JPH08200551A - ワイヤハーネス配索用のキャップ - Google Patents
ワイヤハーネス配索用のキャップInfo
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- JPH08200551A JPH08200551A JP7007501A JP750195A JPH08200551A JP H08200551 A JPH08200551 A JP H08200551A JP 7007501 A JP7007501 A JP 7007501A JP 750195 A JP750195 A JP 750195A JP H08200551 A JPH08200551 A JP H08200551A
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Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャップをワイヤハーネスにテープ巻きせず
に取り付ける。 【構成】 ワイヤハーネスW/Hの先端を折り曲げてテ
ープ2で止めし、環状としたワイヤハーネスの先端部5
に着脱自在に被せて車体の貫通路を通し、貫通後にワイ
ヤハーネスより取り外す樹脂製のキャップ10であっ
て、一端を閉鎖端とすると共に他端を開口端とする略砲
弾形状で、縮径した閉鎖端側を除く内周面に全体に、細
径長寸で可撓性を有する髭状突起16を多数突設し、キ
ャップ内に挿入したワイヤハーネスの外周面に上記髭状
突起の先端を撓ませて圧接させ、ワイヤハーネスをキャ
ップ内に係止する。キャップは長さ方向の軸線に沿って
2分割して、分割した両部分に閉鎖時に嵌合するロック
部17と被ロック部18とを設けてもよい。
に取り付ける。 【構成】 ワイヤハーネスW/Hの先端を折り曲げてテ
ープ2で止めし、環状としたワイヤハーネスの先端部5
に着脱自在に被せて車体の貫通路を通し、貫通後にワイ
ヤハーネスより取り外す樹脂製のキャップ10であっ
て、一端を閉鎖端とすると共に他端を開口端とする略砲
弾形状で、縮径した閉鎖端側を除く内周面に全体に、細
径長寸で可撓性を有する髭状突起16を多数突設し、キ
ャップ内に挿入したワイヤハーネスの外周面に上記髭状
突起の先端を撓ませて圧接させ、ワイヤハーネスをキャ
ップ内に係止する。キャップは長さ方向の軸線に沿って
2分割して、分割した両部分に閉鎖時に嵌合するロック
部17と被ロック部18とを設けてもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤハーネス配索用の
キャップに関し、詳しくは、自動車用のワイヤハーネス
を狭く且つ長い車体の貫通路を通して配索する必要があ
る場合、ワイヤハーネスの折り曲げた先端に被せるキャ
ップであって、該キャップを貫通時にはワイヤハーネス
より容易に抜けないようにすると共に貫通後にはワイヤ
ハーネスを強く引っ張ると抜けるようにするものであ
る。
キャップに関し、詳しくは、自動車用のワイヤハーネス
を狭く且つ長い車体の貫通路を通して配索する必要があ
る場合、ワイヤハーネスの折り曲げた先端に被せるキャ
ップであって、該キャップを貫通時にはワイヤハーネス
より容易に抜けないようにすると共に貫通後にはワイヤ
ハーネスを強く引っ張ると抜けるようにするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車にワイヤハーネスを配索する際、
図15に示すように、バックドアフレーム1の上端に設
けた貫通孔1aより下側部に設けた貫通孔1bまでピラ
ー部分の細く且つ長い貫通路1cにワイヤハーネスW/
Hを貫通させる必要がある場合が多い。このようなワイ
ヤハーネスの配索箇所では、周辺部品との干渉を防い
で、ワイヤハーネスの貫通を容易とするため、図16
(A)(B)(C)に示すように、ワイヤハーネスW/
Hの先端を折り曲げてテープ2で止め、先端に樹脂製で
砲弾形状のキャップ3を被せている。
図15に示すように、バックドアフレーム1の上端に設
けた貫通孔1aより下側部に設けた貫通孔1bまでピラ
ー部分の細く且つ長い貫通路1cにワイヤハーネスW/
Hを貫通させる必要がある場合が多い。このようなワイ
ヤハーネスの配索箇所では、周辺部品との干渉を防い
で、ワイヤハーネスの貫通を容易とするため、図16
(A)(B)(C)に示すように、ワイヤハーネスW/
Hの先端を折り曲げてテープ2で止め、先端に樹脂製で
砲弾形状のキャップ3を被せている。
【0003】即ち、ワイヤハーネスW/Hの先端にはコ
ネクタ4が取り付けられており、該コネクタ4がワイヤ
ハーネスW/Hの先端にぶら下がった状態のまま通す
と、コネクタ4が貫通路の内周壁に当たって通しにくい
と共にコネクタに損傷が発生する恐れがある。よって、
ワイヤハーネスW/Hの先端を折り曲げ、折り曲げた先
端のコネクタ4をワイヤハーネスW/Hの幹線にテープ
2Aで巻き付けて固定し、環状としたワイヤハーネスW
/Hの先端部分5にキャップ3を被せている。該キャッ
プ3は貫通時にワイヤハーネスW/Hから外れないよう
にするため、キャップ3の開口端とワイヤハーネスW/
Hとにテープ2Bを巻き付けている。
ネクタ4が取り付けられており、該コネクタ4がワイヤ
ハーネスW/Hの先端にぶら下がった状態のまま通す
と、コネクタ4が貫通路の内周壁に当たって通しにくい
と共にコネクタに損傷が発生する恐れがある。よって、
ワイヤハーネスW/Hの先端を折り曲げ、折り曲げた先
端のコネクタ4をワイヤハーネスW/Hの幹線にテープ
2Aで巻き付けて固定し、環状としたワイヤハーネスW
/Hの先端部分5にキャップ3を被せている。該キャッ
プ3は貫通時にワイヤハーネスW/Hから外れないよう
にするため、キャップ3の開口端とワイヤハーネスW/
Hとにテープ2Bを巻き付けている。
【0004】さらに、キャップ3はワイヤハーネスを挿
入しやすくするために、図17(A)(B)に示すよう
に開口端3aを広げており、そのため、該開口端側の断
面積とワイヤハーネスW/Hの挿入部分の断面積とを合
わせるために、図16(B)(C)に示すように、さら
に所要回数折り曲げてワイヤハーネスW/Hの断面積を
大とし、該折り曲げ部分にテープ2Cを巻き付けて固定
している。
入しやすくするために、図17(A)(B)に示すよう
に開口端3aを広げており、そのため、該開口端側の断
面積とワイヤハーネスW/Hの挿入部分の断面積とを合
わせるために、図16(B)(C)に示すように、さら
に所要回数折り曲げてワイヤハーネスW/Hの断面積を
