JPH0819540B2 - フイルタ−プレス型電解槽 - Google Patents
フイルタ−プレス型電解槽Info
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- JPH0819540B2 JPH0819540B2 JP61153428A JP15342886A JPH0819540B2 JP H0819540 B2 JPH0819540 B2 JP H0819540B2 JP 61153428 A JP61153428 A JP 61153428A JP 15342886 A JP15342886 A JP 15342886A JP H0819540 B2 JPH0819540 B2 JP H0819540B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィルタープレス型電解槽、特に製造が容
易である塩化アルカリ電解用のフィルタープレス型電解
槽に関する。
易である塩化アルカリ電解用のフィルタープレス型電解
槽に関する。
(従来技術及びその問題点) 高電流効率で高純度の水酸化アルカリを製造するため
に、従来から複数の電解室ユニットをイオン交換膜を介
して積層して成るフィルタープレス型電解が使用されて
いる。この電解槽の電解室ユニット(第5図及び第6
図)は周囲に角筒状の電解液通路が形成された額縁状で
あり、その下部の角筒状通路Aにはその上面及び下面に
給電棒Bを貫通させ固定するための該給電棒Bと同径の
通孔Cが穿設され、隣接する給電棒B間の角筒状通路A
の上面には直線状に複数の電解液供給孔D、D′が穿設
されている。従って角筒状通路Aを製造する際には給電
棒Bと同径の大径の通孔Cと小径の供給孔D、D′を穿
設しなければならず製造の際に手間が掛かるという欠点
がある。更に図示の通り給電棒Bに連結された電流分配
部材Eは電解液のその内部が電解液のダウンカマー(下
降流路)となるように機能する。そのため前記供給孔
D、D′のうち電流分配部材E内部の下方のある供給孔
Dから供給される電解液は、電流分配部材E内を下降し
て来る電解液と衝突して液流の乱れを生じさせるといっ
た欠点がある。
に、従来から複数の電解室ユニットをイオン交換膜を介
して積層して成るフィルタープレス型電解が使用されて
いる。この電解槽の電解室ユニット(第5図及び第6
図)は周囲に角筒状の電解液通路が形成された額縁状で
あり、その下部の角筒状通路Aにはその上面及び下面に
給電棒Bを貫通させ固定するための該給電棒Bと同径の
通孔Cが穿設され、隣接する給電棒B間の角筒状通路A
の上面には直線状に複数の電解液供給孔D、D′が穿設
されている。従って角筒状通路Aを製造する際には給電
棒Bと同径の大径の通孔Cと小径の供給孔D、D′を穿
設しなければならず製造の際に手間が掛かるという欠点
がある。更に図示の通り給電棒Bに連結された電流分配
部材Eは電解液のその内部が電解液のダウンカマー(下
降流路)となるように機能する。そのため前記供給孔
D、D′のうち電流分配部材E内部の下方のある供給孔
Dから供給される電解液は、電流分配部材E内を下降し
て来る電解液と衝突して液流の乱れを生じさせるといっ
た欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、電解室ユニットの下部の筒状の電解液供給
路に異なった径の孔を穿設することなく、所定の同一径
の孔のみを穿設し、筒状、即ち中空状電解液供給路から
電解室内に電解液を供給するようにするとともに、好ま
しい態様ではこの供給される電解液により電解室内に円
滑な循環流を形成し液流を乱さないようにしたフィルタ
ープレス型電解槽を提供することを目的とする。
路に異なった径の孔を穿設することなく、所定の同一径
の孔のみを穿設し、筒状、即ち中空状電解液供給路から
電解室内に電解液を供給するようにするとともに、好ま
しい態様ではこの供給される電解液により電解室内に円
滑な循環流を形成し液流を乱さないようにしたフィルタ
ープレス型電解槽を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、両面に電極板を有する額縁状の電極枠体で
電解室が構成され、該電解室がそれぞれイオン交換膜を
