JPH08199740A - 横葺き用断熱屋根板 - Google Patents
横葺き用断熱屋根板Info
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- JPH08199740A JPH08199740A JP23590995A JP23590995A JPH08199740A JP H08199740 A JPH08199740 A JP H08199740A JP 23590995 A JP23590995 A JP 23590995A JP 23590995 A JP23590995 A JP 23590995A JP H08199740 A JPH08199740 A JP H08199740A
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造工程の削減および断熱性、遮音性、係止
部と係合部の嵌合部の強度、耐風性、耐蝕性、耐久性を
同時に満足させることができる横葺き用断熱屋根板を提
供すること。 【解決手段】 屋根板本体、硬質発泡体、裏面材とから
なり、軒方向に設けられた係止部は、屋根板本体の軒方
向の端部が、傾斜面を介して棟方向に折り返され、さら
に該端部の先端部が軒方向に折り返されることにより形
成され、棟方向に設けられた係合部は、屋根板本体の棟
方向の端部が、隣接する屋根板の係止部に嵌合可能に屋
根板本体の上部に突出するように折り曲げ形成され、か
つ該突出部の内部に硬質発泡体が充填されている横葺き
用断熱屋根板。
部と係合部の嵌合部の強度、耐風性、耐蝕性、耐久性を
同時に満足させることができる横葺き用断熱屋根板を提
供すること。 【解決手段】 屋根板本体、硬質発泡体、裏面材とから
なり、軒方向に設けられた係止部は、屋根板本体の軒方
向の端部が、傾斜面を介して棟方向に折り返され、さら
に該端部の先端部が軒方向に折り返されることにより形
成され、棟方向に設けられた係合部は、屋根板本体の棟
方向の端部が、隣接する屋根板の係止部に嵌合可能に屋
根板本体の上部に突出するように折り曲げ形成され、か
つ該突出部の内部に硬質発泡体が充填されている横葺き
用断熱屋根板。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱性、遮音性、
耐風性および強度の向上などができる横葺き用断熱屋根
板に関する。
耐風性および強度の向上などができる横葺き用断熱屋根
板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根板本体の軒方向の端部には係
止部が、一方棟方向の端部には係合部が形成されている
横葺き用屋根板として、例えば実開昭59−10272
2号公報に記載されたようなものがある。この従来の横
葺き用屋根板は、主に屋根板本体の裏面にポリウレタ
ン、その他の材質からなる発泡体が例えば接着剤などを
介して添設されることで、屋根板の断熱性、消音性また
は遮音性の向上を図ったものである。なお、この発泡体
は、係合部内には設けられていない。また、この従来の
横葺き用屋根板における係止部の軒側方向の端部形状
は、屋根板の施工後における互いに隣接する屋根板の係
止部および係合部を嵌合させた嵌合部の強度向上を図る
ため、屋根板本体の面に対してほぼ直角に折れ曲がった
形状を有している。
止部が、一方棟方向の端部には係合部が形成されている
横葺き用屋根板として、例えば実開昭59−10272
2号公報に記載されたようなものがある。この従来の横
葺き用屋根板は、主に屋根板本体の裏面にポリウレタ
ン、その他の材質からなる発泡体が例えば接着剤などを
介して添設されることで、屋根板の断熱性、消音性また
は遮音性の向上を図ったものである。なお、この発泡体
は、係合部内には設けられていない。また、この従来の
横葺き用屋根板における係止部の軒側方向の端部形状
は、屋根板の施工後における互いに隣接する屋根板の係
止部および係合部を嵌合させた嵌合部の強度向上を図る
ため、屋根板本体の面に対してほぼ直角に折れ曲がった
形状を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
横葺き用屋根板では、このように屋根板本体の裏面など
への発泡体の添設に例えば接着剤などを使用していたた
め、この屋根板の製造工程が増加していた。また、この
従来の横葺き用屋根板では、前述したように発泡体が係
合部内に設けられていないため、施工後の屋根板の断熱
性、消音性または遮音性の効果が弱くなっていた。
横葺き用屋根板では、このように屋根板本体の裏面など
への発泡体の添設に例えば接着剤などを使用していたた
め、この屋根板の製造工程が増加していた。また、この
従来の横葺き用屋根板では、前述したように発泡体が係
合部内に設けられていないため、施工後の屋根板の断熱
性、消音性または遮音性の効果が弱くなっていた。
【0004】さらに、従来の横葺き用屋根板では、係止
部の軒側方向の端部形状が、屋根板本体の面に対してほ
ぼ直角に折れ曲がった形状を有しているため、施工後の
屋根板の嵌合部における強度向上は比較的良好なもの
の、強風時、風の抵抗をこの係止部の折曲面が直に受け
てこの屋根板が強風に煽られて捲き上げられる恐れがあ
るとともに、例えば雨天時などにおける屋根板上を流れ
落ちる雨水などの水切りが悪くなったり、しかも外部の
