JPH0819309A - 苗移植・直播兼用機 - Google Patents

苗移植・直播兼用機

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JPH0819309A
JPH0819309A JP6180625A JP18062594A JPH0819309A JP H0819309 A JPH0819309 A JP H0819309A JP 6180625 A JP6180625 A JP 6180625A JP 18062594 A JP18062594 A JP 18062594A JP H0819309 A JPH0819309 A JP H0819309A
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JP
Japan
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planting
rear wheel
front wheel
machine
seedling
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Pending
Application number
JP6180625A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Kenji Iwanaga
憲二 岩永
Michinori Seike
清家  理伯
Masaru Nomura
野村  勝
Masatake Tanimoto
真丈 谷本
Kazushi Ochi
一志 越智
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
Fumio Shigematsu
文雄 重松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki & Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki & Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki & Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki & Co Ltd
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Publication of JPH0819309A publication Critical patent/JPH0819309A/ja
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)
  • Fertilizing (AREA)
  • Sowing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圃場表土面に苗を植え付ける苗移植機として
も、或は圃場表土面に直接播種する直播機としても使用
することのできる汎用性の高い苗移植・直播兼用機を提
供する。 【構成】 圃場表土部に苗を複数条植え付ける植付装置
を、その植付条間が等ピッチになるように設けるととも
に、圃場表土部に種子、肥料等の粒状物を複数条供給す
る粒状物供給装置を、その供給条間が前記植付条間と同
一等ピッチで、かつ、その供給条が前記植付装置による
植付条の側部近傍に位置するように設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場表土部に苗を植え
付ける苗移植機としても、或は圃場表土部に直接播種す
る直播機としても使用することのできる苗移植・直播兼
用機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圃場表土部に苗を植え付けるとともに、
その苗植付条の側部近傍に施肥を行う複数条植えの施肥
田植機が広く一般に使用されている。この種の施肥田植
機は、苗植付条が等ピッチとなるように設定されている
が、施肥条は必ずしも等ピッチではなかった。このこと
は整地用フロートとの位置関係に起因している。例え
ば、6条植えの施肥田植機の多くは、図20に示す如
