JPH08194468A - キャプスタンスクリュー - Google Patents
キャプスタンスクリューInfo
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- JPH08194468A JPH08194468A JP7006036A JP603695A JPH08194468A JP H08194468 A JPH08194468 A JP H08194468A JP 7006036 A JP7006036 A JP 7006036A JP 603695 A JP603695 A JP 603695A JP H08194468 A JPH08194468 A JP H08194468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- capstan screw
- spanner
- key
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程が少なくて済み、かつ一般的な工具
でも外れ難く、工具の嵌合状態を維持するのが容易であ
るキャプスタンスクリューの提供。 【構成】 適当な大きさのスパナ30を選択して、キャ
プスタンスクリュー2のヘッド4に当てると、側面4c
の途中でスパナ30が当接してスパナ30は下方には移
動しなくなる。この状態でスパナ30を回転させれば、
キャプスタンスクリュー2が回転し突出量Dが調整で
き、その結果、鍵11のタッチが調節できる。したがっ
て極めて狭隘な空間にスパナ30を挿入して実施するキ
ャプスタンスクリュー2の回転調整作業が、スパナ30
の先端をヘッド4の位置に載置しただけで、容易になす
ことができる。また、キャプスタンスクリュー2は内面
がヘッド4と同形状のヘッダーを用いて、鍛造プレスす
ることによりほぼ一工程で容易に成形することができる
ので、製造工程が少なくて済み製造コストが低減する。
でも外れ難く、工具の嵌合状態を維持するのが容易であ
るキャプスタンスクリューの提供。 【構成】 適当な大きさのスパナ30を選択して、キャ
プスタンスクリュー2のヘッド4に当てると、側面4c
の途中でスパナ30が当接してスパナ30は下方には移
動しなくなる。この状態でスパナ30を回転させれば、
キャプスタンスクリュー2が回転し突出量Dが調整で
き、その結果、鍵11のタッチが調節できる。したがっ
て極めて狭隘な空間にスパナ30を挿入して実施するキ
ャプスタンスクリュー2の回転調整作業が、スパナ30
の先端をヘッド4の位置に載置しただけで、容易になす
ことができる。また、キャプスタンスクリュー2は内面
がヘッド4と同形状のヘッダーを用いて、鍛造プレスす
ることによりほぼ一工程で容易に成形することができる
ので、製造工程が少なくて済み製造コストが低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍵盤楽器の鍵に螺合
し、該鍵の動作をアクションに伝達するキャプスタンス
クリューに関する。
し、該鍵の動作をアクションに伝達するキャプスタンス
クリューに関する。
【0002】
【従来の技術】キャプスタンスクリューは、鍵に設けら
れて、アクションのウイッペンを付き上げることによ
り、アクションに鍵の動作を伝達するものである。この
ため、その突出量の調整は、鍵のタッチに大きく影響
し、極めて重要なものである。
れて、アクションのウイッペンを付き上げることによ
り、アクションに鍵の動作を伝達するものである。この
ため、その突出量の調整は、鍵のタッチに大きく影響
し、極めて重要なものである。
【0003】このキャプスタンスクリューの突出量の最
終的な調整は、ピアノの組立後に行われるが、このと
き、キャプスタンスクリューは、鍵とアクションとの間
の、極めて狭隘な場所に配置されている。このため作業
者は、工具を持った手を、鍵とアクションとの間に入れ
て、キャプスタンスクリューを回転して調整したり、手
が入り難い空間の場合には、長い工具を用いてキャプス
タンスクリューを回転して調整していた。
終的な調整は、ピアノの組立後に行われるが、このと
き、キャプスタンスクリューは、鍵とアクションとの間
の、極めて狭隘な場所に配置されている。このため作業
者は、工具を持った手を、鍵とアクションとの間に入れ