塵および埃などがこの嵌合部の隙間内に入り込み易くな
り、このためこの隙間に溜まった塵などが原因で屋根板
が腐食されて耐久性も低下していた。そこで、これらの
課題を解消するために横葺き用屋根板における係止部の
軒側方向の端部を、単に下方傾斜させることが考えられ
るが、このように単に下方傾斜させるだけでは施工後に
おける係止部と係合部とを嵌合した嵌合部の強度低下と
いう新たな課題が生じる恐れがある。本発明は、このよ
うな従来技術を背景になされたもので、製造工程の削減
および断熱性、消音性または遮音性、施工後における係
止部と係合部とを嵌合した嵌合部の強度、耐風性、水切
り性、耐蝕性ならびに耐久性の向上を同時に満足させる
ことができる横葺き用断熱屋根板を提供することを目的
とする。
部の軒側方向の端部形状が、屋根板本体の面に対してほ
ぼ直角に折れ曲がった形状を有しているため、施工後の
屋根板の嵌合部における強度向上は比較的良好なもの
の、強風時、風の抵抗をこの係止部の折曲面が直に受け
てこの屋根板が強風に煽られて捲き上げられる恐れがあ
るとともに、例えば雨天時などにおける屋根板上を流れ
落ちる雨水などの水切りが悪くなったり、しかも外部の
塵および埃などがこの嵌合部の隙間内に入り込み易くな
り、このためこの隙間に溜まった塵などが原因で屋根板
が腐食されて耐久性も低下していた。そこで、これらの
課題を解消するために横葺き用屋根板における係止部の
軒側方向の端部を、単に下方傾斜させることが考えられ
るが、このように単に下方傾斜させるだけでは施工後に
おける係止部と係合部とを嵌合した嵌合部の強度低下と
いう新たな課題が生じる恐れがある。本発明は、このよ
うな従来技術を背景になされたもので、製造工程の削減
および断熱性、消音性または遮音性、施工後における係
止部と係合部とを嵌合した嵌合部の強度、耐風性、水切
り性、耐蝕性ならびに耐久性の向上を同時に満足させる
ことができる横葺き用断熱屋根板を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋根板本体
と、屋根板本体と一体的に発泡形成された硬質発泡体
と、該硬質発泡体の裏面に設けられた裏面材とからな
り、屋根板本体の軒方向の端部には係止部が、一方棟方
向の端部には箱形の係合部が形成された横葺き用屋根板
であって、係止部は、屋根板本体の軒方向の端部が、傾
斜面を介して棟方向に折り返され、さらに該端部の先端
部が軒方向に折り返されることにより形成され、一方係
合部は、屋根板本体の棟方向の端部が、隣接する屋根板
の係止部に嵌合可能に屋根板本体の上部に突出するよう
に折り曲げ形成され、かつ該突出部の内部に硬質発泡体
が充填されている横葺き用断熱屋根板を提供するもので
ある。
と、屋根板本体と一体的に発泡形成された硬質発泡体
と、該硬質発泡体の裏面に設けられた裏面材とからな
り、屋根板本体の軒方向の端部には係止部が、一方棟方
向の端部には箱形の係合部が形成された横葺き用屋根板
であって、係止部は、屋根板本体の軒方向の端部が、傾
斜面を介して棟方向に折り返され、さらに該端部の先端
部が軒方向に折り返されることにより形成され、一方係
合部は、屋根板本体の棟方向の端部が、隣接する屋根板
の係止部に嵌合可能に屋根板本体の上部に突出するよう
に折り曲げ形成され、かつ該突出部の内部に硬質発泡体
が充填されている横葺き用断熱屋根板を提供するもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の横葺き用断熱屋根板は、
少なくとも屋根板本体の裏面および係合部の内部に硬質
発泡体を一体的に設けて製造する。このため、横葺き用
断熱屋根板の製造工程の削減ができる。こうして製造さ
れた横葺き用断熱屋根板は、屋根板施工面に、互いに隣
接する屋根板どうしの係止部と係合部とを順次嵌合して
連結・施工する。このとき、少なくとも屋根板本体の裏
面および係合部の内部には硬質発泡体が設けられている
ため、横葺き用断熱屋根板の断熱性、消音性または遮音
性の向上ができる。また、このように係合部の内部には
硬質発泡体が設けられているため、施工後におけるこれ
らの係止部と係合部とを嵌合した嵌合部の強度向上がで
きる。
少なくとも屋根板本体の裏面および係合部の内部に硬質
発泡体を一体的に設けて製造する。このため、横葺き用
断熱屋根板の製造工程の削減ができる。こうして製造さ
れた横葺き用断熱屋根板は、屋根板施工面に、互いに隣
接する屋根板どうしの係止部と係合部とを順次嵌合して
連結・施工する。このとき、少なくとも屋根板本体の裏
面および係合部の内部には硬質発泡体が設けられている
ため、横葺き用断熱屋根板の断熱性、消音性または遮音
性の向上ができる。また、このように係合部の内部には
硬質発泡体が設けられているため、施工後におけるこれ
らの係止部と係合部とを嵌合した嵌合部の強度向上がで
きる。
【0007】さらに、この係止部の軒方向の端部が下方
傾斜されているため、強風時、風の抵抗を直にこの係止
部の傾斜面で受けることがなく、従って屋根板がこの強
風に煽られて捲き上げられる恐れが減少して屋根板の耐
風性が向上するとともに、例えば雨天時などにおける屋
根板上を流れ落ちる雨水も段差が少なく円滑に流れるた
め水切り性も向上し、しかも外部の塵および埃などがこ
の嵌合部の隙間内に入り込み難くなり、このため屋根板
の耐蝕性および耐久性の向上ができる。
傾斜されているため、強風時、風の抵抗を直にこの係止