大とし、該折り曲げ部分にテープ2Cを巻き付けて固定
している。
【0005】上記キャップ3は、ワイヤハーネスW/H
の先端に被せた状態で配索した後、即ち、図15に示す
バックドアでは、貫通孔1aより貫通路1cを通し、貫
通孔1bより取り出した後、テープ2Bを剥ぎ取ってワ
イヤハーネスW/Hより外し、使い捨てされている。ま
た、他のテープ2A、2Cも取り除いて、ワイヤハーネ
スW/Hを元の状態に戻し、コネクタ4を所定の位置の
コネクタと結合させている。
の先端に被せた状態で配索した後、即ち、図15に示す
バックドアでは、貫通孔1aより貫通路1cを通し、貫
通孔1bより取り出した後、テープ2Bを剥ぎ取ってワ
イヤハーネスW/Hより外し、使い捨てされている。ま
た、他のテープ2A、2Cも取り除いて、ワイヤハーネ
スW/Hを元の状態に戻し、コネクタ4を所定の位置の
コネクタと結合させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、キャッ
プ3は貫通時にワイヤハーネスW/Hから外れないよう
にするため、テープ2Bで巻き付けてワイヤハーネスに
固定する作業が必要がある一方、貫通後にはテープ2B
を剥がして、ワイヤハーネスからキャップ3を外す作業
が必要があり、作業工数が多く、かつ、手数がかかる作
業となっている。特に、キャップを外すためにテープを
剥がす作業は力のいる作業となっている。さらに、テー
プ巻き部分の増加によりテープ代のコストがアップする
と共に上記作業工数の増加による作業コストもアップす
る問題がある。
プ3は貫通時にワイヤハーネスW/Hから外れないよう
にするため、テープ2Bで巻き付けてワイヤハーネスに
固定する作業が必要がある一方、貫通後にはテープ2B
を剥がして、ワイヤハーネスからキャップ3を外す作業
が必要があり、作業工数が多く、かつ、手数がかかる作
業となっている。特に、キャップを外すためにテープを
剥がす作業は力のいる作業となっている。さらに、テー
プ巻き部分の増加によりテープ代のコストがアップする
と共に上記作業工数の増加による作業コストもアップす
る問題がある。
【0007】本発明は上記した従来の問題を解消せんと
するもので、キャップをワイヤハーネスにテープ巻きで
固定しなくても係止保持できると共に、貫通後は容易に
ワイヤハーネスより外せるような構成とし、従来必要と
されたテープ巻き固定作業およびテープ剥ぎ取り作業を
不要としたワイヤハーネス配索用のキャップを提供する
ことを目的としている。
するもので、キャップをワイヤハーネスにテープ巻きで
固定しなくても係止保持できると共に、貫通後は容易に
ワイヤハーネスより外せるような構成とし、従来必要と
されたテープ巻き固定作業およびテープ剥ぎ取り作業を
不要としたワイヤハーネス配索用のキャップを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1で、ワイヤハーネスの先端を折
り曲げてテープ止めし、環状としたワイヤハーネスの先
端部に着脱自在に被せて車体の貫通路を通し、貫通後に
ワイヤハーネスより取り外す樹脂製のキャップであっ
て、一端を閉鎖端とすると共に他端を開口端とする略砲
弾形状で、縮径した閉鎖端側を除く内周面に全体に、細
径長寸で可撓性を有する髭状突起を多数突設し、キャッ
プ内に挿入したワイヤハーネスの外周面に上記髭状突起
の先端を撓ませて圧接させることによりワイヤハーネス
をキャップ内に係止する構成としているワイヤハーネス
配索用のキャップを提供している。なお、髭状突起は環
状先端部の両側部の間の空間にも挿入して係止する。
め、本発明は、請求項1で、ワイヤハーネスの先端を折
り曲げてテープ止めし、環状としたワイヤハーネスの先
端部に着脱自在に被せて車体の貫通路を通し、貫通後に
ワイヤハーネスより取り外す樹脂製のキャップであっ
て、一端を閉鎖端とすると共に他端を開口端とする略砲
弾形状で、縮径した閉鎖端側を除く内周面に全体に、細
径長寸で可撓性を有する髭状突起を多数突設し、キャッ
プ内に挿入したワイヤハーネスの外周面に上記髭状突起
の先端を撓ませて圧接させることによりワイヤハーネス
をキャップ内に係止する構成としているワイヤハーネス
配索用のキャップを提供している。なお、髭状突起は環
状先端部の両側部の間の空間にも挿入して係止する。
【0009】請求項2では、上記キャップを長さ方向の
軸線に沿って2分割し、分割した両部分に閉鎖時に嵌合
するロック部と被ロック部とを設けているワイヤハーネ
ス配索用のキャップを提供している。上記キャップは別
体からなる分割部材で構成しても良い。その場合、同一
部材を接合して用いることが出来るように、ロック部と
被ロック部とを形成することが好ましい。請求項3で
は、上記2分割した分割部分は分割端縁の一部を薄肉ヒ
ンジを介して連結しているキャップを提供している。該
薄肉ヒンジによる連結部は、長さ方向の分割端部の一端
縁に設けてもよい。この場合には、上記ロック部と被ロ
ック部とは閉鎖端側と開口端側の両方に設けることが好
ましい。あるいは、上記薄肉ヒンジは分割した閉鎖端に
設けてもよく、この場合、上記ロック部と被ロック部は
開口端側に設ければよい。
軸線に沿って2分割し、分割した両部分に閉鎖時に嵌合
するロック部と被ロック部とを設けているワイヤハーネ
ス配索用のキャップを提供している。上記キャップは別
体からなる分割部材で構成しても良い。その場合、同一
部材を接合して用いることが出来るように、ロック部と
被ロック部とを形成することが好ましい。請求項3で
は、上記2分割した分割部分は分割端縁の一部を薄肉ヒ
ンジを介して連結しているキャップを提供している。該
薄肉ヒンジによる連結部は、長さ方向の分割端部の一端
縁に設けてもよい。この場合には、上記ロック部と被ロ
ック部とは閉鎖端側と開口端側の両方に設けることが好
ましい。あるいは、上記薄肉ヒンジは分割した閉鎖端に
設けてもよく、この場合、上記ロック部と被ロック部は
開口端側に設ければよい。
【0010】上記ロック部と被ロック部としては、種々
の態様のものが採用でき、例えば、分割端の一方よりロ
ック孔を設けたロック部を突設し、他方の分割端側の外
周面にロック孔に係止する係止突起からなる被ロック部
を突設してもよい。また、分割部分の夫々の内周面にロ
ック部と被ロック部とを設けて、キャップの外周面より
突出させないようにしても良い。
の態様のものが採用でき、例えば、分割端の一方よりロ
ック孔を設けたロック部を突設し、他方の分割端側の外
周面にロック孔に係止する係止突起からなる被ロック部
を突設してもよい。また、分割部分の夫々の内周面にロ
