JPH08200654A - 廃棄物焼却炉 - Google Patents
廃棄物焼却炉Info
- Publication number
- JPH08200654A JPH08200654A JP868295A JP868295A JPH08200654A JP H08200654 A JPH08200654 A JP H08200654A JP 868295 A JP868295 A JP 868295A JP 868295 A JP868295 A JP 868295A JP H08200654 A JPH08200654 A JP H08200654A
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- JP
- Japan
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- steam
- temperature
- heat transfer
- boiler
- power generation
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Abstract
(57)【要約】
【構成】廃棄物焼却炉1を構成する炉壁7内部に蒸気配
管12を埋設し、廃棄物焼却炉1の燃焼ガス10出口部
に設けられたボイラ11によって発生した300℃以下
の蒸気を蒸気配管12に導入することによって、300
℃を越える高温蒸気を得られるようにした。 【効果】伝熱管の腐食を促進させずに高温蒸気を得られ
る廃棄物焼却炉を提供でき、ごみ発電システムの発電効
率を高めることができる。
管12を埋設し、廃棄物焼却炉1の燃焼ガス10出口部
に設けられたボイラ11によって発生した300℃以下
の蒸気を蒸気配管12に導入することによって、300
℃を越える高温蒸気を得られるようにした。 【効果】伝熱管の腐食を促進させずに高温蒸気を得られ
る廃棄物焼却炉を提供でき、ごみ発電システムの発電効
率を高めることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可燃性廃棄物(以下、
単に廃棄物と呼ぶ)を燃焼させる廃棄物焼却炉に係り、
特に、焼却炉の熱を蒸気発生に利用するシステム、例え
ば、廃棄物発電システムに使用するに好適な廃棄物焼却
炉に関する。
単に廃棄物と呼ぶ)を燃焼させる廃棄物焼却炉に係り、
特に、焼却炉の熱を蒸気発生に利用するシステム、例え
ば、廃棄物発電システムに使用するに好適な廃棄物焼却
炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物焼却炉の熱を利用して発生
させた蒸気で蒸気タービンを駆動し発電するシステム、
すなわち、廃棄物発電システムでは、焼却炉の燃焼ガス
出口部に設けたボイラによって蒸気を発生させていた
(講演資料「ごみ焼却設備の高温腐食対策とごみ発電の
最新動向」におけるI.ごみ焼却発電の現状と今後の課
題:KNOWHOW SUPPORT CENTER 発行、P.I−6(平成5
年12月15日)参照)。しかも、ボイラ伝熱管が腐食
性ガスを含む燃焼ガスと接触すると320℃を越える温
度で高温腐食を起こすため、発生蒸気は300℃以下の
低い温度に抑えられていた。この結果、廃棄物発電シス
テムの発電効率は、高々15%程度の低い値にとどまっ
ていた。
させた蒸気で蒸気タービンを駆動し発電するシステム、
すなわち、廃棄物発電システムでは、焼却炉の燃焼ガス
出口部に設けたボイラによって蒸気を発生させていた
(講演資料「ごみ焼却設備の高温腐食対策とごみ発電の
最新動向」におけるI.ごみ焼却発電の現状と今後の課
題:KNOWHOW SUPPORT CENTER 発行、P.I−6(平成5
年12月15日)参照)。しかも、ボイラ伝熱管が腐食
性ガスを含む燃焼ガスと接触すると320℃を越える温
度で高温腐食を起こすため、発生蒸気は300℃以下の
低い温度に抑えられていた。この結果、廃棄物発電シス
テムの発電効率は、高々15%程度の低い値にとどまっ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】廃棄物発電システムの
発電効率を高める最も効果的な手段は、蒸気タービン入
口の蒸気温度を高めることである。言い替えれば、いか
に伝熱管の腐食を促進させずに高温蒸気を取り出すかと
いう課題を解決する必要がある。
発電効率を高める最も効果的な手段は、蒸気タービン入
口の蒸気温度を高めることである。言い替えれば、いか
に伝熱管の腐食を促進させずに高温蒸気を取り出すかと
いう課題を解決する必要がある。
【0004】本発明の目的は、伝熱管の腐食を促進させ
ずに高温蒸気を得られる廃棄物焼却炉を提供することに
ある。
ずに高温蒸気を得られる廃棄物焼却炉を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】廃棄物焼却炉は耐火レン
ガで構成され、焼却炉内と炉外とを断熱する構造となっ
ており、燃焼ガス温度は、焼却炉の寿命を考慮して、通
常の燃焼ガスは比較的低い温度である800〜900℃
程度に抑えられている。
ガで構成され、焼却炉内と炉外とを断熱する構造となっ
ており、燃焼ガス温度は、焼却炉の寿命を考慮して、通
常の燃焼ガスは比較的低い温度である800〜900℃
程度に抑えられている。
【0006】このことは同時に焼却炉の内壁温度が80
0〜900℃であることも意味している。すなわち、3
00℃を越える温度の耐火レンガ内に蒸気流路となる伝
熱管を埋め込むか、高温の耐火レンガと伝熱管とを良好
な伝熱状態となるように接触させることによって、腐食
