JPH08197834A - インクジェット記録シート - Google Patents
インクジェット記録シートInfo
- Publication number
- JPH08197834A JPH08197834A JP7027241A JP2724195A JPH08197834A JP H08197834 A JPH08197834 A JP H08197834A JP 7027241 A JP7027241 A JP 7027241A JP 2724195 A JP2724195 A JP 2724195A JP H08197834 A JPH08197834 A JP H08197834A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- recording sheet
- water
- support
- meth
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクのぬれ性や染着性と耐水性が両立す
る、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)原稿にも使
える記録シートとする。 【構成】 支持体(2)上に、エポキシ基と反応する基
を有するカチオン変性アクリル共重合体をポリエポキシ
化合物で硬化させた樹脂からなる染着層(3)を積層す
る。また、アクリル共重合体は、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸エス
テル第四級アンモニウム塩の三種類のモノマーから構成
する。また、染着層に充填剤を含有させ、支持体と染着
層との間には水溶性樹脂からなる吸水層(4)を、支持
体裏面には微粒子を含有する裏面層(5)を積層する。
る、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)原稿にも使
える記録シートとする。 【構成】 支持体(2)上に、エポキシ基と反応する基
を有するカチオン変性アクリル共重合体をポリエポキシ
化合物で硬化させた樹脂からなる染着層(3)を積層す
る。また、アクリル共重合体は、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸エス
テル第四級アンモニウム塩の三種類のモノマーから構成
する。また、染着層に充填剤を含有させ、支持体と染着
層との間には水溶性樹脂からなる吸水層(4)を、支持
体裏面には微粒子を含有する裏面層(5)を積層する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タ用の記録シートに関し、特に、ぬれ性や染着性と、耐
水性を両立させた記録シートに関する。
タ用の記録シートに関し、特に、ぬれ性や染着性と、耐
水性を両立させた記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ出力用に各種方式の
プリンタが普及している。なかでもインクジェットプリ
ンタは、静粛性、コスト、画像品質が優れ、特にフルカ
ラー画像を高品位で再現でき、他方式にはない優れた性
能を有し、さらなる普及が期待されている。一方、プリ
ンタ用紙には紙が多用されるが、プラスチックフィルム
や合成紙等もその平滑な表面を生かした滑らかな画像
や、透明性が要求される用途で使われている。例えば、
OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)用の記録シート
は、透過原稿として使用される為、透明なプラスックフ
ィルム上に透明性画像を形成するものであるが、インク
ジェット方式の良質の画像再現性を生かすべく、インク
ジェットプリンタ用のOHP記録シートが各種提案され
ている。
プリンタが普及している。なかでもインクジェットプリ
ンタは、静粛性、コスト、画像品質が優れ、特にフルカ
ラー画像を高品位で再現でき、他方式にはない優れた性
能を有し、さらなる普及が期待されている。一方、プリ
ンタ用紙には紙が多用されるが、プラスチックフィルム
や合成紙等もその平滑な表面を生かした滑らかな画像
や、透明性が要求される用途で使われている。例えば、
OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)用の記録シート
は、透過原稿として使用される為、透明なプラスックフ
ィルム上に透明性画像を形成するものであるが、インク
ジェット方式の良質の画像再現性を生かすべく、インク
ジェットプリンタ用のOHP記録シートが各種提案され
ている。
【0003】ところで、インクジェット用インクには、
インクノズルの目詰まり防止の為に、水溶性染料等を水
性溶媒に溶解した乾燥が遅いインクを用いる。従って、
記録用紙が紙等の吸収性の場合は良いが、プラスチック
フィルムの如き非吸収性の場合は印字後のインクの乾燥
性が悪いので、普通は、OHP記録シートには支持体で
あるフィルム上にインク吸収性のある染着層を設ける。
インクノズルの目詰まり防止の為に、水溶性染料等を水
性溶媒に溶解した乾燥が遅いインクを用いる。従って、
記録用紙が紙等の吸収性の場合は良いが、プラスチック
フィルムの如き非吸収性の場合は印字後のインクの乾燥
性が悪いので、普通は、OHP記録シートには支持体で
あるフィルム上にインク吸収性のある染着層を設ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チックフィルム等の支持体上に染着層を設けた構成でも
充分な性能のものは得られていない。すなわち、遅乾性
のインクのぬれ性や染着性、或いは吸収性の向上のため
に、染着層を水溶性樹脂や親水性樹脂等から構成する方
法も提案されているが、いずれも吸収した水性溶媒によ
り、或いは高湿下の環境で染着層が湿潤して粘着性をお
びて、記録シートを重ねた時にブロッキングしたり、ま
た、乾燥が悪く印字後に手で触ると汚れ易い等という問
題がある。ぬれ性、染着性及び吸収性と、耐水性、乾燥
性及び耐ブロッキング性とは相反する特性であり、これ
らを両立した満足する性能のものは得られていない。
チックフィルム等の支持体上に染着層を設けた構成でも
充分な性能のものは得られていない。すなわち、遅乾性
のインクのぬれ性や染着性、或いは吸収性の向上のため
に、染着層を水溶性樹脂や親水性樹脂等から構成する方
法も提案されているが、いずれも吸収した水性溶媒によ
り、或いは高湿下の環境で染着層が湿潤して粘着性をお
びて、記録シートを重ねた時にブロッキングしたり、ま
た、乾燥が悪く印字後に手で触ると汚れ易い等という問
題がある。ぬれ性、染着性及び吸収性と、耐水性、乾燥
性及び耐ブロッキング性とは相反する特性であり、これ
らを両立した満足する性能のものは得られていない。
【0005】例えば、特開昭55−146786号公報
では、染着層に水溶性樹脂を使用して吸水性、染着性の
向上を図るが、耐水性に劣る。これに対して耐水性を向
上させるべく、特開昭56−58869号公報では、染
着層の水溶性樹脂を不溶化させる耐水化剤を印字後に付
与するが、耐水性が実用上不足する。一方、染着性を持
たせるために、特開昭56−99693号公報、特開昭
61−27279号公報、特開平4−288283号公