ック部と被ロック部とを設けて、キャップの外周面より
突出させないようにしても良い。
【0011】請求項4では、上記髭状突起は長さ及び/
または太さが異なるものを所要位置に混在させて設けて
いるワイヤハーネス配索用のキャップを提供している。
または太さが異なるものを所要位置に混在させて設けて
いるワイヤハーネス配索用のキャップを提供している。
【0012】上記髭状突起は、その太さを直径0.5m
m〜1mmとし、突出量は5mm〜10mmとし、約3
mm〜5mmの間隔をあけて突設している。また、形状
は円柱状、薄板状、円錐状、角錐状のいずれでもよい。
さらに、髭状突起の長さを大としたもの(突出高さを高
くしたもの)と短くしたものをキャップの軸線方向に交
互に設けても良いし、あるいは、開口端側より閉鎖端側
に向かって順次長さを大としていってもよい。さらにま
た、突起の長さを大としたものと短くとしたものを径方
向に対向させて設けてもよい。また、突起の長さを大と
したものは、その太さを細くして容易に撓むようにする
一方、突起の長さを短くしたものは、その太さを大とし
て容易に撓まないようにしてもよい。尚、髭状突起をキ
ャップと一体成形せずに、髭状突起を植設したシート状
物をキャップに後付けする場合などでは、髭状突起の径
を更に細く出来ると共に隙間を小さくすることが出来
る。
m〜1mmとし、突出量は5mm〜10mmとし、約3
mm〜5mmの間隔をあけて突設している。また、形状
は円柱状、薄板状、円錐状、角錐状のいずれでもよい。
さらに、髭状突起の長さを大としたもの(突出高さを高
くしたもの)と短くしたものをキャップの軸線方向に交
互に設けても良いし、あるいは、開口端側より閉鎖端側
に向かって順次長さを大としていってもよい。さらにま
た、突起の長さを大としたものと短くとしたものを径方
向に対向させて設けてもよい。また、突起の長さを大と
したものは、その太さを細くして容易に撓むようにする
一方、突起の長さを短くしたものは、その太さを大とし
て容易に撓まないようにしてもよい。尚、髭状突起をキ
ャップと一体成形せずに、髭状突起を植設したシート状
物をキャップに後付けする場合などでは、髭状突起の径
を更に細く出来ると共に隙間を小さくすることが出来
る。
【0013】
【作用】請求項1に記載のキャップでは、環状としたワ
イヤハーネスの先端をキャップに挿入する時、内部に突
出した髭状突起の先端を撓ませながら押し入れる。髭状
突起の先端は閉鎖端に向かって撓んで、ワイヤハーネス
の環状先端部の挿入を可能とする。該ワイヤハーネスの
環状先端部がキャップの閉鎖端側近傍まで押し入れられ
ると、挿入した環状先端部のワイヤハーネスの外周部の
略全体が髭状突起の撓んだ先端部に圧接され、言わば、
ワイヤハーネスの外周部が周方向から髭状突起により挟
持された状態となると共に、環状部の内部空間に髭状突
起が入り込んで、両作用によりワイヤハーネスはキャッ
プに係止される。よって、ワイヤハーネスをキャップか
ら抜き出すためには、閉鎖端側に撓んだ髭状突起を起こ
して、開口端側に撓ませてワイヤハーネスを抜き出す力
が必要となるため、ワイヤハーネスの配索時に何らかの
引き抜く力が作用しても、容易にワイヤハーネスがキャ
ップから引き抜かれることはない。一方、ワイヤハーネ
スの配索後にキャップをワイヤハーネスから取り外す時
は、キャップあるいはワイヤハーネスを取り外す方向に
強い力で引っ張ると、髭状突起を撓ませて取り外すこと
ができる。
イヤハーネスの先端をキャップに挿入する時、内部に突
出した髭状突起の先端を撓ませながら押し入れる。髭状
突起の先端は閉鎖端に向かって撓んで、ワイヤハーネス
の環状先端部の挿入を可能とする。該ワイヤハーネスの
環状先端部がキャップの閉鎖端側近傍まで押し入れられ
ると、挿入した環状先端部のワイヤハーネスの外周部の
略全体が髭状突起の撓んだ先端部に圧接され、言わば、
ワイヤハーネスの外周部が周方向から髭状突起により挟
持された状態となると共に、環状部の内部空間に髭状突
起が入り込んで、両作用によりワイヤハーネスはキャッ
プに係止される。よって、ワイヤハーネスをキャップか
ら抜き出すためには、閉鎖端側に撓んだ髭状突起を起こ
して、開口端側に撓ませてワイヤハーネスを抜き出す力
が必要となるため、ワイヤハーネスの配索時に何らかの
引き抜く力が作用しても、容易にワイヤハーネスがキャ
ップから引き抜かれることはない。一方、ワイヤハーネ
スの配索後にキャップをワイヤハーネスから取り外す時
は、キャップあるいはワイヤハーネスを取り外す方向に
強い力で引っ張ると、髭状突起を撓ませて取り外すこと
ができる。
【0014】請求項2に記載のキャップは、キャップを
軸線方向に沿って分割しているため、ワイヤハーネスの
環状先端部を挿入する時に、開口端より挿入していく必
要がないため、髭状突起を撓ませながら挿入する挿入力
を不要とできる。また、キャップをワイヤハーネスより
取り外す時も、ロックを解除して分割したキャップを開
いてワイヤハーネスを取り出すだけで良いため、取り外
し時の引き抜き力が不要となる。請求項3に記載のキャ
ップは分割した部分を薄肉ヒンジを介して一体としてい
るため、取り扱いが容易で、かつ、保管もしやすい。
軸線方向に沿って分割しているため、ワイヤハーネスの
環状先端部を挿入する時に、開口端より挿入していく必
要がないため、髭状突起を撓ませながら挿入する挿入力
を不要とできる。また、キャップをワイヤハーネスより
取り外す時も、ロックを解除して分割したキャップを開
いてワイヤハーネスを取り出すだけで良いため、取り外
し時の引き抜き力が不要となる。請求項3に記載のキャ
ップは分割した部分を薄肉ヒンジを介して一体としてい
るため、取り扱いが容易で、かつ、保管もしやすい。
【0015】請求項4に記載のキャップは、髭状突起は
長さ及び/または太さが異なるものを所要位置に混在さ
せて設けているため、髭状突起による係止力を調整する
ことができ、ワイヤハーネスの径の相違に対応できる。
即ち、ワイヤハーネスが小径の場合は長い髭状突起で係
止できる一方、ワイヤハーネスが大径の場合は短い髭状
突起で係止できる。また、例えば、開口端側の髭状突起
を細くする一方、閉鎖端側の髭状突起を太くすると、開
口端側からワイヤハーネスを容易に挿入出来ると共に挿
入後は閉鎖端側の髭状突起により強く係止できる。
長さ及び/または太さが異なるものを所要位置に混在さ
せて設けているため、髭状突起による係止力を調整する
ことができ、ワイヤハーネスの径の相違に対応できる。
即ち、ワイヤハーネスが小径の場合は長い髭状突起で係
止できる一方、ワイヤハーネスが大径の場合は短い髭状
