JPH0819459B2 - 鋼材加熱炉 - Google Patents
鋼材加熱炉Info
- Publication number
- JPH0819459B2 JPH0819459B2 JP61275534A JP27553486A JPH0819459B2 JP H0819459 B2 JPH0819459 B2 JP H0819459B2 JP 61275534 A JP61275534 A JP 61275534A JP 27553486 A JP27553486 A JP 27553486A JP H0819459 B2 JPH0819459 B2 JP H0819459B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- steel material
- hollow pipe
- wall
- rotating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forging (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は鍛造用素材等の鋼材を加熱する工業用炉に関
するものである。
するものである。
[従来の技術] 鍛造用素材を加熱する炉として従来から特開昭57−17
1538号公報にて示されたものがある。これを第3図およ
び第4図に従い説明すると、バーナaを備えた炉体bの
一方の壁に耐火性円板状蓋部材cを設け、該蓋部材cは
その外表面の回転円板dを基台e上の転子f・fにより
回転自在に支承すると共に駆動軸gをもつて回転動する
ようにし、該蓋部材cには多数本の耐熱性の中空パイプ
h,h‥‥を同心円周上に固設し、鍛造素材iをこの中空
パイプh,h‥‥中に入れて該蓋部材cを回転させながら
加熱し、所要温度に加熱できた鍛造素材は炉体後壁に傾
斜状に設けられた抽出管jを通して炉外に抽出できるよ
うにしたものである。
1538号公報にて示されたものがある。これを第3図およ
び第4図に従い説明すると、バーナaを備えた炉体bの
一方の壁に耐火性円板状蓋部材cを設け、該蓋部材cは
その外表面の回転円板dを基台e上の転子f・fにより
回転自在に支承すると共に駆動軸gをもつて回転動する
ようにし、該蓋部材cには多数本の耐熱性の中空パイプ
h,h‥‥を同心円周上に固設し、鍛造素材iをこの中空
パイプh,h‥‥中に入れて該蓋部材cを回転させながら
加熱し、所要温度に加熱できた鍛造素材は炉体後壁に傾
斜状に設けられた抽出管jを通して炉外に抽出できるよ
うにしたものである。
[従来の技術の問題点] しかるに第3図および第4図に示した従来の鋼材加熱
炉では各中空パイプh,h‥‥の一端が炉内に開口し他端
が炉外に開口しているので、該中空パイプh,h‥‥が煙
突のように作用しバーナaの燃焼排ガスが該中空パイプ
h,h‥‥を通つて炉外に抜け出てしまうこととなり、こ
のために熱的損失が大きくなると同時に、燃焼排ガスが
中空パイプ中の鍛造素材iに直接ふれるので酸化スケー
ルの発生が抑えられない状況にあつた。このように酸化
スケール発生すると材料ロスが多くなるなど種々の問題
が生じる。またこの加熱炉では炉内の燃焼排ガスのもれ
を防ぐため炉体bの蓋部材c周縁を広範囲にシールしな
ければならないが、このような回転部分には完全なシー
ル性が要求できないという問題もあつた。また一般にこ
の種の炉では燃焼排ガスの炉内帯留時間が短かく充分に
熱交換が行なわれないままに炉外に排出されるので燃焼
排ガスを通しての熱損失が極めて大であつた。
炉では各中空パイプh,h‥‥の一端が炉内に開口し他端
が炉外に開口しているので、該中空パイプh,h‥‥が煙
突のように作用しバーナaの燃焼排ガスが該中空パイプ
h,h‥‥を通つて炉外に抜け出てしまうこととなり、こ
のために熱的損失が大きくなると同時に、燃焼排ガスが
中空パイプ中の鍛造素材iに直接ふれるので酸化スケー
ルの発生が抑えられない状況にあつた。このように酸化
スケール発生すると材料ロスが多くなるなど種々の問題
が生じる。またこの加熱炉では炉内の燃焼排ガスのもれ
を防ぐため炉体bの蓋部材c周縁を広範囲にシールしな
ければならないが、このような回転部分には完全なシー
ル性が要求できないという問題もあつた。また一般にこ
の種の炉では燃焼排ガスの炉内帯留時間が短かく充分に
熱交換が行なわれないままに炉外に排出されるので燃焼
