JPH0819924A - 偏心テーブル装置 - Google Patents
偏心テーブル装置Info
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- JPH0819924A JPH0819924A JP15031393A JP15031393A JPH0819924A JP H0819924 A JPH0819924 A JP H0819924A JP 15031393 A JP15031393 A JP 15031393A JP 15031393 A JP15031393 A JP 15031393A JP H0819924 A JPH0819924 A JP H0819924A
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- eccentric
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- disc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工精度を向上でき、また機構を簡略化で
きる偏心テーブル装置を提供する。 【構成】 ワークWが装着される内側偏心盤4を外側偏
心盤2の軸心Bから偏心した位置に回転可能に配設し、
該外側偏心盤2を装置本体1により回転可能に支持して
なり、ワークWの被加工部W1を外側偏心盤2の軸心B
を中心として旋回させながら上記内側偏心盤4の軸心A
を中心として回転させる偏心テーブル装置14におい
て、上記装置本体1に外側偏心盤2を旋回駆動する旋回
駆動用モータ7bを固定し、上記外側偏心盤2に上記内
側偏心盤4を回転駆動する回転駆動用モータ8bを固定
する。
きる偏心テーブル装置を提供する。 【構成】 ワークWが装着される内側偏心盤4を外側偏
心盤2の軸心Bから偏心した位置に回転可能に配設し、
該外側偏心盤2を装置本体1により回転可能に支持して
なり、ワークWの被加工部W1を外側偏心盤2の軸心B
を中心として旋回させながら上記内側偏心盤4の軸心A
を中心として回転させる偏心テーブル装置14におい
て、上記装置本体1に外側偏心盤2を旋回駆動する旋回
駆動用モータ7bを固定し、上記外側偏心盤2に上記内
側偏心盤4を回転駆動する回転駆動用モータ8bを固定
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスクロール形状
等の加工に適した偏心テーブル装置に関し、更に詳述す
れば、構造の複雑化をまねくことなくワーク被加工部を
旋回させながら回動させることができるようにした偏心
盤駆動構造の改善に関する。
等の加工に適した偏心テーブル装置に関し、更に詳述す
れば、構造の複雑化をまねくことなくワーク被加工部を
旋回させながら回動させることができるようにした偏心
盤駆動構造の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクロール形状加工物等の加工装
置として特開平4−171112号公報に開示されてい
るように、工具の移動方向と直交するX軸方向に摺動自
在のX軸移動台と、該X軸移動台上に載置され加工物を
着脱自在に固定し、回転軸回りに回転駆動される回転テ
ーブルとを備えたものがある。
置として特開平4−171112号公報に開示されてい
るように、工具の移動方向と直交するX軸方向に摺動自
在のX軸移動台と、該X軸移動台上に載置され加工物を
着脱自在に固定し、回転軸回りに回転駆動される回転テ
ーブルとを備えたものがある。
【0003】上記従来例装置においてスクロール形状加
工等を行う場合は、上記X軸移動台をX軸方向に移動さ
せながら回転テーブルを回転駆動し、上記工具により加
工物を切削することとなる。
工等を行う場合は、上記X軸移動台をX軸方向に移動さ
せながら回転テーブルを回転駆動し、上記工具により加
工物を切削することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公報
記載のスクロール形状加工装置では、直交する直線駆動
軸の構成によって加工を行うため、インボリュート曲線
のような円弧運動を行うとき、軸駆動方向の切換時に発
生するバックラッシュに起因する象限突起が発生して精
度良く加工できないという問題がある。
記載のスクロール形状加工装置では、直交する直線駆動
軸の構成によって加工を行うため、インボリュート曲線
のような円弧運動を行うとき、軸駆動方向の切換時に発
