JPH0819632A - ゴルフ用グローブおよびコインマーカー - Google Patents

ゴルフ用グローブおよびコインマーカー

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JPH0819632A
JPH0819632A JP6175988A JP17598894A JPH0819632A JP H0819632 A JPH0819632 A JP H0819632A JP 6175988 A JP6175988 A JP 6175988A JP 17598894 A JP17598894 A JP 17598894A JP H0819632 A JPH0819632 A JP H0819632A
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marker
coin
belt
sheet
golf glove
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JP6175988A
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Etsuro Tezuka
悦郎 手塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリーン上で目印として使用するコインマー
クが容易に取り出せるようにして、マーク動作の迅速化
を可能にしたグローブを低コストで製造する。 【構成】 ベルトの外側に、それ自体が比較的硬質で弾
力性を有するプラスチック、ビニール、合成皮革、動物
の皮革その他の材料からなるシート状のコインマーカー
収納部を設け、該収納部の手首側の一辺は、少なくとも
コインマークの円板部の直径より大きな開口部を、その
ほぼ中央にコインマークのピン部が嵌合される孔部と、
該孔部から開口部の端部に達する切り溝を形成する。 【効果】 このゴルフ用グローブを着用することによっ
て、プレーヤーは、常にマークを身に付けておくことが
できるので、迅速なマーク動作が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフ用グローブの
改良に係り、特に、グリーン上で目印として使用するコ
インマーカーが容易に取り出せるようにして、マーク動
作の迅速化を可能にしたゴルフ用グローブおよびコイン
マーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフのプレーでは、グリーン上におい
て、他のプレーヤーのパッティングの邪魔にならないよ
うに、また、ボールに付着した泥や汚れ等を払き取るた
めに、グリーン上にオンしたボールをピックアップする
際、コインマーカー(以下、単にマーカーという)を使
用して元のボール位置を明示している。このマーカー
は、一般に、プラスチック製等の小型軽量であり、多く
のプレーヤーは、シャツやズボンのポケットに入れて持
ち歩いている。
【0003】ところで、このプラスチック製等のマーカ
ーは、例えば直径が17〜20mm、厚さ1.5mm前
後で、重さも0.6〜0.8g程度の小型のものが多
く、グリーン上にオンしたときは、特に同伴競技者の要
求によって、直ちにマークしなければならない、という
ケースがしばしば発生する。しかし、ビギナーのよう
に、ゴルフに不慣なプレーヤーは、自分のボールがグリ
ーンにオンしたことで一安心し、マークを要求される
と、あわててポケットの中からマーカーを取り出そうと
するが、直ちに取り出せる人はまれである。
【0004】従来のいわゆるマークホルダーとしては、
例えば、パターのシャフトのグリップ端に、マーカーの
ピン部を挿入する孔部を設けて、マーカーが脱着できる
ようにしたものが知られている。しかし、多くの場合
に、パターは、他のクラブと一緒にキャディが運んでい
るので、ボールがグリーン上にオンしたプレーヤーが、
自分のパターを渡されるのは、大半のプレーヤーがオン
した後である。
【0005】すなわち、先にオンしたプレーヤーは、キ
ャディからパターを渡される前に、マークを要求される
ケースが多い。したがって、このように、パターを利用
したマークホルダーでは、必要な時点でマーカーを取り
出すことができない、という不都合があった。
【0006】なお、ティペッグ等のホルダー(ティーホ
ルダー)は、従来から各種のものが知られており、ま
た、比較的多くの人が使用している。しかし、ティペッ
グを使用するのは、ティーショットのときであり、時間
的にも余裕のある場合が多いが、小型軽量のマーカーの
ホルダーに関しては、従来ほとんど提案されておらず、
グリーン上であわてるプレーヤーが多い、というのが実
状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
ゴルフのプレーにおいて、マーク動作時に生じるこれら
の不都合を解決し、初心者でも、グリーン上の必要な時
点で、マーカーが容易かつ迅速に取り出せるようにし
て、グリーン上におけるマーク動作が素速く行えるよう
にしてプレーの迅速化を可能にすると共に、次に行う自
分のパッティングに集中できるようにしたゴルフ用グロ
ーブおよびコインマーカーを提供することを目的とす
る。
【0008】このような不都合を解決する一つの方法と
して、この出願の発明者は、先にコインマーカー収納部
を設けたゴルフ用グローブを提案した(平成6年6月7
日の実用新案登録出願)。このゴルフ用グローブを着用
することにより、プレーヤーは、迅速かつ容易にマーク
動作を行うことができる。
【0009】すなわち、先に提案したコインマーカー収
納部を設けたゴルフ用グローブを使用すれば、従来のゴ
ルフのプレーにおいて、マーク動作時に生じる上記の不
都合が解決され、初心者でも、グリーン上の必要な時点
で、マーカーを容易かつ迅速に取り出すことが可能にな
るので、グリーン上においてマーク動作を素速く行うこ
とができる。その結果、プレーの迅速化が可能になると
共に、次に行う自分のパッティングに集中することもで
きる。
【0010】ところで、先に提案したゴルフ用グローブ
では、コインマーカー収納部の形状については充分に配
慮したが、その材質が必要な強度を保っていないと、着
用中にグローブからマーカーが脱落する等の幾つかの問
題が残されていた。この発明では、先に提案したゴルフ
用グローブについて、そのコインマーカー収納部を構成
する材質についてさらに改良し、マーカーの確実な保持
と、低コスト化とを可能にしたゴルフ用グローブを提供
すること、さらに、そのグローブと共に使用するのに好
適なコインマーカーを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、甲
側に手首へ固定するためのベルトを有するゴルフ用グロ
ーブにおいて、前記ベルトの外側に、それ自体が比較的
硬質で弾力性を有するプラスチック、ビニール、合成皮
革、動物の皮革その他の材料からなるシート状のコイン
マーカー収納部を備え、該シート状のコインマーカー収
納部は、前記ベルトの外側の全面を覆う二重構造とさ
れ、該シート状のコインマーカー収納部の手首側の一辺
は、少なくともコインマーカーの円板部の直径より大き
な開口部を有し、かつ、そのほぼ中央にコインマーカー
のピン部が嵌合される孔部と、該孔部から前記シート状
のコインマーカー収納部の開口部の端部に達する切り溝
が形成された構成である。
【0012】第2に、上記第1のゴルフ用グローブにお
いて、上記コインマーカー収納部に形成される切り溝の
方向は、手首側で、かつ、親指の方向へ斜めに形成され
た構成である。
【0013】第3に、上記第1または第2のゴルフ用グ
ローブにおいて、上記コインマーカー収納部に形成され
る切り溝の長さは、コインマーカーの円板部の直径より
小であり、該切り溝の終端から手首側は、ベルトの外面
が露出された形状としている。
【0014】第4に、上記第1から第3のゴルフ用グロ
ーブにおいて、上記コインマーカー収納部は、その内面
のコインマーカーの円板部の収納位置に、該コインマー
カーの円板部の形状と同様の凹部が形成された構成であ
る。
【0015】第5に、上記第1から第4のゴルフ用グロ
ーブにおいて、上記コインマーカー収納部は、透明なプ
ラスチック、ビニール、合成皮革その他の材料で構成し
ている。
【0016】第6に、上記第1から第5のゴルフ用グロ
ーブと使用するコインマーカーであり、該コインマーカ
ーの円板部は、その外周方向の肉厚が、ピン部の肉厚に
比べて小とされた円錐状としている。
【0017】第7に、甲側に手首へ固定するためのベル
トを有するゴルフ用グローブにおいて、前記ベルトの外
側に、それ自体が比較的硬質で弾力性を有するプラスチ
ック、ビニール、合成皮革、動物の皮革その他の材料か
らなるシート状のコインマーカー収納部を備え、該シー
ト状のコインマーカー収納部は、前記ベルトの外側の全
面を覆う二重構造とされ、該シート状のコインマーカー
収納部の手首側の一辺は、少なくともコインマーカーの
円板部の直径より大きな開口部を有し、かつ、そのほぼ
中央にコインマーカーのピン部が嵌合される孔部と、該
孔部から前記シート状のコインマーカー収納部の開口部
の端部に達する切り溝が形成され、前記シート状のコイ
ンマーカー収納部の指先側の一辺は、少なくともコイン
マーカーの円板部の直径より小さく、かつ、該円板部の
一部が露出された開口部が形成された構成である。
【0018】
【作用】この発明でも、先に提案したゴルフ用グローブ
と同様に、一般のゴルフプレーヤーは、常時グローブを
はめてプレーしている点に注目し、このゴルフ用グロー
ブに、マークの取り出しと挿着とが容易に行えるコイン
マーク収納部を付加することによって、従来のように、
ティペッグ等の小物が混在しているポケットの中から、
最も小型のマークを探し出す必要なしに、マーク動作が
行えるようにした点は共通している。
【0019】そして、従来のゴルフ用グローブのベルト
(手首への固定部)、すなわち、マジックテープ等で手
首を締め付ける甲側で、外側(マジックテープ等が下面
に設けられるベルト片)になるベルトの上面(外側)
に、それ自体が比較的硬質で弾力性を有するプラスチッ
ク、ビニール、合成皮革、あるいは動物の皮革等のシー
ト片からなるコインマーカー収納部(以下、単にマーカ
ー収納部という)を設けることによって、自分のボール
がグリーン上にオンしたときは、必要に応じて、このマ
ーカー収納部から直ちにマーカーが取り出せるようにし
ている(請求項1から請求項7の発明)。
【0020】このように、コインマーカー収納部を形成
する材料として、プラスチック、ビニール、合成皮革、
あるいは動物の皮革等のように、それ自体が比較的硬質
で弾力性を有する材質を選択する理由は、マーカーの確
実な保持と、頻繁な使用による変形の防止とを可能にす
るためである(請求項1から請求項5の発明と、請求項
7の発明)。この場合に、コインマーカーの円板部の形
状を、その外周方向の肉厚が、ピン部の肉厚に比べて小
とされた円錐状とすることによって、マーカー収納部へ
の装着や取り出しが容易になる(請求項6の発明)。
【0021】
【実施例1】次に、この発明のゴルフ用グローブについ
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、主として請求項1の発明に対応して
いるが、請求項2から請求項6の発明にも関連してい
る。
【0022】図1は、この発明のゴルフ用グローブにつ
いて、その一実施例を示す外観図である。図において、
1はグローブ本体部、2はその甲側のベルト、3はベル
ト2の縁取り部、4はマーカー収納部を構成するシート
状片を示す。
【0023】この発明のゴルフ用グローブは、従来のベ
ルト2の外面にシート状片4を取り付けて、ベルト2を
二重構造にし、ベルト2とシート状片4とでマーカーを
挟持する収納部(コインマーカー収納部)を構成した点
に特徴を有しており、グローブ本体部1や、プレーヤー
の手首に固定するベルト2等は、基本的に従来と同様で
ある。このベルト2は、裏面にマジックテープと呼ばれ
る面接着テープが取り付けられており(大半は糸で縫い
付ける)、このマジックテープ面に対向するグローブ本
体部1の一部にも、他の種類のマジックテープが取り付
けられている。
【0024】すなわち、グローブ自体は、従来のゴルフ
用グローブと同様であり、グローブ本体部1の手の甲側
で、グローブ本体部1の一部と対向する面に、マジック
テープが貼り付けられたベルト2が取り付けられてお
り、すでに述べたように、この発明のゴルフ用グローブ
では、この図1に示すように、ベルト2の外面に、それ
自体が比較的硬質で弾力性を有するプラスチック、ビニ
ール、合成皮革、動物の皮革その他の材料からなるシー
ト状片4によって、コインマーカー収納部を取り付けた
点が特徴である。
【0025】このシート状片4で構成されたコインマー
カー収納部は、ベルト4の外側の全面を覆う二重構造と
され、その手首側の一辺は、少なくともコインマーカー
の円板部の直径より大きな開口部を有し、そのほぼ中央
にコインマーカーのピン部が嵌合される孔部と、この孔
部からコインマーカー収納部の開口部の端部に達する切
り溝が形成されている(詳細は後出の図2に示す)。次
に、ベルト2とシート状片4とで構成されるコインマー
カー収納部について詳しく説明する。
【0026】図2は、この発明のゴルフ用グローブにお
ける甲側のベルトについて、そのマーカー収納部の詳細
な構成の一実施例を示す図で、(1) は正面図、(2) は右
