JPH08198964A - ポリイミド気体分離膜 - Google Patents

ポリイミド気体分離膜

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JPH08198964A
JPH08198964A JP1251495A JP1251495A JPH08198964A JP H08198964 A JPH08198964 A JP H08198964A JP 1251495 A JP1251495 A JP 1251495A JP 1251495 A JP1251495 A JP 1251495A JP H08198964 A JPH08198964 A JP H08198964A
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JP
Japan
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polyimide
gas separation
general formula
separation membrane
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Application number
JP1251495A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Takatake
正義 高武
Hirotomo Nagata
寛知 永田
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(1) 【化1】 で示される繰り返し単位を有するポリイミドを気体分離
活性層とするポリイミド気体分離膜。 【効果】 気体透過性能と気体分離性能のバランスに優
れた膜を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に気体分離膜として高
透過性及び高分離性能並びに耐熱性と耐久性を兼ね備え
たポリイミド気体分離膜に関するものである。膜による
気体分離は、他の分離方法と比較し、エネルギー的に有
利で、装置が小型軽量、機構が簡単でメンテナンスフリ
ー等の特徴を有する為、各種産業分野に活発に応用され
ており、本発明は例えば、空気の酸素/窒素分離、プラ
ットフォーミング法のオフガスからの水素の分離回収、
アンモニア合成時の水素の分離回収、火力発電やゴミ焼
却の廃ガスからの二酸化炭素の回収や窒素酸化物や硫黄
酸化物の除去、油田のオフガスからの二酸化炭素の回
収、天然ガスからの硫化水素、二酸化炭素等の酸性ガス
の除去やヘリウムの分離、空気及び有機蒸気の除湿等の
気体−気体系の分離に限らず、さらに揮発性物質混合液
体のパーベーパレーション分離、液体に溶解している気
体の除去、液体中への特定気体の溶解等に利用される。
【0002】
【従来の技術】ポリイミド系樹脂は他の樹脂と比較し強
度、耐久性、耐熱性に特に優れており、また各種気体透
過選択性に優れており近年ポリイミド系樹脂を素材とし
た分離膜の研究が盛んに行われている。
【0003】特開昭62−244419号公報には、ア
ミン官能基に対しオルト位の全ての位置がアルキル基又
は芳香族基で置換されたフェニレンジアミン成分から得
られる気体透過性の高い芳香族ポリイミド膜が開示され
ている。
【0004】特開昭63−123420号公報には、ア
ミン官能基に対してオルトのすべての位置に置換基を有
する2価のフェニレンジアミン残基成分と、ピロメリッ
ト酸及び/又は、ナフタレン及び/又は4,4’−(ヘ
キサフルオロイソプロピリデン)ジフタル酸二無水物
(以下、6FDAと略記する)の四価の酸二無水物残基
とそれぞれ5%を越えない範囲でその他の特定の2価の
ジアミン残基及び4価の酸二無水物残基とを共重合させ
た芳香族ポリイミドからなる気体分離膜が開示されてい
る。
【0005】特開平4−293534号公報にはポリイ
ミドを構成する2価のジアミン残基として、2つ以上の
芳香族単位が組み込まれている2価のジアミン残基を含
有するポリイミドから製造されるガス分離膜が開示され
ている。
【0006】特開平2−261524号公報には4価の
6FDA残基と、アルキル化された2価のビスアニリン
残基とからなるポリイミドを主成分とする気体分離膜が
開示されている。
【0007】特開3−106426号公報には、2価の
ジアミン残基が2,5−ジ−t−ブチル−1,4−フェ
ニレンジアミン残基であるポリイミドからなるガス分離
膜が開示されている。
【0008】特開平3−127616号公報には、酸成
分が4価の6FDA残基であり、アミン成分が芳香族ジ
アミンと、さらにアリル又はアリルアリール基を持つア
ルケニル化ジアミン残基双方を含むポリイミドで形成さ
れるガス分離膜が開示されている。
【0009】特開平2−2857号公報には、少なくと
も3以上が水素以外の基で置換された2価のベンジジン
残基を有するポリイミドによって本質的に構成された芳
香族ポリイミド分離膜が開示されている。
【0010】特開昭62−191019号公報には、セ
ルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ニ
トロセルロース等のセルロースエステル系化合物、ポリ
アクリルニトリル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビ
ニル等のビニル系化合物、ポリアミド系化合物、ポリエ
ステル系化合物等が30〜60重量%である種々の濃度
の複数のポリマー溶液を使用し、同芯円状に開口した紡
糸用口金の内側から順次濃度を高くしたポリマー溶液を
同時に押し凝固させることにより複数の層を有する中空
糸分離膜を製造する方法が開示されている。
【0011】特開平1−99616号公報には、同心円
状の開口部を有する湿式紡糸用ノズルの外部円形開口部
から濃度0.1〜20重量%[wt%]の低濃度ポリイ
ミド溶液と、内部円形開口部から濃度10〜50[wt
%]で且つ低濃度ポリイミド溶液より少なくとも1wt
%以上高い高濃度ポリイミド溶液とを同時に押し出すこ
とにより、再現性よく安定に耐熱性、耐薬品性、高透過
性のポリイミド中空糸分離膜を製造する方法が開示され
ている。
【0012】特開平2−169019号公報には同心円
状の開口部を有する湿式紡糸用ノズルから異なる2種の
芳香族ポリイミド溶液を、外部円形開口部へ供給するポ
リイミドについては濃度を7〜25重量%とし、内部円
形開口部に供給するポリイミドについては外部に供給す
るポリイミドより濃度を低くし、且つ5〜25重量%と
して、同時に押し出し湿式紡糸を行う事により均一な表
皮層(気体分離活性層分離活性層)と多孔層とが一体に
形成されている非対称性の外層と、多孔層のみからなる
内層とが同心円状に一体に形成されている2層構造の中
空糸膜を容易に再現性良く製造する方法が開示されてい
る。
【0013】特開平4−277019号公報には紡糸ド
ープの共押し出しにより製造される、特定の構造を有す
るポリイミド又はポリアミドからなる分離層を有する複
合膜が開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】高分子気体分離膜の重