排ガスを通しての熱損失が極めて大であつた。
[問題点を解決するための手段] 本発明の鋼材加熱装置は上記問題点を解決せんとする
もので、鋼材が装入される耐熱性中空パイプを同心円周
上に定間隔に多数本配設して篭形の回転体を形成し、該
回転体を該中空パイプの両開口端が炉壁内面に可及的に
隙間なく相対するようにして炉体内にて回転動するよう
に炉壁に軸支すると共に、該回転体の回転動により該中
空パイプの開口端が合致する装入口および抽出口を該炉
壁の一部に開設し、該炉体をバーナが備えられた加熱室
と煙道が開口した予熱室とに炉体内周面に突設された内
向鍔状の隔壁によつて仕切してなることを特徴とするも
のである。
もので、鋼材が装入される耐熱性中空パイプを同心円周
上に定間隔に多数本配設して篭形の回転体を形成し、該
回転体を該中空パイプの両開口端が炉壁内面に可及的に
隙間なく相対するようにして炉体内にて回転動するよう
に炉壁に軸支すると共に、該回転体の回転動により該中
空パイプの開口端が合致する装入口および抽出口を該炉
壁の一部に開設し、該炉体をバーナが備えられた加熱室
と煙道が開口した予熱室とに炉体内周面に突設された内
向鍔状の隔壁によつて仕切してなることを特徴とするも
のである。
[作用] 鋼材の装入時の抽出時以外中空パイプの両開口端は閉
塞され炉内の燃焼排ガスが侵入し難いようにしたので、
酸化スケールの発生が防止できる。また加熱室の燃焼排
ガスが予熱室を経て炉外に排出されるので充分な熱交換
が行なわれ熱損失が少い。また、シール性を必要とする
範囲が少ないと共に、所要回転部分が小型化できるので
炉全体がよりコンパクトになる。
塞され炉内の燃焼排ガスが侵入し難いようにしたので、
酸化スケールの発生が防止できる。また加熱室の燃焼排
ガスが予熱室を経て炉外に排出されるので充分な熱交換
が行なわれ熱損失が少い。また、シール性を必要とする
範囲が少ないと共に、所要回転部分が小型化できるので
炉全体がよりコンパクトになる。
[実施例] 次に第1図および第2図に従い本発明の一実施例を説
明する。
明する。
基台1上に定置された略円筒形の炉体2は、その周壁
にバーナ3,3が設けられた加熱室2Aと煙道17が開口した
予熱室2Bとに該炉体内周面に突設された内向鍔状の隔壁
4によつて仕切されている。該炉体2の両端壁5,6には
軸支7,8が設けられ、該軸受に炉内に設けられた篭形の
回転体9の両端に突設された支軸10,10を軸支してい
る。しかしてこの篭形の回転体9はその芯軸12の両端部
寄りに一対の円板13,14が固着され、該円板13,14の外周
縁部に定間隔に多数本の耐熱性中空パイプ15,15‥‥が
その両端部を貫挿して同心円周上に固着されてなる。そ
して支軸10の一方の突出端にスプロケツト16を固設し、
該スプロケツト16をモータ(図示せず)に連繁して該ス
プロケツト16を駆動することで回転体9が炉体2内で回
転動するように構成する。なお11は芯軸12上の隔壁4に
近い部分に固着した鍔状の邪魔板である。また上記各中
空パイプ15,15‥‥の両開口端は炉壁内面になるべく隙
間なく相対するようになつている。17は一方の端壁に連
結された煙道、18はバーナ3,3の燃焼用空気を予熱する
ため煙道17の途中に設けられたレキユペレータである。
また、19は端壁5の一部に開設された装入口、20はその
装入口の外側に配設された装入テーブル、21は装入用プ
ツシヤーである。また、22は他方の端壁6の一部に開設
された抽出口、23はその抽出口の外側に設けられた抽出
シユートである。
にバーナ3,3が設けられた加熱室2Aと煙道17が開口した
予熱室2Bとに該炉体内周面に突設された内向鍔状の隔壁
4によつて仕切されている。該炉体2の両端壁5,6には
軸支7,8が設けられ、該軸受に炉内に設けられた篭形の
回転体9の両端に突設された支軸10,10を軸支してい
る。しかしてこの篭形の回転体9はその芯軸12の両端部
寄りに一対の円板13,14が固着され、該円板13,14の外周
縁部に定間隔に多数本の耐熱性中空パイプ15,15‥‥が
その両端部を貫挿して同心円周上に固着されてなる。そ
して支軸10の一方の突出端にスプロケツト16を固設し、
該スプロケツト16をモータ(図示せず)に連繁して該ス
プロケツト16を駆動することで回転体9が炉体2内で回
転動するように構成する。なお11は芯軸12上の隔壁4に
近い部分に固着した鍔状の邪魔板である。また上記各中
空パイプ15,15‥‥の両開口端は炉壁内面になるべく隙
間なく相対するようになつている。17は一方の端壁に連
結された煙道、18はバーナ3,3の燃焼用空気を予熱する
ため煙道17の途中に設けられたレキユペレータである。
また、19は端壁5の一部に開設された装入口、20はその
装入口の外側に配設された装入テーブル、21は装入用プ
ツシヤーである。また、22は他方の端壁6の一部に開設
された抽出口、23はその抽出口の外側に設けられた抽出
シユートである。
このように構成された鋼材加熱炉では、装入テーブル
20上の鋼材をプツシヤー21にて装入口19に押し込むこと
により該鋼材を中空パイプ15中に挿入する。この場合該
中空パイプ中に先に装入した鋼材がつまつているときは
その先端の鋼材が対称位置に開設された抽出口22から溢
出するようにして抽出される。そして前記したようにス
プロケツト16の駆動によつて回転体9は回転動するが、
各中空パイプ15,15‥‥がこの装入口19および抽出口22
に合致したところでプツシヤー21によつて鋼材が一個宛
該中空パイプ内に装入・抽出される。中空パイプ内に装
入された鋼材は先ず予熱室2Bに存る間に燃焼排ガスによ
つて所定温度まで予熱され加熱室2Aにてさらにバーナ3,
3の火炎によつて目的温度まで加熱される。なおその中
空パイプ15,15‥‥の両端開口は前記したように端壁5,6
の内面に可及的に隙間なく相対していて炉内の燃焼排ガ
スが侵入し難いように構成されるので、該鋼材は間接加
熱により酸化スケールが発生することなく所要温度に均
一加熱できる。そして加熱室2Aで発生した燃焼排ガスは
隔壁4に邪魔されて各中空パイプ15,15‥‥の間を通り
ぬけ回転体9の中心方向にいつたん流れて図示矢印で示
したように予熱室2Bに流れ煙道17に排出されるので中空
パイプ外面との接触がさかんになり燃焼排ガスの持つ顕
熱を十二分に吸収できる。
20上の鋼材をプツシヤー21にて装入口19に押し込むこと
により該鋼材を中空パイプ15中に挿入する。この場合該
中空パイプ中に先に装入した鋼材がつまつているときは
その先端の鋼材が対称位置に開設された抽出口22から溢
出するようにして抽出される。そして前記したようにス
プロケツト16の駆動によつて回転体9は回転動するが、
各中空パイプ15,15‥‥がこの装入口19および抽出口22
に合致したところでプツシヤー21によつて鋼材が一個宛
該中空パイプ内に装入・抽出される。中空パイプ内に装
入された鋼材は先ず予熱室2Bに存る間に燃焼排ガスによ
つて所定温度まで予熱され加熱室2Aにてさらにバーナ3,
3の火炎によつて目的温度まで加熱される。なおその中
空パイプ15,15‥‥の両端開口は前記したように端壁5,6
の内面に可及的に隙間なく相対していて炉内の燃焼排ガ
スが侵入し難いように構成されるので、該鋼材は間接加
熱により酸化スケールが発生することなく所要温度に均
一加熱できる。そして加熱室2Aで発生した燃焼排ガスは
隔壁4に邪魔されて各中空パイプ15,15‥‥の間を通り
ぬけ回転体9の中心方向にいつたん流れて図示矢印で示
したように予熱室2Bに流れ煙道17に排出されるので中空
パイプ外面との接触がさかんになり燃焼排ガスの持つ顕
熱を十二分に吸収できる。
[発明の効果] 以上実施例について説明したように本発明の鋼材加熱
装置は、中空パイプにより形成された篭形の回転体を炉
体内に回転動するように設けたものであるので所要回転
部分が従来と比較して非常に小型化され炉全体を小型軽
便化することができる。即ち、従来のように耐火断熱材
によつて形成された炉体或いは蓋部材等の大きなものを
回転させなくてもよいので駆動が容易になると同時に断
熱材の剥離や脱落のおそれがない利点がある。また回転
体を炉壁に軸支するだけで広範囲のシール構造を必要と
しないので構造が簡単になり製作コストを低減させると
同時に保守を容易ならしめる。また燃焼排ガスの持つ熱
エネルギーを予熱室にて吸収させて鋼材を効率よく均一
に加熱でき熱損失が少ないので省エネルギー化がなされ
ると共に、鋼材に酸化スケールが発生するのを防いで生
産性,作業効率を向上させるなど有益な効果がある。
装置は、中空パイプにより形成された篭形の回転体を炉
体内に回転動するように設けたものであるので所要回転
部分が従来と比較して非常に小型化され炉全体を小型軽
