JPH08194473A - 金管楽器用消音器 - Google Patents

金管楽器用消音器

Info

Publication number
JPH08194473A
JPH08194473A JP7217374A JP21737495A JPH08194473A JP H08194473 A JPH08194473 A JP H08194473A JP 7217374 A JP7217374 A JP 7217374A JP 21737495 A JP21737495 A JP 21737495A JP H08194473 A JPH08194473 A JP H08194473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silencer
brass
brass instrument
sound
microphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7217374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2865030B2 (ja
Inventor
晋二 ▲濱▼永
Shinji Hamanaga
Yoshihiko Matsukuma
義彦 松隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP7217374A priority Critical patent/JP2865030B2/ja
Priority to US08/557,455 priority patent/US5569864A/en
Priority to DE69531815T priority patent/DE69531815T2/de
Priority to EP95117956A priority patent/EP0712112B1/en
Priority to TW084112008A priority patent/TW300302B/zh
Publication of JPH08194473A publication Critical patent/JPH08194473A/ja
Priority to US08/730,562 priority patent/US5973246A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2865030B2 publication Critical patent/JP2865030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D9/00Details of, or accessories for, wind musical instruments
    • G10D9/06Mutes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Stringed Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹奏音を十分に弱め、バランスのよい音程と
安定した吹奏感を得る。 【解決手段】 消音器22は、ベル3に装着される消音
器本体23を備えている。消音器本体23は、両端開放
の筒状体に形成されている。消音器本体23の略中央は
最大内径部23aを形成し、この最大内径部23aより
両端部に向かって小径化している。消音器本体23の前
端側開口部25に、先端側開口部24aが基部側開口部
より小径の截頭円錐体からなる筒体24を消音器本体2
3の内部に向かって突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トランペット等
の金管楽器に用いられる消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】トランペット、トロンボーン等の金管楽
器においては、ミュートを用いて演奏音を弱音化したり
音色を変化させることにより、通常演奏時とは異なった
演奏効果を得るようにしている。また、密集した家屋な
どで練習する場合は、弱音器を用いて演奏音を弱音化す
ることにより、近隣居住者への騒音の伝達を少なくする
ようにしている。このようなミュートと弱音器は、呼び
名が異なるものの基本的には構造が同じで厳密に区別さ
れるものではない。したがって、この発明においては、
これらミュートおよび弱音器を総称して呼ぶ場合は「消
音器」という。
【0003】従来、この種の金管楽器用消音器として
は、例えば図12〜図14に示すように種々の形状のも
のが提案されている。図12に示す消音器(実開平2−
119697号公報)1は、有底円筒状に形成した筒体
5の内周壁に吸音材6を固着するとともにマイクロホン
8を配置し、周壁に息抜き穴7を形成したものである。
マイクロホン8は、コードを介してヘッドホーン9に接
続されている。このような構造において、消音器1を金
管楽器のベル部3に装着し、この状態でマウスピースか
ら金管楽器内に息を吹き込んで演奏すると、演奏音が吸
音材6によって吸収される。金管楽器から外に出る音
は、息抜き穴7から漏れる音のみであるため、演奏音を
弱音化することができ、マイクロホン8とヘッドホーン
9によって演奏音は聞くことができる。
【0004】図13に示す管楽器用消音器10は、アル
ミニウム製の消音器本体11を備えている。消音器本体
11は、截頭円錐状の筒体に形成された基筒部12と、
この基筒部12の大径側開口部を覆う椀状のヘッド部1
3とで構成されている。基筒部12は、大径側開口部付
近に形成された息抜き穴14を有し、またベル部3に差
し込まれる小径側開口端部の外周面には、ベル部内周面
との接触をよくするためコルク15が貼り付けられてい
る。このような消音器10においても、金管楽器から外
に出る音が息抜き穴14から漏れる音のみであるため、
図12に示した消音器1と同様に演奏音を弱音化するこ
とができる。
【0005】図14に示す管楽器用消音器16は、消音
器本体11の前面側開口部に両端が開放された筒状体1
7を設けている。消音器本体11は、前端部が円筒形に
形成され、後端部が先端に向かって小径化する截頭円錐
状の筒体に形成されており、その後端側の開口部の外周
面には、前記消音器10と同様コルク15が貼り付けら
れている。筒状体17は、消音器本体11の前面側開口
部より内部に差し込まれており、金管楽器から消音器1
6を通って外に出る音量を少なくすることにより、図1
2および図13に示した消音器と同様に演奏音を弱音化
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示した従来の消音器1は、吸音材6を筒体5の内周壁
に固着する必要があるため、その製作が面倒であり、楽
器内部の水分を含み衛生上の問題がある。また、息抜き
穴7から音を外部に逃がす構造とし、前端部(底面)が
消音器の軸線に垂直な反射壁を形成しており、バランス
のよい反射を得られないため、音の出および音程が悪い
という問題があった。特に、低音域の音程が上ずり、か
つ不安定である。これは結果として吹奏抵抗の増大をも
たらす。図13に示した消音器10は、上記した消音器
1と同様に吹奏抵抗が大きく、しかも図12に示す消音
器と同様に消音器の軸線に垂直な反射壁を形成してお
り、バランスのよい反射を得られないため、音程および