介して複数積層されてなるフィルタープレス型電解槽に
おいて、(a)その筒部内で下降流となり、筒部外で上
昇流となる筒部内外に電解液循環流が形成される少なく
とも1個の筒状電流分配部材が、各電極板面とその筒部
外周面とが2つの接合部で接合されて、各接合部間の電
極板面と筒部外周面で包囲される包囲電解域を形成して
電解室内に配設されており、(b)下部電極枠体が中空
体からなり電解液供給路を形成し、該下部電極枠体の電
解室側面に通電棒より大径の通孔が穿設形成されてお
り、(c)該通電棒が該通孔に間隙を有して挿通され下
部電極枠体に固定され、各電極板面に接合された該電流
分配部材の該接合部間の筒部内周面の中間部がそれぞれ
該通電棒周面と接合されて該電流分配部材の筒部内を2
区分すると共に、該筒部内周面中間部と接合される各通
電棒接合周面部の下方位置に空間部を有するように該間
隙にプラグを装着して電解液流通路を形成することを特
徴とするフィルタープレス型電解槽であり、通電棒を挿
通させ固定する下部電極枠体の電極室側面に形成された
通孔を電解液供給路から電解室の内部へ電解液を供給す
るための電解液流通用の通孔として兼用させることを最
大の特徴とする。
電解室が構成され、該電解室がそれぞれイオン交換膜を
介して複数積層されてなるフィルタープレス型電解槽に
おいて、(a)その筒部内で下降流となり、筒部外で上
昇流となる筒部内外に電解液循環流が形成される少なく
とも1個の筒状電流分配部材が、各電極板面とその筒部
外周面とが2つの接合部で接合されて、各接合部間の電
極板面と筒部外周面で包囲される包囲電解域を形成して
電解室内に配設されており、(b)下部電極枠体が中空
体からなり電解液供給路を形成し、該下部電極枠体の電
解室側面に通電棒より大径の通孔が穿設形成されてお
り、(c)該通電棒が該通孔に間隙を有して挿通され下
部電極枠体に固定され、各電極板面に接合された該電流
分配部材の該接合部間の筒部内周面の中間部がそれぞれ
該通電棒周面と接合されて該電流分配部材の筒部内を2
区分すると共に、該筒部内周面中間部と接合される各通
電棒接合周面部の下方位置に空間部を有するように該間
隙にプラグを装着して電解液流通路を形成することを特
徴とするフィルタープレス型電解槽であり、通電棒を挿
通させ固定する下部電極枠体の電極室側面に形成された
通孔を電解液供給路から電解室の内部へ電解液を供給す
るための電解液流通用の通孔として兼用させることを最
大の特徴とする。
本発明では、電解室ユニットの周縁部を構成し、その
中に電解液の供給及び排出用通路を形成し得る中空体か
ら成る額縁状枠体の下部の筒状電解液供給路の上下両
面、即ち、電解室側面と下面には通電棒を挿通させ固定
するための通孔のみを穿設し、その電解室側面の通孔を
電解液供給路内の電解液を電解室の内部へ流通供給する
ために兼用し、流通用の孔を単独では設けない。
中に電解液の供給及び排出用通路を形成し得る中空体か
ら成る額縁状枠体の下部の筒状電解液供給路の上下両
面、即ち、電解室側面と下面には通電棒を挿通させ固定
するための通孔のみを穿設し、その電解室側面の通孔を
電解液供給路内の電解液を電解室の内部へ流通供給する
ために兼用し、流通用の孔を単独では設けない。
通電棒は、その下部を除き電流分配部材を介して電極
板に連結し、その下端部を筒状電解液供給部の下面に設
けた下面通孔に嵌合させて固定するとともに、電解室側
面の大径の大径通孔にはその周面で所定箇所に間隙を有
して挿通される。例えば、大径通孔に1又は2以上のプ
ラグを装着し、プラグを介して大径通孔に通電棒を固定
してもよい。この場合、プラグは、大径通孔と通電棒の
両者に密着して通電棒を強固に額縁状枠体に固定できる
ものとし、大径通孔の周縁部と通電棒の間の空間を全て
閉塞せずに、一部に筒状電解液供給路内の電解液を電解
室へ供給するための上下方向の電解液流通路を形成する
ようにする。プラグは大径通孔1につき1又は2以上の
任意の個数使用できるが、横断面がほぼ半円ドーナツ状
の2個のプラグを通電棒の周囲に互いの端部同士が離間
するように配置させて2個の流通路を形成することが好
ましい。更に流通路を形成する通電棒周囲の位置も限定
されるものではないが、後に詳述するように通電棒と電
流分配部材とが接合される通電棒接合周面部の下方のほ