便化することができる。即ち、従来のように耐火断熱材
によつて形成された炉体或いは蓋部材等の大きなものを
回転させなくてもよいので駆動が容易になると同時に断
熱材の剥離や脱落のおそれがない利点がある。また回転
体を炉壁に軸支するだけで広範囲のシール構造を必要と
しないので構造が簡単になり製作コストを低減させると
同時に保守を容易ならしめる。また燃焼排ガスの持つ熱
エネルギーを予熱室にて吸収させて鋼材を効率よく均一
に加熱でき熱損失が少ないので省エネルギー化がなされ
ると共に、鋼材に酸化スケールが発生するのを防いで生
産性,作業効率を向上させるなど有益な効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示した鋼材加熱炉の縦断面
図、第2図は第1図のA−A線断面図である。第3図は
従来の鋼材加熱装置の縦断面図、第4図はその正面図で
ある。 2……炉体、2A……加熱室、2B……予熱室、3……バー
ナ、4……隔壁、5,6……炉壁、7,8……軸受、9……回
転体、13,14……円板、15……中空パイプ、19……装入
口、22……抽出口。
図、第2図は第1図のA−A線断面図である。第3図は
従来の鋼材加熱装置の縦断面図、第4図はその正面図で
ある。 2……炉体、2A……加熱室、2B……予熱室、3……バー
ナ、4……隔壁、5,6……炉壁、7,8……軸受、9……回
転体、13,14……円板、15……中空パイプ、19……装入
口、22……抽出口。
Claims (1)
- 【請求項1】鋼材が装入される耐熱性中空パイプを同心
円周上に定間隔に多数本配設して篭形の回転体を形成
し、該回転体を該中空パイプの両開口端が炉壁内面に可
及的に隙間なく相対するようにして炉体内にて回転動す
るように炉壁に軸支すると共に、該回転体の回転動によ
り該中空パイプの開口端が合致する装入口および抽出口
を該炉壁の一部に開設し、該炉体をバーナが備えられた
加熱室と煙道が開口した予熱室とに炉体内周面に突設さ
れた内向鍔状の隔壁によつて仕切してなることを特徴と
する鋼材加熱炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61275534A JPH0819459B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | 鋼材加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61275534A JPH0819459B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | 鋼材加熱炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130709A JPS63130709A (ja) | 1988-06-02 |
| JPH0819459B2 true JPH0819459B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=17556785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61275534A Expired - Lifetime JPH0819459B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | 鋼材加熱炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819459B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024443U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-19 | 大阪瓦斯株式会社 | 間接加熱炉 |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP61275534A patent/JPH0819459B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130709A (ja) | 1988-06-02 |
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