JPH08190598A - 電子小切手システム - Google Patents
電子小切手システムInfo
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- JPH08190598A JPH08190598A JP1871595A JP1871595A JPH08190598A JP H08190598 A JPH08190598 A JP H08190598A JP 1871595 A JP1871595 A JP 1871595A JP 1871595 A JP1871595 A JP 1871595A JP H08190598 A JPH08190598 A JP H08190598A
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- JP
- Japan
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- amount
- card
- payment
- electronic check
- money
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ICカードや光・ICハイブリッドカード等
の携帯容易な電子的情報格納媒体を利用して、有価証券
と同じく流通できる電子的小切手システム。 【構成】まず、支払依頼者が、光・ICハイブリッドカ
ード1のICチップ11内に、使用設定金額と書き換え
権限制限キーと使用可能金額初期値とを書込み、そのカ
ード1を被支払依頼者に手渡す。ここで、書き換え権限
制限キーは支払依頼者のみが知る秘密キーであり、この
キーには支払依頼者以外の者がアクセスすることはでき
ない。また、使用設定金額は、書き換え権限制限キーを
知っている支払依頼者だけが、これを書き換える権限を
有する。被支払依頼者は、支払店舗において、カード1
を支払処理装置7にセットして支払金額を入力すること
により、電子小切手を発行することができる。
の携帯容易な電子的情報格納媒体を利用して、有価証券
と同じく流通できる電子的小切手システム。 【構成】まず、支払依頼者が、光・ICハイブリッドカ
ード1のICチップ11内に、使用設定金額と書き換え
権限制限キーと使用可能金額初期値とを書込み、そのカ
ード1を被支払依頼者に手渡す。ここで、書き換え権限
制限キーは支払依頼者のみが知る秘密キーであり、この
キーには支払依頼者以外の者がアクセスすることはでき
ない。また、使用設定金額は、書き換え権限制限キーを
知っている支払依頼者だけが、これを書き換える権限を
有する。被支払依頼者は、支払店舗において、カード1
を支払処理装置7にセットして支払金額を入力すること
により、電子小切手を発行することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカード、光・IC
ハイブリッドカード等の携帯容易な電子的な情報格納媒
体を利用して、小切手のような有価証券に近い利用法が
可能な電子小切手を発行する電子小切手システムに関す
る。
ハイブリッドカード等の携帯容易な電子的な情報格納媒
体を利用して、小切手のような有価証券に近い利用法が
可能な電子小切手を発行する電子小切手システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ICカード、光・ICハイブリッドカー
ド等を、各種の商取引や金融取引を行う時の道具として
利用するための提案が、従来より数多くなされている。
しかし、現金を用いずに金銭を支払うための道具とし
て、特に、小切手などの有価証券に類似した取扱の可能
な電子的情報(以下、電子小切手という)の発行手段と
して、上記の電子的カードを利用する提案はまだ知られ
ていない。
ド等を、各種の商取引や金融取引を行う時の道具として
利用するための提案が、従来より数多くなされている。
しかし、現金を用いずに金銭を支払うための道具とし
て、特に、小切手などの有価証券に類似した取扱の可能
な電子的情報(以下、電子小切手という)の発行手段と
して、上記の電子的カードを利用する提案はまだ知られ
ていない。
【0003】ところで、従来、金銭の支払を現金を持た
ずに行うための簡易な道具として、小切手やトラベラー
ズチェックのような有価証券や、クレジットカード等が
利用されている。それぞれの道具には、次の様な特質が
ある。
ずに行うための簡易な道具として、小切手やトラベラー
ズチェックのような有価証券や、クレジットカード等が
利用されている。それぞれの道具には、次の様な特質が
ある。
【0004】小切手 発行する際に、支払額を書込むようになっているため、
支払額を自由に決めることができる。有価証券であるか
ら、一旦発行されれば、不特定人に転々と流通させるこ
とができるという利点がある。
支払額を自由に決めることができる。有価証券であるか
ら、一旦発行されれば、不特定人に転々と流通させるこ
とができるという利点がある。
【0005】トラベラーズチェック 支払可能金額の上限を、1枚で支払える金額と、その枚
数とによって決定することができる。そのため、支払金
額を制限することが可能である。簡易な形態の小切手の
一種である。
数とによって決定することができる。そのため、支払金
額を制限することが可能である。簡易な形態の小切手の
一種である。
【0006】クレジットカード 支払金額に応じた支払が可能である。有価証券ではない
から、流通性はなく、名義人のみが利用でき、利用時に
名義人のサインが必要である。
から、流通性はなく、名義人のみが利用でき、利用時に
名義人のサインが必要である。
【0007】これらの道具は、金銭支払の手続を、支払
者自身が行わずに他人に依頼する場合に、次の様な便利
さがある。即ち、無額面の小切手やクレジットカードを
他人に渡しておけば、支払金額がその場でないと決まら
ない場合でも、その他人がその場で支払金額を小切手に
記入して発行したり、あるいはカードを利用することに
より、問題なく支払のための手続が代行できる。
者自身が行わずに他人に依頼する場合に、次の様な便利
さがある。即ち、無額面の小切手やクレジットカードを
他人に渡しておけば、支払金額がその場でないと決まら