ぼ真下とすることが電解液の円滑な循環を達成するため
に好ましい。
板に連結し、その下端部を筒状電解液供給部の下面に設
けた下面通孔に嵌合させて固定するとともに、電解室側
面の大径の大径通孔にはその周面で所定箇所に間隙を有
して挿通される。例えば、大径通孔に1又は2以上のプ
ラグを装着し、プラグを介して大径通孔に通電棒を固定
してもよい。この場合、プラグは、大径通孔と通電棒の
両者に密着して通電棒を強固に額縁状枠体に固定できる
ものとし、大径通孔の周縁部と通電棒の間の空間を全て
閉塞せずに、一部に筒状電解液供給路内の電解液を電解
室へ供給するための上下方向の電解液流通路を形成する
ようにする。プラグは大径通孔1につき1又は2以上の
任意の個数使用できるが、横断面がほぼ半円ドーナツ状
の2個のプラグを通電棒の周囲に互いの端部同士が離間
するように配置させて2個の流通路を形成することが好
ましい。更に流通路を形成する通電棒周囲の位置も限定
されるものではないが、後に詳述するように通電棒と電
流分配部材とが接合される通電棒接合周面部の下方のほ
ぼ真下とすることが電解液の円滑な循環を達成するため
に好ましい。
本発明のフィルタープレス型電解槽は、その電解液の
電解室への流通路を製造する際に中空状下部電極枠体の
電解室側面に通電棒を挿通させるための通孔のみを穿設
すればよく、電解液流通用の通孔を穿設する必要がない
ため、製造工程が簡略化され製造コストも低減される。
電解室への流通路を製造する際に中空状下部電極枠体の
電解室側面に通電棒を挿通させるための通孔のみを穿設
すればよく、電解液流通用の通孔を穿設する必要がない
ため、製造工程が簡略化され製造コストも低減される。
以下に添付図面に基づいて本発明の実施例につき説明
するが、本実施例は本発明を限定するものではなく、例
えば下記実施例で単極式電解槽に関して述べるが、本発
明は複極式電解槽にも適用することができる。
するが、本実施例は本発明を限定するものではなく、例
えば下記実施例で単極式電解槽に関して述べるが、本発
明は複極式電解槽にも適用することができる。
(実施例) 第1図は、本発明に関るフィルタープレス型電解槽の
電解室ユニットの一実施例を示す正面図、第2図は、第
1図のII−II線横断面図、第3図は、第2図のIII−III
線縦断面図、第4図は、第2図のIV−IV線縦断面図であ
る。
電解室ユニットの一実施例を示す正面図、第2図は、第
1図のII−II線横断面図、第3図は、第2図のIII−III
線縦断面図、第4図は、第2図のIV−IV線縦断面図であ
る。
電解室ユニットの外縁部を構成する額縁状枠体1はそ
れぞれ角筒状である横方向の上部電解液通路2、下部の
電解液通路である横方向の電解液供給路3、前記上部電
解液通路2と電解液供給路3の両左端同士を連結する縦
方向の左部電解液通路4及び同じく右端同士を連結する
縦方向の右部電解液通路5から成り、かつ該枠体1の電
解液供給路3と右部電解液通路5との連結部には電解液
の導入口6が、又同じく上部電解液通路2と左部電解液
通路4との連結部には電解液の取出口7がそれぞれ設け
られて導入口6から供給された電解液を電解室内で電解
した後取出口7から取り出すようになっている。
れぞれ角筒状である横方向の上部電解液通路2、下部の
電解液通路である横方向の電解液供給路3、前記上部電
解液通路2と電解液供給路3の両左端同士を連結する縦
方向の左部電解液通路4及び同じく右端同士を連結する
縦方向の右部電解液通路5から成り、かつ該枠体1の電
解液供給路3と右部電解液通路5との連結部には電解液
の導入口6が、又同じく上部電解液通路2と左部電解液
通路4との連結部には電解液の取出口7がそれぞれ設け
られて導入口6から供給された電解液を電解室内で電解
した後取出口7から取り出すようになっている。
電解液供給路3の下面にはほぼ等間隔に、外径が後述
する通電棒の外径と等しい4個の外面通孔8が穿設さ
れ、外面通孔8の真上の電解液供給路3の上面、即ち電
解室側面には前記外面通孔8よりも大径の通電棒より大
径で、例えば、後述するプラグ2個の厚さ分だけ大径で
ある大径通孔9が同様に4個穿設されている。
する通電棒の外径と等しい4個の外面通孔8が穿設さ
れ、外面通孔8の真上の電解液供給路3の上面、即ち電
解室側面には前記外面通孔8よりも大径の通電棒より大
