JPH08196526A - 無侵襲生化学計測装置 - Google Patents
無侵襲生化学計測装置Info
- Publication number
- JPH08196526A JPH08196526A JP7011246A JP1124695A JPH08196526A JP H08196526 A JPH08196526 A JP H08196526A JP 7011246 A JP7011246 A JP 7011246A JP 1124695 A JP1124695 A JP 1124695A JP H08196526 A JPH08196526 A JP H08196526A
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- JP
- Japan
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- light
- living body
- biochemical
- photodetector
- thickness
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- Pending
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】少なくとも光源,光検出器,信号処理・演算部
から成り、光を直接生体に照射して光の吸収により生体
中の生化学物質の濃度を求める生化学計測装置であり、
光が透過する生体部位の厚さを測定する手段、又は光源
と光検出器の距離を生体部位の厚さに合わせて変化させ
る手段を設けたことを特徴とする無侵襲生化学計測装
置。 【効果】生体部位や被検者によらず、高い精度で無侵襲
グルコース分析を行うことができる。
から成り、光を直接生体に照射して光の吸収により生体
中の生化学物質の濃度を求める生化学計測装置であり、
光が透過する生体部位の厚さを測定する手段、又は光源
と光検出器の距離を生体部位の厚さに合わせて変化させ
る手段を設けたことを特徴とする無侵襲生化学計測装
置。 【効果】生体部位や被検者によらず、高い精度で無侵襲
グルコース分析を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用の生化学分析装
置に係り、特に、無採血に生体中の生化学成分を迅速に
計測する装置に関する。
置に係り、特に、無採血に生体中の生化学成分を迅速に
計測する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近赤外光を用い、生体中の生化学物質濃
度を求める装置が米国特許5086229 号に記載されてい
る。この特許の中で600nmから1100nmの範囲
の波長の光を生体に照射し、その反射又は透過光を測定
することにより、血液中グルコース濃度を無侵襲に測定
するシステムが論じられている。
度を求める装置が米国特許5086229 号に記載されてい
る。この特許の中で600nmから1100nmの範囲
の波長の光を生体に照射し、その反射又は透過光を測定
することにより、血液中グルコース濃度を無侵襲に測定
するシステムが論じられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術は生
体部位の厚さ、すなわち、光が透過する長さにより光吸
収の大きさが異なり、測定部位又は被検者の違いには配
慮されておらず、測定精度が悪いという問題があった。
体部位の厚さ、すなわち、光が透過する長さにより光吸
収の大きさが異なり、測定部位又は被検者の違いには配
慮されておらず、測定精度が悪いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、測定部位又は被検者によ
らず、高い精度で生体物質、特に血液中グルコースの定
量分析を無侵襲に行うことができる装置を提供すること
にある。
らず、高い精度で生体物質、特に血液中グルコースの定
量分析を無侵襲に行うことができる装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】試料中の透過光により目
的成分濃度を求める方法は、数1に示すランベルト・ベ
ールの法則に基づいている。
的成分濃度を求める方法は、数1に示すランベルト・ベ
ールの法則に基づいている。
【0006】
【数1】 log(I/I′)=a・c・d (数1) ここで、I:入射光強度、I′:透過光強度、a:吸収
係数、c:濃度、d:吸収物質の厚さを表す。通常は、
入射光強度,吸収係数,吸収物質の厚さが一定の条件の
もとで、透過光強度を測定して目的物質の濃度を求め
る。吸収物質の厚さが変化すると測定値に誤差を生じ
る。
係数、c:濃度、d:吸収物質の厚さを表す。通常は、
入射光強度,吸収係数,吸収物質の厚さが一定の条件の
もとで、透過光強度を測定して目的物質の濃度を求め
る。吸収物質の厚さが変化すると測定値に誤差を生じ
る。
【0007】そこで、この課題を解決するためには、光
源及び光検出器からなるシステムに生体の厚さを測定す
る手段を設けることにより解決することがでる。
源及び光検出器からなるシステムに生体の厚さを測定す
る手段を設けることにより解決することがでる。
【0008】
【作用】数1において、吸収係数は物質固有のため一定
と考えてよく、入射光強度を一定とすれば、透過光強度
及び生体厚さを測定することにより濃度を算出すること
ができる。しかし実際には、生体中には様々な物質が存
在しておりグルコースの吸収係数のみを用いて計算する
ことはできず、既知の濃度のグルコース溶液を用いてキ
ャリブレーションを行う。すなわち、既知の濃度のグル
コース溶液を用いて校正曲線を作成し、未知試料の透過
光強度及び厚さを測定することにより未知試料の濃度を
精度良く測定することができる。
と考えてよく、入射光強度を一定とすれば、透過光強度
及び生体厚さを測定することにより濃度を算出すること
ができる。しかし実際には、生体中には様々な物質が存
在しておりグルコースの吸収係数のみを用いて計算する
ことはできず、既知の濃度のグルコース溶液を用いてキ
ャリブレーションを行う。すなわち、既知の濃度のグル
コース溶液を用いて校正曲線を作成し、未知試料の透過
光強度及び厚さを測定することにより未知試料の濃度を
精度良く測定することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第一の実施例を示したもので
ある。長さの目盛が設けられている物差し棒1に固定支
持体2を固定し、固定支持体の一端に光源3を設ける。
物差し棒1には可動支持体4が設けられており、可動支
持体の一端に光検出器5が設置されている。光源と光検
出器の間の距離と、物差し上の固定支持体と可動支持体
の距離を等しくしておくことにより、物差しで生体の厚
さを測定することが可能となる。
ある。長さの目盛が設けられている物差し棒1に固定支
持体2を固定し、固定支持体の一端に光源3を設ける。
物差し棒1には可動支持体4が設けられており、可動支
持体の一端に光検出器5が設置されている。光源と光検
出器の間の距離と、物差し上の固定支持体と可動支持体
の距離を等しくしておくことにより、物差しで生体の厚
さを測定することが可能となる。
【0010】図2は本発明の第二の実施例である。固定
台7に固定支持体2を固定し、固定支持体に光源3を設
置する。固定台7の他の部分に可動支持体4を設け、可
動支持体に光検出器5を設置する。生体試料6は光源3
と光検出器5の間に設置され、光源と光検出器を生体に
軽く押し当てるように可動支持体4を移動させる。固定
支持体と可動支持体の間には、既知の吸収係数を有する
一様な光吸収体8が設けられており、固定支持体と可動
支持体のどちらか一方に半導体レーザ9,他方に光検出
器10が設けられている。半導体レーザから所定波長の
光を光吸収体に照射し、その透過光を光検出器10で検
出する。あらかじめ、透過光強度と吸収体の長さとの関
係を調べておけば、透過光強度を測定することにより光
吸収体の長さ、すなわち、生体の厚さを測定することが
できる。したがって、光源3と光検出器5の組み合わせ
による生体の光吸収、及び半導体レーザ9と光検出器1
0の組み合わせによる既知の光吸収体の吸収を測定する
ことにより、高精度な無侵襲グルコース測定ができる。
台7に固定支持体2を固定し、固定支持体に光源3を設
置する。固定台7の他の部分に可動支持体4を設け、可
動支持体に光検出器5を設置する。生体試料6は光源3
と光検出器5の間に設置され、光源と光検出器を生体に
軽く押し当てるように可動支持体4を移動させる。固定
支持体と可動支持体の間には、既知の吸収係数を有する
一様な光吸収体8が設けられており、固定支持体と可動
支持体のどちらか一方に半導体レーザ9,他方に光検出
器10が設けられている。半導体レーザから所定波長の
光を光吸収体に照射し、その透過光を光検出器10で検
出する。あらかじめ、透過光強度と吸収体の長さとの関
係を調べておけば、透過光強度を測定することにより光
吸収体の長さ、すなわち、生体の厚さを測定することが
できる。したがって、光源3と光検出器5の組み合わせ
による生体の光吸収、及び半導体レーザ9と光検出器1
0の組み合わせによる既知の光吸収体の吸収を測定する
ことにより、高精度な無侵襲グルコース測定ができる。
【0011】図3は本発明の第三の実施例である。分析
装置本体11に指などの生体を挿入する孔12を設け
た。孔の内部には第一又は第二の実施例が設置されてい
る。測定した透過光強度及び生体厚さの情報はコンピュ
ータで演算処理され、グルコース濃度に換算され表示部
13に表示される。
装置本体11に指などの生体を挿入する孔12を設け
た。孔の内部には第一又は第二の実施例が設置されてい
る。測定した透過光強度及び生体厚さの情報はコンピュ
ータで演算処理され、グルコース濃度に換算され表示部
13に表示される。
【0012】図4は本発明の効果を示した図である。本
発明の無侵襲グルコース分析装置によって求めたグルコ
ース濃度と従来法によって求めたグルコース濃度の相関
を示したものであり、(a)は生体厚さを測定して求め
た結果、(b)は生体厚さを測定せずに求めた結果であ
る。(a),(b)の相関係数はそれぞれ0.9 および
0.7 であり、生体厚さを測定して濃度計算することに
より高精度な測定が行えることが確かめられた。
発明の無侵襲グルコース分析装置によって求めたグルコ
ース濃度と従来法によって求めたグルコース濃度の相関
を示したものであり、(a)は生体厚さを測定して求め
た結果、(b)は生体厚さを測定せずに求めた結果であ
る。(a),(b)の相関係数はそれぞれ0.9 および
0.7 であり、生体厚さを測定して濃度計算することに
より高精度な測定が行えることが確かめられた。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、生体の厚さを測定する
手段を備えており、生体の厚さと透過光強度の両方を測
定してグルコース濃度の計算を行うので生体部位や被検
者によらず、高い精度で無侵襲グルコース分析を行うこ
とができる。
手段を備えており、生体の厚さと透過光強度の両方を測
定してグルコース濃度の計算を行うので生体部位や被検
者によらず、高い精度で無侵襲グルコース分析を行うこ
とができる。
【図1】本発明の第一の実施例の説明図。
【図2】本発明の第二の実施例の説明図。
【図3】本発明の第三の実施例の説明図。
【図4】本発明の効果を示した説明図。
1…物差し、2…固定支持体、3…光源、4…可動支持
体、5…光検出器、6…生体、7…固定台、8…光吸収
体、9…半導体レーザ、10…光検出器、11…分析装
置本体、12…孔、13…表示部。
体、5…光検出器、6…生体、7…固定台、8…光吸収
体、9…半導体レーザ、10…光検出器、11…分析装
置本体、12…孔、13…表示部。
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも光源,光検出器,信号処理・演
算部から成り、光を生体に照射して光の吸収により生体
中の生化学物質の濃度を求める生化学計測装置であり、
光が透過する生体部位の厚さを測定する手段を設けたこ
とを特徴とする無侵襲生化学計測装置。 - 【請求項2】少なくとも光源,光検出器,信号処理・演
算部から成り、光を生体に照射して光の吸収により生体
中の生化学物質の濃度を求める生化学計測装置であり、
前記光源と前記光検出器の距離を生体部位の厚さに合わ
せて変化させる手段を設けたことを特徴とする無侵襲生
化学計測装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の前記生体部位の厚さを測
定する手段は、物差し,マイクロメータなどの機械的手
段、または所定の波長における既知の吸収係数を有する
材料を用い、生体部位の厚さに合わせて前記材料の長さ
を調節し、前記材料の光吸収による透過光強度を測定す
る手段である無侵襲生化学計測装置。 - 【請求項4】請求項1に記載の光源は、ガリウム,イン
ジウム,ヒ素,アンチモン,リン,アルミニウムの中か
ら複数種類組み合わせて、適切な組成で混合した材料か
らなる半導体レーザであり、好ましくは2000nmか
ら2220nmの波長範囲で放射エネルギを有し、20
65nmから2085nmの波長範囲に放射エネルギの
極大値を有するもの、又は少なくとも1450nmから
1650nmの範囲で放射エネルギを有し、1550n
mに放射エネルギの極大値を有するものであり、光検出
器はゲルマニウム,インジウムヒ素,インジウムアンチ
モン,硫化鉛またはセレン化鉛を材料とする半導体光検
出器である無侵襲生化学計測装置。 - 【請求項5】請求項1に記載の光源の光放射面と光検出
器の受光面を所定の間隔を隔てて配置し、生体試料を前
記光放射面と受光面の間に設置する無侵襲生化学計測装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011246A JPH08196526A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 無侵襲生化学計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011246A JPH08196526A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 無侵襲生化学計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08196526A true JPH08196526A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11772593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7011246A Pending JPH08196526A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 無侵襲生化学計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08196526A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005006984A1 (ja) * | 2003-07-22 | 2005-01-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 生体情報計測装置 |
| JP2009233285A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Terumo Corp | 血液成分測定装置 |
| JP2013192958A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Korea Electrotechnology Research Inst | 透過光検出型皮膚蛍光測定装置 |
| US9723990B2 (en) | 2012-03-21 | 2017-08-08 | Korea Electro Technology Research Institute | Transmitted light detection type measurement apparatus for skin autofluorescence |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP7011246A patent/JPH08196526A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005006984A1 (ja) * | 2003-07-22 | 2005-01-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 生体情報計測装置 |
| JPWO2005006984A1 (ja) * | 2003-07-22 | 2006-08-31 | 株式会社東芝 | 生体情報計測装置 |
| US7389131B2 (en) | 2003-07-22 | 2008-06-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Living body information measuring apparatus |
| US8600466B2 (en) | 2003-07-22 | 2013-12-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Living body information measuring apparatus |
| US8886268B2 (en) | 2003-07-22 | 2014-11-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Living body information measuring apparatus |
| JP2009233285A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Terumo Corp | 血液成分測定装置 |
| JP2013192958A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Korea Electrotechnology Research Inst | 透過光検出型皮膚蛍光測定装置 |
| US9723990B2 (en) | 2012-03-21 | 2017-08-08 | Korea Electro Technology Research Institute | Transmitted light detection type measurement apparatus for skin autofluorescence |
| US9955871B2 (en) | 2012-03-21 | 2018-05-01 | Korea Electrotechnology Research Institute | Transmitted light detection type measurement apparatus for skin autofluorescence |
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