ない場合でも、その他人がその場で支払金額を小切手に
記入して発行したり、あるいはカードを利用することに
より、問題なく支払のための手続が代行できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように他人に支払手続を代行してもらう場合、それぞれ
の道具には次のような問題がある。
ように他人に支払手続を代行してもらう場合、それぞれ
の道具には次のような問題がある。
【0009】小切手 使用できる金額に制限をつけることができない。そのた
め、被依頼者が不正を働くと、際限なく使用されてしま
うおそれがある。盗難や紛失の場合も同様の危険があ
る。
め、被依頼者が不正を働くと、際限なく使用されてしま
うおそれがある。盗難や紛失の場合も同様の危険があ
る。
【0010】トラベラーズチェック 始めから1枚で使用可能な金額が決定されているため、
他人に渡しておく枚数を制限しておけば、際限なく使用
されるというおそれはない。しかし、支払金額に完全に
合せた支払ができず、支払の際に生じた端数は、現金で
返済されてしまうため、その現金の後始末が必要である
という面倒さがある。
他人に渡しておく枚数を制限しておけば、際限なく使用
されるというおそれはない。しかし、支払金額に完全に
合せた支払ができず、支払の際に生じた端数は、現金で
返済されてしまうため、その現金の後始末が必要である
という面倒さがある。
【0011】クレジットカード その名義人のサインが必要であるから、例えば、支払口
座が会社口座であっても、会社の社員の誰もが使えるわ
けでなく、名義人たる特定個人しか使うことができな
い。つまり、有価証券のような流通性がないから、利用
者が制限され、自由度の高い使い方ができない。
座が会社口座であっても、会社の社員の誰もが使えるわ
けでなく、名義人たる特定個人しか使うことができな
い。つまり、有価証券のような流通性がないから、利用
者が制限され、自由度の高い使い方ができない。
【0012】以上の事情に鑑み、本発明の一般的な目的
は、ICカードや光・ICハイブリッドカード等の携帯
容易な電子的情報格納媒体を利用して、有価証券のごと
くに流通させても問題のない電子小切手を発行するシス
テムを提供することにある。
は、ICカードや光・ICハイブリッドカード等の携帯
容易な電子的情報格納媒体を利用して、有価証券のごと
くに流通させても問題のない電子小切手を発行するシス
テムを提供することにある。
【0013】また、本発明の特定化された目的は、電子
的カードにより電子小切手を発行するシステムにおい
て、支払者以外の他人にそのカードを所持させておくこ
とにより、ケースバイケースの支払金額に合せた額面の
小切手発行を他人に依頼できると共に、不正行為があっ
ても、支払者の危険を一定額以下に制限できるようにす
ることにある。
的カードにより電子小切手を発行するシステムにおい
て、支払者以外の他人にそのカードを所持させておくこ
とにより、ケースバイケースの支払金額に合せた額面の
小切手発行を他人に依頼できると共に、不正行為があっ
ても、支払者の危険を一定額以下に制限できるようにす
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、小切手を電子
的なデータで表現した電子小切手を発行するためのシス
テムであって、使用可能金額と、この使用可能金額の上
限を定めた使用設定金額とを格納したICチップを有す
るICカードと、このICカードのICチップに使用設
定金額を書込むためのカード発行装置と、支払金額を入
力されて、この支払金額がICカード内の使用可能金額
を越えない場合にのみ、ICカードからの支払金額の電
子小切手の発行を受け付けると共に、支払金額をICカ
ード内の使用可能金額から差し引く支払処理装置とを備
える。そして、ICカードのICチップは、使用設定金
額に対し書き換え規制を設定しており、この書き換え規
制は支払依頼者のみが知る書き換え権限制限キーを用い
ない限り解錠されないようになっている。
的なデータで表現した電子小切手を発行するためのシス
テムであって、使用可能金額と、この使用可能金額の上
限を定めた使用設定金額とを格納したICチップを有す
るICカードと、このICカードのICチップに使用設
定金額を書込むためのカード発行装置と、支払金額を入
力されて、この支払金額がICカード内の使用可能金額
を越えない場合にのみ、ICカードからの支払金額の電
子小切手の発行を受け付けると共に、支払金額をICカ
ード内の使用可能金額から差し引く支払処理装置とを備
える。そして、ICカードのICチップは、使用設定金
額に対し書き換え規制を設定しており、この書き換え規
制は支払依頼者のみが知る書き換え権限制限キーを用い
ない限り解錠されないようになっている。
【0015】望ましくは、ICチップは、使用可能金額
に対しても別の書き換え規制を設定しており、この別の
書き換え規制は、カード発行装置及び支払処理装置以外
の装置に対しては解錠されないようになっている。
に対しても別の書き換え規制を設定しており、この別の
書き換え規制は、カード発行装置及び支払処理装置以外
の装置に対しては解錠されないようになっている。
【0016】また、望ましくは、ICカードは、発行さ
れた電子小切手の支払金額を少なくとも含む発行履歴を
追記するための補助記録媒体を更に備え、支払処理装置
は、電子小切手の発行を受け付けた時に、この発行され
た電子小切手の発行履歴をICカードの補助記憶媒体に
書込むようになっている。
れた電子小切手の支払金額を少なくとも含む発行履歴を
追記するための補助記録媒体を更に備え、支払処理装置
は、電子小切手の発行を受け付けた時に、この発行され
た電子小切手の発行履歴をICカードの補助記憶媒体に
書込むようになっている。
【0017】本発明はまた、上記システムに用いられる
ICカードや支払処理装置も提供する。
ICカードや支払処理装置も提供する。
【0018】
【作用】本発明においては、ICカードのICチップ
に、使用可能金額と使用設定金額とが格納される。使用
可能金額とは、このICカードから発行できる1回の電
子小切手の額面の上限値である。また、使用設定金額と
は、使用可能金額の上限値である。そして、使用設定金
額は、支払依頼者(支払者)以外の者はこれを書き換え
ることができない。
に、使用可能金額と使用設定金額とが格納される。使用
可能金額とは、このICカードから発行できる1回の電
子小切手の額面の上限値である。また、使用設定金額と
は、使用可能金額の上限値である。そして、使用設定金
額は、支払依頼者(支払者)以外の者はこれを書き換え
ることができない。
【0019】支払者は、まず、カード発行装置を用いて
ICカードのICチップに使用設定金額を書込み、そし
て、そのICカードを他人に渡して、店舗などで買物を
して代金を電子小切手で支払うことを依頼することがで
きる。依頼された他人(被支払依頼者)は、依頼通りに
店舗で買物をし、そして、その店舗に設置された支払処
理装置にICカードをセットして支払金額を入力するこ
とにより、電子小切手を発行することができる。その
際、支払処理装置は、入力された支払金額がICカード
内の使用可能金額以下である場合にのみ、その支払額の
電子小切手の発行を受け付ける。その後、支払処理装置
は、ICカード内の使用可能金額から支払金額を差し引
く。
ICカードのICチップに使用設定金額を書込み、そし
て、そのICカードを他人に渡して、店舗などで買物を
して代金を電子小切手で支払うことを依頼することがで
きる。依頼された他人(被支払依頼者)は、依頼通りに
店舗で買物をし、そして、その店舗に設置された支払処
理装置にICカードをセットして支払金額を入力するこ
とにより、電子小切手を発行することができる。その
際、支払処理装置は、入力された支払金額がICカード
内の使用可能金額以下である場合にのみ、その支払額の
電子小切手の発行を受け付ける。その後、支払処理装置
は、ICカード内の使用可能金額から支払金額を差し引
く。
【0020】従って、電子小切手を発行する度に、IC
カード内の使用可能金額は減算されていく。そして、1
回の電子小切手の額面は、その減算された使用可能金額
以下に制限される。また、使用可能金額の上限値は、支
払依頼者が最初にICカード内に書込んだ使用設定金額
以下に制限される。その結果、そのICカード用いて発
行できる電子小切手の額面の合計額は、使用設定金額以
下に制限されることになる。しかも、この使用設定金額
は、支払依頼者のみが書き換えることができ、被支払依
頼者が書き換えることができない。
カード内の使用可能金額は減算されていく。そして、1
回の電子小切手の額面は、その減算された使用可能金額
以下に制限される。また、使用可能金額の上限値は、支
払依頼者が最初にICカード内に書込んだ使用設定金額
以下に制限される。その結果、そのICカード用いて発
行できる電子小切手の額面の合計額は、使用設定金額以
下に制限されることになる。しかも、この使用設定金額
は、支払依頼者のみが書き換えることができ、被支払依
頼者が書き換えることができない。
【0021】結果として、支払依頼者の危険負担が、最
初に設定した使用設定金額を越えることはない。一方、
被支払依頼者としては、使用可能金額の範囲内であれ
ば、ケースバイケースの支払金額に合った額面の電子小
切手を発行できるので、現金を一切用いる必要が無く便
利である。
初に設定した使用設定金額を越えることはない。一方、
被支払依頼者としては、使用可能金額の範囲内であれ
ば、ケースバイケースの支払金額に合った額面の電子小
切手を発行できるので、現金を一切用いる必要が無く便
利である。
【0022】使用可能金額にも書き換え規制をかけた場
合には、これを被支払依頼者が勝手に書き換えることも
できなくなるため、一層安全性が高まる。また、発行履
歴を補助記録媒体に追記するようにした場合には、この
履歴と使用可能金額とを突き合せることで、依頼通りの
小切手発行がなされているかチェックできるので、やは
り一層安全性が向上する。
合には、これを被支払依頼者が勝手に書き換えることも
できなくなるため、一層安全性が高まる。また、発行履
歴を補助記録媒体に追記するようにした場合には、この
履歴と使用可能金額とを突き合せることで、依頼通りの
小切手発行がなされているかチェックできるので、やは
り一層安全性が向上する。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例にかかる電子小切
手システムの全体構成を示す。
手システムの全体構成を示す。
【0024】電子小切手を取り扱う主体として、支払依
頼者、被支払依頼者及び支払店舗の3者が存在する。こ
こで、支払依頼者とは、電子小切手の決済によって実際
に金銭を支払う者である。被支払依頼者とは、支払依頼
者から電子小切手発行の手続を依頼された者である。ま
た、支払店舗とは、被支払依頼者から電子小切手を受け
取り、その決済処理により支払依頼者者から実際の金銭
を受け取る者である。
頼者、被支払依頼者及び支払店舗の3者が存在する。こ
こで、支払依頼者とは、電子小切手の決済によって実際
に金銭を支払う者である。被支払依頼者とは、支払依頼
者から電子小切手発行の手続を依頼された者である。ま
た、支払店舗とは、被支払依頼者から電子小切手を受け
取り、その決済処理により支払依頼者者から実際の金銭
を受け取る者である。
【0025】電子小切手を発行するための媒体として、
IC・光ハイブリッドカード1(以下、単にカードとい
う)が用意される。このカード1は、紙の小切手にたと
えれば、未記入の小切手綴りのような役目を果たし、支
払依頼者が発行して被支払依頼者が携行する。
IC・光ハイブリッドカード1(以下、単にカードとい
う)が用意される。このカード1は、紙の小切手にたと
えれば、未記入の小切手綴りのような役目を果たし、支
払依頼者が発行して被支払依頼者が携行する。
【0026】このカード1は、後に詳述するように、セ
キュリティ機能に優れたICチップ11と、大容量の光
記録媒体13とを表面に備える。尚、本発明の電子小切
手発行媒体としては、必ずしもIC・光ハイブリッドカ
ード1である必要はなく、セキュリティ機能に優れたI
Cチップさえ備えていれば、狭義のICカードやIC・
磁気ハイブリッドカードなどであっても構わない。つま
り、広義のICカードならばどれでもよい。
キュリティ機能に優れたICチップ11と、大容量の光
記録媒体13とを表面に備える。尚、本発明の電子小切
手発行媒体としては、必ずしもIC・光ハイブリッドカ
ード1である必要はなく、セキュリティ機能に優れたI
Cチップさえ備えていれば、狭義のICカードやIC・
磁気ハイブリッドカードなどであっても構わない。つま
り、広義のICカードならばどれでもよい。
【0027】さて、支払依頼者側には、カード1に電子
小切手発行に必要な情報を書込むためのカード発行装置
3が設備される。被依頼者側には、カード1の記録内容
を確認するための内容確認装置5が設備される。また、
支払店舗には、カード1から電子小切手を発行してもら
い、そして受領した電子小切手の決済を行うための処理
を行う支払処理装置7が設備される。
小切手発行に必要な情報を書込むためのカード発行装置
3が設備される。被依頼者側には、カード1の記録内容
を確認するための内容確認装置5が設備される。また、
支払店舗には、カード1から電子小切手を発行してもら
い、そして受領した電子小切手の決済を行うための処理
を行う支払処理装置7が設備される。
【0028】尚、カード発行装置3、内容確認装置5、
支払処理装置7は、専用機として構成されてよいことは
勿論、パーソナルコンピュータのような汎用機にカード
リーダ・ライタを接続し且つそれぞれの用途のアプリケ
ーションソフトをインストールしたもので構成されても
よい。その具体的構成は、当業者ならば公知技術から容
易に実施できるから、その詳細な説明は省略する。
支払処理装置7は、専用機として構成されてよいことは
勿論、パーソナルコンピュータのような汎用機にカード
リーダ・ライタを接続し且つそれぞれの用途のアプリケ
ーションソフトをインストールしたもので構成されても
よい。その具体的構成は、当業者ならば公知技術から容
易に実施できるから、その詳細な説明は省略する。
【0029】図2は、このシステムにおけるカード発行
から小切手決済完了までの手続の概略流れを示してい
る。
から小切手決済完了までの手続の概略流れを示してい
る。
【0030】まず、支払依頼者がカード発行装置3にカ
ード1を挿入し(S1)、装置3からカード1のICチ
ップ11に、所定の必要事項を書込む(S2)。ここで
書込まれる必要事項には、少なくとも、使用設定金額、
書き換え権限制限キー、及び使用可能金額初期値の3事
項がある。使用設定金額とは、このカード1から発行で
きる電子小切手の額面合計額の上限値を示すものであ
る。使用可能金額とは、現時点で発行できる1回の電子
小切手の額面の上限値を示すものであり、後述するよう
に、電子小切手を発行する度に発行金額分が減算されて
いく。使用可能金額初期値とは、カード発行時に設定さ
れた使用可能金額の初期値であり、使用設定金額以下の
適当な額が設定される。書き換え権限制限キーとは、支
払依頼者のみが知る秘密コードであり、後述するよう
に、この秘密コードが入力されない限り、ICチップ1
1は、使用設定金額の書き換えを許可しない。これら必
要事項の書込み完了により、電子小切手綴りとしてのカ
ード1が発行されたことになる。
ード1を挿入し(S1)、装置3からカード1のICチ
ップ11に、所定の必要事項を書込む(S2)。ここで
書込まれる必要事項には、少なくとも、使用設定金額、
書き換え権限制限キー、及び使用可能金額初期値の3事
項がある。使用設定金額とは、このカード1から発行で
きる電子小切手の額面合計額の上限値を示すものであ
る。使用可能金額とは、現時点で発行できる1回の電子
小切手の額面の上限値を示すものであり、後述するよう
に、電子小切手を発行する度に発行金額分が減算されて
いく。使用可能金額初期値とは、カード発行時に設定さ
れた使用可能金額の初期値であり、使用設定金額以下の
適当な額が設定される。書き換え権限制限キーとは、支
払依頼者のみが知る秘密コードであり、後述するよう
に、この秘密コードが入力されない限り、ICチップ1
1は、使用設定金額の書き換えを許可しない。これら必
要事項の書込み完了により、電子小切手綴りとしてのカ
ード1が発行されたことになる。
【0031】次に、このカード1が被支払依頼者に手渡
される(S3)。被支払依頼者は、カード1を携帯して
支払店舗に赴き(S4)、依頼に従って例えば物品を購
入する。そして、その購入代金を次のようにして電子小
切手で支払う。即ち、まず、支払処理装置7にカード1
を挿入し(S5)、続いて、支払金額(=購入代金)を
装置7に入力する(S6)。すると、支払処理装置7で
は、カード1に記録されている使用設定金額及び使用可
能金額と、入力された支払金額とに基づき、後に詳述す
るような手順で、その支払金額の電子小切手の発行が可
能か否かを判断する。その結果、可能と判断されれば、
カード1から支払処理装置7に対して、その支払金額の
電子小切手が発行される(S7)。
される(S3)。被支払依頼者は、カード1を携帯して
支払店舗に赴き(S4)、依頼に従って例えば物品を購
入する。そして、その購入代金を次のようにして電子小
切手で支払う。即ち、まず、支払処理装置7にカード1
を挿入し(S5)、続いて、支払金額(=購入代金)を
装置7に入力する(S6)。すると、支払処理装置7で
は、カード1に記録されている使用設定金額及び使用可
能金額と、入力された支払金額とに基づき、後に詳述す
るような手順で、その支払金額の電子小切手の発行が可
能か否かを判断する。その結果、可能と判断されれば、
カード1から支払処理装置7に対して、その支払金額の
電子小切手が発行される(S7)。
【0032】この電子小切手を受領すると、支払処理装
置7は、ICチップ11内の使用可能金額を、その元の
金額から支払金額を差し引いた残りの金額に書き換える
と共に、店舗コードや発行日や支払金額等の電子小切手
発行履歴をカード1の光記録媒体13に書込み、続いて
カード1を排出する。この後、所望の時期に、支払処理
装置7から、その受領した電子小切手を支払依頼者(又
は、決済金融機関)の処理装置に伝送することにより、
金銭による決済を行うことができる(S8)。
置7は、ICチップ11内の使用可能金額を、その元の
金額から支払金額を差し引いた残りの金額に書き換える
と共に、店舗コードや発行日や支払金額等の電子小切手
発行履歴をカード1の光記録媒体13に書込み、続いて
カード1を排出する。この後、所望の時期に、支払処理
装置7から、その受領した電子小切手を支払依頼者(又
は、決済金融機関)の処理装置に伝送することにより、
金銭による決済を行うことができる(S8)。
【0033】一方、被支払依頼者は、電子小切手による
支払を1回行った後、必要があれば、継続してカード1
を使用して電子小切手による支払を繰り返すことができ
る。その場合、電子小切手を発行する度に、カード1に
記録された使用可能金額が減っていき、これがゼロにな
ると、そのカード1は電子小切手綴りとしては使用でき
なくなる。被支払依頼者は、カード1を内容確認装置5
に挿入することにより(S9)、現在の使用可能金額や
現在までの使用履歴をカード1から読み出し確認するこ
とができる(S10)。
支払を1回行った後、必要があれば、継続してカード1
を使用して電子小切手による支払を繰り返すことができ
る。その場合、電子小切手を発行する度に、カード1に
記録された使用可能金額が減っていき、これがゼロにな
ると、そのカード1は電子小切手綴りとしては使用でき
なくなる。被支払依頼者は、カード1を内容確認装置5
に挿入することにより(S9)、現在の使用可能金額や
現在までの使用履歴をカード1から読み出し確認するこ
とができる(S10)。
【0034】使用可能金額がゼロ又は残り少なくなった
場合や、使用設定金額を変更する必要が生じた場合等、
必要に応じて、被支払依頼者はカード1を支払依頼者に
返却する(S11)。支払依頼者は、このカード1をカ
ード発行装置3に挿入し(S12)、書き換え権限制限
キーを入力する。すると、カード1のICチップ11内
で、入力された書き換え権限制限キーと最初に登録され
たそれとの照合が行われ(S13)、一致すれば、使用
設定金額の書き換え制限が解錠される。続いて、支払依
頼者は、必要に応じて使用設定金額や使用可能金額初期
値を増額したり減額したり自由に書き換える(S1
4)。この書き換えの完了により、新たな設定金額で電
子小切手綴りとしてのカード1が再発行されたことにな
る。
場合や、使用設定金額を変更する必要が生じた場合等、
必要に応じて、被支払依頼者はカード1を支払依頼者に
返却する(S11)。支払依頼者は、このカード1をカ
ード発行装置3に挿入し(S12)、書き換え権限制限
キーを入力する。すると、カード1のICチップ11内
で、入力された書き換え権限制限キーと最初に登録され
たそれとの照合が行われ(S13)、一致すれば、使用
設定金額の書き換え制限が解錠される。続いて、支払依
頼者は、必要に応じて使用設定金額や使用可能金額初期
値を増額したり減額したり自由に書き換える(S1
4)。この書き換えの完了により、新たな設定金額で電
子小切手綴りとしてのカード1が再発行されたことにな
る。
【0035】図3は、電子小切手綴りとして用いられる
カード1の全体構成を示し、図4はそのICチップ11
の内部構成を示す。
カード1の全体構成を示し、図4はそのICチップ11
の内部構成を示す。
【0036】図3に示すように、このカード1の表面に
は、ICチップ11と、光記録媒体13とが配置されて
いる。光記録媒体13は、ピットと呼ばれる微細な穴を
レーザビーム等で形成することにより情報を記録するも
ので、読出しと追記は自由に行えるが書換えはできな
い。前述のように、この光記録媒体13には、電子小切
手の発行履歴、つまり店舗コードや発行日や支払金額等
が記録される。この発行履歴を読取ることで、支払依頼
者や被支払依頼者は電子小切手発行が正しく行われたか
否かを確認することができる。その場合、書き換え不可
能であるため、支払依頼者にとって不利益となるような
履歴の改ざんが行われる虞がない。
は、ICチップ11と、光記録媒体13とが配置されて
いる。光記録媒体13は、ピットと呼ばれる微細な穴を
レーザビーム等で形成することにより情報を記録するも
ので、読出しと追記は自由に行えるが書換えはできな
い。前述のように、この光記録媒体13には、電子小切
手の発行履歴、つまり店舗コードや発行日や支払金額等
が記録される。この発行履歴を読取ることで、支払依頼
者や被支払依頼者は電子小切手発行が正しく行われたか
否かを確認することができる。その場合、書き換え不可
能であるため、支払依頼者にとって不利益となるような
履歴の改ざんが行われる虞がない。
【0037】図4に示すように、ICチップ11は、シ
リアルインタフェース111、CPU113、マスクR
OM115、ワークRAM117、EEPROM11
9、データバス121及びアドレスバス123などを含
んだ1チップマイクロコンピュータである。
リアルインタフェース111、CPU113、マスクR
OM115、ワークRAM117、EEPROM11
9、データバス121及びアドレスバス123などを含
んだ1チップマイクロコンピュータである。
【0038】シリアルインタフェース111は、カード
発行装置3や内容確認装置5や支払処理装置7(以下、
端末装置と総称する)に対するインタフェースである。
発行装置3や内容確認装置5や支払処理装置7(以下、
端末装置と総称する)に対するインタフェースである。
【0039】マスクROM115にはCPU113の動
作プログラムが格納される。この動作プログラムには、
EEPROM119に端末装置3、5、7がアクセスす
る際のアクセス制御を行なうためのプログラム、メモリ
管理のプログラム、認証手順のプログラム等が含まれて
いる。また、ワークRAM117はCPU113のワー
クエリアである。
作プログラムが格納される。この動作プログラムには、
EEPROM119に端末装置3、5、7がアクセスす
る際のアクセス制御を行なうためのプログラム、メモリ
管理のプログラム、認証手順のプログラム等が含まれて
いる。また、ワークRAM117はCPU113のワー
クエリアである。
【0040】EEPROM119には、共通情報ファイ
ル125とアプリケーションファイル127とが設けら
れている。共通情報ファイル125には、このカード1
が利用できる種々のアプリケーションの全部に共通な情
報(例えば、メモリ管理用アドレステーブルやカード所
有者(=支払依頼者)の識別番号等)が格納され、ま
た、アプリケーションファイル127にはアプリケーシ
ョン固有の情報が格納される。電子小切手の発行という
用途は、このカード1が利用できる種々のアプリケーシ
ョンの中の一つという位置付けにあり、上述した使用設
定金額、書換金額制限キー、使用可能金額などはアプリ
ケーションファイル127内の電子小切手用エリアに記
録されることになる。
ル125とアプリケーションファイル127とが設けら
れている。共通情報ファイル125には、このカード1
が利用できる種々のアプリケーションの全部に共通な情
報(例えば、メモリ管理用アドレステーブルやカード所
有者(=支払依頼者)の識別番号等)が格納され、ま
た、アプリケーションファイル127にはアプリケーシ
ョン固有の情報が格納される。電子小切手の発行という
用途は、このカード1が利用できる種々のアプリケーシ
ョンの中の一つという位置付けにあり、上述した使用設
定金額、書換金額制限キー、使用可能金額などはアプリ
ケーションファイル127内の電子小切手用エリアに記
録されることになる。
【0041】さて、ここで重要なことは、ICチップ1
1におけるセキュリティー機能である。そこには、ハー
ドウェア面でのセキュリティー機能と、ソフトウェア面
でのセキュリティー機能とが設けられている。
1におけるセキュリティー機能である。そこには、ハー
ドウェア面でのセキュリティー機能と、ソフトウェア面
でのセキュリティー機能とが設けられている。
【0042】ハード面でのセキュリティー機能は、IC
チップ11が1チップで構成され、EEPROM119
やマスクROM115からの情報の読み出しが、CPU
113が正常に動作していない限り、不可能であること
である。つまり、CPU113を介さずにメモリ11
9、115から直接に情報を外部に読み出そうとした
り、その情報を書き換えようとしても、それは不可能で
ある。
チップ11が1チップで構成され、EEPROM119
やマスクROM115からの情報の読み出しが、CPU
113が正常に動作していない限り、不可能であること
である。つまり、CPU113を介さずにメモリ11
9、115から直接に情報を外部に読み出そうとした
り、その情報を書き換えようとしても、それは不可能で
ある。
【0043】また、ソフト面でのセキュリティ機能は、
EEPROM119やマスクROM115の特定のエリ
アに対して、読み出し規制や書き換え規制などの種々の
アクセス規制をかけることができ、その規制を解錠する
ことが全くできない、又は特定の秘密キーを用いない限
りその規制を解錠することができないようになっている
点である。
EEPROM119やマスクROM115の特定のエリ
アに対して、読み出し規制や書き換え規制などの種々の
アクセス規制をかけることができ、その規制を解錠する
ことが全くできない、又は特定の秘密キーを用いない限
りその規制を解錠することができないようになっている
点である。
【0044】具体的には、マスクROM115内のプロ
グラム、及びEEPROM119内の書き換え権限制限
キーは、読出し規制がかけられており、IC部3外に全
く読み出すことができない。つまり、これらの情報はI
C部3の内部だけで利用され、外部に知られることはな
い。また、EEPROM119内の使用設定金額、書き
換え権限制限キーには書き換え規制がかけられており、
上記書き換え権限制限キーと同一のキーを入力しない限
り、これらの書き換え規制が解錠されない。また、電子
小切手発行の都度に更新される使用可能金額にも、別の
書き換え規制がかけられており、被支払依頼者の内容確
認装置5ではこの書き換え規制を解錠することはできな
い。
グラム、及びEEPROM119内の書き換え権限制限
キーは、読出し規制がかけられており、IC部3外に全
く読み出すことができない。つまり、これらの情報はI
C部3の内部だけで利用され、外部に知られることはな
い。また、EEPROM119内の使用設定金額、書き
換え権限制限キーには書き換え規制がかけられており、
上記書き換え権限制限キーと同一のキーを入力しない限
り、これらの書き換え規制が解錠されない。また、電子
小切手発行の都度に更新される使用可能金額にも、別の
書き換え規制がかけられており、被支払依頼者の内容確
認装置5ではこの書き換え規制を解錠することはできな
い。
【0045】以上のようなアクセス規制によって、使用
設定金額は支払依頼者のみが書き換えることができ、被
支払依頼者や支払店舗ではこれを変更することができな
い。また、都度に変更される支払可能額も、被支払依頼
者が勝手に変更することはできない。更には、光記録部
14の履歴が改ざんできないため、この履歴と使用設定
金額や使用可能金額等を突き合せることで、これらのデ
ータの正当性をチェックできるので、より一層高いセキ
ュリティが確保される。
設定金額は支払依頼者のみが書き換えることができ、被
支払依頼者や支払店舗ではこれを変更することができな
い。また、都度に変更される支払可能額も、被支払依頼
者が勝手に変更することはできない。更には、光記録部
14の履歴が改ざんできないため、この履歴と使用設定
金額や使用可能金額等を突き合せることで、これらのデ
ータの正当性をチェックできるので、より一層高いセキ
ュリティが確保される。
【0046】このように、カード1では、使用設定金額
及び使用可能金額に関して、巧妙なアクセス規制がかけ
られている。そして、このカード1から電子小切手を発
行する際には、以下に述べる処理が行われることによっ
て、支払依頼者に不測の損害が生じないよう安全に電子
小切手が発行され、しかも、被支払依頼者としては支払
金額に合せた小切手発行ができるというメリットが得ら
れる。
及び使用可能金額に関して、巧妙なアクセス規制がかけ
られている。そして、このカード1から電子小切手を発
行する際には、以下に述べる処理が行われることによっ
て、支払依頼者に不測の損害が生じないよう安全に電子
小切手が発行され、しかも、被支払依頼者としては支払
金額に合せた小切手発行ができるというメリットが得ら
れる。
【0047】図5は、電子小切手発行に際して支払処理
装置7が行う処理の流れを示す。
装置7が行う処理の流れを示す。
【0048】カード1が挿入されると(S21)、IC
チップ11から使用設定金額と使用可能金額(第1回目
は使用可能金額初期値)が読み出される(S22)。そ
して、まず、使用可能金額が使用設定金額を越えていな
いか否かがチェックされ、越えている場合はエラーとし
てカード1を排出する(S30)。
チップ11から使用設定金額と使用可能金額(第1回目
は使用可能金額初期値)が読み出される(S22)。そ
して、まず、使用可能金額が使用設定金額を越えていな
いか否かがチェックされ、越えている場合はエラーとし
てカード1を排出する(S30)。
【0049】使用可能金額が使用設定金額以下であれ
ば、次に、被支払依頼者より支払金額の入力を受け付け
(S24)、その支払金額と使用可能金額とを比較する
(S25)。その結果、支払金額が使用可能金額を越え
ている場合は、エラーとしてカード1を排出する(S3
0)。
ば、次に、被支払依頼者より支払金額の入力を受け付け
(S24)、その支払金額と使用可能金額とを比較する
(S25)。その結果、支払金額が使用可能金額を越え
ている場合は、エラーとしてカード1を排出する(S3
0)。
【0050】一方、支払金額が使用可能金額以下であれ
ば、電子小切手を発行してもよいと判断し、店舗コー
ド、発行日、支払金額等の情報からなる電子小切手を発
行する(S26)。
ば、電子小切手を発行してもよいと判断し、店舗コー
ド、発行日、支払金額等の情報からなる電子小切手を発
行する(S26)。
【0051】次に、使用可能金額から支払金金額を減算
して次回の使用可能金額を計算し(S27)、カード1
のICチップ11内の使用可能金額を書き換える(S2
8)。続いて、カードの光記録媒体13に発行履歴を追
記し(S28)、最後にカード1を排出する。
して次回の使用可能金額を計算し(S27)、カード1
のICチップ11内の使用可能金額を書き換える(S2
8)。続いて、カードの光記録媒体13に発行履歴を追
記し(S28)、最後にカード1を排出する。
【0052】以上の処理により、1回の電子小切手の額
面は、常に使用可能金額以下に制限され、且つ、発行で
きる全ての電子小切手の額面の合計額は使用設定金額以
下に制限される。そして、使用設定金額は、支払依頼者
以外の者が書き換えることができない。これらのことか
ら、カード1が不正に使用されたとしても、支払依頼者
は使用設定金額を越える損害を被ることはない。また、
被支払依頼者としては、使用可能金額の範囲内であれ
ば、現金を一切持つこと無く支払額に合せた額面の小切
手が発行できるので便利である。
面は、常に使用可能金額以下に制限され、且つ、発行で
きる全ての電子小切手の額面の合計額は使用設定金額以
下に制限される。そして、使用設定金額は、支払依頼者
以外の者が書き換えることができない。これらのことか
ら、カード1が不正に使用されたとしても、支払依頼者
は使用設定金額を越える損害を被ることはない。また、
被支払依頼者としては、使用可能金額の範囲内であれ
ば、現金を一切持つこと無く支払額に合せた額面の小切
手が発行できるので便利である。
【0053】尚、図5の処理の内、特にステップS2
2、S23、S25、S27及びS28については、支
払処理装置7からICチップ11に支払金額を通知する
ことにより、ICチップ11の内部でこれらのステップ
を行うようにすれば、使用設定金額及び使用可能金額は
支払処理装置7によって取り扱われなくなるため、完全
に支払依頼者だけの取り扱いとなり、一層安全性が向上
する。
2、S23、S25、S27及びS28については、支
払処理装置7からICチップ11に支払金額を通知する
ことにより、ICチップ11の内部でこれらのステップ
を行うようにすれば、使用設定金額及び使用可能金額は
支払処理装置7によって取り扱われなくなるため、完全
に支払依頼者だけの取り扱いとなり、一層安全性が向上
する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯容易な電子的カードを利用して有価証券のごとくに
流通できる電子小切手を発行することができ、しかも、
支払者以外の他人に、ケースバイケースの支払金額に合
せた額面の電子小切手の発行手続を依頼することができ
る。また、被依頼者の不正行為や盗難や紛失などの事故
があっても、支払者の危険を一定額以下に制限すること
が可能である。
携帯容易な電子的カードを利用して有価証券のごとくに
流通できる電子小切手を発行することができ、しかも、
支払者以外の他人に、ケースバイケースの支払金額に合
せた額面の電子小切手の発行手続を依頼することができ
る。また、被依頼者の不正行為や盗難や紛失などの事故
があっても、支払者の危険を一定額以下に制限すること
が可能である。
【図1】 本発明の一実施例にかかる電子小切手システ
ムの全体構成を示すブロック図。
ムの全体構成を示すブロック図。
【図2】このシステムにおけるカード発行から支払完了
までの手続の流れの概略を示すフローチャート。
までの手続の流れの概略を示すフローチャート。
【図3】電子小切手綴りとして用いられるIC・光ハイ
ブリッドカード1の全体構成を示す平面図。
ブリッドカード1の全体構成を示す平面図。
【図4】同カードのICチップ11の内部構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図5】電子小切手発行に際して支払処理装置が行う処
理の流れを示すフローチャート。
理の流れを示すフローチャート。
1 IC・光ハイブリッドカード 3 カード発行装置 5 内容確認装置 7 支払処理装置 11 ICチップ 13 光記録媒体 119 EEPROM
Claims (5)
- 【請求項1】 小切手を電子的なデータで表現した電子
小切手を発行するためのシステムであって、 使用可能金額と、この使用可能金額の上限を定めた使用
設定金額とを格納したICチップを有するICカード
と、 前記ICカードのICチップに前記使用設定金額を書込
むためのカード発行装置と、 支払金額を入力されて、この支払金額が前記ICカード
内の使用可能金額を越えない場合にのみ、前記ICカー
ドからの前記支払金額の電子小切手の発行を受け付ける
と共に、前記支払金額を前記ICカード内の使用可能金
額から差し引く支払処理装置とを、備え、 前記ICカードのICチップは、前記使用設定金額に対
し書き換え規制を設定しており、この書き換え規制は支
払依頼者のみが知る書き換え権限制限キーを用いない限
り解錠されないことを特徴とする電子小切手システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記ICチップは、前記使用可能金額に対しても別の書
き換え規制を設定しており、この別の書き換え規制は、
前記カード発行装置及び前記支払処理装置以外の装置に
対しては解錠されないことを特徴とする電子小切手シス
テム。 - 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記ICカードは、発行された電子小切手の支払金額を
少なくとも含む発行履歴を追記するための補助記録媒体
を更に備え、 前記支払処理装置は、前記電子小切手の発行を受け付け
た時に、この発行された電子小切手の発行履歴を前記補
助記憶媒体に書込むことを特徴とする電子小切手システ
ム。 - 【請求項4】 小切手を電子的なデータで表現した電子
小切手の綴りとして機能するICカードであって、 発行できる1回の電子小切手の額面の上限を定めた使用
可能金額と、この使用可能金額の上限を定めた使用設定
金額とを格納したICチップを有し、このICチップ
は、前記使用設定金額に対し書き換え規制を設定してお
り、この書き換え規制は支払依頼者のみが知る書き換え
権限制限キーを用いない限り解錠されないことを特徴と
する電子小切手綴りカード。 - 【請求項5】 発行できる1回の小切手の額面の上限
を定めた使用可能金額と、この使用可能金額の上限を定
めた使用設定金額とを格納したICチップを有したIC
カードから、小切手を電子的なデータで表現した電子小
切手を発行させるための支払処理装置であって、 支払金額を入力されて、この支払金額が前記ICカード
内の使用可能金額を越えない場合にのみ、前記ICカー
ドからの前記支払金額の電子小切手の発行を受け付ける
手段と、 前記支払金額を前記ICカード内の使用可能金額から差
し引く手段と備えたことを特徴とする支払処理装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1871595A JPH08190598A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 電子小切手システム |
| US08/617,832 US6029887A (en) | 1994-07-18 | 1995-07-18 | Electronic bankbook and processing system for financial transaction information using electronic bankbook |
| EP95925144A EP0720102A4 (en) | 1994-07-18 | 1995-07-18 | ELECTRONIC BANK BOOK AND MONETARY TRANSACTION INFORMATION PROCESSING SYSTEM USING THE SAME |
| CN95190638.0A CN1130434A (zh) | 1994-07-18 | 1995-07-18 | 电子折子和使用电子折子的现金交易信息处理系统 |
| PCT/JP1995/001427 WO1996002890A1 (en) | 1994-07-18 | 1995-07-18 | Electronic bankbook and cash transaction information processing system using the same |
| US09/370,715 US6182891B1 (en) | 1994-07-18 | 1999-08-09 | Electronic bankbook, and processing system for financial transaction information using electronic bankbook |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1871595A JPH08190598A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 電子小切手システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08190598A true JPH08190598A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11979361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1871595A Pending JPH08190598A (ja) | 1994-07-18 | 1995-01-11 | 電子小切手システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08190598A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11110464A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Nri & Ncc Co Ltd | 電子証券の発行、移転、証明、消去のための処理システム及びその処理方法 |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP1871595A patent/JPH08190598A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11110464A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Nri & Ncc Co Ltd | 電子証券の発行、移転、証明、消去のための処理システム及びその処理方法 |
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