径で、例えば、後述するプラグ2個の厚さ分だけ大径で
ある大径通孔9が同様に4個穿設されている。
各外面通孔8には導電性金属丸棒から成る通電棒10の
下端部が嵌合され、通電棒10は前記大径通孔9を通って
額縁状枠体1内に形成される電解室11内に延びている。
大径通孔9の周縁部と通電棒10との間隙の空間には横断
面がほぼ半円ドーナツ状である2個のプラグ12が互いに
向かい合うように、かつ両端部間に空間が生ずるように
嵌合され、両プラグ12の端部間、通電棒10及び大径通孔
9の周縁部との間に、電解液供給路3内の電解液を電解
室11内へ供給するための2個の上下方向の電解液流通路
13を形成するようにしてある。なお本実施例では、電解
液流通路は、通電棒10と後述する電流分配部材とが接合
される通電棒接合周面部の下方のほぼ真下に位置するよ
うにしてある。
下端部が嵌合され、通電棒10は前記大径通孔9を通って
額縁状枠体1内に形成される電解室11内に延びている。
大径通孔9の周縁部と通電棒10との間隙の空間には横断
面がほぼ半円ドーナツ状である2個のプラグ12が互いに
向かい合うように、かつ両端部間に空間が生ずるように
嵌合され、両プラグ12の端部間、通電棒10及び大径通孔
9の周縁部との間に、電解液供給路3内の電解液を電解
室11内へ供給するための2個の上下方向の電解液流通路
13を形成するようにしてある。なお本実施例では、電解
液流通路は、通電棒10と後述する電流分配部材とが接合
される通電棒接合周面部の下方のほぼ真下に位置するよ
うにしてある。
各通電棒10の前面及び後面には、直線部を形成した
後、通電棒に対して外向きに折曲されその後内向きに折
曲された金属板等から成る4個の筒状電流分配部材14の
それぞれの直線部が溶接等により接合連結され、筒状電
流分配部材14の筒部内17に電解液下降流路が形成されて
いる。即ち、図2において、筒状電流分配部材14は、各
電極板16面とその筒部外周面とが2つの接合部で接合さ
れ、各接合部間の電極板16面と筒部外周面で包囲される
包囲電解域18、18が形成されて電解室11内に配設されて
いる。また、各電極板16面と接合された電流分配部材14
の接合部19、19′間または20、20′間の筒部内周面の中
間部は、通電棒10の周面とそれぞれ通電棒接合周面部2
1、22で接合され電流分配部材14の筒部内17を、17aと17
bとに2区分する。電流分配部材14の上端は2本の補助
杆15等の固定手段により上部電解液通路2に連結されて
電流分配部材14が、上部及び下部電極枠体との間に電解
液の循環空間を有して電解室11内に保持されている。な
お、電流分配板部材14は、前記したように、内部では通
電棒10と溶接等で接合され、また外部では電極板16と溶
接等で接合されて所定に固定保持されるため、必ずしも
本実施例のように固定手段を用い上部電解液通路2に連
結しなくてもよい。電流分配部材14の前記折曲部には金
属メッシュ等の電極板16が溶接等により接合連結され、
電極板16と通電棒10とが電流分配部材14を介して連結さ
れ電極板16に電流が均一に分配される。また、電極板16
により額縁状電極枠体1の上部電解液通路2の開口部
(図示せず)が覆われている。
後、通電棒に対して外向きに折曲されその後内向きに折
曲された金属板等から成る4個の筒状電流分配部材14の
それぞれの直線部が溶接等により接合連結され、筒状電
流分配部材14の筒部内17に電解液下降流路が形成されて
いる。即ち、図2において、筒状電流分配部材14は、各
電極板16面とその筒部外周面とが2つの接合部で接合さ
れ、各接合部間の電極板16面と筒部外周面で包囲される
包囲電解域18、18が形成されて電解室11内に配設されて
いる。また、各電極板16面と接合された電流分配部材14
の接合部19、19′間または20、20′間の筒部内周面の中
間部は、通電棒10の周面とそれぞれ通電棒接合周面部2
1、22で接合され電流分配部材14の筒部内17を、17aと17
bとに2区分する。電流分配部材14の上端は2本の補助
杆15等の固定手段により上部電解液通路2に連結されて
電流分配部材14が、上部及び下部電極枠体との間に電解
液の循環空間を有して電解室11内に保持されている。な
お、電流分配板部材14は、前記したように、内部では通