く、整地用フロートとして中央に1個のセンターフロー
ト75と左右一対のサイドフロート75,75とを備
え、各フロート75,76,76の左右両側に植付位置
P,…と施肥位置Q,…が1箇所づつ設けられている。
ところが、施肥位置Q,…はフロート75,76,76
と植付位置P,…の間にあったので、植付位置P,…の
条間を等ピッチpとすると、フロートを挟んである施肥
位置Qと施肥位置Qの条間q1 ,q3 ,q5 は狭く、フ
ロートを挟まずにある施肥位置Qと施肥位置Qの条間q
2 ,q4 は広くなっていたのである。
【0003】従来、圃場表土面に直接播種する直播稲作
の場合、トラクタに播種作業機を装着して播種作業を行
っていたが、そのためだけに播種作業機を別途用意する
のは不経済であるので、前記施肥田植機の施肥装置を直
播用の播種装置として利用しようとする考えがある。し
かしながら、上述の如く従来の施肥田植機は、施肥条間
が等ピッチではなかったため、直播機として使用するこ
とができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来
の施肥田植機に改良を加えることにより、圃場表土面に
苗を植え付ける苗移植機としても、或は圃場表土面に直
接播種する直播機としても使用することのできる汎用性
の高い苗移植・直播兼用機を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に
かかる苗移植・直播兼用機は、圃場表土部に苗を複数条
植え付ける植付装置を、その植付条間が等ピッチになる
ように設けるとともに、圃場表土部に種子、肥料等の粒
状物を複数条供給する粒状物供給装置を、その供給条間
が前記植付条間と同一等ピッチで、かつ、その供給条が
前記植付装置による植付条の側部近傍に位置するように
設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】植付装置を駆動させて圃場表土面に苗を植え付
けるようにすると、苗移植機として使用できる。その
際、粒状物供給装置によって圃場表土面に肥料を供給す
るようにすると、側条施肥苗移植機となる。また、植付
装置の駆動を停止させ、粒状物供給装置によって圃場表
土面に種子を供給するようにすると、播種条間が等ピッ
チの直播機として使用できる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜17に表される1実施例につい
て説明する。この苗移植・直播兼用機は、走行車体1に
植付作業機70と粒状物供給装置80を装着してなる。
また、この苗移植・直播兼用機の走行車体1は車高調節
が可能で、車高を高くし、植付作業機70を他の作業機
に付け替えることにより中間管理作業にも使用すること
ができる。
【0008】走行車体1は四輪駆動車両であり、駆動輪
である左右一対の前輪2,2および後輪3,3を備えて
いる。機体の前部に配したミッションケース5の左右側
面部からフロントアクスルケース6,6が左右側方に延
ばされ、その先端部に縦軸ケース7,7が固定して設け
られ、さらにその下端部に前輪ファイナルケース8,8
が回動中心軸8a,8a回りに回動自在に設けられ、こ
の前輪ファイナルケース8,8の外側部から外向きに突
出する前輪車軸2a,2aに前輪2,2が取り付けられ
ている。縦軸ケース7はフロントアクスルケース側の上
部ケース7Uと前輪ファイナルケース側の下部ケース7
Lとからなり、上部ケース7Uに対して下部ケース7L
は変向可能になっている。
【0009】前輪車軸2aは回動中心軸8aから偏心し
ており、回動中心軸8a回りに前輪ファイナルケース8
を回動させることにより、機体に対する前輪2の上下位
置を調節することができる。前輪ファイナルケース8の
回動範囲は、前輪ファイナルケース8の外面部に固着の
一対のストッパS1,S2と下部ケース7Lに固着のス
トッパ受け9によって規制された円周のほぼ前半分の範
囲θとなっている。図3に示す如く、ストッパS1をス
トッパ受け9の係合部9aに係合させると、機体に対し
前輪2が高くなった前輪上げ位置FW1(h1 )とな
り、また、図6に示す如く、ストッパS2をストッパ受
け9の係合部9bに係合させると、機体に対し前輪2が
低くなった前輪下げ位置FW2(h2 )となる。この前
