JPH08194175A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH08194175A
JPH08194175A JP403595A JP403595A JPH08194175A JP H08194175 A JPH08194175 A JP H08194175A JP 403595 A JP403595 A JP 403595A JP 403595 A JP403595 A JP 403595A JP H08194175 A JPH08194175 A JP H08194175A
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JP
Japan
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sub
pitch
semiconductor laser
scanning
light beam
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Application number
JP403595A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Shimada
和之 島田
Isamu Shibata
勇 柴田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、環境変動に起因する光ビームの副
走査方向ピッチを安定的に所定値に保つことができ、か
つ、入力された画素密度情報により光ビームの副走査方
向ピッチを変えることができるようにすることを目的と
する。 【構成】 この発明は、半導体レーザユニットを回転さ
せる回転機構と、2個の半導体レーザ光源31,32か
ら感光体35上に照射される光ビームの副走査方向のピ
ッチを検出する副走査ピッチ検出手段36と、この副走
査ピッチ検出手段36からの出力信号により回転機構を
制御して光ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに
維持する制御手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ、複写機、ファ
クシミリなどに用いられる光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光走査装置は、プリンタ、複写機、ファ
クシミリなどに搭載され、半導体レーザユニットからの
画像情報で変調された光ビームにより感光体上を主走査
方向へ走査して画像を書き込む。半導体レーザユニット
としては、発散性光ビームを出射する半導体レーザと、
この半導体レーザからの光ビームを平行ビームに変換す
るコリメータレンズと、半導体レーザからの光ビームを
受光するモニタ用受光素子と、利得調整可能でモニタ用
受光素子の出力信号を増幅するモニタ出力増幅器と、半
導体レーザからの出射光パワーを標準設定パワーとした
ときにモニタ出力増幅器の出力電圧を標準設定電圧とす
る回路を含む基板とを有し、これらを一体的に設けたも
のが特開昭61ー174794号公報に記載されてい
る。
【0003】図16は2個の半導体レーザユニットを用
いた光走査装置の例を示す。半導体レーザユニット1
1,12からの光ビームはピラミダルミラー13により
反射されて結像レンズ14を透過し、ポリゴンミラーか
らなる光偏向器15により主走査方向へ繰り返して偏向
されて感光体ドラム16上に副走査方向へ所定のピッチ
Ps0をおいて結像される。
【0004】半導体レーザユニット11,12内の半導
体レーザが半導体レーザ駆動回路により画像情報で変調
駆動されることにより半導体レーザユニット11,12
からの光ビームが画像情報で強度変調されたものとな
り、感光体ドラム16は駆動部により副走査方向へ回転
駆動されてポリゴンミラー15からの光ビームで全面的
に走査されることにより画像が書き込まれる。
【0005】ここに、半導体レーザユニット11,12
はピラミダルミラー13に対して45度の角度で精度良
く設置され、半導体レーザユニット11,12内の半導
体レーザが精度良く安定的であれば、初期の調整のみで
副走査ピッチに相当する光ビームの副走査方向ピッチP
s0が経時的にも所定のピッチとなる。
【0006】図18は光走査装置の他の例を示す。半導
体レーザユニット17からの光ビームはビームスプリッ
タ18に直角に入射してビームスプリッタ18を透過
し、半導体レーザユニット19からの光ビームはミラー
20により反射された後にビームスプリッタ18に直角
に入射して反射される。ビームスプリッタ18からの光
ビームは、ポリゴンミラーからなる光偏向器21により
主走査方向へ繰り返して偏向され、fθレンズ22によ
り感光体ドラム23上に副走査方向へ所定のピッチPs0
をおいて結像される。
【0007】また、近年、光走査装置は、例えば300
dpi×300dpi(主走査密度×副走査密度)という1つ
の書き込み画素密度だけでなく、同じプリンタ,複写
機,ファクシミリなどで他の書き込み画素密度、例えば
400dpi×400dpiあるいは480dpi×480dpiで
画像情報を書き込むことが求められている。
【0008】特開平4ー74688号公報には、偏光特
性を有する2つのレーザ光源と、該2つのレーザ光源か
らの2つのビームを1つのビームに合わせる偏光ビーム
スプリッタと、該単一のビームを走査する単一のポリゴ
ンミラーと、該走査された単一のビームを絞り込む単一
のfθレンズと、該fθレンズからの単一のビームを2
つのビームに分離する偏光ビームスプリッタとを有し、
2つのビームを感光体の異なる位置に照射することを特
徴とする2色レーザプリンタ光学系が記載されている。
【0009】特開平4ー53288号公報には、感光体
上を複数の光ビームにより同時に走査するようにしたレ
ーザプリンタにおいて、凸面状の反射面を有し入射する
複数の光ビームを同一方向に反射し光軸の近接した1方
向の光ビームに合成する反射鏡と、この反射鏡の周囲に
配置されそれぞれの反射面上にスポツトを結ぶように光
ビームを照射する複数のレーザ光源と、前記反射鏡によ
り合成された光ビームを反射し感光体上に投影するポリ
ゴンミラーと、前記反射鏡により反射された光ビームを
感光体上に結像させる結像レンズとを具備してなるレー
ザプリンタが記載されている。特開昭56ー42248
号公報には、複数個の発光部を持つ光源と前記光源から
の出射光を整形する光学レンズとを有し、前記光源が光
学レンズの光軸を中心に回動可能としたことを特徴とす
る光源装置が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記図16に示す光走
査装置では、現実的にはプリンタ、複写機、ファクシミ
リなどに搭載されて環境変動が存在する。この環境変動
とは、温度変動、振動、経時変化を言う。この環境変動
により、半導体レーザユニット11,12が取り付けら
れている部材や半導体レーザユニット11,12内の半
導体レーザ自身が機械的な変化を起こす。この機械的な
変化とは、たわみ、ゆがみ、ねじれ等である。
【0011】図17はその機械的な変化が環境変動によ
り起きた場合の説明図である。半導体レーザユニット1
1,12は、環境変動による機械的な変化でピラミダル
ミラー13に対して45度の角度の精度を保てなくな
り、Δθ1,Δθ2という角度の変動を発生する。これに
より、光ビームの副走査方向ピッチは、保証できなくな
り、Ps’となる。
【0012】また、図18に示す光走査装置では、半導
体レーザユニット17,19は環境変動による機械的な
変化でΔθ1,Δθ2という角度の変動を発生し、半導体
レーザユニット17,19からの光ビームがビームスプ
リッタ18に対して直角に入射できなくなる。これによ
り、光ビームの副走査方向ピッチは、保証できなくな
り、Ps’となる。
【0013】また、近年、光走査装置は、例えば300
dpi×300dpiという1つの書き込み画素密度だけでな
く、同じプリンタ,複写機,ファクシミリなどで他の書
き込み画素密度、例えば400dpi×400dpiあるいは
480dpi×480dpiで画像情報を書き込むことが求め
られているので、これらの書き込み画素密度に応じて副
走査ピッチをジョブ単位で変える必要がある。
【0014】本発明は、上記問題点を改善し、環境変動
に起因する光ビームの副走査方向ピッチを安定的に所定
値に保つことができるとともに、入力された画素密度情
報により光ビームの副走査方向ピッチを変えることがで
きる光走査装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、少なくとも2個の半導体レ
ーザ光源と該2個の半導体レーザ光源を支持する同一の
支持体とを有する半導体レーザユニットを具備し、前記
2個の半導体レーザ光源からの光ビームを感光体上に副
走査方向へ所定のピッチをおいて照射する光走査装置に
おいて、前記半導体レーザユニットを回転させる回転機
構と、前記2個の半導体レーザ光源から前記感光体上に
照射される光ビームの副走査方向のピッチを検出する副
走査ピッチ検出手段と、この副走査ピッチ検出手段から
の出力信号により前記回転機構を制御して前記光ビーム
の副走査方向ピッチを所定のピッチに維持する制御手段
とを備えたものである。
【0016】請求項2記載の発明は、半導体レーザ光源
からの光ビームをカップリングレンズを介して出射する
半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半導体レ
ーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査方向へ
所定のピッチをおいて照射する光走査装置において、前