生するバックラッシュに起因する象限突起が発生して精
度良く加工できないという問題がある。
【0005】そこで、上記直線駆動軸によらないスクロ
ール形状加工装置として、ワークが装着される内側偏心
盤を外側偏心盤の軸心から偏心した位置に回転可能に配
設し、該外側偏心盤を装置固定部により回転可能に支持
する偏心テーブル装置が考えられる。しかしこの偏心テ
ーブル装置において、内側偏心盤,外側偏心盤を装置固
定部にそれぞれ固定された駆動用モータによって駆動す
る場合は、両偏心盤の回転角度偏差を吸収するために、
例えば特公昭49−16398号公報に開示されるよう
な差動歯車機構が必要となる。
ール形状加工装置として、ワークが装着される内側偏心
盤を外側偏心盤の軸心から偏心した位置に回転可能に配
設し、該外側偏心盤を装置固定部により回転可能に支持
する偏心テーブル装置が考えられる。しかしこの偏心テ
ーブル装置において、内側偏心盤,外側偏心盤を装置固
定部にそれぞれ固定された駆動用モータによって駆動す
る場合は、両偏心盤の回転角度偏差を吸収するために、
例えば特公昭49−16398号公報に開示されるよう
な差動歯車機構が必要となる。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、加工精度を向上でき、また機構を簡略化で
きる偏心テーブル装置を提供することを目的としてい
る。
れたもので、加工精度を向上でき、また機構を簡略化で
きる偏心テーブル装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ワー
クが装着される内側偏心盤を外側偏心盤の軸心から偏心
した位置に回転可能に配設し、該外側偏心盤を装置固定
部により回転可能に支持してなり、ワークの被加工部を
外側偏心盤の軸心を中心として旋回させながら上記内側
偏心盤の軸心を中心として回転させる偏心テーブル装置
において、上記装置固定部に上記外側偏心盤を旋回駆動
する旋回駆動用モータを固定し、上記外側偏心盤に上記
内側偏心盤を回転駆動する回転駆動用モータを固定した
ことを特徴としている。
クが装着される内側偏心盤を外側偏心盤の軸心から偏心
した位置に回転可能に配設し、該外側偏心盤を装置固定
部により回転可能に支持してなり、ワークの被加工部を
外側偏心盤の軸心を中心として旋回させながら上記内側
偏心盤の軸心を中心として回転させる偏心テーブル装置
において、上記装置固定部に上記外側偏心盤を旋回駆動
する旋回駆動用モータを固定し、上記外側偏心盤に上記
内側偏心盤を回転駆動する回転駆動用モータを固定した
ことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記回転駆動用モータに外部から電力を供給するための第
1回転給電装置を上記装置固定部側部材と上記外側偏心
盤側部材との間に上記外側偏心盤の軸心と同軸をなすよ
うに配設したことを特徴としている。
記回転駆動用モータに外部から電力を供給するための第
1回転給電装置を上記装置固定部側部材と上記外側偏心
盤側部材との間に上記外側偏心盤の軸心と同軸をなすよ
うに配設したことを特徴としている。
【0009】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記内側偏心盤の電動アクチュエータに外部か
ら電力を供給するための第2回転給電装置を上記外側偏
心盤側部材と内側偏心盤側部材との間に上記内側偏心盤
の軸心と同軸をなすように配設したことを特徴としてい
る。
おいて、上記内側偏心盤の電動アクチュエータに外部か
ら電力を供給するための第2回転給電装置を上記外側偏
心盤側部材と内側偏心盤側部材との間に上記内側偏心盤
の軸心と同軸をなすように配設したことを特徴としてい
る。
【0010】ここで請求項2,3における回転給電装置
には、給電側コアと受電側コアとの磁気的結合によって
給電側から受電側に給電する無接触式のもの,及びスリ
ップリング等を用いたスライド接触式のものの両方が含
まれる。
には、給電側コアと受電側コアとの磁気的結合によって
給電側から受電側に給電する無接触式のもの,及びスリ
ップリング等を用いたスライド接触式のものの両方が含
まれる。
【0011】また、請求項4の発明は、内側,外側偏心
盤を備えた2重偏心構造の偏心テーブル装置において、
工具を外側偏心盤の軸心を中心として上記内側偏心盤の
軸心を通る円上に配設したことを特徴としている。
盤を備えた2重偏心構造の偏心テーブル装置において、
工具を外側偏心盤の軸心を中心として上記内側偏心盤の