性ガスを含む燃焼ガスと伝熱管との直接接触なしに30
0℃以上の高温蒸気を得ることが可能となる。
0〜900℃であることも意味している。すなわち、3
00℃を越える温度の耐火レンガ内に蒸気流路となる伝
熱管を埋め込むか、高温の耐火レンガと伝熱管とを良好
な伝熱状態となるように接触させることによって、腐食
性ガスを含む燃焼ガスと伝熱管との直接接触なしに30
0℃以上の高温蒸気を得ることが可能となる。
【0007】本発明の廃棄物焼却炉は、焼却炉を構成す
る炉壁内部に蒸気配管を設けた構成とする。
る炉壁内部に蒸気配管を設けた構成とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、伝熱管は耐火レンガによ
って囲まれた状態で熱交換を行うことができるので、腐
食性ガスを含む燃焼ガスと伝熱管との直接接触なしに、
すなわち、高温腐食を促進させることなく300℃以上
の高温蒸気を得ることができる。その結果、より高温の
蒸気を蒸気タービンに供給でき、発電効率を高めること
ができる。
って囲まれた状態で熱交換を行うことができるので、腐
食性ガスを含む燃焼ガスと伝熱管との直接接触なしに、
すなわち、高温腐食を促進させることなく300℃以上
の高温蒸気を得ることができる。その結果、より高温の
蒸気を蒸気タービンに供給でき、発電効率を高めること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明である廃棄
物焼却炉の実施例について、ストーカ炉形式を例に取り
説明する。
物焼却炉の実施例について、ストーカ炉形式を例に取り
説明する。
【0010】図1は、ごみ発電システムにおける廃棄物
焼却炉の一実施例を示す断面図である。廃棄物焼却炉1
は図1の破線で囲まれた部分であり、ごみ投入ホッパ2
と,ごみ投入ホッパ2の底部に階段状に設けられた乾燥
ストーカ3,燃焼ストーカ4,後燃焼ストーカ5と,こ
れらストーカの上方部に燃焼空間6を形成する炉壁7と
から構成される。また、押込みファン8を介して空気供
給管9が各ストーカへ接続されている。
焼却炉の一実施例を示す断面図である。廃棄物焼却炉1
は図1の破線で囲まれた部分であり、ごみ投入ホッパ2
と,ごみ投入ホッパ2の底部に階段状に設けられた乾燥
ストーカ3,燃焼ストーカ4,後燃焼ストーカ5と,こ
れらストーカの上方部に燃焼空間6を形成する炉壁7と
から構成される。また、押込みファン8を介して空気供
給管9が各ストーカへ接続されている。
【0011】蒸気系統の構成については、燃焼ガス10
が排出される廃棄物焼却炉1の出口部にボイラ11が設
置され、ボイラ11からは蒸気配管12が炉壁7の内部
を貫通したのち高圧蒸気だめ13へと接続されている。
高圧蒸気だめ13は高圧蒸気配管14によって、発電機
15とカップリングされた蒸気タービン16に接続され
ている。蒸気タービン16からは低圧蒸気配管17が復
水器18に接続され、復水器18からは水配管19がボ
イラ11へ接続されている。
が排出される廃棄物焼却炉1の出口部にボイラ11が設
置され、ボイラ11からは蒸気配管12が炉壁7の内部
を貫通したのち高圧蒸気だめ13へと接続されている。
高圧蒸気だめ13は高圧蒸気配管14によって、発電機
15とカップリングされた蒸気タービン16に接続され
ている。蒸気タービン16からは低圧蒸気配管17が復
水器18に接続され、復水器18からは水配管19がボ
イラ11へ接続されている。
【0012】次に本実施例の動作について説明する。
【0013】ごみ投入ホッパ2に投入されたごみ20
は、乾燥ストーカ3,燃焼ストーカ4,後燃焼ストーカ
5の順に移送されながら押込みファン8によって空気供
給管9から各ストーカへ供給された空気により燃焼され
る。燃焼ガス10は炉壁7によって形成された燃焼空間
6を通り、炉壁7の出口部に設置されたボイラ11に熱
を与える。ボイラ11で発生させる蒸気は、ボイラ伝熱
管における高温腐食速度があまり大きくならない300
℃以下の温度に保持される。300℃以下の蒸気は、3
00℃を越える温度の炉壁7の内部を貫通するように設
けられた蒸気配管12を流通することにより、400℃
程度に昇温される。400℃程度に昇温された蒸気は高
圧蒸気だめ13に送られたのち、高圧蒸気配管14を経
由して蒸気タービン16に供給され、蒸気タービン16
を駆動し発電機15を回す。蒸気タービン16で動力を
回収したのちの蒸気は、低圧蒸気配管17によって復水
器18に導かれ、凝縮水となる。凝縮水は水配管19に
よってボイラ11へ返送され、再び蒸気として利用され
る。
は、乾燥ストーカ3,燃焼ストーカ4,後燃焼ストーカ
5の順に移送されながら押込みファン8によって空気供
給管9から各ストーカへ供給された空気により燃焼され
る。燃焼ガス10は炉壁7によって形成された燃焼空間
6を通り、炉壁7の出口部に設置されたボイラ11に熱
を与える。ボイラ11で発生させる蒸気は、ボイラ伝熱
管における高温腐食速度があまり大きくならない300
℃以下の温度に保持される。300℃以下の蒸気は、3
00℃を越える温度の炉壁7の内部を貫通するように設
けられた蒸気配管12を流通することにより、400℃
程度に昇温される。400℃程度に昇温された蒸気は高
圧蒸気だめ13に送られたのち、高圧蒸気配管14を経
由して蒸気タービン16に供給され、蒸気タービン16
を駆動し発電機15を回す。蒸気タービン16で動力を
回収したのちの蒸気は、低圧蒸気配管17によって復水
器18に導かれ、凝縮水となる。凝縮水は水配管19に
よってボイラ11へ返送され、再び蒸気として利用され
る。
【0014】本実施例によれば、蒸気による熱回収によ
って焼却炉の炉壁温度を低下させることができるので、
