JPH08194036A - 電界測定用プローブおよびその製造方法 - Google Patents
電界測定用プローブおよびその製造方法Info
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- JPH08194036A JPH08194036A JP7006228A JP622895A JPH08194036A JP H08194036 A JPH08194036 A JP H08194036A JP 7006228 A JP7006228 A JP 7006228A JP 622895 A JP622895 A JP 622895A JP H08194036 A JPH08194036 A JP H08194036A
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Abstract
寿命を長くすることを目的とする。 【構成】 1辺が数10μmの正方形状で高さが10μ
m程度の凸部1aが中央部に形成されている電気光学結
晶チップ1が、石英などからなる支持体3の先端に固定
されている。そして電気光学結晶チップ1表面には誘電
体多層膜からなる反射膜2が形成されている。以上のよ
うに構成される電界測定用プローブは、電気光学結晶チ
ップ1と支持体3との接合面が、1mm程度以上の大き
いものとなっている。
Description
が変化する電気光学材料にレーザ光を照射することで、
集積回路の動作によって生ずる電界を測定してその回路
を試験する、集積回路の回路試験に用いる電界測定用プ
ローブおよびその製造方法に関するものである。
う手段として、電気光学材料を電界測定のためのセンサ
ーに用いる方法が知られている。すなわち、電界によっ
て複屈折率が代わるというその電気光学材料の性質を利
用するものである。この電気光学材料にレーザ光を照射
すると、電界の大きさに応じて、照射した光の直交する
2つの方向の振動成分の位相、すなわち、偏光状態が変
化する。
方向に設定された偏光板を通すことによって、レーザ光
の強度変化に変換できる。そして、レーザ光にパルス波
を用いれば、時間的に変化する電界、すなわち電気信号
の時間変化をパルス幅に相当する分解能で測定すること
ができる。これは、電気光学サンプリングと呼ばれてい
る。図4は、上述した電気光学サンプリングの構成を示
す構成図である。同図において、41は測定に用いる電
界測定用プローブであり、上述した電気光学材料からな
るチップ42が石英などからなる支持体43の先端に固
定され、その先端には誘電体多層膜からなる反射膜44
が形成されている。
測定対象の集積回路45の配線46上に所定の距離に接
近して配置し、支持体43を介してチップ42にレーザ
光48を照射する。そして、反射膜44で反射する光の
変化により配線46からの漏れ電界47を測定する。こ
れは、最も汎用的な測定方法であり、一般に、外部プロ
ーブ法と呼ばれている。このチップ42の材料として
は、GaAs,CdTe,LiTaO3 ,KTPといっ
た結晶が代表的に用いられる。
電界測定用プローブの作製方法について、その概略を説
明する。まず、上述した結晶を100〜500μm程度
の適当な厚さに両面研磨した後、これを棒状の支持体先
端に固定する。次いで、結晶表面に誘電体多層膜による
高反射率の反射膜を蒸着法などにより成膜形成する。そ
して、この先端を細くするため、先端部が数10〜数1
00μm角のピラミッド状に研磨加工する。
示す斜視図であり、所定の厚さに両面研磨され反射膜4
4が表面に形成された電気光学結晶からなるチップ42
が、ピラミッド状の矩形に加工されて支持体43の先端
に配置している。ここで、同図において、51は先端を
研磨加工するときにチップ42の端部に発生した欠け・
チッピング、52は同様にチップ42の端部に発生した
反射膜44の剥がれである。なお、先端を同程度の大き
さの円錐状に切削加工したものも用いられている。
成されていたので、以下に示すような問題点があった。
まず、第1の問題点として、製造のスループットの低さ
がある。GaAsやLiTaO3 といった電気光学材料
(結晶)は、元来、異方性が強く、研磨や切削によって
微小片に加工する際、欠けやチッピングが生じやすく、
所望のサイズに精度良く仕上げることが難しい。
膜(反射膜)が形成してある場合には、結晶の欠けやチ
ッピングにともなってそれが剥がれてしまう場合が多
い。GaAsやLiTaO3 への誘電体薄膜の付着強度
は極めて低いため、研磨や切削にはより高度な技術が必
要とされる。このため、電界測定用プローブを1つ1つ
手作り加工しているのが現状であり、例えば、先端が図
5に示した状態となるように研磨加工する場合には、4
つの面を逐次磨くようにするので、かなりの製造時間を
要する。
に対して寿命が短いことがある。これは主に、誘電体多
層膜からなる反射膜の剥がれに起因している。外部プロ
ーブ法では、測定感度を上げるために、電界測定用プロ
ーブの先端を被測定回路に当てることもある。また、電
界測定用プローブと被測定集積回路との間に一定の距離
を設定するために、いったん電界測定用プローブを回路
に当ててから所定の距離だけ持ち上げて使用することが
多い。
(図5)は機械的な加工がされるので、これにともなう
ストレスが加わる。このため、誘電体多層膜からなる反
射膜44とチップ42との接着強度が弱まってしまう。
この状態で、上述したように、被測定回路面への接触回
数が増えるにしたがって、欠け・チッピング51(図
5)のため最も剥がれやすくなっているチップ42周辺
部から、形成してある誘電体膜が剥がれ、剥がれ52が