電棒10と溶接等で接合され、また外部では電極板16と溶
接等で接合されて所定に固定保持されるため、必ずしも
本実施例のように固定手段を用い上部電解液通路2に連
結しなくてもよい。電流分配部材14の前記折曲部には金
属メッシュ等の電極板16が溶接等により接合連結され、
電極板16と通電棒10とが電流分配部材14を介して連結さ
れ電極板16に電流が均一に分配される。また、電極板16
により額縁状電極枠体1の上部電解液通路2の開口部
(図示せず)が覆われている。
この電解室ユニットに導入口6から飽和塩化ナトリウ
ム水溶液あるいは希釈された水酸化ナトリウム水溶液等
の電解液を供給すると電解液は電解液供給路3を通って
第1図及び第3図の矢印のように大径通孔9に嵌合され
た2個のプラグ12の間の電解液流通路13を通って電解室
11内に供給される。電解室11内では第1図で矢印で示し
た通り電解液が循環しているが、本実施例では電解液は
電流分配部材14と通電棒10との接合部である両電極板16
に対応する2の通電棒接合周面部21、22の下方位置の、
ほぼ真下、つまり前記した包囲電解域18に供給され、包
囲電解域18の電解液の下降流路と上昇流路のほぼ境界面
に供給されるので、供給された電解液は下降してきた電
解液より上昇流路側に誘導され、円滑に循環経路内に導
かれる。従って従来のように下降する電解液と供給され
る電解液がぶつかり合うことがなく、液流が乱れたり、
気泡が成長したりすることがない。本発明においては、
電解液の循環を円滑に保持して電解室の電解液を均一に
して電解効率を向上させ得ると同時に、通電棒用の通孔
を電解液流通路として兼用することにより製造工程が簡
略化され製造コストが低減されることにより、工業的生
産上でも利点を有するものである。
ム水溶液あるいは希釈された水酸化ナトリウム水溶液等
の電解液を供給すると電解液は電解液供給路3を通って
第1図及び第3図の矢印のように大径通孔9に嵌合され
た2個のプラグ12の間の電解液流通路13を通って電解室
11内に供給される。電解室11内では第1図で矢印で示し
た通り電解液が循環しているが、本実施例では電解液は
電流分配部材14と通電棒10との接合部である両電極板16
に対応する2の通電棒接合周面部21、22の下方位置の、
ほぼ真下、つまり前記した包囲電解域18に供給され、包
囲電解域18の電解液の下降流路と上昇流路のほぼ境界面
に供給されるので、供給された電解液は下降してきた電
解液より上昇流路側に誘導され、円滑に循環経路内に導
かれる。従って従来のように下降する電解液と供給され
る電解液がぶつかり合うことがなく、液流が乱れたり、
気泡が成長したりすることがない。本発明においては、
電解液の循環を円滑に保持して電解室の電解液を均一に
して電解効率を向上させ得ると同時に、通電棒用の通孔
を電解液流通路として兼用することにより製造工程が簡
略化され製造コストが低減されることにより、工業的生
産上でも利点を有するものである。
電解室11に供給された電解液は循環している電解液と
ともに電解室11内の包囲電解域18を上昇し電解室11上部
に達した後、筒状電流分配部材14の筒部内17a及び17bを
下降して電解室11内で循環を続けるか、あるいは上部電
解液通路2の下面に穿設された開口部(図示略)を通っ
て上部電解液通路2内へ移動し、一部は左右の電解液通
路4、5を通って循環して電解液供給路3に戻って、導
入口6から補給される電解液と共に再度電解液流通路13
から電解室11内へ供給される。電解室11から上部電解液
通路2内へ移動した電解液の一部は取出口7から電解槽
外へ取り出される。
ともに電解室11内の包囲電解域18を上昇し電解室11上部
に達した後、筒状電流分配部材14の筒部内17a及び17bを
下降して電解室11内で循環を続けるか、あるいは上部電
解液通路2の下面に穿設された開口部(図示略)を通っ
て上部電解液通路2内へ移動し、一部は左右の電解液通
路4、5を通って循環して電解液供給路3に戻って、導
入口6から補給される電解液と共に再度電解液流通路13
から電解室11内へ供給される。電解室11から上部電解液
通路2内へ移動した電解液の一部は取出口7から電解槽
外へ取り出される。
(発明の効果) 本発明は、フィルタープレス型電解槽の電解室ユニッ