側面図である。図における符号は図1と同様であり、ま
た、2aは甲側のベルト2に貼付られたマジックテー
プ、5はシート状片4に設けられた孔部、6は同じくシ
ート状片4に設けられた切り溝、7は切り欠き部、Mは
マーカーを示す。
【0027】この発明のゴルフ用グローブでは、この図
2(1) に正面図で示すように、甲側のベルト2の上面
に、孔部5と、切り溝6と、切り欠き部7とが設けられ
たシート状片4が設けられている。このシート状片4
は、その大きさや外側の形状は、従来のベルトとほぼ同
じであり、この図2(1) では、その手首側の一辺(図の
下方の手首側)は、少なくともマーカーMの円板部の直
径より大きな開口部、すなわち、ベルト2と非固定(自
由端)である。この開口部の両端は、必ずしも、ベルト
2と非固定であることは必要でなく、その一部はベルト
2と固定されていてもよい。この場合に、ベルト2との
固定部は、シート状片4を折り返えすことによって、ベ
ルト2とシート状片4の開口部との間に隙間をもたせれ
ば、マーカーMの装脱が一層容易になる。
【0028】また、切り溝6や、切り欠き部7は、必ず
しも手首側へ垂直に設ける必要はなく、この左手用(右
利き用)のグローブの場合には、やや右手に近い斜めの
方向に設ければ、一層マーカーの装脱が容易になる。そ
して、シート状片4の他の部分は、縁取り部3によっ
て、ベルト2と重ね合されて、ベルト2の外面上に固定
される。
【0029】この図2(1) に示す実施例では、シート状
片4の手首側(図の下方)には、マーカーMの挿入時に
ガイドとして作用する切り欠き部7が設けられており、
その中間の位置から孔部5の中心に向かって、切り溝6
が設けられている。一般に、ゴルフ用のマーカーMは、
ボール位置の目印となる円板部と、その中央に植設され
たピン部とから構成されている。
【0030】図2(1) と(2) では、二重構造のマーカー
収納部に、円板部とピン部とからなるマーカーMが収納
された状態を、破線で示している。この図2(1) と(2)
のように、マーカーMを確実に挟持するためには、シー
ト状片4として、プラスチック、ビニール、合成皮革
(人工皮革)のように、それ自体が比較的硬質で弾力性
を有する薄い材料を使用する(請求項1の発明)。
【0031】豪華さを強調する場合にはワニ革、実用性
からは牛革などの動物の皮革のように、それ自体が比較
的硬質で弾力性を有する材料を使用する。なお、所望の
強度が得られる材料であれば、その他のシート状片を使
用することができることはいうまでもない。この場合
に、シート状片4の手首側(図の下方)に、孔部5から
末広がりの切り欠き部7を設けることによって、甲側か
らベルト2の外面の一部が見えるようにすれば、マーカ
ーMの挿入時に、円板部の挿入操作が容易になる。
【0032】なお、シート状片4の他の部分(ベルト2
との固定部分)を、縁取り部3によって覆うのは、外観
をよくするためで、機能的には不要であり、また、必ず
しもベルト2の外面のほぼ全体を用う必要もない。基本
的には、ベルト2とシート状片4とで二重構造のマーカ
ー収納部を、それ自体が比較的硬質で弾力性を有する薄
い材料で構成すれば、マーカーMを確実に挟持するには
十分である。すなわち、収納されたマーカーMに、スイ
ング時の遠心力が作用しても、マーカー収納部の内部で
の移動や脱落の恐れはない。
【0033】また、マーカーMを取り出すときは、その
ピン部をつまんで切り溝6の方向へ引っ張れば、簡単か
つ迅速に、マーカー収納部から外すことができる。通
常、このようなマーカーは、小型軽量で紛失し易いの
で、プラスチック製のように安価なものが多く使用され
ている。
【0034】なお、ゴルフ用グローブは、一般に、右利
きのプレーヤーは、左手用のみを使用し、逆に、左利き
のプレーヤーは、右手用を使用する。各実施例では、左
手用(右利きプレーヤー用)のベルトについて説明する
が、右手用のグローブは、左手用のグローブと左右対称
であるから、右手用の場合には方向が逆になるだけで、
基本的な構造は同様である。
【0035】
【実施例2】この実施例は、請求項2と請求項3の発明
に対応している。先の図1や図2に示した実施例では、
コインマーカー収納部に形成される切り溝6の方向は、
孔部5から手首側へほぼ垂直にしている。この第2の実
施例では、収納部へのマーカーMの収納や取り出しを容
易にするために、切り溝6の方向や、手首側の切り欠き
部7(開口部)の形状を改良した点に特徴を有してい
る。
【0036】図3は、この発明のゴルフ用グローブにつ
