JPH0819910A - 中ぐり加工システム - Google Patents

中ぐり加工システム

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JPH0819910A
JPH0819910A JP15121894A JP15121894A JPH0819910A JP H0819910 A JPH0819910 A JP H0819910A JP 15121894 A JP15121894 A JP 15121894A JP 15121894 A JP15121894 A JP 15121894A JP H0819910 A JPH0819910 A JP H0819910A
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JP
Japan
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boring
work
cassette
cassette jig
line bar
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Pending
Application number
JP15121894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Toyama
浩久 外山
Masatoshi Miyazaki
正敏 宮崎
Takehiko Hayashi
武彦 林
Kazuo Toda
和男 戸田
Toshinaga Maeda
利長 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Koki KK filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種類のワークを低コストで中ぐり加工を
する。 【構成】 ワーク固定ユニット10によってワークWが
所定の位置に固定され、中ぐり加工ユニット100のラ
インバー140がワークWの孔部に挿入された状態でそ
の軸回り方向に回転することによって、ワークWの孔部
の中ぐり加工が行われる中ぐり加工システムであって、
ワーク固定ユニット10は、カセット治具40を介して
ワークWを固定するものであり、ワーク固定ユニット1
0には、複数種類のワークWに対応してカセット治具保
持体34に備えられた複数個のカセット治具40のうち
から固定しようとするワークWに適したカセット治具4
0を選択するカセット治具選択機構が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークを固定した状
態でそのワーク中ぐり加工を行う中ぐり加工システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の中ぐり装置として、実公
平1−8248号公報に開示されているものがある。そ
して、このような装置においては、一般的に、各ワーク
は各パレットに位置決め状態で取り付けられた状態で搬
送されてきて、所定の位置に固定され、その固定状態で
中ぐり加工が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
装置においては、ワークの種類(大きさ,形状等)が複
数種類ある場合には、ワークは各々それに応じたパレッ
トに取り付けられた状態で搬送されてくる必要がある。
このため、複数種類でかつ各種類ごとに複数個のワーク
の中ぐり加工を行う際には、各種類のパレットを複数個
ずつ用意しておく必要があり、低コストを図る点におい
て問題がある。そこで、請求項1〜請求項4に係る発明
は、複数種類のワークの中ぐり加工をする装置において
低コストを図ることを課題とする(第1の課題)。
【0004】また、上記のような従来の装置において
は、中ぐり加工する工具が1つのみしか設けられていな
い。このため、ワークにおいて複数箇所の中ぐり加工を
する際には、1回ごと中ぐり加工をする必要があり、中
ぐり工具を1回ごとに各孔に対して位置合わせする必要
があり、加工の効率が悪い。そこで、請求項4及び請求
項5に係る発明は、複数箇所の中ぐりをする際の効率を
向上させることを課題とする(第2の課題)。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、請求項1に係る発明は、ワーク固定ユニット
によってワークが所定の位置に固定され、中ぐり加工ユ