輪上下調節の方法については後述する。
【0010】なお、前輪上げ位置FW1は前輪ファイナ
ルケース8を上側に回動させた場合に円周の上死点Z1
より少し手前の位置に設定され、かつ、前輪下げ位置F
W2は前輪ファイナルケース8を下側に回動させた場合
に円周の下死点Z2を少し越えた位置に設定されてい
る。これは、前輪上げ位置FW1もしくは前輪下げ位置
FW2に前輪がある時、前輪ファイナルケース8を回動
可能側に回動させるには機体の重量に反した力が要する
ので、それぞれの位置FW1,FW2で前輪2が安定す
るからである。
【0011】ところで、縦軸ケース7の下部には縦軸7
aから回動中心軸8aへ伝動するベベルギヤ100,1
01が内蔵されているため、縦軸ケース7の下部が前輪
2の内側に張り出している。特に、ベベルギヤ100を
内包する部分の張出しが大きい。車高を低くしての苗移
植作業時、水田の泥が深い場合には、この内側に張り出
した部分が泥中に潜った状態で進行し、泥面に幅の広い
溝を作ってしまうという問題が生じる。
【0012】そこで、縦軸7aから回動中心軸8aへ伝
動するベベルギヤ101が前輪車軸2aよりも下方に位
置する田植機において、縦軸ケース7の内側部に、該縦
軸ケースによって内側に押し出された泥を縦軸ケース7
の後側に導くガイドプレート102を設け、縦軸ケース
7が形成した溝を埋め戻すようにしている。ガイドプレ
ート102は、平面断面が縦軸ケース7の外周に沿った
円弧状をしており、下端を前輪車軸2aとほぼ同じ高さ
にして取り付けられている。泥面103がガイドプレー
ト102の下端よりも高い場合、縦軸ケース7によって
内側に押し出された泥が縦軸ケース7とガイドプレート
102の間に盛り上がり、その盛り上がった泥X(図4
に図示)はガイドプレート102によってそれ以上内側
へ移動せず、図5において矢印で示す如く、ガイドプレ
ート102に案内されて縦軸ケース7の後側に導かれる
のである。
【0013】図18、19に示すように、縦軸ケース7
の内側部を平面状にして、縦軸ケース7の正面視におけ
る幅を狭くすることも、縦軸ケース7によって形成され
る溝幅を狭くするのに有効である。
【0014】また、車高を上げての管理作業時には、前
輪2が栽培作物を踏むのを防止するために、図6に示す
如く、前輪2に先行して栽培作物を左右に掻き分ける分
草具104が装着される。この分草具104は、前輪フ
ァイナルケース8のボス8bに回動自在に遊嵌させて取
り付けられ、分草具104のピン穴104aと前輪ファ
イナルケース8のピン穴8c(図3に図示)に固定ピン
105を挿通させて、前輪ファイナルケース8に固定さ
れている(図6において実線で示す)。
【0015】分草具104のピン穴104aと前輪2の
ホイールディスク106にあけられたピン穴106aに
挿通するように固定ピン105をスライドさせると、分
草具104が前輪ファイナルケース8に対して回動自在
で、かつ前輪2と一体に動作するようになる。分草具1
04の回動範囲はストッパS1,S3によって規制され
ている。その状態で前輪2を前進方向に駆動させて、分
草具104が前輪2の下側にくるまでボス8bの回りに
回動させると、分草具104が機体を支持し前輪2が地
面から持ち上げられる(図6において鎖線で示す)。す
なわち、分草具104がジャッキ代わりになるのであ
る。よって、ジャッキを使用することなく、田植え作業
用の前輪と管理作業用の前輪を交換することができる。
【0016】ミッションケース5の背面部には左右一対
のメインフレーム10,10の前端部が固着され、さら
にメインフレーム10,10の後端部には横フレーム1
1が固着されている。そして、横フレーム11の左右中
央部に軸心が前後水平に向いた後輪ローリング軸12が
固定状態で嵌合し、該後輪ローリング軸の突出部に後輪
フレーム13がローリング自在に支持されている。後輪
フレーム13は、左右両端が後方に突出する平面視コ字
形をしており、その後方突出部13a,13aの後端外
側面に、先端側が前方かつ下方を向く所定の範囲内で揺
動するように後輪ファイナルケース16,16が揺動可
能に設けられ、該後輪ファイナルケースの先端部外側面
から外向きに突出する後輪車軸3a,3aに後輪3,3
が取り付けられている。
【0017】後輪フレーム13の前側斜め下方位置には