トの額縁状枠体の下部の筒状の中空状電解液供給路に、
通電棒の挿通固定用及び電解液供給用の両機能を兼用す
る通孔を穿設してあるので、従来のフィルタープレス型
電解槽と異なり電解液供給用のみとして機能する通孔の
穿設を省略することができ電解室ユニットの製造が簡略
化される。更に、本発明では、電解液流通路を通電棒と
筒状電流分配部材が接合される通電棒接合周面部の下方
位置、ほぼ真下に位置させる構造を採用することによ
り、電解液流通路から電解室内に供給される電解液が、
電流分配部材内を下降する電解液とぶつかり合って液流
を乱したり、気泡を成長させたりすることがなく、電解
を効率良く行わせることができる。
トの額縁状枠体の下部の筒状の中空状電解液供給路に、
通電棒の挿通固定用及び電解液供給用の両機能を兼用す
る通孔を穿設してあるので、従来のフィルタープレス型
電解槽と異なり電解液供給用のみとして機能する通孔の
穿設を省略することができ電解室ユニットの製造が簡略
化される。更に、本発明では、電解液流通路を通電棒と
筒状電流分配部材が接合される通電棒接合周面部の下方
位置、ほぼ真下に位置させる構造を採用することによ
り、電解液流通路から電解室内に供給される電解液が、
電流分配部材内を下降する電解液とぶつかり合って液流
を乱したり、気泡を成長させたりすることがなく、電解
を効率良く行わせることができる。
第1図は、本発明に関るフィルタープレス型電解槽の一
実施例を示す正面図、第2図は、第1図のII−II線横断
面図、第3図は、第2図のIII−III線縦断面図、第4図
は、第2図のIV−IV線中断面図、第5図は、従来のフィ
ルタープレス型電解槽の電解室ユニットの一例を示す縦
断正面図、第6図は、第5図のVI−VI線横断面図であ
る。 1……額縁状枠体、2……上部電解液通路 3……電解液供給路、4……左部電解液通路 5……右部電解液通路、6……導入口 7……取出口、8……外面通孔 9……大径通孔、10……通電棒 11……電解室、12……プラグ 13……電解液流通路 14……電流分配部材、15……補助杆 16……電極板 17……筒部内 18……包囲電解域 19、19′、20、20′……接合部 21、22……通電棒接合周面部
実施例を示す正面図、第2図は、第1図のII−II線横断
面図、第3図は、第2図のIII−III線縦断面図、第4図
は、第2図のIV−IV線中断面図、第5図は、従来のフィ
ルタープレス型電解槽の電解室ユニットの一例を示す縦
断正面図、第6図は、第5図のVI−VI線横断面図であ
る。 1……額縁状枠体、2……上部電解液通路 3……電解液供給路、4……左部電解液通路 5……右部電解液通路、6……導入口 7……取出口、8……外面通孔 9……大径通孔、10……通電棒 11……電解室、12……プラグ 13……電解液流通路 14……電流分配部材、15……補助杆 16……電極板 17……筒部内 18……包囲電解域 19、19′、20、20′……接合部 21、22……通電棒接合周面部
Claims (1)
- 【請求項1】両面に電極板を有する額縁状の電極枠体で
電解室が構成され、該電解室がそれぞれイオン交換膜を
介して複数積層されてなるフィルタープレス型電解槽に
おいて、 (a)その筒部内(17)で下降流となり、筒部外で上昇
流となる筒部内外に電解液循環流が形成される少なくと
も1個の筒状電流分配部材(14)が、各電極板(16)面
とその筒部外周面とが2つの接合部(19、19′、20、2
0′)で接合されて、各接合部間の電極板(16)面と筒
部外周面で包囲される包囲電解域(18、18′)を形成し
て電解室(11)内に配設されており、 (b)下部電極枠体が中空体からなり電解液供給路
(3)を形成し、該下部電極枠体の電解室側面に通電棒
(10)より大径の通孔(9)が穿設形成されており、 (c)該通電棒(10)が該通孔(9)に間隙を有して挿
通され下部電極枠体に固定され、各電極板(16)面に接
合された該電流分配部材(14)の該接合部間の筒部内周
面の中間部がそれぞれ該通電棒(10)周面と接合されて
該電流分配部材(14)の筒部内(17)を2区分すると共
に、該筒部内周面中間部と接合される各通電棒接合周面
部(21、22)の下方位置に空間部を有するように該間隙
にプラグ(12)を装着して電解液流通路(13)を形成す