吹奏感が悪い。図14に示した消音器16は音質の変化
を主目的としたもので、音質が金属的であるとともに音
量が大きく、消音効果としては十分でない。また、音程
にも問題がある。特に、筒状体17は、消音器11内の
部分の断面積が一様なため、音程のバランスと吹奏感と
に悪い影響を及ぼしている。
【0007】図15(a)〜(d)は消音器を使用しな
い場合と、図13に示した消音器10を使用した場合の
代表的な倍音の基本成分の音圧分布を示す図である。二
点鎖線18および破線は消音器を使用しない場合の音
圧、実線19は消音器10を使用した場合の音圧を示
す。Δdは消音器を使用しない場合と使用した場合の音
圧の節のずれ量である。この図から明らかなように、消
音器を使用しない場合、音程生成上有効な定在波の音圧
18の終端a1 ,a2 ,a3 ,a4 の位置は、ベル部3
の開口面の近傍であり、倍音間で揃っている。このた
め、音程が非常によい。一方、消音器10を使用した場
合は、消音器10の前面を形成するヘッド部13の内面
中央部分が消音器の軸線と垂直な反射端面を形成するた
め、波長に比例して1/4波長の余分な定在波19aが
生成され、有効な定在波の終端a1 ’,a2 ’,a3
’,a4 ’の位置が、消音器を使用しない場合の定在
波の音圧の終端a1 ,a2 ,a3 ,a4 の位置からマウ
スピースA側に大きく移動してしまう。音程生成上有効
な定在波の音圧の終端a1 ’,a2 ’,a3 ’,a4 ’
の位置で音波を放射させた場合に最大の消音効果が得ら
れるが、これらの位置は各倍音により移動するため、音
域により音量バランスが崩れ、均一な消音効果が得られ
なくなる。また、音程が狂い、特に波長の長い低音域で
は音圧の終端のずれが大きいため、音程がひどく高くな
る。なお、図14に示した消音器16も、前端側内面が
軸線と垂直な反射端面を形成するため、図15に示した
音圧分布と略同様な音圧分布を示す。
【0008】この発明は上記した従来の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、大
きな消音効果が得られ、またバランス(鳴りむらのな
い)のよい音程と安定した吹奏感(音の安定性)を得る
ことができるようにした金管楽器用消音器を提供するこ
とにある。また、この発明は、演奏音をより一層弱音化
することができるようにした金管楽器用消音器を提供す
ることにある。さらに、この発明は、マイクロホンを最
適位置に配設することで鳴りムラがなく、音色上の欠損
が少ない音を拾うことができるようにした金管楽器用消
音器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、金管楽器のベル部に装着される金管楽
器用消音器において、両端開放の筒状に形成された消音
器本体を備え、この消音器本体の前端側開口部に、基幹
側が大径で先端にいたるにしたがい小径化する截頭円錐
状の筒体を内部に向かって突設したことを特徴とする。
また、この発明において、筒体は消音器本体の内部に向
かって当該金管楽器用消音器が適応する特定の金管楽器
に当該消音器を装着したとき生じる代表的定在波の音圧
最小点の位置まで延在することを特徴とする。また、こ
の発明において、筒体は2辺の角度が5°〜15°をな
す二等辺三角形を回転させてできる截頭円錐体であるこ
とを特徴とする。また、この発明は、筒体の板厚を消音
器本体の板厚より大きくしたことを特徴とする。また、
この発明において、消音器本体は軸線方向中間部に最大
内径部を有し、この最大内径部より両端部にいたるにし
たがい小径化するようにテーパ状に形成されていること
を特徴とする。また、この発明は、両端開放の筒状に形
成された消音器本体を備え、この消音器本体は軸線方向
中間部に最大内径部を有し、この最大内径部より両端部
にいたるにしたがい小径化するようにテーパ状に形成さ
れ、消音器本体の前端側開口部に、円筒状の筒体を内部
に向かって突設したことを特徴とする。また、この発明
は、消音器本体の最大内径部より前端側の内面が内側に
凸形状をなしていることを特徴とする。また、この発明
は、消音器本体の最大内径部より後端側の最大内径部側
の内面が外側に凸、ベル側で凹形状をなしていることを
特徴とする。また、この発明は、当該金管楽器用消音器
が適応する特定の金管楽器に装着したとき生じる有効な
定在波の略終端位置にマイクロホンを配置したことを特
徴とする。また、この発明において、マイクロホンは、
ジャックとコードを介して接続され、このコードを筒体
のケースに収納してマイクロホンとコードとジャックが
一体となったマイクロホンユニットを形成し、消音器本
体のマイクロホン配置位置の内径の中心にマイクロホン
固定座を設け、このマイクロホン固定座に前記マイクロ
ホンを固定したことを特徴とする。また、この発明は、
消音器本体の前端側開口部外周面に有底状の消音カバー
を設け、この消音カバーに息抜き穴を設けたことを特徴
とする。また、この発明において、消音カバーの息抜き
穴は、消音器本体の前端側開口部に設けた基幹側が大径
で、先端にいたるにしたがい小径化する截頭円錐状の筒
体の最小径部の断面積の2〜8倍の総面積をもつことを
特徴とする。
【0010】この発明において、消音器本体は軸線方向
中間部に最大内径部を有し、両端に向かって滑らかに絞
られている内径形状を呈するから、消音器本体は、断面
積が連続的に変化し、音域によりそれぞれ対応した反射
面(点)をもつため、音程生成上有効な定在波の音圧の
終端の移動が小さく、良好な音程を生じさせる定在波が
生成される。
【0011】截頭円錐状の筒体は、基部側開口部が先端
側開口部より大径に形成されることにより、消音器本体
の前端側内面と筒体との間の空間の断面積を連続的に小
さくするので、音を小さくする。筒体を2辺の角度が5
°〜15°をなす二等辺三角形を回転させてできるよう
な截頭円錐体で構成すると、吹奏感が消音器を使用しな
いときの吹奏感に近くなり、5°以下であると、空気の
流れが阻止され吹奏抵抗が増え、15°以上であると、
空気の流れを整えられず不安定な吹奏感となる。また、
截頭円錐状の筒体は2mm以上の板厚をもつと低音で音
が安定し、エッジトーン現象による雑音成分も除去さ
れ、効率のよい音が得られる。
【0012】消音器本体の最大内径部より前端側開口部
間の内面が内側に凸曲面状に湾曲していると、テーパ状
や外側に凹曲面状に湾曲したものに比べて消音効果が大
で、しかも音程バランスがよい。同様に、消音器本体の
最大内径部より後端側開口部間の内面の前方側部分が外
側に凸曲面状に湾曲していると、テーパ状や単一の曲面
状に湾曲したものに比べて音程バランスがよい。特に、
高音域の音程が良好である。
【0013】マイクロホンは、音程生成上有効な定在波
の略終端位置に配置されているので、各音域において楽
器本来の音を音量バランスよく集音する。この略終端位
置は、低次倍音の節で、高次倍音では腹となるような位
置とされる。そして、この位置は、ベルより内側で、音
量バランスのよい場所である。マイクロホン、コードお
よびジャックは、ユニット化されることで1部品を形成
し、消音器本体内に組み込むことができる。
【0014】消音カバーは、消音器の前面側開口部を塞
ぐことでさらに外に出る音を少なくする。消音カバーの
息抜き穴は、その総面積が、消音器本体の前端側開口部
に内側に向かって設けた截頭円錐状の筒体の最小径部の
断面積の2〜8倍であると、効率よく消音し、吹奏感も
良好となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
詳細に説明する。図1はこの発明に係る金管楽器用消音
器の実施の形態の一部を破断して示す側面図である。同
図において、トランペット等の金管楽器20のベル部3
に着脱自在に装着される消音器22は、紙、木、金属も
しくは合成樹脂によって軸線方向の中間部に内径が最も
大きく、両端に向かって小径化する両端が開放した筒状
体に形成された消音器本体23を備えている。
【0016】消音器本体23は、軸線方向に分割してそ
れぞれ形成されることにより、截頭円錐状の筒体からな
る第1,第2の本体23A,23Bの2部材で構成され
ている。第1,第2の本体23A,23Bは、その大径
側開口部が互いに嵌合され、一体的に接合されている。
この接合部は、消音器本体23の軸線方向中間部に位置
して最大内径部23aを形成している。最大内径部23
aは、消音器23がトランペット用として用いられる場
合、消音器本体23の前端から略1/3の位置とされ
る。
【0017】第1の本体23Aの内面230は、内側に
緩やかな凸曲面状に湾曲している。また、第1の本体2
3Aの前面側開口部25には截頭円錐状の筒体24が内
側に向かって一体に突設されている。筒体24は、その
軸線が消音器本体23の軸線と一致するように形成さ
れ、第1の本体23Aの内部に向かうにしたがい滑らか
に絞られた内径形状を有することにより消音器22の前
方側に広がっている。また、筒体24の最小径部を形成
する先端側開口部24aは、消音器22をベル部3に装
着したときの音圧最大点よりもやや内側であって、消音
器22を用いた時の音程生成上有効な定在波の音圧の終
端よりやや前方に位置している。このような位置にする
理由は、上記した通り音程生成上有効な定在波の音圧の
終端位置が各倍音によって異なるからである(後述す
る)。この場合、先端側開口部24aの径を小さくする
と空気の漏れが減少するために消音効果は高まるが、そ
の反面流路抵抗が増大し吹奏感が悪くなる。吹奏感に悪
影響を与えず十分な消音効果を得るには、先端側開口部
24aの内径を金管楽器のマウスピースの最小内径寸法
と略等しく設定すればよい。たとえば、トランペットの
場合は直径が4.2mm程度である。
【0018】消音器本体23の後端部を形成する前記第
2の本体23Bは、その小径側の開口端部26がベル部
3に差し込まれる。第2の本体23Bの内面231のう
ち大径側である前方側部分が外側に向かって緩やかな凸
曲面状に湾曲し、小径側である後端部分が直線的に傾斜
し、かつ後端側外周面にはベル部3との気密を保ち確実
に固定するとともに接触部分の隙間からの音波の漏れを
防ぐためにコルク15が貼り付けられている。
【0019】このような構造からなる消音器22をベル
部3に装着して金管楽器20を演奏すると、外部に出る
音は、筒体24から漏れる音だけである。したがって、
吹奏音を十分に弱音化することができる。
【0020】図2はこの発明による消音器22を使用し
た場合と使用しない場合の倍音の音圧分布を示す図であ
る。A1 ,A2 ,A3 ,A4 は消音器22を用いた場合
の音圧最大点である。この図から明かなように、消音器
22を使用した場合における音程生成上有効な定在波の
倍音の終端a1 ’,a2 ’,a3 ’,a4 ’の位置の移
動は、図15に示した従来の消音器を用いた場合におけ
る終端の位置の移動に比べてきわめて小さい。しかも、
各倍音の終端a1 ’,a2 ’,a3 ’,a4 ’の位置は
ベル部3の前面近くに揃っている。これは、消音器本体
23の前端側内面が先細りの反射面を形成しているた
め、各倍音の音波の反射位置が消音器22の軸線方向に
ずれることによる。すなわち、図13に示したような従
来の消音器10を用いた場合は、前面が閉塞されて消音
器の軸線に垂直な反射壁を形成しているため、音波はそ
の一平面で反射してしまう。その結果、図15に示した
ように各倍音の音程生成上有効な定在波の終端a1 ’,
a2 ’,a3 ’,a4 ’の位置が大きく移動し、結果と
して音程が狂う。これは金管楽器の音程が音波の反射の
位置によって決定されることを意味する。
【0021】一方、この発明による消音器22において
は、両端が開放する筒状体に形成された消音器本体23
を備え、その軸線方向中間部に最大内径部23aを設
け、両端に向かって小径化させているため、消音器本体
23の前端側内面が軸線に垂直な一平面ではなく、音域
によりそれぞれ対応した反射面(点)を形成する。その
ため、各倍音の音程生成上有効な定在波の終端a1 ’,
a2 ’,a3 ’,a4 ’の位置は大きく移動せず、しか
も消音器を使用しない時の定在波の終端と略同一とな
る。したがって、楽器全体のピッチが狂わず、しかも全
音域にわたって音程バランスが良好である。また、この
発明においては、第1の本体23Aの内面230を内側
に凸曲面状に湾曲させ、第2の本体23Bの内面231
の前方側を外側に凸曲面状に湾曲させているので、テー
パ状のものや図13、図14に示した形状の消音器本体
を備えたものに比べて消音効果、音程および音量バラン
スが良く、安定した吹奏感を得ることができる。
【0022】また、消音器本体23の前端側開口部25
に内部に向かって突設した筒体24は、断面積が消音器
22の前方に向かって連続的に増大することから、図1
4に示した消音器16のストレートな筒体17に比べて
空気の流れが安定する。言い換えれば吹奏時の直流抵抗
が小さく、バランスの良い音程と安定した(クレッシェ
エンドの時ふらつかない等)吹奏感をもたらす。また、
筒体24を消音器本体23の内側に向かって突設してい
るから、消音器本体23の内部の体積が減少することに
より先端側開口部24aを各倍音の音圧最大点A1 ,A
2 ,A3 ,A4と音程生成上有効な定在波の終端a1
’,a2 ’,a3 ’,a4 ’との間に位置させている
ので、鳴りむらのない(バランスの)良好な音が得ら
れ、しかも消音効果も大きい。
【0023】ここで、消音器本体23のみでは音圧最大
点および定在波は定義できず、この消音器本体23が適
応する特定の金管楽器が音圧最大点を規定する。消音器
有りと無しとでは、音圧最大点(音圧最小点)は前述し
た通り変化する。したがって、あくまでも消音器を装着
したときに生じる定在波が基準となる。しかし、倍音の
違いによりこの音圧最大点と音圧最小点は位置が変化す
るので、どの倍音の音圧最大点を採るかということが重
要な問題となる。そこで、この発明においては、筒体2
4を消音器本体23の内部に向かって当該消音器22が
適応する特定の金管楽器に消音器22を装着したとき生
じる代表的定在波の音圧最小点の位置まで延在させてい
る。ここで、この発明における「代表的定在波」とは、
その特定の金管楽器がその楽器らしい音(たとえば、ト
ランペットの場合は8倍音〜12倍音)を発生する特有
の倍音の領域のことである。このように、その音圧領域
の最小点付近で消音すると、消音効果は優れたものにな
る。なお、前記音圧最小点は、トランペットの場合、消
音器本体23の前端より30mm程度後方の位置とされ
る。
【0024】図3はこの発明の他の実施の形態を示す一
部を破断して示す側面図である。この実施の形態におい
ては、消音器本体23を形成する第1,第2の本体23
A,23Bの周面をそれぞれ直線状の斜面に形成してい
る。その他の構成は図1に示した実施の形態と同様であ
る。このような構造においても、消音器本体23の前端
側内面が先細り状の反射面を形成するため、各倍音の音
波の反射位置をずらすことができる。したがって、上記
した実施の形態と同様に良好な消音効果が得られる。
【0025】図4(a),(b)はこの発明のさらに他
の実施の形態の一部を破断して示す平面図および一部を
破断して示す側面図、図5は消音カバーの一部を破断し
て示す側面図である。この実施の形態においては、消音
器本体23の前端部外周面に消音カバー30を装着する
とともに、消音器本体23の内部に金管楽器本来の音を
ピックアップするマイクロホン31を配置している。
【0026】消音カバー30は、合成樹脂、金属等によ
って有底筒状体に形成されており、消音器22に取り付
けられた状態において、消音器22の前面側開口部25
を覆うとともに、第1の本体23Aの外周面との間に消
音器本体23の内部に連通する空間35を形成する。消
音器22の前面側開口部25と消音カバー30との間に
は、消音器本体23の内部と前記空間35とを連通させ
るために適宜な隙間が形成されている。また、消音カバ
ー30の開口端縁には、複数個の息抜き穴32が周方向
に等間隔をおいて形成されており、これによって前記空
間35を外部に連通させている。この息抜き穴32は、
流路抵抗が発生しない(奏者が吹奏抵抗として感じな
い)程度の穴径を有する穴とされ、特に低音部では吹き
込む息の量が増えるためにこれを基準として穴の数また
は大きさを決定する。実際には本実施の形態の場合、3
mmφの長穴を周方向に60°ずつずらして6個設けて
いる。息抜き穴32の総面積は、筒体24の小径側開口
部24aの断面積の2〜8倍(好ましくは4〜6倍)と
される。
【0027】消音器本体23を形成する第1,第2の本
体23A,23Bの接続部にはジャック33が埋め込ま
れており、これに前記マイクロホン31のコード34と
図示しないヘッドホーンのコードが接続される。マイク
ロホン31は、消音器22を金管楽器に装着したときの
有効な定在波の略終端位置(図2のMの位置)に配置さ
れる。この位置は、本実施の形態においては図に示すよ
うに消音器本体23の後端側開口部寄りとされる。ジャ
ック33としては、雌型、雄型のいずれであってもよ
い。その他の構造は図1に示した実施の形態と同様であ
る。
【0028】このような構造においては、消音カバー3
0が消音器22の前端側開口部25を覆っているので、
金管楽器から外に出る音が息抜き穴32から漏れる音の
みとなり、一層演奏音を弱音化することができる。ま
た、消音器22と消音カバー30とによって形成された
空間35内においても自動車のマフラーと同じ作用で音
波が減衰するので、一層消音効果を高めることができ
る。また、空間35内では、特に高周波成分が減衰する
ので、俗に「チーチー音」と呼ばれる消音器使用時の固
有の成分が減少し、柔らかな音色となる。
【0029】また、息抜き穴32の総面積を、筒体24
の小径側開口部24aの断面積の2〜8倍(好ましくは
4〜6倍)に設定すると、良好な吹奏感で消音効果も大
きく、効率よく息を抜くことができる。また、息抜き穴
32は、消音器本体23の外周面の最大外径部に設けら
れた嵌合溝36に嵌合する消音カバー30の開口端縁に
設けられているので、外部から見え難く、消音器22の
外観も良好である。
【0030】また、本実施の形態においては、マイクロ
ホン31を有効な定在波の略終端位置(低次倍音の節
で、高次倍音では腹となるような位置)に配置している
ので、音量バランスがよく(鳴りムラがなく)、音色上
の欠損が少ない音を集音することができ、これを電気的
に処理して奏者に自然な音をフィードバックすることが
できる。また、マイクロホン31を設け、電気的な処理
をすることの結果として、演奏時の空間音響を設定でき
る(演奏環境のセット:室内、スタジオ、ホールその
他)ので、環境に応じたライブな音が楽しめる。また、
他の電子楽器(サイレントピアノを含む)、オーディオ
ソフトとの合奏が消音状態で可能である。
【0031】図6は本発明の電気的な処理回路を示す図
である。処理回路40は、デジタルリバーブ付き小型ミ
キサ、アンプと残響付加機能付のモジュール41を備
え、これにトロンボーンTb とトランペットTR にそれ
ぞれ装着される図4に示したマイクロホン付の消音器2
2と、ヘッドホン42をそれぞれ接続している。また、
モジュール41の補助入力端子に、CD(コンパクトデ
ィスク)43、消音ピアノ44、カラオケ45、シーケ
ンサ46、電子音発生タイプのメトロノーム47および
テレビジョン48を接続し、出力端子に、効果音付加器
51、チューナ52、楽音MIDI変換器53、音源モ
ジュール54、アンプ/スピーカ55およびテープレコ
ーダ56を接続している。このような処理回路における
使用例を以下に列記する。 ヘッドホン42で消音時におけるトロンボーンTb ま
たはトランペットTR の音を聴きながらCD43の再生
あるいはテレビジョン48の音楽放送に合わせてトロン
ボーンTb またはトランペットTR を好みの残響をかけ
て演奏する。また、演奏をカセットテープなどに録音す
ることが可能である。 消音ピアノ44やカラオケ45の伴奏ソフト57,5
8を再生し、これを伴奏としてトロンボーンTb やトラ
ンペットTR などの吹奏をヘッドホン42で聴きながら
練習する。 メトロノーム47とチューナ52を使い、メトロノー
ム音を外部に漏らすことなく、指定のテンポと音程を確
認しながら、曲の練習ができる。消音器22の自然な吹
奏抵抗と自らの吹奏にリバーブをかけられるので、耳か
らの音程認識も明確になり、目からのチューナの指示と
の相関で音程感が身につき易い。 トランペットTR の生音を消して効果音付加器51で
接触的に音色を加工できるので(エレキギターでのエフ
ェクターのように)、新しい演奏が可能である。 トランペットTRの生音からMIDI変換器53によ
りMIDIデータを得て、音源モジュール54、アンプ
/スピーカ55を駆動すると、トランペットTRでピア
ノやシンセサイザなどの全く異音色で演奏できる。 上記ので得られたMIDIデータでパーソナルコン
ピュータ59の入力ができる。また、トランペット演奏
だけでオーケストラ全パートの入力が可能である。ある
いは、楽譜データにしてプリント出力することができ
る。 トロンボーンTb やトランペットTR の演奏を、狭い
部屋でも他楽器音のかぶり、回り込みを気にせずに多重
録音できる(ただし、モジュールを個々の楽器別に使用
した場合)。また、特別なスタジオやホールでなくても
質のよい残響の付加した状態野音が録音可能となる。 上記で得られたMIDIデータと楽譜からのMID
Iデータを、パーソナルコンピュータなどのソクトで比
較する演奏評価システムができる。 トロンボーン2台、トランペット2台、トロンボー
ン、トランペット各1台などの組み合わせでデュエット
(2重奏)練習がヘッドホンでできる。また、モジュー
ル41をLINE−OUT→AUX・INで接続すれ
ば、多人数でのアンサンブル練習もヘッドホンで可能で
ある。なお、マイクロホン31で拾った音を無線で飛ば
すようにすれば、コードレスでの使用が可能である。
【0032】図7〜図11はさらにこの発明のさらに他
の実施の形態を示す。図7は消音器の断面図、図8は図
7のVIII−VIII線断面図、図9は同消音器の背面図、図
10はマイクロホンユニットの一部を破断して示す側面
図、図11は同マイクロホンユニットの一部の拡大断面
図である。この実施の形態においては、消音器本体23
の後端部を形成する第2の本体23Bの後端側開口部の
外周面にコルクの代わりに合成樹脂70をコーティング
するとともに、この合成樹脂70の表面にベル部との摩
擦力を高めるために多数の溝71を形成している。合成
樹脂70としてシリコン樹脂等が好適に用いられる。ま
た、筒体24の板厚t1 を、消音器本体23の板厚t0
より大きく、好ましくは2mm以上に設定するととも
に、筒体24を2辺の角度θが5°〜15°をなす二等
辺三角形を回転させて形成されるような截頭円錐体で構
成している。
【0033】マイクロホン31とジャック33は、これ
らを電気的に接続するコード34とともに一体化される
ことによりマイクロホンユニット74を構成している。
マイクロホン31は、筒状のマイクホルダー75の一端
側開口部内にポリエステル等からなる合成樹脂製のシー
ト76を介して嵌挿され、かつ接着剤によって固定され
ている。マイクホルダー75は、消音器本体23の後端
側開口部に一体に設けられたリング状の固定座77の外
周に消音器本体23の内側から嵌合されている。固定座
77は、消音器本体23の後端側開口部の中心に設けら
れ、外周面に放射状に設けられた複数個の連結アーム7
7aを介して消音器本体23の内面に接続されている。
【0034】ジャック33は、筒状に形成されたジャッ
クホルダー78の一端開口部に嵌挿されており、消音器
本体23の最大内径部23aにおいて外部に露呈されて
いる。また、ジャック33の前端側外周面には差し込み
接続されるプラグの抜け落ち防止対策構造としてロック
ナット用のおねじ33aが形成されている。ジャックホ
ルダー78は、消音器本体23の後端部を形成する第2
の筒体23Bの大径側開口端部にこれと直交するように
嵌合されている。前記コード34は筒状のコードケース
79に収納されている。このコードケース79は、その
一端部が前記マイクホルダー75の他端側開口部に嵌合
され、他端部が前記ジャックホルダー78の長手方向中
央に接続されることにより、消音器本体23の軸線上に
位置付けられている。その他の構造は図1に示した実施
の形態と同様である。
【0035】このような構造においては、筒体24の板
厚t1 を消音器本体23の板厚t0より大きく、好まし
くは2mm以上に設定しているので、2mm未満に設定
した場合に比べて低音域の音を効率よく出すことができ
る。また、筒体24の頂角θを5°〜15°(トランペ
ットの場合、7°)に設定すると、消音器22をつけな
いときの吹奏感に近い吹奏感を得ることができる。θが
5°以下であると、空気の流れが阻止され吹奏抵抗が増
える。また、15°以上であると、空気の流れを整えら
れず、不安定な吹奏感となる。
【0036】また、本実施の形態においては、マイクロ
ホン31、ジャック33およびコード34を一体化して
マイクロホンユニット74を構成しているので、消音器
本体23内への組込み作業を一度で行うことができ、組
立作業性を向上させる。また、マイクロホン31をマイ
クケース75にシート76を介して嵌挿すると、マイク
ロホン31の周波数特性が変化し、出力時に金管楽器の
自然な音に近くなる。さらに、コード34をコードホル
ダー79に収納しているため、コード34が動いて演奏
時に電気的ノイズおよび物理的振動音等悪影響を及ぼす
こともない。
【0037】なお、上記した実施の形態はいずれも筒体
24を截頭円錐形に形成したが、全長にわたって同径の
円筒状に形成しても消音器本体23の内側形状の断面積
が連続的に変化するので、同様に音域に応じた音程バラ
ンスのよい消音を行うことができる。また、上記した実
施の形態はいずれもトランペット用の消音器として示し
たが、この発明に係る消音器は特定する金管楽器の種類
の音の固有特性により、様々に展開、実施することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る金管
楽器用消音器によれば、消音器本体を両端開放の筒状体
に形成し、この消音器本体の前端側開口部に截頭円錐状
の筒体を内部に向かって突設しているので、ストレート
な筒体を設けたものと異なり断面積が前方に向かって滑
らかに連続的に増大することから、吹奏時の直流抵抗が
少なく、バランスの良い音程と安定した(クレッシェン
ドの時ふらつかない等)吹奏感を得ることができる。ま
た、筒体により消音器本体の内部の体積が減少するた
め、消音効果も大きい。
【0039】また、消音器本体の軸線方向中間部に最大
内径部を設け、両端に向かって小径化する内径形状とし
たので、消音器本体の先端部内面が音域によりそれぞれ
対応した反射面(点)を形成する。したがって、各倍音
の音程生成上有効な定在波の終端の移動が少なく、しか
も消音器を使用しない時の定在波の終端と略同一となる
ため、楽器全体のピッチが狂わず、全音域にわたって音
程が良好である。また、消音器本体の最大内径部より前
端側開口部間の内面を内側に凸曲面状に湾曲させ、消音
器本体の最大内径部より後端側開口部側の内面の前方側
部分を外側に凸曲面状に湾曲させているので、テーパ状
や後端側内面を内側に凸曲面状に湾曲させたものに比べ
て音程バランスがよい。
【0040】また、筒体を、2辺の角度が5°〜15°
をなす二等辺三角形を回転させてできるような截頭円錐
体で構成したので、吹奏感が良く、消音器を使用しない
ときの吹奏感に近い吹奏感を得ることができる。また、
筒体の板厚を2mm以上に設定すると、吹いたときに低
音域で音が安定し、効率のよい音が得られる。
【0041】また、この発明はマイクロホンを備えてい
るので、これにより楽器本来の音をピックアップし、ヘ
ッドホーンで聴くことができ、住宅地などでの練習に最
適である。また、マイクロホンを音程生成上有効な定在
波の略終端位置(低次倍音の節で、高次倍音では腹とな
るような位置で、ベルより内側で、音量バランスのよい
場所)に配置しているので、鳴りムラがなく、音色上の
欠損が少ない音を集音することができる。また、ヘッド
ホン、ジャックおよびコードをユニット化しているの
で、消音器本体への組込み作業が簡単かつ容易である。
【0042】また、この発明は消音カバーを備えている
ので、さらに消音効果を高めるとともに、柔らかな音色
を得ることができる。また、消音カバーに設けられる息
抜き孔の総面積を、筒体の小径側開口部の断面積の2〜
8倍に設定しているので、効率よく息を抜くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る金管楽器用消音器の実施の形
態の一部を破断して示す断面図である。
【図2】 この発明による消音器を用いた場合と用いな
い場合の倍音の音圧分布を示す図である。
【図3】 この発明の他の実施の形態の一部を破断して
示す断面図である。
【図4】 (a),(b)はこの発明のさらに他の実施
の形態の一部を破断して示す平面図および一部を破断し
て示す側面図である。
【図5】 消音カバーの一部を破断して示す側面図であ
る。
【図6】 本発明の電気的な処理回路を示す図である。
【図7】 この発明のさらに他の実施の形態を示す消音
器の断面図である。
【図8】 図6のVII −VII 線断面図である。
【図9】 同消音器の背面図である。
【図10】 マイクロホンユニットの一部を破断して示
す側面図である。
【図11】 同マイクロホンユニットの一部の拡大断面
図である。
【図12】 消音器の従来例の一部を破断して示す斜視
