JPH08196828A - グリスフィルタ及びグリスフィルタ装置 - Google Patents
グリスフィルタ及びグリスフィルタ装置Info
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- JPH08196828A JPH08196828A JP2457995A JP2457995A JPH08196828A JP H08196828 A JPH08196828 A JP H08196828A JP 2457995 A JP2457995 A JP 2457995A JP 2457995 A JP2457995 A JP 2457995A JP H08196828 A JPH08196828 A JP H08196828A
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Abstract
まで、油脂除去率を高く、静圧を低く維持して、高性能
を保ちつつ、グリスフィルタへの油脂の付着・堆積スピ
ードをできるだけ遅くし、洗浄作業を行うことなく使用
できる期間をできるだけ長くして寿命向上、保守・管理
性の向上を図ることが可能なグリスフィルタ及びかかる
グリスフィルタを備えたグリスフィルタ装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 グリスフィルタ4を、金属繊維を網状に編ん
で形成した複数枚の網状体を重合積層することにより構
成する。この場合、網状体は、吸込側となる面(正面)
から見て、網目が略方形となるように上下方向と左右方
向に繊維を編んで形成する。そして、網状体16を、心
材17に対して、順次巻き付け、巻き付け終了後に、心
材17を抜くことにより、所定枚数の網状体が重合積層
されたもの、即ち、グリスフィルタ4を形成するように
した。
Description
のグリスフィルタを備えたグリスフィルタ装置に関し、
油脂等の除去性能向上と長寿命化を同時に図る技術に関
する。
やフライヤー等の排気系統にはグリスフィルタ装置が取
り付けられている。従来、厨房の排気系統のグリスフィ
ルタ装置は、フィルタ収納ケースとしてのチャンバーボ
ックス内にグリスフィルタを収納して構成され、油脂等
を含む排気はこのグリスフィルタを通り、チャンバーボ
ックス内を経てダクトから屋外に排出される。
フィルタを収めたタイプの従来のグリスフィルタ装置で
は、厨房内のスペースが狭いため、そのサイズが制限さ
れ、グリスフィルタは30mmという厚さが主流になっ
ている。
において、グリスフィルタの性能として、次のことが求
められている。 (1)油脂除去率が高いこと。 (2)フィルタの圧力損失(静圧)が低いこと。 (3)フィルタの目詰まりがし難いこと。
ては、ステンレス製の枠体に、幅の狭い長尺の板状体を
格子状に配設した、いわゆるバッフル型と称されるもの
や、金網を取り付けたもの等がある。しかしながら、か
かる従来の厨房の排気系統用のグリスフィルタ装置の油
脂除去率(調理時等に発生する油煙に混じる油脂の捕捉
率)は一般に低く、約75〜82%程度である。
に所定間隔をおいて装着した2枚の金網間に、アルミニ
ウムやステンレス等の金属繊維を充填したグリスフィル
タ装置や、セラミック粉末を焼結等して成形した多数の
微細孔を有する、即ち、多孔質のセラミックフィルタ
等、油脂除去率が約85%以上ときわめて高い高性能グ
リスフィルタを備えたグリスフィルタ装置が開発されて
いる。
特開平6−126118号公報に示されているように、
グリスフィルタ自体を波型形状に形成し、グリスフィル
タ表面積を大きくしたものも開発されている。
フィルタにおいては、油脂除去率を高めるために、結局
は網目や微細孔の大きさを縮小するようにしている。し
かしながら、グリスフィルタにおいて、油脂は網目や微
細孔の周囲に付着して徐々に堆積するため、網目や微細
孔の大きさが小さくなるに従って、つまり、油脂除去率
が高く、高性能なグリスフィルタになるに従って、逆に
目詰まりのスピードは速くなり、寿命が短いのが一般的
である。
浄等の保守・管理も、油脂除去率が高く、高性能なグリ
スフィルタほど頻繁に行わなければならない。以上のこ
とから明らかなように、制限されたグリスフィルタの厚
みを保ったままで、グリスフィルタの油脂除去率の向
上、即ち、性能向上と、グリスフィルタの寿命向上、保
守・管理性の向上とは、相いれず、両方を満足するもの
は従来では見当たらない。
ルミストの影響を抑制するため、ミストキャッチャ、デ
ミスター(網状体)等の鉱物系オイル(潤滑油)除去用
グリスフィルタが用いられており、工場内においては厨
房と異なり、グリスフィルタの厚みを特に制限がなく、
十分な除去効率、低い静圧を得ている。
スフィルタを厨房でも用いようとすると、厨房ではグリ
スフィルタの厚みが制限されているため、十分な除去効
率を得られず、静圧も高くなってしまう。
に充填して形成したグリスフィルタは、除去率を上げる
と静圧も高くなり、下げると静圧も低くなる。即ち、現
在のデミスターでは、厨房用に適したグリスフィルタ
〔例えば、厚み30mm内で、オイル除去率(270°
Cでサラダ油をオイルミストで4時間飛ばし、フィルタ
面速度1.1m/secのとき)91.7%,静圧1.
