JPH08190894A - 蛍光ランプ装置およびこれを用いた照明装置ならびに電球形蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ装置およびこれを用いた照明装置ならびに電球形蛍光ランプ

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JPH08190894A
JPH08190894A JP7003547A JP354795A JPH08190894A JP H08190894 A JPH08190894 A JP H08190894A JP 7003547 A JP7003547 A JP 7003547A JP 354795 A JP354795 A JP 354795A JP H08190894 A JPH08190894 A JP H08190894A
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JP
Japan
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fluorescent lamp
phosphor
green
bulb
lighting
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JP7003547A
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Tadashi Kobori
正 小堀
Yuichi Sakakibara
裕一 榊原
Toshiharu Yagi
敏治 八木
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/38Devices for influencing the colour or wavelength of the light
    • H01J61/42Devices for influencing the colour or wavelength of the light by transforming the wavelength of the light by luminescence
    • H01J61/44Devices characterised by the luminescent material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • H01J61/02Details
    • H01J61/54Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】残光時間が短くてもちらつきの発生を抑止する
ことができる蛍光ランプ装置および照明装置ならびに電
球形蛍光ランプを提供する。 【構成】バルブ1の内面に、少なくとも赤、緑および青
系の3波長域に発光ピークをもち、残光時間が6.8ms
以下の蛍光体からなる被膜5を形成した蛍光ランプと、
この蛍光ランプを20kHz以上の高周波で点灯させる
高周波点灯装置22とを具備したことを特徴とする。 【作用】ランプの残光時間が短くても高周波で点灯する
から、光出力が低下する前に再放電が始まり、ちらつき
の発生を抑止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも赤、緑およ
び青の3波長領域に発光ピークを有する蛍光体の被膜を
形成した蛍光ランプを高周波点灯するようにした蛍光ラ
ンプ装置および照明装置ならびに電球形蛍光ランプに関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、一般照明用の蛍光ランプとして、
少なくとも赤、緑および青の3波長領域に発光ピークを
有する蛍光体被膜を用いて演色性を改善した蛍光ランプ
が開発されている。
【0003】この種の3波長発光形蛍光ランプは、赤色
系蛍光体、緑色系蛍光体および青色系蛍光体を所定の割
合で混合し、この混合蛍光体をバルブの内面に塗布して
構成されており、バルブに封入された水銀から発せられ
る185nmおよび254nmの紫外線により励起されてそ
れぞれの蛍光体が、440〜460nm、520〜575
nmおよび600〜620nmの領域に発光ピークをもつ光
を発するため、これら光が合成されて白色光を発し、効
率が高く、かつ演色性に優れたランプとなる。
【0004】ところで、最近、発光色の改善を目的とし
てバルブに塗布される蛍光体の研究が進み、種々の蛍光
体が開発されている。しかしながら、3波長発光形蛍光
ランプを商用電源にて点灯した場合、ちらつきを感じる
ことがある。安定点灯中にランプから出る光がちらつき
を感じる原因は種々考えられるが、その主要因は残光時
間が短いことが挙げられる。残光時間というのはランプ
の点灯を停止した場合にその光出力が1/10に低下す
るまでの時間をいう。この残光時間が長ければ、発光は
消える前に次の放電発光が始まるから、光出力の変化が
少なくなり、ちらつき感は少なくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3波長
発光形蛍光ランプにおいては、それぞれ発光波長の異な
る蛍光体を使用しており、これら蛍光体は残光特性がそ
れぞれ異なる。特に、緑系発光の蛍光体は、残光時間が
様々なものがあり、これらに中で残光時間の短い蛍光体
を使用した場合は、ちらつきが顕著に感じられる。これ
は、人間の目に敏感な視感度は、3波長のなかでも緑系
が最も優れており、よって緑系蛍光体の残光時間がちら
つき感に大きな影響を及ぼす。
【0006】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするのは、残光時間の短いランプ
であっても、ちらつきの発生を抑止することができる蛍
光ランプ装置およびこれを用いた照明装置ならびに電球
形蛍光ランプを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、 バ
ルブの内面に少なくとも赤、緑および青系の3波長域に
発光ピークをもち、残光時間が6.8ms以下の蛍光体を
用いた蛍光体被膜を形成した蛍光ランプと、この蛍光ラ
ンプを20kHz以上の周波数で点灯させる高周波点灯
装置と、を具備したことを特徴とする蛍光ランプ装置で
ある。
【0008】請求項2の発明は、 バルブの内面に少な
くとも赤、緑および青系の3波長域に発光ピークをも
ち、残光時間が6.8ms以下の蛍光体を用いた蛍光体被
膜を形成した蛍光ランプと、この蛍光ランプを40kH
z以上の周波数で点灯させる高周波点灯装置と、を具備
したことを特徴とする蛍光ランプ装置である。
【0009】請求項3の発明は、 少なくとも赤、緑お
よび青系の3波長域に発光ピークをもつ蛍光体被膜は、
緑系の光を発する蛍光体がテルビウム付活緑系蛍光体で
あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
蛍光ランプ装置である。
【0010】請求項4の発明は、 少なくとも赤、緑お
よび青系の3波長域に発光ピークをもつ蛍光体被膜は、
蛍光体全体の20%以上がテルビウム付活緑系蛍光体で
あることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
か1に記載の蛍光ランプ装置である。
【0011】請求項5のの発明は、 請求項1に記載の
蛍光ランプ装置と、この蛍光ランプ装置が組み込まれた
照明器具本体と、を具備したことを特徴とする照明装置
である。
【0012】請求項6の発明は、 一端に捩じ込み形口
金が設けられたカバーと、このカバーの他端に取着さ
れ、屈曲されたバルブの内面に、少なくとも赤、緑およ
び青系の3波長域に発光ピークをもち、残光時間が6.
8ms以下の蛍光体を用いた蛍光体被膜を形成した蛍光ラ
ンプと、上記カバーに収容され、上記蛍光ランプを20
kHz以上の周波数で点灯させる高周波点灯装置と、を
具備したことを特徴とする電球形蛍光ランプである。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、光出力が1/10に
低下するまでの残光時間が6.8ms以下の蛍光体を用い
たランプであっても、20kHz以上の高周波で点灯す
るから、光出力が1/10以下に低下する前に次の放電
発光が始まり、ちらつきの発生を抑止することができ
る。
【0014】請求項2の発明によれば、高周波を供給す
る点灯装置は40kHz以上の高周波を供給するから既
存の高周波点灯装置を使用することができる。請求項3
の発明によれば、3波長域に発光ピークをもつ蛍光体被
膜は、緑系の光を発する蛍光体がテルビウム付活緑系蛍
光体であるから、ランプ全体の残光時間が6.8ms以下
に短くなる。すなわち、人間の目に敏感な視感度は、3
波長のなかでも緑系が優れており、よって緑系蛍光体の
残光時間がちらつきを感じる場合に大きな影響を及ぼ
す。そして、緑系蛍光体はテルビウム付活タイプがマン
ガン付活タイプよりも残光時間が短いことが判ってお
り、したがって緑系蛍光体としてテルビウム付活活蛍光
体を使用した場合に、一層ちらつきが発生し易くなる。
よって、このような蛍光体を使用した場合に高周波点灯
すればちらつきの発生を防止することができる。
【0015】請求項4の発明によれば、蛍光体全体の2
0重量%以上をテルビウム付活緑系蛍光体にしたので、
上記と同様の理由により、緑系蛍光体の残光時間がちら
つきに大きな影響を及ぼすことから、残光時間の短いテ
ルビウム付活緑系蛍光体を用いた場合のちらつき抑止効
果が大きくなる。請求項5および請求項6の発明によれ
ば、ちらつき感の少ない照明装置および電球形蛍光ラン
プを提供することができる。
【0016】
【実施例】以下本発明について、図面に示す一実施例に
もとづき説明する。図中、符号10は直管形蛍光ランプ
を示すものであり、1はソーダライムガラスからなる発
光管バルブである。このバルブ1の端部はステム2、2
により閉塞されており、これらステム2、2にはウエル
ズ3…が気密に貫通されている。各ウエルズ3…には電
極4、4が取着されており、これら電極4、4はタング
ステンフィラメントからなるダブルまたはトリプルコイ
ルにより形成されている。これら電極4、4には図示し
ないBaO、SrO、CaOなどからなる電子放射物質
(エミッター)が塗布されている。
【0017】バルブ1の内面には蛍光体被膜5が形成さ
れている。この蛍光体被膜5は、少なくとも440〜4
60nm(青)、520〜575nm(緑)および600〜
620nm(赤)の領域に発光ピークをもつ3波長発光形
蛍光体により形成されている。 この3波長発光蛍光体
は、青、緑、赤の各波長域に発光する3種類の蛍光体を
混合したものであり、例えば赤色系蛍光体としては、Y
23 :Euで表される3価のユーロピウム付活酸化イ
ットリウム蛍光体、青色系蛍光体としては、BaMg2
Al1627:Euで表される2価のユーロピウム付活バ
リウム、マグネシウム、アルミン酸蛍光体、および緑色
発光蛍光体として(LaCe)PO4 :Tbで表される
3価のテルビウム付活ランタン、セリウムりん酸蛍光体
を用いている。
【0018】上記バルブ1の端部には、口金6、6が被
着されており、これら口金6、6に突設した口金ピン7
…は上記ウエルズ4…と電気的に接続されている。そし
て、バルブ1内には所定量の水銀と、所定圧力のアルゴ
ンなどからなる希ガスが封入されている。
【0019】このような構成の蛍光ランプ10は、図2
に示す通り、照明器具に取り付けられて照明装置を構成
する。照明器具は、照明器具本体20の両端部にソケッ
ト21、21を設け、これらソケット21、21間に上
記蛍光ランプ10が取付けられている。そして、照明器
具本体20には蛍光ランプ10を高周波点灯させるため
の高周波点灯装置、すなわち高周波点灯回路(インバー
タ)22が収容されている。
【0020】高周波点灯回路22は、20kHz以上の
高周波を発する回路構造となっており、公知の40kH