図である。
【図13】 消音器の他の従来例を示す断面図である。
【図14】 消音器の更に他の従来例の一部を破断して
示す断面図である。
【図15】 消音器を用いない場合と用いた場合の倍音
の音圧分布を示す図である。
【符号の説明】
3…ベル部、20…金管楽器、22…消音器、23…消
音器本体、23a…最大内径部、24…截頭円錐体から
なる筒体、24a…筒体の後端側開口部、25…消音器
本体の前端側開口部、30…消音カバー、31…マイク
ロホン、32…息抜き穴、33…ジャック、77…固定
座、79…コードケース。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金管楽器のベル部に装着される金管楽器
    用消音器において、両端開放の筒状に形成された消音器
    本体を備え、この消音器本体の前端側開口部に、基幹側
    が大径で先端にいたるにしたがい小径化する截頭円錐状
    の筒体を内部に向かって突設したことを特徴とする金管
    楽器用消音器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の金管楽器用消音器におい
    て、筒体は消音器本体の内部に向かって当該金管楽器用
    消音器が適応する特定の金管楽器に当該消音器を装着し
    たとき生じる代表的定在波の音圧最小点の位置まで延在
    することを特徴とする金管楽器用消音器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の金管楽器用消音
    器において、筒体は2辺の角度が5°〜15°をなす二
    等辺三角形を回転させてできる截頭円錐体であることを
    特徴とする金管楽器用消音器。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の金管楽器用
    消音器において、筒体の板厚を消音器本体の板厚より大
    きくしたことを特徴とする金管楽器用消音器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちのいずれか1つに記
    載の金管楽器用消音器において、消音器本体は軸線方向
    中間部に最大内径部を有し、この最大内径部より両端部
    にいたるにしたがい小径化するようにテーパ状に形成さ
    れていることを特徴とする金管楽器用消音器。
  6. 【請求項6】 金管楽器のベル部に装着される金管楽器
    用消音器において、両端開放の筒状に形成された消音器
    本体を備え、この消音器本体は軸線方向中間部に最大内
    径部を有し、この最大内径部より両端部にいたるにした
    がい小径化するようにテーパ状に形成され、消音器本体
    の前端側開口部に円筒状の筒体を内部に向かって突設し
    たことを特徴とする金管楽器用消音器。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の金管楽器用消音
    器において、消音器本体の最大内径部より前端側の内面
    が内側に凸形状をなしていることを特徴とする金管楽器
    用消音器。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の金管楽器用消音器におい
    て、消音器本体の最大内径部より後端側の最大内径部側
    の内面が外側に凸、ベル側で凹形状をなしていることを
    特徴とする金管楽器用消音器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のうちのいずれか1つに記
    載の金管楽器用消音器において、当該金管楽器用消音器
    が適応する特定の金管楽器に装着したとき生じる有効な
    定在波の略終端位置にマイクロホンを配置したことを特
    徴とする金管楽器用消音器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の金管楽器用消音器にお
    いて、マイクロホンは、ジャックとコードを介して接続
    され、このコードを筒体のケースに収納してマイクロホ
    ンとコードとジャックが一体となったマイクロホンユニ
    ットを形成し、消音器本体のマイクロホン配置位置の内
    径の中心にマイクロホン固定座を設け、このマイクロホ
    ン固定座に前記マイクロホンを固定したことを特徴とす
    る金管楽器用消音器。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のうちのいずれか1つに
    記載の金管楽器用消音器において、消音器本体の前端側
    開口部外周面に有底状の消音カバーを設け、この消音カ
    バーに息抜き穴を設けたことを特徴とする金管楽器用消
    音器。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の金管楽器用消音器に
    おいて、消音カバーの息抜き穴は、消音器本体の前端側
    開口部に設けた基幹側が大径で、先端にいたるにしたが
    い小径化する截頭円錐状の筒体の最小径部の断面積の2
    〜8倍の総面積をもつことを特徴とする金管楽器用消音
    器。
JP7217374A 1994-11-14 1995-08-25 金管楽器用消音器 Expired - Lifetime JP2865030B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7217374A JP2865030B2 (ja) 1994-11-14 1995-08-25 金管楽器用消音器
US08/557,455 US5569864A (en) 1994-11-14 1995-11-14 Mute attached to brass instrument without change of pitch of sound
DE69531815T DE69531815T2 (de) 1994-11-14 1995-11-14 Schalldämpfer, befestigt an einem Blechblasinstrument ohne Änderung der Tonhöhe
EP95117956A EP0712112B1 (en) 1994-11-14 1995-11-14 Mute attached to brass instrument without change of pitch of sound
TW084112008A TW300302B (ja) 1994-11-14 1995-11-14
US08/730,562 US5973246A (en) 1994-11-14 1996-10-15 Mute attached to brass instrument without change of pitch of sound

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27889394 1994-11-14
JP6-278893 1994-11-14
JP7217374A JP2865030B2 (ja) 1994-11-14 1995-08-25 金管楽器用消音器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08194473A true JPH08194473A (ja) 1996-07-30
JP2865030B2 JP2865030B2 (ja) 1999-03-08

Family

ID=26521984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7217374A Expired - Lifetime JP2865030B2 (ja) 1994-11-14 1995-08-25 金管楽器用消音器

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5569864A (ja)
EP (1) EP0712112B1 (ja)
JP (1) JP2865030B2 (ja)
DE (1) DE69531815T2 (ja)
TW (1) TW300302B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006043469A1 (ja) * 2004-10-20 2006-04-27 Seiko Instruments Inc. 無線通信式調律器
JP2007101720A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Yamaha Corp 金管楽器用消音器および金管楽器用消音システム
JP2014153634A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Yamaha Corp 消音器
JP2014153635A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Yamaha Corp 消音器
JP2015031848A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 ヤマハ株式会社 消音器
JP2015200909A (ja) * 2015-06-29 2015-11-12 ヤマハ株式会社 消音器
JP2017194562A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 陵一 佐藤 金管楽器用消音器

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19804315C1 (de) * 1998-02-04 1999-04-08 Sennheiser Electronic Befestigungsvorrichtung zum Befestigen eines Mikrofons an einem Musikinstrument
USD505692S1 (en) * 2002-08-01 2005-05-31 Edward Mitchell Lee Practice mute for a brass instrument
US7054137B1 (en) 2004-11-29 2006-05-30 Kemet Electronic Corporation Refractory metal nickel electrodes for capacitors
US7277269B2 (en) * 2004-11-29 2007-10-02 Kemet Electronics Corporation Refractory metal nickel electrodes for capacitors
US20090013852A1 (en) * 2007-07-10 2009-01-15 Conn-Selmer, Inc. Musical Instrument Bell Cap
CN102930857B (zh) 2011-08-10 2015-06-24 雅马哈株式会社 用于铜管乐器的弱音器
JP5857930B2 (ja) * 2012-09-27 2016-02-10 ヤマハ株式会社 信号処理装置
JP5825276B2 (ja) * 2013-02-13 2015-12-02 ヤマハ株式会社 消音器
KR101483163B1 (ko) * 2013-04-05 2015-01-16 이재걸 휴대형 관악기용 약음장치
JP5949679B2 (ja) 2013-06-24 2016-07-13 ヤマハ株式会社 管楽器用消音器
US9418636B1 (en) * 2013-08-19 2016-08-16 John Andrew Malluck Wind musical instrument automated playback system
DE102014117476B4 (de) * 2014-11-27 2016-08-25 Christoph Baerwind Dämpfer für ein Blechblasinstrument
US9640152B2 (en) * 2015-01-23 2017-05-02 Carl J. Allendorph, LLC Electronic mute for musical instrument
ES1155159Y (es) * 2016-04-01 2016-07-18 Honiba S A Dispositivo resonador para instrumentos musicales de viento
ES2609470B1 (es) * 2016-04-01 2018-01-26 Instituto Bernabeu, S.L. Dispositivo electrónico portátil para la administración de gonadotropinas
DE202016107384U1 (de) 2016-12-24 2017-02-27 Christoph Baerwind Moderator zum Beeinflussen der Blasluft
EP3376416B1 (de) * 2017-03-13 2021-07-21 Asate AG Vorrichtung und verfahren zum trainieren der muskulatur und des bindegewebes in mundhöhle und rachen einer person
US9928813B1 (en) * 2017-06-26 2018-03-27 Andrew M. Washburn Rollable and adjustable mute for brass instruments
US20220139361A1 (en) * 2020-11-01 2022-05-05 James Alex Warner MXTZ (Music Exponentially Transformed Through Time)
US12260843B2 (en) 2022-12-16 2025-03-25 Max Yoshimoto Percussion sound attenuation system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119697U (ja) * 1989-03-14 1990-09-26

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1409860A (en) * 1919-09-19 1922-03-14 Guy B Humes Combination mute