要な基本要求性能は(1)分離の目的とするガス成分と他
のガス成分との分離性能、(2)膜の気体透過性能、(3)膜
の強度、耐熱、耐久性である。膜のガス透過性能は、必
要膜面積及び膜モジュール、装置の大きさ、即ち装置の
イニシャルコストを支配する特性であり、ガス透過能の
高い膜素材の開発及び膜の気体分離活性層(緻密層とも
いう)の薄膜化により工業的に実用可能な透過性能が達
成される。一方膜のガス分離性能は主に分離ガスの収率
を支配する特性である。即ちランニングコストを支配す
る特性であり、本質的に膜素材固有の特性である。気体
の透過性と選択性は一般に相反する関係にあり、膜分離
法が工業的に他のガス分離技術、たとえば深冷分離法、
吸着法と比較し優位となる為には気体透過性と選択性の
バランスにさらに優れた膜が要求されている。
【0015】しかしながら、上記の多数の先行技術のポ
リイミド気体分離膜は、相反する気体透過選択性能のバ
ランスが必ずしも良いとは言えず、気体の透過性能が比
較的良好なものはその選択性能が低く、また比較的選択
性の良いものはその透過性に劣るものであった。本発明
は特にガス分離用途として水素、ヘリウム、酸素、二酸
化炭素の透過性が極めて高くまた、これら気体とメタ
ン、窒素等の気体の選択性に優れ、且つ高耐熱性並びに
高耐久性を兼ね備えたポリイミド及び本ポリイミドを気
体分離活性層に用いた気体分離膜を提供する事にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、気体透過性能
と気体分離性能のバランスに優れたポリイミドについて
鋭意研究を重ねた結果、ポリイミドを形成する4価の残
基の前駆体である酸二無水物成分の主成分として4,
4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジフタル酸
二無水物(6FDA)を用い、且つ2価の残基を形成す
るジアミン成分の主成分として、ジアミノナフチジン類
又は特定のブロム化ジアミン類を用い、これ縮重合させ
たポリイミドが気体分離選択性のバランスに優れること
を見いだし本発明を完成するに至った。
【0017】即ち本発明は第一に、一般式(1)
【0018】
【化10】
【0019】(式中、Xは水素原子又は低級アルキル基
を表す)で示される繰り返し単位を有する新規なポリイ
ミド及び、一般式(2)
【0020】
【化11】
【0021】で示されるテトラカルボン酸二無水物と、
一般式(3)
【0022】
【化12】
【0023】(式中、Xは水素原子又は低級アルキル基
を表す)で示されるジアミンとを縮重合させることを特
徴とする一般式(1)で示される繰り返し単位を有する
新規なポリイミドの製造方法に関する。
【0024】また第二に、一般式(2)
【0025】
【化13】
【0026】で示されるテトラカルボン酸二無水物と、
一般式(3)又は一般式(4)
【0027】
【化14】
【0028】(式中、Xは水素原子又は低級アルキル基
を表す)
【0029】
【化15】
【0030】で示されるジアミンとを主成分として縮重
合させてなるポリイミドを気体分離活性層としてなるこ
とを特徴とするポリイミド気体分離膜に関する。また第
三の発明は、一般式(1)又は(5)
【0031】
【化16】
【0032】(式中、Xは水素原子又は低級アルキル
基)
【0033】
【化17】
【0034】で示される繰り返し単位を50〜100モ
ル%含むポリイミドを気体分離活性層としてなることを
特徴とするポリイミド気体分離膜に関する。ポリイミド
とは、一般にテトラカルボン酸二無水物とジアミンの等
モル量の縮重合によって得られ、テトラカルボン酸二無
水物に由来する4価の構造部分とジアミン成分に由来す
る2価の構造部分がイミド結合した構造を繰り返し単位
とする高分子である。
【0035】まず第一の発明について説明する。本発明
の新規なポリイミドは、上記一般式(1)で示される繰
り返し単位を有する化合物である。一般式(1)中のX
は、水素原子又は低級アルキル基を表す。低級アルキル
基としては、直鎖状でも分枝状でもよく、例えばメチル
基、エチル基、ブチル基、プロピル基等の炭素数1〜4
のアルキル基が挙げられ、好ましくはメチル基、エチル
基が挙げられる。
【0036】本発明の新規なポリイミドは、上記一般式
(2)で示されるテトラカルボン酸二無水物と、上記一
般式(3)(一般式(3)中のXの定義は一般式(1)
中のXの定義と同様である)で示されるジアミンとを等
モル縮重合させることにより、製造する事が出来る。重
合方法に特に制限は無く、ポリイミドの重合方法として
一般的に行われている方法で重合する事ができる。例え
ばN,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリド
ン等のアミド系溶媒中で該ジアミン成分と酸二無水物成
分を混合しポリアミド酸を合成し、次いでこの反応用液
に無水酢酸、ピリジン等の脱水閉環剤を加え該ポリアミ
ド酸をポリイミド化する、いわゆる化学イミド化法、又
は該ポリアミド酸を約200℃以上で加熱しポリイミド
化するいわゆる熱イミド化法等で容易に重合する事がで
きる。
【0037】次に第二の発明について説明する。本発明
のポリイミド気体分離膜は、上記一般式(2)で示され
る酸二無水物成分である4,4'-(ヘキサフルオロイソプ
ロピリデン)ジフタル酸二無水物(以下6FDAと略
記)と、上記一般式(3)又は(4)で示されるジアミ
ンとを主成分として縮重合させてなるポリイミドを気体
分離活性層とするものである。
【0038】以下に気体分離活性層を形成するポリイミ
ドについて詳細に説明する。本発明のポリイミドは、一
般式(2)で示される6FDAと、一般式(3)又は
(4)で表されるジアミンとを主成分として縮重合した
ポリマーであれば良い。
【0039】一般式(3)で示されるジアミンとして
は、例えば、ナフチジン、3,3’−ジメチルナフチジ
ン、3,3’−ジエチルナフチジン等が挙げられ、これ
らの一種以上の成分を用いることが出来る。好ましくは
3,3’−ジメチルナフチジンが挙げられる。
【0040】また一般式(4)で示されるジアミンとし
ては例えば、2,2−ビス[3,5−ジブロモ−4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2
−ビス[3,5−ジブロモ−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル]メタン、2,2−ビス[3,5−ジブロ
モ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフ
ルオロプロパン、3,3’,5,5’−テトラブロ モ
−4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル
エーテル、3,3’,5,5’−テトラブロモ−4,
4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニルが挙げ
られ、これらの1種以上の成分を用いることが出来る。
好ましくは2,2−ビス[3,5−ジブロモ−4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル]プロパンが挙げられ
る。
【0041】本発明のポリイミドには必要に応じて上記
以外のテトラカルボン酸二無水物成分やジアミン成分が
入っていても良い。従って、好ましいポリイミドとして
は6FDAに基づく4価の構造部分が、ポリイミド樹脂
中の全4価の構造部分の60〜100モル%、より好ま
しくは80〜100%であり且つ、一般式(3)又は一
般式(4)で示されるジアミンに基づく2価の構造部分
が、ポリイミド樹脂中の全2価の構造部分の40〜10
0モル%、より好ましくは60〜100%のポリイミド
が挙げられる。
【0042】このようなポリイミドは、全酸無水物成分
のうち60〜100モル%が6FDAである酸二無水物
成分と、全ジアミン成分のうち40〜100モル%が一
般式(3)又は一般式(4)で示されるジアミンである
ジアミン成分とを、概略等モル量、ジメチルアセトアミ
ド等の適当な溶媒中で縮重合する事により容易に得る事
ができる。縮重合の方法としては、第一の発明で説明し
た方法と同様である。
【0043】本発明のポリイミドを選択するに当たり、
高分子膜の気体の透過性と選択性は相反の関係にあり、
用途に応じて透過性と選択性の最適なバランスを有する
素材を選択する事が重要である。例えば、分離対象とす
るガスの透過性もしくは非透過性、すなわち物質収量が
特に重要な場合、6FDAを酸二無水物の主成分とし、
一般式(3)のジアミンをジアミン成分の主成分をとし
て縮重合して得られるポリイミドが好ましい。一方、分
離対象とするガスの選択性すなわち物質収率が特に重要
となる用途には、6FDAを酸二無水物の主成分とし、
式(4)のジアミンをジアミンの主成分として縮重合し
て得られるポリイミドが好ましい。
【0044】本発明のポリイミド中に必要に応じて6F
DAとともに共重合できるその他の酸二無水物成分とし
ては、ピロメリット酸二無水物、3,3’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,
4’−ビフェニルスルフォンテトラカルボン酸二無水
物、3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカ
ルボン酸二無水物、ナフタレン−1,2,4,5−テト
ラカルボン酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテ
トラカルボン酸二無水物等を好適にあげる事ができる。
このうちピロメリット酸二無水物及び/又は3,3’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物がさらに好適であ
る。
【0045】また、一般式(3)で示されるジアミンと
ともに共重合できるジアミンとしては、例えば、2,
4,6−トリメチル−1,3−フェニレンジアミン、
2,3,5,6−テトラメチル−1,4−フェニレンジ
アミン、3,3’,5,5’−テトラメチルベンジジン
等が好適に挙げられる。
【0046】また一般式(4)で示されるジアミンとと
もに共重合できるジアミンとしては、例えば、2,7−
ジアミノフルオレン、3,6−ジアミノカルバゾール、
m−フェニレンジアミン、2,2−ビス(3−アミノフ
ェニル)ヘキサフルオロプロパン等が好適に挙げられ
る。
【0047】以上に挙げられた各成分の他にも、共重合
できる成分があり、例えば6FDAとともに共重合でき
る酸二無水物としてはビス(ジカルボキシフェニル)メ
タン、ビス(ジカルボキシフェニル)エタン、ビス(ジ
カルボキシフェニル)プロパン、アントラセンテトラカ
ルボン酸、アゾベンゼンテトラカルボン酸等の芳香族テ
トラカルボン酸二無水物、及びシクロブタンテトラカル
ボン酸、シクロヘキサンテトラカルボン酸等の脂環族テ
トラカルボン酸二無水物、及びチオフェンテトラカルボ
ン酸、フランテトラカルボン酸、ピリジンテトラカルボ
ン酸等の複素環族テトラカルボン酸二無水物の群から選
ばれた一種以上の成分を共重合する事もできる。
【0048】さらに上記ジアミン成分の他にポリイミド
の合成に一般に使用される各種ジアミン成分、例えば、
フェニレンジアミン及びこのベンゼン環骨格の水素の一
部をアルキル基、カルボキシル基、ニトロ基、アルコキ
シ基、ハロゲン等で置換した例えばトルエンジアミン、
キシレンジアミン、ジアミノ安息香酸、クロロフェニレ
ンジアミン、ジアミノアニゾール、クロロメチルフェニ
レンジアミン、ジアミノブロモ(トリフルオロメチル)
ベンゼン、ジアミノクロロ(トリフルオロメチル)ベン
ゼン及びこれらの各種異性体や、1,5−ナフタレンジ
アミン、9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレ
ン、9,10−ビス(4−アミノフェニル)アントラセ
ン、2,6−ジアミノアントラキノンや、二個もしくは
二個以上のベンゼン環をエーテル基、チオエーテル基、
カルボニル基、スルフォン基、スルフィド基、メチレン
基、イソプロピリデン基、ヘキサフルオロイソプロピリ
デン基、アミノ基、アミド基等で結合したジアミン成分
及びこれらの水素の一部をアルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基、ハロゲン、カルボキシル基等で置換した、
【0049】例えば4,4’−ジアミノジフェニルエー
テル、4,4’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−
ジアミノジフェニルスルフォン、4,4’−ジアミノ−
2,2’−ジメチルジフェニルスルフォン、4,4’−
ジアミノ−3,3’−ジメチルジフェニルスルフォン、
4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’−
ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,
3’−ジメチルフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−
3,3’,5,5’−テトラメチルフェニルメタン、
4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチル−5,5’−
ジエチルフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,
3’,5,5’−テトラエチルフェニルメタン、4,
4’−ジアミノ−3,3’−ジクロロフェニルメタン、
2,2−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−アミノ−3,5−ジエチルフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−アミノ−3,5−ジメチルフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アミノ−3−メ
チル−5−エチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−アミノ−3−メチル−5−イソプロピルフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−アミノ−3−メチル
フェニル)プロパン、4,4’−ヘキサフルオロイソプ
ロピリデンジアニリン、4,4’−ジアミノベンズアニ
リド、O−トルイジンスルフォン、
【0050】ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル]スルフォン、4,4’−ビス(4−アミノフェノ
キシ)ビフェニル、2,2−ビス[4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニルヘキサフルオロプロパン、1,4−
ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス
(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、2,2−ビス[4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパンや、ベ
ンジジン及びベンジジン骨格の水素をアルキル基、ハロ
ゲン、アルコキシ基等で置換した、例えば、2,2’,
6,6’−トリメチルベンジジン、3,3’−ジメチル
ベンジジン、3,3’−ジメトキシベンジジン、2,
2’−ジクロロ−5,5’−ジメトキシベンジジン、
3,3’−ジヒドロキシ−4,4’−ジアミノビフェニ
ル等のベンジジン誘導体や、
【0051】2,3,5,6−テトラブロモ−1,4−
ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン,1,1−ビス
[3,5−ジブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル]エタン、ビス[3,5−ジブロモ−4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル]スルフィド3,3’,
5,5’−テトラブロモ−4,4’−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゾフェノンや、1,4−ジアミノシク
ロヘキサン、1,3−ジアミノシクロヘキサン、4,
4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン、3,3’−ジ
メチル−4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン、
エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、イソフ
ォロンジアミン等の脂肪族ジアミン等の群から選ばれた
一種以上の成分等を共重合する事もできる。
【0052】次に第3の発明について説明する。本発明
のポリイミド気体分離膜は、上記一般式(1)又は
(5)で示される繰り返し単位を50〜100モル%、
好ましくは80〜100モル%含むポリイミドを気体分
離活性層とするものである。本発明の膜は気体透過性能
と気体分離性能のバランスが良い。
【0053】特に気体分離活性層が一般式(1)で示さ
れる繰り返し単位を有するポリイミドからなる膜は、ガ
ス透過性に優れる。特に一般式(1)においてXが低級
アルキル基、最も好ましくはXがメチル基であるポリイ
ミドからなる膜が好ましい。
【0054】又、特に気体分離活性層が一般式(4)で
示される繰り返し単位を有するポリイミドからなる膜
は、ガスの選択性に優れる。特に式中のRが−C(CH
32−であるポリイミドからなる膜が好ましい。
【0055】ポリイミドは、原料である酸二無水物とジ
アミン成分のランダムな縮重合よりなるポリマーである
ことから、原料の種類、混合割合等により、複数の繰り
返し単位を有する。本発明の膜に使用するポリイミド
は、一般式(1)又は(5)で示される繰り返し単位を
50〜100モル%、より好ましくは80〜100モル
%、最も好ましくは一般式(1)又は(5)で示される
繰り返し単位のみからなるポリイミドである。しかし、
本発明の膜の気体分離活性層は、一般式(1)又は
(5)で示される繰り返し単位を50モル%以上有する
ものであれば良く、他の繰り返し単位も必要に応じて混
在することができる。このようなのポリイミドは各種酸
二無水物及びジアミン成分の混合物の共重合又は上記繰
り返し単位を有するポリイミドのブレンド等によって得
る事ができる。
【0056】式(1)の繰り返し単位と混在できる好ま
しいポリイミドの繰り返し単位としては、
【0057】
【化18】
【0058】で表される一種以上の繰り返し単位が好適
に挙げられる。また必要に応じて式(5)の繰り返し単
位と混在できる好ましいポリイミドの繰り返し単位とし
ては
【0059】
【化19】
【0060】で表される一種以上の繰り返し単位が好適
に挙げられる。第一〜第三の発明で用いられるポリイミ
ドは溶剤可溶性であり、その重合度は薄膜が形成可能で
あればよく、ポリイミドをジメチルアセトアミド(以下
DMACと略記する場合もある)1デシリットル(d
l)に0.5g溶解した30℃の溶液で測定した対数粘
度が、0.2〜4.0、好ましくは0.35〜3.0の
ものが使用できる。
【0061】第二及び第三の発明の気体分離膜は、工業
的に実用可能な気体透過性能、すなわち十分に薄膜化さ
れたポリイミドを気体分離活性層(緻密層と記す場合も
ある)とする。ここで云う気体分離活性層とは、必要に
応じてRTV(室温硬化型)シリコーン等で表面コート
した膜の気体の透過機構の律速が気体の膜素材への溶解
拡散となる実質的に非多孔質である緻密な層のことを云
う。気体分離活性層が形成されていることは、気体の分
離特性が素材本来の値と特性変動の範囲内でほぼ一致す
ることにより容易に確認できる。
【0062】膜にピンホールが無く、気体分離活性層が
十分薄膜化されていれば、膜形状、膜形態に制限はな
く、例えばいわゆる不均質膜や、多孔質支持体上に薄く
気体分離活性層を保持した複合膜でも良い。膜形状も平
膜及び中空糸状膜を提供できるが、コンパクトに大きな
膜面積を得ることのできる中空糸膜が最も好ましい。
【0063】本発明のポリイミド膜は、例えば以下の製
造方法によって製造できる。中空糸不均質膜の場合、公
知の方法のいずれを利用しても良いが、一般にはポリイ
ミドの紡糸用ドープを円環ノズルを使用し、中空状態の
保持又は中空糸内層の多孔化促進のための物質、例えば
窒素等の気体及び水、アルコール等の適当な液体の芯材
とともに、一旦気相中に押し出し、ついで凝固液に浸せ
きしドープを凝固させる、いわゆる乾湿式法により容易
に製造できる。
【0064】ドープの有機溶剤は本発明のポリイミドを
溶解するものであって、凝固液と相溶性を有するもので
あれば良い。例えばジクロロメタン、クロロホルム、
1,1,2-トリクロロエタン等のハロゲン化アルキル、
オルソクロルフェノール、パラクロルフェノール、ジク
ロルフェノール等のハロゲン化フェノール、N,N-ジメ
チルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、、N
-メチルピロリドン等のアミド系溶剤等が使用できる。
凝固液としては、N-プロパノール、イソプロパノー
ル、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、水及びこれ
らの一種以上の混合液等が好適に使用できる。
【0065】また膜のガス透過速度の向上又は紡糸ドー
プの粘度調節、可紡性の向上等を目的として必要に応じ
て低分子量のポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、トルエン、キシレン、酢酸等の貧溶剤、及びエチ
レングリコール、グリセリン等の水溶性多価アルコール
等をドープ中に適宜添加することができる。
【0066】凝固液中で凝固して得られた中空糸不均質
膜中に残存する溶剤及び凝固液等は実質的に除去される
ことが好ましく、除去は例えば水、低級アルコール、低
級アルカン等の残留溶剤や凝固液を可溶する低沸点溶剤
で洗浄、置換した後に真空加熱乾燥を行う等の公知の方
法で実施できる。得られた不均質膜は、膜の耐熱、耐薬
品性の向上等を目的としてポリイミド素材の2次転移温
度を大きく越えない範囲で適度の時間熱処理する事がで
きる。
【0067】本発明はまた、前記ポリイミドより形成さ
れた気体分離活性層を有する複合膜を提供する。本発明
の複合膜は、主に膜の強度を受け持つ多孔質支持層の上
に、実質的にピンホールの無い気体分離活性層からなる
膜である。
【0068】中空糸複合膜も公知の方法で製造でき、例
えば有機又は無機物からなる微多孔中空糸膜上に、適切
な有機溶媒に溶解させた本発明のポリイミドをコーティ
ングし、加熱により溶媒を除去し、あるいは、ポリイミ
ドの前駆体であるポリアミド酸をコーティングし、例え
ば、加熱する事によりポリアミド酸のイミド化及び溶媒
の除去を施し、これにより微多孔中空糸膜上にポリイミ
ドからなる気体分離活性層を形成させたいわゆる中空糸
複合膜が得られる。
【0069】本発明の複合膜はまた、例えば特開昭49
−62380に詳しく開示されていごとく多重円環ノズ
ルを用いた共押し出しによっても製造できる。かかる共
押し出しによる複合膜は、一般には多重円環ノズルを用
い、気体の分離活性層となる本発明のポリイミドの紡糸
用ドープをノズルの最外層の円環より、支持多孔層とな
る樹脂ドープをノズルの中間円環より、そして例えば
水、アルコール等の液体又は空気、窒素等の気体をノズ
ルの中心部の管より同時に押し出すことにより、不均質
膜の製造と同様に乾湿式法で製造できる。
【0070】多重円環ノズルは公知のものが使用でき、
好ましいのノズルの模式図を図1に示す。図中”1”は
中空糸の形状を保つと共に内部の多孔層を形成させる芯
剤を流入するノズル芯部の開口部であり、図中”2”は
複合中空膜の内側部に支持多孔層を形成する樹脂ドープ
を流入する円環スリットであり、また図中”3”は複合
中空糸膜の外側部に気体分離活性層を有する不均質膜層
を形成する樹脂ドープを流入させる円環スリットであ
る。
【0071】共押し出しによる中空糸複合膜の気体分離
活性層部を形成する本発明のポリイミドのドープ組成は
不均質膜製造用のドープと同様のものが使用できる。ま
た中空糸複合膜の内層部を形成する多孔質支持層は、膜
の実際の使用における耐圧性や耐久性の点から充分な機
械的強度と耐熱性、耐薬品性が必要とされるばかりでな
く、更に優れた気体透過性能を有する複合膜を得るため
は実質的に互いに連通した均一な細孔を容易に形成でき
る事が必要とされる。従ってこれら特性を満足する素材
の選択が極めて重要である。
【0072】上記特性を満足する重合体として例えば、
ポリアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、
ポリイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテ
ルスルフォン樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリアミドイ
ミド樹脂、ポリベンゾイミダゾール樹脂、ポリベンゾオ
キサゾール樹脂、ポリベンゾチアゾール樹脂、ポリイミ
ダゾピロロン樹脂及び、ポリチアゾール、ポリオキサジ
アゾール、ポリキノキサリン、ポリピラジン等のその他
ポリヘテロ環化合物等の一種以上が使用でき、このう
ち、ポリエーテルイミド樹脂及びポリスルフォン樹脂は
ドープの調整が容易であり且つ紡糸性が高く、また連通
孔形成が容易であり好ましく、ポリエーテルイミド樹脂
やポリスルフォン樹脂と、ポリイミド樹脂とのブレンド
体は上記特性に加え更に耐熱性が高くより好ましい。
【0073】ここでいうポリエーテルイミド樹脂とはエ
ーテル結合とイミド結合とを有する繰り返し単位で構成
された製膜可能な分子量を有する実質的に非結晶性のポ
リマーである。またここでいうポリスルフォン樹脂とは
パラフェニレンユニット及び/又はパラビフェニレンユ
ニットがスルフォン基とエーテル基及び/又はイソプロ
ピリデン基で結合された繰り返し単位で構成された製膜
可能な分子量有する実質的に非結晶性のポリマーであ
り、一般にはポリスルフォン、ポリエーテルスルフォ
ン、ポリアリルスルフォン又はポリフェニルスルフォン
として上市されている。
【0074】共押し出し複合中空糸膜の内側多孔質層を
形成する上記重合体のドープの有機溶剤は、前記重合体
を溶解するものであればよく、例えば、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、1,1,2-トリクロロエタン等のハ
ロゲン化アルキル、N,N-ジメチルホルムアミド、N,
N-ジメチルアセトアミド、N-メチルピロリドン等のア
ミド系溶剤、ジメチルスルフォキシド、スルフォラン等
の硫黄系溶剤等が使用できる。 またドープには、多孔
部の微孔の連通孔化の促進、紡糸ドープの粘度調節、可
紡性の向上等を目的として必要に応じて、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン等の低分子量物や、キ
シレン、酢酸等の貧溶剤、及びエチレングリコール、グ
リセリン等の水溶性多価アルコール類、及び塩化リチウ
ム、臭化リチウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等
の無機塩類等を1種以上添加することができる。
【0075】中空形態に押し出されたドープの芯材は液
体(内管液)が好ましく、優れた多孔質層を形成しうる
内管液として例えば、N-プロパノール、イソプロパノ
ール、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、水、又は
これらの一種以上の混合液等が使用でき、好ましくは、
低級アルコールと水の混合液である。また必要に応じ
て、これらの内管液に、塩化リチウム、臭化リチウム、
臭化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等の
無機塩類又は、N-メチルピロリドン、ジメチルアセト
アミド等のドープに使用した溶剤等を適宜添加する事が
できる。
【0076】凝固液中で凝固して得られた中空糸複合膜
に残存する溶剤及び凝固液等は不均質膜の製造時と同様
に実質的に除去されることが好ましく、不均質膜製造時
と同様の方法で除去する事ができる。
【0077】また、得られた複合膜は、膜の耐熱、耐薬
品性の向上等を目的として複合膜構造が変性を起こさな
い温度範囲で適度の時間熱処理する事ができる。