横棒保持体17,17,17によって横棒18が回動自
在に保持されており、後輪フレーム13に固着のブラケ
ット19に本体側が枢着された後輪昇降シリンダ20の
ピストン側を横棒18から上向きに突設したアーム21
に連結しているとともに、横棒18の左右端部から上向
きに突設したアーム22,22と後輪ファイナルケース
16,16の基部から上向きに突設したアーム23,2
3とを連結リンク24,24で連結している。後輪昇降
シリンダ20を伸縮作動させると、後輪ファイナルケー
ス16,16が所定の範囲内で回動し、後輪3,3が機
体に対して上下動する。回動範囲が後輪3,3の回動支
点の前側かつ下側であるので、後輪上げ位置RW1(図
1参照)にある時は後輪3,3が前方に位置し、後輪下
げ位置RW2(図17参照)にある時は後輪3,3が後
方に位置する。
【0018】エンジン30はメインフレーム10,10
の上に設けられている。エンジン30の回転動力が、第
1ベルト伝動装置31を介してHST32に伝えられる
とともに、第2ベルト伝動装置33を介してジェネレー
タ34に伝えられる。さらに、HST32によって変速
後の回転動力が、無段変速機構を有する第3ベルト伝動
装置36を介してミッションケース5に伝えられるとと
もに、第4ベルト伝動装置37を介して油圧ポンプ3
8,39に伝えられる。
【0019】第3ベルト伝動装置36のミッション側プ
ーリ36aとミッション入力軸5aの伝動部は主クラッ
チAとして構成されている。この主クラッチAを経由し
てミッションケース5に入力された回転動力は、主変速
装置Bによって変速した後、走行用動力と作業機用動力
に分けられる。
【0020】走行用動力は、フロントデフ装置Cを経由
して左右のフロントアクスル6a,6a、縦軸7a,7
a、回動中心軸8a,8a、前輪車軸2a,2aの順に
伝動されるとともに、リヤデフ装置Dを経由して左右の
リヤデフ軸5b,5b、後輪出力軸5c,5c、後輪伝
動軸40,40、後輪入力軸15a,15a、後輪回動
中心軸16a,16a、後輪ファイナル軸16b,16
b、後輪車軸3a,3aの順に伝動される。なお、デフ
装置C,Dは、デフ機能を停止させるデフロック機構C
a,Daを有する。これらデフロック機構Ca,Daは
前輪デフロックレバー54Cと後輪デフロックレバー5
4Dでそれぞれ操作する。
【0021】また、リヤデフ軸5b,5bから後輪出力
軸5c,5cへの伝動部には、後輪ブレーキペダル55
E,55Eによって操作されるサイドクラッチ・ブレー
キE,Eが設けられている(図14参照)。図14にお
けるg1はリヤデフ軸5bに取り付けたベベルギヤ、g
2は後輪出力軸5cに回転自在に嵌合するベベルギヤで
ある。サイドクラッチ41は多板クラッチであって、ベ
ベルギヤg2にスプライン嵌合する外筒体41aの駆動
板41b,…と後輪出力軸5cに一体に設けた内筒体4
1cの受動板41d,…とが対向させられており、リン
グ状の板バネ41e,…によってスライダ41fを外筒
体41aに押し付けることにより、駆動板41b,…と
受動板41d,…とが圧接されクラッチ入になる。シフ
タ41gを操作してスライダ41fによる外筒体41a
の押し付けを解除すると、駆動板41b,…と受動板4
1d,…が離れクラッチ切になる。
【0022】ブレーキ42は、後輪出力軸5cに取り付
けたドラム42a,…にシュー42b,…を押し付け
て、後輪出力軸5cの回転を制動するようになってい
る。前記シフタ41gをクラッチ切側に操作する際に、
スライダ41fがディスク42cを押圧してシュー42
b,…がドラム42a,…を押し付けるようになってい
るので、サイドクラッチ切動作に連動して後輪3にブレ
ーキがかかる。
【0023】後輪伝動軸40,40はユニバーサルジョ
イント43,43,…を介して後輪出力軸5c,5cお
よび後輪入力軸15a,15aに連結され、かつ後輪入
力軸15a,15aは伸縮自在に構成されているので、
後輪3,3のローリングによって後輪出力軸5c,5c
と後輪入力軸15a,15aの位置関係や距離が変わっ
てもそれに対応できるようになっている。
【0024】また、作業機用動力は、株間変速装置Fに
よって変速した後、作業機伝動軸45を介して、植付作
業機、施肥装置等へ伝動するための植付クラッチ46に
