JPH08196933A - 破砕機のフィーダ - Google Patents

破砕機のフィーダ

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JPH08196933A
JPH08196933A JP1047095A JP1047095A JPH08196933A JP H08196933 A JPH08196933 A JP H08196933A JP 1047095 A JP1047095 A JP 1047095A JP 1047095 A JP1047095 A JP 1047095A JP H08196933 A JPH08196933 A JP H08196933A
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JP
Japan
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feeder
crusher
pushing
rocks
blade
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JP1047095A
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English (en)
Inventor
Takeo Iida
武男 飯田
Tadashi Shiohata
忠 塩畑
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】揺動式のフィーダにおいて、ガラがベース上に
滞留・残留するのを防止できる構成を提供する。 【構成】フィーダ1は、ホッパ56に投入されたガラを
載置するベース14と、ベース14を略水平方向に往復
運動させるベース駆動機構64と、ベース14上に載置
されたガラをスイングジョー55へ向かって押し出すブ
レード13と、ブレード13を押し出し方向に駆動する
油圧シリンダ11と、油圧シリンダ11を収納するブラ
ケット12とから構成される。ブレード13は、油圧シ
リンダ11が伸び動作を行う時にはスイングジョー55
に向かう方向に前進しベース14上のガラに接触してガ
ラをスイングジョー55に向かって押し出す。油圧シリ
ンダ11が縮み動作を行う時にはスイングジョー55方
向から反対方向に後退してブラケット12に収納され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、岩石・建設廃材等を破
砕する破砕機に係わり、特に、ホッパ下方に備えられた
破砕機のフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】破砕機は、建設現場で発生する大小さま
ざまな岩石・建設廃材等(以下適宜、ガラという)を、
運搬する前にその現場で所定の大きさに破砕することに
より、工事の円滑化・コスト削減を図るものである。す
なわち、油圧ショベル等によって破砕機上部に備えられ
たホッパに投入されたガラは、ホッパ下方に備えられた
フィーダにより側断面形状が略V字形をなすスイングジ
ョー等の破砕手段へと導かれて所定の大きさに破砕され
る。破砕されたガラは、スイングジョー下部の空間から
スイングジョーの下方に配置されたコンベアの上に落下
しコンベアによって運搬される。この運搬の途中におい
て、コンベア上方に配置された磁選機によって例えばコ
ンクリートのガラに混入している鉄筋片等を吸着して取
り除き、大きさがほぼ揃った破砕物として最終的に破砕
機の前部から搬出される。
【0003】上記構成において、スイングジョーへガラ
を導くフィーダの構造に関し、従来、以下のような3つ
のタイプが存在する。 (1)揺動式フィーダ この方式のフィーダは、ホッパ下方に位置し投入された
ガラを載置するプレート状のベースを、アクチュエータ
(例えば油圧モータ)の動力によって水平方向にある周
期(例えば25〜30回/分)で摺動させるものであ
る。すなわち、ベース上に落下してきたガラを載せたま
まベースがスイングジョー側へ前進すると、ベース上に
載っているガラの後方にその前進したストローク(例え
ば200mm)分の空きスペースができ、このスペース
に後から投入されたガラが落下して載置される。この状
態で今度はベースがスイングジョーから反対側に向かっ
て後退すると、先に前方側に載っていたガラが後から後
方側に載ってきたガラに押し出される形で前方へと搬送
され、スイングジョーの略V字形の空間内へと落下す
る。この動作を繰り返すことにより、次々とガラがスイ
ングジョーへと供給される。 (2)振動式フィーダ この方式のフィーダは、アクチュエータの動力によっ
て、主として上下方向にある周期(例えば100回/
分)でベースを振動させることにより、ベース上に投入
されてくるガラを順次水平方向のスイングジョー側に前
進させ、スイングジョーへと供給するものである。 (3)回転式フィーダ この方式のフィーダは、プレート状のベースの代わりに
パンコンベアをホッパ下方に設け、投入されたガラをこ
のパンコンベアによってスイングジョーへと供給するも
のである。
【0004】上記3つのタイプのフィーダのうち、
(2)の振動式フィーダは、プレート上のベースをスプ
リングで支える構造となることから、構造が複雑となる
とともにコスト高騰を招くという課題があり、また
(3)の回転式フィーダは、新たにパンコンベアを設け
る構造であることから、そのパンコンベアを設ける分破
砕機全体の高さを高くする必要があるとともに構造が複
雑となり、同様にコスト高騰を招くという課題があっ
た。よって、構造の簡素化・コスト低減を図る観点にお
いては、一般に(1)の揺動式フィーダが使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の揺動式フィーダには、以下の課題が存在する。
すなわち、特に大きなガラや、転がりにくい形状(例え
ば平坦状)のガラが投入された場合には、ベースが前進
したときにも後方にスペースが空かずに後続のガラがベ
