JPH08192088A - 乾燥炉 - Google Patents

乾燥炉

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JPH08192088A
JPH08192088A JP282195A JP282195A JPH08192088A JP H08192088 A JPH08192088 A JP H08192088A JP 282195 A JP282195 A JP 282195A JP 282195 A JP282195 A JP 282195A JP H08192088 A JPH08192088 A JP H08192088A
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JP
Japan
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guide rail
wheel unit
auxiliary
transporting
unit
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Application number
JP282195A
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English (en)
Inventor
Masayuki Suguro
正行 勝呂
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Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】平板形状で長寸のワークを所望乾燥処理時間だ
け乾燥処理することを保障しつつ小型化,構造簡素化お
よびコスト低減を図れるようにする。 【構成】本装置は、搬送枠(100,100)の前方側
および後方側をガイドレール50に走行可能に設けられ
た前方側車輪ユニット70F(70FF,70FB)お
よび後方側車輪ユニット70B(70FF,70BB)
のそれぞれに保持可能に形成し、炉体(21,41)内
のガイドレール50に搬入側直線部53と搬出側直線部
54との間で搬送方向を各直線部(53,54)の搬送
方向(X2方向)と交叉する方向(X3方向)に変更可
能な向き変更部55を設けるとともに、補助ガイドレー
ル56と,分岐手段110と,間隔規制手段(80,9
0)と,合流手段120とを設け、乾燥ゾーン〔炉体
(21,41)〕内で平板で長寸の被乾燥物Wの搬送姿
態を他のゾーン(Zf,Zp)の搬送姿態と変更し,か
つ小さな設定間隔Sに規制しつつ複数の被乾燥物Wを保
持可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炉体内を貫通しかつ車
輪ユニットを走行可能に設けられたガイドレールと,車
輪ユニットをガイドレールに沿って移動させることが可
能に形成された搬送コンベヤとを具備し,搬送枠を介し
て車輪ユニットに垂直保持された平板形状で長寸の被乾
燥物を、搬送コンベヤを駆動して当該搬送枠とともに炉
体内に搬入出可能に構成された乾燥炉に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の装置,プラント等には、乾燥炉が
多用されている。図8に、水切乾燥炉20および加熱乾
燥炉40を用いた装置の一例としての塗装処理装置を示
す。前処理ゾーンZfは、例えば脱脂ゾーン,第1水洗
ゾーン,表面調整ゾーン,化成ゾーン,第2および第3
水洗ゾーンからなる。塗装ゾーンZpには、塗装機(図
示省略)が配設されている。水切乾燥炉20は水切乾燥
処理ゾーンZwを形成し、かつ加熱乾燥炉40は加熱乾
燥処理ゾーンZhを形成する。なお、RKは着荷ゾー
ン,URKは脱荷ゾーンである。
【0003】かかる塗装処理装置には、バッチ型と連続
型とがある。バッチ型は、図9に示す如く、搬送手段
(クレーン60C)を用いてワークWを処理槽TKf
(処理ゾーン)に搬送しかつ所定処理時間Tiだけ浸漬
して処理する。したがって、処理槽TKfの搬送(X)
方向の寸法を小さくできる。しかし、密閉形式の乾燥炉
(20,40)にはクレーン60Cを内設することが難
しいので、別の搬送手段(例えば、チェーンコンベヤ6
0)を設けなければならない。したがって、大型のクレ
ーン60Cを例えば5台以上も設置しなければならず、
かつ他の搬送手段(チェーンコンベヤ60)も併設しか
つ乗移り機構等を設けなければならないので、装置背高
・大型化を招きかつ装置経済が不利である。
【0004】これに対して、連続型は、一種の搬送手段
(チェーンコンベヤ60)を用いて、ワークWを各処理
ゾーンZf,Zw,Zp,Zhに連続搬送しつつ各処理
を施すものであるから、大型クレーン60C等を設けな
くともよい。したがって、搬送手段は構造簡単,小型,
低コストのチェーンコンベヤ(60)だけでよい。しか
し、各処理ゾーンZf,Zw,Zp,ZhのX方向の長
さは、各処理ゾーンの当該各処理時間Tf,Tw,T
p,Thと、チェーンコンベヤ60による搬送速度Vt
とで決まるから、装置全長が長大となってしまう。
【0005】例えば、前処理時間Tfを3分,水切乾燥
処理時間Twを12分,塗装処理時間Tpを8分,加熱