寿命の長い廃棄物焼却炉を提供できる。
って焼却炉の炉壁温度を低下させることができるので、
寿命の長い廃棄物焼却炉を提供できる。
【0015】図2は本発明の廃棄物焼却炉の縦方向断面
図であり、図3は耐火レンガの構造例である。
図であり、図3は耐火レンガの構造例である。
【0016】図2は蒸気配管12が炉壁7の内部を貫通
して設けられた状態を示している。炉壁7を構成する耐
火レンガ21には、図3に示したように、蒸気配管12
が貫通するためのスペース22が設けられている。スペ
ース22は耐火レンガ21を組み合わせた場合に形成さ
れる。スペース22に蒸気配管12を敷設したのちに形
成される耐火レンガ21と蒸気配管12との間隙には、
伝熱促進剤23例えば金属粉とセメントとの混合物が充
填される。これらの構成によって、蒸気配管12内を流
れる蒸気は高温の耐火レンガ21を介して燃焼ガス10
より熱を与えられて300℃以上の温度に昇温される。
して設けられた状態を示している。炉壁7を構成する耐
火レンガ21には、図3に示したように、蒸気配管12
が貫通するためのスペース22が設けられている。スペ
ース22は耐火レンガ21を組み合わせた場合に形成さ
れる。スペース22に蒸気配管12を敷設したのちに形
成される耐火レンガ21と蒸気配管12との間隙には、
伝熱促進剤23例えば金属粉とセメントとの混合物が充
填される。これらの構成によって、蒸気配管12内を流
れる蒸気は高温の耐火レンガ21を介して燃焼ガス10
より熱を与えられて300℃以上の温度に昇温される。
【0017】本実施例によれば、耐火レンガと耐火レン
ガのあいだに金属粉とセメントとの混合物を充填したの
で、廃棄物焼却炉を構成する耐火レンガの補強ができ
る。
ガのあいだに金属粉とセメントとの混合物を充填したの
で、廃棄物焼却炉を構成する耐火レンガの補強ができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によって、伝熱管の腐食を促進さ
せずに高温蒸気を得られる廃棄物焼却炉を提供すること
ができる。
せずに高温蒸気を得られる廃棄物焼却炉を提供すること
ができる。
【図1】ごみ発電システムにおける本発明の廃棄物焼却
炉の一実施例を示す断面図。
炉の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す廃棄物焼却炉の断面
図。
図。
【図3】本発明の一実施例を示す廃棄物焼却炉における
耐火レンガの構造の説明図。
耐火レンガの構造の説明図。
1…廃棄物焼却炉、2…ごみ投入ホッパ、6…燃焼空
間、7…炉壁、10…燃焼ガス、11…ボイラ、12…
蒸気配管、13…高圧蒸気だめ、15…発電機、16…
蒸気タービン、18…復水器。
間、7…炉壁、10…燃焼ガス、11…ボイラ、12…
蒸気配管、13…高圧蒸気だめ、15…発電機、16…
蒸気タービン、18…復水器。
Claims (3)
- 【請求項1】廃棄物を燃焼させる焼却炉において、前記
焼却炉を構成する炉壁内部に蒸気配管を設けたことを特
徴とする廃棄物焼却炉。 - 【請求項2】請求項1において、前記蒸気配管の外面に
伝熱促進剤を塗布した廃棄物焼却炉。 - 【請求項3】請求項2において、前記伝熱促進剤は金属
粉とセメントとの混合物である廃棄物焼却炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP868295A JPH08200654A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 廃棄物焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP868295A JPH08200654A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 廃棄物焼却炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200654A true JPH08200654A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11699702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP868295A Pending JPH08200654A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 廃棄物焼却炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200654A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113251427A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-13 | 上海康恒环境股份有限公司 | 一种垃圾焚烧锅炉受热面防腐布置结构和布置方法 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP868295A patent/JPH08200654A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113251427A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-13 | 上海康恒环境股份有限公司 | 一种垃圾焚烧锅炉受热面防腐布置结构和布置方法 |
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