て、キャプスタンスクリューを回転して調整したり、手
が入り難い空間の場合には、長い工具を用いてキャプス
タンスクリューを回転して調整していた。
【0004】このように、キャプスタンスクリューの調
整においては、狭い空間に手を入れるために工具とキャ
プスタンスクリューとの嵌合状態が判り難く、キャプス
タンスクリューから工具が離れ易く、作業性が低い。こ
のことは、工具が長い場合にも、先端部の位置の維持が
困難であることから、同様に離れ易く、作業性が低い。
整においては、狭い空間に手を入れるために工具とキャ
プスタンスクリューとの嵌合状態が判り難く、キャプス
タンスクリューから工具が離れ易く、作業性が低い。こ
のことは、工具が長い場合にも、先端部の位置の維持が
困難であることから、同様に離れ易く、作業性が低い。
【0005】このため、従来は、図7に示すごとく、キ
ャプスタンスクリュー100のヘッド102に、ネジ部
104の軸方向と直交しかつ相互に直交する2つの貫通
孔106,108を設け、この貫通孔106,108
に、先端が細い棒状の工具を挿入することにより、キャ
プスタンスクリュー100を回転させて、鍵200から
の突出量Dを調整していた。
ャプスタンスクリュー100のヘッド102に、ネジ部
104の軸方向と直交しかつ相互に直交する2つの貫通
孔106,108を設け、この貫通孔106,108
に、先端が細い棒状の工具を挿入することにより、キャ
プスタンスクリュー100を回転させて、鍵200から
の突出量Dを調整していた。
【0006】作業時には、工具の先端が貫通孔106,
108に挿入されているので、工具の先端がキャプスタ
ンスクリュー100から外れ難く、工具の嵌合状態を維
持するのが容易である。
108に挿入されているので、工具の先端がキャプスタ
ンスクリュー100から外れ難く、工具の嵌合状態を維
持するのが容易である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のキ
ャプスタンスクリュー100には、製造上の問題が存在
した。すなわち、製造工程が、ヘッド102とネジ部1
04との成形工程に加えて、どうしても、上記貫通孔1
06,108の成形が別途必要となった。これは、図7
に示すごとく、ネジ部104の軸方向に対して直交する
方向に形成されているため、ヘッド102の鍛造時に同
時に成形することは不可能であり、製造工程の最後に、
ヘッド102にドリル等で貫通孔106,108を形成
する必要があった。
ャプスタンスクリュー100には、製造上の問題が存在
した。すなわち、製造工程が、ヘッド102とネジ部1
04との成形工程に加えて、どうしても、上記貫通孔1
06,108の成形が別途必要となった。これは、図7
に示すごとく、ネジ部104の軸方向に対して直交する
方向に形成されているため、ヘッド102の鍛造時に同
時に成形することは不可能であり、製造工程の最後に、
ヘッド102にドリル等で貫通孔106,108を形成
する必要があった。
【0008】このため、キャプスタンスクリュー100
の製造コストが高くなるのは避けられなかった。本発明
は、製造工程が少なくて済み、かつ一般的な工具でも外
れ難く、工具の嵌合状態を維持するのが容易であるキャ
プスタンスクリューを提供するものである。
の製造コストが高くなるのは避けられなかった。本発明
は、製造工程が少なくて済み、かつ一般的な工具でも外
れ難く、工具の嵌合状態を維持するのが容易であるキャ
プスタンスクリューを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
鍵盤楽器の鍵に螺合し、該鍵の動作をアクションに伝達
するキャプスタンスクリューであって、角錐台形をなす
ヘッドを有することを特徴とするキャプスタンスクリュ
ーである。
鍵盤楽器の鍵に螺合し、該鍵の動作をアクションに伝達
するキャプスタンスクリューであって、角錐台形をなす
ヘッドを有することを特徴とするキャプスタンスクリュ
ーである。
【0010】請求項2記載の発明は、鍵盤楽器の鍵に螺
合し、該鍵の動作をアクションに伝達するキャプスタン
スクリューであって、工具が接触するヘッド側面がヘッ
ド基端に向けて広がっていることを特徴とするキャプス
タンスクリューである。
合し、該鍵の動作をアクションに伝達するキャプスタン
スクリューであって、工具が接触するヘッド側面がヘッ
ド基端に向けて広がっていることを特徴とするキャプス
タンスクリューである。
【0011】請求項3記載の発明は、鍵盤楽器の鍵に螺
合し、該鍵の動作をアクションに伝達するキャプスタン
スクリューであって、ヘッドの基端側に鍔を有すること
を特徴とするキャプスタンスクリューである。
合し、該鍵の動作をアクションに伝達するキャプスタン
スクリューであって、ヘッドの基端側に鍔を有すること
を特徴とするキャプスタンスクリューである。
【0012】請求項4記載の発明は、上記ヘッドが、鍛
造プレスにより成形された請求項1〜3のいずれか記載
のキャプスタンスクリューである。
造プレスにより成形された請求項1〜3のいずれか記載
のキャプスタンスクリューである。
【0013】
【作用及び発明の効果】請求項1記載のキャプスタンス
クリューは、そのヘッドが角錐台形をなしている。角錐
台形としては、例えば、六角錐台形、四角錐台形等が挙
げられる。このような角錐台形であることにより、通常
のスパナ等のボルト回転用工具にても、その角錐台形の
ヘッドに工具を当てると、そのヘッドの側面がネジ部に
近づくほど広がっていることから、すなわち、ヘッド側
面がヘッド基端に向けて広がっていることから、工具は
ヘッドの側面の途中で、側面に接触し、それ以上、ネジ
部側に移動しなくなる。したがって、作業者は、工具の
先端がキャプスタンスクリューのヘッドから外れないよ
うに、しっかりと維持しなくとも、工具の先端はキャプ
スタンスクリューのヘッドに自然に維持される。側面の
傾きは、5°〜10°の範囲が、工具の先端の維持し易
さ、および工具の外し易さから好ましい。
クリューは、そのヘッドが角錐台形をなしている。角錐
台形としては、例えば、六角錐台形、四角錐台形等が挙
げられる。このような角錐台形であることにより、通常
のスパナ等のボルト回転用工具にても、その角錐台形の
ヘッドに工具を当てると、そのヘッドの側面がネジ部に
近づくほど広がっていることから、すなわち、ヘッド側
面がヘッド基端に向けて広がっていることから、工具は
ヘッドの側面の途中で、側面に接触し、それ以上、ネジ
部側に移動しなくなる。したがって、作業者は、工具の
先端がキャプスタンスクリューのヘッドから外れないよ
うに、しっかりと維持しなくとも、工具の先端はキャプ
スタンスクリューのヘッドに自然に維持される。側面の
傾きは、5°〜10°の範囲が、工具の先端の維持し易
さ、および工具の外し易さから好ましい。
【0014】したがって、工具を揺動させるだけで、鍵
とアクションとの極めて狭隘な場所に配置されているキ
ャプスタンスクリューの突出量が容易に調整できる。し
かも、ヘッドの形状は角錐台形であり、貫通孔などは設
ける必要がないので、ヘッドは容易に製造可能であり、
最後に孔開け工程は必要としない。したがって、製造コ
ストを低くすることができる。
とアクションとの極めて狭隘な場所に配置されているキ
ャプスタンスクリューの突出量が容易に調整できる。し
かも、ヘッドの形状は角錐台形であり、貫通孔などは設
ける必要がないので、ヘッドは容易に製造可能であり、
最後に孔開け工程は必要としない。したがって、製造コ
ストを低くすることができる。
【0015】上述したごとく、ヘッドが角錐台形等のよ
うに、ヘッド側面がヘッド基端に向けて広がっているよ
うなヘッド以外に、通常の角柱状のヘッドの基端側に鍔
を有するようにしたものでも良い。工具がヘッドから下
方に抜けるのを、鍔が阻止するので、ヘッドを角錐台形
にした場合と同様な効果が生じ、更にヘッドは容易に製
造可能であり、最後に孔開け工程は必要としないので、
製造コストを低くすることができる。
うに、ヘッド側面がヘッド基端に向けて広がっているよ
うなヘッド以外に、通常の角柱状のヘッドの基端側に鍔
を有するようにしたものでも良い。工具がヘッドから下
方に抜けるのを、鍔が阻止するので、ヘッドを角錐台形
にした場合と同様な効果が生じ、更にヘッドは容易に製
造可能であり、最後に孔開け工程は必要としないので、
製造コストを低くすることができる。
【0016】尚、上述したごとく上記ヘッドの成形工程
としては、鍛造プレスが挙げられる。鍛造プレスによれ
ば、材料の先端に鍛造用ヘッダーを押し付けることによ
り、角錐台形状あるいは側面がネジ部に近づくほど広が
っているヘッド、または基端側に鍔を有する角柱状のヘ
ッドを一工程で容易に成形することができる。
としては、鍛造プレスが挙げられる。鍛造プレスによれ
ば、材料の先端に鍛造用ヘッダーを押し付けることによ
り、角錐台形状あるいは側面がネジ部に近づくほど広が
っているヘッド、または基端側に鍔を有する角柱状のヘ
ッドを一工程で容易に成形することができる。
【0017】
[実施例1]図1に本発明の一実施例のキャプスタンス
クリュー2を示す。キャプスタンスクリュー2は、ヘッ
ド4とネジ部6とから構成されている。ヘッド4は、六
角錐台形をなしている。その先端面4aには、部分球面
状の突出部5が設けられ、その基端面4bからは、ネジ
部6が下方に伸び出している。また、ヘッド4の6つの
側面4cは、基端面4bに向けて広がる斜面を形成して
る。すなわち、側面4cはテーパー状となっている。こ
の傾斜角度θは、例えば、5°〜10°に形成される。
この範囲であれば、工具の先端はキャプスタンスクリュ
ーのヘッドに維持され易く、かつ必要な時には抜き易
い。
クリュー2を示す。キャプスタンスクリュー2は、ヘッ
ド4とネジ部6とから構成されている。ヘッド4は、六
角錐台形をなしている。その先端面4aには、部分球面
状の突出部5が設けられ、その基端面4bからは、ネジ
部6が下方に伸び出している。また、ヘッド4の6つの
側面4cは、基端面4bに向けて広がる斜面を形成して
る。すなわち、側面4cはテーパー状となっている。こ
の傾斜角度θは、例えば、5°〜10°に形成される。
この範囲であれば、工具の先端はキャプスタンスクリュ
ーのヘッドに維持され易く、かつ必要な時には抜き易
い。
【0018】図2に、このキャプスタンスクリュー2を
グランドピアノの鍵11に取り付けた状態を示す。演奏
者により鍵11が押されると、キャプスタンスクリュー
2は上昇することにより、アクションを駆動する。
グランドピアノの鍵11に取り付けた状態を示す。演奏
者により鍵11が押されると、キャプスタンスクリュー
2は上昇することにより、アクションを駆動する。
【0019】すなわち、ウイッペンフレンジ13を介し
てウイッペンレール14に回動可能に支持されているウ
イッペン15がキャプスタンスクリュー2の突出部5に
押し上げられて上向きに回動する。このことにより、ウ
イッペン15に回動可能に連結されたジャック17が、
そのジャックテール17aとレギュレチングボタン16
とが当接するまで、ウイッペン15と共に上昇する。ハ
ンマシャンク21に設けられたシャンクローラ18は、
ジャック17に突き上げられてジャック17から分離
し、シャンクフレンジ19を介してシャンクレール20
に回動可能に支持されたハンマシャンク21は上向きに
回動する。このことにより、ハンマシャンク21の先端
に装着されたハンマ23が弦25を打つ。これら、ウイ
ッペンフレンジ13、ウイッペン15、ジャック17、
シャンクローラ18、ハンマシャンク21およびハンマ
23等がアクションに相当する。
てウイッペンレール14に回動可能に支持されているウ
イッペン15がキャプスタンスクリュー2の突出部5に
押し上げられて上向きに回動する。このことにより、ウ
イッペン15に回動可能に連結されたジャック17が、
そのジャックテール17aとレギュレチングボタン16
とが当接するまで、ウイッペン15と共に上昇する。ハ
ンマシャンク21に設けられたシャンクローラ18は、
ジャック17に突き上げられてジャック17から分離
し、シャンクフレンジ19を介してシャンクレール20
に回動可能に支持されたハンマシャンク21は上向きに
回動する。このことにより、ハンマシャンク21の先端
に装着されたハンマ23が弦25を打つ。これら、ウイ
ッペンフレンジ13、ウイッペン15、ジャック17、
シャンクローラ18、ハンマシャンク21およびハンマ
23等がアクションに相当する。
【0020】この鍵11のタッチの調節は、鍵11から
のキャプスタンスクリュー2の突出量Dにより調整可能
である。この突出量Dを調整するため、適当な大きさの
スパナ30を選択して、キャプスタンスクリュー2のヘ
ッド4に当てる。この場合、図3に示すごとくに、側面
4cの途中で、ヘッド4はスパナ30の口部32の両内
面32a,32bの角部に当接して、それ以上、スパナ
30は下方には移動しなくなる。この状態でスパナ30
を回転させれば、キャプスタンスクリュー2が回転し、
鍵11に螺合しているキャプスタンスクリュー2の突出
量Dが調整でき、その結果、鍵11のタッチが調節でき
る。
のキャプスタンスクリュー2の突出量Dにより調整可能
である。この突出量Dを調整するため、適当な大きさの
スパナ30を選択して、キャプスタンスクリュー2のヘ
ッド4に当てる。この場合、図3に示すごとくに、側面
4cの途中で、ヘッド4はスパナ30の口部32の両内
面32a,32bの角部に当接して、それ以上、スパナ
30は下方には移動しなくなる。この状態でスパナ30
を回転させれば、キャプスタンスクリュー2が回転し、
鍵11に螺合しているキャプスタンスクリュー2の突出
量Dが調整でき、その結果、鍵11のタッチが調節でき
る。
【0021】このスパナ30による調整の際に、スパナ
30の先端に、下方へ向けた力をわずかにかけておくだ
けで、例えば、スパナ30の重量だけで、スパナ30は
キャプスタンスクリュー2との嵌合状態を容易に維持で
きる。したがって、図2に示したごとく、極めて狭隘な
空間にスパナ30を挿入して実施するキャプスタンスク
リュー2の回転調整作業が、従来のようにヘッド4に貫
通孔を開けていなくても、一般的なスパナ30の先端を
キャプスタンスクリュー2のヘッド4の位置に載置した
だけで、容易になすことができる。
30の先端に、下方へ向けた力をわずかにかけておくだ
けで、例えば、スパナ30の重量だけで、スパナ30は
キャプスタンスクリュー2との嵌合状態を容易に維持で
きる。したがって、図2に示したごとく、極めて狭隘な
空間にスパナ30を挿入して実施するキャプスタンスク
リュー2の回転調整作業が、従来のようにヘッド4に貫
通孔を開けていなくても、一般的なスパナ30の先端を
キャプスタンスクリュー2のヘッド4の位置に載置した
だけで、容易になすことができる。
【0022】また、スパナ30をヘッド4に載置する場
合も、従来のように孔に工具の先端を挿入するという困
難な作業は必要なく、スパナ30の口部32にヘッド4
を入れるという比較的容易な作業であるので、作業が一
層効率的となる。キャプスタンスクリュー2のヘッド4
は、先端面4a側に向けて狭まる六角錐台、すなわち基
端面4b側に向けて広がる六角錐台をなし、先端面4a
には部分球面状の突出部5が存在するのみであるため、
図4に示すごとく、材料Wの先端を、内面Iがヘッド4
と同形状のヘッダーHを用いて、鍛造プレスすることに
より、ほぼ一工程で容易に成形することができる。また
ネジ部6は一般的な転造加工により容易に成形できる。
合も、従来のように孔に工具の先端を挿入するという困
難な作業は必要なく、スパナ30の口部32にヘッド4
を入れるという比較的容易な作業であるので、作業が一
層効率的となる。キャプスタンスクリュー2のヘッド4
は、先端面4a側に向けて狭まる六角錐台、すなわち基
端面4b側に向けて広がる六角錐台をなし、先端面4a
には部分球面状の突出部5が存在するのみであるため、
図4に示すごとく、材料Wの先端を、内面Iがヘッド4
と同形状のヘッダーHを用いて、鍛造プレスすることに
より、ほぼ一工程で容易に成形することができる。また
ネジ部6は一般的な転造加工により容易に成形できる。
【0023】このことから、従来のように貫通孔の孔開
け工程が不要となり、簡単で少ない工程でキャプスタン
スクリュー2を製造できる。したがって、回転調整作業
が容易であるキャプスタンスクリュー2であるにもかか
わらず、製造コストを低くできるという効果がある。
け工程が不要となり、簡単で少ない工程でキャプスタン
スクリュー2を製造できる。したがって、回転調整作業
が容易であるキャプスタンスクリュー2であるにもかか
わらず、製造コストを低くできるという効果がある。
【0024】[実施例2]次にキャプスタンスクリュー
の他の実施例を図5に示す。このキャプスタンスクリュ
ー52は、ヘッド54の形状が実施例1のヘッド4とは
異なる。ネジ部56は実施例1のネジ部6と同じであ
る。
の他の実施例を図5に示す。このキャプスタンスクリュ
ー52は、ヘッド54の形状が実施例1のヘッド4とは
異なる。ネジ部56は実施例1のネジ部6と同じであ
る。
【0025】ヘッド54は、先端面54aに部分球面状
の突出部55を有している点は実施例1と同じである
が、ヘッド54全体は、六角柱状をなしているため、そ
の側面54cは斜面となっていない。またヘッド54の
基端面54bには、円盤状に鍔部58が設けられてい
る。
の突出部55を有している点は実施例1と同じである
が、ヘッド54全体は、六角柱状をなしているため、そ
の側面54cは斜面となっていない。またヘッド54の
基端面54bには、円盤状に鍔部58が設けられてい
る。
【0026】したがって、このキャプスタンスクリュー
52を図2のキャプスタンスクリュー2と同様に、鍵1
1に取り付けた場合、実施例1と同様に、鍵11のタッ
チの調節は、鍵11からのキャプスタンスクリュー52
の突出量Dにより調整可能である。この突出量Dを調整
するため、適当な大きさのスパナ30を選択して、キャ
プスタンスクリュー52のヘッド54に当てる。この場
合、図6に示すごとくに、側面54cはスパナ30の下
方への移動を阻止することはないが、鍔部58により、
スパナ30の下方への移動は阻止される。この状態でス
パナ30を回転させれば、キャプスタンスクリュー52
が回転し、鍵11に螺合しているキャプスタンスクリュ
ー52の突出量Dが調整でき、その結果、鍵11のタッ
チが調節できる。
52を図2のキャプスタンスクリュー2と同様に、鍵1
1に取り付けた場合、実施例1と同様に、鍵11のタッ
チの調節は、鍵11からのキャプスタンスクリュー52
の突出量Dにより調整可能である。この突出量Dを調整
するため、適当な大きさのスパナ30を選択して、キャ
プスタンスクリュー52のヘッド54に当てる。この場
合、図6に示すごとくに、側面54cはスパナ30の下
方への移動を阻止することはないが、鍔部58により、
スパナ30の下方への移動は阻止される。この状態でス
パナ30を回転させれば、キャプスタンスクリュー52
が回転し、鍵11に螺合しているキャプスタンスクリュ
ー52の突出量Dが調整でき、その結果、鍵11のタッ
チが調節できる。
【0027】このスパナ30による調整の際に、スパナ
30の先端に、下方へ向けた力をわずかにかけておくだ
けで、例えばスパナ30の重量のみで、スパナ30はキ
ャプスタンスクリュー52との嵌合状態を維持できる。
したがって、図2に示したごとく、極めて狭隘な空間に
スパナ30を挿入して実施するキャプスタンスクリュー
52の回転調整作業が、従来のようにヘッド54に貫通
孔を開けていなくても、一般的なスパナ30の先端をキ
ャプスタンスクリュー52のヘッド54の位置に載置し
ただけで、容易になすことができる。
30の先端に、下方へ向けた力をわずかにかけておくだ
けで、例えばスパナ30の重量のみで、スパナ30はキ
ャプスタンスクリュー52との嵌合状態を維持できる。
したがって、図2に示したごとく、極めて狭隘な空間に
スパナ30を挿入して実施するキャプスタンスクリュー
52の回転調整作業が、従来のようにヘッド54に貫通
孔を開けていなくても、一般的なスパナ30の先端をキ
ャプスタンスクリュー52のヘッド54の位置に載置し
ただけで、容易になすことができる。
【0028】また、スパナ30をヘッド54に当てる場
合も、従来のように孔に工具の先端を挿入するという困
難な作業は必要なく、スパナ30の口部32にヘッド5
4を入れるという比較的容易な作業であるので、作業が
一層効率的となる。キャプスタンスクリュー52のヘッ
ド54は、先端面54aに部分球面状の突出部55が存
在し、基端面54bには鍔部58が存在するのみである
ため、実施例1の図4の場合と同様に、材料Wの先端
を、内面がヘッド54と同形状のヘッダーを用いて、鍛
造プレスすることにより、ほぼ一工程で容易に成形する
ことができる。またネジ部56は一般的な転造加工によ
り容易に成形できる。
合も、従来のように孔に工具の先端を挿入するという困
難な作業は必要なく、スパナ30の口部32にヘッド5
4を入れるという比較的容易な作業であるので、作業が
一層効率的となる。キャプスタンスクリュー52のヘッ
ド54は、先端面54aに部分球面状の突出部55が存
在し、基端面54bには鍔部58が存在するのみである
ため、実施例1の図4の場合と同様に、材料Wの先端
を、内面がヘッド54と同形状のヘッダーを用いて、鍛
造プレスすることにより、ほぼ一工程で容易に成形する
ことができる。またネジ部56は一般的な転造加工によ
り容易に成形できる。
【0029】このことから、従来のように貫通孔の孔開
け工程が不要となり、簡単で少ない工程でキャプスタン
スクリュー52を製造できる。したがって、回転調整作
業が容易であるキャプスタンスクリュー52であるにも
かかわらず、製造コストを低くできるという効果があ
る。
け工程が不要となり、簡単で少ない工程でキャプスタン
スクリュー52を製造できる。したがって、回転調整作
業が容易であるキャプスタンスクリュー52であるにも
かかわらず、製造コストを低くできるという効果があ
る。
【0030】[その他]上記実施例1では、ヘッド4を
六角錐台状としたが、四角錐台状でも良い。実施例2に
おいても、ヘッド54は六角柱状としたが、四角柱状で
も良い。また、側面4c,54cは、平面状であった
が、鍛造等、簡単な一工程で成形可能ならば、湾曲して
いても良いし、また段が形成されていても良い。
六角錐台状としたが、四角錐台状でも良い。実施例2に
おいても、ヘッド54は六角柱状としたが、四角柱状で
も良い。また、側面4c,54cは、平面状であった
が、鍛造等、簡単な一工程で成形可能ならば、湾曲して
いても良いし、また段が形成されていても良い。
【0031】また、図2ではグランドピアノに適用した
例を示したが、アップライトピアノ等の他の鍵盤楽器に
も同様に適用でき、同様な効果を生じる。
例を示したが、アップライトピアノ等の他の鍵盤楽器に
も同様に適用でき、同様な効果を生じる。
【図1】 本発明の一実施例のキャプスタンスクリュー
の構成説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図
である。
の構成説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図
である。
【図2】 キャプスタンスクリューの鍵上での配置と、
アクションとの関係を示す説明図である。
アクションとの関係を示す説明図である。
【図3】 キャプスタンスクリューの突出量調整時のス
パナとの関係説明図であり、(a)は平面図、(b)は
正面図である。
パナとの関係説明図であり、(a)は平面図、(b)は
正面図である。
【図4】 キャプスタンスクリューのヘッドを鍛造加工
により成形する場合の説明図である。
により成形する場合の説明図である。
【図5】 本発明の他の実施例のキャプスタンスクリュ
ーの構成説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面
図である。
ーの構成説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面
図である。
【図6】 他の実施例のキャプスタンスクリューの突出
量調整時のスパナとの関係説明図であり、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
量調整時のスパナとの関係説明図であり、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
【図7】 従来のキャプスタンスクリューの構成説明図
である。
である。
2,52…キャプスタンスクリュー 4,54…ヘ
ッド 4a,54a…先端面 4b,54b…基端面 4c,54c…側面 5,55…突出部 6,
56…ネジ部 11…鍵 13…ウイッペンフレンジ 15…ウイ
ッペン 17…ジャック 18…シャンクローラ 21…ハ
ンマシャンク 23…ハンマ 30…スパナ 32…口部 32a,32b…口部内面 58…鍔部
ッド 4a,54a…先端面 4b,54b…基端面 4c,54c…側面 5,55…突出部 6,
56…ネジ部 11…鍵 13…ウイッペンフレンジ 15…ウイ
ッペン 17…ジャック 18…シャンクローラ 21…ハ
ンマシャンク 23…ハンマ 30…スパナ 32…口部 32a,32b…口部内面 58…鍔部
Claims (4)
- 【請求項1】鍵盤楽器の鍵に螺合し、該鍵の動作をアク
ションに伝達するキャプスタンスクリューであって、 角錐台形をなすヘッドを有することを特徴とするキャプ
スタンスクリュー。 - 【請求項2】鍵盤楽器の鍵に螺合し、該鍵の動作をアク
ションに伝達するキャプスタンスクリューであって、 工具が接触するヘッド側面がヘッド基端に向けて広がっ
ていることを特徴とするキャプスタンスクリュー。 - 【請求項3】鍵盤楽器の鍵に螺合し、該鍵の動作をアク
ションに伝達するキャプスタンスクリューであって、 ヘッドの基端側に鍔を有することを特徴とするキャプス
タンスクリュー。 - 【請求項4】上記ヘッドが、鍛造プレスにより成形され
た請求項1〜3のいずれか記載のキャプスタンスクリュ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006036A JPH08194468A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | キャプスタンスクリュー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006036A JPH08194468A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | キャプスタンスクリュー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194468A true JPH08194468A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11627431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7006036A Pending JPH08194468A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | キャプスタンスクリュー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08194468A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000015966A1 (en) * | 1998-09-10 | 2000-03-23 | Zhang Zhen Hai | Improved structure of a multi-angle nut and its driving or unscrewing tool |
| JP2005091588A (ja) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | ピアノのアクション |
| WO2019186626A1 (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | ヤマハ株式会社 | 鍵アセンブリおよび鍵盤装置 |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP7006036A patent/JPH08194468A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000015966A1 (en) * | 1998-09-10 | 2000-03-23 | Zhang Zhen Hai | Improved structure of a multi-angle nut and its driving or unscrewing tool |
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| WO2019186626A1 (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | ヤマハ株式会社 | 鍵アセンブリおよび鍵盤装置 |
| CN111868818A (zh) * | 2018-03-26 | 2020-10-30 | 雅马哈株式会社 | 键组件以及键盘装置 |
| JPWO2019186626A1 (ja) * | 2018-03-26 | 2021-03-11 | ヤマハ株式会社 | 鍵アセンブリおよび鍵盤装置 |
| US10984761B2 (en) | 2018-03-26 | 2021-04-20 | Yamaha Corporation | Key assembly and keyboard apparatus |
| CN111868818B (zh) * | 2018-03-26 | 2024-03-29 | 雅马哈株式会社 | 键组件以及键盘装置 |
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