増加していくケースが多い。誘電体多層膜の表面の数層
が剥がれるだけでも、反射率が大幅に減少するため、測
定感度の低下を引き起こし、使用不可能となる。
るためになされたものであり、電界測定用プローブの生
産性を高くし、かつ寿命を長くすることを目的とする。
ローブは、光が透過する支持体と、支持体の先端に固定
され、電界によって複屈折が変化する電気光学材料から
なるチップとから構成され、チップ表面中央部にはその
上面に反射膜が形成された凸部を有していることを特徴
とする。また、この発明の電界測定用プローブの形成方
法は、電界によって複屈折が変化する電気光学材料から
なる基板の主表面に上面に反射膜が形成された凸部を形
成する工程と、凸部を中心としたチップを基板より分離
する工程と、凸部が形成されていない面が接触するよう
に光が透過する支持体先端にそのチップを固定する工程
とを有することを特徴とする。そして、基板の主表面に
フォトレジストを塗布する工程と、フォトレジスト上に
選択的に光を照射して現像することで、フォトレジスト
からなるパターンを形成する工程と、そのパターンをマ
スクとして基板をエッチングして、基板主表面に凸部を
形成する工程と、エッチングのマスクとして用いたパタ
ーンを除去する工程とにより、凸部を形成することを特
徴とする。
測定に直接用いる電気光学材料からなるチップ先端を微
細化できる。
する。 実施例1.図1は、この発明による電界測定用プローブ
の構成を示す斜視図である。同図において、1は1辺が
数10μmの正方形状で高さが10μm程度の凸部1a
が中央部に形成されている電気光学結晶チップ、2は電
気光学結晶チップ1表面に形成されている誘電体多層膜
からなる反射膜、3は石英などからなる電気光学結晶チ
ップ1が先端に付けられる支持体である。この実施例に
おいては、電界測定用プローブを構成する電気光学結晶
チップ1と支持体3との接合面は、従来とは異なり、1
mm程度以上の大きいものとなっている。
プローブの製造方法について説明する。まず図2(a)
に示すように、両面を研磨して100〜500μm程度
の厚さにした電気光学結晶からなる基板21の主表面
に、フォトリソグラフィ技術により、1辺が数10μm
程度の正方形状のレジストパターン22を形成する。次
いで、このレジストパターン22をマスクとして、基板
21を10μm程度エッチングする。このエッチング
は、ケミカルエッチング,反応性イオンエッチング,E
CRプラズマによるスパッタエッチングなどのエッチン
グ技術により行えばよい。なお、基板21の大きさは、
プロセス中のハンドリングの容易さを考慮すると、少な
くとも数mm以上が好ましい。
パターン22をアッシングなどにより除去し、基板21
上に凸部23が形成された状態とする。次いで、図2
(c)に示すように、この上より誘電体多層膜を蒸着法
などにより成膜して高反射率の反射膜24を形成する。
次に、図2(d)に示すように、ダイシングソーなどに
より、基板21を凸部23を中心とした正方形状に切り
出し、電気光学結晶チップ25を形成する。
予め先端部が加工されている石英などの支持体(図示し
ないが、図1の支持体3と同様)先端に光学用の接着剤
で固定すれば、図1に示したような、電界測定用プロー
ブが完成する。この支持体の先端部は、電気光学結晶チ
ップ25に合わせた大きさとしておく。なお、図1にお
ける符号1,1a,2は図2において、それぞれ符号2
5,23,24に対応する。以上示したように、この実
施例によれば、電気光学結晶チップ25を切り出すよう
にしているが、電界測定用プローブの先端部として機能
する部分は、凸部23であり、この部分には何等応力が
加わらないので、切り出すときの問題が特性に影響せ
ず、反射膜24の付着強度の劣化などが起こらない。
2(a)〜(c)に示すように、凸部23を形成してか
ら、反射膜24を形成するようにしたがこれに限るもの
ではない。図3は、この発明の第2の実施例である電界
測定用プローブの製造方法を示す断面図である。以下、
この実施例2における製造方法について説明する。ま
ず、図3(a)に示すように、両面を研磨して100〜
500μm程度の厚さにした電気光学結晶からなる基板
31の主表面に、誘電体多層膜を蒸着法などにより成膜
して高反射率の反射膜32を形成する。
術により、1辺が数10μm程度の正方形状のレジスト
パターン33を形成し(図3(b))、これをマスクと
して、基板31を10μm程度エッチングして凸部34
を形成する(図3(c))。このエッチングは、ケミカ
ルエッチング,反応性イオンエッチング,ECRプラズ
マによるスパッタエッチングなどのエッチング技術によ
り行えばよい。次いで、レジストパターン33をアッシ
ングなどにより除去した後、図3(d)に示すように、
ダイシングソーなどにより、基板31を凸部34を中心
とした正方形状に切り出し、電気光学結晶チップ35を
形成する。
学結晶チップ35を、予め先端部が加工されている石英
などの支持体(図示せず)先端に光学用の接着剤で固定
すれば、電界測定用プローブが完成する。この実施例の
場合においても、電気光学結晶チップ35を切り出すと
き、電界測定用プローブの先端部として機能する部分
は、凸部34であり、切り出すときの問題が影響せず、
反射膜32の付着強度の劣化などが起こらない。なお、
この実施例2においては、電気光学結晶チップ35にお
いて、反射膜32は凸部34上面のみに形成された状態
となり、上記実施例1とは異なり、凸部34の側面には
形成されないが、電界測定用プローブとしては何等問題
はない。
チップをダイシングソーで切り出すようにしていたが、