軸心を通る円上に配設したことを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1の発明に係る偏心テーブル装置によれ
ば、外側偏心盤,内側偏心盤をそれぞれ装置固定部,外
側偏心盤に固定された別個の駆動用モータで駆動するよ
うにしたので、直交する直線駆動軸の構成を不要にして
加工精度を向上でき、また、複雑な差動機構等を採用す
ることなく内側,及び外側偏心盤の回転角度の制御を行
うことができ、駆動機構を簡略化できる。
ば、外側偏心盤,内側偏心盤をそれぞれ装置固定部,外
側偏心盤に固定された別個の駆動用モータで駆動するよ
うにしたので、直交する直線駆動軸の構成を不要にして
加工精度を向上でき、また、複雑な差動機構等を採用す
ることなく内側,及び外側偏心盤の回転角度の制御を行
うことができ、駆動機構を簡略化できる。
【0013】請求項2の発明に係る偏心テーブル装置に
よれば、第1回転給電装置を上記装置固定部側部材と上
記外側偏心盤側部材との間に外側偏心盤の軸心と同軸を
なすように配設したので、また請求項3の発明では第2
回転給電装置を外側,内側偏心盤側部材間に配設したの
で、回転側部材と固定側部材とをリード線で直接接続す
ることなく上記回転駆動用モータ又は内側偏心盤の電動
アクチュエータに外部から電力を供給することができ
る。その結果モータや電動アクチュエータへのリード線
がもつれることがないので、外側及び内側偏心盤の回転
範囲を制限する必要がなく、信頼性を向上できるととも
にメンテナンスを容易化できる。
よれば、第1回転給電装置を上記装置固定部側部材と上
記外側偏心盤側部材との間に外側偏心盤の軸心と同軸を
なすように配設したので、また請求項3の発明では第2
回転給電装置を外側,内側偏心盤側部材間に配設したの
で、回転側部材と固定側部材とをリード線で直接接続す
ることなく上記回転駆動用モータ又は内側偏心盤の電動
アクチュエータに外部から電力を供給することができ
る。その結果モータや電動アクチュエータへのリード線
がもつれることがないので、外側及び内側偏心盤の回転
範囲を制限する必要がなく、信頼性を向上できるととも
にメンテナンスを容易化できる。
【0014】また、請求項4の発明では、工具を外側偏
心盤の軸心を中心として内側偏心盤の軸心を通る円上に
配設したので、加工可能範囲を拡大できる。
心盤の軸心を中心として内側偏心盤の軸心を通る円上に
配設したので、加工可能範囲を拡大できる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1ないし図4は本発明の一実施例による偏心
テーブル装置を説明するための図であり、図1は該装置
の断面側面視を示す図で図2のI−I線断面図、図2は
図1のII−II線断面図、図3は外側偏心盤の傾斜状態を
示す図2相当図、図4は動作を示す模式図である。
明する。図1ないし図4は本発明の一実施例による偏心
テーブル装置を説明するための図であり、図1は該装置
の断面側面視を示す図で図2のI−I線断面図、図2は
図1のII−II線断面図、図3は外側偏心盤の傾斜状態を
示す図2相当図、図4は動作を示す模式図である。
【0016】図において、14は偏心テーブル装置であ
り、該偏心テーブル装置14は、装置本体(装置固定
部)1と、該装置本体1によって軸心B回りに回転自在
に支持された外側偏心盤2と、該外側偏心盤2によって
軸心A回りに回転自在に支持された内側偏心盤4とを備
えている。なお、図中、SPは図示左右(水平)方向に
移動可能に配設された主軸であり、該主軸SPの先端に
は工具Tが装着されている。ここで本実施例では、上記
主軸SPの軸心は上記軸心Aと一致している。
り、該偏心テーブル装置14は、装置本体(装置固定
部)1と、該装置本体1によって軸心B回りに回転自在
に支持された外側偏心盤2と、該外側偏心盤2によって
軸心A回りに回転自在に支持された内側偏心盤4とを備
えている。なお、図中、SPは図示左右(水平)方向に
移動可能に配設された主軸であり、該主軸SPの先端に
は工具Tが装着されている。ここで本実施例では、上記
主軸SPの軸心は上記軸心Aと一致している。
【0017】上記装置本体1は、正面視略矩形の支持プ
レート部1aと、外部固定部13に固定されたベース部
1bとを有する横断面L形状のものであり、上記支持プ
レート部1aには軸心Bを中心軸とする支持穴1cが水
平方向に貫通形成されている。
レート部1aと、外部固定部13に固定されたベース部
1bとを有する横断面L形状のものであり、上記支持プ