突起で係止できる。また、例えば、開口端側の髭状突起
を細くする一方、閉鎖端側の髭状突起を太くすると、開
口端側からワイヤハーネスを容易に挿入出来ると共に挿
入後は閉鎖端側の髭状突起により強く係止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1から図6は第1実施例のキャップ10
を示し、キャップ10はナイロンから成形した剛性を有
する樹脂製である。該キャップ10は図1(A)(B)
に示すように、軸線方向に沿って上下に2分割したタイ
プである。これら上下分割部分11と12とを閉鎖した
状態では、図2(A)(B)に示すように、軸線方向に
対して垂直断面が楕円筒形状となるもので、かつ、軸線
方向の一端が縮径して閉鎖端13となり、他端が拡径し
て開口端14となる略砲弾形状としている。
に説明する。図1から図6は第1実施例のキャップ10
を示し、キャップ10はナイロンから成形した剛性を有
する樹脂製である。該キャップ10は図1(A)(B)
に示すように、軸線方向に沿って上下に2分割したタイ
プである。これら上下分割部分11と12とを閉鎖した
状態では、図2(A)(B)に示すように、軸線方向に
対して垂直断面が楕円筒形状となるもので、かつ、軸線
方向の一端が縮径して閉鎖端13となり、他端が拡径し
て開口端14となる略砲弾形状としている。
【0017】上記分割部分11と12とは、分割端の直
線部分の一端縁を薄肉ヒンジ15を介して連結して、一
体成形している。これら分割部分11、12の内周面に
は、縮径した閉鎖端13の近傍を除いて、全面にわたっ
て髭状突起16を隙間をあけて突設している。
線部分の一端縁を薄肉ヒンジ15を介して連結して、一
体成形している。これら分割部分11、12の内周面に
は、縮径した閉鎖端13の近傍を除いて、全面にわたっ
て髭状突起16を隙間をあけて突設している。
【0018】本実施例では、髭状突起16は円柱形状と
し、その突出量は図1(B)および図2(B)に示すよ
うに、分割部分11、12において夫々分割端縁に向か
って順次突出量は小さくなり、各髭状突起16の先端が
揃うように設定している。分割部分11、12の中央部
に位置する最も突出量が大きい髭状突起で、その突出量
を7mmとしている。これら髭状突起は太さを直径1m
mとし、かつ、3mmの隙間をあけている。尚、キャッ
プ10の肉厚は0.5mm、キャップの軸方向の長さは
50mm、開口端13の内径は約16mmでよって、分
割部分11と12とを閉鎖した状態で、径方向に対向し
て突出する髭状突起16の先端の間に約2mmの隙間が
あくようにしている。
し、その突出量は図1(B)および図2(B)に示すよ
うに、分割部分11、12において夫々分割端縁に向か
って順次突出量は小さくなり、各髭状突起16の先端が
揃うように設定している。分割部分11、12の中央部
に位置する最も突出量が大きい髭状突起で、その突出量
を7mmとしている。これら髭状突起は太さを直径1m
mとし、かつ、3mmの隙間をあけている。尚、キャッ
プ10の肉厚は0.5mm、キャップの軸方向の長さは
50mm、開口端13の内径は約16mmでよって、分
割部分11と12とを閉鎖した状態で、径方向に対向し
て突出する髭状突起16の先端の間に約2mmの隙間が
あくようにしている。
【0019】また、上下分割部分11と12には閉鎖時
にロックするロック部17と被ロック部18とを薄肉ヒ
ンジ15を設けていない他端分割端縁に設けている。即
ち、上分割部分11の分割端縁の開口端側にロック孔1
7aを設けたロック部17を突設する一方、下分割部分
12の対向する分割端縁にロック孔17aに挿入係止す
る被ロック部18を突設している。
にロックするロック部17と被ロック部18とを薄肉ヒ
ンジ15を設けていない他端分割端縁に設けている。即
ち、上分割部分11の分割端縁の開口端側にロック孔1
7aを設けたロック部17を突設する一方、下分割部分
12の対向する分割端縁にロック孔17aに挿入係止す
る被ロック部18を突設している。
【0020】上記キャップ10を取り付けるワイヤハー
ネスW/Hは、従来の図16(A)(B)と同様にワイ
ヤハーネスW/Hのコネクタ4を接続した先端を折り曲
げて、テープ2で止め、ワイヤハーネスW/Hの先端に
環状先端部5を設けておく。該ワイヤハーネスW/Hの
環状先端部5へのキャップ10の取付は、図3に示すよ
うに、分割部分11と12とを開いた状態で、環状先端
部5をキャップ10の下分割部分12に上方より、環状
先端部の先端点5aを閉鎖端13側に位置させて挿入
し、ついで、矢印で示すように、上分割部分11を薄肉
ヒンジ15を支点として下向きに回転させて、分割部分
11と12との分割端縁を接合してキャップ10を閉鎖
する。この閉鎖時に、被ロック部18にロック部17を
嵌合係止してロックする。
ネスW/Hは、従来の図16(A)(B)と同様にワイ
ヤハーネスW/Hのコネクタ4を接続した先端を折り曲
げて、テープ2で止め、ワイヤハーネスW/Hの先端に
環状先端部5を設けておく。該ワイヤハーネスW/Hの
環状先端部5へのキャップ10の取付は、図3に示すよ
うに、分割部分11と12とを開いた状態で、環状先端
部5をキャップ10の下分割部分12に上方より、環状
先端部の先端点5aを閉鎖端13側に位置させて挿入
し、ついで、矢印で示すように、上分割部分11を薄肉
ヒンジ15を支点として下向きに回転させて、分割部分
11と12との分割端縁を接合してキャップ10を閉鎖
する。この閉鎖時に、被ロック部18にロック部17を
嵌合係止してロックする。
【0021】ロックされた分割部分11と12との間に
挿入されたワイヤハーネスの環状先端部5に対しては、
図4(A)に示すように、分割部分11と12の内面よ
り突出する髭状突起16の先端が環状先端部5のワイヤ
ハーネスの外周面に撓んだ状態で径方向の複数箇所より
圧接する。また、図4(B)に示すように、環状先端部
5の両側部の間の隙間に髭状突起16が入り込んだ状態
となる。この両方の作用で、ワイヤハーネスの環状先端
部5は髭状突起16により係止され、キャップ10より
容易に抜き出ることが出来ないようになる。
挿入されたワイヤハーネスの環状先端部5に対しては、
図4(A)に示すように、分割部分11と12の内面よ
り突出する髭状突起16の先端が環状先端部5のワイヤ
ハーネスの外周面に撓んだ状態で径方向の複数箇所より
圧接する。また、図4(B)に示すように、環状先端部
5の両側部の間の隙間に髭状突起16が入り込んだ状態
となる。この両方の作用で、ワイヤハーネスの環状先端