いて、そのマーカー収納部の詳細な構成の第2の実施例
を示す正面図である。図における符号は図2と同様であ
り、6aはシート状片4に設けられた切り溝を示す。
【0037】この図3に示すように、マーカー収納部を
構成するシート状片4には、切り溝6aが、コインマー
カーMのピン部が嵌合される孔部5から、手首側の切り
欠き部7へ向って親指の方向へ斜めに形成されている。
このように、切り溝6aを親指側へ向けて形成すること
により、右手によって行われるマーカーMの装脱が一層
容易になる(請求項2の発明)。
【0038】図4は、この発明のゴルフ用グローブにつ
いて、そのマーカー収納部の詳細な構成の第3の実施例
を示す正面図である。図における符号は図2と同様であ
り、6bはシート状片4に設けられた切り溝を示す。
【0039】この図4の実施例では、切り溝6bの方向
は、先の図2と同様に、手首側へほぼ垂直に形成されて
いるが、その長さが短かくなっている。この点は、先の
図3の切り溝6aも同様である。すなわち、その切り溝
6bの長さは、コインマーカーMの円板部の直径より小
であり、切り溝6bの終端から手首側は、切り欠き部7
によってベルト2の外面が露出された形状である(請求
項3の発明)。
【0040】一般に、マーカーMの円板部の厚さは、
1.5mm前後の薄形であり、マーカー収納部を、それ
自体が比較的硬質で弾力性を有する薄い材料で構成すれ
ば、マーカーMの円板部が十分に挟持されて確実に保持
できる。その結果、コイン(外国のコイン)の一面の中
央にピン部を溶接したものや、イニシャル等が刻まれた
メタル製の高価なものマーカーでも、プレー中に紛失す
る心配がなくなるので、安心して使用することができ
る。
【0041】
【実施例3】この実施例は、請求項4の発明に対応して
いる。以上に説明した各実施例では、マーカー収納部を
構成するシート状片4について、その外観上の特徴を中
心に説明した。
【0042】この実施例では、コインマーカー収納部の
内面を改良した点に特徴を有しており、コインマーカー
Mの円板部の収納位置に、コインマーカーMの円板部の
形状と同様の凹部を形成した点に特徴を有している。こ
のように、マーカー収納部を構成するシート状片4につ
いて、その内面にコインマーカーMの円板部の形状と同
様の凹部を形成すれば、シート状片4の厚さをその分だ
け薄くすることができるので、結果的に、ゴルフ用グロ
ーブの外観上の厚さが小さくなり、付加されたマーカー
収納部が邪魔にならない。
【0043】
【実施例4】この実施例は、請求項5の発明に対応して
いる。以上の各実施例では、マーカー収納部を構成する
シート状片4を、不透明の材料で形成する場合を説明し
た。この実施例では、コインマーカー収納部を、透明な
プラスチック、ビニール、合成皮革その他の材料で構成
した点に特徴を有している。このように、コインマーカ
ー収納部を、透明なプラスチック、ビニール等で構成す
ることによって、収納されたコインマーカーMの円板部
の裏側を見ることができるので、見た目にきれいなマー
カーMを使用する楽しさが増える。
【0044】
【実施例5】この実施例は、請求項6の発明に対応して
いる。一般に、コインマーカーの円板部は、ほぼ薄板状
であるが、コインマーカー収納部への装脱時に、その円
板部が、コインマーカー収納部に対して少ない抵抗とな
る形状とすれば、取り出し等が容易になると共に、挿入
後の厚さも薄くできるので、その分だけプレーの邪魔に
ならない。
【0045】図5は、この発明のゴルフ用グローブで使
用するコインマーカーについて、その一実施例を示す側
面図である。図において、Aは円板部の外周の厚さ、B
はその中心部の厚さ、Cはその直径、Dはピン部の先端
の直径、Eはマーカーの高さを示す。
【0046】この図5に示すように、マーカーの円板部
を、その外周方向の厚さAを、中心部の厚さBに比べて
小さくし、全体的に円錐状にする。例えば、Aは1m
m、Bは2.5mm、Cは16.5mm、Dは3mm、
Eは16mm程度のサイズである。このような形状のマ
ーカーを使用すれば、シート状片4で構成されるコイン
マーカー収納部を、薄くすることが可能となり、プレー
の邪魔にならない。
【0047】
【実施例6】この実施例は、請求項7の発明に対応して
いる。以上に説明したゴルフ用グローブの各実施例で
は、コインマーカー収納部の開口部(マーカーMの取り
出し口)は、手首側に一個所設ける場合であり、マーカ
ーMにはピン部が設けられていた。しかし、ピン部を有
しないコインを使用する場合もある。
