JPH08200109A - エンジンおよび動力分配装置の制御装置 - Google Patents

エンジンおよび動力分配装置の制御装置

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JPH08200109A
JPH08200109A JP7027505A JP2750595A JPH08200109A JP H08200109 A JPH08200109 A JP H08200109A JP 7027505 A JP7027505 A JP 7027505A JP 2750595 A JP2750595 A JP 2750595A JP H08200109 A JPH08200109 A JP H08200109A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンと駆動力分配装置の切換え制御に起
因するドライバビリティの悪化を未然に防止する。 【構成】 複数の気筒のうち所定の気筒での燃焼の休止
を選択的に行うことのできるエンジンと、少なくとも二
本の駆動軸に対する駆動力分配率を変更することのでき
る駆動力分配装置との制御装置において、燃焼を行う気
筒の変更と前記駆動力分配率の変更とを同時に実施する
ことを禁止する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変気筒エンジンや
バンク切換え可能なエンジンなどの所定の気筒での燃焼
を選択的に休止できかつその休止気筒を変更できるエン
ジンと、前輪出力軸と後輪出力軸となどの二本の出力軸
に対する駆動力の分配率を変更することのできる駆動力
分配装置とを制御するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の燃費を向上させるための様々な試
みがなされていることは周知のとおりであり、その一例
としてバンク切換えエンジンや可変気筒エンジンが知ら
れている。前者のバンク切換えエンジンは、バンク型エ
ンジンであって、各バンクの気筒(シリンダ)を一群と
して選択的にその燃焼を休止するよう構成したエンジン
であり、例えば特開昭56−115830号公報に記載
されている。
【0003】この種のエンジンでは、それぞれのバンク
に対応させて吸気系統と排気系統とが設けられているこ
とにより、各バンクを独立して制御でき、したがって片
バンク運転を行うことにより、摩擦などの機械的損失を
低減し、燃費の向上を図ることができる。また片バンク
運転では、出力軸の1回転あたりの燃焼回数が両バンク
運転時の半分となるので、振動による乗り心地の悪化を
防ぐために所定のアクセル開度以上の状態で片バンク運
転が実行され、また大きいトルクが要求されている場
合、すなわちアクセル開度が大きい場合には両バンク運
転が行われる。さらに各バンクに対応させて排気浄化触
媒が設けられているので、各排気浄化触媒を活性温度に
維持するために、片バンク運転時には燃焼を休止するバ
ンクを交互に切換える。
【0004】また一方、可変気筒エンジンは、エンジン
の効率が相対的な負荷がある程度高い方が良好であるこ
とに着目し、軽負荷時には燃焼気筒数を少なくした部分
気筒運転を行って相対的な負荷を増大させ、これにより
燃費を向上させるものである。この種の可変気筒エンジ
ンにおいても、円滑なエンジンの駆動状態を維持し、乗
り心地の悪化を防ぐために所定以上のアクセル開度にお
いて部分気筒運転を行っており、その場合、出力トルク
は当然、小さくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したバンク切換可
能なエンジンでは、両バンク運転と片バンク運転との切
換え時や、片バンク運転時のバンクの切換えは、基本的
には出力特性が一定となるように各バンクでのスロット
ル開度を制御している。しかしながらその切換え過渡期
では、各バンクについてのスロットル開度が変化しつつ
あるから、エンジンの出力トルクは不安定にならざるを
得ない。また前述した部分気筒エンジンにおいては、燃
焼気筒数を変更することによりエンジン出力が変化する
のであるから、燃焼気筒数の変更過渡期には、当然、出
力トルクが変化し、不安定にならざるを得ない。
【0006】したがって上述したバンク切換え可能なエ
ンジンや可変気筒エンジンを搭載したパートタイム四輪
駆動車や差動制限可能なフルタイム四輪駆動車、あるい
は差動制限可能なディファレンシャルを備えた車両など
では、四輪駆動状態と二輪駆動状態との切換えや差動制
限状態の変更などによる前後輪あるいは左右輪に対する
トルクの分配率の変更と、エンジンでの燃焼気筒の変更
に起因する出力トルクの変更とが同時に生じる場合があ
る。このような場合、車輪に与えられるトルクは、エン
ジン出力の変化とトルクの分配率の変化との二つの要因
によって変化することになり、しかもそれぞれの変化要
因の過渡状態は完全には制御できないので、結局、走行
のための駆動力が過渡的に不安定となってドライバビリ
ティが損なわれる可能性があった。
【0007】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、燃焼気筒と駆動力の分配率とを変更す
ることのできる車両でのドライバビリティの悪化を未然
に防止することのできる制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、複数の気筒のうち所定の気筒での燃
焼の休止を選択的に行うことのできるエンジンと、少な
くとも二本の駆動軸に対する駆動力分配率を変更するこ
とのできる駆動力分配装置との制御装置において、燃焼
を行う気筒の変更と前記駆動力分配率の変更とを同時に
実施することを禁止する手段を備えていることを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】この発明の制御装置が対象とするエンジンで
は、スロットル開度や車速などの走行状態に応じて所定
の気筒での燃焼の休止やその休止の解除が行われる。ま
た駆動力分配装置は、前輪駆動軸や後輪駆動軸あるいは
左右の車輪の駆動軸などの少なくとも二本の駆動軸に対
するトルクの分配率を走行状態に応じて変更する。走行
状態に応じて燃焼を行う気筒の変更の判断と、駆動力の
分配率の変更の判断とが同時に成立した場合、前記禁止
手段が、燃焼を行う気筒の変更と駆動力分配率の変更と
の同時実行を禁止する。その結果、例えば燃焼気筒の変
更の後に駆動力の分配率が変更され、あるいはその反対
に駆動力の分配率の変更の後に燃焼気筒が変更される。
そのためこれらの変更制御に伴うトルクの変動が重なり
合わないので、トルクを安定させてショックを軽減し、
ドライバビリティを向上させることができる。
【0010】
【実施例】つぎにこの発明を実施例に基づいて詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例の基本的な構成を示
すブロック図であって、各気筒での燃焼状態をバンクご
とに変更することのできるエンジンEg に、動力伝達切
換装置として、走行状態に基づいて摩擦係合装置の係合
・解放状態を変更することにより変速を実行する自動変
速機At および四輪駆動トランスファTf が連結されて
いる。
【0011】この自動変速機At は、例えばロックアッ
プクラッチを内蔵したトルクコンバータに、オーバード
ライブ段を含む前進5段・後進1段を設定可能な歯車変
速装置を連結した自動変速機であり、油圧制御装置17
から油圧を給排することによりロックアップクラッチの
ON/OFF制御および変速制御を行うように構成され
ている。そしてその油圧制御装置17は、第1速ないし
第5速および後進段を主に設定するための第1ないし第
3のソレノイドバルブS1 ,S2 ,S3 と、ロックアッ
プクラッチの制御を行うリニアソレノイドバルブSLU
と、ライン油圧PL をスロットル開度に応じて制御する
ためのリニアソレノイドバルブSLTと、アキュームレー
タ背圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLNと
を備えている。
【0012】これらのソレノイドバルブを制御するため
の電子制御装置(T−ECU)18が設けられており、
これは中央演算処理装置(CPU)および記憶素子(R
OM,RAM)ならびに入出力インターフェースを主体
とするものであって、自動変速機At への入力回転数セ
ンサーからの信号、車速信号、ニュートラルスタートス
イッチからの信号、油温センサーからの信号、パターン
セレクトスイッチからの信号、オーバードライブスイッ
チからの信号、ストップランプスイッチからの信号、ト
ランスファスイッチからの信号、およびその他の信号が
入力されている。またこの電子制御装置18にはエンジ
ン用電子制御装置(E−ECU)19が相互にデータ通
信可能に接続されている。そしてこのエンジン用電子制
御装置19にはスロットルポジションセンサーからの信
号や水温センサーからの信号、排気浄化触媒の温度を示
す信号およびその他の信号が入力されている。
【0013】上記の自動変速機用の電子制御装置18
は、入力される各信号および予め記憶させられているマ
ップに基づいて、設定するべき変速段やロックアップク
ラッチの係合・解放を制御し、またエンジン用電子制御
装置19に変速の際のトルクダウン制御を実行するよう
信号を出力するようになっている。
【0014】上記の自動変速機At を連結してあるエン
ジンEg は、所定数の気筒を一群として燃焼休止制御あ
るいは点火時期や燃料噴射量による燃焼状態の制御を行
うよう構成されたエンジンであり、その一例は、左右の
バンクのシリンダごとに上記の制御を行うV型エンジン
である。図2はこのエンジンEg を模式的に示す図であ
り、左バンク20と右バンク21とのそれぞれのシリン
ダ(図示せず)を一群として吸気管路22,23が設け
られており、各吸気管路22,23には電気的に開度が
制御される電子スロットルバルブ24,25が設けられ
ている。また左右のバンク20,21の各シリンダの排
気ポート(図示せず)は、エキゾーストマニホールド2
6,27を介してエキゾーストパイプ28,29が接続
されている。そしてそれらの各エキゾーストパイプ2
8,29には、排気浄化触媒30,31が介装されてい
る。
【0015】さらに各エキゾーストパイプ28,29の
うち排気浄化触媒30,31より僅か上流側の部分と各
吸気管路22,23のうち電子スロットルバルブ24,
25より僅か下流側の部分とを接続する循環管路32,
33が設けられており、各循環管路32,33の中間部
には、該管路32,33を開閉する排ガス再循環(EG
R)バルブ34,35がそれぞれ介装されている。
【0016】前述した左右のバンク20,21における
シリンダでの点火時期や燃料噴射量あるいはスロットル
開度さらにはEGRバルブ34,35は、互いに独立し
て制御できるように構成されており、そのために、前記
エンジン用電子制御装置19は、左バンクコントロール
エンジンコンピュータ36と右バンクコントロールエン
ジンコンピュータ37とを備えている。これらの各エン
ジンコンピュータ36,37は、自動変速機用電子制御
装置18にデータ通信可能に接続されるとともに、対応
する左右の各排気浄化触媒30,31の温度がデータと
して入力されている。またこれらのエンジンコンピュー
タ36,37は、対応する左右の各電子スロットルバル
ブ24,25および対応する左右のバンク20,21の
シリンダでの点火時期あるいは燃料噴射量を制御するよ
うになっている。
【0017】上記のエンジンEg および自動変速機At
ならびに四輪駆動トランスファTfを搭載した車両で
は、走行状態に応じてエンジンEg の運転状態を、全て
の気筒で燃焼を行う両バンク運転と一方のバンクの気筒
で燃焼を行う片バンク運転とに切り換えるが、そのバン
ク切換えの際にはエンジントルクが滑らかに連続するよ
うに、すなわちエンジンEg の出力特性を一定に維持す
るようにバンクの切換え制御が実行される。換言すれ
ば、片バンク運転から両バンク運転に切り換えても、そ
の切換え時点ではエンジントルクが倍加するわけではな
く一定に維持される。すなわちそれぞれのバンク20,
21に個別に吸排気系統が設けられていることにより、
摩擦などの機械的ロスを低減して燃費を向上させるため
に片バンク運転を行うのであり、したがって図3に示す
ように、アクセル開度TA の比較的小さい範囲TA1〜T
A2でいずれか一方のバンク20,21で燃焼を行う片バ
ンク運転を実行し、その場合に運転される側のバンク2
0(もしくは21)についてのスロットル開度θは、両
バンク運転時のほぼ2倍程度に拡大される。したがって
エンジンEg としての出力トルクは、基本的には滑らか
に変化する。
【0018】またこのようにして片バンク運転を行った
場合、休止しているバンク側の排気浄化触媒30(もし
くは31)の温度が次第に低下するので、片バンク運転
を継続する場合には、排気浄化触媒の活性を維持するた
めに、運転するバンクの切換えが行われる。また燃焼を
休止しているバンク側のEGRバルブは全開とし、燃焼
を行っているバンク側のEGRバルブは運転状態に応じ
て開度が制御される。そして片バンク運転時のバンクの
切換えおよび片バンク運転と両バンク運転との切換えの
際には、各バンク20,21についてのスロットル開度
は、一方の開度に対応させて他方の開度を調整する協調
制御によって制御され、その結果、エンジン出力特性が
一定に維持される。なお、両バンク運転領域と片バンク
運転領域とを、車速とスロットル開度とをパラメータと
して示せば図4のとおりである。
【0019】四輪駆動トランスファTf は、上記の自動
変速機At における出力軸15に連結されており、前後
輪の差動を行うための1組の遊星歯車機構38と、多板
クラッチからなる差動制限クラッチ39とを備えてい
る。その遊星歯車機構38のキャリヤ40に自動変速機
At の出力軸15が連結されており、またサンギヤ41
がドライブスプロケット42に連結され、さらにリング
ギヤ43がリヤプロペラシャフト44に連結されてい
る。このドライブスプロケット42と、フロントプロペ
ラシャフト45を連結してあるドリブンスプロケット4
6とにチェーン47が巻き掛けられている。そして差動
制限クラッチ39が前記キャリヤ40とサンギヤ41と
の間に設けられている。
【0020】したがって差動制限クラッチ39を完全に
解放してあれば、キャリヤ40から入力されたトルクが
遊星歯車機構38においてリングギヤ43とサンギヤ4
1、すなわち後輪側と前輪側とに分配される。これに対
して差動制限クラッチ39の係合力を次第に増大させれ
ば、キャリヤ40から入力したトルクの一部が直接、前
輪側に伝達されるので、前後輪に対するトルクの分配率
が変化する。差動制限クラッチ39をこのように制御す
るために四輪駆動用油圧制御装置(4WD−油圧制御装
置)48が設けられている。この油圧制御装置48は、
入力される電気信号に応じた油圧を前記差動制限クラッ
チ39に供給してその差動制限力すなわち前後輪へのト
ルクの分配率を調整するようになっている。
【0021】さらにこの油圧制御装置48を制御するた
めの電子制御装置(4WD−ECU)49が設けられて
いる。この電子制御装置49は前述した各電子制御装置
18,19と同様に、中央演算処理装置(CPU)およ
び記憶素子(ROM,RAM)ならびに入出力インター
フェースを主体とするものであって、これらの電子制御
装置18,19とデータ通信可能に接続されている。ま
たこの電子制御装置49には、操舵角センサー50、各
車輪毎に設けた車輪速センサー51、ヨーレートセンサ
ー52、スロットル開度センサー53などの各センサ
ー、ニュートラルスタートスイッチ54やアイドルスイ
ッチ55などの各スイッチからの信号が入力されてお
り、電子制御装置49は、これらのセンサーやスイッチ
から入力されたデータに基づいて演算を行って差動制限
力を制御するようになっている。
【0022】なお、図1において符号56はフロントデ
ィファレンシャルを示し、また符号57はフロントドラ
イブシャフトを示す。
【0023】上記のエンジンEg はスロットル開度や車
速などの走行状態に基づいて燃焼を行うバンクの切換え
制御が実行され、また四輪駆動トランスファTf での差
動制限すなわち前後輪に対するトルクの分配率の変更の
制御が、車速や操舵角あるいはヨーレートなどの走行状
態に基づいて制御される。これらバンクの切換え制御と
トルク分配率の制御とは基本的にはそれぞれ独立して判
断されるため、これら二つの判断が重複してなされる場
合がある。これら二つの制御が同時に実行されるとトル
クの変動要因が重なって出力トルクが複雑に変化し、ド
ライバビリティが悪化するおそれがあるので、この発明
では以下のように制御する。
【0024】図5はその制御ルーチンの一例を示すフロ
ーチャートあって、入力信号の処理(ステップ1)を行
った後、左右のバンク20,21についてのスロットル
バルブ24,25の協調制御が行われているか否かの判
断を行う(ステップ2)。この協調制御は両バンク運転
と片バンク運転との切換えあるいは片バンク運転時のバ
ンクの切換えの際に左右のスロットルバルブ24,25
の開度を互いに関連させて制御することによりエンジン
の出力特性が一定となるように制御するものであり、具
体的には後述する。
【0025】ステップ2において協調制御の実行中であ
ることが判断された場合、差動制限クラッチ(C/D)
39による差動制限力の変更すなわち前後輪へのトルク
分配率の変更の制御を実行することが判定されているか
否かを判断する(ステップ3)。差動制限クラッチ39
による差動制限力の変更要因が生じていなければ、ステ
ップ3の判断結果は“ノー”となり、この場合は特に制
御を行うことなくこのルーチンから抜ける。これに対し
て前後輪へのトルク分配率の変更を行うべき要因が生じ
ていれば、ステップ3の判断結果は“イエス”となり、
この場合はエンジンにおけるバンク切換えと四輪駆動ト
ランスファTf におけるトルク分配率の変更制御とが同
時に判断されたことになる。
【0026】そこでこの発明では、バンク切換え制御と
駆動力分配率の変更制御との同時実行を避けるために差
動制限クラッチ39による差動制限力の変更制御(C/
D切換制御)を保留する(ステップ4)。なお、このス
テップ4の保留制御では、すべての要因に基づく切換え
制御を保留せずに特定の要因に基づく切換え制御のみを
保留することとしてもよい。例えばコーナリング時にお
ける差動制限力の変更制御は即時性(タイムリー性)を
必要とする制御なので、このような制御は保留せずに実
行することとしてもよい。そしてこの保留制御を実行中
であることを示すフラグF1 を“1”に設定する(ステ
ップ5)。
【0027】図5に示す制御ルーチンは所定時間ごとに
実行され、上述のように差動制限クラッチ39による差
動制限力の切換え制御を保留している間に左右のバンク
20,21についてのスロットルバルブ24,25の協
調制御が実行され、その協調制御が終了した時点で前記
ステップ2の判断結果が“ノー”となる。なお、このス
テップ2の判断結果は走行状態が変化しないために、バ
ンクの切換えが判断されていなければ“ノー”となる。
ステップ2の判断結果が“ノー”であれば、ステップ6
に進んでフラグF1 が“1”に設定されているか否かを
判断する。このフラグF1 が“1”に設定されていなけ
れば、差動制限クラッチ39による差動制限力の変更が
判断されていないことになるので、この場合はステップ
7に進んで差動制限クラッチ39による差動制限力の切
換え制御を行うべきことが判定されているか否かを判断
する。その判断結果が“ノー”であれば特に制御を行う
ことなくこの制御ルーチンから抜け、また差動制限力の
切換えが判定されていれば差動制限クラッチ39による
差動制限力の変更制御を実行する(ステップ8)。そし
てフラグF1 を“0”に設定する(ステップ9)。
【0028】なお、ステップ6でフラグF1 が“1”に
設定されていて、その判断結果が“イエス”になれば、
既に差動制限クラッチ39による差動制限力の変更を行
うことが判定されていることになるので、この場合は直
ちにステップ8に進んで差動制限クラッチ39による差
動制限力の変更制御を実行する。
【0029】なお、上記のステップ3あるいはステップ
7の差動制限クラッチ39による差動制限力の変更制御
の判定では、例えば前後輪の回転数差に基づく制御であ
るΔNFR制御や発進時制御あるいは差動制限のOFF
制御により差動制限クラッチ39の油圧が切換えられる
か否かの制御の有無を判定する。
【0030】上述した差動制限力の切換え制御の保留は
両バンク運転から片バンク運転への切換え制御の際、あ
るいは片バンク運転から両バンク運転への切換えの際、
もしくは片バンク運転状態におけるバンクの切換えの際
に実行される。これら各々の場合についてタイムチャー
トにより具体的に説明する。
【0031】図6は、両バンク運転から片バンク運転へ
の切換えの際に差動制限力の切換え制御が保留される場
合の例であって、スロットル開度や車速などの走行状態
の変更に基づいてT1 時点にバンクの切換えが判断され
ると、それ以降の所定の遅れ時間経過後にスロットルバ
ルブの協調制御が行われる。すなわちT1 時点では両バ
ンク運転が行われており、左右のスロットルバルブ2
4,25の開度は共にほぼ等しい開度に設定されてい
る。またEGRバルブ34,35もそれぞれのバンク2
0,21についてのスロットルバルブ24,25の開度
に応じた開度に設定されている。
【0032】T1 時点の後のT2 時点に差動制限クラッ
チ39による差動制限力の切換えが判断されるとその切
換え制御は保留され、直ちには実行されない。すなわち
禁止制御が行われる。一方、左右のスロットルバルブ2
4,25は両バンク運転から片バンク運転に移行するべ
く各々の開度が変更される。例えば左バンク20のスロ
ットルバルブ24の開度が次第に増大させられるととも
に、右バンク21のスロットルバルブ25の開度が前記
左側のスロットルバルブ24の開度に応じて減少させら
れる。そして左側のスロットルバルブ24が全開状態と
なるとほぼ同時に右側のスロットルバルブ5が全閉状態
となり、その後、アクセル開度に応じたエンジン出力と
なるよう左側のスロットルバルブ24が若干絞られ、ま
た右側のスロットルバルブ25が若干開かれる。このよ
うにして左右のスロットルバルブ24,25を協調制御
している際には、各々のスロットルバルブ24,25の
開度の変更に起因してエンジントルクは若干変動し、不
安定な状態となり、協調制御の終了に伴ってエンジント
ルクは一定となる。なお、両バンク運転時と片バンク運
転時とでのエンジントルクはほぼ等しい値に維持され
る。また一方、EGRバルブ34,35は、それぞれの
バンク20,21におけるスロットル開度24,25の
開度に応じて制御される。具体的には左側のEGRバル
ブ34はこれに対応しているスロットルバルブ24の開
度に応じて開度が切換えられる。また右側のEGRバル
ブ35はこれに対応するスロットルバルブ25が最終的
には実質的に全閉となるので、協調制御の終了時点では
全開状態に制御される。このようにして左右のスロット
ルバルブ24,25の協調制御による両バンク運転から
片バンク運転への切換えが終了したT3 時点で差動制限
クラッチ39による差動制限力の切換え制御が実行され
る。
【0033】図7は、出力トルクの増大要求に応じて片
バンク運転から両バンク運転に切換える場合の例を示し
ている。すなわちT1 時点でバンク切換えの判断がなさ
れると、その時点で左バンク20によって運転が行われ
ていれば、所定の遅れ時間後に左バンク20についての
スロットルバルブ24が次第に増大させられる。また右
バンク21についてのスロットルバルブ25は、左側の
スロットルバルブ24がほぼ全開になった直後に一旦全
閉とされ、しかる後、左側のスロットルバルブ24の開
度の減少に伴ってその開度が拡大され、最終的には両方
のスロットルバルブ24,25がほぼ等しい開度に設定
される。
【0034】一方、各バンク20,21についてのEG
Rバルブ34,35は、各々に対応するスロットル開度
に応じて制御され、特に右バンク21についてのEGR
バルブ35はスロットルバルブ25が全閉とされる時点
で一旦全閉とされ、その後、スロットルバルブ25の開
度に応じた開度に設定される。したがってエンジントル
クは片バンク運転状態に対して増大させられる。
【0035】このような左右のスロットルバルブ24,
25の協調制御の実行中であるT21時点で差動制限クラ
ッチ39による差動制限力の切換え制御が判断されたと
すると、この切換え制御はスロットルバルブ24,25
の協調制御が終了するまで保留される。すなわち禁止制
御が行われ、協調制御の終了した後のT31時点で差動制
限クラッチ39による差動制限力の切換え制御が実行さ
れる。
【0036】図8は、片バンク運転中でのバンクの切換
えの際に差動制限クラッチ39による差動制限力の切換
え制御の判定があった場合の例を示している。すなわち
左バンク運転を行っている状態で触媒の温度の低下など
によってバンクの切換えが判断されると(T1 時点)、
所定の遅れ時間の後に左バンク20についてのスロット
ルバルブ24が次第に開かれる。またこれと同時に右バ
ンク21についてのスロットルバルブ25が次第に全閉
まで閉じられる。その後、左側のスロットルバルブ24
の開度を次第に絞りつつ右側のスロットルバルブ25の
開度を次第に増大させ、左側のスロットルバルブ24を
ほぼ全閉とした時点では右側のスロットルバルブ25を
左側のスロットルバルブ24の最大開度とほぼ等しい開
度まで増大させる。しかる後、右側のスロットルバルブ
25をアクセル開度に応じた開度まで絞り、これと併せ
て左側のスロットルバルブ24を若干開けた状態に維持
する。
【0037】一方、EGRバルブ34,35は一旦全閉
まで閉じ、左側のスロットルバルブ24を閉弁操作し、
かつ右側のスロットルバルブ25を開弁操作している過
渡期には、両方のEGRバルブ34,35を全閉状態に
維持し、これらのスロットルバルブ24,25の協調制
御の終了に併せて左側のEGRバルブ34は全開まで開
け、また右側のEGRバルブ35はスロットルバルブ2
5の開度に合わせた開度に設定する。
【0038】上述した左右のスロットルバルブ24,2
5の協調制御の途中のT22時点で差動制限クラッチ39
による差動制限力の切換え制御の判断が行われたとする
と、その切換え制御は直ちには実行されずに保留され
る。すなわち禁止制御が行われる。そしてスロットルバ
ルブ24,25の協調制御が終了した後のT32時点で差
動制限クラッチ39による差動制限力の切換え制御が実
行される。
【0039】上述したように運転を行うべきバンク2
0,21の切換えが行われる場合には、前後輪への駆動
力の分配率の切換えが判断されたとしてもその切換え制
御は直ちには実行されずにバンクの切換えが終了するま
で保留される。その結果、上述した制御によれば、バン
クの切換えと駆動力の分配率の切換えとの二つの制御が
同時に生じることがなく、そのため出力トルクが不安定
になったり、それに伴ってドライバビリティが悪化した
りすることが未然に防止される。
【0040】つぎにこの発明の他の実施例について図9
を参照して説明する。この図9は差動制限クラッチ39
による差動制限力の切換え制御をバンク切換えのための
スロットルバルブ24,25の協調制御に優先して実行
する制御ルーチンを示しており、まず入力信号の処理を
行い(ステップ20)、ついで差動制限クラッチ39に
よる差動制限力の切換え制御中か否かを判断する(ステ
ップ21)。その判断結果が“イエス”の場合にはバン
ク切換えのためのスロットルバルブ24,25の協調制
御を行うべきことの判定があったか否かを判断する(ス
テップ22)。その判断結果が“ノー”の場合には特に
制御を行うことなくこの制御ルーチンから抜ける。また
スロットルバルブ24,25の協調制御が判定されてい
る場合には、その協調制御を直ちに実行せずに保留する
(ステップ23)。そしてこの場合、片バンク運転が行
われていれば左右のスロットルバルブ24,25の開度
を異ならせたまま各々のスロットルバルブ24,25の
制御を継続する(ステップ24)。なお、両バンク運転
状態であれば左右のスロットルバルブ24,25は共に
ほぼ等しい開度で制御される。そしてステップ25に進
んでフラグF3 を“1”にセットする。
【0041】この図9に示す制御ルーチンも所定の時間
ごとに実行され、したがって上述のようにスロットルバ
ルブ24,25の協調制御が保留されている間に差動制
限クラッチ39による差動制限力の切換え制御が進行
し、その結果、差動制限クラッチ39による差動制限力
の切換え制御が終了すると、前記ステップ21の判断結
果が“ノー”となる。またこのステップ21の判断結果
は、走行状態が変化しなかったために差動制限クラッチ
39による差動制限力の切換えが必要ない場合にも“ノ
ー”となる。そしてこの場合、フラグF3 が“1”か否
かが判断され(ステップ26)、その判断結果が“ノ
ー”であれば、すなわちスロットルバルブ24,25の
協調制御が保留されていなければ、再度、スロットルバ
ルブ24,25の協調制御を行うべきことが判定されて
いるか否かを判断する(ステップ27)。そしてその判
断結果が“ノー”であれば、特に制御を行うことなくこ
の制御ルーチンを抜ける。またステップ27の判断結果
が“イエス”であればスロットルバルブ24,25の協
調制御を行うべきことの判定が単独で成立していること
になるので、直ちにその協調制御を実行する(ステップ
28)。しかる後、フラグF3 をゼロリセットする(ス
テップ29)。一方、ステップ26の判断結果が“イエ
ス”の場合には、既にスロットルバルブ24,25の協
調制御を行うべき判定が成立していることになるので、
この場合はステップ27を経ずに直ちにステップ28に
進んでスロットルバルブ24,25の協調制御を実行す
る。
【0042】上述した駆動力分配率の切換え中のバンク
切換えのためのスロットルバルブ24,25の協調制御
の保留は、両バンク運転から片バンク運転に切換える場
合、および片バンク運転から両バンク運転に切換える場
合、ならびに片バンク運転でのバンクの切換えの場合の
いずれについても実行される。両バンク運転と片バンク
運転との切換えについてタイムチャートを参照して説明
すると、図10は、両バンク運転から片バンク運転への
切換えを保留する例であり、走行状態の変更の基づいて
差動制限クラッチ39による差動制限力の切換えがT10
時点に判断されると、所定の遅れ時間が経過したT11時
点に差動制限力の切換え制御が実行される。その差動制
限力の切換え制御中であるT12時点に両バンク運転から
片バンク運転に切換えるべきことが判断された場合、そ
の判断に基づくバンクの切換え制御の実行が保留され
る。すなわちバンク切換えの禁止制御が行われる。
【0043】差動制限力の切換え制御が進行してT13時
点にこの差動制限力の切換え制御が終了すると、バンク
切換え制御の保留が解除される。すなわち左右のスロッ
トルバルブ24,25およびEGRバルブ34,35が
ほぼ等しい開度に設定されて両バンク運転が行われてお
り、その片バンク運転への切換え制御の保留が解除され
ると、例えば左側のスロットルバルブ24の開度が次第
に増大させられ、それに併せて右側のスロットルバルブ
25の開度が次第に絞られる。左側のスロットルバルブ
24の開度がほぼ2倍に増大させられると同時に、右側
のスロットルバルブ25の開度がほぼ全閉とされ、しか
る後、左側のスロットルバルブ24の開度がアクセル開
度に応じた開度に設定されるとともに、右側のスロット
ルバルブ25の開度が若干開かれる。
【0044】一方、左側のEGRバルブ34の開度は、
これに対応するスロットルバルブ24の開度の変化に伴
って一時的に増大させられるが、最終的には、制御開始
以前とほぼ同じ開度に設定される。また右側のEGRバ
ルブ35はこれに対応するスロットルバルブ25が全閉
とされるに伴って一旦全閉され、その後に全開まで開度
が増大される。したがってエンジントルクは、スロット
ルバルブ24,25の協調制御の間に幾分不安定となっ
て変動するが、バンクの切換えの前後ではほぼ一定に維
持される。
【0045】また図11は、出力の増大要求による片バ
ンク運転から両バンク運転への切換え制御を保留する例
である。すなわち上述のように、T10時点に差動制限ク
ラッチ39の駆動力の分配率の切換えの判断が成立する
と、所定の遅れ時間が経過したT11時点に差動制限クラ
ッチ39の係合力を変更することによる駆動力分配率の
切換制御が開始され、T13時点まで継続する。そして駆
動力分配率の切換えが判断されたT10時点の直後のT12
時点に、片バンク運転状態から両バンク運転状態への切
換えが判断されると、実質的に全閉となっていたスロッ
トルバルブ(例えば右側のスロットルバルブ25)が次
第に開かれる。その場合、右側のEGRバルブ35は、
一旦全閉された後に、左側のEGRバルブ34とほぼ等
しい開度まで開かれる。したがってエンジントルクは、
次第に増大する。
【0046】そして駆動力分配率の切換え制御が終了し
たT13時点の後に、右側のスロットルバルブ25の開度
の増大に合わせて左側のスロットルバルブ24の開度が
次第に減少させられる。すなわち左右のスロットルバル
ブ24,25の協調制御が、駆動力分配率の切換え制御
が終了するまで保留され、その後に実行される。そして
最終的には、左右のスロットルバルブ24,25の開度
がほぼ等しくなり、エンジントルクは、片バンク運転時
よりも増大する。
【0047】したがって上述した図10に示す両バンク
運転から片バンク運転への切換えの場合および片バンク
運転から両バンク運転への切換えの場合のいずれであっ
ても、それらの切換え制御は駆動力分配率の切換え制御
が終了するまで保留されるので、バンクの切換えと駆動
力の分配率の切換えとの二つの制御が同時に生じること
がなく、そのため出力トルクが不安定になったり、それ
に伴ってドライバビリティが悪化したりすることが未然
に防止される。
【0048】なお、上述した実施例では、出力特性が一
定となるようバンクの切換えを行うエンジンEg を対象
としてこの発明を適用した例を説明したが、この発明
は、燃焼気筒数の変更に伴って出力特性が変化するエン
ジンを対象として実施することもできる。図12は、こ
のような出力特性が変化するエンジンを対象とした場合
の気筒数切換え制御を保留する制御ルーチンの一例を示
すものである。これは、図5に示す制御ルーチンのうち
ステップ2を、燃焼気筒数の切換え制御中か否かの判断
ステップ(ステップ2−1)に変更し、またフラグF1
をフラグF2 に変更したものである。
【0049】また駆動力分配率の切換えと気筒数の変更
との各判断がほぼ同時に生じた場合には、上述した図1
2に示す例とは反対に、気筒数の切換え制御の実行を保
留することとしてもよい。その例を図13に示してあ
り、これは、前述した図9におけるステップ22を、気
筒数切換えの判定が成立したか否かの判断ステップ(ス
テップ22−1)に変更し、またステップ27を、気筒
数切換えの判定が成立したか否かの判断ステップ(ステ
ップ27−1)に変更し、さらにフラグF3 をフラグF
4 に変更したものである。
【0050】この図13に示す制御を行った場合のタイ
ムチャートを図14に示してあり、T10時点に差動制限
クラッチ39の駆動力の分配率の切換えの判断が成立す
ると、所定の遅れ時間が経過したT11時点に差動制限ク
ラッチ39の係合力を変更することによる駆動力分配率
の切換制御が開始され、T13時点まで継続する。そして
駆動力分配率の切換えが判断されたT10時点の直後のT
12時点に、燃焼気筒数の切換え(例えば燃焼気筒数の増
大)が判断されると、その切換え制御は直ちには実行さ
れずに、保留される。すなわち気筒数の切換え制御が禁
止される。そして駆動力分配率の切換え制御が終了した
T13時点の後に、気筒数の切換え制御が実行される。ま
たそれに伴ってエンジントルクが増大する。
【0051】したがって図12に示す制御を行う場合あ
るいは図13に示す制御を行う場合のいずれであって
も、駆動力分配率の変更と気筒数の増大に伴うエンジン
トルクの変化とが同時に生じることがないので、ドライ
バビリティの悪化が未然に防止される。
【0052】なお、上述した各実施例では、駆動力の分
配率を切換える手段として遊星歯車機構38および差動
制限クラッチ39からなる四輪駆動トランスファTf を
示したが、この発明は上記の実施例に限定されるもので
はないのであって、駆動力分配率を切換え手段は、二輪
駆動状態と四輪駆動状態とに選択的に切換える装置であ
ってもよく、また前後輪に対する駆動力の分配率を変更
する装置の限らず、左右の車輪に対する駆動力の分配率
を選択的に切換える装置であってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の制御装置
によれば、燃焼を行うバンクの切換えや燃焼気筒数の変
更などのエンジントルクの変動を伴うエンジンの切換え
制御と、四輪駆動状態と二輪駆動状態との切換えなどの
駆動力の分配率を変更する制御とを行うべき状態になっ
た場合、これら二つの切換え制御を同時にあるいは重複
して実行することを禁止し、いずれか一方の切換え制御
を終了した後に他方の切換え制御を実行することになる
ので、走行トルクが不安定となったり、それに伴ってド
ライバビリティが悪化したりすることを未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を模式的に示すブロック図
である。
【図2】バンク切換え可能なV型エンジンの給排気系統
および制御系統を模式的に示すブロック図である。
【図3】バンクの切換えに伴ういずれか一方のバンクに
ついてのスロットル開度の変化および出力トルクの変化
を概略的に示す線図である。
【図4】片バンク運転領域と両バンク運転領域とを車速
とスロットル開度とで示す線図である。
【図5】動力分配率の切換え制御の実行を保留する制御
ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図6】両バンク運転から片バンク運転に切換えるため
のスロットルバルブの協調制御の際に差動制限力の切換
え制御の実行を保留した場合のタイムチャートである。
【図7】片バンク運転から両バンク運転に切換えるため
のスロットルバルブの協調制御の際に差動制限力の切換
え制御の実行を保留した場合のタイムチャートである。
【図8】左バンク運転から右バンク運転に切換えるため
のスロットルバルブの協調制御の際に差動制限力の切換
え制御の実行を保留した場合のタイムチャートである。
【図9】差動制限力の切換え制御の際にスロットルバル
ブの強調制御の実行を保留する制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図10】差動制限力の切換え制御の際に両バンク運転
から片バンク運転への切換えのためのスロットルバルブ
の協調制御を保留した場合のタイムチャートである。
【図11】差動制限力の切換え制御の際に片バンク運転
から両バンク運転への切換えのためのスロットルバルブ
の協調制御を保留した場合のタイムチャートである。
【図12】気筒数切換え制御の際に差動制限力の切換え
制御の実行を保留する制御ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図13】差動制限力の切換え制御の際に気筒数の切換
え制御の実行を保留する制御ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図14】差動制限力の切換え制御の際に気筒数の切換
え制御の実行を保留した場合のタイムチャートである。
【符号の説明】
17 油圧制御装置 18 電子制御装置 19 電子制御装置 20,21 バンク 24,25 電子スロットルバルブ 39 差動制限クラッチ 44 リヤプロペラシャフト 45 フロントプロペラシャフト 48 四輪駆動用油圧制御装置 Eg エンジン At 自動変速機 Tf 四輪駆動トランスファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒のうち所定の気筒での燃焼の
    休止を選択的に行うことのできるエンジンと、少なくと
    も二本の駆動軸に対する駆動力分配率を変更することの
    できる駆動力分配装置との制御装置において、 燃焼を行う気筒の変更と前記駆動力分配率の変更とを同
    時に実施することを禁止する手段を備えていることを特
    徴とするエンジンおよび駆動力分配装置の制御装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309039A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Honda Motor Co Ltd エンジンのトルク推定装置および車両のトルク配分制御装置
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