JPH08195532A - 光半導体装置 - Google Patents
光半導体装置Info
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- JPH08195532A JPH08195532A JP7006701A JP670195A JPH08195532A JP H08195532 A JPH08195532 A JP H08195532A JP 7006701 A JP7006701 A JP 7006701A JP 670195 A JP670195 A JP 670195A JP H08195532 A JPH08195532 A JP H08195532A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/10—Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
- H01S5/18—Surface-emitting [SE] lasers, e.g. having both horizontal and vertical cavities
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/005—Optical components external to the laser cavity, specially adapted therefor, e.g. for homogenisation or merging of the beams or for manipulating laser pulses, e.g. pulse shaping
- H01S5/0071—Optical components external to the laser cavity, specially adapted therefor, e.g. for homogenisation or merging of the beams or for manipulating laser pulses, e.g. pulse shaping for beam steering, e.g. using a mirror outside the cavity to change the beam direction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/02—Structural details or components not essential to laser action
- H01S5/026—Monolithically integrated components, e.g. waveguides, monitoring photo-detectors, drivers
- H01S5/0262—Photo-diodes, e.g. transceiver devices, bidirectional devices
- H01S5/0264—Photo-diodes, e.g. transceiver devices, bidirectional devices for monitoring the laser-output
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- Electromagnetism (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 面発光型の光半導体装置において、前方出射
光のフロントモニタを可能にする。 【構成】 半導体基板42上に、第1のクラッド層4
3,活性層44,第2のクラッド層45を有する発光部
LDと、発光部LDの前方出射光Lを立ち上げる反射面
46とを有してなる面発光型の光半導体装置において、
前方出射光を反射面46を透過して直接検出する受光部
PDを設け、反射面46に金属反射膜50を形成して構
成する。
光のフロントモニタを可能にする。 【構成】 半導体基板42上に、第1のクラッド層4
3,活性層44,第2のクラッド層45を有する発光部
LDと、発光部LDの前方出射光Lを立ち上げる反射面
46とを有してなる面発光型の光半導体装置において、
前方出射光を反射面46を透過して直接検出する受光部
PDを設け、反射面46に金属反射膜50を形成して構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体レーザ、
発光ダイオード等の発光部とその光出力をモニタするモ
ニタ用受光部を備えた面発光型の光半導体装置に関す
る。
発光ダイオード等の発光部とその光出力をモニタするモ
ニタ用受光部を備えた面発光型の光半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体レーザ装置においては、通
常、半導体レーザ素子の光出力をモニタして、積極的に
利用する半導体レーザ素子の前方から出射する光出力を
一定に保つようにしている。
常、半導体レーザ素子の光出力をモニタして、積極的に
利用する半導体レーザ素子の前方から出射する光出力を
一定に保つようにしている。
【0003】従来、半導体レーザ素子の光出力をモニタ
する方法としては、例えば図18に示すように、半導体
レーザ素子1から前方に出射した光出力3をビームスプ
リッタ2等で分割し、ビームスプリッタ2で反射した反
射光3Aを被照射体に照射し、ビームスプリッタ2を透
過した透過光3Bをフォトダイオード4で受光する方
法、或は、図19に示すように、ただ単に第1のクラッ
ド層6A,活性層6B及び第2のクラッド層6Cからな
る半導体レーザチップ6の前方の光出力7Aとは反対側
の後方からの光出力7Bを、外付けのフォトダイオード
8で検出する方法がある。
する方法としては、例えば図18に示すように、半導体
レーザ素子1から前方に出射した光出力3をビームスプ
リッタ2等で分割し、ビームスプリッタ2で反射した反
射光3Aを被照射体に照射し、ビームスプリッタ2を透
過した透過光3Bをフォトダイオード4で受光する方
法、或は、図19に示すように、ただ単に第1のクラッ
ド層6A,活性層6B及び第2のクラッド層6Cからな
る半導体レーザチップ6の前方の光出力7Aとは反対側
の後方からの光出力7Bを、外付けのフォトダイオード
8で検出する方法がある。
【0004】また、図20に示すように、pn接合j
(即ちフォトダイオードPD)を形成したシリコンサブ