伝えられる。
【0025】操縦座席50はエンジン30の上側を覆う
エンジンカバー51の上に設置されている。そして、操
縦座席50の前方のフロントカバー52の上方に操縦ハ
ンドル53が設けられている。また、フロントカバー5
2および操縦座席50の周辺部に、各種レバー54,
…、各種ペダル55,…等が設けられている。エンジン
カバー51およびフロントカバー52の下部の周りは水
平状のフロアステップ57となり、その上を操縦者が歩
行等をすることができるようになっている。
【0026】植付作業機70を装着する作業機装着リン
クは平行リンク構成であって、1本のアッパリンク60
と左右一対のロアリンク61,61とからなる。これら
リンク60,61,61は、その基部側がメインフレー
ム10,10の後端部に立設したリンクベースフレーム
62に回動自在に取り付けられ、その先端側に走行車体
側ヒッチ63が連結されている。メインフレーム10,
10に固着した支持部材65aとアッパリンク60に一
体形成したスイングアーム64の先端部との間に作業機
昇降シリンダ65が介装されており、該シリンダを伸縮
させることにより、アッパリンク60が上下に回動し、
走行車体側ヒッチ63に装着した作業機がほぼ一定姿勢
のまま昇降する。作業機昇降シリンダ65は、作業機上
げ側(シリンダ伸び)にのみ油圧作動させる単動シリン
ダであり、作業機を下降させる場合は、シリンダ内の油
がタンクに戻るように油路を開き、作業機の自重で作業
機を下降させる。
【0027】走行車体側ヒッチ63は、その上端部と背
面部に上側係合部材63aと下側係合部材63b,63
bが固着されていて、これら各係合部材に作業機側ヒッ
チ71の係合ピン71a,71b,71bをそれぞれ係
合させ、着脱レバー63c,63cで操作される固定フ
ック63d,63dによって下側係合部材63b,63
bに係合させた係合ピン71b,71bが後方に逸脱し
ないように固定する構成となっている。
【0028】油圧回路は図15のように組まれている。
すなわち、2つの油圧ポンプ38,39を備え、一方の
油圧ポンプ38は後輪昇降シリンダ20と作業機昇降シ
リンダ65に油を送り、もう一方の油圧ポンプ39はパ
ワーステアリング用のトルクジェネレータ(図示省略)
に油を送る。油圧ポンプ38から送り出される油は、分
流弁V1 によって、後輪昇降制御バルブV2 を介して後
輪昇降シリンダ20へ送る回路HC1と、作業機昇降制
御バルブV3 を介して作業機昇降シリンダ65へ送る回
路HC2とに適当比率(例えば3:7)で振り分けられ
る。後輪昇降制御バルブV3 が中立である場合は、回路
HC1の油はパイロット弁V4 を経由して回路HC2に
合流し、全流量が作業機昇降シリンダ65へ送られる。
後輪昇降制御バルブV2 を車高上げまたは車高下げに作
動させると、パイロット回路HC3またはパイロット回
路HC4に絞り弁V5 の圧力損失分のパイロット弁作動
圧が生じ、シャトル弁V6 を介してパイロット弁作動圧
によってパイロット弁V4が切り替わり、回路HC1か
ら回路HC2へ油が流れ込まなくなる。
【0029】このように油圧回路を構成すると、一つの
ポンプ38で2つの油圧シリンダ20,65を作動させ
ることができ、しかも一方の油圧シリンダ(後輪昇降シ
リンダ)20を作動させていない時には、他方の油圧シ
リンダ(作業機昇降シリンダ)65にポンプ38から送
り出される油の全流量を供給することができるようにな
る。このため、ポンプ38を小型化することができ、さ
らにポンプ38を駆動するための動力も少なくてすむ。
【0030】走行車体1は以上のように構成され、作業
目的に応じて、前輪2,2および後輪3,3の機体に対
して上げ下げして車高調節する。
【0031】前輪を上げ位置FW1から下げ位置FW2
にする場合は、ミッションを後進に入れ、左右の後輪ブ
レーキペダル55E,55Eを踏み込む。すると、サイ
ドクラッチ41,41が切れると同時に後輪ブレーキ4
2,42がかかり、後輪3,3の回転が停止する。一
方、前輪2,2は回転したままであるので、前輪2,2
は地面を転動しようとする。後輪3,3と地面との摩擦
抵抗の方が前輪2,2による推進力よりも大きいので、
機体は移動することができず、その結果、前輪ファイナ
ルケース8,8が回動中心軸8a,8aを支点にして前
輪の回転駆動方向と逆向きに回動し、前輪2,2が上げ
位置FW1から下げ位置FW2へ移動する。
【0032】逆に、下げ位置FW2から前輪を上げ位置
FW1にする場合は、ミッションを前進に入れ、後輪ブ
レーキペダル55E,55Eを踏み込む。すると、前輪
ファイナルケース8,8が前記前輪下げ時とは逆方向に
回動し、前輪2,2が機体に対して上昇する。
【0033】なお、前輪ファイナルケース回動作動時に
フロントデフ装置Cをロックしておくと、左右の前輪フ
ァイナルケース8,8が一様に回動作動するので、前輪
上下調節が安定して行われる。
【0034】後輪側車高調節については、後輪昇降シリ
ンダ20を伸縮作動させて、後輪3,3を後輪上げ位置
RW1と後輪下げ位置RW2に調節する。
【0035】走行車体側ヒッチ63には、後輪側車高調
節を規制する規制スイッチSWが設けられている。この
規制スイッチSWは、作業機装着リンク60,61,6
1に植付作業機70を装着した場合、該植付作業機に設
けたスイッチ押しプレート110に押されてオンに切り
替わるように構成され、それによって前記後輪昇降制御
バルブV2 を中立へ作動させるようになっている。した
がって、植付作業機70を装着した状態では走行車体1
の後輪側車高調節ができないようになり、植付作業機7
0を装着した状態で誤って後輪3,3を下げ、後方へ移
動した後輪3,3と植付作業機70とが接触して植付作
業機7が損傷するという事故を防止している。この規制
スイッチSWを設けることにより、植付作業機70を前
寄りの位置に装着することが可能となり、苗移植機或は
直播機として使用する場合の重量バランスが良好にな
る。なお、作業機装着リンク60,61,61に管理作
業用の作業機を装着した場合には、後輪3,3を下げて
も後輪と作業機とが接触しないので、管理作業用の作業
機にはスイッチ押しプレート110が設けられていな
い。
【0036】苗移植機或は直播機として使用するとき
は、図1に示すように、走行車体1の車高を低くし、作
業機装着リンク60,61,61に植付作業機70を装
着する。その装着は次のようにして行う。まず、所定の
高さに保持した植付作業機70に向けて、作業機装着リ
ンク60,61,61を下げた状態で走行車体1をバッ
クさせ、両者が適当間隔になる位置に接近させる。そし
て、作業機装着リンク60,61,61を上昇させて走
行車体側ヒッチ63を持ち上げ、作業機側ヒッチ71の
係合ピン71a,71b,71bを走行車体側ヒッチ6
3の係合部材63a,63b,63bにそれぞれ係合さ
せる。次いで、着脱レバー63c,63cを操作し、固
定フック63d,63dによって下側係合ピン71b,
71bを下側係合部材63b,63bに固定する。
【0037】植付作業機70は6条植えであって、フレ
ームを兼ねる伝動ケース72、苗を載せて左右に往復動
する苗載台73、該苗載台上の苗を圃場面に植え付けて
ゆく植付装置74,…、整地用のセンターフロート75
およびサイドフロート76,76等を備えている。セン
ターフロート75は圃場面の凹凸を検出するセンサでも
あり、植付作業時には、このセンターフロート75の上
下動に応じて前記作業機昇降制御バルブV3 が駆動さ
れ、苗の植付深さを常に一定に維持するようになってい
る。
【0038】植付作業機70は作業機側ヒッチ71の下
端部から斜め下向き後方に突設したローリング軸77に
回動自在に支持されており、圃場面の左右傾斜に応じて
植付作業機70がローリングし、各条の苗の植付深さも
一定に維持するようになっている。植付作業機70が急
激にローリングしないように、作業機側ヒッチ71と植
付作業機70の苗載台フレーム73aとが中立復帰スプ
リング78,78で結ばれている。また、苗載台73が
左右にスライドした時のバランスを保つために、作業機
側ヒッチ71と苗載台73の左右端部とがバランススプ
リング79,79で結ばれている。
【0039】植付作業機70の装着時、苗載台73が左
右中心からずれた位置に停止している場合、前記バラン
ススプリング79,79に引っ張られて作業機側ヒッチ
71が左右に傾いた状態となっている。そのままの状態
では、走行車体側ヒッチ63を持ち上げても、係合部材
63a,63b,63bと係合ピン71a,71b,7
