JPH08199121A - 看板用紙 - Google Patents

看板用紙

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JPH08199121A
JPH08199121A JP1187195A JP1187195A JPH08199121A JP H08199121 A JPH08199121 A JP H08199121A JP 1187195 A JP1187195 A JP 1187195A JP 1187195 A JP1187195 A JP 1187195A JP H08199121 A JPH08199121 A JP H08199121A
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JP
Japan
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layer
paper
signboard
support layer
sensitive adhesive
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Application number
JP1187195A
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English (en)
Inventor
Katsukuni Nitta
田 勝 国 新
Shukichi Watanabe
辺 周 吉 渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIN NIPPON SOGYO KK
Yupo Corp
Original Assignee
SHIN NIPPON SOGYO KK
Yupo Corp
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Publication date
Application filed by SHIN NIPPON SOGYO KK, Yupo Corp filed Critical SHIN NIPPON SOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素人でも空気溜まりや皺を生じさせないでポ
スターを貼ることができる看板用紙を提供する。 【構成】 支持体層(A) /感圧粘着剤層(B) /剥離紙層
(C) の積層シート(I) より構成されて、該支持体層(A)
の表面側に印刷が可能な看板用紙において、直径(d)
が0.01〜2mm、ピッチ(t)が2〜10mmのミ
シン目3が、幅(w)50〜200mmの間隔で穿設さ
れており、該ミシン目が前記支持体層(A)の延伸(配
向)方向4と同一の方向に配列されており、かつ前記感
圧粘着剤層(B) が剥離強度10〜200g/25mm幅
のものであることを特徴とする看板用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貼合わせ時においても
空気溜まりが生じ難く、皺が生じ難いので、特殊な知識
や技術が必要でなく、素人でも貼合わせを行なうことが
できる看板(ポスター)用紙である。
【0002】
【従来の技術】従来、田園地帯の畑の中等に立てられて
いる立看板の基板やトラックの側板に貼られているポス
ター(看板)は、大型のものであり、しかも、絵柄や文
字が手書きのものよりも写真印刷されているものの方が
商品に与えるイメージも良好であることから、裏面側に
粘着層が形成されている大判(菊判、B倍判、菊4倍
判、4/6判等)の印刷ポスターを多数枚繋いで貼り合
わせたものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な大判
の印刷ポスターを、空気溜まりや皺が生じないように多
数枚を連続して繋いで基板面上に貼り合わせることは容
易なことではなく、貼り合わせに関する特殊な知識や技
術が必要であり、素人が貼ることは困難なことであっ
た。また、一定期間貼り出された印刷ポスターを剥がし
て、新たな印刷ポスターを貼り合わせる際には、前に貼
った印刷ポスターを剥がす際に、綺麗に剥がさないと、
基板面に残存した粘着剤層によって新たに貼られた印刷
ポスターに凹凸が生じてしまう。従って、前に貼った印
刷ポスターを基板面から完全に綺麗に剥がすか、剥がし
た後に残存した粘着剤層を溶剤で溶かすか、或いは、残
存した粘着剤層と共に立看板の基板面を廃棄して、新た
な基板面に取り替える必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
[発明の概要]本発明者らは、上記問題点に鑑みて鋭意
研究を重ねた結果、ポスター用紙にミシン目を特定の方
向に、特定な大きさ、ピッチ及び間隔で穿設することに
よって、素人でも空気溜まりや皺が生じないでポスター
を貼ることができるとの知見に基づき本発明を完成する
に至ったものである。すなわち、本発明の看板用紙は、
延伸樹脂フィルムよりなる支持体層(A) /感圧粘着剤層
(B) /剥離紙層(C) の積層シート(I) より構成されて、
該支持体層(A) の表面側に印刷がなされた看板用紙であ
って、該看板用紙には直径(d)が0.01〜2mm、
ピッチ(t)が2〜10mmのミシン目3が、幅(w)
50〜200mmの間隔で穿設されており、該ミシン目
が前記支持体層(A) の配向方向4と同一の方向に配列さ
れており、かつ前記感圧粘着剤層(B) が剥離強度10〜
200g/25mm幅のものであることを特徴とするも
のである。
【0005】[発明の具体的説明] [I] 看板用紙 本発明の看板用紙1は、図1に示すように、例えば、微
細空洞(ミクロボイド)2を含有する熱可塑性樹脂配向
フィルム(微多孔性合成紙)よりなる支持体層(A) /感
圧粘着剤層(B) /剥離紙層(C) の積層シート(I) から基
本的に構成されており、該支持体層(A) /感圧粘着剤層
(B) の部分に、図2に示すように、直径(d)が0.0
1〜2mmで、ピッチ(t)が2〜10mmのミシン目
3が、ミシン目3が配列している幅(w)が30〜10
0mmの間隔で、該ミシン目3が前記支持体層(A) の微
細空洞2を含有する熱可塑性樹脂配向(一軸延伸)フィ
ルム(A1 ) からなる紙状層(微多孔性合成紙)A1 の配
向方向4と同一の方向に配列して穿設されており、該支
持体層(A) 側の表面の紙状層A1 の表面上には、表面に
絵柄や文字等の印刷(II)がなされたものである。
【0006】[II] 積層シート(I) (1) 構成層 (A) 支持体層(A) (a) 構 造 本発明の看板用紙1において用いられる支持体層(A) と
しては、表面に印刷(II)を施すことができる無機微細粉
末5を含有する熱可塑性樹脂延伸フィルムよりなる内部
に微細空洞2を多数有し表面に微細な空孔を有する微多
孔性合成紙である。該微多孔性合成紙としては、例え
ば、以下に示す(イ)又は(ロ)のものを挙げることが
できる。 (イ) 無機微細粉末又は有機フィラーを8〜45重量
%の割合で含有する微多孔を有する熱可塑性樹脂の二軸
延伸フィルム(特公昭54−31032号公報、米国特
許第3,775,521号明細書、米国特許第3,75
8,661号明細書、米国特許第3,844,865号
明細書、米国特許第4,303,708号明細書)。 (ロ) 無機微細粉末又は有機フィラーを5〜80重量
%の割合で含有する二軸延伸プロピレン系樹脂フィルム
を基材層A2 とし、無機微細粉末を8〜65重量%の割
合で含有するプロピレン系の一軸延伸フィルム紙状層A
1 とする合成紙(特公昭46−40794号公報、特開
昭57−149363号公報、特開昭57−18182
9号公報等参照)。
【0007】この様な合成紙は、図1に示す様な、二軸
延伸フィルムの基材層A2 の表面側に一軸延伸フィルム
の紙状層A1 が存在する二層構造であっても、或いは、
二軸延伸フィルムの基材層A2 の表裏面に一軸延伸フィ
ルムの紙状層A1 が存在する三層構造(特公昭46−4
0794号公報)であっても、更に、紙状層A1 と基材
層A2 との間に他の樹脂フィルムが存在する三層〜七層
の合成紙(特公昭50−29738号公報、特開昭57
−149363号公報、特開昭56−126155号公
報、特開昭57−181829号公報)であっても良
い。また、裏面がエチレン・アクリル酸メチル共重合
体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の金属塩
(Na、Li、Zn、K)、塩素化ポリエチレン等の基
材層樹脂よりも低融点の樹脂よりなるヒートシール層を
有する三層以上の合成紙であっても良い(特公平3−1
3973号公報)。また、この合成紙の表面に更にオフ
セット印刷性を向上させるために、ポリエチレンイミ
ン、ポリ(エチレンイミン−尿素)、ポリアミンポリア
ミドのエチレンイミド付加物、ポリアミンポリアミドの
エピクロルヒドリン付加物、三級乃至四級窒素含有アク
リル酸系樹脂からなる群から選ばれた水溶性の印刷性を
改善する塗布層を設けても良い。
【0008】三層構造の合成紙の一例は、無機微細粉末
を5〜40重量%の割合で含有する熱可塑性樹脂フィル
ムを、該樹脂の融点より低い温度で一方向(縦方向又は
横方向)に3〜15倍、好ましくは4〜12倍に延伸し
て得られる一軸方向に配向したフィルムの両面に、無機
微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性樹
脂の溶融フィルムを積層し、次いで、この積層フィルム
を前記方向と直角方向(横方向又は縦方向)に3〜10
倍、好ましくは4〜7倍延伸することにより得られる、
紙状層A1 が一軸方向に配向した微細な空隙を多数有す
るフィルムであり、基材層A2 が二軸方向に配向した積
層シート状構造物である。該熱可塑性樹脂フィルムの延
伸方法については、二対のロールの周速差により引張っ
て延伸するもの、ロールによる圧延方法によるもの、テ
ンターによるもの、又は、それらの組み合わせによる延
伸のうちいずれの方法で延伸したものでも構わない。勿
論、この表面にプライマー(塗布剤)の層を設けてオフ
セット印刷性をより向上させても良く、二軸延伸フィル
ムの基材層A2 は合成紙の縦と横の強度バランスの付与
に寄与し、また、紙状層A1 の一軸延伸フィルムは紙的
風合いを呈すると共に表面強度を強くしている。
【0009】これら合成紙の中でも、無機微細粉末を8
〜40重量%の割合で含有するプロピレン系フィルムの
二軸延伸フィルムよりなる微多孔性フィルムを基材層A
2 とし、平均粒径が0.05〜3μmの無機微細粉末を
8〜55重量%の割合で含有するプロピレン系樹脂フィ
ルムの一軸延伸物からなる表面層とする空孔率が5〜3
5%の積層フィルムであって、印刷が施される該表面層
が、次の〜の条件を満足するものである合成紙が耐
熱性、経済性、防水性、抗ブロッキング性の面から好ま
しい。 JIS B0601で測定した中心面平均粗さ(S
Ra)が0.20〜0.8μm、中心面山高さ(SR
p)が3.0〜8.5μm、中心面谷深さ(SRv)が
2.0〜4.0μmの粗さである。 JIS P8119で測定される表面平滑度(ベッ
ク指数)が400〜1,200秒である。 縦方向の表面強度が1〜10kg・cmである。
【0010】(b) 素 材熱可塑性樹脂 前記支持体層(A) の微多孔性合成紙に用いられる熱可塑
性樹脂としては、融点が120℃以上である高密度ポリ
エチレン(特に好ましくは密度が0.945〜0.97
0g/cm3 の高密度ポリエチレン、密度が0.890
〜0.940g/cm3 の直鎖線状ポリエチレン)、プ
ロピレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリア
ミド、ポリカーボネート等を挙げることができるが、経
済性の面から高密度ポリエチレン、プロピレン系樹脂、
特にプロピレン系樹脂が好ましい。かかるプロピレン系
樹脂としては、プロピレン単独重合体、プロピレン・エ
チレン共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体、プ
ロピレン・エチレン・ブテン−1共重合体、プロピレン
・4−メチルペンテン−1共重合体、プロピレン・3−
メチルペンテン−1共重合体等を挙げることができる。
これら共重合体はランダム共重合体であっても、ブロッ
ク共重合体であっても良い。無機微細粉末 前記支持体層(A) の微多孔性合成紙に用いられる無機微
細粉末としては、炭酸カルシウム、焼成クレイ、珪藻
土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸アルミニ
ウム、シリカなどの平均粒径が10μm以下、好ましく
は4μm以下のものを例示することができる。
【0011】(c) 肉 厚 この微多孔性合成紙である支持体層(A) 肉厚は、看板用
紙として使用されるため、一般に40〜500μm、好
ましくは80〜300μmのものが使用される。また、
上記無機微細粉末を5〜40重量%の割合で含有する二
軸延伸プロピレン系樹脂フィルム(A2 ) を基材層とし、
また、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有させ
て、内部に微細な空洞を多数有し表面に微細な空孔を有
する熱可塑性樹脂フィルム(A1 ) を紙状層として構成す
る場合には、紙状層A1 の肉厚が、支持体層(A) 全体の
肉厚の10〜60%、好ましくは15〜50%の割合を
占めるものとし、支持体層(A2 ) は全体の肉厚の90〜
40%、好ましくは85〜50%の割合を占める程度の
厚さで積層されていることが好ましい。該熱可塑性樹脂
一軸延伸フィルム(A1 ) よりなる紙状層の肉厚が、支持
体(A)の全体の10%未満では、看板用紙として十分な
引裂強度が得られなく、実用性が著しく低下する傾向が
ある。また、逆に60%以上の値であれば、十分な引裂
強度は得られるが、剛性が劣るようになる傾向がある。
【0012】(d) 市販合成紙 上記支持体層(A) として用いられる微多孔性合成紙とし
ては、大型の印刷が可能な大判の印刷紙が用いられる。
この様な大判の印刷用合成紙の具体例としては、例え
ば、王子油化合成紙株式会社より合成紙「ユポ FP
G、SEG、KPR、TPG、SGU」等の商品名で市
販さている四六判、菊判、菊四倍判のサイズのものを使
用することができる。
【0013】(B) 感圧粘着剤層(B) 感圧粘着剤層(B) としては、各種の感圧粘着剤を使用す
ることもできるが、以下に示す感圧性粘着剤を用いるこ
とが好ましい。 (a) 感圧性粘着剤 本発明における感圧性粘着剤として重要なことは、感圧
粘着剤層(B) として用いられる感圧性粘着剤のJIS
Z−0237により測定法におけるT型剥離強度が10
〜200g/25mm幅、好ましくは30〜150g/
25mm幅、特に好ましくは50〜100g/25mm
幅のものであることである。上記感圧性粘着剤として
は、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、これらの混合
物をベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサンのような
有機溶剤に溶解したゴム系粘着剤、或いは、これらゴム
系粘着剤にアビエチレン酸ロジンエステル、テルペン・
フェノール共重合体、テルペン・インデン共重合体など
の粘着付与剤を配合したもの、或いは、2−エチルヘキ
シルアクリレート・アクリル酸n−ブチル共重合体、2
−エチルヘキシルアクリレート・アクリル酸エチル・メ
タクリル酸メチル共重合体などのガラス転移点が−20
℃以下のアクリル系共重合体を有機溶剤で溶解したアク
リル系粘着剤などを挙げることができる。該感圧性粘着
剤の塗工量としては、固形分量で3〜40g/m2 、好
ましくは10〜30g/m2 である。上記塗工・乾燥後
の感圧性粘着剤の肉厚は、アクリル系粘着剤の場合で1
0〜50μm、ゴム系粘着剤の場合で80〜150μm
とするのが一般的である。
【0014】(b) アンカーコート剤 上記感圧性粘着剤を塗工する前に、アンカーコート剤を
塗布することが好ましい。該アンカーコート剤として
は、ポリウレタン、ポリイソシアネート・ポリエーテル
ポリオール、ポリイソシアネート・ポリオール、ポリエ
チレンイミン、アルキルチタネートなどが使用でき、こ
れらは一般に、メタノール、水、酢酸エチル、トルエ
ン、ヘキサンなどの有機溶剤に溶解して使用される。支
持体層へのアンカーコート剤の塗布量は、塗布・乾燥後
の固形分量で0.01〜5g/m2 、好ましくは0.0
5〜2g/m2 である。
【0015】(C) 剥離紙層(C) 剥離紙層(C) は、剥離用紙の裏面側に離型性樹脂層を形
成したものであり、該離型性樹脂層はシリコン樹脂やポ
リエチレンワックスなどの離型性樹脂を有機溶剤等によ
って溶解した後、これを剥離用紙に直接塗布・乾燥する
ことによって形成することができる。該離型性樹脂層の
塗布量は、塗布・乾燥後の固形分量で0.5〜10g/
2、好ましくは1〜8g/m2 である。
【0016】(2) ミシン目 前記支持体層(A) /感圧粘着剤層(B) 部分には、図2に
示すように、直径(d)が0.01〜2mm、好ましく
は0.04〜1mm、ピッチ(t)が2〜10mm、好
ましくは2〜4mmのミシン目3が、幅(w)50〜2
00mm、好ましくは50〜150mmの間隔で穿設さ
れており、該ミシン目3が前記支持体層(A) の延伸方向
[積層構造の時は熱可塑性樹脂一軸延伸フィルム(A1 )
からなる紙状層の配向(延伸)方向4]と同一の方向に
配列されていることが重要である。上記ミシン目3の径
(t)が、上記範囲未満であると看板用紙の貼合わせ時
に基板とポスター3との間に空気溜まりが生じても、該
空気溜まりより空気を排出することが困難となる。ま
た、上記範囲を超えるとミシン目3より破れ易く、ポス
ター1の貼着時に皺を延ばすことができ難く、皺が生じ
易い。上記ミシン目3の孔のピッチ(t)が、上記範囲
未満であると看板用紙貼着時に該看板用紙がミシン目よ
り破れ易いし、また、看板用紙の貼り合わせ時に皺を延
ばすことができ難くなる。また、上記範囲を超えると看
板用紙の貼着時に空気溜まりが生じ易い。上記ミシン目
3の幅(w)の間隔が、上記範囲未満であると剥がされ
る看板用紙の切片が多くなり、ごみ処理が面倒となる。
また、上記範囲を超えると看板用紙の貼着時に基板と看
板用紙との間に空気溜まりが生じ易くなる。上記ミシン
目3が穿設される方向4が支持体層(A) の延伸フィルム
の配向(延伸)方向4と同一の方向に配列されていない
と、ストリップ状の引き裂きが困難となる。
【0017】[III] 印刷(II) 前記支持体層(A) の微多孔性合成紙の最上層の紙状層 a
1 の表面には、更に絵柄や文字等の印刷(II)が施され
る。印刷は、一般に、凸版印刷、オフセット印刷、グラ
ビア印刷、スクリーン印刷等の各種印刷方法を採用する
ことができる。
【0018】[IV] 貼 着 上記印刷された看板用紙は、立看板の基板やトラックの
側板に多数枚繋いで貼り合わせることができる。上記印
刷されたポスターは、ミシン目3が一定間隔で穿設され
ていることから、該ミシン目より支持体層(A) /感圧粘
着剤層(B) と基板面との間に生じた空気溜まりより空気
を排出して、印刷されたポスターの表面に凹凸を作るこ
となく貼り合わせることができる。
【0019】
【実施例】本発明の看板用紙について、以下にその実施
例を挙げて具体的に説明する。 実施例1 (1) 支持体層の製造 メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピレ
ン81重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した
組成物(A)を、270℃の温度に設定した押出機にて
溶融混練させた後、ダイによりシート状に押し出し、こ
れを冷却装置により冷却して無延伸シートを得た。次い
で、この無延伸シートを140℃の温度に再度加熱した
後、縦方向に5倍延伸して、5倍延伸フィルムを得た。 MIが4.0のポリプロピレン54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%を混合した
組成物(B)を、別の押出機にて溶融混練させた後、ダ
イによりシート状に押し出し、これを上記 (1)の5倍延
伸フィルムの両面に積層し、三層構造の積層フィルムを
得た。次いで、この三層構造の積層フィルムを60℃の
温度にまで冷却した後、再び、160℃の温度にまで加
熱して、テンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、1
65℃の温度でアニーリング処理して、60℃の温度に
まで冷却し、耳部をスリットして三層構造(一軸延伸/
二軸延伸/一軸延伸/)の肉厚80μm(B/A/B=
16μm/48μm/16μm)の支持体層を得た。ま
た、各層のボイド率はB/A/B=30%/33.7%
/30%であった。
【0020】(2) 積層シート(I) の製造 該支持体層(A) の一方の紙状層の一軸延伸フィルム
(A1 ) 面側に、日本カーバイト工業(株)製のアクリル
系粘着剤「ニカゾール TS−1051 ML」(商品
名)を固形分量で25g/m2 塗工し、剥離強度が60
kg/25mm幅の感圧粘着剤層(B) を形成し、更に、
王子化工(株)製剥離紙(10g「ノンカール」(商品
名))を積層して、支持体層(A) /感圧粘着剤層(B) /
剥離紙層(C)よりなる積層シート(I) を得た。
【0021】(3) 印刷層(II)の形成 この積層シート(I) の支持体層(A) の微細空洞含有熱可
塑性樹脂一軸延伸フィルム(A1 ) 面側にオフセット多色
刷印刷を施して印刷層(II)を形成した。
【0022】(4) ミシン目の形成 上記グラビア印刷を施した積層シート(I) に、直径
(d)が1mm、ピッチ(t)が4mmのミシン目3
を、隣接するミシン目3との幅(w)が100mmの間
隔で、支持体層(A) の微細空洞2を含有する熱可塑性樹
脂一軸延伸フィルム(A1 ) からなる紙状層の延伸(配
向)方向4と同一の方向に穿設し、菊4判の大きさに切
断して、看板用紙を得た。
【0023】(5) 貼 着 上記看板用紙を、王子油化合成紙(株)の工場の中に立
てられた立看板の基板面上に、特殊な知識や技術の無い
作業員にて貼り合わせ作業を行なって立看板を形成させ
た。上記看板用紙の貼られた立看板は、空気溜まりや皺
が無く、表面に凹凸の無い、綺麗に貼り合わせられたも
のであった。
【0024】(6) 剥 離 上記立看板を6ケ月間放置した後、剥離を行なった。該
看板の看板用紙にはミシン目が形成されているので、剥
離が容易で、ミシン目毎に容易に剥離することができ
た。剥離される看板用紙には感圧粘着剤の粘着強度が低
いので、綺麗に完全にストリップ状に剥離することがで
きた。従って、残存する粘着剤層を溶剤で溶かす等の作
業が不要なので、次の新しい看板用紙を貼るのが容易で
あった。
【0025】
【発明の効果】本発明の看板用紙は、立看板の基板やト
ラックの側板等に貼り合わせる際に、空気溜まりが生じ
難く、かつ、皺が生じ難いので、貼り合わせに特殊な知
識や技術が必要でなく、素人でも容易に貼合わせを行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の看板用紙の断面図を示すもので
ある。
【図2】本発明実施例の看板用紙の平面図を示すもので
ある。
【符号の説明】
1 看板用紙 2 微細空洞(ミクロボイド) 3 ミシン目 4 配向方向 5 無機微細粉末 d 直径 t ピッチ w 幅 (I) 積層シート (II) 印刷層 (A) 支持体層 (B) 感圧粘着剤層 (C) 剥離紙層 (A1 ) 内部に微細な空洞を多数有し表面に微細な空孔
を有する熱可塑性樹脂一軸延伸フィルム紙状層 (A2 ) 微細空洞を実質的に有しない熱可塑性樹脂二軸
延伸フィルム基材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JKL JKX JLE JLJ B31D 1/00 0332−3E B32B 27/00 M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】延伸樹脂フィルムよりなる支持体層(A) /
    感圧粘着剤層(B) /剥離紙層(C) の積層シート(I) より
    構成されて、該支持体層(A) の表面側に印刷がなされた
    看板用紙であって、該看板用紙には直径(d)が0.0
    1〜2mm、ピッチ(t)が2〜10mmのミシン目3
    が、幅(w)50〜200mmの間隔で穿設されてお
    り、該ミシン目が前記支持体層(A) の配向方向4と同一
    の方向に配列されており、かつ前記感圧粘着剤層(B) が
    剥離強度10〜200g/25mm幅のものであること
    を特徴とする看板用紙。
  2. 【請求項2】支持体層(A) が、内部に微細な空洞を多数
    有し表面に微細な空孔を有する熱可塑性樹脂一軸延伸フ
    ィルム(A1 ) からなる紙状層と、熱可塑性樹脂二軸延伸
    フィルム(A2 ) からなる基材層とが積層された構造であ
    り、該熱可塑性樹脂二軸延伸フィルム(A2 ) からなる基
    材層の肉厚が支持体層(A) 全体の肉厚の10〜60%の
    割合を占めたものであり、かつ、ミシン目が紙状層の延
    伸方向と同一方向に配列されたものである請求項1に記
    載の看板用紙。
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