マウント基板10上に、半導体レーザチップ6をマウン
トして所謂LOP(Laser On Photodi
ode)構造に構成し、半導体レーザチップ6の後方か
らの光出力7Bを基板10上のpn接合jで検出する方
法が知られている。これら図18,図19及び図20の
半導体レーザ装置5,9及び11はいずれもハイブリッ
ドで構成される。
(即ちフォトダイオードPD)を形成したシリコンサブ
マウント基板10上に、半導体レーザチップ6をマウン
トして所謂LOP(Laser On Photodi
ode)構造に構成し、半導体レーザチップ6の後方か
らの光出力7Bを基板10上のpn接合jで検出する方
法が知られている。これら図18,図19及び図20の
半導体レーザ装置5,9及び11はいずれもハイブリッ
ドで構成される。
【0005】半導体レーザ装置をあるシステム、例えば
光ピックアップに利用する場合、光出力を一定に保つた
めの光検出器とフィードバック機構が必要となる。この
ためには、通常、半導体レーザ素子からの後方の光出力
を検出するフォトダイオードかパッケージに内蔵され、
半導体レーザ素子の前方及び後方の光出力比が一定であ
ることを利用してフィードバックを行うのが一般的であ
る。
光ピックアップに利用する場合、光出力を一定に保つた
めの光検出器とフィードバック機構が必要となる。この
ためには、通常、半導体レーザ素子からの後方の光出力
を検出するフォトダイオードかパッケージに内蔵され、
半導体レーザ素子の前方及び後方の光出力比が一定であ
ることを利用してフィードバックを行うのが一般的であ
る。
【0006】図21は、従来の光ピックアップの一例を
示す。この光ピックアップ21は、半導体レーザ素子2
2,コリメートレンズ23,グレーティング24,偏光
ビームスプリッタ25,1/4波長板26,フォーカス
レンズ27,シリンドリカルレンズ28及びフォトダイ
オードからなる受光素子29を備えて成り、半導体レー
ザ素子22からのレーザ光Lをコリメートレンズ23,
グレーティング24,偏光ビームスプリッタ25,1/
4波長板26及びフォーカスレンズ27を通過して光デ
ィスク(コンパクトディスク、光磁気ディスク等)30
に照射され、この光ディスク30で反射された光が偏光
ビームスプリッタ25で反射されシリンドリカルレンズ
28を通して受光素子29にて受光検出される。
示す。この光ピックアップ21は、半導体レーザ素子2
2,コリメートレンズ23,グレーティング24,偏光
ビームスプリッタ25,1/4波長板26,フォーカス
レンズ27,シリンドリカルレンズ28及びフォトダイ
オードからなる受光素子29を備えて成り、半導体レー
ザ素子22からのレーザ光Lをコリメートレンズ23,
グレーティング24,偏光ビームスプリッタ25,1/
4波長板26及びフォーカスレンズ27を通過して光デ
ィスク(コンパクトディスク、光磁気ディスク等)30
に照射され、この光ディスク30で反射された光が偏光
ビームスプリッタ25で反射されシリンドリカルレンズ
28を通して受光素子29にて受光検出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
半導体レーザ装置を光ピックアップに利用した場合、パ
ッケージが大きくなったり、組立工程が増えるという欠
点がある。さらに、戻り光が大きい光磁気ディスクプレ
ーヤなどのシステムなどにおいては、前方及び後方の光
出力比が必ずしも一定とはならないため、前述の図19
及び図20の後方の光出力を検出する場合、前方の光出
力を間接的にモニタしていることになり、必ずしも正確
な検出ができない。そこで図18の前方の光出力をビー
ムスプリッタなどで光分岐してモニタしなければなら
ず、さらに部品点数や組立工程が増えることになる。
半導体レーザ装置を光ピックアップに利用した場合、パ
ッケージが大きくなったり、組立工程が増えるという欠
点がある。さらに、戻り光が大きい光磁気ディスクプレ
ーヤなどのシステムなどにおいては、前方及び後方の光
出力比が必ずしも一定とはならないため、前述の図19
及び図20の後方の光出力を検出する場合、前方の光出
力を間接的にモニタしていることになり、必ずしも正確
な検出ができない。そこで図18の前方の光出力をビー
ムスプリッタなどで光分岐してモニタしなければなら
ず、さらに部品点数や組立工程が増えることになる。
【0008】本発明は、上述の点に鑑み、前方の光出力
をモニタ用として直接検出できるようにした面発光型の
光半導体装置を提供するものである。
をモニタ用として直接検出できるようにした面発光型の
光半導体装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光半導体装
置は、半導体基板上に第1のクラッド層、活性層及び第
2のクラッド層を有する発光部と、発光部の前方出射光
を立ち上げる反射面とを有してなる面発光型の光半導体
装置において、立ち上げのための反射面に金属反射膜を
形成し、前方出射光をこの金属反射膜で反射して立ち上
げると共に、一部の前方出射光を金属反射膜を透過して
直接受光部に検出するように構成する。
置は、半導体基板上に第1のクラッド層、活性層及び第
2のクラッド層を有する発光部と、発光部の前方出射光
を立ち上げる反射面とを有してなる面発光型の光半導体
装置において、立ち上げのための反射面に金属反射膜を
形成し、前方出射光をこの金属反射膜で反射して立ち上
げると共に、一部の前方出射光を金属反射膜を透過して
直接受光部に検出するように構成する。
【0010】
【作用】本発明においては、発光部からの前方出射光が
反射面の金属反射膜で反射され上方に出射されると共
に、前方出射光の一部が金属反射膜を透過して受光部に
て直接検出されるので、前方出射光の光出力が正確にモ
ニタされる。そして、反射面に金属反射膜を形成するこ
とにより、反射膜として例えば誘電体多層膜を用いた場
合に比べて、波長依存性、偏光特性依存性、入射角依存
性が小さくなる。
反射面の金属反射膜で反射され上方に出射されると共
に、前方出射光の一部が金属反射膜を透過して受光部に
て直接検出されるので、前方出射光の光出力が正確にモ
ニタされる。そして、反射面に金属反射膜を形成するこ
とにより、反射膜として例えば誘電体多層膜を用いた場
合に比べて、波長依存性、偏光特性依存性、入射角依存
性が小さくなる。
【0011】
【実施例】本発明に係る光半導体装置は、第1のグリッ
ド層、活性層及び第2のグリッド層を有する発光部と、
この発光部の前方出射光を立ち上げる反射面を有してな