部の傾斜面で受けることがなく、従って屋根板がこの強
風に煽られて捲き上げられる恐れが減少して屋根板の耐
風性が向上するとともに、例えば雨天時などにおける屋
根板上を流れ落ちる雨水も段差が少なく円滑に流れるた
め水切り性も向上し、しかも外部の塵および埃などがこ
の嵌合部の隙間内に入り込み難くなり、このため屋根板
の耐蝕性および耐久性の向上ができる。
【0008】また、屋根板本体の軒方向の端部におい
て、棟方向に一旦折り返されたのち、先端部をさらに軒
方向に折り返しているので、係止部と係合部により空隙
部が形成されて、隙間から雨水が屋根裏へ侵入しにくく
なる。特に、傾斜のある屋根板施工面に施工したときに
は、隙間が空隙部の奥の方に位置する上、空隙部の開口
部分よりも隙間の位置が高くなるため、雨水の侵入を一
層効果的に防止することができる。施工後、嵌合部の段
差が視覚上大きく見え、従来の屋根板に比べて立体感が
得られる上、雨水の屋根裏への侵入も防止できる。
て、棟方向に一旦折り返されたのち、先端部をさらに軒
方向に折り返しているので、係止部と係合部により空隙
部が形成されて、隙間から雨水が屋根裏へ侵入しにくく
なる。特に、傾斜のある屋根板施工面に施工したときに
は、隙間が空隙部の奥の方に位置する上、空隙部の開口
部分よりも隙間の位置が高くなるため、雨水の侵入を一
層効果的に防止することができる。施工後、嵌合部の段
差が視覚上大きく見え、従来の屋根板に比べて立体感が
得られる上、雨水の屋根裏への侵入も防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、本発明はこの実施例に限定されない。なお、こ
の実施例を述べるにあたって、一般住宅用の横葺き用断
熱屋根板を例にとる。本発明の実施例の横葺き用断熱屋
根板は、屋根板本体10と、屋根板本体と一体的に発泡
形成された硬質発泡体20と、発泡体の裏面に設けられ
た裏面材21とからなる横葺き用断熱屋根板であって、
第1図に示すように屋根板本体10の軒方向の端部10
aには係止部11が、一方、棟方向の端部10bには箱
形の係合部12が形成されているものである。
するが、本発明はこの実施例に限定されない。なお、こ
の実施例を述べるにあたって、一般住宅用の横葺き用断
熱屋根板を例にとる。本発明の実施例の横葺き用断熱屋
根板は、屋根板本体10と、屋根板本体と一体的に発泡
形成された硬質発泡体20と、発泡体の裏面に設けられ
た裏面材21とからなる横葺き用断熱屋根板であって、
第1図に示すように屋根板本体10の軒方向の端部10
aには係止部11が、一方、棟方向の端部10bには箱
形の係合部12が形成されているものである。
【0010】この屋根板本体10は、横葺き用断熱屋根
板の本体で、係止部11および係合部12と一体的に製
造される。その素材としては例えばカラー鋼板、カラー
アルミニウム板、カラーステンレス板、銅板、ガルバニ
ウム鋼板、塩化ビニル樹脂鋼板、合成樹脂板および制振
鋼板などが使用されるが、特に金属板が好適である。
板の本体で、係止部11および係合部12と一体的に製
造される。その素材としては例えばカラー鋼板、カラー
アルミニウム板、カラーステンレス板、銅板、ガルバニ
ウム鋼板、塩化ビニル樹脂鋼板、合成樹脂板および制振
鋼板などが使用されるが、特に金属板が好適である。
【0011】屋根板本体10の裏面10cには、硬質発
泡体20が積層されている。屋根板本体に積層される硬
質発泡体20は、横葺き用断熱屋根板の断熱性、消音性
または遮音性の向上を図るための部材で、この素材とし
ては例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレー
トフォーム、フェノールフォーム、ポリエチレンフォー
ム、ポリプロピレンフォームなどが使用できる。また、
硬質発泡体20の成形時における型枠代用および製造後
の硬質発泡体20の表面保護のために、この硬質発泡体
20の裏面に裏面材21が積層されている。この裏面材
21の素材としては例えばアルミニウム蒸着紙、アルミ
ニウム箔ラミネート紙、アルミニウム箔、スチール箔な
どが使用できる。
泡体20が積層されている。屋根板本体に積層される硬
質発泡体20は、横葺き用断熱屋根板の断熱性、消音性
または遮音性の向上を図るための部材で、この素材とし
ては例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレー
トフォーム、フェノールフォーム、ポリエチレンフォー
ム、ポリプロピレンフォームなどが使用できる。また、
硬質発泡体20の成形時における型枠代用および製造後
の硬質発泡体20の表面保護のために、この硬質発泡体
20の裏面に裏面材21が積層されている。この裏面材
21の素材としては例えばアルミニウム蒸着紙、アルミ
ニウム箔ラミネート紙、アルミニウム箔、スチール箔な
どが使用できる。
【0012】また、係止部11および係合部12は、施
工時に互いに隣接する横葺き用断熱屋根板の係合部12
または係止部11に嵌合してこれらの横葺き用断熱屋根
板を順次連接させるための屋根板連結用の部材で、各々
嵌合可能なように折曲形成されている。
工時に互いに隣接する横葺き用断熱屋根板の係合部12
または係止部11に嵌合してこれらの横葺き用断熱屋根
板を順次連接させるための屋根板連結用の部材で、各々
嵌合可能なように折曲形成されている。
【0013】係止部11は、屋根板本体10の軒方向の
端部10aが、平坦面11a、傾斜面11bを介して棟
方向に折り返されて折り返し部11cとなったのち、さ
らに該折り返し部11cの先端部11dを軒方向に折り
返すことにより形成されている。すなわち、屋根板本体
の端部10aは、平坦面11a、傾斜面11bおよび折
り返し部11cにより、略カギ形断面の形状となってい
る。さらに、先端部11dがさらに軒方向に折り返され
ることにより、係止部11と係合部12により空隙部1
30が形成されるので、隙間131から雨水が屋根裏へ
侵入しにくくなる。特に、傾斜のある屋根に施工したと
きには、隙間131が空隙部130の奥の方に位置する
上に、空隙部130の開口部分よりも係止部11と係合
部12の隙間131の位置が高くなるため、雨水の侵入
を一層効果的に防止することができる。また、空隙部1
30の存在により、施工後、嵌合部の段差が視覚上大き
く見え、従来の屋根板に比べて立体感が得られる。
端部10aが、平坦面11a、傾斜面11bを介して棟
方向に折り返されて折り返し部11cとなったのち、さ
らに該折り返し部11cの先端部11dを軒方向に折り
返すことにより形成されている。すなわち、屋根板本体
の端部10aは、平坦面11a、傾斜面11bおよび折
り返し部11cにより、略カギ形断面の形状となってい
る。さらに、先端部11dがさらに軒方向に折り返され
ることにより、係止部11と係合部12により空隙部1
30が形成されるので、隙間131から雨水が屋根裏へ
侵入しにくくなる。特に、傾斜のある屋根に施工したと
きには、隙間131が空隙部130の奥の方に位置する
上に、空隙部130の開口部分よりも係止部11と係合
部12の隙間131の位置が高くなるため、雨水の侵入
を一層効果的に防止することができる。また、空隙部1
30の存在により、施工後、嵌合部の段差が視覚上大き
く見え、従来の屋根板に比べて立体感が得られる。
【0014】係止部11における傾斜面11bの下方傾
斜角度θは、この実施例では第2図に示すようにほぼ4
5°としているが、これに限られるものではなく、下方
傾斜角度としては30〜60°の範囲が好ましい。下方
傾斜角度が30°未満であると、嵌合部の段差が視覚上
小さく見えて、立体感に劣り、一方、60°を超える
と、強風時、風の抵抗をこの係止部の折曲面が直に受け
てこの屋根板が強風に煽られて捲き上げられる恐れがあ
るとともに、雨天時などにおける屋根板上を流れ落ちる
雨水などの水切りが悪くなったり、外部の塵および埃な
どがこの嵌合部の隙間内に入り込み易いために耐久性が
低下するおそれがある。
斜角度θは、この実施例では第2図に示すようにほぼ4
5°としているが、これに限られるものではなく、下方
傾斜角度としては30〜60°の範囲が好ましい。下方
傾斜角度が30°未満であると、嵌合部の段差が視覚上
小さく見えて、立体感に劣り、一方、60°を超える
と、強風時、風の抵抗をこの係止部の折曲面が直に受け
てこの屋根板が強風に煽られて捲き上げられる恐れがあ
るとともに、雨天時などにおける屋根板上を流れ落ちる
雨水などの水切りが悪くなったり、外部の塵および埃な
どがこの嵌合部の隙間内に入り込み易いために耐久性が
低下するおそれがある。
【0015】本実施例の係止部11の平坦面11aの裏
面には、硬質発泡体20が設けられており、さらに裏面
材21が積層されている。係止部11の裏面に硬質発泡
体20が設けられることにより、係止部11と係合部1
2が嵌合した際に、係合部12の屋根板が、係止部11
の屋根板に、直接、接することがなく、さらに、嵌合部
13においてクッション性が得られるので、施工時など
に、上を歩いても屋根板本体が変形することがなく、ま
た、施工に用いる吊り子などによる傷も防げるため、強
度、耐蝕性が向上する。このように、本実施例では、係
止部11内部に、裏面材21、傾斜面11bおよび折り
返し部11cによる係止空部110が形成される。
面には、硬質発泡体20が設けられており、さらに裏面
材21が積層されている。係止部11の裏面に硬質発泡
体20が設けられることにより、係止部11と係合部1
2が嵌合した際に、係合部12の屋根板が、係止部11
の屋根板に、直接、接することがなく、さらに、嵌合部
13においてクッション性が得られるので、施工時など
に、上を歩いても屋根板本体が変形することがなく、ま
た、施工に用いる吊り子などによる傷も防げるため、強
度、耐蝕性が向上する。このように、本実施例では、係
止部11内部に、裏面材21、傾斜面11bおよび折り
返し部11cによる係止空部110が形成される。
【0016】一方、係合部12は、屋根板本体の棟方向
の端部10bが、隣接する屋根板の係止部11に嵌合可
能なように折り曲げ形成されてなるものである。従っ
て、係合部12は、係止部11の係止空部110に内接
できるような形状に突出した形となっている(以下、突
出した部分を「突出部」という)。
の端部10bが、隣接する屋根板の係止部11に嵌合可
能なように折り曲げ形成されてなるものである。従っ
て、係合部12は、係止部11の係止空部110に内接
できるような形状に突出した形となっている(以下、突
出した部分を「突出部」という)。
【0017】ただし、係止部11と係合部12が嵌合し
ても、係合部12の突出部は、係止部11の係止空部1
10を完全に充填するものであってはならない。すなわ
ち、係合部12の突出部には、係止部11と係合部12
が嵌合した際に、空部を形成することが必要である。こ
の空部の主な役割は、風雨時にこれらの係止部11およ
び係合部12の嵌合部13の隙間131から入り込んだ
雨水が、毛細管現象により屋根裏へ侵入するのを阻止す
ることである(以下、このような役割の空部を「水切り
用空部」という)。
ても、係合部12の突出部は、係止部11の係止空部1
10を完全に充填するものであってはならない。すなわ
ち、係合部12の突出部には、係止部11と係合部12
が嵌合した際に、空部を形成することが必要である。こ
の空部の主な役割は、風雨時にこれらの係止部11およ
び係合部12の嵌合部13の隙間131から入り込んだ
雨水が、毛細管現象により屋根裏へ侵入するのを阻止す
ることである(以下、このような役割の空部を「水切り
用空部」という)。
【0018】本実施例においては、係止部11と係合部
12が嵌合したとき、図2に示すとおり、係合部12の
突出部の凹部により水切り用空部121が形成され、ま
た該突出部が係止部11の先端の裏面に接しないことに
より水切り用空部122が形成され、さらに該突出部の
上端部分に段部を設けることにより水切り用空部123
が形成されている。
12が嵌合したとき、図2に示すとおり、係合部12の
突出部の凹部により水切り用空部121が形成され、ま
た該突出部が係止部11の先端の裏面に接しないことに
より水切り用空部122が形成され、さらに該突出部の
上端部分に段部を設けることにより水切り用空部123
が形成されている。
【0019】このため、隙間131から雨水が侵入した
場合でも、水切り用空部121で毛細管現象を抑えるこ
とから、毛細管現象により侵入した雨水が奥に移動して
さらなる雨水の侵入を招くということが防止できる上、
侵入した雨水をこの空部内に捕らえることができる。ま
た、風圧などで雨水が奥に進んだとしても、水切り用空
部122および/または水切り用空部123で雨水を捕
らえることから、屋根裏への雨水の侵入を完全に阻止す
ることができる。このように、水切り用空部を2か所以
上設けることにより、雨水の屋根裏への侵入は、より確
実に阻止できるようになる。
場合でも、水切り用空部121で毛細管現象を抑えるこ
とから、毛細管現象により侵入した雨水が奥に移動して
さらなる雨水の侵入を招くということが防止できる上、
侵入した雨水をこの空部内に捕らえることができる。ま
た、風圧などで雨水が奥に進んだとしても、水切り用空
部122および/または水切り用空部123で雨水を捕
らえることから、屋根裏への雨水の侵入を完全に阻止す
ることができる。このように、水切り用空部を2か所以
上設けることにより、雨水の屋根裏への侵入は、より確
実に阻止できるようになる。
【0020】本発明において水切り用空部を設ける位置
は特に限定されないが、少なくとも一つを、水切り用空
部122のように係止部11の先端の裏面側に設けるこ
とは、雨水の屋根裏への侵入を阻止する上で特に好まし
い。すなわち、本発明の横葺き用断熱屋根板を傾斜のあ
る屋根板施工面上に施工すると、係止部11の先端がそ
の横葺き用断熱屋根板において最も下位に位置すること
となり、水切り用空部122に捕らえられた雨水は水切
り用空部122内に落ちつき、位置的に上方にある屋根
裏へ侵入し難くなるからである。
は特に限定されないが、少なくとも一つを、水切り用空
部122のように係止部11の先端の裏面側に設けるこ
とは、雨水の屋根裏への侵入を阻止する上で特に好まし
い。すなわち、本発明の横葺き用断熱屋根板を傾斜のあ
る屋根板施工面上に施工すると、係止部11の先端がそ
の横葺き用断熱屋根板において最も下位に位置すること
となり、水切り用空部122に捕らえられた雨水は水切
り用空部122内に落ちつき、位置的に上方にある屋根
裏へ侵入し難くなるからである。
【0021】また、水切り用空部121のように、水切
り用空部122よりも隙間131に近い位置に空部を設
けることにより、毛細管現象を効率よく抑えることがで
きる。さらにまた、水切り用空部123のように、水切
り用空部122の奥方向に水切り用空部を設けることに
より、より多くの雨水をこれらの水切り用空部で捕らえ
ることができるようになる。
り用空部122よりも隙間131に近い位置に空部を設
けることにより、毛細管現象を効率よく抑えることがで
きる。さらにまた、水切り用空部123のように、水切
り用空部122の奥方向に水切り用空部を設けることに
より、より多くの雨水をこれらの水切り用空部で捕らえ
ることができるようになる。
【0022】ここで、水切り用空部123を形成する、
突出部の段差は、横葺き用断熱屋根板の施工に吊り子工
法を用いる場合には、吊り子を係止する機能をも有す
る。その際、水切り用空部123は、吊り子を設置する
スペースともなる。
突出部の段差は、横葺き用断熱屋根板の施工に吊り子工
法を用いる場合には、吊り子を係止する機能をも有す
る。その際、水切り用空部123は、吊り子を設置する
スペースともなる。
【0023】また、係合部12の突出部の内部には、硬
質発泡体が充填されている。このように係合部12の内
部12aに硬質発泡体20が設けられているため、施工
後におけるこれらの係止部11と係合部12とを嵌合し
た嵌合部13の強度向上ができる。
質発泡体が充填されている。このように係合部12の内
部12aに硬質発泡体20が設けられているため、施工
後におけるこれらの係止部11と係合部12とを嵌合し
た嵌合部13の強度向上ができる。
【0024】以上のように、本実施例では、硬質発泡体
20は、一体的に、第1図に示すように屋根板本体10
の裏面10c全域、係合部12の内部12aの全域およ
び係止部11の平坦面11aの裏面全域に設けられると
ともに、係合部12の内部12aを完全充填している。
ここで、係止部11の平坦面11aにおける硬質発泡体
20の厚みは、係止空部110が、係合部12の突出部
を包接できる範囲であることが必要である。また、屋根
板本体10の裏面10c全域における硬質発泡体20の
厚みは、断熱性、消音性または遮音性、機械的強度、耐
久性などを勘案して適宜選択することができるが、屋根
板が、屋根板施工面に平らに接する程度の厚みとするこ
とが好ましい。
20は、一体的に、第1図に示すように屋根板本体10
の裏面10c全域、係合部12の内部12aの全域およ
び係止部11の平坦面11aの裏面全域に設けられると
ともに、係合部12の内部12aを完全充填している。
ここで、係止部11の平坦面11aにおける硬質発泡体
20の厚みは、係止空部110が、係合部12の突出部
を包接できる範囲であることが必要である。また、屋根
板本体10の裏面10c全域における硬質発泡体20の
厚みは、断熱性、消音性または遮音性、機械的強度、耐
久性などを勘案して適宜選択することができるが、屋根
板が、屋根板施工面に平らに接する程度の厚みとするこ
とが好ましい。
【0025】このように設けられた硬質発泡体20の裏
面には、係止部11から係合部12まで、裏面材21が
積層されている。このとき、屋根板本体10の裏面10
cにおける硬質発泡体20を被覆する部分の裏面材21
は、施工時には屋根板施工面に接することとなる。さら
に裏面材21は、硬質発泡体20を被覆しつつ、係止部
11および係合部12において立ち上がって、係止部1
1の端部10aおよび係合部12の端部10bまで達し
ているため、裏面材21は、硬質発泡体20の成形時に
おける型枠代用および製造後の硬質発泡体20の表面保
護という役割以外にも、屋根板本体10を、屋根板施工
面から、遊離状態とする役割を果たす。
面には、係止部11から係合部12まで、裏面材21が
積層されている。このとき、屋根板本体10の裏面10
cにおける硬質発泡体20を被覆する部分の裏面材21
は、施工時には屋根板施工面に接することとなる。さら
に裏面材21は、硬質発泡体20を被覆しつつ、係止部
11および係合部12において立ち上がって、係止部1
1の端部10aおよび係合部12の端部10bまで達し
ているため、裏面材21は、硬質発泡体20の成形時に
おける型枠代用および製造後の硬質発泡体20の表面保
護という役割以外にも、屋根板本体10を、屋根板施工
面から、遊離状態とする役割を果たす。
【0026】次に、本発明の実施例の横葺き用断熱屋根
板の作用を説明する。まず、第1図に示すように、屋根
上に互いに隣接する横葺き用断熱屋根板どうしの係止部
11と係合部12とを順次嵌合して連結・施工する。
板の作用を説明する。まず、第1図に示すように、屋根
上に互いに隣接する横葺き用断熱屋根板どうしの係止部
11と係合部12とを順次嵌合して連結・施工する。
【0027】このとき、屋根板本体10に硬質発泡体2
0が設けられているため、横葺き用断熱屋根板の断熱
性、消音性または遮音性の向上ができる。また、係合部
12の内部12aには硬質発泡体20が設けられている
ため、係止部11と係合部12の嵌合部13の強度向上
ができる。さらに、係止部11の平坦面11aの裏面に
も硬質発泡体20が設けられているため、屋根板本体の
変形や傷付きを防止することができるとともに、係止部
11と係合部12との嵌合部13の全域において硬質発
泡体20がムラなく設けられることになり、従ってこの
嵌合部13に冷橋が生じ難くて結露防止が図れ、断熱効
果もさらに向上する。
0が設けられているため、横葺き用断熱屋根板の断熱
性、消音性または遮音性の向上ができる。また、係合部
12の内部12aには硬質発泡体20が設けられている
ため、係止部11と係合部12の嵌合部13の強度向上
ができる。さらに、係止部11の平坦面11aの裏面に
も硬質発泡体20が設けられているため、屋根板本体の
変形や傷付きを防止することができるとともに、係止部
11と係合部12との嵌合部13の全域において硬質発
泡体20がムラなく設けられることになり、従ってこの
嵌合部13に冷橋が生じ難くて結露防止が図れ、断熱効
果もさらに向上する。
【0028】また、本実施例では、裏面材21が、硬質
発泡体20を被覆しつつ、屋根板施工面と接する位置か
ら立ち上がって、係止部11の端部10aおよび係合部
12の端部10bまで達しているので、屋根板本体10
が、硬質発泡体20と裏面材21を介して屋根板施工面
から遊離状態となっている。このため、屋根板本体10
の素材として金属板を用いた場合でも冷橋が生じるのを
防ぐことができる。さらに、この係止部11は軒方向に
下方傾斜しているため、強風時、風の抵抗を直にこの係
止部11の傾斜面11bで受けることがなく、従ってこ
の横葺き用断熱屋根板がこの強風に煽られて捲き上げら
れる恐れが減少して屋根板の耐風性が向上するととも
に、例えば雨天時などにおける屋根板上を流れ落ちる雨
水も段差が少なく円滑に流れるため水切り性も向上し、
しかも外部の塵および埃などがこの嵌合部の隙間内に入
り込み難くなり、このため屋根板の耐蝕性および耐久性
の向上ができる。
発泡体20を被覆しつつ、屋根板施工面と接する位置か
ら立ち上がって、係止部11の端部10aおよび係合部
12の端部10bまで達しているので、屋根板本体10
が、硬質発泡体20と裏面材21を介して屋根板施工面
から遊離状態となっている。このため、屋根板本体10
の素材として金属板を用いた場合でも冷橋が生じるのを
防ぐことができる。さらに、この係止部11は軒方向に
下方傾斜しているため、強風時、風の抵抗を直にこの係
止部11の傾斜面11bで受けることがなく、従ってこ
の横葺き用断熱屋根板がこの強風に煽られて捲き上げら
れる恐れが減少して屋根板の耐風性が向上するととも
に、例えば雨天時などにおける屋根板上を流れ落ちる雨
水も段差が少なく円滑に流れるため水切り性も向上し、
しかも外部の塵および埃などがこの嵌合部の隙間内に入
り込み難くなり、このため屋根板の耐蝕性および耐久性
の向上ができる。
【0029】なお、施工後、風雨時に同じく第2図に示
すこれらの係止部11および係合部12の嵌合部13の
隙間131から雨水が毛細管現象により屋根裏内に侵入
しようとしても、この係合部12の係止部11との嵌合
部13には、水切り用空部121、水切り用空部122
または水切り用空部123が形成されているため、この
雨水の屋根裏への侵入を防止することができる。また、
本発明では、屋根板本体10の軒方向の端部において、
折り返し部11cの先端部11dが、さらに軒方向に折
り返されているので、施工後、嵌合部13の段差が視覚
上大きく見え、従来の屋根板に比べて立体感が得られる
上、屋根裏に雨水が侵入するのがより一層防止される。
すこれらの係止部11および係合部12の嵌合部13の
隙間131から雨水が毛細管現象により屋根裏内に侵入
しようとしても、この係合部12の係止部11との嵌合
部13には、水切り用空部121、水切り用空部122
または水切り用空部123が形成されているため、この
雨水の屋根裏への侵入を防止することができる。また、
本発明では、屋根板本体10の軒方向の端部において、
折り返し部11cの先端部11dが、さらに軒方向に折
り返されているので、施工後、嵌合部13の段差が視覚
上大きく見え、従来の屋根板に比べて立体感が得られる
上、屋根裏に雨水が侵入するのがより一層防止される。
【0030】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を変更
しない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、一般住宅用の横葺き用断熱屋根板
を例にとったが、これに限定させなくともどのような建
造物用の横葺き用断熱屋根板であってもよい。
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を変更
しない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、一般住宅用の横葺き用断熱屋根板
を例にとったが、これに限定させなくともどのような建
造物用の横葺き用断熱屋根板であってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明の横葺き用断熱屋根板は、このよ
うに係止部の軒方向の端部を下方傾斜させ、かつ少なく
とも屋根板本体の裏面および係合部の内部に硬質発泡体
を一体的に設けたため、製造工程の削減および断熱性、
消音性または遮音性、施工後における係止部と係合部と
を嵌合した嵌合部の強度、耐風性、水切り性、耐蝕性な
らびに耐久性の向上を同時に満足させることができると
いう効果が得られる。
うに係止部の軒方向の端部を下方傾斜させ、かつ少なく
とも屋根板本体の裏面および係合部の内部に硬質発泡体
を一体的に設けたため、製造工程の削減および断熱性、
消音性または遮音性、施工後における係止部と係合部と
を嵌合した嵌合部の強度、耐風性、水切り性、耐蝕性な
らびに耐久性の向上を同時に満足させることができると
いう効果が得られる。
【図1】本発明の実施例の横葺き用断熱屋根板の施工状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例の横葺き用断熱屋根板の要部拡
大断面図である。
大断面図である。
10 屋根板本体 10a 軒方向の端部 10b 棟方向の端部 10c 屋根板裏面 11 係止部 11a 平坦面 11b 傾斜面 11c 折り返し部 12 係合部 12a 係合部内部 121、122、123 水切り用空部 130 空隙部 20 硬質発泡体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋根板本体
と、裏面材と、屋根板本体と裏面材との間で一体的に発
泡形成された硬質発泡体とからなり、屋根板本体の軒方
向の端部には係止部が、一方棟方向の端部には箱形の係
合部が形成された横葺き用屋根板であって、係止部は、
屋根板本体の軒方向の端部が、傾斜面を介して棟方向に
折り返され、さらに該端部の先端部が軒方向に折り返さ
れることにより形成され、一方係合部は、屋根板本体の
棟方向の端部が、隣接する屋根板の係止部に嵌合可能に
屋根板本体の上部に突出するように折り曲げ形成され、
かつ該突出部の内部に硬質発泡体が充填されている横葺
き用断熱屋根板を提供するものである。
と、裏面材と、屋根板本体と裏面材との間で一体的に発
泡形成された硬質発泡体とからなり、屋根板本体の軒方
向の端部には係止部が、一方棟方向の端部には箱形の係
合部が形成された横葺き用屋根板であって、係止部は、
屋根板本体の軒方向の端部が、傾斜面を介して棟方向に
折り返され、さらに該端部の先端部が軒方向に折り返さ
れることにより形成され、一方係合部は、屋根板本体の
棟方向の端部が、隣接する屋根板の係止部に嵌合可能に
屋根板本体の上部に突出するように折り曲げ形成され、
かつ該突出部の内部に硬質発泡体が充填されている横葺
き用断熱屋根板を提供するものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 屋根板本体と、屋根板本体と一体的に発
泡形成された硬質発泡体と、該硬質発泡体の裏面に設け
られた裏面材とからなり、屋根板本体の軒方向の端部に
は係止部が、一方棟方向の端部には箱形の係合部が形成
された横葺き用屋根板であって、係止部は、屋根板本体
の軒方向の端部が、傾斜面を介して棟方向に折り返さ
れ、さらに該端部の先端部が軒方向に折り返されること
により形成され、一方係合部は、屋根板本体の棟方向の
端部が、隣接する屋根板の係止部に嵌合可能に屋根板本
体の上部に突出するように折り曲げ形成され、かつ該突
出部の内部に硬質発泡体が充填されている横葺き用断熱
屋根板。 - 【請求項2】 屋根板本体の係止部の傾斜面の下方傾斜
角度が30〜60°であり、かつ、硬質発泡体の裏面に
設けられた裏面材が硬質発泡体を被覆しつつ、屋根板施
工面より立ち上がって屋根板本体の係合部の端部まで達
している請求項1記載の横葺き用断熱屋根板。 - 【請求項3】 屋根板の係止部と、隣接する屋根板の係
合部を嵌合したとき、少なくとも2以上の水切り用空部
を形成する横葺き用断熱屋根板であって、水切り用空部
のうち一つが、係止部の先端の裏面側に形成されてなる
請求項1〜2記載の横葺き用断熱屋根板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7235909A JP2947135B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 横葺き用断熱屋根板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7235909A JP2947135B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 横葺き用断熱屋根板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199740A true JPH08199740A (ja) | 1996-08-06 |
| JP2947135B2 JP2947135B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=16993039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7235909A Expired - Fee Related JP2947135B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 横葺き用断熱屋根板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2947135B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006063798A (ja) * | 2005-11-22 | 2006-03-09 | Chuo Co Ltd | 屋根材 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55117522U (ja) * | 1979-02-13 | 1980-08-19 | ||
| JPS61166029U (ja) * | 1985-04-02 | 1986-10-15 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP7235909A patent/JP2947135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55117522U (ja) * | 1979-02-13 | 1980-08-19 | ||
| JPS61166029U (ja) * | 1985-04-02 | 1986-10-15 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006063798A (ja) * | 2005-11-22 | 2006-03-09 | Chuo Co Ltd | 屋根材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2947135B2 (ja) | 1999-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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