乾燥処理時間Thを30分とし、かつ搬送速度Vtを1
0m/minとすれば、前処理ゾーン長Lfは30m,
水切乾燥処理ゾーン長Lwは120m,塗装処理ゾーン
長Lpは80m,加熱乾燥処理ゾーン長Lhは300m
となる。したがって、現実化が、非常に困難である。
【0006】そこで、搬送手段を連続型の場合と同様に
チェーンコンベヤとし、かつ各処理をバッチ型とする折
喪型が提案・実施されている。すなわち、図10におい
て、各処理ゾーン(処理槽TKf等)に沿って配設され
たガイドレール50の上方にチェーンコンベヤ60から
なる搬送手段を設け、かつガイドレール50に車輪ユニ
ット70を移動可能に装着する。ガイドレール50とチ
ェーンコンベヤ60とは、乾燥炉(20,40)内を貫
通するものと配設される。また、チェーンコンベヤ60
に搬送力付与部材62を取付けるとともに、車輪ユニッ
ト70に搬送力受け部材84と,この搬送力受け部材8
4を搬送力付与部材62に係合分離させる係合分離機構
80Pを組込む。さらに、各処理ゾーンの所定位置に、
係合分離機構80Pと関与しかつ搬送力受け部材84を
搬送力付与部材62に対して係合可能状態と分離可能状
態とに選択的に切替える選択切替手段90Pを設ける。
【0007】例えば、係合分離機構80Pは、常態にお
いて搬送力受け部材84が図10に実線で示す如く起立
され、搬送力付与部材62に係合可能状態とする構成と
される。また、選択切替手段90Pは、出没可能部材と
シリンダ装置とからなり、図10に2点鎖線で示すよう
に出没可能部材(90P)を突出(進行)させることに
よりX方向に進む係合分離機構80Pに切替外力を加
え、かつ図10の紙面奥行側に出没可能部材(90P)
を没入(退避)させることにより切替外力を除くものと
構成される。切替外力が加えられると、係合分離機構8
0Pは、搬送力受け部材84を2点鎖線で示すように横
倒しとした分離可能状態に切替える。
【0008】かくして、チェーンコンベヤ60によって
X方向に搬送される車輪ユニット70が所定位置に到達
する以前に、出没可能部材(90P)を2点鎖線で示す
ように突出させれば、搬送力受け部材84を横倒しにす
ることができる。したがって、搬送力受け部材84を搬
送力付与部材62から分離できるので、搬送枠100
(ワークW)を処理槽TKf内に静止させたバッチ処理
が出来る。当該搬送力付与部材62は、X方向へ進む。
なお、103は吊治具である。
【0009】当該所定処理時間の経過後に、出没可能部
材(90P)を没入させれば、搬送力受け部材84が起
立され係合可能状態に切替えられる。したがって、その
後に搬送されて来た搬送力付与部材62によって、当該
ワークWを次の処理槽に搬送することができるわけであ
る。このように、折喪案は、チェーンコンベヤ60によ
る連続搬送と,バッチ処理との組合せであるから、連続
型およびバッチ型の双方利益を享受し得る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この折喪型
によると、平板形状のワークWは、図10に示す連続型
の場合と同様にその面を搬送(X)方向と平行とした平
行姿態で車輪ユニット70(搬送枠100)に吊下保持
しなければならない。図9に示すバッチ型の如く搬送
(X)方向と交叉あるいは直交する交叉姿態で吊下保持
させたのでは、抵抗増大化,ワークWの揺れ発生等の不
都合が生じるからである。
【0011】かくして、ワークWが、平板形状で例えば
6m以上の長寸となると、折喪型を採用できない場合が
ある。すなわち、生産サイクルタイムが例えば6分で、
加熱乾燥処理時間Thが30分とすると、加熱乾燥炉4
0には5枚以上のワーク(被乾燥物)WをX方向に直列
状に収容させなければならない。つまり、加熱乾燥炉4
0のX方向の長さが30m(=6m×5枚)以上となっ
てしまうからである。水切乾燥炉20の場合も同様に長
大となってしまう。なお、この問題は、図8の場合に対
し、図11に示すUターン方式のレイアウトとしても抜
本的に解決することはできなない。
【0012】そこで、加熱処理時間Th等の短縮化が考
えられる。加熱乾燥処理時間Thを例えば10分とすれ
ば被乾燥物(W)を2枚だけ直列状に収容させればよ
く、X方向の長さを12mとすることができる。しか
し、この考え方は、採用し難い。例えば、塗装品質を著
しく劣悪化する等の問題を誘発するので、主客転倒とな
る。
【0013】本発明の目的は、平板形状で長寸の被乾燥
物を所望乾燥処理時間だけ乾燥処理することを保障しつ
つ小型化,構造簡素化およびコスト低減を図ることので
きる乾燥炉を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、平行姿態で搬
送されて来た平板形状で長寸の被乾燥物を、乾燥炉内に
おいてチェーンコンベヤの搬送力を利用しつつ図9に示
す従来バッチ型と同様に交叉姿態となるように向き変更
させ、かつ被乾燥物の相互間隔を小さく詰めて収容させ
ることにより大幅な搬送方向の短縮化が可能な新規な構
成とし、前記目的を達成するものである。
【0015】すなわち、本発明は、炉体内を貫通しかつ
車輪ユニットを走行可能に設けられたガイドレールと,
車輪ユニットをガイドレールに沿って移動させることが
可能に形成された搬送コンベヤを具備し,搬送枠を介し
て車輪ユニットに吊下保持された平板形状で長寸の被乾
燥物を、搬送コンベヤを駆動して当該搬送枠とともに炉
体内に搬入出可能に構成された乾燥炉において、前記搬
送枠の前方側および後方側を前記ガイドレールに走行可
能に設けられた前方側車輪ユニットおよび後方側車輪ユ
ニットのそれぞれに保持可能に形成し、前記炉体内のガ
イドレールにその搬入側直線部と搬出側直線部との間で
搬送方向を当該各直線部の搬送方向軌跡と交叉する方向
に変更可能な向き変更部を設けるとともに、この向き変
更部と並行でかつ所定間隔を持たせた補助向き変更部を
有する補助ガイドレールを設け、搬入側直線部と補助向
き変更部との間に後方側車輪ユニットのみを補助ガイド
レールに乗替え移動可能に形成された分岐手段と,向き
変更部と補助向き変更部との間に保持された各搬送枠間
の間隔を設定間隔に規制する間隔規制手段と,搬出側直
線部と補助ガイドレールとの間に補助ガイドレール上の
後方側車輪ユニットを搬出側直線部に移動可能に形成さ
れた合流手段とを設けた、ことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成による本発明の場合、搬送枠が炉体内
に搬入されると、前方側車輪ユニットはガイドレールの
搬入側直線部を経て向き変更部に至る。一方、後方側車
輪ユニットは、分岐手段によって補助向き変更部に乗移
される。
【0017】ここに、向き変更部と補助向き変更部とは
所定間隔を持って並行とされ、かつ前方側車輪ユニット
は搬送コンベヤ(例えば、チェーンコンベヤ)によって
搬出側直線部へ向かって搬送されるから、後方側車輪ユ
ニットは引きずられて補助向き変更部を搬出側直線部に
向かって搬送される。つまり、向き変更部および補助向
き変更部と交叉する方向に搬送可能なものとされている
ので、搬送枠つまり被乾燥物の搬送態様を変えられる。
【0018】そして、両変更部上に保持された搬送枠
は、間隔規制手段によってその間隔を設定間隔に規制さ
れる。かくして、複数の搬送枠を他ゾーンにおける搬送
姿態とは向き変更しかつ小さな設定間隔に詰めた状態で
安定保持できるから、炉体の搬送方向長さの大幅な短縮
化と所定時間長の乾燥処理を十分に行える。
【0019】なお、乾燥処理後に、搬送枠は間隔規制手
段と合流手段との協働により搬出側側直線部へ姿態復元
されつつ搬出される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本乾燥炉は、図1〜図7に示す如く、搬送枠10
0の前方側および後方側をガイドレール50に走行可能
に設けられた前方側車輪ユニット70F(70FF,7
0FB)および後方側車輪ユニット70B(70BF,
70BB)に保持可能に形成し、炉体(21,41)内
のガイドレール50に搬入側直線部53と搬出側直線部
54との間で搬送方向を各直線部(53,54)の搬送
方向(X2方向)と交叉する方向(X3方向)に変更可
能な向き変更部55を設けるとともに、補助ガイドレー
ル56と,間隔規制手段(80,90)と,分岐手段1
10と,合流手段120とを設け、乾燥ゾーン(炉体2
1,41)内でワーク(W)の搬送姿態を他のゾーン
(Zf,Zp)の搬送姿態とは変更しかつ小さな設定間
隔Sに規制しつつ複数のワーク(W)を保持可能に形成
し、乾燥ゾーン(21,41)の搬送方向の大幅な短縮
化を達成可能に構成されている。なお、ワークは、平板
形状で長寸(例えば、6m)の被乾燥物Wとされてい
る。平板形状の被乾燥物Wとは、単体で平板状のものは
もとより、例えば、多数のブロック片を集めて全体とし
て平板状とされたものも含む。
【0021】本乾燥炉は、水切乾燥炉20と加熱乾燥炉
40とからなり、各乾燥炉(20,40)とも図1に示
す塗装処理装置に組込まれている。そこで、まず塗装処
理装置の全体構成を説明する。
【0022】塗装処理装置は、より一層の装置小型化を
図るために、Uターン方式のレイアウトとされており、
前処理装置10と,この前処理装置10と並行に配設さ
れた各乾燥炉(20,40)および塗装装置30と,搬
送手段(50,60,70,100)とから構成されて
いる。この実施例では、生産サイクルタイムは6分,前
処理時間Tfは3分,塗装処理時間Tpは8分,水切乾
燥時間Twは12分,加熱乾燥時間Thは30分として
ある。
【0023】前処理装置10は、ワークWの搬送方向
(X1方向)に整列配設された脱脂槽11,第1水洗槽
12,表面調整槽13,化成槽14,第2水洗槽15,
第3水洗槽16を含み,前処理ゾーンZfを形成してい
る。水切乾燥炉20は、前処理装置10と塗装装置30
との間に配設されており,入口22および出口23を備
えた炉体21を有し水切乾燥ゾーンZwを形成してい
る。
【0024】加熱乾燥炉40は、塗装装置30よりも下
流側に配設されており,入口42および出口43を備え
た炉体41を有し加熱乾燥ゾーンZhを形成している。
塗装装置30は、塗装機(図示省略)を有しており、塗
装ゾーンZpを形成している。各乾燥炉(20,40)
および塗装装置30は、塗装処理装置幅の短小化を図る
ために前処理処理10に接近配設されている。
【0025】また、搬送手段は、ガイドレール50,搬
送コンベヤとしてのチェーンコンベヤ60〔第1および
第2のチェーンコンベヤ(61,65)〕,車輪ユニッ
ト70,搬送枠100を含み,着荷ゾーンRKで装着さ
れたワーク(W)を前処理装置10,水切乾燥炉20,
塗装装置30,加熱乾燥炉40を通し,脱荷ゾーンUR
Kまで搬送可能に構成されている。
【0026】ガイドレール50は、全ゾーン(Zf,Z
w,Zp,Zh)を通じて一連のものとされており、水
切乾燥炉20および加熱乾燥炉40中を貫通するものと
されている。このガイドレール50の前処理装置10側
(直線部51)の前方側および後方側方向変換部には、
前方側および後方側バイパス部(52F,52R)が設
けられている。各バイパス部(52F,52R)を利用
することにより、ワーク(W)を後述する炉体(21,
41)内搬送と同様な交叉姿態に維持しつつX1方向と
は直交する方向に送ることができる。なお、図1中で
は、ガイドレール50を実線で示し,段差は図示を省略
している。ガイドレール50は、図4に示す如く、対向
配設された一対のみぞ形レール部(51L,51R)か
ら形成されている。
【0027】また、チェーンコンベヤ60は、前処理ゾ
ーンZf側でワーク(W)を高速搬送する第1のチェー
ンコンベヤ61と,塗装ゾーンZp側でワーク(W)を
低速搬送する第2のチェーンコンベヤ65とから形成さ
れている。第1のチェーンコンベヤ61は、前処理に最
適な速度(例えば、10m/min)でワーク(W)を
搬送し、かつ第2のチェーンコンベヤ65は塗装処理に
最適な速度(例えば、1m/min)でワーク(W)を
搬送するものとされている。このように、チェーンコン
ベヤ60を2つに分けたことにより、全体として生産能
率が向上し、乗移り手段等を省略することができる。
【0028】各チェーンコンベヤ61(65)には、搬
送力付与部材(62)66が取り付けられている。な
お、図1中では、第1のチェーンコンベヤ61を点線で
示すとともに,第2のチェーンコンベヤ60を1点鎖線
で示し、ガイドレール50と重複する部分はガイドレー
ル50を優先して図示する。
【0029】ガイドレール50の後方側方向変換部に
は、第1のチェーンコンベヤ61に代わって車輪ユニッ
ト(70F,70B)を搬送方向(X1方向)と直交す
る図1中矢印方向に押し出して送り可能な後方側直送チ
ェーンコンベヤ59Rが設けられている。同様に、ガイ
ドレール50の前方側方向変換部には、車輪ユニット
(70F,70B)を搬送方向(X1方向)と直交する
方向に送り可能な前方側直送チェーンコンベヤ59Fが
設けられている。各直送チェーンコンベヤ(59F,5
9R)の押出・復帰動作は第1のチェーンコンベヤ61
よりも高速で行うものとされている。
【0030】ここにおいて、上記生産サイクルタイム
(6分)および各乾燥時間(Tw=12分,Th=30
分)からすれば、水切乾燥炉20の炉体21を2つ(=
12÷6)のワーク(W)を収容可能に形成し,加熱乾
燥炉40の炉体41を5つ(=30÷6)のワーク
(W)を収容可能に形成すればよいことになるが、炉体
21を炉体41と同一構造〔つまり、5つのワーク
(W)を収容可能〕としている。
【0031】これにより、構造のより一層の簡素化,低
コスト化を図れるとともに、炉体21内にワーク(W)
を余分に収容可能であるので、昼休み等の運転中断時に
前処理終了分を保留することができる。そのため、運転
中断前にワーク(W)を前処理することを手控える必要
がなくなり、より一層の生産効率の向上を図れる。
【0032】上記したように、水切乾燥炉20を加熱乾
燥炉40と同一構造としたので、以下、水切乾燥炉20
の内部構造について説明する。水切乾燥炉20内のガイ
ドレール50は、搬入側直線部53と,向き変更部55
と,補助ガイドレール56(補助向き変更部57,補助
向き直線部58)と,搬出側直線部54とから形成され
ている。搬入側直線部53および搬出側直線部54は、
搬送方向(X2方向)に平行に配設されており、相互間
隔を所定個数(この実施例では5つ)の搬送枠100を
設定間隔Sで詰めて収容できるように選定してある。
【0033】向き変更部55は、搬入側直線部53と搬
出側直線部54との間で搬送方向を当該各直線部(5
3,54)の搬送方向軌跡と交叉する方向(X3方向)
に変更可能に形成されている。補助ガイドレール56
は、向き変更部55と並行でかつ所定間隔Dを持たせた
補助向き変更部57を有するとともに、補助向き変更部
57の下流側端部と搬出側直線部54の上流側端部とを
連結する補助直線部58を有してしている。
【0034】また、車輪ユニット70は、図2に示す如
く、前方側車輪ユニット70Fおよび後方側車輪ユニッ
ト70Bから形成されており、各車輪ユニット(70
F,70B)により搬送枠100の前方側および後方側
を保持可能に形成されている。2点保持することによ
り、搬送枠100の安定保持を図っている。
【0035】ここにおいて、前方側とは、車輪ユニット
70がガイドレール50に沿って搬送される際に搬送方
向に対して先頭となる側を意味し、後方側とは先頭とは
逆側を意味する。この実施例では、各車輪ユニット70
F(70B)は、より一層の構造の簡素化および搬送枠
100の安定保持を図りつつガイドレール50の急激な
曲りにも追従できるように,第1および第2車輪部70
FF,70FB(70BF,70BB)から形成されて
いる。両車輪部70FF,70FB(70BF,70B
B)は、吊下治具79および連結部材102F(102
B)を介して姿勢変更可能に連結されている。各車輪ユ
ニット70F(70B)の第1および第2車輪部70F
F,70FB(70BF,70BB)は同一構造である
ので、第1車輪ユニット70Fの第1および第2車輪部
70FF,70FBについて説明する。
【0036】第1および第2車輪部70FF,70FB
は、図4および図5に示す如く、それぞれ本体71,車
輪72,水平車輪73等から構成されている。本体71
の上部には複数個(4個)の車輪72がガイドレール5
0の両みぞ形レール部(51L,51R)の内溝を転が
り運動自在に装着されているとともに,脱輪防止用の水
平車輪73が両レール部(51L,51R)間で回転自
在となるように装着されている。なお、本体71の下部
には、吊下治具79を連結するための保持孔76が形成
されている。
【0037】また、搬送枠100は、図2および図3に
示す如く、枠本体101および取付部材105等から構
成されている。枠本体101は、ワーク(W)と同等の
長さとなるように長寸に形成されている。この枠本体1
01上部の前方側および後方側部分には、それぞれ吊下
保持部材(103F,103B)が、ガイドレール50
の向き変更部55と補助向き変更部57との間隔Dと同
一の間隔となるように取付けられており、当該吊下保持
部材(103F,103B)の上端部は各車輪ユニット
(70F,70B)側の連結部材(102F,102
B)にスラストベアリング(104F等)を介して回動
可能に連結されている。また、枠本体101の下面に
は、取付部材105が取付けられており、取付部材10
5には複数個(3個)の保持治具106を介してワーク
(W)が水平方向に伸延するように吊下保持されてい
る。
【0038】また、分岐手段110は、ガイドレール5
0の搬入側直線部53と補助向き変更部57との間に後
方側車輪ユニット70Bのみを補助ガイドレール56に
乗替え移動可能に形成されている。この実施例では、分
岐手段110は、図6に示す如く、回動平レール111
と,シリンダ装置112とを含み、第1のチェーンコン
ベヤ61の搬送力により車輪ユニット70の前方側(7
0F)が向き変更部55へ引っ張られるのを利用して後
方側(70B)を補助ガイドレール57に乗替え移動さ
せるものと構成されている。
【0039】回動平レール111は、支軸113を介し
て搬入側直線部53と補助向き変更部57との間に回動
可能に配設されており、シリンダ装置112に連結され
ている。シリンダ装置112を駆動することにより、回
動平レール111を、図6中に実線で示す待機位置から
2点鎖線で示す切替位置へ位置決め保持可能に構成され
ている。したがって、前方側車輪ユニット70Fの通過
後、回動平レール111を切替位置へ位置決め保持する
と、後方側車輪ユニット70Bは当該回動平レール11
1に案内されて補助向き変更部57に乗替えさせられ前
記X3方向と平行なX31方向へ移動される。
【0040】また、間隔規制手段は、向き変更部55と
補助向き変更部57との間に保持された各搬送枠100
間の間隔を設定間隔Sに規制する手段である。この実施
例では、図5に示す係合分離機構80と選択切替手段9
0とから間隔規制手段を形成してある。
【0041】係合分離機構80は、前方側および後方側
車輪ユニット(70F,70R)に設けられており、従
動レバー81,連結レバー83,搬送力受け部材84を
含み、常態においては搬送力受け部材84が本体71の
上部から所定長さだけ突出されて搬送力付与部材62に
係合可能状態とする構成とされている。
【0042】一方、選択切替手段90は、ストッパ92
を有する本体91と,シリンダ装置95と,ストッパ9
8とを含み、各処理時間(例えば水切乾燥時間Tw)の
経過前に本体91を図5に示す如く突出させてストップ
動作状態とすることによりX2方向に進む係合分離機構
80(搬送力受け部材84)に切替外力を加え、かつ図
5中の紙面奥行側に本体91を後退させて解放状態とす
ることにより切替外力を除くものと構成されている。切
替外力が加えられると、係合分離機構80は、搬送力受
け部材84を2点鎖線で示す如く分離可能状態に切替え
る。すなわち、選択切替手段90をストップ動作状態と
することにより、車輪ユニット(70F,70B)を停
止させることができ、解放状態とすることにより車輪ユ
ニット(70F,70B)をそのまま搬送させることが
できる。
【0043】より具体的には、係合分離機構80の従動
レバー81は、各車輪ユニット(70F,70B)の第
1車輪部(70FF,70BF)の本体71に支軸74
を介して回動可能に装着されている。また、搬送力受け
部材84は、本体71に上下方向に移動自在に装着され
ている。連結レバー83は、搬送力受け部材84と従動
レバー83の後方端部とを連結する。従動レバー83
は、常態においては重量モーメントの釣合により図5中
実線で示す位置に保持されており、X2方向に進みつつ
その従動面82が本体91のストッパ92のストップ係
合面93と係合した場合には2点鎖線で示す位置まで回
動される。これにより、搬送力受け部材84は、図中実
線で示す位置から2点鎖線で示す位置まで下降し分離可
能状態となる。なお、本体71の後部には、アンチバッ
ク77が支軸75を介して前方向に回動可能かつ後方向
に回動不能に装着されている。これにより、搬送力受け
部材84が搬送力付与部材62(66)よりも進み過ぎ
て係合状態が解除されるのを防止できる。
【0044】また、選択切替手段90の本体91には、
ストッパ92が設けられており,このストッパ92の上
面にはストップガイド面93が形成されている。また、
シリンダ装置95は、そのロッド96が水平方向(図5
中紙面と直交する方向)に突出・後退可能となるように
設けられており、その先端部には本体91が装着されて
いる。また、ストッパ98は、本体91のストッパ92
と同一機能を果たすもので,前方側および後方側車輪ユ
ニット(70F,70B)の第2車輪部(70FB,7
0BB)の後部から後方側へ突出するように設けられて
いる。
【0045】一番目の車輪ユニット(70F,70B)
が、例えば、炉体(21,41)内の選択切替手段90
をストップ動作状態とさせることにより当該炉体(2
1,41)内で停止させられた場合に、当該停止された
車輪ユニット(70F,70B)のストッパ98が後か
ら搬送されてきた車輪ユニット(70F,70B)の従
動レバー81の従動面82と係合して搬送力受け部材8
4と搬送力付与部材62との係合状態を解除するので,
当該後側の車輪ユニット(70F,70B)を前側の車
輪ユニット(70F,70B)に対して設定間隔Sを持
たせて停止させることができる。3番目以降に炉体(2
1,41)内に搬送されてきた車輪ユニット(70F,
70B)も同様にして設定間隔Sを持たせて停止でき
る。
【0046】なお、選択切替手段90は、図1に示す如
く、前処理ゾーンZfの各槽(11,12,13,1
4,15,16)に対応した位置にも配設されており、
各槽(11等)の処理時間に合わせてストップ動作状態
とすることにより、第1のチェーンコンベヤ61側の搬
送力付与部材62と協働してワーク(W)を各槽(11
等)内に静止させたバッチ処理ができる。なお、選択切
替手段90の本体91を水平面上で回動させて突出後退
させるように構成してもよい。かかる構成により、シリ
ンダ装置95のロッド96の移動量を大幅に短縮して一
段と装置小型化およびコスト低減化を図れる。
【0047】また、合流手段120は、図7に示す如
く、ガイドレール50の搬出側直線部54と補助ガイド
レール56の補助直線部58との間に補助ガイドレール
56上の後方側車輪ユニット70Bを搬出側直線部54
に移動可能に形成されている。この実施例では、合流手
段120は、回動平レール121,バネ122,支軸1
23を含み,第2のチェーンコンベヤ65の搬送力によ
り車輪ユニット70の前方側(70F)が搬出側直線部
54へ引っ張られるのを利用して後方側(70B)を補
助直線部58(搬送方向X21方向)から搬出側直線部
54に乗替え移動させるものと構成されている。
【0048】回動平レール121は、支軸123を介し
て搬出側直線部54と補助ガイドレール56との間に回
動可能に配設されており、常態においてバネ122によ
って図7中実線で示す位置へ向けて付勢されている。後
方側車輪ユニット70Bがバネ122の付勢力に抗しつ
つ通過する場合には、回動平レール121は図中2点鎖
線で示す位置へ退避される。
【0049】次に、この実施例の作用について説明す
る。着荷ゾーンRKで前方側および後方側車輪ユニット
(70F,70B)に搬送枠100を介して吊持された
ワーク(W)は、搬送手段(第1のチェーンコンベヤ6
1,搬送力付与部材62)によってX1方向に搬送され
る。そして、前処理装置10の脱脂槽11において、ス
トップ動作状態とされた選択切替手段90によって静止
されて所定処理時間だけ脱脂処理される。所定時間経過
直前に選択切替手段90が解放状態とされ再び搬送手段
(61,62)によってX1方向に搬送される。以下の
各槽(12等)でも所定処理時間静止されてバッチ処理
される。
【0050】前処理ゾーンZf通過後、下流側方向変換
部においてその前方側を後方側バイパス部52Rによっ
て支持されつつ直送チェーンコンベヤ59Rによって図
1中矢印方向に押出し移動されて水切乾燥炉20の入口
22直前まで搬送される。そして、各車輪ユニット(7
0F,70B)側の搬送力受け部材84は、第1のチェ
ーンコンベヤ61に設けられた搬送力付与部材62と所
定のタイミングで係合し,炉体21内へ搬入される。こ
のように、車輪ユニット(70F,70B)は直送チェ
ーンコンベヤ59Rによって第1のチェーンコンベヤ6
1よりも早く水切乾燥炉20側に搬送されるので、時間
合せを行うことができ、実質的に連続搬送できることと
なる。
【0051】搬送枠100が炉体21内に搬入される
と、前方側車輪ユニット70Fはガイドレール50の搬
入側直線部53を経て向き変更部55に至る。一方、後
方側車輪ユニット70Bは、分岐手段120によって補
助向き変更部57に乗移される。
【0052】ここに、向き変更部55と補助向き変更部
57とは、所定間隔Sを持って並行とされかつ前方側車
輪ユニット70Fは第1のチェーンコンベヤ61によっ
て搬出側直線部54へ向かって搬送されるから、後方側
車輪ユニット70Bは引きずられて補助向き変更部57
を搬出側直線部54に向かってX31方向へ搬送され
る。つまり、向き変更部55と補助向き変更部57に交
叉する状態で搬送可能なものとされているので、搬送枠
100つまりワーク(W)の搬送姿態を変えられる。そ
して、両変更部(55,57)上に保持された搬送枠1
00は、間隔規制手段(80,90)によって位置規制
されて停止される。
【0053】かくして、複数の搬送枠100を他ゾーン
(Zf,Zp)と向き変更しかつ小さな設定間隔Sに詰
めた状態で安定保持できるから、炉体21を大幅に短縮
化しても所定時間長の乾燥処理を十分に行える。乾燥処
理後に、搬送枠100は間隔規制手段(80,90)と
合流手段120との協働により搬出側直線部54へ姿態
復元されつつ搬出される。
【0054】水切乾燥炉20から搬出されたワーク
(W)は、第2のチェーンコンベヤ65によって,その
搬送姿態を搬送方向と平行にした状態で搬送されて塗装
装置30に搬入され塗装処理される。塗装処理後、ワー
ク(W)は、加熱乾燥炉40の炉体41内に搬入され当
該炉体41内で搬送姿態を交叉姿態に変更されかつ小さ
な設定間隔Sに規制されて保持される。この炉体41内
で、ワーク(W)は所定時間長(30分)だけ乾燥処理
される。この加熱乾燥炉40から搬出されたワーク
(W)は、第1のチェーンコンベヤ61によって脱荷ゾ
ーンURKまで搬送され,この脱荷ゾーンURKで搬送
枠100から取外される。
【0055】しかして、この実施例によれば、搬送枠1
00の前方側および後方側をガイドレール50に走行可
能に設けられた前方側車輪ユニット70F(70FF,
70FB)および後方側車輪ユニット70B(70F
F,70BB)のそれぞれに保持可能に形成し、炉体
(21,41)内のガイドレール50に搬入側直線部5
3と搬出側直線部54との間で搬送方向を各直線部(5
3,54)の搬送方向(X2方向)と交叉する方向(X
3方向)に変更可能な向き変更部55を設けるととも
に、補助ガイドレール56と,分岐手段110と,間隔
規制手段(80,90)と,合流手段120とを設け、
乾燥ゾーン(21,41)内でワーク(被乾燥物W)の
搬送姿態と他のゾーン(Zf,Zp)の搬送姿態と変更
しかつ小さな設定間隔Sに規制しつつ複数のワーク
(W)を保持可能に形成したので、各炉体(21,4
1)の搬送方向長さはワーク(W)の長さに収容余裕分
を加えた長さでよく大幅な短縮化を図ることができる。
したがって、ワーク(W)を所望乾燥処理時間だけ乾燥
処理することを保障しつつ小型化,構造簡素化およびコ
スト低減を図ることができる。
【0056】因に、図12に示すように、複数(4つ)
の乗移し機構200と,2つのY方向送り機構201と
を設け、被乾燥物(W)の姿勢を変更させることもでき
るが、この構成では、大幅なコスト高を招くばかりか、
装置幅(図で上下方向寸法)が大きくなって大型化して
しまう。すなわち、チェーンコンベヤ60を利用した本
発明の有効性が明確に理解される。
【0057】また、水切乾燥炉20と加熱乾燥炉40と
を同一構造としたので、構造のより一層の簡素化,低コ
スト化を図ることができる。水切乾燥炉20は、複数枚
(3枚)分余計にワーク(W)を収容しておくことがで
き、昼休み等の運転中断時に前処理終了分を保留するこ
とができる。これにより、運転中断する前にワーク
(W)を前処理することを手控える必要はなくなり、よ
り一層の生産効率の向上を図ることができる。
【0058】また、チェーンコンベヤ60を第1および
第2のチェーンコンベヤ(61,65)の2つに分けた
構成としたので、前処理時間Tfおよび塗装時間Tpが
変わっても十分に対処することができ適応性の拡大を図
ることができる。また、塗装装置30に水切乾燥炉20
側からワーク(W)を一段と円滑に供給して塗装処理で
きる。
【0059】また、車輪ユニット70を前方側および後
方側車輪ユニット(70F,70B)から形成するとと
もに、各車輪ユニット(70F,70B)をそれぞれ第
1および第2車輪部〔70FF(70BF),70FB
(70BB)〕から形成したので、より一層構造の簡素
化および搬送枠100〔被乾燥物(W)〕の安定保持を
図れる。
【0060】また、前方側および後方側車輪ユニット
(70F,70B)に、搬送枠100の前方側および後
方側に装着された吊下保持部材(103F,103B)
が回動可能に連結されているので、各車輪ユニット(7
0F,70B)をガイドレール50の急激な曲りにも追
従させて搬送させつつ搬送枠100〔ワーク(W)〕の
搬送姿態を円滑に変更できる。
【0061】また、分岐手段120がチェーンコンベヤ
60の搬送力を利用して後方側車輪ユニット70Bを補
助ガイドレール56に乗替えさせるように形成されてい
るので、より一層の構造の簡素化を図ることができる。
【0062】さらに、係合分離機構80と選択切替手段
90とで間隔規制手段を構築したので、より一層の簡素
化を図ることができるとともに,一段と安定保持でき
る。選択切替手段90を、ストッパ92を有する本体9
1を水平方向に突出・後退させて搬送力受け部材84と
搬送力付与部材62(66)との係合・係合分離を行う
ように形成したので、空きスペースの有効利用を図るこ
とができ、より一層の装置小型化およびコスト低減化を
図ることができる。なお、本体91を水平面上で回動さ
せることにより、突出後退させるように構成した場合に
は、さらに一段と装置小型化およびコスト低減化を図る
ことができる。
【0063】さらにまた、合流手段120をチェーンコ
ンベヤ60の搬送力を利用して補助ガイドレール56上
の後方側車輪ユニット70Bを搬出側直線部54に移動
させるように形成したので、より一層の構造の簡素化を
図ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、搬送枠の前方側および
後方側をガイドレールに走行可能に設けられた前方側車
輪ユニットおよび後方側車輪ユニットのそれぞれに保持
可能に形成し、炉体内のガイドレールに搬入側直線部と
搬出側直線部との間で搬送方向を各直線部の搬送方向と
交叉する方向に変更可能な向き変更部を設けるととも
に、補助ガイドレールと,分岐手段と,間隔規制手段
と,合流手段とを設け、乾燥ゾーン内で平板形状で長寸
の被乾燥物の搬送姿態を他のゾーンの搬送姿態と変更し
かつ小さな設定間隔に規制しつつ複数の被乾燥物を保持
可能に形成したので、炉体の大幅な短縮化を達成するこ
とができる。したがって、被乾燥物を所望乾燥処理時間
だけ乾燥処理することを保障しつつ小型化,構造簡素化
およびコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための全体構成図で
ある。
【図2】同じく、ガイドレールとチェーンコンベヤと車
輪ユニットと間隔規制手段との位置関係を説明するため
の側面図である。
【図3】同じく、ガイドレールと搬送枠と被乾燥物との
位置関係を説明するための側面図である。
【図4】同じく、ガイドレールと車輪ユニットとの位置
関係を説明するための図である。
【図5】同じく、間隔規制手段を形成する係合分離機構
と選択切替手段との係合分離動作を説明するための図で
ある。
【図6】同じく、分岐手段を説明するための図である。
【図7】同じく、合流手段を説明するための図である。
【図8】塗装処理装置の従来構成を説明するための図で
ある。
【図9】同じく、クレーンを用いて被乾燥物を各前処理
槽間を搬送する様子を示す図である。
【図10】同じく、係合分離機構と選択切替手段との係
合分離動作を説明するための図である。
【図11】同じく、Uターン方式でレイアウトされた塗
装処理装置を説明するための図である。
【図12】同じく、4つの乗移し機構と2つのY方向送
り機構とを備え炉体内の被乾燥物の搬送姿態を変更させ
る塗装処理装置を説明するための図である。
【符号の説明】
20 水切乾燥炉 30 塗装装置 40 加熱乾燥炉 50 ガイドレール 53 搬入側直線部 54 搬出側直線部 55 向き変更部 56 補助ガイドレール 57 補助向き変更部 58 補助直線部 59F,59R 直送チェーンコンベヤ 60 チェーンコンベヤ(搬送コンベヤ) 61 第1のチェーンコンベヤ 62 搬送力付与部材 65 第2のチェーンコンベヤ 66 搬送力付与部材 70 車輪ユニット 70F 前方側車輪ユニット 70B 後方側車輪ユニット 77 アンチバック 80 係合分離機構 84 搬送力受け部材 90 選択切替手段 98 ストッパ 100 搬送枠 110 分岐手段 120 合流手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉体内を貫通しかつ車輪ユニットを走行
    可能に設けられたガイドレールと,車輪ユニットをガイ
    ドレールに沿って移動させることが可能に形成された搬
    送コンベヤとを具備し,搬送枠を介して車輪ユニットに
    吊下保持された平板形状で長寸の被乾燥物を、搬送コン
    ベヤを駆動して当該搬送枠とともに炉体内に搬入出可能
    に構成された乾燥炉において、 前記搬送枠の前方側および後方側を前記ガイドレールに
    走行可能に設けられた前方側車輪ユニットおよび後方側
    車輪ユニットのそれぞれに保持可能に形成し、前記炉体
    内のガイドレールにその搬入側直線部と搬出側直線部と
    の間で搬送方向を当該各直線部の搬送方向軌跡と交叉す
    る方向に変更可能な向き変更部を設けるとともに、この
    向き変更部と並行でかつ所定間隔を持たせた補助向き変
    更部を有する補助ガイドレールを設け、搬入側直線部と
    補助向き変更部との間に後方側車輪ユニットのみを補助
    ガイドレールに乗替え移動可能に形成された分岐手段
    と,向き変更部と補助向き変更部との間に保持された各
    搬送枠間の間隔を設定間隔に規制する間隔規制手段と,
    搬出側直線部と補助ガイドレールとの間に補助ガイドレ
    ール上の後方側車輪ユニットを搬出側直線部に移動可能
    に形成された合流手段とを設けた、ことを特徴とする乾
    燥炉。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012006730A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Tsubaki Yamakyu Chain Co 吊下げ搬送システム
CN102991984A (zh) * 2012-12-18 2013-03-27 江苏速升自动化装备股份有限公司 一种用于挖掘机生产过程中的上车架和下车架的输送线
CN102992031A (zh) * 2012-12-18 2013-03-27 江苏速升自动化装备股份有限公司 一种用于挖掘机生产过程中的上车架和下车架的输送流程

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