JPH08200524A - ボールバルブ - Google Patents
ボールバルブInfo
- Publication number
- JPH08200524A JPH08200524A JP7024496A JP2449695A JPH08200524A JP H08200524 A JPH08200524 A JP H08200524A JP 7024496 A JP7024496 A JP 7024496A JP 2449695 A JP2449695 A JP 2449695A JP H08200524 A JPH08200524 A JP H08200524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- ball
- retainer
- pressure
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 29
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 40
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 36
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボールバルブにおいて、シール剤の注入によ
って損傷したシール機構の漏れを防ぐのは最後の手段と
して、それ以前に更に一層確実にシールを行うようにす
る。 【構成】 第1シートリテーナ11に保持され第1アウ
ターリング33にバックアップされた第1シート14
と、第2シートリテーナ7に保持され第2アウターリン
グ30にバックアップされた第2シート10とでボール
9とのシール部を内外に二重に設け、第2シートリテー
ナ7とボデー3の段部15との間に設けた密室16に大
気を通じさせて第2シート10をボール9から離れさ
せ、密室16を流路部4に通じさせて第2シート10を
ボール9に接触させるようにし、また、外部から第1シ
ート14と第2シート10との間のボール9と第1及び
第2シートリテーナ11、7との間の空間28にシール
剤を注入するようにした。
って損傷したシール機構の漏れを防ぐのは最後の手段と
して、それ以前に更に一層確実にシールを行うようにす
る。 【構成】 第1シートリテーナ11に保持され第1アウ
ターリング33にバックアップされた第1シート14
と、第2シートリテーナ7に保持され第2アウターリン
グ30にバックアップされた第2シート10とでボール
9とのシール部を内外に二重に設け、第2シートリテー
ナ7とボデー3の段部15との間に設けた密室16に大
気を通じさせて第2シート10をボール9から離れさ
せ、密室16を流路部4に通じさせて第2シート10を
ボール9に接触させるようにし、また、外部から第1シ
ート14と第2シート10との間のボール9と第1及び
第2シートリテーナ11、7との間の空間28にシール
剤を注入するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として燃料用ガスを
輸送するパイプライン用のトラニオンマウンテッドボー
ル形ボールバルブに関するものである。
輸送するパイプライン用のトラニオンマウンテッドボー
ル形ボールバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のトラニオンマウンテッド
ボール形ボールバルブのシート部構造の一例を示す部分
縦断面図であって、ボデー101の流路部102に形成
した拡径部103に、シートリテーナ104がボデー1
01との間にOリング105及び106を挾んでシール
状に挿入されている。シート107がシートリテーナ1
04に装着され、アウターリング108をボルト109
で締付けて固定されている。110は板ばねでボデー1
01とシートリテーナ104との間に介在してシートリ
テーナ104をボール111の方へ弾発して押付け、シ
ート107をボール111の表面に圧着させている。
ボール形ボールバルブのシート部構造の一例を示す部分
縦断面図であって、ボデー101の流路部102に形成
した拡径部103に、シートリテーナ104がボデー1
01との間にOリング105及び106を挾んでシール
状に挿入されている。シート107がシートリテーナ1
04に装着され、アウターリング108をボルト109
で締付けて固定されている。110は板ばねでボデー1
01とシートリテーナ104との間に介在してシートリ
テーナ104をボール111の方へ弾発して押付け、シ
ート107をボール111の表面に圧着させている。
【0003】今、このバルブ112が閉弁状態であり、
図5に示したシート部構造113を流路部102の圧力
p1 がキャビティー114の圧力p2 よりも高い上流側
のものとし、シート107のシール径をd1 としシート
リテーナ104のボデー101との間のシール径をd2
とすると、π/4(d2 2−d1 2)(p1 −p2 )+(板
ばね110の弾発力)の力がシートリテーナ104に加
わって、シート107をボール111の表面に圧着させ
ている。なお、このシート部構造113を流路部102
の圧力p1 がキャビティー114の圧力p2 よりも低い
下流側のものとすると、シートリテーナ104は、(板
ばね110の弾発力)−π/4(d2 2−d1 2)(p2 −
p1 )の力でボール111に押付けられ、板ばね110
の弾発力が小さいと、シート107はボール111の表
面に圧着しないで離れた状態になる。
図5に示したシート部構造113を流路部102の圧力
p1 がキャビティー114の圧力p2 よりも高い上流側
のものとし、シート107のシール径をd1 としシート
リテーナ104のボデー101との間のシール径をd2
とすると、π/4(d2 2−d1 2)(p1 −p2 )+(板
ばね110の弾発力)の力がシートリテーナ104に加
わって、シート107をボール111の表面に圧着させ
ている。なお、このシート部構造113を流路部102
の圧力p1 がキャビティー114の圧力p2 よりも低い
下流側のものとすると、シートリテーナ104は、(板
ばね110の弾発力)−π/4(d2 2−d1 2)(p2 −
p1 )の力でボール111に押付けられ、板ばね110
の弾発力が小さいと、シート107はボール111の表
面に圧着しないで離れた状態になる。
【0004】このシート部構造113は、シート107
がNBRなどの合成ゴムで作られ、アウターリング10
8がこのゴムシート107をバックアップしていて、こ
の合成ゴム製のシート107は弾性に富みシール性が良
いが、流体内の異物などによって損傷したり、繰返し操
作によって摩耗したりしてシール性を損うことがある
と、アウターリング108がボール111との間でメタ
ル対メタル接触を行ってこれを補うが、これは確実なも
のではない。このため、注入口115から通孔116及
び117を経てシートリテーナ104とボール111と
の間の隙間118にシール剤を注入し、このシール剤に
よってシート107とボール111との間のシールを補
うようになっている。
がNBRなどの合成ゴムで作られ、アウターリング10
8がこのゴムシート107をバックアップしていて、こ
の合成ゴム製のシート107は弾性に富みシール性が良
いが、流体内の異物などによって損傷したり、繰返し操
作によって摩耗したりしてシール性を損うことがある
と、アウターリング108がボール111との間でメタ
ル対メタル接触を行ってこれを補うが、これは確実なも
のではない。このため、注入口115から通孔116及
び117を経てシートリテーナ104とボール111と
の間の隙間118にシール剤を注入し、このシール剤に
よってシート107とボール111との間のシールを補
うようになっている。
【0005】図5に示した従来のシート部構造113で
は、シート107が損傷した場合には、上述のようにア
ウターリング108とボール111との間のメタル対メ
タル接触によってシールを行うことができるが、このシ
ールは弾性体によるシールではないので信頼性に乏し
く、また長期に使用することができず、結局シール剤の
注入に頼らざるを得ない。しかもシール剤を注入する隙
間118が流路部102に直接通じていて、シール剤が
流路に押出される。このシール剤がバルブ112の内部
を流れる流体や配管の他の設備に悪影響を及ぼすために
好ましくない場合がある。
は、シート107が損傷した場合には、上述のようにア
ウターリング108とボール111との間のメタル対メ
タル接触によってシールを行うことができるが、このシ
ールは弾性体によるシールではないので信頼性に乏し
く、また長期に使用することができず、結局シール剤の
注入に頼らざるを得ない。しかもシール剤を注入する隙
間118が流路部102に直接通じていて、シール剤が
流路に押出される。このシール剤がバルブ112の内部
を流れる流体や配管の他の設備に悪影響を及ぼすために
好ましくない場合がある。
【0006】図6は、上記の問題点を解決するために本
発明者が開発し、先に特許出願を行ったボールバルブの
部分縦断面図(特願平6−288620号参照)であ
り、第1シート136のシール径と第1Oリング137
の装着部の外径と内径をD1 、D2 及びD3 で、第2シ
ート130のシール径と第2Oリング131の装着部の
外径と内径をD4 、D5 及びD6 で、また、第2インナ
ーリング129の内径をD7 で示した。更に、流路部1
24の圧力をP1 とし、キャビティー151の圧力をP
2 とした。
発明者が開発し、先に特許出願を行ったボールバルブの
部分縦断面図(特願平6−288620号参照)であ
り、第1シート136のシール径と第1Oリング137
の装着部の外径と内径をD1 、D2 及びD3 で、第2シ
ート130のシール径と第2Oリング131の装着部の
外径と内径をD4 、D5 及びD6 で、また、第2インナ
ーリング129の内径をD7 で示した。更に、流路部1
24の圧力をP1 とし、キャビティー151の圧力をP
2 とした。
【0007】第2シートリテーナ127とボデー123
の段部139との間に形成した密室140を閉止弁14
4を閉じ閉止弁143を開き流路141を経て大気に通
じさせると、第2シートリテーナ127は、第2シート