記2個の半導体レーザユニットのうち片方の半導体レー
ザユニットを回転させる回転機構と、前記2個の半導体
レーザユニットから前記感光体上に照射される光ビーム
の副走査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段
と、この副走査ピッチ検出手段からの出力信号により前
記回転機構を制御して前記光ビームの副走査方向ピッチ
を所定のピッチに維持する制御手段とを備えたものであ
る。
【0017】請求項3記載の発明は、半導体レーザ光源
からの光ビームをカップリングレンズを介して出射する
半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半導体レ
ーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査方向へ
所定のピッチをおいて照射する光走査装置において、前
記2個の半導体レーザユニットを回転させる回転機構
と、前記2個の半導体レーザユニットから前記感光体上
に照射される光ビームの副走査方向のピッチを検出する
副走査ピッチ検出手段と、この副走査ピッチ検出手段か
らの出力信号により前記回転機構を制御して前記2個の
半導体レーザユニツトの回転方向及び回転角を制御する
ことにより前記光ビームの副走査方向ピッチを所定のピ
ッチに維持する制御手段とを備えたものである。
【0018】請求項4記載の発明は、少なくとも2個の
半導体レーザ光源と該2個の半導体レーザ光源を支持す
る同一の支持体とを有する半導体レーザユニットを具備
し、前記2個の半導体レーザ光源からの光ビームを感光
体上に副走査方向へ所定のピッチをおいて照射する光走
査装置において、前記2個の半導体レーザ光源から前記
感光体上に照射される光ビームの副走査方向のピッチを
検出する副走査ピッチ検出手段と、入力された副走査方
向画素密度情報により副走査基準ピッチの情報を出力す
る基準値出力手段と、前記半導体レーザユニットを回転
させる回転機構と、前記副走査ピッチ検出手段からの出
力信号と前記基準値出力手段からの副走査基準ピッチの
情報との比較結果により前記回転機構を制御して前記光
ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維持する制
御手段とを備えたものである。
【0019】請求項5記載の発明は、半導体レーザ光源
からの光ビームをカップリングレンズを介して出射する
半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半導体レ
ーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査方向へ
所定のピッチをおいて照射する光走査装置において、前
記2個の半導体レーザユニットから前記感光体上に照射
される光ビームの副走査方向のピッチを検出する副走査
ピッチ検出手段と、入力された副走査方向画素密度情報
により副走査基準ピッチの情報を出力する基準値出力手
段と、前記2個の半導体レーザユニットのうち片方の半
導体レーザユニツトを回転させる回転機構と、前記副走
査ピッチ検出手段からの出力信号と前記基準値出力手段
からの副走査基準ピッチの情報との比較結果により前記
回転機構を制御して前記光ビームの副走査方向ピッチを
所定のピッチに維持する制御手段とを備えたものであ
る。
【0020】請求項6記載の発明は、半導体レーザ光源
からの光ビームをカップリングレンズを介して出射する
半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半導体レ
ーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査方向へ
所定のピッチをおいて照射する光走査装置において、前
記2個の半導体レーザユニットから前記感光体上に照射
される光ビームの副走査方向のピッチを検出する副走査
ピッチ検出手段と、入力された副走査方向画素密度情報
により副走査基準ピッチの情報を出力する基準値出力手
段と、前記半導体レーザユニットを回転させる回転機構
と、前記副走査ピッチ検出手段からの出力信号と前記基
準値出力手段からの副走査基準ピッチの情報との比較結
果により前記回転機構を制御して前記半導体レーザユニ
ットの回転方向及び回転角を制御することにより前記光
ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維持する制
御手段とを備えたものである。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の光走査装置において、前記制御手段が前記副
走査ピッチ検出手段からの出力信号により画像情報の非
書き込み時に前記回転機構を制御して画像情報の書き込
み時に前記回転機構の状態を保持するものである。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項4、5また
は6記載の光走査装置において、前記制御手段が前記副
走査ピッチ検出手段からの出力信号と前記基準値出力手
段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果により画
像情報の非書き込み時に前記回転機構を制御して画像情
報の書き込み時に前記回転機構の状態を保持するもので
ある。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載の光走査装置において、前記制御手段が前記回転機
構の制御をn(n:自然数)ページ間で行うものであ
る。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項7または
8記載の光走査装置において、前記制御手段が前記回転
機構の制御をn(n:自然数)ジョブ間で行うものであ
る。
【0025】請求項11記載の発明は、請求項7または
8記載の光走査装置において、前記制御手段が前記回転
機構の制御を当該光走査装置の立ち上げ時とその後の一
定間隔で行うものである。
【0026】請求項12記載の発明は、請求項1、2ま
たは3記載の光走査装置において、前記副走査ピッチ検
出手段を画像書き込み領域外における前記感光体近傍に
相当する位置に配置したものである。
【0027】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の光走査装置において、前記副走査ピッチ検出手段を、
主走査書き込み開始タイミング信号を発生させる同期検
知器と兼用するものである。
【0028】請求項14記載の発明は、請求項1、2ま
たは3記載の光走査装置において、前記副走査ピッチ検
出手段を、半導体レーザ光源からの光ビームを偏向する
光ビーム偏向手段にて偏向されない位置に配置したもの
である。
【0029】請求項15記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、12または14記載の光走査装置にお
いて、前記副走査ピッチ検出手段を電荷結合素子にて構
成したものである。
【0030】請求項16記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、12または14記載の光走査装置にお
いて、前記副走査ピッチ検出手段をフォトダイオードア
レイにて構成したものである。
【0031】請求項17記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、12、13または14記載の光走査装
置において、前記副走査ピッチ検出手段を、三角形状を
した受光面を持つフォトダイオード、あるいは四角形状
をしたフォトダイオード及び該フォトダイオードの受光
領域を三角形状とする遮光部材にて構成したものであ
る。
【0032】
【作用】請求項1記載の発明では、2個の半導体レーザ
光源から感光体上に照射される光ビームの副走査方向の
ピッチが副走査ピッチ検出手段により検出され、制御手
段が副走査ピッチ検出手段からの出力信号により回転機
構を制御して回転機構が半導体レーザユニットを回転さ
せることにより光ビームの副走査方向ピッチが所定のピ
ッチに維持される。
【0033】請求項2記載の発明では、2個の半導体レ
ーザユニットから感光体上に照射される光ビームの副走
査方向のピッチが副走査ピッチ検出手段により検出さ
れ、制御手段が副走査ピッチ検出手段からの出力信号に
より回転機構を制御して回転機構が2個の半導体レーザ
ユニットのうち片方の半導体レーザユニットを回転させ
ることにより光ビームの副走査方向ピッチが所定のピッ
チに維持される。
【0034】請求項3記載の発明では、2個の半導体レ
ーザユニットから感光体上に照射される光ビームの副走
査方向のピッチが副走査ピッチ検出手段により検出さ
れ、制御手段が副走査ピッチ検出手段からの出力信号に
より回転機構を制御して回転機構が半導体レーザユニッ
トを回転させることにより、2個の半導体レーザユニッ
トの回転方向及び回転角が制御されて光ビームの副走査
方向ピッチが所定のピッチに維持される。
【0035】請求項4記載の発明では、2個の半導体レ
ーザユニットから感光体上に照射される光ビームの副走
査方向のピッチが副走査ピッチ検出手段により検出さ
れ、基準値出力手段は入力された副走査方向画素密度情
報により副走査基準ピッチの情報を出力する。制御手段
が副走査ピッチ検出手段からの出力信号と基準値出力手
段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果により回
転機構を制御して回転機構が半導体レーザユニットを回
転させることにより光ビームの副走査方向ピッチが所定
のピッチに維持される。
【0036】請求項5記載の発明では、2個の半導体レ
ーザユニットから感光体上に照射される光ビームの副走
査方向のピッチが副走査ピッチ検出手段により検出さ
れ、基準値出力手段は入力された副走査方向画素密度情
報により副走査基準ピッチの情報を出力する。制御手段
が副走査ピッチ検出手段からの出力信号と基準値出力手
段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果により回
転機構を制御し、回転機構が2個の半導体レーザユニツ
トのうち片方の半導体レーザユニットを回転させること
により光ビームの副走査方向ピッチが所定のピッチに維
持される。
【0037】請求項6記載の発明では、2個の半導体レ
ーザユニットから感光体上に照射される光ビームの副走
査方向のピッチが副走査ピッチ検出手段により検出さ
れ、基準値出力手段は入力された副走査方向画素密度情
報により副走査基準ピッチの情報を出力する。制御手段
が副走査ピッチ検出手段からの出力信号と基準値出力手
段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果により回
転機構を制御して回転機構が半導体レーザユニットを回
転させることにより、半導体レーザユニットの回転方向
及び回転角が制御されて光ビームの副走査方向ピッチが
所定のピッチに維持される。
【0038】請求項7記載の発明では、請求項1、2ま
たは3記載の光走査装置において、制御手段は、副走査
ピッチ検出手段からの出力信号により、画像情報の非書
き込み時に回転機構を制御し、画像情報の書き込み時に
回転機構の状態を保持する。請求項8記載の発明では、
請求項4、5または6記載の光走査装置において、制御
手段は、副走査ピッチ検出手段からの出力信号と基準値
出力手段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果に
より、画像情報の非書き込み時に回転機構を制御し、画
像情報の書き込み時に回転機構の状態を保持する。
【0039】請求項9記載の発明では、請求項7または
8記載の光走査装置において、制御手段が回転機構の制
御をn(n:自然数)ページ間で行う。請求項10記載
の発明では、請求項7または8記載の光走査装置におい
て、制御手段が回転機構の制御をn(n:自然数)ジョ
ブ間で行う。請求項11記載の発明では、請求項7また
は8記載の光走査装置において、制御手段が回転機構の
制御を当該光走査装置の立ち上げ時とその後の一定間隔
で行う。
【0040】請求項12記載の発明では、請求項1、2
または3記載の光走査装置において、画像書き込み領域
外における前記感光体近傍に相当する位置に配置された
副走査ピッチ検出手段が、2個の半導体レーザ光源から
感光体上に照射される照射される光ビームの副走査方向
のピッチを検出する。請求項13記載の発明では、請求
項12記載の光走査装置において、副走査ピッチ検出手
段は、同期検知器と兼用され、主走査書き込み開始タイ
ミング信号を発生させる。
【0041】請求項14記載の発明では、請求項1、2
または3記載の光走査装置において、半導体レーザ光源
からの光ビームを偏向する光ビーム偏向手段にて偏向さ
れない位置に配置された副走査ピッチ検出手段が、2個
の半導体レーザ光源から感光体上に照射される照射され
る光ビームの副走査方向のピッチを検出する。請求項1
5記載の発明では、請求項1、2、3、4、5、6、1
2または14記載の光走査装置において、電荷結合素子
にて構成された副走査ピッチ検出手段が、2個の半導体
レーザ光源から感光体上に照射される照射される光ビー
ムの副走査方向のピッチを検出する。
【0042】請求項16記載の発明では、請求項1、
2、3、4、5、6、12または14記載の光走査装置
において、フォトダイオードアレイにて構成された副走
査ピッチ検出手段が、2個の半導体レーザ光源から感光
体上に照射される照射される光ビームの副走査方向のピ
ッチを検出する。請求項17記載の発明では、請求項
1、2、3、4、5、6、12、13または14記載の
光走査装置において、三角形状をした受光面を持つフォ
トダイオード、あるいは四角形状をしたフォトダイオー
ド及び該フォトダイオードの受光領域を三角形状とする
遮光部材にて構成された副走査ピッチ検出手段が、2個
の半導体レーザ光源から感光体上に照射される照射され
る光ビームの副走査方向のピッチを検出する。
【0043】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の光学系を示す。
この第1実施例は、請求項1、4、14、15記載の発
明の実施例であり、1つの半導体レーザユニットを有す
る。この半導体レーザユニットは、独立した2個の半導
体レーザからなる光源(半導体レーザ光源)31,32
と、この半導体レーザ31,32を支持する同一部材か
らなる支持体とを有する。
【0044】半導体レーザ31からの光ビームがビーム
スプリッタからなる光学手段33に直角に入射してビー
ムスプリッタ33を透過し、半導体レーザユニット32
からの光ビームがミラー34により反射された後にビー
ムスプリッタ33に直角に入射して反射されることによ
り、半導体レーザ31,32からの光ビームが合成され
る。
【0045】ビームスプリッタ33からの光ビームは、
光ビームを感光体35側と光センサからなる副走査ピッ
チ検出手段36側とに分配するための光分配器からなる
光学手段37に入射する。この光分配器37は例えばビ
ームスプリッタが用いられる。ビームスプリッタ37を
透過した光ビームはポリゴンミラーからなる光ビーム偏
向手段38により主走査方向へ繰り返して偏向され、f
θレンズ39により感光体5上に副走査方向へ所定のピ
ッチPs0をおいて2つの点に結像される。感光体35は
例えば感光体ドラムが用いられる。
【0046】半導体レーザ31,32が半導体レーザ駆
動回路により画像情報で変調駆動されることにより半導
体レーザ31,32からの光ビームが画像情報で強度変
調されたものとなり、感光体ドラム35は駆動部により
副走査方向へ回転駆動されてポリゴンミラー38からの
光ビームで全面的に走査されることにより画像が書き込
まれる。この場合、感光体ドラム35は、図5に示すよ
うにfθレンズ39からの光ビームB1,B2により主
走査方向へ主走査ピッチPmで主走査されるとともに、
副走査方向へ副走査ピツチPsで副走査される。
【0047】また、光センサからなる副走査ピッチ検出
手段36は、半導体レーザ31,32から感光体ドラム
35への光ビームの副走査方向ピッチを検出するための
ものであり、ビームスプリッタ37で反射された光ビー
ムが結像レンズ40により結像される。光センサ36
は、例えば電荷結合素子(CCD)が用いられ、副走査
ピッチに相当する光ビームの副走査方向ピッチを検出す
る。なお、ビームスプリッタ37、CCD36、結像レ
ンズ40は、光ビームがポリゴンミラー38で偏向され
ない位置、つまり、ポリゴンミラー38より前(半導体
レーザ31,32側)に配置したが、ポリゴンミラー3
8より後(感光体ドラム35側)に配置してもよい。
【0048】図2に示すように半導体レーザ31,32
を有する半導体レーザユニット41はLD(半導体レー
ザ)ユニット回転機構43(図3参照)により半導体レ
ーザ31を中心として任意の角度θに回転させられる。
なお、LDユニット回転機構43は特開昭56ー422
48号公報記載のものなどを用いることができる。半導
体レーザユニット41はLDユニット回転機構43によ
り半導体レーザ32を中心として回転させるようにして
もよく、また、半導体レーザ31,32の中点を中心と
して回転させるようにしてもよい。
【0049】図3は第1実施例の回路構成を示す。基準
値出力手段としてのピッチ設定回路44は、図4に示す
ような副走査ピッチと、副走査ピッチに相当する光ビー
ムの副走査方向ピッチとの関係に基づいて副走査ピッチ
に相当する光ビームの副走査方向ピッチを設定する回路
であり、第1実施例が用いられるプリンタ、複写機、フ
ァクシミリなどの本体制御回路から書き込み画素密度情
報により副走査方向ピツチ設定信号が入力されて該副走
査方向ピツチ設定信号に応じて副走査ピッチに相当する
光ビームの副走査方向ピッチを上記関係に基づいて設定
する。
【0050】ピッチ演算手段としてのピッチ演算回路4
5はCCD36の出力信号より半導体レーザ31,32
からの光ビームの副走査方向ピッチを演算する。比較手
段としての比較器46は、ピッチ演算回路45の出力信
号とピッチ設定回路44とを比較し、ピッチ演算回路4
5の出力信号とピッチ設定回路44の出力信号とでどち
らが大きいか小さいかを示す2値信号を出力する。
【0051】この比較器46からの2値信号は、光ビー
ムの副走査方向ピッチと設定ピッチとの大小関係を示
し、光ビームの副走査方向ピッチと設定ピッチとが一致
するように半導体レーザユニット41を回転させる方向
を示すことになる。比較器46の出力形態はアナログ出
力形態でもデジタル出力形態でもよい。
【0052】制御手段としてのLDユニット回転制御回
路47は比較器46の出力信号に応じてLDユニット回
転機構43の回転を制御してLDユニット回転機構43
を比較器46からの2値信号に応じた回転方向へ回転さ
せ、LDユニット回転機構43が半導体レーザユニット
41を回転させる。この結果、半導体レーザユニット4
1は環境変動による機械的な変化で発生する角度誤差を
打ち消すように回転し、光ビームの副走査方向ピッチが
設定ピッチに維持される。更に、ピッチ設定回路44が
副走査方向ピツチ設定信号に応じて設定ピッチを変更し
た場合には、半導体レーザユニット41は光ビームの副
走査方向ピッチがその設定ピッチになるように回転す
る。
【0053】図6は第1実施例におけるピッチ演算回路
45の構成を詳細に示し、図7はそのタイミングチャー
トを示す。ピッチ演算回路45はA/D変換器451、
比較器452、スレッシュ回路453、ゲート回路45
4、1クロック遅延回路455、J/Kフリップフロッ
プ(FF)456、カウンタ457、ラッチ458及び
タイミング発生回路459により構成され、CCD36
は図7に示すように主走査毎に2個の光ビームのプロフ
ァイルを示す出力信号を出力する。例えばCCD36の
画素ピッチが7であるとすると、感光体ドラム35と等
価名結像面では分解能7で2つの光ビームのピッチの検
出が可能となる。
【0054】誤動作を避けるため、CCD36の出力信
号にスレッシュレベルが設けられ、スレッシュ回路45
3がCCD36の出力信号をスレッシュレベルと比較し
て図7に示すようなゲート信号を出力する。CCD36
の出力信号はA/D変換器451によりデジタル信号に
変換され、1クロック遅延回路455がタイミング発生
回路459からのクロックによりA/D変換器451か
らのデジタル信号を1クロック分遅延させる。
【0055】比較器452はA/D変換器451からの
デジタル信号と1クロック遅延回路455の出力信号と
を比較し、ゲート回路454は比較器452の出力信号
をスレッシュ回路453からのゲート信号により通過さ
せる。J/Kフリップフロップ456は、ゲート回路4
54の出力信号の立ち上がりエッジでトリガされて反転
し、図7に示すように2つの光ビームのピッチの期間に
高レベルとなる信号を出力する。カウンタ457はJ/
Kフリップフロップ456の出力信号が高レベルとなる
期間にタイミング発生回路459からのクロックをカウ
ントすることにより2つの光ビームのピッチを検出し、
ラッチ458はタイミング発生回路459からのクロッ
クによりカウンタ457のカウント値(2つの光ビーム
のピッチ)をラッチする。比較器46はラッチ458の
計数値とピッチ設定回路44の出力値とを比較する。
【0056】この第1実施例は、請求項1記載の発明の
実施例であって、半導体レーザユニット41を回転させ
るLDユニット回転機構43と、2個の半導体レーザ3
1,32から感光体35上に照射される光ビームの副走
査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段36
と、この副走査ピッチ検出手段36からの出力信号によ
りLDユニット回転機構43を制御して光ビームの副走
査方向ピッチを所定のピッチに維持する制御手段として
のLDユニット回転制御回路47とを備えたので、温度
変化、経時変化等の環境変動による半導体レーザユニッ
ト41取付け部の変形、半導体レーザユニット41内で
の光軸ずれ等の機械的な変化で発生する2つの光ビーム
間の光軸ピッチのずれが生じても光ビームの副走査方向
ピッチを設定ピッチに維持することが可能となる。
【0057】また、第1実施例は、請求項4記載の発明
の実施例であって、2個の半導体レーザ31,32から
感光体35上に照射される光ビームの副走査方向のピッ
チを検出する副走査ピッチ検出手段36と、入力された
副走査方向画素密度情報により副走査基準ピッチの情報
を出力するピッチ設定回路からなる基準値出力手段44
と、半導体レーザユニット41を回転させるLDユニッ
ト回転機構43と、副走査ピッチ検出手段36からの出
力信号と基準値出力手段44からの副走査基準ピッチの
情報との比較結果によりLDユニット回転機構41を制
御して光ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維
持する制御手段としてのLDユニット回転制御回路47
とを備えたので、各種入力画像情報に応じた画素密度設
定を行うことができ、高速プリンタ、高速ファクシミ
リ、高速デジタル複写機などに搭載される光走査装置で
の多種の画素密度対応を安価に精度良く実現できる。
【0058】また、第1実施例は、請求項14記載の発
明の実施例であって、副走査ピッチ検出手段36を光ビ
ーム偏向手段38にて偏向されない位置に配置したの
で、副走査ピッチ検出手段36に常に光ビームを入射さ
せることができる。このため、副走査ピッチ検出手段3
6を光ビーム偏向手段38より後に配置した場合に1主
走査時間乃至その倍の時間以上に制御速度を遅くしなけ
ればならないという欠点を解消して制御速度を早くする
ことができ、精度が良くなって収束時間を短くすること
ができる。また、連続的に制御でき、副走査ピッチ検出
手段36に応答速度の早いものを採用する必要性がなく
て安価なものを選定できる。
【0059】さらに、第1実施例は、請求項15記載の
発明の実施例であって、副走査ピッチ検出手段36を電
荷結合素子にて構成したので、2つの光ビーム間の副走
査方向ピッチを高精度で検出することができ、画素数を
直接計数してデジタル演算処理することにより処理がし
易くなる。
【0060】図8は本発明の第2実施例の光学系を示
す。この第2実施例は、請求項2、5記載の発明の実施
例であり、上記第1実施例において、図1に示す光学系
の代りに図8に示す光学系を用いたものである。2個の
半導体レーザユニット51,52はそれぞれ半導体レー
ザからなる光源(半導体レーザ光源)からの光ビームを
カップリングレンズを介して出射するものである。この
半導体レーザユニット51,52からの光ビームは、ピ
ラミダルミラーからなる光学手段53により反射されて
合成され、光ビームを感光体54側と光センサからなる
副走査ピッチ検出手段55側とに分配するための光分配
器からなる光学手段56に入射する。この光分配器56
は例えばビームスプリッタが用いられる。
【0061】ビームスプリッタ56を透過した光ビーム
は、結像レンズ57を透過し、ポリゴンミラーからなる
光ビーム偏向手段58により主走査方向へ繰り返して偏
向されて感光体54上に副走査方向へ所定のピッチPs0
をおいて結像される。感光体54は例えば感光体ドラム
が用いられる。半導体レーザユニット51,52内の半
導体レーザがそれぞれ半導体レーザ駆動回路により画像
情報で変調駆動されることにより半導体レーザユニット
51,52からの光ビームが画像情報で強度変調された
ものとなり、感光体ドラム54は駆動部により副走査方
向へ回転駆動されてポリゴンミラー58からの光ビーム
で全面的に走査されることにより画像が書き込まれる。
【0062】また、光センサからなる副走査ピッチ検出
手段55は、半導体レーザユニット51,52から感光
体ドラム54への光ビームの副走査方向ピッチを検出す
るためのものであり、ビームスプリッタ56で反射され
た光ビームが結像レンズ59により結像される。光セン
サ55は、例えばCCDが用いられ、副走査ピッチに相
当する光ビームの副走査方向ピッチを検出する。なお、
ビームスプリッタ56、CCD55、結像レンズ59
は、光ビームがポリゴンミラー58で偏向されない位
置、つまり、ポリゴンミラー58より前(半導体レーザ
ユニット51,52側)に配置したが、ポリゴンミラー
58より後(感光体ドラム54側)に配置してもよい。
半導体レーザユニット51,52は、片方の半導体レー
ザユニットが固定されて他方の半導体レーザユニットが
LDユニット回転機構により任意の角度θに回転させら
れる。
【0063】この第2実施例では、上記第1実施例と同
様に図3に示す回路が用いられ、上記CCD36の代り
にCCD55が用いられてLDユニット回転機構43と
して上記他方の半導体レーザユニットを回転させるLD
ユニット回転機構が用いられる。従って、上記他方の半
導体レーザユニットは環境変動による機械的な変化で発
生する角度誤差を打ち消すように回転し、光ビームの副
走査方向ピッチが設定ピッチに維持される。更に、ピッ
チ設定回路44が副走査方向ピツチ設定信号に応じて設
定ピッチを変更した場合には、上記他方の半導体レーザ
ユニットは光ビームの副走査方向ピッチがその設定ピッ
チになるように回転する。
【0064】この第2実施例は、請求項2記載の発明の
実施例であって、2個の半導体レーザユニット51,5
2のうち片方の半導体レーザユニットを回転させるLD
ユニット回転機構と、2個の半導体レーザユニット5
1,52から感光体54上に照射される光ビームの副走
査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段55
と、この副走査ピッチ検出手段55からの出力信号によ
りLDユニット回転機構を制御して光ビームの副走査方
向ピッチを所定のピッチに維持する制御手段としてのL
Dユニット回転制御回路47とを備えたので、温度変
化、経時変化等の環境変動による半導体レーザユニット
41取付け部の変形、半導体レーザユニット41内での
光軸ずれ等の機械的な変化で発生する2つの光ビーム間
の光軸ピッチのずれが生じても光ビームの副走査方向ピ
ッチを設定ピッチに維持することが可能となる。
【0065】また、第2実施例は、請求項5記載の発明
の実施例であって、2個の半導体レーザユニット51,
52から感光体54上に照射される光ビームの副走査方
向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段55と、入
力された副走査方向画素密度情報により副走査基準ピッ
チの情報を出力するピッチ設定回路からなる基準値出力
手段44と、2個の半導体レーザユニット51,52の
うち片方の半導体レーザユニットを回転させるLDユニ
ット回転機構と、副走査ピッチ検出手段55からの出力
信号と基準値出力手段44からの副走査基準ピッチの情
報との比較結果によりLDユニット回転機構を制御して
光ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維持する
制御手段としてのLDユニット回転制御回路47とを備
えたので、各種入力画像情報に応じた画素密度設定を行
うことができ、高速プリンタ、高速ファクシミリ、高速
デジタル複写機などに搭載される光走査装置での多種の
画素密度対応を安価に精度良く実現できる。なお、本発
明の他の実施例は、第2実施例において、第1実施例と
同様に副走査ピッチ検出手段を光ビーム偏向手段にて偏
向されない位置に配置したものであり、第1実施例と同
様な効果が得られる。
【0066】図9は本発明の第3実施例の回路構成を示
す。この第3実施例は、請求項3、6記載の発明の実施
例であり、上記第2実施例において、LDユニット回転
機構として2個の半導体レーザユニット51,52を回
転させるものが用いられるとともに、比較器46代りに
比較器60が用いられてLDユニット回転制御回路47
の代りにLDユニット回転制御回路61が用いられる。
比較器60は、ピッチ演算回路45の出力信号とピッチ
設定回路44とを比較してピッチ演算回路45の出力信
号とピッチ設定回路44の出力信号とでどちらがどの位
大きいか小さいかを判別し、ピッチ演算回路45の出力
信号とピッチ設定回路44の出力信号とでどちらが大き
いか小さいかを示す2値信号と、ピッチ演算回路45の
出力信号とピッチ設定回路44の出力信号とでどの位違
うかを示す定量値信号とを出力する。
【0067】比較器60からの2値信号は半導体レーザ
ユニット51,52を光ビームの副走査方向ピッチと設
定ピッチとが一致するように回転させる方向を示し、比
較器60からの定量値信号は半導体レーザユニット5
1,52を光ビームの副走査方向ピッチと設定ピッチと
が一致するように回転させる回転量(回転角)を示す。
LDユニット回転制御回路61は比較器60の出力信号
に応じてLDユニット回転機構の回転を制御してLDユ
ニット回転機構を比較器60からの2値信号に応じた回
転方向へ比較器60からの定量値信号に応じた回転量
(回転角)だけ回転させ、LDユニット回転機構が半導
体レーザユニット51,52を回転させる。この結果、
半導体レーザユニット51,52は環境変動による機械
的な変化で発生する角度誤差を打ち消すように回転し、
光ビームの副走査方向ピッチが設定ピッチに維持され
る。更に、ピッチ設定回路44が副走査方向ピツチ設定
信号に応じて設定ピッチを変更した場合には、半導体レ
ーザユニット51,52は光ビームの副走査方向ピッチ
がその設定ピッチになるように回転する。
【0068】この第3実施例は、請求項3記載の発明の
実施例であって、2個の半導体レーザユニット51,5
2を回転させるLDユニット回転機構と、2個の半導体
レーザユニット51,52から感光体54上に照射され
る光ビームの副走査方向のピッチを検出する副走査ピッ
チ検出手段55と、この副走査ピッチ検出手段55から
の出力信号によりLDユニット回転機構を制御して2個
の半導体レーザユニット51,52の回転方向及び回転
角を制御することにより光ビームの副走査方向ピッチを
所定のピッチに維持する制御手段としてのLDユニット
回転制御回路47とを備えたので、温度変化、経時変化
等の環境変動による半導体レーザユニット41取付け部
の変形、半導体レーザユニット41内での光軸ずれ等の
機械的な変化で発生する2つの光ビーム間の光軸ピッチ
のずれが生じても光ビームの副走査方向ピッチを設定ピ
ッチに維持することが可能となる。
【0069】また、第3実施例は、請求項6記載の発明
の実施例であって、2個の半導体レーザユニット51,
52から感光体54上に照射される光ビームの副走査方
向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段55と、入
力された副走査方向画素密度情報により副走査基準ピッ
チの情報を出力するピッチ設定回路からなる基準値出力
手段44と、半導体レーザユニット51,52を回転さ
せるLDユニット回転機構と、副走査ピッチ検出手段5
5からの出力信号と基準値出力手段44からの副走査基
準ピッチの情報との比較結果によりLDユニット回転機
構を制御して半導体レーザユニット51,52の回転方
向及び回転角を制御することにより光ビームの副走査方
向ピッチを所定のピッチに維持する制御手段としてのL
Dユニット回転制御回路47とを備えたので、各種入力
画像情報に応じた画素密度設定を行うことができ、高速
プリンタ、高速ファクシミリ、高速デジタル複写機など
に搭載される光走査装置での多種の画素密度対応を安価
に精度良く実現できる。本発明の他の実施例は、第3実
施例において、第1実施例と同様に副走査ピッチ検出手
段を光ビーム偏向手段にて偏向されない位置に配置した
ものであり、第1実施例と同様な効果が得られる。
【0070】上記実施例において、CCD36,55は
画像書き込み領域の感光体ドラム35,54近傍に相当
する位置に設置することもできる。また、CCD36,
55は、主走査方向の同期をとる同期検知器とは独立に
設置してもよいが、同期検知器と兼用することもでき
る。CCD36,55を画像書き込み領域の感光体ドラ
ム35,54近傍に相当する位置に設置する場合には、
CCD36,55の出力信号によりLDユニット回転機
構を制御する制御速度を1主走査時間よりも遅く設定す
る必要がある。また、CCD36,55を同期検知器と
兼用する場合には、CCD36,55の出力信号により
LDユニット回転機構を制御する制御速度を1主走査時
間の2倍よりも遅く設定する必要がある。
【0071】図10は本発明の第4実施例の光学系の一
部を示す。この第4実施例は、請求項12記載の発明の
実施例であり、上記第2実施例において、CCD55が
画像書き込み領域外の感光体ドラム54近傍に相当する
位置に設置されてビームスプリッタ56及び結像レンズ
59が省略される。同期検知器62は、CCD55より
光ビームを時間的に早く検知する位置に設置されている
が、CCD55より光ビームを時間的に遅く検知する位
置に設置してもよい。
【0072】2個の半導体レーザユニット51,52は
それぞれ半導体レーザ51a,52aからなる光源(半
導体レーザ光源)からの光ビームをカップリングレンズ
51b,52bを介して出射するものであり、半導体レ
ーザユニット51,52からの光ビームはポリゴンミラ
ーからなる光ビーム偏向手段58により主走査方向へ繰
り返して偏向される。このポリゴンミラー58からの光
ビームはfθレンズ63を通して感光体54上に副走査
方向へ所定のピッチPs0をおいて結像される。感光体5
4は感光体ドラムが用いられ、半導体レーザユニット5
1,52内の半導体レーザ51a,52aがそれぞれ半
導体レーザ駆動回路により画像情報で変調駆動されるこ
とにより半導体レーザユニット51,52からの光ビー
ムが画像情報で強度変調されたものとなる。
【0073】感光体ドラム54は駆動部により副走査方
向へ回転駆動されてfθレンズ63からの光ビームで全
面的に走査されることにより画像が書き込まれる。CC
D55及び同期検知器62はfθレンズ63からの光ビ
ームを画像書き込み領域外で検知し、同期検知器62の
出力信号に同期して図示しない回路により画像情報が上
記半導体レーザ駆動回路へ送られて画像情報の書き込み
が行われる。
【0074】この第4実施例では、上記第2実施例と同
様に図3に示す回路が用いられて半導体レーザユニット
51,52が環境変動による機械的な変化で発生する角
度誤差を打ち消すように回転し、光ビームの副走査方向
ピッチが設定ピッチに維持される。更に、ピッチ設定回
路44が副走査方向ピツチ設定信号に応じて設定ピッチ
を変更した場合には、半導体レーザユニット51,52
は光ビームの副走査方向ピッチがその設定ピッチになる
ように回転する。
【0075】この第4実施例は、請求項12記載の発明
の実施例であって、副走査ピッチ検出手段55を画像書
き込み領域外における感光体54近傍に相当する位置に
配置したので、副走査ピッチ検出手段55を光ビーム偏
向手段より前に設置した場合に比べて光学素子数を少な
くできて安価にできる。しかも、光ビームを副走査ピッ
チ検出手段55と感光体54に分配する必要がなくなっ
て半導体レーザの必要光量を小さくでき、より安価な半
導体レーザを選定することができる。さらに、感光体5
4に不必要な光を露光する必要がなく、感光体54の寿
命を延ばすことができる。なお、上記第1実施例及び第
3実施例において、第4実施例と同様に副走査ピッチ検
出手段55を画像書き込み領域外における感光体54近
傍に相当する位置に配置して第4実施例と同様な効果を
得ることが可能である。
【0076】図11は本発明の第5実施例を説明するた
めの図であり、図12及び図13は第5実施例のタイミ
ングチャートである。この第5実施例は、請求項17記
載の発明の実施例であり、上記第1実施例において、C
CD36の代りに三角形状をした1辺が1mm以上の大
きめの受光面を持つフォトダイオード63を用い、この
フォトダイオード63を同期検知器と兼用するようにし
たものである。フォトダイオード63は端面が主走査方
向に対して直交するように配置される。2つの半導体レ
ーザ31,32が独立して点灯してfθレンズ39から
の光ビームB1,B2がフォトダイオード63上を通過
する時にフォトダイオード63から図12に示すような
パルス信号が得られ、ピッチ演算回路45はそのパルス
信号のパルス幅を基準クロックCLKで計数することで
検出する。
【0077】この第5実施例は、請求項17記載の発明
の実施例であって、副走査ピッチ検出手段を三角形状を
した受光面を持つフォトダイオード63にて構成したの
で、安価に2つの光ビームの副走査方向ピッチを検出す
ることができる。また、第5実施例は、請求項13記載
の発明の実施例であって、副走査ピッチ検出手段を同期
検知器と兼用したので、安価にできる。なお、上記第2
実施例乃至第4実施例において、第5実施例と同様に副
走査ピッチ検出手段を三角形状をした受光面を持つフォ
トダイオードにて構成し、副走査ピッチ検出手段を同期
検知器と兼用して第5実施例と同様な効果を得ることが
可能である。
【0078】図14は本発明の第6実施例を説明するた
めの図であり、図15は第6実施例のタイミングチャー
トである。この第6実施例は、請求項13、17記載の
発明の実施例であり、上記第1実施例において、副走査
ピッチ検出手段を1辺が1mm以上の大きめの四角形状
をした受光面を持つフォトダイオード64及び該フォト
ダイオードの受光領域を三角形状とする遮光部材65を
用い、これを同期検知器と兼用するようにしたものであ
る。フォトダイオード64は端面が主走査方向に対して
直交するように配置される。フォトダイオード64は、
四角形状をした受光面の一部が遮光部材65により遮光
されて受光領域が三角形状となり、fθレンズ39から
の光ビームB1,B2がフォトダイオード64上を通過
する時にフォトダイオード64から図15に示すような
パルス信号が得られる。ピッチ演算回路45はそのパル
ス信号のパルス幅を基準クロックCLKで計数すること
で検出する。
【0079】この第6実施例は、請求項17記載の発明
の実施例であって、副走査ピッチ検出手段を四角形状を
した受光面を持つフォトダイオード64及び該フォトダ
イオードの受光領域を三角形状とする遮光部材65にて
構成したので、安価に2つの光ビームの副走査方向ピッ
チを検出することができる。また、第6実施例は、請求
項13記載の発明の実施例であって、副走査ピッチ検出
手段を同期検知器と兼用したので、安価にできる。な
お、上記第2実施例乃至第4実施例において、第6実施
例と同様に副走査ピッチ検出手段を四角形状をした受光
面を持つフォトダイオード64及び該フォトダイオード
の受光領域を三角形状とする遮光部材65にて構成し、
副走査ピッチ検出手段を同期検知器と兼用して第6実施
例と同様な効果を得ることが可能である。本発明の他の
実施例は、上記各実施例において、それぞれ副走査ピッ
チ検出手段としてフォトダイオードアレイを用いたもの
である。この実施例は、請求項16記載の発明の実施例
であり、2つの光ビームの副走査方向ピッチを高精度で
検出することができる。
【0080】本発明の別の実施例は、上記各実施例にお
いて、LDユニット回転制御回路47が、画像情報を感
光体ドラムに書き込んでいないタイミングで比較器46
の出力信号によりLDユニット回転機構43の回転制御
を行い、画像情報を感光体ドラムに書き込んでいる時に
はLDユニット回転機構43の回転状態を保持するよう
にしたものである。この実施例は、請求項7、8記載の
発明の実施例であり、画像情報を書き込む時に、光ビー
ムの副走査方向ピッチを制御する制御系による副走査方
向のジッタの発生を防ぐことができる。また、温度変
化、経時変化等の環境変動による副走査ピッチ誤差の発
生速度が比較的遅いことから、画像情報を書き込んでい
ない時間に光ビーム副走査方向ピッチの制御を十分に行
うことができて環境変動による副走査方向ピッチの変動
を無くすことができる。さらに、画像情報を書き込んで
いない時間に光ビーム副走査方向ピッチの制御を行うこ
とにより、光ビーム副走査方向ピッチの制御が画像の書
き込みに影響を与えない。
【0081】本発明の他の実施例は、上記別の実施例に
おいて、LDユニット回転制御回路47がLDユニット
回転機構43の回転制御をn(n:自然数)ページ間で
行うようにしたものである。この実施例は、請求項9記
載の発明の実施例であり、環境変動に追随することがで
きる。また、本発明の他の実施例は、上記別の実施例に
おいて、LDユニット回転制御回路47がLDユニット
回転機構43の回転制御をn(n:自然数)ジョブ間で
行うようにしたものである。この実施例は、請求項10
記載の発明の実施例であり、制御回数を減らして高速化
を計ることができ、環境変動に追随することができる。
【0082】また、本発明の他の実施例は、上記別の実
施例において、LDユニット回転制御回路47がLDユ
ニット回転機構43の回転制御を当該光走査装置の立ち
上げ時とその後の一定時間間隔で行うようにしたもので
ある。この実施例は、請求項11記載の発明の実施例で
あり、制御の簡略化を計ることができる。さらに、LD
ユニット回転機構43の回転制御を当該光走査装置の立
ち上げ時に行うことで初期の調整を行うことができ、L
Dユニット回転機構43の回転制御を当該光走査装置の
立ち上げ後の一定時間間隔で行うことで安定的な制御を
行うことができる。
【0083】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、少なくとも2個の半導体レーザ光源と該2個の半導
体レーザ光源を支持する同一の支持体とを有する半導体
レーザユニットを具備し、前記2個の半導体レーザ光源
からの光ビームを感光体上に副走査方向へ所定のピッチ
をおいて照射する光走査装置において、前記半導体レー
ザユニットを回転させる回転機構と、前記2個の半導体
レーザ光源から前記感光体上に照射される光ビームの副
走査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段と、
この副走査ピッチ検出手段からの出力信号により前記回
転機構を制御して前記光ビームの副走査方向ピッチを所
定のピッチに維持する制御手段とを備えたので、温度変
化、経時変化等の環境変動による半導体レーザユニット
取付け部の変形、半導体レーザユニット内での光軸ずれ
等の機械的な変化で発生する2つの光ビーム間の光軸ピ
ッチのずれが生じても光ビームの副走査方向ピッチを設
定ピッチに維持することが可能となる。
【0084】請求項2記載の発明によれば、半導体レー
ザ光源からの光ビームをカップリングレンズを介して出
射する半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半
導体レーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査
方向へ所定のピッチをおいて照射する光走査装置におい
て、前記2個の半導体レーザユニットのうち片方の半導
体レーザユニットを回転させる回転機構と、前記2個の
半導体レーザユニットから前記感光体上に照射される光
ビームの副走査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検
出手段と、この副走査ピッチ検出手段からの出力信号に
より前記回転機構を制御して前記光ビームの副走査方向
ピッチを所定のピッチに維持する制御手段とを備えたの
で、温度変化、経時変化等の環境変動による半導体レー
ザユニット取付け部の変形、半導体レーザユニット内で
の光軸ずれ等の機械的な変化で発生する2つの光ビーム
間の光軸ピッチのずれが生じても光ビームの副走査方向
ピッチを設定ピッチに維持することが可能となる。
【0085】請求項3記載の発明によれば、半導体レー
ザ光源からの光ビームをカップリングレンズを介して出
射する半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半
導体レーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査
方向へ所定のピッチをおいて照射する光走査装置におい
て、前記2個の半導体レーザユニットを回転させる回転
機構と、前記2個の半導体レーザユニットから前記感光
体上に照射される光ビームの副走査方向のピッチを検出
する副走査ピッチ検出手段と、この副走査ピッチ検出手
段からの出力信号により前記回転機構を制御して前記2
個の半導体レーザユニットの回転方向及び回転角を制御
することにより前記光ビームの副走査方向ピッチを所定
のピッチに維持する制御手段とを備えたので、温度変
化、経時変化等の環境変動による半導体レーザユニット
取付け部の変形、半導体レーザユニット内での光軸ずれ
等の機械的な変化で発生する2つの光ビーム間の光軸ピ
ッチのずれが生じても光ビームの副走査方向ピッチを設
定ピッチに維持することが可能となる。
【0086】請求項4記載の発明によれば、少なくとも
2個の半導体レーザ光源と該2個の半導体レーザ光源を
支持する同一の支持体とを有する半導体レーザユニット
を具備し、前記2個の半導体レーザ光源からの光ビーム
を感光体上に副走査方向へ所定のピッチをおいて照射す
る光走査装置において、前記2個の半導体レーザ光源か
ら前記感光体上に照射される光ビームの副走査方向のピ
ッチを検出する副走査ピッチ検出手段と、入力された副
走査方向画素密度情報により副走査基準ピッチの情報を
出力する基準値出力手段と、前記半導体レーザユニット
を回転させる回転機構と、前記副走査ピッチ検出手段か
らの出力信号と前記基準値出力手段からの副走査基準ピ
ッチの情報との比較結果により前記回転機構を制御して
前記光ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維持
する制御手段とを備えたので、各種入力画像情報に応じ
た画素密度設定を行うことができ、高速プリンタ、高速
ファクシミリ、高速デジタル複写機などに搭載される光
走査装置での多種の画素密度対応を安価に精度良く実現
できる。
【0087】請求項5記載の発明によれば、半導体レー
ザ光源からの光ビームをカップリングレンズを介して出
射する半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半
導体レーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査
方向へ所定のピッチをおいて照射する光走査装置におい
て、前記2個の半導体レーザユニットから前記感光体上
に照射される光ビームの副走査方向のピッチを検出する
副走査ピッチ検出手段と、入力された副走査方向画素密
度情報により副走査基準ピッチの情報を出力する基準値
出力手段と、前記2個の半導体レーザユニットのうち片
方の半導体レーザユニットを回転させる回転機構と、前
記副走査ピッチ検出手段からの出力信号と前記基準値出
力手段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果によ
り前記回転機構を制御して前記光ビームの副走査方向ピ
ッチを所定のピッチに維持する制御手段とを備えたの
で、各種入力画像情報に応じた画素密度設定を行うこと
ができ、高速プリンタ、高速ファクシミリ、高速デジタ
ル複写機などに搭載される光走査装置での多種の画素密
度対応を安価に精度良く実現できる。
【0088】請求項6記載の発明によれば、半導体レー
ザ光源からの光ビームをカップリングレンズを介して出
射する半導体レーザユニツトを2個有し、この2個の半
導体レーザユニツトからの光ビームを感光体上に副走査
方向へ所定のピッチをおいて照射する光走査装置におい
て、前記2個の半導体レーザユニットから前記感光体上
に照射される光ビームの副走査方向のピッチを検出する
副走査ピッチ検出手段と、入力された副走査方向画素密
度情報により副走査基準ピッチの情報を出力する基準値
出力手段と、前記半導体レーザユニットを回転させる回
転機構と、前記副走査ピッチ検出手段からの出力信号と
前記基準値出力手段からの副走査基準ピッチの情報との
比較結果により前記回転機構を制御して前記半導体レー
ザユニットの回転方向及び回転角を制御することにより
前記光ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維持
する制御手段とを備えたので、各種入力画像情報に応じ
た画素密度設定を行うことができ、高速プリンタ、高速
ファクシミリ、高速デジタル複写機などに搭載される光
走査装置での多種の画素密度対応を安価に精度良く実現
できる。
【0089】請求項7記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の光走査装置において、前記制御手段が
前記副走査ピッチ検出手段からの出力信号により画像情
報の非書き込み時に前記回転機構を制御して画像情報の
書き込み時に前記回転機構の状態を保持するので、画像
情報を書き込む時に、光ビームの副走査方向ピッチを制
御する制御系による副走査方向のジッタの発生を防ぐこ
とができる。また、温度変化、経時変化等の環境変動に
よる副走査ピッチ誤差の発生速度が比較的遅いことか
ら、画像情報を書き込んでいない時間に光ビーム副走査
方向ピッチの制御を十分に行うことができて環境変動に
よる副走査方向ピッチの変動を無くすことができる。さ
らに、画像情報を書き込んでいない時間に光ビーム副走
査方向ピッチの制御を行うことにより、光ビーム副走査
方向ピッチの制御が画像の書き込みに影響を与えない。
【0090】請求項8記載の発明によれば、請求項4、
5または6記載の光走査装置において、前記制御手段が
前記副走査ピッチ検出手段からの出力信号と前記基準値
出力手段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果に
より画像情報の非書き込み時に前記回転機構を制御して
画像情報の書き込み時に前記回転機構の状態を保持する
ので、画像情報を書き込む時に、光ビームの副走査方向
ピッチを制御する制御系による副走査方向のジッタの発
生を防ぐことができる。また、温度変化、経時変化等の
環境変動による副走査ピッチ誤差の発生速度が比較的遅
いことから、画像情報を書き込んでいない時間に光ビー
ム副走査方向ピッチの制御を十分に行うことができて環
境変動による副走査方向ピッチの変動を無くすことがで
きる。さらに、画像情報を書き込んでいない時間に光ビ
ーム副走査方向ピッチの制御を行うことにより、光ビー
ム副走査方向ピッチの制御が画像の書き込みに影響を与
えない。
【0091】請求項9記載の発明によれば、請求項7ま
たは8記載の光走査装置において、前記制御手段が前記
回転機構の制御をn(n:自然数)ページ間で行うの
で、環境変動に追随することができる。
【0092】請求項10記載の発明によれば、請求項7
または8記載の光走査装置において、前記制御手段が前
記回転機構の制御をn(n:自然数)ジョブ間で行うの
で、制御回数を減らして高速化を計ることができ、環境
変動に追随することができる。
【0093】請求項11記載の発明によれば、請求項7
または8記載の光走査装置において、前記制御手段が前
記回転機構の制御を当該光走査装置の立ち上げ時とその
後の一定間隔で行うので、制御の簡略化を計ることがで
き、光ビームの副走査方向ピッチの制御を当該光走査装
置の立ち上げ時に行うことで初期の調整を行うことがで
き、さらに、光ビームの副走査方向ピッチの制御を当該
光走査装置の立ち上げ後の一定時間間隔で行うことで安
定的な制御を行うことができる。
【0094】請求項12記載の発明によれば、請求項
1、2または3記載の光走査装置において、前記副走査
ピッチ検出手段を画像書き込み領域外における前記感光
体近傍に相当する位置に配置したので、副走査ピッチ検
出手段を光ビーム偏向手段より前に設置した場合に比べ
て光学素子数を少なくできて安価にできる。しかも、光
ビームを副走査ピッチ検出手段と感光体に分配する必要
がなくなって半導体レーザの必要光量を小さくでき、よ
り安価な半導体レーザを選定することができる。さら
に、感光体に不必要な光を露光する必要がなく、感光体
の寿命を延ばすことができる。
【0095】請求項13記載の発明によれば、請求項1
2記載の光走査装置において、前記副走査ピッチ検出手
段を、主走査書き込み開始タイミング信号を発生させる
同期検知器と兼用するので、安価にできる。
【0096】請求項14記載の発明によれば、請求項
1、2または3記載の光走査装置において、前記副走査
ピッチ検出手段を、半導体レーザ光源からの光ビームを
偏向する光ビーム偏向手段にて偏向されない位置に配置
したので、副走査ピッチ検出手段に常に光ビームを入射
させることができる。このため、副走査ピッチ検出手段
を光ビーム偏向手段より後に配置した場合に1主走査時
間乃至その倍の時間以上に制御速度を遅くしなければな
らないという欠点を解消して制御速度を早くすることが
でき、精度が良くなって収束時間を短くすることができ
る。また、連続的に制御でき、副走査ピッチ検出手段に
応答速度の早いものを採用する必要性がなくて安価なも
のを選定できる。
【0097】請求項15記載の発明によれば、請求項
1、2、3、4、5、6、12または14記載の光走査
装置において、前記副走査ピッチ検出手段を電荷結合素
子にて構成したので、2つの光ビーム間の副走査方向ピ
ッチを高精度で検出することができ、画素数を直接計数
してデジタル演算処理することにより処理がし易くな
る。
【0098】請求項16記載の発明によれば、請求項
1、2、3、4、5、6、12または14記載の光走査
装置において、前記副走査ピッチ検出手段をフォトダイ
オードアレイにて構成したので、2つの光ビームの副走
査方向ピッチを高精度で検出することができる。
【0099】請求項17記載の発明によれば、請求項
1、2、3、4、5、6、12、13または14記載の
光走査装置において、前記副走査ピッチ検出手段を、三
角形状をした受光面を持つフォトダイオード、あるいは
四角形状をしたフォトダイオード及び該フォトダイオー
ドの受光領域を三角形状とする遮光部材にて構成したの
で、安価に2つの光ビームの副走査方向ピッチを検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の光学系を示す概略図であ
る。
【図2】同第1実施例の半導体レーザユニットを示す側
面図である。
【図3】同第1実施例の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】同第1実施例の副走査ピッチと副走査ピッチに
相当する光ビームの副走査方向ピッチとの関係を示す特
性図である。
【図5】同第1実施例を説明するための図である。
【図6】同第1実施例の回路構成を詳細に示すブロック
図である。
【図7】同第1実施例の動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図8】本発明の第2実施例の光学系を示す概略図であ
る。
【図9】本発明の第3実施例の回路構成を示すブロック
図である。
【図10】本発明の第4実施例の光学系の一部を示す概
略的斜視図である。
【図11】本発明の第5実施例を説明するための図であ
る。
【図12】同第5実施例の動作タイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図13】同第5実施例の動作タイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図14】本発明の第6実施例を説明するための図であ
る。
【図15】同第6実施例の動作タイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図16】従来の光走査装置の光学系を示す概略図であ
る。
【図17】同光走査装置の副走査ピッチずれ状態を示す
概略図である。
【図18】従来の他の光走査装置の光学系を示す概略図
である。
【符号の説明】
31,32 半導体レーザ 35,54 感光体ドラム 36,55 CCD 41,51,52 半導体レーザユニット 43 LDユニット回転機構 44 ピッチ設定回路 45 ピッチ演算回路 46 比較器 47 LDユニット回転制御回路 62 同期検知器 63 フォトダイオード 64 フォトダイオード 65 遮光部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2個の半導体レーザ光源と該2
    個の半導体レーザ光源を支持する同一の支持体とを有す
    る半導体レーザユニットを具備し、前記2個の半導体レ
    ーザ光源からの光ビームを感光体上に副走査方向へ所定
    のピッチをおいて照射する光走査装置において、前記半
    導体レーザユニットを回転させる回転機構と、前記2個
    の半導体レーザ光源から前記感光体上に照射される光ビ
    ームの副走査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出
    手段と、この副走査ピッチ検出手段からの出力信号によ
    り前記回転機構を制御して前記光ビームの副走査方向ピ
    ッチを所定のピッチに維持する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】半導体レーザ光源からの光ビームをカップ
    リングレンズを介して出射する半導体レーザユニツトを
    2個有し、この2個の半導体レーザユニツトからの光ビ
    ームを感光体上に副走査方向へ所定のピッチをおいて照
    射する光走査装置において、前記2個の半導体レーザユ
    ニットのうち片方の半導体レーザユニットを回転させる
    回転機構と、前記2個の半導体レーザユニットから前記
    感光体上に照射される光ビームの副走査方向のピッチを
    検出する副走査ピッチ検出手段と、この副走査ピッチ検
    出手段からの出力信号により前記回転機構を制御して前
    記光ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維持す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】半導体レーザ光源からの光ビームをカップ
    リングレンズを介して出射する半導体レーザユニツトを
    2個有し、この2個の半導体レーザユニツトからの光ビ
    ームを感光体上に副走査方向へ所定のピッチをおいて照
    射する光走査装置において、前記2個の半導体レーザユ
    ニットを回転させる回転機構と、前記2個の半導体レー
    ザユニットから前記感光体上に照射される光ビームの副
    走査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段と、
    この副走査ピッチ検出手段からの出力信号により前記回
    転機構を制御して前記2個の半導体レーザユニットの回
    転方向及び回転角を制御することにより前記光ビームの
    副走査方向ピッチを所定のピッチに維持する制御手段と
    を備えたことを特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】少なくとも2個の半導体レーザ光源と該2
    個の半導体レーザ光源を支持する同一の支持体とを有す
    る半導体レーザユニットを具備し、前記2個の半導体レ
    ーザ光源からの光ビームを感光体上に副走査方向へ所定
    のピッチをおいて照射する光走査装置において、前記2
    個の半導体レーザ光源から前記感光体上に照射される光
    ビームの副走査方向のピッチを検出する副走査ピッチ検
    出手段と、入力された副走査方向画素密度情報により副
    走査基準ピッチの情報を出力する基準値出力手段と、前
    記半導体レーザユニットを回転させる回転機構と、前記
    副走査ピッチ検出手段からの出力信号と前記基準値出力
    手段からの副走査基準ピッチの情報との比較結果により
    前記回転機構を制御して前記光ビームの副走査方向ピッ
    チを所定のピッチに維持する制御手段とを備えたことを
    特徴とする光走査装置。
  5. 【請求項5】半導体レーザ光源からの光ビームをカップ
    リングレンズを介して出射する半導体レーザユニツトを
    2個有し、この2個の半導体レーザユニツトからの光ビ
    ームを感光体上に副走査方向へ所定のピッチをおいて照
    射する光走査装置において、前記2個の半導体レーザユ
    ニットから前記感光体上に照射される光ビームの副走査
    方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段と、入力
    された副走査方向画素密度情報により副走査基準ピッチ
    の情報を出力する基準値出力手段と、前記2個の半導体
    レーザユニットのうち片方の半導体レーザユニットを回
    転させる回転機構と、前記副走査ピッチ検出手段からの
    出力信号と前記基準値出力手段からの副走査基準ピッチ
    の情報との比較結果により前記回転機構を制御して前記
    光ビームの副走査方向ピッチを所定のピッチに維持する
    制御手段とを備えたことを特徴とする光走査装置。
  6. 【請求項6】半導体レーザ光源からの光ビームをカップ
    リングレンズを介して出射する半導体レーザユニツトを
    2個有し、この2個の半導体レーザユニツトからの光ビ
    ームを感光体上に副走査方向へ所定のピッチをおいて照
    射する光走査装置において、前記2個の半導体レーザユ
    ニットから前記感光体上に照射される光ビームの副走査
    方向のピッチを検出する副走査ピッチ検出手段と、入力
    された副走査方向画素密度情報により副走査基準ピッチ
    の情報を出力する基準値出力手段と、前記半導体レーザ
    ユニットを回転させる回転機構と、前記副走査ピッチ検
    出手段からの出力信号と前記基準値出力手段からの副走
    査基準ピッチの情報との比較結果により前記回転機構を
    制御して前記半導体レーザユニットの回転方向及び回転
    角を制御することにより前記光ビームの副走査方向ピッ
    チを所定のピッチに維持する制御手段とを備えたことを
    特徴とする光走査装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2または3記載の光走査装置に
    おいて、前記制御手段が前記副走査ピッチ検出手段から
    の出力信号により画像情報の非書き込み時に前記回転機
    構を制御して画像情報の書き込み時に前記回転機構の状
    態を保持することを特徴とする光走査装置。
  8. 【請求項8】請求項4、5または6記載の光走査装置に
    おいて、前記制御手段が前記副走査ピッチ検出手段から
    の出力信号と前記基準値出力手段からの副走査基準ピッ
    チの情報との比較結果により画像情報の非書き込み時に
    前記回転機構を制御して画像情報の書き込み時に前記回
    転機構の状態を保持することを特徴とする光走査装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の光走査装置におい
    て、前記制御手段が前記回転機構の制御をn(n:自然
    数)ページ間で行うことを特徴とする光走査装置。
  10. 【請求項10】請求項7または8記載の光走査装置にお
    いて、前記制御手段が前記回転機構の制御をn(n:自
    然数)ジョブ間で行うことを特徴とする光走査装置。
  11. 【請求項11】請求項7または8記載の光走査装置にお
    いて、前記制御手段が前記回転機構の制御を当該光走査
    装置の立ち上げ時とその後の一定間隔で行うことを特徴
    とする光走査装置。
  12. 【請求項12】請求項1、2または3記載の光走査装置
    において、前記副走査ピッチ検出手段を画像書き込み領
    域外における前記感光体近傍に相当する位置に配置した
    ことを特徴とする光走査装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の光走査装置において、
    前記副走査ピッチ検出手段を、主走査書き込み開始タイ
    ミング信号を発生させる同期検知器と兼用することを特
    徴とする光走査装置。
  14. 【請求項14】請求項1、2または3記載の光走査装置
    において、前記副走査ピッチ検出手段を、半導体レーザ
    光源からの光ビームを偏向する光ビーム偏向手段にて偏
    向されない位置に配置したことを特徴とする光走査装
    置。
  15. 【請求項15】請求項1、2、3、4、5、6、12ま
    たは14記載の光走査装置において、前記副走査ピッチ
    検出手段を電荷結合素子にて構成したことを特徴とする
    光走査装置。
  16. 【請求項16】請求項1、2、3、4、5、6、12ま
    たは14記載の光走査装置において、前記副走査ピッチ
    検出手段をフォトダイオードアレイにて構成したことを
    特徴とする光走査装置。
  17. 【請求項17】請求項1、2、3、4、5、6、12、
    13または14記載の光走査装置において、前記副走査
    ピッチ検出手段を、三角形状をした受光面を持つフォト
    ダイオード、あるいは四角形状をしたフォトダイオード
    及び該フォトダイオードの受光領域を三角形状とする遮
    光部材にて構成したことを特徴とする光走査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009115870A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Brother Ind Ltd 光源装置および光走査装置

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JP2009115870A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Brother Ind Ltd 光源装置および光走査装置

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