JPH0819095B2 - インドロキノン化合物 - Google Patents
インドロキノン化合物Info
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- JPH0819095B2 JPH0819095B2 JP62502324A JP50232487A JPH0819095B2 JP H0819095 B2 JPH0819095 B2 JP H0819095B2 JP 62502324 A JP62502324 A JP 62502324A JP 50232487 A JP50232487 A JP 50232487A JP H0819095 B2 JPH0819095 B2 JP H0819095B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/04—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
- C07D209/04—Indoles; Hydrogenated indoles
- C07D209/10—Indoles; Hydrogenated indoles with substituted hydrocarbon radicals attached to carbon atoms of the hetero ring
- C07D209/12—Radicals substituted by oxygen atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
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- Indole Compounds (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は新規なインドロキノン化合物およびその製造
方法に関する。
方法に関する。
マイトマイシンは、多年にわたって知られているよう
に、強力な抗菌活性と細胞塞栓活性を有する抗生物質で
ある(後記文献1を参照)。特に次式(1)のマイトマ
イシンCが乳腺ガン、膵腺ガン、前立腺ガン、とりわけ
注目すべきは結腸ガン、膀胱ガン、肺ガンや胃腸ガンに
対して有効に作用すると確認されている。
に、強力な抗菌活性と細胞塞栓活性を有する抗生物質で
ある(後記文献1を参照)。特に次式(1)のマイトマ
イシンCが乳腺ガン、膵腺ガン、前立腺ガン、とりわけ
注目すべきは結腸ガン、膀胱ガン、肺ガンや胃腸ガンに
対して有効に作用すると確認されている。
しかしながら、マイトマイシンCにはいくつかの弊害
のあることが臨床治療を通じて判明したため、マイトマ
イシンCより腫瘍阻止性の高い、しかも毒性の低い抗腫
瘍剤の開発を意図として、多様のマイトマイシンCの誘
導体が合成されてきた。これらの誘導体の中でも、次式
(2)の7−メトキシマイトセンが試験管実験とマウス
実験において重要な抗菌活性能を有すると究明され(文
献2)、これを機に次式(3)で表わされるインドロキ
ノン関連化合物が数多く合成されるに至った(文献
3)。
のあることが臨床治療を通じて判明したため、マイトマ
イシンCより腫瘍阻止性の高い、しかも毒性の低い抗腫
瘍剤の開発を意図として、多様のマイトマイシンCの誘
導体が合成されてきた。これらの誘導体の中でも、次式
(2)の7−メトキシマイトセンが試験管実験とマウス
実験において重要な抗菌活性能を有すると究明され(文
献2)、これを機に次式(3)で表わされるインドロキ
ノン関連化合物が数多く合成されるに至った(文献
3)。
上述のインドロキノン化合物群は抗菌的に作用すると
はいえ、いずれのものも有毒投与量以下では腫瘍抑制効
果を示さないことが見い出されている。同化合物群の構
造上の変形度合は多分にその合成法により制約されてい
る。
はいえ、いずれのものも有毒投与量以下では腫瘍抑制効
果を示さないことが見い出されている。同化合物群の構
造上の変形度合は多分にその合成法により制約されてい
る。
マイトマイシン抗生物質はキノイド系抗腫瘍化合物
(文献9)に属しており、アントラサイクリン(文献
4)、アジリジニルキノン(文献5)、ストレプトニグ
リン(文献6)、サフラマイシン(文献7)やミトキサ
トロン(文献8)と並び称される。キノイド化合物はそ
の主要な細胞毒素作用を発揮するには還元反応されねば
ならない。この反応に適用可能なメカニズムとして、酸
化還元環化反応(文献10)と生物還元アルキル化反応
(文献11)を挙げることができる。
(文献9)に属しており、アントラサイクリン(文献
4)、アジリジニルキノン(文献5)、ストレプトニグ
リン(文献6)、サフラマイシン(文献7)やミトキサ
トロン(文献8)と並び称される。キノイド化合物はそ
の主要な細胞毒素作用を発揮するには還元反応されねば
ならない。この反応に適用可能なメカニズムとして、酸
化還元環化反応(文献10)と生物還元アルキル化反応
(文献11)を挙げることができる。
酸化還元環化反応 キノイド系細胞塞栓剤は一電子酵素還元により半キノ
ン基のアニオンに転換される。NADPH−サイトクロムP
−45レダクターゼが、無数の細胞間や細胞室内に広汎に
分布している点で、その還元反応を接触する主酵素とみ
なされる。半キノン基アニオンの酸還電位に依存し、酸
素との反応が発生する。このようにして形成された過酸
化物アニオンは多様の反応を受ける一方で、過酸化水素
と一重項酸素(1O2)に自然に不同変化する。その際、
過酸化物デスムターゼの介在を伴うと、重質状態の二酸
素が生起する。過酸化物アニオン基は過酸化水素分子と
一体になって図表IAに示すハーバー・ワイス(Haber−W
eiss)の金属接触循環において、細胞毒素作用のある水
酸基を産生する。
ン基のアニオンに転換される。NADPH−サイトクロムP
−45レダクターゼが、無数の細胞間や細胞室内に広汎に
分布している点で、その還元反応を接触する主酵素とみ
なされる。半キノン基アニオンの酸還電位に依存し、酸
素との反応が発生する。このようにして形成された過酸
化物アニオンは多様の反応を受ける一方で、過酸化水素
と一重項酸素(1O2)に自然に不同変化する。その際、
過酸化物デスムターゼの介在を伴うと、重質状態の二酸
素が生起する。過酸化物アニオン基は過酸化水素分子と
一体になって図表IAに示すハーバー・ワイス(Haber−W
eiss)の金属接触循環において、細胞毒素作用のある水
酸基を産生する。
最も反応性の高い酸素代謝産物である水酸基は、例え
ば脂質過酸化、酸素不活性化、DNA分割等の酵素環化反
応時に発生する重大損害に対し、多少なりとも加担する
といわれる。図表IAから理解できるように、NADPHの欠
乏もまた危険である。
ば脂質過酸化、酸素不活性化、DNA分割等の酵素環化反
応時に発生する重大損害に対し、多少なりとも加担する
といわれる。図表IAから理解できるように、NADPHの欠
乏もまた危険である。
細胞を遊離基害から正常に保護する酵素類が癌細胞に
は不足しており、このことから抗腫瘍キノン類の選択的
細胞毒性をある程度説明することができる(文献12)。
細胞保護のメカニズムは、過酸化物デスムターゼとカタ
ラーゼの共作用または過酸化物デスムターゼとグルタチ
オンパーオキシダーゼの共作用を含むものである。
は不足しており、このことから抗腫瘍キノン類の選択的
細胞毒性をある程度説明することができる(文献12)。
細胞保護のメカニズムは、過酸化物デスムターゼとカタ
ラーゼの共作用または過酸化物デスムターゼとグルタチ
オンパーオキシダーゼの共作用を含むものである。
生物還元アルキル化反応 還元されたキノイド系細胞塞栓剤には不安定なものも
あるが、その大部分は分解することで、生物学的に重要
な求核物質と、求核付加反応を起こす反応性中間体とに
転化する。同薬剤の作用上のメカニズムに適用される
「生物還元アルキル化反応」とは、1972年にリン(Li
n)らにより、メチル置換のベンゾキノン類とナフトキ
ノン類に由来する誘導体の生物学活性を究明する際に編
み出された反応である(文献11a)。図表IBに示したご
とく、細胞塞栓剤を含有するキノンの生物還元賦活化は
本質的にはキノン(4)をジヒドロ形状(5)に還元さ
せ、HXの放出後にα−メチレンカルボニル構造体(6)
を形成せしめる反応を含む。後者の形状はミハエルのア
クセプターとして作用し、求核物質を結合すると考えら
れる。
あるが、その大部分は分解することで、生物学的に重要
な求核物質と、求核付加反応を起こす反応性中間体とに
転化する。同薬剤の作用上のメカニズムに適用される
「生物還元アルキル化反応」とは、1972年にリン(Li
n)らにより、メチル置換のベンゾキノン類とナフトキ
ノン類に由来する誘導体の生物学活性を究明する際に編
み出された反応である(文献11a)。図表IBに示したご
とく、細胞塞栓剤を含有するキノンの生物還元賦活化は
本質的にはキノン(4)をジヒドロ形状(5)に還元さ
せ、HXの放出後にα−メチレンカルボニル構造体(6)
を形成せしめる反応を含む。後者の形状はミハエルのア
クセプターとして作用し、求核物質を結合すると考えら
れる。
キノイド化合物の効能向上のために、残基を有する別
のメチル置換基を結合させることができる。図表ICから
明らかなように、還元反応後の構造体(8)には2個ま
たはそれ以上の不飽和基が存在することからして、DNA
分子が架橋可能なことを示している。かくしてキノイド
化合物の腫瘍阻止効果が補強される。
のメチル置換基を結合させることができる。図表ICから
明らかなように、還元反応後の構造体(8)には2個ま
たはそれ以上の不飽和基が存在することからして、DNA
分子が架橋可能なことを示している。かくしてキノイド
化合物の腫瘍阻止効果が補強される。
生物還元アルキル化インドロキノン化合物は低酸素細
胞の選択化学療法剤として機能すると思われることか
ら、その重要性が高まっている。このような低酸素の悪
性細胞は、遅速的に増殖するような充実性腫瘍に発達す
るものであるが、酸素に富む腫瘍細胞または正常細胞よ
りは効率の良い還元環境を呈するので、キノン−ハイド
ロキノン型還元賦活化がより効果的に進行する。
胞の選択化学療法剤として機能すると思われることか
ら、その重要性が高まっている。このような低酸素の悪
性細胞は、遅速的に増殖するような充実性腫瘍に発達す
るものであるが、酸素に富む腫瘍細胞または正常細胞よ
りは効率の良い還元環境を呈するので、キノン−ハイド
ロキノン型還元賦活化がより効果的に進行する。
生物還元アルキル化反応は、マイトマイシン、アント
ラサイクリンやアジリジニルキノンの作用上のメカニズ
ムとして潜在的に重要な意義を有している。これらの物
質は1個または2個の電子を取り込んで還元賦活化され
る。
ラサイクリンやアジリジニルキノンの作用上のメカニズ
ムとして潜在的に重要な意義を有している。これらの物
質は1個または2個の電子を取り込んで還元賦活化され
る。
マイトマイシン抗生物質の作用上の分子メカニズムに
ついては、過去5年間に広範な研究が行われてきた(文
献14)。還元賦活化により誘導される反応性中間体(10
〜12)は図表IDのとおりである(文献15,16)。
ついては、過去5年間に広範な研究が行われてきた(文
献14)。還元賦活化により誘導される反応性中間体(10
〜12)は図表IDのとおりである(文献15,16)。
当業界において定着した所見であるが、この種の抗癌
薬剤の原型であるマイトマイシンC(MMC)は、化学還
元または酵素還元により、そのC−1炭素原子を経てDN
AやRNA等の適切な求核物質に共有結合する(文献15)。
MMCはC−1とC−10の炭素原子を経て二元アルキル剤
として作用することも認められている(文献16)。この
ようにしてDNAとの交互反応が行われると、架橋付加物
が形成される、一元、二元いずれのアルキル化反応が生
起するかは、還元条件、求核物質性状および環境pHに大
きく左右される。還元賦活化したMMCを介してDNAを蛋白
質で架橋することが報告されている(文献17)。哺乳動
物の腫瘍細胞培養物を用いたドール(Dorr)らの最近の
研究から(文献18)、MMCが投与量依存法によりDNA線維
を迅速に架橋させると判明している。DNA架橋物と細胞
毒性は適正な相関関係にあるとの報告もある(文献18,1
9)。ハシモト(Hashimoto)らによると(文献15d,15
e)、子牛の胸腺DNAの存在下でMMCの接触水素化反応に
より得た一官結合付加物の化学構造が示されている。そ
の付加物とは3種の変性求核物質、つまりMMCのC−1
をグアニンのO−6位置とN−2位置で、またアデニン
のN−6位置でそれぞれ変性したアルキル化反応生成物
である。MMCをNADPHサイトクロムP−450レダクターゼ
とキサンチンオキシダーゼにより嫌気的に還元賦活化さ
せたあと、DNAのアルキル化反応を行うことがパン(Pa
n)らによって報告されている(文献20)。この報告に
よれば、一官能結合の好適部位はグアニンのO−6位置
であると究明されている。このことは接触水素化の場合
と相反しており、DNAのアルキル化部位が還元条件に影
響されることを意味する。
薬剤の原型であるマイトマイシンC(MMC)は、化学還
元または酵素還元により、そのC−1炭素原子を経てDN
AやRNA等の適切な求核物質に共有結合する(文献15)。
MMCはC−1とC−10の炭素原子を経て二元アルキル剤
として作用することも認められている(文献16)。この
ようにしてDNAとの交互反応が行われると、架橋付加物
が形成される、一元、二元いずれのアルキル化反応が生
起するかは、還元条件、求核物質性状および環境pHに大
きく左右される。還元賦活化したMMCを介してDNAを蛋白
質で架橋することが報告されている(文献17)。哺乳動
物の腫瘍細胞培養物を用いたドール(Dorr)らの最近の
研究から(文献18)、MMCが投与量依存法によりDNA線維
を迅速に架橋させると判明している。DNA架橋物と細胞
毒性は適正な相関関係にあるとの報告もある(文献18,1
9)。ハシモト(Hashimoto)らによると(文献15d,15
e)、子牛の胸腺DNAの存在下でMMCの接触水素化反応に
より得た一官結合付加物の化学構造が示されている。そ
の付加物とは3種の変性求核物質、つまりMMCのC−1
をグアニンのO−6位置とN−2位置で、またアデニン
のN−6位置でそれぞれ変性したアルキル化反応生成物
である。MMCをNADPHサイトクロムP−450レダクターゼ
とキサンチンオキシダーゼにより嫌気的に還元賦活化さ
せたあと、DNAのアルキル化反応を行うことがパン(Pa
n)らによって報告されている(文献20)。この報告に
よれば、一官能結合の好適部位はグアニンのO−6位置
であると究明されている。このことは接触水素化の場合
と相反しており、DNAのアルキル化部位が還元条件に影
響されることを意味する。
MMCを分子活性化させる際の第一工程はMMCのハイドロ
キノン(9)への転換である(文献11c,21)。ハイドロ
キノン中間体は、マイトセン(文献22)を還元賦活化し
て得られる中間体と構造上同類である。C−10位置より
優位のC−1位置でMMCを活性化するに必要な推進力
は、アジリジンの開環によって発生し、キノンメチド
(10)の形成時に応力エネルギーを放出させる。もので
なければならない第二の求電子点(C−10)の活性化
は、HOCONH2元素の除去を経てモノキノンメチド(10)
をビスキノンメチド(11)に転換させる法と、キノンメ
チド(10)を求核補足し、得られた付加物からHOCONH2
を取り除くことにより、求電子と求核物質の両トラップ
として作用するイミニウム誘導体(12)を生起させる法
のどちらかを通じて行われる。
キノン(9)への転換である(文献11c,21)。ハイドロ
キノン中間体は、マイトセン(文献22)を還元賦活化し
て得られる中間体と構造上同類である。C−10位置より
優位のC−1位置でMMCを活性化するに必要な推進力
は、アジリジンの開環によって発生し、キノンメチド
(10)の形成時に応力エネルギーを放出させる。もので
なければならない第二の求電子点(C−10)の活性化
は、HOCONH2元素の除去を経てモノキノンメチド(10)
をビスキノンメチド(11)に転換させる法と、キノンメ
チド(10)を求核補足し、得られた付加物からHOCONH2
を取り除くことにより、求電子と求核物質の両トラップ
として作用するイミニウム誘導体(12)を生起させる法
のどちらかを通じて行われる。
イミニウム径路を支持する確証がホーンマン(Hornem
ann)らによって、また最近ではコーン(Kohn)らによ
って公表されている(文献16a,23)キノンメチド(10)
の二岐反応性も議論の余地のないまでに確立されている
(文献15a,15g,24)。極く最近ではバーチャー(Bachu
r)らが電気化学的技術を使用し、一電子還元によりキ
ノンメチドを十分に活性化できることを立証している
(文献25)。それ以前にパン(pan)らやカルヤナラマ
ン(Kalyanaraman)らにより、MMCの酵素還元から得た
半キノン代謝産物の赤血球沈降反応(ESR)による確証
が公表されている(文献26,27)。MMCは、一電子黄色酵
素還元によりキノン核に転換されたあと、嫌気条件下で
細胞中で一次の分子活性を受けると提案されている(文
献25)。このようにして生じたアニオン基はDNAや他の
求核物質と一体になって一官能付加物を形成し、その付
加物が二次的に黄色酵素活性化して新たな嫌気性遊離基
を導く。この二次活性を経て一官能付加物が例えばDNA
架橋物質の二官能付加物に転換される。
ann)らによって、また最近ではコーン(Kohn)らによ
って公表されている(文献16a,23)キノンメチド(10)
の二岐反応性も議論の余地のないまでに確立されている
(文献15a,15g,24)。極く最近ではバーチャー(Bachu
r)らが電気化学的技術を使用し、一電子還元によりキ
ノンメチドを十分に活性化できることを立証している
(文献25)。それ以前にパン(pan)らやカルヤナラマ
ン(Kalyanaraman)らにより、MMCの酵素還元から得た
半キノン代謝産物の赤血球沈降反応(ESR)による確証
が公表されている(文献26,27)。MMCは、一電子黄色酵
素還元によりキノン核に転換されたあと、嫌気条件下で
細胞中で一次の分子活性を受けると提案されている(文
献25)。このようにして生じたアニオン基はDNAや他の
求核物質と一体になって一官能付加物を形成し、その付
加物が二次的に黄色酵素活性化して新たな嫌気性遊離基
を導く。この二次活性を経て一官能付加物が例えばDNA
架橋物質の二官能付加物に転換される。
別の作用上のメカニズムは、好気条件下で酸還環化反
応により反応性の酸素種を生起させるものである。酸素
の存在下で、過回旋された共有密閉円形状(CCC)のDNA
と還元剤でMMCを培養させると、単線錐の断線物が得ら
れる(文献28)。還元MMCを使用しての円形DNAの線維断
線は酸素に依存し、カタラーゼ、過酸化物デスムターゼ
および遊離基食細胞により抑制される。文献29,30に
は、好気条件下でNADPHサイクロム、P−45レダクター
ゼとキサンチンオキシダーゼによるMMCの還元時に水酸
基を形成させることが、さらに文献30には、腫瘍細胞内
で過酸化物アニオンと水酸基の双方を形成させることが
それぞれ報告されている。MMCの致死作用、特にその毒
性は多少は反応性酸素種の発生と相関するといえる。
応により反応性の酸素種を生起させるものである。酸素
の存在下で、過回旋された共有密閉円形状(CCC)のDNA
と還元剤でMMCを培養させると、単線錐の断線物が得ら
れる(文献28)。還元MMCを使用しての円形DNAの線維断
線は酸素に依存し、カタラーゼ、過酸化物デスムターゼ
および遊離基食細胞により抑制される。文献29,30に
は、好気条件下でNADPHサイクロム、P−45レダクター
ゼとキサンチンオキシダーゼによるMMCの還元時に水酸
基を形成させることが、さらに文献30には、腫瘍細胞内
で過酸化物アニオンと水酸基の双方を形成させることが
それぞれ報告されている。MMCの致死作用、特にその毒
性は多少は反応性酸素種の発生と相関するといえる。
前掲の文献を以下に列挙する。
1a: ダブリュー・エー・レマース(W.A.Remers)、 「ザ・ケミストリー・オブ・アンチツモアー・アンチ
ビオテックス(The Chemistry of Antitumour Antibiot
ics)」、1、221(1979)、 ジョン・ウイリー・アンド・サンズ(John Wiley&So
ns) 1b: エス・ケー・カーター(S.K.Carter)と エス・テー・クルーク(S.T.Crook)、 「マイトマイシンC−カレント・ステータス・アンド
・ニュー・デベロップメンツ(MitomycinC−Current St
atus and New Developments」、1979、 「アカデミック・プレス(Academic Press」、(197
9) 1c: エム・オガワ(M.Ogawa)、 エム・ローゼンクツベッグ(M.Rosenczweig)と エム・ジェー・スタクェット(M.J.Staquet)、 「マイトマイシンC−カレント・インパクト・オン・
キャンサー・ヘモセラピー・エクスサープタ・メデカ・
プリンストン・ジュネーブ・トーキョー(MitomycinC−
Current Impact on Cancer Chemotherapy,Excerpta Med
ica,Princeton,Genova,Tokyo)」、1982 2: シー・アール・アレン(C.R.Allen)、 ジェー・エフ・ポレト・ジュニアー(J.F.Polletto,J
r.)と エム・ジェー・ワイス(M.J.Weiss)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、86、3877(1964) 3: エム・ジェー・ワイス(M.J.Weiss)、 ジー・エス・レディン(J.S.Redin)、 エー・シー・ドーンブッシュ・・ジュニアー(A.C.Do
rnbush,Jr.)、 エッチ・エル・リンドセイ(H.L.Linday)、 ジェー・エフ・ポレット(J.F.Polletto)、 ダブリュー・エー・レマース(W.A.Remers)、 アール・エッチ・ロス(R.H.Ross)と エー・イー・スロボダ(A.E.Sloboda)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、11、742(1968) 4a: エフ・アルカモーン(F.Arcamone)、 「ドキソルビシン・アンチキャンサー・アンチビオテ
ックス(Doxorubicin Anticancer Antibiotics)」、 「アカデミック・プレス(Academic Press)」、(19
81) 4b: エフ・アルカモーン(F.Arcamone)、 「メデカル・リサーチ・レビューズ(Med.Res.Re
v.)」、4、153、(1984) 5: ジェー・エス・ドリスコール(J.S.Driscoll)、 デー・エヌ・ラインホート(D.N.Reinhoudt)、 テー・エス・コノーズ(T.A.Connors)、 エッチ・エム・ピネド(H.M.Pinedo)と ケー・ダブリュー・バン・デル・ポール(K.W.van de
r Poll)、 「ストラクチャー・アクテビテー・リレーションシッ
プス・オブ・アンチツモアー・エージェンツ(Structur
e Activity Relationships of Antitumor Agent
s))」、 マーチナス・ニジョッフ・パブリッシャーズ(Martin
us Nijhoff Publishers)」(1983) 5b: エム・ヨシモト(M.Yoshimoto)、 エッチ・ミヤザワ(H.Miyazawa)、 エヌ・ニカイドー(N.Nikaido)、 ケー・シンカイ(K.Shinkai)と エヌ・アラカワ(N.Arakawa)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、22、491(1979) 6: アイ・エー・シャイキー(I.A.Shaikh)、 エフ・ジョンソン(F.Johnson)と エー・ピー・グロールマン(A.P.Grollman)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、29、1329(1979) 7a: テー・アライ(T.Arai)、 ケー・タカハシ(K.Takahashi)と エー・カボ(A.Kabo)、 「ジャーナル・オブ・アンチビオテックス(J.Antibi
ot.)」、30、1015(1977) 7b: ジェー・ダブリュー・ローン(J.W.Lown)、 エー・ブイ・ジューシャ(A.V.Joshua)と ジェー・エス・リー(J.S.Lee)、 「バイオケミストリー(Biochem.)」、(3)、419
(1982) 8a: アイ・イー・スミス(I.E.Smith)、 「キャンサー・トリートメント・レビュー(Cancer T
reat.Rev.)」、10、103(1983) 8b: シー・シー・チェン(C.C.Cheng)、 アール・キー(R.Ky)と シー・チェン(C.Cheng)、 「プログレス・イン・メデカル・ケミストリー(Prog
r.Med.Chem.)」、20、83(1983) 9: ジェー・ダブリュー・ローン(J.W.Lown)、 「アドバンセズ・イン・フリー・ラジカルス・バイオ
ロジー・アンド・メディシンズ(Adv.Free Rad. Biol.