1bとが係合しないから、作業機装着リンク60,6
1,61の上げ作動に連動して作業機側ヒッチ71が水
平になるように修正する水平修正手段が設けられてい
る。
【0040】水平修正手段は、伝動ケース72の左右両
側に突出させたローリングロックピン112,112
と、作業機側ヒッチ71の左右両側面に上下に回動自在
に取り付けたローリングロックアーム113,113
と、アッパリンク60に設けたローリングロック作動ピ
ン114,114とからなる。作業機装着リンク60,
61,61を上昇させると、傾斜上位側のローリングロ
ックアーム113の前端部を同じ側のローリングロック
作動ピン114が押し下げる。それによって、そのロー
リングロックアーム113の後端部が上動するが、該後
端部がローリングロックピン112に係合すると、それ
以上は上動できなくなり、その反力で作業機側ヒッチ7
1が左右傾斜を修正する方向に回動する。ローリングロ
ック作動ピン114,114はスプリング115,11
5によって弾性的に位置決めされているので、作業機側
ヒッチ71が水平に修正されてからさらにアッパリンク
60が上昇しても、それに伴うローリングロック作動ピ
ン114の作動分をスプリング115が吸収するため、
ローリングロック作動ピン114がそれ以上ローリング
ロックアーム113を押し下げることはない。
【0041】ローリングロックアーム113,113に
設けたピン孔113a,113aと、作業機側ヒッチ7
1に設けたピン孔とにロックピンを挿通することによ
り、業機装着リンク60,61,61を下げた状態で
も、作業機側ヒッチ71を水平に固定することができ
る。
【0042】また、操縦座席50の後側には粒状物供給
装置80が設けられる。粒状物供給装置80は、各条共
用のホッパ81内に貯蔵されている肥料、種子等の粒状
物を繰出器82,…によって下方に繰り出し、その繰り
出された粒状物をエアとともにフレキシブルな導管8
3,…内を搬送し、植付条の側部近傍に設けた供給ガイ
ド84,…まで導く構成となっている。供給ガイド8
4,…の前側には、圃場表土面に施肥または播種用の溝
を成形する作溝器85,…が設けられている。これら供
給ガイド84,…および作溝器85,…はフロート7
5,76,76に取り付けられている。図1における8
6は肥料搬送用エアを導管83,…内へ吹き込むための
ブロア、87は該ブロアを駆動するモータ、88はブロ
ア86から吹き出されるエアを各導管83,…へ供給す
るエアチャンバである。
【0043】図16に示す如く、植付装置74,…によ
る植付位置P,…と粒状物供給装置80,…による粒状
物供給位置Q,…は、植付位置Pの左側に粒状物供給位
置Qが位置するように各フロート75,76,76の左
右両側にそれぞれ1条分づつ配置されている。植付位置
P,…の条間ピッチp,…および粒状物供給位置Q,…
の条間ピッチq,…は共に等しく、かつ、植付位置P,
…の条間ピッチp,…と粒状物供給位置Q,…の条間ピ
ッチq,…は同一になっている。
【0044】田植作業を行う場合は、苗載台73の上に
苗の載せ、かつホッパ81に肥料を入れ、植付作業機7
0と粒状物供給装置80を駆動させながら機体を前進さ
せる。すると、苗載台73上の苗が圃場表土面に等ピッ
チの条間で植え付けられると同時に、作溝器85,…に
よって苗植付条の左側近傍に形成される溝内にホッパ8
1から供給される肥料が吐出される。
【0045】直播作業を行う場合は、ホッパ81に種子
を入れ、植付作業機70は駆動させずに、粒状物供給装
置80のみを駆動させる。すると、作溝器85,…によ
って形成される溝内にホッパ81から供給される種子が
播種される。播種条間も等ピッチである。
【0046】管理作業に使用するときは、図17に示す
ように、走行車体1の車高を高くし、作業機装着リンク
60,61,61に粒状物散布機90等の作業機を装着
する。粒状物散布機90のヒッチ91も植付作業機70
のヒッチ76とほぼ同様の構成である。図17におい
て、93は粒状物を散布するための散布ブーム、94は
前記繰出器82から散布ブーム93へ粒状物を搬送する
搬送ホース、95は粒状物搬送用のエアを吹き出す散布
ブロア、96は該散布ブロアから吹き出されたエアを前
記エアチャンバ88へ送る送風ホースである。
【0047】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる苗
移植・直播兼用機は、粒状物散布条間が苗植付条間と同
一ピッチであるので、施肥田植機の施肥装置を直播用の
播種装置として利用することができ、圃場表土部に苗を
植え付ける苗移植機としても、或は圃場表土部に直接播
種する直播機としても使用することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植・直播兼用機の側面図である。
【図2】農用走行車体の一部を省略した平面図である。
【図3】前輪上げ位置にある状態の前輪支持部の側面図
である。
【図4】前輪上げ位置にある状態の前輪支持部の正面断
面図である。
【図5】図4におけるS1 −S1 断面図である。
【図6】前輪下げ位置にある状態の前輪支持部の側面図
である。
【図7】前輪下げ位置にある状態の前輪支持部の正面断
面図である。
【図8】後輪支持部の側面図である。
【図9】後輪支持部の展開断面図である。
【図10】走行車体の操縦部の側面図である。
【図11】作業機装着リンクの側面図である。
【図12】作業機装着リンクの背面図である。
【図13】伝動系統図である。
【図14】サイドクラッチ・ブレーキの半分を外形、残
り半分を断面で表した図である。
【図15】油圧回路図である。
【図16】苗植付位置と粒条物供給位置の関係を示す図
である。
【図17】管理作業に使用する状態を表す側面図であ
る。
【図18】前輪支持部の別実施例の正面断面図である。
【図19】図18におけるS2 −S2 断面図である。
【図20】従来の施肥田植機の苗植付位置と施肥位置の
関係を示す図である。
【符号の説明】
P 苗植付位置 Q 粒条物供給位置 1 走行車体 2 前輪 3 後輪 70 植付作業機 80 粒状物供給装置 90 粒状物散布機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 勝 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 谷本 真丈 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 越智 一志 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 鈴木 宏 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 重松 文雄 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場表土部に苗を複数条植え付ける植付
    装置を、その植付条間が等ピッチになるように設けると
    ともに、圃場表土部に種子、肥料等の粒状物を複数条供
    給する粒状物供給装置を、その供給条間が前記植付条間
    と同一等ピッチで、かつ、その供給条が前記植付装置に
    よる植付条の側部近傍に位置するように設けたことを特
    徴とする苗移植・直播兼用機。
JP6180625A 1994-07-07 1994-07-07 苗移植・直播兼用機 Pending JPH0819309A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060917A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Yanmar Co Ltd 苗移植機
JP2015163057A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 井関農機株式会社 苗移植機
JP2020195400A (ja) * 2020-08-28 2020-12-10 井関農機株式会社 移植機

Cited By (3)

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JP2015163057A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 井関農機株式会社 苗移植機
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