【0048】図6は、この発明のゴルフ用グローブにお
ける甲側のベルトについて、そのマーカー収納部の詳細
な構成の他の実施例を示す正面図である。図における符
号は図2と同様であり、8は第2の切り欠き部を示す。
【0049】この図6に示すように、シート状片4で構
成されるコインマーカー収納部について、その指先側の
一辺に、少なくともコインマーカーMの円板部の直径よ
り小さく、かつ、円板部の一部が露出された第2の切り
欠き部8(開口部)を形成して、指先側から脱落しない
ようにした点に特徴を有している。このように、第2の
切り欠き部8を設けることによって、例えばコインのよ
うに、ピン部を有しないマーカーMを下方の切り欠き部
7から挿入した場合に、多少収納された位置が中心から
ズレても、新設された第2の切り欠き部8から露出され
たマーカーMの円板部を押すことによって、マーカーM
の一端がベルトからハミ出すので、手首側から容易に取
り出すことができる。
【0050】
【実施例7】この実施例は、請求項1から請求項7の発
明に対応している。以上の述べた各実施例では、特定の
形状を有するベルト2を基準にして、シート状片4で構
成されるコインマーカー収納部の形状を説明した。しか
し、この発明のゴルフ用グローブは、従来から知られて
いる各種形状のベルトには、全て適用することが可能で
あり、以下に代表例を説明する。
【0051】図7は、この発明のゴルフ用グローブにつ
いて、そのベルトにコインマーク収納部を取り付けた状
態を示すさらに別の実施例を示す正面図で、(1) 〜(3)
は各種のベルトの代表例である。図において、11〜1
3はそれぞれベルト、11a〜13aはシート状片を示
す。
【0052】この図7は、先の図1から図4や図6に示
したベルトの変形例であるが、基本的な構造は全て共通
している。例えば、図7(1) は、特に女性用に多く見ら
れるタイプのベルト11であり、男性用に比べて小型で
あるが、マークMの大きさはベルト11の面積より大き
いので、同様に手首側(図の下方)に、シート状片11
aを付加して、二重構造のコインマーク収納部を形成す
る。
【0053】この場合にも、先の図3や図4で説明した
ように、切り溝6a,6bや切り欠き部7の形状と方向
は、垂直方向か、素手の右手に近い方向(やや右方向)
にすればよい。以上のように、この発明のゴルフ用グロ
ーブは、従来から用いられている各種形状のベルトに、
全て実施することができるので、図で説明した実施例に
限定されないことは明らかである。
【0054】
【発明の効果】この発明のゴルフ用グローブを着用する
ことによって、プレーヤーは、常にマーカーを身に付け
ておく(持ち歩く)ことができるので、迅速なマーク動
作が可能になる(請求項1から請求項7の発明)。特
に、ビギナーの場合、他のプレーヤーから遅いプレーを
非難され、またまた先にグリーン上にボールが乗ったと
きには、他のプレーヤーからマークを要求されてあわて
てしまう、というケースが多いが、マーカーがグローブ
と一緒になっていれば、要求される前にマークすること
ができる。
【0055】その上、このマーカー収納部は、ベルトと
それ自体が比較的硬質で弾力性を有するプラスチック、
ビニール、合成皮革、動物の皮革その他の材料からなる
シート状片とを重ね合わせた構成であり、グローブの製
造時に、予めコインマーカーのピン部が嵌合される孔部
(5)や切り溝(6,6a,6b)等を加工したシート
状片を、ベルトと一体に固定するだけで取り付けること
ができるので、コスト面でも有利である。さらに、プレ
ー中に紛失する心配がないので、高価なマーカーでも安
心して使用することができ、ゴルフのプレーが一層楽し
くなる、等の多くの優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のゴルフ用グローブについて、その一
実施例を示す外観図である。
【図2】この発明のゴルフ用グローブにおける甲側のベ
ルトについて、そのマーカー収納部の詳細な構成の一実
施例を示す図である。
【図3】この発明のゴルフ用グローブについて、そのマ
ーカー収納部の詳細な構成の第2の実施例を示す正面図
である。
【図4】この発明のゴルフ用グローブについて、そのマ
ーカー収納部の詳細な構成の第3の実施例を示す正面図
である。
【図5】この発明のゴルフ用グローブで使用するコイン
マーカーについて、その一実施例を示す側面図である。
【図6】この発明のゴルフ用グローブにおける甲側のベ
ルトについて、そのマーカー収納部の詳細な構成の他の
実施例を示す正面図である。
【図7】この発明のゴルフ用グローブについて、そのベ
ルトにコインマーク収納部を取り付けた状態を示すさら
に別の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1はグローブ本体部 2は甲側のベルト 2aはマジックテープ 3はベルト2の縁取り部 4はマーカー収納部を構成するシート状片 5はシート状片4に設けられた孔部 6はシート状片4に設けられた切り溝 6aはシート状片4に設けられた切り溝 6bはシート状片4に設けられた切り溝 7は切り欠き部 8は第2の切り欠き部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 甲側に手首へ固定するためのベルトを有
    するゴルフ用グローブにおいて、 前記ベルトの外側に、それ自体が比較的硬質で弾力性を
    有するプラスチック、ビニール、合成皮革、動物の皮革
    その他の材料からなるシート状のコインマーカー収納部
    を備え、 該シート状のコインマーカー収納部は、前記ベルトの外
    側の全面を覆う二重構造とされ、該シート状のコインマ
    ーカー収納部の手首側の一辺は、少なくともコインマー
    カーの円板部の直径より大きな開口部を有し、かつ、そ
    のほぼ中央にコインマーカーのピン部が嵌合される孔部
    と、該孔部から前記シート状のコインマーカー収納部の
    開口部の端部に達する切り溝が形成されていることを特
    徴とするゴルフ用グローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1のゴルフ用グローブにおいて、 上記コインマーカー収納部に形成される切り溝の方向
    は、手首側で、かつ、親指の方向へ斜めに形成されてい
    ることを特徴とするゴルフ用グローブ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のゴルフ用グロ
    ーブにおいて、 上記コインマーカー収納部に形成される切り溝の長さ
    は、コインマーカーの円板部の直径より小であり、該切
    り溝の終端から手首側は、ベルトの外面が露出された形
    状であることを特徴とするゴルフ用グローブ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のゴルフ用グロー
    ブにおいて、 上記コインマーカー収納部は、その内面のコインマーカ
    ーの円板部の収納位置に、該コインマーカーの円板部の
    形状と同様の凹部が形成されていることを特徴とするゴ
    ルフ用グローブ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のゴルフ用グロー
    ブにおいて、 上記コインマーカー収納部は、透明なプラスチック、ビ
    ニール、合成皮革その他の材料で構成されていることを
    特徴とするゴルフ用グローブ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のゴルフ用グロー
    ブと使用するコインマーカーであり、 該コインマーカーの円板部は、その外周方向の肉厚が、
    ピン部の肉厚に比べて小とされた円錐状であることを特
    徴とするコインマーカー。
  7. 【請求項7】 甲側に手首へ固定するためのベルトを有
    するゴルフ用グローブにおいて、 前記ベルトの外側に、それ自体が比較的硬質で弾力性を
    有するプラスチック、ビニール、合成皮革、動物の皮革
    その他の材料からなるシート状のコインマーカー収納部
    を備え、 該シート状のコインマーカー収納部は、前記ベルトの外
    側の全面を覆う二重構造とされ、該シート状のコインマ
    ーカー収納部の手首側の一辺は、少なくともコインマー
    カーの円板部の直径より大きな開口部を有し、かつ、そ
    のほぼ中央にコインマーカーのピン部が嵌合される孔部
    と、該孔部から前記シート状のコインマーカー収納部の
    開口部の端部に達する切り溝が形成され、 前記シート状のコインマーカー収納部の指先側の一辺
    は、少なくともコインマーカーの円板部の直径より小さ
    く、かつ、該円板部の一部が露出された開口部が形成さ
    れていることを特徴とするゴルフ用グローブ。
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