9mmAq〕を作るのが難しい。
のであり、特に厨房の排気系統に適したグリスフィルタ
であって、制限されたグリスフィルタの厚みを保ったま
まで、油脂除去率を高く、静圧を低く維持して、高性能
を保ちつつ、グリスフィルタへの油脂の付着・堆積スピ
ードをできるだけ遅くし、洗浄作業を行うことなく使用
できる期間をできるだけ長くして寿命向上、保守・管理
性の向上を図ることが可能なグリスフィルタを提供する
ことを目的とする。又、かかるグリスフィルタを備えた
グリスフィルタ装置を提供することを目的とする。
達成するため鋭意検討を重ねたところ、次のような知見
を得た。即ち、従来の構成の高性能グリスフィルタの場
合、網目や微細孔がきわめて小さいので、油脂がこれら
の網目や微細孔を通過できずに捕捉される。換言すれ
ば、油脂はグリスフィルタ表面のうち吸込側の表面で捕
捉され、グリスフィルタ内部まではほとんど入り込んで
こない。つまり、従来、目詰まりはグリスフィルタの吸
込側表面で生じ、グリスフィルタ内部ではほとんど生じ
ていないのが実情であり、グリスフィルタの厚み分を含
めてグリスフィルタ全体を平均的に活用していないこと
を見い出し、本発明を完成するに至った。
ィルタは、金属繊維から夫々形成された複数枚の網状体
を、重合積層して形成した。
属繊維を編むことにより形成した。
ル編みで編んで形成した。
周形状が略方形である心材に巻き付けて重合積層した。
外面側の網状体を、網目の相対向する角部が上下,左右
に位置する菱形形状をなすように形成した。
は、上記の請求項1〜4のうちいずれか1つに記載のグ
リスフィルタを、フレームに収納して構成した。
外面側に横方向に延びるブラインドを上下方向に等間隔
で複数設けた構成とした。
グリスフィルタ外面を押さえる外枠押さえ網と、内枠側
に位置してグリスフィルタ内面を押さえる内枠押さえ網
とを収納して備えるようにした。
正面、即ち、油脂の吸込側の面からみれば、各網状体の
網目により形成される隙間の大きさ、形状がランダムと
なる。従って、油脂は、グリスフィルタの吸込側表面付
近の目だけではなく、表面付近の目の粗い部分を経て、
グリスフィルタ表面より奥側にあるグリスフィルタ内部
の目でも付着・堆積する。
表面のみならず、グリスフィルタ内部でも生じており、
グリスフィルタの厚み分を含めてグリスフィルタ全体を
平均的に活用していることになる。この結果、油脂除去
率を高く維持して、高性能を保ちつつ、グリスフィルタ
への油脂の付着・堆積スピードをできるだけ遅くし、洗
浄作業を行うことなく使用できる期間をできるだけ長く
して寿命向上、保守・管理性の向上を図ることが可能と
なる。
は、金属繊維を編むことにより所定の形状、大きさに形
成された網目が容易に形成される。
みで金属繊維を編んでいるため、繊維系のきわめて細い
金属繊維を用いても網状体の形状が安定する。
成するグリスフィルタの巾を有する所定長さの網状体
と、形成するグリスフィルタの巾と略合致する長さの4
辺を有する段ボール等の方形板状の心材とを用意し、こ
の網状体を、心材に対して順次巻き付け、巻き付け終了
後に心材を抜く。従って、網状体としては繋がっている
が、所定枚数の網状体が重合積層されたもの、即ち、グ
リスフィルタが形成される。
ルタの最外面側の網状体を、各方形状の網目の相対向す
る角部が上下,左右に位置するように、即ち、網目が菱
形形状をなすように、予め網目の形態を設定しておけ
ば、油だれ量を低減できる。
ルタはフレームに収納され、グリスフィルタ装置とし
て、例えば、ガスレンジ等の熱機器の上方に設置される
厨房用の換気装置の吸気口に取り付けられる。
に、外面側に横方向に延びるブラインドを上下方向に等
間隔で複数設けることにより、グリスフィルタから落下
する油がグリスフィルタ装置下方の熱機器側に飛散する