ることを特徴とするフィルタープレス型電解槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153428A JPH0819540B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | フイルタ−プレス型電解槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153428A JPH0819540B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | フイルタ−プレス型電解槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6311686A JPS6311686A (ja) | 1988-01-19 |
| JPH0819540B2 true JPH0819540B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=15562298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61153428A Expired - Fee Related JPH0819540B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | フイルタ−プレス型電解槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819540B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69220526T2 (de) * | 1991-03-18 | 1998-02-05 | Asahi Chemical Ind | Bipolare filterpressenartige Elektrolysezelle |
| JP2816029B2 (ja) * | 1991-03-18 | 1998-10-27 | 旭化成工業株式会社 | 複極式フィルタープレス型電解槽 |
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| EP2039806B1 (en) | 2002-11-27 | 2015-08-19 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Bipolar, zero-gap type electrolytic cell |
| JP4324638B2 (ja) | 2007-05-11 | 2009-09-02 | 原田正則 | 陥入爪の矯正装置 |
| CN114606524B (zh) * | 2022-03-23 | 2024-07-16 | 扬州乐道能源科技有限公司 | 一种可优化电解液分配的制氢电解槽及分配方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57210980A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-24 | Chlorine Eng Corp Ltd | Electric current collector |
| GB8407871D0 (en) * | 1984-03-27 | 1984-05-02 | Ici Plc | Electrode and electrolytic cell |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP61153428A patent/JPH0819540B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6311686A (ja) | 1988-01-19 |
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| JPS6311434B2 (ja) |
Legal Events
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