る面発光型の光半導体装置において、前方出射光を反射
面を透過して直接検出する受光部を設け、反射面に金属
反射膜を形成して構成する。
ド層、活性層及び第2のグリッド層を有する発光部と、
この発光部の前方出射光を立ち上げる反射面を有してな
る面発光型の光半導体装置において、前方出射光を反射
面を透過して直接検出する受光部を設け、反射面に金属
反射膜を形成して構成する。
【0012】金属反射膜としては10nm〜100n
m、好ましくは20nm〜50nmとすることができ
る。
m、好ましくは20nm〜50nmとすることができ
る。
【0013】更に、発光部の後方出射光側の共振器端面
に第2の金属反射膜を形成することができる。
に第2の金属反射膜を形成することができる。
【0014】以下、図面を参照して本発明に係る光半導
体装置の実施例を説明する。
体装置の実施例を説明する。
【0015】図1は本発明に係る光半導体装置である半
導体レーザ装置の一実施例を示す。本例の半導体レーザ
装置41は、水平共振器の半導体レーザLDとこの半導
体レーザLDからの前方出射光Lを上方に、例えば垂直
方向に立ち上げるための反射面46と、前方出射光Lを
直接検出するためのモニタ用の受光部、例えばフォトダ
イオードPDとを同一半導体基板42上にモノリシック
に形成した例である。
導体レーザ装置の一実施例を示す。本例の半導体レーザ
装置41は、水平共振器の半導体レーザLDとこの半導
体レーザLDからの前方出射光Lを上方に、例えば垂直
方向に立ち上げるための反射面46と、前方出射光Lを
直接検出するためのモニタ用の受光部、例えばフォトダ
イオードPDとを同一半導体基板42上にモノリシック
に形成した例である。
【0016】即ち、この半導体レーザ装置41は、第1
導電型のGaAs基板42上にMOCVD(有機金属化
学気相成長)法によりエピタキシャル成長した例えばA
lGaAs(又はGaAs)による第1のクラッド層4
3、例えばAlGaAs(又はGaAs)による活性層
44、例えばAlGaAs(又はGaAs)による第2
のクラッド層45からなり、両共振器端面47A,47
Bを有する水平共振器の半導体レーザ素子LDを形成
し、同一のGaAs基板42上の半導体レーザ素子LD
の前方出射光L側の共振器端面47Aと対向した位置
に、所定角度例えば45°の反射面46をもつGaAs
領域48を形成し、この反射面46に臨むようにフォト
ダイオードPDを形成すると共に、絶縁膜49を介して
この反射面46上に金属反射膜50を形成して構成され
る。
導電型のGaAs基板42上にMOCVD(有機金属化
学気相成長)法によりエピタキシャル成長した例えばA
lGaAs(又はGaAs)による第1のクラッド層4
3、例えばAlGaAs(又はGaAs)による活性層
44、例えばAlGaAs(又はGaAs)による第2
のクラッド層45からなり、両共振器端面47A,47
Bを有する水平共振器の半導体レーザ素子LDを形成
し、同一のGaAs基板42上の半導体レーザ素子LD
の前方出射光L側の共振器端面47Aと対向した位置
に、所定角度例えば45°の反射面46をもつGaAs
領域48を形成し、この反射面46に臨むようにフォト
ダイオードPDを形成すると共に、絶縁膜49を介して
この反射面46上に金属反射膜50を形成して構成され
る。
【0017】反射面46をもつGaAs領域48は、例
えばGaAs基板42上にMOCVD法により選択成長
して形成することもでき、或は、GaAs基板42に斜
め溝を形成し、その一方の溝壁を反射面46とするよう
にして形成することができる。他の溝壁はエッチング除
去されて後、半導体レーザが形成される。
えばGaAs基板42上にMOCVD法により選択成長
して形成することもでき、或は、GaAs基板42に斜
め溝を形成し、その一方の溝壁を反射面46とするよう
にして形成することができる。他の溝壁はエッチング除
去されて後、半導体レーザが形成される。
【0018】金属反射膜50は、例えば絶縁膜49とな
じみのよいTi(又はPd)の下地膜を介してAu膜を
形成して形成することができる。この反射面46上の金
属反射膜50は反射率が100%未満に設定される。
じみのよいTi(又はPd)の下地膜を介してAu膜を
形成して形成することができる。この反射面46上の金
属反射膜50は反射率が100%未満に設定される。
【0019】具体的な製造方法及び構造は詳しく後述す
る。
る。
【0020】次に、図7〜図17を用いて本実施例の特
徴を説明する。図1と同じ構造で作製したリアモニタの
場合のレーザ素子LDへの注入電流Iと光出力の光強度
Lの関係を示すI−L特性、及びモニタ電流Im と光出
力の光強度Lとの関係を示すIm −L特性を図7に示
す。この試料では、半導体レーザ素子は前方及び後方の
光出力が同じになるように作製し、フォトダイオード表
面には金属反射膜に変えて無反射コート膜を形成し、前
方の光出力のモニタ用のフォトダイオードPDでの検出
が後方の光出力の検出と等価とした。
徴を説明する。図1と同じ構造で作製したリアモニタの
場合のレーザ素子LDへの注入電流Iと光出力の光強度
Lの関係を示すI−L特性、及びモニタ電流Im と光出
力の光強度Lとの関係を示すIm −L特性を図7に示
す。この試料では、半導体レーザ素子は前方及び後方の
光出力が同じになるように作製し、フォトダイオード表
面には金属反射膜に変えて無反射コート膜を形成し、前
方の光出力のモニタ用のフォトダイオードPDでの検出
が後方の光出力の検出と等価とした。
【0021】図7において、曲線IはIm −L特性、曲
線IIはI−L特性を示す。この曲線Iに示すように、前
方光出力3mW時にモニタ電流Im は約1.5mAと非
常に大きい。通常、モニタ電流Im は0.1〜0.2m
A程度必要なことから、フロントモニタとしては反射膜
の反射率を90%程度にすればよいことがわかる。
線IIはI−L特性を示す。この曲線Iに示すように、前
方光出力3mW時にモニタ電流Im は約1.5mAと非
常に大きい。通常、モニタ電流Im は0.1〜0.2m
A程度必要なことから、フロントモニタとしては反射膜
の反射率を90%程度にすればよいことがわかる。
【0022】通常、透過率が10%程度の反射膜の材料
は、誘電体多層膜を用いるのが一般的である。しかし、
特に、図1のように斜め光入射の場合、波長依存や偏光
特性依存が大きくなる。これを補うには膜層を増やせば
よいが、全体の膜厚が厚くなり、パターニングなどのプ
ロセスに不具合が生じる。そこで、金属薄膜を反射膜と
して用いる場合を考える。通常、金属膜は全反射用が主
であり、ハーフミラーとしてはあまり用いないが、反射
率が90%程度の場合は、現実的な厚みであり、十分制
御可能である。
は、誘電体多層膜を用いるのが一般的である。しかし、
特に、図1のように斜め光入射の場合、波長依存や偏光
特性依存が大きくなる。これを補うには膜層を増やせば
よいが、全体の膜厚が厚くなり、パターニングなどのプ
ロセスに不具合が生じる。そこで、金属薄膜を反射膜と
して用いる場合を考える。通常、金属膜は全反射用が主
であり、ハーフミラーとしてはあまり用いないが、反射
率が90%程度の場合は、現実的な厚みであり、十分制
御可能である。
【0023】GaAs層上に形成したSi(アモルファ
ス)−Al2 O3 −Si(アモルファス)−Al2 O3
の誘電体4層膜と、GaAs層上に形成したAuの金属
薄膜との反射率、透過率をS偏光及びP偏光のそれぞれ
について計算した。図8〜図11は、45°入射で波長
を変えたときのS偏光反射率Rs ,P偏光反射率R
Pと、S偏光透過率TS ,P偏光透過率TP を示す。実
線で示す曲線a1 〜a4 が膜厚29nmの金属薄膜の場
合、破線で示す曲線b1 〜b4 が誘電体4層膜の場合で
ある。実線の金属薄膜の方が波長依存性が小さいことが
認められる。
ス)−Al2 O3 −Si(アモルファス)−Al2 O3
の誘電体4層膜と、GaAs層上に形成したAuの金属
薄膜との反射率、透過率をS偏光及びP偏光のそれぞれ
について計算した。図8〜図11は、45°入射で波長
を変えたときのS偏光反射率Rs ,P偏光反射率R
Pと、S偏光透過率TS ,P偏光透過率TP を示す。実
線で示す曲線a1 〜a4 が膜厚29nmの金属薄膜の場
合、破線で示す曲線b1 〜b4 が誘電体4層膜の場合で
ある。実線の金属薄膜の方が波長依存性が小さいことが
認められる。
【0024】また、図12〜図15は、波長を一定にし
て入射角を変えたときのS偏光反射率RS ,P偏光反射
率RP 、とS偏光透過率TS ,P偏光透過率TP を示
す。同様に実線で示す曲線a5 〜a8 は膜厚29nmの
金属薄膜の場合、破線で示すb 5 〜b8 が誘電体4層膜
の場合である。実線の金属薄膜の方が入射角依存性が小
さいことが認められる。
て入射角を変えたときのS偏光反射率RS ,P偏光反射
率RP 、とS偏光透過率TS ,P偏光透過率TP を示
す。同様に実線で示す曲線a5 〜a8 は膜厚29nmの
金属薄膜の場合、破線で示すb 5 〜b8 が誘電体4層膜
の場合である。実線の金属薄膜の方が入射角依存性が小
さいことが認められる。
【0025】実際にGaAs層上にAuを蒸着したもの
の反射率を測定した結果を図16に示す。実線で示す曲
線x1 がS偏光の場合、破線で示す曲線x2 がp偏光の
場合である。厚みを変えた試料を作製したが、ほぼ計算
通りの反射率が得られ、膜厚制御は現実的に可能であ
る。
の反射率を測定した結果を図16に示す。実線で示す曲
線x1 がS偏光の場合、破線で示す曲線x2 がp偏光の
場合である。厚みを変えた試料を作製したが、ほぼ計算
通りの反射率が得られ、膜厚制御は現実的に可能であ
る。
【0026】また、膜厚が30nmのAuの金属薄膜の
入射角依存性を調べたが、図17の曲線III に示すよう
に、計算通り小さいことが確かめられた。金属薄膜はリ
フトオフなどの通常のメタルプロセスでパターニング可
能であり、通常高温で成膜する誘電体より作製が簡単で
あるという利点がある。
入射角依存性を調べたが、図17の曲線III に示すよう
に、計算通り小さいことが確かめられた。金属薄膜はリ
フトオフなどの通常のメタルプロセスでパターニング可
能であり、通常高温で成膜する誘電体より作製が簡単で
あるという利点がある。
【0027】そして、上述の図1の実施例において、金
属反射膜50としては、図16の膜厚−反射率の特性図
から、10nm〜100nm、好ましくは、20nm〜
50nmの範囲に設定する。膜厚が10nmより薄くな
ると反射率が60%以下となり、反射面で立ち上げられ
た前方出射光の光出力が少なくなりすぎて実用的でなく
なる。また、100nmより厚くすると透過率が極端に
少なくなり、モニタ検出ができにくい。膜厚を20nm
〜50nmの範囲とするときには、反射率及び透過率共
に、より適切な値が得られる。
属反射膜50としては、図16の膜厚−反射率の特性図
から、10nm〜100nm、好ましくは、20nm〜
50nmの範囲に設定する。膜厚が10nmより薄くな
ると反射率が60%以下となり、反射面で立ち上げられ
た前方出射光の光出力が少なくなりすぎて実用的でなく
なる。また、100nmより厚くすると透過率が極端に
少なくなり、モニタ検出ができにくい。膜厚を20nm
〜50nmの範囲とするときには、反射率及び透過率共
に、より適切な値が得られる。
【0028】上述した図1の構成の半導体レーザ装置4
1では、半導体レーザ素子LDの前方出射光Lが反射面
46上の例えばAu等の金属反射膜50によって反射さ
れ、例えば反射面46が45°の斜面であれば垂直方向
に出射されると同時に、前方出射光Lの一部が金属反射
膜50を透過してフォトダイオードPDに検出され、前
方出射光Lの光出力が正確にモニタされる。このフォト
ダイオードPDからの検出信号を別の電気的なフィード
バック機構によりフィードバックすることにより、半導
体レーザ素子LDの前方出射光Lの光出力が一定に制御
される。
1では、半導体レーザ素子LDの前方出射光Lが反射面
46上の例えばAu等の金属反射膜50によって反射さ
れ、例えば反射面46が45°の斜面であれば垂直方向
に出射されると同時に、前方出射光Lの一部が金属反射
膜50を透過してフォトダイオードPDに検出され、前
方出射光Lの光出力が正確にモニタされる。このフォト
ダイオードPDからの検出信号を別の電気的なフィード
バック機構によりフィードバックすることにより、半導
体レーザ素子LDの前方出射光Lの光出力が一定に制御
される。
【0029】この半導体レーザ装置41によれば、前方
出射光Lを直接モニタするので、正確に前方出射光Lの
光出力を検出することができる。また、半導体レーザ素
子LD及びモニタとなるフォトダイオードPDが同一基
板上にモノリシックに形成されるので、光学系が簡素化
し、低コストとなる。また、作製が簡単となり、半導体
レーザ装置41の小型化が図れる。
出射光Lを直接モニタするので、正確に前方出射光Lの
光出力を検出することができる。また、半導体レーザ素