【0078】
【実施例】本発明を以下実施例によりさらに詳しく説明
する。 [実施例1] <ポリイミドの製造>窒素雰囲気下、モレキュラーシー
ブ3Aにより脱水したN,N−ジメチルアセトアミド
(DMAC)2.0kgに、3,3’−ジメチルナフチ
ジン0.5モルを室温で溶解し、次いで0.51モル量
の6FDAを約15分間隔で5回に分けて添加し、さら
に2時間攪拌し、次いで50℃に昇温しさらに2時間攪
拌した。その後さらにDMACを1.0kg加え希釈し
た後、2.0モルの無水酢酸と2.0モルのピリジンを
急速に添加し1時間攪拌後、60℃に昇温し3時間攪拌
した。得られたポリイミドの溶液に多量のメタノールを
滴下し生じた固形分をろ過した。得られた固形分をさら
にメタノールで数度洗浄した後150℃の真空オーブン
中で充分乾燥し、約340gの固形生成物を得た。得ら
れた固形物は、1780cm-1近傍の赤外吸収スペクト
ルの存在によりポリイミドである事を確認した。該ポリ
イミドのDMAC溶液(0.5g/dL)の30℃の対
数粘度を測定したところ0.83であった。
【0079】<分離膜の製造>また、得られたポリイミ
ドの10wt%N−メチルピロリドン(NMP)溶液を
ガラス板上に流延し、室温で3時間の真空乾燥後、さら
に270℃で6時間真空乾燥を行い厚さ約18μmの緻
密なフィルムを得た。このフィルムの酸素と窒素の気体
透過特性をそれぞれ純ガスを使用し、25℃雰囲気で圧
力差ΔP=約1.5[kg/cm2]でASTM D1
434に準じて圧力法で測定しところ、酸素透過係数が
8.6×10ー9[cm3(STP) cm/cm2 sec cmHg]、酸素
/窒素の分離係数が3.99であり、メタン透過係数が
1.8×10ー9[cm3(STP) cm/cm2 sec cmHg]、二酸
化炭素透過係数が8.62×10ー9[cm3(STP) cm/cm2
sec cmHg]水素透過係数が39.8×10ー9[cm3(ST
P) cm/cm2 sec cmHg]であった。
【0080】[実施例2] <中空糸不均質膜の製造>実施例1で製造したポリイミ
ドを使用し、DMAC/ポリイミド/酢酸=66/28
/6[wt%]のドープを調製し、孔径5μmのステン
レスフィルターでろ過し、減圧脱泡を行い紡糸用ドープ
を得た。多重円環ノズルを使用し、中空糸内管液として
水を使用し、このドープを一旦空気雰囲気中に中空糸状
に吐出した後、連続して約5℃に調整した水/イソプロ
ピルアルコールが60/40[wt%]に調製した凝固
液に浸せき凝固させ、連続してボビンに巻き取った。得
られた中空糸をエタノールに浸漬し充分に洗浄し、つい
でノルマルヘキサンでエタノールを置換し、真空乾燥器
中80℃で膜を乾燥しついで250℃で8時間熱処理、
乾燥を行い、中空糸の外表面に気体分離活性層を有する
内径約190μm、外径約380μmの中空糸不均質膜を
製造した。得られた中空糸膜の各気体透過特性をそれぞ
れ純ガスを使用し25℃雰囲気、圧力差ΔP=約1.5
[kg/cm2]でASTM D1434に準じて圧力
法で測定したところ、酸素透過速度が2.7×10
ー4[cm3(STP)/cm2 sec cmHg]、酸素/窒素分離係数が
3.8であった。
【0081】[実施例3] <中空糸複合膜の製造>実施例2の紡糸用ドープを中空
糸複合膜外層用の紡糸用ドープ1とし、ポリイミド(商
品名:マトリミド5218)とポリエーテルスルフォン
(商品名:レーデル A−100)の30/70[wt
%]混合物をDMACに25wt%溶解し、孔径5μm
のステンレスフィルターにより濾過し、減圧脱泡を行い
紡糸用ドープ2とした。最外径の円環外径よりそれぞれ
φ1.5−φ1.3−φ0.9−φ0.3−φ0.15
で、外側円環幅が0.1mm、内側円環幅0.3mm、
芯部0.15mmの円管の3重円環ノズルを使用して、
内管液として水を、内側の円環よりドープ液2を、外側
の円環よりドープ液1とを同時に乾燥窒素雰囲気中に吐
出した後、連続して5℃に調整した水/イソプロピルア
ルコールが60/40[wt%]に調製した凝固液に導
き凝固させ連続してボビンに巻き取った。得られた中空
糸をエタノールに浸漬し充分に洗浄し、ついでノルマル
ヘキサンでエタノールを置換し、真空乾燥器中80℃で
膜を乾燥し、ついで260℃で8時間加熱処理を行っ
た。これにより中空糸の外表面に気体分離活性層を有す
る内径約210μm、外形約400μmの中空糸複合膜を
製造した。得られた中空糸膜の酸素と窒素の気体透過特
性をそれぞれ純ガスを使用し25℃雰囲気、ΔP=約
1.5[kg/cm2]でASTM D1434に準じて
圧力法で測定したところ、酸素透過速度が5.2×10
ー4[cm3(STP)/cm2 sec cmHg]で酸素/窒素の分離係数
が3.9であった。
【0082】[実施例4] <中空糸複合膜の製造>中空糸複合膜の支持多孔層を形
成するドープ2をポリエーテルイミド(商品名:ウルテ
ム1000)とし複合膜の熱処理温度を210℃とした
以外実施例3と同様の方法で中空糸複合膜を得た。得ら
れた中空糸膜の酸素と窒素の気体透過特性をそれぞれ純
ガスを使用し30℃雰囲気、圧力差:ΔP=約2[kg
/cm2]でASTM D1434に準じて圧力法で測
定したところ、酸素透過速度が1.1×10ー4[cm3(ST
P)/cm2 sec cmHg]で酸素/窒素の分離係数が3.7で
あった。
【0083】[実施例5] <不均質膜の製造>窒素雰囲気下、モレキュラーシーブ
3Aにより脱水したDMAC70gに、3,3'-ジメチル
ナフチジン12ミリモルと2,3,5,6-テトラメチル-1,4-
フェニレンジアミン8ミリモルを室温で溶解し、次いで
12ミリモル量の6FDAと3ミリモル量のピロメリッ
ト酸二無水物と5ミリモル量の3,3',4,4'-ビフェニルテ
トラカルボン酸二無水物5ミリモルの混合物を5回に分
けて約10分間隔で添加し、2時間攪拌し、次いで50
℃に昇温しさらに2時間攪拌した。その後さらにDMA
Cを30g加え希釈した後、80ミリモルの無水酢酸と
80ミリモルのピリジンを急速に添加し1時間攪拌後、
60℃に昇温し3時間攪拌した。得られたポリイミドの
溶液に多量のメタノールを滴下し生じた固形分をろ過し
た。得られた固形分をさらにメタノールで数度洗浄した
後150℃の真空オーブン中で充分乾燥し、約11.2
gのポリイミド固形生成物を得た。得られたポリイミド
の15[wt%]DMAC溶液をガラス板上に流延し、
ついで5℃に調整した水/イソプロピルアルコールが6
0/40wt%に調製した凝固液に浸せきし固化し、約
250℃で8時間乾燥熱処理を行った後、約2wt%の
室温硬化型シリコーン(東芝シリコーン(株)商品名:
YE5822)のイソペンタン溶液に浸せきし約100
℃で3時間処理し、次いでガラスより膜をはがし膜の空
気側に気体分離活性層を有する厚さ約140μmの不均
質膜を得た。気体透過速度をぞれ純ガスを使用し、25
℃雰囲気でΔP=約2[kg/cm2]でASTM D
1434に準じて圧力法で測定したところ、酸素透過速
度が1.3×10ー4[cm3(STP)/cm2 sec cmHg]で酸素
/窒素の分離係数が3.8であった。
【0084】[実施例6] <ポリイミドの製造>窒素雰囲気下、室温で、2,2−
ビス[3,5−ジブロモ−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル]プロパン0.3モルを、モレキュラーシ
ーブ3Aにより脱水したDMAC2.0kgに溶解し次
いで、6FDA0.3モルを約15分間隔で5回に分け
て添加しさらに2時間攪拌し、次いで50℃に昇温しさ
らに2時間攪拌した。その後さらにDMACを1.2k
g加え希釈した後、1.2モルのピリジンを添加しさら
に1.2モルの無水酢酸を添加し1時間攪拌後、60℃
に昇温し3時間攪拌した。得られたポリイミドの溶液に
多量のメタノールを滴下し生じた固形分をろ過した。得
られた固形分をさらにメタノールで充分洗浄した後15
0℃の真空オーブン中で充分乾燥し、約312gのポリ
イミド固形生成物を得た。得られた固形物は、1780
cm-1近傍の赤外吸収スペクトルの存在によりポリイミ
ドである事を確認した。該ポリイミドのDMAC溶液
(0.5g/dL)の30℃の対数粘度を測定したとこ
ろ0.78であった。得られたポリイミドの10wt%
DMAC溶液をガラス板上に流延し、室温で3時間の真
空乾燥後、さらに270℃で6時間真空乾燥を行い厚さ
約14μmの緻密なフィルムを得た。このフィルムの酸
素と窒素の気体透過特性をそれぞれ純ガスを使用し、2
5℃雰囲気でΔP=約2[kg/cm2]でASTM
D1434に準じて圧力法で測定したところ、酸素透過
係数が6.2×10ー10[cm3(STP) cm/cm2 sec cmH
g]、酸素/窒素の分離係数が5.94、メタン透過係
数が0.77×10ー10[cm3(STP) cm/cm2 sec cmH
g]、二酸化炭素透過係数が30×10ー10[cm3(STP) c
m/cm2 sec cmHg]、水素透過係数が56.4×10ー10
[cm3(STP) cm/cm2 sec cmHg]であった。
【0085】[実施例7] <中空糸不均質膜の製造>実施例6で製造したポリイミ
ドを使用し、DMAC/ポリイミド/28/酢酸=66
/28/6[wt%]のドープを調製し、孔径5μmの
ステンレスフィルターでろ過し、減圧脱泡を行い紡糸用
ドープを得た。二重円環ノズルを使用し、中空糸内管液
として水を使用し、このドープを一旦乾燥窒素雰囲気中
に中空糸状に吐出した後、連続して約5℃に調整した水
/イソプロピルアルコールが60/40[wt%]に調
製した凝固液に浸せき凝固させ連続してボビンに巻き取
った。得られた中空糸をエタノールに浸漬し充分に洗浄
し、ついでノルマルヘキサンでエタノールを置換し、真
空乾燥器中80℃で膜を乾燥しついで250℃で8時間
熱処理、乾燥を行い、中空糸の外表面に気体分離活性層
を有する内径約200μm、外径約410μmの中空糸不
均質膜を製造した。得られた中空糸膜の各気体透過特性
をそれぞれ純ガスを使用し30℃雰囲気、ΔP=約2
[kg/cm2]でASTM D1434に準じて圧力
法で測定したところ、酸素透過速度が2.8×10
ー5[cm3(STP)/cm2 sec cmHg]で、酸素/窒素の分離係
数が5.6であった。
【0086】[実施例8] <ポリイミド中空糸複合膜の製造>実施例6の紡糸用ド
ープを中空糸複合膜外層用の紡糸用ドープ1とし、ポリ
イミド(商品名:マトリミド5218)とポリスルフォ
ン(商品名:ユーデルP−1700)の40/60[w
t%]混合物をDMACに25wt%溶解し、孔径5μ
mのステンレスフィルターにより濾過し、減圧脱泡を行
い紡糸用ドープ2とした。実施例3で使用した物と同じ
紡糸用ノズルを使用し、内管液として水を、内側の円環
よりドープ液2を、外側の円環よりドープ液1とを同時
に乾燥窒素雰囲気中に吐出した後、連続して5℃に調整
した水/イソプロピルアルコールが60/40wt%に
調製した凝固液に導き凝固させ連続してボビンに巻き取
った。得られた中空糸をエタノールに浸漬し充分に洗浄
し、ついでノルマルヘキサンでエタノールを置換し、真
空乾燥器中80℃で膜を乾燥し、ついで260℃で8時
間加熱処理を行った。これにより中空糸の外表面に気体
分離活性層を有する内径約210μm、外形約400μm
の、中空糸断面の顕微鏡観察により中空糸内側のポリイ
ミド/ポリスルフォン混合多孔質層と中空糸外側ポリイ
ミド層の厚さの比が約6:1の中空糸複合膜を製造し
た。得られた中空糸膜の酸素と窒素の気体透過特性をそ
れぞれ純ガスを使用し30℃雰囲気、ΔP=約2[kg
/cm2]でASTM D1434に準じて圧力法で測
定したところ、酸素透過速度が4.7×10 ー5[cm3(ST
P)/cm2 sec cmHg]で酸素/窒素の分離係数が5.9で
あった。
【0087】[実施例9] <ポリイミド中空糸複合膜の製造>中空糸複合膜の支持
多孔層を形成するドープ2をポリフェニルスルフォン
(商品名:レーデルR5000)とし複合膜の熱処理温
度を210℃とした以外実施例8と同様の方法で中空糸
複合膜を得た。得られた中空糸膜の酸素と窒素の気体透
過特性をそれぞれ純ガスを使用し30℃雰囲気、圧力
差:ΔP=約2[kg/cm2]でASTM D143
4に準じて圧力法で測定したところ、酸素透過速度が
3.8×10ー5[cm3(STP)/cm2 sec cmHg]で酸素/窒
素の分離係数が5.7であった。
【0088】[実施例10] <中空糸不均質膜の製造>窒素雰囲気下、室温で、2,
2−ビス[3,5−ジブロモ−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル]プロパン0.26モルとメタフェニレ
ンジアミン0.14モルを、モレキュラーシーブ3Aに
より脱水したジメチルアセトアミド(DMAC)2.0
kgに溶解し、次いで6FDAの0.4モルを約10分
間隔で5回に分けて添加しさらに2時間攪拌し、次いで
50℃に昇温しさらに2時間攪拌した。その後さらにD
MACを1.0kg加え希釈した後、1.2モルのピリ
ジンを添加し、さらに1.2モルの無水酢酸を添加し、
さらに1時間攪拌後、60℃に昇温し3時間攪拌した。
得られたポリイミドの溶液に多量のメタノールを滴下し
生じた固形分をろ過した。得られた固形分をさらにメタ
ノールで充分洗浄した後150℃の真空オーブン中で充
分乾燥し、約340gのポリイミド固形生成物を得た。
【0089】得られたポリイミドを使用し、DMAC/
ポリイミド/酢酸=66/28/6[wt%]のドープ
を調製し、孔径5μmのステンレスフィルターでろ過
し、減圧脱泡を行い紡糸用ドープを得た。二重円環ノズ
ルを使用し、このドープを、中空糸内管液として水を使
用し、一旦乾燥窒素雰囲気中に中空糸糸状に吐出した後
連続して約5℃に調整した水/イソプロピルアルコール
が60/40wt%に調製した凝固液に浸せき凝固させ
連続してボビンに巻き取った。得られた中空糸をエタノ
ールに浸漬し充分に洗浄し、ついでノルマルヘキサンで
エタノールを置換し、真空乾燥器中80℃で膜を乾燥し
ついで250℃で8時間熱処理、乾燥を行い、中空糸の
外表面に気体分離活性層を有する内径約200μm、外
径約405μmの中空糸不均質膜を製造した。得られた
中空糸膜の各気体透過特性をそれぞれ純ガスを使用し3
0℃雰囲気、ΔP=約2[kg/cm2]でASTM
D1434に準じて圧力法で測定した。酸素透過速度が
1.6×10ー5[cm3(STP)/cm2 sec cmHg]で酸素/窒
素の分離係数が6.3であった。
【0090】[比較例1]窒素雰囲気下、室温で、2,
4,6,−トリメチル−1,3−フェニレンジアミン
0.02モルを、モレキュラーシーブ3Aにより脱水し
たDMAC110gに溶解し、6FDAの0.02モル
を徐々に添加し2時間攪拌し、次いで50℃に昇温しさ
らに2時間攪拌した。その後さらにDMACを120g
加え希釈した後、0.08モルのピリジンと0.08モ
ルの無水酢酸とを添加し1時間攪拌後、60℃に昇温し
3時間攪拌した。得られたポリイミドの溶液に多量のメ
タノールを滴下し生じた固形分をろ過した。得られた固
形分をさらにメタノールで充分洗浄した後150℃の真
空オーブン中で充分乾燥しポリイミド固形生成物を得
た。得られたポリイミドの12[wt%]DMAC溶液
をガラス板上に流延し、室温で3時間の真空乾燥後、さ
らに270℃で6時間真空乾燥を行い厚さ約12μmの
緻密なフィルムを得た。このフィルムの各気体透過特性
をそれぞれ純ガスを使用し、25℃雰囲気でΔP=約
1.5[kg/cm2]でASTM D1434に準じ
て圧力法で測定したところ、酸素透過係数が5.5×1
ー9[cm3(STP) cm/cm2 sec cmHg]、酸素/窒素の分
離係数が3.3であった。 [比較例2]窒素雰囲気下、室温で、2,2−ビス[4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン0.0
2モルを、モレキュラーシーブ3Aにより脱水したジメ
チルアセトアミド(DMAC)150mlに溶解し、6
FDAの0.02モルを徐々に添加し2時間攪拌し、次
いで50℃に昇温しさらに2時間攪拌した。その後さら
にDMACを120ml加え希釈した後、0.08モル
のピリジンと0.08モルの無水酢酸とを添加し1時間
攪拌後、60℃に昇温し3時間攪拌した。得られたポリ
イミドの溶液に多量のメタノールを滴下し生じた固形分
をろ過した。得られた固形分をさらにメタノールで充分
洗浄した後150℃の真空オーブン中で充分乾燥し、約
290gのポリイミド固形生成物を得た。得られたポリ
イミドの12wt%NMP溶液をガラス板上に流延し、
室温で3時間の真空乾燥後、さらに270℃で6時間真
空乾燥を行い厚さ約12μmの緻密なフィルムを得た。
このフィルムの各気体透過特性をそれぞれ純ガスを使用
し、25℃雰囲気でΔP=約1.5[kg/cm2]で
ASTM D1434に準じて圧力法で測定したとこ
ろ、酸素透過係数が2.8×10ー10[cm3(STP) cm/cm
2 sec cmHg]、酸素/窒素の分離係数が5.5、二酸化
炭素透過係数が11.2×10ー10[cm3(STP) cm/cm2
sec cmHg]、メタン透過係数が0.36×10ー10[cm3
(STP) cm/cm2 sec cmHg]であった。
【0091】
【発明の効果】本発明は気体透過性能と気体分離性能の
バランスに優れ、且つ高耐熱性並びに高耐久性を兼ね備
えたポリイミド及び、ガス分離用途として、水素、ヘリ
ウム、酸素、二酸化炭素の透過性が高く、これらの気体
とメタン、窒素等の気体選択性に優れ、気体透過性能と
気体分離性性能分のバランスに優れた、且つ高耐熱性並
びに高耐久性を兼ね備えた分離膜を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中空糸複合膜を製造する際に使用す
る、多重円管ノズルである。
【符号の説明】
1 ノズル芯部開口部 2 内円環スリット 3 外円環スリット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、Xは水素原子又は低級アルキル基を表す)で示
    される繰り返し単位を有するポリイミド。
  2. 【請求項2】 一般式(2) 【化2】 で示されるテトラカルボン酸二無水物と、一般式(3) 【化3】 (式中、Xは水素原子又は低級アルキル基を表す)で示
    されるジアミンとを縮重合させることを特徴とする、一
    般式(1) 【化4】 (式中、Xは水素原子又は低級アルキル基を表す)で示
    される繰り返し単位を有するポリイミドの製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(2) 【化5】 で示されるテトラカルボン酸二無水物と、一般式(3)
    又は(4) 【化6】 (式中、Xは水素原子又は低級アルキル基を表す) 【化7】 で示されるジアミンとを主成分として縮重合させてなる
    ポリイミドを気体分離活性層としてなることを特徴とす
    るポリイミド気体分離膜。
  4. 【請求項4】 一般式(2)で示されるテトラカルボン
    酸二無水物に基づく4価の構造部分が、全4価の構造部
    分の60モル%〜100モル%であり、且つ、一般式
    (3)又は(4)で示されるジアミンに基づく2価の構
    造部分が全2価の構造部分の40〜100モル%である
    請求項3載のポリイミド気体分離膜。
  5. 【請求項5】 ジアミンが3,3’−ジメチルナフチジ
    ンである請求項1又は2記載のポリイミド気体分離膜。
  6. 【請求項6】 ジアミンが2,2−ビス[3,5−ジ
    ブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロ
    パンである請求項3又は4記載のポリイミド気体分離
    膜。
  7. 【請求項7】 一般式(1)又は(5) 【化8】 (式中、Xは水素原子又は低級アルキル基) 【化9】 で示される繰り返し単位を50〜100モル%含むポリ
    イミドを気体分離活性層としてなることを特徴とするポ
    リイミド気体分離膜。
  8. 【請求項8】 ポリイミドが、一般式(1)又は(5)
    で示される繰り返し単位を80〜100モル%含むポリ
    イミドである請求項5記載の気体分離膜。
  9. 【請求項9】 繰り返し単位が、一般式(1)で示され
    るものである請求項7又は8記載のポリイミド気体分離
    膜。
  10. 【請求項10】 繰り返し単位が、一般式(5)で示さ
    れるものである請求項7又は8記載のポリイミド気体分
    離膜。
  11. 【請求項11】 気体分離膜が不均質膜である請求項3
    〜10のいずれか1項に記載の気体分離膜。
  12. 【請求項12】 気体分離膜が、気体分離活性層と多孔
    質支持層からなる複合膜である請求項3〜10のいずれ
    か1項に記載の気体分離膜。
  13. 【請求項13】 複合膜の多孔質支持層が、ポリエーテ
    ルイミド樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテルイミ
    ド樹脂とポリイミド樹脂とのブレンド体、又はポリスル
    フォン樹脂とポリイミド樹脂とのブレンド体からなる請
    求項12記載の気体分離膜。
  14. 【請求項14】 気体分離膜が中空糸膜である請求項1
    1、12又は13記載の気体分離膜。
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