のを防止でき、防火性能を向上できると共に、グリスフ
ィルタ装置の外観の向上にも役立つ。
ルタは、フレーム内において、外枠側押さえ網と、内枠
側押さえ網とにより保持される。
する。図1は、本発明に係るグリスフィルタを備えたグ
リスフィルタ装置の一実施例の構成を示す分解斜視図で
ある。この図において、グリスフィルタ装置1は、外枠
2と内枠3とからなるフレームと、該フレームにより保
持されるグリスフィルタ4と、外枠2側に位置してグリ
スフィルタ4外面を押さえる外枠側押さえ網5と、内枠
3側に位置してグリスフィルタ4内面を押さえる内枠側
押さえ網6と、から構成される。
配置される一対の横桟2A,2Bと、左側と右側に離間
して平行配置される一対の縦桟2C,2Dとから構成さ
れる。横桟2A,2Bと縦桟2C,2Dは、夫々断面略
コ字形状にされる。
面側には、丸棒からなる取手7が取り付けられている。
又、外枠2の開口面には、夫々両端部が横桟2A,2B
の内側壁に固着された複数本の補強丸棒8が所定間隔を
もって配設されている。更に、両横桟2A,2B夫々の
外側壁の長手方向の両端には、外枠2と内枠3とを結合
する止めビス9の挿通孔10が形成されている。又、前
記下側の横桟2Bには、複数の油の吐出孔2aが開口さ
れている。
配置される一対の横桟3A,3Bと、左側と右側に離間
して平行配置される一対の縦桟3C,3Dとから構成さ
れる。横桟3A,3Bと縦桟3C,3Dは、夫々断面略
L字形状にされる。
横桟3A,3Bの端壁に固着された複数本の補強棒8が
所定間隔をもって配設されている。更に、両横桟3A,
3B夫々の側壁の長手方向の両端には、前記止めビス9
の挿通孔10が形成され、両横桟3A,3B夫々の側壁
内面の挿通孔10位置には止めビス9が嵌合されるナッ
ト11が溶接により固着されている。
ルタ4、外枠側押さえ網5及び内枠側押さえ網6を組み
立てるには、内枠3に内枠側押さえ網6をセットし、該
内枠側押さえ網6表面にグリスフィルタ4をセットし、
その上に外枠側押さえ網5をセットし、その上から外枠
2を内枠3に嵌め込み、各止めビス9を各挿通孔10に
挿通して各ナット11に嵌合する。
2に示すように、ガスレンジ等の熱機器の上方に設置さ
れる厨房用の換気装置12の吸気口13に取り付けられ
る。この換気装置12は、ファン14の駆動により、吸
気口13からその周囲の高温空気を強制的に吸い込み、
ダクト15を介して外部に排出するようになっている。
るグリスフィルタ4の構成について説明する。このグリ
スフィルタ4は、金属繊維を網状に編んで形成した複数
枚の網状体を重合積層することにより構成される。業務
用厨房設備の排気系統に用いる場合には、耐熱性、不燃
性が要求されるため、ステンレスやアルミニウム等から
なる金属繊維から形成する。
ら見て、網目が略方形となるように上下方向と左右方向
に繊維を編んで形成する。この場合、本実施例で用いる
金属繊維の繊維径がきわめて小さいため(約0.1〜
0.15mm)、例えば繊維同士を1回交差させるだけ
の単純な編み方では、網目の形状や網状体16の全体形
状を維持できないおそれがある。このため、図4に示す
ように、上下、左右に繊維16a、16b同士を複雑に
絡めて編む、いわゆるラッセル編みにより形成すること
が好ましい。
先ず、図3に示すように、形成するグリスフィルタ4の
巾Lを有する所定長さの網状体16と、形成するグリス
フィルタ4の巾と略合致する長さの4辺を有する段ボー
ル等の方形板状の心材17とを用意する。
して、図5に示すように、順次巻き付け、巻き付け終了
後に、心材17を抜く。すると、網状体16としては繋
がっているが、所定枚数の網状体が重合積層されたも
の、即ち、グリスフィルタ4が形成される。
網状体16を一度に巻き付けて、所定枚数の網状体が重
合積層されたグリスフィルタ4を形成するようにする他
に、心材17に対して所定長さの網状体を巻き付けて、
所定枚数の網状体が重合積層されたものを複数枚形成
し、これらを更に重ね合わせて積層することにより、所
定枚数の網状体が重合積層されたグリスフィルタ4を形
成するようにしても良い。尚、心材として略方形で、厚
み0.2〜1mm程度のステンレスの枠を使用し、網状
体16をこれに巻き付けたまま、心材を抜き取らないで
そのままグリスフィルタ4として使用することもでき
る。
した複数枚の網状体を重合積層することにより、各網状
体の網目によりランダムな大きさ、形状に形成された隙
間が形成されたグリスフィルタ4が完成する。
士の間隔)は、網状体の積層枚数も限定されないので、
上記したように任意であるが、各網状体の網目が小さ過
ぎると、網状体を複数枚重ね合わせることにより、網目
により形成される隙間が小さくなり過ぎる。したがっ
て、通常は4mm以上となるように編むことが好まし
い。
について説明する。換気装置12のファン14を駆動す
ると、排気中の油脂は、吸込側から網目によってランダ
ムな大きさ、形状に形成された隙間を経て、吐出側へと
通過しようとする。
め、網目を形成するいずれかの部分の繊維に付着するこ
とになる。この際、本実施例によれば、正面から見たと
きの隙間がランダムな大きさ、形状であるため、1枚目
の網状体の繊維に付着する油脂もあれば、網目を通過し
て2枚目の網状体の繊維に付着するものもある。更に、
網目を通過して、3枚目,4枚目,・・・の網状体を構
成する繊維に付着する油脂もある。
脂が付着するのではなく、グリスフィルタ4奥行き部分
全体に油脂が付着するのである。したがって、従来のよ
うに、吸込側表面のみ、本実施例で言えば、最も吸込側
に配設される1枚目の網状体の網目の周囲のみに油脂が
付着して該網目を閉塞してしまうことがない。
・堆積せず、吐出側寄りに配設される網状体の繊維にも
付着・堆積する結果、油脂の付着・堆積可能な部分が実
質的に増加し、油脂除去効率を向上でき、性能の向上を
図れると同時に、洗浄しなくとも使用できる期間が長く
なり、困難の洗浄作業を行う回数が低減できる等、グリ
スフィルタ4の寿命向上、保守・点検性の向上を図れ、
維持費用の低減を図れる。
きることは上記の説明により明確となったが、本発明者
は、網状体の繊維径、網状体の網目の大きさ、積層枚数
等がグリスフィルタの性能、寿命向上にどのように影響
するかを検討した。
mmとする。又、網目の目幅は、前述したように、4m
m以上とし、例えば、4×4mm、6×6mm、8×8
mmとする。4×4mmの目幅の網状体では、これを5
8枚積層してグリスフィルタを構成し、6×6mmの目
幅の網状体では、これを80枚積層してグリスフィルタ
を構成し、8×8mmの目幅の網状体では、これを10
0枚積層してグリスフィルタを構成した結果、目詰まり
がし難く、所望する寿命が得られた。尚、グリスフィル
タの厚みは30mm以内とする。
るには、繊維径を小さくし(0.15mm以下)、網状
体の網目の目幅を上記のように4mm以上とすることが
好ましい。網状体の網目の目幅が大きい8×8mmのも
のが最も目詰まりし難い。
(0.15mm以下)、網状体の網目の目幅を上記のよ
うに4mm以上としたことにより、上記のように網状体
を57〜100枚積層しても、低静圧に抑えることがで
きた。
すと、270°Cでサラダ油をオイルミストで4時間飛
ばした実験で、2枚の金網間に直径0.1mmのステン
レス繊維を1.4kg充填してなる従来のグリスフィル
タ(縦500mm×横500mm×厚さ27mm、日本
カルミック(株)製、商品名:EXグリスフィルター)
では、フィルタ面風速は、フィルタ面上部の左側,中
側,右側が、夫々1.0,1.4,1.3,フィルタ面
中部の左側,中側,右側が、夫々1.1,1.2,1.
3,フィルタ面下部の左側,中側,右側が、夫々1.
0,1.1,1.1であった。又、平均風速は、1.1
7m/sec、静圧は、試験開始時に2.4mmAqで
試験開始4時間後に2.8mmAq、油脂除去率88.
8%であった。
目幅が6×6mmとなるようにラッセル編みしたものを
折り畳んだ重量1.4kgの本発明のグリスフィルタ
(縦500mm×横500mm×厚さ27mm)では、
フィルタ面風速は、フィルタ面上部の左側,中側,右側
が、夫々1.1,1.3,1.2,フィルタ面中部の左
側,中側,右側が、夫々1.1,1.1,1.1,フィ
ルタ面下部の左側,中側,右側が、夫々1.1,1.
1,1.1であった。又、平均風速は、1.13m/s
ec、静圧は、試験開始時に1.9mmAqで試験開始
4時間後に2.1mmAq、油脂除去率91.73%で
あった。
が制限されている状況下において、グリスフィルタの性
能として、次のことを全て満足できることが明らかとな
った。 (1)油脂除去率が高いこと。 (2)フィルタの静圧が低いこと。 (3)フィルタの目詰まりがし難いこと。 又、本発明のグリスフィルタは、フィルタの目詰まりが
し難いことから、油だれ量も低減することができる。
大きさの網目を有する網状体を積層して構成するため、
計算された性能のグリスフィルタを製造できる。因に、
セラミック製のグリスフィルタでは、性能は一定となら
ない。
る。即ち、上記の実施例においては、所定長さの網状体
16を心材17に対して順次巻き付けることにより、所
定枚数の網状体が重合積層されたグリスフィルタ4を形
成するようにしたが、図6に示すように、所定の方形状
の網状体を一枚ずつ重合積層してグリスフィルタを形成
しても良い。
の網状体18は、吸込側の面〔正面(矢印X方向)〕か
ら見て、網目18aが略方形となるように上下方向と左
右方向に繊維を編み、これに隣接して配設される第2の
網状体19は、前記矢印X方向から見て、網目19aが
略ひし形となるように左上から右下へ及び右下から左下
へ繊維を編み、両者を重ね合わせる。
同様に、上下左右に繊維を編むが、重ね合わせたとき
に、網目20aが第1の網状体18の網目18aと一致
しないようにずらして第2の網状体19に積層する。第
4の網状体21は、第2の網状体19と同様に斜め方向
に繊維を編むが、ひし形の網目21aが第2の網状体1
9の網目19aと一致しないようにずらして、第3の網
状体20に積層する。
各網状体の各網目により形成される隙間の大きさ、形状
は、略方形のものや、ひし形、三角形など、種々のもの
が形成されることになる。
に限定されず、三角形や台形状等に編んでもよい。ま
た、各網目を同形状に形成するにしても、その大きさ、
即ち、網目を形成する繊維の間隔を同じにする必要もな
い。さらに、全ての網目が同形状となるように形成し、
隣接する各網状体を上下左右、或いは斜め方向にずらし
て網目が一致しないようにすることで、矢印方向から見
たときの網目により形成される隙間の大きさ、形状をラ
ンダムなものにすることもできる。
と内枠側押さえ網とを、グリスフィルタ装置をセットし
たときに、図7に示すように、各方形状の網目の相対向
する角部が上下,左右に位置するように、即ち、網目が
菱形形状をなすように、予め網目の形態を設定しておく
ようにすると、油だれ量を低減できる。
外面側の網状体も、各方形状の網目の相対向する角部が
上下,左右に位置するように、即ち、網目が菱形形状を
なすように、予め網目の形態を設定しておけば、油だれ
量を低減できる。
装置1の外面に、横方向に延びるブラインド22(例え
ば、ステンレス製羽根)を上下方向に等間隔で複数設け
るようにすれば、グリスフィルタ4から落下する油がグ
リスフィルタ装置1下方の熱機器側に飛散するのを防止
でき、防火性能を向上できると共に、グリスフィルタ装
置1の外観の向上にも役立つ。尚、このブラインド22
に代えて、同様の機能を有するが構造の簡易な、図9に
示したグリスフィルタ装置1の下方部のみを覆う防火用
カバー23を設けてもよい。
タ装置1の外枠側押さえ網5と内枠側押さえ網6とを、
平面形状に形成したが、外枠側押さえ網5と内枠側押さ
え網6夫々を波が横方向に連続するような波形形状に折
り曲げ加工すると良い。このように波形形状に折り曲げ
加工することにより、グリスフィルタ4面からの油だれ
がグリスフィルタ4下部のフレーム内面にスムーズに落
下し、グリスフィルタ下部のフレーム壁に開口される油
の吐出孔2a(図1参照)から効果的に排出されるか
ら、油がグリスフィルタ4表面からフレーム外面に沿っ
て伝わって落ちることがない。この場合でも、上記した
ブラインド22や防火用カバー23を取り付けてもよい
ことはもちろんである。
明によれば、油脂除去率を高く維持して、高性能を保ち
つつ、グリスフィルタへの油脂の付着・堆積スピードを
できるだけ遅くし、洗浄作業を行うことなく使用できる
期間をできるだけ長くして寿命向上、保守・管理性の向
上を図ることが可能となる。
は、金属繊維又は合成樹脂繊維を編むことにより所定の
形状、大きさに形成された網目が容易に形成される。
みで金属繊維を編むことにより、網状体の形状保持に役
立つ。
合積層が容易に行え、網目によりランダムな大きさ、形
状に形成された隙間がグリスフィルタに形成できる。
低減できる。
ルタを、例えば、ガスレンジ等の熱機器の上方に設置さ
れる厨房用の換気装置の吸気口に取り付けることができ
る。
ルタから落下する油がグリスフィルタ装置下方の熱機器
側に飛散するのを防止でき、防火性能を向上できると共
に、グリスフィルタ装置の外観の向上にも役立つ。
ルタを、フレーム内において、外枠側押さえ網と、内枠
側押さえ網とにより確実に保持できる。
の分解斜視図
た換気装置の斜視図
面図
面図
す平面図
た状態を示す側面図
を取り付けた状態を示す斜視図
Claims (8)
- 【請求項1】金属繊維から夫々形成された複数枚の網状
体を、重合積層して形成したことを特徴とするグリスフ
ィルタ。 - 【請求項2】前記網状体は、金属繊維を編むことにより
形成される請求項1記載のグリスフィルタ。 - 【請求項3】金属繊維の編み方がラッセル編みである請
求項2記載のグリスフィルタ。 - 【請求項4】前記網状体は、外周形状が略方形である心
材に巻き付けて重合積層される請求項1〜3のうちいず
れか1つに記載のグリスフィルタ。 - 【請求項5】グリスフィルタ最外面側の網状体は、網目
の相対向する角部が上下,左右に位置する菱形形状をな
すように形成される請求項1〜4のうちいずれか1つに
記載のグリスフィルタ。 - 【請求項6】請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の
グリスフィルタを、フレームに収納して構成したことを
特徴とするグリスフィルタ装置。 - 【請求項7】前記フレームは、外面側に横方向に延びる
ブラインドを上下方向に等間隔で複数設けた構成である
請求項6記載のグリスフィルタ装置。 - 【請求項8】前記フレームは、グリスフィルタ外面を押
さえる外枠押さえ網と、内枠側に位置してグリスフィル
タ内面を押さえる内枠押さえ網とを収納して備えた請求
項6又は7記載のグリスフィルタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02457995A JP3145887B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | グリスフィルタ及びグリスフィルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02457995A JP3145887B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | グリスフィルタ及びグリスフィルタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08196828A true JPH08196828A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3145887B2 JP3145887B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=12142083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02457995A Expired - Lifetime JP3145887B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | グリスフィルタ及びグリスフィルタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3145887B2 (ja) |
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| JP2006334511A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Fuji Chemical Kk | エアフィルタ |
| JP2015009184A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 谷口商会株式会社 | 濾過装置及び濾過方法並びにフィルター |
| US11041787B2 (en) | 2015-01-22 | 2021-06-22 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Aperture array and production method therefor |
| JP2023162012A (ja) * | 2022-04-26 | 2023-11-08 | 共立製薬株式会社 | 熱交換器用油塵除去フィルタ及び冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP02457995A patent/JP3145887B2/ja not_active Expired - Lifetime
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