これに限るものではない。例えば、電気光学結晶からな
る基板を保護用のガラス板などの上に固持した状態で、
以下に示すようにすればよい。まず、上述のように反射
膜,凸部が形成された状態とし、この後、電気光学結晶
チップとして用いる領域を覆うように、フォトリソグラ
フィなどによりレジストパターンを形成する。
板までエッチングした後、レジストパターンを除去すれ
ば、上記実施例と同様に、電気光学結晶チップが形成さ
れる。このようにすることで、切削などによる異物付着
不良が発生することなく、また電気光学結晶チップに機
械加工にともなうストレスをほとんど与えることなく形
成できる。なお、上記実施例において、電気光学結晶チ
ップの支持体との接着面に無反射コーティングを施すよ
うにしても良い。電気光学結晶チップと支持体との屈折
率の違いによるこの境界面でのレーザの反射を低減でき
る。
ば、その表面に反射膜が形成された凸部を有する電気光
学材料からなるチップを支持体先端に配置するようにし
た。このため、この電界測定用プローブが、測定に用い
るその先端部に欠けやチッピングが生じることがない。
また、その先端部には機械加工によるストレスがかかる
ことなく、反射膜の付着強度の劣化を招くことがない。
このため、寿命を長くするという効果がある。
をフォトリソグラフィ技術により行うようにしたので、
電界測定用プローブの先端を、μmオーダーのサイズま
で精度良く加工することができるという効果を有する。
そして、チップの形成を、LSIなどの半導体装置の製
造プロセスと同様に、ウエハレベルで行えるので、従来
1つ1つで行っていた電界測定用プローブ先端部の加工
が、例えば、1000個以上の単位で一挙に行える。
示す斜視図である。
ついて説明するための断面図である。
ローブの製造方法を示す断面図である。
ある。
図である。
…支持体。
Claims (5)
- 【請求項1】 光が透過する支持体と、 前記支持体の先端に固定され、電界によって複屈折が変
化する電気光学材料からなるチップとから構成され、 前記チップ表面中央部にはその上面に反射膜が形成され
た凸部を有していることを特徴とする電界測定用プロー
ブ。 - 【請求項2】 電界によって複屈折が変化する電気光学
材料からなる基板の主表面に上面に反射膜が形成された
凸部を形成する工程と、 前記凸部を中心としたチップを前記基板より分離する工
程と、 前記凸部が形成されていない面が接触するように光が透
過する支持体先端に前記チップを固定する工程とを有す
ることを特徴とする電界測定用プローブの製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の電界測定用プローブの製
造方法において、 前記基板の主表面にフォトレジストを塗布する工程と、 前記フォトレジスト上に選択的に光を照射して現像する
ことで、前記フォトレジストからなるパターンを形成す
る工程と、 前記パターンをマスクとして前記基板をエッチングし
て、前記基板主表面に凸部を形成する工程と、 前記パターンを除去する工程とにより、 前記凸部を形成することを特徴とする電界測定用プロー
ブの製造方法。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の電界測定用プロ
ーブの製造方法において、 前記基板表面に前記凸部を形成した後、前記反射膜を形
成することを特徴とする電界測定用プローブの製造方
法。 - 【請求項5】 請求項2または3記載の電界測定用プロ
ーブの製造方法において、 前記基板表面に前記反射膜を形成した後、前記凸部を形
成することを特徴とする電界測定用プローブの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00622895A JP3321614B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 電界測定用プローブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00622895A JP3321614B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 電界測定用プローブの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194036A true JPH08194036A (ja) | 1996-07-30 |
| JP3321614B2 JP3321614B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=11632666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00622895A Expired - Fee Related JP3321614B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 電界測定用プローブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3321614B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP00622895A patent/JP3321614B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3321614B2 (ja) | 2002-09-03 |
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