レート部1aには軸心Bを中心軸とする支持穴1cが水
平方向に貫通形成されている。
【0018】上記外側偏心盤2は円盤形状のものであ
り、上記支持プレート部1aの支持穴1c内に挿入配置
され、軸受3を介して回転自在に支持されている。また
この外側偏心盤2の外周面後端部にはウォームホイル2
bが形成されている。該ウォームホイル2bには、外側
偏心盤駆動装置7を構成する旋回駆動用モータ7bの出
力軸に固着されたウォーム7aが噛合しており、該外側
偏心盤駆動装置7は上記装置本体1の支持プレート部1
aの背面に固定されている。このようにして外側偏心盤
2は上記旋回駆動用モータ7bによって軸心B回りに旋
回駆動される。
り、上記支持プレート部1aの支持穴1c内に挿入配置
され、軸受3を介して回転自在に支持されている。また
この外側偏心盤2の外周面後端部にはウォームホイル2
bが形成されている。該ウォームホイル2bには、外側
偏心盤駆動装置7を構成する旋回駆動用モータ7bの出
力軸に固着されたウォーム7aが噛合しており、該外側
偏心盤駆動装置7は上記装置本体1の支持プレート部1
aの背面に固定されている。このようにして外側偏心盤
2は上記旋回駆動用モータ7bによって軸心B回りに旋
回駆動される。
【0019】上記外側偏心盤2には、上記軸心Bから所
定距離偏心した軸心Aを中心軸とする支持穴2aが水平
方向に貫通形成されている。該支持穴2a内に上記内側
偏心盤4が挿入配置され、軸受5を介して回転自在に支
持されている。またこの内側偏心盤4の外周面後端部に
形成されたウォームホイル4bには、内側偏心盤駆動装
置8を構成するウォーム8aが噛合しており、該ウォー
ム8aには回転駆動用モータ8bの出力軸に固着された
タイミングプーリ8dがタイミングベルト8c,及びタ
イミングプーリ8eを介して連結されている。また上記
内側偏心盤駆動装置8は上記外側偏心盤2の背面に固定
されている。
定距離偏心した軸心Aを中心軸とする支持穴2aが水平
方向に貫通形成されている。該支持穴2a内に上記内側
偏心盤4が挿入配置され、軸受5を介して回転自在に支
持されている。またこの内側偏心盤4の外周面後端部に
形成されたウォームホイル4bには、内側偏心盤駆動装
置8を構成するウォーム8aが噛合しており、該ウォー
ム8aには回転駆動用モータ8bの出力軸に固着された
タイミングプーリ8dがタイミングベルト8c,及びタ
イミングプーリ8eを介して連結されている。また上記
内側偏心盤駆動装置8は上記外側偏心盤2の背面に固定
されている。
【0020】また、上記内側偏心盤4内には電動チャッ
ク6が配設されており、該チャック6のチャック爪6a
によってワークWが上記内側偏心盤4の前面に保持され
る。この場合、主軸SP、つまり工具Tが軸心Aと一致
していることから、ワークWの被加工部W1は外側偏心
盤2の軸心から若干偏心した所に位置することとなる。
なお、工具Tの配置位置は必ずしも軸心Aに一致させる
必要はなく、図4に示すように、軸心Bを中心として上
記軸心Aを通る円D上であればどこに配置しても良い。
ク6が配設されており、該チャック6のチャック爪6a
によってワークWが上記内側偏心盤4の前面に保持され
る。この場合、主軸SP、つまり工具Tが軸心Aと一致
していることから、ワークWの被加工部W1は外側偏心
盤2の軸心から若干偏心した所に位置することとなる。
なお、工具Tの配置位置は必ずしも軸心Aに一致させる
必要はなく、図4に示すように、軸心Bを中心として上
記軸心Aを通る円D上であればどこに配置しても良い。
【0021】また上記ベース部1bに立設された支持部
材(装置固定部側部材)10と上記外側偏心盤2に固定
された支持部材(外側偏心盤側部材)12との間には、
外部から外側偏心盤2側に電力,及び制御信号を供給す
る第1回転給電装置9が配設されている。この第1回転
給電装置9は、多数巻線を有する一対の給電側コア9b
と受電側コア9aとを備え、両コア9b,9aの磁気的
結合により電力,制御信号を給電側から受電側に無接触
で供給する、いわゆる無接触式のものである。上記給電
側,受電側コア9b,9aは何れも円盤形状のもので、
それぞれ上記支持部材10,12に上記軸線Bと同軸を
なし、かつ所定の空隙をあけて対向するように配置固定
されている。
材(装置固定部側部材)10と上記外側偏心盤2に固定
された支持部材(外側偏心盤側部材)12との間には、
外部から外側偏心盤2側に電力,及び制御信号を供給す
る第1回転給電装置9が配設されている。この第1回転
給電装置9は、多数巻線を有する一対の給電側コア9b
と受電側コア9aとを備え、両コア9b,9aの磁気的
結合により電力,制御信号を給電側から受電側に無接触
で供給する、いわゆる無接触式のものである。上記給電
側,受電側コア9b,9aは何れも円盤形状のもので、
それぞれ上記支持部材10,12に上記軸線Bと同軸を
なし、かつ所定の空隙をあけて対向するように配置固定
されている。
【0022】さらにまた上記外側偏心盤2に固定された
支持部材12と内側偏心盤4の支持部材(内側偏心盤側
部材)4cとの間には、外部から上記第1回転給電装置
9を介して内側偏心盤4内の電動チャック6に電力,及
び制御信号を供給する第2回転給電装置11が配設され
ている。この第2回転給電装置11は一対の給電側コア
11bと受電側コア11aとからなる無接触式のもので
あり、上記給電側,受電側コア11b,11aは何れも
円盤形状のもので、それぞれ上記支持部材12,4cに
上記軸線Aと同軸をなし、かつ所定の空隙をあけて対向
するように配置固定されている。なお、上記無接触式給
電装置は、例えば特開平4−345008号公報に開示
されているように従来公知であるので、その詳細な説明
は省略する。
支持部材12と内側偏心盤4の支持部材(内側偏心盤側
部材)4cとの間には、外部から上記第1回転給電装置
9を介して内側偏心盤4内の電動チャック6に電力,及
び制御信号を供給する第2回転給電装置11が配設され
ている。この第2回転給電装置11は一対の給電側コア
11bと受電側コア11aとからなる無接触式のもので
あり、上記給電側,受電側コア11b,11aは何れも
円盤形状のもので、それぞれ上記支持部材12,4cに
上記軸線Aと同軸をなし、かつ所定の空隙をあけて対向
するように配置固定されている。なお、上記無接触式給
電装置は、例えば特開平4−345008号公報に開示
されているように従来公知であるので、その詳細な説明
は省略する。
【0023】ここで図1において、一点鎖線(太線)は
電力供給用リード線を、破線は制御信号供給用リード線
をそれぞれ示しており、電源供給用リード線は図示しな
い外部電源装置に、制御信号供給用リード線は図示しな
い制御装置に接続されている。上記制御装置は、上記旋
回駆動用モータ7bに外側偏心盤2の回転角度を制御す
るための旋回制御信号を、回転駆動用モータ8bに内側
偏心盤4の回転角度を制御するための回転制御信号を供
給する。
電力供給用リード線を、破線は制御信号供給用リード線
をそれぞれ示しており、電源供給用リード線は図示しな
い外部電源装置に、制御信号供給用リード線は図示しな
い制御装置に接続されている。上記制御装置は、上記旋
回駆動用モータ7bに外側偏心盤2の回転角度を制御す
るための旋回制御信号を、回転駆動用モータ8bに内側
偏心盤4の回転角度を制御するための回転制御信号を供
給する。
【0024】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例装置では、電力,制御信号は、旋回駆動用
モータ7bには外部から直接供給され、回転駆動用モー
タ8bには第1回転給電装置9を介して供給され、また
内側偏心盤4内の電動チャック6には第1,第2給電装
置9,11を介して供給される。
る。本実施例装置では、電力,制御信号は、旋回駆動用
モータ7bには外部から直接供給され、回転駆動用モー
タ8bには第1回転給電装置9を介して供給され、また
内側偏心盤4内の電動チャック6には第1,第2給電装
置9,11を介して供給される。
【0025】ここで図4に示すように、本実施例装置に
おいてワークWを曲線Cに示すように加工するには、曲
線C上のポイントW2,W3・・・が工具Tとの接触位
置である被加工部W1に位置するようにワークWを旋
回,及び回転させる。例えばポイントW2に着目する
と、回転駆動用モータ8bによって内側偏心盤4を回転
駆動してワークWのポイントW2を軸心Aを中心に回動
させて円周E上を移動させながら旋回駆動用モータ7b
によって外側偏心盤2を旋回駆動して上記ポイントW2
を円周Fに沿って被加工部W1に移動させる。なお、上
記動作の理解を容易にするためにワークが固定され、工
具Tが移動するものと仮定すると、工具Tは外側偏心盤
2の旋回により円周D上をP1まで移動し、内側偏心盤
4の回転により矢印で示すようにW2まで移動すること
となる。ポイントW3についても同様であり、このよう
にして曲線Cに沿った加工が行われる。この場合、上記
回転駆動用モータ8bは、外側偏心盤2に固定されてお
り、該偏心盤2と共に回転するから、内側,外側偏心盤
4,2間に相対角度偏差は生じない。
おいてワークWを曲線Cに示すように加工するには、曲
線C上のポイントW2,W3・・・が工具Tとの接触位
置である被加工部W1に位置するようにワークWを旋
回,及び回転させる。例えばポイントW2に着目する
と、回転駆動用モータ8bによって内側偏心盤4を回転
駆動してワークWのポイントW2を軸心Aを中心に回動
させて円周E上を移動させながら旋回駆動用モータ7b
によって外側偏心盤2を旋回駆動して上記ポイントW2
を円周Fに沿って被加工部W1に移動させる。なお、上
記動作の理解を容易にするためにワークが固定され、工
具Tが移動するものと仮定すると、工具Tは外側偏心盤
2の旋回により円周D上をP1まで移動し、内側偏心盤
4の回転により矢印で示すようにW2まで移動すること
となる。ポイントW3についても同様であり、このよう
にして曲線Cに沿った加工が行われる。この場合、上記
回転駆動用モータ8bは、外側偏心盤2に固定されてお
り、該偏心盤2と共に回転するから、内側,外側偏心盤
4,2間に相対角度偏差は生じない。
【0026】このように本実施例では、旋回駆動用モー
タ7bを装置本体(装置固定部)1に取り付け、回転駆
動用モータ8bを外側偏心盤2側に取り付けたので、直
交する直線駆動軸による構成は不要となり、加工精度を
向上できる。また、内側,外側偏心盤4,2は同期回転
するので、複雑な差動機構を採用することなく内側,及
び外側偏心盤の回転角度の制御を行うことができ、駆動
機構を簡略化できる。
タ7bを装置本体(装置固定部)1に取り付け、回転駆
動用モータ8bを外側偏心盤2側に取り付けたので、直
交する直線駆動軸による構成は不要となり、加工精度を
向上できる。また、内側,外側偏心盤4,2は同期回転
するので、複雑な差動機構を採用することなく内側,及
び外側偏心盤の回転角度の制御を行うことができ、駆動
機構を簡略化できる。
【0027】また、第1回転給電装置9を装置固定部側
部材と外側偏心盤側部材との間に上記軸心Bと同軸をな
すように配設し、また第2回転給電装置11を外側偏心
盤側部材と内側偏心盤側部材との間に上記軸心Aと同軸
をなすように配設したので、回転する外側偏心盤2,内
側偏心盤4と装置固定部とをリード線によって直接接続
することなく各モータ及び電動チャックに外部から電力
及び制御信号を供給することができる。従ってモータ等
へのリード線がもつれることがないので、外側及び内側
偏心盤2,4の回転範囲を制限する必要がなく、信頼性
を向上できるとともにメンテナンスを容易化できる。ち
なみに、回転給電装置を設けない場合は、回転部材(偏
心盤)と非回転部材(装置固定部)とを長いリード線で
接続することとなるが、このようにした場合はリード線
のもつれが生じ、結局偏心盤の回転可能範囲を制限せざ
るを得ない。
部材と外側偏心盤側部材との間に上記軸心Bと同軸をな
すように配設し、また第2回転給電装置11を外側偏心
盤側部材と内側偏心盤側部材との間に上記軸心Aと同軸
をなすように配設したので、回転する外側偏心盤2,内
側偏心盤4と装置固定部とをリード線によって直接接続
することなく各モータ及び電動チャックに外部から電力
及び制御信号を供給することができる。従ってモータ等
へのリード線がもつれることがないので、外側及び内側
偏心盤2,4の回転範囲を制限する必要がなく、信頼性
を向上できるとともにメンテナンスを容易化できる。ち
なみに、回転給電装置を設けない場合は、回転部材(偏
心盤)と非回転部材(装置固定部)とを長いリード線で
接続することとなるが、このようにした場合はリード線
のもつれが生じ、結局偏心盤の回転可能範囲を制限せざ
るを得ない。
【0028】図5は、内側偏心盤部分の変形例を示す。
この例では、内側偏心盤4の軸心Aを外側偏心盤2の外
周近くに位置させてA〜B間寸法を大きく設定するとと
もに内側偏心盤4にフランジ4dを形成し、このフラン
ジ4dにワークWを固定している。この例では内側偏心
盤4の直径を越えるワークを加工でき、最大加工径はA
〜B寸法の2倍となる。
この例では、内側偏心盤4の軸心Aを外側偏心盤2の外
周近くに位置させてA〜B間寸法を大きく設定するとと
もに内側偏心盤4にフランジ4dを形成し、このフラン
ジ4dにワークWを固定している。この例では内側偏心
盤4の直径を越えるワークを加工でき、最大加工径はA
〜B寸法の2倍となる。
【0029】なお、上記実施例では、内側偏心盤4の電
動アクチュエータとして内側偏心盤4内に配設され電動
チャックを例示したが、これに限らず例えばワークを固
定する治具装置等のアクチュエータであっても良い。ま
た上記内側偏心盤4内に回転主軸を配設し、該主軸に上
記電動チャック6を装着し、上記回転主軸をモータで駆
動するように構成し、上記ワークWを旋削するようにし
た場合は、この主軸駆動用モータが上記電動アクチュエ
ータとなる。
動アクチュエータとして内側偏心盤4内に配設され電動
チャックを例示したが、これに限らず例えばワークを固
定する治具装置等のアクチュエータであっても良い。ま
た上記内側偏心盤4内に回転主軸を配設し、該主軸に上
記電動チャック6を装着し、上記回転主軸をモータで駆
動するように構成し、上記ワークWを旋削するようにし
た場合は、この主軸駆動用モータが上記電動アクチュエ
ータとなる。
【0030】また上記実施例では、外側,内側偏心盤
2,4をウォーム,ウォームホイルを介して回転駆動し
たが、回転駆動できれはどのような構成でもよく、例え
ば平歯車やタイミングベルトを介して回転駆動するよう
にしてもよい。
2,4をウォーム,ウォームホイルを介して回転駆動し
たが、回転駆動できれはどのような構成でもよく、例え
ば平歯車やタイミングベルトを介して回転駆動するよう
にしてもよい。
【0031】また、上記回転給電装置は、無接触式のも
のに限らず、スリップリング等の接触式のものも採用で
きる。
のに限らず、スリップリング等の接触式のものも採用で
きる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明に係る偏心テーブル装置
によれば、外側偏心盤,内側偏心盤をそれぞれ別個の駆
動モータで直接駆動するとともに、内側偏心盤駆動用モ
ータを外側偏心盤に固定したので、加工精度を向上でき
る効果があり、また、複雑な差動機構を採用することな
く内側,及び外側偏心盤の回転角度の制御を行うことが
でき、駆動機構を簡略化できる効果がある。
によれば、外側偏心盤,内側偏心盤をそれぞれ別個の駆
動モータで直接駆動するとともに、内側偏心盤駆動用モ
ータを外側偏心盤に固定したので、加工精度を向上でき
る効果があり、また、複雑な差動機構を採用することな
く内側,及び外側偏心盤の回転角度の制御を行うことが
でき、駆動機構を簡略化できる効果がある。
【0033】請求項2の発明に係る偏心テーブル装置に
よれば、第1回転給電装置を上記装置固定部側部材と上
記外側偏心盤側部材との間に、かつ外側偏心盤の軸心と
同軸をなすように配設したので、また請求項3の発明に
よれば第2回転給電装置を上記外側,内側偏心盤側部材
間に、内側偏心盤の軸心と同軸をなすように配設したの
で回転する外側,内側偏心盤と装置固定部とをリード線
で直接接続することなく上記各モータ及び電動アクチュ
エータに外部から電力を供給することができ、モータ等
へのリード線がもつれることがないので、外側及び内側
偏心盤の回転範囲を制限する必要がなく、信頼性を向上
できるとともにメンテナンスを容易化できる効果があ
る。
よれば、第1回転給電装置を上記装置固定部側部材と上
記外側偏心盤側部材との間に、かつ外側偏心盤の軸心と
同軸をなすように配設したので、また請求項3の発明に
よれば第2回転給電装置を上記外側,内側偏心盤側部材
間に、内側偏心盤の軸心と同軸をなすように配設したの
で回転する外側,内側偏心盤と装置固定部とをリード線
で直接接続することなく上記各モータ及び電動アクチュ
エータに外部から電力を供給することができ、モータ等
へのリード線がもつれることがないので、外側及び内側
偏心盤の回転範囲を制限する必要がなく、信頼性を向上
できるとともにメンテナンスを容易化できる効果があ
る。
【0034】請求項4の発明によれば、工具を外側偏心
盤の軸心を中心として内側偏心盤の軸心を通る円上に配
設したので、加工可能範囲を拡大できる効果がある。
盤の軸心を中心として内側偏心盤の軸心を通る円上に配
設したので、加工可能範囲を拡大できる効果がある。
【図1】請求項1〜4の発明の一実施例による偏心テー
ブル装置の断面側面図(図2のI−I線断面図)であ
る。
ブル装置の断面側面図(図2のI−I線断面図)であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】上記実施例の外側偏心盤が傾斜した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】上記実施例の動作を説明するための模式図であ
る。
る。
【図5】上記実施例における内側偏心盤部分の変形例を
示す断面側面図である。
示す断面側面図である。
1 装置本体(装置固定部) 2 外側偏心盤 4 内側偏心盤 6 電動チャック 7b 旋回駆動用モータ 8b 回転駆動用モータ 9 第1回転給電装置 11 第2回転給電装置 14 偏心テーブル装置 A 内側偏心盤の軸心 B 外側偏心盤の軸心 W ワーク W1 ワークの被加工部
Claims (4)
- 【請求項1】 ワークが装着される内側偏心盤を外側偏
心盤の軸心から偏心した位置に回転可能に配設し、該外
側偏心盤を装置固定部により回転可能に支持してなり、
ワークの被加工部を外側偏心盤の軸心を中心として旋回
させながら上記内側偏心盤の軸心を中心として回転させ
る偏心テーブル装置において、上記装置固定部に上記外
側偏心盤を旋回駆動する旋回駆動用モータを固定し、上
記外側偏心盤に上記内側偏心盤を回転駆動する回転駆動
用モータを固定したことを特徴とする偏心テーブル装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記回転駆動用モー
タに外部から電力を供給するための第1回転給電装置を
上記装置固定部側部材と上記外側偏心盤側部材との間に
上記外側偏心盤の軸心と同軸をなすように配設したこと
を特徴とする偏心テーブル装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、上記内側偏心
盤の電動アクチュエータに外部から電力を供給するため
の第2回転給電装置を上記外側偏心盤側部材と内側偏心
盤側部材との間に上記内側偏心盤の軸心と同軸をなすよ
うに配設したことを特徴とする偏心テーブル装置。 - 【請求項4】 ワークが装着される内側偏心盤を外側偏
心盤の軸心から偏心した位置に回転可能に配設し、該外
側偏心盤を装置固定部により回転可能に支持してなり、
ワークの被加工部を外側偏心盤の軸心を中心として旋回
させながら上記内側偏心盤の軸心を中心として回転させ
る偏心テーブル装置において、工具を上記外側偏心盤の
軸心を中心として上記内側偏心盤の軸心を通る円上に配
設したことを特徴とする偏心テーブル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15031393A JPH0819924A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 偏心テーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15031393A JPH0819924A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 偏心テーブル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0819924A true JPH0819924A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15494294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15031393A Pending JPH0819924A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 偏心テーブル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819924A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007285757A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Mitsutoyo Corp | 形状測定機 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP15031393A patent/JPH0819924A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007285757A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Mitsutoyo Corp | 形状測定機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040128 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |