JPH0819452A - 車両用シートにおける背部支持装置 - Google Patents

車両用シートにおける背部支持装置

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JPH0819452A
JPH0819452A JP15607894A JP15607894A JPH0819452A JP H0819452 A JPH0819452 A JP H0819452A JP 15607894 A JP15607894 A JP 15607894A JP 15607894 A JP15607894 A JP 15607894A JP H0819452 A JPH0819452 A JP H0819452A
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JP
Japan
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cable
frame
inner wire
seat
support
Prior art date
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JP15607894A
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English (en)
Inventor
Masafumi Nomura
真文 野村
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】着座者に違和感を与えずかつフィット性の高い
ペルビスサポートを簡単な構成で提供する。 【構成】シートバックのバックフレームが方形の枠体1
1と、枠体11に複数のスプリングを介して取付けられ
てその内部に位置する支承部材12を備え、支承部材1
2に左右動可能に組付けた連結部材22、アウタチュー
ブ27aの一端が連結部材28bに固定されているとと
もに他端が枠体11の他方の側枠部に固定され、かつイ
ンナワイヤ27bの一端が枠体11の一方の側枠部に組
付けた第1コイルスプリング28cに掛止した第1ケー
ブル27、一端が連結部材22に固定され、他端が枠体
11の他方の側枠部に組付けた第2コイルスプリング2
8dに掛止した第2ケーブル28a、枠体11の他方の
側枠部に配設されて第1ケーブル27のインナワイヤ2
7bの他端に連結され駆動時にインナワイヤ27bを伸
張、弛緩させるアクチュエータ20bを備えているペル
ビスサポート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペルビスサポート、ラ
ンバーサポート等、車両用シートにおける背部支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートにおける背部支持装置は、
一般にはランバーサポートとしてよく知られている。当
該ランバーサポートは、刊行物「自動車工学便覧第6
編、第1−25頁(昭和58年9月30日自動車技術会
発行)」に示されているように、バックフレームに基端
部を前後方向に回動可能に支持されたトーションバース
プリングと、同トッションバースプリングの先端部に組
付けられた押圧板と、トーションバースプリングを前後
方向へ回動させる駆動モータを備えた構成となってい
る。当該ランバーサポートにおいては、必要により駆動
モータを正転させることによりトーションバースプリン
グを前方へ回動させて、押圧板を前進させて着座者の背
部を押圧し、また駆動モータを逆転させることによりト
ーションバースプリングを後方へ回動させて、押圧板を
後退させて着座者の背部に対する押圧を解消するように
機能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該ランバ
ーサポートにおいては、押圧板がシートバックを構成す
るバックフレームの各バネ部材とは完全に独立した構成
となっているため、トーションバースプリングを前方へ
回動して押圧板を前進させた場合には、押圧板が当接す
るバックパッドの部位のみが前方へ膨出して着座者に対
して違和感を与えるとともに、着座者の背部に対してシ
ートバックの全面がフィットしずらく、着座者によって
はかえって疲労を感じる場合もある。
【0004】本発明の目的は、車両用シートを構成する
シートバックのバックフレームが方形の枠体と、同枠体
に外周縁部にて複数のスプリングを介して取付けられて
同枠体内に位置し前方からの荷重を弾撥的に支承する方
形の支承部材を備えた構成の車両用シートに着目して、
上記した各問題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートクッシ
ョンの後部に下端部を連結されて起立するシートバック
を備え、同シートバックのバックフレームが方形の枠体
と、同枠体に外周縁部にて複数のスプリングを介して取
付けられて同枠体内に位置し前方からの荷重を弾撥的に
支承する方形の支承部材を備えている車両用シートにお
ける背部支持装置であり、前記支承部材に左右方向へ移
動可能に組付けられた連結部材と、アウタチューブおよ
び同アウタチューブ内を貫通するインナワイヤからなり
前記アウタチューブの一端が前記連結部材に固定されか
つ他端が前記枠体の他方の側枠部に固定されるとともに
前記インナワイヤの一端が前記枠体の一方の側枠部に組
付けた第1のスプリングに掛止された第1のケーブル
と、一端が前記連結部材に固定されるとともに他端が前
記枠体の他方の側枠部に組付けた第2のスプリングに掛
止された第2のケーブルと、前記枠体の他方の側枠部に
配設されて前記第1のケーブルのインナワイヤの他端に
連結され駆動時に同インナワイヤを伸張、弛緩させるア
クチュエータを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の作用・効果】かかる構成の背部支持装置におい
ては、アクチュエータの作動により第1のケーブルのイ
ンナワイヤを伸張させると第1のスプリングがインナワ
イヤと同一方向へ伸張され、これによりインナワイヤお
よび第1のスプリングにはこれらの伸張方向とは逆方向
の張力が発生する。この場合、アクチュエータと連結部
材間に位置する第1のケーブルのアウタチューブの弛み
が増大するため、アウタチューブの剛性により連結部材
がこの張力の方向に移動して第2のケーブルを伸張す
る。この結果、第2のケーブルが掛止されている第2の
スプリングが第1のスプリングとは逆方向に伸張され、
両スプリングは互いの張力がつりあう状態に両ケーブル
を伸張して支承部材を全体に前方へ押圧して移動させ
る。この状態では、支承部材に支承されているバックパ
ッドが前方へ膨出変形する。また、この状態でアクチュ
エータを切換え作動すると、各ケーブルが弛緩されて各
スプリングの伸張が解除され、支承部材が後退してバッ
クパッドの前方への膨出変形が解消されて復帰する。
【0007】このように、当該背部支持装置によれば、
各ケーブルを介して各スプリングを伸張させることによ
りバックフレームを構成する支承部材全体を前方へ押圧
して移動させるものであるから、バックパッド全体もこ
れに追従して前方へ膨出変形するため、着座者に対して
違和感を与えることがないとともに、着座者の背部に対
してシートバックの全面がフィットし易く、着座者に対
する疲労感を大幅に解消させることができる。
【0008】なお、当該支持装置は、シートバックに対
して低い位置に配設された場合にはペルビスサポートと
して機能し、またこれより高い位置に配設された場合に
はランバーサポートとして機能する。特に、当該支持装
置をシートバックの低い位置に配設した場合には、支承
部材の前方への移動量は下方から上方に沿って漸次少な
くなり、シートバックを着座者の背部に一層フィットさ
せることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例に係る背部支持装置を
図面に基づいて説明するに、図1には本発明に係る背部
支持装置を装備した車両用シートが示されており、また
図2には当該車両用シートを構成するシートバックを分
解した斜視図が示されている。当該車両用シートにおい
ては、シートバック10aと、シートクッション10b
と、ヘッドレスト10cを備えている。シートバック1
0aはその下部にてシートクッション10bの後部にリ
クライニング機構を介して前後方向へ回動可能に組付け
られており、またヘッドレスト10cはシートバック1
0aの頂部に上下方向に位置調節可能に組付けられてい
る。
【0010】シートバック10aは図2、図6および図
7に示すように、バックフレーム10d、バックパッド
10e、バックボード10fおよびバックカバー10g
にて構成されていて、バックフレーム10dに対してバ
ックボード10fを後部に配設するとともに、バックパ
ッド10eを前部に配設した状態で、バックカバー10
gにて全体を被覆することにより構成されている。
【0011】バックフレーム10dは図2に示すよう
に、パイプにて形成された枠体11と、枠状の支承部材
12を主要構成部材とするもので、枠体11の左右の各
枠部11a,11bには前方へ突出する左右のパッド受
けワイヤ13が固着されている。また、支承部材12は
枠線12aの左右の枠部を多数のワイヤ12bにて連結
してなるもので、枠体11の内側の中央部に位置して左
右の枠部にて複数のコイルスプリング14を介して枠体
11の左右の各枠部11a,11bに張設されている。
当該バックフレーム10dには本発明に係るペルビスサ
ポート20が背設されている。ペルビスサポート20は
支持手段20aと、アクチュエータ20bと、これら両
者20a,20bを互いに作動的に連結するとともにバ
ックフレーム10dに連結する連結手段20cにより構
成されている。
【0012】支持手段20aは支持プレート21と、同
プレート21の背部の略中央部に固着されたブラケット
22とからなるもので、支承部材12の下方部に固着さ
れている。ブラケット22はその左右両脚部にて支持プ
レート21に固着されていて、同プレート21の背部と
の間に所定の間隔を保持している。ブラケット22には
左右方向に延びる取付け用の長穴22aが形成されてい
る。
【0013】アクチュエータ20bは図3および図4に
示すように、電動モータ23、昇降スクリュー24、お
よびこれら両者23,24を連結する各ギヤ25a,2
5b,25c,25dを主要構成部材とするもので、モ
ータ23はその出力軸23aをケーシング26内に挿入
された状態で回転可能に支持されているとともに、昇降
スクリュー24は出力軸23aに並列した状態でケーシ
ング26内を貫通し、上下方向に進退可能に螺合してい
る。第1ウォームギヤ25aはモータ23の出力軸23
a上に嵌着されてケーシング26内に垂直状態に収容さ
れていて、ケーシング26内に水平状態に収容されて回
転可能に支持されている第1ヘリカルギヤ25bに噛合
している。第1ヘリカルギヤ25bには第2ウォームギ
ヤ25cが嵌着されていて、ケーシング26内にて水平
状態に収容されて回転可能に支持されている。昇降スク
リュー24には第2ヘリカルギヤ25dが進退可能に螺
合していて、第2ヘリカルギヤ25dはケーシング26
内に収容されて、回転可能かつ軸方向への進退を規制し
て支持されている。第2ヘリカルギヤ25dは垂直状態
に位置していて、第2ウォームギヤ25cに噛合してい
る。
【0014】当該アクチュエータ20bはモータ23の
駆動により第1ウォームギヤ25aを回転させ、これと
噛合している第1ヘリカルギヤ25b、第2ウォームギ
ヤ25cおよび第2ヘリカルギヤ25dを順次回転さ
せ、第2ヘリカルギヤ25dの正逆回転により昇降スク
リュー24を上下方向へ移動させる。アクチュエータ2
0bは図2に示すように、枠体11の左側枠部11aに
設けたモータブラケット23bに固着されている。て、
枠体11の左側枠部11aに設けたケーブルブラケット
11cに固着されている。
【0015】連結手段20cは、第1ケーブル27、第
2ケーブル28a、連結部材28b、および左右一対の
コイルスプリング28c,28dからなるもので、第1
ケーブル27はアウタチューブ27aと、アウタチュー
ブ27aを貫通するインナワイヤ27bにより構成され
ている。これらの構成部材においては、連結部材28b
が支持プレート21の背部に設けたブラケット22の長
穴22aに嵌合していて、左右方向へ移動可能に組付け
られている。また、各コイルスプリング28c,28d
はバックフレーム10dを構成する枠体11の左右の各
枠部11a,11bに掛止されている。
【0016】この状態で、第1ケーブル27においては
図5に示すように、アウタチューブ27aの一端が連結
部材28bに螺着されて連結されているとともに、その
他端がモータブラケット23bに固定したケーブルブラ
ケット11cの下端部に固定されている。また、インナ
ワイヤ27bはその一端が右側枠部に掛止した第1コイ
ルスプリング28cに掛止されているとともに、その他
端がアクチュエータ20bを構成する昇降スクリュー2
4の下端に掛止されている。一方、第2ケーブル28a
においては、その一端が連結部材28bに掛止されてい
るとともに、その他端が左側枠部11aに掛止した第2
コイルスプリング28dに掛止されている。
【0017】このように構成したペルビスサポート20
においては、アクチュエータ20bの非作動時には例え
ば図6に示す状態にあってシートバック10aのバック
パッド10eの前方への膨出量を最小限にしており、ア
クチュエータ20bの作動によりバツクパッド10eを
図7に示すように前方へ膨出させる。すなわち、アクチ
ュエータ20bのモータ23を駆動させると、アクチュ
エータ20bにおいては、モータ23の駆動により第1
ウォームギヤ25aが回転して、これと噛合している第
1ヘリカルギヤ25b、第2ウォームギヤ25cおよび
第2ヘリカルギヤ25dが順次回転され、第2ヘリカル
ギヤ25dの回転により昇降スクリュー24が上方へ移
動する。
【0018】これにより、連結手段20cにおいては、
第1ケーブル27のインナワイヤ27bが伸張して第1
コイルスプリング28dがインナワイヤ27bと同一方
向へ伸張され、この結果インナワイヤ27bおよび第1
コイルスプリング28cにはこれらの伸張方向とは逆方
向の張力が発生する。この場合、アクチュエータ20b
と連結部材28b間に位置する第1ケーブル27のアウ
タチューブ27aの弛みが増大して剛性を高めるため、
インナワイヤ27bに発生する張力により連結部材28
bがこの張力の方向に移動して第2ケーブル28aを伸
張する。この結果、第2ケーブル28aが掛止されてい
る第2コイルスプリング28dが第1コイルスプリング
28cとは逆方向に伸張され、両コイルスプリング28
c,28dは互いの張力がつりあう状態に両ケーブル2
7,28aを伸張して支持プレート21およびこれと一
体の支承部材12を全体に前方へ押圧して移動させる。
この状態では、支承部材12に支承されているバックパ
ッド10eが図7に示すように前方へ膨出変形する。ま
た、この状態でアクチュエータ20bのモータ23を切
換え作動すると、各ケーブル27,28aが弛緩されて
各コイルスプリング28c,28dの伸張が解除され、
図6に示すように支承部材12が後退してバックパッド
10eの前方への膨出変形が解消される。
【0019】このように、当該ペルビスサポート20に
よれば、各ケーブル27,28aを介して各コイルスプ
リング28c,28dを伸張させることによりバックフ
レーム10dを構成する支承部材12全体を前方へ押圧
して移動させるものであるから、バックパッド10e全
体もこれに追従して前方へ膨出変形するため、着座者M
に対して違和感を与えることがないとともに、着座者M
の背部に対してシートバック10aの全面がフィットし
易く、着座者Mに対する疲労感を大幅に解消させること
ができる。
【0020】なお、当該ペルビスサポート20はシート
バック10aに対して低い位置に配設されているが、こ
れより高い位置に配設された場合にはランバーサポート
として機能する。特に、当該ペルビスサポート20のご
とくシートバック10aの低い位置に配設した場合に
は、支承部材12の前方への移動量は下方から上方に沿
って漸次小さくなり、シートバック10aを着座者Mの
背部に一層フィットさせることができる。
【0021】図8には連結部材に対する各ケーブルの連
結関係の変形例が示されている。当該変形例において
は、第1ケーブル27のインナワイヤ27bの中間部に
各第2ケーブル28aの先端が連結されているもので、
第1ケーブル27のインナワイヤ27bの伸張により第
2ケーブル28aが共に伸張されるように構成されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る背部支持装置の一例であるペルビ
スサポートを備えた車両用シートの斜視図である。
【図2】同ペルビスサポートを組付けたバックフレーム
の斜視図である。
【図3】同ペルビスサポートを構成するアクチュエータ
の縦断正面図である。
【図4】同アクチュエータの図3における矢印4−4線
方向に見た縦断側面図である。
【図5】同ペルビスサポートを構成する連結手段の分解
斜視図である。
【図6】同ペルビスサポートの非作動時におけるシート
バックの状態を示す横断平面図である。
【図7】同ペルビスサポートの作動時におけるシートバ
ックの状態を示す横断平面図である。
【図8】同ペルビスサボートの連結手段を構成する連結
部材と各ケーブルの連結関係の変形例を示す連結部材の
縦断側面図である。
【符号の説明】
10a…シートバック、10d…バックフレーム、11
…枠体、12…支承部材、20…ペルビスサポート、2
0a…支持手段、21…支持プレート、20b…アクチ
ュエータ、23…モータ、24…昇降スクリュー、25
a〜25d…ギヤ、26…ケーシング、20c…連結手
段、27,28a…ケーブル、28b…連結部材、28
c,28d…コイルスプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションの後部に下端部を連結さ
    れて起立するシートバックを備え、同シートバックのバ
    ックフレームが方形の枠体と、同枠体に外周縁部にて複
    数のスプリングを介して取付けられて同枠体内に位置し
    前方からの荷重を弾撥的に支承する方形の支承部材を備
    えている車両用シートにおける背部支持装置であり、前
    記支承部材に左右方向に移動可能に組付けられた連結部
    材と、アウタチューブおよび同アウタチューブ内を貫通
    するインナワイヤからなり前記アウタチューブの一端が
    前記連結部材に固定されかつ他端が前記枠体の他方の側
    枠部に固定されるとともに前記インナワイヤの一端が前
    記枠体の一方の側枠部に組付けた第1のスプリングに掛
    止された第1のケーブルと、一端が前記連結部材に固定
    されるとともに他端が前記枠体の他方の側枠部に組付け
    た第2のスプリングに掛止された第2のケーブルと、前
    記枠体の他方の側枠部に配設されて前記第1のケーブル
    のインナワイヤの他端に連結され駆動時に同インナワイ
    ヤを伸張、弛緩させるアクチュエータを備えていること
    を特徴とする車両用シートにおける背部支持装置。
JP15607894A 1994-07-07 1994-07-07 車両用シートにおける背部支持装置 Pending JPH0819452A (ja)

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