子LD及びモニタとなるフォトダイオードPDが同一基
板上にモノリシックに形成されるので、光学系が簡素化
し、低コストとなる。また、作製が簡単となり、半導体
レーザ装置41の小型化が図れる。
【0030】反射膜として金属反射膜50を用いること
により、反射率を容易に制御することができ、且つ光の
入射角、光の波長に依存しにくく、偏光特性の依存性も
小さくなる。また、反射膜50を薄く形成することがで
きる。
により、反射率を容易に制御することができ、且つ光の
入射角、光の波長に依存しにくく、偏光特性の依存性も
小さくなる。また、反射膜50を薄く形成することがで
きる。
【0031】次に、上例の半導体レーザ素子の具体例
を、その製法と共に説明する。図4Aに示すように第1
導電型例えばn型の{100}結晶面を主面とするGa
As基板42上に、半導体レーザ素子を構成する各半導
体層43A,44A,45Aをエピタキシャル成長す
る。すなわち、例えば順次基板と同導電型(n型)のA
lGaAsよりなる第1のクラッド層43、例えばAl
GaAs又はGaAs、本例ではGaAsよりなる活性
層44、第1のクラッド層43と異なる第2導電型例え
ばp型の第2のクラッド層45をMOCVD等によって
エピタキシーした積層膜52を形成する。
を、その製法と共に説明する。図4Aに示すように第1
導電型例えばn型の{100}結晶面を主面とするGa
As基板42上に、半導体レーザ素子を構成する各半導
体層43A,44A,45Aをエピタキシャル成長す
る。すなわち、例えば順次基板と同導電型(n型)のA
lGaAsよりなる第1のクラッド層43、例えばAl
GaAs又はGaAs、本例ではGaAsよりなる活性
層44、第1のクラッド層43と異なる第2導電型例え
ばp型の第2のクラッド層45をMOCVD等によって
エピタキシーした積層膜52を形成する。
【0032】次に、図4Bに示すように、これらエピタ
キシャル成長した積層膜52の一部を半導体レーザ素子
LDとして残して少なくとも最終的に反射鏡、即ち反射
面46、モニタ用の受光部となるフォトダイオードPD
を形成する部分をRIE(反応性イオンエッチング)等
によってエッチングする。そして、このエッチング面に
よる積層膜の両端面を半導体レーザ素子の一方の共振器
端面47A及び他方の共振器端面47Bとし、両端面4
7A及び47B間に半導体レーザ素子LDを構成する水
平共振器を形成する。この場合、図示しないが最終的に
半導体レーザ素子LDの共振器を形成する領域を挟むよ
うに電流阻止領域を不純物のイオン注入によって形成す
る。
キシャル成長した積層膜52の一部を半導体レーザ素子
LDとして残して少なくとも最終的に反射鏡、即ち反射
面46、モニタ用の受光部となるフォトダイオードPD
を形成する部分をRIE(反応性イオンエッチング)等
によってエッチングする。そして、このエッチング面に
よる積層膜の両端面を半導体レーザ素子の一方の共振器
端面47A及び他方の共振器端面47Bとし、両端面4
7A及び47B間に半導体レーザ素子LDを構成する水
平共振器を形成する。この場合、図示しないが最終的に
半導体レーザ素子LDの共振器を形成する領域を挟むよ
うに電流阻止領域を不純物のイオン注入によって形成す
る。
【0033】次いで、図4Cに示すように、半導体レー
ザ素子LDの構成部を覆って、マスク層となる例えばS
iO2 ,SiN等の絶縁膜53を被着形成する。
ザ素子LDの構成部を覆って、マスク層となる例えばS
iO2 ,SiN等の絶縁膜53を被着形成する。
【0034】次に、図4Dに示すように、絶縁膜53に
よって覆われない基板上に例えば第1導電型例えばn型
のGaAsによる第1の半導体層55を選択的にMOC
VDによって形成し、続いて、第2導電型例えばp型の
GaAsによる第2の半導体層56を選択的にMOCV
Dによって形成し、この第1及び第2の半導体層55及
び56によってモニタ用の受光部即ちフォトダイオード
PDを形成する。
よって覆われない基板上に例えば第1導電型例えばn型
のGaAsによる第1の半導体層55を選択的にMOC
VDによって形成し、続いて、第2導電型例えばp型の
GaAsによる第2の半導体層56を選択的にMOCV
Dによって形成し、この第1及び第2の半導体層55及
び56によってモニタ用の受光部即ちフォトダイオード
PDを形成する。
【0035】この場合、基板42上に選択的にエピタキ
シャル成長された第1及び第2の半導体層55及び56
の共振器端面47Aと対向する面46が特定された結晶
面となる。例えば、半導体レーザ素子LDの端面47A
及び47B間に形成された水平共振器の共振器方向bを
〔011〕結晶軸方向とするときは対向面46は{11
1}A面による斜面として生じ、方向bを〔0−11〕
結晶軸方向とするときは{111}B面による斜面とし
て生じ、いずれも基板の板面とのなす角が54.7°と
なる。
シャル成長された第1及び第2の半導体層55及び56
の共振器端面47Aと対向する面46が特定された結晶
面となる。例えば、半導体レーザ素子LDの端面47A
及び47B間に形成された水平共振器の共振器方向bを
〔011〕結晶軸方向とするときは対向面46は{11
1}A面による斜面として生じ、方向bを〔0−11〕
結晶軸方向とするときは{111}B面による斜面とし
て生じ、いずれも基板の板面とのなす角が54.7°と
なる。
【0036】また、方向bを〔100〕結晶軸方向とす
るときは対向面46は{110}面として生じ、基板4
1の面に対し、45°をなす。いずれも原子面によるモ
フォロジーの良い斜面として形成される。これによっ
て、この斜面を、半導体レーザ素子LDの端面からの出
射光を反射させて所定方向に向ける反射鏡、即ち反射面
46とすることができる。反射面は、結晶面によって形
成されることから鏡面性にすぐれ、またその傾きの設定
が正確に行われる。
るときは対向面46は{110}面として生じ、基板4
1の面に対し、45°をなす。いずれも原子面によるモ
フォロジーの良い斜面として形成される。これによっ
て、この斜面を、半導体レーザ素子LDの端面からの出
射光を反射させて所定方向に向ける反射鏡、即ち反射面
46とすることができる。反射面は、結晶面によって形
成されることから鏡面性にすぐれ、またその傾きの設定
が正確に行われる。
【0037】次に、図4Eに示すように、SiO2 ,S
iN等による絶縁膜57を介して反射面46上に前述し
た反射率100%未満の例えばAuによる金属反射膜5
0を蒸着、スパッタ等により、被着形成する。また、こ
の例では、半導体レーザ素子LDの後方の共振器端面4
7Bを覆うように、SiO2 ,SiN等による絶縁膜5
7を介して反射率100%又は之に近い高反射率の例え
ばAuよりなる金属反射膜59を被着形成する。尚、共
振器端面47B上の金属反射膜59を、反射面46上の
金属反射膜50と同一反射率の金属薄膜で同時に形成す
ることも可能である。
iN等による絶縁膜57を介して反射面46上に前述し
た反射率100%未満の例えばAuによる金属反射膜5
0を蒸着、スパッタ等により、被着形成する。また、こ
の例では、半導体レーザ素子LDの後方の共振器端面4
7Bを覆うように、SiO2 ,SiN等による絶縁膜5
7を介して反射率100%又は之に近い高反射率の例え
ばAuよりなる金属反射膜59を被着形成する。尚、共
振器端面47B上の金属反射膜59を、反射面46上の
金属反射膜50と同一反射率の金属薄膜で同時に形成す
ることも可能である。
【0038】斯くして、図2に示すように、目的の半導
体レーザ装置61が得られる。
体レーザ装置61が得られる。
【0039】図3は他の実施例であり、この例の半導体
レーザ装置62は、図4Dの工程でn型の第1の半導体
層55を選択成長させた後に、拡散によって第1の半導
体層55の表面にp型の第2の半導体層63を形成して
モニタ用のフォトダイオードPDを形成した場合であ
る。このときのフォトダイオードPDは反射面46を含
む上面にわたって形成される。それ以外の製造工程、構
成は図4及び図2と同様である。
レーザ装置62は、図4Dの工程でn型の第1の半導体
層55を選択成長させた後に、拡散によって第1の半導
体層55の表面にp型の第2の半導体層63を形成して
モニタ用のフォトダイオードPDを形成した場合であ
る。このときのフォトダイオードPDは反射面46を含
む上面にわたって形成される。それ以外の製造工程、構
成は図4及び図2と同様である。
【0040】この半導体レーザ装置61,62では、基
本的には後方からの出力光を必要としない。従って、こ
の半導体レーザ装置は前述の作用効果に加えて、半導体
レーザ素子LDの後方の共振器端面47Bを覆うように
高反射率の金属反射膜59を形成することにより、前方
出射光Lの出力光を増大させることができ、その結果、
レーザの閾値を下げることができる等、レーザの高効率
化を可能にする。
本的には後方からの出力光を必要としない。従って、こ
の半導体レーザ装置は前述の作用効果に加えて、半導体
レーザ素子LDの後方の共振器端面47Bを覆うように
高反射率の金属反射膜59を形成することにより、前方
出射光Lの出力光を増大させることができ、その結果、
レーザの閾値を下げることができる等、レーザの高効率
化を可能にする。
【0041】また、この半導体レーザ素子LDの後方の
共振器端面47Bに高反射率の金属反射膜59を形成し
た半導体レーザ装置では、ウエハープロセスですべて行
えるため、製造上、困難ではない。
共振器端面47Bに高反射率の金属反射膜59を形成し
た半導体レーザ装置では、ウエハープロセスですべて行
えるため、製造上、困難ではない。
【0042】図5は、本発明の他の実施例を示す。本例
は、第1のクラッド層43,活性層44及び第2のクラ
ッド層45を有する水平共振器の半導体レーザ素子LD
からの前方出射光Lの立ち上げ用の反射面としてマイク
ロプリズム65を用い、またモニタ用フォトダイオード
にヒートシンクを兼ねるシリコンのpinフォトダイオ
ードPDを用いて成る。即ち、主面上にモニタ用のpi
nフォトダイオードPDを形成したシリコン基板66上
にフォトダイオードPDと離れた位置に水平共振器の半
導体レーザ素子LDを配置し、更に、半導体レーザ素子
LDの前方の共振器端面47Aに対向するようにフォト
ダイオードPD上にマイクロプリズム65を配置し、こ
のマイクロプリズム65の反射面67上に、上述したと
同様の反射率100%未満の例えばAuからなる金属反
射膜50を形成して構成される。
は、第1のクラッド層43,活性層44及び第2のクラ
ッド層45を有する水平共振器の半導体レーザ素子LD
からの前方出射光Lの立ち上げ用の反射面としてマイク
ロプリズム65を用い、またモニタ用フォトダイオード
にヒートシンクを兼ねるシリコンのpinフォトダイオ
ードPDを用いて成る。即ち、主面上にモニタ用のpi
nフォトダイオードPDを形成したシリコン基板66上
にフォトダイオードPDと離れた位置に水平共振器の半
導体レーザ素子LDを配置し、更に、半導体レーザ素子
LDの前方の共振器端面47Aに対向するようにフォト
ダイオードPD上にマイクロプリズム65を配置し、こ
のマイクロプリズム65の反射面67上に、上述したと
同様の反射率100%未満の例えばAuからなる金属反
射膜50を形成して構成される。
【0043】この半導体レーザ装置68では、半導体レ
ーザ素子LDの前方出射光Lがマイクロプリズム65の
反射面67上の金属反射膜50によって反射され、上方
に出射されると共に、その前方出射光Lの一部が金属反
射膜50及びプリズム65を透過してシリコン基板66
上のフォトダイオードPDに検出されることになり、前
方出射光Lの出力が直接モニタされる。
ーザ素子LDの前方出射光Lがマイクロプリズム65の
反射面67上の金属反射膜50によって反射され、上方
に出射されると共に、その前方出射光Lの一部が金属反
射膜50及びプリズム65を透過してシリコン基板66
上のフォトダイオードPDに検出されることになり、前
方出射光Lの出力が直接モニタされる。
【0044】図6は、本発明の更に他の実施例を示す。
本例は、シリコン基板66上に之と一体の反射面70を
形成し、この反射面70にモニタ用のフォトダイオード
PDを形成し、この反射面70には絶縁膜71を介して
図5と同様の金属反射膜50を形成し、そして、シリコ
ン基板66上に金属反射膜50に対応するように図5と
同様の半導体レーザ素子LDを配置して構成される。こ
の半導体レーザ装置72では、半導体レーザ素子LDの
前方出射光Lが反射面上の金属反射膜50によって反射
され上方に出射されると共に、その前方出射光Lの一部
が金属反射膜50を透過してフォトダイオードPDに検
出され、前方出射光の出力が直接モニタされる。
本例は、シリコン基板66上に之と一体の反射面70を
形成し、この反射面70にモニタ用のフォトダイオード
PDを形成し、この反射面70には絶縁膜71を介して
図5と同様の金属反射膜50を形成し、そして、シリコ
ン基板66上に金属反射膜50に対応するように図5と
同様の半導体レーザ素子LDを配置して構成される。こ
の半導体レーザ装置72では、半導体レーザ素子LDの
前方出射光Lが反射面上の金属反射膜50によって反射
され上方に出射されると共に、その前方出射光Lの一部
が金属反射膜50を透過してフォトダイオードPDに検
出され、前方出射光の出力が直接モニタされる。
【0045】図5及び図6の例においても、半導体レー
ザ素子LDの後方の共振器端面に、前述と同様の金属反
射膜59を形成することができる。これら面発光型の半
導体レーザ装置68,72においても、上例と同様に、
前方出射光を直接検出することにより、正確なモニタが
行え、また反射膜として金属反射膜50を用いることに
よって、反射率の制御がしやすいこと、光の入射角、波
長、偏光特性等の依存性が少ないこと、反射膜を薄くで
きること、装置全体が小型化されること等の効果を奏す
る。
ザ素子LDの後方の共振器端面に、前述と同様の金属反
射膜59を形成することができる。これら面発光型の半
導体レーザ装置68,72においても、上例と同様に、
前方出射光を直接検出することにより、正確なモニタが
行え、また反射膜として金属反射膜50を用いることに
よって、反射率の制御がしやすいこと、光の入射角、波
長、偏光特性等の依存性が少ないこと、反射膜を薄くで
きること、装置全体が小型化されること等の効果を奏す
る。
【0046】上述した、半導体レーザ装置41,61,
62,68,72は、コンパクトディスクプレーヤ、光
磁気ディスクプレーヤなどの光ピックアップに用いるこ
とができる。例えば前述の図21の半導体レーザ素子2
2に代えて前述の半導体レーザ装置41,61,62,
68,又は72を配置することにより、光ピックアップ
を構成できる。この構成によれば正確な出射光をモニタ
にしてフィードバックし、光出力を一定に制御すること
ができる。また、部品点数が少なく、製造工程も簡素化
され、光ピックアップの小型化が図れる。
62,68,72は、コンパクトディスクプレーヤ、光
磁気ディスクプレーヤなどの光ピックアップに用いるこ
とができる。例えば前述の図21の半導体レーザ素子2
2に代えて前述の半導体レーザ装置41,61,62,
68,又は72を配置することにより、光ピックアップ
を構成できる。この構成によれば正確な出射光をモニタ
にしてフィードバックし、光出力を一定に制御すること
ができる。また、部品点数が少なく、製造工程も簡素化
され、光ピックアップの小型化が図れる。
【0047】上例では、発光部を半導体レーザ素子とし
たが、その他、発光部を発光ダイオードで構成する場合
にも本発明は適用できる。
たが、その他、発光部を発光ダイオードで構成する場合
にも本発明は適用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、面発光型の光半導体装
置において、発光部からの前方出射光を反射面側に配し
た受光部によって直接検出することができる。従って、
前方出射光の光出力を正確にモニタすることができる。
また、光学系が簡素化し、低コスト化が可能となる。
置において、発光部からの前方出射光を反射面側に配し
た受光部によって直接検出することができる。従って、
前方出射光の光出力を正確にモニタすることができる。
また、光学系が簡素化し、低コスト化が可能となる。
【0049】そして、反射面に金属反射膜を形成するの
で、光の入射角依存性、波長依存性、偏光特性依存性を
小さくすることができる。金属反射膜を用いるので、反
射膜を薄く形成できると共に、反射率の制御が容易とな
る。
で、光の入射角依存性、波長依存性、偏光特性依存性を
小さくすることができる。金属反射膜を用いるので、反
射膜を薄く形成できると共に、反射率の制御が容易とな
る。
【0050】金属反射膜を用いるので反射膜の作製が簡
単となる。また、この種の面発光型の光半導体装置の小
型化が可能となる。
単となる。また、この種の面発光型の光半導体装置の小
型化が可能となる。
【0051】反射面に形成する金属反射膜の膜厚を10
nm〜100nmとすることにより、モニタ検出を可能
にする適切な透過率をもたせて且つ高反射率の反射膜と
することができる。
nm〜100nmとすることにより、モニタ検出を可能
にする適切な透過率をもたせて且つ高反射率の反射膜と
することができる。
【0052】更に、発光部の後方出射光側の共振器端面
にも第2の金属反射膜を形成することにより、後方出射
光の光出力を可及的に減らし、前方出射光を光出力を可
及的に増大させることができる。この結果、発光部の閾
値を下げることができる等、発光部の高効率化を図るこ
とができる。
にも第2の金属反射膜を形成することにより、後方出射
光の光出力を可及的に減らし、前方出射光を光出力を可
及的に増大させることができる。この結果、発光部の閾
値を下げることができる等、発光部の高効率化を図るこ
とができる。
【図1】本発明に係る光半導体装置の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】本発明に係る光半導体装置の他の実施例を示す
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明に係る光半導体装置の他の実施例を示す
構成図である。
構成図である。
【図4】A 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す
製造工程図である。 B 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。 C 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。 D 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。 E 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。
製造工程図である。 B 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。 C 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。 D 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。 E 図3の光半導体装置の製造方法の例を示す製造工程
図である。
【図5】本発明に係る半導体装置の他の実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図6】本発明に係る半導体装置の他の実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図7】本発明の説明に供する注入電流I−光強度L特
性及びモニタ電流Im −光強度L特性を示すグラフであ
る。
性及びモニタ電流Im −光強度L特性を示すグラフであ
る。
【図8】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したs偏
光の波長に対する反射率Rs特性を示すグラフである。
光の波長に対する反射率Rs特性を示すグラフである。
【図9】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したs偏
光の波長に対する透過率Ts特性を示すグラフである。
光の波長に対する透過率Ts特性を示すグラフである。
【図10】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したp
偏光の波長に対する反射率Rp特性を示すグラフであ
る。
偏光の波長に対する反射率Rp特性を示すグラフであ
る。
【図11】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したp
偏光の波長に対する透過率Tp特性を示すグラフであ
る。
偏光の波長に対する透過率Tp特性を示すグラフであ
る。
【図12】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したs
偏光の入射角に対する反射率Rs特性を示すグラフであ
る。
偏光の入射角に対する反射率Rs特性を示すグラフであ
る。
【図13】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したs
偏光の入射角に対する透過率Ts特性を示すグラフであ
る。
偏光の入射角に対する透過率Ts特性を示すグラフであ
る。
【図14】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したp
偏光の入射角に対する反射率Rp特性を示すグラフであ
る。
偏光の入射角に対する反射率Rp特性を示すグラフであ
る。
【図15】誘電体4層膜と金属(Au)膜を比較したp
偏光の入射角に対する透過率Tp特性を示すグラフであ
る。
偏光の入射角に対する透過率Tp特性を示すグラフであ
る。
【図16】金属(Au)膜に45°で入射した光(s偏
光とp偏光)の膜厚と反射率の関係を示すグラフであ
る。
光とp偏光)の膜厚と反射率の関係を示すグラフであ
る。
【図17】30nm厚の金属(Au)膜に光(s偏光,
p偏光)を入射したときの入射角に対する反射率の関係
を示すグラフである。
p偏光)を入射したときの入射角に対する反射率の関係
を示すグラフである。
【図18】従来の半導体レーザ装置の一例を示す構成図
である。
である。
【図19】従来の半導体レーザ装置の他の例を示す構成
図である。
図である。
【図20】従来の半導体レーザ装置の他の例を示す構成
図である。
図である。
【図21】光ピックアップの一例を示す構成図である。
41,61,62,68,72 光半導体装置 42 基板 43 第1のクラッド層 44 活性層 45 第2のクラッド層 LD 半導体レーザ素子 PD フォトダイオード 46 反射面 50,59 金属反射膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成井 啓修 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板上に、第1のクラッド層、活
性層及び第2のクラッド層を有する発光部と、該発光部
の前方出射光を立ち上げる反射面とを有してなる面発光
型の光半導体装置において、前記前方出射光を前記反射
面を透過して直接検出する受光部が設けられ、前記反射
面に金属反射膜が形成されて成ることを特徴とする光半
導体装置。 - 【請求項2】 前記金属反射膜の膜厚が10nm〜10
0nmであることを特徴とする請求項1に記載の光半導
体装置。 - 【請求項3】 前記発光部の後方出射光側の共振器端面
に第2の金属反射膜が形成されて成ることを特徴とする
請求項1又は2に記載の光半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006701A JPH08195532A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 光半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006701A JPH08195532A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 光半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08195532A true JPH08195532A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11645634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7006701A Pending JPH08195532A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 光半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08195532A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100556457B1 (ko) * | 1998-10-07 | 2006-04-21 | 엘지전자 주식회사 | 레이저 다이오드 단면의 코팅 특성 측정 장치 및 그의 측정 방법 |
| JP2009522805A (ja) * | 2006-01-05 | 2009-06-11 | ビノプティクス・コーポレイション | 集積フォトニックデバイス用のモニタ光検出器 |
| JP2011204788A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール |
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