リテーナ127に、π/4(D6 2−D7 2)P2 −(第2
ばね132の弾発力)+(第1ばね138の弾発力)の
力が作用して、ボール126から離れるように移動す
る。図6はこうして第2シート130がボール126か
ら離れた状態を示している。
の段部139との間に形成した密室140を閉止弁14
4を閉じ閉止弁143を開き流路141を経て大気に通
じさせると、第2シートリテーナ127は、第2シート
リテーナ127に、π/4(D6 2−D7 2)P2 −(第2
ばね132の弾発力)+(第1ばね138の弾発力)の
力が作用して、ボール126から離れるように移動す
る。図6はこうして第2シート130がボール126か
ら離れた状態を示している。
【0008】この状態において、第1シートリテーナ1
33に第1ばね138の弾発力と流体の圧力が加わっ
て、第1シート136がボール126に圧着される。こ
の第1シート136に加わる力W1 は次のようである。 (1)流路部124の圧力P1 >キャビティー151の
圧力P2 の場合 W1 =π/4(D2 2−D1 2)(P1 −P2 )+(第1ば
ね138の弾発力) (2)流路部124の圧力P1 <キャビティー151の
圧力P2 の場合 W1 =π/4(D1 2−D3 2)(P2 −P1 )+(第1ば
ね138の弾発力) なお、(1)は上流側、(2)は下流側に相当する。
33に第1ばね138の弾発力と流体の圧力が加わっ
て、第1シート136がボール126に圧着される。こ
の第1シート136に加わる力W1 は次のようである。 (1)流路部124の圧力P1 >キャビティー151の
圧力P2 の場合 W1 =π/4(D2 2−D1 2)(P1 −P2 )+(第1ば
ね138の弾発力) (2)流路部124の圧力P1 <キャビティー151の
圧力P2 の場合 W1 =π/4(D1 2−D3 2)(P2 −P1 )+(第1ば
ね138の弾発力) なお、(1)は上流側、(2)は下流側に相当する。
【0009】すなわち、第1シート136は、このシー
ト部構造122が流路部124の圧力P1 がキャビティ
ー151の圧力P2 よりも高い上流側のものであって
も、流路部124の圧力P1 がキャビティー151の圧
力P2 よりも低い下流側のものであっても、ボール12
6に押付けられて流体をシールする。なお、第1アウタ
ーリング134が第1シート136をバックアップし
て、第1シート136が損傷した場合にボール126と
の間でメタル対メタル接触のシールを行う。ただし、こ
のメタル対メタル接触によるシールは、ファイヤーセー
フなどの一時のバックアップシールには有効であるが、
長期の使用には図5の場合と同様に適しない。
ト部構造122が流路部124の圧力P1 がキャビティ
ー151の圧力P2 よりも高い上流側のものであって
も、流路部124の圧力P1 がキャビティー151の圧
力P2 よりも低い下流側のものであっても、ボール12
6に押付けられて流体をシールする。なお、第1アウタ
ーリング134が第1シート136をバックアップし
て、第1シート136が損傷した場合にボール126と
の間でメタル対メタル接触のシールを行う。ただし、こ
のメタル対メタル接触によるシールは、ファイヤーセー
フなどの一時のバックアップシールには有効であるが、
長期の使用には図5の場合と同様に適しない。
【0010】次に、閉止弁143を閉じ閉止弁144を
開いて密室140を流路部124に通じさせ、流路部1
24の流体の圧力が密室140に加わるようにすると、
第2シートリテーナ127に作用する流体の圧力とばね
132及び138の作用によって第2シートリテーナ1
27がボール126の方に移動して第2シート130を
ボール126に圧着させる。この場合に第2シートリテ
ーナ127に加わる力W2 は、次のようである。 (1)流路部124の圧力P1 >キャビティー151の
圧力P2 の場合 W2 =π/4(D5 2−D4 2)(P1 −P2 )+(第2ば
ね132の弾発力)−(第1ばね138の弾発力) (2)流路部124の圧力P1 <キャビティー151の
圧力P2 の場合 W2 =π/4(D4 2−D6 2)(P2 −P1 )+(第2ば
ね132の弾発力)−(第1ばね138の弾発力) この場合、(第2ばね132の弾発力)−(第1ばね1
38の弾発力)は、プラスであるか少なくともπ/4
(D5 2−D4 2)(P1 −P2 )とπ/4(D4 2−D6 2)
(P2 −P1 )のいずれよりも小さくなるように構成さ
れる。なお、(1)は上流側、(2)は下流側に相当す
る。
開いて密室140を流路部124に通じさせ、流路部1
24の流体の圧力が密室140に加わるようにすると、
第2シートリテーナ127に作用する流体の圧力とばね
132及び138の作用によって第2シートリテーナ1
27がボール126の方に移動して第2シート130を
ボール126に圧着させる。この場合に第2シートリテ
ーナ127に加わる力W2 は、次のようである。 (1)流路部124の圧力P1 >キャビティー151の
圧力P2 の場合 W2 =π/4(D5 2−D4 2)(P1 −P2 )+(第2ば
ね132の弾発力)−(第1ばね138の弾発力) (2)流路部124の圧力P1 <キャビティー151の
圧力P2 の場合 W2 =π/4(D4 2−D6 2)(P2 −P1 )+(第2ば
ね132の弾発力)−(第1ばね138の弾発力) この場合、(第2ばね132の弾発力)−(第1ばね1
38の弾発力)は、プラスであるか少なくともπ/4
(D5 2−D4 2)(P1 −P2 )とπ/4(D4 2−D6 2)
(P2 −P1 )のいずれよりも小さくなるように構成さ
れる。なお、(1)は上流側、(2)は下流側に相当す
る。
【0011】これによって、損傷した第1シート136
と、これをバックアップする第1アウターリング134
のメタル対メタル接触によるシールによって防ぎ切れな
かった漏れを阻止する。また、第2シート130は第1
シート136のワイパー作用によって守られて異物によ
る損傷がほとんどなく、更に、第1シート136の場合
と同様に第2アウターリング128によってバックアッ
プされている。
と、これをバックアップする第1アウターリング134
のメタル対メタル接触によるシールによって防ぎ切れな
かった漏れを阻止する。また、第2シート130は第1
シート136のワイパー作用によって守られて異物によ
る損傷がほとんどなく、更に、第1シート136の場合
と同様に第2アウターリング128によってバックアッ
プされている。
【0012】以上のように幾重にも漏れ防止対策を施し
たシート部構造122に、更に万が一これらの対策のす
べてで防ぎ切れなかった場合のための対策として、次の
ようにシール剤の注入を行うようになっている。閉止弁
144を閉じ閉止弁143を開いて、閉止弁143に通
ずる配管152から又は別に設けた注入口からシール剤
を密室140に注入すると、このシール剤の注入圧によ
って第2シートリテーナ127がボール126に押さ
れ、第2シート130がボール126に圧着する。
たシート部構造122に、更に万が一これらの対策のす
べてで防ぎ切れなかった場合のための対策として、次の
ようにシール剤の注入を行うようになっている。閉止弁
144を閉じ閉止弁143を開いて、閉止弁143に通
ずる配管152から又は別に設けた注入口からシール剤
を密室140に注入すると、このシール剤の注入圧によ
って第2シートリテーナ127がボール126に押さ
れ、第2シート130がボール126に圧着する。
【0013】密室140に注入されたシール剤は、第1
インナーリング135と第2インナーリング129との
間をUリング149を押広げて通り、通孔145を通っ
て、第2シート130と第1シート136との間の、ボ
ール126と第2及び第1シートリテーナ127及び1
33との間の空間153を満たすことができ、ボール1
26とボデー123との間のシールを確実にする。この
場合、このシール剤が満たされた空間153は第2シー
ト130と第1シート136との間にあって、流路部1
24にもキャビティー151にも直接通じていないの
で、シール剤が流路部124を流れる流体や配管の他の
設備に悪影響を及ぼすことがほとんどない。
インナーリング135と第2インナーリング129との
間をUリング149を押広げて通り、通孔145を通っ
て、第2シート130と第1シート136との間の、ボ
ール126と第2及び第1シートリテーナ127及び1
33との間の空間153を満たすことができ、ボール1
26とボデー123との間のシールを確実にする。この
場合、このシール剤が満たされた空間153は第2シー
ト130と第1シート136との間にあって、流路部1
24にもキャビティー151にも直接通じていないの
で、シール剤が流路部124を流れる流体や配管の他の
設備に悪影響を及ぼすことがほとんどない。
【0014】このように図6に示したシート部構造12
2は、先ず第1シート136が封止し、これが損傷した
時にはこれをバックアップしている第1アウターリング
134によるメタル対メタル接触によるシールで補い、
このシールが漏れるようになった時第2シート130の
シールが加わってシールするようになっており、これに
も第2アウターリング128によるバックアップがあ
り、このようなシールのすべてが駄目になって漏れるよ
うになった場合のために、更にシール剤によるシールが
行えるようになっている。
2は、先ず第1シート136が封止し、これが損傷した
時にはこれをバックアップしている第1アウターリング
134によるメタル対メタル接触によるシールで補い、
このシールが漏れるようになった時第2シート130の
シールが加わってシールするようになっており、これに
も第2アウターリング128によるバックアップがあ
り、このようなシールのすべてが駄目になって漏れるよ
うになった場合のために、更にシール剤によるシールが
行えるようになっている。
【0015】なお、第1及び第2のシートリテーナ13
3及び127をそれぞれアウターリング134又は12
8とインナーリング135又は129に分割して形成す
るのは、第1シート136及び第2シート130を確実
に保持するためであり、第1アウターリング134と第
2アウターリング128を、ボール126とメタル対メ
タル接触を行ってシールするのに最適の材料で作るため
にも便利である。また、第1シートリテーナ135に設
けられた通孔145及び146は、すでに述べたよう
に、このシート部構造122が下流側に用いられる場合
に、第1シートリテーナ135をボール126の方向に
押すようにキャビティー151の圧力を作用させるため
や、シール剤を注入するためのものである。
3及び127をそれぞれアウターリング134又は12
8とインナーリング135又は129に分割して形成す
るのは、第1シート136及び第2シート130を確実
に保持するためであり、第1アウターリング134と第
2アウターリング128を、ボール126とメタル対メ
タル接触を行ってシールするのに最適の材料で作るため
にも便利である。また、第1シートリテーナ135に設
けられた通孔145及び146は、すでに述べたよう
に、このシート部構造122が下流側に用いられる場合
に、第1シートリテーナ135をボール126の方向に
押すようにキャビティー151の圧力を作用させるため
や、シール剤を注入するためのものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
トラニオンマウンテッドボール形ボールバルブのシート
部構造には、図5に示したようなものが多く用いられて
いて、シート107が損傷した場合に、アウターリング
108によるメタル対メタル接触によるシールを行うこ
とができるが、このシールは弾性体によるシールではな
いので信頼性に乏しく、また長期に使用することができ
ず、シール剤の注入に頼らざるを得ない。しかし、この
シール剤を注入する隙間118は流路部102に直接通
じていて、シール剤が流路部102に押出され、このシ
ール剤がバルブ112の内部を流れるガスや配管の他の
設備に悪影響を及ぼすことがあり、好ましくない。
トラニオンマウンテッドボール形ボールバルブのシート
部構造には、図5に示したようなものが多く用いられて
いて、シート107が損傷した場合に、アウターリング
108によるメタル対メタル接触によるシールを行うこ
とができるが、このシールは弾性体によるシールではな
いので信頼性に乏しく、また長期に使用することができ
ず、シール剤の注入に頼らざるを得ない。しかし、この
シール剤を注入する隙間118は流路部102に直接通
じていて、シール剤が流路部102に押出され、このシ
ール剤がバルブ112の内部を流れるガスや配管の他の
設備に悪影響を及ぼすことがあり、好ましくない。
【0017】また、図5に示したシート部構造は、流路
部102の圧力がキャビティー114の圧力よりも高い
上流側では有効であるが、低い下流側では効果がなく、
上流側のシート部での漏れを下流側で補うことができな
い。
部102の圧力がキャビティー114の圧力よりも高い
上流側では有効であるが、低い下流側では効果がなく、
上流側のシート部での漏れを下流側で補うことができな
い。
【0018】図6に示したシート部構造は、すでに述べ
たように上記の問題点を解決するために本発明者が開発
し、先に特許出願を行ったボールバルブのシート部構造
であって、図5の従来のシート部構造が有する問題点を
解決した極めて優れたものである。しかしながら、これ
にも更に改善すべき次の課題がある。すなわち、第2シ
ートリテーナ127をボール126の方向に押すために
密室140に流路部124の流体の圧力を加えるための
通路141は、シール剤の注入通路にもなっており、シ
ール剤の注入とは無関係に密室140を流路部124に
通じたり、大気に通じたりすることができない。
たように上記の問題点を解決するために本発明者が開発
し、先に特許出願を行ったボールバルブのシート部構造
であって、図5の従来のシート部構造が有する問題点を
解決した極めて優れたものである。しかしながら、これ
にも更に改善すべき次の課題がある。すなわち、第2シ
ートリテーナ127をボール126の方向に押すために
密室140に流路部124の流体の圧力を加えるための
通路141は、シール剤の注入通路にもなっており、シ
ール剤の注入とは無関係に密室140を流路部124に
通じたり、大気に通じたりすることができない。
【0019】また、下流側でシールすることは可能では
あるが、実際にはシールするために下流側の第1又は/
及び第2シートリテーナ133、127に加わる力
W1 、W2 は余り大きくなく、上流側で漏れた場合の代
替えとしては十分とは言えない。
あるが、実際にはシールするために下流側の第1又は/
及び第2シートリテーナ133、127に加わる力
W1 、W2 は余り大きくなく、上流側で漏れた場合の代
替えとしては十分とは言えない。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような構成にした。ボデーの流路
部に形成した拡径部に第2Oリングを挾んでシール状に
挿入され、ボデーとの間に装着した第2ばねによってボ
ール側に弾発される第2シートリテーナにボールに圧着
してシールする第2シートを装着し、この第2シートリ
テーナの内径部に挿入され上記拡径部に第1Oリングを
挾んでシール状に挿入され、第2シートリテーナとの間
に装着した第1ばねによってボール側に弾発される第1
シートリテーナにボールに圧着してシールする第1シー
トを装着し、前記した第2シートリテーナとボデーの段
部との間に密室を形成し、この密室を大気に通じさせた
り、または他の低圧ラインに接続させて第2シートがボ
ールから離れるように第2シートリテーナを移動させ、
前記した密室を流路部に通じさせて第2シートがボール
に圧着するように第2シートリテーナを移動させる構造
に構成し、更に、ボデーにその外部から上記した拡径部
に通ずるように設けられた通路と第1シートリテーナ、
第2シートリテーナのいずれか一方又はその両方に設け
られた通孔を通って、第1シートと第2シートとの間の
ボールと第1及び第2シートリテーナとの間の空間にシ
ール剤を注入することができるように構成したシート部
構造をボデーの上流側に設けた。
解決するために、次のような構成にした。ボデーの流路
部に形成した拡径部に第2Oリングを挾んでシール状に
挿入され、ボデーとの間に装着した第2ばねによってボ
ール側に弾発される第2シートリテーナにボールに圧着
してシールする第2シートを装着し、この第2シートリ
テーナの内径部に挿入され上記拡径部に第1Oリングを
挾んでシール状に挿入され、第2シートリテーナとの間
に装着した第1ばねによってボール側に弾発される第1
シートリテーナにボールに圧着してシールする第1シー
トを装着し、前記した第2シートリテーナとボデーの段
部との間に密室を形成し、この密室を大気に通じさせた
り、または他の低圧ラインに接続させて第2シートがボ
ールから離れるように第2シートリテーナを移動させ、
前記した密室を流路部に通じさせて第2シートがボール
に圧着するように第2シートリテーナを移動させる構造
に構成し、更に、ボデーにその外部から上記した拡径部
に通ずるように設けられた通路と第1シートリテーナ、
第2シートリテーナのいずれか一方又はその両方に設け
られた通孔を通って、第1シートと第2シートとの間の
ボールと第1及び第2シートリテーナとの間の空間にシ
ール剤を注入することができるように構成したシート部
構造をボデーの上流側に設けた。
【0021】この場合、上記した第2シートリテーナ
を、第2シートを挟持するように分割して第2インナー
リングと第2アウターリングとで構成し、上記した第1
シートリテーナを、第1シートを挟持するように分割し
て第1インナーリングと第1アウターリングとで構成す
るとよく、また、上記した第2アウターリングと第1ア
ウターリングの両方又は一方がボールにメタル対メタル
接触を行って、第2シートと第1シートの両方又は一方
をバックアップするように構成するとよい。更に、キャ
ビティーの圧力が流路部の圧力よりも高い場合に、この
キャビティーの圧力が第1シートリテーナをボール側に
押すように第1シートリテーナに作用させるための所要
の通孔を第1シートリテーナに設けるとよい。
を、第2シートを挟持するように分割して第2インナー
リングと第2アウターリングとで構成し、上記した第1
シートリテーナを、第1シートを挟持するように分割し
て第1インナーリングと第1アウターリングとで構成す
るとよく、また、上記した第2アウターリングと第1ア
ウターリングの両方又は一方がボールにメタル対メタル
接触を行って、第2シートと第1シートの両方又は一方
をバックアップするように構成するとよい。更に、キャ
ビティーの圧力が流路部の圧力よりも高い場合に、この
キャビティーの圧力が第1シートリテーナをボール側に
押すように第1シートリテーナに作用させるための所要
の通孔を第1シートリテーナに設けるとよい。
【0022】更にまた、これらのシート部構造におい
て、前記した密室を流路部に通じさせるための通路の途
中に切替弁を設け、これによって密室を流路部かこのバ
ルブを開閉するための弁体回転用アクチュエータに連設
した副シリンダかのいずれか一方と連通するようにし、
この切替弁はアクチュエータの開側シリンダへの圧力流
体給排管からの分岐管によって供給される圧力流体によ
って密室と流路部との連通を断って上記した副シリンダ
に連通するようにし、切替弁が内蔵するばねの反発力に
よって密室と副シリンダとの連通を断って流路部に連通
するようにし、この切替弁を上記したアクチュエータの
作動圧力よりも低い圧力流体の圧力で作動するようにし
た。
て、前記した密室を流路部に通じさせるための通路の途
中に切替弁を設け、これによって密室を流路部かこのバ
ルブを開閉するための弁体回転用アクチュエータに連設
した副シリンダかのいずれか一方と連通するようにし、
この切替弁はアクチュエータの開側シリンダへの圧力流
体給排管からの分岐管によって供給される圧力流体によ
って密室と流路部との連通を断って上記した副シリンダ
に連通するようにし、切替弁が内蔵するばねの反発力に
よって密室と副シリンダとの連通を断って流路部に連通
するようにし、この切替弁を上記したアクチュエータの
作動圧力よりも低い圧力流体の圧力で作動するようにし
た。
【0023】この場合、上記したシート部構造をボデー
の下流側にも設け、両方のシート部構造の上記した密室
を閉止弁を介して連通させるようにするとよい。
の下流側にも設け、両方のシート部構造の上記した密室
を閉止弁を介して連通させるようにするとよい。
【0024】また他の発明の構成は、ボデーの流路部に
形成した拡径部に第2Oリングを挾んでシール状に挿入
され、ボデーとの間に装着した第2ばねによってボール
側に弾発される第2シートリテーナにボールに圧着して
シールする第2シートを装着し、この第2シートリテー
ナの内径部に挿入され上記拡径部に第1Oリングを挾ん
でシール状に挿入され、第2シートリテーナとの間に装
着した第1ばねによってボール側に弾発される第1シー
トリテーナにボールに圧着してシールする第1シートを
装着し、前記した第2シートリテーナとボデーの段部と
の間に密室を形成し、この密室に別の高圧供給源より高
圧流体を供給して、第2シートがボールに圧着するよう
に第2シートリテーナを移動させる構造に構成し、更
に、ボデーにその外部から上記した拡径部に通ずるよう
に設けられた通路と第1シートリテーナ、第2シートリ
テーナのいずれか一方又はその両方に設けられた通孔を
通って、第1シートと第2シートとの間のボールと第1
及び第2シートリテーナとの間の空間にシール剤を注入
することができるように構成したシート部構造を設けた
ボールバルブである。
形成した拡径部に第2Oリングを挾んでシール状に挿入
され、ボデーとの間に装着した第2ばねによってボール
側に弾発される第2シートリテーナにボールに圧着して
シールする第2シートを装着し、この第2シートリテー
ナの内径部に挿入され上記拡径部に第1Oリングを挾ん
でシール状に挿入され、第2シートリテーナとの間に装
着した第1ばねによってボール側に弾発される第1シー
トリテーナにボールに圧着してシールする第1シートを
装着し、前記した第2シートリテーナとボデーの段部と
の間に密室を形成し、この密室に別の高圧供給源より高
圧流体を供給して、第2シートがボールに圧着するよう
に第2シートリテーナを移動させる構造に構成し、更
に、ボデーにその外部から上記した拡径部に通ずるよう
に設けられた通路と第1シートリテーナ、第2シートリ
テーナのいずれか一方又はその両方に設けられた通孔を
通って、第1シートと第2シートとの間のボールと第1
及び第2シートリテーナとの間の空間にシール剤を注入
することができるように構成したシート部構造を設けた
ボールバルブである。
【0025】
【作用】本発明は、上記のように構成したから、先ず、
第2シートリテーナとボデーの段部との間に形成した密
室を大気又は低圧ラインに接続すると、第2シートがボ
ールから離れ、この状態で第1シートがボールに圧着し
てシールし、第1アウターリングが第1シートをバック
アップする。一方、密室を流路部に通じさせ、又は高圧
供給源より密室に高圧流体を供給すると、第2シートが
ボールに圧着してシールし、第2アウターリングが第2
シートをバックアップする。
第2シートリテーナとボデーの段部との間に形成した密
室を大気又は低圧ラインに接続すると、第2シートがボ
ールから離れ、この状態で第1シートがボールに圧着し
てシールし、第1アウターリングが第1シートをバック
アップする。一方、密室を流路部に通じさせ、又は高圧
供給源より密室に高圧流体を供給すると、第2シートが
ボールに圧着してシールし、第2アウターリングが第2
シートをバックアップする。
【0026】本発明は、シール剤を注入する通路を密室
を大気や低圧ライン又は流路部に通じさせるための通路
とは別に設けたので、密室への加圧とシール剤の注入と
を別個にそれぞれの作用を害することなく行うことがで
きる。
を大気や低圧ライン又は流路部に通じさせるための通路
とは別に設けたので、密室への加圧とシール剤の注入と
を別個にそれぞれの作用を害することなく行うことがで
きる。
【0027】次に、密室を流路部に通じさせるための通
路の途中に切替弁を設け、これとこのバルブを開閉する
ための弁体回転用アクチュエータとを設けたので、第2
シートは、ボールの回転時及び開弁時にはボールから遠
ざかっていて、ボールとの間に摩擦を生じないので、第
2シートが不均斉に摩耗したり損傷したりすることがな
く、長期間使用しても、流体の漏洩を生ずることがな
い。また、ボールの回転時に第2シートとボールとの間
に摩擦を生じないので、弁体回転用アクチュエータの出
力は小さくてよい。
路の途中に切替弁を設け、これとこのバルブを開閉する
ための弁体回転用アクチュエータとを設けたので、第2
シートは、ボールの回転時及び開弁時にはボールから遠
ざかっていて、ボールとの間に摩擦を生じないので、第
2シートが不均斉に摩耗したり損傷したりすることがな
く、長期間使用しても、流体の漏洩を生ずることがな
い。また、ボールの回転時に第2シートとボールとの間
に摩擦を生じないので、弁体回転用アクチュエータの出
力は小さくてよい。
【0028】また、このシート部構造をボデーの下流側
にも設けて、両方のシート部構造の密室を閉止弁を介し
て連通させると、下流側のシート部構造の密室にも上流
側の流路部の圧力を加えて下流側の第2シートをボール
に強く圧接させてシールさせることができるので、上流
側のシート部構造が万が一不調になった場合に、下流側
のシート部構造によって確実にシールすることができ
る。
にも設けて、両方のシート部構造の密室を閉止弁を介し
て連通させると、下流側のシート部構造の密室にも上流
側の流路部の圧力を加えて下流側の第2シートをボール
に強く圧接させてシールさせることができるので、上流
側のシート部構造が万が一不調になった場合に、下流側
のシート部構造によって確実にシールすることができ
る。
【0029】
【実施例】図1は、本発明のボールバルブの一実施例の
シート部構造を示す部分縦断面図であって、1はボール
バルブ、2はシート部構造であって、ボデー3の流路部
4に形成した拡径部5に第2Oリング6を挾んで第2シ
ートリテーナ7がシール状に挿入されており、この第2
シートリテーナ7はボデー3との間に装着した第2ばね
8によってボール9側に弾発され、装着されている第2
シート10をボール9に圧着させている。また、第1シ
ートリテーナ11は第2シートリテーナ7の内径部に挿
入され拡径部5に第1Oリング12を挾んでシール状に
挿入されており、この第1シートリテーナ11は第2シ
ートリテーナ7との間に装着した第1ばね13によって
弾発され、装着されている第1シート14をボール9に
圧着させている。
シート部構造を示す部分縦断面図であって、1はボール
バルブ、2はシート部構造であって、ボデー3の流路部
4に形成した拡径部5に第2Oリング6を挾んで第2シ
ートリテーナ7がシール状に挿入されており、この第2
シートリテーナ7はボデー3との間に装着した第2ばね
8によってボール9側に弾発され、装着されている第2
シート10をボール9に圧着させている。また、第1シ
ートリテーナ11は第2シートリテーナ7の内径部に挿
入され拡径部5に第1Oリング12を挾んでシール状に
挿入されており、この第1シートリテーナ11は第2シ
ートリテーナ7との間に装着した第1ばね13によって
弾発され、装着されている第1シート14をボール9に
圧着させている。
【0030】第2シートリテーナ7とボデー3の段部1
5との間に密室16を形成し、この密室16を配管1
7、18、19や閉止弁20、21によって大気又は他
の低圧ラインに通じさせたり、或は流路部4に通じさ
せ、または別の高圧供給源56に通じさせたりするよう
になっており、22及び23はこのためにボデー3に設
けられた通路であって、通路22は密室16に、通路2
3は流路部4に通じている。また、24はシール剤を注
入する通路、25及び26は第1シートリテーナ11に
設けられた通孔、27はシーラントフィッティングであ
って、シーラントフィッティング27からシール剤が通
路24、通孔26及び25を通って、第1シート14と
第2シート10との間のボール9と第1及び第2シート
リテーナ11、7との間の空間28に注入される。
5との間に密室16を形成し、この密室16を配管1
7、18、19や閉止弁20、21によって大気又は他
の低圧ラインに通じさせたり、或は流路部4に通じさ
せ、または別の高圧供給源56に通じさせたりするよう
になっており、22及び23はこのためにボデー3に設
けられた通路であって、通路22は密室16に、通路2
3は流路部4に通じている。また、24はシール剤を注
入する通路、25及び26は第1シートリテーナ11に
設けられた通孔、27はシーラントフィッティングであ
って、シーラントフィッティング27からシール剤が通
路24、通孔26及び25を通って、第1シート14と
第2シート10との間のボール9と第1及び第2シート
リテーナ11、7との間の空間28に注入される。
【0031】また、第2シートリテーナ7は、第2シー
ト10を挟持するように分割して、第2インナーリング
29と第2アウターリング30とで構成され、これらは
スナップリング31によって結合されている。また、第
1シートリテーナ11は、第1シート14を挟持するよ
うに分割して、第1インナーリング32と第1アウター
リング33とで構成され、これらはスナップリング34
によって結合されている。そして、第1アウターリング
33は第1シート14を、第2アウターリング30は第
2シート10をバックアップするように構成されてい
る。
ト10を挟持するように分割して、第2インナーリング
29と第2アウターリング30とで構成され、これらは
スナップリング31によって結合されている。また、第
1シートリテーナ11は、第1シート14を挟持するよ
うに分割して、第1インナーリング32と第1アウター
リング33とで構成され、これらはスナップリング34
によって結合されている。そして、第1アウターリング
33は第1シート14を、第2アウターリング30は第
2シート10をバックアップするように構成されてい
る。
【0032】また、35及び36は、ともに第1シート
リテーナ11に装着され、Oリング35は第2シートリ
テーナとボデー3との間に装着したOリングであり、O
リング36はボデー3との間をシールするOリングであ
る。なお、第1シートリテーナ11に設けた通孔25及
び26は、キャビティー37の圧力P2 が流路部の圧力
P1 よりも高い場合に、このキャビティー37の圧力P
2 が第1シートリテーナ11をボール9側に押すように
第1シートリテーナ11に作用させるためのものであ
る。
リテーナ11に装着され、Oリング35は第2シートリ
テーナとボデー3との間に装着したOリングであり、O
リング36はボデー3との間をシールするOリングであ
る。なお、第1シートリテーナ11に設けた通孔25及
び26は、キャビティー37の圧力P2 が流路部の圧力
P1 よりも高い場合に、このキャビティー37の圧力P
2 が第1シートリテーナ11をボール9側に押すように
第1シートリテーナ11に作用させるためのものであ
る。
【0033】図2は、図1に示したシート部構造2が、
バルブ1の上流側と下流側の両方に設けられた場合を示
す部分断面図であって、両方のシート部構造2の密室1
6を閉止弁38、39を介して配管40によって連通さ
せてある。
バルブ1の上流側と下流側の両方に設けられた場合を示
す部分断面図であって、両方のシート部構造2の密室1
6を閉止弁38、39を介して配管40によって連通さ
せてある。
【0034】図3は、図1に示したシート部構造2の密
室16を流路部4に通じさせるための通路の途中に切替
弁41を設けた場合の部分縦断面図であって、この切替
弁41によって密室16を流路部4かこのバルブ1を開
閉するための弁体回転用アクチュエータ42に連設した
副シリンダ43かのいずれか一方と連通するようになっ
ている。
室16を流路部4に通じさせるための通路の途中に切替
弁41を設けた場合の部分縦断面図であって、この切替
弁41によって密室16を流路部4かこのバルブ1を開
閉するための弁体回転用アクチュエータ42に連設した
副シリンダ43かのいずれか一方と連通するようになっ
ている。
【0035】この切替弁41はアクチュエータ42の開
側シリンダ44への圧力流体給排管45からの分岐管4
6を通って切替弁41のシリンダ部47に供給される圧
力流体によって密室16と流路部4との連通を断って密
室16を副シリンダ43に連通するようになっており、
切替弁41が内蔵するばね48の反発力によって密室1
6と副シリンダ43との連通を断って密室16を流路部
4に連通するようになっている。また、この切替弁41
は、アクチュエータ42が作動する圧力よりも低い圧力
流体の圧力がシリンダ部47に作用すれば作動するよう
に構成されている。
側シリンダ44への圧力流体給排管45からの分岐管4
6を通って切替弁41のシリンダ部47に供給される圧
力流体によって密室16と流路部4との連通を断って密
室16を副シリンダ43に連通するようになっており、
切替弁41が内蔵するばね48の反発力によって密室1
6と副シリンダ43との連通を断って密室16を流路部
4に連通するようになっている。また、この切替弁41
は、アクチュエータ42が作動する圧力よりも低い圧力
流体の圧力がシリンダ部47に作用すれば作動するよう
に構成されている。
【0036】図4は、図3に示したシート部構造2が、
バルブ1の上流側と下流側の両方に設けられた場合を示
す部分断面図であって、両方のシート部構造2の密室1
6を閉止弁38及び39を介して配管40によって連通
させてある。また、両方の切替弁41の副シリンダ43
に連通する配管49が連結されている。更に、両方の切
替弁41のシリンダ部47に連通する分岐管46も連結
されている。
バルブ1の上流側と下流側の両方に設けられた場合を示
す部分断面図であって、両方のシート部構造2の密室1
6を閉止弁38及び39を介して配管40によって連通
させてある。また、両方の切替弁41の副シリンダ43
に連通する配管49が連結されている。更に、両方の切
替弁41のシリンダ部47に連通する分岐管46も連結
されている。
【0037】次に、図1乃至図4に示した実施例につい
て、その作用を説明する。第1シート14のシール径と
第1Oリング12の装着部の外径と内径をD1 、D2 及
びD3 で、第2シート10のシール径と第2Oリング6
の装着部の外径と内径をD4 、D5 及びD6 で、また、
第2インナーリング29の内径をD7 で示した。更に、
流路部4の圧力をP1 とし、キャビティー37の圧力を
P2 とした。
て、その作用を説明する。第1シート14のシール径と
第1Oリング12の装着部の外径と内径をD1 、D2 及
びD3 で、第2シート10のシール径と第2Oリング6
の装着部の外径と内径をD4 、D5 及びD6 で、また、
第2インナーリング29の内径をD7 で示した。更に、
流路部4の圧力をP1 とし、キャビティー37の圧力を
P2 とした。
【0038】先ず、図1において、第2シートリテーナ
7とボデー3の段部15との間に形成した密室16を閉
止弁20を閉じ閉止弁21を開き流路22を経て大気に
通じさせると、第2シートリテーナ7は、第2シートリ
テーナ7にπ/4(D6 2−D7 2)P2 −(第2ばね8の
弾発力)の力が作用して、ボール9から離れるように移
動する。図1はこの状態を示している。
7とボデー3の段部15との間に形成した密室16を閉
止弁20を閉じ閉止弁21を開き流路22を経て大気に
通じさせると、第2シートリテーナ7は、第2シートリ
テーナ7にπ/4(D6 2−D7 2)P2 −(第2ばね8の
弾発力)の力が作用して、ボール9から離れるように移
動する。図1はこの状態を示している。
【0039】この状態において、第1シートリテーナ1
1に第1ばね13の弾発力と流体の圧力が加わって、第
1シート14がボール9に圧着される。この第1シート
14に加わる力W1 は次のようである。 (1)流路部4の圧力P1 >キャビティー37の圧力P
2 の場合(上流側) W1 =π/4(D2 2−D1 2)(P1 −P2 )+(第1ば
ね13の弾発力) (2)流路部4の圧力P1 <キャビティー37の圧力P
2 の場合(下流側) W1 =π/4(D1 2−D3 2)(P2 −P1 )+(第1ば
ね13の弾発力)
1に第1ばね13の弾発力と流体の圧力が加わって、第
1シート14がボール9に圧着される。この第1シート
14に加わる力W1 は次のようである。 (1)流路部4の圧力P1 >キャビティー37の圧力P
2 の場合(上流側) W1 =π/4(D2 2−D1 2)(P1 −P2 )+(第1ば
ね13の弾発力) (2)流路部4の圧力P1 <キャビティー37の圧力P
2 の場合(下流側) W1 =π/4(D1 2−D3 2)(P2 −P1 )+(第1ば
ね13の弾発力)
【0040】すなわち、第1シート14は、このシート
部構造2が流路部4の圧力がキャビティー37の圧力P
2 よりも高い上流側のものであっても、流路部4の圧力
がキャビティー37の圧力P2 よりも低い下流側のもの
であっても、ボール9に押付けられて流体をシールす
る。なお、第1アウターリング33が第1シート14を
バックアップして、第1シート14が損傷した場合にボ
ール9との間のメタル対メタル接触のシールを行う。た
だし、このメタル対メタル接触によるシールは、ファイ
ヤーセーフなどの一時のバックアップシールには有効で
ある。
部構造2が流路部4の圧力がキャビティー37の圧力P
2 よりも高い上流側のものであっても、流路部4の圧力
がキャビティー37の圧力P2 よりも低い下流側のもの
であっても、ボール9に押付けられて流体をシールす
る。なお、第1アウターリング33が第1シート14を
バックアップして、第1シート14が損傷した場合にボ
ール9との間のメタル対メタル接触のシールを行う。た
だし、このメタル対メタル接触によるシールは、ファイ
ヤーセーフなどの一時のバックアップシールには有効で
ある。
【0041】次に、閉止弁21を閉じ閉止弁20を開い
て密室16を流路部4に通じさせて流路部4の流体の圧
力が密室16に加わるようにしたり、又は別の設けた高
圧供給源56より供給すると、第2シートリテーナ7に
作用する流体の圧力とばね8及び13の作用によって第
2シートリテーナ7がボール9の方に移動して第2シー
ト10をボール9に圧着させる。この場合に第2シート
リテーナ7に加わる力W2 は次のようである。 (1)流路部4の圧力P1 >キャビティー37の圧力P
2 の場合(上流側) W2 =π/4(D5 2−D4 2)(P1 −P2 )+(第2ば
ね8の弾発力)−(第1ばね13の弾発力) (2)流路部4の圧力P1 <キャビティー37の圧力P
2 の場合(下流側) W2 =π/4(D4 2−D6 2)(P2 −P1 )+(第2ば
ね8の弾発力)−(第1ばね13の弾発力) この場合、(第2ばね8の弾発力)−(第1ばね13の
弾発力)は、プラスであるか少なくともπ/4(D5 2−
D4 2)(P1 −P2 )とπ/4(D4 2−D6 2)(P2 −
P1 )のいずれよりも小さくなるように構成される。
て密室16を流路部4に通じさせて流路部4の流体の圧
力が密室16に加わるようにしたり、又は別の設けた高
圧供給源56より供給すると、第2シートリテーナ7に
作用する流体の圧力とばね8及び13の作用によって第
2シートリテーナ7がボール9の方に移動して第2シー
ト10をボール9に圧着させる。この場合に第2シート
リテーナ7に加わる力W2 は次のようである。 (1)流路部4の圧力P1 >キャビティー37の圧力P
2 の場合(上流側) W2 =π/4(D5 2−D4 2)(P1 −P2 )+(第2ば
ね8の弾発力)−(第1ばね13の弾発力) (2)流路部4の圧力P1 <キャビティー37の圧力P
2 の場合(下流側) W2 =π/4(D4 2−D6 2)(P2 −P1 )+(第2ば
ね8の弾発力)−(第1ばね13の弾発力) この場合、(第2ばね8の弾発力)−(第1ばね13の
弾発力)は、プラスであるか少なくともπ/4(D5 2−
D4 2)(P1 −P2 )とπ/4(D4 2−D6 2)(P2 −
P1 )のいずれよりも小さくなるように構成される。
【0042】これによって、損傷した第1シート14
と、これをバックアップする第1アウターリング33の
メタル対メタル接触によるシールによって防ぎ切れなか
った漏れを阻止する。また、第2シート10は第1シー
ト14のワイパー作用によって守られて異物による損傷
がほとんどなく、更に、第1シート14の場合と同様に
第2アウターリング30によってバックアップされてい
る。
と、これをバックアップする第1アウターリング33の
メタル対メタル接触によるシールによって防ぎ切れなか
った漏れを阻止する。また、第2シート10は第1シー
ト14のワイパー作用によって守られて異物による損傷
がほとんどなく、更に、第1シート14の場合と同様に
第2アウターリング30によってバックアップされてい
る。
【0043】以上にように幾重にも漏れ防止対策を施し
たシート部構造2に、更に万が一これらの対策のすべて
で防ぎ切れなかった場合のための対策として、次のよう
にシール剤の注入を行うようになっている。シーラント
フィッティング27によりシール剤を通路24に注入す
ると、シール剤は通孔26及び25を通って第1シート
14と第2シート10との間の、ボール9と第2及び第
1シートリテーナ7及び11との間の空間28を満たす
ことができ、ボデー3とボール9との間のシールを確実
にする。この場合、このシール剤が満たされた空間28
は第2シート10と第1シート14との間にあって、流
路部4にもキャビティー37にも直接通じていないの
で、シール剤が流路部4を流れる流体や配管の他の設備
に悪影響を及ぼすことがほとんどない。
たシート部構造2に、更に万が一これらの対策のすべて
で防ぎ切れなかった場合のための対策として、次のよう
にシール剤の注入を行うようになっている。シーラント
フィッティング27によりシール剤を通路24に注入す
ると、シール剤は通孔26及び25を通って第1シート
14と第2シート10との間の、ボール9と第2及び第
1シートリテーナ7及び11との間の空間28を満たす
ことができ、ボデー3とボール9との間のシールを確実
にする。この場合、このシール剤が満たされた空間28
は第2シート10と第1シート14との間にあって、流
路部4にもキャビティー37にも直接通じていないの
で、シール剤が流路部4を流れる流体や配管の他の設備
に悪影響を及ぼすことがほとんどない。
【0044】なお、第1及び第2シートリテーナ11及
び7をそれぞれアウターリング33又は30とインナー
リング32又は29に分割して形成するのは、第1シー
ト14及び第2シート10を確実に保持するためであ
り、第1アウターリング33と第2アウターリング30
を、ボール9とメタル対メタル接触を行ってシールする
のに最適の材料で作るためにも便利である。また、第1
シートリテーナ11に設けられた通孔25及び26は、
すでに述べたように、このシート部構造2が下流側に用
いられる場合に、第1シートリテーナ11をボール9の
方向に押すようにキャビティー37の圧力を作用させる
ためや、シール剤を注入するためのものである。
び7をそれぞれアウターリング33又は30とインナー
リング32又は29に分割して形成するのは、第1シー
ト14及び第2シート10を確実に保持するためであ
り、第1アウターリング33と第2アウターリング30
を、ボール9とメタル対メタル接触を行ってシールする
のに最適の材料で作るためにも便利である。また、第1
シートリテーナ11に設けられた通孔25及び26は、
すでに述べたように、このシート部構造2が下流側に用
いられる場合に、第1シートリテーナ11をボール9の
方向に押すようにキャビティー37の圧力を作用させる
ためや、シール剤を注入するためのものである。
【0045】図2に示したように1つのバルブ1の上流
側と下流側の両方にシート部構造2が設けられ、両方の
密室16が配管40によって結ばれている場合、この配
管40に設けられた閉止弁38、39(図2ではこの2
個の閉止弁を設けたが、いずれか1個だけ設ければよ
い)が閉じてあれば、両方のシート部構造2のそれぞれ
は、図1について上に述べたとおりである。上流側及び
下流側の閉止弁21が閉じられ、上流側の閉止弁20が
開かれ、下流側の閉止弁20が閉じられ、閉止弁38及
び39が開かれていると、上流側の流路部4の高い圧力
が下流側の密室16にも加わるので、下流側の第2シー
トリテーナ7に加わる力W2 は、図1について(1)の
場合(上流側)として示した力と同じになる。したがっ
て、下流側のシート部構造2において、第2シート10
がボール9に強く圧接して上流側の第2シート10と同
様に高いシールを行う。
側と下流側の両方にシート部構造2が設けられ、両方の
密室16が配管40によって結ばれている場合、この配
管40に設けられた閉止弁38、39(図2ではこの2
個の閉止弁を設けたが、いずれか1個だけ設ければよ
い)が閉じてあれば、両方のシート部構造2のそれぞれ
は、図1について上に述べたとおりである。上流側及び
下流側の閉止弁21が閉じられ、上流側の閉止弁20が
開かれ、下流側の閉止弁20が閉じられ、閉止弁38及
び39が開かれていると、上流側の流路部4の高い圧力
が下流側の密室16にも加わるので、下流側の第2シー
トリテーナ7に加わる力W2 は、図1について(1)の
場合(上流側)として示した力と同じになる。したがっ
て、下流側のシート部構造2において、第2シート10
がボール9に強く圧接して上流側の第2シート10と同
様に高いシールを行う。
【0046】次に、図3において、切替弁41の弁体5
0が図のように上方に上っていて流路部4と閉止弁20
とが通じている場合、この場合はアクチュエータ42の
開側シリンダ44に圧力流体が供給されていなくてバル
ブ1は閉弁状態であって、シート部構造2の作用は図1
の場合と同じである。
0が図のように上方に上っていて流路部4と閉止弁20
とが通じている場合、この場合はアクチュエータ42の
開側シリンダ44に圧力流体が供給されていなくてバル
ブ1は閉弁状態であって、シート部構造2の作用は図1
の場合と同じである。
【0047】閉止弁21を閉じ閉止弁20を開いて密室
16に流路部4の圧力を加えると、第2シートリテーナ
7が移動し、第2シート10がボール9に圧接した状態
になる。この状態から電磁弁51を切替えると、圧力流
体給排管45に圧力流体が入り、分岐管46を経て切替
弁41のシリンダ部47にも入る。切替弁41はアクチ
ュエータ42の作動圧力よりも低い圧力流体の圧力で作
動するように構成されているので、アクチュエータ42
が作動する前に切替弁41のピストン52がばね48の
弾発力に抗して押し下げられる。このため、密室16に
通ずる配管19は、流路53及び配管54を通じて副シ
リンダ43に通じ、流路部4と同じ圧力であった密室1
6の圧力が配管54や副シリンダ43の容積によって十
分低くなるようになっており、このため、図1について
説明したように、第2シートリテーナ7はボール9から
離れるように移動する。この際、密室16からの排気は
副シリンダ43へ移動し、大気に放出されない。
16に流路部4の圧力を加えると、第2シートリテーナ
7が移動し、第2シート10がボール9に圧接した状態
になる。この状態から電磁弁51を切替えると、圧力流
体給排管45に圧力流体が入り、分岐管46を経て切替
弁41のシリンダ部47にも入る。切替弁41はアクチ
ュエータ42の作動圧力よりも低い圧力流体の圧力で作
動するように構成されているので、アクチュエータ42
が作動する前に切替弁41のピストン52がばね48の
弾発力に抗して押し下げられる。このため、密室16に
通ずる配管19は、流路53及び配管54を通じて副シ
リンダ43に通じ、流路部4と同じ圧力であった密室1
6の圧力が配管54や副シリンダ43の容積によって十
分低くなるようになっており、このため、図1について
説明したように、第2シートリテーナ7はボール9から
離れるように移動する。この際、密室16からの排気は
副シリンダ43へ移動し、大気に放出されない。
【0048】このようになってから開側シリンダ44内
の圧力がアクチュエータ42を作動させる圧力に達し、
バルブ1を開弁させる。したがって、アクチュエータ4
2の作動によってボール9が開弁方向に回転する時に第
2シート10とボール9との間に摩擦が起きない。
の圧力がアクチュエータ42を作動させる圧力に達し、
バルブ1を開弁させる。したがって、アクチュエータ4
2の作動によってボール9が開弁方向に回転する時に第
2シート10とボール9との間に摩擦が起きない。
【0049】次に、電磁弁51を図3に示した状態に戻
すと、圧力流体が閉側シリンダ55に入り、開側シリン
ダ44内の流体を圧力流体給排管45を経て排出しなが
らアクチュエータ42を回転させて、バルブを閉止す
る。この間、分岐管46内の圧力も低下するが、電磁弁
51や圧力流体給排管45の流体抵抗などによってピス
トン52に加わっている流体の力がばね48の反発力に
まだ勝っていて、アクチュエータ42の作動が完了する
まで、切替弁41は作動しない。したがって、アクチュ
エータ42の作動によってボール9が閉弁方向に回転す
る時に第2シート10とボール9との間に摩擦が起きな
い。
すと、圧力流体が閉側シリンダ55に入り、開側シリン
ダ44内の流体を圧力流体給排管45を経て排出しなが
らアクチュエータ42を回転させて、バルブを閉止す
る。この間、分岐管46内の圧力も低下するが、電磁弁
51や圧力流体給排管45の流体抵抗などによってピス
トン52に加わっている流体の力がばね48の反発力に
まだ勝っていて、アクチュエータ42の作動が完了する
まで、切替弁41は作動しない。したがって、アクチュ
エータ42の作動によってボール9が閉弁方向に回転す
る時に第2シート10とボール9との間に摩擦が起きな
い。
【0050】アクチュエータ42の作動が終ると、分岐
管46内の圧力が十分に下り、ピストン52がばね48
の弾発力によって押し上げられ、切替弁41が図3に示
した当初の状態になり、閉止弁20が開けてあるので流
路部4の圧力が密室16に加わって、第2シートリテー
ナ7が移動し第2シート10がボール9に圧接した状態
になる。
管46内の圧力が十分に下り、ピストン52がばね48
の弾発力によって押し上げられ、切替弁41が図3に示
した当初の状態になり、閉止弁20が開けてあるので流
路部4の圧力が密室16に加わって、第2シートリテー
ナ7が移動し第2シート10がボール9に圧接した状態
になる。
【0051】以上説明したように、図3において閉止弁
21を閉じ閉止弁20を開いておくと、第2シート10
は、閉弁した状態においてだけボール9に圧接し、ボー
ル9が回転している時及び開弁状態においてはボール9
から離れていて、ボール9との摩擦によって損傷するこ
とがない。
21を閉じ閉止弁20を開いておくと、第2シート10
は、閉弁した状態においてだけボール9に圧接し、ボー
ル9が回転している時及び開弁状態においてはボール9
から離れていて、ボール9との摩擦によって損傷するこ
とがない。
【0052】図4に示したように1つのバルブ1の上流
側と下流側の両方にシート部構造2が設けられ、両方の
密室16が配管40によって結ばれている場合、この配
管40に設けられた閉止弁38、39(図2にはこの2
個の閉止弁を設けたが、いずれか一個だけ設ければよ
い)が閉じてあれば、両方のシート部構造2は、図3に
ついて述べたと同様に作用する。上流側及び下流側の閉
止弁21が閉じられ、上流側の閉止弁20が開かれ、下
流側の閉止弁20が閉じられ、閉止弁38及び39が開
かれていると、上流側の流路部4の高い圧力が下流側の
第2シートリテーナ7に加わり、その力W2 は、図1に
ついて(1)の場合(上流側)として示した力と同じで
ある。したがって、下流側のシート部構造2において、
第2シート10がボール9に強く圧接して上流側の第2
シート10と同様に高いシールを行う。
側と下流側の両方にシート部構造2が設けられ、両方の
密室16が配管40によって結ばれている場合、この配
管40に設けられた閉止弁38、39(図2にはこの2
個の閉止弁を設けたが、いずれか一個だけ設ければよ
い)が閉じてあれば、両方のシート部構造2は、図3に
ついて述べたと同様に作用する。上流側及び下流側の閉
止弁21が閉じられ、上流側の閉止弁20が開かれ、下
流側の閉止弁20が閉じられ、閉止弁38及び39が開
かれていると、上流側の流路部4の高い圧力が下流側の
第2シートリテーナ7に加わり、その力W2 は、図1に
ついて(1)の場合(上流側)として示した力と同じで
ある。したがって、下流側のシート部構造2において、
第2シート10がボール9に強く圧接して上流側の第2
シート10と同様に高いシールを行う。
【0053】また、上流側及び下流側の閉止弁21が閉
じられ、上流側の閉止弁20が開かれ、下流側の閉止弁
20が閉じられ、閉止弁38及び39が開かれている上
記の場合でも、上流側及び下流側の閉止弁21が閉じら
れ、上流側及び下流側の閉止弁20が開かれ、閉止弁3
8、39の少なくとも1個が閉じられた状態でも、上流
側と下流側の両方のシート部構造2が共に、第2シート
10は、開弁した状態においてだけボール9に圧接し、
ボール9が回転している時及び開弁状態においてはボー
ル9から離れていて、ボール9との摩擦によって損傷す
ることがない。また、このためにボールを回転してバル
ブを開閉するためのアクチュエータの出力を軽減するこ
とができる。
じられ、上流側の閉止弁20が開かれ、下流側の閉止弁
20が閉じられ、閉止弁38及び39が開かれている上
記の場合でも、上流側及び下流側の閉止弁21が閉じら
れ、上流側及び下流側の閉止弁20が開かれ、閉止弁3
8、39の少なくとも1個が閉じられた状態でも、上流
側と下流側の両方のシート部構造2が共に、第2シート
10は、開弁した状態においてだけボール9に圧接し、
ボール9が回転している時及び開弁状態においてはボー
ル9から離れていて、ボール9との摩擦によって損傷す
ることがない。また、このためにボールを回転してバル
ブを開閉するためのアクチュエータの出力を軽減するこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】本発明のボールバルブは、以上に説明し
たように、そのシール部構造に関して極めて優れた効果
を有している。すなわち、最終的なシート漏れ防止対策
であるシール剤の注入に安易に依存するのでなく、それ
以前に2段に設けられたシートとこれをバックアップす
るアウターリングによって完璧に近いシールを行ってい
る。しかも、流路部の圧力がキャビティーの圧力よりも
高い上流側だけでなく、流路部の圧力がキャビティーの
圧力よりも低い下流側においてもシールすることがで
き、上流側と下流側の両方に本発明によるシート部構造
を設けた場合に、下流側の第2シートも上流側の流路の
圧力によってボールに押付けるようにすることもでき
る。その上、以上によってもシート漏れを止めることが
できない万一の場合には、シール剤を注入して漏れを止
めることができ、注入されたシール剤は流路部に押出さ
れないので、流路内の流体に混入して配管の他の設備に
悪影響を及ぼしたりすることがない。更に、ボールが回
転する間シートをボールから離して、シートの摩耗を防
ぐことができ、また、ボールを回転してバルブを開閉す
るためのアクチュエータの出力を軽減することができ
る。
たように、そのシール部構造に関して極めて優れた効果
を有している。すなわち、最終的なシート漏れ防止対策
であるシール剤の注入に安易に依存するのでなく、それ
以前に2段に設けられたシートとこれをバックアップす
るアウターリングによって完璧に近いシールを行ってい
る。しかも、流路部の圧力がキャビティーの圧力よりも
高い上流側だけでなく、流路部の圧力がキャビティーの
圧力よりも低い下流側においてもシールすることがで
き、上流側と下流側の両方に本発明によるシート部構造
を設けた場合に、下流側の第2シートも上流側の流路の
圧力によってボールに押付けるようにすることもでき
る。その上、以上によってもシート漏れを止めることが
できない万一の場合には、シール剤を注入して漏れを止
めることができ、注入されたシール剤は流路部に押出さ
れないので、流路内の流体に混入して配管の他の設備に
悪影響を及ぼしたりすることがない。更に、ボールが回
転する間シートをボールから離して、シートの摩耗を防
ぐことができ、また、ボールを回転してバルブを開閉す
るためのアクチュエータの出力を軽減することができ
る。
【図1】本発明のボールバルブの一実施例のシート部構
造を示す部分縦断面図である。
造を示す部分縦断面図である。
【図2】図1のシート部構造をバルブの上流側と下流側
の両方に設けた場合を示す部分縦断面図である。
の両方に設けた場合を示す部分縦断面図である。
【図3】図1のシート部構造に切替弁を装着したシート
部構造を示す部分縦断面図である。
部構造を示す部分縦断面図である。
【図4】図3のシート部構造をバルブの上流側と下流側
の両方に設けた場合を示す部分縦断面図である。
の両方に設けた場合を示す部分縦断面図である。
【図5】従来のボールバルブのシート部構造の一例を示
す部分縦断面図である。
す部分縦断面図である。
【図6】図5のシート部構造の問題点を解決するために
発明されたシート部構造の部分断面図である。
発明されたシート部構造の部分断面図である。
1 ボールバルブ 2 シート部構造 3 ボデー 4 流路部 5 拡径部 6 第2Oリング 7 第2シートリテーナ 8 第2ばね 9 ボール 10 第2シート 11 第1シートリテーナ 12 第1Oリング 13 第1ばね 14 第1シート 15 段部 16 密室 22、23、24 通路 25、26 通孔 28 空間 29 第2インナーリング 30 第2アウターリング 32 第1インナーリング 33 第1アウターリング 37 キャビティー 41 切替弁 42 アクチュエータ 43 副シリンダ 44 開側シリンダ 45 圧力流体給排管 48 ばね 56 高圧供給源
Claims (7)
- 【請求項1】 ボデーの流路部に形成した拡径部に第2
Oリングを挾んでシール状に挿入され、ボデーとの間に
装着した第2ばねによってボール側に弾発される第2シ
ートリテーナにボールに圧着してシールする第2シート
を装着し、この第2シートリテーナの内径部に挿入され
上記拡径部に第1Oリングを挾んでシール状に挿入さ
れ、第2シートリテーナとの間に装着した第1ばねによ
ってボール側に弾発される第1シートリテーナにボール
に圧着してシールする第1シートを装着し、前記した第
2シートリテーナとボデーの段部との間に密室を形成
し、この密室を大気に通じさせたり、または他の低圧ラ
インに接続させて第2シートがボールから離れるように
第2シートリテーナを移動させ、前記した密室を流路部
に通じさせて第2シートがボールに圧着するように第2
シートリテーナを移動させる構造に構成し、更に、ボデ
ーにその外部から上記した拡径部に通ずるように設けら
れた通路と第1シートリテーナ、第2シートリテーナの
いずれか一方又はその両方に設けられた通孔を通って、
第1シートと第2シートとの間のボールと第1及び第2
シートリテーナとの間の空間にシール剤を注入すること
ができるように構成したシート部構造を設けたことを特
徴とするボールバルブ。 - 【請求項2】 上記した第2シートリテーナを、第2シ
ートを挟持するように分割して第2インナーリングと第
2アウターリングとで構成し、上記した第1シートリテ
ーナを、第1シートを挟持するように分割して第1イン
ナーリングと第1アウターリングとで構成したことを特
徴とする請求項1記載のボールバルブ。 - 【請求項3】 上記した第2アウターリングと第1アウ
ターリングの両方又は一方がボールにメタル対メタル接
触を行って、第2シートと第1シートの両方又は一方を
バックアップするように構成したことを特徴とする請求
項1又は2記載のボールバルブ。 - 【請求項4】 キャビティーの圧力が流路部の圧力より
も高い場合に、このキャビティーの圧力が第1シートリ
テーナをボール側に押すように第1シートリテーナに作
用させるための所要の通孔を第1シートリテーナに設け
たことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
ボールバルブ。 - 【請求項5】 前記した密室を流路部に通じさせるため
の通路の途中に切替弁を設け、これによって密室を流路
部かこのバルブを開閉するための弁体回転用アクチュエ
ータに連設した副シリンダかのいずれか一方と連通する
ようにし、この切替弁はアクチュエータの開側シリンダ
への圧力流体給排管からの分岐管によって供給される圧
力流体によって密室と流路部との連通を断って上記した
副シリンダに連通するようにし、切替弁が内蔵するばね
の反発力によって密室と副シリンダとの連通を断って流
路部に連通するようにし、この切替弁を上記したアクチ
ュエータの作動圧力よりも低い圧力流体の圧力で作動す
るようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載のボールバルブ。 - 【請求項6】 上記したシート部構造をボデーの下流側
にも設け、両方のシート部構造の上記した密室を閉止弁
を介して連通させたことを特徴とする請求項1乃至5の
いずれかに記載のボールバルブ。 - 【請求項7】 ボデーの流路部に形成した拡径部に第2
Oリングを挾んでシール状に挿入され、ボデーとの間に
装着した第2ばねによってボール側に弾発される第2シ
ートリテーナにボールに圧着してシールする第2シート
を装着し、この第2シートリテーナの内径部に挿入され
上記拡径部に第1Oリングを挾んでシール状に挿入さ
れ、第2シートリテーナとの間に装着した第1ばねによ
ってボール側に弾発される第1シートリテーナにボール
に圧着してシールする第1シートを装着し、前記した第
2シートリテーナとボデーの段部との間に密室を形成
し、この密室に別の高圧供給源より高圧流体を供給し
て、第2シートがボールに圧着するように第2シートリ
テーナを移動させる構造に構成し、更に、ボデーにその
外部から上記した拡径部に通ずるように設けられた通路
と第1シートリテーナ、第2シートリテーナのいずれか
一方又はその両方に設けられた通孔を通って、第1シー
トと第2シートとの間のボールと第1及び第2シートリ
テーナとの間の空間にシール剤を注入することができる
ように構成したシート部構造を設けたことを特徴とする
ボールバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024496A JPH08200524A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ボールバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024496A JPH08200524A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ボールバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200524A true JPH08200524A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12139793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7024496A Pending JPH08200524A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ボールバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200524A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009018751A1 (fr) * | 2007-08-03 | 2009-02-12 | Jinquan Qiu | Clapet à bille étanche secondaire |
| CN101907176A (zh) * | 2010-08-20 | 2010-12-08 | 铁岭阀门(集团)特种阀门有限责任公司 | 可三维调节阀体密封圈的大口径球阀 |
| CN107131318A (zh) * | 2017-06-02 | 2017-09-05 | 浙江金浦实业有限公司 | 具有自动控制密封的无摩擦球阀 |
| CN110822105A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-02-21 | 南通市电站阀门有限公司 | 一种自密封结构蝶阀 |
| CN113790284A (zh) * | 2021-11-02 | 2021-12-14 | 立强阀门有限公司 | 一种具有自动修复功能的球阀 |
| CN117537121A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-02-09 | 浙江中德自控科技股份有限公司 | 高性能v型密封球阀 |
| WO2024061186A1 (zh) * | 2022-09-19 | 2024-03-28 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 控制阀 |
| CN119687229A (zh) * | 2025-02-26 | 2025-03-25 | 埃尼斯阀门集团有限公司 | 一种大口径硬密封球阀结构及其使用方法 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7024496A patent/JPH08200524A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009018751A1 (fr) * | 2007-08-03 | 2009-02-12 | Jinquan Qiu | Clapet à bille étanche secondaire |
| CN101907176A (zh) * | 2010-08-20 | 2010-12-08 | 铁岭阀门(集团)特种阀门有限责任公司 | 可三维调节阀体密封圈的大口径球阀 |
| CN107131318A (zh) * | 2017-06-02 | 2017-09-05 | 浙江金浦实业有限公司 | 具有自动控制密封的无摩擦球阀 |
| CN110822105A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-02-21 | 南通市电站阀门有限公司 | 一种自密封结构蝶阀 |
| CN113790284A (zh) * | 2021-11-02 | 2021-12-14 | 立强阀门有限公司 | 一种具有自动修复功能的球阀 |
| WO2024061186A1 (zh) * | 2022-09-19 | 2024-03-28 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 控制阀 |
| CN117537121A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-02-09 | 浙江中德自控科技股份有限公司 | 高性能v型密封球阀 |
| CN119687229A (zh) * | 2025-02-26 | 2025-03-25 | 埃尼斯阀门集团有限公司 | 一种大口径硬密封球阀结构及其使用方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4286614A (en) | High temperature ball valve | |
| CA2982265A1 (en) | Shut-off device | |
| JPH08200524A (ja) | ボールバルブ | |
| CA1185585A (en) | Seals | |
| US20040129912A1 (en) | Control valve, in particular plug valve with sealing system | |
| DE3274897D1 (en) | Valve fitting for a fluidic system | |
| US6641110B1 (en) | Binary balance seal assembly | |
| US4410007A (en) | Soft seal installation for feed water check valve | |
| EP2183510A1 (en) | Combination relief valve and injection fitting | |
| US4898363A (en) | Butterfly and ball valves | |
| EP0587006B1 (en) | Re-energizable valve and valve seats | |
| FR2705130A1 (fr) | Organe de distribution de fluide avec siège auto-centreur. | |
| JPH08128544A (ja) | ボールバルブ | |
| US4372530A (en) | Valve and seal | |
| JPH08303616A (ja) | ボールバルブ | |
| CN221374615U (zh) | 一种能够重复开启的容器阀 | |
| CN211344094U (zh) | 单阀座双向密封结构及球阀 | |
| CN211852847U (zh) | 轴流式安全切断阀三道密封结构 | |
| JP3464546B2 (ja) | ボールバルブ | |
| JPH1113901A (ja) | 超低温用ボールバルブ | |
| RU2062931C1 (ru) | Уплотнительный узел высокого давления | |
| CA1055005A (en) | Single double backseat | |
| RU2097639C1 (ru) | Отсечной клапан | |
| US5715680A (en) | Hydraulic power booster for a brake apply system | |
| RU2779683C1 (ru) | Разрывная муфта |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071127 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081127 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081127 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091127 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |