JPH08192634A - ウエザストリップの取付構造 - Google Patents

ウエザストリップの取付構造

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JPH08192634A
JPH08192634A JP7022166A JP2216695A JPH08192634A JP H08192634 A JPH08192634 A JP H08192634A JP 7022166 A JP7022166 A JP 7022166A JP 2216695 A JP2216695 A JP 2216695A JP H08192634 A JPH08192634 A JP H08192634A
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篤志 彦坂
Masahiro Nozaki
政博 野崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体のドア開口まわりに、ウエザストリップ
を位置ずれなく両面接着テープで接着し、ドア開口とド
アガラス外周間のシール性を高めることである。 【構成】 ウエザストリップ4の中空内に、シール壁4
12と基部411をつなぐ断面Y字形で基部41側が分
岐するブリッジ5を形成し、基部411には頭部61が
ブリッジ5の分岐部で覆われるようにクリッ プ6を取付
け、クリップ6をドア開口まわりの車体パネル10に設
けたクリップ孔101に圧入してウエザストリップ4を
位置決めし、クリップ6の両側でウエザストリップ4を
車体パネル10に両面接着テープ7A,7Bで接着する
構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車体のドア開口まわりに
取付けられて、ドア閉時にサッシュレスドアのドアガラ
スの外周をシールするウエザストリップ、特にその取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように車体のドア開口のルー
フサイド1沿いの上縁や、センタピラー2にはドアガラ
ス3の外周をシールする中空状のウエザストリップ4が
取付けられている。従来、ウエザストリップ4の取付け
は、上記上縁やセンタピラー2にリテーナを設け、この
リテーナに嵌着する手段がとられていた。
【0003】近時、コストの低減および取付けの簡易化
のために、リテーナを廃して、図4に示すように両面接
着テープ7でウエザストリップ4をドア開口縁10に接
着することが提案されている(実開平1−112110
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、両面接着テ
ープによる取付けにおいて問題は、ウエザストリップの
位置決めである。即ち、リテーナを用いる場合には、作
業者において特別の注意を要することなくウエザストリ
ップはリテーナにより正確に位置決め固定される。しか
しながら、長尺のウエザストリップを両面接着テープで
接着する場合には、作業者が注意しても部分的に位置ず
れし、ウエザストリップが蛇行状に取付けられることが
起こり得る。
【0005】そこで、クリップを併用し、ウエザストリ
ップの基部に所定の間隔でクリップを取付けておき、こ
のクリップを車体側に設けたクリップ孔に圧入すること
でウエザストリップを位置決めした上で、基部を両面接
着テープで接着する手段も考えられ得る。
【0006】しかしながら、クリップ併用の場合のまた
一つの問題は、クリップ頭部が基部の中空側内面に突出
しているから、シール壁がドアガラスで押込まれるとク
リップ頭部に接触する場合がある。特に、ルーフサイド
に沿うウエザストリップでは、ドアガラスの建付けバラ
ツキでドアガラスの位置が上方へずれると、シール壁が
ドアガラスによって過度に押し上げられ、その結果、シ
ール壁がクリップ頭部に押付られる。そしてこれが繰返
されると、シール壁が傷んで、シール性能が低下するお
それが生じる。
【0007】そこで本発明は、両面接着テープにクリッ
プを併用したウエザストリップの取付構造において、ク
リップ頭部との接触でシール壁が傷むようなことがな
く、かつシール性能を一層向上させることができるウエ
ザストリップの取付構造を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に例示する
ように、ウエザストリップ4の中空内に、基部41とシ
ール壁42とを結ぶブリッジ5を形成し、このブリッジ
5は基部41側が分岐する断面Y字形とする。そして、
基部41と接続するブリッジ5の分岐端間位置で基部4
1にクリップ6を取付け、このクリップ6を車体10側
に設けたクリップ孔101に押込んでウエザストリップ
4を位置決めし、基部41を両面接着テープ7A,7B
で車体10に接着する構造とする。接着は2本の両面接
着テープにより、クリップ6の両側で接着し、かつ車体
側の両面接着テープ7Aを車内側の両面接着テープ7B
よりも軟質で厚くすることが望ましい。
【0009】
【作用】ウエザストリップ4は、ブリッジ5を設けたこ
とで、シール壁42の腰が強化されドアガラス3により
押込まれたときにシール壁42が不規則に変形すること
がなく、シール性能が安定化する。そして、クリップ頭
部61はブリッジ5で覆われているから、例えシール壁
42が過度に押込まれてもシール壁42はブリッジ5を
介して押付けられるから、傷みが生じることはない。
【0010】両面接着テープ7A,7Bはウエザストリ
ップ4の接着とともに、ウエザストリップ4と車体10
との間をシールする役割を果たす。そしてシール性能は
主として車外側の両面接着テープ7Aにより決まること
から、これを車内側の両面接着テープ7Bよりも軟質か
つ厚くしたことで車体10の取付面の凹凸に対して追従
性を良くし良好なシール性が確保される。
【0011】
【実施例】図1に示す実施例において、ルーフサイド1
(図3)に沿う車体のドア開口縁10にはウエザストリ
ップ4が取付けられる。
【0012】ウエザストリップ4は、基底部411と外
側および内側の側壁412、413よりなる基部41
と、側壁412、413の先端間をつなぐシール壁42
を備えた中空状の押出成形体で、基底部411および外
側の側壁412はソリッドゴム、他はスポンジゴムで構
成されている。
【0013】ウエザストリップ4の中空内には、シール
壁42と基部41とをつなぐブリッジ5が形成されてい
る。ブリッジ5は基部41側が分岐する断面Y字形で一
端はシール壁42に、ドアガラス3による押付け位置よ
りも車内側位置で接続している。分岐した他端側の一方
は、外側の側壁412の根元に近接する基底部411
に、他方は内側の側壁413の根元に接続している。
【0014】ウエザストリップ4の基底部411には、
分岐したブリッジ5の両接続端間に所定の間隔でクリッ
プ孔414が設けてある。一方、ウエザストリップ4を
取付けるルーフサイド1沿いのドア開口縁10には同じ
く所定の間隔でクリップ孔101が設けてある。
【0015】ウエザストリップ4を取付けるには、予め
基底部411にはクリップ孔414の両側に長手方向に
両面接着テープ7A,7Bを貼着するとともに、各クリ
ップ孔414にクリップ6を挿通する。そして、各クリ
ップ6をドア開口縁10のクリップ孔101に圧入して
ウエザストリップ4を位置決めし、両面接着テープ7
A,7Bを介して基底部411をドア開口縁10に貼着
することによりウエザストリップ4を取付ける。
【0016】両面接着テープ7A,7Bは、車外側の両
面接着テープ7Aの方を軟質で厚くする。これにより車
外側の両面接着テープ7Aはドア開口縁10に強く押付
けられて開口縁10の継目等の凹凸によく追従変形して
密着し、良好なシール性が確保される。車内側の両面接
着テープ7Bは、相対的に硬くすることで、ウエザスト
リップ4の固定性を確保する。
【0017】なお図において、12はルーフサイド1の
端縁に形成したドリップチャンネル、13はドリップチ
ャンネル12に取付けたモール、43はドア開口縁10
の内奥部から突出するフランジ11に取付けたオープニ
ングトリムである。
【0018】しかして本発明のウエザストリップの取付
構造によれば、ウエザストリップ4はクリップ止めする
ことで正確に位置決めされた状態で両面接着テープ7
A,7Bによりドア開口縁10に貼着される。そして本
発明ではウエザストリップ4の中空内にY字形のブリッ
ジ5を設けてシール壁42をドアガラス3の押付け点の
内側で支持せしめたからドアガラス3まわりのシール性
が安定である。そして特に本発明ではクリップ頭部61
がブリッジ5の分岐部で囲まれているから、たとえドア
ガラス3の建付けバラツキ等でシール壁42がドアガラ
ス3で過度に押上げられても、シール壁42はブリッジ
5を介してクリップ頭部61に押付けられ、直接にクリ
ップ頭部61にこすり付けられることによる傷みは発生
しない。
【0019】図2に本発明の他の実施例を示す。本実施
例ではウエザストリップ4とオープニングトリム43と
は同時に押出成形された一体構造としてある。オープニ
ングトリム43には芯金44が埋設してある。またブリ
ッジ5の両分岐端はいずれも基底部411に接続してい
る。他の構造は先の実施例と実質的に同一である。
【0020】本実施例では、ウエザストリップ4を取付
ける際、オープニングトリム43をドア開口縁10のフ
ランジ11に嵌込むことでウエザストリップ4は一応は
位置決めされる。しかしながら、嵌込み深さに部分的に
バラツキが生じたり、また部分的に傾いた状態で嵌込ま
れることがある。かかる場合にも、最終的にはクリップ
6により位置決めされるから、ウエザストリップ4の取
付位置がオープニングトリム43の嵌込み状態により影
響を受けることがない。
【0021】なお、上記実施例はいずれもドア開口縁の
ルーフサイド沿いに取付けるウエザストリップに関する
ものであるが、本発明はセンタピラーに沿うウエザスト
リップの取付けにも適用し得る。
【0022】
【発明の効果】本発明のウエザストリップの取付構造で
は、両面接着テープとクリップとを併用し、クリップで
ウエザストリップを位置決めするようにしたからウエザ
ストリップを正確な位置に接着することができる。そし
て本発明では特に、ウエザストリップの中空内にドアガ
ラスシール性を安定させるブリッジを設け、このブリッ
ジで中空内に突出するクリップ頭部を覆う構造としたか
ら、シール壁がドアガラスにより押込まれたときにシー
ル壁が直接にクリップ頭部に押付けられたり、こすり付
けられたりすることがなく、シール壁の耐久性が良好と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、図3のA
−A線に沿う位置でのウエザストリップの取付構造を示
す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すもので、上記と同
位置でのウエザストリップの取付構造を示す断面図であ
る。
【図3】自動車の側面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う位置での従来のウエザス
トリップの取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフサイド 10 ドア開口縁(車体パネル) 2 センタピラー 4 ウエザストリップ 41 基部 411 基底部 42 シール壁 5 ブリッジ 6 クリップ 7,7A,7B 両面接着テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口まわりに取付けられてサ
    ッシュレスドアのドアガラスの外周をシールする中空状
    のウエザストリップにおいて、基部と、これと対向する
    シール壁との間に基部側が分岐する断面Y字形のブリッ
    ジを設けるとともに、上記基部にはこれと接続する上記
    ブリッジの分岐両端間位置にクリップを取付け、該クリ
    ップを上記ドア開口まわりの車体パネルに形成したクリ
    ップ孔に挿入してウエザストリップを位置決めし、上記
    基部を上記車体パネルに両面接着テープにより接着して
    なるウエザストリップの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ウエザストリップの基部をクリップ
    の両側位置で2本の両面接着テープにより上記車体パネ
    ルに接着し、かつ車外側の両面接着テープを車内側の両
    面接着テープよりも軟質で厚くした請求項1記載のウエ
    ザストリップの取付構造。
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