部5は髭状突起16により係止され、キャップ10より
容易に抜き出ることが出来ないようになる。
【0022】上記のようにワイヤハーネスW/Hの環状
先端部にキャップ10を取り付けた状態で、前記図15
に示すように、自動車の車体に設けられた貫通路1cを
通して配索する。配索後に、ロック部17と被ロック部
18との係止を解き、分割部分11と12とを開くと、
ワイヤハーネスの先端係止部5からキャップ10を簡単
に取り外すことが出来る。
先端部にキャップ10を取り付けた状態で、前記図15
に示すように、自動車の車体に設けられた貫通路1cを
通して配索する。配索後に、ロック部17と被ロック部
18との係止を解き、分割部分11と12とを開くと、
ワイヤハーネスの先端係止部5からキャップ10を簡単
に取り外すことが出来る。
【0023】上記した方法に代えて、ワイヤハーネスの
環状先端部5をキャップ10に挿入する前に、キャップ
10の分割部分11と12とを閉じてロック部17と被
ロック部18とをロックして、砲弾形状の筒状としてお
き、この筒状としたキャップ10にワイヤハーネスの環
状先端部5を挿入することもできる。
環状先端部5をキャップ10に挿入する前に、キャップ
10の分割部分11と12とを閉じてロック部17と被
ロック部18とをロックして、砲弾形状の筒状としてお
き、この筒状としたキャップ10にワイヤハーネスの環
状先端部5を挿入することもできる。
【0024】即ち、図5(A)(B)(C)に示すよう
に、開口端13からワイヤハーネスの環状先端部5を髭
状突起16を撓ませながら矢印方向に押し込んで挿入す
る。髭状突起16の先端部は閉鎖端12方向に向かって
湾曲して撓みながら、環状先端部5の挿入を可能とす
る。図5(C)に示す挿入完了状態で、環状先端部5の
外周面には髭状突起16が径方向の対向する位置から撓
んだ状態で圧接する。即ち、前記図4(A)(B)と同
様にワイヤハーネスの環状先端部5は、その外周面に髭
状突起16が圧接すると共に、環状先端部の両側部の間
に髭状突起16が入りこんで、環状先端部5を係止す
る。
に、開口端13からワイヤハーネスの環状先端部5を髭
状突起16を撓ませながら矢印方向に押し込んで挿入す
る。髭状突起16の先端部は閉鎖端12方向に向かって
湾曲して撓みながら、環状先端部5の挿入を可能とす
る。図5(C)に示す挿入完了状態で、環状先端部5の
外周面には髭状突起16が径方向の対向する位置から撓
んだ状態で圧接する。即ち、前記図4(A)(B)と同
様にワイヤハーネスの環状先端部5は、その外周面に髭
状突起16が圧接すると共に、環状先端部の両側部の間
に髭状突起16が入りこんで、環状先端部5を係止す
る。
【0025】上記のようにキャップ10をワイヤハーネ
スW/Hの環状先端部5に取り付けた状態で車体に配索
した後、キャップ10を取り外す時、図6(A)(B)
(C)に示すように、ワイヤハーネスの環状先端部5を
矢印方向に力を入れて引く抜く。この引き抜き時に図6
(B)(C)に示すように、髭状突起16は開口端側に
撓みながら環状先端部5の引き抜きを可能とする。
スW/Hの環状先端部5に取り付けた状態で車体に配索
した後、キャップ10を取り外す時、図6(A)(B)
(C)に示すように、ワイヤハーネスの環状先端部5を
矢印方向に力を入れて引く抜く。この引き抜き時に図6
(B)(C)に示すように、髭状突起16は開口端側に
撓みながら環状先端部5の引き抜きを可能とする。
【0026】上記第1実施例は、分割部分11と12と
を分割端縁の長さ方向の一端縁に薄肉ヒンジ15を設け
て連結した構成としているが、図7の変形例に示すよう
に、閉鎖端13側で薄肉ヒンジ15を介して連結した構
成としても良い。
を分割端縁の長さ方向の一端縁に薄肉ヒンジ15を設け
て連結した構成としているが、図7の変形例に示すよう
に、閉鎖端13側で薄肉ヒンジ15を介して連結した構
成としても良い。
【0027】図8は第2実施例のキャップを示し、該キ
ャップ10を分割せずに一体型として成形し、その内周
面に髭状突起16を設けている。該キャップ10は、例
えば、外周面に突起を有するチューブを中子として用
い、成形時に中子の内部に圧力をかけた状態で金型との
間で髭状突起16を有するキャップ10を成形し、成形
後に中子に充填した圧力と解き中子を収縮して引き出す
ことにより成形することが出来る。
ャップ10を分割せずに一体型として成形し、その内周
面に髭状突起16を設けている。該キャップ10は、例
えば、外周面に突起を有するチューブを中子として用
い、成形時に中子の内部に圧力をかけた状態で金型との
間で髭状突起16を有するキャップ10を成形し、成形
後に中子に充填した圧力と解き中子を収縮して引き出す
ことにより成形することが出来る。
【0028】上記一体型のキャップ10に対するワイヤ
ハーネスの環状先端部5の挿入は前記図5と同様であ
り、引き抜きは前記図6と同様であるため、説明を省略
する。
ハーネスの環状先端部5の挿入は前記図5と同様であ
り、引き抜きは前記図6と同様であるため、説明を省略
する。
【0029】図9(A)(B)は第3実施例のキャップ
を示し、髭状突起16の形状および配列を代えている。
尚、キャップ自体は第1実施例の分割タイプおよび第2
実施例の一体型タイプのいずれにも適用できる。即ち、
第3実施例のキャップ10では髭状突起16を円錐形状
とし、かつ、図9(A)に示すように、同一突出量の髭
状突起16を長さ方向にずらして突設し、径方向に髭状
突起16が対向して突出しないようにしている。さら
に、図9(B)に示すように、径方向にもずらして突設
している。このように、髭状突起16をずらせて設ける
と、髭状突起16が太くて撓みにくくしても、大径のワ
イヤハーネスを容易に挿入することができる。
を示し、髭状突起16の形状および配列を代えている。
尚、キャップ自体は第1実施例の分割タイプおよび第2
実施例の一体型タイプのいずれにも適用できる。即ち、
第3実施例のキャップ10では髭状突起16を円錐形状
とし、かつ、図9(A)に示すように、同一突出量の髭
状突起16を長さ方向にずらして突設し、径方向に髭状
突起16が対向して突出しないようにしている。さら
に、図9(B)に示すように、径方向にもずらして突設
している。このように、髭状突起16をずらせて設ける
と、髭状突起16が太くて撓みにくくしても、大径のワ
イヤハーネスを容易に挿入することができる。
【0030】図10(A)(B)は第4実施例のキャッ
プを示し、髭状突起16は四角錐形状とし、かつ、突出
量が大きい長突起16Aと突出量が小さい短突起16B
を設け、長さ方向の同一線上に長突起16Aと短突起1
6Bとを交互に設け、径方向において、短突起16Bと
長突起16Aとが対向して突出するようにしている。
プを示し、髭状突起16は四角錐形状とし、かつ、突出
量が大きい長突起16Aと突出量が小さい短突起16B
を設け、長さ方向の同一線上に長突起16Aと短突起1
6Bとを交互に設け、径方向において、短突起16Bと
長突起16Aとが対向して突出するようにしている。
【0031】上記第4実施例のキャップ10では大径の
ワイヤハーネスは長突起16Aを大きく撓ませた状態で
短突起16Bの先端が圧接して係止出来る。一方、小径
のワイヤハーネスでは長突起16Aの先端が少し撓まん
で圧接して係止できる。このように、長突起16Aと短
突起16Bとを設けると、径の相違するワイヤハーネス
に対応させることができる。
ワイヤハーネスは長突起16Aを大きく撓ませた状態で
短突起16Bの先端が圧接して係止出来る。一方、小径
のワイヤハーネスでは長突起16Aの先端が少し撓まん
で圧接して係止できる。このように、長突起16Aと短
突起16Bとを設けると、径の相違するワイヤハーネス
に対応させることができる。
【0032】図11は第5実施例のキャップを示し、キ
ャップ10の開口端14側から閉鎖端13に向かって髭
状突起の突出量を次第に長くしている。このように開口
端14側の髭状突起16の突出量を短くすると、図5に
示すように、ワイヤハーネスの挿入する場合、初期の挿
入力を低減でき、容易にキャップ内に入れることが出来
る。一方、挿入完了後は閉鎖端側の長い髭状突起16に
より強く係止できる。
ャップ10の開口端14側から閉鎖端13に向かって髭
状突起の突出量を次第に長くしている。このように開口
端14側の髭状突起16の突出量を短くすると、図5に
示すように、ワイヤハーネスの挿入する場合、初期の挿
入力を低減でき、容易にキャップ内に入れることが出来
る。一方、挿入完了後は閉鎖端側の長い髭状突起16に
より強く係止できる。
【0033】図12(A)(B)(C)は第6実施例の
キャップ10を示し、キャップ10は軸線方向に完全に
2分割して別体としており、かつ、別体とした分割部材
として同一部材を用いることが出来るようにロック機構
を設けている。即ち、図12(A)に示すように、キャ
ップを2分割した形状の分割部材20を設け、該分割部
材20の長さ方向が直線状である部分の閉鎖端側と開口
端側の両方に、その略半円形状の内周面の分割端縁に、
内部より上面位置まで膨出する係止部21、22を夫々
対向して設けている。一方の分割端縁に位置する係止部
21には図12(B)に示すように、ロックピン23を
突設してロック部24とする一方、他方の分割端縁に位
置する係止部22にはロックピン23が圧入するロック
孔25を設けて被ロック部26を設けている。かつ、同
一側の一方の分割端縁では、閉鎖端側にロック部24、
開口端側に被ロック部26を設け、他方の分割端縁では
閉鎖端側に被ロック部26、開口端側にロック部24を
設けている。
キャップ10を示し、キャップ10は軸線方向に完全に
2分割して別体としており、かつ、別体とした分割部材
として同一部材を用いることが出来るようにロック機構
を設けている。即ち、図12(A)に示すように、キャ
ップを2分割した形状の分割部材20を設け、該分割部
材20の長さ方向が直線状である部分の閉鎖端側と開口
端側の両方に、その略半円形状の内周面の分割端縁に、
内部より上面位置まで膨出する係止部21、22を夫々
対向して設けている。一方の分割端縁に位置する係止部
21には図12(B)に示すように、ロックピン23を
突設してロック部24とする一方、他方の分割端縁に位
置する係止部22にはロックピン23が圧入するロック
孔25を設けて被ロック部26を設けている。かつ、同
一側の一方の分割端縁では、閉鎖端側にロック部24、
開口端側に被ロック部26を設け、他方の分割端縁では
閉鎖端側に被ロック部26、開口端側にロック部24を
設けている。
【0034】上記のようにロック機構を設けると、同一
分割部材20を用いて、上下に接合すると、対向する位
置にロック部24と被ロック部26とが位置し、同一部
材を上下分割部材として用いることができる。また、ロ
ック機構はキャップの内周面に位置して外部へ突出しな
いため、ワイヤハーネス配索時にキャップの外周面より
突出したロック部が外部部材に干渉することが防止でき
る。
分割部材20を用いて、上下に接合すると、対向する位
置にロック部24と被ロック部26とが位置し、同一部
材を上下分割部材として用いることができる。また、ロ
ック機構はキャップの内周面に位置して外部へ突出しな
いため、ワイヤハーネス配索時にキャップの外周面より
突出したロック部が外部部材に干渉することが防止でき
る。
【0035】図13(A)(B)(C)は第6実施例の
変形例を示し、直線部分の閉鎖端側の分割端縁にロック
部と被ロック部とを設ける代わりに、閉鎖端側の先端点
に図13(B)に示す係止部30を設けている。該係止
部30はロック孔30aと該ロック孔30aに圧入する
ロック突起30bを並設しいる。キャップ10の開口端
側は図12の第6実施例と同様に、一方の分割端縁にロ
ック部24、他方の分割端縁に被ロック部26を設けて
いる。
変形例を示し、直線部分の閉鎖端側の分割端縁にロック
部と被ロック部とを設ける代わりに、閉鎖端側の先端点
に図13(B)に示す係止部30を設けている。該係止
部30はロック孔30aと該ロック孔30aに圧入する
ロック突起30bを並設しいる。キャップ10の開口端
側は図12の第6実施例と同様に、一方の分割端縁にロ
ック部24、他方の分割端縁に被ロック部26を設けて
いる。
【0036】上記図13の形状とした場合も、同一の分
割部材20を上下分割部材として用いて、ロックするこ
とができる。即ち、閉鎖端先端の係止部30では図13
(C)に示すように、互いにロック孔30aにロック突
起30bが圧入して係止する。このように、閉鎖端の先
端をロックすると、圧接面積が増大して係止力を大とで
き、キャップの先端を確実に閉鎖できる。
割部材20を上下分割部材として用いて、ロックするこ
とができる。即ち、閉鎖端先端の係止部30では図13
(C)に示すように、互いにロック孔30aにロック突
起30bが圧入して係止する。このように、閉鎖端の先
端をロックすると、圧接面積が増大して係止力を大とで
き、キャップの先端を確実に閉鎖できる。
【0037】図14(A)(B)(C)(D)は第7実
施例のキャップを示し、該キャップ10では分割端縁の
