JPH08196834A - ウェザールーバー - Google Patents

ウェザールーバー

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JPH08196834A
JPH08196834A JP2451395A JP2451395A JPH08196834A JP H08196834 A JPH08196834 A JP H08196834A JP 2451395 A JP2451395 A JP 2451395A JP 2451395 A JP2451395 A JP 2451395A JP H08196834 A JPH08196834 A JP H08196834A
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louver
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louvers
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JP2451395A
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Hidetoshi Arii
英俊 有井
Hiroaki Yokoyama
博昭 横山
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Nippon Muki Co Ltd
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Nippon Muki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルーバーに付着した雨滴がルーバーを通過し
て吸気フィルタ内に設置したフィルタに付着しないよう
にするためのウェザールーバーを提供する。 【構成】 複数のルーバーユニットからなるウェザール
ーバーにおいて、隣接するルーバーユニット間にそれら
の下流側を互いに仕切る仕切板を設け、その仕切板の奥
行寸法をルーバーユニット巾寸法のほぼ1/2〜1倍と
し、ルーバーの後縁から斜め後方向に飛散する雨滴を少
なくとも前記仕切板に衝突させ雨水を捕集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン発電装置
用吸気フィルタ及び空調用空気取入設備等に設ける雨水
浸入防止のためのウェザールーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外設置のガスタービン発電装置
の吸気フィルタにおいて、空気取入口には雨水浸入防止
のためにウェザールーバーが設けられている。例えば、
図6に示すように、吸気フィルタ21においては、空気
取入口にウェザールーバー22が設けられ、次いでプレ
フィルタ23、高性能フィルタ24が配置されている。
図中、25は吸気フィルタチャンバ、26は点検扉を示
す。又、従来のウェザールーバーは、例えば、図7及び
図8に示すように、ウェザールーバ−22のジグザグ状
断面のルーバー27が囲枠28の中にたて方向に一定間
隔を置いて平行に配置され、取り付けられてなるもので
ある。しかし、かかる従来のウェザールーバ−の構造で
は、雷雨や台風時などの烈しい風雨に対して雨水の浸入
を完全に防止することは不可能であった。とくに吸気フ
ィルタ内に設置された高性能フィルタにはガラス繊維濾
紙が使われており、この濾紙に雨水が付着すると、フィ
ルタの性能が低下し、また濾材破損の原因にもなる。
【0003】一方、吸気フィルタは、フィルタのじん埃
捕集効率を高め、フィルタの寿命を延ばすため、プレフ
ィルタ+高性能フィルタの組合せ又はプレフィルタ+中
性能フィルタ+高性能フィルタの組合せで使用されてい
る。この場合、プレフィルタに撥水性の高い材質、例え
ば合成繊維製の濾材を使用して、雨水の浸入を阻止しよ
うとするものもあるが、烈しい風雨では、雨水がこのプ
レフィルタを通過してしまうこともある。また、ウェザ
ールーバーの雨水捕集効率を高める方法として、ルーバ
ーのピッチを小さくしたり、ルーバーの断面形状の変更
などが試みられているが、これらを実施すると雨水の捕
集効果は上がるが、逆に抵抗損失が増えると共にルーバ
ー表面に付着する羽毛や落葉やじん埃などの掃除が面倒
になるなどの欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでウェザールーバ
ーの構造と雨水の挙動について検討した。ウェザールー
バーに雨水が強く当った状態を注意深く観察すると、ル
ーバーの表面に付着した雨滴がルーバーの表面に沿って
下方に流れて行くに従い次第に雨滴が大きくなり、その
量も増えてくる。そしてこの雨滴の量が増えると、遂に
雨滴はルーバーの表面から離れ、ルーバーの間を流れる
空気流に乗ってルーバーを通過してフィルタへと流れて
しまう。この状態は風雨の強いほど著しい。なお、ルー
バー間を流れる空気の流れはルーバーを構成する板の傾
斜角と同じ方向に流れるので、前記雨滴の飛散方向もル
ーバーの出口角と同じ方向となる。従って、本発明の目
的は、ルーバー表面に付着した雨滴がルーバーを通過し
て吸気フィルタ内に設置したフィルタに付着しないよう
にするためのウェザールーバ−を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のウェザールーバ
−は、上記目的を達成すべく、複数のルーバーユニット
からなるウェザールーバーにおいて、隣接するルーバー
ユニット間にそれらの下流側を互いに仕切る仕切板を設
け、その仕切板の奥行寸法をルーバーユニット巾寸法の
ほぼ1/2〜1倍とし、ルーバー後縁から斜め後方向に
飛散する雨滴を少なくとも前記仕切板に衝突させ雨水を
捕集することを特徴とする。前記ルーバーユニットの巾
方向のほぼ中央からルーバー後縁の向きが左右で反対方
向になるようにルーバーを配置し、それぞれのルーバー
の後縁からの雨滴を前記仕切板及びルーバーユニットの
下流側の側壁に衝突させるようにしたことが好ましい。
【0006】
【作用】前述のように、本発明によれば、ルーバーから
飛散した雨滴は空気流と共に斜め後方に飛散するので、
この飛散雨滴を、隣接するルーバーユニット間にそれら
の下流側を互いに仕切るように設けられた仕切板に衝突
させる。衝突した雨滴は仕切板の表面に付着しながら下
方へ流れ、吸気フィルタチャンバの下部に設けた排水口
から吸気フィルタの外へ排出される。仕切板の高さは吸
気フィルタの天井から床面までとし、ルーバーから仕切
板方向へ飛散する雨滴はすべて衝突する構造となってい
る。なお、飛散雨滴は、吸気フィルタチャンバの側壁に
衝突した場合、その表面を流下して、排水口から排出さ
れ得る。ウェザールーバーの全巾が大きい場合には、通
常ルーバーユニットを複数個並べるが、その場合、各ル
ーバーユニット間に仕切板を設ける。仕切板の奥行寸法
はルーバーユニットの巾寸法とほぼ同一寸法とするが、
ルーバーの出口角度を、ルーバーユニットの中央から左
右夫々反対にすると仕切板の奥行寸法はルーバーユニッ
ト巾のほぼ1/2でよい。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明のウェザールーバーの外観斜視図
であり、図2は図1の線A−Aに沿った断面図であり、
図3はルーバーから飛散する雨滴の状態を示す説明図で
ある。図1、図2及び図3に示すように、ウェザールー
バー1は、ルーバーユニット2a、2bの2ヶからな
り、例えばルーバーユニット2aにはルーバー3a、3
bが囲枠の中にたて方向に一定間隔を置いて平行に配置
され、固定されている。これらのルーバーの形状はジグ
ザグ状に折り曲げた板状のもので、山の角度は90゜〜
120゜、山数は2山〜5山のものが好ましい。また、
図2及び図3に示すように、ルーバーの曲げた方向はル
ーバーユニットの中央からみて左右は夫々反対方向に向
いている。
【0008】ルーバーユニット2a、2bの間にはそれ
らの下流側を互いに仕切るように仕切板4が設けられて
いる。仕切板4の奥行き寸法はルーバーユニット2a、
2bの巾のほぼ1/2になっている。空気の流れと共に
ルーバーユニット2a、2bに入ってきた雨滴は、ルー
バー3a、3bに当り、大部分はルーバーの表面に沿っ
て下方に流れてしまうが、烈しい風雨の場合は雨滴の一
部はルーバーの後縁に沿って下方へ流れ、ルーバーから
離れ飛散する。この飛散した雨滴は、図3に示すよう
に、空気と共にルーバー3a、3bを通過して吸気フィ
ルタ内へ流れるが、その慣性力によりルーバーの出口角
度により吸気フィルタのチャンバー5の側壁面及び仕切
板4の壁面に対し約45゜〜60゜の角度で、それぞれ
チャンバー壁面及び仕切板に衝突する。衝突した雨滴は
前記壁面及び仕切板の表面を伝わり下方へ流れ、チャン
バー下部に設けられた排水口6から吸気フィルタの外へ
排出される。このためルーバーの下流側に設置してある
プレフィルタ及び高性能フィルタへと雨滴が達すること
はない。
【0009】また、図4に本発明によるウェザールーバ
ーの別の実施例の外観斜視図を示す。これは、ルーバー
ユニット2a、2b、2c、2d、2e、2fの6ヶを
2段×3列となるように積重ねたものであり、仕切板4
a、4bは隣接するルーバーユニット間にそれらの下流
側を互いに仕切るように設けられており、その高さは吸
気フィルタの天井から床面まである。このウェザールー
バーの場合も図1に示すウェザールーバーの場合と同様
に、ルーバーの下流側に設置してあるプレフィルタ及び
高性能フィルタへと雨滴が達することはない。複数個の
ルーバーユニットの並べ方は、ウェザールーバーの形状
に応じて所期の目的を達成するように適時選択され得
る。
【0010】次に、本発明のウェザールーバーの雨水捕
集効率を調べるため、図1に示す構造を有するウェザー
ルーバーの水捕集試験を行った。図5に模式的に示す試
験装置により、外形寸法、幅600×高さ600×奥行
120mm、ルーバー断面、折山数2(3つ折)、山の
角度120゜、ルーバーのピッチ30mmのウェザール
ーバーであって仕切板を設けたものについて水捕集効率
を測定した。図5において、11は送風機、12は試験
ダクト、13は噴霧ノズル、14はウェザールーバーを
示す。試験装置内にQから給水され、噴霧ノズル13を
経てウェザールーバー14へ噴霧され、ルーバーに沿っ
て流下した水はQ1 で捕集され、排出される。ルーバー
の下流側へ飛散し、捕集された水はQ2 から排出され
る。水捕集効率は(Q1 +Q2 )/Qで表される。その
結果、水量10l/分、風速2.5m/秒で水捕集効率
は99.9%以上、また同水量、風速5m/秒において
も99.5%以上であった。なお、通常の使用風速は2
〜3m/秒であり、上記結果からみて、本発明のウェザ
ールーバーの雨水浸入防止の効果は十分である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接するルーバーユニット間にそれらの下流側を互いに
仕切る仕切板を設けてあるので、台風時等の烈しい風雨
においても、ルーバーから後方へ飛散した雨滴はルーバ
ーの曲げ角度に応じて吸気フィルタのチャンバー側壁及
び仕切板に衝突し、それらの表面に沿って下方へ流下
し、排出されうる。従って、吸気フィルタ内のフィルタ
には雨滴が付着することもなく、フィルタの性能低下及
び信頼性の低下を招くことはない。ルーバーの山の曲げ
方向をルーバーユニットの中央から左右反対にすると、
ルーバーからの飛散距離が、左右反対にしない場合(ユ
ニット全体のルーバー出口角度が同一方向を向いてい
る)に比較し、ほぼ半減するので、仕切板の奥行寸法を
ルーバーユニット巾寸法の約1/2とすることができ、
吸気フィルタの小形化に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウェザールーバーの実施例の外観
斜視図
【図2】図1の線A−Aに沿った断面図
【図3】ルーバーから飛散する雨滴の状態を示す説明図
【図4】本発明によるウェザールーバーの別の実施例の
外観斜視図
【図5】ルーバーユニットの水捕集試験を行うための装
置の模式図
【図6】ウェザールーバーの配置を示す吸気フィルタの
断面図
【図7】従来のウェザールーバーの外観斜視図
【図8】図7の線B−Bに沿った断面図
【符号の説明】
1 ウェザールーバー 2a、2b、2c、2d、2e、2f ルーバーユニッ
ト 3a、3b ルーバー 4 仕切板 4a、4b 仕切板 5 吸気フィルタのチャンバ 6 排水口 11 送風機 12 試験ダクト 13 噴霧ノズル 14 ウェザールーバー 21 吸気フィルタ 22 ウェザールーバー 23 プレフィルタ 24 高性能フィルタ 25 吸気フィルタチャンバ 26 点検扉 27 ルーバー 28 囲枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のルーバーユニットからなるウェザ
    ールーバーにおいて、隣接するルーバーユニット間にそ
    れらの下流側を互いに仕切る仕切板を設け、その仕切板
    の奥行寸法をルーバーユニット巾寸法のほぼ1/2〜1
    倍とし、ルーバー後縁から斜め後方向に飛散する雨滴を
    少なくとも前記仕切板に衝突させ雨水を捕集することを
    特徴とするウェザールーバー。
  2. 【請求項2】 前記ルーバーユニットの巾方向のほぼ中
    央からルーバー後縁の向きが左右で反対方向になるよう
    にルーバーを配置し、それぞれのルーバーの後縁からの
    雨滴を前記仕切板及びルーバーユニットの下流側の側壁
    に衝突させるようにした請求項1記載のウェザールーバ
    ー。
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