ニットの棒状の中ぐり工具がそのワークの孔部に挿入さ
れた状態でその軸回り方向に回転することによって、そ
のワークの孔部の中ぐり加工が行われる中ぐり加工シス
テムであって、前記ワーク固定ユニットは、カセット治
具を介してワークを固定するものであり、該ワーク固定
ユニットには、複数種類のワークに対応して備えられた
複数個のカセット治具のうちから固定しようとするワー
クに適したカセット治具を選択するカセット治具選択機
構が設けられていることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明であって、複数種類のワークに対応して備えら
れた前記各カセット治具に該複数種類のワークの対応し
た前記中ぐり工具が備えられており、中ぐり加工しよう
とするワークに適した中ぐり工具を前記中ぐり加工ユニ
ットに対して交換する中ぐり工具交換機構を有すること
を特徴とする。
【0007】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
係る発明であって、中ぐり加工ユニットが、軸受によっ
て軸回り方向に回転可能に支持された中空状の主軸と、
その主軸の中空部に挿通された挿通軸とを有し、その挿
通軸を主軸に対してその軸長方向に移動させることによ
って前記主軸に対して前記中ぐり工具を着脱するもので
あり、前記主軸の軸長方向の移動を阻止する主軸移動阻
止機構を有することを特徴とする。
【0008】また、上記第1及び第2の課題を解決する
ために、請求項4に係る発明は、請求項2に課かつ発明
であって、前記中ぐり加工ユニットが複数個の中ぐり工
具を並列的に保持するものであり、その複数個の中ぐり
工具の間隔を調整する中ぐり工具間隔調整機構を有する
ことを特徴とする。
【0009】また、上記第2の課題を解決するために、
請求項5に係る発明は、ワーク固定ユニットによってワ
ークが所定の位置に固定され、中ぐり加工ユニットの棒
状の中ぐり工具がそのワークの孔部に挿入された状態で
その軸回り方向に回転することによって、そのワークの
孔部の中ぐり加工が行われる中ぐり加工システムであっ
て、前記中ぐり加工ユニットが複数個の中ぐり工具を並
列的に保持するものであり、その複数個の中ぐり工具の
間隔を調整する中ぐり工具間隔調整機構を有することを
特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明においては、複数種類のワ
ークに対応して備えられた複数個のカセット治具のうち
から、カセット治具選択機構によって、固定しようとす
るワークに適したカセット治具が選択され、そのカセッ
ト治具を介してワーク固定ユニットにおいてワークが固
定される。そして、その固定状態で中ぐり加工ユニット
によって中ぐり加工が行われる。このため、複数種類の
ワークの中ぐり加工をする際には、その種類のカセット
治具を1つずつ備えておけば足りるため、設備全体が簡
略化される。
【0011】請求項2に係る発明においては、固定して
中ぐり加工しようとするワークに対応したカセット治具
と中ぐり工具とがセット状態とされ、各カセット治具に
各中ぐり工具が備えられている。そして、複数個のカセ
ット治具からワークに対応したカセット治具が選択され
るとともに、そのカセット治具に備えられている中ぐり
工具が中ぐり加工ユニットに対して取り付けられ、その
中ぐり工具によって中ぐり加工が行われる。このため、
複数種類の中ぐり工具を別個に備えておいて、そこから
ワークに応じて適宜選択する場合よりも、設備全体が簡
略化される。また、ワークに応じて適切なカセット治具
を選択することによって、同時にそのワークに適した中
ぐり工具が選択されるので、中ぐり工具を別個選択する
場合よりも作業の能率が向上される。
【0012】請求項3に係る発明においては、中ぐり加
工ユニットにおいて次の作用がある。すなわち、主軸に
対して中ぐり工具が着脱される際には、主軸移動阻止機
構によって主軸がその軸長方向への移動が阻止された状
態で、挿通軸がその軸長方向に移動される。このため、
挿通軸の軸長方向への移動に伴って主軸までもその軸長
方向に移動するということが阻止され、主軸を支持する
軸受にスラスト力が加わることが阻止される。このた
め、軸受がそのスラスト力によって劣化することが防止
される。
【0013】請求項4に係る発明においては、中ぐり加
工ユニットにおいて、並列的に保持された複数個の中ぐ
り工具の間隔が、中ぐり工具間隔調整機構によって調整
される。このため、ワークの複数の中ぐり加工箇所に応
じて中ぐり工具の間隔が調整されることによって、ワー
クの複数箇所における中ぐり加工を同時に行うことがで
きることとなる。このため、ワークに対して複数の中ぐ
り加工を行う際の作業能率が向上する。
【0014】請求項5に係る発明においても、中ぐり加
工ユニットにおいて、並列的に保持された複数個の中ぐ
り工具の間隔が、中ぐり工具間隔調整機構によって調整
される。このため、ワークの複数の中ぐり加工箇所に応
じて中ぐり工具の間隔が調整されることによって、ワー
クの複数箇所における中ぐり加工を同時に行うことがで
きることとなる。このため、ワークに対して複数の中ぐ
り加工を行う際の作業能率が向上する。
【0015】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2に示すように、この中ぐり加工シ
ステムは基台部2を有し、その上に、ワーク固定ユニッ
ト10と、中ぐり加工ユニット100を有している。ま
た、これらの制御を行う図示しない制御装置も有してい
る。ワーク固定ユニット10は、カセット治具40を介
してワークWを固定する。中ぐり加工ユニット100は
2つのラインバー駆動体120を有しており、各ライン
バー駆動体120に対して着脱可能にラインバー140
(中ぐり工具)が取り付けられている。
【0016】図1及び図2等に示すように、ワーク固定
ユニット10においては、基台部2に対して4本の支柱
12が立設され、その上に天蓋14が設けられている。
図4に示すように、天蓋14には、カセット治具40を
セットするセット溝16が形成されている。図1に示す
ように、天蓋14の下方には、クランパ支持体18が設
けられており、クランパ支持体18には、昇降可能に複
数個のクランパ20が設けられている。
【0017】基台部2の端部には駆動側イケール30が
設けられている。駆動側イケール30にはモータ32が
設けられており、モータ32の回転軸にはカセット治具
保持体34が設けられている。カセット治具保持体34
の先端部は、天蓋14に設けられた従動側イケール36
によって回転可能に支持されている。カセット治具保持
体34は、ほぼ四角柱状をしており、図5に示すよう
に、その各側面部には、幅広のほぼT字状の断面を有す
る溝状のT字状溝38が形成されている。各T字状溝3
8にはカセット治具40がセットされている。すなわ
ち、カセット治具保持体34には、4つのカセット治具
40がセットされる。
【0018】4つのカセット治具40は、複数種類のワ
ークWの大きさや形状に対応して、ワークWを固定する
部分(図4中の下部)の形状等が各々異なって形成され
ている。カセット治具40の上部には、一対の係合部4
2が設けられている。この両係合部42は、すべてのカ
セット治具40において同一の形状とされており、天蓋
14のセット溝16(図4)や、カセット治具保持体3
4のT字状溝38(図5)に対応する構造とされてい
る。
【0019】カセット治具保持体34は、モータ32に
よってその軸回り方向に90度ずつ回転するようにされ
ており、使用しようとするカセット治具40が下に位置
するように制御される。駆動側イケール30にはシリン
ダ46が設けられており、そのロッドの先端部の係合部
48がカセット治具40の後端部の被係合部(図示省
略)に係合するようにされている。そして、その係合状
態においてシリンダ46が駆動されることによって、カ
セット治具40がカセット治具保持体34と天蓋14と
の間を移動するようにされている。
【0020】天蓋14には、4つのカセット治具クラン
プシリンダ50が設けられている。各カセット治具クラ
ンプシリンダ50のロッドの先端部には、引き込み部5
2が形成されている。そして、カセット治具40(一対
の係合部)が天蓋14のセット溝16に入った状態にお
いて、各引き込み部52がカセット治具40の各係合部
のわき部を上方へ引き込むことによって、天蓋14のセ
ット溝16にカセット治具40が固定されるようにされ
ている。
【0021】各カセット治具40には、その下面から下
方へ出没する一対のノックピン(図示省略)が設けられ
ている。両ノックピンは、通常は、カセット治具40の
下面から突出していない没状態とされている。そして、
天蓋14にセットされた際に、天蓋14に設けられたノ
ックシリンダ54によって、カセット治具40の下面か
ら突出した突状態となり、各ワークWに設けられたノッ
ク穴に嵌合することによって、ワークWの位置決めがな
されるようにされている。
【0022】また、図1及び図4に示すように、各カセ
ット治具40の下部の両外側部分には、各々、3つのラ
インバー保持部60が設けられている。各ラインバー保
持部60はラインバー140が挿通される挿通孔を有し
ており、その貫通孔にラインバー140が挿通されるこ
とによって、ラインバー140(中ぐり加工ユニット1
00のラインバー駆動体120から取り外された状態の
ラインバー140)が保持されるのである。また、各ラ
インバー保持部60の内側には、各々3つのラインバー
支持部58が2列設けられている。各ラインバー支持部
58もラインバー140が挿通される挿通孔を有し、か
つ、各列の3つのラインバー支持部58(挿通孔)は、
ワークWの孔部(中ぐり加工される孔部)と一直線上に
あるようにされている。そして、ラインバー140によ
るワークWの中ぐり加工時にラインバー140がその挿
通孔に挿通されることによって、ラインバー140(中
ぐり加工ユニット100のラインバー駆動体120に取
り付けられた状態のラインバー140)の軸中心が保持
されるのである。
【0023】また、各ラインバー保持部60に対応し
て、図6に示すように、次のようなラインバー抜け防止
及び回転防止機構62が設けられている。各ラインバー
140の基端部には係合穴63が設けられており、カセ
ット治具40の先端部には係合ピン64が圧縮ばね69
によって下方へ付勢されている。そして、係合ピン64
がラインバー140の係合穴63に係合してラインバー
140を下方へ押圧することによって、ラインバー14
0がラインバー保持部60から抜け出ること及び回転す
ることが防止される(これをラインバー抜け防止状態と
いうこととする)。一方、天蓋14には抜け防止解除シ
リンダ65(図1も参照)が設けられており、そのロッ
ド66にはT字状溝67が形成されている。そして、カ
セット治具40が天蓋14にセットされた際には、係合
ピン64の上部に形成されたT字状係合部68がT字状
溝67に係合するようにされている。そして、抜け防止
解除シリンダ65が駆動されることによって、係合ピン
64が上昇されて、ラインバー140の係合穴63との
間の係合が外れた状態にされる(これをラインバー抜け
防止解除状態ということとする)。
【0024】図1〜図3に示すように、中ぐり加工ユニ
ット100は、基台部2に対して、支持部102を有し
ている。支持部102に対して、スライド部材104
が、モータ106によってZ軸方向(ワーク固定ユニッ
ト10に接離する方向)に移動可能とされている。
【0025】スライド部材104に対しては、2つのテ
ーブル110が、互いに接離可能に(X軸方向に移動可
能に)設けられている。すなわち、スライド部材104
の各側部にはモータ112が設けられており、モータ1
12の回転に伴って回転する回転軸114にはボールね
じが形成されている。そして、回転軸114(ボールね
じ)は、テーブル110に形成されためねじ部116に
螺合されている。このため、各テーブル110は、各モ
ータ112の駆動によってX軸方向に移動可能なのであ
る。
【0026】各テーブル110には、ラインバー駆動体
120が設けられている。両ラインバー駆動体120は
ほぼ同一の構造を有しているため、各部材には同一符号
を付して説明を簡略化する。
【0027】図7に示すように、各ラインバー駆動体1
20は前部支持部材122及び後部支持部材123を有
している。両支持部材122,123はテーブル110
に固定されている。両支持部材122,123に対し
て、軸受124を介して前部スピンドル126及び後部
スピンドル128(ともに主軸に該当する)が設けられ
ている。両者は同一軸線上にあり、かつ連結部材130
で連結されている。両者は中空軸状をしており、両者の
中空部を通してクランプロッド132(挿通軸に該当す
る)が挿通されている。クランプロッド132は、さら
ばね134によって、前部スピンドル126や後部スピ
ンドル128に対して後退方向(図7中右方向)に付勢
されている。
【0028】前部スピンドル126の先端部にはライン
バー140が取り付けられる。ラインバー140は、そ
の適所において側方へ突出するバイトを有しており、ワ
ークWの孔部に挿入された状態で自身の中心軸線を中心
に回転することによって、そのバイトによってワークW
の孔部の中ぐり加工を行う中ぐり工具である。そして、
前述したようにクランプロッド132が後退方向に付勢
されることによって、クランプロッド132と前部スピ
ンドル126及び後部スピンドル128とが一体的に回
転し、かつ、ラインバー140が前部スピンドル126
の先端部においてクランプされるようにされている。ま
た、クランプロッド132の基端部側にはシリンダ14
2が設けられており、シリンダ142のロッド144が
延びてクランプロッド132を前進方向に押圧すること
によって、ラインバー140のクランプ状態が解除され
るようにされている。
【0029】後部支持部材123にはモータ150が設
けられており、モータ150の回転軸に設けられたプー
リ152と、後部スピンドル128に固定されたプーリ
154との間にベルト156が掛け渡されている。この
ため、モータ150の回転に伴って、後部スピンドル1
28及び前部スピンドル126が回転し、ラインバー1
40が回転する。
【0030】また、このラインバー駆動体120に対し
て、図7〜図9に示すように、次のようなスピンドルロ
ック機構(主軸移動阻止機構)が設けられている。前部
支持部材122には、シリンダ160が設けられてい
る。シリンダ160のロッド162には、リンクアーム
164の基端部が回転可能に設けられている。リンクア
ーム164は二股状とされている。また、前部支持部材
122にはロック支持部材166が固定されている。ロ
ック支持部材166は前部スピンドル126を挟むよう
に二股状とされている。一方、前部スピンドル126に
は2つの大径状のカラー部168が形成されている。ロ
ック支持部材166には、一対のほぼ円柱状のロック部
材170が軸回り方向に回転可能に設けられている。各
ロック部材170の基端部は、リンクアーム164に固
定連結されている。各ロック部材170の先端部の側面
は平面状に切り落とされて2つの平面部172が形成さ
れている。そして、そのロック部材170の先端部は、
両カラー部168の間に配設されている。このため、シ
リンダ160の駆動によってリンクアーム164が後退
位置と前進位置との間を変位することによって、各ロッ
ク部材170はその軸回り方向に回動する。そして、通
常は、リンクアーム164は後退位置にあり、ロック部
材170は、その各平面部172がカラー部168と平
行な非ロック状態(図9(a) )にある。そして、リンク
アーム164が前進位置に位置することによって、ロッ
ク部材170が回動して各平面部172が各カラー部1
68に密着して、前部スピンドル126が固定されたロ
ック状態(図9(b) )となる。
【0031】次に、このシステムの作用について説明す
る。図1中に示すトランスファバーTによってワークW
がワーク固定ユニット10に搬送されてくると(X軸方
向に搬送されてくる)、そのワークWの種類を示す信号
が制御装置に入力され、制御装置の制御の下、そのワー
クWに適したカセット治具40が下になるようにカセッ
ト治具保持体34が回転される。そして、シリンダ46
のロッド48が、カセット治具保持体34の下側のカセ
ット治具40を天蓋14側に押すことによって、そのカ
セット治具40が天蓋14にセットされる。すなわち、
そのカセット治具40がカセット治具保持体34のT字
状溝38から外れ、カセット治具40の両係合部42が
天蓋14のセット溝16に入る。そして、カセット治具
クランプシリンダ50のロッドの引き込み部52がカセ
ット治具40の各係合部42のわき部を上方へ引き込む
ことによって、天蓋14のセット溝16にカセット治具
40が固定される。
【0032】そして、カセット治具40にワークWがセ
ットされる。すなわち、カセット治具40の2つの前述
の図示しないノックピンがワークWの前述の図示しない
ノック穴に嵌合することによってワークWが位置決めさ
れた状態で、クランパ20が上昇してワークWを上方へ
押圧することによって、ワークWがその位置に固定(ク
ランプ)される。
【0033】次に、制御装置の制御の下、図2及び図3
に示す中ぐり加工ユニット100の両ラインバー駆動体
120がともに側方(X軸方向)へ移動して、両ライン
バー駆動体120間の間隔が、カセット治具40の両ラ
インバー保持部60の間の間隔(すなわち、各ラインバ
ー保持部60に保持されている両ラインバー140の間
隔)と同じ距離となるようにされる。そして、スライド
部材104及びその上部がワーク固定ユニット10に向
かって前進し、各ラインバー140(前述のラインバー
抜け防止解除状態にある)が各ラインバー駆動体120
の前部スピンドル126に保持される。その後、スライ
ド部材104及びその上部がワーク固定ユニット10か
ら後退する。
【0034】その後、両ラインバー140が互いにやや
接近するように移動して、両ラインバー140間の間隔
が、カセット治具40の両ラインバー支持部58間の間
隔(ワークWの両孔部間の間隔)と同一になるようにさ
れる。
【0035】そして、スライド部材104及びその上部
がワーク固定ユニット10に向かって再度前進し、カセ
ット治具40に保持されている各ラインバー140がワ
ークWの孔部及びカセット治具40のラインバー支持部
58に挿通される。そして、その状態でモータ150の
回転に基づいてラインバー140が軸回り方向に回転す
ることによって、ワークWの孔部の中ぐり加工が行われ
る。
【0036】その中ぐり加工の後には、中ぐり加工ユニ
ット100のスライド部材104及びその上部がワーク
固定ユニット10から再度後退し、両ラインバー140
の間隔が広げられる。そして、再度ワーク固定ユニット
10に接近し、各ラインバー140がカセット治具40
の各カセット治具40保持部に挿通されて保持される。
その保持しようとする際には、前述のラインバー抜け防
止及び回転防止機構62はラインバー抜け防止解除状態
とされているが、その保持の後には、ラインバー抜け防
止状態とされる。
【0037】その後、カセット治具40(その後部の前
述の図示しない被係合部)が、シリンダ46の係合部4
8に係合されて、カセット治具保持体34の側に移動さ
れて、カセット治具保持体34(T字状溝38)に保持
される。
【0038】以上のように、このシステムでは、搬送さ
れてくるワークWの種類に応じて、適切なカセット治具
40及びラインバー140が選択されて、そのカセット
治具40を介してワークWが固定され、そのラインバー
140によって中ぐり加工がされる。種々の種類のワー
クの中ぐり加工を効率良く行うことができる。
【0039】また、中ぐり加工ユニット100に対する
ラインバー140の交換の際は、次のようにされる。す
なわち、図7〜図9に示すスピンドルロック機構におい
て、図9(a) の非ロック状態から図9(b) のロック状態
とされる。このため、シリンダ142のロッド144が
延びてクランプロッド132が前進方向に押圧されて、
ラインバー140のクランプ状態が解除される(この解
除状態でラインバー140の交換がされる)場合には、
クランプロッド132の前進に伴ってスピンドル12
6,128までも前進することは阻止され、各軸受12
4にスラスト力が加わることが防止される。このため、
軸受124がスラスト力によって劣化することが防止さ
れる。また、このため、軸受124のサイズを小さくす
ることができ、両ラインバー140間の間隔を短くする
ことが可能となり、加工対象となるワークのバリエーシ
ョンが増加する。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、複数種類
のワークの中ぐり加工をする際に、その種類のカセット
治具を1つずつ備えておけば足りるため、設備全体が簡
略化されて、設備全体のコストの低減化が図られる。
【0041】請求項2に係る発明によれば、複数個のカ
セット治具からワークに対応したカセット治具と中ぐり
工具が同時に選択される。このため、複数種類の中ぐり
工具を別個に備えておく場合よりも設備全体が簡略化さ
れるとともに、中ぐり工具を別個選択する場合よりも作
業の能率が向上されて、ひいてはコスト低下を図ること
ができる。
【0042】請求項3に係る発明によれば、中ぐり工具
の着脱の際に、主軸を支持する軸受にスラスト力が加わ
ることが阻止されるため、軸受がそのスラスト力によっ
て劣化することが防止され、設備の耐久性が向上する。
【0043】請求項4に係る発明によれば、請求項2に
係る発明の効果と、請求項5に係る発明の効果との両方
が得られる。
【0044】請求項5に係る発明によれば、並列的に保
持された複数個の中ぐり工具によって同時に複数の中ぐ
り加工を行うことができるため、複数の中ぐり加工をす
る際の作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1中のIII −III 線矢視図である。
【図4】図1中のIV−IV線矢視拡大図である。
【図5】図1中のカセット治具保持体の拡大断面図であ
る。
【図6】図1中のカセット治具の後部の拡大図である。
図6(b) は図6(a) 中のB−B線矢視図である。
【図7】図2中のラインバー駆動体の拡大平面図であ
る。
【図8】図7中のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】スピンドルロック機構の要部を示す作用説明図
である。図9(a) は非ロック状態を示し、図9(b) はロ
ック状態を示す。
【符号の説明】
10 ワーク固定ユニット 34 カセット治具保持体 40 カセット治具 60 ラインバー保持部 100 中ぐり加工ユニット 112 モータ(工具間隔調整機構) 124 軸受 126 前部スピンドル(主軸) 128 後部スピンドル(主軸) 132 クランプロッド(挿通軸) 140 ラインバー(中ぐり工具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 武彦 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 戸田 和男 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 前田 利長 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク固定ユニットによってワークが所
    定の位置に固定され、中ぐり加工ユニットの棒状の中ぐ
    り工具がそのワークの孔部に挿入された状態でその軸回
    り方向に回転することによって、そのワークの孔部の中
    ぐり加工が行われる中ぐり加工システムであって、 前記ワーク固定ユニットは、カセット治具を介してワー
    クを固定するものであり、該ワーク固定ユニットには、
    複数種類のワークに対応して備えられた複数個のカセッ
    ト治具のうちから固定しようとするワークに適したカセ
    ット治具を選択するカセット治具選択機構が設けられて
    いることを特徴とする中ぐり加工システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中ぐり加工システムで
    あって、 複数種類のワークに対応して備えられた前記各カセット
    治具に該複数種類のワークの対応した前記中ぐり工具が
    備えられており、中ぐり加工しようとするワークに適し
    た中ぐり工具を前記中ぐり加工ユニットに対して交換す
    る中ぐり工具交換機構を有することを特徴とする中ぐり
    加工システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の中ぐり加工システムで
    あって、 中ぐり加工ユニットが、軸受によって軸回り方向に回転
    可能に支持された中空状の主軸と、その主軸の中空部に
    挿通された挿通軸とを有し、その挿通軸を主軸に対して
    その軸長方向に移動させることによって前記主軸に対し
    て前記中ぐり工具を着脱するものであり、 前記主軸の軸長方向の移動を阻止する主軸移動阻止機構
    を有することを特徴とする中ぐり加工システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の中ぐり加工システムで
    あって、 前記中ぐり加工ユニットが複数個の中ぐり工具を並列的
    に保持するものであり、その複数個の中ぐり工具の間隔
    を調整する中ぐり工具間隔調整機構を有することを特徴
    とする中ぐり加工システム。
  5. 【請求項5】 ワーク固定ユニットによってワークが所
    定の位置に固定され、中ぐり加工ユニットの棒状の中ぐ
    り工具がそのワークの孔部に挿入された状態でその軸回
    り方向に回転することによって、そのワークの孔部の中
    ぐり加工が行われる中ぐり加工システムであって、 前記中ぐり加工ユニットが複数個の中ぐり工具を並列的
    に保持するものであり、その複数個の中ぐり工具の間隔
    を調整する中ぐり工具間隔調整機構を有することを特徴
    とする中ぐり加工システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017177310A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社牧野フライス製作所 ワーク保持装置およびワーク保持装置を備える工作機械
WO2020137832A1 (ja) * 2018-12-27 2020-07-02 株式会社 安永 コネクティングロッドの加工装置、及びコネクティングロッドの製造方法
CN111958004A (zh) * 2020-07-30 2020-11-20 昆山顺高精密模具有限公司 一种滑块钻孔工装

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