&Med.)」、1、225〜264(1985) 10: エッチ・カパッス(H.Kappus)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
ma.)」、35、1(1986) 11a: エー・ジェー・リン(A.J.Lin)、 エー.エー・コヒズー(L.A.Cosby)、 シー・ダブリュー・シャンスキー (C.W.Shansky)
と エー・シー・サートレリ(A.C.Sartorelli)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、15、1247(1972) 11b: エッチ・ダブリュー・モーアー(H.W.Moore)と アール・クザーアニヤック(R.Czerniak)、 「メディカル・リサーチ・レビューズ(Med.Res.Re
v.)」、1、249(1981) 11c: エッチ・ダブリュー・モーアー(H.W.Moore)、 「サイエンス(Science)」、197、527(1977) 12a: シー・ポウィス(G.Powis)、 ビー・エー・スビンゲン(B.A.Svingen)と ピー・アペル(P.Appel)、 「モレキュラー・ファーマコロジー(Mol.Pharm
a.)」、20、387(1981) 12b: エル・ダブリュー・オーバライ(L.W.Oberlay)、 「スーパーオキシド・デスムターゼ(Superoxide Dis
mutase)」、2、 シー・アール・エス・プレス(CRS Press)(1982) 13a: ケー・エー・ケネデー(K.A.Kennedy)、 ビー・エー・ティチャー(B.A.Teicher)、 エス・ロックウエル(S.Rockwell)と エー・シー・サートレリ(A.C.Sartorelli)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
ma.)」、29、1(1980) 13b: ビー・エー・ティチャー(B.A.Teicher)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
ma.)」、35、67(1986) 13c: ダブリュー・エー・ウェニー(W.A.Wenny)と ダブリュー・アール・ウィルソン(W.R.Wilson)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、29、879(1986) 14: エス・スチンソン(A.Atinson)、 「ケミカル・アンド・エンジニヤリング・ニューズ
(Chem.Eng.News)」、9月号、26(1986) 15a: エム・トーマスズ(M.Tomasz)と アール・リップマン(R.Lipman)、 「バイオミストリー(Biochem.)」、20、5056(1981) 15b: エム・トーマスズ(M.Tomasz)、 エム・ジュング(M.Jung)、 ジー・ベルジン(G.Verdine)と ケー・ナカニシ(K.Nakanishi)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、106、7367(1984) 15c: ワイ・ハシモト(Y.Hashimoto)、 ケー・シュドー(K.Shudo)と テー・オカモト(T.Okamoto)、 「ケミカル・ファーマセチュカル・ブレテン(Chem.P
harm.Bull.)」、28、1961(1980) 15d: ワイ・ハシモト(Y.Hashimoto)、 ケー・シュドー(K.Shudo)と テー・オカモト(T.Okamoto)、 「テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Le
t.)」、23、6771(1982) 15e: ワイ・ハシモト(Y.Hashimoto)、 ケー・シュドー(K.Shudo)と テー・オカモト(T.Okamoto)、 「アカウンツ・オブ・ケミカル・リサーチス(Acc.Ch
em.Res.)」、17、403(1984) 15g: デー・エム・ペターソン(D.M.Peterson)と ジェー・フィッシャー(J.Fisher)、 「バイオケミストリー(Biochem.)」、25、4077(19
86) 16a: ユー・ホーンマン(U.Hornemann)、 ピー・ジェー・ケラー(P.J.Keller)と ジェー・エフ・コズロウスキー(J.F.Kozlovski)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、101、7121(1979) 16b: ユー・ホーンマン(U.Hornemann)、 ケー・イグチ(K.Iguchi)、 ピー・ジェー・ケラー(P.J.Keller)、 エッチ・エム・ビュー(H.M.Vu)、 ジェー・エフ・コズロウスキー(J.F.Kozlovski)、 エッチ・エム・ビーン(H.M.Bean)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.Org.Chem.)」、48、5026(1983) 16c: エム・ビーン(M.Bean)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.Org.Chem.)」、48、5033(1983) 16d: エム・ビーン(M.Bean)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.Org.Chem.)」、50、293(1985) 17: アール・イー・メイン(R.E.Meyn)、 エス・エフ・ジェンキンス(S.F.Jenkins)と エル・エッチ・トンプソン(L.H.Thompson)、 「キャンサー・リサーチス(Cancer Res.)」、45、3
510(1985) 18: アール・テー・ドール(R.T.Dorr)、 ジー・テー・ボウデン(G.T.Bowden)、 デー・エス・アルバーツ(D.S.Alberts)、 ジェー・デー・リディル(J.D.Liddil)と デー・アラバスター(D.Alabaster)、 「キャンサー・リサーチス(Cancer Res.)」、45、3
510(1985) 19: ケー・エー・ケネデー(K.A.Kennedy)、 ジー・デー・ガール(J.D.Gurl)、 エル・レオンダリス(L.Leondaris)と デー・アラバスター(D.Alabaster)、 「キャンサー・リサーチス(Cancer Res.)」、3541
(1985) 20: エス・エス・パン(S.S.Pan)、 テー・イラッキー(T.Iracki)と エヌ・アール・バーチャー(N.R.Bachur)、 「モレキュラー・ファーマコロジー(Mol.Pharm
a.)」、29、622(1986) 21a: エス・ジェー・ダニッシェフスキー(S.J.Danishefsk
y)と エム・シュフォリニ(M.Ciufolini)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、106、6424(1984) 21b: エス・ジェー・ダニッシェフスキー(S.J.Danishefsk
y)と エム・エグバートセン(M.Egbertsen)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、108、4648(1986) 22a: ダブリュー・エス・テーラー(W.S.Taylor)、 ジー・リー・ドベター(G.Leadbetter)、 デー・エル・フォスト(D.L.Fost)と ダブリュー・エー・レマース(W.A.Remers)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、20、138(1977) 22b: ジェー・シー・ホッジス(J.C.Hodges)と ダブリュー・エー・レマース(W.A.Remers)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、24、1184(1981) 22b: エム・エル・キャスナー(M.L.Casner)と ダブリュー・テー・ブラドナー(W.T.Bradner)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、28、1184(1981) 23: エヌ・ゼイン(N.Zein)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、108、296(1986) 24: エッチ・コーン(H.Kohn)と エヌ・ゼイン(N.Zein) 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、105、4105(1983) 25: ピー・エー・アンドリュース(P.A.Andrews)、 エス・エス・パン(S.S.Pan)と エヌ・アール・バーチャー(N.R.Bachur)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、108、4158(1986) 26: エス・エス・パン(S.S.Pan)、 ピー・エー・アンドリュース(P.A.Andrews)と シー・ジェー・グローバー(C.J.Glover)、 「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(J.Biol.Chem.)」、259、(2)、959(1984) 27: ビー・カルヤナラマン(B.Kalyanaraman)、 イー・ペレーレイエス(E.Pere−Reyes)と ピー・アール・メーソン(P.R.Mason)、 「バイオヒミー・バイオフィズーク・アクタ(Biochi
m.Biophys.Acta)」、630、119(1980) 28: ジェー・ダブリュー・ローン(J.W.Lown)、 「モレキュラー・セルラー・バイオケミストリー(Mo
l.Cellular Biochem.)」55、17(1983) 29: ティー・コミガワ(T.Komigawa)、 ティー・キクチ(T.Kikuchi)と ワイ・スイエラ(W.Suyiera)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
mac.)」、31、(22)、3651(1982) 30: シー・エー・プリットソス(C.A.Pritsos)と エー・シー・サルトレリ(A.C.Sartorelli)、 「キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)」、46、3
528(1986) 抗菌活性および細胞塞栓活性に優れるマイトマイシン
同族体を合成するに当り、本発明者らは次の要件を重視
した。
ビオテックス(The Chemistry of Antitumour Antibiot
ics)」、1、221(1979)、 ジョン・ウイリー・アンド・サンズ(John Wiley&So
ns) 1b: エス・ケー・カーター(S.K.Carter)と エス・テー・クルーク(S.T.Crook)、 「マイトマイシンC−カレント・ステータス・アンド
・ニュー・デベロップメンツ(MitomycinC−Current St
atus and New Developments」、1979、 「アカデミック・プレス(Academic Press」、(197
9) 1c: エム・オガワ(M.Ogawa)、 エム・ローゼンクツベッグ(M.Rosenczweig)と エム・ジェー・スタクェット(M.J.Staquet)、 「マイトマイシンC−カレント・インパクト・オン・
キャンサー・ヘモセラピー・エクスサープタ・メデカ・
プリンストン・ジュネーブ・トーキョー(MitomycinC−
Current Impact on Cancer Chemotherapy,Excerpta Med
ica,Princeton,Genova,Tokyo)」、1982 2: シー・アール・アレン(C.R.Allen)、 ジェー・エフ・ポレト・ジュニアー(J.F.Polletto,J
r.)と エム・ジェー・ワイス(M.J.Weiss)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、86、3877(1964) 3: エム・ジェー・ワイス(M.J.Weiss)、 ジー・エス・レディン(J.S.Redin)、 エー・シー・ドーンブッシュ・・ジュニアー(A.C.Do
rnbush,Jr.)、 エッチ・エル・リンドセイ(H.L.Linday)、 ジェー・エフ・ポレット(J.F.Polletto)、 ダブリュー・エー・レマース(W.A.Remers)、 アール・エッチ・ロス(R.H.Ross)と エー・イー・スロボダ(A.E.Sloboda)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、11、742(1968) 4a: エフ・アルカモーン(F.Arcamone)、 「ドキソルビシン・アンチキャンサー・アンチビオテ
ックス(Doxorubicin Anticancer Antibiotics)」、 「アカデミック・プレス(Academic Press)」、(19
81) 4b: エフ・アルカモーン(F.Arcamone)、 「メデカル・リサーチ・レビューズ(Med.Res.Re
v.)」、4、153、(1984) 5: ジェー・エス・ドリスコール(J.S.Driscoll)、 デー・エヌ・ラインホート(D.N.Reinhoudt)、 テー・エス・コノーズ(T.A.Connors)、 エッチ・エム・ピネド(H.M.Pinedo)と ケー・ダブリュー・バン・デル・ポール(K.W.van de
r Poll)、 「ストラクチャー・アクテビテー・リレーションシッ
プス・オブ・アンチツモアー・エージェンツ(Structur
e Activity Relationships of Antitumor Agent
s))」、 マーチナス・ニジョッフ・パブリッシャーズ(Martin
us Nijhoff Publishers)」(1983) 5b: エム・ヨシモト(M.Yoshimoto)、 エッチ・ミヤザワ(H.Miyazawa)、 エヌ・ニカイドー(N.Nikaido)、 ケー・シンカイ(K.Shinkai)と エヌ・アラカワ(N.Arakawa)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、22、491(1979) 6: アイ・エー・シャイキー(I.A.Shaikh)、 エフ・ジョンソン(F.Johnson)と エー・ピー・グロールマン(A.P.Grollman)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、29、1329(1979) 7a: テー・アライ(T.Arai)、 ケー・タカハシ(K.Takahashi)と エー・カボ(A.Kabo)、 「ジャーナル・オブ・アンチビオテックス(J.Antibi
ot.)」、30、1015(1977) 7b: ジェー・ダブリュー・ローン(J.W.Lown)、 エー・ブイ・ジューシャ(A.V.Joshua)と ジェー・エス・リー(J.S.Lee)、 「バイオケミストリー(Biochem.)」、(3)、419
(1982) 8a: アイ・イー・スミス(I.E.Smith)、 「キャンサー・トリートメント・レビュー(Cancer T
reat.Rev.)」、10、103(1983) 8b: シー・シー・チェン(C.C.Cheng)、 アール・キー(R.Ky)と シー・チェン(C.Cheng)、 「プログレス・イン・メデカル・ケミストリー(Prog
r.Med.Chem.)」、20、83(1983) 9: ジェー・ダブリュー・ローン(J.W.Lown)、 「アドバンセズ・イン・フリー・ラジカルス・バイオ
ロジー・アンド・メディシンズ(Adv.Free Rad. Biol.
&Med.)」、1、225〜264(1985) 10: エッチ・カパッス(H.Kappus)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
ma.)」、35、1(1986) 11a: エー・ジェー・リン(A.J.Lin)、 エー.エー・コヒズー(L.A.Cosby)、 シー・ダブリュー・シャンスキー (C.W.Shansky)
と エー・シー・サートレリ(A.C.Sartorelli)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、15、1247(1972) 11b: エッチ・ダブリュー・モーアー(H.W.Moore)と アール・クザーアニヤック(R.Czerniak)、 「メディカル・リサーチ・レビューズ(Med.Res.Re
v.)」、1、249(1981) 11c: エッチ・ダブリュー・モーアー(H.W.Moore)、 「サイエンス(Science)」、197、527(1977) 12a: シー・ポウィス(G.Powis)、 ビー・エー・スビンゲン(B.A.Svingen)と ピー・アペル(P.Appel)、 「モレキュラー・ファーマコロジー(Mol.Pharm
a.)」、20、387(1981) 12b: エル・ダブリュー・オーバライ(L.W.Oberlay)、 「スーパーオキシド・デスムターゼ(Superoxide Dis
mutase)」、2、 シー・アール・エス・プレス(CRS Press)(1982) 13a: ケー・エー・ケネデー(K.A.Kennedy)、 ビー・エー・ティチャー(B.A.Teicher)、 エス・ロックウエル(S.Rockwell)と エー・シー・サートレリ(A.C.Sartorelli)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
ma.)」、29、1(1980) 13b: ビー・エー・ティチャー(B.A.Teicher)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
ma.)」、35、67(1986) 13c: ダブリュー・エー・ウェニー(W.A.Wenny)と ダブリュー・アール・ウィルソン(W.R.Wilson)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、29、879(1986) 14: エス・スチンソン(A.Atinson)、 「ケミカル・アンド・エンジニヤリング・ニューズ
(Chem.Eng.News)」、9月号、26(1986) 15a: エム・トーマスズ(M.Tomasz)と アール・リップマン(R.Lipman)、 「バイオミストリー(Biochem.)」、20、5056(1981) 15b: エム・トーマスズ(M.Tomasz)、 エム・ジュング(M.Jung)、 ジー・ベルジン(G.Verdine)と ケー・ナカニシ(K.Nakanishi)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、106、7367(1984) 15c: ワイ・ハシモト(Y.Hashimoto)、 ケー・シュドー(K.Shudo)と テー・オカモト(T.Okamoto)、 「ケミカル・ファーマセチュカル・ブレテン(Chem.P
harm.Bull.)」、28、1961(1980) 15d: ワイ・ハシモト(Y.Hashimoto)、 ケー・シュドー(K.Shudo)と テー・オカモト(T.Okamoto)、 「テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Le
t.)」、23、6771(1982) 15e: ワイ・ハシモト(Y.Hashimoto)、 ケー・シュドー(K.Shudo)と テー・オカモト(T.Okamoto)、 「アカウンツ・オブ・ケミカル・リサーチス(Acc.Ch
em.Res.)」、17、403(1984) 15g: デー・エム・ペターソン(D.M.Peterson)と ジェー・フィッシャー(J.Fisher)、 「バイオケミストリー(Biochem.)」、25、4077(19
86) 16a: ユー・ホーンマン(U.Hornemann)、 ピー・ジェー・ケラー(P.J.Keller)と ジェー・エフ・コズロウスキー(J.F.Kozlovski)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、101、7121(1979) 16b: ユー・ホーンマン(U.Hornemann)、 ケー・イグチ(K.Iguchi)、 ピー・ジェー・ケラー(P.J.Keller)、 エッチ・エム・ビュー(H.M.Vu)、 ジェー・エフ・コズロウスキー(J.F.Kozlovski)、 エッチ・エム・ビーン(H.M.Bean)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.Org.Chem.)」、48、5026(1983) 16c: エム・ビーン(M.Bean)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.Org.Chem.)」、48、5033(1983) 16d: エム・ビーン(M.Bean)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.Org.Chem.)」、50、293(1985) 17: アール・イー・メイン(R.E.Meyn)、 エス・エフ・ジェンキンス(S.F.Jenkins)と エル・エッチ・トンプソン(L.H.Thompson)、 「キャンサー・リサーチス(Cancer Res.)」、45、3
510(1985) 18: アール・テー・ドール(R.T.Dorr)、 ジー・テー・ボウデン(G.T.Bowden)、 デー・エス・アルバーツ(D.S.Alberts)、 ジェー・デー・リディル(J.D.Liddil)と デー・アラバスター(D.Alabaster)、 「キャンサー・リサーチス(Cancer Res.)」、45、3
510(1985) 19: ケー・エー・ケネデー(K.A.Kennedy)、 ジー・デー・ガール(J.D.Gurl)、 エル・レオンダリス(L.Leondaris)と デー・アラバスター(D.Alabaster)、 「キャンサー・リサーチス(Cancer Res.)」、3541
(1985) 20: エス・エス・パン(S.S.Pan)、 テー・イラッキー(T.Iracki)と エヌ・アール・バーチャー(N.R.Bachur)、 「モレキュラー・ファーマコロジー(Mol.Pharm
a.)」、29、622(1986) 21a: エス・ジェー・ダニッシェフスキー(S.J.Danishefsk
y)と エム・シュフォリニ(M.Ciufolini)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、106、6424(1984) 21b: エス・ジェー・ダニッシェフスキー(S.J.Danishefsk
y)と エム・エグバートセン(M.Egbertsen)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、108、4648(1986) 22a: ダブリュー・エス・テーラー(W.S.Taylor)、 ジー・リー・ドベター(G.Leadbetter)、 デー・エル・フォスト(D.L.Fost)と ダブリュー・エー・レマース(W.A.Remers)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、20、138(1977) 22b: ジェー・シー・ホッジス(J.C.Hodges)と ダブリュー・エー・レマース(W.A.Remers)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、24、1184(1981) 22b: エム・エル・キャスナー(M.L.Casner)と ダブリュー・テー・ブラドナー(W.T.Bradner)、 「ジャーナル・オブ・メデカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)」、28、1184(1981) 23: エヌ・ゼイン(N.Zein)と エッチ・コーン(H.Kohn)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、108、296(1986) 24: エッチ・コーン(H.Kohn)と エヌ・ゼイン(N.Zein) 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、105、4105(1983) 25: ピー・エー・アンドリュース(P.A.Andrews)、 エス・エス・パン(S.S.Pan)と エヌ・アール・バーチャー(N.R.Bachur)、 「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テー(J.Amer.Chem.Soc.)」、108、4158(1986) 26: エス・エス・パン(S.S.Pan)、 ピー・エー・アンドリュース(P.A.Andrews)と シー・ジェー・グローバー(C.J.Glover)、 「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(J.Biol.Chem.)」、259、(2)、959(1984) 27: ビー・カルヤナラマン(B.Kalyanaraman)、 イー・ペレーレイエス(E.Pere−Reyes)と ピー・アール・メーソン(P.R.Mason)、 「バイオヒミー・バイオフィズーク・アクタ(Biochi
m.Biophys.Acta)」、630、119(1980) 28: ジェー・ダブリュー・ローン(J.W.Lown)、 「モレキュラー・セルラー・バイオケミストリー(Mo
l.Cellular Biochem.)」55、17(1983) 29: ティー・コミガワ(T.Komigawa)、 ティー・キクチ(T.Kikuchi)と ワイ・スイエラ(W.Suyiera)、 「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochem.Phar
mac.)」、31、(22)、3651(1982) 30: シー・エー・プリットソス(C.A.Pritsos)と エー・シー・サルトレリ(A.C.Sartorelli)、 「キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)」、46、3
528(1986) 抗菌活性および細胞塞栓活性に優れるマイトマイシン
同族体を合成するに当り、本発明者らは次の要件を重視
した。
1.キノン環の存在を必須とし、ベンゾキノン環の置換基
を変えることにより、その分子の還元電位を、その結果
として生物還元アルキル化細胞塞栓剤を目的に応じて選
択可能であること。
を変えることにより、その分子の還元電位を、その結果
として生物還元アルキル化細胞塞栓剤を目的に応じて選
択可能であること。
2.同族体には、C−1および/またはC−10に、または
C−1とC−10のビニル基類似位置の炭素原子に1個ま
たは2個の残基が結合されていなければならないこと。
C−1とC−10のビニル基類似位置の炭素原子に1個ま
たは2個の残基が結合されていなければならないこと。
3.分子全体の親油性は追加の置換基を導入することで調
節できること。
節できること。
本発明者らは、上記要件を満たす多様構造インドロキ
ノン類の製造方法を開発した。本発明の目的は、無毒投
与量で抗菌、細胞塞栓活性の向上したインドロキノン化
合物を提供することにある。
ノン類の製造方法を開発した。本発明の目的は、無毒投
与量で抗菌、細胞塞栓活性の向上したインドロキノン化
合物を提供することにある。
本発明の一態様によれば、次の一般式(I)の 式中、R2とR3はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アル
キル基、アルコキシ基、アリロキシ基、アルキルチオ
基、アルルチオ基、一級または二級アミノ基、水酸基ま
たはアミノ基、 R5は水素原子、水酸基、アルコキシ基、アルキル基また
は、 R6とR7はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子またはアルキ
ル基、 R8は−CH2X1基、−CO2 -M+基(式中、Mは金属イオ
ン)、−CO2R10基(式中、R10は水素原子またはアルキ
ル基)または−CONR′R″基(式中、R′とR″はそれ
ぞれ水素原子またはアルキル基、 R9は−CR11R12X2基、−CO2 -M+基(式中、M+は前記定義
に同じ)、−CO2R13基、ここでR11、R12とR13はそれぞ
れ水素原子またはアルキル基を示し、または−CONR′
R″基(式中、R′とR″は前記定義に同じ)、 X1とX2が存在する場合、それぞれ水素原子またはOH、OR
−OC=OR、−OCO2R、−OC=ONRR、SH、SR、−SC=OR、
−SC=SR、−SCO2R、−SC=SOR、−SC−ONRR、−SC=SN
RR、−NRR、ここでRは水素原子またはアルキル基を示
し、−OSOR、−OSO2RおよびOP(OR)2、ここでRは水素原
子、アルキル基、置換されてもよいアリール基または炭
水化物基を示す群から選ばれる基を示し、X1とX2は同じ
でも異なってもよいインドロキノン化合物が提供され
る。
キル基、アルコキシ基、アリロキシ基、アルキルチオ
基、アルルチオ基、一級または二級アミノ基、水酸基ま
たはアミノ基、 R5は水素原子、水酸基、アルコキシ基、アルキル基また
は、 R6とR7はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子またはアルキ
ル基、 R8は−CH2X1基、−CO2 -M+基(式中、Mは金属イオ
ン)、−CO2R10基(式中、R10は水素原子またはアルキ
ル基)または−CONR′R″基(式中、R′とR″はそれ
ぞれ水素原子またはアルキル基、 R9は−CR11R12X2基、−CO2 -M+基(式中、M+は前記定義
に同じ)、−CO2R13基、ここでR11、R12とR13はそれぞ
れ水素原子またはアルキル基を示し、または−CONR′
R″基(式中、R′とR″は前記定義に同じ)、 X1とX2が存在する場合、それぞれ水素原子またはOH、OR
−OC=OR、−OCO2R、−OC=ONRR、SH、SR、−SC=OR、
−SC=SR、−SCO2R、−SC=SOR、−SC−ONRR、−SC=SN
RR、−NRR、ここでRは水素原子またはアルキル基を示
し、−OSOR、−OSO2RおよびOP(OR)2、ここでRは水素原
子、アルキル基、置換されてもよいアリール基または炭
水化物基を示す群から選ばれる基を示し、X1とX2は同じ
でも異なってもよいインドロキノン化合物が提供され
る。
本発明の別の様態によると、好適な生物還元アルキル
化インドロキノン化合物は次の一般式(II)の 式中、R2は−OCH3基または一級または二級アミノ基、 R3は水素原子またはメチル基、 R5はメチルまたはブチル基、 X1とX2はそれぞれ水素原子または−OH、−OAc、−OCO
OCH3、−CONH2、−OCONHCH2CH2Cl、−OCOC6H5、−OCOC4
H9、−NHC6H5、SC=OOC2H5および−OCH3の群から選ばれ
る基を示し、X1とX2は同じでも異なってもよい化合物で
ある。
化インドロキノン化合物は次の一般式(II)の 式中、R2は−OCH3基または一級または二級アミノ基、 R3は水素原子またはメチル基、 R5はメチルまたはブチル基、 X1とX2はそれぞれ水素原子または−OH、−OAc、−OCO
OCH3、−CONH2、−OCONHCH2CH2Cl、−OCOC6H5、−OCOC4
H9、−NHC6H5、SC=OOC2H5および−OCH3の群から選ばれ
る基を示し、X1とX2は同じでも異なってもよい化合物で
ある。
本発明の特に好ましいインドロキノン化合物として
は、次の化合物を挙げることができる。
は、次の化合物を挙げることができる。
(1)3−アセトキシメチル−5−メトキシ−1−メチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−イルーアセテート(化合物EO1) (1A)3−ヒドロキシメチル−5−メトキ−1−メチル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−イルーアセテート(化合物EO1A) (1B)3−アセトキシメチル−5−メトキシ−1−メチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(化合物EO1B) (2)メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル
メチル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−
ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−カルボネート
(化合物EO2) (3)3−カルバモイロキシメチル−5−メトキシ−1
−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−イル−カルバメート(化合物EO
3) (4)3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−イル−アセテート(化合物EO4) (4A)3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO4A) (5)3−アセトキシメチル−5−(2−ヒドロキシエ
チル−1−アミノ)−1−メチル−2−[1H−インド
ール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−
アセテート(化合物EO5) (6)3−アセトキシメチル−5−(2,3−ジヒドロキ
シプロピル−1−アミノ)−1−メチル−2[1H−イ
ンドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イ
ル−アセテート(化合物EO6) (7)3−ヒドロキシメチル−5−メトキシ−1−メチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(化合物EO7) (8)3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−プロピ
レンアミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]
−プロプ−β−エン−α−オール(化合物EO8) (9)5−アジリジノ−3−ヒドロキシメチル−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO9) (10)5−メトキシ−3−メトキシメチル−1−メチル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−イル−N−[2−クロロ−1−エチル]
−カルバメート(化合物EO10) (11)3−ヒドロキシメチル−5−(4−ヒドロキシピ
ペリジノ)−1−メチル−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール(化合物E
O11) (12)3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−モルホ
リノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO12) (13)3−(N−クロロエチルカルバモイロキシメチ
ル)−5−メトキシ−1−メチル−2−[1H−インド
ール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル
N−クロロエチルカルバメート(化合物EO13) (14)3−ヒドロキシメチル−5−フェニルアミノ−1
−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−オール(化合物EO15) (15)3−ヒドロキシメチル−5−メトキシ−1−ブチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(化合物EO16) (16)5−アジリジノ−3−ヒドロキシメチル−1−ブ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO17) (17)1,6−ジメチル−5−ヒドロキシメチル−5−メ
トキシ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−オール(化合物EO18) (18)5−アジリジノ−1,6−ジメチル−3−ヒドロキ
シメチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−オール(化合物EO19) (19)3−アセトキシメチル−1,6−ジメチル−5−メ
トキシ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO33) (20)3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1,6−
ジメチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO3
5) (21)3−ベンズオキシメチル−5−メトキシ−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−イル ベンゾエート(化合物EO36) (22)3−[N−ブチルカルバモイロキシメチル]−5
−メトキシ−1−メチル−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル N−ブチ
ルカルバメート(化合物EO37) (23)5−メトキシ−1−メチル−3−[N−フェニル
カルバモイロキシメチル]−2−[1H−インドール−
4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル N−フ
ェニルカルバメート(化合物EO38) (24)5−メトキシ−1−メチル−3−(N−フェニル
アミノエチル)−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]−プロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合
物EO39) (25)5−メトキシ−1,3−ジメチル−2−[1H−イ
ンドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イ
ル アセテート(化合物EO41) (26)3−アセトキシメチル−5−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)−エチル−1−アミノ]−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−イル アセテート(化合物EO47) (27)3−アセトキシメチル−5−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)−エチル−1−アミノ]−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−オール(化合物EO48) (28)3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−[2−
ピリジルエチル−1−アミノ]−2−[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール
(化合物EO51) (29)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−[2−
ピリジルエチル−1−アミノ]−2−[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル ア
セテート(化合物EO52) (30)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−プロピ
レンアミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]
−プロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO
53) (31)5−エチルアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−
メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−オール(化合物EO56) (32)3−アセトキシメチル−5−エチルアミノ−1−
メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO58) (33)3−アセトキシメチル−5−エチルアミノ−1−
メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−オール(化合物EO59) (34)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−モルホ
リノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO60) (35)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−[2−
ピリジルエチル−1−アミノ]−2−[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール
(化合物EO62) (36)0−エチル 5−メトキシ−1−メチル−2−
[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エ
ン−α−イル ジチオカルバメート(化合物EO64) これらの好適化合物の中で、化合物EO1〜EO6とEO6〜E
O15は化合物EO7から簡便に誘導可能であると判明した。
EO1〜EO3,EO10およびEO13は、EO7の水素基X1とX2を良好
な残基性能を有する所望の官能基により置き換えれば、
EO7から直接調製できる。またEO8、EO9、EO11およびEO1
2は、EO7を過剰の適切な二級アミンで処理することによ
り、EO7から直接調製し得る。一方、EO4〜EO6は、EO7の
無水酢酸処理により導いたEO1を過剰の所定の一級また
は二級アミンで処理して調製できる。
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−イルーアセテート(化合物EO1) (1A)3−ヒドロキシメチル−5−メトキ−1−メチル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−イルーアセテート(化合物EO1A) (1B)3−アセトキシメチル−5−メトキシ−1−メチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(化合物EO1B) (2)メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル
メチル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−
ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−カルボネート
(化合物EO2) (3)3−カルバモイロキシメチル−5−メトキシ−1
−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−イル−カルバメート(化合物EO
3) (4)3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−イル−アセテート(化合物EO4) (4A)3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO4A) (5)3−アセトキシメチル−5−(2−ヒドロキシエ
チル−1−アミノ)−1−メチル−2−[1H−インド
ール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−
アセテート(化合物EO5) (6)3−アセトキシメチル−5−(2,3−ジヒドロキ
シプロピル−1−アミノ)−1−メチル−2[1H−イ
ンドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イ
ル−アセテート(化合物EO6) (7)3−ヒドロキシメチル−5−メトキシ−1−メチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(化合物EO7) (8)3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−プロピ
レンアミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]
−プロプ−β−エン−α−オール(化合物EO8) (9)5−アジリジノ−3−ヒドロキシメチル−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO9) (10)5−メトキシ−3−メトキシメチル−1−メチル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−イル−N−[2−クロロ−1−エチル]
−カルバメート(化合物EO10) (11)3−ヒドロキシメチル−5−(4−ヒドロキシピ
ペリジノ)−1−メチル−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール(化合物E
O11) (12)3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−モルホ
リノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO12) (13)3−(N−クロロエチルカルバモイロキシメチ
ル)−5−メトキシ−1−メチル−2−[1H−インド
ール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル
N−クロロエチルカルバメート(化合物EO13) (14)3−ヒドロキシメチル−5−フェニルアミノ−1
−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−オール(化合物EO15) (15)3−ヒドロキシメチル−5−メトキシ−1−ブチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(化合物EO16) (16)5−アジリジノ−3−ヒドロキシメチル−1−ブ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(化合物EO17) (17)1,6−ジメチル−5−ヒドロキシメチル−5−メ
トキシ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−オール(化合物EO18) (18)5−アジリジノ−1,6−ジメチル−3−ヒドロキ
シメチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−オール(化合物EO19) (19)3−アセトキシメチル−1,6−ジメチル−5−メ
トキシ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO33) (20)3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1,6−
ジメチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−
プロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO3
5) (21)3−ベンズオキシメチル−5−メトキシ−1−メ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−イル ベンゾエート(化合物EO36) (22)3−[N−ブチルカルバモイロキシメチル]−5
−メトキシ−1−メチル−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル N−ブチ
ルカルバメート(化合物EO37) (23)5−メトキシ−1−メチル−3−[N−フェニル
カルバモイロキシメチル]−2−[1H−インドール−
4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル N−フ
ェニルカルバメート(化合物EO38) (24)5−メトキシ−1−メチル−3−(N−フェニル
アミノエチル)−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]−プロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合
物EO39) (25)5−メトキシ−1,3−ジメチル−2−[1H−イ
ンドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イ
ル アセテート(化合物EO41) (26)3−アセトキシメチル−5−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)−エチル−1−アミノ]−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−イル アセテート(化合物EO47) (27)3−アセトキシメチル−5−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)−エチル−1−アミノ]−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−オール(化合物EO48) (28)3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−[2−
ピリジルエチル−1−アミノ]−2−[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール
(化合物EO51) (29)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−[2−
ピリジルエチル−1−アミノ]−2−[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル ア
セテート(化合物EO52) (30)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−プロピ
レンアミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]
−プロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO
53) (31)5−エチルアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−
メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−オール(化合物EO56) (32)3−アセトキシメチル−5−エチルアミノ−1−
メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO58) (33)3−アセトキシメチル−5−エチルアミノ−1−
メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プ
ロプ−β−エン−α−オール(化合物EO59) (34)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−モルホ
リノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−イル アセテート(化合物EO60) (35)3−アセトキシメチル−1−メチル−5−[2−
ピリジルエチル−1−アミノ]−2−[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール
(化合物EO62) (36)0−エチル 5−メトキシ−1−メチル−2−
[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エ
ン−α−イル ジチオカルバメート(化合物EO64) これらの好適化合物の中で、化合物EO1〜EO6とEO6〜E
O15は化合物EO7から簡便に誘導可能であると判明した。
EO1〜EO3,EO10およびEO13は、EO7の水素基X1とX2を良好
な残基性能を有する所望の官能基により置き換えれば、
EO7から直接調製できる。またEO8、EO9、EO11およびEO1
2は、EO7を過剰の適切な二級アミンで処理することによ
り、EO7から直接調製し得る。一方、EO4〜EO6は、EO7の
無水酢酸処理により導いたEO1を過剰の所定の一級また
は二級アミンで処理して調製できる。
各種化合物の合成法と収率を図表IIで説明し、合成の
具体例を後掲の実施例2〜13に示す。
具体例を後掲の実施例2〜13に示す。
EO36〜EO38、EO47、EO48、EO51〜EO53、EO56、EO58〜
EO60、EO62の各化合物をEO1またはEO7から誘導する場
合、その合成反応は前述の化合物群におけるのと同様に
進行する。EO39、EO41それにEO64は還元アルキル化条件
下でEO1から得られ、実施例14〜16に例示してある。EO3
3とEO35はEO18から得られる。EO1とEO4のインドキシノ
ン化合物中の酢酸塩基群の1基を選択的に加水分解せし
めると、EO1AとEO1B、EO4Aをそれぞれ産生する。
EO60、EO62の各化合物をEO1またはEO7から誘導する場
合、その合成反応は前述の化合物群におけるのと同様に
進行する。EO39、EO41それにEO64は還元アルキル化条件
下でEO1から得られ、実施例14〜16に例示してある。EO3
3とEO35はEO18から得られる。EO1とEO4のインドキシノ
ン化合物中の酢酸塩基群の1基を選択的に加水分解せし
めると、EO1AとEO1B、EO4Aをそれぞれ産生する。
化合物EO7自体は、m−クロロフェノールを出発物質
として、図表IIIに示す反応式に基づいて誘導できる。
として、図表IIIに示す反応式に基づいて誘導できる。
以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
実施例1 化合物EO7(20)の合成 3−クロロ−4−ニトロフェノール(3) a)m−クロロフェノール(1)のニトロ化 m−クロロフェノール(1)をニトロ化して3−クロ
ロ−4−ニトロソフェノール(2)を得た。反応はホジ
ソン(Hodgson)らのm−フルオロフェノールのニトロ
化法に従った[ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエテ
ー(J.Chem.Soc.)、1940、1270]。
ロ−4−ニトロソフェノール(2)を得た。反応はホジ
ソン(Hodgson)らのm−フルオロフェノールのニトロ
化法に従った[ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエテ
ー(J.Chem.Soc.)、1940、1270]。
NaNO2 265.5gを濃H2SO4(2.54l)に撹拌下、5℃に冷
却しながら添加した。この溶液に砕氷(1.2kg)を入れ
て5℃に保ち、ピリジン(400ml)に溶解したm−クロ
ロフェノール 227.5g(1.77mol)を加えた。反応混合
物を氷水に投入し、濾集、水洗して風乾した。
却しながら添加した。この溶液に砕氷(1.2kg)を入れ
て5℃に保ち、ピリジン(400ml)に溶解したm−クロ
ロフェノール 227.5g(1.77mol)を加えた。反応混合
物を氷水に投入し、濾集、水洗して風乾した。
b)3−クロロ−4−ニトロソフェノール(2)の酸化 3−クロロ−4−ニトロソフェノール(2)を3−ク
ロロ−4−ニトロフェノール(3)に酸化した。反応に
はホジソン(Hodgson)らの方法を使用した(同上文
献、1925、1579)。
ロロ−4−ニトロフェノール(3)に酸化した。反応に
はホジソン(Hodgson)らの方法を使用した(同上文
献、1925、1579)。
5%KOH水溶液(22l)にK3Fe(CN)61.65kgを加えた溶
液に、撹拌下で粗3−クロロ−4−ニトロソフェノール
を添加した。撹拌は室温で7日間行った。反応混合物に
H2SO4を滴下して酸性にしたあと、エーテルで抽出し
た。このエーテル抽出物を飽和NaCl水で洗浄後、MgSO4
で乾燥した。溶媒を真空蒸発させ、粗製3−クロロ−4
−ニトロフェノール(固体)199.5g(65%)を得た。こ
の生成物は3−クロロ−4−ニトロアニゾールに転換す
るに十分な純度を有した。
液に、撹拌下で粗3−クロロ−4−ニトロソフェノール
を添加した。撹拌は室温で7日間行った。反応混合物に
H2SO4を滴下して酸性にしたあと、エーテルで抽出し
た。このエーテル抽出物を飽和NaCl水で洗浄後、MgSO4
で乾燥した。溶媒を真空蒸発させ、粗製3−クロロ−4
−ニトロフェノール(固体)199.5g(65%)を得た。こ
の生成物は3−クロロ−4−ニトロアニゾールに転換す
るに十分な純度を有した。
mp:121〜122℃。
3−クロロ−4−ニトロアニゾール(4) NaH31gと無水THF(2.2l)の懸濁液に、窒素雰囲気中
で撹拌しながら3−クロロ−4−ニトロフェノール
(3)を添加し、ついでジメチルスルフェート(575m
l)を加え、混合物全体を1.5時間加熱還流した。冷却
後、反応混合物をNH4OHの希釈冷液(0℃)に投入し、
過剰ジメチルスルフェートを消失させたあと、2時間撹
拌した。生成物をジエチルエーテル抽出にて単離した。
エーテル抽出物をMgSO4で乾燥して減圧蒸発させ、3−
クロロ−4−ニトロアニゾール156g(72.4%)を得た。
で撹拌しながら3−クロロ−4−ニトロフェノール
(3)を添加し、ついでジメチルスルフェート(575m
l)を加え、混合物全体を1.5時間加熱還流した。冷却
後、反応混合物をNH4OHの希釈冷液(0℃)に投入し、
過剰ジメチルスルフェートを消失させたあと、2時間撹
拌した。生成物をジエチルエーテル抽出にて単離した。
エーテル抽出物をMgSO4で乾燥して減圧蒸発させ、3−
クロロ−4−ニトロアニゾール156g(72.4%)を得た。
1H NMR δ(CDCl3): 8.07(d,1H,J=9.5Hz,H−5), 7.05(d,1H,J=2.5Hz,H−2), 6.99(d.d,1H,J=9.5Hz,J=2.5Hz,H−6), 3.92(s,3H,OCH3)。
エチル5−メトキシ−2−ニトロフェニル シアノアセ
テート(5) NaH44.2gとDMF(870ml)の懸濁液に、エチルシアノア
セテート(197.7g)と無水DMF(162ml)の溶液を加え、
10分間撹拌後、3−クロロ−4−ニトロアニゾール156g
(0.83mol)を添加した。得られた暗色溶液を50〜55℃
で16時間加熱した。反応混合物を冷却したあと、KOHの
5%水溶液(0℃)に投入した。このようにして得た溶
液をエーテルで3回洗浄し、ついで砕氷を加えて冷却し
ながら30%HCl水溶液で酸性にした。その溶液は酸性化
の過程で暗赤色から淡黄色に変色した。コロイド溶液を
1,1,1−トリクロロエタンで5回抽出し、生成物を単離
した。結合有機層をMgSO4で乾燥し、溶媒を蒸発させた
ところ、赤色油状残留物が得られた。この油状物は精製
を要することなく次工程に使用できた。収量は218.5g
(99.5%、少量のDMF含)であった。シリカゲルとCH2Cl
2溶出液を用いる瞬間カラムクロマトグラフィーにより
サンプルの精製を行った結果、冷蔵庫内に放置すると析
出するような淡黄色油を得た。
テート(5) NaH44.2gとDMF(870ml)の懸濁液に、エチルシアノア
セテート(197.7g)と無水DMF(162ml)の溶液を加え、
10分間撹拌後、3−クロロ−4−ニトロアニゾール156g
(0.83mol)を添加した。得られた暗色溶液を50〜55℃
で16時間加熱した。反応混合物を冷却したあと、KOHの
5%水溶液(0℃)に投入した。このようにして得た溶
液をエーテルで3回洗浄し、ついで砕氷を加えて冷却し
ながら30%HCl水溶液で酸性にした。その溶液は酸性化
の過程で暗赤色から淡黄色に変色した。コロイド溶液を
1,1,1−トリクロロエタンで5回抽出し、生成物を単離
した。結合有機層をMgSO4で乾燥し、溶媒を蒸発させた
ところ、赤色油状残留物が得られた。この油状物は精製
を要することなく次工程に使用できた。収量は218.5g
(99.5%、少量のDMF含)であった。シリカゲルとCH2Cl
2溶出液を用いる瞬間カラムクロマトグラフィーにより
サンプルの精製を行った結果、冷蔵庫内に放置すると析
出するような淡黄色油を得た。
(収率95〜100%)。
mp:44〜47℃。
IR(CHCl3): 2220(CEN), 1740(エステルC=O), 1580(NO2)。1 H NMR δ(CDCl3): 8.28(d,1H,J=9Hz,H−3), 7.27(d,1H,J=2.5Hz,H−6), 7.04(dd,1H,J=2.5Hz,J=9Hz,H−4), 5.68(s,1H,CHCNCO2C2H5), 4.33(q,2H,J=7Hz,CO2CH2CH3), 3.98(s,3H,OCH3), 1.33(t,3H,J=7Hz,CO2CH2CH3)。
精密質量分析:C12H12N2O5として264.0759,理論値26
4.0772(4.9)。
4.0772(4.9)。
ジエチル 5−メトキシ−2ニトロフェニル マロネー
ト(6) エチル 5−メトキシ−2−ニトロフェニルシアノア
セテート(5)85g(0.32mol)とエタノール(510ml)
の混液を氷冷しながらHClガスで飽和させ、反応混合物
を室温で2日間撹拌した。ついで氷水(500ml)を加
え、撹拌を24時間続行した。析出物を濾集したあと、エ
タノール水溶液で再結晶し、標題化合物(6)を白色結
晶として得た(85g,85.4%)。
ト(6) エチル 5−メトキシ−2−ニトロフェニルシアノア
セテート(5)85g(0.32mol)とエタノール(510ml)
の混液を氷冷しながらHClガスで飽和させ、反応混合物
を室温で2日間撹拌した。ついで氷水(500ml)を加
え、撹拌を24時間続行した。析出物を濾集したあと、エ
タノール水溶液で再結晶し、標題化合物(6)を白色結
晶として得た(85g,85.4%)。
mp:92〜93℃。
IR(CHCl3): 1725(エステルC=O), 1580(NO2)。1 H NMR δ(CDCl3): 8.28(d,1H,J=10Hz,H−3), 6.9−7.05(m,2H,H−4,H−6), 5.44(s,1H,CHCO2C2H5), 4.30(q,4H,J=7Hz,CO2CH2CH3), 3.92(s,3H,OCH3), 1.31(t,3H,J=7Hz,CO2CH2CH3)。
精密質量分析:C12H17NO7として311.1004,理論値311.
1004(0.0) メチル3,3−ジエトキシカルボニル−2,3−ジヒドロ−5
−メトキシ−2−インドールアクリレート(9) a)ジエチル5−メトキシ−2−ニトロフェニルマロネ
ート(6)の接触還元によるジエチル2−アミノ−メト
キシフェニルマロネート(7)への転換溶媒としてトル
エン(250ml)と無水エタノール(15ml)の混液を、ま
た触媒としてPtO2(300mg)を使用することで、ジエチ
ル5−メトキシ−2−ニトロフェニルマロネート(6)
(20g,64.3mol)をH2で常圧還元した。理論値量の水素
が消費された時点で、反応混合物を高速濾過し、濾液を
30℃以下の浴温で真空乾燥した。得られた淡緑色の油状
混合物は不安定であるため、精製せずに次工程に移送し
た。
1004(0.0) メチル3,3−ジエトキシカルボニル−2,3−ジヒドロ−5
−メトキシ−2−インドールアクリレート(9) a)ジエチル5−メトキシ−2−ニトロフェニルマロネ
ート(6)の接触還元によるジエチル2−アミノ−メト
キシフェニルマロネート(7)への転換溶媒としてトル
エン(250ml)と無水エタノール(15ml)の混液を、ま
た触媒としてPtO2(300mg)を使用することで、ジエチ
ル5−メトキシ−2−ニトロフェニルマロネート(6)
(20g,64.3mol)をH2で常圧還元した。理論値量の水素
が消費された時点で、反応混合物を高速濾過し、濾液を
30℃以下の浴温で真空乾燥した。得られた淡緑色の油状
混合物は不安定であるため、精製せずに次工程に移送し
た。
IR(CHCl3): 3440,3350(NH), 1730(エステルC=O)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.7〜6.9(m,3H,芳香族,H′s), 4.69(s,1H,CHCO2C2H5), 4.27(q,4H,J=7Hz,CO2CH2CH3), 3.77(s,3H,OCH3), 3.5〜4.0(br s,2H,NH2), 1.30(t,3H,J=7Hz,CO2CH2CH3), ジエチル2−アミノ−5−メトキシフェニルマロネート
(7)とメチル3−ホルミルアクレートの縮合 粗製ジエチル2−アミノ−5−メトキシフェニルマロ
ネート(7)をメタノール(350ml)に溶解し、これに
室温下で、メタノール(50ml)に溶解したメチル3−ホ
ルミルアクリレート(7.33g)を加えた[ボールマン(B
ohlmann),ベリヒテ(Ber.),1276(1956)]。緑色反
応混合物を15分間撹拌した。ね イシン(8)のスペク
トル性状を測定するために、ジエチル2−アミノ−5−
メトキシフェニルマロネートとメチル3−ホルミルアク
リレートをトルエンを溶媒として縮合させ、溶媒蒸発
後、残留物のIRスペクトルと1H NMRスペクトルを記録し
た。
(7)とメチル3−ホルミルアクレートの縮合 粗製ジエチル2−アミノ−5−メトキシフェニルマロ
ネート(7)をメタノール(350ml)に溶解し、これに
室温下で、メタノール(50ml)に溶解したメチル3−ホ
ルミルアクリレート(7.33g)を加えた[ボールマン(B
ohlmann),ベリヒテ(Ber.),1276(1956)]。緑色反
応混合物を15分間撹拌した。ね イシン(8)のスペク
トル性状を測定するために、ジエチル2−アミノ−5−
メトキシフェニルマロネートとメチル3−ホルミルアク
リレートをトルエンを溶媒として縮合させ、溶媒蒸発
後、残留物のIRスペクトルと1H NMRスペクトルを記録し
た。
IR(CHCl3): 1730(エステルC=O)。1 H NMR δ(CDCl3): 8.23(d,1H,J=9Hz,N=CH), 7.47(dd,1H,J=16Hz,J=9Hz,CHCO2Me), 6.7〜7.3(m,2H,芳香族,H′s), 6.41(d,1H,J=16Hz,CH=CHCO2Me), 5.51[s,1H,CH=CH(CO2C2H5)2], 4.24(q,4H,J=7Hz,OCH2CH3), 3.84(s,3H,OCH3), 1.27(t,6H,J=7Hz,OCH2CH3)。
c)1,5−電気環化反応 イミン(8)のメタノール溶液にZn(OAc)2・2H2O(4.
5g)を添加し、イミンのメチル、3,3−ジエトキシカー
ボニル−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−インドー
ルアクリレート(a)への環化反応を行った。1時間撹
拌後、溶媒を真空除去し、残留物に2NHCl(300ml)とCH
2Cl2(100ml)を加えた。有機層を分解し、水相をCH2Cl
2で抽出したあと、結合有機層を2NHCl,NaHCO3飽和水溶
液およびNaCl飽和水溶液で洗浄、MgSO4で乾燥した。溶
媒を蒸発させ、23.9g(98.6%)の赤色油を得た。次工
程ではこの生成物を精製せずに用いた。同生成物の試料
を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセ
トン95/5)にて精製したところ、淡黄色油が得られた。
5g)を添加し、イミンのメチル、3,3−ジエトキシカー
ボニル−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−インドー
ルアクリレート(a)への環化反応を行った。1時間撹
拌後、溶媒を真空除去し、残留物に2NHCl(300ml)とCH
2Cl2(100ml)を加えた。有機層を分解し、水相をCH2Cl
2で抽出したあと、結合有機層を2NHCl,NaHCO3飽和水溶
液およびNaCl飽和水溶液で洗浄、MgSO4で乾燥した。溶
媒を蒸発させ、23.9g(98.6%)の赤色油を得た。次工
程ではこの生成物を精製せずに用いた。同生成物の試料
を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセ
トン95/5)にて精製したところ、淡黄色油が得られた。
IR(CHCl3): 3375(NH,w), 1730(エステルC=O)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.6〜7.15(m,4H,CH=CHCO2Me,芳香族H′s), 6.17(dd,1H,J=15.5Hz,J=1Hz,CH=CHCO2Me), 5.15(dd,1H,J=6.5Hz,N−CH), 4〜4.5(m,4H,OCH2), 3.78(s,3H), 3.73(s,3H)(OCH3,CO2CH3), 3.44(br s,1H,NH), 1.31(t,3H), 1.20(t,3H)(J=7Hz,OCH2CH3)。
精密質量分析:C19H23N1O7として377.1452、理論値37
7.1430(5.8)。
7.1430(5.8)。
メチル N−アセチル−3,3−ジエトキシカルボニル−
2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−インドールアクリ
レート(10) 粗製インドリン(9)を無水酢酸(35ml)に溶解し、
室温で1時間撹拌後、溶媒を真空除去した。残留物は次
の工程に適用するのに十分な純度を有した。その試料を
瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセト
ン95/5)により精製したところ、淡黄色油状物が得られ
た。
2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−インドールアクリ
レート(10) 粗製インドリン(9)を無水酢酸(35ml)に溶解し、
室温で1時間撹拌後、溶媒を真空除去した。残留物は次
の工程に適用するのに十分な純度を有した。その試料を
瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセト
ン95/5)により精製したところ、淡黄色油状物が得られ
た。
IR(CHCl3): 1730(エステルC=O), 1655(N−C=O)。1 H NMR δ(CDCl3): 8.07(br d,1H,J=7.5Hz,H−7), 7.13(d,1H,J=2.5Hz,H−4), 6.92(dd,1H,J=2.5Hz,J=7.5Hz,H−6), 6.75(dd,1H,J=15.5Hz,J=7Hz,CH=CHCO2Me), 6.03(dd,1H,J=15.5Hz,J=1Hz,CH=CHCO2Me), 5.68(br d,1H,J=7Hz N−CH), 4〜4.5(m,4H,OCH2CH3), 3.83(s,3H), 3.72(s,3H),(OCH3,CO2CH3), 2.25(s,3H,NCOCH3), 1.30(s,3H), 1.23(s,3H)(CO2CH2CH3)。
N−アセチル−3−カルボキシ−2,3−ジヒドロ−5−
メトキシ−2−インドール酢酸(11) 粗製N−アセチルインドール(10)をエタノール(27
0ml)に溶解し、これに氷冷下で、KOH(21.6g)と水(1
80ml)の冷液(0℃)を加えた。冷却しながら18時間撹
拌後、反応混合物を氷水に投入した。得られた溶液をエ
ーテルで3回抽出したあと、HClを用いて酸性にした。C
HCl3による抽出を6回反復し、インドリン酸(11)を水
溶液から単離した。結合有機層をMgSO4で乾燥後、揮発
物を蒸発させ、18.8g(生成物(6)基準で96%)の気
泡物を得た。
メトキシ−2−インドール酢酸(11) 粗製N−アセチルインドール(10)をエタノール(27
0ml)に溶解し、これに氷冷下で、KOH(21.6g)と水(1
80ml)の冷液(0℃)を加えた。冷却しながら18時間撹
拌後、反応混合物を氷水に投入した。得られた溶液をエ
ーテルで3回抽出したあと、HClを用いて酸性にした。C
HCl3による抽出を6回反復し、インドリン酸(11)を水
溶液から単離した。結合有機層をMgSO4で乾燥後、揮発
物を蒸発させ、18.8g(生成物(6)基準で96%)の気
泡物を得た。
IR(KBr): 2700−3600(カルボン酸OH), 1710(カルボン酸C=O)。1 H NMR(アセトン−d6): 8.1(br s,1H,H−7), 6.8〜7.2(m,3H,CH=CHCO2Me,H−4,H−6), 6.5〜7.5(br s,2H,カルボン酸OH), 5.95(d.d,1H,J=15.5Hz,J=1.5Hz,CH=CHCO2Me), 5.6(br s,1H,H−2), 4.07(br s,1H,H−3), 3.81(s,3H,OCH3), 2.25(br s,3H,COCH3)。
メチル N−アセチル−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ
−3−メトキシカルボニル−2−インドールアクリレー
ト(12) インドリン酸(11)(18.8g)と無水DMF(250ml)の
溶液にK2CO3(19.6g)とジメチルフェート(52ml)を加
え、混合物を室温で4時間撹拌したあと、過剰の2NHCl
中に投入した。1,1,1−トリクロロエタンによる抽出を
4回繰り返し、インドリンエステル誘導体(12)を単離
した。有機質抽出物をNaCl飽和水溶液で洗浄後、MgSO4
で乾燥した。溶媒を乾燥させたところ、20g(少量のDMF
含)の赤色油状物質が得られた。この生成物は精製せず
に次工程で使用できるものであった。その試料を瞬間カ
ラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/
5)に付して精製した。
−3−メトキシカルボニル−2−インドールアクリレー
ト(12) インドリン酸(11)(18.8g)と無水DMF(250ml)の
溶液にK2CO3(19.6g)とジメチルフェート(52ml)を加
え、混合物を室温で4時間撹拌したあと、過剰の2NHCl
中に投入した。1,1,1−トリクロロエタンによる抽出を
4回繰り返し、インドリンエステル誘導体(12)を単離
した。有機質抽出物をNaCl飽和水溶液で洗浄後、MgSO4
で乾燥した。溶媒を乾燥させたところ、20g(少量のDMF
含)の赤色油状物質が得られた。この生成物は精製せず
に次工程で使用できるものであった。その試料を瞬間カ
ラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/
5)に付して精製した。
IR(CHCl3):1730(エステルC=O), 1650(N−C=O)。1 H NMR δ(CDCl3): 8.13(br d,1H,J=8Hz,H−7), 6.75−8.05(m,3H,H−4,H−6,CH=CHCO2Me), 5.96(dd,1H,J=15.5Hz,CH=CHCO2Me), 5.45(br d,1H,NCH), 3.87(br s,1H,CHCO2C2H5), 3.81(s,3H), 3.77(s,3H), 3.73(s,3H)(OCH3,CO2CH3), 2.24(s,3H,NCOCH3)。
精密質量分析:C17H19N1O6として333.1240,理論値33
3.1212(8.4)。
3.1212(8.4)。
メチル5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−2−イ
ンドールアクリレート(14) 粗製インドリン(12)のトルエン溶液と1.05当量のDD
Qを18時間加熱環流した。得られたDDQH2の灰色析出物を
濾集したあと、トルエンを減圧で蒸発させ、メチルN−
アセチル−5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−2
−インドールアクリレート(13)を含む暗色の強い残留
物を得た。
ンドールアクリレート(14) 粗製インドリン(12)のトルエン溶液と1.05当量のDD
Qを18時間加熱環流した。得られたDDQH2の灰色析出物を
濾集したあと、トルエンを減圧で蒸発させ、メチルN−
アセチル−5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−2
−インドールアクリレート(13)を含む暗色の強い残留
物を得た。
同残留物の試料を瞬間カラムクロマトグラフィー(Si
O2,CH2Cl2/アセトン95/5)に付し、IR,1H,質量分光分
析によって特質化された赤色油状物質を得た。
O2,CH2Cl2/アセトン95/5)に付し、IR,1H,質量分光分
析によって特質化された赤色油状物質を得た。
IR(CHCl3): 1710(エステルC=O)。1 H NMR δ(CDCl3): 8.25(d,1H,J=16Hz,CH=CHCO2Me), 7.94(d,1H,J=9Hz,H−7), 7.60(d,1H,J=2.5Hz,H−4), 7.02(dd,J=9Hz,J=2.5Hz,H−6), 6.22(d,1H,J=16Hz,CH=CHCO2Me), 4.98(s,3H), 4.91(s,3H), 4.87(s,3H)(OCH3,CO2CH3), 2.60(s,3H,NCOCH3)。
精密質量分析:C17H17N1O6として331.1056,理論値33
3.1056(0.0)。
3.1056(0.0)。
Al2O3(塩基性)と、溶出液としてCH2Cl2とアセトン
の混液(8/2〜5/5)を使用し、上記残留物をカラムクロ
マトグラフィーにより精製したところ、11.07g(生成物
(6)基準で59%)のN−脱アセチル化インドール誘導
体(13)が黄色結晶として得られた。mp:206〜207℃。
の混液(8/2〜5/5)を使用し、上記残留物をカラムクロ
マトグラフィーにより精製したところ、11.07g(生成物
(6)基準で59%)のN−脱アセチル化インドール誘導
体(13)が黄色結晶として得られた。mp:206〜207℃。
IR(KBr): 3290(NH,vs), 1690(エステルC=O)。1 H NMR δ(DMSO−d6): 12.32(br s,1H,NH), 8.44(d,1H,J=16Hz,CH=CHCO2Me), 7.51(d,1H,J=2.5Hz,H−4), 7.42(d,1H,J=8.5Hz,H−7), 6.99(dd,1H,J=8.5Hz,J=2.5,H−6), 6.78(d,1H,J=16Hz,CH=CHCO2CH2Me), 3.93(s,3H), 3.84(s,3H), 3.81(s,3H)(CO2Me,OCH3)。
精密質量分析:C15H15N1O6として289.0950,理論値28
9.0950(0.0)。
9.0950(0.0)。
メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−4−
ニトロ−インドールアクリレート(15) メチル 5メトキシカルボニル−2−インドールアク
リレート(14)(9.2g,31.8mol)と酢酸(123ml)の溶
液を氷水溶中で冷却し、発煙硝酸(16.5ml)と酢酸(64
ml)の冷混液(0℃)を加え、混合物全体を室温で2.5
時間撹拌した。得られた黄色懸濁液を氷水中に入れ、結
晶を濾集、水洗し、50〜60℃で減圧乾燥した。
ニトロ−インドールアクリレート(15) メチル 5メトキシカルボニル−2−インドールアク
リレート(14)(9.2g,31.8mol)と酢酸(123ml)の溶
液を氷水溶中で冷却し、発煙硝酸(16.5ml)と酢酸(64
ml)の冷混液(0℃)を加え、混合物全体を室温で2.5
時間撹拌した。得られた黄色懸濁液を氷水中に入れ、結
晶を濾集、水洗し、50〜60℃で減圧乾燥した。
収量:9.34g(88%)。
mp:243〜245℃(MeOH)。
IR(KBr): 3290(インドールNH), 1700(エステルC=O)。1 H NMR δ(DMSO−d6): 12.88(br s,1H,NH), 8.21(d,1H,J=16.4Hz,CH=CHCO2Me), 7.70(d,1H,J=9.1Hz,芳香族,H), 7.39(d,1H,J=9.1Hz,芳香族,H), 6.06(d,1H,J=16.4Hz,CH=CHCO2Me), 3.93(s,3H), 3.79(s,3H), 3.73(s,3H)。
精密質量分析:C15H14N2O7として334.0805,理論値33
4.0801(1.2)。
4.0801(1.2)。
メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N−
メチル−4−ニトロ−2−インドールアクリレート(1
6) 合成は乾燥窒素雰囲気中で行った。NaH(2.9g)とDMF
(145ml))の懸濁液に撹拌下、メチル5−メトキシ−
3−メトキシカルボニル−4−ニトロ−2−インドール
アクリレート(15)(9.34g,28mmol)を加え、混合物全
体を45〜50℃に加熱した。H2の発生が止んだ時点で、暗
赤色溶液に沃化メチル(25ml)を添加した。反応混合物
を60℃で加熱を続行したところ(1時間)、溶液は黄色
に変った。この反応混合物を冷却後、10%NaHSO4の冷水
溶液(0℃)に入れ、析出した黄色結晶を濾集、水とエ
タノールで洗浄し、50〜60℃で減圧乾燥した。
メチル−4−ニトロ−2−インドールアクリレート(1
6) 合成は乾燥窒素雰囲気中で行った。NaH(2.9g)とDMF
(145ml))の懸濁液に撹拌下、メチル5−メトキシ−
3−メトキシカルボニル−4−ニトロ−2−インドール
アクリレート(15)(9.34g,28mmol)を加え、混合物全
体を45〜50℃に加熱した。H2の発生が止んだ時点で、暗
赤色溶液に沃化メチル(25ml)を添加した。反応混合物
を60℃で加熱を続行したところ(1時間)、溶液は黄色
に変った。この反応混合物を冷却後、10%NaHSO4の冷水
溶液(0℃)に入れ、析出した黄色結晶を濾集、水とエ
タノールで洗浄し、50〜60℃で減圧乾燥した。
収量:9.23g(95%)。
mp:211〜213℃。
IR(KBr): 1700(エステルC=O)。1 H NMR δ(DMSO−d6): 8.06(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 7.96(d,1H,J=9Hz,芳香族H), 7.43(d,1H,J=9Hz,芳香族H), 6.68(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 3.93(s,6H), 3.83(s,3H), 3.71(s,3H)。
精密質量分析:C16H16N2O7として348.0946,理論値34
8.0957)(3.2)。
8.0957)(3.2)。
メチル 4−アミノ−5−メトキシ−3−メトキシカル
ボニル−N−メチル−2−インドールアクリレート(1
7) メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N
−メチル−4−ニトロ−2−インドールアクリレート
(16)(9.23g,26.5mol)とエタノール(745ml)の懸濁
液に錫(14.9g)と3NHCl(200ml)を加え、30分間加熱
環流した。デカンテーションにより過剰の錫を分別した
あと、溶液をNaHCO3飽和水溶液で中和し、得られた赤色
懸濁液に当量の水を加えた。水相をCHCL3で、5回抽出
し、結合有機層をNaCl飽和水溶液で2回洗浄、MgSO4で
乾燥後、減圧濃縮した。7.94gの赤色結晶質の残留物が
得られ、精製せずに次工程に適用可能であった。
ボニル−N−メチル−2−インドールアクリレート(1
7) メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N
−メチル−4−ニトロ−2−インドールアクリレート
(16)(9.23g,26.5mol)とエタノール(745ml)の懸濁
液に錫(14.9g)と3NHCl(200ml)を加え、30分間加熱
環流した。デカンテーションにより過剰の錫を分別した
あと、溶液をNaHCO3飽和水溶液で中和し、得られた赤色
懸濁液に当量の水を加えた。水相をCHCL3で、5回抽出
し、結合有機層をNaCl飽和水溶液で2回洗浄、MgSO4で
乾燥後、減圧濃縮した。7.94gの赤色結晶質の残留物が
得られ、精製せずに次工程に適用可能であった。
mp:164.5〜165.5℃(MeOH,赤色結晶)。
IR(KBr):3470,3350(NH2), 1710(エステルC=O)。1 H NMR δ(DMSO−d6): 8.08(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 7.05(d,1H,J=8.8Hz,芳香族H), 6.75(d,1H,J=8.8Hz,芳香族H), 6.44(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 5.83(br s,2H,NH2), 3.85(s,3H), 3.81(s,3H), 3.80(s,3H), 3.77(s,3H)。
精密質量分析:C16H18N2O5として318.1227,理論値31
8.1216(3.5)。
8.1216(3.5)。
メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N−
メチル−4,7−ジオキソ−2−インドールアクリレート
(18) メチル 4−アミノ−5−メトキシ−3−メトキシカ
ルボニル−N−メチル−インドールアクリレート(17)
とエタノール(1.0l)の溶液に、フリミー塩(33.65g)
とNaH2PO4緩衝液(1.0l,0.3M,pH6)の溶液を加え、混合
物全体を室温で1時間撹拌した。析出した橙褐色結晶を
濾集、水とメタノールで洗浄し、50〜60℃で減圧乾燥し
た。5.75gのインドロキノン(18)を得た。
メチル−4,7−ジオキソ−2−インドールアクリレート
(18) メチル 4−アミノ−5−メトキシ−3−メトキシカ
ルボニル−N−メチル−インドールアクリレート(17)
とエタノール(1.0l)の溶液に、フリミー塩(33.65g)
とNaH2PO4緩衝液(1.0l,0.3M,pH6)の溶液を加え、混合
物全体を室温で1時間撹拌した。析出した橙褐色結晶を
濾集、水とメタノールで洗浄し、50〜60℃で減圧乾燥し
た。5.75gのインドロキノン(18)を得た。
別の収量を得るために、濾液をCH2Cl2で4回抽出し
た。結合有機層をNaCl飽和水溶液で洗浄し、MgSO4で乾
燥した。溶媒を蒸発させ、暗赤色残留物を得た。同残留
物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2l2/ア
セトン95/5)に付した結果、さらに1.1gのインドロキノ
ン(18)を単離することができた。
た。結合有機層をNaCl飽和水溶液で洗浄し、MgSO4で乾
燥した。溶媒を蒸発させ、暗赤色残留物を得た。同残留
物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2l2/ア
セトン95/5)に付した結果、さらに1.1gのインドロキノ
ン(18)を単離することができた。
全収量:6.85g(82%)。
mp:235〜236℃。
IR(KBr) :1715(エステルC=O), 1680(キノンC=O), 1600(キノンC=O),1 H NMR δ(DMSO−d6): 7.63(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 6.38(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 5.96(s,1H,H−6), 4.05(s,3H), 3.84(s,3H), 3.81(s,3H), 3.76(s,3H)。
精密質量分析:C16H15N1O7として333.0843,理論値33
3.0938(1.5)。
3.0938(1.5)。
メチル 4.7−ジヒドロキシ−5−メトキシ−3−メト
キシカルボニル−N−メチル−2−インドールアクリレ
ート(19) メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N
−メチル−4,7−ジオキソ−2−インドールアクリレー
ト(18)(6.64g,20mmol)をクロロホルム(600ml)と
エタノール(215ml)の混液中に溶解し、Na2SO2O4(42
g)の水溶液(260ml))を加え、撹拌下に室温で30分間
還元させた。有機層を分離、NaCl飽和水溶液で洗浄し、
MgSO4で乾燥したあと減圧濃縮した。残留物(6.6g,99
%)は次工程で使用するのに十分な純度を有した。
キシカルボニル−N−メチル−2−インドールアクリレ
ート(19) メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N
−メチル−4,7−ジオキソ−2−インドールアクリレー
ト(18)(6.64g,20mmol)をクロロホルム(600ml)と
エタノール(215ml)の混液中に溶解し、Na2SO2O4(42
g)の水溶液(260ml))を加え、撹拌下に室温で30分間
還元させた。有機層を分離、NaCl飽和水溶液で洗浄し、
MgSO4で乾燥したあと減圧濃縮した。残留物(6.6g,99
%)は次工程で使用するのに十分な純度を有した。
IR(KBr): 3200〜3500(OH), 1720(エステルC=O)。1 H NMR δ(DMSO−d6): 10.60(s,1H,OH), 9.48(br s,1H,OH), 8.04(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 6.53(s,1H,H−6), 6.44(d,1H,J=16.5Hz,CH=CHCO2Me), 4.06(s,3H), 3.90(s,3H), 3.83(s,3H), 3.76(s,3H)。
メチル 4.7−ジヒドロキシ−5−メトキシ−3−メ
トキシカルボニル−N−メチル−2−インドールアクリ
レート(19)(6.6g,19.7mmol)と無水CH2Cl2(700ml)
の懸濁液に乾燥窒素雰囲気中で撹拌下に−30℃以下の温
度を維持し、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(DIBA
L−H)(1.5M)とトルエン(119ml)を添加した。混合
物全体を0℃で2.5時間撹拌したあと、ドライアイス/
エタノール浴中で0℃に冷却しながら1wFeCl3(198m
l),0.1NHCl)を加えた。反応混合物を0℃で10分間撹
拌後、高速濾過した。フィルターケーキの暗色上層を加
温CHCl3で6回抽出し、濾液有機層と結合CHCl3抽出物を
NaCl飽和水溶液で2回洗浄したあと、MgSO4で乾燥し
た。揮発物を蒸発させ、4.4gの黒色結晶質残留物を得
た。瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/ア
セトン7/3)に付したところ、3.g(55%)のEO7が紫色
結晶として得られた。
トキシカルボニル−N−メチル−2−インドールアクリ
レート(19)(6.6g,19.7mmol)と無水CH2Cl2(700ml)
の懸濁液に乾燥窒素雰囲気中で撹拌下に−30℃以下の温
度を維持し、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(DIBA
L−H)(1.5M)とトルエン(119ml)を添加した。混合
物全体を0℃で2.5時間撹拌したあと、ドライアイス/
エタノール浴中で0℃に冷却しながら1wFeCl3(198m
l),0.1NHCl)を加えた。反応混合物を0℃で10分間撹
拌後、高速濾過した。フィルターケーキの暗色上層を加
温CHCl3で6回抽出し、濾液有機層と結合CHCl3抽出物を
NaCl飽和水溶液で2回洗浄したあと、MgSO4で乾燥し
た。揮発物を蒸発させ、4.4gの黒色結晶質残留物を得
た。瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/ア
セトン7/3)に付したところ、3.g(55%)のEO7が紫色
結晶として得られた。
IR(KBr): 3100〜3600(OH), 1690(キノンC=O)。
1600(キノンC=O)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.48(s,1H,J=16.1Hz,CH=CHCH2OH), 6.14(dt,1H,J=16.1Hz,J=6.4Hz CH=CH2OH), 5.66(s,1H,H−6), 4.68(d,2H,J=6.4Hz,CH=CHCH2OH), 4.38(s,2H,芳香族,CH2OH), 3.9(br s,1H,OH), 3.91(s,3H), 3.82(s,3H), 精密質量分析:C14H15N1O5として277.0950,理論値22
7.0950(0.0)。
7.0950(0.0)。
注記 IRスペクトルの記録にはパーキン−エルマー257(Per
kin−Elmer257)の装置を使用し、1H NMRスペクトルは
バリアン・エー10(Varian A−10)とブルッカー・ダブ
リュー・エム250(Brucker WM250)の装置により記録し
た。化学シフトはTMSに対するppm単位のδ値として報告
されている。(δTMS=0.0ppm)。質量スペクトルの全
データはエー・イー・アイ−902(AEI−902)またはバ
リアン・マット711(Varian Mat711)の質量分光計にて
記録した。精密質量分析の末尾にカッコで示した数字は
理論質量(ppm)と実測質量(ppm)の絶対値である。融
点(mp)は未修正の値である。
kin−Elmer257)の装置を使用し、1H NMRスペクトルは
バリアン・エー10(Varian A−10)とブルッカー・ダブ
リュー・エム250(Brucker WM250)の装置により記録し
た。化学シフトはTMSに対するppm単位のδ値として報告
されている。(δTMS=0.0ppm)。質量スペクトルの全
データはエー・イー・アイ−902(AEI−902)またはバ
リアン・マット711(Varian Mat711)の質量分光計にて
記録した。精密質量分析の末尾にカッコで示した数字は
理論質量(ppm)と実測質量(ppm)の絶対値である。融
点(mp)は未修正の値である。
本発明の新規な生物還元アルキル化インドロキノン類
は細胞塞栓剤として作用し、DNAの複製を干渉するもの
と考えられる。(図表IV)。
は細胞塞栓剤として作用し、DNAの複製を干渉するもの
と考えられる。(図表IV)。
ベンゾキノン環を還元させる一方、2個の残基Xを除
去すれば、反応性の高い両ビニレン同族系のオルトーキ
ノンメチド(D)が誘導される。この化合物にミカエル
付加反応を介してDNAの両補助繊維を結合すると、架橋
反応が発生し、DNA複製過程を阻害する。
去すれば、反応性の高い両ビニレン同族系のオルトーキ
ノンメチド(D)が誘導される。この化合物にミカエル
付加反応を介してDNAの両補助繊維を結合すると、架橋
反応が発生し、DNA複製過程を阻害する。
インドロキノンIIの還元アルキル化メカニズムについ
ては綿密な研究が行われており、これまでに多数のイン
ドロキノン化合物が種々の条件下で還元反応されてきた
(図表V)。外部弱求核物質(アミノベンゼンのパラ置
換誘導体)の存在下でパラ−インドロキノン誘導体(2
1)(R2=OCH3)をNa2S2O4で処理したところ、C−1炭
素原子にアシル基の残置したC−10付加物(22)が得ら
れた。最も有意なことは、弱求核物質に代えてEt3Nの存
在下で反応を行った場合、3−メチル誘導体(23)が生
成されると思われることである。Na2S2O4の存在下でイ
ンドロキノン(21)(R2=OCH3またはNHC2H5)を硫黄求
核物質つまりエチルキサンテートカリウム アニオンま
たはN,N−ジエチルカルバメート アニオンで還元して
得られる反応性中間体を捕捉すると、C−10付加物が形
成されることも認められた。以上の事実から見て、Na2S
2O4不存では反応は進行しないと理解できる。
ては綿密な研究が行われており、これまでに多数のイン
ドロキノン化合物が種々の条件下で還元反応されてきた
(図表V)。外部弱求核物質(アミノベンゼンのパラ置
換誘導体)の存在下でパラ−インドロキノン誘導体(2
1)(R2=OCH3)をNa2S2O4で処理したところ、C−1炭
素原子にアシル基の残置したC−10付加物(22)が得ら
れた。最も有意なことは、弱求核物質に代えてEt3Nの存
在下で反応を行った場合、3−メチル誘導体(23)が生
成されると思われることである。Na2S2O4の存在下でイ
ンドロキノン(21)(R2=OCH3またはNHC2H5)を硫黄求
核物質つまりエチルキサンテートカリウム アニオンま
たはN,N−ジエチルカルバメート アニオンで還元して
得られる反応性中間体を捕捉すると、C−10付加物が形
成されることも認められた。以上の事実から見て、Na2S
2O4不存では反応は進行しないと理解できる。
上記結果から結論を引き出せば、、インドロキノン
(21)はNa2S2O4還元によりC−10炭素原子において活
性を呈する。一方、マイトマイシン類はC−1付加物を
主体に形成する点で、インドロキノンとは活性化過程を
異にする。C−10炭素原子の活性メカニズムを図表VIに
示した。反応性中間体(26)は求核、求電子の両付加反
応を受容できる。
(21)はNa2S2O4還元によりC−10炭素原子において活
性を呈する。一方、マイトマイシン類はC−1付加物を
主体に形成する点で、インドロキノンとは活性化過程を
異にする。C−10炭素原子の活性メカニズムを図表VIに
示した。反応性中間体(26)は求核、求電子の両付加反
応を受容できる。
反応性イミニウム種の形成に加え、H2/pto2還元反応
の実験結果から、キノンメチド類(27,28)とインドロ
ジヒドロキノン(29)の中間体としての確証が得られて
イる。その際、キノンメチドの捕捉に求電子(H+または
D+が使用された。反応条件を適切に選択したならば、キ
ノンメチドの求核付加反応も可能である(図表VII)
[イーエー・オーストベーン(E.A.Oostveen)とダブリ
ュー・エヌ・スペッカンプ(W.N.Speckamp)、テトラヘ
ドロン(Tetrahedron)、43、255〜262(1987)]。
の実験結果から、キノンメチド類(27,28)とインドロ
ジヒドロキノン(29)の中間体としての確証が得られて
イる。その際、キノンメチドの捕捉に求電子(H+または
D+が使用された。反応条件を適切に選択したならば、キ
ノンメチドの求核付加反応も可能である(図表VII)
[イーエー・オーストベーン(E.A.Oostveen)とダブリ
ュー・エヌ・スペッカンプ(W.N.Speckamp)、テトラヘ
ドロン(Tetrahedron)、43、255〜262(1987)]。
R2キノン置換基の影響については、インドロキノン類
(30a,306)のH2/PtO2還元反応により実証されている
(図表VIII)。OAc基は電子供与置換基の刺激を受けて
除去されるが、このことは生物還元活性化メカニズムと
首尾一貫している。活性化過程のNHEt基は内部プロトン
受容体としても作用する。またプロトン受容体の役割は
外部塩基(Et3N)によって達成することが観察されている
(前掲文献30)。
(30a,306)のH2/PtO2還元反応により実証されている
(図表VIII)。OAc基は電子供与置換基の刺激を受けて
除去されるが、このことは生物還元活性化メカニズムと
首尾一貫している。活性化過程のNHEt基は内部プロトン
受容体としても作用する。またプロトン受容体の役割は
外部塩基(Et3N)によって達成することが観察されている
(前掲文献30)。
現在までに仮定されてきたことによれば、インドロキノ
ン類(式II)からキノンメチド類やイミニウム化合物を
形成する場合、二電子/2H+還元反応が必要であった。
しかし、一電子還元したインドロキノシンIIつまり半キ
ノン基アニオンが分解によりアルキル化中間体に転化可
能である(図表IX)。後者の賦活化は、MMCおよびマイ
トセンの還元反応を通じて最近になって究明されたプロ
セスである(前掲文献25)。
ン類(式II)からキノンメチド類やイミニウム化合物を
形成する場合、二電子/2H+還元反応が必要であった。
しかし、一電子還元したインドロキノシンIIつまり半キ
ノン基アニオンが分解によりアルキル化中間体に転化可
能である(図表IX)。後者の賦活化は、MMCおよびマイ
トセンの還元反応を通じて最近になって究明されたプロ
セスである(前掲文献25)。
インドロキノンの一般式中のR2は、半波還元電位、ひ
いては生物還元アルキル化細胞塞栓剤の選択性に大きな
影響を及ぼす基であり、分子全体の親油性も少なからず
R2基の性状に左右される。メトキシ基のほか、多様の一
級、二級アミン類から誘導されるアルキコシ基やアミノ
基の使用が可能である。アミノ基以外の適例基として、
CH3OCH2CH2NH−HSCH2CH2NH−C2H5SCH2CH2NH−,3−ピリ
ジルアミノ−1,C−N(CH2CH2)2NCHO,F,Cl,Br,3−ピラゾ
イルおよび を挙げることができる。
いては生物還元アルキル化細胞塞栓剤の選択性に大きな
影響を及ぼす基であり、分子全体の親油性も少なからず
R2基の性状に左右される。メトキシ基のほか、多様の一
級、二級アミン類から誘導されるアルキコシ基やアミノ
基の使用が可能である。アミノ基以外の適例基として、
CH3OCH2CH2NH−HSCH2CH2NH−C2H5SCH2CH2NH−,3−ピリ
ジルアミノ−1,C−N(CH2CH2)2NCHO,F,Cl,Br,3−ピラゾ
イルおよび を挙げることができる。
図表IVの反応において、ハイドロキノン(B)から反
応性中間体(C)と(D)を形成する際の容易性は、置
換基X(X1とX2)に含まれる残基の性状によって決ま
る。EO1からEO64の化合物に使用された基以外に、特筆
できる基は、−OCONHCH3,−OSO2CH3,−OSOCH3,NHAr,
−SC=SN(Et)2および−OSO2C6H5−P−CH3である。
応性中間体(C)と(D)を形成する際の容易性は、置
換基X(X1とX2)に含まれる残基の性状によって決ま
る。EO1からEO64の化合物に使用された基以外に、特筆
できる基は、−OCONHCH3,−OSO2CH3,−OSOCH3,NHAr,
−SC=SN(Et)2および−OSO2C6H5−P−CH3である。
図表IIIの反応に従い、適切なアルキル置換アルキル
ベンゼンを用いて化合物(式I)を合成すれば、R3にア
ルキル基を有するインドロキノン類を容易に生成でき
る。同様にしてR2=OCH3,R3=CH3,X1=X2=OHの化合
物EO18を得ることができ、5−アジリジノ化合物EO19へ
の転化も簡単に行える。
ベンゼンを用いて化合物(式I)を合成すれば、R3にア
ルキル基を有するインドロキノン類を容易に生成でき
る。同様にしてR2=OCH3,R3=CH3,X1=X2=OHの化合
物EO18を得ることができ、5−アジリジノ化合物EO19へ
の転化も簡単に行える。
R2が−O−アルキル基の場合、気質に2−アルキル−
5−クロロ−4−ニトロフェノールを使用すれば、各種
アルキル基の導入が可能である。
5−クロロ−4−ニトロフェノールを使用すれば、各種
アルキル基の導入が可能である。
図表IIIの反応において、適切に置換したO−クロロ
ニトロベンゼン類を使用することにより、R2に−O−ア
ルキル以外の、および/またはR3にHやアルキル以外の
置換基を結合できる。
ニトロベンゼン類を使用することにより、R2に−O−ア
ルキル以外の、および/またはR3にHやアルキル以外の
置換基を結合できる。
N−置換基R5は、メチル以外のアルキルでもよく、そ
の場合には図表IIIの反応に従い、適切な塩基の存在下
でインドール誘導体(15)をR5X(式中、X=ハロゲ
ン、R5=所定のアルキル)で処理する。かくして、還元
電位にさほど影響せずに、分子の親油性を変えることが
できる。一例として、EO7とEO9の親油性を向上させるた
めに、EO7のN−CH3をN−C4H9で置換したEO16を導くこ
とができ、R5=C4H9であることを除いてEO9と同じEO17
をEO16から、EO7からEO9を調製するのと同様にして生成
させてもよい。
の場合には図表IIIの反応に従い、適切な塩基の存在下
でインドール誘導体(15)をR5X(式中、X=ハロゲ
ン、R5=所定のアルキル)で処理する。かくして、還元
電位にさほど影響せずに、分子の親油性を変えることが
できる。一例として、EO7とEO9の親油性を向上させるた
めに、EO7のN−CH3をN−C4H9で置換したEO16を導くこ
とができ、R5=C4H9であることを除いてEO9と同じEO17
をEO16から、EO7からEO9を調製するのと同様にして生成
させてもよい。
アルキル置換基R6、R7、R11およびR12の導入に当って
は、図表IIIの反応に次の(a)と(b)のいずれか一
方を適用できる。
は、図表IIIの反応に次の(a)と(b)のいずれか一
方を適用できる。
(a)電気環化反応前の段階で、適切に選択したアルデ
ヒドとアニリン誘導体(7)を縮合反応する方法。
ヒドとアニリン誘導体(7)を縮合反応する方法。
(b)1,5−電気環化後に、適切な反応順序を経て、所
定のR6〜R9基を−CH=CHCO2CH3置換基(または[誘導体
(7)の置換基]に導入する法。
定のR6〜R9基を−CH=CHCO2CH3置換基(または[誘導体
(7)の置換基]に導入する法。
酸還環化反応に加え、生物還元アルキル化反応も可能
である。このアルキル化反応とは、R8とR9にそれぞれ−
CO2R10と−CO2R13を、またはCO2 -M+(M+は金属イオン)
を有するインドロキノン化合物の細胞毒性メカニズム群
の一つである。同反応は、EO14とEO57のインドロキノン
化合物をEtOD中で接触還元(H2/pto2)したことで確立
されたものである(図表X)。細胞毒性中間体のキノン
メチド(34)の捕捉はデュテリウムイオンによる。
である。このアルキル化反応とは、R8とR9にそれぞれ−
CO2R10と−CO2R13を、またはCO2 -M+(M+は金属イオン)
を有するインドロキノン化合物の細胞毒性メカニズム群
の一つである。同反応は、EO14とEO57のインドロキノン
化合物をEtOD中で接触還元(H2/pto2)したことで確立
されたものである(図表X)。細胞毒性中間体のキノン
メチド(34)の捕捉はデュテリウムイオンによる。
EO22が細胞毒性的に高活性である理由は、別の生物還
元アルキル化反応点を有しているからである。N,N−ジ
エルジチオカルバメート アニオンを求核物質ととして
使用したアルキル化反応の実験結果から、第二反応点の
存在が裏付けられた。(図表XI)。
元アルキル化反応点を有しているからである。N,N−ジ
エルジチオカルバメート アニオンを求核物質ととして
使用したアルキル化反応の実験結果から、第二反応点の
存在が裏付けられた。(図表XI)。
細胞塞栓活性を有すると判明したのは一般式(III)
の化合物である。
の化合物である。
(式中、R2、R3およびR5は一般式(I)に同じ) 特に好ましい化合物を以下に列記する。
(37)メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル
−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO14) (38)メチル 5−アジリジノ−3−メトキシカルボニ
ル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO22) (39)メチル 5−(2,3−ジヒドロキシプロピル−1
−アミノ)−3−メトキシカルボニル−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]アクリレート
(化合物EO22) (40)メチル 5−ヒドロキシ−3−メトキシカルボニ
ル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO24) (41)メチル 3−メトキシカルボニル−1−メチル−
5−プロビレンアミノ−2−[1H−インドール−4,7
−ジオン]アクリレート(化合物EO28) (42)メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]アクリレー
ト(化合物EO29) (43)メチル 1,6−ジメチル−5−メトキシ−3−メ
トキシカルボニル−2−[1H−インドール−4,7−ジ
オン]アクリレート(化合物EO32) (44)メチル 5−アジリジノ−1,6−ジメチル−3−
メトキシボニル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO34) (45)メチル 3−メトキシカルボニル−1−メチル−
5−モルホリノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO55) (46)メチル 5−エチルアミノ−3−メトキシカルボ
ニル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジ
オン]アクリレート(化合物EO57) これらの化合物は、EO29を除いては、EO7の中間体と
して図表IIIに示した化合物(18)(EO14)から容易に
導き得るものである。EO29はインドール誘導体(15)の
還元(NO2基)と酸化(フレミー塩)を経て合成可能で
ある。EO29は各種のR5置換基を導入するのに適した出発
インドロキノンであると判明した。
−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO14) (38)メチル 5−アジリジノ−3−メトキシカルボニ
ル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO22) (39)メチル 5−(2,3−ジヒドロキシプロピル−1
−アミノ)−3−メトキシカルボニル−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]アクリレート
(化合物EO22) (40)メチル 5−ヒドロキシ−3−メトキシカルボニ
ル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO24) (41)メチル 3−メトキシカルボニル−1−メチル−
5−プロビレンアミノ−2−[1H−インドール−4,7
−ジオン]アクリレート(化合物EO28) (42)メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]アクリレー
ト(化合物EO29) (43)メチル 1,6−ジメチル−5−メトキシ−3−メ
トキシカルボニル−2−[1H−インドール−4,7−ジ
オン]アクリレート(化合物EO32) (44)メチル 5−アジリジノ−1,6−ジメチル−3−
メトキシボニル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO34) (45)メチル 3−メトキシカルボニル−1−メチル−
5−モルホリノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(化合物EO55) (46)メチル 5−エチルアミノ−3−メトキシカルボ
ニル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジ
オン]アクリレート(化合物EO57) これらの化合物は、EO29を除いては、EO7の中間体と
して図表IIIに示した化合物(18)(EO14)から容易に
導き得るものである。EO29はインドール誘導体(15)の
還元(NO2基)と酸化(フレミー塩)を経て合成可能で
ある。EO29は各種のR5置換基を導入するのに適した出発
インドロキノンであると判明した。
EO7からのEO1〜EO6とEO8〜EO13の調製法およびその特
性値を実施例2〜13に、さらにEO39,EO41とEO64の合成
法およびその特性値を実施例14〜16にそれぞれ記載し
た。化合物(18)(EO14)からのEO22の合成法とその特
性値は実施例17に示した。
性値を実施例2〜13に、さらにEO39,EO41とEO64の合成
法およびその特性値を実施例14〜16にそれぞれ記載し
た。化合物(18)(EO14)からのEO22の合成法とその特
性値は実施例17に示した。
実施例2〜16をA〜Dのグループに区分けした。
A:EO7の2個の水酸基を残基性の良好な官能基により置
換したEO1〜EO3、EO10およびEO13の合成。
換したEO1〜EO3、EO10およびEO13の合成。
B:EO1を過剰の一級または二級アミンで処理するEO4〜EO
6の合成。
6の合成。
C:EO7を過剰の二級アミンで処理するEO8,EO9,EO11およ
びEO12の合成。
びEO12の合成。
D:EO1を基質として使用する還元アルキル化反応によるE
O39,EO41およびEO64の合成。
O39,EO41およびEO64の合成。
グループA 実施例2 3−アセトキシメチル−5−メトキシ−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−イル−アセテート(EO1) EO7(0.24g、0.87mmol)とCH2Cl2(35ml)の溶液のピ
リジン(7ml)と無水酢酸(5ml)を加え、室温で6時間
撹拌後、反応混合物を氷中に投入した。水相をCHCl3で
3回抽出した。結合有機層を冷却3N HCl(0℃)で3
回、NaHCO3飽和水溶液で1回洗浄し、MgSO4で乾操後、
減圧下で蒸発させた。残留物を瞬間カラムクロマトグラ
フィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン95/5)に付したとこ
ろ、0.205g(65%)のEO1が橙色結晶として得られた。
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−イル−アセテート(EO1) EO7(0.24g、0.87mmol)とCH2Cl2(35ml)の溶液のピ
リジン(7ml)と無水酢酸(5ml)を加え、室温で6時間
撹拌後、反応混合物を氷中に投入した。水相をCHCl3で
3回抽出した。結合有機層を冷却3N HCl(0℃)で3
回、NaHCO3飽和水溶液で1回洗浄し、MgSO4で乾操後、
減圧下で蒸発させた。残留物を瞬間カラムクロマトグラ
フィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン95/5)に付したとこ
ろ、0.205g(65%)のEO1が橙色結晶として得られた。
mp:167〜168℃(MeOH)。
IR(KBr): 1725(エステルC=0), 1680(キノンC=O), 1600(キノンC=C)。
1H NMR δ(CDCl3): 6.49(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.4Hz,CH=CHCH2OH), 6.11(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.8Hz,CH=CHCH2OH), 5.66(s,1H,H−6), 5.23(s,2H,芳香族CH 2), 4.74(dd,2H,J=5.8Hz,J=1.4Hz), 3.93(s,3H), 3.80(s,3H), 2.10(s,3H,COCH3), 2.04(s,3H,COCH3)。
精密質量分析:C18H19N1O7として361.1133,理論値36
1.1105(7.8)。
1.1105(7.8)。
実施例3 メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニルメチル
−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]−プロプ−β−エン−α−イル−カルボネート(EO
2) EO7(72mg、0.26mmol)と、無水ピリジン(12ml)と
無水CH2Cl2(45ml)の混液の冷却溶液(−10℃)に撹拌
下で、CH2Cl2(5ml)に溶解したメチルクロロホルメー
ト(2.5ml)を加えた。添加時の温度は−10℃以下に保
持した。反応混合物を室温で一昼夜撹拌した。EO1と実
質的に同一の処理と生成を行い、60mg(59%)のEO2を
橙色結晶として得た。
−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]−プロプ−β−エン−α−イル−カルボネート(EO
2) EO7(72mg、0.26mmol)と、無水ピリジン(12ml)と
無水CH2Cl2(45ml)の混液の冷却溶液(−10℃)に撹拌
下で、CH2Cl2(5ml)に溶解したメチルクロロホルメー
ト(2.5ml)を加えた。添加時の温度は−10℃以下に保
持した。反応混合物を室温で一昼夜撹拌した。EO1と実
質的に同一の処理と生成を行い、60mg(59%)のEO2を
橙色結晶として得た。
mp:156〜157℃(MeOH)。
IR(KBr): 1740(エステルC=0), 1680(キノンC=O), 1600(キノンC=C)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.54(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.4Hz,CH=CHCH2OH), 6.17(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.6Hz,CH=CHCH2OH), 5.65(s,1H,H−6), 5.32(s,2H,芳香族CH 2), 4.81(dd,2H,J=1.4Hz,J=5.6Hz,CH=CHCH2OH), 3.93(s,3H), 3.81(s,3H), 3.79(s,3H), 3.77(s,3H)。
精密質量分析:C18H19N2O9として393.1097,理論値39
3.1134(9.4)。
3.1134(9.4)。
実施例4 3−カルバモイロキシメチル−5−メトキシ−1−メチ
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−イル−カルバメート(EO3) 粗製EO7(0.150g、0.54mmol)と、無水ピリジン(30m
l)と無水CH2Cl2(75ml)の混液の冷却溶液(0℃)に
撹拌下、0℃以下の温度を保ちながら、フェニルクロロ
ホルメート(6ml)を加えた。混合物全体を室温で1時
間撹拌したあと、反応混合物をEO1とEO2と同じ手法によ
り処理した。得られた粗製生成物から揮発物を蒸発さ
せ、瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/ア
セトン95/5)に付して精製後、181mg(65%)のフェニ
ル4,7−ジオキソ−5メトキシ−N−メチル−3−フェ
ノキシカルボキシメチル−2−インドール−プロプ−β
−エン−α−イル−カルボネートを得た。この生成物を
CH2Cl2(40ml)に溶解し、ドライアイス/エタノール浴
中で冷却しながら、アンモニヤガスを0.5時間吹き込ん
だ。冷却浴を取り外し、反応混合物を室温で2時間撹拌
した。過剰のアンモニヤを水浴中で加温除去し、析出し
た赤色結晶を濾集、CH2Cl2と無水エタノールで洗浄し
た。50℃で減圧乾燥後、60mg(EO7基準で47%)のEO3を
得た。
ル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−イル−カルバメート(EO3) 粗製EO7(0.150g、0.54mmol)と、無水ピリジン(30m
l)と無水CH2Cl2(75ml)の混液の冷却溶液(0℃)に
撹拌下、0℃以下の温度を保ちながら、フェニルクロロ
ホルメート(6ml)を加えた。混合物全体を室温で1時
間撹拌したあと、反応混合物をEO1とEO2と同じ手法によ
り処理した。得られた粗製生成物から揮発物を蒸発さ
せ、瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/ア
セトン95/5)に付して精製後、181mg(65%)のフェニ
ル4,7−ジオキソ−5メトキシ−N−メチル−3−フェ
ノキシカルボキシメチル−2−インドール−プロプ−β
−エン−α−イル−カルボネートを得た。この生成物を
CH2Cl2(40ml)に溶解し、ドライアイス/エタノール浴
中で冷却しながら、アンモニヤガスを0.5時間吹き込ん
だ。冷却浴を取り外し、反応混合物を室温で2時間撹拌
した。過剰のアンモニヤを水浴中で加温除去し、析出し
た赤色結晶を濾集、CH2Cl2と無水エタノールで洗浄し
た。50℃で減圧乾燥後、60mg(EO7基準で47%)のEO3を
得た。
mp:300℃。
IR(KBr): 1740(エステルC=0), 3440,3380,3340, 3280と3210(NH2), 1720と1695(カルバメートC=C), 1675(キノンC=O), 1605(キノンC=C)。1 H NMR δ(DMSO−d6): 6.68(dt,1H,J=16.1Hz,CH=CHCH2OH), 6.49(dr s,4H,NH2), 6.20(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.5Hz,CH=CHCH2OH), 5.86(s,1H,H−6), 5.04(s,2H,芳香族CH 2), 4.67(d,2H,J=5.5Hz,CH=CHCH2OH), 3.92(s,3H), 3.79(s,3H)。
精密質量分析:C16H17N3O7として363.1047,理論値36
3.1066(5.2)。
3.1066(5.2)。
実施例5 3−(N−クロロエチルカルバモイロキシメチル)−5
−メトキシ−1−メチル−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル N−クロ
ロエチルカルバメート(EO13) EO7(94mg、0.34mmol)と無水CH2Cl2(30ml)の溶液
をN−クロロエチルイソシアネート(10ml)で48時間還
流した。溶媒と過剰N−クロロエチルイソシアネートを
減圧蒸発させ、残留物を瞬間カラムクロマロマトグラフ
ィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン95/5)により精製し、95
mg(60%)のEO13を紫色結晶として得た。
−メトキシ−1−メチル−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル N−クロ
ロエチルカルバメート(EO13) EO7(94mg、0.34mmol)と無水CH2Cl2(30ml)の溶液
をN−クロロエチルイソシアネート(10ml)で48時間還
流した。溶媒と過剰N−クロロエチルイソシアネートを
減圧蒸発させ、残留物を瞬間カラムクロマロマトグラフ
ィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン95/5)により精製し、95
mg(60%)のEO13を紫色結晶として得た。
mp:171〜172℃。
IR(KBr): 3300(NH), 1690(カルバメートC=O), 1670(肩、キノンC=O), 1600(キノンC=C)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.51(d,1H,J=16.1Hz,CH=CHCH2OH), 6.16(dt,1H,J=5.4Hz,J=16.1Hz), 5.65(s,1H,H−6), 5.27(s,2H,芳香族CH 2), 5.16(br s,2H,NH), 3.93(s,3H), 3.80(s,3.4〜3.7)m,8H)))。
実施例6 5−メトキシ−3−メトキシメチル−1−メチル−2−
[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エ
ン−α−イル−N−[2−クロロ−1−エチル]−カル
バメート(EO10) EO7(90mg、0.325mmol)と無水CH2Cl2(30ml)をN−
クロロエチルイソシアネート(10ml)で48時間還流し
た。溶媒と過剰N−クロロエチルイソシアネートを真空
蒸発し、残留物をメタノールで析出させた。橙色結晶を
濾集して減圧乾燥した。
[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エ
ン−α−イル−N−[2−クロロ−1−エチル]−カル
バメート(EO10) EO7(90mg、0.325mmol)と無水CH2Cl2(30ml)をN−
クロロエチルイソシアネート(10ml)で48時間還流し
た。溶媒と過剰N−クロロエチルイソシアネートを真空
蒸発し、残留物をメタノールで析出させた。橙色結晶を
濾集して減圧乾燥した。
収量:56mg(48%)。
mp:176〜177℃。
IR(KBr): 3300(NH), 1700(カルバメートC=O), 1675(キノンC=O), 1600(キノンC=C)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.35〜6.55(m,2H,CH=CHCH2), 5.64(s,1H,H−6), 5.18(br s,1H,NH), 4.78(d,2H,J=3.7Hz,CH=CHCH2), 4.61(s,2H,芳香族OCH 2), 3.94(s,3H), 3.80(s,3H), 3.45〜3.7(m,4H,ONHCH 2CH 2Cl), 3.39(s,3H,CH 2OCH 3)。
グループB 実施例7 3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1−メチル−
2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β
−エン−α−イル−アセテート(EO4) EO2(90mg、0.25mmol)と無メタノールの懸濁液をア
ジリジン(3.5ml)とともに40〜45℃で2時間加熱し
た。溶媒と過剰アジリジンを真空蒸発させたあと、残留
物を瞬間カラムクマロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/
アセトン7/3)に付して精製し、78mg(84%)のEO4を赤
色結晶として得た。
2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β
−エン−α−イル−アセテート(EO4) EO2(90mg、0.25mmol)と無メタノールの懸濁液をア
ジリジン(3.5ml)とともに40〜45℃で2時間加熱し
た。溶媒と過剰アジリジンを真空蒸発させたあと、残留
物を瞬間カラムクマロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/
アセトン7/3)に付して精製し、78mg(84%)のEO4を赤
色結晶として得た。
mp:195〜196℃(MeOH)。
IR(KBr): 1730(エステルC=O), 1667(キノンC=O), 1590(キノンC=C)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.49(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.4Hz,CH=CH−CH2), 6.10(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.8Hz,CH=CH−CH2), 5.24(s,2H,芳香族CH 2), 4.74(dd,2H,J=1.4Hz,J=5.8Hz, 3.92(s,3H,N−CH3), 2.19(s,4H,−CH2N), 2.10,2.06(s,3h,OCOCH3)。
精密質量分析:C19H20N2O8として372.1345,理論値37
2.1369(6.5)。
2.1369(6.5)。
実施例8 3−アセトキシメチル−5−(2−ヒドロキシエチル−
1−アミノ)−1−メチル−2−[1H−インドール−
4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−アセテ
ート(EO5) EO1(40mg、0.3111mmol)と無水メタノール(60ml)
の溶液にエタノールアミン(1ml)を加え、混合物を室
温で6時間撹拌後、水中に投じ、CHCl3で3回抽出し
た。結合有機層をNaCl飽和水溶液で洗浄、Na2SO4で乾燥
した。揮発物を蒸発させ、残留物を瞬間カラムクロマト
グラフィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン7/3)により精製
した。
1−アミノ)−1−メチル−2−[1H−インドール−
4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−アセテ
ート(EO5) EO1(40mg、0.3111mmol)と無水メタノール(60ml)
の溶液にエタノールアミン(1ml)を加え、混合物を室
温で6時間撹拌後、水中に投じ、CHCl3で3回抽出し
た。結合有機層をNaCl飽和水溶液で洗浄、Na2SO4で乾燥
した。揮発物を蒸発させ、残留物を瞬間カラムクロマト
グラフィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン7/3)により精製
した。
収量:30mg(48%),紫色結晶。
mp:198〜200℃。
IR(KBr): 3200〜3600(OH), 3360(NH), 1710(エステルC=O), 1650(キノンC=O), 1595(キノンC=C)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.49(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.4Hz),CH=CHCH2), 7.16(br t,1H,NH), 6.09(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.4Hz,CH=CHCH2), 5.23(s,3H,H−6,芳香族CH 2), 4.74(dd,2H,J=5.9Hz,J=1.4Hz,CH=CH−CH 2), 3.96(s,3H,N−CH3), 3.80〜3.95(m,2H,CH 2−O), 3.25〜3.35(m,2H,CH2N), 2.11,2.06(s,3H,OCOCH 3), 1.79(br t,1H,OH)。
精密質量分析:C19H22N2O7として390.1385,理論値39
0.1344(10.5)。
0.1344(10.5)。
実施例9 3−アセトキシメチル−5−(2,3−ジヒドロキシプロ
ピル−1−アミノ)−1−メチル−2[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−ア
セテート(EO6) EO3(90mg、0.25mmol)と無水メタノール(100ml)の
溶液に1−アミノ−2,3−ジヒドロキシプロパン(0.45
g)を加え、混合物全体を45〜50℃で10時間加熱した。E
O5と同様に処理し、瞬間カラムクマロマトグラフィー
(SiO2、CHC2/アセトン6/4)に付したところ、65mg(6
2%)のEO6が紫色結晶として得られた。
ピル−1−アミノ)−1−メチル−2[1H−インドー
ル−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル−ア
セテート(EO6) EO3(90mg、0.25mmol)と無水メタノール(100ml)の
溶液に1−アミノ−2,3−ジヒドロキシプロパン(0.45
g)を加え、混合物全体を45〜50℃で10時間加熱した。E
O5と同様に処理し、瞬間カラムクマロマトグラフィー
(SiO2、CHC2/アセトン6/4)に付したところ、65mg(6
2%)のEO6が紫色結晶として得られた。
mp:180〜181℃。
IR(KBr): 3100〜3600(NH,OH), 1720(エステルC=O), 1600(キノンC=O), 1590(キノンC=C)。1 H NMR δ(CDCl3): 6.47(dt,1H,J=16.0Hz,J=5.8Hz,CHCH2), 5.21(s,1H,H−6), 5.19(s,2H,芳香族CH2), 4.74(dd,2H,J=5.8Hz,J=1.3Hz), 3.87〜4.07(m,1H,CHOH), 3.93(s,3H,N−CH3), 3.53〜3.83(m,2H,CH 2OH), 3.10〜3.30(m,2H,CH 2N), 2.79(d,1H,J=4.2Hz,CHOH), 2.18(br t,1H,CH2OH), 2.11と2.05(s,3H,OCOCH3)。
グループC 実施例10 3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−プロピレンア
ミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(EO8) EO7(55.5mg、0.20mmol)と無水メタノールの溶液
と、プロピレンイミン(1ml)を60〜65℃で1時間加熱
した。一昼夜撹拌を行ったあと、溶媒と過剰プロピルイ
ミンを減圧除去し、残留物の瞬間カラムクマロマトグラ
フィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン7/3)によりEO8を単離
した。
ミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロ
プ−β−エン−α−オール(EO8) EO7(55.5mg、0.20mmol)と無水メタノールの溶液
と、プロピレンイミン(1ml)を60〜65℃で1時間加熱
した。一昼夜撹拌を行ったあと、溶媒と過剰プロピルイ
ミンを減圧除去し、残留物の瞬間カラムクマロマトグラ
フィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン7/3)によりEO8を単離
した。
収量:44mg(73%),赤色結晶。
mp:122.5〜124℃(MeOH)。
IR(KBr): 3100〜3600(OH), 1660(キノンC=O), 1590(キノンC=C)。1 H NMR(100MHz)σ(CDC13): 6.49(dt,1H,J=1.4Hz,J=16 CH=CHCH2OH), 6.13(dt,1H,J=4.5Hz,J=16Hz,CH=CHCH2OH), 5.77(s,1H,H−6), 4.71(br d,2H,J=6.5Hz,芳香族CH 2OH), 4.4(br s,2H,CH=CHCH 2OH), 4.25(br t,1H,J=6.5Hz,芳香族CH2OH), 3.91(s,3H,N−CH3), 2〜2.5(m,4H,CH=CHCH2OH,CH2N,CH−N), 1.43(d,3H,J=5Hz,CHCH 3)。
精密質量分析:C16H18N2O4として302,1294,理論値30
2,1267(a)。
2,1267(a)。
実施例11 5−アジリジノ−3−ヒドロキシメチル−1−メチル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−オール(EO9) EO7(80mg、0.289mmol)と無水メタノール(30ml)の
溶液と、アジリジン(1ml)を40〜45℃で1時間加熱し
た。EO8と同様に処理したあと、カラムクロマトグラフ
ィー(SiO2,CH2C12/アセトン6/4)に付した結果、58m
g(70%)のEO9を紫色結晶として得た。
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−オール(EO9) EO7(80mg、0.289mmol)と無水メタノール(30ml)の
溶液と、アジリジン(1ml)を40〜45℃で1時間加熱し
た。EO8と同様に処理したあと、カラムクロマトグラフ
ィー(SiO2,CH2C12/アセトン6/4)に付した結果、58m
g(70%)のEO9を紫色結晶として得た。
mp:160〜169℃。
IR(KBr): 3100〜3600(OH), 1660(キノンC=O), 1595(キノンC=C)。1 H NMRσ(CDC13): 6.4〜6.55(m,1H,CH=CHCH2), 6.12(dt,1H,J=4.6Hz,J=16.0Hz,CH=CHCH2), 5.79(s,1H,H−6), 4.68(d,2H,J=7.1Hz,芳香族CH 2OH), 4.39(m,2H,CH=CHCH 2OH), 4.13(t,1H,J=7.1Hz,芳香族CH2OH), 3.90(s,3H,N−CH3), 2.20(s,4H,CH 2V), 1.76(t,1H,J=5.6Hz,CH=CHCH2OH)。
精密質量分析:C15H16N2O4として288,1082,理論値28
8,1110(9.9)。
8,1110(9.9)。
実施例12 3−ヒドロキシメチル−5−(4−ヒドロキシピペリ
ジノ)−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−
ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール(EO11) EO7(92mg、0.33mmol)と無水メタノール(30ml)の
溶液に4−ヒドロキシピペリジン(100mg),トリエチ
ルアミン(2ml)および炭酸カリウム(7mg)を加え、混
合物を16時間還流した。揮発物を減圧除去後、残留物に
シリカゲルを混合し、瞬間カラムクロマトグラフィー
((SiO2,CH2C12/アセトン6/4)により精製してEO11
を得た。
ジノ)−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−
ジオン]−プロプ−β−エン−α−オール(EO11) EO7(92mg、0.33mmol)と無水メタノール(30ml)の
溶液に4−ヒドロキシピペリジン(100mg),トリエチ
ルアミン(2ml)および炭酸カリウム(7mg)を加え、混
合物を16時間還流した。揮発物を減圧除去後、残留物に
シリカゲルを混合し、瞬間カラムクロマトグラフィー
((SiO2,CH2C12/アセトン6/4)により精製してEO11
を得た。
収量:72mg(63%),黒色結晶。
mp:180〜191℃(MeOH)。
IR(KBr): 3100〜3600(OH), 1660(キノンC=O), 1595(キノンC=C)。1 H NMRσ(DMSO−d6): 6.35〜6.6(m,2H,CH=CH), 5.50(s,1H,H−6), 5.04(t,1H,J=5.3Hz,CH=CHCH2OH), 4.79(d,1H,J=4.1Hz,CHOH), 4.72(t,1H,J=5.1Hz,芳香族CH2OH), 4.56(d,2H,J=5.0Hz,芳香族CH 2OH), 4.20(m,2H,CH=CHCH 2), 3.90(s,3H,NCH3), 3.6〜3.8[m,3H,CHOH,NCH2(a):], 3.0〜3.2[m,2H,NCH2(e)], 1.7〜1.9[m,2H,CH 2CHOH(a)], 1.4〜1.6[m,2H,CH 2CHOH(e)]。
実施例13 3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−モルホリノ
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−オール(EO12) EO7(90mg、0.325mmol)と無水メタノール(30ml)の
溶液にモルホリン(86mg),トリエチルアミン(2ml)
および炭酸カリウム(10mg)を加え、混合物を16時間還
流した。EO11と同様に処理して精製した。
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−
β−エン−α−オール(EO12) EO7(90mg、0.325mmol)と無水メタノール(30ml)の
溶液にモルホリン(86mg),トリエチルアミン(2ml)
および炭酸カリウム(10mg)を加え、混合物を16時間還
流した。EO11と同様に処理して精製した。
収量:56mg(52%),クラレット色結晶。
mp:204〜205℃(MeOH)。
IR(KBr): 3100〜3600(OH), 1660(キノンC=O)。1 H NMRσ(DMSO−d6): 6.4〜6.6(m,2H,CH=CH), 5.50(s,1H,H−6), 5.05(t,1H,J=5.3Hz,CH=CHCH2OH), 4.71(t,1H,J=5.1Hz,芳香族CH2OH), 4.55(d,2H,J=5.0Hz,芳香族CH2OH), 4.20(m,2H,CH=CH2OH),3.89(s,3H,NCH3), 3.72(m,4H,O−CH2)。
精密質量分析:C17H20N2O5として332.1344,理論値33
2.1372(8.6)。EO6,EO10,EO11およびEO13の化合物に関
しては、低揮発性、高温不安定性のいずれもの理由で、
電子衝撃質量分光分析が不可能であった。したがって、
同化合物の正確な質量分析値は得られなかった。
2.1372(8.6)。EO6,EO10,EO11およびEO13の化合物に関
しては、低揮発性、高温不安定性のいずれもの理由で、
電子衝撃質量分光分析が不可能であった。したがって、
同化合物の正確な質量分析値は得られなかった。
EO6の界磁脱離質量スペクトル(FDMS)はm/e420で分
子イオンピーク(M+)を示し同じく、EO13でm/e487とm/
e489に極めて強いピークが発現した。
子イオンピーク(M+)を示し同じく、EO13でm/e487とm/
e489に極めて強いピークが発現した。
グループD 実施例14 5−メトキシ−1−メチル−3−(N−フェニルアミ
ノエチル)−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]
−プロプ−β−エン−α−イル アセテート(EO39) EO1(81mg、0.22mmol)と、アニリン(800mg、8.6mmo
l)と塩化メチレン(24ml)−メタノール(16ml)混液
を激しく攪拌し、この溶液にNa2SO2O4(2.4g)と水(20
ml)の溶液を加え、攪拌を2分間続けた。有機層を分離
し、NaCl飽和水溶液で2回洗浄したあと、Na2SO4で乾燥
して減圧下で蒸発させた。残留物を瞬間カラムクロマト
グラフィーに付した。固定相にSiO2を、溶出液として塩
化メチレンとアセトン混液(95/5)を使用した。過剰ア
ニリンは塩化メチレンで除去した。71mg(80%)のEO39
を赤色結晶として得た。
ノエチル)−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]
−プロプ−β−エン−α−イル アセテート(EO39) EO1(81mg、0.22mmol)と、アニリン(800mg、8.6mmo
l)と塩化メチレン(24ml)−メタノール(16ml)混液
を激しく攪拌し、この溶液にNa2SO2O4(2.4g)と水(20
ml)の溶液を加え、攪拌を2分間続けた。有機層を分離
し、NaCl飽和水溶液で2回洗浄したあと、Na2SO4で乾燥
して減圧下で蒸発させた。残留物を瞬間カラムクロマト
グラフィーに付した。固定相にSiO2を、溶出液として塩
化メチレンとアセトン混液(95/5)を使用した。過剰ア
ニリンは塩化メチレンで除去した。71mg(80%)のEO39
を赤色結晶として得た。
mp:153〜154℃(MeOH)。
IR(KBr): 3350(NH),1735(エステルC=O), 1670(キノンC=O), 1600(キノンC=C)。1 H NMRσ(CDC13): 7.06〜7.13(m,2H,フェニル1−H), 6.5〜6.7(m,4H,フェニル1−H,−CH=CHCH2−), 6.15(dt,J=16Hz,J=5.8Hz,−CH=CHCH2−), 5.64(s,1H,H−6), 4.88(br s,1H,NH), 4.79(dd,2H,J=1.3Hz,5.8Hz,−CH=CHCH 2), 4.37(s,2H,芳香族CH 2−), 3.88(s,3H), 3.81(s,3H), 2.12(s,3H,−COCH 3)。
精密質量分析:C22H22N2O5として394.1527,理論値39
4.1529(0.5)。
4.1529(0.5)。
実施例15 メトキシ−1,3−ジメチル−2−[1H−インドール
−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル アセ
テート(EO41) EO1(86mg、0.24mmol)と、塩化メチレン(18ml)−
メタノール(9ml)−トリエチルアミン(3ml)混液を激
しく攪拌し、この溶液にNa2S2O2(1.5g)と水(15ml)
の溶液を加え、5分間攪拌を続けた。有機層の分離、Na
Cl飽和水溶液での2回の洗浄、MgSO4による乾燥、減圧
蒸発を順次行った。残留物を瞬間カラムクロマトグラフ
ィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/5)により精製した。
58mg(80%)のEO41をクラレット色結晶として得た。
−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−イル アセ
テート(EO41) EO1(86mg、0.24mmol)と、塩化メチレン(18ml)−
メタノール(9ml)−トリエチルアミン(3ml)混液を激
しく攪拌し、この溶液にNa2S2O2(1.5g)と水(15ml)
の溶液を加え、5分間攪拌を続けた。有機層の分離、Na
Cl飽和水溶液での2回の洗浄、MgSO4による乾燥、減圧
蒸発を順次行った。残留物を瞬間カラムクロマトグラフ
ィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/5)により精製した。
58mg(80%)のEO41をクラレット色結晶として得た。
mp:166〜167℃(MeOH)。
IR(CHCl3): 1735(エステルC=O), 1670(キノンC=O), 1600(キノンC=C)。1 H NMRσ(CDC13): 6.51(dt,1H,J=16Hz−CH=CHCH2), 6.10(dt,1H,J=16,6H,−CH=CHCH2−), 5.63(s,1H,H−6), 4.75(d,2H,J=6Hz,−CH=CHCH 2−), 3.94(s,3H), 3.80(s,3H), 2.39(s,3H,芳香族−CH3), 2.12(s,3H,COCH3)。
精密質量分析:C16H17NO5として303.1044,理論値3.3.
1107(4.2)。
1107(4.2)。
実施例16 O−エチル 5−メトキシ−1−メチル−2−[1H−
インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−
イル ジオチルカーボネート(EO64) EO1(61mg、0.17mmol)と、エチレンキサンテートカ
リウム(272mg、1.7mmol)と、塩化メチレン(18ml)混
液を激しく攪拌し、この溶液にNa2S2O2(1.8g)と水(1
5ml)の溶液を加え、10分間攪拌を続けた。有機層を分
離し、NaCl飽和水溶液での2回の洗浄、MgSO4で乾燥し
て減圧蒸発させた。残留物を瞬間カラムクロマトグラフ
ィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/5)により精製した。
65mg(89%)のEO64を赤色油状結晶として得た。
インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−エン−α−
イル ジオチルカーボネート(EO64) EO1(61mg、0.17mmol)と、エチレンキサンテートカ
リウム(272mg、1.7mmol)と、塩化メチレン(18ml)混
液を激しく攪拌し、この溶液にNa2S2O2(1.8g)と水(1
5ml)の溶液を加え、10分間攪拌を続けた。有機層を分
離し、NaCl飽和水溶液での2回の洗浄、MgSO4で乾燥し
て減圧蒸発させた。残留物を瞬間カラムクロマトグラフ
ィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/5)により精製した。
65mg(89%)のEO64を赤色油状結晶として得た。
IR(CHCl3): 1740(エステルC=O), 1672(キノンC=O), 1600(キノンC=C)。1 H NMRσ(CDC13): 6.52(dt,1H,J=16.2Hz,−CH=CHCH2), 6.17(dt,1H,J=16,2,Hz,J=5.7Hz,−CH=CHCH
2−), 5.65(s,1H,H−6), 4.76(dd,2H,J=5.7Hz,J=1.1Hz,−CH=CHCH 2), 4.6〜4.8(m,4H), 3.93(s,3H), 3.80(s,3H), 2.12(s,3H,−COCH 3), 1.42(t,3H,J=7.1Hz,CH2CH 3)。
2−), 5.65(s,1H,H−6), 4.76(dd,2H,J=5.7Hz,J=1.1Hz,−CH=CHCH 2), 4.6〜4.8(m,4H), 3.93(s,3H), 3.80(s,3H), 2.12(s,3H,−COCH 3), 1.42(t,3H,J=7.1Hz,CH2CH 3)。
実施例17 メチル 5−アジリジノ−3−ヒドロキシピカルボニ
ル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(EO22) メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N
−メチル−4,7−ジオキソ−2−インドールアクリレー
ト(18)(600mg,1.8mmol)と無水メタノール(200mlの
懸濁液とアジリジン(5ml)を45〜50℃で5時間加熱し
た。溶媒と過剰アジリジンを減圧蒸発させたあと、残留
物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/ア
セトン95/5)により精製した。570mg(92%)のEO22を
橙色結晶として得た。
ル−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]アクリレート(EO22) メチル 5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−N
−メチル−4,7−ジオキソ−2−インドールアクリレー
ト(18)(600mg,1.8mmol)と無水メタノール(200mlの
懸濁液とアジリジン(5ml)を45〜50℃で5時間加熱し
た。溶媒と過剰アジリジンを減圧蒸発させたあと、残留
物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/ア
セトン95/5)により精製した。570mg(92%)のEO22を
橙色結晶として得た。
mp:204〜206℃(MeOH)。
IR(KBr): 1720(エステルC=O), 1690(キノンC=O), 1590(キノンC=C)。1 H NMRσ(CDC13): 7.60(d,1H,J=16.2Hz,−CH=CHCO2Me), 6.40(d,1H,J=16,2Hz,CH=CHCO2Me) 5.85(s,1H,H−6), 4.04(s,3H), 3.94(s,3H), 3.79(s,3H), 2.21(s,4H,−CH2N)。
精密質量分析:C17H16N2O6として344.0992,理論値34
4.1008(4.6)。
4.1008(4.6)。
元素分析値((%):C17H16N2O6としてC59.17,H4.6
9,理論値C59.29,H4.69。
9,理論値C59.29,H4.69。
実施例18 3−ヒドロキシメチル−5−メトキ−1−メチル−2
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−イル−アセテート(EO1A) EO1(40mg、0.11mmol)とアセトン(15ml)の溶液に1
0N H2SO4(20ml)を慎重に加え、混合物を室温で15分間
攪拌した。EO1AとEO7を主体に含む反応混合物をNaHCO3
飽和水溶液中に投じた。水相をCHCl3で抽出し、結合抽
出物をMgSO4で乾燥した。溶液を減圧後残留物を瞬間カ
ラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/
5)により精製し、7mg(20%)のEO1Aを赤色結晶として
得た。
−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β−
エン−α−イル−アセテート(EO1A) EO1(40mg、0.11mmol)とアセトン(15ml)の溶液に1
0N H2SO4(20ml)を慎重に加え、混合物を室温で15分間
攪拌した。EO1AとEO7を主体に含む反応混合物をNaHCO3
飽和水溶液中に投じた。水相をCHCl3で抽出し、結合抽
出物をMgSO4で乾燥した。溶液を減圧後残留物を瞬間カ
ラムクロマトグラフィー(SiO2,CH2Cl2/アセトン95/
5)により精製し、7mg(20%)のEO1Aを赤色結晶として
得た。
mp:168〜169℃(MeOH)。
IR(KBr): 3360(OH)、 1735(エステルC=O), 1670(キノンC=O), 1595(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.48(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.4Hz,CH=CHCH2OAc), 6.05(dt,1H,J=16.0,Hz,J=5.8Hz,CH=CHCH2OH), 5.67(s,1H,H−6), 4.75(dd,2H,J=5.8Hz,J=1.1Hz,CH=CHCH 2), 4.66(d,2H,J=7Hz,芳香族CH2−), 3.96(t,1H,J=7Hz,OH), 3.90(s,3H), 3.82(s,3H), 2.10(s,3H,−COCH3)。
精密質量分析:C16H17NO6として319.1095,理論値319.
1056(0.9)。
1056(0.9)。
実施例19 3−アセトキシメチル−5−メトキシ−1−メチル−
2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β
−エン−α−オール(EO1B) EO1(100mg、0.275mmol)とメタノール(70ml)−NEt
3(1ml)混液の溶液を35分間還流した。溶媒を減圧除去
し、残留物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH
2Cl2/アセトン7/3)に精製した。61mg(70%)のEO1B
を得た。
2−[1H−インドール−4,7−ジオン]−プロプ−β
−エン−α−オール(EO1B) EO1(100mg、0.275mmol)とメタノール(70ml)−NEt
3(1ml)混液の溶液を35分間還流した。溶媒を減圧除去
し、残留物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2,CH
2Cl2/アセトン7/3)に精製した。61mg(70%)のEO1B
を得た。
mp:183〜185℃(MeOH)。
IR(KBr): 3480(OH)、 1715(エステルC=O), 1670(キノンC=O), 1595(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.51(d,1H,J=16.1Hz,CH=CHCH2OAc), 6.19(dt,1H,J=16,1,Hz,J=4.6Hz,CH=CHCH2OH), 5.65(s,1H,H−6), 5.24(s,1H,芳香族CH2−), 4.39(m,2H,CH=CHCH 2), 3.93(s,3H), 3.80(s,3H), 2.04(s,3H,−COCH3)。
3.93(t,1H,J=5.Hz,OH)。
精密質量分析:C16H17NO6として319.1095,理論値319.
1056(0.9)。
1056(0.9)。
実施例20 3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1−メチル
−2−[1H−インド ール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(EO4A) EO4(155mg、0.42mmol)と無水メタノール(120ml)
−NEt3(2ml)混液の溶液を50℃で1時間加熱した。つ
いで冷媒を蒸発させ、大部分がEO4AとEO9の混合物であ
る残留物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2C
l2/アセトン7/3)により精製し、90mg(64%)のEO4A
を赤色結晶として得た。
−2−[1H−インド ール−4,7−ジオン]−プロプ
−β−エン−α−オール(EO4A) EO4(155mg、0.42mmol)と無水メタノール(120ml)
−NEt3(2ml)混液の溶液を50℃で1時間加熱した。つ
いで冷媒を蒸発させ、大部分がEO4AとEO9の混合物であ
る残留物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2C
l2/アセトン7/3)により精製し、90mg(64%)のEO4A
を赤色結晶として得た。
mp:193〜195℃(MeOH,分解)。
IR(KBr): 3360(OH)、 1725(エステルC=O), 1665(キノンC=O), 1575(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.51(d,1H,J=16.1Hz,J=4.6Hz,CH=CHCH2OH), 5.79(s,1H,H−6), 5.25(s,2H,芳香族CH2−), 4.38(m,2H,CH=CHCH 2), 3.92(s,3H,NCH3)。
2.19(s,4H,−CH2N-), 2.06(s,3H,−COCH3), 1.78(t,1H,J=5.5Hz,OH)。
精密質量分析:C17H18N2O5として330.1305,理論値33
0.1216(26)。
0.1216(26)。
実施例21 3−アセトキシメチル−1,6−ジメチル−5−メトキ
シ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−
β−エン−α−イル アセテート(EO33) EO18からのEO33の合成法は、EO7からEO1を合成するの
と同様の手順を経た。
シ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−
β−エン−α−イル アセテート(EO33) EO18からのEO33の合成法は、EO7からEO1を合成するの
と同様の手順を経た。
収量:85%,橙赤色結晶。
mp:185〜187℃。
IR(KBr): 1725(エステルC=O), 1660(キノンC=O), 1600(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.50(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.3Hz,CH=CHCH2OAc), 6.10(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.8Hz,CH=CHCH2OH), 5.23(s,2H,芳香族CH2−), 4.74(dd,2H,J=5.8Hz,J=1.3Hz,CH=CHCH 2), 4.00(3.92,2.10, 2.05,1.94(s,3H)。
精密質量分析:C19H21NO7として375.1317,理論値375.
1318(0.3)。
1318(0.3)。
実施例22 3−アセトキシメチル−5−アジリジノ−1,6−ジメ
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ
−β−エン−α−イル アセテート(EO33) EO33からのEO35の合成法は、EO1からEO4を合成するの
と同様の手順を経た。
チル−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ
−β−エン−α−イル アセテート(EO33) EO33からのEO35の合成法は、EO1からEO4を合成するの
と同様の手順を経た。
収量:82%,紫色結晶。
mp:200〜202℃(MeOH)。
IR(KBr): 1725(エステルC=O), 1660(キノンC=O), 1590(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.51(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.3Hz,CH=CHCH 2−), 6.11(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.8Hz,CH−CHCH2−), 5.26(s,2H,芳香族CH2−), 4.76(dd,2H,J=5.8Hz,J=1.3Hz,CH=CHCH 2), 3.94(s,3H,NCH3), 2.31(s,4H,−CH2N−), 2.12,2.07,2.06(s,3H)。
精密質量分析:C20H22N267として386.1478,理論値38
6.1478(0.0)。
6.1478(0.0)。
実施例23 3−ベンズロキシメチル−5−メトキシ−1−メチル
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β
−エン−α−イル ベンゾエート(EO36) EO7(70mg,0.253mmol)と、塩化ベンゾイル(80mg,0.
63mmol)と、無水CH2Cl2(10ml)−ピリジン(1ml)混
液の溶液を3時間還流した。反応混合物を冷却し、追加
量のCH2Cl2で希釈したあと、3NHCl冷水溶液で5回洗浄
した。MgSO4で乾燥後、溶媒を減圧除去し、残留物を瞬
間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン
95/5)により精製した。52mg(43%)のEO36を赤色結晶
として得た。
−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β
−エン−α−イル ベンゾエート(EO36) EO7(70mg,0.253mmol)と、塩化ベンゾイル(80mg,0.
63mmol)と、無水CH2Cl2(10ml)−ピリジン(1ml)混
液の溶液を3時間還流した。反応混合物を冷却し、追加
量のCH2Cl2で希釈したあと、3NHCl冷水溶液で5回洗浄
した。MgSO4で乾燥後、溶媒を減圧除去し、残留物を瞬
間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン
95/5)により精製した。52mg(43%)のEO36を赤色結晶
として得た。
mp:166〜168℃(MeOH)。
IR(CHCl3): 1715(エステルC=O), 1670(キノンC=O), 1595(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 7.9〜8.1(m,4H,フェニル−H) 7.2〜7.6(m,6H,フェニル−H) 6.67(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.4Hz,CH=CHCH2−), 6.34(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.6Hz,CH=CHCH2−), 5.68(s,1H,H−6), 5.55(s,2H,芳香族CH 2−), 4.99(dd,2H,J=5.6Hz J=1.4Hz,CH=CHCH 2), 3.97(s,3H), 3.80(s,3H) 実施例24 3−[N−ブチルカルバモイロメチル]−5−メトキ
シ−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]プロプ−β−エン−α−イル ブチルカルバメート
(EO37) EO7(70mg,0.253mmol)と、CH2Cl2(15ml)の溶液にK
2CO3(1g)とn−ブチルイソシアネート(2ml)を加
え、混合物を4時間還流した。反応混合物を室温に冷却
後、過剰のK2CO3を濾去した。溶媒と過剰n−ブチルイ
ソシアネートを減圧蒸発させ、残留物を瞬間カラムクロ
マトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン95/5)により
精製し、76mg(63%)のEO37を赤色結晶として得た。
シ−1−メチル−2−[1H−インドール−4,7−ジオ
ン]プロプ−β−エン−α−イル ブチルカルバメート
(EO37) EO7(70mg,0.253mmol)と、CH2Cl2(15ml)の溶液にK
2CO3(1g)とn−ブチルイソシアネート(2ml)を加
え、混合物を4時間還流した。反応混合物を室温に冷却
後、過剰のK2CO3を濾去した。溶媒と過剰n−ブチルイ
ソシアネートを減圧蒸発させ、残留物を瞬間カラムクロ
マトグラフィー(SiO2、CH2Cl2/アセトン95/5)により
精製し、76mg(63%)のEO37を赤色結晶として得た。
mp:190〜191℃(MeOH)。
IR(CHCl3): 3300(NH), 1685(br,カルバメートC=O,キノンC=O) 1600(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.51(br,d,1H,J=16.2Hz,CH=CHCH2−), 6.34(dt,1H,J=16.2Hz,J=5.4Hz,CH=CHCH2−), 5.65(s,1H,H−6), 5.24(s,2H,芳香族CH 2−), 4.7〜4.8(br,2H,NH), 4.73(br,m,2H,CH=CHCH 2), 3.93(s,3H), 3.80(s,3H) 3.1〜3.3(m,4H,NHCH2), 1.2〜1.6(m,8H,−CH 2CH 2−CH3), 0.8〜1.0(m,6H,−CH 2CH3)。
FDMS:m/e475(M+)。
実施例25 5−メトキシ−1−メチル−3−[N−フェニルカル
バモイロキシメチル]−2−[1H−インドール−4,7
−ジオン]プロプ−β−エン−α−イル N−フェニカ
ルバメート(EO38) EO7(70mg,0.253mmol)と、CH2Cl2(15ml)の溶液にK
2CO3(1g)とn−フェニルイソシアネート(400mg)を
加え、全体を17時間還流した。反応混合物を室温に冷却
したあと、過剰のK2CO3を濾去した。溶媒と過剰n−フ
ェニルイソシアネートを減圧蒸発後、残留物をメタノー
ル中に濾集し、瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、
CH2Cl2/アセトン95/5)に付して精製した。85mg(50
%)のEO38を暗赤色結晶として得た。
バモイロキシメチル]−2−[1H−インドール−4,7
−ジオン]プロプ−β−エン−α−イル N−フェニカ
ルバメート(EO38) EO7(70mg,0.253mmol)と、CH2Cl2(15ml)の溶液にK
2CO3(1g)とn−フェニルイソシアネート(400mg)を
加え、全体を17時間還流した。反応混合物を室温に冷却
したあと、過剰のK2CO3を濾去した。溶媒と過剰n−フ
ェニルイソシアネートを減圧蒸発後、残留物をメタノー
ル中に濾集し、瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、
CH2Cl2/アセトン95/5)に付して精製した。85mg(50
%)のEO38を暗赤色結晶として得た。
mp:177〜178℃。
IR(CHCl3): 3300(NH), 1690(br,カルバメートC=O,キノンC=O) 1600(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 7.2〜7.4(m,10H,フェニル), 6.4〜6.6(br.m,1H,CH=CHCH2−), 6.1〜6.3(br.m,1H,CH=CHCH2−), 5.65(s,1H,H−6), 5.30(s,2H,芳香族CH 2−), 5.0〜5.3(br,m,2H,NH), 4.7〜4.8(br,m,2H,CH=CHCH 2), 3.9と3.80(s,3H)。
元素分析(%):C30H29N3O7としてC66.38、H5.39、N
7.60、理論値C66.29、H5.38、N7.73。
7.60、理論値C66.29、H5.38、N7.73。
実施例26 3−アセトキシメチル−5−[2−(N,N−ジメチル
アミノ)エチル−1−アミノ]−1−メチル−2−[1
H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β−エン−α
−イル アセテート(EO47) a)3−ヒドロキシメチル−5−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル−1−アミノ]−1−メチル−2−
[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β−エン
−α−オール EO7(206mg,0.744mmol)と、メタノール(60ml)−H2
NCH2CH2N(CH3)2(1g)混合物の溶液を2時間還流した。
溶媒と過剰試薬を蒸発させたところ、結晶質塊が得られ
た。この反応生成物を精製せずに次工程に使用した。
アミノ)エチル−1−アミノ]−1−メチル−2−[1
H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β−エン−α
−イル アセテート(EO47) a)3−ヒドロキシメチル−5−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル−1−アミノ]−1−メチル−2−
[1H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β−エン
−α−オール EO7(206mg,0.744mmol)と、メタノール(60ml)−H2
NCH2CH2N(CH3)2(1g)混合物の溶液を2時間還流した。
溶媒と過剰試薬を蒸発させたところ、結晶質塊が得られ
た。この反応生成物を精製せずに次工程に使用した。
b)EO47の合成 a)の粗製生成物をDMAP(20mg)とAc2O(4ml)を含
むCH2Cl2(28ml)−ピリジン(5.6ml)混液中に溶解し
た。室温で1時間攪拌後、溶媒と過剰試薬を減圧除去
し、残留物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH
2Cl2/MeOH8/2)により精製した。260mg(84%)のEO47
を紫色結晶として得た。
むCH2Cl2(28ml)−ピリジン(5.6ml)混液中に溶解し
た。室温で1時間攪拌後、溶媒と過剰試薬を減圧除去
し、残留物を瞬間カラムクロマトグラフィー(SiO2、CH
2Cl2/MeOH8/2)により精製した。260mg(84%)のEO47
を紫色結晶として得た。
mp:149〜150℃ IR(KBr): 3310(NH), 1730(エステルC=O), 1660(キノンC=O) 1590(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.4〜6.6(m,2H,NH,CH=CHCH2−), 6.10(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.9Hz,CH=CHCH2−), 5.24(s,2H,芳香族CH 2−), 5.17(s,1H,H−6), 4.75(dd,2H,J=5.9,J=1.4,Hz,CH=CHCH 2), 3.97(s,3H,NCH3), 3.05〜3.2(m,3H,CH 2NH), 2.55[t,2H,J=6.1Hz,−CH 2N(CH3)2], 2.23[s,6H,N(CH3)2], 2.21と2.06(s,3H)。
元素分析(%):C21H27N3O6としてC60.37、H6.55、N
10.05、理論値C60.42、H6.52、N10.07。
10.05、理論値C60.42、H6.52、N10.07。
実施例27 3−アセトキシメチル−5−[2−(N,N−ジメチル
アミノ)エチル−1−アミノ]−1−メチル−2−[1
H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β−エン−α
−オール アセテート(EO48) EO47(50mg,0.120mmol)と無水メタノール(20ml)−
NEt3(0.5ml)混合の溶液を50℃で1時間加熱した。溶
媒を減圧蒸発させたあと、残留物を瞬間カラムクロマト
グラフィー(SiO2、CH2Cl2/MeOH8/2)により精製した。
25mg(57%)のEO48を紫色結晶として得た。
アミノ)エチル−1−アミノ]−1−メチル−2−[1
H−インドール−4,7−ジオン]プロプ−β−エン−α
−オール アセテート(EO48) EO47(50mg,0.120mmol)と無水メタノール(20ml)−
NEt3(0.5ml)混合の溶液を50℃で1時間加熱した。溶
媒を減圧蒸発させたあと、残留物を瞬間カラムクロマト
グラフィー(SiO2、CH2Cl2/MeOH8/2)により精製した。
25mg(57%)のEO48を紫色結晶として得た。
mp:153〜155℃。
IR(KBr): 3100〜3500(NH,OH), 1730(エステルC=O), 1660(キノンC=O) 1590(キノンC=C)。1 NMR σ(CDC13): 6.50(dt,1H,16.1Hz,1.5Hz,CH=CHCH2−), 6.42(m,1H,NH), 6.16(dt,1H,J=16.1Hz,J=4.7Hz,CH=CHCH2−), 5.24(s,2H,芳香族CH 2−), 5.16(s,1H,H−6), 4.37(dd,2H,J=4.7,J=1.6,Hz,CH=CHCH 2), 3.96(s,3H,NCH3), 3.05〜3.2(m,2H,CH 2NH), 2.55[t,2H,J=6.1Hz,−CH 2N(CH3)2], 2.24[s,6H,N(CH3)2], 2.06(s,3H)。
元素分析(%):C21H27N3O6としてC60.37、H6.55、N
10.05、理論値C60.42、H6.52、N10.07。
10.05、理論値C60.42、H6.52、N10.07。
FDMS:m/e375(M+)。
実施例28 3−ヒドロキシメチル−1−メチル−5−[2−ピリ
ジルエチル−1−アミノ−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]プロプ−β−エン−α−オール(EO48) EO47の先駆物質(実施例26)を合成するのと同様の手
法に従った。
ジルエチル−1−アミノ−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]プロプ−β−エン−α−オール(EO48) EO47の先駆物質(実施例26)を合成するのと同様の手
法に従った。
収率:74%,暗紫色結晶。
mp:208〜210℃。
IR(KBr): 3100〜3500(NH,OH), 1650(キノンC=O) 1590(キノンC=C)。1 NMR σ(DMSO−d6): 8.45〜8.55(m,1H,フェニルH), 7.7〜7.85(m,1H,フェニルH), 7.2〜7.45(m,3H,フェニルH,NH), 6.4〜6.6(m,2H,CH=CHCH2−), 5.17(s,1H,H−6), 5.04と4.77(m,1H,OH), 4.56(d,2H,芳香族CH 2−), 4.2(m,2H,CH=CHCH 2), 3.92(s,3H,NCH3), 3.45〜3.6(m,2H,CH 2NH), 3.04(t,2H,J=7Hz,−CH 2フェニル)。
FDMS:m/e367(M+)。
実施例29 3−アセトキシメチル−1−メチル−5−[2−ピリ
ジルエチル−1−アミノ−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]プロプ−β−エン−α−イル アセテート
(EO52) EO47(実施例26)の合成法に準拠した。
ジルエチル−1−アミノ−2−[1H−インドール−4,
7−ジオン]プロプ−β−エン−α−イル アセテート
(EO52) EO47(実施例26)の合成法に準拠した。
収率:86%,紫色結晶。
mp:156〜157℃。
IR(CHCl3): 3300(NH), 1730(エステルC=O), 1660(キノンC=O), 1590(キノンC=C)。1 NMR σ(CDCl3): 8.55〜8.6(m,1H,フェニルH), 7.55〜7.65(m,1H,フェニルH), 7.1〜7.2(m,2H,フェニルH), 6.4〜6.6(m,2H,CH=CHCH2−,NH), 6.07(dt,1H,J=16.0Hz,J=5.9Hz,CH=CHCH2−), 5.24(s,1H,H−6), 5.22(s,2H,芳香族CH 2−), 4.73(dd,2H,J=5.9,J=1.2Hz,CH=CHCH 2), 3.96(s,3H,NCH3), 3.5〜3.6(m,2H,CH 2NH), 3.09(t,2H,J=6.6Hz,−CH 2−フェニル), 2.10と2.04(s,3H,−COCH3)。
FDMS:m/e451(M+)。
実施例30 3−アセトキシメチル−1−メチル−5−プロピレン
アミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロ
プ−β−エン−α−イル アセテート(EO53) EO47(実施例26b)と同様の手法に従い、EO7からEO53
を合成した。
アミノ−2−[1H−インドール−4,7−ジオン]プロ
プ−β−エン−α−イル アセテート(EO53) EO47(実施例26b)と同様の手法に従い、EO7からEO53
を合成した。
収率:70%,紫色結晶。
mp:143〜145℃(MeOH)。
IR(CHCl3): 1735(エステルC=O), 1665(キノンC=O), 1585(キノンC=C)。1 NMR σ(CDCl3): 6.51(dt,1H,J=16.1Hz,J=1.3Hz,CH=CHCH 2−), 6.12(dt,1H,J=16.1Hz,J=5.8Hz,CH=CHCH2−), 5.79(s,1H,H−6), 5.27(s,2H,芳香族CH 2−), 4.76(dd,2H,J=5.8,J=1.3Hz,CH=CHCH 2), 3.94(s,3H,NCH3), 2.25〜2.4(m,1H,CHCH3), 2.05〜2.20(m,6H,−COCH3,CH2N), 1.42(d,3H,J=5.5Hz CHCH 3)。
生物学データ(生体外実験) フリー・ユニバシテー・オブ・アムステルダム(Free
University of Amsterdam)において、L1210細胞とR
−1細胞(横紋筋内腫瘍)に対するインドロキノン化合
物II(式II)の生物液検定法による細胞毒性活性を試験
した(表−1)。一方、テー・エヌ・オー・リースウィ
ーク(TNO Rijswijk)においては、7種の化合物(EO
1、EO2、EO4、EO7、EO9、EO16およびEO17)の技条検定
法によるL1210活性を調べ、さらに4種の化合物(EO1、
EO2、EO4およびEO9)の最小活性服用量をランバーツ(L
amberts)らの方法によって測定した[オンコロジー(O
ncology)、40、301(1983)](表2)。EO1、EO2、EO
4、EO4A、EO8、EO9、EO33およびEO35の8種について
は、5組のヒト腫瘍線パネルによる試験を行った。(TN
O、表3)。3種のEO1、EO4およびEO9を選択し、5組の
遅速増殖ヒト腫瘍線を含む細胞毒性に付した[ユニバシ
テー・オブ・フライブルグ(University of Freibur
g)](表4)。
University of Amsterdam)において、L1210細胞とR
−1細胞(横紋筋内腫瘍)に対するインドロキノン化合
物II(式II)の生物液検定法による細胞毒性活性を試験
した(表−1)。一方、テー・エヌ・オー・リースウィ
ーク(TNO Rijswijk)においては、7種の化合物(EO
1、EO2、EO4、EO7、EO9、EO16およびEO17)の技条検定
法によるL1210活性を調べ、さらに4種の化合物(EO1、
EO2、EO4およびEO9)の最小活性服用量をランバーツ(L
amberts)らの方法によって測定した[オンコロジー(O
ncology)、40、301(1983)](表2)。EO1、EO2、EO
4、EO4A、EO8、EO9、EO33およびEO35の8種について
は、5組のヒト腫瘍線パネルによる試験を行った。(TN
O、表3)。3種のEO1、EO4およびEO9を選択し、5組の
遅速増殖ヒト腫瘍線を含む細胞毒性に付した[ユニバシ
テー・オブ・フライブルグ(University of Freibur
g)](表4)。
(1)R−1活性の測定(生物液検定) R−1活性の測定に際し、横紋筋内腫瘍細胞を、10%
フェート・カーフ・セラム(Foeto Calf Serum,FCS)に
より補充したダルベッコ(Dulbecco)の媒体3mlを含む
ファルコン(Falcon)の多層容器(増殖面積9.6cm2)
(〜106細胞/皿)の中に入れた。その細胞が重合体基
質に付着して単層を形成した時点で(約16時間)、細胞
と、同上媒体に溶解の適正濃度の被験化合物を加湿空気
中、5%CO2雰囲気、37℃で培養した。ついで薬液を除
去、細胞を新鮮媒体で被覆した。48時間経過後、細胞を
抗トリプシン化し、その数をシスメックス(Sysmex)の
マイクロセルカウンター(CC110)より算出した。
フェート・カーフ・セラム(Foeto Calf Serum,FCS)に
より補充したダルベッコ(Dulbecco)の媒体3mlを含む
ファルコン(Falcon)の多層容器(増殖面積9.6cm2)
(〜106細胞/皿)の中に入れた。その細胞が重合体基
質に付着して単層を形成した時点で(約16時間)、細胞
と、同上媒体に溶解の適正濃度の被験化合物を加湿空気
中、5%CO2雰囲気、37℃で培養した。ついで薬液を除
去、細胞を新鮮媒体で被覆した。48時間経過後、細胞を
抗トリプシン化し、その数をシスメックス(Sysmex)の
マイクロセルカウンター(CC110)より算出した。
MMCのR−1活性も表1に併記した。
(2)L1210活性の測定(生物液検定) L1210細胞を、15%FCSと2−メルカプトエタノール
(60μmol)にて補充したRPMI使用のFalcon容器中で懸
濁液として増殖させた。その細胞と被験化合物を加湿空
気中、5%CO2雰囲気、37℃で48時間連続培養したあ
と、細胞数をSysmexカウターで計測した。結果を表1に
示した。
(60μmol)にて補充したRPMI使用のFalcon容器中で懸
濁液として増殖させた。その細胞と被験化合物を加湿空
気中、5%CO2雰囲気、37℃で48時間連続培養したあ
と、細胞数をSysmexカウターで計測した。結果を表1に
示した。
(3)L1210活性の測定(技条検定) この検定法は、マーチン(Martin)らの方法[キャン
サー・ヘモセラピー・レポート(Cancer Chemother.Rep
o,51,451 1967)]とエル・エム・ファン・プッテン
(L.M.van Putten)らの方法[同文献、60、373(197
6)]の改良型であり、L1210の細胞集落を軟質寒天中で
増殖させる方法を採用した。L1210細胞の懸濁培養物か
ら100個の細胞(0.1ml)を、軟質寒天増殖媒体1mlと適
正濃度の被験化合物を含む3.5mm培養皿(Falcon)に塗
布した。寒天媒体の組成は、ウマの15.8%血清2−メル
カプトエタノール60μmol、L−アスパラギン20mg/mlお
よび寒天0.3%[デフコ(Difco)]であった。培養皿を
加湿空気中、10%CO2雰囲気、37℃で8日間培養したあ
と、細胞集落数を求めることにより、服用量効果曲線を
得た。ID−50の計算値は表1に示したとおりであった。
サー・ヘモセラピー・レポート(Cancer Chemother.Rep
o,51,451 1967)]とエル・エム・ファン・プッテン
(L.M.van Putten)らの方法[同文献、60、373(197
6)]の改良型であり、L1210の細胞集落を軟質寒天中で
増殖させる方法を採用した。L1210細胞の懸濁培養物か
ら100個の細胞(0.1ml)を、軟質寒天増殖媒体1mlと適
正濃度の被験化合物を含む3.5mm培養皿(Falcon)に塗
布した。寒天媒体の組成は、ウマの15.8%血清2−メル
カプトエタノール60μmol、L−アスパラギン20mg/mlお
よび寒天0.3%[デフコ(Difco)]であった。培養皿を
加湿空気中、10%CO2雰囲気、37℃で8日間培養したあ
と、細胞集落数を求めることにより、服用量効果曲線を
得た。ID−50の計算値は表1に示したとおりであった。
インドロキノンIII(式III)の生体外L1210とR−1
活性を上述の生物液検定法によって測定し、被験化合物
のIR−50値を表1Aに示した。
活性を上述の生物液検定法によって測定し、被験化合物
のIR−50値を表1Aに示した。
注)還元電位(E1/2)の測定はユニバシテー・オブ・ア
ンダーシテー(niversity of Undercity)による。最初
の測定電位のみ表示。
ンダーシテー(niversity of Undercity)による。最初
の測定電位のみ表示。
(4)最小活性服用量の測定(L1210、生物液検定) 前掲のLambertsらの方法により、EO1、EO2、EO4およ
びEO9について調べた。被験化合物の適正濃度を拡大
し、培養媒体と被験化合物の存在下、L1210細胞を一連
の容量内で増殖させた。所定の培養時間経過後、被験化
合物の最小活性服用量(LAD)を決定した。その決定に
当り、被験化合物の折出点直径と、培養物と細胞懸濁液
のみを含み、したがって増殖抑制値直径の小さい対照品
とを比較した(表2)。
びEO9について調べた。被験化合物の適正濃度を拡大
し、培養媒体と被験化合物の存在下、L1210細胞を一連
の容量内で増殖させた。所定の培養時間経過後、被験化
合物の最小活性服用量(LAD)を決定した。その決定に
当り、被験化合物の折出点直径と、培養物と細胞懸濁液
のみを含み、したがって増殖抑制値直径の小さい対照品
とを比較した(表2)。
注)LAD2は、 (5)ヒト腫瘍線パネル活性の測定(TNO) 被験化合物の細胞寒栓活性を、後述の5組のヒト腫瘍
線に対して生物液検定するTNOのピー・レリベルト(P.L
elieveld)により確立された新選別法に従って試験し
た。
線に対して生物液検定するTNOのピー・レリベルト(P.L
elieveld)により確立された新選別法に従って試験し
た。
A204細胞、横紋筋内腫瘍 MCF−7乳腺ガン細胞、腫瘍受容体陽性[ジー・ジェ
ー・ゴールデンバーグ(G.J.Goldenberg)とイー・ケー
・フローゼ(E.K.Froese)、キャンサー・リサーチ(Ca
ner Res.)、42、5147(1982)] T24細胞、膀胱腫瘍 WiDr細胞、結腸腫瘍[ピー・ノグチ(P.Noguchi)
ら、インビトロ(In Vitro.)、15、401(1979)] IgR37細胞、色素細胞腫 新TNO選別法を実証するために、次項を適用する。
ー・ゴールデンバーグ(G.J.Goldenberg)とイー・ケー
・フローゼ(E.K.Froese)、キャンサー・リサーチ(Ca
ner Res.)、42、5147(1982)] T24細胞、膀胱腫瘍 WiDr細胞、結腸腫瘍[ピー・ノグチ(P.Noguchi)
ら、インビトロ(In Vitro.)、15、401(1979)] IgR37細胞、色素細胞腫 新TNO選別法を実証するために、次項を適用する。
MCF乳腺ガン細胞を通常のごとく使用し、ホルモン感
性を測定すること。
性を測定すること。
WiDr腫瘍は、新生体外選別法用の腫瘍細胞線の一集落
として目下NCIで研究中であること。
として目下NCIで研究中であること。
24個の容量の組織培養集落[コースター3524(Coastar3
524)中で被験化合物とアドリアマイシンに連続暴露し
たあと、細胞を固定、染色する。薬剤濃度を高め、抑制
濃度を定性的に評価する。
524)中で被験化合物とアドリアマイシンに連続暴露し
たあと、細胞を固定、染色する。薬剤濃度を高め、抑制
濃度を定性的に評価する。
実験要領は以下のとおりである。
ヒト腫瘍細胞:10%FCSで補充のDulbecco媒体中に保持 A、TおよびZ細胞懸濁液:5.104細胞/ml MおよびW細胞懸濁液:105細胞/ml 細胞接植:16mm容量、48時間(0.51ml細胞懸濁液/容
量) 薬剤:ハンクス(Hanks)の緩衝平衝塩溶液とエタノー
ル混液中に適正濃度で溶解、薬剤溶液(0.05ml)を各容
量に添加、各容量中の最終エタノール濃度1%以下 培養:細胞と被験化合物の連続培養、加湿空気、10%CO
2雰囲気、37℃、72時間 抑制服用量の決定:細胞を固定、クリスタルバイオレッ
トのメタノールホルムアルデヒド溶液で染色 −:細胞増殖抑制効果なし +:細胞全面殺傷 ヒト腫瘍線のTNOパネルにおいて、ある種インドロキ
ノン化合物が高度の選択性のある生体外毒性効果を奉し
た(表3)。参照化合物としてアドリアマイシンを、対
照としてマイトマイシンC等の細胞寒栓剤を使用した。
量) 薬剤:ハンクス(Hanks)の緩衝平衝塩溶液とエタノー
ル混液中に適正濃度で溶解、薬剤溶液(0.05ml)を各容
量に添加、各容量中の最終エタノール濃度1%以下 培養:細胞と被験化合物の連続培養、加湿空気、10%CO
2雰囲気、37℃、72時間 抑制服用量の決定:細胞を固定、クリスタルバイオレッ
トのメタノールホルムアルデヒド溶液で染色 −:細胞増殖抑制効果なし +:細胞全面殺傷 ヒト腫瘍線のTNOパネルにおいて、ある種インドロキ
ノン化合物が高度の選択性のある生体外毒性効果を奉し
た(表3)。参照化合物としてアドリアマイシンを、対
照としてマイトマイシンC等の細胞寒栓剤を使用した。
(6)遅速増殖ヒト腫瘍線活性の測定 3種のインドロキノン化合物について、5組のヒト腫
瘍細胞線つまり肺NSCLC、乳腺、腎および2種の結腸の
集落形成抑制能をUniversity of Freiburgにおいて試験
した(表4)。0.01μg/mlの低濃度ではEO9とEO4が肺細
胞に対して活性を有しする一方、0.1μg/mlの高濃度に
なると3種とも全細胞線に活性を呈した。
瘍細胞線つまり肺NSCLC、乳腺、腎および2種の結腸の
集落形成抑制能をUniversity of Freiburgにおいて試験
した(表4)。0.01μg/mlの低濃度ではEO9とEO4が肺細
胞に対して活性を有しする一方、0.1μg/mlの高濃度に
なると3種とも全細胞線に活性を呈した。
(7)パラーインドロキノンの電気化学的性状 細胞毒性作用時のインドロキノンIIの生物還元活性メ
カニズムを実証するために、ユニバシテー・オブ・ユト
レヒト(University of Utvercht)におい電気化学的考
察を行った。表5から明らかなように、直流電流の電圧
一電流曲線によると、EO7はベンゾキノン核の可逆還元
を表わす還元波を示した。一方、EO1とEO6の曲線は2波
またはそれ以上の還元波を有することから、電気化学還
元中に電気化学的に還元可能な新たな化合物が形成され
ることを示している。この化合物形成は、1基または両
基のOAc基を除去することに起因すると考えられる。同
様の波がMMCの還元反応においても認められている。後
者の結果は、EO6環状電圧電流実験により確認された。
還元波と酸化波ま形状および寸法は著しく異なるが、第
一サイクル後に化学的に捕捉した中間体ははどちらかと
いう可逆的な電圧電流曲線を呈する。以上の実験から明
らかなごとく、キノン環の還元に引き続いて、試験管内
活性に重要な化学反応が発生する。
カニズムを実証するために、ユニバシテー・オブ・ユト
レヒト(University of Utvercht)におい電気化学的考
察を行った。表5から明らかなように、直流電流の電圧
一電流曲線によると、EO7はベンゾキノン核の可逆還元
を表わす還元波を示した。一方、EO1とEO6の曲線は2波
またはそれ以上の還元波を有することから、電気化学還
元中に電気化学的に還元可能な新たな化合物が形成され
ることを示している。この化合物形成は、1基または両
基のOAc基を除去することに起因すると考えられる。同
様の波がMMCの還元反応においても認められている。後
者の結果は、EO6環状電圧電流実験により確認された。
還元波と酸化波ま形状および寸法は著しく異なるが、第
一サイクル後に化学的に捕捉した中間体ははどちらかと
いう可逆的な電圧電流曲線を呈する。以上の実験から明
らかなごとく、キノン環の還元に引き続いて、試験管内
活性に重要な化学反応が発生する。
(8)インドロキノンIIの構造パラメーターと生体外細
胞毒性の関係 まず置換基R2とR3の性状がID−50値に及ぼす影響につ
いて述べる(表6)。一般にインドロキノンは2組の細
胞線に対して異なった毒性を示す。R2とR3の電子供与能
が高まると、活性は著しく低下する。EO47とEO52が高活
性(R−1)を有する理由は、還元活性化時に分子内プ
ロトンが別の窒素原子に奪われるためであろうと思われ
る。C−7に−N=CH−(CH3)2を結合した新規なC−
7MMC同族体の活性にも多分に同様のことがいえる。
胞毒性の関係 まず置換基R2とR3の性状がID−50値に及ぼす影響につ
いて述べる(表6)。一般にインドロキノンは2組の細
胞線に対して異なった毒性を示す。R2とR3の電子供与能
が高まると、活性は著しく低下する。EO47とEO52が高活
性(R−1)を有する理由は、還元活性化時に分子内プ
ロトンが別の窒素原子に奪われるためであろうと思われ
る。C−7に−N=CH−(CH3)2を結合した新規なC−
7MMC同族体の活性にも多分に同様のことがいえる。
つぎに残基X1とX2の性状がIR−50値に及ぼす影響につ
いて述べる(表7)。X1とX2の残基能が低下すると、ID
−50値が上昇する。最も顕著なのはC−10のX1であり、
EO39のR−1活性に認められる。還元実験(M2/ptO2)
から、一電子または二電子還元EO39が分解して反応性の
イミニウムやキノンメチド種に転化する傾向にあると実
証されている(図表XII)。
いて述べる(表7)。X1とX2の残基能が低下すると、ID
−50値が上昇する。最も顕著なのはC−10のX1であり、
EO39のR−1活性に認められる。還元実験(M2/ptO2)
から、一電子または二電子還元EO39が分解して反応性の
イミニウムやキノンメチド種に転化する傾向にあると実
証されている(図表XII)。
アジリジニルインドロキノンの生体外活性について述
べれば(表8,第1図)、(キノン核のメチル基をアジリ
ジニル基で置換すると、ID−50値が大幅に低下する。特
にR−1において顕著である。この群のインドロキノン
に別のアルキル化点の存在することが、EO4をN2S2O4で
還元し、同時に反応性中間体をN,N−ジエルチジチオカ
ルバメート アニオンで促える実験から明らかになって
いる(図表8)。
べれば(表8,第1図)、(キノン核のメチル基をアジリ
ジニル基で置換すると、ID−50値が大幅に低下する。特
にR−1において顕著である。この群のインドロキノン
に別のアルキル化点の存在することが、EO4をN2S2O4で
還元し、同時に反応性中間体をN,N−ジエルチジチオカ
ルバメート アニオンで促える実験から明らかになって
いる(図表8)。
実験の結果、R−1の抑制服用量は一般にL1210にお
けるより低いと判明した。アジリニジル環のいずれかの
炭素原子に、またはインドール核のC−6炭素原子にメ
チル基を導入すると、インドロキノンの細胞毒性活性が
極端に低下する。
けるより低いと判明した。アジリニジル環のいずれかの
炭素原子に、またはインドール核のC−6炭素原子にメ
チル基を導入すると、インドロキノンの細胞毒性活性が
極端に低下する。
生物学データ(生体内実験) (1)急性毒性の測定 急性毒性実験をTNOを行った。被験動物として雑種雄
マウスを使用した[シー57・ブラック/リー×シー・ビ
ー・エー/リー・エフ・フル(C57 Black/Rig×CBA/Rig
Fl)]。薬剤はカルボキシチメチルセルロースの懸濁
液(2%)として、第1日目に1回のみの服用で、腹腔
内に投与した。結果を表9に示す。
マウスを使用した[シー57・ブラック/リー×シー・ビ
ー・エー/リー・エフ・フル(C57 Black/Rig×CBA/Rig
Fl)]。薬剤はカルボキシチメチルセルロースの懸濁
液(2%)として、第1日目に1回のみの服用で、腹腔
内に投与した。結果を表9に示す。
(2)生体内のL1210の実験 実験はTNOで行った。被験動物はバルブ/シー×デー
・ビー・エー 2 エフ・エル(Balb/c×DBA 2 Fl)の
雑種雄マウスを使用した。薬剤はカルボキシメチルセル
ロースの懸濁液(2%)として、第1日目に1回のみの
服用で、腹腔内に投与した。結果は表9に示した。
・ビー・エー 2 エフ・エル(Balb/c×DBA 2 Fl)の
雑種雄マウスを使用した。薬剤はカルボキシメチルセル
ロースの懸濁液(2%)として、第1日目に1回のみの
服用で、腹腔内に投与した。結果は表9に示した。
(3)生体内P338実験 実験はブラッセルのインスチチュート・ジュールス・
ボルデット(Institute Jules Bordet)で行った。被験
動物としてシー・デー・エフ(CDF)の雌マウスを使用
した。マウスの腹腔内に1×106P388腫瘍細胞を接種
し、48時間後、薬剤をツィーン80(Tween80)または生
理食塩水の懸濁液として投与した。各服用量の動物群は
6匹とした。投与期間1〜5日間とし、対照として生理
食塩水を注射したマウス18匹を適用した。薬剤中のEO4
とEO35が最適服用量(T/C約130%)で再現性のある最大
活性を示した(表10)。
ボルデット(Institute Jules Bordet)で行った。被験
動物としてシー・デー・エフ(CDF)の雌マウスを使用
した。マウスの腹腔内に1×106P388腫瘍細胞を接種
し、48時間後、薬剤をツィーン80(Tween80)または生
理食塩水の懸濁液として投与した。各服用量の動物群は
6匹とした。投与期間1〜5日間とし、対照として生理
食塩水を注射したマウス18匹を適用した。薬剤中のEO4
とEO35が最適服用量(T/C約130%)で再現性のある最大
活性を示した(表10)。
(4)インドロキノンEO9の膚色マウスによるヒト腫瘍
異植体の腫瘍増殖抑制 生体外実験の結果を総合したうえで、拡大生体内実験
用にEO9を選択した。膚色マウスに異植した4種のヒト
腫瘍異種体について、同化合物の活性を測定した。実験
はUniversity of Freiburgのエッチ・エッチ・フィビグ
(H.H.Fiebig)と[肺−NSCLC(LXGF)線、腎線、乳
線、H.H.Fiebigら、ベヒリング・インスチチュート・ミ
ッテルング(Behring Inst.Mitt.)74、343[、Free Un
iversity HospItal Amsterdamのイー・ボーベン(E.Bov
en)と[オバリアン(Ovarian)(MRI−H−207)線、
E.Boveら、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、4
5、86(1985)およびE.Boveら、ユーロピアン・ジャー
ナル・オブ・クリニカル・オンコロジー(Eur.J.Clin.O
ncol.)、24、1253(1985)]の両博士によって行われ
た。
異植体の腫瘍増殖抑制 生体外実験の結果を総合したうえで、拡大生体内実験
用にEO9を選択した。膚色マウスに異植した4種のヒト
腫瘍異種体について、同化合物の活性を測定した。実験
はUniversity of Freiburgのエッチ・エッチ・フィビグ
(H.H.Fiebig)と[肺−NSCLC(LXGF)線、腎線、乳
線、H.H.Fiebigら、ベヒリング・インスチチュート・ミ
ッテルング(Behring Inst.Mitt.)74、343[、Free Un
iversity HospItal Amsterdamのイー・ボーベン(E.Bov
en)と[オバリアン(Ovarian)(MRI−H−207)線、
E.Boveら、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、4
5、86(1985)およびE.Boveら、ユーロピアン・ジャー
ナル・オブ・クリニカル・オンコロジー(Eur.J.Clin.O
ncol.)、24、1253(1985)]の両博士によって行われ
た。
肺−NSCLC(LXFG)線: 生体外実験(表4)と同様に評価した。腫瘍を皮下移
植したあと、EO9を服用量4mg/kgと6mg/kg、服用期間14
日と21日にわたって静脈内に投与した。最適増殖抑制42
%と特異増殖遅延1.03が得られた(第2図)。
植したあと、EO9を服用量4mg/kgと6mg/kg、服用期間14
日と21日にわたって静脈内に投与した。最適増殖抑制42
%と特異増殖遅延1.03が得られた(第2図)。
腎線: 生体外実線(表4)と同様に評価した。腫瘍の皮下移
植後、EO9を服用量4mg/kgと6mg/kg、服用期間22日と29
日にわたって静脈内に投与した。有意の抑制効果は達成
できなかった。(第3図)。
植後、EO9を服用量4mg/kgと6mg/kg、服用期間22日と29
日にわたって静脈内に投与した。有意の抑制効果は達成
できなかった。(第3図)。
乳線: 生体内での接種が低いため、生体外実験の評価とは異
なる。腫瘍を皮下に移植し、ついでEO9の静脈投与を行
った。服用量と服用期間はそれぞれ4mg/kgと6mg/kg、22
日と29日とした。51%で最適抑制効果に達した(第4
図)。
なる。腫瘍を皮下に移植し、ついでEO9の静脈投与を行
った。服用量と服用期間はそれぞれ4mg/kgと6mg/kg、22
日と29日とした。51%で最適抑制効果に達した(第4
図)。
オバリアン(MRI−H−207)線: 実験は上述ののボーベン博士の下で行われた。
動物、物質および方法: マウス:生後8〜10週のC57B1雌マウスを使用し、直径2
mmの腫瘍片を両側移植した。
mmの腫瘍片を両側移植した。
治療: 投与前のEO9を濃度0.5mg/mlで生理食塩水に溶解し
た。服用量と服用期間は、ネズミの腫瘍系実験と、非腫
瘍接種マウスによる詮索実験から導き出した。腫瘍の大
きさが50〜150mm3のとき、静脈投与により治療を開始し
た。6〜7匹群の腫瘍担持マウスを治療用に、5〜6匹
群の腫瘍マウスを対照用にそれぞれ無作為に供した。
た。服用量と服用期間は、ネズミの腫瘍系実験と、非腫
瘍接種マウスによる詮索実験から導き出した。腫瘍の大
きさが50〜150mm3のとき、静脈投与により治療を開始し
た。6〜7匹群の腫瘍担持マウスを治療用に、5〜6匹
群の腫瘍マウスを対照用にそれぞれ無作為に供した。
薬効評価: 腫瘍の三元寸法を週当り2回測定した。治療マウスと
対照マウスの相対腫瘍容量の平均値(×100,% T/C)
として薬効を表示した。最終注射後35日以内に最適値を
算出した。毒性死(最終注射後2週間以内の死)は評価
の対象から除外した。
対照マウスの相対腫瘍容量の平均値(×100,% T/C)
として薬効を表示した。最終注射後35日以内に最適値を
算出した。毒性死(最終注射後2週間以内の死)は評価
の対象から除外した。
MRI−H−207: エー・イー・ボグデン(A.E.Bogden)博士から提供さ
れた無鑑別の、倍増時間3〜5日間の腺ガン腎臓を使用
した。
れた無鑑別の、倍増時間3〜5日間の腺ガン腎臓を使用
した。
結果: EO9を服用量5mg/kgと6mg/kgで静脈投与し、98%で最
適抑制効果を得た(第5図)。臨床に適した化合物との
卵巣ガンに対する活性を比較した(表11)。
適抑制効果を得た(第5図)。臨床に適した化合物との
卵巣ガンに対する活性を比較した(表11)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 403/04 203 205 // A61K 31/40 31/44 ADU 31/445 31/535 (71)出願人 999999999 ウーストビーン、エベラーダス・アーノル ダス オランダ国、アムステルダム 1018 ダブ リュー エス、ニューウェ・アフタグラフ ト 129、ユニバーシティ・オブ・アムス テルダム、ラボラトリィ・オブ・オーガニ ック・ケミストリィ (72)発明者 スペッカンプ、ウィレム・ニコ オランダ国、アムステルダム 1018 ダブ リュー エス、ニューウェ・アフテルグラ フト 129、ユニバーシティ・オブ・アム ステルダム、ラボラトリィ・オブ・オーガ ニック・ケミストリィ (72)発明者 ウーストビーン、エベラーダス・アーノル ダス オランダ国、アムステルダム 1018 ダブ リュー エス、ニューウェ・アフタグラフ ト 129、ユニバーシティ・オブ・アムス テルダム、ラボラトリィ・オブ・オーガニ ック・ケミストリィ
Claims (16)
- 【請求項1】次の一般式で表されるインドロキノン化合
物。 式中、R2とR3はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アル
キル基、アルコキシ基、アリロキシ基、アルキルチオ
基、アルルチオ基、一級または二級アミノ基、水酸基ま
たはアミノ基、 R5は水素原子、水酸基、アルコキシ基、アルキル基、 R6とR7はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子またはアルキ
ル基、 R8は−CH2X1基、−CO2 -M+基(式中、Mは金属イオ
ン)、−CO2R10基(式中、R10は水素原子またはアルキ
ル基)または−CONR′R″基(式中、R′とR″はそれ
ぞれ水素原子またはアルキル基、 R9は−CR11R12X2基、−CO2 -M+基(式中、M+は前記定義
に同じ)、−CO2R13基、ここでR11、R12とR13はそれぞ
れ水素原子またはアルキル基を示し、または−CONR′
R″基(式中、R′とR″は前記定義に同じ)、 X1とX2が存在する場合、それぞれ水素原子またはOH、OR
−OC=OR、−OCO2R、−OC=ONRR、SH、SR、−SC=OR、
−SC=SR、−SCO2R、−SC=SOR、−SC−ONRR、−SC=SN
RR、−NRR、ここでRは水素原子またはアルキル基を示
し、−OSOR、−OSO2RおよびOP(OR)2、ここでRは水素原
子、アルキル基、アリール基または炭水化物基を示す群
から選ばれる基を示し、X1とX2は同じでも異なってもよ
い。 - 【請求項2】次の一般式で表わされる請求項1に記載の
インドロキノン化合物。 式中、R2は−OCH3基または一級または二級アミノ基、 R3は水素原子またはメチル基、 R5はメチル基またはブチル基、 X1とX2はそれぞれ水素原子または−OH、−OAc、−OCOOC
H3、−CONH2、−OCONHCH2CH2Cl、−OCOC6H5、−OCOC
4H9、−NHC6H5、SC=OOC2H5および−OCH3の群から選ば
れる基を示し、X1とX2は同じでも異なってもよい。 - 【請求項3】次の一般式で表わされる請求項1に記載の
インドロキノン化合物。 式中、R2、R3とR5は前期定義に同じである。 - 【請求項4】次の一般式で表わされるインドロキノン化
合物を製造する方法であって、 式中、R2は−OCH3基または一級または二級アミノ基、 R3は水素原子またはメチル基、 X1とX2はそれぞれ水素原子または−OAc、−OCOOCH3、−
CONH2、−OCONHCH2CH2Cl、−OCOC6H5、−OCOC4H9、−NH
C6H5、−SC=OOC2H5および−OCH3の群から選ばれる基を
示し、X1とX2は同じでも異なってもよいが、どちらも−
OH基を示さず、 次式の化合物と 2個のOH基を所望の官能基X1とX2に置き換えるような試
薬(実施例2,3,4,5,6,7,8,9,21,22,23,24,25参照)とを
反応させ、および/または所望のアミノ基R2に相当する
過剰の一級または二級アミンとを反応させる製造方法。 - 【請求項5】次の一般式で表わされるインドロキノン化
合物を製造する方法であって、 式中X1とX2はともに−OAc基、−OCOCH3基、−OCHNH
2基、 または−OCONHCH2CH2Cl基、 またはX1が−OCH3基で、X2が−OCONHCH2CH2Cl基を示
し、 次式の化合物EO7 の2個のOH基を適切な試薬(実施例2,3,4,5,6,12参照)
で処理して所望の官能基X1とX2に置き換える製造方法。 - 【請求項6】X1とX2がともにOAc基を示し、化合物EO7を
無水酢酸と反応させる請求項6に記載の製造方法。 - 【請求項7】X1とX2がともにOCOCH3基を示し、化合物EO
7をクロロ蟻酸メチルと反応させる請求項5に記載の製
造方法。 - 【請求項8】X1とX2がともにOCNH2基を示し、加工物EO7
をクロロ蟻酸フェニルと、ついでアンモニアと反応させ
る請求項5に記載の製造方法。 - 【請求項9】X1とX2がともにOCONHCH2CH2Cl基を示し、
化合物EO7をN−クロロエチルイソシアネートと反応さ
せる請求項5に記載の製造方法。 - 【請求項10】X1がOCH3基を、X2がOCONHCH2CH2Cl基を
示し、化合物EO7をN−クロロエチルイソシアネートと
反応させ、その生成物をメタノールで再結晶せしめる請
求項5に記載の製造方法。 - 【請求項11】次の一般式で表わされるインドロキノン
化合物を製造する方法であって、 式中、R2は一級または二級アミノ基を示し、次式の化合
物EP7と 過剰の一級または二級アミンとを反応させる製造方法。 - 【請求項12】次の一般式で表わされるインドロキノン
化合物を製造する方法であって、 式中、R2は一級または二級アミノ基を示し、次式の化合
物と 無水酢酸とを反応させることにより、次式の化合物EO1
を形成せしめ、 ついでその化合物EO1を過剰の一級または二級アミンと
反応させる製造方法。 - 【請求項13】次式で表わされるインドロキノン化合物
を製造する方法であって、 メチル−5−メトキシ−3−メトキシカルボニル−1−
メチル−2−[1H−インドール4,7−ジオン]アクリ
レートを過剰のアジリジンと反応させる製造方法。 - 【請求項14】次式の化合物EO7を製造する方法であっ
て、 (a)m−クロロフェノール(1)を3−クロロ−4−
ニトロソフェノール(2)にニトロ化する工程、 (b)(2)を3−クロロ−4−ニトロフェノール
(3)に酸化する工程、 (c)(3)を3−クロロ−4−ニトロアニゾール
(4)に転換する工程、 (d)(4)にNaOHとシアノ酢酸エチルを反応させたあ
と、酸性化によりエチル5−メトキシ−2−ニトロフェ
ニルシアノ酢酸(5)を形成する工程、 (e)(5)とHClをエタノール溶液中で反応させ、ジ
エチル5−メトキシ−2−ニトロフェニルマロン酸
(6)に転換する工程、 (f)(6)をジエチル2−アミノ−5−メトキシフェ
ニルマロン酸(7)に接触転換する工程、 (g)(7)を3−アクリル酸ホルミンと縮合し、2−
イミン(8)を形成する工程、 (h)(8)の1,5−電気環化により、メチル3,3−ジエ
トキシカルボニル−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2
−インドール酢酸を導く工程、 (i)(9)と無水酢酸と反応させ、N−アセチル誘導
体(10)を形成する工程、 (j)(10)とKOHをエタノール溶液中で反応させ、N
−アセチル−3−カルボキシ−2,3−ジヒドロ−5−メ
トキシ−2−インドール酢酸(11)を導く工程、 (k)(11)にK2CO3と硫酸ジメチルを反応させ、メチ
ル−N−アセチル−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−3
−メトキシカルボキニル−2−インドール酢酸(12)を
形成する工程、 (l)(12)とDDQの反応により、N−アセチル−5−
メトキシ−3−メトキシカルボキニル−1,2−インドー
ル酢酸(13)を導く工程、 (m)(13)を瞬間カラムクロマトグラフィーにより精
製し、メチル5−メトキシ−3−メトキシカルボキニル
−2−インドール酢酸(14)を導く工程、 (n)(14)を4−ニトロ誘導体(15)にニトロ化する
工程、 (o)(15)NaHと、ついでメチルハライドと反応さ
せ、メチル5−メトキシ−3−メトキシカルボキニル−
N−メチル−4−ニトロ−2−2−インドール酢酸(1
6)を導く工程、 (p)(16)を4−アミノ誘導体に還元する工程、 (q)(17)をフレミー塩と反応させ、5−メトキシ−
3−メトキシカルボニル−N−メチル−4,7−ジオキソ
ーンドール酢酸を形成する工程(18)、 (r)(18)を4,7ジヒドロキシ誘導体(19)に還元す
る工程、 (s)(19)とジイソブチルアルミニウムハライドを反
応し、ついでその生成物をFeCl3と反応させることによ
り、目的化合物(20)を得る工程 からなる製造方法。 - 【請求項15】化合物(20)の6−位置の水素原子を別
の置換基で置き換えるために、置換されたm−クロロフ
ェノールを工程(a)で使用する請求項14に記載の製造
方法。 - 【請求項16】工程(o)において誘導体(15)を式R5
X1のハライド(式中、R5はメチル基以外のアルキル基)
と反応させ、化合物(20)のN−CH3をNR5により置き換
える請求項14または15に記載の製造方法。
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