JPH08200465A - 微小送り機構 - Google Patents
微小送り機構Info
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- JPH08200465A JPH08200465A JP2777395A JP2777395A JPH08200465A JP H08200465 A JPH08200465 A JP H08200465A JP 2777395 A JP2777395 A JP 2777395A JP 2777395 A JP2777395 A JP 2777395A JP H08200465 A JPH08200465 A JP H08200465A
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- female screw
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- screw
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 20
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
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- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速回転のモータの回転を減速する専用の減
速機及び回転運動を直線運動に変換する専用の機構を個
別に備えることなく、直結により高速回転のモータの回
転運動を微小な直線運動に変換する微小送りが構造簡素
かつ収容スペースを削減させて得られる微小送り機構の
提供。 【構成】 モータ1によつて回転駆動され、長径部2a
を有するロータ2と、ロータ2に外嵌され、弾性的に変
形可能かつ一端部に雄ねじ部4aを有するねじ部材4
と、ロータ2の長径部2aに位置するねじ部材4の雄ね
じ部4aが、内周面の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ね
じ部材5とを有し、雌ねじ部材5の一端部がモータ1に
固定され、ねじ部材4が回転運動及び軸線方向の移動を
する。
速機及び回転運動を直線運動に変換する専用の機構を個
別に備えることなく、直結により高速回転のモータの回
転運動を微小な直線運動に変換する微小送りが構造簡素
かつ収容スペースを削減させて得られる微小送り機構の
提供。 【構成】 モータ1によつて回転駆動され、長径部2a
を有するロータ2と、ロータ2に外嵌され、弾性的に変
形可能かつ一端部に雄ねじ部4aを有するねじ部材4
と、ロータ2の長径部2aに位置するねじ部材4の雄ね
じ部4aが、内周面の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ね
じ部材5とを有し、雌ねじ部材5の一端部がモータ1に
固定され、ねじ部材4が回転運動及び軸線方向の移動を
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転運動を微小な直線
運動に変換する微小送り機構に関するものである。
運動に変換する微小送り機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来のこの種の微小送り機
構として、例えば特開昭63−266228号公報に記
載されるようにブレーキ装置に使用するものがある。こ
の微小送り機構は、超音波モータの回転トルクを、トル
ク増大用の減速歯車機構及び回転トルクを直線推進力に
変換する機構部を有するトルク変換手段により変換し
て、摩擦部材に伝達させる。この減速歯車機構は、具体
的には遊星歯車機構で構成し、トルク変換手段は、具体
的にはボールスクリュー機構からなるリニア変換機構で
構成している。
構として、例えば特開昭63−266228号公報に記
載されるようにブレーキ装置に使用するものがある。こ
の微小送り機構は、超音波モータの回転トルクを、トル
ク増大用の減速歯車機構及び回転トルクを直線推進力に
変換する機構部を有するトルク変換手段により変換し
て、摩擦部材に伝達させる。この減速歯車機構は、具体
的には遊星歯車機構で構成し、トルク変換手段は、具体
的にはボールスクリュー機構からなるリニア変換機構で
構成している。
【0003】しかしながら、このような従来の微小送り
機構にあつては、モータの回転運動を遊星歯車機構によ
つて減速させ、この減速させた回転運動をボールスクリ
ュー機構によつて直線運動に変換させているため、構造
が複雑であり、かつ、収容スペースを多大に要するとい
う技術的課題がある。
機構にあつては、モータの回転運動を遊星歯車機構によ
つて減速させ、この減速させた回転運動をボールスクリ
ュー機構によつて直線運動に変換させているため、構造
が複雑であり、かつ、収容スペースを多大に要するとい
う技術的課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は次の通りである。請求項1の発明の構成は、モータ1
によつて回転駆動され、長径部2aを有するロータ2
と、ロータ2に外嵌され、弾性的に変形可能かつ一端部
に雄ねじ部4aを有するねじ部材4と、ロータ2の長径
部2aに位置するねじ部材4の雄ねじ部4aが、内周面
の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ねじ部材5とを有し、
雌ねじ部材5の一端部がモータ1に固定され、ねじ部材
4が回転運動及び軸線方向の移動をすることを特徴とす
る微小送り機構である。請求項2の発明の構成は、モー
タ1によつて回転駆動され、長径部2aを有するロータ
2と、ロータ2に外嵌され、弾性的に変形可能かつ一端
部に雄ねじ部4aを有するねじ部材4と、ロータ2の長
径部2aに位置するねじ部材4の雄ねじ部4aが、内周
面の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ねじ部材5とを有
し、雌ねじ部材5の一端部がモータ1に回転可能に支持
され、ねじ部材4が回転不可能とされて軸線方向の移動
をすることを特徴とする微小送り機構である。請求項3
の発明の構成は、モータ1によつて回転駆動され、長径
部2aを有するロータ2と、ロータ2に外嵌され、弾性
的に変形可能かつ他端部に雄ねじ部4aを有するねじ部
材4と、内周面の雌ねじ部5aに、ロータ2の長径部2
aに位置するねじ部材4の雄ねじ部4aがねじ係合する
雌ねじ部材5とを有し、ねじ部材4の一端部がモータ1
に固定され、雌ねじ部材5が回転運動及び軸線方向の移
動をすることを特徴とする微小送り機構である。請求項
4の発明の構成は、モータ1によつて回転駆動され、長
径部2aを有するロータ2と、ロータ2に外嵌され、弾
性的に変形可能かつ他端部に雄ねじ部4aを有するねじ
部材4と、ロータ2の長径部2aに位置するねじ部材4
の雄ねじ部4aが、内周面の雌ねじ部5aにねじ係合す
る雌ねじ部材5とを有し、ねじ部材4の一端部がモータ
1に回転可能に支持され、雌ねじ部材5が回転不可能と
されて軸線方向の移動をすることを特徴とする微小送り
機構である。請求項5の発明の構成は、モータ1によつ
て回転駆動され、長径部2aを有するロータ2と、ロー
タ2に外嵌され、弾性的に変形可能な雄ねじ部4a,4
cを両端部側に有するねじ部材4と、ロータ2の長径部
2aに位置するねじ部材4の一端部の雄ねじ部4aが、
内周面の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ねじ部材5と、
ロータ2の長径部2aに位置するねじ部材4の他端部の
雄ねじ部4cが、内周面の雌ねじ部8aにねじ係合する
可動ねじ部材8とを有し、雌ねじ部材5の一端部がモー
タ1に固定され、可動ねじ部材8が軸線方向の移動をす
ることを特徴とする微小送り機構である。
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は次の通りである。請求項1の発明の構成は、モータ1
によつて回転駆動され、長径部2aを有するロータ2
と、ロータ2に外嵌され、弾性的に変形可能かつ一端部
に雄ねじ部4aを有するねじ部材4と、ロータ2の長径
部2aに位置するねじ部材4の雄ねじ部4aが、内周面
の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ねじ部材5とを有し、
雌ねじ部材5の一端部がモータ1に固定され、ねじ部材
4が回転運動及び軸線方向の移動をすることを特徴とす
る微小送り機構である。請求項2の発明の構成は、モー
タ1によつて回転駆動され、長径部2aを有するロータ
2と、ロータ2に外嵌され、弾性的に変形可能かつ一端
部に雄ねじ部4aを有するねじ部材4と、ロータ2の長
径部2aに位置するねじ部材4の雄ねじ部4aが、内周
面の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ねじ部材5とを有
し、雌ねじ部材5の一端部がモータ1に回転可能に支持
され、ねじ部材4が回転不可能とされて軸線方向の移動
をすることを特徴とする微小送り機構である。請求項3
の発明の構成は、モータ1によつて回転駆動され、長径
部2aを有するロータ2と、ロータ2に外嵌され、弾性
的に変形可能かつ他端部に雄ねじ部4aを有するねじ部
材4と、内周面の雌ねじ部5aに、ロータ2の長径部2
aに位置するねじ部材4の雄ねじ部4aがねじ係合する
雌ねじ部材5とを有し、ねじ部材4の一端部がモータ1
に固定され、雌ねじ部材5が回転運動及び軸線方向の移
動をすることを特徴とする微小送り機構である。請求項
4の発明の構成は、モータ1によつて回転駆動され、長
径部2aを有するロータ2と、ロータ2に外嵌され、弾
性的に変形可能かつ他端部に雄ねじ部4aを有するねじ
部材4と、ロータ2の長径部2aに位置するねじ部材4
の雄ねじ部4aが、内周面の雌ねじ部5aにねじ係合す
る雌ねじ部材5とを有し、ねじ部材4の一端部がモータ
1に回転可能に支持され、雌ねじ部材5が回転不可能と
されて軸線方向の移動をすることを特徴とする微小送り
機構である。請求項5の発明の構成は、モータ1によつ
て回転駆動され、長径部2aを有するロータ2と、ロー
タ2に外嵌され、弾性的に変形可能な雄ねじ部4a,4
cを両端部側に有するねじ部材4と、ロータ2の長径部
2aに位置するねじ部材4の一端部の雄ねじ部4aが、
内周面の雌ねじ部5aにねじ係合する雌ねじ部材5と、
ロータ2の長径部2aに位置するねじ部材4の他端部の
雄ねじ部4cが、内周面の雌ねじ部8aにねじ係合する
可動ねじ部材8とを有し、雌ねじ部材5の一端部がモー
タ1に固定され、可動ねじ部材8が軸線方向の移動をす
ることを特徴とする微小送り機構である。
【0005】請求項1の発明によれば、モータ1によつ
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転移動し、ねじ部材4は、ロータ
2に沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これによ
り、固定の雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ
部材4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5
の雌ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が
次第に周方向に移動してゆく。
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転移動し、ねじ部材4は、ロータ
2に沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これによ
り、固定の雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ
部材4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5
の雌ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が
次第に周方向に移動してゆく。
【0006】いま、ロータ2が1回転すれば、ねじ部材
4の雄ねじ部4aの円周長が固定の雌ねじ部材5の雌ね
じ部5aの円周長よりも短いので、雌ねじ部材5の円周
長より不足する分だけ、ねじ部材4がモータ1の回転方
向と反対方向に回転する。また、ねじ部材4が回転移動
した分だけ、ねじ部材4が軸線方向に移動する。
4の雄ねじ部4aの円周長が固定の雌ねじ部材5の雌ね
じ部5aの円周長よりも短いので、雌ねじ部材5の円周
長より不足する分だけ、ねじ部材4がモータ1の回転方
向と反対方向に回転する。また、ねじ部材4が回転移動
した分だけ、ねじ部材4が軸線方向に移動する。
【0007】そして、ねじ部材4の雄ねじ部4aと雌ね
じ部材5の雌ねじ部5aの円周長差はわずかであるた
め、モータ1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材
5との相対回転差は小さく、従つて、軸線方向の相対移
動量も小さい。かくして、モータ1の回転運動がねじ部
材4の微小な直線運動(及び回転運動)に変換される。
モータ1を逆回転させれば、ねじ部材4は逆方向に直線
運動(及び回転運動)する。このねじ部材4の微小な直
線運動により、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを
押し出して、制動力を発生させることができる。
じ部材5の雌ねじ部5aの円周長差はわずかであるた
め、モータ1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材
5との相対回転差は小さく、従つて、軸線方向の相対移
動量も小さい。かくして、モータ1の回転運動がねじ部
材4の微小な直線運動(及び回転運動)に変換される。
モータ1を逆回転させれば、ねじ部材4は逆方向に直線
運動(及び回転運動)する。このねじ部材4の微小な直
線運動により、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを
押し出して、制動力を発生させることができる。
【0009】請求項2の発明によれば、モータ1によつ
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部
5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第に周方
向に移動してゆく。
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部
5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第に周方
向に移動してゆく。
【0009】いま、ロータ2が1回転すれば、ねじ部材
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短いので、ね
じ部材4の円周長が短い分だけ、ねじ部材4と雌ねじ部
材5との間に回転力が作用する。しかして、ねじ部材4
の回転を拘束すれば、雌ねじ部材5がモータ1の回転方
向と同一方向に回転する。また、雌ねじ部材5が回転し
た分だけ、ねじ部材4が軸線方向に移動する。
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短いので、ね
じ部材4の円周長が短い分だけ、ねじ部材4と雌ねじ部
材5との間に回転力が作用する。しかして、ねじ部材4
の回転を拘束すれば、雌ねじ部材5がモータ1の回転方
向と同一方向に回転する。また、雌ねじ部材5が回転し
た分だけ、ねじ部材4が軸線方向に移動する。
【0010】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5との円
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、軸線方向の相対移動量も小さい。かくして、モー
タ1の回転運動がねじ部材4の微小な直線運動に変換さ
れる。モータ1を逆回転させれば、ねじ部材4は逆方向
に直線運動する。このねじ部材4の微小な直線運動によ
り、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出し
て、制動力を発生させることができる。
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、軸線方向の相対移動量も小さい。かくして、モー
タ1の回転運動がねじ部材4の微小な直線運動に変換さ
れる。モータ1を逆回転させれば、ねじ部材4は逆方向
に直線運動する。このねじ部材4の微小な直線運動によ
り、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出し
て、制動力を発生させることができる。
【0011】請求項3の発明によれば、モータ1によつ
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部
5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第に周方
向に移動してゆく。
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部
5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第に周方
向に移動してゆく。
【0012】いま、ロータ2が1回転すれば、ねじ部材
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短いので、ね
じ部材4の円周長が短い分だけ、雌ねじ部材5がモータ
1の回転方向と同一方向に回転する。ねじ部材4は、一
端部がモータ1に固定されているので、回転及び軸線方
向の移動はしない。しかして、ねじ部材4と雌ねじ部材
5との相対回転により、雄ねじ部4aと雌ねじ部5aと
でねじ係合する雌ねじ部材5が軸線方向に移動する。
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短いので、ね
じ部材4の円周長が短い分だけ、雌ねじ部材5がモータ
1の回転方向と同一方向に回転する。ねじ部材4は、一
端部がモータ1に固定されているので、回転及び軸線方
向の移動はしない。しかして、ねじ部材4と雌ねじ部材
5との相対回転により、雄ねじ部4aと雌ねじ部5aと
でねじ係合する雌ねじ部材5が軸線方向に移動する。
【0013】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5との円
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の相対移動量も小さい。
かくして、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な
直線運動(及び回転運動)に変換される。モータ1を逆
回転させれば、雌ねじ部材5は逆方向に直線運動(及び
回転運動)する。この雌ねじ部材5の微小な直線運動に
より、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出し
て、制動力を発生させることができる。
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の相対移動量も小さい。
かくして、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な
直線運動(及び回転運動)に変換される。モータ1を逆
回転させれば、雌ねじ部材5は逆方向に直線運動(及び
回転運動)する。この雌ねじ部材5の微小な直線運動に
より、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出し
て、制動力を発生させることができる。
【0014】請求項4の発明によれば、モータ1によつ
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部
5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第に周方
向に移動してゆく。
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部
5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第に周方
向に移動してゆく。
【0015】いま、ロータ2が1回転すれば、ねじ部材
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短く、かつ、
ねじ部材4は一端部がモータ1に回転のみ可能に支持さ
れているので、ねじ部材4は、円周長が短い分だけモー
タ1の回転方向と反対方向に回転する。このねじ部材4
の回転により、雌ねじ部材5の回転を拘束すれば、雌ね
じ部材5が軸線方向に移動する。
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短く、かつ、
ねじ部材4は一端部がモータ1に回転のみ可能に支持さ
れているので、ねじ部材4は、円周長が短い分だけモー
タ1の回転方向と反対方向に回転する。このねじ部材4
の回転により、雌ねじ部材5の回転を拘束すれば、雌ね
じ部材5が軸線方向に移動する。
【0016】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5との円
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の移動量も小さい。かく
して、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な直線
運動に変換される。この雌ねじ部材5の微小な直線運動
により、雌ねじ部材5に当接する例えばディスクブレー
キの摩擦パッドを押し出して、制動力を発生させること
ができる。
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の移動量も小さい。かく
して、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な直線
運動に変換される。この雌ねじ部材5の微小な直線運動
により、雌ねじ部材5に当接する例えばディスクブレー
キの摩擦パッドを押し出して、制動力を発生させること
ができる。
【0017】請求項5の発明によれば、モータ1によつ
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
固定の雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材
4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌
ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第
に周方向に移動してゆく。同時に、可動ねじ部材8の雌
ねじ部8aと係合するねじ部材4の雄ねじ部4cの長径
の位置、及び可動ねじ部材8の雌ねじ部8aと係合して
いない雄ねじ部4cの位置が次第に周方向に移動してゆ
く。
てロータ2を回転駆動すれば、ロータ2の長径部2aが
モータ軸1aと共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に
沿つた形状を維持しながら弾性変形する。これにより、
固定の雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材
4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌
ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの位置が次第
に周方向に移動してゆく。同時に、可動ねじ部材8の雌
ねじ部8aと係合するねじ部材4の雄ねじ部4cの長径
の位置、及び可動ねじ部材8の雌ねじ部8aと係合して
いない雄ねじ部4cの位置が次第に周方向に移動してゆ
く。
【0018】いま、ロータ2が1回転すれば、ねじ部材
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短いので、円
周長が短い分だけねじ部材4が固定の雌ねじ部材5に対
して回転及び軸線方向の移動をする。これにより、可動
ねじ部材8が雌ねじ部材5に対して軸線方向の移動をす
る。可動ねじ部材8の回転運動は、拘束させる。なお、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4a、及び可動ねじ部材8の雌ねじ部8aと係合
するねじ部材4の雄ねじ部4cを、同一ピッチかつ向き
の同じ右ねじ又は左ねじで形成した場合には、可動ねじ
部材8が回転不可能であるので、可動ねじ部材8の軸線
方向の移動は生じなくなる。
4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短いので、円
周長が短い分だけねじ部材4が固定の雌ねじ部材5に対
して回転及び軸線方向の移動をする。これにより、可動
ねじ部材8が雌ねじ部材5に対して軸線方向の移動をす
る。可動ねじ部材8の回転運動は、拘束させる。なお、
雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄
ねじ部4a、及び可動ねじ部材8の雌ねじ部8aと係合
するねじ部材4の雄ねじ部4cを、同一ピッチかつ向き
の同じ右ねじ又は左ねじで形成した場合には、可動ねじ
部材8が回転不可能であるので、可動ねじ部材8の軸線
方向の移動は生じなくなる。
【0019】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5及び可
動ねじ部材8との円周長差がわずかであるため、モータ
1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材5との相対
回転差及び軸線方向の相対移動量は小さく、従つて、可
動ねじ部材8の軸線方向の相対移動量も小さい。かくし
て、モータ1の回転運動が可動ねじ部材8の微小な軸線
方向の直線運動に変換される。モータ1を逆回転させれ
ば、可動ねじ部材8は逆方向に直線運動する。この可動
ねじ部材8の微小な軸線方向の直線移動により、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動力を
発生させることができる。
動ねじ部材8との円周長差がわずかであるため、モータ
1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材5との相対
回転差及び軸線方向の相対移動量は小さく、従つて、可
動ねじ部材8の軸線方向の相対移動量も小さい。かくし
て、モータ1の回転運動が可動ねじ部材8の微小な軸線
方向の直線運動に変換される。モータ1を逆回転させれ
ば、可動ねじ部材8は逆方向に直線運動する。この可動
ねじ部材8の微小な軸線方向の直線移動により、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動力を
発生させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1,図2は、本発明の第1実施例を示
す。図中において符号1は電気によつて駆動されるモー
タを示し、そのモータ軸1aには、軸線方向に延在させ
て固着したキー1bを有する。このモータ軸1aには、
キー1bに係合させて相対回動不可能かつ軸線方向の移
動可能に楕円形のロータ2を外嵌させてある。従つて、
ロータ2は、長径部2aを有し、その中心部がモータ軸
1aにスプライン状に結合している。また、ロータ2の
外周には、複数個のローラ3を介して弾性的に変形可能
なねじ部材4を外嵌させる。複数個のローラ3は、ロー
タ2の外周に所定間隔で配置して図外の保持器によつて
保持させてあり、それぞれがロータ2の外周面に接触し
ている。ねじ部材4は、ばね鋼によつて形成されて自由
状態で円筒状をなし、一端部の外周面に所定ピッチの雄
ねじ部4aが形成され、他端部は、強度部材としての側
板4bによつて覆つてある。
て説明する。図1,図2は、本発明の第1実施例を示
す。図中において符号1は電気によつて駆動されるモー
タを示し、そのモータ軸1aには、軸線方向に延在させ
て固着したキー1bを有する。このモータ軸1aには、
キー1bに係合させて相対回動不可能かつ軸線方向の移
動可能に楕円形のロータ2を外嵌させてある。従つて、
ロータ2は、長径部2aを有し、その中心部がモータ軸
1aにスプライン状に結合している。また、ロータ2の
外周には、複数個のローラ3を介して弾性的に変形可能
なねじ部材4を外嵌させる。複数個のローラ3は、ロー
タ2の外周に所定間隔で配置して図外の保持器によつて
保持させてあり、それぞれがロータ2の外周面に接触し
ている。ねじ部材4は、ばね鋼によつて形成されて自由
状態で円筒状をなし、一端部の外周面に所定ピッチの雄
ねじ部4aが形成され、他端部は、強度部材としての側
板4bによつて覆つてある。
【0021】また、円筒状をなし、一端部がモータ1に
同心に固着されて固定状態の雌ねじ部材5を配設する。
雌ねじ部材5の内周面には雌ねじ部5aが形成され、こ
の雌ねじ部5aに、弾性的に変形可能なねじ部材4の雄
ねじ部4aをねじ係合させてある。雌ねじ部5aは、雄
ねじ部4aと同一ピッチとし、雌ねじ部材5の内周面に
軸線方向に長く形成してある。しかして、ねじ部材4
は、ローラ3を介してロータ2の外形に沿つて弾性的に
変形させられ、ロータ2の長径部2aに位置する雄ねじ
部4aのみが雌ねじ部材5の雌ねじ部5aに部分的にね
じ係合し、このねじ係合箇所は、ロータ2の回転に伴つ
て周方向に次第に移動するようになる。
同心に固着されて固定状態の雌ねじ部材5を配設する。
雌ねじ部材5の内周面には雌ねじ部5aが形成され、こ
の雌ねじ部5aに、弾性的に変形可能なねじ部材4の雄
ねじ部4aをねじ係合させてある。雌ねじ部5aは、雄
ねじ部4aと同一ピッチとし、雌ねじ部材5の内周面に
軸線方向に長く形成してある。しかして、ねじ部材4
は、ローラ3を介してロータ2の外形に沿つて弾性的に
変形させられ、ロータ2の長径部2aに位置する雄ねじ
部4aのみが雌ねじ部材5の雌ねじ部5aに部分的にね
じ係合し、このねじ係合箇所は、ロータ2の回転に伴つ
て周方向に次第に移動するようになる。
【0022】次に、上記第1実施例の作用について説明
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転移動し、ねじ部材4は、ローラ3を介してロ
ータ2に沿つた楕円形を維持しながら弾性変形する。こ
れにより、固定の雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合す
るねじ部材4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ
部材5の雌ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの
短径の位置が次第に周方向に移動してゆく。
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転移動し、ねじ部材4は、ローラ3を介してロ
ータ2に沿つた楕円形を維持しながら弾性変形する。こ
れにより、固定の雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合す
るねじ部材4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ
部材5の雌ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの
短径の位置が次第に周方向に移動してゆく。
【0023】いま、楕円形のロータ2が1回転すれば、
ねじ部材4の雄ねじ部4aの円周長が固定の雌ねじ部材
5の雌ねじ部5aの円周長よりも短いので、雌ねじ部材
5の円周長より不足する分だけ、ねじ部材4がモータ1
の回転方向と反対方向(図1,図2に矢印Aで示す。)
に回転する。しかして、ねじ部材4が回転移動した分だ
け、ねじ部材4が軸線方向(図1に矢印Bで示す。)に
移動する。ロータ2は、ローラ3の摩擦力を受けてねじ
部材4と同一方向にキー1bに案内されながら若干移動
する。
ねじ部材4の雄ねじ部4aの円周長が固定の雌ねじ部材
5の雌ねじ部5aの円周長よりも短いので、雌ねじ部材
5の円周長より不足する分だけ、ねじ部材4がモータ1
の回転方向と反対方向(図1,図2に矢印Aで示す。)
に回転する。しかして、ねじ部材4が回転移動した分だ
け、ねじ部材4が軸線方向(図1に矢印Bで示す。)に
移動する。ロータ2は、ローラ3の摩擦力を受けてねじ
部材4と同一方向にキー1bに案内されながら若干移動
する。
【0024】そして、ねじ部材4の雄ねじ部4aと雌ね
じ部材5の雌ねじ部5aの円周長差はわずかであるた
め、モータ1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材
5との相対回転差は小さく、従つて、軸線方向の相対移
動量も小さい。かくして、モータ1の回転運動がねじ部
材4の微小な直線運動(及び回転運動)に変換される。
モータ1を逆回転させれば、ねじ部材4は逆方向に直線
運動(及び回転運動)する。このねじ部材4の微小な直
線運動により、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを
押し出して、制動力を発生させることができる。
じ部材5の雌ねじ部5aの円周長差はわずかであるた
め、モータ1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材
5との相対回転差は小さく、従つて、軸線方向の相対移
動量も小さい。かくして、モータ1の回転運動がねじ部
材4の微小な直線運動(及び回転運動)に変換される。
モータ1を逆回転させれば、ねじ部材4は逆方向に直線
運動(及び回転運動)する。このねじ部材4の微小な直
線運動により、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを
押し出して、制動力を発生させることができる。
【0025】図3は、本発明の第2実施例を示し、第1
実施例と実質的に同一部分には同一符号を付してそれら
の説明は省略する。第2実施例では、弾性変形可能なね
じ部材4の他端部の側板4bに形成した段部4cを回転
不可能な固定部材6の段部6aに係合させ、ねじ部材4
の回転を拘束してある。25は、側板4bと固定部材6
との間を埋める詰め部材である。固定部材6は、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドの裏金である。また、雌
ねじ部材5は、一端部が軸受7を介してモータ1に回転
可能かつ軸線方向の移動不可能に同心に支持されてい
る。軸受7は、ラジアル荷重及びスラスト荷重の両者を
支持するように、玉軸受としてある。
実施例と実質的に同一部分には同一符号を付してそれら
の説明は省略する。第2実施例では、弾性変形可能なね
じ部材4の他端部の側板4bに形成した段部4cを回転
不可能な固定部材6の段部6aに係合させ、ねじ部材4
の回転を拘束してある。25は、側板4bと固定部材6
との間を埋める詰め部材である。固定部材6は、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドの裏金である。また、雌
ねじ部材5は、一端部が軸受7を介してモータ1に回転
可能かつ軸線方向の移動不可能に同心に支持されてい
る。軸受7は、ラジアル荷重及びスラスト荷重の両者を
支持するように、玉軸受としてある。
【0026】次に、上記第2実施例の作用について説明
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ローラ3を介してロータ
2に沿つた楕円形を維持しながら弾性変形する。これに
より、雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材
4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌
ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの短径の位置
が次第に周方向に移動してゆく。
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ローラ3を介してロータ
2に沿つた楕円形を維持しながら弾性変形する。これに
より、雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材
4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌
ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの短径の位置
が次第に周方向に移動してゆく。
【0027】いま、楕円形のロータ2が1回転すれば、
ねじ部材4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短い
ので、ねじ部材4の円周長が短い分だけ、ねじ部材4と
雌ねじ部材5との間に回転力が作用する。しかして、ね
じ部材4は、両段部4c,6aの係合によつて回転が拘
束されているので、雌ねじ部材5がモータ1の回転方向
と同一方向(図3に矢印Cで示す。)に回転する。但
し、雌ねじ部材5は、軸受7の作用によつて、軸線方向
には移動しない。しかして、雌ねじ部材5が回転した分
だけ、ねじ部材4が軸線方向に移動し、固定部材6を移
動させる。ロータ2は、ローラ3の摩擦力を受けてねじ
部材4と同一方向にキー1bに案内されながら若干移動
する。
ねじ部材4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短い
ので、ねじ部材4の円周長が短い分だけ、ねじ部材4と
雌ねじ部材5との間に回転力が作用する。しかして、ね
じ部材4は、両段部4c,6aの係合によつて回転が拘
束されているので、雌ねじ部材5がモータ1の回転方向
と同一方向(図3に矢印Cで示す。)に回転する。但
し、雌ねじ部材5は、軸受7の作用によつて、軸線方向
には移動しない。しかして、雌ねじ部材5が回転した分
だけ、ねじ部材4が軸線方向に移動し、固定部材6を移
動させる。ロータ2は、ローラ3の摩擦力を受けてねじ
部材4と同一方向にキー1bに案内されながら若干移動
する。
【0028】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5との円
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、軸線方向の相対移動量も小さい。かくして、モー
タ1の回転運動がねじ部材4及び固定部材6の微小な直
線運動に変換される。モータ1を逆回転させれば、ねじ
部材4(及び固定部材6)は逆方向に直線運動する。こ
のねじ部材4の微小な直線運動により、固定部材6、例
えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動
力を発生させることができる。
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、軸線方向の相対移動量も小さい。かくして、モー
タ1の回転運動がねじ部材4及び固定部材6の微小な直
線運動に変換される。モータ1を逆回転させれば、ねじ
部材4(及び固定部材6)は逆方向に直線運動する。こ
のねじ部材4の微小な直線運動により、固定部材6、例
えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動
力を発生させることができる。
【0029】図4は、本発明の第3実施例を示し、第1
実施例と実質的に同一部分には同一符号を付してそれら
の説明は省略する。第3実施例では、弾性変形可能なね
じ部材4は、側板4bを省略して他端部側が弾性変形可
能とし、一端部をモータ1に同心に固定してある。一
方、雌ねじ部材5は、その雌ねじ部5aに、ねじ部材4
の他端部に形成した雄ねじ部4aが部分的にねじ係合
し、回転可能かつ軸線方向の移動可能である。ねじ部材
4の他端部は、楕円形のロータ2に複数個のローラ3を
介して外嵌し、ロータ2の長径部2aに位置する雄ねじ
部4aのみが雌ねじ部材5の雌ねじ部5aに部分的にね
じ係合している。なお、雌ねじ部材5は、図外の支持部
材によつて支持され、モータ1との同心状態が維持され
ている。また、雌ねじ部材5の他端部は、強度部材とし
ての側板5bによつて覆つてある。
実施例と実質的に同一部分には同一符号を付してそれら
の説明は省略する。第3実施例では、弾性変形可能なね
じ部材4は、側板4bを省略して他端部側が弾性変形可
能とし、一端部をモータ1に同心に固定してある。一
方、雌ねじ部材5は、その雌ねじ部5aに、ねじ部材4
の他端部に形成した雄ねじ部4aが部分的にねじ係合
し、回転可能かつ軸線方向の移動可能である。ねじ部材
4の他端部は、楕円形のロータ2に複数個のローラ3を
介して外嵌し、ロータ2の長径部2aに位置する雄ねじ
部4aのみが雌ねじ部材5の雌ねじ部5aに部分的にね
じ係合している。なお、雌ねじ部材5は、図外の支持部
材によつて支持され、モータ1との同心状態が維持され
ている。また、雌ねじ部材5の他端部は、強度部材とし
ての側板5bによつて覆つてある。
【0030】次に、上記第3実施例の作用について説明
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ローラ3を介してロータ
2に沿つた楕円形を維持しながら弾性変形する。これに
より、雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材
4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌
ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの短径の位置
が次第に周方向に移動してゆく。
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ローラ3を介してロータ
2に沿つた楕円形を維持しながら弾性変形する。これに
より、雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材
4の雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌
ねじ部5aと係合していない雄ねじ部4aの短径の位置
が次第に周方向に移動してゆく。
【0031】いま、楕円形のロータ2が1回転すれば、
ねじ部材4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短い
ので、ねじ部材4の円周長が短い分だけ、雌ねじ部材5
がモータ1の回転方向と同一方向(図4に矢印Dで示
す。)に回転する。ねじ部材4は、一端部がモータ1に
固定されているので、回転及び軸線方向の移動はしな
い。従つて、ロータ2も軸線方向の移動はしない。しか
して、ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転により、
雄ねじ部4aと雌ねじ部5aとでねじ係合する雌ねじ部
材5が軸線方向に移動する。
ねじ部材4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短い
ので、ねじ部材4の円周長が短い分だけ、雌ねじ部材5
がモータ1の回転方向と同一方向(図4に矢印Dで示
す。)に回転する。ねじ部材4は、一端部がモータ1に
固定されているので、回転及び軸線方向の移動はしな
い。従つて、ロータ2も軸線方向の移動はしない。しか
して、ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転により、
雄ねじ部4aと雌ねじ部5aとでねじ係合する雌ねじ部
材5が軸線方向に移動する。
【0032】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5との円
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の相対移動量も小さい。
かくして、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な
直線運動(及び回転運動)に変換される。モータ1を逆
回転させれば、雌ねじ部材5は逆方向に直線運動(及び
回転運動)する。この雌ねじ部材5の微小な直線運動に
より、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出し
て、制動力を発生させることができる。
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の相対移動量も小さい。
かくして、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な
直線運動(及び回転運動)に変換される。モータ1を逆
回転させれば、雌ねじ部材5は逆方向に直線運動(及び
回転運動)する。この雌ねじ部材5の微小な直線運動に
より、例えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出し
て、制動力を発生させることができる。
【0033】図5,図6は、本発明の第4実施例を示
し、第1,3実施例と実質的に同一部分には同一符号を
付してそれらの説明は省略する。第4実施例では、ねじ
部材4は、その一端部がモータ1の外周面に軸受9を介
して回転可能かつ軸線方向の移動不可能に同心に支持さ
れ、その他端部側が弾性変形可能になつている。一方、
雌ねじ部材5は、その雌ねじ部5aに、ねじ部材4の他
端部に形成した雄ねじ部4aが部分的にねじ係合し、軸
線方向の移動可能である。ねじ部材4は、楕円形のロー
タ2に複数個のローラ3を介して外嵌し、ロータ2の長
径部2aに位置する雄ねじ部4aのみが雌ねじ部材5の
雌ねじ部5aに部分的にねじ係合している。なお、雌ね
じ部材5は、外周面に軸線方向に延在させて形成した凹
凸部である溝部5cに図外の固定部に固定される案内部
材10の先端部が摺動自在に係合し、回転不可能にされ
ていると共に、図外の支持部材によつて支持され、モー
タ1との同心状態が維持されている。雌ねじ部材5の他
端部は、強度部材としての側板5bによつて覆つてあ
る。
し、第1,3実施例と実質的に同一部分には同一符号を
付してそれらの説明は省略する。第4実施例では、ねじ
部材4は、その一端部がモータ1の外周面に軸受9を介
して回転可能かつ軸線方向の移動不可能に同心に支持さ
れ、その他端部側が弾性変形可能になつている。一方、
雌ねじ部材5は、その雌ねじ部5aに、ねじ部材4の他
端部に形成した雄ねじ部4aが部分的にねじ係合し、軸
線方向の移動可能である。ねじ部材4は、楕円形のロー
タ2に複数個のローラ3を介して外嵌し、ロータ2の長
径部2aに位置する雄ねじ部4aのみが雌ねじ部材5の
雌ねじ部5aに部分的にねじ係合している。なお、雌ね
じ部材5は、外周面に軸線方向に延在させて形成した凹
凸部である溝部5cに図外の固定部に固定される案内部
材10の先端部が摺動自在に係合し、回転不可能にされ
ていると共に、図外の支持部材によつて支持され、モー
タ1との同心状態が維持されている。雌ねじ部材5の他
端部は、強度部材としての側板5bによつて覆つてあ
る。
【0034】次に、上記第4実施例の作用について説明
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に沿つた楕円形
を維持しながら弾性変形する。これにより、雌ねじ部材
5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄ねじ部4a
の長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合
していない雄ねじ部4aの短径の位置が、次第に周方向
に移動してゆく。
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に沿つた楕円形
を維持しながら弾性変形する。これにより、雌ねじ部材
5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の雄ねじ部4a
の長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ部5aと係合
していない雄ねじ部4aの短径の位置が、次第に周方向
に移動してゆく。
【0035】いま、楕円形のロータ2が1回転すれば、
ねじ部材4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短
く、かつ、ねじ部材4は一端部がモータ1に回転のみ可
能に支持されているので、ねじ部材4は、円周長が短い
分だけモータ1の回転方向と反対方向(図5に矢印Eで
示す。)に回転する。このねじ部材4の回転により、案
内部材10が溝部5cに係合して回転が拘束されている
雌ねじ部材5は、軸線方向(図5に矢印Fで示す。)に
移動する。ねじ部材4は軸線方向に移動しないので、ロ
ータ2も軸線方向の移動はしない。
ねじ部材4の円周長が雌ねじ部材5の円周長よりも短
く、かつ、ねじ部材4は一端部がモータ1に回転のみ可
能に支持されているので、ねじ部材4は、円周長が短い
分だけモータ1の回転方向と反対方向(図5に矢印Eで
示す。)に回転する。このねじ部材4の回転により、案
内部材10が溝部5cに係合して回転が拘束されている
雌ねじ部材5は、軸線方向(図5に矢印Fで示す。)に
移動する。ねじ部材4は軸線方向に移動しないので、ロ
ータ2も軸線方向の移動はしない。
【0036】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5との円
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の移動量も小さい。かく
して、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な直線
運動に変換される。この雌ねじ部材5の微小な直線運動
により、雌ねじ部材5の他端部の側板5bに当接する例
えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動
力を発生させることができる。
周長差がわずかであるため、モータ1の1回転当たりの
ねじ部材4と雌ねじ部材5との相対回転差は小さく、従
つて、雌ねじ部材5の軸線方向の移動量も小さい。かく
して、モータ1の回転運動が雌ねじ部材5の微小な直線
運動に変換される。この雌ねじ部材5の微小な直線運動
により、雌ねじ部材5の他端部の側板5bに当接する例
えばディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動
力を発生させることができる。
【0037】図7は、本発明の第5実施例を示し、第1
実施例と実質的に同一部分には同一符号を付してそれら
の説明は省略する。第5実施例では、ねじ部材4は、短
筒状をなす外周面の一端部に形成した雄ねじ部4a及び
他端部に形成した雄ねじ部4cを有し、両雄ねじ部4
a,4cは、ピッチ又は向きの異なる右ねじ又は左ねじ
になつている。
実施例と実質的に同一部分には同一符号を付してそれら
の説明は省略する。第5実施例では、ねじ部材4は、短
筒状をなす外周面の一端部に形成した雄ねじ部4a及び
他端部に形成した雄ねじ部4cを有し、両雄ねじ部4
a,4cは、ピッチ又は向きの異なる右ねじ又は左ねじ
になつている。
【0038】そして、モータ1に同心に一端部を固定し
た雌ねじ部材5の他端部の雌ねじ部5aをねじ部材4の
一方の雄ねじ部4aに部分的にねじ係合させ、可動ねじ
部材8の一端部内周面の雌ねじ部8aを他方の雄ねじ部
4cに部分的にねじ係合させてある。ねじ部材4は、楕
円形のロータ2に複数個のローラ3を介して外嵌し、ロ
ータ2の長径部2aに位置する一対の雄ねじ部4a,4
cのみが、雌ねじ部材5の雌ねじ部5a及び可動ねじ部
材8の雌ねじ部8aにそれぞれ部分的にねじ係合してい
る。可動ねじ部材8は、円筒状をなし、外周面に軸線方
向に延在させて形成した凹凸部である溝部8cに図外の
固定部に固定される案内部材10の先端部が摺動自在に
係合し、回転が拘束されていると共に、図外の支持部材
によつて支持され、モータ1との同心状態が維持されて
いる。8bは、他端部を覆う強度部材としての側板であ
る。
た雌ねじ部材5の他端部の雌ねじ部5aをねじ部材4の
一方の雄ねじ部4aに部分的にねじ係合させ、可動ねじ
部材8の一端部内周面の雌ねじ部8aを他方の雄ねじ部
4cに部分的にねじ係合させてある。ねじ部材4は、楕
円形のロータ2に複数個のローラ3を介して外嵌し、ロ
ータ2の長径部2aに位置する一対の雄ねじ部4a,4
cのみが、雌ねじ部材5の雌ねじ部5a及び可動ねじ部
材8の雌ねじ部8aにそれぞれ部分的にねじ係合してい
る。可動ねじ部材8は、円筒状をなし、外周面に軸線方
向に延在させて形成した凹凸部である溝部8cに図外の
固定部に固定される案内部材10の先端部が摺動自在に
係合し、回転が拘束されていると共に、図外の支持部材
によつて支持され、モータ1との同心状態が維持されて
いる。8bは、他端部を覆う強度部材としての側板であ
る。
【0039】次に、上記第5実施例の作用について説明
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に沿つた楕円形
を維持しながら弾性変形する。これにより、固定の雌ね
じ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の一方の
雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ
部5aと係合していない一方の雄ねじ部4aの短径の位
置が、次第に周方向に移動してゆく。同時に、可動ねじ
部材8の雌ねじ部8aと係合するねじ部材4の他方の雄
ねじ部4cの長径の位置、及び可動ねじ部材8の雌ねじ
部8aと係合していない他方の雄ねじ部4cの短径の位
置が、次第に周方向に移動してゆく。
する。モータ1によつて楕円形のロータ2を回転駆動す
れば、ロータ2の長径部2a及び短径部がモータ軸1a
と共に回転し、ねじ部材4は、ロータ2に沿つた楕円形
を維持しながら弾性変形する。これにより、固定の雌ね
じ部材5の雌ねじ部5aと係合するねじ部材4の一方の
雄ねじ部4aの長径の位置、及び雌ねじ部材5の雌ねじ
部5aと係合していない一方の雄ねじ部4aの短径の位
置が、次第に周方向に移動してゆく。同時に、可動ねじ
部材8の雌ねじ部8aと係合するねじ部材4の他方の雄
ねじ部4cの長径の位置、及び可動ねじ部材8の雌ねじ
部8aと係合していない他方の雄ねじ部4cの短径の位
置が、次第に周方向に移動してゆく。
【0040】いま、楕円形のロータ2が1回転すれば、
ねじ部材4の一方の雄ねじ部4aの円周長が雌ねじ部材
5の雌ねじ部5aの円周長よりも短いので、ねじ部材4
の円周長が短い分だけ、ねじ部材4が固定の雌ねじ部材
5に対して回転及び軸線方向の移動をする。このねじ部
材4の回転により、可動ねじ部材8がねじ部材4に対し
て軸線方向の移動をし、結果的に可動ねじ部材8が雌ね
じ部材5に対して軸線方向の移動(図7に矢印Gで示
す。)をする。ねじ部材4は、キー1bに案内されなが
ら若干移動する。可動ねじ部材8の回転運動は、軸線方
向の溝部8cに案内部材10の先端部が摺動自在に係合
しているので、拘束される。なお、雌ねじ部材5の雌ね
じ部5aと係合するねじ部材4の一方の雄ねじ部4a、
及び可動ねじ部材8の雌ねじ部8aと係合するねじ部材
4の他方の雄ねじ部4cを、同一ピッチかつ向きの同じ
右ねじ又は左ねじで形成した場合には、可動ねじ部材8
が回転不可能であるので、可動ねじ部材8の軸線方向の
移動は生じなくなる。
ねじ部材4の一方の雄ねじ部4aの円周長が雌ねじ部材
5の雌ねじ部5aの円周長よりも短いので、ねじ部材4
の円周長が短い分だけ、ねじ部材4が固定の雌ねじ部材
5に対して回転及び軸線方向の移動をする。このねじ部
材4の回転により、可動ねじ部材8がねじ部材4に対し
て軸線方向の移動をし、結果的に可動ねじ部材8が雌ね
じ部材5に対して軸線方向の移動(図7に矢印Gで示
す。)をする。ねじ部材4は、キー1bに案内されなが
ら若干移動する。可動ねじ部材8の回転運動は、軸線方
向の溝部8cに案内部材10の先端部が摺動自在に係合
しているので、拘束される。なお、雌ねじ部材5の雌ね
じ部5aと係合するねじ部材4の一方の雄ねじ部4a、
及び可動ねじ部材8の雌ねじ部8aと係合するねじ部材
4の他方の雄ねじ部4cを、同一ピッチかつ向きの同じ
右ねじ又は左ねじで形成した場合には、可動ねじ部材8
が回転不可能であるので、可動ねじ部材8の軸線方向の
移動は生じなくなる。
【0041】そして、ねじ部材4と雌ねじ部材5及び可
動ねじ部材8との円周長差がわずかであるため、モータ
1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材5との相対
回転差及び軸線方向の相対移動量は小さく、従つて、可
動ねじ部材8の軸線方向の相対移動量も小さい。かくし
て、モータ1の回転運動が可動ねじ部材8の微小な軸線
方向の直線運動に変換される。モータ1を逆回転させれ
ば、可動ねじ部材8は逆方向に直線運動する。この可動
ねじ部材8の微小な軸線方向の直線移動により、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動力を
発生させることができる。
動ねじ部材8との円周長差がわずかであるため、モータ
1の1回転当たりのねじ部材4と雌ねじ部材5との相対
回転差及び軸線方向の相対移動量は小さく、従つて、可
動ねじ部材8の軸線方向の相対移動量も小さい。かくし
て、モータ1の回転運動が可動ねじ部材8の微小な軸線
方向の直線運動に変換される。モータ1を逆回転させれ
ば、可動ねじ部材8は逆方向に直線運動する。この可動
ねじ部材8の微小な軸線方向の直線移動により、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動力を
発生させることができる。
【0042】ところで、上記第1〜第5実施例にあつて
は、楕円形のロータ2の直径方向の両端部の長径部2a
によつてねじ部材4の径方向の両端部を雌ねじ部材5
(及び可動ねじ部材8)にねじ係合させたが、ねじ部材
4の一部が雌ねじ部材5(及び可動ねじ部材8)の一部
にねじ係合していれば、安定性に若干劣るものの理論的
には同様の作用が得られる。従つて、楕円形を短径方向
に切断した半分の形状をロータ2に与え、ねじ部材4の
長径部2aの一方のみを雌ねじ部材5(及び可動ねじ部
材8)に部分的にねじ係合させることも可能である。
は、楕円形のロータ2の直径方向の両端部の長径部2a
によつてねじ部材4の径方向の両端部を雌ねじ部材5
(及び可動ねじ部材8)にねじ係合させたが、ねじ部材
4の一部が雌ねじ部材5(及び可動ねじ部材8)の一部
にねじ係合していれば、安定性に若干劣るものの理論的
には同様の作用が得られる。従つて、楕円形を短径方向
に切断した半分の形状をロータ2に与え、ねじ部材4の
長径部2aの一方のみを雌ねじ部材5(及び可動ねじ部
材8)に部分的にねじ係合させることも可能である。
【0043】図8,図9は、本発明の第6実施例を示
し、第1実施例と実質的に同一部分には同一符号を付し
てそれらの説明は省略する。第6実施例では、固定部材
11(例えばディスクブレーキのキャリパ)に取付けた
モータ1のモータ軸1aに、楕円形のロータ2に代えて
偏心ねじ部材12が取付けられる。偏心ねじ部材12
は、モータ軸1aに固定した偏心支持部材14に回転可
能に支持した一対のねじ部材22,32によつて構成さ
れる。偏心支持部材14は、一端部の第1偏心部14a
と、他端部の第2偏心部14bとを有し、2点鎖線で示
すキー1bによつてモータ軸1aに位置決め固定し、間
隔部材18を介在してスラスト軸受19によつて固定部
材11に回転可能に支持してある。
し、第1実施例と実質的に同一部分には同一符号を付し
てそれらの説明は省略する。第6実施例では、固定部材
11(例えばディスクブレーキのキャリパ)に取付けた
モータ1のモータ軸1aに、楕円形のロータ2に代えて
偏心ねじ部材12が取付けられる。偏心ねじ部材12
は、モータ軸1aに固定した偏心支持部材14に回転可
能に支持した一対のねじ部材22,32によつて構成さ
れる。偏心支持部材14は、一端部の第1偏心部14a
と、他端部の第2偏心部14bとを有し、2点鎖線で示
すキー1bによつてモータ軸1aに位置決め固定し、間
隔部材18を介在してスラスト軸受19によつて固定部
材11に回転可能に支持してある。
【0044】第1偏心部14a及び第2偏心部14b
は、モータ軸1aの径方向に正逆に同一長さだけ偏心し
た円筒面を形成している。ねじ部材22,32は、同一
ピッチの雄ねじ部22a,32aが外周に形成されて同
径をなし、第1偏心部14a及び第2偏心部14bにそ
れぞれ軸受16,17を介在して回転可能に支持されて
いる。しかして、一対のねじ部材22,32は、モータ
軸1aの径方向にそれぞれ中心をずらせて回転可能に配
置され、両ねじ部材22,32の径方向に同一長さだけ
突出する雄ねじ部22a,32aが、大径ねじ部材13
の内周面の雌ねじ部13aにそれぞれ部分的にねじ係合
されている。すなわち、各ねじ部材22,32の雄ねじ
部22a,32aは、大径ねじ部材13の雌ねじ部13
aと同一ピッチであり、かつ、雄ねじ部22a,32a
の直径は、雌ねじ部13aの直径よりもわずかに小さく
設定してある。
は、モータ軸1aの径方向に正逆に同一長さだけ偏心し
た円筒面を形成している。ねじ部材22,32は、同一
ピッチの雄ねじ部22a,32aが外周に形成されて同
径をなし、第1偏心部14a及び第2偏心部14bにそ
れぞれ軸受16,17を介在して回転可能に支持されて
いる。しかして、一対のねじ部材22,32は、モータ
軸1aの径方向にそれぞれ中心をずらせて回転可能に配
置され、両ねじ部材22,32の径方向に同一長さだけ
突出する雄ねじ部22a,32aが、大径ねじ部材13
の内周面の雌ねじ部13aにそれぞれ部分的にねじ係合
されている。すなわち、各ねじ部材22,32の雄ねじ
部22a,32aは、大径ねじ部材13の雌ねじ部13
aと同一ピッチであり、かつ、雄ねじ部22a,32a
の直径は、雌ねじ部13aの直径よりもわずかに小さく
設定してある。
【0045】そして、大径ねじ部材13は、その一端部
を固定部材11に軸線方向の移動可能に内嵌させてモー
タ軸1aと同心に配置させ、また、その他端部の段部1
3cを、詰め部材25を介して回転不可能な固定部材6
(例えばディスクブレーキの摩擦パッドの裏金)の段部
6aに係合させ、回転が拘束されている。
を固定部材11に軸線方向の移動可能に内嵌させてモー
タ軸1aと同心に配置させ、また、その他端部の段部1
3cを、詰め部材25を介して回転不可能な固定部材6
(例えばディスクブレーキの摩擦パッドの裏金)の段部
6aに係合させ、回転が拘束されている。
【0046】次に、上記第6実施例の作用について説明
する。モータ1によつて偏心支持部材14を回転駆動す
れば、一対の偏心するねじ部材22,32は、第1偏心
部14a及び第2偏心部14bが相対回転することに起
因して、それぞれの雄ねじ部22a,32aと大径ねじ
部材13の雌ねじ部13aとのねじ係合箇所が次第に周
方向に移動し、実質的な公転運動を行う。同時に、一対
の偏心するねじ部材22,32は、軸受16,17の作
用によつてモータ軸1aの回転が減速されながら伝達さ
れ、モータ軸1aの回りを低速で自転運動し、それぞれ
の雄ねじ部22a,32aと大径ねじ部材13の雌ねじ
部13aとのねじ係合箇所が次第に周方向に移動する。
すなわち、軸受16,17は所定の摩擦抵抗力を有する
ため、偏心支持部材14と一対のねじ部材22,32と
の間で、若干の共回りを生ずる。
する。モータ1によつて偏心支持部材14を回転駆動す
れば、一対の偏心するねじ部材22,32は、第1偏心
部14a及び第2偏心部14bが相対回転することに起
因して、それぞれの雄ねじ部22a,32aと大径ねじ
部材13の雌ねじ部13aとのねじ係合箇所が次第に周
方向に移動し、実質的な公転運動を行う。同時に、一対
の偏心するねじ部材22,32は、軸受16,17の作
用によつてモータ軸1aの回転が減速されながら伝達さ
れ、モータ軸1aの回りを低速で自転運動し、それぞれ
の雄ねじ部22a,32aと大径ねじ部材13の雌ねじ
部13aとのねじ係合箇所が次第に周方向に移動する。
すなわち、軸受16,17は所定の摩擦抵抗力を有する
ため、偏心支持部材14と一対のねじ部材22,32と
の間で、若干の共回りを生ずる。
【0047】モータ1が1回転すれば、大径ねじ部材1
3は、一対の偏心するねじ部材22,32の実質的な公
転運動及び自転運動の合成に基づいて、軸線方向に相対
移動する。すなわち、一対の偏心するねじ部材22,3
2が実質的な公転運動を行えば、ねじ部材22,32
は、大径ねじ部材13の雌ねじ部13aとのねじ係合箇
所が周方向に移動し、雌ねじ部13aと雄ねじ部22
a,32aとの円周長の相違に基づいて、大径ねじ部材
13が軸線方向のわずかの移動を行う。また、一対の偏
心するねじ部材22,32が自転運動を行えば、全周で
ねじ結合する通常のボルト・ナットと同様に、大径ねじ
部材13が軸線方向の移動を行う。
3は、一対の偏心するねじ部材22,32の実質的な公
転運動及び自転運動の合成に基づいて、軸線方向に相対
移動する。すなわち、一対の偏心するねじ部材22,3
2が実質的な公転運動を行えば、ねじ部材22,32
は、大径ねじ部材13の雌ねじ部13aとのねじ係合箇
所が周方向に移動し、雌ねじ部13aと雄ねじ部22
a,32aとの円周長の相違に基づいて、大径ねじ部材
13が軸線方向のわずかの移動を行う。また、一対の偏
心するねじ部材22,32が自転運動を行えば、全周で
ねじ結合する通常のボルト・ナットと同様に、大径ねじ
部材13が軸線方向の移動を行う。
【0048】しかして、この一対の偏心するねじ部材2
2,32の自転運動は、軸受16,17の摩擦抵抗力に
基づいて生ずるため、ねじ部材22,32にモータ1の
回転方向と反対方向の回転遅れを生ずる。このねじ部材
22,32の回転遅れの分だけ、偏心ねじ部材12の雄
ねじ部22a,32aの円周長が大径ねじ部材13の雌
ねじ部13aの円周長よりも短いのと同様の作用を生じ
る。このとき、偏心ねじ部材12と大径ねじ部材13と
の見掛け上の円周長差はわずかであるが、モータ軸1a
に一対の偏心するねじ部材22,32を固定した場合と
比較して、大径ねじ部材13に対する偏心ねじ部材12
の小さな回転遅れを生じる分だけ、大径ねじ部材13の
軸線方向の相対移動量も小さくなる。なお、一対の偏心
するねじ部材22,32の実質的な公転運動は、上記ね
じ部材22,32の回転遅れに基づいてなされるため、
この実質的な公転運動によつて生ずる大径ねじ部材13
の軸線方向の移動量は、極めて小さい。また、大径ねじ
部材13は、段部13cが回転不可能な固定部材6(例
えばディスクブレーキの摩擦パッドの裏金)の段部6a
に係合しているので、回転はしない。
2,32の自転運動は、軸受16,17の摩擦抵抗力に
基づいて生ずるため、ねじ部材22,32にモータ1の
回転方向と反対方向の回転遅れを生ずる。このねじ部材
22,32の回転遅れの分だけ、偏心ねじ部材12の雄
ねじ部22a,32aの円周長が大径ねじ部材13の雌
ねじ部13aの円周長よりも短いのと同様の作用を生じ
る。このとき、偏心ねじ部材12と大径ねじ部材13と
の見掛け上の円周長差はわずかであるが、モータ軸1a
に一対の偏心するねじ部材22,32を固定した場合と
比較して、大径ねじ部材13に対する偏心ねじ部材12
の小さな回転遅れを生じる分だけ、大径ねじ部材13の
軸線方向の相対移動量も小さくなる。なお、一対の偏心
するねじ部材22,32の実質的な公転運動は、上記ね
じ部材22,32の回転遅れに基づいてなされるため、
この実質的な公転運動によつて生ずる大径ねじ部材13
の軸線方向の移動量は、極めて小さい。また、大径ねじ
部材13は、段部13cが回転不可能な固定部材6(例
えばディスクブレーキの摩擦パッドの裏金)の段部6a
に係合しているので、回転はしない。
【0049】大径ねじ部材13が軸線方向に押し出され
て固定部材6が図外の部材(例えばディスクブレーキの
回転ディスク)に押し付けられれば、ねじ部材22,3
2の雄ねじ部22a,32aと大径ねじ部材13の雌ね
じ部13aとのねじ係合による摩擦力が大きくなり、軸
受16,17の所定の摩擦抵抗力では偏心支持部材14
と一対のねじ部材22,32との間の共回りが生じ難く
なる。これにより、ねじ部材22,32は、大径ねじ部
材13の雌ねじ部13aとのねじ係合箇所が周方向に移
動する実質的な公転運動のみとなり、雌ねじ部13aと
雄ねじ部22a,32aとの円周長の相違に基づいて、
大径ねじ部材13が軸線方向のわずかの移動のみを行う
ようになり、固定部材6が図外の部材に強く押し付けら
れるようになる。その際、ねじ部材22,32の雄ねじ
部22a,32aと大径ねじ部材13の雌ねじ部13a
とのねじ係合による大きな摩擦力に基づき、ねじ部材2
2,32がモータ1の回転方向と反対方向に相対的に回
転する。かくして、モータ1の回転運動がねじ部材4の
微小な直線運動に変換される。モータ1を逆回転させれ
ば、大径ねじ部材13は逆方向に直線運動する。このよ
うな大径ねじ部材13の微小な直線運動により、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動力を
発生させることができる。
て固定部材6が図外の部材(例えばディスクブレーキの
回転ディスク)に押し付けられれば、ねじ部材22,3
2の雄ねじ部22a,32aと大径ねじ部材13の雌ね
じ部13aとのねじ係合による摩擦力が大きくなり、軸
受16,17の所定の摩擦抵抗力では偏心支持部材14
と一対のねじ部材22,32との間の共回りが生じ難く
なる。これにより、ねじ部材22,32は、大径ねじ部
材13の雌ねじ部13aとのねじ係合箇所が周方向に移
動する実質的な公転運動のみとなり、雌ねじ部13aと
雄ねじ部22a,32aとの円周長の相違に基づいて、
大径ねじ部材13が軸線方向のわずかの移動のみを行う
ようになり、固定部材6が図外の部材に強く押し付けら
れるようになる。その際、ねじ部材22,32の雄ねじ
部22a,32aと大径ねじ部材13の雌ねじ部13a
とのねじ係合による大きな摩擦力に基づき、ねじ部材2
2,32がモータ1の回転方向と反対方向に相対的に回
転する。かくして、モータ1の回転運動がねじ部材4の
微小な直線運動に変換される。モータ1を逆回転させれ
ば、大径ねじ部材13は逆方向に直線運動する。このよ
うな大径ねじ部材13の微小な直線運動により、例えば
ディスクブレーキの摩擦パッドを押し出して、制動力を
発生させることができる。
【0050】ところで、上記第6実施例にあつては偏心
するねじ部材22,32を複数個配置したが、回転のバ
ランスを犠牲にすれば、1個の偏心するねじ部材22又
は32を配置して同様の作用を得ることも可能である。
また、偏心するねじ部材22,32の雄ねじ部22a,
32aのピッチと大径ねじ部材13の雌ねじ部13aの
ピッチとを異ならせても、これらが部分的にねじ係合可
能であれば、ほぼ同様の作用が得られる。
するねじ部材22,32を複数個配置したが、回転のバ
ランスを犠牲にすれば、1個の偏心するねじ部材22又
は32を配置して同様の作用を得ることも可能である。
また、偏心するねじ部材22,32の雄ねじ部22a,
32aのピッチと大径ねじ部材13の雌ねじ部13aの
ピッチとを異ならせても、これらが部分的にねじ係合可
能であれば、ほぼ同様の作用が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る微小送り機構によれば、次の効果が得られ
る。請求項1〜5の発明によれば、径のわずかに異なる
ねじ部材と雌ねじ部材とを、ねじ部材を弾性変形可能に
組合せるので、モータの1回転についてねじ部材と雌ね
じ部材との間に円周長の差だけの回転しか生じない。そ
の結果、高速回転のモータの回転を減速する専用の減速
機及び回転運動を直線運動に変換する専用の機構を個別
に備えることなく、直結により高速回転のモータの回転
運動を微小な直線運動に直接的に変換する微小送りが構
造簡素かつ収容スペースを削減させて得られる。
本発明に係る微小送り機構によれば、次の効果が得られ
る。請求項1〜5の発明によれば、径のわずかに異なる
ねじ部材と雌ねじ部材とを、ねじ部材を弾性変形可能に
組合せるので、モータの1回転についてねじ部材と雌ね
じ部材との間に円周長の差だけの回転しか生じない。そ
の結果、高速回転のモータの回転を減速する専用の減速
機及び回転運動を直線運動に変換する専用の機構を個別
に備えることなく、直結により高速回転のモータの回転
運動を微小な直線運動に直接的に変換する微小送りが構
造簡素かつ収容スペースを削減させて得られる。
【図1】 本発明の第1実施例に係る微小送り機構を示
す断面図。
す断面図。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 本発明の第2実施例に係る微小送り機構を示
す断面図。
す断面図。
【図4】 本発明の第3実施例に係る微小送り機構を示
す断面図。
す断面図。
【図5】 本発明の第4実施例に係る微小送り機構を示
す断面図。
す断面図。
【図6】 図5のVI−VI線断面図。
【図7】 本発明の第5実施例に係る微小送り機構を示
す断面図。
す断面図。
【図8】 本発明の第6実施例に係る微小送り機構を示
す断面図。
す断面図。
【図9】 図8のIX−IX線断面図。
1:モータ、1a:モータ軸、2:ロータ、2a:長径
部、3:ローラ、4:ねじ部材、4a,4c:雄ねじ
部、5:雌ねじ部材、5a:雌ねじ部、5c:溝部(凹
凸部)、8:可動ねじ部材、8a:雌ねじ部、10:案
内部材、11:固定部材、12:偏心ねじ部材、13:
大径ねじ部材、14:偏心支持部材、14a:第1偏心
部、14b:第2偏心部、22,32:ねじ部材。
部、3:ローラ、4:ねじ部材、4a,4c:雄ねじ
部、5:雌ねじ部材、5a:雌ねじ部、5c:溝部(凹
凸部)、8:可動ねじ部材、8a:雌ねじ部、10:案
内部材、11:固定部材、12:偏心ねじ部材、13:
大径ねじ部材、14:偏心支持部材、14a:第1偏心
部、14b:第2偏心部、22,32:ねじ部材。
Claims (5)
- 【請求項1】 モータ(1)によつて回転駆動され、長
径部(2a)を有するロータ(2)と、ロータ(2)に
外嵌され、弾性的に変形可能かつ一端部に雄ねじ部(4
a)を有するねじ部材(4)と、ロータ(2)の長径部
(2a)に位置するねじ部材(4)の雄ねじ部(4a)
が、内周面の雌ねじ部(5a)にねじ係合する雌ねじ部
材(5)とを有し、雌ねじ部材(5)の一端部がモータ
(1)に固定され、ねじ部材(4)が回転運動及び軸線
方向の移動をすることを特徴とする微小送り機構。 - 【請求項2】 モータ(1)によつて回転駆動され、長
径部(2a)を有するロータ(2)と、ロータ(2)に
外嵌され、弾性的に変形可能かつ一端部に雄ねじ部(4
a)を有するねじ部材(4)と、ロータ(2)の長径部
(2a)に位置するねじ部材(4)の雄ねじ部(4a)
が、内周面の雌ねじ部(5a)にねじ係合する雌ねじ部
材(5)とを有し、雌ねじ部材(5)の一端部がモータ
(1)に回転可能に支持され、ねじ部材(4)が回転不
可能とされて軸線方向の移動をすることを特徴とする微
小送り機構。 - 【請求項3】 モータ(1)によつて回転駆動され、長
径部(2a)を有するロータ(2)と、ロータ(2)に
外嵌され、弾性的に変形可能かつ他端部に雄ねじ部(4
a)を有するねじ部材(4)と、内周面の雌ねじ部(5
a)に、ロータ(2)の長径部(2a)に位置するねじ
部材(4)の雄ねじ部(4a)がねじ係合する雌ねじ部
材(5)とを有し、ねじ部材(4)の一端部がモータ
(1)に固定され、雌ねじ部材(5)が回転運動及び軸
線方向の移動をすることを特徴とする微小送り機構。 - 【請求項4】 モータ(1)によつて回転駆動され、長
径部(2a)を有するロータ(2)と、ロータ(2)に
外嵌され、弾性的に変形可能かつ他端部に雄ねじ部(4
a)を有するねじ部材(4)と、ロータ(2)の長径部
(2a)に位置するねじ部材(4)の雄ねじ部(4a)
が、内周面の雌ねじ部(5a)にねじ係合する雌ねじ部
材(5)とを有し、ねじ部材(4)の一端部がモータ
(1)に回転可能に支持され、雌ねじ部材(5)が回転
不可能とされて軸線方向の移動をすることを特徴とする
微小送り機構。 - 【請求項5】 モータ(1)によつて回転駆動され、長
径部(2a)を有するロータ(2)と、ロータ(2)に
外嵌され、弾性的に変形可能な雄ねじ部(4a,4c)
を両端部側に有するねじ部材(4)と、ロータ(2)の
長径部(2a)に位置するねじ部材(4)の一端部の雄
ねじ部(4a)が、内周面の雌ねじ部(5a)にねじ係
合する雌ねじ部材(5)と、ロータ(2)の長径部(2
a)に位置するねじ部材(4)の他端部の雄ねじ部(4
c)が、内周面の雌ねじ部(8a)にねじ係合する可動
ねじ部材(8)とを有し、雌ねじ部材(5)の一端部が
モータ(1)に固定され、可動ねじ部材(8)が軸線方
向の移動をすることを特徴とする微小送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2777395A JPH08200465A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 微小送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2777395A JPH08200465A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 微小送り機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200465A true JPH08200465A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12230303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2777395A Pending JPH08200465A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 微小送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200465A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006329223A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 直動型減速装置 |
| WO2010021015A1 (ja) * | 2008-08-22 | 2010-02-25 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 波動式直動機構および把持機構 |
| WO2012165395A1 (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Ntn株式会社 | 摩擦伝動式波動変速機 |
| DE102014217789A1 (de) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Mechanismus zur Umwandlung einer rotatorischen Bewegung in eine translatorische Bewegung |
| WO2016136168A1 (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 株式会社デンソー | 駆動装置 |
| CN106370349A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-02-01 | 大连理工大学 | 一种基于超声减摩效应的陀螺转子质心位置精密调整装置及方法 |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP2777395A patent/JPH08200465A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8430386B2 (en) | 2008-08-22 | 2013-04-30 | Harmonic Drive Systems Inc. | Wave type linear motion mechanism and holding mechanism |
| JP5241843B2 (ja) * | 2008-08-22 | 2013-07-17 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 波動式直動機構および把持機構 |
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| DE102014217789B4 (de) | 2014-09-05 | 2023-06-07 | Continental Automotive Technologies GmbH | Mechanismus zur Umwandlung einer rotatorischen Bewegung in eine translatorische Bewegung |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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