JPH0819202A - 同期式モータのインシュレータ - Google Patents
同期式モータのインシュレータInfo
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- JPH0819202A JPH0819202A JP14934394A JP14934394A JPH0819202A JP H0819202 A JPH0819202 A JP H0819202A JP 14934394 A JP14934394 A JP 14934394A JP 14934394 A JP14934394 A JP 14934394A JP H0819202 A JPH0819202 A JP H0819202A
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同期式モータのステータにおけるインシュレ
ータを改良して電気的絶縁距離の増加を図り、かつ、ス
テータ巻線の巻設作業性を損なうことがないようにする
こと。 【構成】 同期式モータのステータ12において、巻線
溝14に収納されるステータ巻線20を磁路要素のステ
ータコア12aに対して電気的に絶縁するインシュレー
タ26が、ステータコア12aの内周面にステータ歯1
8と交互に形成される巻線溝14を覆う絶縁主部30
と、同巻線溝14の開口16から内奥に向けて衝立壁の
形状を有した絶縁補助部分31とを有し、ステータ巻線
20の巻設作業を損なうことなく、同巻線20からステ
ータ歯18の歯端18aに至る電気的絶縁距離を適正値
に設定できる構成とした。
ータを改良して電気的絶縁距離の増加を図り、かつ、ス
テータ巻線の巻設作業性を損なうことがないようにする
こと。 【構成】 同期式モータのステータ12において、巻線
溝14に収納されるステータ巻線20を磁路要素のステ
ータコア12aに対して電気的に絶縁するインシュレー
タ26が、ステータコア12aの内周面にステータ歯1
8と交互に形成される巻線溝14を覆う絶縁主部30
と、同巻線溝14の開口16から内奥に向けて衝立壁の
形状を有した絶縁補助部分31とを有し、ステータ巻線
20の巻設作業を損なうことなく、同巻線20からステ
ータ歯18の歯端18aに至る電気的絶縁距離を適正値
に設定できる構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期式サーボモータを
始めとする同期式モータにおけるステータの構造改良に
関し、特に、ロータの外周に空隙を介してラジアル方向
に対向する円筒周面にステータ歯を有したステータの巻
線溝内に装填されたステータ巻線と、同ステータ歯にお
ける巻線溝の開口に周方向から臨んだフック部分(以
下、ステータ歯の歯端と言う)との間の電気的絶縁距離
を例えば、モータユーザーの使用条件に適合させた絶縁
性能に適合可能な十分な長さに設定できるように改善し
たインシュレータの構造に関する。
始めとする同期式モータにおけるステータの構造改良に
関し、特に、ロータの外周に空隙を介してラジアル方向
に対向する円筒周面にステータ歯を有したステータの巻
線溝内に装填されたステータ巻線と、同ステータ歯にお
ける巻線溝の開口に周方向から臨んだフック部分(以
下、ステータ歯の歯端と言う)との間の電気的絶縁距離
を例えば、モータユーザーの使用条件に適合させた絶縁
性能に適合可能な十分な長さに設定できるように改善し
たインシュレータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】同期式モータ、特に、同期式サーボモー
タとしてロータの外周に空隙を介してステータを設け、
そのステータにおけるロータとの対向内周面にステータ
とステータ巻線溝を交互に有し、同ステータ巻線溝には
多相のステータ巻線が該ステータ内周面側から装填した
構造のものは周知である。このような同期式サーボモー
タにおけるステータの構造例が図7に図示されている。
同図7の断面から明らかなように、ステータは、主とし
て磁性鋼板の積層体から成るステータコア40の内周面
に形成されたステータ歯41と、2つのステータ歯4
1、41の間に形成された巻線溝42とを有し、ステー
タ歯41は巻線溝42の開口42aに向けて周方向に突
出した歯端41aを有している。そして、巻線溝42の
内部には開口42a側から装填されたステータ巻線43
が装填され、巻線溝42の内部周壁に沿って挿着された
インシュレータ44が設けられている。
タとしてロータの外周に空隙を介してステータを設け、
そのステータにおけるロータとの対向内周面にステータ
とステータ巻線溝を交互に有し、同ステータ巻線溝には
多相のステータ巻線が該ステータ内周面側から装填した
構造のものは周知である。このような同期式サーボモー
タにおけるステータの構造例が図7に図示されている。
同図7の断面から明らかなように、ステータは、主とし
て磁性鋼板の積層体から成るステータコア40の内周面
に形成されたステータ歯41と、2つのステータ歯4
1、41の間に形成された巻線溝42とを有し、ステー
タ歯41は巻線溝42の開口42aに向けて周方向に突
出した歯端41aを有している。そして、巻線溝42の
内部には開口42a側から装填されたステータ巻線43
が装填され、巻線溝42の内部周壁に沿って挿着された
インシュレータ44が設けられている。
【0003】このようなステータ構造において、ステー
タ溝42に巻設されたステータ巻線43の巻線数が比較
的少ない場合には、同ステータ巻線43からステータ歯
41の歯端41aに達する電気的絶縁距離は比較的長く
確保することができる。他方、同期式サーボモータにお
いて、近時の傾向として小形高出力モータが求められ、
図8、図9に示すように、ステータコア40の巻線溝4
2内に装填されるステータ巻線43の巻線数が増加して
高密度化する。
タ溝42に巻設されたステータ巻線43の巻線数が比較
的少ない場合には、同ステータ巻線43からステータ歯
41の歯端41aに達する電気的絶縁距離は比較的長く
確保することができる。他方、同期式サーボモータにお
いて、近時の傾向として小形高出力モータが求められ、
図8、図9に示すように、ステータコア40の巻線溝4
2内に装填されるステータ巻線43の巻線数が増加して
高密度化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような同期式サー
ボモータにおける小形化、高出力化に応じてステータの
巻線溝内における巻線密度が高密度化すると、ステータ
巻線43の一部が巻線溝42の開口42aの近くにまで
配設され、かつ、小形化に応じてステータ歯41の歯端
41aの長さが短くなる。この結果、同ステータ巻線4
3とステータ歯41の歯端41aとの間の電気的絶縁距
離が漸減し、十分な絶縁長さを確保できない場合が発生
し、図8から図9のように、インシュレータ44をステ
ータ歯41の歯端41a側へ延長した構造にしても、モ
ータユーザーの使用条件から要請される電気絶縁距離長
を十分に確保できない場合に発生している。
ボモータにおける小形化、高出力化に応じてステータの
巻線溝内における巻線密度が高密度化すると、ステータ
巻線43の一部が巻線溝42の開口42aの近くにまで
配設され、かつ、小形化に応じてステータ歯41の歯端
41aの長さが短くなる。この結果、同ステータ巻線4
3とステータ歯41の歯端41aとの間の電気的絶縁距
離が漸減し、十分な絶縁長さを確保できない場合が発生
し、図8から図9のように、インシュレータ44をステ
ータ歯41の歯端41a側へ延長した構造にしても、モ
ータユーザーの使用条件から要請される電気絶縁距離長
を十分に確保できない場合に発生している。
【0005】依って、本発明は、このような従来の同期
式モータステータにおける問題点を解消すべく、改良し
たインシュレータ構造を提供せんとするものである。
式モータステータにおける問題点を解消すべく、改良し
たインシュレータ構造を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題に
鑑みて、同期式モータのステータに用いられるインシュ
レータの構造として、ステータコアの内周面にステータ
歯と交互に形成される巻線溝に対して、同巻線溝の開口
から巻線溝の内奥に向けて衝立壁の形状を有した絶縁補
助部分を延設し、ステータ巻線の装填作業の簡便性を損
なうことなく、ステータ巻線からステータ歯の歯端に至
る電気的絶縁距離を、上記衝立壁形状の絶縁補助部分の
延設長さを適正値に設定することにより、所望の電気的
絶縁距離を確保可能にしたものである。
鑑みて、同期式モータのステータに用いられるインシュ
レータの構造として、ステータコアの内周面にステータ
歯と交互に形成される巻線溝に対して、同巻線溝の開口
から巻線溝の内奥に向けて衝立壁の形状を有した絶縁補
助部分を延設し、ステータ巻線の装填作業の簡便性を損
なうことなく、ステータ巻線からステータ歯の歯端に至
る電気的絶縁距離を、上記衝立壁形状の絶縁補助部分の
延設長さを適正値に設定することにより、所望の電気的
絶縁距離を確保可能にしたものである。
【0007】すなわち、本発明によれば、ロータと、そ
のロータの外周に空隙を介して対向した円筒内周面にス
テータ歯を有したステータとから成る同期式モータにお
ける該ステータの巻線溝に装填されるインシュレータに
おいて、前記インシュレータは、ステータの巻線溝の内
部を包囲した絶縁主部と、該主部と一体形成されると共
に前記巻線溝内に衝立壁として延設されることによって
該巻線溝内に装着される巻線と前記ステータ歯の歯端と
の間の絶縁距離を所要長に渡って延長させる絶縁補助部
とを少なくとも具備して構成される同期式モータのイン
シュレータが提供される。
のロータの外周に空隙を介して対向した円筒内周面にス
テータ歯を有したステータとから成る同期式モータにお
ける該ステータの巻線溝に装填されるインシュレータに
おいて、前記インシュレータは、ステータの巻線溝の内
部を包囲した絶縁主部と、該主部と一体形成されると共
に前記巻線溝内に衝立壁として延設されることによって
該巻線溝内に装着される巻線と前記ステータ歯の歯端と
の間の絶縁距離を所要長に渡って延長させる絶縁補助部
とを少なくとも具備して構成される同期式モータのイン
シュレータが提供される。
【0008】なお、このインシュレータは、好ましく
は、樹脂材料(例えば、ポリエステリ樹脂)を用いて予
め上記の絶縁主部と絶縁補助部とを有する所定のインシ
ュレータユニットとして成形加工により形成され、ステ
ータ巻線を巻線溝内に巻設する前に該巻線溝の内部に挿
着される。このとき、インシュレータユニットは、予め
ステータの大きさ寸法や巻線溝の個数、形状等に従って
環状のインシュレータユニットとして設計、形成される
ことが好ましい。
は、樹脂材料(例えば、ポリエステリ樹脂)を用いて予
め上記の絶縁主部と絶縁補助部とを有する所定のインシ
ュレータユニットとして成形加工により形成され、ステ
ータ巻線を巻線溝内に巻設する前に該巻線溝の内部に挿
着される。このとき、インシュレータユニットは、予め
ステータの大きさ寸法や巻線溝の個数、形状等に従って
環状のインシュレータユニットとして設計、形成される
ことが好ましい。
【0009】更に、好ましくは、インシュレータは上述
した絶縁主部と絶縁補助部とを有したインシュレータユ
ニットを2つ1対にして形成し、ステータの両端面側か
ら巻線溝内に挿着する構成とし、従ってステータの巻線
溝の内部で2つのインシュレータが互いにステータの軸
線方向において重なり合うことにより、電気的絶縁領域
の切れ目の発生が防止される。
した絶縁主部と絶縁補助部とを有したインシュレータユ
ニットを2つ1対にして形成し、ステータの両端面側か
ら巻線溝内に挿着する構成とし、従ってステータの巻線
溝の内部で2つのインシュレータが互いにステータの軸
線方向において重なり合うことにより、電気的絶縁領域
の切れ目の発生が防止される。
【0010】
【作用】上述した構成を有した同期式モータのインシュ
レータは、その絶縁主部と一体形成された絶縁補助部が
巻線溝で巻設されたステータ巻線を包み込む作用を行う
ので、該ステータ巻線とステータ歯の歯端との間の絶縁
距離が該絶縁補助部の巻線溝内における長さに呼応して
延長され、所望長に設定可能となる。
レータは、その絶縁主部と一体形成された絶縁補助部が
巻線溝で巻設されたステータ巻線を包み込む作用を行う
ので、該ステータ巻線とステータ歯の歯端との間の絶縁
距離が該絶縁補助部の巻線溝内における長さに呼応して
延長され、所望長に設定可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて、更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例
に係る同期式サーボモータのインシュレータの構成を示
すステータの端面図、図2は、本発明の他の実施例に係
る同期式サーボモータのインシュレータの構成を示すス
テータの端面図、図3と図4は図1における矢視3−3
方向に見た場合のインシュレータの2つのユニットを示
す部分的な斜視図、図5(イ)、(ロ)は図3、図4に
示した2つのインシュレータユニットをステータの巻線
溝に同ステータの2つのインシュレータユニットを各端
面から挿着し、巻線溝内部で重ね合わせる状態にするイ
ンシュレータ組立て工程を説明する略示正面図、図6
は、インシュレータの他の構造例における片側のユニッ
トのみを示した部分的な斜視図である。
いて、更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例
に係る同期式サーボモータのインシュレータの構成を示
すステータの端面図、図2は、本発明の他の実施例に係
る同期式サーボモータのインシュレータの構成を示すス
テータの端面図、図3と図4は図1における矢視3−3
方向に見た場合のインシュレータの2つのユニットを示
す部分的な斜視図、図5(イ)、(ロ)は図3、図4に
示した2つのインシュレータユニットをステータの巻線
溝に同ステータの2つのインシュレータユニットを各端
面から挿着し、巻線溝内部で重ね合わせる状態にするイ
ンシュレータ組立て工程を説明する略示正面図、図6
は、インシュレータの他の構造例における片側のユニッ
トのみを示した部分的な斜視図である。
【0012】図1を参照すると、同図1は、同期式モー
タを一方の端面側から見た略示的なステータの構造を示
している。同期式モータは、回転部としてのロータ10
の外周に空隙Aを介して同ロータ10とラジアル方向に
対向したステータ12を有している。このステータ12
は磁性鋼板の積層体等から成るステータコア12aを磁
路要素として有し、同ステータコア12aには同期モー
タの極数および相数に応じて定まる所定個数の巻線溝1
4が周方向に等間隔で設けられ、これらき巻線溝14
は、夫々、ステータ12の内周面に開口16を有し、同
開口16からラジアル方向の内奥に向けて扇型に拡張す
る通常の巻線収納用の溝形状に形成されている。
タを一方の端面側から見た略示的なステータの構造を示
している。同期式モータは、回転部としてのロータ10
の外周に空隙Aを介して同ロータ10とラジアル方向に
対向したステータ12を有している。このステータ12
は磁性鋼板の積層体等から成るステータコア12aを磁
路要素として有し、同ステータコア12aには同期モー
タの極数および相数に応じて定まる所定個数の巻線溝1
4が周方向に等間隔で設けられ、これらき巻線溝14
は、夫々、ステータ12の内周面に開口16を有し、同
開口16からラジアル方向の内奥に向けて扇型に拡張す
る通常の巻線収納用の溝形状に形成されている。
【0013】そして、ステータ12のステータコア12
aには上記巻線溝14と周方向に交互にステータ歯18
がラジアル方向を向いて形成され、同ステータ歯18の
内端は上記ロータ10の外周に対向している。これらの
各ステータ歯18の内端は、両側の巻線溝14の開口1
6に向けて周方向に突出して該開口16に臨み、ステー
タ歯の歯端(フック端)18a、18aを形成してい
る。そして、巻線溝14の内部には後述する本発明に係
るインシュレータ26の挿着後にステータ巻線20が巻
設される。図示では表れていないが、ステータ巻線20
は、各ステータ歯18を跨いで他の巻線溝、例えば、隣
接に巻線溝14へ達し、複数相の同期式モータのステー
タ12を形成しているものである。
aには上記巻線溝14と周方向に交互にステータ歯18
がラジアル方向を向いて形成され、同ステータ歯18の
内端は上記ロータ10の外周に対向している。これらの
各ステータ歯18の内端は、両側の巻線溝14の開口1
6に向けて周方向に突出して該開口16に臨み、ステー
タ歯の歯端(フック端)18a、18aを形成してい
る。そして、巻線溝14の内部には後述する本発明に係
るインシュレータ26の挿着後にステータ巻線20が巻
設される。図示では表れていないが、ステータ巻線20
は、各ステータ歯18を跨いで他の巻線溝、例えば、隣
接に巻線溝14へ達し、複数相の同期式モータのステー
タ12を形成しているものである。
【0014】ここで、図3および図4を参照すると、イ
ンシュレータ26の一実施例を図1のステータコア12
aにおける矢視3−3線から見た立体斜視図が示されて
おり、インシュレータ26は図3に示すインシュレータ
ユニット28aとインシュレータユニット28bとから
成る。同インシュレータ26の各インシュレータユニッ
ト28a、28bは、ステータ12(ステータコア12
a)に設けられた巻線溝数に合わせて、好ましくは絶縁
材料、例えば、ポリエステル材料等の樹脂系材料により
成形型を用いた成形加工法により成形されるのが製造コ
スト面から見て簡便、かつ低価格が可能であることから
好ましく、図3、図4に二点破線で示す円周方向に延設
されて円筒体部品として形成される。そして、両インシ
ュレータユニット28a、28bは、ステータコア12
aの中心軸線方向における両端の端面の外側から巻線溝
14内部にはめ込み式に挿着される。図3、図4の矢印
AとBとは挿入方向を示している。
ンシュレータ26の一実施例を図1のステータコア12
aにおける矢視3−3線から見た立体斜視図が示されて
おり、インシュレータ26は図3に示すインシュレータ
ユニット28aとインシュレータユニット28bとから
成る。同インシュレータ26の各インシュレータユニッ
ト28a、28bは、ステータ12(ステータコア12
a)に設けられた巻線溝数に合わせて、好ましくは絶縁
材料、例えば、ポリエステル材料等の樹脂系材料により
成形型を用いた成形加工法により成形されるのが製造コ
スト面から見て簡便、かつ低価格が可能であることから
好ましく、図3、図4に二点破線で示す円周方向に延設
されて円筒体部品として形成される。そして、両インシ
ュレータユニット28a、28bは、ステータコア12
aの中心軸線方向における両端の端面の外側から巻線溝
14内部にはめ込み式に挿着される。図3、図4の矢印
AとBとは挿入方向を示している。
【0015】ここで、インシュレータユニット28a、
28bは、巻線溝14の内部でステータ巻線をステータ
コア12aに対して絶縁包囲するための絶縁主部30、
巻線溝14の内奥に向けて中心軸線からラジアル方向に
衝立壁状に延設される絶縁補助部31とを少なくとも有
し、更に好ましくは、巻線溝14のラジアル方向の内側
にステータ巻線20が食み出て、ロータ10の外周と干
渉しないようにする円弧状の内側巻線支持部32、巻線
溝14のラジアル方向の外側でステータ巻線20を支持
する外側巻線支持部33を有する。そして、該外側巻線
支持部33とステータ歯18を被覆する被覆部34とに
よって、絶縁主部30と絶縁補助部31とは周方向に結
合されて上述のように円筒体構造を得ている。
28bは、巻線溝14の内部でステータ巻線をステータ
コア12aに対して絶縁包囲するための絶縁主部30、
巻線溝14の内奥に向けて中心軸線からラジアル方向に
衝立壁状に延設される絶縁補助部31とを少なくとも有
し、更に好ましくは、巻線溝14のラジアル方向の内側
にステータ巻線20が食み出て、ロータ10の外周と干
渉しないようにする円弧状の内側巻線支持部32、巻線
溝14のラジアル方向の外側でステータ巻線20を支持
する外側巻線支持部33を有する。そして、該外側巻線
支持部33とステータ歯18を被覆する被覆部34とに
よって、絶縁主部30と絶縁補助部31とは周方向に結
合されて上述のように円筒体構造を得ている。
【0016】なお、図4に示す一方のインシュレータユ
ニット28bでは絶縁補助部31の軸方向における内端
部分(図示の上端側)に縮小部分31aが形成されてお
り、このような縮小部分31aはインシュレータユニッ
ト28aの絶縁補助部31と巻線溝14内で邂逅したと
き、同後者の絶縁補助部31の内側に重なり合い、電気
的絶縁の切れ目が形成されることが内容にしている。
ニット28bでは絶縁補助部31の軸方向における内端
部分(図示の上端側)に縮小部分31aが形成されてお
り、このような縮小部分31aはインシュレータユニッ
ト28aの絶縁補助部31と巻線溝14内で邂逅したと
き、同後者の絶縁補助部31の内側に重なり合い、電気
的絶縁の切れ目が形成されることが内容にしている。
【0017】図5の(イ)はステータコア12aの両端
面から巻線溝14の内部にステータ軸線方向に沿ってイ
ンシュレータユニット28a、28bを挿着する場合の
挿入開始直後の状態を示している。つまり、両インシュ
レータユニット28a、28bは未だ、巻線溝14の内
部で相互に邂逅する以前の状態にある。図5の(ロ)は
ステータコア12aの両端面から巻線溝14の内部に両
インシュレータユニット28a、28bを完全に挿入
し、両者が巻線溝14の内部で邂逅後、更に上記の縮小
部分31aが相手の絶縁補助部31の先端に嵌合して重
なり合い、巻線溝14内を完全に絶縁領域に形成した状
態を示している。
面から巻線溝14の内部にステータ軸線方向に沿ってイ
ンシュレータユニット28a、28bを挿着する場合の
挿入開始直後の状態を示している。つまり、両インシュ
レータユニット28a、28bは未だ、巻線溝14の内
部で相互に邂逅する以前の状態にある。図5の(ロ)は
ステータコア12aの両端面から巻線溝14の内部に両
インシュレータユニット28a、28bを完全に挿入
し、両者が巻線溝14の内部で邂逅後、更に上記の縮小
部分31aが相手の絶縁補助部31の先端に嵌合して重
なり合い、巻線溝14内を完全に絶縁領域に形成した状
態を示している。
【0018】ここで、再び図1を参照すると、1対のイ
ンシュレータユニット28a、28bから成るインシュ
レータ26が各巻線溝14の内部に衝立壁状の絶縁補助
部31を備えているいることにより、ステータ巻線30
とステータ歯18の各歯端18aとの間の電気的絶縁距
離は、衝立壁状の絶縁補助部31の内奥向きの長さに応
じて所望の絶縁距離長が得られることになっている。
ンシュレータユニット28a、28bから成るインシュ
レータ26が各巻線溝14の内部に衝立壁状の絶縁補助
部31を備えているいることにより、ステータ巻線30
とステータ歯18の各歯端18aとの間の電気的絶縁距
離は、衝立壁状の絶縁補助部31の内奥向きの長さに応
じて所望の絶縁距離長が得られることになっている。
【0019】しかも、これらの絶縁補助部31は各巻線
溝14の開口16からラジアル方向の内奥に向けて延設
されているから、同開口16を閉鎖するものではなく、
故にステータ巻線30を巻設する場合には、なんら巻線
作業に支障を及ぼすことが無いと言う利点を有している
のである。従って、このようなインシュレータ26を採
用することにより、同期式モータが小形高出力型のサー
ボモータにおいても、十分な絶縁距離を確保できるか
ら、モータユーザーの使用条件等から高度の絶縁破壊性
能を要請される場合にも十分に対応し、モータ性能にお
ける高い信頼性を得ることが可能と成るのである。
溝14の開口16からラジアル方向の内奥に向けて延設
されているから、同開口16を閉鎖するものではなく、
故にステータ巻線30を巻設する場合には、なんら巻線
作業に支障を及ぼすことが無いと言う利点を有している
のである。従って、このようなインシュレータ26を採
用することにより、同期式モータが小形高出力型のサー
ボモータにおいても、十分な絶縁距離を確保できるか
ら、モータユーザーの使用条件等から高度の絶縁破壊性
能を要請される場合にも十分に対応し、モータ性能にお
ける高い信頼性を得ることが可能と成るのである。
【0020】図2は、本発明に係る同期式モータのイン
シュレータにおける他の実施例を示しており、同実施例
では、インシュレータ26を形成する1対の各インシュ
レータユニットにおける絶縁補助部31に更に、ステー
タ歯18の各歯端18aの端面を被覆する第2の絶縁補
助部35を設け、更に、ステータ巻線20とステータ歯
18の歯端18aとの間の電気的絶縁距離の増加を図っ
た構成を有している。
シュレータにおける他の実施例を示しており、同実施例
では、インシュレータ26を形成する1対の各インシュ
レータユニットにおける絶縁補助部31に更に、ステー
タ歯18の各歯端18aの端面を被覆する第2の絶縁補
助部35を設け、更に、ステータ巻線20とステータ歯
18の歯端18aとの間の電気的絶縁距離の増加を図っ
た構成を有している。
【0021】この実施例においても、上記第2の絶縁補
助部35は、単に、ステータ歯18の歯端18aを被覆
するのみであることから、ステータ巻線20の巻設を巻
線溝14の開口16から遂行するとき、その作業性を損
なうことは全くない。図6は、他の実施例に係るインシ
ュレータ26の片方のインシュレータユニットに就いて
のみ示しているが、このインシュレータユニット29a
では、前述した図3、図4に示したインシュレータユニ
ット28a、28bにおける内側巻線支持部32を省略
して構造を簡潔化したもので、ステータ巻線20がステ
ータコア12aの内側周面からはみ出ることのない程度
の巻線密度の場合には、このような簡潔構造形のインシ
ュレータ26を用いることも可能である。
助部35は、単に、ステータ歯18の歯端18aを被覆
するのみであることから、ステータ巻線20の巻設を巻
線溝14の開口16から遂行するとき、その作業性を損
なうことは全くない。図6は、他の実施例に係るインシ
ュレータ26の片方のインシュレータユニットに就いて
のみ示しているが、このインシュレータユニット29a
では、前述した図3、図4に示したインシュレータユニ
ット28a、28bにおける内側巻線支持部32を省略
して構造を簡潔化したもので、ステータ巻線20がステ
ータコア12aの内側周面からはみ出ることのない程度
の巻線密度の場合には、このような簡潔構造形のインシ
ュレータ26を用いることも可能である。
【0022】なお、上述した諸実施例においては、イン
シュレータ26を絶縁性樹脂材料から成る成形部品とし
て形成した好ましい実施例に就いて記載したが、他の絶
縁性材料、例えば、紙材料の折り畳み方式により形成し
た実施例とする等、種々の改変、変更が可能であること
は言うまでもない。また、上述の実施例は、同期式モー
タのステータにおける内周面から内奥に向けて開口する
巻線溝に対して適用するインシュレータとして図示、記
載したが、本発明の技術思想による電気的絶縁距離を増
加せしめるインシュレータの構造は、他の形式の巻線型
モータにも適用可能であることは言うまでもない。
シュレータ26を絶縁性樹脂材料から成る成形部品とし
て形成した好ましい実施例に就いて記載したが、他の絶
縁性材料、例えば、紙材料の折り畳み方式により形成し
た実施例とする等、種々の改変、変更が可能であること
は言うまでもない。また、上述の実施例は、同期式モー
タのステータにおける内周面から内奥に向けて開口する
巻線溝に対して適用するインシュレータとして図示、記
載したが、本発明の技術思想による電気的絶縁距離を増
加せしめるインシュレータの構造は、他の形式の巻線型
モータにも適用可能であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明を種々の実施例に基づいて
記載したが、本発明によれば、同期式モータ、特に、同
期式サーボモータのステータにおいて、巻線溝内に収納
されるステータ巻線を磁路要素のステータコアに対して
電気的に絶縁するインシュレータの構造として、ステー
タコアの内周面にステータ歯と交互に形成される巻線溝
に対して、同巻線溝の開口から巻線溝の内奥に向けて衝
立壁の形状を有した絶縁補助部分を延設し、ステータ巻
線の巻設作業を損なうことなく、ステータ巻線からステ
ータ歯の歯端に至る電気的絶縁距離を、上記衝立壁形状
の絶縁補助部分の延設長さを適正値に設定することによ
り、所望の電気的絶縁距離を確保可能にしたもので、こ
の結果、所望に応じて十分な電気的絶縁距離を確保で
き、ひいては小形高出力モータを提供することが可能と
なる効果を奏する。
記載したが、本発明によれば、同期式モータ、特に、同
期式サーボモータのステータにおいて、巻線溝内に収納
されるステータ巻線を磁路要素のステータコアに対して
電気的に絶縁するインシュレータの構造として、ステー
タコアの内周面にステータ歯と交互に形成される巻線溝
に対して、同巻線溝の開口から巻線溝の内奥に向けて衝
立壁の形状を有した絶縁補助部分を延設し、ステータ巻
線の巻設作業を損なうことなく、ステータ巻線からステ
ータ歯の歯端に至る電気的絶縁距離を、上記衝立壁形状
の絶縁補助部分の延設長さを適正値に設定することによ
り、所望の電気的絶縁距離を確保可能にしたもので、こ
の結果、所望に応じて十分な電気的絶縁距離を確保で
き、ひいては小形高出力モータを提供することが可能と
なる効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係る同期式サーボモータの
インシュレータの構成を示すステータの端面図である。
インシュレータの構成を示すステータの端面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る同期式サーボモータ
のインシュレータの構成を示すステータの端面図であ
る。
のインシュレータの構成を示すステータの端面図であ
る。
【図3】図1における矢視3−3方向に見た場合のイン
シュレータの2つのユニットの一方のユニットをを示す
部分的な斜視図である。
シュレータの2つのユニットの一方のユニットをを示す
部分的な斜視図である。
【図4】図1における矢視3−3方向に見た場合のイン
シュレータの2つのユニットの他方のユニットをを示す
部分的な斜視図である。
シュレータの2つのユニットの他方のユニットをを示す
部分的な斜視図である。
【図5】(イ)、(ロ)は図3、図4に示した2つのイ
ンシュレータユニットをステータの巻線溝に同ステータ
の2つのインシュレータユニットを各端面から挿着し、
巻線溝内部で重ね合わせる状態にするインシュレータ組
立て工程を説明する略示説明図である。
ンシュレータユニットをステータの巻線溝に同ステータ
の2つのインシュレータユニットを各端面から挿着し、
巻線溝内部で重ね合わせる状態にするインシュレータ組
立て工程を説明する略示説明図である。
【図6】インシュレータの他の構造例における片側のユ
ニットのみを示した部分的な斜視図である。
ニットのみを示した部分的な斜視図である。
【図7】従来のインシュレータの構造の一例を説明する
端面図である。
端面図である。
【図8】従来の小形高出力同期サーボモータにおけるイ
ンシュレータの構造例を示す端面図である。
ンシュレータの構造例を示す端面図である。
【図9】従来の小形高出力同期サーボモータにおけるイ
ンシュレータの他の構造例を示す端面図である。
ンシュレータの他の構造例を示す端面図である。
10…ロータ 12…ステータ 12a…ステータコア 14…巻線溝 16…開口 18…ステータ歯 18a…歯端 20…ステータ巻線 26…インシュレータ 28a…インシュレータユニット 28b…インシュレータユニット 30…絶縁主部 31…絶縁補助部 31a…縮小部 34…被覆部
Claims (1)
- 【請求項1】 ロータと、そのロータの外周に空隙を介
して対向した円筒内周面にステータ歯を有したステータ
とから成る同期式モータにおける該ステータの巻線溝に
装填されるインシュレータにおいて、 前記インシュレータは、ステータの巻線溝の内部を包囲
した絶縁主部と、該主部と一体形成されると共に前記巻
線溝内に衝立壁として延設されることによって該巻線溝
内に装着される巻線と前記ステータ歯の歯端との間の絶
縁距離を所要長に渡って延長させる絶縁補助部とを少な
くとも具備して構成されることを特徴とする同期式モー
タのインシュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14934394A JPH0819202A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 同期式モータのインシュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14934394A JPH0819202A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 同期式モータのインシュレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0819202A true JPH0819202A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15473047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14934394A Pending JPH0819202A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 同期式モータのインシュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819202A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1065778A3 (en) * | 1999-06-29 | 2001-03-28 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Brushless dc motor and refrigerant compressor employing the motor |
| JP2002281707A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-09-27 | Oriental Motor Co Ltd | 電磁モータの巻線絶縁構造 |
| US6619814B1 (en) | 1999-08-11 | 2003-09-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Showcase |
| JP2007236026A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機及びそれを用いた換気扇 |
| JP2008042959A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Aichi Elec Co | 電動機 |
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| JP2017229169A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インシュレータ、電動機、及び送風装置 |
| US10008896B2 (en) | 2015-02-18 | 2018-06-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotary electric machine and insulator for rotary electric machine |
| WO2019012944A1 (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-17 | 株式会社ミツバ | ステータ、燃料ポンプユニット及び燃料ポンプユニットの製造方法 |
| CN111478488A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-07-31 | 无锡威孚高科技集团股份有限公司 | 一种高功率超高速电机用交流损耗抑制式绝缘骨架 |
| CN113162284A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-07-23 | 陕西航空电气有限责任公司 | 一种分数槽集中绕组电机槽内绝缘结构及其使用方法 |
| EP4156471A1 (en) * | 2021-09-28 | 2023-03-29 | LG Electronics, Inc. | Motor assembly |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14934394A patent/JPH0819202A/ja active Pending
Cited By (22)
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| JP2017229169A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インシュレータ、電動機、及び送風装置 |
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| KR20230045136A (ko) * | 2021-09-28 | 2023-04-04 | 엘지전자 주식회사 | 모터 조립체 |
| US12341394B2 (en) | 2021-09-28 | 2025-06-24 | Lg Electronics Inc. | Motor assembly |
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