報では、カチオン変性アクリル樹脂やカチオン変性ポリ
ビニルアルコール等のイオン変性した樹脂を使用あるい
は添加するが、耐水性がイオン変性することにより低下
し、完全ではない。また、特開昭58−24492号公
報、特開昭62−214985号公報では、高吸水性ポ
リマーを染着層に使用するが、印字面が膨潤し、画像が
にじんでしまう。また、特開昭63−221077号公
報では、耐水性でぬれ性のあるポリビニルアセタールを
使用するが、染着性が弱く、ぬれ性がやや不足する為、
インクによっては、はじかれることもある。そこで、特
開平5−262028号公報では、ポリビニルアセター
ルを耐水層として用い、その下に水溶性樹脂の染着層を
設けた二層構成とするが、染着性は改良されるものの、
ぬれ性がやや不足する。
では、染着層に水溶性樹脂を使用して吸水性、染着性の
向上を図るが、耐水性に劣る。これに対して耐水性を向
上させるべく、特開昭56−58869号公報では、染
着層の水溶性樹脂を不溶化させる耐水化剤を印字後に付
与するが、耐水性が実用上不足する。一方、染着性を持
たせるために、特開昭56−99693号公報、特開昭
61−27279号公報、特開平4−288283号公
報では、カチオン変性アクリル樹脂やカチオン変性ポリ
ビニルアルコール等のイオン変性した樹脂を使用あるい
は添加するが、耐水性がイオン変性することにより低下
し、完全ではない。また、特開昭58−24492号公
報、特開昭62−214985号公報では、高吸水性ポ
リマーを染着層に使用するが、印字面が膨潤し、画像が
にじんでしまう。また、特開昭63−221077号公
報では、耐水性でぬれ性のあるポリビニルアセタールを
使用するが、染着性が弱く、ぬれ性がやや不足する為、
インクによっては、はじかれることもある。そこで、特
開平5−262028号公報では、ポリビニルアセター
ルを耐水層として用い、その下に水溶性樹脂の染着層を
設けた二層構成とするが、染着性は改良されるものの、
ぬれ性がやや不足する。
【0006】このように非吸収性の支持体を用いた記録
シートでは、染着層等の層を工夫しても、満足すべき性
能のものは得られていなかった。そこで、本発明の目的
は、インクのぬれ性や染着性と、耐水性を両立させた、
特にOHP用のシートとしても最適な、インクジェット
記録シートを提供することである。
シートでは、染着層等の層を工夫しても、満足すべき性
能のものは得られていなかった。そこで、本発明の目的
は、インクのぬれ性や染着性と、耐水性を両立させた、
特にOHP用のシートとしても最適な、インクジェット
記録シートを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明のインクジ
ェット記録シートは、上記課題を解決し目的を達成する
ために、支持体の少なくとも片面に、エポキシ基と反応
する基を有するカチオン変性アクリル共重合体をポリエ
ポキシ化合物で硬化させた樹脂からなる染着層を有する
構成とする。また、上記インクジェット記録シートにお
いて、エポキシ基と反応する基を有するカチオン変性ア
クリル共重合体のモノマー成分が、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸
エステル第四級アンモニウム塩の少なくとも三種類から
構成するものでもある(なお、(メタ)アクリル酸と
は、アクリル酸又はメタクリル酸を意味する。以下同
様。)。
ェット記録シートは、上記課題を解決し目的を達成する
ために、支持体の少なくとも片面に、エポキシ基と反応
する基を有するカチオン変性アクリル共重合体をポリエ
ポキシ化合物で硬化させた樹脂からなる染着層を有する
構成とする。また、上記インクジェット記録シートにお
いて、エポキシ基と反応する基を有するカチオン変性ア
クリル共重合体のモノマー成分が、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸
エステル第四級アンモニウム塩の少なくとも三種類から
構成するものでもある(なお、(メタ)アクリル酸と
は、アクリル酸又はメタクリル酸を意味する。以下同
様。)。
【0008】また、上記記録シートの染着層が充填剤を
含有するものでもある。また、上記記録シートを、染着
層の下層に、水溶性樹脂からなる吸水層を有する構成と
するものでもある。また、上記記録シートを、染着層が
形成されている支持体面の反対面に、裏面層を有する構
成とするものでもある。また、上記記録シートの裏面層
が充填剤を含有するものでもある。また、上記記録シー
トの支持体を透明とするものでもある。また、上記記録
シートの支持体の少なくとも片面が、易接着処理されて
いるものでもある。
含有するものでもある。また、上記記録シートを、染着
層の下層に、水溶性樹脂からなる吸水層を有する構成と
するものでもある。また、上記記録シートを、染着層が
形成されている支持体面の反対面に、裏面層を有する構
成とするものでもある。また、上記記録シートの裏面層
が充填剤を含有するものでもある。また、上記記録シー
トの支持体を透明とするものでもある。また、上記記録
シートの支持体の少なくとも片面が、易接着処理されて
いるものでもある。
【0009】以下、図面に従って本発明を詳述する。図
1は本発明のインクジェット記録シート1の、最も基本
的な層構成の一実施例を示す縦断面図であり、支持体2
と、該支持体の片面に積層された染着層3とから構成さ
れる。また、図2は他の実施例を示し、支持体2と染着
層3との間に、吸水層3を介在させた構成である。そし
て、図3も他の実施例を示し、図2の構成の記録シート
の裏面側に、裏面層5を積層した構成である。
1は本発明のインクジェット記録シート1の、最も基本
的な層構成の一実施例を示す縦断面図であり、支持体2
と、該支持体の片面に積層された染着層3とから構成さ
れる。また、図2は他の実施例を示し、支持体2と染着
層3との間に、吸水層3を介在させた構成である。そし
て、図3も他の実施例を示し、図2の構成の記録シート
の裏面側に、裏面層5を積層した構成である。
【0010】上記支持体2としては、例えば、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリメチル
メタクリレート、ポリカーボネート、セロハン、酢酸セ
ルロース、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン等の
樹脂からなるフィルム又は板状のものが使用できる。イ
ンクジッェト記録シートをOHP用途とするならば透明
なもの、なかでも、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、硬質ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレンフィ
ルム、トリアセテートフィルム等を使用する。また、ガ
ラス板等も使用できる。一方、OHP等の透明性画像用
途でなければ、白色等の不透明な支持体でもよく、合成
紙、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、
板紙等の各種紙類も使用できる。
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリメチル
メタクリレート、ポリカーボネート、セロハン、酢酸セ
ルロース、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン等の
樹脂からなるフィルム又は板状のものが使用できる。イ
ンクジッェト記録シートをOHP用途とするならば透明
なもの、なかでも、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、硬質ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレンフィ
ルム、トリアセテートフィルム等を使用する。また、ガ
ラス板等も使用できる。一方、OHP等の透明性画像用
途でなければ、白色等の不透明な支持体でもよく、合成
紙、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、
板紙等の各種紙類も使用できる。
【0011】支持体2の厚みは用途に応じて強度等を考
慮して適宜選択され特に制限されないが、例えば通常5
0〜200μm程度とする。また、支持体2の表面に
は、該表面に設ける、染着層、吸水層、裏面層等の接着
性向上を目的に、コロナ放電処理やポリウレタン樹脂等
によるアンカー層等の公知の易接着処理をしてもよい。
特に、染着層、吸水層を形成する面には、易接着処理を
しておくことが望ましい。
慮して適宜選択され特に制限されないが、例えば通常5
0〜200μm程度とする。また、支持体2の表面に
は、該表面に設ける、染着層、吸水層、裏面層等の接着
性向上を目的に、コロナ放電処理やポリウレタン樹脂等
によるアンカー層等の公知の易接着処理をしてもよい。
特に、染着層、吸水層を形成する面には、易接着処理を
しておくことが望ましい。
【0012】染着層3は、インクを受容する層であり、
本発明では当該層に特定の樹脂を使用して、インクの染
着性やぬれ性と、耐水性を両立させる。このような染着
層としては、エポキシ基と反応する基を有するカチオン
変性アクリル共重合体をポリエポキシ化合物で硬化させ
た樹脂から構成する。
本発明では当該層に特定の樹脂を使用して、インクの染
着性やぬれ性と、耐水性を両立させる。このような染着
層としては、エポキシ基と反応する基を有するカチオン
変性アクリル共重合体をポリエポキシ化合物で硬化させ
た樹脂から構成する。
【0013】上記のアクリル共重合体としては、該共重
合体を構成するモノマーが、カチオン変性部分には特に
第四級アンモニウム塩基を有するアクリルモノマーが望
ましい。また、エポキシ基と反応する基を有する部分に
はカルボキシル基等の官能基を有するアクリルモノマー
が良く、さらに、疎水性を受け持つ部分として、(メ
タ)アクリル酸エステル等からなる疎水性モノマーを用
いることが望ましい。
合体を構成するモノマーが、カチオン変性部分には特に
第四級アンモニウム塩基を有するアクリルモノマーが望
ましい。また、エポキシ基と反応する基を有する部分に
はカルボキシル基等の官能基を有するアクリルモノマー
が良く、さらに、疎水性を受け持つ部分として、(メ
タ)アクリル酸エステル等からなる疎水性モノマーを用
いることが望ましい。
【0014】上記第四級アンモニウム塩基を有するアク
リルモノマーとしては、例えば、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジエチルアミノ(メタ)アクリ
レート、ジエタノールアミノ(メタ)アクリレート、ジ
プロピルアミノ(メタ)アクリレート、ジプロパノール
アミノ(メタ)アクリレート、ジブチルアミノ(メタ)
アクリレート等の如き第三級アミノ基を有する(メタ)
アクリル酸エステルモノマーの第四級化モノマー等があ
る。
リルモノマーとしては、例えば、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジエチルアミノ(メタ)アクリ
レート、ジエタノールアミノ(メタ)アクリレート、ジ
プロピルアミノ(メタ)アクリレート、ジプロパノール
アミノ(メタ)アクリレート、ジブチルアミノ(メタ)
アクリレート等の如き第三級アミノ基を有する(メタ)
アクリル酸エステルモノマーの第四級化モノマー等があ
る。
【0015】さらに上記第四級アンモニウム塩基を有す
るアクリルモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル
酸、あるいはこれらの酸とエチレングリコール等のグリ
コールのモノ(メタ)アクリレート等の如くカルボキシ
ル基や水酸基等の官能基を有するモノマーに、グリシジ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリエタノー
ルアンモニウムクロライド、グリシジルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド、グリシジルジメチルブチル
アンモニウムクロライド等の反応性第四級アンモニウム
塩を反応させたモノマー等が挙げられる。
るアクリルモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル
酸、あるいはこれらの酸とエチレングリコール等のグリ
コールのモノ(メタ)アクリレート等の如くカルボキシ
ル基や水酸基等の官能基を有するモノマーに、グリシジ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリエタノー
ルアンモニウムクロライド、グリシジルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド、グリシジルジメチルブチル
アンモニウムクロライド等の反応性第四級アンモニウム
塩を反応させたモノマー等が挙げられる。
【0016】一方、エポキシ基と反応する基を有するア
クリルモノマーとしては、例えば、カルボキシル基を有
するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、或
いはこれらのモノマーとエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール等の
多価アルコールとのエステル化物、エチレンジアミン、
プロピレンジアミン等の多価アミンとのアミド化物、ア
クリルアミド、メタクリルアミド等が挙げられる。
クリルモノマーとしては、例えば、カルボキシル基を有
するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、或
いはこれらのモノマーとエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール等の
多価アルコールとのエステル化物、エチレンジアミン、
プロピレンジアミン等の多価アミンとのアミド化物、ア
クリルアミド、メタクリルアミド等が挙げられる。
【0017】また、(メタ)アクリル酸エステル等から
なる疎水性モノマーとしは、例えば、(メタ)アクリル
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)
アクリル酸エステル、あいるは、アクリルアミド、アク
リロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレン等の
モノマーが挙げられる。
なる疎水性モノマーとしは、例えば、(メタ)アクリル
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)
アクリル酸エステル、あいるは、アクリルアミド、アク
リロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレン等の
モノマーが挙げられる。
【0018】上記のようなモノマー成分から構成され
る、エポキシ基と反応する基を有するカチオン変性アク
リル共重合体を、硬化させるポリエポキシ化合物として
は、エポキシ基を2以上有する2官能以上のエポキシ化
合物が使用される。このようなポリエポキシ化合物とし
ては、例えば、ビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールSジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジβ
−グリシジルエーテル、ビスフェノールヘキサフルオロ
アセトンジグリシジルエーテル、テトラフェニルジグリ
シジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジ
ルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエーテル、水
素添加ビスフェノールAジグリシジルエーテル、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、グリセリントリグ
リシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル等のエポキシ樹脂である。
る、エポキシ基と反応する基を有するカチオン変性アク
リル共重合体を、硬化させるポリエポキシ化合物として
は、エポキシ基を2以上有する2官能以上のエポキシ化
合物が使用される。このようなポリエポキシ化合物とし
ては、例えば、ビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールSジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジβ
−グリシジルエーテル、ビスフェノールヘキサフルオロ
アセトンジグリシジルエーテル、テトラフェニルジグリ
シジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジ
ルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエーテル、水
素添加ビスフェノールAジグリシジルエーテル、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、グリセリントリグ
リシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル等のエポキシ樹脂である。
【0019】以上のような、アクリル共重合体(主
剤)、エポキシ樹脂(硬化剤)は、いずれも、水、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢
酸エチル、トルエン、キシレン等の一種又は二種以上の
混合溶剤を用いた10〜50重量%溶液の塗工液として
使用する。使用に際しては、主剤/硬化剤の当量比は約
1/0〜1/2で混合し、必要に応じ希釈する。
剤)、エポキシ樹脂(硬化剤)は、いずれも、水、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢
酸エチル、トルエン、キシレン等の一種又は二種以上の
混合溶剤を用いた10〜50重量%溶液の塗工液として
使用する。使用に際しては、主剤/硬化剤の当量比は約
1/0〜1/2で混合し、必要に応じ希釈する。
【0020】また、搬送性、耐ブロッキング性向上のた
めには染着層に充填剤を添加すると良い。添加量はOH
P等の透明性画像の用途では、透明性を損なわない範囲
で使用する。第二原図用、背面光源を用いる電飾看板用
等の用途では、逆に多量に添加する。
めには染着層に充填剤を添加すると良い。添加量はOH
P等の透明性画像の用途では、透明性を損なわない範囲
で使用する。第二原図用、背面光源を用いる電飾看板用
等の用途では、逆に多量に添加する。
【0021】このような充填剤としては、例えば、無機
粒子として、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、アルミナホワイト、水酸化アルミニウム、タル
ク、ベントナイト、酸化チタン等や、有機微粒子とし
て、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、フッ素樹
脂等のビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド等の熱可塑性樹
脂、ポリベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性
樹脂からなる微粒子で、粒径が0.1〜30μm、好ま
しくは0.1〜20μmのものが挙げられる。染着層中
に通常0.1〜20wt%程度、含有させる。少な過ぎ
ると搬送性、耐ブロッキング性が十分に得られない。O
HP等の透明性画像の場合には多すぎると透明性が損な
われるので10wt%未満が良い。
粒子として、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、アルミナホワイト、水酸化アルミニウム、タル
ク、ベントナイト、酸化チタン等や、有機微粒子とし
て、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、フッ素樹
脂等のビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド等の熱可塑性樹
脂、ポリベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性
樹脂からなる微粒子で、粒径が0.1〜30μm、好ま
しくは0.1〜20μmのものが挙げられる。染着層中
に通常0.1〜20wt%程度、含有させる。少な過ぎ
ると搬送性、耐ブロッキング性が十分に得られない。O
HP等の透明性画像の場合には多すぎると透明性が損な
われるので10wt%未満が良い。
【0022】また、染着層に含有させる充填剤として、
例えば、コロイダルシリカ等で知られる無水ケイ酸、含
水ケイ酸、含水ケイ酸カルシウム、含水ケイ酸アルミニ
ウム等のホワイトカーボン、アルミナゾル等の粒径が通
常10〜300nm程度の無機微粒子を使用すれば、染
着層に印字されたインキを適度に拡散させ良質の画像形
成に効果がある。このような無機微粒子は、染着層中に
5〜90wt%程度含有させる。OHP等の透明性画像
の場合には少なめに、不透明性の場合は、白さを出す意
味もあり、多めに含有させる。
例えば、コロイダルシリカ等で知られる無水ケイ酸、含
水ケイ酸、含水ケイ酸カルシウム、含水ケイ酸アルミニ
ウム等のホワイトカーボン、アルミナゾル等の粒径が通
常10〜300nm程度の無機微粒子を使用すれば、染
着層に印字されたインキを適度に拡散させ良質の画像形
成に効果がある。このような無機微粒子は、染着層中に
5〜90wt%程度含有させる。OHP等の透明性画像
の場合には少なめに、不透明性の場合は、白さを出す意
味もあり、多めに含有させる。
【0023】また、染着層には、目的に応じて、上記充
填剤の他に、前記した以外のその他の樹脂、あるいは、
界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、PH調整剤、
消泡剤その他添加剤を性能を逸脱しない範囲で適宜混合
してもよい。
填剤の他に、前記した以外のその他の樹脂、あるいは、
界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、PH調整剤、
消泡剤その他添加剤を性能を逸脱しない範囲で適宜混合
してもよい。
【0024】染着層の厚みは、染着層の下に吸水層を設
けない場合は、通常、1〜50μm程度、好ましくは3
〜20μm程度である。厚みが薄過ぎると染着性が不足
し、乾燥性、耐ブロッキング性等も低下し、逆に厚過ぎ
るとコスト高となり、カールも大きくなる。また、下に
吸水層を設ける場合は、染着層単独の場合よりも薄くし
て吸水層へのインクの透過性を損なわない範囲で、通常
0.3〜20μm程度とする。厚みが薄すぎると耐水性
が不足し、厚すぎると吸水層の効果が十分に得られず乾
燥性、耐ブロッキング性等の向上効果が低下する。
けない場合は、通常、1〜50μm程度、好ましくは3
〜20μm程度である。厚みが薄過ぎると染着性が不足
し、乾燥性、耐ブロッキング性等も低下し、逆に厚過ぎ
るとコスト高となり、カールも大きくなる。また、下に
吸水層を設ける場合は、染着層単独の場合よりも薄くし
て吸水層へのインクの透過性を損なわない範囲で、通常
0.3〜20μm程度とする。厚みが薄すぎると耐水性
が不足し、厚すぎると吸水層の効果が十分に得られず乾
燥性、耐ブロッキング性等の向上効果が低下する。
【0025】染着層の形成は、上記主剤及び硬化剤を適
宜な当量比で混合した塗工液を、支持体の少なくとも片
面に、グラビアコート、ロールコート、ワイヤーバーコ
ート等の公知の塗工手段によって塗工すれば良い。
宜な当量比で混合した塗工液を、支持体の少なくとも片
面に、グラビアコート、ロールコート、ワイヤーバーコ
ート等の公知の塗工手段によって塗工すれば良い。
【0026】また、用途により染着層単体ではインク吸
収性が不足する場合は、図2のようにインクを染着層を
通し吸収する吸水層を染着層の下に設けることができ
る。特に、インク使用量の多いフルカラー印字用として
は吸水層の併用が望ましい。
収性が不足する場合は、図2のようにインクを染着層を
通し吸収する吸水層を染着層の下に設けることができ
る。特に、インク使用量の多いフルカラー印字用として
は吸水層の併用が望ましい。
【0027】吸水層4は、水溶性樹脂を主体に構成し、
水溶性樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール系
樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリビニルメチル
エーテル、ビニルメチルエーテル−無水マレイン酸共重
合体、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン−スチ
レン共重合体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル
等の単量体及びその他単量体から合成される水溶性アク
リル樹脂、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂、ポリ
エチレンオキサイド、ポリグルタミン酸等の合成樹脂、
カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース等のセ
ルロース誘導体等の半合成樹脂、キチン、キトサン、デ
ンプン、ゼラチン等の天然樹脂等から適宜1種又は2種
以上の混合樹脂が使用できる。また、ポリ(メタ)アク
リル酸、ポリスチレンスルホン酸等のアルカリ金属塩等
のポリアニオンの高分子電解質、あるいはポリエチレン
イミン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリビ
ニルアルキルアンモニウムハライド、ポリビニルベンジ
ルアルキルアンモニウムハライド等のポリカチオンの高
分子電解質、あるいは両性高分子電解質等も使用でき
る。また、ポリカチオンには、例えば、第四級アンモニ
ウム塩基を有する共重合樹脂として、モノマー成分がビ
ニルアルコールとビニルベンジルトリメチルアンモニウ
ムクロリドからなるカチオン変性ポリビニルアルコール
系樹脂等もある。
水溶性樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール系
樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリビニルメチル
エーテル、ビニルメチルエーテル−無水マレイン酸共重
合体、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン−スチ
レン共重合体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル
等の単量体及びその他単量体から合成される水溶性アク
リル樹脂、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂、ポリ
エチレンオキサイド、ポリグルタミン酸等の合成樹脂、
カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース等のセ
ルロース誘導体等の半合成樹脂、キチン、キトサン、デ
ンプン、ゼラチン等の天然樹脂等から適宜1種又は2種
以上の混合樹脂が使用できる。また、ポリ(メタ)アク
リル酸、ポリスチレンスルホン酸等のアルカリ金属塩等
のポリアニオンの高分子電解質、あるいはポリエチレン
イミン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリビ
ニルアルキルアンモニウムハライド、ポリビニルベンジ
ルアルキルアンモニウムハライド等のポリカチオンの高
分子電解質、あるいは両性高分子電解質等も使用でき
る。また、ポリカチオンには、例えば、第四級アンモニ
ウム塩基を有する共重合樹脂として、モノマー成分がビ
ニルアルコールとビニルベンジルトリメチルアンモニウ
ムクロリドからなるカチオン変性ポリビニルアルコール
系樹脂等もある。
【0028】なお、吸水層の厚みは、通常は0.3〜4
0μm程度、好ましくは1〜30μmの範囲がよい。薄
すぎるとインク吸収性が不足して乾燥性向上効果が十分
に得られず、逆に厚すぎるとコスト的に高くなり好まし
くない。また、吸水層には目的に応じ適宜、無機微粒
子、有機微粒子、非水溶性の樹脂、界面活性剤、防腐
剤、防カビ剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、PH調整
剤、消泡剤その他添加剤を性能を逸脱しない範囲で適宜
混合してもよい。なお、OHP等の透明性画像の用途に
は、記録シートの透明性を損なわない範囲で用いる。
0μm程度、好ましくは1〜30μmの範囲がよい。薄
すぎるとインク吸収性が不足して乾燥性向上効果が十分
に得られず、逆に厚すぎるとコスト的に高くなり好まし
くない。また、吸水層には目的に応じ適宜、無機微粒
子、有機微粒子、非水溶性の樹脂、界面活性剤、防腐
剤、防カビ剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、PH調整
剤、消泡剤その他添加剤を性能を逸脱しない範囲で適宜
混合してもよい。なお、OHP等の透明性画像の用途に
は、記録シートの透明性を損なわない範囲で用いる。
【0029】吸水層の形成は、染着層と同様に、上記樹
脂、その他添加剤、溶媒等からなる塗工液を、染着層を
形成する支持体面に、グラビアコート、ロールコート、
ワイヤーバーコート等の公知の塗工手段によって塗工す
れば良い。
脂、その他添加剤、溶媒等からなる塗工液を、染着層を
形成する支持体面に、グラビアコート、ロールコート、
ワイヤーバーコート等の公知の塗工手段によって塗工す
れば良い。
【0030】また、本発明のインクジェット用記録シー
トでは、図3のように、染着層3が設けられた支持体2
の反対面に裏面層5を形成してもよい。裏面層は、カー
ル防止、滑り性の付与、帯電防止等の為に設ける。カー
ルは、支持体が片面のみに染着層を有する場合に、支持
体が表裏で非対称構成となる為に発生し易くなる。従っ
て、カール防止は支持体の両面に染着層を設ける構成で
は、染着層自身でカール防止効果が得られる。しかし、
片面に染着層を、他面には裏面層を形成する方がコスト
的には有利である。このようなカール防止の目的で裏面
層を形成する場合、裏面層を形成する樹脂としては、支
持体に密着性があれば特に限定されず、吸水層4にて列
記した例えばポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニル
アセタール系樹脂等の各種水溶性樹脂等も使用できる
が、好ましくは、アクリル系樹脂、カチオン変性アクリ
ル系樹脂又はポリエステル系樹脂等が耐ブロッキング
性、滑り性の点でも優れているので好ましい。カチオン
変性アクリル系樹脂とは、例えば第四級アンモニウム塩
グラフト(メタ)アクリル樹脂等であり、この樹脂は帯
電防止効果もある。また、滑り性の付与には、公知のシ
リカ等の充填剤、滑剤等の添加剤を添加するとよい。な
お、裏面層の厚みは通常0.2〜30μm程度が好まし
い。
トでは、図3のように、染着層3が設けられた支持体2
の反対面に裏面層5を形成してもよい。裏面層は、カー
ル防止、滑り性の付与、帯電防止等の為に設ける。カー
ルは、支持体が片面のみに染着層を有する場合に、支持
体が表裏で非対称構成となる為に発生し易くなる。従っ
て、カール防止は支持体の両面に染着層を設ける構成で
は、染着層自身でカール防止効果が得られる。しかし、
片面に染着層を、他面には裏面層を形成する方がコスト
的には有利である。このようなカール防止の目的で裏面
層を形成する場合、裏面層を形成する樹脂としては、支
持体に密着性があれば特に限定されず、吸水層4にて列
記した例えばポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニル
アセタール系樹脂等の各種水溶性樹脂等も使用できる
が、好ましくは、アクリル系樹脂、カチオン変性アクリ
ル系樹脂又はポリエステル系樹脂等が耐ブロッキング
性、滑り性の点でも優れているので好ましい。カチオン
変性アクリル系樹脂とは、例えば第四級アンモニウム塩
グラフト(メタ)アクリル樹脂等であり、この樹脂は帯
電防止効果もある。また、滑り性の付与には、公知のシ
リカ等の充填剤、滑剤等の添加剤を添加するとよい。な
お、裏面層の厚みは通常0.2〜30μm程度が好まし
い。
【0031】以上説明した、裏面層の形成は、染着層、
吸水層などと同様に、例えば、グラビアコート、グラビ
アリバースコート、ブレードコート、バーコート、ロー
ルコート等の公知の塗膜形成手段による塗工液の塗布で
行えばよい。
吸水層などと同様に、例えば、グラビアコート、グラビ
アリバースコート、ブレードコート、バーコート、ロー
ルコート等の公知の塗膜形成手段による塗工液の塗布で
行えばよい。
【0032】なお、本発明のインクジェット記録シート
に使用され得る水性インクは、公知のインクジェット用
のインクであり、通常、水溶性染料、湿潤剤、染料可溶
化剤、防腐剤、水、水混和性有機溶剤等からなる。
に使用され得る水性インクは、公知のインクジェット用
のインクであり、通常、水溶性染料、湿潤剤、染料可溶
化剤、防腐剤、水、水混和性有機溶剤等からなる。
【0033】
【作用】以上説明したように本発明のインクジェット記
録シートでは、染着層に特定のアクリル共重合体を硬化
させた樹脂を用いることにより、ぬれ性及び染着性と耐
水性が両立する。硬化させるアクリル共重合体の主とし
てカチオン変性部分が染着性を受持ち、一方、ポリエポ
キシ化合物により硬化させるので耐水性が得られ、イン
クが吸収しても染着層の溶けだしや、べとつきが発生し
ない。
録シートでは、染着層に特定のアクリル共重合体を硬化
させた樹脂を用いることにより、ぬれ性及び染着性と耐
水性が両立する。硬化させるアクリル共重合体の主とし
てカチオン変性部分が染着性を受持ち、一方、ポリエポ
キシ化合物により硬化させるので耐水性が得られ、イン
クが吸収しても染着層の溶けだしや、べとつきが発生し
ない。
【0034】特に、上記共重合体のモノマー成分を、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、
(メタ)アクリル酸エステル第四級アンモニウム塩とす
ることで、ぬれ性や染着性と耐水性とがバランス良く両
立する。また、染着層中の充填剤で表面微小凹凸がで
き、搬送性、耐ブロッキング性等も向上する。
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、
(メタ)アクリル酸エステル第四級アンモニウム塩とす
ることで、ぬれ性や染着性と耐水性とがバランス良く両
立する。また、染着層中の充填剤で表面微小凹凸がで
き、搬送性、耐ブロッキング性等も向上する。
【0035】また、染着層の下層の、水溶性樹脂からな
る吸水層は、染着層に印字されたインクを透過吸収し、
乾燥性が向上する。一方、裏面層により支持体両面での
対称性が確保されカールが防止され、さらに裏面層への
滑剤等の充填剤の使用で、滑り性、耐ブロッキング性も
向上する。
る吸水層は、染着層に印字されたインクを透過吸収し、
乾燥性が向上する。一方、裏面層により支持体両面での
対称性が確保されカールが防止され、さらに裏面層への
滑剤等の充填剤の使用で、滑り性、耐ブロッキング性も
向上する。
【0036】さらに、支持体を透明体とし、染着層、吸
水層に充填剤を添加する場合には透明性を損なわない添
加量とすることで、OHP用の記録シートとして使用で
きる。なお、支持体表面は水溶性易接着処理により、そ
の上の染着層や吸水層の密着性が向上する。
水層に充填剤を添加する場合には透明性を損なわない添
加量とすることで、OHP用の記録シートとして使用で
きる。なお、支持体表面は水溶性易接着処理により、そ
の上の染着層や吸水層の密着性が向上する。
【0037】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明をさら
に具体的に説明する。文中、「部」又は「%」、或いは
比率は、特に断りのない限り重量基準であり、また、固
形分基準である。
に具体的に説明する。文中、「部」又は「%」、或いは
比率は、特に断りのない限り重量基準であり、また、固
形分基準である。
【0038】※支持体 次の2種類を用いた。
【0039】支持体A 厚み100μmの易接着処理された透明なポリエチレン
テレフタレートフィルム(東レ(株)製 ルミラー Q
80D)。
テレフタレートフィルム(東レ(株)製 ルミラー Q
80D)。
【0040】支持体B:厚み100μmの易接着処理さ
れた白色のポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ
(株)製 ルミラー E22)。
れた白色のポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ
(株)製 ルミラー E22)。
【0041】※染着層塗工液 次の5種類を用いた。
【0042】 染着層塗工液A カチオン変性アクリル共重合樹脂 50部 (コニシ(株)製、ボンディップ−AH主剤、固形分濃度:30%) エポキシ樹脂 50部 (コニシ(株)製、ボンディップ−AH硬化剤、固形分濃度:15%) イソプロピルアルコール 30部 水 15部
【0043】 染着層塗工液B カチオン変性アクリル共重合樹脂 50部 (三菱化学(株)製 サフトマー) エポキシ樹脂 30部 (大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンP−439) シリカ微粒子 0.75部 (富士シリシア化学(株)製、サイリシア358) エタノール 30部 n−ブタノール 5部 ブチルセロソルブ 5部 キシレン 5部
【0044】 染着層塗工液C カチオン変性アクリル共重合樹脂 50部 (日本純薬(株)製、ジュリマーSP−50T) エポキシ樹脂 20部 (長瀬産業(株)製、デナコールEX−701) トルエン 15部 エタノール 15部
【0045】 染着層塗工液D カチオン変性アクリル共重合樹脂 50部 (コニシ(株)製、ボンディップ−PW主剤、固形分濃度:8%) エポキシ樹脂 50部 (コニシ(株)製、ボンディップ−PW硬化剤、固形分濃度:7.5%) コロイダルシリカ 3部 (日産化学工業(株)製、スノーテックスST−O) イソプロピルアルコール 30部 水 15部
【0046】 染着層塗工液E(電飾看板用) カチオン変性アクリル共重合樹脂 50部 (三菱化学(株)製 サフトマー) エポキシ樹脂 30部 (大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンP−439) シリカ微粒子 10部 (富士シリシア化学(株)製、サイリシア358) エタノール 30部 n−ブタノール 5部 ブチルセロソルブ 5部 キシレン 5部
【0047】※吸水層塗工液 次の2種類を用いた。
【0048】 吸水層塗工液A ポリビニルアルコール((株)クラレ製、C−318) 10部 水 90部
【0049】 吸水層塗工液B ポリアクリル酸(日本純薬(株)製、AC−10H) 10部 水 90部
【0050】※裏面層塗工液 次の2種類を用いた。
【0051】 裏面層塗工液A アクリルポリオール樹脂 30部 (大日本インキ化学工業(株)製、アクリディック47−538) ポリアミド微粒子(神東塗料(株)製、MW−330) 0.08部 メチルエチルケトン 30部 トルエン 30部 酢酸ブチル 10部
【0052】裏面層塗工液A 内容は、染着層塗工液Dと同一。
【0053】※比較例用の染着層塗工液 次の4種類を用いた。
【0054】 染着層塗工液V カチオン変性アクリル共重合樹脂 50部 (コニシ(株)製、ボンディップ−AH主剤) イソプロピルアルコール 30部 水 15部
【0055】 染着層塗工液W エポキシ樹脂 50部 (コニシ(株)製、ボンディップ−AH硬化剤) イソプロピルアルコール 30部 水 15部
【0056】 染着層塗工液X ポリビニルアルコール((株)クラレ製、C−318) 10部 水 90部
【0057】 染着層塗工液Y ポリビニルアセタール 10部 (積水化学工業(株)製、エスレック KX−1) イソプロピルアルコール 40部 水 60部
【0058】※記録シートの作製 以上の各塗工液を適宜選択使用し、バーコート法により
塗布後、乾燥して上記支持体上に形成した。なお、染着
層、吸水層及び裏面層の乾燥時塗布量は、染着層を吸水
層無しの時は20.0g/m2 とし吸水層有りの時は
1.0g/m2 とし、そして、吸水層を10.0g/m
2 、裏面層を2.0g/m2 とした。
塗布後、乾燥して上記支持体上に形成した。なお、染着
層、吸水層及び裏面層の乾燥時塗布量は、染着層を吸水
層無しの時は20.0g/m2 とし吸水層有りの時は
1.0g/m2 とし、そして、吸水層を10.0g/m
2 、裏面層を2.0g/m2 とした。
【0059】※性能評価 上記各塗工液、支持体を適宜使用した実施例と比較例の
記録シートを、カラーインクジェットプリンタ(キヤノ
ン(株)製、BJC−600J)でテストパターンを印
字し、各種性能を下記の如く評価した。結果は表1に示
す。
記録シートを、カラーインクジェットプリンタ(キヤノ
ン(株)製、BJC−600J)でテストパターンを印
字し、各種性能を下記の如く評価した。結果は表1に示
す。
【0060】染着性:染着性は印字後、50℃85%
RHの環境下に3日間保存した後、印字部を観察評価し
た。 ○:文字のにじみが見られない。 △:文字のにじみがやや見られる。 ×:文字のにじみがひどい。
RHの環境下に3日間保存した後、印字部を観察評価し
た。 ○:文字のにじみが見られない。 △:文字のにじみがやや見られる。 ×:文字のにじみがひどい。
【0061】ぬれ性:印字部のドットを観察評価し
た。 ○:適度なドットの広がりが見られる。 △:やや小さめのドットの広がりが見られる。 ×:ほとんどドットの広がりが見られない。
た。 ○:適度なドットの広がりが見られる。 △:やや小さめのドットの広がりが見られる。 ×:ほとんどドットの広がりが見られない。
【0062】耐水性:記録前の記録シートに水滴を滴
下して10秒後に紙でこすり、染着層の変化を目視によ
り観察評価した。 ○:特に変化なし(染着層の溶け落ちがない)。 △:染着層の一部が溶けだした。 ×:簡単に染着層が溶け落ちた。
下して10秒後に紙でこすり、染着層の変化を目視によ
り観察評価した。 ○:特に変化なし(染着層の溶け落ちがない)。 △:染着層の一部が溶けだした。 ×:簡単に染着層が溶け落ちた。
【0063】印字乾燥性:記録用シートの印字面を所
定時間経過後、指で軽く擦り評価した。 ◎:印字後1分以内に乾燥する。 ○:印字後3分以内に乾燥する。 ×:印字後5分でも乾燥しない。
定時間経過後、指で軽く擦り評価した。 ◎:印字後1分以内に乾燥する。 ○:印字後3分以内に乾燥する。 ×:印字後5分でも乾燥しない。
【0064】耐カール性:環境カールとして、A4サ
イズの記録シートを、30℃85%RHで1時間放置
後、5℃20%RHで1時間放置し、シートの四隅の角
がカールで浮いた高さを測定。 ◎:カール無し。 ○:10mm以内。 ×:20mm以上。
イズの記録シートを、30℃85%RHで1時間放置
後、5℃20%RHで1時間放置し、シートの四隅の角
がカールで浮いた高さを測定。 ◎:カール無し。 ○:10mm以内。 ×:20mm以上。
【0065】
【表1】
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、インクのぬれ性及び染
着性と耐水性が両立し、且つそれらが優れた性能が得ら
れる。また、カチオン系樹脂を使用するために帯電防止
性能も良好である。特に、アクリル共重合体のモノマー
成分が、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エス
テル、(メタ)アクリル酸エステル第四級アンモニウム
塩の場合には、ぬれ性及び染着性と耐水性とがバランス
良く両立する。また、染着層中に充填剤を添加すると、
搬送性や耐ブロッキング性等も向上する。また、吸水層
の併用で印字乾燥性がより向上する。裏面層の併用では
耐カール性がより向上する。また、裏面層に充填剤を添
加すると、滑り性や耐ブロッキング性も向上する。支持
体の水溶性易接着処理により染着層等の密着性が向上す
る。
着性と耐水性が両立し、且つそれらが優れた性能が得ら
れる。また、カチオン系樹脂を使用するために帯電防止
性能も良好である。特に、アクリル共重合体のモノマー
成分が、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エス
テル、(メタ)アクリル酸エステル第四級アンモニウム
塩の場合には、ぬれ性及び染着性と耐水性とがバランス
良く両立する。また、染着層中に充填剤を添加すると、
搬送性や耐ブロッキング性等も向上する。また、吸水層
の併用で印字乾燥性がより向上する。裏面層の併用では
耐カール性がより向上する。また、裏面層に充填剤を添
加すると、滑り性や耐ブロッキング性も向上する。支持
体の水溶性易接着処理により染着層等の密着性が向上す
る。
【図1】本発明のインクジェット記録シートの一実施例
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図2】本発明のインクジェット記録シートの他の実施
例を示す縦断面図。
例を示す縦断面図。
【図3】本発明のインクジェット記録シートの他の実施
例を示す縦断面図。
例を示す縦断面図。
1 インクジェット記録シート 2 支持体 3 染着層 4 吸水層 5 裏面層
Claims (8)
- 【請求項1】 支持体の少なくとも片面に、エポキシ基
と反応する基を有するカチオン変性アクリル共重合体を
ポリエポキシ化合物で硬化させた樹脂からなる染着層を
有することを特徴とするインクジェット記録シート。 - 【請求項2】 エポキシ基と反応する基を有するカチオ
ン変性アクリル共重合体のモノマー成分が、(メタ)ア
クリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アク
リル酸エステル第四級アンモニウム塩の、少なくとも三
種類であることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ット記録シート。 - 【請求項3】 染着層が充填剤を含有していることを特
徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録シー
ト。 - 【請求項4】 染着層の下層に、水溶性樹脂からなる吸
水層を有することを特徴とする請求項1,2又は3記載
のインクジェット記録シート。 - 【請求項5】 染着層が形成されている支持体面の反対
面に、裏面層を有することを特徴とする請求項1,2,
3又は4記載のインクジェット記録シート。 - 【請求項6】 裏面層が充填剤を含有していることを特
徴とする請求項5記載のインクジェット記録シート。 - 【請求項7】 支持体が透明であることを特徴とする請
求項1,2,3,4,5又は6記載のインクジェット記
録シート。 - 【請求項8】 支持体の少なくとも片面が、易接着処理
されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,
5,6又7記載のインクジェット記録シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027241A JPH08197834A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | インクジェット記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027241A JPH08197834A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | インクジェット記録シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197834A true JPH08197834A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12215590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7027241A Withdrawn JPH08197834A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | インクジェット記録シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197834A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000335091A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Toyobo Co Ltd | 記録材 |
| JP2002293002A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Sakata Corp | インクジェット記録媒体 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP7027241A patent/JPH08197834A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000335091A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Toyobo Co Ltd | 記録材 |
| JP2002293002A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Sakata Corp | インクジェット記録媒体 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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