JPH0819918A - ワイヤ放電加工方法及びその装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工方法及びその装置

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JPH0819918A
JPH0819918A JP6156020A JP15602094A JPH0819918A JP H0819918 A JPH0819918 A JP H0819918A JP 6156020 A JP6156020 A JP 6156020A JP 15602094 A JP15602094 A JP 15602094A JP H0819918 A JPH0819918 A JP H0819918A
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JP
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uncut
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JP6156020A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Morishita
宏昭 森下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02—Wire-cutting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物の材質、形状あるいは中子の形状な
どによらず中子を確実に保持することにより、中子の切
り残し加工を行えるようにする。 【構成】 中子の重量を計算する段階(S1)と、上記
中子の形状に関する諸元を計算する段階(S2)と、上
記各計算結果から、中子の切り残し部分の加工が行え、
且つ中子の切り残し部分の加工を行ったとき、この中子
を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持するために必
要な架橋部材の配置位置を選定する段階(S3〜S9)
と、この選定された架橋部材を、架橋装置により、切り
残し部分の加工に至る前に、中子と被加工物とに跨り且
つ切り残し部分を避けて設ける段階と、架橋部材を設け
た後、中子の切り残し部分の加工を行う段階とを有する
ワイヤ放電加工方法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワイヤ放電加工方法及
びその装置に係り、特に被加工物を輪郭形状に切断加工
することにより形成される中子の処理方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は特開昭57−201127号公
報に示される従来のワイヤ放電加工装置であり、図にお
いて1は被加工物、2は被加工物1を加工するワイヤ電
極(以下ワイヤと略す)、3はワイヤ2を被加工物1の
上部で位置決めする上部ノズル、4はワイヤ2を被加工
物1の下部で位置決めする下部ノズル、5は被加工物1
からワイヤ2により切落とされる中子、6は被加工物1
がワイヤ2により切断され被加工物1と中子5の間に形
成された加工溝、10は加工溝6にまたがって中子5が
被加工物1から分離しないようにする架橋部材、11は
架橋部材10を搬送する架橋装置である。
【0003】次いで動作について説明する。被加工物1
とワイヤ2の間に図示されない加工電源により電圧が加
えられて放電が発生し被加工物1が溶融する。ワイヤ2
は上部ノズル3と下部ノズル4により被加工物1に対し
て位置決めされており、図示されないNC装置の指令に
より被加工物1とワイヤ2を相対的に移動することによ
り、被加工物1は所定の輪郭形状に切抜き加工が行われ
て中子5が形成され、加工により中子5と被加工物1の
間には加工溝6が形成される。切り落とし完了する直前
に一旦加工を止め、架橋装置11を起動し架橋部材10
を加工溝6にまたがって中子5と被加工物1を接着す
る。この後切り残し部分の加工を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電加工装置は
以上のように構成されているため、中子5の形状、大き
さあるいは架橋部材10の取付け方法によっては切断後
中子が傾き加工が不能になる課題がある。また、一個の
被加工物1から多数個取り加工を行う場合、特に中子5
が小さい時は隣の加工エリアに架橋部材10が干渉し次
の加工ができなくなる、あるいは架橋部材10が干渉し
ないように配置したとしても被加工物1から加工できる
個数が減少し効率が悪くなるなどの課題がある。さら
に、中子5の大きさ、架橋部材10の大きさあるいは取
付け位置によっては上部ノズル3と干渉する可能性があ
り、その場合に回避できないなどの課題がある。また、
仕上げ加工を行うことができないなどの課題がある。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、どのような形状の中子でも確実に被加
工物に保持することができるワイヤ放電加工方法及びそ
の装置を提供することを目的とする。
【0006】またこの発明は、一個の被加工物から多数
個取りを行う場合でも、隣の中子と干渉することなく架
橋部材を取付けすることができ、効率よく加工ができる
ワイヤ放電加工方法及びその装置を提供することを目的
とする。
【0007】またこの発明は、架橋部材と上部ノズルと
の干渉を自動で避けることのできるワイヤ放電加工方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0008】更にまたこの発明は、仕上げ加工まで自動
で行えるワイヤ放電加工方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るワイヤ放電加工方法は、上記中子の重量を計算する
段階と、上記中子の形状に関する諸元を計算する段階
と、上記各計算結果から、中子の切り残し部分の加工が
行え、且つ中子の切り残し部分の加工を行ったとき、こ
の中子を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持するた
めに必要な架橋部材の配置位置を選定する段階と、この
選定された架橋部材を、上記架橋装置により、切り残し
部分の加工に至る前に、中子と被加工物とに跨り且つ切
り残し部分を避けて設ける段階と、架橋部材を設けた
後、中子の切り残し部分の加工を行う段階とを有するも
のである。
【0010】また請求項2に記載の発明に係るワイヤ放
電加工方法は、上記中子の重量を計算する段階と、上記
中子の形状に関する諸元を計算する段階と、上記各計算
結果から、中子の切り残し部分の加工を行ったとき、こ
の中子を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持するた
めに必要な架橋部材の配置位置を選定する段階と、この
選定された架橋部材を、上記架橋装置により切り残し部
分の加工に至る前に中子に設ける段階と、上記架橋装置
により、架橋部材を介して上記中子を保持した後、中子
の切り残し部分の加工を行う段階とを有するものであ
る。
【0011】また請求項3に記載の発明に係るワイヤ放
電加工方法は、一個の被加工物から複数の中子を切り残
し部分を各々残して加工する段階と、上記各中子の重量
を計算する段階と、上記各中子の形状に関する諸元を計
算する段階と、上記各計算結果から、各中子の切り残し
部分の加工が行え、且つ各中子の切り残し部分の加工を
行ったとき、これらの中子を実質的に元の位置関係を保
つ状態に保持するために必要な架橋部材の配置位置を選
定する段階と、この選定された架橋部材を、上記架橋装
置により、切り残し部分を残して加工された各中子と被
加工物とに跨り且つ切り残し部分を避けて設ける段階
と、架橋部材を設けた後、各中子の切り残し部分の加工
を行う段階とを有するものである。
【0012】また請求項4に記載の発明に係るワイヤ放
電加工方法は、上記各中子の重量を計算する段階と、上
記各中子の形状に関する諸元を計算する段階と、上記各
計算結果から、各中子の切り残し部分の加工が行え、且
つかく中子の切り残し部分の加工を行ったとき、これら
の中子を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持するた
めに必要な架橋部材の配置位置を選定する選定段階と、
この選定された架橋部材を、中子と被加工物とに跨って
設ける際、この架橋部材が隣接する中子の加工溝と干渉
するか否かを判定する判定段階と、この判定により干渉
する場合には、干渉しないと判断されるまで上記選定段
階及び判定段階を繰り返す段階と、架橋部材と隣接する
中子の溝とが干渉しない個数の中子を、切り残し部分を
残して加工する段階と、選定された架橋部材を、上記架
橋装置により、これらの中子と被加工物とに跨り且つ切
り残し部分を避けて設ける段階と、架橋部材を設けた
後、各中子の切り残し部分の加工を行う段階とを有する
ものである。
【0013】また請求項5に記載の発明に係るワイヤ放
電加工方法は、上記ワイヤ放電加工方法において、架橋
部材と上部ノズルの干渉を判定する段階と、上記判定に
より干渉する場合には上部ノズルを干渉しない位置まで
回避する段階とを有するものである。
【0014】また請求項6に記載の発明に係るワイヤ放
電加工方法は、上記ワイヤ放電加工方法において、中子
を切り残し部分を残して加工する際、仕上げ加工まで行
う段階と、中子の切り残し部分を加工する際、仕上げ加
工まで行う段階とを有するものである。
【0015】また請求項7に記載の発明に係るワイヤ放
電加工装置は、切り落とされる中子の重量を計算する手
段と、上記中子の形状に関する諸元を計算する手段と、
上記各手段の計算結果から、中子の切り残し部分の加工
が行え、且つ中子の切り残し部分の加工を行ったとき、
この中子を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持する
ために必要な架橋部材の配置位置を選定する手段と、こ
の手段により選定された架橋部材を、切り残し部分の加
工に至る前に、中子と被加工物とに跨り且つ切り残し部
分を避けて設けるよう、上記架橋装置を制御する手段と
を設けたものである。
【0016】また請求項8に記載の発明に係るワイヤ放
電加工装置は、切り落とされる中子の重量を計算する手
段と、上記中子の形状に関する諸元を計算する手段と、
上記各手段の計算結果から、中子の切り残し部分の加工
を行ったとき、この中子を実質的に元の位置関係を保つ
状態に保持するために必要な架橋部材の配置位置を選定
する手段と、この手段により選定された架橋部材を、切
り残し部分の加工に至る前に中子に設けるよう、上記架
橋装置を制御する手段とを設けたものである。
【0017】また請求項9に記載の発明に係るワイヤ放
電加工装置は、上記各中子の重量を計算する手段と、上
記各中子の形状に関する諸元を計算する手段と、上記各
計算結果から、各中子の切り残し部分の加工が行え、且
つ各中子の切り残し部分の加工を行ったとき、これらの
中子を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持するため
に必要な架橋部材の配置位置を選定する手段と、この手
段により選定された架橋部材を、切り残し部分を残して
加工された各中子と被加工物とに跨り且つ切り残し部分
を避けて設けるよう、上記架橋装置を制御する手段とを
設けたものである。
【0018】また請求項10に記載の発明に係るワイヤ
放電加工装置は、上記各中子の重量を計算する手段と、
上記各中子の形状に関する諸元を計算する手段と、上記
各計算結果から、各中子の切り残し部分の加工が行え、
且つ中子の切り残し部分の加工を行ったとき、これらの
中子を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持するため
に必要な架橋部材の配置位置を選定する選定手段と、こ
の選定された架橋部材を、中子と被加工物とに跨って設
ける際、この架橋部材が隣接する中子の加工溝と干渉す
るか否かを判定する判定手段と、この判定により干渉す
る場合には、干渉しないと判断されるまで上記選定手段
及び判定手段の動作を繰り返えさせる手段と、上記選定
された架橋部材を、架橋部材と隣接する中子の溝とが干
渉しない個数の中子が、切り残し部分を残して加工され
た後、これらの中子と被加工物とに跨り且つ切り残し部
分を避けて設けるよう、上記架橋装置を制御する手段と
を設けたものである。
【0019】また請求項11に記載の発明に係るワイヤ
放電加工装置は、上記ワイヤ放電加工装置において、架
橋部材と上部ノズルの干渉を判定する手段と、上記判定
により干渉する場合には上部ノズルを干渉しない位置ま
で回避させる手段とを設けたものである。
【0020】更にまた、請求項12に記載の発明に係る
ワイヤ放電加工装置は、上記ワイヤ放電加工装置におい
て、中子を切り残し部分を残して加工する際、仕上げ加
工まで行う手段と、中子の切り残し部分を加工する際、
仕上げ加工まで行う手段とを設けたものである。
【0021】
【作用】請求項1,2、7及び8におけるワイヤ放電加
工方法及びその装置によれば、どのような形状の中子で
も確実に被加工物に保持し加工する。
【0022】また請求項3及び9におけるワイヤ放電加
工方法及びその装置によれば、複数の中子をまとめて保
持し加工する。
【0023】また請求項4及び10におけるワイヤ放電
加工方法及びその装置によれば、一個の被加工物から多
数個取りを行う場合でも、隣の中子と干渉することなく
架橋部材を取付けすることができる。
【0024】また請求項5及び11におけるワイヤ放電
加工方法及びその装置によれば、架橋部材と上部ノズル
との干渉を自動で避ける。
【0025】また請求項6及び12におけるワイヤ放電
加工方法及びその装置によれば、仕上げ加工まで自動で
行う。
【0026】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1〜図7を用
いて説明する。図1は装置の構成図であり、 図2は図
1の斜視図であり、図3は動作は架橋部材の取付けを決
定するフロ−チャ−ト、図4は形状のスムージングを示
す図、図5は中子の傾きを示す図、図6は架橋部材を取
付けした状態および動作手順を説明する図、図7は架橋
部材の取付バリエーションを示す図である。
【0027】図において、従来例と同じ符号は同一また
は相当部分を示し、1aは図6に示すように被加工物1
にあけられたイニシャルホ−ル、6aは加工前の切り残
し部分で、加工後には加工溝6となる部分、10は中子
5を被加工物1に保持するための強磁性体からなる架橋
部材で、10aは正方形状の板状架橋部材、10bは三
角状の板状架橋部材、10cは円状の板状架橋部材であ
る。また11は架橋装置であり、以下のものから構成さ
れている。即ち、12は架橋部材10を搬送するマグネ
ット、13はマグネット12を支持し上下動の案内をす
るクイルZ、14はクイルZ13を駆動するZ駆動装
置、15はマグネット12の左右移動の案内をするクイ
ルX、16はマグネット12の前後移動の案内をするク
イルY、17はクイルX15とクイルY16を駆動する
XY駆動装置であり、マグネット12、クイルZ13、
Z駆動装置14、クイルX15及びクイルY16ととも
に架橋装置11を構成している。
【0028】また100はXY駆動装置17及びZ駆動
装置14を制御するNC装置で、ワイヤ放電加工装置本
体を制御するNC装置と兼用となっいる。また18は架
橋部材10に塗布するための接着剤を貯溜した接着剤
槽、19は架橋部材10をストックするための架橋部材
ストッカ−、20は被加工物1を保持する定盤、21は
定盤20を固定するテ−ブル、22は下部ノズル4を保
持する下部ア−ム、23はテ−ブル21を固定し加工液
の飛散を防止するための加工槽である。
【0029】次いで動作について説明する。イニシャル
ホ−ル1aへワイヤ2を通し所定の形状に被加工物1を
切断加工を行う。図6に示すように所定の切り残し部分
6aがある状態で加工を一時中断する。次に図3のフロ
−チャ−トに従って架橋部材10の形状選択、個数選択
および配置位置の計算を行う。なお、この計算はNC装
置100で行われる。図3において、まず中子5の重量
を計算する(S1)。これは放電加工に際し予め入力さ
れている、加工形状と板厚みと被加工物1の材質とから
計算する。次に中子5の形状を図4に示すように、でき
るだけ滑らかな形状にスムージングをかけ、中子の形状
を所定のパターンに分類する(S2)。なお、図4中
(a)は実際の中子形状を示し、また(b)はスムージ
ングをかけられた中子形状を示す。中子のパターン、形
状の面積(放電加工に際し予め入力されている加工軌跡
データより計算する)、重量等から架橋部材10の形状
を選択を行い(S3)、個数と取付け位置を仮決定をす
る(S4,S5)。このように仮決定された架橋部材1
0を中子5と被加工物1とに跨って取付、切り落とし加
工、あるいは仕上げ加工を行うと仮定した状態におい
て、上部ノズル3および下部ノズル4から噴射される加
工液圧による中子5の傾きおよび中子5の自重による傾
きの計算を行い(S6)、この時の傾き量が所定の値以
下になっているかを計算する(S7)。なお傾きの計算
には有限要素法を用いて弾性変形量を計算し、図5に示
すように中子の最大たわみ量δを求める。
【0030】そして、S7において傾き量が許容値より
大きいと判断された場合には、取付け位置、個数、形状
を順に変更し最適な架橋部材10の配置を決定する。即
ち、S7において傾き量が許容値より大きいと判断され
た場合には、先ず架橋部材10の取付け位置を変更(S
5)した後、上記S6、S7の計算を行う。そして、S
7において傾き量が許容値より大きいと再び判断された
場合には、上記S5〜S7の動作を繰り返す。なお、S
8において上記S6の計算回数をカウントしており、そ
の上記S6の計算回数が4回までは上記S5〜S7のス
テップを繰り返す。また架橋部材10の取付け位置を4
回変更しても、今なおS7において傾き量が許容値より
大きいと判断された場合には、架橋部材10の個数を変
更(S4)した後、上記S5〜S7のステップを行う。
そして、S7において傾き量が許容値より大きいと再び
判断された場合には、S4で変更された個数の場合にお
ける上記S5〜S7のステップを残り3回繰り返す。そ
してS4で変更された個数の場合における取付け位置変
更を4回繰り返しても、今なおS7において傾き量が許
容値より大きいと判断された場合には、架橋部材10の
個数を再度変更(S4)した後、上記S5〜S7のステ
ップを4回繰り返す。なお、S9において上記S4の計
算回数をカウントしており、その上記S4の計算回数が
4回までは上記S4〜S7のステップを繰り返す。
【0031】また架橋部材10の取付け位置、個数を変
更しても、今なおS7において傾き量が許容値より大き
いと判断された場合には、架橋部材10の形状を変更
(S3)した後、上記S4〜S7のステップを行う。そ
して、S7において傾き量が許容値より大きいと再び判
断された場合には、S3で変更された形状の場合におけ
る上記S5〜S7のステップを残り3回繰り返す。そし
てS3で変更された形状の場合における取付け位置変更
を4回繰り返しても、今なおS7において傾き量が許容
値より大きいと判断された場合には、S3で変更された
形状における架橋部材10の個数を変更(S4)した
後、上記S5〜S7のステップを4回繰り返す。なお、
S9において上記S4の計算回数をカウントしており、
その上記S4の計算回数が4回までは上記S4〜S7の
ステップを繰り返す。そして変更された形状のもので、
上述のとおりS4〜S7を繰り返しても、今なおS7に
おいて傾き量が許容値より大きいと判断された場合に
は、架橋部材10の形状を再び変更(S3)した後、上
述のとおりS4〜S7を繰り返す。なお、架橋部材10
の形状変更は、架橋部材ストッカー19にストックされ
ている架橋部材10の形状数(NC装置に予め入力され
ている)だけ行う。
【0032】また、上記ステップを繰り返せば、ほぼど
こかのステップで最適な架橋部材10の配置を決定する
ことができるが、仮に上記各ステップを繰り返しても、
最適な架橋部材10の配置を決定することができなかっ
た場合には、図示しないがエラーとなる。この場合に
は、オペレータが架橋部材ストッカー19にストックさ
れている架橋部材10の種類を変更する等の処置をした
後、上記の演算を行わせることになる。このようにして
架橋部材10の配置を行った例を図7に示す。次にこの
配置になるように架橋装置11により架橋部材10を被
加工物1と中子5にまたがって取付けを行う。具体的に
はNC装置100によりXY駆動装置17およびZ駆動
装置14を起動し、マグネット12で架橋部材ストッカ
−19の中から対応する架橋部材10を選択して吸着す
る。次いで架橋部材10の下面を接着剤槽18の接着剤
の中に漬ける。そして、架橋部材10を所定の位置に取
付けを行う。次いで切り残し部分6aを切断し加工を終
了する。なお、上記実施例では、中子の傾きを計算する
にあたり有限要素法を用いたが、境界要素法等他の解法
で求めてもよく、データベース化したデータより近似的
に求める方法であってもよい。
【0033】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
8及び図9を用いて説明する。なお、装置の機械的構成
及び途中までの動作は実施例1と同じであり、図8は本
実施例の動作を説明するための図であり、図9はその動
作を示すフロ−チャ−トである。また図8において、実
施例1の図と同一符号は同一または相当部分を示す。
【0034】次いで動作について説明する。実施例1に
おいて切り残し部分6aと架橋部材10の取付け位置が
近い場合、特に小さい中子5の場合には、架橋部材10
を取付けした時、あるいは切り残し部分6aを加工する
時に上部ノズル3と架橋部材10が干渉する可能性があ
る。そこで図8に示すように上部ノズル3を架橋部材1
0に対して回避する必要がある。その動作を図9のフロ
−チャ−トに基づいて説明する。本実施例は、実施例1
において図8の架橋部材10を被加工物1と中子5にま
たがって張り付ける段階以降の動作である。まず実施例
1に示したように架橋部材10の、形状、個数、取り付
け位置を決定する(S10)。次に架橋部材10を取付
ける時に架橋部材10と上部ノズル3の干渉をチェック
を行う(S11)。干渉するようであれば方向と干渉量
を計算し(S12)、上部ノズル3を回避する(S1
3)。なお、上部ノズル3のXYZ方向駆動装置は周知
であるので、あえてその装置について説明しなくても、
充分理解できるであろう。次に架橋部材10の取付けを
実行する(S14)。次に切り残し部分の加工時、上部
ノズル3を移動することにより架橋部材5との干渉があ
るかの判定を行う(S15)。干渉するようであれば、
架橋部材5と上部ノズル3の干渉量を求めて、上部ノズ
ル3の必要とする上昇量を計算し(S16)、上部ノズ
ル3を上昇することにより加工の状態が変化するため加
工条件の設定変更を行い(S17)、上部ノズル3を上
昇させる(S18)。次に切り残し部分の加工を行う
(S19)。
【0035】なお干渉量を計算する方法としては、放電
加工機のストロークの原点(0,0,0)とし、被加工
物1、架橋部材10、上部ノズル3の各位置を3次元座
標で認識することにより求めることが出来る。また上記
実施例では、上部ノズル3と架橋部材10とが切り残し
部分の加工時に干渉する場合、通常切り残し量6aは数
ミリ程度であるため切り残し加工する時に初めから上部
ノズル3の上昇を行ったが、上部ノズル3の上昇により
加工速度が落ちたり加工精度に影響を与えると予想され
る中子5が大きく切り残し量6aが多い場合には、上部
ノズル3と架橋部材10が干渉する直前に上部ノズル3
の上昇を行うようにしてもよい。また、上記実施例では
予め上部ノズル3と架橋部材10の干渉を計算し回避し
たが、上部ノズル3あるいは架橋部材10に接触検出装
置を取付けてその干渉を検出し、回避するようにしても
同様の効果を奏する。
【0036】実施例3.以下、この発明の実施例3を図
10〜図12を用いて説明する。なお、装置の機械的構
成及び動作の一部は実施例1、2と同じであり、図10
は実施例1において近接して多数個取り加工を行う場合
の架橋部材取付け図、図11は本実施例における被加工
物の架橋部材取付け図、図12はその動作フローチャー
トである。また図において、時津市例1,2の図と同一
符号は同一または相当部分を示す。図において、1bは
2番目の加工のイニシャルホ−ル、1cは3番目の加工
のイニシャルホ−ル、1dは4番目の加工のイニシャル
ホ−ル、52は2番目の加工の中子、53は3番目の加
工の中子、54は4番目の加工の中子、62は2番目の
加工の加工溝、63は3番目の加工の加工溝、64は4
番目の加工の加工溝、62aは2番目の加工の切り残し
部分、63aは3番目の加工の切り残し部分、64aは
4番目の加工の切り残し部分である。
【0037】次いで動作について説明する。実施例1に
おいて被加工物1から中子を近接して多数個取り加工を
行う場合、図10に示すように1個目の加工により取付
けされた架橋部材10が2個目の加工溝62に干渉する
可能性がある。このような場合、加工時に上部ノズル3
と架橋部材10の干渉が発生し機械が破損する。実施例
2などの方法により上部ノズル3との干渉を免れたとし
ても、2個目の中子52を保持するために架橋部材10
を取付けしようとした時に、架橋部材10同志が干渉し
取付けができないなどの問題が発生する。こうした干渉
を防ぐために個々の加工の間隔を広げると、被加工物1
から加工できる数が少なくなり効率が悪くなるなどの問
題が発生する。そこで、本実施例を図11、図12を用
いて説明する。図11において、加工個数は4個あるた
めN=4となる(S20)。先ず1個目のイニシャルホ
ール1aにワイヤ2を通し、切り残し部分6aを除き加
工を行い加工溝6を形成する(S22)。なおこの時、
1個目の加工であるので、K(加工個数)=1とカウン
トする(S21)。そして架橋部材10の取付位置を実
施例1のようなロジックにより決定する(S23)。こ
の時、図10のように次の中子52と架橋部材10との
干渉をチェックする(S24)。この干渉チェックは実
施例2と同様の方法で行うことが出来る。この場合干渉
が発生するので次の加工へ進む。なおこの時、2個目の
加工であるので、K(加工終了個数)=K(前回までの
加工終了個数)+1とカウントする(S28)。
【0038】2個目のイニシャルホール1bにワイヤ2
を通し、切り残し部分62aを除き加工を行い加工溝6
2を形成する(S22)。そして架橋部材10を中子5
及び中子52に跨って取り付ける位置を求める(S2
3)。この場合、架橋部材10と次の中子53と干渉す
るため、次の加工に進む。同様にして三個目の切り残し
加工終了時、架橋部材10の取付ができないため、4個
目の加工へと進む。4個の中子5,52,53,54に
跨って架橋部材10の取付は可能であるため、図11の
ように架橋部材10を取付け(S25)、切り残し部分
6a,62a,63a,64aを順次加工を行うように
する(S26)。この実施例の場合は、加工個数が4個
であり、且つ切り残し部分を除く加工が4個の終了した
時点で架橋部材10を取り付けるので、K=Nとなり
(S27)、加工を終了する。なお、例えば加工個数が
4個であり、且つ切り残し部分を除く加工が2個の終了
した時点で、他の中子との干渉がなく架橋部材10を取
り付けることができた場合には、その時点で上記S2
5、S26のステップに移行し、S27のステップでK
≠Nと判断されるので、S28に移行し、S22〜S2
7のステップを繰り返す。また、上記実施例において
は、選択された架橋部材と隣接する中子の溝とが干渉す
る場合、該架橋部材で保持される中子を切り残し部分を
残して加工した後、干渉チェックを再開するものについ
て説明したが、実加工を行うことなく、事前に選択され
た架橋部材と隣接する中子の溝とが干渉するか否かをチ
ェックした後、実加工に移行するように構成してもよい
ことは言うまでもない。
【0039】実施例4.以下、この発明の実施例4を図
13及び図14を用いて説明する。なお、装置の機械的
構成及び動作の一部は実施例1、2と同じであり、図1
3は架橋装置により中子を保持状態を示す図、図14は
中子を被加工物から抜き出す状態を示す図である。また
図において、実施例1,2の図と同一符号は同一または
相当部分を示す。
【0040】次いで動作について説明する。実施例1で
は切り残し部分加工実施前に、架橋部材10を中子5と
被加工物1に跨って取付けしたが、本実施例では、図1
3に示すように本実施例では架橋部材10を中子5にの
み取付けをする。次に架橋装置11で中子5を保持しつ
つ切り残し部分6aを加工し切断する。次に、図14に
示すようにワイヤ2を切断し上部ノズル3を回避位置ま
で移動させ、Z駆動装置14を駆動させてクイルZ13
を上げ、中子5を被加工物1より引き上げる。次に架橋
装置11により中子5を所定の位置に搬送し中子5をマ
グネット12から切り離す。この時、架橋部材10の取
付けには実施例1と同様に中子5の傾きが許容値以下に
なるように設定するとともに、架橋部材10の取付け時
あるいは切り残し部分の加工途中で架橋部材10と上部
ノズル3が干渉する場合には実施例2のように回避対策
をとる。なお、上記実施例では1個の架橋装置で中子を
保持したが、複数個の架橋部材を取付け複数の架橋装置
で保持しても同様の効果を奏する。。
【0041】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
15を用いて説明する。装置の構成は実施例1と同じで
ある。 この発明に係る動作のフロ−チャ−トを図15
に示す。
【0042】次いで動作について説明する。中子5の処
理方法として従来は特開平2−303725号公報など
に示すように中子5を機械の外に取り出し、被加工物
側、即ちダイ側を仕上げる方法であった。従ってこれら
の方法では中子5を必要とするパンチ加工をワイヤ放電
加工装置で仕上げ加工まで行うことができなかった。ま
た、ワイヤ放電加工装置で中子5を必要とするパンチ加
工の仕上げ加工をする場合には段取り替えをしたり、特
殊ジグでワ−クを保持しなければならないなど自動で全
て行うことは困難であった。この実施例はこの欠点を改
善するためのものであり、図15のフロ−チャ−トに従
って本実施例を説明する。まず切り残し部分をして1s
tカットを行う(S30)。次に上記加工部分(1st
カットした部分)の仕上げ加工を行う(S31)。次に
中子5を保持するために架橋部材10を取付けする(S
32)。この時、架橋部材10の取付けには、実施例1
と同様に中子5の傾きが許容値以下になるように設定す
るとともに、架橋部材10の取付け時、あるいは切り残
し部分の加工途中で架橋部材10と上部ノズル3が干渉
する場合には実施例2のように回避対策をとる。次に切
り残し部分の1stカットを行う(S33)。次に切り
残し部分の仕上げ加工を行う(S34)。こうすること
で、段取り替えを必要としない加工を行うことができ
る。
【0043】実施例6.上記各実施例では、架橋部材の
材料として強磁性体材料を用い、且つその搬送に電磁石
を用いたが、架橋部材の材料として強磁性体材料に限定
されるものではなく、またその搬送に電磁石を用いる必
要はなく、中子を被加工物に保持させる手段であればど
のような手段を用いても同様の効果を奏する。その一実
施例を図16及び図17に示す。なお図16は架橋部材
及び搬送装置の平面図、図17は図16の側面図を示
し、図において、図1と同一符号は同一または相当部分
を示す。図において、30はクイルZ13の下端に取付
けされたロボットハンド駆動部で、搬送装置11の一部
を構成している。31は駆動部30により駆動され2本
の爪を有するハンド部で、搬送装置11の一部を構成し
ている。40は架橋部材本体、41はハンド部31で架
橋部材本体40を保持するため、架橋部材本体40に一
体的に設けられた保持部、42は架橋部材本体40の保
持部41をハンド部31で掴んだ時に抜け落ちないよう
にするためのストッパ−部で、架橋部材本体40、保持
部41とともに架橋部材を構成している。
【0044】次いで動作について説明する。架橋部材を
中子5に取付ける時から説明する。即ち、架橋部材スト
ッカ−19に並べられた架橋部材を選定し、駆動部30
を駆動しハンド部31で架橋部材本体40の保持部41
を掴み、接着剤槽18に架橋部材本体40の下面を浸
し、中子5のある所定の場所に搬送し、取付けを行う。
【0045】実施例7.また、上記各実施例では架橋部
材を接着剤槽18に漬けるようにしたが、他の方法で架
橋部材に接着剤を塗布してもよい。その実施例を図18
に示す。図において、図1と同一符号は同一または相当
部分であり、45は強磁性体の架橋部材、45aは架橋
部材45にあけられた貫通穴、43はクイルZに取付け
された接着剤槽、44は接着剤槽44と貫通穴45aを
配管し接着剤の流入を制御する電磁バルブである。次い
で動作について説明する。電磁石12で架橋部材45を
吸着して搬送し、中子5上に着座させる。次に、電磁バ
ルブ44を開き、接着剤を架橋部材45の貫通穴45a
から架橋部材45の下面に流し込み、架橋部材45と中
子5あるいは架橋部材45と中子5および被加工物1を
接着する。
【0046】実施例8.更にまた、上記各実施例では架
橋部材として正方形状、三角状等の板状架橋部材を用い
るものについて説明したが、半硬化状態にある接着樹脂
等の特定形状を呈しない架橋部材を用いてもよいことは
言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1及び7の発明によ
れば、どの様な形状・材質の中子に対しても保持できる
ようになり、ワイヤ放電加工装置における自動化の課題
になっていた中子処理を確実に可能とできる効果があ
る。
【0048】また、請求項2及び8の発明によれば、上
記の効果に加え、切断後の中子の外部への取り出しまで
自動化できる効果がある。
【0049】また、請求項3及び9の発明によれば、複
数の中子をまとめて保持し加工するようにしたので、上
記の効果に加え、効率の高い加工を可能とする効果があ
る。
【0050】また、請求項4及び10の発明によれば、
上記の効果に加え、一個の被加工物から多数個取りを行
う場合でも、隣の中子と干渉することなく架橋部材を取
付けすることができ、効率よく加工ができる
【0051】また、請求項5及び11の発明によれば、
上記の効果に加え、自動的に干渉チェックを行い対応す
るため、信頼性の高いシステムを構築できる効果があ
る。
【0052】更にまた、請求項6及び12の発明によれ
ば、上記の効果に加え、パンチ形状もダイ形状も同様の
工程で仕上げ加工まで可能となるため、あらゆる加工に
対応でき、適用範囲を拡大できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係るワイヤ放電加工装置の構成を
示す側面図である。
【図2】 実施例1に係るワイヤ放電加工装置の構成を
示す斜視図である。
【図3】 実施例1に係るワイヤ放電加工装置の動作を
示すフロ−チャ−トである。
【図4】 実施例1に係る加工形状のスムージングを示
す図である。
【図5】 実施例1に係る中子の傾きを示す図である。
【図6】 実施例1に係る架橋部材取付けを示す図であ
る。
【図7】 実施例1に係る架橋部材取付けバリエ−ショ
ンを示す図である。
【図8】 実施例2に係るワイヤ放電加工装置の動作を
示す図である。
【図9】 実施例2に係るワイヤ放電加工装置の動作を
示すフロ−チャ−トである。
【図10】 実施例3に係る動作を説明するための架橋
部材取付け例を示す図である。
【図11】 実施例3に係る動作を説明するための架橋
部材取付け例を示す図である。
【図12】 実施例3に係るワイヤ放電加工装置の動作
を示すフロ−チャ−トである。
【図13】 実施例4に係る架橋部材取付け状態を示す
図である。
【図14】 実施例4に係る中子引抜き状態を示す図で
ある。
【図15】 実施例5に係るワイヤ放電加工装置の動作
を示すフロ−チャ−トである。
【図16】 実施例5に係る架橋部材保持状態を示す平
面図である。
【図17】 図16の側面図である。
【図18】 実施例6に係る接着剤塗布装置を示す図で
ある。
【図19】 従来のワイヤ放電加工装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1は被加工物、2はワイヤ電極、3は上部ノズル、5は
中子、6は加工溝、6aは切り残し部分、10は架橋部
材、11は架橋装置である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワイ
    ヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイヤ
    電極を用いて被加工物を輪郭形状に切断加工することに
    より形成される中子と上記被加工物とに跨って設け、こ
    の架橋部材により上記中子を保持した後、切り残し部分
    の加工を行うワイヤ放電加工方法において、上記中子の
    重量を計算する段階と、上記中子の形状に関する諸元を
    計算する段階と、上記各計算結果から、中子の切り残し
    部分の加工が行え、且つ中子の切り残し部分の加工を行
    ったとき、この中子を実質的に元の位置関係を保つ状態
    に保持するために必要な架橋部材の配置位置を選定する
    段階と、この選定された架橋部材を、上記架橋装置によ
    り、切り残し部分の加工に至る前に、中子と被加工物と
    に跨り且つ切り残し部分を避けて設ける段階と、架橋部
    材を設けた後、中子の切り残し部分の加工を行う段階と
    を有することを特徴とするワイヤ放電加工方法。
  2. 【請求項2】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワイ
    ヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイヤ
    電極を用いて被加工物を輪郭形状に切断加工することに
    より形成される中子に設け、この架橋部材を介して上記
    架橋装置により上記中子を保持した後、切り残し部分の
    加工を行うワイヤ放電加工方法において、上記中子の重
    量を計算する段階と、上記中子の形状に関する諸元を計
    算する段階と、上記各計算結果から、中子の切り残し部
    分の加工を行ったとき、この中子を実質的に元の位置関
    係を保つ状態に保持するために必要な架橋部材の配置位
    置を選定する段階と、この選定された架橋部材を、上記
    架橋装置により切り残し部分の加工に至る前に中子に設
    ける段階と、上記架橋装置により、架橋部材を介して上
    記中子を保持した後、中子の切り残し部分の加工を行う
    段階とを有することを特徴とするワイヤ放電加工方法。
  3. 【請求項3】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワイ
    ヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイヤ
    電極を用いて被加工物を輪郭形状に切断加工することに
    より形成される中子と上記被加工物とに跨って設け、こ
    の架橋部材により上記中子を保持した後、切り残し部分
    の加工を行うワイヤ放電加工方法において、一個の被加
    工物から複数の中子を切り残し部分を各々残して加工す
    る段階と、上記各中子の重量を計算する段階と、上記各
    中子の形状に関する諸元を計算する段階と、上記各計算
    結果から、各中子の切り残し部分の加工が行え、且つ各
    中子の切り残し部分の加工を行ったとき、これらの中子
    を実質的に元の位置関係を保つ状態に保持するために必
    要な架橋部材の配置位置を選定する段階と、この選定さ
    れた架橋部材を、上記架橋装置により、切り残し部分を
    残して加工された各中子と被加工物とに跨り且つ切り残
    し部分を避けて設ける段階と、架橋部材を設けた後、各
    中子の切り残し部分の加工を行う段階とを有することを
    特徴とするワイヤ放電加工方法。
  4. 【請求項4】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワイ
    ヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイヤ
    電極を用いて一個の被加工物を輪郭形状に切断加工する
    ことにより形成される複数の中子と上記被加工物とに跨
    って設け、この架橋部材により上記中子を保持した後、
    切り残し部分の加工を行うワイヤ放電加工方法におい
    て、上記各中子の重量を計算する段階と、上記各中子の
    形状に関する諸元を計算する段階と、上記各計算結果か
    ら、各中子の切り残し部分の加工が行え、且つかく中子
    の切り残し部分の加工を行ったとき、これらの中子を実
    質的に元の位置関係を保つ状態に保持するために必要な
    架橋部材の配置位置を選定する選定段階と、この選定さ
    れた架橋部材を、中子と被加工物とに跨って設ける際、
    この架橋部材が隣接する中子の加工溝と干渉するか否か
    を判定する判定段階と、この判定により干渉する場合に
    は、干渉しないと判断されるまで上記選定段階及び判定
    段階を繰り返す段階と、架橋部材と隣接する中子の溝と
    が干渉しない個数の中子を、切り残し部分を残して加工
    する段階と、選定された架橋部材を、上記架橋装置によ
    り、これらの中子と被加工物とに跨り且つ切り残し部分
    を避けて設ける段階と、架橋部材を設けた後、各中子の
    切り残し部分の加工を行う段階とを有することを特徴と
    するワイヤ放電加工方法。
  5. 【請求項5】 架橋部材と上部ノズルの干渉を判定する
    段階と、上記判定により干渉する場合には上部ノズルを
    干渉しない位置まで回避する段階とを有することを特徴
    とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のワイヤ放電
    加工方法。
  6. 【請求項6】 中子を切り残し部分を残して加工する
    際、仕上げ加工まで行う段階と、中子の切り残し部分を
    加工する際、仕上げ加工まで行う段階とを有することを
    特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載のワイヤ
    放電加工方法。
  7. 【請求項7】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワイ
    ヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイヤ
    電極を用いて被加工物を輪郭形状に切断加工することに
    より形成される中子と上記被加工物とに跨って設け、こ
    の架橋部材により上記中子を保持した後、切り残し部分
    の加工を行うワイヤ放電加工装置において、切り落とさ
    れる中子の重量を計算する手段と、上記中子の形状に関
    する諸元を計算する手段と、上記各手段の計算結果か
    ら、中子の切り残し部分の加工が行え、且つ中子の切り
    残し部分の加工を行ったとき、この中子を実質的に元の
    位置関係を保つ状態に保持するために必要な架橋部材の
    配置位置を選定する手段と、この手段により選定された
    架橋部材を、切り残し部分の加工に至る前に、中子と被
    加工物とに跨り且つ切り残し部分を避けて設けるよう、
    上記架橋装置を制御する手段とを備えてなるワイヤ放電
    加工装置。
  8. 【請求項8】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワイ
    ヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイヤ
    電極を用いて被加工物を輪郭形状に切断加工することに
    より形成される中子に設け、この架橋部材を介して上記
    架橋装置により上記中子を保持した後、切り残し部分の
    加工を行うワイヤ放電加工装置において、切り落とされ
    る中子の重量を計算する手段と、上記中子の形状に関す
    る諸元を計算する手段と、上記各手段の計算結果から、
    中子の切り残し部分の加工を行ったとき、この中子を実
    質的に元の位置関係を保つ状態に保持するために必要な
    架橋部材の配置位置を選定する手段と、この手段により
    選定された架橋部材を、切り残し部分の加工に至る前に
    中子に設けるよう、上記架橋装置を制御する手段とを備
    えてなるワイヤ放電加工装置。
  9. 【請求項9】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワイ
    ヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイヤ
    電極を用いて一個の被加工物を輪郭形状に切断加工する
    ことにより形成される複数の中子と上記被加工物とに跨
    って設け、この架橋部材により上記中子を保持した後、
    切り残し部分の加工を行うワイヤ放電加工装置におい
    て、上記各中子の重量を計算する手段と、上記各中子の
    形状に関する諸元を計算する手段と、上記各計算結果か
    ら、各中子の切り残し部分の加工が行え、且つ各中子の
    切り残し部分の加工を行ったとき、これらの中子を実質
    的に元の位置関係を保つ状態に保持するために必要な架
    橋部材の配置位置を選定する手段と、この手段により選
    定された架橋部材を、切り残し部分を残して加工された
    各中子と被加工物とに跨り且つ切り残し部分を避けて設
    けるよう、上記架橋装置を制御する手段とを備えてなる
    ワイヤ放電加工装置。
  10. 【請求項10】 架橋部材を、架橋装置により、上部ワ
    イヤガイドと下部ワイヤガイドとの間に張架されたワイ
    ヤ電極を用いて一個の被加工物を輪郭形状に切断加工す
    ることにより形成される複数の中子と上記被加工物とに
    跨って設け、この架橋部材により上記中子を保持した
    後、切り残し部分の加工を行うワイヤ放電加工装置にお
    いて、上記各中子の重量を計算する手段と、上記各中子
    の形状に関する諸元を計算する手段と、上記各計算結果
    から、各中子の切り残し部分の加工が行え、且つ中子の
    切り残し部分の加工を行ったとき、これらの中子を実質
    的に元の位置関係を保つ状態に保持するために必要な架
    橋部材の配置位置を選定する選定手段と、この選定され
    た架橋部材を、中子と被加工物とに跨って設ける際、こ
    の架橋部材が隣接する中子の加工溝と干渉するか否かを
    判定する判定手段と、この判定により干渉する場合に
    は、干渉しないと判断されるまで上記選定手段及び判定
    手段の動作を繰り返えさせる手段と、上記選定された架
    橋部材を、架橋部材と隣接する中子の溝とが干渉しない
    個数の中子が、切り残し部分を残して加工された後、こ
    れらの中子と被加工物とに跨り且つ切り残し部分を避け
    て設けるよう、上記架橋装置を制御する手段とを備えて
    なるワイヤ放電加工装置。
  11. 【請求項11】 架橋部材と上部ノズルの干渉を判定す
    る手段と、上記判定により干渉する場合には上部ノズル
    を干渉しない位置まで回避させる手段とを有することを
    特徴とする請求項7〜請求項10の何れかに記載のワイ
    ヤ放電加工装置。
  12. 【請求項12】 中子を切り残し部分を残して加工する
    際、仕上げ加工まで行う手段と、中子の切り残し部分を
    加工する際、仕上げ加工まで行う手段とを有することを
    特徴とする請求項7〜請求項11の何れかに記載のワイ
    ヤ放電加工装置。
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