装置
1を挟み込むようになっており、この廻り止め装置1は
ボルト3、ナット4側の回転台6とフランジ2側の座台
7とから構成され、回転台6は座台7上にベアリング8
により支持されて座台7に対して回転可能な構造となっ
ている。また、回転台6は座台7に対して一方向には容
易に回転するが、逆方向にはラチェット機構11により
回転し難い、或いは回転しない構造になっている。この
ような廻り止め装置1をフランジ2とボルト3、ナット
4との間に挟さみ込むだけで確実な緩み止めが可能であ
る。また、ボルト3、ナット4を緩める際は適したラチ
ェット機構11を採用してラチェット機構11の抗力に
打ち勝つトルクで緩めるか、ラチェット機構11のハン
ドルを切り替えることにより容易に緩めることができて
完全な再使用が可能である。また、回転台6を座台7に
ベアリング8を介して支持することにより、従来のボル
ト3やナット4などとフランジ2との間で発生している
座面の摩擦抵抗を大幅に低減することができる。これに
より、ボルト3、ナット4の締付けトルクを従来のボル
ト、ナットよりも50%程度低減することが可能で、こ
れにより作業性を大幅に向上させることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係るボルトまたはナットの緩み
止め装置は前記のように構成されており、ボルトまたは
ナットの確実な緩み止めが可能であるとともに容易に緩
めることができるので、再使用が可能で作業性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るボルト、ナット
の緩み止め機構の正面図である。
【図2】図2(a)はそのラチェット機構の正面図、同
図(b)は同図(a)におけるB−B矢視断面図、同図
(c)はその作用説明図である。
【図3】図3(a)は上記実施例の応用例に係るボルト
ナットの緩み止め機構の正面図、同図(b)はその作用
説明図である。
【図4】図4(a),(b)はそれぞれ従来のボルト、
ナットの緩み止め機構の正面図である。
【符号の説明】
1 ワッシャ式の廻り止め装置 2 フランジ 3 ボルト 4 ナット 5 溝 6 回転台 7 座台 8 ベアリング 9 突起 10 歯車 11 ラチェット機構 12 ボール 13 スプリング 14 アダプタ 15 支点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルトまたはナットと被締結物との間に
    回転不可に挿入される座台と、該座台と上記ボルトまた
    はナットとの間に挿入され上記座台とラチェット機構を
    介して締付け方向にのみ上記ボルトまたはナットととも
    に回転可能に嵌合する回転台とを備えたことを特徴とす
    るボルトまたはナットの緩み止め装置。
JP57295A 1995-01-06 1995-01-06 ボルトまたはナットの緩み止め装置 Withdrawn JPH08189522A (ja)

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ID=11477436

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402