長さ方向の略中央部に、径方向に対向して一対のロック
機構32を設けている。なお、図14(B)では髭状突
起16を一部省略してロック機構を示している。該キャ
ップでは、図14(C)に示すように、分割部材20の
一方の分割端縁の内周面よりロック孔33aを有するロ
ック部33を周方向に突設する一方、他方の分割端縁の
内面より上記ロック孔33aに嵌合する被ロック部34
を突設している。よって、同一部材からなる分割部材2
0を上下に接合すると、図14(D)に示すように、分
割端縁の一方側では、下側の分割部材20のロック部3
3が上側の分割部材20の被ロック部34と係止し、他
方側では下側の被ロック部34に上側のロック部33が
係止する。この第7実施例においても、ロック機構がキ
ャップの内周面に位置し、外周面より突出しないため、
外部部材と干渉しない利点がある。
施例のキャップを示し、該キャップ10では分割端縁の
長さ方向の略中央部に、径方向に対向して一対のロック
機構32を設けている。なお、図14(B)では髭状突
起16を一部省略してロック機構を示している。該キャ
ップでは、図14(C)に示すように、分割部材20の
一方の分割端縁の内周面よりロック孔33aを有するロ
ック部33を周方向に突設する一方、他方の分割端縁の
内面より上記ロック孔33aに嵌合する被ロック部34
を突設している。よって、同一部材からなる分割部材2
0を上下に接合すると、図14(D)に示すように、分
割端縁の一方側では、下側の分割部材20のロック部3
3が上側の分割部材20の被ロック部34と係止し、他
方側では下側の被ロック部34に上側のロック部33が
係止する。この第7実施例においても、ロック機構がキ
ャップの内周面に位置し、外周面より突出しないため、
外部部材と干渉しない利点がある。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1のキャップでは、キャップ内に挿入したワイ
ヤハーネスの環状先端部は髭状突起により径方向の複数
方向より圧接させ、髭状突起で挟持された状態となると
共に、環状先端部の両側部の間に髭状突起が入り込んだ
状態となり、これら両方の髭状突起の作用で、キャップ
内に挿入したワイヤハーネスの環状先端部は強固に係止
され、キャップの開口端よりワイヤハーネスが容易に抜
け出ることはない。一方、ワイヤハーネスを配索した
後、キャップを取り外す際は、ワイヤハーネスあるいは
キャップを互いに外す方向に強く引っ張ると、髭状突起
を撓ませてキャップをワイヤハーネスから取り外すこと
ができる。
の請求項1のキャップでは、キャップ内に挿入したワイ
ヤハーネスの環状先端部は髭状突起により径方向の複数
方向より圧接させ、髭状突起で挟持された状態となると
共に、環状先端部の両側部の間に髭状突起が入り込んだ
状態となり、これら両方の髭状突起の作用で、キャップ
内に挿入したワイヤハーネスの環状先端部は強固に係止
され、キャップの開口端よりワイヤハーネスが容易に抜
け出ることはない。一方、ワイヤハーネスを配索した
後、キャップを取り外す際は、ワイヤハーネスあるいは
キャップを互いに外す方向に強く引っ張ると、髭状突起
を撓ませてキャップをワイヤハーネスから取り外すこと
ができる。
【0039】よって、従来必要とされたキャップとワイ
ヤハーネスとを固定するためのテープ巻きを不要とでき
るため、キャップの取付作業が簡単となり、また、キャ
ップを取り外す時もテープを引き千切る必要がないた
め、キャップ取り外し作業も簡単となる。かつ、テープ
の使用量も低減でき、作業工数の低減と併せてコスト低
下を図ることができる。さらに、ワイヤハーネスから取
り外したキャップには従来のように引き千切ったテープ
の残りが付着していることはないため、再利用すること
も可能である。
ヤハーネスとを固定するためのテープ巻きを不要とでき
るため、キャップの取付作業が簡単となり、また、キャ
ップを取り外す時もテープを引き千切る必要がないた
め、キャップ取り外し作業も簡単となる。かつ、テープ
の使用量も低減でき、作業工数の低減と併せてコスト低
下を図ることができる。さらに、ワイヤハーネスから取
り外したキャップには従来のように引き千切ったテープ
の残りが付着していることはないため、再利用すること
も可能である。
【0040】また、請求項2のキャップでは、分割タイ
プとしているため、髭状突起をキャップを簡単に一体成
形して設けることができる。また、キャップを分割した
状態でワイヤハーネスの環状先端部を挿入すると、開口
端から挿入する必要はなく、下方の分割部分あるいは分
割部材に上方から挿入した後、上方の分割部分あるいは
分割部材を接合させてキャップを閉じると、キャップ内
にワイヤハーネスの環状先端部を容易に挿入できる。ま
た、取り外し時も、キャップの分割部分を開くと簡単に
取り外すことができる。
プとしているため、髭状突起をキャップを簡単に一体成
形して設けることができる。また、キャップを分割した
状態でワイヤハーネスの環状先端部を挿入すると、開口
端から挿入する必要はなく、下方の分割部分あるいは分
割部材に上方から挿入した後、上方の分割部分あるいは
分割部材を接合させてキャップを閉じると、キャップ内
にワイヤハーネスの環状先端部を容易に挿入できる。ま
た、取り外し時も、キャップの分割部分を開くと簡単に
取り外すことができる。
【0041】また、請求項3のキャップでは、分割部分
を薄肉ヒンジを介して連結しているため、キャップを一
部材で構成することができ、取り扱いが簡単となる。
を薄肉ヒンジを介して連結しているため、キャップを一
部材で構成することができ、取り扱いが簡単となる。
【0042】請求項4のキャップでは髭状突起の長さを
調節することにより、挿入するワイヤハーネスの環状先
端部に対する係止力を調節することが出来ると共に、ワ
イヤハーネスの径の相違にも対応することができる。
調節することにより、挿入するワイヤハーネスの環状先
端部に対する係止力を調節することが出来ると共に、ワ
イヤハーネスの径の相違にも対応することができる。
【図1】 本発明の第1実施例のキャップを開いた状態
で示し、(A)は全体斜視図、(B)は一部拡大斜視図
である。
で示し、(A)は全体斜視図、(B)は一部拡大斜視図
である。
【図2】 第1実施例のキャップを閉じた状態で示し、
(A)は全体斜視図、(B)は垂直断面図である。
(A)は全体斜視図、(B)は垂直断面図である。
【図3】 第1実施例のキャップにワイヤハーネスを挿
入する方法を示す斜視図である。
入する方法を示す斜視図である。
【図4】 第1実施例のキャップにワイヤハーネスを挿