US1425318A (en) * 1921-05-14 1922-08-08 Ernst A Couturier Mute for musical instruments
US1546258A (en) * 1924-03-24 1925-07-14 P T Harmon Mute for wind instruments
US2248352A (en) * 1939-12-14 1941-07-08 Guy B Humes Mute for trumpets or like instruments
US2574591A (en) * 1948-10-05 1951-11-13 William W Rudd Mute structure for musical instruments
US3555956A (en) * 1968-08-09 1971-01-19 Baldwin Co D H Acousto-electrical transducer for wind instrument
US3760679A (en) * 1972-09-06 1973-09-25 Univ Kentucky Res F Non-transposing mute
US4226162A (en) * 1978-04-20 1980-10-07 Alfred Ebach Attachment for musical wind operated instruments
US4273021A (en) * 1979-11-08 1981-06-16 Mackie Robert D Mutes for wind instruments
US4273022A (en) * 1979-11-21 1981-06-16 Bell Robert E Instrumental mute
JPH0234716A (ja) * 1988-07-22 1990-02-05 Mazda Motor Corp 熱処理装置
JPH02119697A (ja) * 1988-10-28 1990-05-07 Matsushita Seiko Co Ltd 送風機
JPH02128788A (ja) * 1988-11-08 1990-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイン式洗濯機
US5309808A (en) * 1993-07-12 1994-05-10 Tarrant James K Acoustic practice mute

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119697U (ja) * 1989-03-14 1990-09-26

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006043469A1 (ja) * 2004-10-20 2006-04-27 Seiko Instruments Inc. 無線通信式調律器
JPWO2006043469A1 (ja) * 2004-10-20 2008-05-22 セイコーインスツル株式会社 無線通信式調律器
CN101040030B (zh) 2004-10-20 2010-10-27 精工电子有限公司 无线通信类型的调校装置
JP4739227B2 (ja) * 2004-10-20 2011-08-03 セイコーインスツル株式会社 無線通信式調律器及びピッチ表示方法
JP2007101720A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Yamaha Corp 金管楽器用消音器および金管楽器用消音システム
JP2014153634A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Yamaha Corp 消音器
JP2014153635A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Yamaha Corp 消音器
US9142198B2 (en) 2013-02-13 2015-09-22 Yamaha Corporation Silencer
JP2015031848A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 ヤマハ株式会社 消音器
JP2015200909A (ja) * 2015-06-29 2015-11-12 ヤマハ株式会社 消音器
JP2017194562A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 陵一 佐藤 金管楽器用消音器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0712112A2 (en) 1996-05-15
DE69531815D1 (de) 2003-10-30
EP0712112A3 (en) 1998-12-09
JP2865030B2 (ja) 1999-03-08
TW300302B (ja) 1997-03-11
EP0712112B1 (en) 2003-09-24
US5569864A (en) 1996-10-29
US5973246A (en) 1999-10-26
DE69531815T2 (de) 2004-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2865030B2 (ja) 金管楽器用消音器
JP3639103B2 (ja) 消音シンバル、電気シンバル及び消音ハイハットシンバル
Eargle Music, sound, and technology
JP2003157078A (ja) 電気ギター
JP2007171233A (ja) 打楽器用ピックアップ、電気打楽器
JP3153666U (ja) 木管楽器用弱音具
JP2005122099A (ja) 管楽器用消音機
JP2001282233A (ja) 金管楽器用消音器
JP2010136313A (ja) ギターによる音源再生装置とその音源収録装置
US3540545A (en) Horn speaker
JPH1152836A (ja) 楽器練習装置
JP3116845B2 (ja) ファゴット
JP2004240347A (ja) 金管楽器用音響変更器
JP4124236B2 (ja) 金管楽器用消音器
JP3552026B2 (ja) チューバ用消音器
JP3528578B2 (ja) 木管楽器
CN217361108U (zh) 一种吹响乐器
JPH10116067A (ja) サクソフォン
KR200497968Y1 (ko) 관악기용 마우스피스 체결링
CN103985377A (zh) 消音器
KR102325115B1 (ko) 악기소리 증폭장치
JP2671081B2 (ja) 発声発音練習用マイクロホン
JPH1091168A (ja) 笛付きメガホン
JP2004199090A (ja) チューバ用消音器
JPH02800Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111218

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111218

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term