z以上の高周波を発するインバータ回路であってよい。
そして、上記蛍光ランプ10と高周波点灯回路22は図
3に示す回路を構成しており、高周波点灯回路22は5
0Hzの商用電源25に接続されている。
【0021】このような構成の蛍光ランプ10は、点灯
中の残光時間が6.3msとなっており、このような残光
特性を有する蛍光ランプ10はチョークコイル形安定器
で点灯すると残光時間が短いのでちらつきを感じるが、
高周波点灯回路22と組み合わせて使用することによ
り、ちらつきを抑止することができる。
【0022】これは本発明者らの実験により確認された
ものであり、以下実験について説明する。最近、蛍光体
材料の開発が著しく進歩しており、蛍光ランプに実用可
能な蛍光体の開発が進められている。本発明者らは、蛍
光体の残光時間に注目し、蛍光ランプに適用可能な蛍光
体についてその残光時間を調べた。その結果を下記表1
に示す。
【0023】
【表1】
【0024】また、上記表1に示された各蛍光体を組み
合わせて用いた40Wの直管形蛍光ランプを制作し、そ
のちらつきの発生を調べた。その結果を下記表2に示
す。なお、ちらつきは、蛍光ランプから出た光で白色の
壁面に照らし、この壁面の光を24名の観察者が観測し
てちらつきを感じるか否かを判定し、半数以上の観察者
がちらつきを感じないと評価した場合にちらつきが抑止
されたと判断した。
【0025】
【表2】
【0026】表1において、W1として示された白色系
蛍光体は、従来の蛍光ランプに単体で使用されているハ
ロりん酸カルシウム蛍光体であり、このハロりん酸カル
シウム蛍光体の1/10残光時間は29msである。この
このハロりん酸カルシウム蛍光体を使用した40Wの直
管形蛍光ランプは、チョークコイル形安定器と組み合わ
せて使用しても、表2の従来例2に示すように、ちらつ
きが認められない。また、表1でG2と示された緑系発
光蛍光体は、残光時間が28msであり、これを混合した
3波長発光形蛍光体を用いた蛍光ランプは、表2の従来
例1として示された通り、ランプ全体の残光時間は20
msとなり、半数以上の観察者がちらつきの発生を認めな
かった。
【0027】これに対し、表1のG1として示された緑
系発光蛍光体は、残光時間が6.8msであり、この緑系
蛍光体を混合した3波長発光形蛍光体を用いた蛍光ラン
プは、表2の実施例1として示されている通り、ランプ
全体の残光時間が6.3msとなり、チョークコイル形安
定器と組み合わせて使用した場合はちらつきが認められ
た。
【0028】しかし、実施例1のランプは高周波点灯す
ると、ちらつきの発生が認められない。この実施例1の
混合蛍光体を用いた40Wの直管形蛍光ランプは、図4
に示す分光分布特性を持っており、点灯100時間後の
全光束は3500lm、平均演色評価数Raは84であ
り、このランプは、ハロりん酸カルシウム蛍光体を使用
した蛍光ランプに比べて、全光束lmおよび平均演色評価
数Raともに優れていることが確認された。表2の実施
例2に示すランプは、複数の緑系蛍光体G1およびG2
を混合して使用した場合である。この場合、残光時間の
短いG1の緑系発光蛍光体を20重量%以上使用してい
るため、全体の残光時間が6.8msと、短くなる。しか
し、この場合も、20kHz以上の高周波点灯すれば、
ちらつきを防止することができた。
【0029】以上の説明から判る通り、3波長発光形蛍
光ランプ10の場合、残光時間が6.8ms以下の場合に
20kHz以上の高周波電力を用いて点灯すれば、ちら
つきの発生を抑止することができる。
【0030】この場合、周波数を40kHz以上にすれ
ば、既存の高周波点灯回路が40kHz以上の高周波を
発するから既存の高周波点灯回路を活用することができ
る。そして、3波長域に発光ピークをもつ蛍光体被膜の
緑系の光を発する蛍光体は、テルビウム付活緑系蛍光体
の場合にランプ全体の残光時間が6.8ms以下になる。
すなわち、人間の目に敏感な視感度は、3波長のなかで
も緑系に優れており、よって緑系蛍光体の残光時間がち
らつきを感じるときの大きな要素になる。そして、表1
から、緑系蛍光体はテルビウム付活タイプがマンガン付
活タイプよりも残光時間が短いことが確認される。した
がって緑系蛍光体としてテルビウム付活蛍光体を使用し
た場合に残光時間が短くなるから、このようなランプ1
0は高周波点灯回路22と組み合わせて使用すればちら
つきの防止に有効である。
【0031】さらに、表2に示す実施例1および実施例
2から理解できるように、蛍光体全体に対しテルビウム
付活緑系蛍光体の混合比が20重量%以上の場合に、上
記と同様の理由により、緑系蛍光体の残光時間が短くな
り、ランプのちらつきが顕著になる。したがって、この
ようなランプと高周波点灯回路22とを組み合わせて使
用すればちらつきを抑止することができる。
【0032】そして、図2に示す照明装置によれば、光
源としてちらつきの少ない蛍光ランプが用いられるか
ら、ちらつきの少ない照明装置を提供することができ
る。なお、本発明は上記実施例の構造に制約されるもの
ではない。すなわち、本発明は直管形蛍光ランプに限ら
ず、環形蛍光ランプや図5に示す電球形蛍光ランプなど
にも適用可能である。図5に示す電球形蛍光ランプ50
について説明する。図5において51はPBT樹脂など
の耐熱性合成樹脂からなるカバーであり、このカバー1
の一端にはE26形などのようなねじ込み形口金52が
被着されており、他端は仕切盤53により閉塞されてい
る。上記仕切盤53には、ランプ取付け筒部54が一体
に形成されており、このランプ取付け筒部54には蛍光
ランプ55が取付けられている。
【0033】けい光ランプ55は、U字形、W字形など
であってよいが、本実施例は鞍形けい光ランプを使用し
ている。鞍形けい光ランプ55の両端には電極56が封
装されており、かつバルブの内面には図示しない3波長
発光形蛍光体被膜が形成されている。ランプ55の少な
くとも一端には細管57が突出されており、この細管5
7にはアマルガム58が収容されている。このアマルガ
ム58は点灯中の水銀蒸気圧を制御するものである。な
お、バルブ内にはアルゴンなどの希ガスが封入されてい
る。
【0034】上記鞍形けい光ランプ55は、両端部が上
記仕切盤53のランプ取付け筒部54に差し込まれてお
り、シリコーンなどの熱硬化性接着剤60を介して仕切
盤53に固定されている。なお、ランプ55の中央屈曲
部も他の接着剤61を介して仕切盤53に固定されてい
るさらに、仕切盤53には、カバー51にて覆われる空
間内に位置して、トランジスタインバータを用いた高周
波点灯装置65が収容されている。高周波点灯装置は、
上記屈曲形けい光ランプ55の電極と電気的に接続され
ている。
【0035】上記けい光ランプ55は、グローブ70に
より覆われている。グローブ70は、透明または光拡散
性の合成樹脂あるいはガラスからなり、上端が開口した
カップ形状をなしている。このグローブ70は上端開口
部がカバー51の内面と仕切盤53との間に差し込ま
れ、接着剤71によってカバー51の内面および仕切盤
53に接合されているものである。
【0036】このような構成の電球形蛍光ランプ50に
おいて、残光時間の短い緑系発光蛍光体を使用すること
によりランプ全体の残光時間が短くなったとしても、2
0kHz以上の高周波により点灯すれば、ちらつきを防
止することができる。
【0037】しかも、このような電球形蛍光ランプ50
は、自身に高周波点灯装置65を備えているから、白熱
電球用ソケットに取り付けて点灯させることができる。
なお、上記実施例の場合、3波長発光形蛍光体を用いた
ランプについて説明したが、3波長以上、例えば5波長
発光形蛍光体を用いたランプであっても実施可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、残光時間が6.8ms以下の蛍光体を用いたランプ
であっても、20kHz以上の高周波で点灯するから、
放電が停止して光出力が低下する前に次の放電発光が始
まり、よってちらつきの発生を抑止することができる。
【0039】請求項2の発明によれば、高周波を供給す
る点灯装置は40kHz以上の高周波を供給するから既
存の高周波点灯装置を使用することができる。請求項3
の発明によれば、3波長域に発光ピークをもつ蛍光体被
膜は、緑系の光を発する蛍光体がテルビウム付活緑系蛍
光体であるから、ランプ全体の残光時間が6.8ms以下
に短くなる。すなわち、人間の目に敏感な視感度は、3
波長のなかでも緑系が優れており、よって緑系蛍光体の
残光時間がちらつきを感じる場合に大きな影響を及ぼ
す。そして、緑系蛍光体はテルビウム付活タイプがマン
ガン付活タイプよりも残光時間が短いことが判ってお
り、したがって緑系蛍光体としてテルビウム付活活蛍光
体を使用した場合に、一層ちらつきが発生し易くなる。
よって、このような蛍光体を使用した場合に高周波点灯
すればちらつきの発生を防止することができる。
【0040】請求項4の発明によれば、蛍光体全体の2
0重量%以上をテルビウム付活緑系蛍光体にしたので、
上記と同様の理由により、緑系蛍光体の残光時間がちら
つきに大きな影響を及ぼすことから、残光時間の短いテ
ルビウム付活緑系蛍光体を用いた場合のちらつき抑止効
果が大きくなる。請求項5および請求項6の発明によれ
ば、ちらつき感の少ない照明装置および電球形蛍光ラン
プを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す蛍光ランプの斜視図。
【図2】同実施例の蛍光ランプを光源として用いた照明
装置の正面図。
【図3】同実施例の蛍光ランプと高周波点灯回路とを示
す構成図。
【図4】同実施例の蛍光ランプの分光分布特性図。
【図5】本発明の他の実施例を示す電球形蛍光ランプの
断面図。
【符号の説明】
1…バルブ 4…電極 5…蛍光体被膜 10…蛍光ランプ 20…照明器具本体、 21…ランプソケッ
ト 22…高周波点灯回路 25…商用電源 50…電球形蛍光ランプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブの内面に少なくとも赤、緑および
    青系の3波長域に発光ピークをもち、残光時間が6.8
    ms以下の蛍光体を用いた蛍光体被膜を形成した蛍光ラン
    プと、 この蛍光ランプを20kHz以上の周波数で点灯させる
    高周波点灯装置と、 を具備したことを特徴とする蛍光ランプ装置。
  2. 【請求項2】 バルブの内面に少なくとも赤、緑および
    青系の3波長域に発光ピークをもち、残光時間が6.8
    ms以下の蛍光体を用いた蛍光体被膜を形成した蛍光ラン
    プと、 この蛍光ランプを40kHz以上の周波数で点灯させる
    高周波点灯装置と、 を具備したことを特徴とする蛍光ランプ装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも赤、緑および青系の3波長域
    に発光ピークをもつ蛍光体被膜は、緑系の光を発する蛍
    光体がテルビウム付活緑系蛍光体であることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の蛍光ランプ装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも赤、緑および青系の3波長域
    に発光ピークをもつ蛍光体被膜は、蛍光体全体の20%
    以上がテルビウム付活緑系蛍光体であることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の蛍光ラ
    ンプ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の蛍光ランプ装置と、 この蛍光ランプ装置が組み込まれた照明器具本体と、 を具備したことを特徴とする照明装置。
  6. 【請求項6】 一端に捩じ込み形口金が設けられたカバ
    ーと、 このカバーの他端に取着され、屈曲されたバルブの内面
    に、少なくとも赤、緑および青系の3波長域に発光ピー
    クをもち、残光時間が6.8ms以下の蛍光体を用いた蛍
    光体被膜を形成した蛍光ランプと、 上記カバーに収容され、上記蛍光ランプを20kHz以
    上の周波数で点灯させる高周波点灯装置と、を具備した
    ことを特徴とする電球形蛍光ランプ。
JP7003547A 1995-01-12 1995-01-12 蛍光ランプ装置およびこれを用いた照明装置ならびに電球形蛍光ランプ Pending JPH08190894A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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