入した状態を示し、(A)は長さ方向の垂直断面図、
(B)は水平断面図である。
入した状態を示し、(A)は長さ方向の垂直断面図、
(B)は水平断面図である。
【図5】 (A)(B)(C)は第1実施例のキャップ
へのワイヤハーネスの他の挿入方法を示す断面図であ
る。
へのワイヤハーネスの他の挿入方法を示す断面図であ
る。
【図6】 (A)(B)(C)は第1実施例のキャップ
からワイヤハーネスを取り外す方法を示す断面図であ
る。
からワイヤハーネスを取り外す方法を示す断面図であ
る。
【図7】 第1実施例の変形例のキャップを示す平面図
である。
である。
【図8】 第2実施例のキャップの斜視図である。
【図9】 (A)(B)は第3実施例のキャップの断面
図である。
図である。
【図10】 (A)(B)は第4実施例のキャップの断
面図である。
面図である。
【図11】 第5実施例のキャップの断面図である。
【図12】 (A)は第6実施例のキャップを構成する
分割部材の斜視図、(B)はロック部の概略斜視図、
(C)は被ロック部の概略斜視図である。
分割部材の斜視図、(B)はロック部の概略斜視図、
(C)は被ロック部の概略斜視図である。
【図13】 第6実施例の変形例のキャップを示し、
(A)は分割部材の斜視図、(B)は(A)のA−A線
断面図、(C)は(B)の係止部の上下係止状態を示す
図面である。
(A)は分割部材の斜視図、(B)は(A)のA−A線
断面図、(C)は(B)の係止部の上下係止状態を示す
図面である。
【図14】 第7実施例のキャップを示し、(A)は全
体斜視図、(B)はロック部を示す断面図、(C)はロ
ック部を示す部分断面図、(D)はロック状態を示す部
分断面図である。
体斜視図、(B)はロック部を示す断面図、(C)はロ
ック部を示す部分断面図、(D)はロック状態を示す部
分断面図である。
【図15】 ワイヤハーネスの折り曲げた環状先端部を
キャップを取り付けて配索する箇所を示す図面である。
キャップを取り付けて配索する箇所を示す図面である。
【図16】 (A)(B)(C)は従来のキャップを取
り付けるワイヤハーネスの作業工程を示す斜視図であ
る。
り付けるワイヤハーネスの作業工程を示す斜視図であ
る。
【図17】 (A)は従来のキャップの斜視図、(B)
は(A)のB−B断面図である。
は(A)のB−B断面図である。
2 テープ 4 コネクタ 5 環状先端部 10 キャップ 11、12 分割部分 13 閉鎖端 14 開口端 15 薄肉ヒンジ 16 髭状突起 17 ロック部 18 被ロック部 20 分割部材 W/H ワイヤハーネス
Claims (4)
- 【請求項1】 ワイヤハーネスの先端を折り曲げてテー
プ止めし、環状としたワイヤハーネスの先端部に着脱自
在に被せて車体の貫通路に通し、貫通後にワイヤハーネ
スより取り外す樹脂製のキャップであって、 一端を閉鎖端とすると共に他端を開口端とする略砲弾形
状で、縮径した閉鎖端側を除く内周面に全体に、細径長
寸で可撓性を有する髭状突起を多数突設し、キャップ内
に挿入したワイヤハーネスの外周面に上記髭状突起の先
端を撓ませて圧接させ、ワイヤハーネスをキャップ内に
係止する構成としているワイヤハーネス配索用のキャッ
プ。 - 【請求項2】 上記キャップは長さ方向の軸線に沿って
2分割し、分割した両部分に閉鎖時に嵌合するロック部
と被ロック部とを設けている請求項1に記載のワイヤハ
ーネス配索用のキャップ。 - 【請求項3】 上記2分割した分割部分は分割端縁の一
部を薄肉ヒンジを介して連結している請求項2に記載の
ワイヤハーネス配索用のキャップ。 - 【請求項4】 上記髭状突起は長さ及び/または太さが
異なるものを所要位置に混在させて設けている請求項1
乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス配
索用のキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7007501A JPH08200551A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ワイヤハーネス配索用のキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7007501A JPH08200551A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ワイヤハーネス配索用のキャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200551A true JPH08200551A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11667536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7007501A Withdrawn JPH08200551A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ワイヤハーネス配索用のキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200551A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004257558A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-16 | Itw Automotive Products Gmbh & Co Kg | 保持部材 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7007501A patent/JPH08200551A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004257558A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-16 | Itw Automotive Products Gmbh & Co Kg | 保持部材 |
| US7658350B2 (en) | 2003-02-18 | 2010-02-09 | Itw Automotive Products Gmbh & Co Kg | Retaining member |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |