JPH08192606A - スタッドレスタイヤ用プレキュアトレッド - Google Patents

スタッドレスタイヤ用プレキュアトレッド

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JPH08192606A
JPH08192606A JP7005987A JP598795A JPH08192606A JP H08192606 A JPH08192606 A JP H08192606A JP 7005987 A JP7005987 A JP 7005987A JP 598795 A JP598795 A JP 598795A JP H08192606 A JPH08192606 A JP H08192606A
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rubber layer
tread
plane
rubber
tire
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Tadaaki Kadota
忠明 門田
Gentaro Taga
源太郎 多賀
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐氷雪性能、耐摩耗性能、成形加工性の向上
を図る。 【構成】 台タイヤ上に接着剤により接合し、次いで加
圧加熱下で台タイヤに一体化成形される予め成形された
スタッドレスタイヤ用プレキュアトレッド1であって、
接地面側のキャップゴム層2と反接地面側のベースゴム
層3の二層構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、使用によりトレッド
部が摩損したタイヤを更正するのに用いられる予め成形
されたスタッドレスタイヤ用プレキュアトレッドに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に例示するように、使用によ
り摩損したトレッドを除去した台タイヤ11の上に、予
め成形した新しいトレッド12を、接着面13をバフし
未加硫クッションゴム及び接着剤により接合した後、加
圧加熱下で台タイヤ11に一体化した更正タイヤ10が
ある。
【0003】前記トレッド12は、図4に示しているよ
うに、ゴム層が一層構造で、天然ゴム、合成ゴム(B
R、SBR)及びカーボンの混合物により成形されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、耐氷雪性能に問題がある。そこで、トレッドの構
成材料として、天然ゴム、合成ゴム(BR、SBR)、
カーボンの他に発泡剤或いは無機・有機物質粒子等を配
合することにより、氷上路面での摩擦力を向上させ、氷
上性能と雪上性能を向上させることが考えられる(表1
の比較例参照)。
【0005】しかし、トレッドの構成材料に、有機・無
機物粒子を混合すると、接着面をバフ加工した際、前記
粒子が表面にでるので、微小の凹凸が生じて接着表面積
が減少するうえ、前記粒子の欠落により空胴ができ、糊
が空胴に入り込み浸透して粘着力が低下(特に経日低
下)するほか、成形加工性が著しく低下し、場合によっ
ては接着面に空気が残り接着不良を生起することがあ
り、耐摩耗性能が劣るなどの問題がある。
【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、耐氷雪性能、
耐摩耗性、成形加工性の向上を図ることができるスタッ
ドレスタイヤ用プレキュアトレッドを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、台タイヤ上に未加硫クッションゴム及び接着剤に
て接合し次いで加圧加熱下で台タイヤに一体化成形され
る予め成形されたスタッドレスタイヤ用プレキュアトレ
ッドであって、接地面側のキャップゴム層と反接地面側
のベースゴム層の二層構造としたことを特徴としてい
る。
【0008】また、本発明は、前記キャップゴム層が、
天然ゴム、合成ゴム(BR、SBR)、カーボン及び無
機・有機物質等の粒子の混合物であることを特徴として
いる。本発明は、前記キャップゴム層が天然ゴム、合成
ゴム(BR、SBR)、カーボン及び発泡材の混合物で
あることを特徴としている。
【0009】さらに、本発明は、前記ベースゴム層が天
然ゴム、合成ゴム(BR、SBR)及びカーボンの混合
物であることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、反接地面側接着面をバフ加工
しても、毛羽立たないベースゴム層としてあるので、接
着面即ちバフ加工面が毛羽立ったり、凹凸が生じること
がなく平滑面となり、接着剤を塗布しても浸透しないた
め接着性が向上し、接合不良が生起せず成形加工性が著
しく向上すると共に耐摩耗性を向上させることができ
る。また、接地側をキャップゴム層として耐氷雪性能を
向上させうる構成材料を使用することにより、耐氷雪性
能を大幅に向上させうると共に耐久性をも確保できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明トレッド1の実施例を示し、該トレ
ッド1は、プレキュア(未加硫)成形されたもので、接
地面側のキャップゴム層2と、反接地面側のベースゴム
層3の二層構造となっており、接地面側には主溝4が周
方向に複数条設けられ、反接地面がトレッドを除去した
台タイヤに接合される接着面3Aとされ、この接着面3
Aはバフ加工が施されている。
【0012】前記キャップゴム層2を構成する材料は、
耐氷雪性能に秀れたもので、天然ゴム(50〜70重量
部)、合成ゴム(BR)(30〜50重量部)、カーボ
ン(40〜60重量部)、無機・有機物質や砂或いはス
チール、短繊維等の粒子(2〜15重量部)を混合して
ある。また、前記ベースゴム層3を構成する材料は、耐
摩耗性能の秀れたもので、合成ゴム(BR)(20〜4
0重量部)、合成ゴム(SBR)(60〜80重量
部)、カーボン(35〜55重量部)を混合してある。
【0013】キャップゴム層2には、耐氷雪性能を確保
するために前記粒子を混合してある。また、低温下での
硬質化を防ぐために天然ゴム及びBRが主体とされ、軟
化剤が用いられている。また、ベースゴム層3には、前
記粒子が混合されていないので、微小の凹凸や空胴部
(気孔)もなく、表面が平滑であり、台タイヤへの接着
面をバフ加工しても、毛羽立ったり空胴部が生起しない
ため、接着面積が減少せず、接着剤を塗布しても浸透し
ないため十分な接着力が確保され、接着不良が生じるこ
ともなく、良品質のトレッドを得ることができ、成形加
工性が向上する。
【0014】そして、前記キャップゴム層2の厚さTC
と、ベースゴム層3の厚さTBとは、トレッドサイズに
より異なるが、種々選択できる。一般的または耐摩耗性
を重視する場合のゴム層構成比率は、図1の実施例で示
すように、耐氷雪性能を保証する主溝4の深さDの50
〜60%をキャップゴム層2の厚さTCとし、その残り
をベースゴム層3の厚さTBとするのが好ましい。
【0015】また、耐氷雪性能を重視する場合には、図
2の第2実施例で示すように、主溝4の底から層境界面
までの寸法TDを小さく、例えば、TDが1.7mmに
近い寸法になるようにして、もしくはキャップゴム厚さ
TCを主溝4の深さDの約90%になるようにして、キ
ャップゴム層2の厚さTCを可及的に厚くするのが好ま
しい。
【0016】
【表1】
【0017】上記表1は、本発明実施例3つと、比較例
及び従来例を採用した各テストタイヤ(タイヤサイズ:
10.00 R20 14PR)を、一般貨物車両に装
着して実車走行(未降雪路線走行)テストした結果を示
している。表1から明らかなように、本発明実施例1〜
3は、従来例と比較して糊塗布面の粘着力及び成形加工
性において全く遜色はないが、耐氷雪性能が大幅に向上
している。
【0018】従来例は、天然ゴム、合成ゴム及びカーボ
ンの混合物により成形されて一層のプレキュアトレッド
であり実車走行距離は長く耐磨耗性はよいが耐氷雪性能
は不適である。そこで、従来例のトレッド部にナイロン
樹脂の粒子を配合し耐氷雪性能は向上したが、粘着力が
劣り成形加工性が悪いものであった(比較例)。
【0019】実施例1は比較例に比べ耐氷雪性能、成形
加工性も向上し、スタッドレス用プレキュアトレッドに
適するものである。実施例2及び3はキャップゴム層の
厚さを薄くしたもので耐磨耗性能を向上させることが出
来た(実車走行距離指数の数値が上がっていく)。な
お、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種
々変形することができる。例えば、トレッド1はキャッ
プゴム層2とベースゴム層3とを、1つの金型内に2材
料を挿入して一体になるように成形されているが、両ゴ
ム層2、3を別個に成形し、両ゴム層2、3を接着した
後に台タイヤに接着したり、ベースゴム層3を台タイヤ
に接着した後にキャップゴム層2を接着したりすること
ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のように、台タイヤ上に
接着剤にて接合し次いで加圧加熱下で台タイヤに一体化
成形される予め成形されたスタッドレスタイヤ用プレキ
ュアトレッドであって、接地面側のキャップゴム層と反
接地面側のベースゴム層の二層構造としたことを特徴と
するものであるから、耐氷雪性能、耐摩耗性能、成形加
工性及び更正タイヤの品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を示す断面図である。
【図2】第2実施例の要部を示す断面図である。
【図3】従来の更正用トレッドを用いた更正タイヤの断
面図である。
【図4】従来例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】 1 プレキュアトレッド 2 キャップゴム層 3 ベースゴム層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台タイヤ上に未加硫クッションゴム及び
    接着剤にて接合し次いで加圧加熱下で台タイヤに一体化
    成形される予め成形されたスタッドレスタイヤ用プレキ
    ュアトレッドであって、接地面側のキャップゴム層と反
    接地面側のベースゴム層の二層構造としたことを特徴と
    するスタッドレスタイヤ用プレキュアトレッド。
  2. 【請求項2】 前記キャップゴム層が、天然ゴム、合成
    ゴム(BR,SBR)、カーボン及び無機・有機物質等
    の粒子の混合物であることを特徴とする請求項1に記載
    のスタッドレスタイヤ用プレキュアトレッド。
  3. 【請求項3】 前記キャップゴム層が天然ゴム、合成ゴ
    ム(BR、SBR)、カーボン及び発泡剤の混合物であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のスタッドレスタイ
    ヤ用プレキュアトレッド。
  4. 【請求項4】 前記ベースゴム層が天然ゴム、合成ゴム
    (BR、SBR)及びカーボンの混合物であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のスタッドレスタイヤ用
    プレキュアトレッド。
JP00598795A 1995-01-18 1995-01-18 スタッドレスタイヤ用プレキュアトレッド Expired - Lifetime JP3794503B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254118A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Bridgestone Corp プレキュアトレッドおよびその製造方法並びに更生タイヤ
JP2012171469A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Bridgestone Corp 更生タイヤ用プレキュアトレッドおよびそれを用いた更生タイヤ
JP2021041821A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 住友ゴム工業株式会社 重荷重用空気入りタイヤ

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JP2012171469A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Bridgestone Corp 更生タイヤ用プレキュアトレッドおよびそれを用いた更生タイヤ
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