ース上に供給されなかったり、後続のガラが供給された
としてもベース後退時に先に前方側に載っていたガラが
ベース上をうまく搬送されず、ガラがベース上に滞留し
てしまう場合がある。また、作業終了時に、比較的小さ
なガラや土砂等がベース上に残留する場合がある。した
がって、このような場合には、作業員がスコップ等でガ
ラ・土砂等を排出する必要があり、作業性が悪くなって
いた。
【0006】本発明の目的は、揺動式のフィーダにおい
て、ガラがベース上に滞留・残留するのを防止できる構
成を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、岩石・建設廃材等が投入されるホ
ッパと、このホッパに投入された前記岩石・建設廃材等
を所定の大きさに破砕する破砕手段と、この破砕手段で
破砕された前記岩石・建設廃材等を運搬するコンベアと
を有する破砕機に備えられ、前記ホッパの下方に設けら
れこのホッパに投入された岩石・建設廃材等を載置する
プレート手段、及びこのプレート手段を略水平方向に往
復運動させる第1の駆動手段を有し、前記ホッパに投入
された岩石・建設廃材等を前記破砕手段へと導く破砕機
のフィーダにおいて、前記プレート手段上に載置された
岩石・建設廃材等を前記破砕手段へ向かって押し出す押
し出し手段と、この押し出し手段を押し出し方向に駆動
する第2の駆動手段とを有することを特徴とする破砕機
のフィーダが提供される。
【0008】好ましくは、前記破砕機のフィーダにおい
て、前記第2の駆動手段は、前記押し出し方向に伸縮可
能な少なくとも1つの油圧シリンダであり、前記押し出
し手段は、前記油圧シリンダに接続され、前記プレート
手段上に載置された岩石・建設廃材等に接触して該岩石
・建設廃材等を前記破砕手段に向かって押し出す少なく
とも1つのブレードであることを特徴とする破砕機のフ
ィーダが提供される。
【0009】また好ましくは、前記破砕機のフィーダに
おいて、前記第2の駆動手段は、複数の油圧シリンダで
あり、前記押し出し手段は、前記複数の油圧シリンダに
それぞれ1つずつ接続された複数のブレードであること
を特徴とする破砕機のフィーダが提供される。
【0010】さらに好ましくは、前記破砕機のフィーダ
において、前記第2の駆動手段は、略水平方向に並んで
配置された複数の油圧シリンダであり、前記押し出し手
段は、前記複数の油圧シリンダに接続された1つのブレ
ードであることを特徴とする破砕機のフィーダが提供さ
れる。
【0011】また好ましくは、前記破砕機のフィーダに
おいて、前記ブレードの押し出し方向側端面は、少なく
とも長手方向中央部分が、前記長手方向両端部分よりも
押し出し方向と反対側に後退している形状であることを
特徴とする破砕機のフィーダが提供される。
【0012】さらに好ましくは、前記破砕機のフィーダ
において、油圧ポンプから前記油圧シリンダへの圧油の
流量を制御する流量制御弁と、この流量制御弁のストロ
ーク量を制御する操作手段とをさらに有することを特徴
とする破砕機のフィーダが提供される。
【0013】また好ましくは、前記破砕機のフィーダに
おいて、前記第2の駆動手段は、前記押し出し方向に伸
縮可能な少なくとも1つの電動シリンダであり、前記押
し出し手段は、前記電動シリンダに接続され、前記プレ
ート手段上に載置された岩石・建設廃材等に接触して該
岩石・建設廃材等を前記破砕手段に向かって押し出す少
なくとも1つのブレードであることを特徴とする破砕機
のフィーダが提供される。
【0014】さらに好ましくは、前記破砕機のフィーダ
において、上端近傍が前記押し出し手段に固定されると
ともに下端が前記プレート手段の上面に略接触し、前記
押し出し手段が押し出し方向に駆動されるときに前記プ
レート手段の上面を掃拭可能な掃拭手段をさらに有する
ことを特徴とする破砕機のフィーダが提供される。
【0015】また好ましくは、前記破砕機のフィーダに
おいて、前記第2の駆動手段は、前記押し出し手段を略
水平方向に往復運動させる手段であり、かつ、前記第1
の駆動手段が前記プレート手段を前記破砕手段へ近づく
向きに運動させている間は、前記第2の駆動手段が前記
押し出し手段を前記破砕手段から遠ざかる向きに運動さ
せ、前記第1の駆動手段が前記プレート手段を前記破砕
手段から遠ざかる向きに運動させている間は、前記第2
の駆動手段が前記押し出し手段を前記破砕手段へ近づく
向きに運動させるように、前記第1の駆動手段による前
記プレート手段の駆動動作と前記第2の駆動手段による
前記プレート手段の駆動動作とを同期させて制御する制
御手段をさらに有することを特徴とする破砕機のフィー
ダが提供される。
【0016】
【作用】以上のように構成した本発明においては、油圧
ショベルのバケット等の作業具によってホッパに投入さ
れた岩石・建設廃材等は、ホッパ下方に設けられたプレ
ート手段に載置され、このプレート手段が第1の駆動手
段で略水平方向に往復運動される。すなわち、岩石・建
設廃材等が載置されたプレート手段が破砕手段へ向かっ
て前進すると、プレート手段上に載っている岩石・建設
廃材等の後方にその前進したストローク分の空きスペー
スができ、このスペースに後から投入された岩石・建設
廃材等が落下して載置される。そしてこの状態で今度は
プレート手段が破砕手段から反対側に向かって後退する
と、先に前方側に載っていた岩石・建設廃材等が後から
後方側に載ってきた岩石・建設廃材等に押し出される形
で前方へと搬送され、これによって破砕手段へと供給さ
れる。ここでもし、特に大きな岩石・建設廃材等や転が
りにくい形状の岩石・建設廃材等がホッパへ投入され、
プレート手段が前進したときにも後方にスペースが空か
ずに後続の岩石・建設廃材等がプレート手段上に供給さ
れなかったり、あるいは後続の岩石・建設廃材等が供給
されたとしてもプレート手段の後退時にプレート手段上
をうまく搬送されなかったりして、岩石・建設廃材等が
プレート手段上に滞留した場合であっても、第2の駆動
手段で押し出し手段を押し出し方向に駆動し、押し出し
手段がプレート手段上に載置された岩石・建設廃材等を
破砕手段へ向かって押し出す。これにより、かかる場合
であっても岩石・建設廃材等はプレート手段上に滞留す
ることなく、破砕手段へと排出される。そして、破砕手
段で所定の大きさに破砕された岩石・建設廃材等は、コ
ンベアによって所定の位置へと運搬される。また、作業
終了時に、プレート手段上に比較的小さな岩石・建設廃
材等や土砂等が残留した場合も、同様に、押し出し手段
でプレート手段上に載置された岩石・建設廃材等を破砕
手段へ向かって押し出すことにより、これらを破砕手段
へと排出することができる。
【0017】また、第2の駆動手段は、押し出し方向に
伸縮可能な少なくとも1つの油圧シリンダであり、押し
出し手段は、油圧シリンダに接続され、プレート手段上
に載置された岩石・建設廃材等に接触して岩石・建設廃
材等を破砕手段に向かって押し出す少なくとも1つのブ
レードであることにより、押し出し手段を押し出し方向
に駆動する手段及びプレート手段上の岩石・建設廃材等
を破砕手段へと押し出す手段を実現できる。さらに、第
2の駆動手段は、複数の油圧シリンダであり、押し出し
手段は、複数の油圧シリンダにそれぞれ1つずつ接続さ
れた複数のブレードであることにより、プレート手段上
の複数箇所において岩石・建設廃材等の排出作業を行う
構成を実現できる。また、第2の駆動手段は、略水平方
向に並んで配置された複数の油圧シリンダであり、押し
出し手段は、複数の油圧シリンダに接続された1つのブ
レードであることにより、プレート手段上の広い範囲に
滞留・残留した岩石・建設廃材等の排出作業を1つのブ
レードで1度に行う構成を実現できる。さらに、ブレー
ドの押し出し方向側端面は、少なくとも長手方向中央部
分が、長手方向両端部分よりも押し出し方向と反対側に
後退している形状であることにより、ブレードで滞留・
残留した岩石・建設廃材等の排出作業を行うとき、岩石
・建設廃材等を中央側に寄せ集めつつ破砕手段へと排出
することができる。また、油圧ポンプから油圧シリンダ
への圧油の流量を制御する流量制御弁と、この流量制御
弁のストローク量を制御する操作手段とをさらに有す
る。これにより、作業中に岩石・建設廃材等がプレート
手段上に滞留した場合や、作業終了時にプレート手段上
に比較的小さな岩石・建設廃材等や土砂等が残留した場
合は、適宜必要に応じてオペレータが操作手段を操作し
て流量制御弁のストローク量を制御し、油圧シリンダへ
の圧油の流量を制御して押し出し手段を動作させ、排出
作業を行うことができる。さらに、第2の駆動手段は、
押し出し方向に伸縮可能な少なくとも1つの電動シリン
ダであり、押し出し手段は、電動シリンダに接続され、
プレート手段上に載置された岩石・建設廃材等に接触し
て岩石・建設廃材等を破砕手段に向かって押し出す少な
くとも1つのブレードであることによっても、押し出し
手段を押し出し方向に駆動する手段及びプレート手段上
の岩石・建設廃材等を破砕手段へと押し出す手段を実現
できる。また、上端近傍が押し出し手段に固定されると
ともに下端がプレート手段の上面に略接触し、押し出し
手段が押し出し方向に駆動されるときにプレート手段の
上面を掃拭可能な掃拭手段をさらに有することにより、
特に小さな岩石・建設廃材等の破片や土砂等がプレート
手段上に滞留・残留するのを防止することができる。さ
らに、第2の駆動手段は、押し出し手段を略水平方向に
往復運動させる手段であり、制御手段で、第1の駆動手
段がプレート手段を破砕手段へ近づく向きに運動させて
いる間は第2の駆動手段が押し出し手段を破砕手段から
遠ざかる向きに運動させ、第1の駆動手段がプレート手
段を破砕手段から遠ざかる向きに運動させている間は第
2の駆動手段が押し出し手段を破砕手段へ近づく向きに
運動させるように、第1の駆動手段によるプレート手段
の駆動動作と第2の駆動手段によるプレート手段の駆動
動作とを同期させて制御する。これにより、押し出し手
段が押し出し動作をするときには常に同時にプレート手
段が戻り動作をすることとなり、プレート手段上の岩石
・建設廃材等に対する相対的な押し出しストローク量は
プレート手段のストローク量+押し出し手段のストロー
ク量となるので、ストローク量を大きくとることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図16により
説明する。下記実施例は、いずれも、破砕機として自走
式クラッシャーに本発明を適用したものである。本発明
の第1の実施例を図1〜図11により説明する。本実施
例によるフィーダが備えられる自走式クラッシャーの全
体構造を図2〜図5に示す。図2はクラッシャーの側面
図であり、図3は図2中A方向からみた前面図であり、
図4は図2中B方向から見た後面図であり、図5は図2
における側面部材を一部取り除いた状態で内部構造を示
した側面図である。
【0019】図2〜図5において、自走式クラッシャー
は、左右の履帯50,51を有する下部走行体52と、
下部走行体52上に搭載されたクラッシャー本体53と
を有し、このクラッシャー本体53は、下部走行体52
との接続部をなすフレーム62と、フレーム62上に設
けられたエンジン部63と、油圧ショベルのバケット等
の作業具によりガラが投入されるホッパ56と、フレー
ム62上に設けられ、図示しない動歯を固定歯に対して
前後に揺動させて破砕対象物であるガラを所定の大きさ
に破砕する破砕手段、例えばスイングジョー55と、こ
のスイングジョー55を駆動力を与える油圧モータ65
と、スイングジョー55で破砕された破砕物をクラッシ
ャー本体53の前方へ搬出する一次コンベア58と、一
次コンベア58の上方に位置し破砕物から鉄筋等の金属
を磁気的に吸引除去する磁選装置59と、ホッパ56の
後部を支える支柱60と、ホッパ56の後部に設けられ
磁選装置59及び支柱60を保護する保護カバー61な
どから構成されている。
【0020】以上のように構成したクラッシャーのクラ
ッシャー本体53に本実施例のフィーダ1が設けられて
おり、ホッパ56から投入されたガラをスイングジョー
55に導く役割を果たしている。以下、このフィーダ1
に関する詳細構成を図1、図6及び図7により説明す
る。上記クラッシャーのクラッシャー本体53のフィー
ダ1付近の詳細構造を図1に示す。図1は、前述した図
5中、左上部分の拡大図にほぼ相当する図である。
【0021】図1において、フィーダ1は、ホッパ56
の下方に設けられホッパ56に投入されたガラを載置す
るプレート手段、例えばベース14と、ベース14を略
水平方向(図示矢印方向)に往復運動させることが可能
なベース駆動手段、例えばベース駆動機構64と、ベー
ス14上に載置されたガラをスイングジョー55へ向か
って押し出す押し出し手段、例えばブレード13と、先
端部がブレード13に接続されブレード13を押し出し
方向に駆動するブレード駆動手段、例えば油圧シリンダ
11と、ホッパ56の外部に取り付けられ油圧シリンダ
11を収納するとともにそのエンドを固定するブラケッ
ト12とから構成されている。
【0022】ベース駆動機構64は、概略的に図示して
いるが、ベース14を支持する4個のローラ15、駆動
力を発生する油圧モータ10、及び油圧モータ10の駆
動力を略水平方向の揺動に変換してベース14に伝達す
る偏心ロッド16を備えた公知の構成である。
【0023】油圧シリンダ11は、ブレード13の押し
出し方向(図示左右方向)に伸縮可能であり、ブレード
13は、油圧シリンダ11のシリンダストロークS1
範囲内において、油圧シリンダ11が伸び動作を行う時
にはスイングジョー55に向かう方向(図示右方向)に
前進しベース14上のガラに接触してガラをスイングジ
ョー55に向かって押し出す。また油圧シリンダ11が
縮み動作を行う時にはスイングジョー55方向から反対
方向(図示左方向)に後退してブラケット12に収納さ
れ、これによりホッパ56内に投入されるガラ・土砂等
と干渉しないようになっている。図1では、この収納状
態の位置を実線で示し、押し出し状態の位置を想像線で
示している。
【0024】油圧シリンダ11、ブラケット12、及び
ブレード13付近の詳細構造を図6に示す。図6は、ホ
ッパ56を一部取り外した状態で示す上面図であり、前
述したブレード13の押し出し状態の位置を図6(a)
に、収納状態の位置を図6(b)に示している。なお図
6(a)、(b)ともに、ブラケット13を図示C方向
からみた正面図を右側に併せて示している。図6
(a)、(b)に示すように、油圧シリンダ11a,1
1bは、略水平方向に並んで2つ設けられており、ブレ
ード13は、押し出し方向の長さが油圧シリンダ11
a,bのストローク量S1よりもやや大きいL、幅が
1、厚さがTである略箱体形状をなしている。またブ
レード13は、前述したように、2つの油圧シリンダ1
1a,11bの先端に接続され、油圧シリンダ11a,1
1bの伸縮に応じて前進・後退を行う。
【0025】油圧シリンダ11a,11bを作動させる
油圧回路を図7に示す。図7に示す油圧回路は、図示し
ない原動機で駆動される油圧ポンプ25と、この油圧ポ
ンプ25から油圧シリンダ11a,11bへの圧油の流
量を制御する流量制御弁18a,18bと、この流量制
御弁のストローク量を制御する操作手段、例えば操作レ
バー装置19とを備えている。流量制御弁18a,18
bはパイロット操作式の弁であり、図示しない原動機で
駆動されるパイロットポンプ24で発生されたパイロッ
ト圧が、操作レバー装置19の減圧弁で減圧され、パイ
ロットライン20,22及び21,23を介して伝えられ
ることによって弁位置が切り換えられる。
【0026】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
本実施例の比較例として、従来技術によるフィーダ15
1が備えられる自走式クラッシャーの全体構造を図8
に、フィーダ151付近の詳細構造を図9に示す。図8
は本実施例の図5に対応する図であり、また図9は本実
施例の図1に対応する図であり、同等の部材については
同一の符号を付す。図8及び図9において、本比較例の
フィーダ151が本実施例のフィーダ1と異なる点は、
油圧シリンダ11、ブラケット12、及びブレード13
がないことである。すなわちフィーダ151は、ホッパ
56に投入されたガラを載置するベース14と、ベース
14を略水平方向(図示矢印方向)に往復運動させるこ
とが可能なベース駆動機構64とから構成される。
【0027】上記構成のフィーダ151を備えたクラッ
シャーにおける破砕動作を図10及び図11により説明
する。図10において、油圧ショベルのバケット等の作
業具によってホッパ56に投入されたガラ26は、ホッ
パ56下方に備えられ油圧モータ10の駆動力で図示矢
印方向に揺動するフィーダ151によってスイングジョ
ー55へと導かれ、所定の大きさに破砕される。破砕さ
れたガラ26は、スイングジョー55下部の空間からス
イングジョー55の下方に配置された一次コンベア58
の上に落下して運搬され、この運搬の途中において、一
次コンベア58上方に配置された磁選機59によって例
えばコンクリートのガラに混入している鉄筋片等が吸着
して取り除かれ、大きさをほぼ揃えた形で最終的にクラ
ッシャーの前部から搬出される。
【0028】そしてこのとき、フィーダ151において
は、ベース14上に落下してきたガラ26を載せたまま
ベース14がスイングジョー55側へ前進すると、ベー
ス14上に載っているガラ26の後方にその前進したス
トローク分の空きスペースができ、このスペースに後か
ら投入されたガラ26が落下して載置される。この状態
で今度はベース14がスイングジョー55から反対側に
向かって後退すると、先に前方側に載っていたガラ26
が後から後方側に載ってきたガラ26に押し出される形
で前方へと搬送され、スイングジョー55の略V字形の
空間内へと落下する。この動作を繰り返すことにより、
次々とガラ26がスイングジョー55へと供給される
(図10参照)。
【0029】しかしながら、図11に示すように、特に
大きかったり、転がりにくい形状(例えば平坦状)であ
るようなガラ26a,26b等が投入された場合には、
ベース14が前進したときにも後方にスペースが空かず
に後続のガラ26cがベース14上に供給されなかった
り、後続のガラ26cが供給されたとしてもベース14
後退時に先に前方側に載っていたガラ26dがベース1
4上をうまく搬送されず、ガラがベース14上に滞留し
てしまう場合がある。また、破砕作業終了時において、
比較的小さなガラや土砂等がベース14上に残留する場
合がある。したがって、このような場合には、作業員が
スコップ等でガラ・土砂等を排出する必要があり、作業
性が悪くなる。
【0030】これに対して、本実施例によるフィーダ1
においては、もし、ガラ26がベース14上に滞留・残
留した場合には、図7に示すように適宜必要に応じてオ
ペレータが操作レバー装置19の操作レバー19aをP
方向に操作することにより、流量制御弁18a,18b
がそれぞれ右側位置に切り換えられ、油圧ポンプ25か
らの圧油が油圧シリンダ11a,11bのボトム側にそ
れぞれ供給され、油圧シリンダ11a,11bが伸長す
る。これにより、ブレード13がスイングジョー55に
向かう方向に駆動されて図6(b)に示した位置から図
6(a)に示した位置へと前進し、ブレード13がベー
ス14上に載置されたガラ等をスイングジョー55へ向
かって押し出すことができる。したがって、かかる場合
であってもガラ等はベース14上に滞留・残留すること
なく、スイングジョー55へと排出することができる。
【0031】またこの後、オペレータが操作レバー装置
19の操作レバー19aをQ方向に操作することによ
り、流量制御弁18a,18bがそれぞれ左側位置に切
り換えられ、油圧ポンプ25からの圧油が油圧シリンダ
11a,11bのシリンダ側にそれぞれ供給され、油圧
シリンダ11a,11bが収縮する。これにより、ブレ
ード13がスイングジョー55から遠ざかる方向に駆動
されて図6(a)に示した位置から図6(b)に示した
位置へと後退する。このとき、ブレード13はブラケッ
ト12内に完全に収納されるので、ホッパ56内に投入
されるガラ等と干渉しない。
【0032】以上説明したように、本実施例によれば、
特に大きなガラや転がりにくい形状のガラ等がホッパ5
6へ投入された場合であっても、これらのガラをベース
14上に滞留させることなくスイングジョー55へと排
出することができる。また、作業終了時において、ベー
ス14上に比較的小さなガラや土砂等が残留した場合も
同様にスイングジョー55へと排出することができる。
よって、作業員の人手により排出作業を行う必要がな
く、作業性を向上することができる。
【0033】なお、上記第1の実施例においては、油圧
シリンダ11が11a,11bの2個設けられていた
が、これに限られず、例えば1つのブレード13を1つ
のシリンダ11で駆動する構成でも良く、この場合も同
様の効果を得る。
【0034】本発明の第2の実施例を図12により説明
する。本実施例は、異なる形状のブレードを備えたフィ
ーダの実施例である。第1の実施例と同等の部材には同
一の符号を付す。図12にはこの第2の実施例によるフ
ィーダ201に備えられた油圧シリンダ211a,b、
ブラケット12、及びブレード213付近の詳細構造を
示し、ホッパ56を一部取り外した状態で示す上面図で
ある。なお、この図12は、第1の実施例における図6
に対応しており、ブレード213の押し出し状態の位置
を示している。
【0035】図12において、本実施例によるフィーダ
201が第1の実施例のフィーダ1と異なる主要な点
は、ブレード213の押し出し方向側(図示右側)端面
が、長手方向中央部分が長手方向両端部分よりも押し出
し方向と反対側(図示左側)に後退している凹面形状と
なっていることである。その他の構造は、第1の実施例
のフィーダ1とほぼ同様である。
【0036】本実施例によれば、第1の実施例において
得られた効果に加え、ブレード213で滞留・残留した
ガラの排出作業を行うとき、ガラを中央側に寄せ集めつ
つスイングジョー55へと排出することができる。
【0037】本発明の第3の実施例を図13により説明
する。本実施例は、ベース14を掃拭する掃拭手段を備
えたフィーダの実施例である。第1及び第2の実施例と
同等の部材には同一の符号を付す。図13はこの第3の
実施例によるフィーダ301付近の詳細構造を示す。こ
の図13は、第1の実施例における図1に対応する側面
図である。
【0038】図13において、本実施例のフィーダ30
1が第1の実施例のフィーダ1と異なる点は、上端近傍
がブレード13に固定されると共に下端近傍がベース1
4に略接触した掃拭手段、例えば刷毛302を設けたこ
とである。刷毛302は、ブレード13が押し出し方向
に駆動されるときにベース14の上面を掃拭可能になっ
ている。その他の構造は、第1の実施例のフィーダ1と
ほぼ同様である。
【0039】本実施例によれば、第1の実施例において
得られた効果に加え、特に小さなガラや土砂等がベース
14上に滞留・残留するのを防止することができる。
【0040】本発明の第4の実施例を図14(a)、
(b)及び図15により説明する。本実施例は、2つの
油圧シリンダで2つのブレードを駆動するフィーダの実
施例である。第1〜第3の実施例と同等の部材には同一
の符号を付す。図14(a)、(b)はこの第4の実施
例によるフィーダ401に備えられた油圧シリンダ11
a,b、ブラケット412a,b、及びブレード413
a,b付近の詳細構造を示し、ホッパ56を一部取り外
した状態で示す上面図であって、第1の実施例における
図6(a)、(b)に対応しており、それぞれ、ブレー
ド413の押し出し状態の位置、及び収納状態の位置を
示している。また図14(a)、(b)ともに、ブレー
ド413a,bを図示D方向からみた正面図を右側に併
せて示している。図14(a)、(b)において、本実
施例によるフィーダ401が第1の実施例と異なる主要
な点は、小さな幅W2の2個のブレード413a,bが備
えられており、2つの油圧シリンダ11a,bのうち、
一方の油圧シリンダ11aの端部にブレード413aが
接続され、他方の油圧シリンダ11bの端部にブレード
413bが接続されていることである。また、これに関
連し、油圧シリンダ11a,bを作動させる油圧回路の
構成が異なる。この油圧回路を図15に示す。
【0041】図15に示す油圧回路が、図7に示された
第1の実施例の油圧回路と異なる点は、油圧シリンダ1
1a,11bへの圧油の流量を制御する流量制御弁18
a,18bのストローク量を制御する操作手段として、
流量制御弁18a及び流量制御弁18bに別々にパイロ
ット圧を導く操作レバー装置419A及び操作レバー装
置419Bが設けられていることである。すなわち、流
量制御弁18aは、パイロットポンプ24からのパイロ
ット圧が操作レバー装置419Aの減圧弁で減圧され、
パイロットライン20及び21を介し伝えられることに
より制御され、流量制御弁18bは、パイロットポンプ
24からのパイロット圧が操作レバー装置419Bの減
圧弁で減圧され、パイロットライン22及び23を介し
伝えられることにより制御される。その他の構造は、第
1の実施例のフィーダ1とほぼ同様である。
【0042】本実施例によれば、第1の実施例において
得られた効果と同様の効果が得られる。また、オペレー
タが操作レバー装置419Aの操作レバー419Aaを
P方向(又はQ方向)に操作することでブレード413
aを前進(又は後退)させることができ、操作レバー装
置419Bの操作レバー419BaをP方向(又はQ方
向)に操作することでブレード413bを前進(又は後
退)させることができるので、ベース14上の2箇所で
別個独立してガラの排出作業を行うことができる。
【0043】なお、上記第4の実施例においては、操作
レバー419Aaでブレード413aを、操作レバー4
19Baでブレード413bを作動させる図15の油圧
回路を用いたが、これに限られず、第1の実施例におけ
る図7で示した油圧回路を用い、1つの操作レバーで2
つのシリンダを同時に動かす構成も考えられる。この場
合、2つのブレード413a,bを別個独立して動かす
ことはできなくなるが、2つのブレード413a,bを
同時に動かし、ベース14上の2箇所でガラの排出作業
を行うことができる。また、上記第4の実施例において
は、2個の油圧シリンダ11a,bに2個のブレード1
3a,bが駆動される構成であったが、これに限られ
ず、3個以上設けられたブレード413を同数の油圧シ
リンダ11で駆動する構成でも良い。この場合も同様の
効果を得る。また、上記第1〜第4の実施例においては
いずれも、ブレードを駆動するブレード駆動手段として
油圧シリンダを用いたが、これに限られず、例えば電動
シリンダを用いると共にこれを電気的に制御する制御手
段を設け、オペレータがスイッチ等の操作手段を操作す
ることによって制御手段を介し電動シリンダを伸長・収
縮させる構成でも良い。この場合においても同様の効果
を得る。
【0044】本発明の第5の実施例を図16により説明
する。本実施例は、ベースの往復運動に同期させて、ブ
レードを往復運動させる実施例である。第1〜第4実施
例と同等の部材には同一の符号を付す。本実施例による
フィーダの構造は、ベース14を駆動する手段が後述す
る油圧シリンダ511である点を除けば、図1〜図6
(a)、(b)に示した第1の実施例のフィーダ1とほ
ぼ同様である。そして第1の実施例と最も異なる点は、
フィーダを作動させる油圧回路が、ベース14とブレー
ド13とを同期させて往復運動させるように構成されて
いる点である。この油圧回路を図16に示す。
【0045】図16に示す油圧回路において、図7に示
された第1の実施例の油圧回路と異なる主要な点は、流
量制御弁が、コントローラ527からの駆動信号X1,X
2に応じ弁位置が切り換わる電磁比例弁518a,bで
あること、及び、一方の電磁比例弁518aにはブレー
ド13を駆動する2つの油圧シリンダ11a,11bが
ともに接続され、他方の電磁比例弁518bにはベース
14に連結されてベース14を往復運動させる油圧シリ
ンダ511が接続されていることである。
【0046】そして、コントローラ527が駆動信号X
1を出力すると、電磁比例弁518aが左側位置に切り
換えられて油圧シリンダ11a,bを収縮させるととも
に、他方の電磁比例弁518bが右側位置に切り換えら
れて油圧シリンダ511を伸長させるように構成されて
おり、またコントローラ527が駆動信号X2を出力す
ると、電磁比例弁518aが右側位置に切り換えられて
油圧シリンダ11a,bを伸長させるとともに、他方の
電磁比例弁518bが左側位置に切り換えられて油圧シ
リンダ511を収縮させるように構成されている。すな
わち、ブレード13をスイングジョー55から反対側へ
と後退させるときにはベース14をスイングジョー55
へ向かって前進させ、ブレード13をスイングジョー5
5へ向かって前進させるときにはベース14をスイング
ジョー55から反対側へと後退させることになる。さら
にこのときコントローラ527は、駆動信号X1とX2
をある一定間隔で交互に出力し、これにより、ブレード
13及びベース14を同期させつつ反対方向に往復運動
させるように構成されている。その他の構成は、第1の
実施例によるフィーダ1とほぼ同様である。
【0047】本実施例によれば、第1の実施例により得
られる効果に加え、ブレード13が押し出し動作をする
ときには常に同時にベース14が逆向きの戻り動作をす
ることとなり、ベース14上のガラに対する相対的な押
し出しストローク量は、図1中に示したシリンダストロ
ークS1+ベースストロークS2となるので、ストローク
量を大きくとることができる。よってその分ガラの排出
量を多くすることができる。
【0048】なお、上記第5の実施例においては、流量
制御弁としての電磁比例弁518a,bが、コントロー
ラ527からの駆動信号X1,X2で直接駆動される構成
としたが、これに限られず、流量制御弁としてパイロッ
ト操作式の弁を用い、電磁比例弁をその流量制御弁に2
次パイロット圧を供給する電気油圧変換手段として用い
てもよい。すなわちこの場合、パイロットポンプからの
1次パイロット圧とコントローラ527からの駆動信号
とが電磁比例弁に入力されるとともに、この駆動信号に
応じた2次パイロット圧が出力され、これにより駆動信
号に応じて流量制御弁が切り換えられる。この場合も、
同様の効果を得る。また、上記第5の実施例において
は、ブレード13は、コントローラ27での制御によ
り、常にベース14と同期して一定周期で往復運動する
こととしたが、これに限られず、必要に応じて、適宜ブ
レード13が操作レバー等により手動操作可能となるよ
うに構成してもよい。さらに、上記第5の実施例におい
ては、ブレード13を駆動するブレード駆動手段として
油圧シリンダ11a,bを用い、図16に示す油圧回路
によって、油圧シリンダ511によるベース14の往復
運動と油圧シリンダ11a,bによるブレード13の往
復運動とを同期させたが、これに限られず、例えばブレ
ード13を駆動するブレード駆動手段として電動シリン
ダを用いると共に、これを電気的に制御する制御手段を
設け、この制御手段を介し、電動シリンダによるブレー
ド13の往復運動と、油圧シリンダ511によるベース
の往復運動や第1の実施例と同様の油圧モータによるベ
ース14の往復運動とを同期させてもよい。この場合
も、同様の効果を得る。
【0049】また、上記第1〜第5の実施例において
は、いずれも、ブレードを駆動する2個の油圧シリンダ
11a,bがともに略水平方向に並んで配置され、これ
に対応してブレードも略水平方向に前進・後退する構成
であったが、破砕するガラの種類・材質やホッパ56や
ベース14の構造に応じ、適宜、角度をつけて斜め方向
に前進・後退する構成も考えられる。また特に、図14
(a)(b)に示した第4の実施例においては、一方の
油圧シリンダ11aと他方の油圧シリンダbとの角度に
差をつけて、例えば一方のブレード413aはやや下向
きに前進・後退し、他方のブレード413bはやや上向
きに前進・後退させて、ガラをかき混ぜる効果を得るよ
うに構成することも考えられる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、特に大きな岩石・建設
廃材等や転がりにくい形状の岩石・建設廃材等がホッパ
へ投入された場合であっても、岩石・建設廃材等をプレ
ート手段上に滞留させることなく、破砕手段へと排出す
ることができる。また、作業終了時において、プレート
手段上に比較的小さな岩石・建設廃材等や土砂等が残留
した場合も同様に破砕手段へと排出することができる。
よって、作業員の人手により排出作業を行う必要がな
く、作業性を向上することができる。
【0051】また、ブレードの押し出し方向側端面は、
少なくとも長手方向中央部分が、長手方向両端部分より
も押し出し方向と反対側に後退している形状であるの
で、ブレードで滞留・残留した岩石・建設廃材等の排出
作業を行うとき、岩石・建設廃材等を中央側に寄せ集め
つつ破砕手段へと排出することができる。さらに、油圧
ポンプから油圧シリンダへの圧油の流量を制御する流量
制御弁と、この流量制御弁のストローク量を制御する操
作手段とをさらに有するので、適宜必要に応じてオペレ
ータが操作手段を操作して流量制御弁のストローク量を
制御し、排出作業を行うことができる。また、上端近傍
が押し出し手段に固定されるとともに下端がプレート手
段の上面に略接触し、押し出し手段が押し出し方向に駆
動されるときにプレート手段の上面を掃拭可能な掃拭手
段をさらに有するので、特に小さな岩石・建設廃材等の
破片や土砂等がプレート手段上に滞留・残留するのを防
止することができる。さらに、第2の駆動手段が押し出
し手段を略水平方向に往復運動させるとともに、制御手
段が第1の駆動手段によるプレート手段の駆動動作と第
2の駆動手段による押し出し手段の駆動動作とを同期さ
せて制御するので、プレート手段上の岩石・建設廃材等
に対する相対的な押し出しストローク量を大きくとるこ
とができる。よってその分岩石・建設廃材等の排出量を
多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるフィーダ付近の詳
細構造を示す側面図である。
【図2】自走式クラッシャーの側面図である。
【図3】図2中A方向からみた前面図である。
【図4】図2中B方向から見た後面図である。
【図5】図2中の側面部材を一部取り除いた状態で内部
構造を示した側面図である。
【図6】図1に示したフィーダの油圧シリンダ、ブラケ
ット、及びブレード付近の詳細構造を表す、ホッパを一
部取り外した状態で示す上面図である。
【図7】油圧シリンダを作動させる油圧回路を示す回路
図である。
【図8】従来技術によるフィーダが備えられる自走式ク
ラッシャーの側面部材を一部取り除いた状態で内部構造
を示した側面図である。
【図9】従来技術によるフィーダ付近の詳細構造を示す
側面図である。
【図10】従来技術によるクラッシャーにおける破砕動
作を説明するための図である。
【図11】従来技術によるクラッシャーにおける破砕動
作を説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施例によるフィーダの油圧
シリンダ、ブラケット、及びブレード付近の詳細構造を
表す、ホッパを一部取り外した状態で示す上面図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施例によるフィーダ付近の
詳細構造を示す側面図である。
【図14】本発明の第4の実施例によるフィーダの油圧
シリンダ、ブラケット、及びブレード付近の詳細構造を
表す、ホッパを一部取り外した状態で示す上面図であ
る。
【図15】図14に示したフィーダを作動させる油圧回
路を示す回路図である。
【図16】本発明の第5の実施例によるフィーダを作動
させる油圧回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 フィーダ 11a,b 油圧シリンダ(第2の駆動手段) 13 ブレード(押し出し手段) 14 ベース(プレート手段) 18a,b 流量制御弁 19 操作レバー装置(操作手段) 26 ガラ 55 スイングジョー(破砕手段) 56 ホッパ 58 一次コンベア(コンベア) 64 ベース駆動機構(第1の駆動手段) 201 フィーダ 211a,b 油圧シリンダ(第2の駆動手段) 213 ブレード(押し出し手段) 301 フィーダ 302 刷毛(掃拭手段) 401 フィーダ 413a,b ブレード(押し出し手段) 419A,B 操作レバー装置(操作手段) 511 油圧シリンダ(第2の駆動手段) 518a,b 電磁比例弁 527 コントローラ(制御手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岩石・建設廃材等が投入されるホッパ
    と、このホッパに投入された前記岩石・建設廃材等を所
    定の大きさに破砕する破砕手段と、この破砕手段で破砕
    された前記岩石・建設廃材等を運搬するコンベアとを有
    する破砕機に備えられ、前記ホッパの下方に設けられこ
    のホッパに投入された岩石・建設廃材等を載置するプレ
    ート手段、及びこのプレート手段を略水平方向に往復運
    動させる第1の駆動手段を有し、前記ホッパに投入され
    た岩石・建設廃材等を前記破砕手段へと導く破砕機のフ
    ィーダにおいて、 前記プレート手段上に載置された岩石・建設廃材等を前
    記破砕手段へ向かって押し出す押し出し手段と、この押
    し出し手段を押し出し方向に駆動する第2の駆動手段と
    を有することを特徴とする破砕機のフィーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の破砕機のフィーダにおい
    て、前記第2の駆動手段は、前記押し出し方向に伸縮可
    能な少なくとも1つの油圧シリンダであり、前記押し出
    し手段は、前記油圧シリンダに接続され、前記プレート
    手段上に載置された岩石・建設廃材等に接触して該岩石
    ・建設廃材等を前記破砕手段に向かって押し出す少なく
    とも1つのブレードであることを特徴とする破砕機のフ
    ィーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の破砕機のフィーダにおい
    て、前記第2の駆動手段は、複数の油圧シリンダであ
    り、前記押し出し手段は、前記複数の油圧シリンダにそ
    れぞれ1つずつ接続された複数のブレードであることを
    特徴とする破砕機のフィーダ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の破砕機のフィーダにおい
    て、前記第2の駆動手段は、略水平方向に並んで配置さ
    れた複数の油圧シリンダであり、前記押し出し手段は、
    前記複数の油圧シリンダに接続された1つのブレードで
    あることを特徴とする破砕機のフィーダ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の破砕機のフィーダにおい
    て、前記ブレードの押し出し方向側端面は、少なくとも
    長手方向中央部分が、前記長手方向両端部分よりも押し
    出し方向と反対側に後退している形状であることを特徴
    とする破砕機のフィーダ。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の破砕機のフィーダにおい
    て、油圧ポンプから前記油圧シリンダへの圧油の流量を
    制御する流量制御弁と、この流量制御弁のストローク量
    を制御する操作手段とをさらに有することを特徴とする
    破砕機のフィーダ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の破砕機のフィーダにおい
    て、前記第2の駆動手段は、前記押し出し方向に伸縮可
    能な少なくとも1つの電動シリンダであり、前記押し出
    し手段は、前記電動シリンダに接続され、前記プレート
    手段上に載置された岩石・建設廃材等に接触して該岩石
    ・建設廃材等を前記破砕手段に向かって押し出す少なく
    とも1つのブレードであることを特徴とする破砕機のフ
    ィーダ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の破砕機のフィーダにおい
    て、上端近傍が前記押し出し手段に固定されるとともに
    下端が前記プレート手段の上面に略接触し、前記押し出
    し手段が押し出し方向に駆動されるときに前記プレート
    手段の上面を掃拭可能な掃拭手段をさらに有することを
    特徴とする破砕機のフィーダ。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の破砕機のフィーダにおい
    て、前記第2の駆動手段は、前記押し出し手段を略水平
    方向に往復運動させる手段であり、かつ、前記第1の駆
    動手段が前記プレート手段を前記破砕手段へ近づく向き
    に運動させている間は、前記第2の駆動手段が前記押し
    出し手段を前記破砕手段から遠ざかる向きに運動させ、
    前記第1の駆動手段が前記プレート手段を前記破砕手段
    から遠ざかる向きに運動させている間は、前記第2の駆
    動手段が前記押し出し手段を前記破砕手段へ近づく向き
    に運動させるように、前記第1の駆動手段による前記プ
    レート手段の駆動動作と前記第2の駆動手段による前記
    プレート手段の駆動動作とを同期させて制御する制御手
    段をさらに有することを特徴とする破砕機のフィーダ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103846148A (zh) * 2012-12-04 2014-06-11 胡光权 破碎机给料装置
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